不思議なことですが、彼女は涙にくれて「やっぱりあの優しい彼より、いい彼氏はいない」なんて言います。そして「どうしてわたしはあんなにいい彼氏をふってしまったのだろう」と言います。どうしてもなにも、理由は明確なのに。
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で、何年か時が経って、ある日突然、別れの理由を彼女は理解します。「あのとき、わたしが、ほかの男子ともっと遊びたいと思ったのが別れの理由だ」と、誰もがわかっていることを、彼女は改めて理解し、認識するわけです。
■■別れた元カレが、あなたの幸せを遠くで祈っているから
おそらく多くの別れって、じぶんでその理由がホントはわかっているけど、それをじぶんなりに理解・認識できるようになるまで時間がかかる、ということだろうと思います。
彼に好きな人ができたのが別れの理由だとか、わたしの浮気が原因だとか、彼とすれ違いの生活が続いたのが理由とか、なんらか、みなさんわかっているはずなんです。
でもそのわかっていることを、主観的に見ているうちは、理由が「わからない」。
客観的に見れるようになってはじめて理由が「わかった」となるでしょ?
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恋は時間を味方につけたほうがいい、というのは、たとえばこういうことです。