2023年6月1日 14:35
【炎症して開腹手術!?】1週間以上続く“38度の高熱”は子宮に原因が…→検査で判明した“疾患”とは!
婦人科疾患の症状は個人差がありますが、生理痛や出血多量などが挙げられます。
一方、全く関係ない症状だと思っていても、実は婦人科疾患が原因である場合も。
そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
42歳/主婦Dさんの場合……
「両側付属器膿瘍・腹膜炎・両側子宮内膜症性嚢胞・感染」を患いました。
「子宮内膜に菌が入ることで感染症を起こし、高熱が続いている。また、卵巣や卵管も腫れて膿が溜まっている」状態です。
11月下旬に38度以上の高熱が出てしまい、近くのクリニックを受診しました。
薬をもらって1週間安静にしていましたが、咳や下痢の症状も出てきてしまい、体調は悪くなる一方でした。
同じクリニックを再度受診し採血したところ、通常は0.3程度である炎症反応の数値が33あり、近くの大きな総合病院に紹介状を書いてもらうことに。