ピンチをチャンスに 不幸体質から抜けだした人がした4つのこと
不倫を2年ほど続けている知人女性がいます。切ない気持ちや罪悪感などの“恋愛語り”がはじまると、友人たちは「いいかげんにしたら!?」と、若干あきれ気味に。
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イタリアでも「いつも恋愛がうまくいかない…」と悩む人は少なくありません。なかでも、同じような失敗をくりかえすタイプの女性は“悲劇のヒロイン=私”というポジションが好きな人にしか見えず、裏では“イタい人”認定をされていることも。
ここでは、そんな“困ったちゃん”から卒業したひとりの女性が、どのように幸せをつかんだのかをお伝えします。
1.離れていく友人たちを見て我にかえる
2年半お付きあいがつづいたヤキモチ焼きのカレと別れた友人。付きあっていたころは、周りから「あの人はあなたに合ってない」と忠告されっぱなしだったそうです。
しかし、彼のヤキモチを“愛情のバロメーター”と思いこみ、友人たちの意見はシャットアウト。
「彼の仕事を手伝っていたし、仕事もプライベートも順調だと思いこんでいたの」と語る彼女ですが、友人が離れていくことに違和感をおぼえたのがきっかけで、別れを決意したそう。
そのときに「ダメな恋愛に首までつかった自分に気づくことができた」といいます。誰しも、恋愛病の真っただなかでは、自分も周りも見えないことが多いもの。別れてひとりになったときこそ「何をやってるんだろう…」と我にかえる機会がめぐってくるようです。
2.ピンチをチャンスに
別れるときは「修羅場になった」と当時を振りかえる彼女。仕事を終えてバスで帰宅する途中、家の近くに彼の車が停まっているのを目撃したため、バスを降りずにローマ中央駅へUターン。身の危険を感じて、そのまま実家に戻ったそうです。
「恋人も仕事も、友人も失くしてしまった…。
そんな自分が情けなくて」と、実家へ戻る電車のなかで泣きっぱなしだったそうです。
自分のプライドもなくしてしまった彼女ですが、ピンチはチャンスでもあります。そこまで傷ついて初めて「なんとかしよう」と、前へ進む気もちが生まれたのかもしれません。