ただの都合のいい女になっていない!? 悲劇のヒロインから卒業する方法

4年に渡り不倫を続けてきた知人女性がいます。つらいことも多かったようですが、彼女が周りにグチっているのを聞いたことがありません。

目次

・1.相手をわかったつもりになっていた自分に気づく
・2.彼の言葉の裏側を読む
・3.人間関係で傷ついた心は人間関係で癒やす


木にもたれかかる女性

© contrastwerkstatt - Fotolia.com



それだけに、彼女をよく知るほかの友人たちは「無理しすぎないようにね」と彼女をサポートするような雰囲気でした。彼との関係を終わらせたときには、みんなほっとしたようです。

「不倫は蜜の味」という言葉もあるように、ここイタリアでもスリルのある恋愛から抜けだせず、泥沼にはまってしまう人の話を聞きます。

一方、先のない恋愛に見切りをつけて、新しい幸せをつかんだ人も少なくありません。ここでは、不毛な恋愛をやめた人が、どのように幸せをつかんだのかを紹介します。

1.相手をわかったつもりになっていた自分に気づく

アーティストの彼と3年近く付きあっていた知人女性がいます。
出会ったとき、彼はすでに結婚していたにも関わらず「妻も含め、周りの女性はみんな、本当の自分をわかってくれない。でも君はちがう」と、熱心に彼女を口説いたそう。

彼の女性関係を知る友人たちは猛反対でしたが、不倫の恋にどっぷりとつかっていた彼女は、彼のアトリエで同棲をスタート。付きあいを深めていきました。

彼の仕事柄、アトリエには絵のモデルの出入りが多かったそう。じつはそのなかには彼の妻もいましたが、ふたりとも彼女には何もいわなかったのだとか。

そのことを知ってからは、「彼のすべてを理解しているのは、本当に私ひとりなの?」と彼の言葉に疑問を持つようになったといいます。そして、彼が本当に愛しているのは自分自身なのではと思いはじめたことがきっかけで、少しずつ目が覚めていったそうです。


障がいのある恋愛では「してはいけないことをするスリル」にハマり、現実を見失いがちです。そのうえ、ふたりでつくりあげた世界のなかに閉じこもりがちで、周りが何をいっても本人同士には響きません。

互いに置かれている状況を自覚するまで先を考えずにつっ走るので、「気がついたら心身がボロボロ」になることも少なくありません。


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