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婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、夫から雑に扱われてモヤモヤしている、結婚10年目の主婦のお悩み。夫から雑に扱われている気がする…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:結婚10年目なのですが、モヤモヤしていることがあります。私は夫のことが変わらず好きなのですが、夫からは優しさを感じず雑に扱われている気がしています。帰宅が遅いので「今日飲み会?」「何時ごろ帰る?」とLINEしても未読無視。疑いたくないけれど、浮気を疑ってしまいます。直接伝えるとその時は改善するのですが、しばらく経つと元通り…。最近はそんな夫に対して「それなら私だって優しくしなくていいや」と拗らせはじめています。どうすれば夫婦仲を改善できるのでしょうか。(38歳・主婦)他人を変えようとしても無理結婚は生活であり日常です。結婚生活が10年に及び、互いの存在が当たり前となった結果、相談者さんの夫は妻に対する気遣いや配慮をないがしろにしてしまっているようですね。浮気を疑ってしまう気持ちもわかりますが、詮索すると疑心暗鬼になって疲れますし、何の証拠もない中で追及しても険悪になるだけ。相談者さんは夫のことが好きとのことで、関係を悪化させたくはないでしょうし、決定的な事柄が起きていないのならば大袈裟に捉えるのはやめておいた方がよさそうです。「帰宅が遅くなるなら教えてほしい」「きちんと連絡してほしい」夫婦円満に過ごすための当たり前のマナーであり要求ですが、夫婦と言っても他人である以上、相手を無理やり動かすことはできません。現に、苦言を呈したところで直後は改善してもしばらく経つと元通りになってしまっていますよね。相談者さんができるのは、自分を変えることです。とはいえ、相談者さんが彼に合わせる必要などありません。むしろ連絡してこない夫のことなど気にせず、自分は自分で自由に過ごしてください。彼の言動に振り回されず、笑顔でいられるようにしてください。夫婦仲は「ふたりで」作るもの結婚生活が長くなれば、夫婦関係がギクシャクする時期もあります。そんな時、相談者さんばかりが「夫婦仲を改善したい」と躍起になっても空回りしてしまいます。夫婦円満はふたりで作るものであり、双方の努力があってはじめて実現できることだからです。相談者さんもわかっていらっしゃると思いますが、相手の態度に腹を立てて「私も優しくなんてしない!」と対決の姿勢をとってしまうと、どんどん拗れてしまいます。夫のことを「変わらず好き」と言える気持ちがあるのだから、「そんな時期もあるよね」と大らかに構えて、互いに歩み寄れるタイミングを待ってみてはいかがでしょうか。焦らなくても大丈夫。夫婦としてやっていく意志があるなら、彼も必ず向き合ってくれます。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Jacob Lund/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年09月29日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載の最終回となる第180回は、筆者が体験し、さらに見聞きした“運命の出会いを見極める”方法をお届けします!1.“たこ焼きパーティ”で見極める【結婚引き寄せ隊】vol. 180結婚しても、しなくても、いまは自分で納得できるマイライフを選択する女性が増えています。どの生き方を選んでも、いきいきと過ごせるのならばそれに越したことはありませんよね。結婚したいという女性の場合、現在は20代前半から婚活する女性も多く、30代、40代…そしてシニア婚活と呼ばれるものまで登場。それぞれの年代においての生涯のパートナー探しは盛んになっているといっていいでしょう。そんななかで、個人の性格や状況にもよりますが、「おいしい・楽しい・笑顔になる」出会いの場としてオススメのひとつが“たこ焼きパーティ”です。みなさんご存知のように、大阪の粉もん代表名物であるたこ焼きは、屋台やスーパーでも購入できるほか、たこ焼き器を持っていればだしなどで溶いた小麦粉とタコなどを入れて、とろっと柔らかい本場・大阪の味が気軽に楽しめます。東京は外側をカリッと焼くスタイルが多いですが、自分で焼けるなら、好みによって調整できるし、具をアレンジしてもおいしくて手軽にできるのが魅力の万能フードです。このたこ焼きを作りながら出会いもある“たこパ”は、実は相手を見極められる可能性のある場所。たこ焼きはカンタンに作ることができるとはいえ、そこで相手は手際良く支度をしているか、協力して材料を切ってくれるか、ただ見ているだけなのか。たとえば横でビールを飲みながら、なんの労いの言葉もかけずに出てきたたこ焼きを食べるだけの人は、付き合っても俺様気質だったり、甘えたがりだったり。意外と、たこパをしている短時間でも、性格は出てしまうものなんですよね。そうして相手の人となりが確認できるうえ、その場の雰囲気を自分も含めて楽しめるかどうかで、相性のよしあしがなんとなくでもわかるものです。それに出会いが恋につながらないとしても、たこパで交流も広がって、純粋においしいんですからソンはありません。筆者は結婚相談所のガチお見合いもしていましたが、ふらりと参加した、たこパで夫が見つかりました。2.自分の中の違和感を確かめる「この人いいな!」と、ピンとくる男性に出会ったとしたら、それだけでもうあなたはラッキーな女性です。山のように婚活をしても、ピンの「ピ」さえもくることがない場合もありますから…。でもそこからが勝負! 相手と一緒にいて、自分のなかに違和感はないでしょうか?なぜなら、いい感じでふたりの仲が進展しても、つまずいてしまう原因のひとつに、条件で相手を見てしまうことがあります。経済力がないよりはあるほうがいいですが、もしもちょっと相手が横暴だったり、忙しすぎて月イチぐらいしか会えなくても、「高収入だしこの人を逃したらあとがないかも…」なんて焦ってそのまま結婚しても、実はとんでもないモラハラ夫や浮気夫にならないとは限りません。相手と一緒にいて、その場では雰囲気もあって楽しい(気がする)と思っても、帰宅したらドッと疲れる、どこか無理をしている自分に気づくといった自分のなかの違和感があったら、やめておいたほうが無難。ただ、「疲弊しても贅沢な暮らしができればOK」などのある意味、覚悟があるなら、それはそれで人生で何を一番とするのかはその人次第。後悔しないほうをチョイスするのみです。3.未来を想像してみる出会った頃だと、相手の性格をまだ把握しきれていないので、未来というよりも「こんな性格かな?」「どういうことをしたら喜んでくれるだろう」と、まだおたがいに探っている段階。ですが、もう少し関係性が進んでくると、「ずっと一緒にいたらあんな感じかも」と、なんとなくイメージしやすくなりますよね。さらにお付き合いが進んだら、より具体的に彼がどんな人なのか、家庭環境のことなどまで話すようになっているはず。そのときに想像した未来にいるあなたは、楽しそうでしょうか、笑顔になっているでしょうか?「いまと変わらず笑ってる!」と思ったら、その恋はきっと正解。将来をともに歩いていくパートナーなのかもしれません。でも、少しでも「うーん。ちょっとふたりがどうなっているか想像しづらいなあ」となったら、いまの段階でどうするか考えたいところです。幸せな未来が想像できない相手だと、今後、ほんの少しのすれ違いが大きな溝になってしまう危険もはらんでいるため、どちらかが我慢しなくてはならない場面が出てくるなど、何かと労力を要すことも…。ただし、「先行き心配だけど乗り越えてみせる」というぐらいの気合と愛情を持っているなら、とりあえず様子を見てみるのもいいでしょう。未来を考えたときの自分の気持ちがどう揺れるのか、どう動くのか。そういったことも相手との関係を進めていくにあたって、判断材料にしていいと思います。もっとも、現実的なことではなくともポジティブな未来をイメージし続けていれば、本当に良いように変化していくこともありますから、どんな状況でも前を向いて歩いていきたいものですね。2019年4月にスタートしたこの【結婚引き寄せ隊】連載コラムは、今回が最終回です。2024年9月までのこの5年半ものながきにわたり、第180回まで続けることができました。婚活で1000人と会い、なんとか生きていまに至ります。そんな私のコラムをこれまで読んでくださったすべてのみなさまに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!みなさんの恋が叶いますように!©buritora/Adobe Stock文・かわむらあみり
2024年09月25日婚活は長引くほどメンタルが疲れてしまい、頑張れなくなります。結婚を求めるなら、できるだけ早くサクッと成婚できたほうがいいでしょう。婚活をスムーズに進めて結婚を決める女性にはどんな特徴があるのか、詳しく見ていきます。収入が安定してお金の不安がない結婚において経済力を求められるのは男性だけではありません。結婚後に共働きを求める人が多いことから、女性にとっても安定収入があることは大事な条件になります。また、お金がないとメンタルが病みやすくなり、人を見る目が鈍っていきます。金銭的不安を抱えると、高収入というだけで中身がクズの男性に引っかかったり、都合良く扱われたりすることが増えるでしょう。経済力があれば心の余裕ができ、選べる側に回れるのです。自らが高収入を得る必要はありませんが、お金の不安はないほうが良さそうです。自分でリミットを決められるたとえば、「1年以内に結婚する」と決めたら、それを実行できる女性がサクッと成婚できるでしょう。彼氏がプロポーズするのを待つのではなく、自分から話を切りだしたり、リミットが近くなったら「結婚してほしい。決断できないなら別れる」と言えたりする人は婚活が進みやすいといえます。結局、自分で決断できる人は結婚が早いということです。男性の判断に任せるとか、「〇年も付き合ったのだから別れるのはもったいない」と結婚する意志のない彼氏と一緒にいれば、無駄に時間だけが過ぎていきます。自分でリミットを決めて決断できる人は婚活がスムーズでしょう。交際人数が少ない彼氏が途切れない女性はモテるイメージがありますが、交際人数がやたら多い人は安定した関係を築くことができない可能性があります。それよりは、過去恋愛の数が少なくても、一人とじっくり付き合ってきた人のほうが、サクッと結婚を決めるでしょう。たくさんの恋を経験していれば、素敵な人と出会えても「元彼と比べたら、この人のこういうところが気になる」と迷うかもしれません。過去に比較対象が多くいるぶん、決断できなくなりそうです。たとえ元彼の数が多くても、本気で結婚を望むなら、選り好みしないで潔く判断することが大切です。リーダーシップがある恋愛は結婚に比べると気楽です。責任がなく、明確なゴールもないので、一緒にいるだけで満たされるでしょう。でも、結婚するとなれば、相手と話をして籍を入れ、お互いの両親と会ったり、同居するための準備をしたりする必要があります。話し合いと決断によって物事を進めていかなければいけないんですね。また、男性は結婚にまつわる具体的な段取りに疎く、リードを取ることを求めても難しいところがあります。女性側が引っ張っていったほうが進展は早いのです。自ら主導権を握って行動できる女性は結婚を実現するのが早いでしょう。男性に任せないことが大事結婚は愛する人と二人で進めていくものですが、男性はプロポーズを決断する勇気がないとか、具体的な段取りがイマイチわかっていない場合が多いでしょう。彼氏にグイグイ引っ張って行ってほしいと願うのではなく、自分で判断して動くことを心がけたほうが成婚は早いかもしれません。あまり受け身にならず、なりゆき任せにもしないことが大切です。「いつまでに籍を入れたい」「ここでうまくいかなかったら別の人を探す」といったマイルストーンを置いて、計画的に婚活を進めるといいでしょう。<筆者情報>沙木貴咲ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。©BetterPhoto/Adobe Stock文・沙木貴咲
2024年09月22日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、彼氏に深夜に飲み歩くのをやめさせたい28歳女性のお悩み。彼氏に、深夜に飲み歩くのをやめさせたい!『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:付き合って1年、同棲して4か月ほどです。最近、彼氏が2〜3週間に1回のペースで5時頃まで飲みに行っています。浮気などはしないタイプなので信じていますが、私が会社の飲み会で深夜にタクシー帰宅すると「夜中まで飲み歩く感覚がわからない」と怒っていたのにモヤモヤします。私も今は夜中まで飲み歩きたいわけでもないし、彼にも飲み歩くのをやめてもらいたい、そして私が飲みに行く時も不機嫌にならずにいてほしいです。なるべく穏便に話し合いをしたいのですが、どのように伝えるのが良いでしょうか。(28歳・会社員)束縛し合うと互いの首を絞める同棲を始めると互いの日常が丸裸になり、いろいろと目に余る・気になることが出てくるものです。しかしながら「私も夜中まで飲み歩きたいと思っていない」だから「彼にも飲み歩くのをやめてもらいたい」という方向性で束縛をすると、互いの首を絞めます。相談者さんが会社の飲み会に参加しただけで「夜中まで飲み歩く感覚がわからない」と嫌味を言ってきたくせに、自分は午前様!?と言いたくもなりますが、そこはグッと堪えて冷静に対応しましょう。「二人のために」が合言葉束縛し合うのはやめて「二人のために」を合言葉にすることをお勧めします。穏便に話し合いたいのなら「お互いに心配をかけないようにしよう」という方向性で話し合った方がベターです。「あなたのことは信頼しているけど、さすがに明け方まで飲み歩くのは心配」「日付が変わるまでに帰るし、こまめに連絡するから、たまの飲み会は気持ちよく行かせて」――このように伝えてみるのが良さそうです。束縛し合うよりもよっぽど納得感がありますし、建設的ではないでしょうか。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Keitma/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年09月21日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、夫の稼ぎが年々下がって頭を悩ませている38歳女性のお悩み。3人目が生まれ、家計が自転車操業…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:夫は建築関係の個人事業主をしていますが、仕事に対するモチベーションがあまりなく、年々売り上げが減少しています。昨対表を見せたり月間目標を決めるよう促しても動いてくれず困っています。昨年3人目が生まれたこともあり家計は自転車操業状態…保育料など含めて出費が嵩み貯金などとても難しい状況です。私も会社員として働きながら彼の仕事の経理を手伝ったり、家事育児と両立しながら頑張っているつもりです。子どもたちの将来のためにも危機感を持って稼いでもらいたいのですが、どのように伝えれば響くでしょうか。(38歳・会社員)夫が仕事に全力投球しない理由「子どもたちの将来のために、危機感を持って稼いでもらいたい」――相談者さんの要求はもっともです。3人目が生まれたらより一層のお金が必要になることくらい夫もわかっているはず。3人も子どもをもうけて妻に家事育児を任せるのなら、言われるまでもなく仕事に精を出すのが父親としての責任でしょう。それなのに、なぜ相談者さんの夫は仕事に全力投球できない(しない)のか。思うに、考えられる理由は次の3つです。1.そもそも責任感が欠如している2.このままでいいと思っている3.稼ぎたい気持ちはあっても仕事が取れない相談者さんの夫はさすがに1ではないでしょうから(そう願います)、2または3の可能性が高いのではないでしょうか。そうだとすると、相談者さんがいくら昨対表を作っても月間目標を決めるよう促しても動かないのも一応は納得できそうです。力を合わせて課題解決するのが夫婦2.このままでいいと思っているこの場合の解決策は、客観的に現状を認識してもらうことです。「家計が大変だ」とか「頑張ってもらわないと困る」とか感情を伝えるのではなく、1か月の家計収支を数字で見せて、具体的にいくら足りていないのかをわかってもらいましょう。責任感を持ち合わせているなら、必ず危機感を抱くはずです。その上で「足りない金額をどうやって補填するか」について二人で話し合ってください。3.稼ぎたい気持ちはあっても仕事が取れないこの場合の解決策は「営業する」一択ですよね。彼ひとりの力で無理ならば夫婦で力を合わせましょう。その場合はもちろん、家事育児の役割分担も見直す必要があります。夫婦とはいえ他人であり、他人を動かそう・変えようとするのは無理難題です。夫自身が当事者として危機感を持てるよう、現状を正しく共有し、一緒に解決策を考える方向でぜひ話し合いを進めてみてください。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Kawee/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年09月14日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第179回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その64をお届けします。1.向上心が高い男【結婚引き寄せ隊】vol. 179それは婚活の女友達に誘われて行った食事会でのこと。婚活友達は、あるセミナーで知り合った男性と意気投合して、「友達も誘ってみんなで一緒にごはんを食べに行こう」という話になったということで、参加。指定された都心の小洒落たレストランにいざ行ってみると、大人数かと思いきや、婚活友達と私の女性ふたりと、ごはんに行こうと言い出した男性とその友達という、男女4人での食事会でした。婚活友達からは、「知らない男性も来るから出会いにつながるかも」と聞いていたので、この人数だとどうだろうと思いつつ、すでに知人同士となっていたふたりがいたこともあって、食事会はなごやかに進みました。4人でいろいろな会話をしていたら、仕事の話に。いまの仕事以外にもっと自分に合う仕事があるかもしれない、とポロッと悩みを打ち明けた婚活友達に、相手の男性は「すごいいいことだよね!」と褒め称え、「今度、ビジネス系とか教育系のセミナーに行こうと考えていたんだけど、一緒にどう?」とのこと。自分には無関係だろうとふたりの話をただ聞いていたこちらにも、その男性は「一緒にセミナーに行ってみる?」と、声をかけてきます。しかも、男性ふたりとも人として成長したいらしく、「時間があればセミナーを探して行ってる」とかで…。婚活どころか、ただのセミナーの勧誘飲み会なのではと、なんとなく居心地が悪くなり、期待はずれでガッカリしながらトボトボと家に帰ったのでした。2.しぶしぶ来る男それは出会いのない私を心配した友達に、紹介を頼んでいたときのこと。信用できる友達に、彼女から見た私に似合う男性で、さらにこちらの好みのタイプだろうという男性がベストだと伝えたところ、「いい人いたから、今度このお店に飲みに行こう」と連絡がありました。事前に聞いていた相手の情報としては、こちらよりも年下で、モテそうだけどまじめで女っ気がないとか。具体的にプロフィールを聞いたわけではなく、ざっくりと相手がどんな感じかを知っただけだったので、まじめなのはイイことだけど、どんな人が来るんだろうな…とドキドキしていました。そして飲みに行く日となり、指定されたお店へ到着すると、そこには思っていたより何倍ものイケメンが待っているではないですか! イケメンだと緊張してしまうため、年上だというのにモジモジしながら、友達を含む3人で飲むことになりました。正直なところ、「イケメンが来た!」と浮かれてしまい、話の内容はあまり頭に入っていなかった私。あとから友達に「どうだった?」と聞かれ、すごく気に入っている、と元気いっぱいに返したのですが…。あとでわかったのは、友達の仕事相手の男性だったということで、さほど恋人作りに興味がないけれど頼まれてしぶしぶ飲み会に来たんだそうで、結果「お仕事することがあったらよろしくお願いします」と、ただのビジネス飲みで終わったのでした。トホホ。3.三度目の男それは30代がメインの婚活パーティに参加したときのこと。飲み会、友達からの紹介と、すでにさまざまな出会いの場にせっせと通っていた私は、婚活パーティも多数チェックしていました。幅広い年齢層や企画をしている運営会社のパーティによく行っていましたが、空振りが続いていたため、さほどメジャーではない運営会社主催のパーティに行ってみることにしたのです。婚活パーティの会場に着いて、受付で自分のナンバーカードを受け取り、プロフィールカードに記入。番号に沿った席が決まっていたため、その番号の席に座ると、少し離れた席に座っている男性参加者が目に留まりました。あれ?男性陣の座席の真ん中に座っている人、どこかで見たような気がする…と思っているうちに、パーティはスタート。自己紹介タイムが始まります。このパーティでも、最初の自己紹介タイムはわりと短めで、笑顔を絶やさず、簡潔に自己紹介。どんどん次の人へとバトンを渡します。そんなとき、最初に“どこかで見たような気がした“男性が挨拶にまわってきました。「はじめまして」と、しっかりと目が合った状態で、さっきよりも至近距離で自己紹介を始めると…あれれ?このプロフィール内容、なんか知ってる!先月別の会社の婚活パーティでもバッタリ再会してしまった男性だ!!と気づきました。ハッと顔をあげると、その男性も口には出さないものの、同じように「何度も婚活パーティで会ってるぞ」という面持ちで深〜いほほえみを返してきました。話自体は深くしませんでしたが、ご縁がない男性とは、何度会ってもそこまでで終わりだなあと実感。自分だけでなく、男性も婚活をがんばってるんだね、と気まずいながらもなぜか「私もがんばろう」と思ったのでした。結婚につながる運命の出会いを探していると、なかなかしんどいときもあるかもしれません。でも、あきらめないで!前向きにがんばる姿はきっと実を結びます!!みなさんの恋愛や婚活が成功することを応援しています!文・かわむらあみり©folyphoto/Adobe Stock文・かわむらあみり
2024年09月11日理知子さん(仮名・34歳)は、友人である麻貴さん(仮名)の婚活のサポートのため、職場の同僚男性に声をかけて飲み会を開催。すると、麻貴さんはひとりの男性と親しくなったそう。しかし、頻繁に連絡するなどの迷惑行為に及んでしまい、意気込みが完全に裏目に出てしまいました。そして、理知子さん自身も、ヤバい友人がいるという噂が広まり、社内で危険人物扱いされるように。事態はさらに悪化したという、その後の状況について詳しく伺いました。ホームパーティを開催することに「私の開く飲み会が警戒されるようになり、まったく男性を集められなくなってしまいました。それでも、麻貴の婚活をサポートしたいという思いはあり、夫に依頼してみたんです。夫は大手企業に勤務。周りの男性たちもハイスペック揃いです。打診してみたところ、“ホームパーティならいいんじゃないか”と、承諾を得ることができました。麻貴にもその旨を伝えたところ、喜んで参加するとのことでした」全員と連絡先を交換「ホームパーティには、夫の友人が3人参加。1人は既婚者でしたが、2人は独身。ホームパーティという環境のおかげで穏やかな会になり、麻貴も楽しそうに会話をしていました。そして、男性たち全員と連絡先を交換し、大きな収穫を得て、とても満足そうにしていました。パーティの後、しばらくして麻貴と会う機会がありました。男性たちとどうなっているのか、気になる状況を尋ねてみたところ、“ひとりだけ連絡が続いている”とのこと。ですが、それがよりによって既婚者の男性だったのです」既婚者と連絡を取り続けて…「麻貴は未婚の男性2人とも連絡を取っていたのですが、返信が遅いらしく、自然と途絶えてしまったようでした。既婚者の男性とは不倫にならないか心配しましたが、本人曰く、“友だちの輪を広げようと思っている”とのこと。ようするに、男性に友人を紹介してもらい、選択肢を増やそうという作戦でした。冷静に考えているようだったので問題ないかと思ったんですが、その後、結局二人は不倫関係になってしまいました。しかも、麻貴はかなり相手の男性に熱をあげている様子です。相手が夫の友人ということもあり、夫には状況を伝えることにしました」事態は悪化していく一方「夫は、かなり怒っていましたが、それは友人に対する怒りのようでした。“俺から伝えておく”と言うので、この件は一任することにしました。しかし、不倫関係が断たれることはありませんでした。麻貴から連絡があり、“妻にバレてしまった”と。夫側にも同じような報告があったようです。そして、事態はさらに悪化し、友人夫婦は別居。麻貴は慰謝料を請求される状況となってしまいました。私としては、婚活をサポートするつもりがこのような事態を引き起こしてしまい、責任を感じずにはいられませんでした。現在、麻貴も生活は落ち着き、再び婚活に励み始めています。強いなと感心しますが……もう関わるつもりはありません」“友人の婚活をサポートして酷い目に遭った妻の告白”をご紹介しました。友人のためとはいえ、あまり深く関わるとトラブルに巻き込まれる可能性も。それでも力になりたいと思うのであれば、相当な覚悟が必要ということでしょう。©siro46/Adobe Stock ©Monet/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年09月01日誰かほかの人の役に立つような行動は、賞賛されるべきところです。理知子さん(仮名・34歳)も、かつて友人の婚活を応援するようなことをしていたそう。しかし、それが思いがけない事態を引き起こしてしまったと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。友人からの突然の電話「1年前のある日、友人から電話がかかってきました。大学から付き合いのある麻貴(仮名)からでした。麻貴とは、私が結婚する前の20代のころは、頻繁に遊ぶ仲。2年ぶりだったので、近況などを報告し合いました。そこで、“最近どうしてる?”と尋ねると、“婚活してる”と言うのです。マッチングアプリや婚活パーティなどに取り組んでいるようですが、うまくいっていないとのこと。そこで、“友だちからの紹介が1番いいって分かったんだ”と言うので、男性を紹介して欲しいのだと察し、友人のためにひと肌脱ぐことにしたのです」飲み会は荒れ模様に「職場の男性社員に声をかけ、飲み会をセッティングしました。男性社員は3人。女性陣は、幹事の私と、取引先の会社の20代女性が2人と、麻貴の4人。居酒屋の個室で開催しましたが、麻貴が仕事で20分ほど遅れることに。すると、開始直後、窓を叩きつけるような雨が降り始めました。豪雨と暴風で、天候は大荒れ。これは麻貴の参加は厳しいかも…と思いました。ところが、だいぶ遅れはしたものの麻貴が到着。全身ビショ濡れの状態でした。参加者たちは麻貴の身を心配しながらも、若干引いていましたね。ただ、私はその意気込みを高く評価しました」再び飲み会を開催「飲み会は、天候の問題もあり、1次会で解散。結局、麻貴は30分ほどしか参加できず、成果をあげることはできませんでした。でも、麻貴の意気込みに感銘を受けた私は、再び飲み会のセッティングを約束し、2週間後に別の男性社員に声をかけ、開催に至りました。その日は麻貴も最初から参加し、楽しんでいる様子で、隣に座っていた男性と連絡先を交換している姿が目に入りました。その男性は、気が利いて優しいと社内で評判だったので、うまくいくかもしれないなと期待しましたね。私としても、ひと仕事終えたような達成感がありました」社内に噂が広まってしまい…「その後の2人の関係は気になりはしましたが、あまり余計なことはしないほうがいいだろうと静観していました。するとしばらくして、男性のほうが私に声をかけてきて、麻貴のことで相談があると言うのです。“連絡があまりに多い”と。頻繁にLINEが来るだけでなく、夜には毎日のように電話がかかってくるとのことでした。しかも、職場の近くや自宅近くの駅で、偶然に会うことがあったとも……。“偶然とは思えない”と怯えているようにも見えました。完全に、麻貴の熱意が裏目に出ていました。そして、その話に尾ひれがつき、私の友だちにヤバい人がいる……という噂が広まってしまったのです。その結果、私は社内で危険人物扱いされるようになってしまいました」“友人の婚活をサポートして酷い目に遭った妻の告白”をご紹介しました。人のために行動するというのは素晴らしいことですが。自分の首を絞める結果になっては元も子もありません。友人のサポートも、ほどほどにしておくべきなのでしょう。©taka/Adobe Stock ©milatas/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年09月01日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、家事育児でキャパオーバー!「結婚しなきゃ良かった」と後悔している42歳女性のお悩み。子どもを産まず、女として生きた方が楽しかったかも…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:結婚15年目、小学校高学年の娘がいます。夫は家事も育児もしてくれますが、圧倒的に私の負担が大きいです。パートしながら子どもの世話、お弁当作り、掃除洗濯…など、毎日やること山積みで疲労困憊です。私が夜に出かけるのは月に1度あるかないか。その際も必ず「この日飲みに行っていいかな?」と夫の予定と機嫌を伺うところから始めなければいけないのに対し、夫は当たり前のように「この日飲み会だから」と出かけていくのが本当にイライラします。「お母さんも自分の人生を楽しもう」などという言葉を目にすると、誰と?どうやって?と感じます。結婚なんかしなければ良かった、子どもも産まず、女として生きた方が楽しかったかもしれないとさえ思ってしまいます。こんな私に何かアドバイスをいただけますでしょうか。(42歳・パート主婦)「もうダメ、疲れた!」と言っていい。パートしながら家事育児をこなし、休みなしの主婦業・母業を10年以上続けてきた相談者さんは本当に立派です。素晴らしいです。おそらく相談者さんはとても責任感の強い方なのでしょう。毎日やること山積みで肉体的にも精神的にも疲労困憊であっても、それでもここまで家族の日常に支障をきたすことなく役割を果たしてきたのですから。しかし相談内容を読むと、相談者さんの精神は限界に達していますよね。完全に容量オーバーです。まずはご自身でそのことを認識し、そして「このままではやっていけない」「もうダメ、疲れた!」と家族にはっきり伝えませんか。【家族の日常を維持すること】は、相談者さんが一人で抱える仕事ではありません。家族皆の共通課題です。夫が当たり前のように「この日飲み会だから」と出かけていくのは、相談者さんに任せておけば大丈夫だと思い込んでいるからです。責任感がないというより、本当に悪気なく、相談者さんの現状をわかっていないだけの可能性が高いです。結婚15年目の夫婦であっても察しては無理。相談者さんの疲労も辛さも、きちんと言葉にしないと伝わりません。相談者さんは一人じゃない「結婚なんかしなければ良かった」「子どもを産まず、女として生きた方が楽しかったかもしれない」――本当にそうでしょうか?相談者さんも、本当はわかっていると思います。何かを得たら何かを失うのはこの世の宿命です。失ったもの・手に入らなかったものにばかり目がいく人は、どんな状況にあっても不満を抱えて生きていくことになります。幸せそうに見える人は、失ったものよりも得ている恩恵や幸せに着目して生きているだけ。すべてを手に入れているわけではありません。相談者さんには家族のために働いて稼いでくれる旦那様がいます。反抗されてイラつくこともあるでしょうが、可愛い娘もいます。相談者さんは一人じゃないんです。辛いときは「辛い」と言葉で伝えて、家族を頼ってください。もっと甘えていいんですよ!家族なんですから。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©clownbusiness/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年08月31日誰しもが思い描く幸福な結婚生活…そんな夢を叶えるためには、生涯を共にするパートナー選びが重要となります。婚活中や結婚を考えている女性に向けて、幸せな結婚生活を築くための基本を紹介しましょう。すべてを共有する覚悟はあるか一生を共にするパートナーとは、お互いの心を開き合い、誠実に向き合うことが何より重要です。困難な状況でも、すべてを共有して乗り越えられる力を持つかも確認しましょう。創造性あるサポートができるか不測の事態が起こった際も、お互いを尊重し、支え合うことで生活はいっそう豊かになります。思いやりと愛情を持って、相手の立場で物事を考えることができれば、絆は強まっていくでしょう。相手の幸せを心から願えるか愛する人の幸せを、自己のそれ以上に重視する心があれば、どんな困難も2人で乗り越えていけるでしょう。この思いがあれば、結婚生活の中で夫婦の絆はよりいっそう深まります。夫の言動を見極めて「突発的な行動が多い夫。ある日、夜中の3時に起こされました。私が渋々起きると『今から出かけるから!』と言われたのです。思わず『い、今から…?』と唖然…。結局そのまま出かけることに…これが今後も続くのかと思うとしんどいです…」(30歳/女性)夫の問題への対処法や考え方を観察することで、結婚生活を営む適性や本質を見極めるヒントを得られるかもしれません。夫からの誠実な行動や言葉が確認できれば、あなたへの真剣さを感じることができるでしょう。(愛カツ編集部)
2024年08月30日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、結婚願望のない年下彼氏との交際に迷う28歳女性のお悩み。年下彼氏から「結婚するかしないか未定」と言われました…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:3歳年下で25歳の彼氏と交際2か月です。私はいま28歳で周りは結婚ラッシュ。ものすごく焦っているわけではないものの、少なくとも結婚を意識できる相手とだけ交際したいと思っています。ただ彼が年下ということもあってこれまでは結婚の話題を出せず…つい先日ようやく「私は結婚を考えられると思ってお付き合いをしているけど、あなたはどう?」と尋ねることができました。その際の彼の返答は、まとめると以下のようなものでした。現時点で結婚するかしないかさえ未定である。一緒にいて楽しいから付き合っている。付き合って2か月では知らない部分も多いし(結婚を)決められない。結婚が難しいと思いながらもずるずる付き合って傷つけるようなことはしない。これから二人でゆっくり考えていきたい。彼の回答は誠実なものだと思うし、相手をよく知ってから結婚を決断したいという真面目な姿勢も素敵だと感じます。私自身はいずれ…そう遠くない未来に彼と結婚したいし、いま結婚を考えてくれていないからといってすぐに見切るようなことはしたくないのですが、それで問題ないでしょうか。また今後の交際にあたって気をつけるべきことがあれば教えてください。(28歳・会社員)自分の未来を決めるのは相談者さん自身まず最初にお伝えしておきたいのは、「彼と交際継続する」という決断が問題ないかどうかを決めるのは相談者さん自身だということです。決断の先にある未来に責任を負うのは相談者さんですから、自分で決めた道を進めば良いのです。ただこうして相談を寄せてくださっているということは、決断に迷いがあるのですよね。「現時点では結婚を決められない」「これから二人でゆっくり考えていきたい」…彼の回答はおっしゃる通り誠実なものだと感じます。相談者さんの結婚願望に真摯に向き合い、自分の考えを包み隠さず伝えてくれています。一方で相談者さんはどうでしょうか。そう遠くない未来に彼と結婚したいと考えているのに、その本心は伝えられずに終わっていますよね。だからモヤモヤしてしまうのではないですか。自分の人生なのだから、自分で期限を決めて先述のとおり、決断の先の未来に責任を負うのは相談者さん自身です。「そう遠くない未来に彼と結婚したい」とおっしゃいますが、それは具体的にいつなのでしょうか。たとえば半年後を希望しているとして、では半年後に尋ねても彼が「まだ結婚は決められない」と言った場合はどうしますか。相談者さん自身がいちばんよくわかっていらっしゃると思いますが、結婚願望のある28歳女性の時間はとても貴重です。後になって後悔しても時間は取り戻せません。自分の人生なのですから、彼がその気になるのを待つのではなくて、自分で期限を決めることを強く勧めます。相談者さんも彼に真摯に向き合って「私はこうしたいと思っている」と自分の考えを包み隠さず伝えてください。この先の人生をともに生きるパートナーが彼なのかどうかは、その上で判断しても遅くないはずです。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©clownbusiness/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年08月24日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、指定難病持ちの婚約者との結婚に迷う32歳女性のお悩み。彼氏が指定難病持ちで結婚が不安…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:32歳女性です。結婚を見据えてお付き合いしている同世代の彼氏が指定難病持ちです。服薬していて、現時点では問題なく通常の生活が送れていますが、将来的に子どもができたら遺伝するかもしれないし、親に話したら反対されるだろうなと考えると不安な気持ちが先行して鬱々としてしまいます。20代から結婚願望があったのにも関わらずなかなか好きになれる人がおらず、そんな中でようやく出会えたのが今の彼氏で、諦めたくない気持ちも強いです。私は彼の病気をどう受け止め、どのように決断すれば良いのでしょうか。(32歳・会社員)病気を乗り越えてこそ今の彼がある相談者さんに、マリリン・モンローの名言として知られている言葉を贈ります。【もしあなたが私の最悪の時にきちんと扱ってくれないなら、私の最高の瞬間を一緒に過ごす資格はない】相談者さんが好きになった彼は、指定難病持ちであることもひっくるめて彼なんです。辛い経験や葛藤を経験し、乗り越えてきたからこそ出来上がったのが今の素敵な彼ではないですか。彼が抱える痛みや辛さをともに引き受ける気がないなら、彼の魅力を享受する資格もありません。親の反対で揺らぐ程度なら、やめておくのが賢明今後病状が悪化するかもしれない、将来的に子どもに遺伝するかもしれない…etc.彼との結婚生活に多くの不安がつきまとうのは事実です。健康で体の丈夫な男性が相手であれば、しなくて済む苦労もあるでしょう。結婚は現実で生活だから「私には抱えきれない」と感じるならやめておいた方が賢明です。覚悟がないまま夫婦になるのは、お互いを不幸に陥れます。親に反対されたくらいで揺らぐ程度の気持ちなら、結婚話は進めないほうが良さそうです。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©fizkes/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年08月17日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、2人の男性と同時並行で付き合っている28歳女性。結婚を決めるために1人に絞ろうと考えていますが…。女性が本気で幸せな結婚を掴むために必要なことを、佑雪さんがズバリ回答してくれます!お悩み:「2人の彼、どちらと結婚すれば幸せになれる?」【クラブ佑雪】vol. 358「結婚するまでは何やっても自由」「男の人は付き合わないと、わからないから」という母親の方針もあり、常に並行して2〜3人の人と付き合ってきました。やはりある程度お付き合いしないと性格や価値観、家族のこともわからないので、本当に母の言う通りだと思っています。ここ1年は結婚を決めるつもりで2人の男性と真剣に向き合ってきました。2人とも本人が稼いでいて、家も資産家です。どちらも私を大切にしてくれて、いい人で、最初から「結婚しよう」と言ってくれています。もともと私がそんなにセックスが好きじゃないこともあり、そこは重要視していませんが、そのことも2人は理解してくれています。2人とも大好きですが、そろそろ1人に絞ろうと思っています。2歳上のAさんは美形ですが、少し繊細すぎるところが気になります。同い年のBさんは明るく鈍感なタイプ。たぶん、Bさんと結婚した方が気楽で楽しい人生が送れると思いますし、母も同意見です。でも、Aさんが繊細なだけに心惹かれる部分もあり、Aさんを好きなままお別れすることを考えると胸が張り裂けそうな思いになり、毎日泣いています。本当にこのままBさんを選んで幸せになれるのか。30歳を前に悩み続けています。(クイーン28歳未婚派遣です)「主語を自分にすれば、答えはカンタン」1年くらいなら、同時並行で付き合ってもバレないものなんですかね。ご相談者さまの力量に脱帽です! それって、どちらに対しても誠意を尽くし、真剣に取り組んできたからの結果なんでしょうし、自信がないとできないこと。いやぁ、感服いたしました。お母さまという“名監督”の采配もあってのことなんでしょうけど、見事に2人から「結婚しよう」と望まれ、なおかつ、毎日泣きながらも、どこか冷静でいらっしゃる。でなければ、両方好きだからって、ズルズル付き合い続けてどっちか、もしくは両方、あるいは自分の人生そのものが破綻してもおかしくない。ここらで結婚という結果を出すと決めてらっしゃるんですものね。ご相談者さまのような行動は一般的には推奨されるべきことではないかもしれません。でも、わたくしは本気で婚活されている方に見習ってほしい一例として、今回、こちらのお悩みを取り上げさせていただきました。確かに、彼氏側に立ってみれば、ご相談者さまは不誠実なんでしょうし、ひどい女性ともいえるでしょう。でも、でもですよ? お母さまのおっしゃる通り、既婚者がこれをやったらアウトですが、独身である限り、わたくしはセーフだと思います。また、ご相談者さまの“幸せな結婚を掴む”という意気込みと遂行能力は素晴らしいと思います。と申しますのも、鑑定をしておりますと多くの女性が「彼はどう思うでしょうか?」「彼は〜じゃないですか?」と、彼を主語にして話をするのです。いいですか? 自分の人生なのに、いつも他人(彼なんか当然、他人です)を主語にして考えていたら、自分の思い通りにいかなくて当たり前ですよ。その点、ご相談者さまは自分を最優先にする生き方をされている。どうぞ、このまま突っ走ってください。AさんでもBさんでも、どっちでも。ご相談者さまが主語を自分にして選択をして、生きる限り、いつだって思い通りに歩んでいけるはず。たとえ、思い通りにいかないことが出てきても、その都度、“自分が幸せになる”という目標に対して、ブレることなく突き進めば、いくらでも軌道修正できるはず。おそらく、今、この瞬間、迷っているだけで、そのうち答えは自ずと出ます。どうぞ、お幸せに。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishima佑雪ママへのお悩みはこちらから。(マガジンハウスの会員登録あり)藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Photodrive/Adobe Stock文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2024年08月12日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第179回は、これまでに婚活で見聞きした、男女ともに結婚できない人に共通するある特徴をご紹介します。1.「普通の人」という基準が高すぎる【結婚引き寄せ隊】vol. 179恋活している女性や婚活している女性で、絶世の美男美女じゃないとイヤとか、相手の年収などにこだわりすぎているとか、いわゆる高すぎるハードルを持っている人ってそんなに多くありません。そんなときにたまに聞くのは、「べつにフツーでいいんだけどなぁ」という言葉。以前、自身の婚活中に知り合った男性は「普通の家庭が持てれば十分」と言っていたけれど、よくよく話してみると、「やっぱり毎朝“普通”に和食を用意してくれるとか、家に帰ったら“普通”にお風呂を沸かして待っててくれるとか…」と、ごく当たり前に女性側だけが家事をする家庭を思い描いていました。つまりできれば相手は専業主婦か、共働きだとしても妻が夫のためにあれこれ動くことが“普通”という解釈。婚活中知り合った女性にしても、「普通の男性でいいのに出会いがない」となげくので、どんな人がいいのか聞いてみると、「同世代ならせめて少しでも私より稼いでいる人か年上ならもちろん経済力のある人」で、「できれば学歴も身長も高いほうがいいよね」となる場合が少なくありませんでした。もちろん希望通りの人に出会って、うまくいったら最高ですが、なかなかそうならない場合は、普通といいながらも、思いがけず理想が高くなっているときもあるので、いま一度結婚相手の条件を見直してみると出会いが広がるはず。2.年下を探しすぎる続いて、ちょっと縁遠くなってしまっている人で、とくに男性に多かったのは“年下を希望する”タイプ。筆者自身、たくさんの男性と婚活で出会ってきて、痛いほどわかりました、男性が女性の年齢を重視しがちなこと。ある程度見た目をきれいに整えていって、それまでの会話が盛り上がったとしても、年齢を言うと「もうアラフォーなんですね…」と遠い目をされたこともありました。出会いを探している女性にしても、だんだんと年上女性と年下男性という組み合わせでのカップルも増えてきたこともあって「ヒモみたいなタイプはお断りだけど、ちゃんとした社会人なら年下でもいい!」という女性もいて。また、いまは年上女性が恋人というパターンがさほど珍しくないですが、以前は年下の男性との組み合わせが新鮮だったこともあって、なんとなく流行りのような感じで「年下の男性がいい」となってしまっている女性も…。いずれにしても、年下とか年上とか、つまりは相手に希望する年齢が固定されすぎてしまっているわけです。年齢に限らず言えることでもありますが、「こうじゃないとダメ」とか「これがいいから他には目がいかない」というモードになっていると、そこに当てはまらなくても合う相手と出会っていても、自ら良縁をはじいてしまっているなんてもったいないことになってしまいます。3.自己主張が強すぎる最後に、自己主張が強すぎるタイプも、なかなか結婚までたどりつかない場合もあるようです。たとえば仕事のプロジェクトや習い事など、目標を達成するために前にどんどん突き進む原動力として強さが功を奏することは多いものですが、それが婚活や結婚となると様子が変わります。「これをしてくれない人はイヤ」とか、「俺の言うことが正しい」とか、「私に合わせてくれるよね」という考えがわりあい強かったり、自分ではサバサバしたタイプ程度のつもりが実は主張が強くて相手が疲れてしまったり…。結婚とは、将来ずっと一緒にいるパートナーと毎日をともにすることです。自分の意見を通すことが第一だと、相手を疲弊させてしまうことが目に見えているため、結婚生活を想像したときに相手から選んでもらいにくいものです。とはいえ、なかには強気なタイプが好きという男女もいますから、そういう相手と出会えればいいのですが、けっこう時間がかかることも。なんにせよ、どんな関係も“ゆずりあい”の気持ちを忘れないでいたいものです。一生懸命がんばっていてもあまり成果が出ないときは、ちょっと立ち止まってみてください。少し視点を変えるだけで、ぐんと恋活や婚活がうまくいくことも。みなさんの未来が輝きますように!文・かわむらあみり©Siam/Adobe Stock文・かわむらあみり
2024年08月11日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第178回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その63をお届けします。1.共感しすぎる男【結婚引き寄せ隊】vol. 178それは幅広い年齢層が集まる婚活パーティに参加したときのこと。そのパーティでは自己紹介タイムが終わったあとはフリータイムが中心だったため、誰かから声をかけられるのを待つか、自分からある程度は動かないといけませんでした。わりあい参加者が多かったものの、第一印象ではあまりピンと来る相手がいなくて、どうしようかな…と思っていたところ、「ちょっとお話ししていいですか?」と30代半ばぐらいの男性が声をかけてくれました。あらためて自己紹介していたら、「さっきスキューバダイビングが好きって言ってましたよね!?僕もです!」とのこと。やりたいことの話で、超ビギナーながらダイビングライセンスを取得したものの、どこにも行っていないと話したことを覚えていたようで、相手の男性もアピールしてきてくれました。ところがその男性、「どのあたりに潜りに行きましたか?」と聞かれ、伊豆と言おうとしたら、“伊…”ぐらいのところで、「伊豆ですよね!?僕もです!」とちょっと食い気味に共感してきます。その後も、何か言おうとするとすぐ「ですよね〜!」とか、「うん、わかる!」などこちらが話し終わる前に、やたらと“共感してますアピール”をしてくるのです。共通する趣味があるのは本来うれしいことだけれど、人の話を最後まで聞かずに、頼んでもいないアグレッシブさで共感されてもなぜかうれしくない…。なにごともほどほどがいいな、と思ったのでした。人の話は最後まで聞くほうがモテるのになあ。2.寝グセのままで来る男それは入会している結婚相談所が開催するパーティーに参加したときのこと。毎月アドバイザーの方が希望に合う厳選した男性を紹介してくれているものの、受け身なだけではなく自分でも動きたいなと思い、スケジュールが合うタイミングで出席してみました。小洒落たレストランを貸し切って行われたパーティは、ちょっとフォーマルな装いの男女がたくさん集まっていて、がやがやと雑談もにぎやか。さすが相談所主催とあって、身なりもきちんとした方が多いなあと思っていたら…。「おかわり、どうですか?」と、私がドリンクを飲み干していることに気づいた男性が、背後から声をかけてきました。すごく気が利く人だなあと思いながら、「ありがとうございます」と男性のほうへ振り向くと、微笑みを向ける40代半ばぐらいの男性がそこにいたのですが、顔を見るより先に気になったところがありました。それは、髪の毛です。スーツ姿もピシッときまっていて、気配りも抜群だというのに、どうしてなのか横の髪が思い切り外にハネている…!!なぜなんだろう…?私の目線が髪の毛にいっていることに気づいて、「これ? 寝ぐせをなおす時間がなくて」と照れくさそうに話す男性。まわりがきちんとした服装の男女ばかりだからか、寝ぐせのままで来ていた男性が目立っていました。キマりすぎているよりも、寝ぐせがあるぐらいのほうが愛嬌があっていいのかもな…とふと思っていたら、「やっぱり完璧すぎない男のほうがいいでしょ?」と言われ、まさかわざと寝ぐせをそのままにしてきたのかとビックリ。自然体ならまだしも、意図的にやってくるのはなんだかなあと、すぐその場をあとにしたのでした。3.のどが渇きすぎる男それは30代の男女が集まる飲み会に参加したときのこと。まだ日のある時間から行われたこともあって、参加者もさほどお腹がすいていないため、「とりあえずビール!」と乾杯。ぼちぼちおつまみなどを選ぼうとメニューを見ていました。すると、いつ飲み切ったの?というぐらいの早ワザでビールジョッキを空けた男性が、「もう一杯!!」とおかわりをオーダー。「飲むのはやいねえ」なんてまわりが言うと、「ちょっと走ってきたから」と応える男性。ジョギングが趣味だとかで、早く到着したために近くをぐるっと走っていたのだそう。そんな会話を聞きながら、まだメニューを選んでいた女性陣でしたが、おつまみのオーダをしようとしたときに「おかわりも頼んでくれる?」と、またもやビールジョッキを飲み干した男性が、今度はオーダーしようとするこちらにおかわりを依頼。その様子を見て、さっきまでは「はやいね」とただ驚いただけだったまわりも、「もう3杯目?」とちょっと引き気味な感じ…。喉が渇きすぎた男性は、そんなことはおかまいなしに、走ったあとに一気に2杯も飲んで超ゴキゲン。女性陣はさらに引いていったことは言うまでもありません…。運命の人に出会うまでは、試行錯誤することもあるかもしれません。でもあきらめなければ、出会うはず。みなさんの恋がうまくいきますように!文・かわむらあみり©kapinon/Adobe Stock文・かわむらあみり
2024年08月04日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、急に彼氏と音信不通になってしまった29歳女性のお悩み。急にレスが悪くなる理由は…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:彼氏からLINEが返ってきません。交際前は即レスだったのに、だんだん会う頻度が落ち、それでも前回のデートまではきちんと返信してくれていたのですが、連絡が取れなくなってすでに2週間以上経過しています。本当は週1で会いたいし「もっと会ってほしい」「早く返信してほしい」と素直に気持ちを伝えれば良いと思うのですが、強がってしまって言えないまま音信不通状態です…。まだ付き合って数か月ですが、私としては近いうちに結婚も考えていたくらい彼のことが好きです。どうすれば彼から連絡が来るでしょうか。真剣に向き合ってもらえるでしょうか。(29歳・会社員)男性の本音は行動にあらわれる相談者さんには酷なお話かもしれませんが、男性の本音はわかりやすく行動にあらわれます。交際前は即レスだったのに、だんだんと会う頻度が落ち、しまいには音信不通になった。この彼の行動の変化=相談者さんに対する気持ちの変化です。付き合って数か月の間に、熱量が下がってしまったんです。推測の域を出ませんが、出会い系アプリか何かで新たな女性と出会い、今はそちらに夢中なのではないですか。素直じゃない女性は、愛されないたった数か月で彼の熱量が下がってしまった原因は、大部分が彼側の事情です。飽きっぽい性格なのかもしれないし、一人の女性と向き合う気がないまま相談者さんと交際し、実際は夜な夜な出会い系アプリを見ていたかもしれません。しかし今後のためにあえて言わせていただくなら、強がって素直になれなかった相談者さんにも一因はあります。思っていることを素直に言わない(言えない)女性は、男性の目に魅力的に映らないからです。とはいえ相談者さんが彼に対して素直になれなかったのは、素直になれないような関係性だったということでもありますよね。そういう意味では、言いたいことも言えないような相手は相談者さんに合っていないのです。もっと自然体でいられる相手が他にいます。「それでも彼が好き」とおっしゃるなら私に止める権利はないのですが…その場合でも、自分に背を向けている男性を追いかけたところで振り向かせることはできないし、鬱陶しがられて逆効果です。追いかけるのではなく、彼が自ら連絡したくなるように外見・内面を磨きましょう。意志や考えをまっすぐ伝える強さを持ちましょう。「好き」を押し付けるのではなく、どうすれば彼の目に魅力的に映るかを考えて欲しいです。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©ChemaVelasco/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年08月03日車の運転中に、人の本性が垣間見えることもありますよね。今回は、ゆりゆ(@yuri_konkatsu)の実体験をもとに描いた人気漫画『婚活で出会った男性とドライブしたら彼が豹変した話』をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。あらすじ初めての婚活パーティーで、ユリさんは1人の男性とカップリング。その男性であるTさんとデートへ行くと、意気投合し楽しく過ごせましたが、別れ際に急に顔を近づけてきて……。その行為に困惑したものの、ユリさんはTさんと2回目のデートでドライブに行くことになり……?2回目のデート当日会話を続けていると……前と態度が違うような……ドライブ中、会話が弾まない……?ドライブデート当日、ユリさんを家まで迎えに来てくれたTさん。楽しいドライブデートになると思いきや、まったく会話が盛り上がらないようすです。その原因はTさんにあって……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@yuri_konkatsu)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年07月27日自分の星座と血液型によってどのような特徴を持ち、どのように婚活を進めるべきかを知ることはとても重要です。この記事を読むことで、自分の強みや魅力を最大限に活かし、婚活で成功するためのヒントが得られます。さあ、自分の星座と血液型の組み合わせが婚活でどれだけ活かされるのか、一緒に見ていきましょう!■第3位:やぎ座×AB型やぎ座×AB型の女性は現実的で堅実な性格と独特な魅力を持ち、非常に魅力的な存在となります。彼女たちは計画性があり、婚活の場でもその冷静さと洞察力が光ります。男性から見ても、しっかりとした将来設計を持つ彼女たちは信頼できる存在と映ります。自分の強みを活かしつつ、柔軟な対応を心がけることで、より良い出会いが期待できます。■第2位:てんびん座×O型てんびん座×O型の女性はバランス感覚に優れており、フレンドリーな性格が加わることで、非常に魅力的な存在となります。彼女たちは人間関係を大切にし、男性とのコミュニケーションもスムーズに行えます。婚活の場では、その自然な笑顔と親しみやすさが大きな武器となり、多くの男性から好感を持たれるでしょう。自分らしさを大切にしながら、新しい出会いに積極的に挑戦すると良い結果が期待できます。■第1位は...第1位は、おとめ座×A型おとめ座×A型の女性は細やかで繊細な性格と真面目さがあり、非常に魅力的な存在となります。彼女たちは男性に対して細やかな気配りができ、自然と相手を癒す力を持っています。婚活の場では、その優しさと繊細さが大きな魅力となり、多くの男性から好感を持たれるでしょう。自分の感情を大切にしながら、素直な気持ちで接することで、素敵な出会いが待っています。(千夜/占い師)(ハウコレ編集部)
2024年07月24日自分の星座と血液型によってどのような特徴を持ち、どのように婚活を進めるべきかを知ることはとても重要です。この記事を読むことで、自分の強みや魅力を最大限に活かし、婚活で成功するためのヒントが得られます。さあ、自分の星座と血液型の組み合わせが婚活でどれだけ活かされるのか、一緒に見ていきましょう!■第6位:しし座×B型しし座×B型の女性は自信に満ち溢れており、周囲を魅了する存在になります。自分の意見をしっかり持っており、男性に対しても堂々と接することができます。婚活の場では、その自信と明るさが大きな武器となり、多くの男性を惹きつけるでしょう。ただし、少しだけ柔軟性を持つことで、さらに良い結果が期待できます。■第5位:おうし座×O型おうし座×O型の女性は安定感と社交性を兼ね備えがあり、非常にバランスの取れた魅力的な存在となります。彼女たちは誠実で信頼性が高く、婚活の場でもその真面目さが評価されます。男性から見ても、安心感を与える存在であり、長期的な関係を築くのに適しています。自分のペースを大切にしながら、新しい出会いに積極的に挑戦すると良いでしょう。■第4位は...第4位は、うお座×A型うお座×A型の女性は感受性が豊かで、非常に優しく思いやりのある存在になります。彼女たちは男性に対して細やかな気配りができ、自然と相手を癒す力を持っています。婚活の場では、その優しさと繊細さが大きな魅力となり、多くの男性から好感を持たれるでしょう。自分の感情を大切にしながら、素直な気持ちで接することで、素敵な出会いが待っています。(千夜/占い師)(ハウコレ編集部)
2024年07月24日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第176回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その62をお届けします。1.貯金額を聞く男【結婚引き寄せ隊】vol. 176それは30代から40代の男女が集まる飲み会に参加したときのこと。なかには恋人がいる人もいたものの、基本的には出会いを探しているシングルの男女が多く参加し、さまざまな仕事の人たちで盛り上がっていました。最初に同じテーブルで飲んでいた人たちは30代が多く、男女ともに婚活をしていて、出会いを探しているがなかなか相手が見つからなくてとみんなでグチを言い合うようなムード。それぞれの好みのタイプを言いながら、恋愛観について語るような感じでした。席替えになり、その次に同じテーブルになった人たちは30代後半から40代の男女が中心。ちょっとお酒もすすんでいたこともあり、恋愛観をすっとばして結婚観や、家庭を築くためにどのくらいお金があればいいかといった現実的な話題になりました。そこでふと、「コツコツ貯金してる」と自慢げに話すサラリーマンの男性が、「それで?みんないくら貯金してるの?」としつこく聞いてきます。正直に金額を言う人もいれば、お金のことを聞いてくるなんて…と怪訝な表情の女性も。私は「貯金はほとんどない!」ときっぱり言うと、「それは悲惨!」と切り返され、「一生独身だったら貯金しか頼れないんだから」と貯金の大切さを説かれました…。いや、本当の貯金額を初対面の相手に言うわけないだろうよと心の中でつぶやきながらも、貯金は確かに大事だけど、初対面で絡んでくるタイプの男性は厳しいなあ…とほとほと困惑したのでした。2.グイグイきすぎる男それは30代がメインとなる婚活パーティに参加したときのこと。いつものように自己紹介タイムから始まって、短い時間ながら、どの男性も女性もさわやかな印象。このパーティならよさそうな人がいる雰囲気もしていました。その後、フリータイムとなった際、はきはきと話していた好青年タイプの男性とうまくふたりきりのシチュエーションとなり、あらためて自己紹介をしようとすると…さほど眼中になかった別の男性が「ちょっと入れてー!」と、ふたりの間に入ってきました。え!と驚いたものの、とりあえず気を取り直して話そうとすると、「じゃあまず、俺から」と、後から来たわりに遠慮がなく、しかもやたら長めに自分語りを始めました。婚活パーティといえば短時間で勝負しなくてはいけない場。もうひとりの男性にアピールしたいのに、後から来たどうでもいい男性の語りをいつまで聞けばいいのかな…とぼんやり思っていたら、なんとフリータイムが終わってしまったのです。愕然。結局、仲良くなりたかった男性は別の輪の中に入ってしまい、もう十分だというのに私は俺さま気質の男性につかまってしまったのでした。これでほとんどのフリータイムを消化してしまったため、最後のマッチングもしないまま、来たときと同じようにトボトボとひとりで帰るハメになったのでした。3.再々婚相手を探す男それはプチお見合いとでもいうような少人数の婚活パーティに参加したときのこと。大勢の参加者がいるパーティよりも、じっくりと話せるメリットがあるプチお見合いには、結婚相手を探そうとする本気度の高い男女が集まっていました。どの男性も誠実そうで、ひとりずつ話してみると、すぐに「結婚したらこんな家庭にしたくて…」と、将来の家庭像を共有できる相手を真剣に探している様子が伝わります。そんななかで、交換したプロフィールカードに「2度結婚に失敗」と書かれた男性がやってきました。とくに相手が初婚でなければとは思っていなかったものの、仕事の内容や将来像を聞く前に、これまでの結婚事情をまず聞いてみようかなと思ったら、その男性のほうから「気になりますよね?」とその話題をふってくれました。話を聞くと、いずれもその男性いわく「つい魔がさして」浮気した結果、離婚につながったとかで…。「隠してもどうせバレちゃうんで」と正直に話す姿勢は潔いものの、2回とも離婚理由が浮気だなんて。経済力のある男性だったのでモテるのかもしれないなと思いながらも、なかなか自分にはハードルが高いなあと、その話を聞きながら、「絶対ない」と確信したのでした。出会いを探していると、思いがけないタイプの男性に出会うこともあります。みなさんの未来が素晴らしいものでありますように!文・かわむらあみり©maroke/Adobe Stock文・かわむらあみり
2024年07月16日初めて会う人の本性はなかなかわからないものですよね。今回は、ゆりゆ(@yuri_konkatsu)の実体験をもとに描いた人気漫画『婚活で出会った男性とドライブしたら彼が豹変した話』をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。あらすじ初めての婚活パーティーで、ユリは1人の男性とカップリング。その男性であるTさんとデートへ。初めは警戒していたけれど、意気投合し楽しく過ごせたことに大満足し……。充実したデートに大満足……次の約束も……ところが別れ際……別れ際に男性がまさかの行動を……!?Tさんとデートをし、楽しめたようすのユリ。次の約束もし、心を躍らせているようですね。しかし、別れ際にTさんが驚きの行動をとってきて……!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@yuri_konkatsu)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年07月12日マッチングアプリの出会いは手軽ですが、あっという間に婚活疲れを引き起こす点が特徴です。こんなとき、気持ちの持ち方を変えることが大事になりますが、どう切り替えるといいのか知らない人も多いものです。また切り替えた結果、いい出会いを引き寄せられたらなお嬉しいですよね。今日はそんな婚活疲れを切り替え、良縁を引き寄せるポイントを解説します。マッチングアプリの婚活疲れに効く!今すぐ婚活が改善する3つのポイント【おおしまりえの恋愛道場】vol. 259暑い季節になってくると、いろんなイベントが目に入ってきます。「やっぱり一緒に行ける彼氏がいたらいいなー」なんて思い、婚活を始める人も多いかも。でも、勢いよく始めた婚活も、取り組み方のツボを抑えないと、あっという間に疲れてしまいます。そもそも婚活での出会いの9割は、気持ちが動かない出会いだそうです。なるべく事前のやり取りで、そういった人を除外できたらよいのですが、すべてをブロックすることはできません。こうして引き起こされるのが婚活疲れなのですが、この婚活疲れは、見る視点を変えることで、起きにくくすることができます。今日は婚活疲れを回避し、いい出会いを引き寄せるポイントを紹介します。相手選びの苦痛は直感力を高める仕組みで解決!・相手を選ぶのが苦痛判断軸を1つか2つにして、一旦スピード重視で相手を選んでいくそもそも人は、「選ぶ」「決める」という行動をすると、心に負担がかかります。婚活はどうしても「相手を選ぶ」というアクションが発生しますから、慣れていない人にとっては苦痛なものになりやすいです。「何を基準に選んだらいいのか」「どういう人がいいのか」「見た目はいいけど、年齢が高いな」とか、色々な視点で見たとき、迷って一人ひとりについて考えるとぐったり…なんてのはよくあるでしょう。こんなときは、相手を選ぶ判断軸を1つか2つに絞り、直感的にお相手選びを進めるのがおすすめです。例えば、「見た目」「年齢」「身長」「年収」など、絶対譲れない条件を1つか2つ決め、直感的に判断していきます。なぜ条件を先に出すかというと、そもそも「この人いい」みたいな直感は、プロフィール一覧からは生まれにくいからです。つまり、一人ひとりのプロフィールをじっくり読み、頭を働かせるのはある意味無駄とも言えるのです。それよりも、直感的に判断し、それでも気になるなと思う人をちゃんと見逃さない方が大切です。細かい判断は、マッチングした後に決めればOK。こうすることで、皆さんの判断するエネルギーを節約することに繋がります。「メールでは分からない」は嘘!惹かれない相手は会わなくてOK・メールのやり取りをするのが苦痛やり取りが苦痛に感じる人を好きになる可能性は低い。挨拶から数ターンで空気感を感じて判断していく婚活を進めると、次にマッチングした相手とのメールのやり取りが発生します。多くの女性は、一度に複数人の男性とやり取りすることになり、とても疲れると耳にします。こんなときは、そもそもメールを苦痛に感じるほどの相手なら、その時点でお断りしてしまっていいと思います。筆者は過去に、マッチングアプリから結婚にいたったカップルを多く取材したことがあります。面白いのが、全員口を揃えて話していたのが、「メールのやり取りから自然と盛り上がった」と言っていたことです。つまり、メールでお互いの相性はだいたい分かるのです。ここで苦痛に感じるなら、チャンスはないのかもしれません。「会ったら違うかも」と、出会う前は考えがちですが、おおよそ大体ハズレ。だから無理にやり取りを長引かせる必要もないし、会って確かめる必要もありません。好みじゃない相手との時間は、その時の最善を探して充実させる・好みじゃない!すぐに帰りたい特に相手の何が許せないのか、どうしたら会わずに済んだかを振り返ると、次の出会いの質が上がります会った瞬間感じる「あ、間違えた」という感覚。誰しもあると思います。こういう時、その後数時間は、苦痛な時間になることは間違いないでしょう。しかし、苦痛な時間をただ苦痛に過ごしては、また同じ過ちを犯しかねません。そんなときは、デートをしながら「相手の何が違うと感じるのか」「どうしたら2人にとってこの時間を楽しいものにできるか」といった、自己分析と改善の視点を持って過ごしてみてください。自己分析をする際のポイントは、自己嫌悪に陥らないことです。「私がダメだから」「きっと結婚は無理だ」みたいな、自分責めや過剰なネガティブ判断はせず、ただ今この瞬間、気持ちが動かない相手とのデートを組んでしまった原因を探っていきます。おそらく以下のような点にたどり着くことが多いと思います。条件的に引っかかる相手を選んでしまった気持ちはないのに「会ったら違うかも」という期待を抱いてしまったお誘いにとりあえず乗ってしまったこうした原因が見えたら、次の出会いの機会に改善するだけでOK。気づきの発見は、その時間を尊いものにしてくれます。それと同時にやってほしいのが「2人にとって楽しい時間にするためにできること」を探すことです。具体的には、「どういう話ならお互い楽しいのか」「私はどうしたら楽しめるか」「彼はどんなことをしたら喜ぶか」などを会話から探していきます。集中力を使いますが、苦痛に耐えて疲労を蓄積するよりも、ずっと有意義な時間と達成感が得られます。“今の最善を尽くす”という選択は、その後の思わぬ発展やラッキーを引き寄せると言われています。例えば、ある婚活女性は、つまらないなと感じる相手との会話を頑張ったところ、恋愛関係には発展しなかったものの、趣味の場へのお誘いを受けたそうです。せっかくだからと、誘われたイベントに彼女が行ったところ、今の旦那さまと出会ったそうです。ここまで分かりやすい展開はレアケースですが、今できる全力を尽くすことで、次の道が拓けることはよくあります。婚活疲れは、誰にでも起きることです。しかし、そこで疲れに負けてやめてしまっては、未来は開けていきません。その疲れは適度に癒やしながら、前に進んでみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©naka/Adobe Stock文・おおしまりえ
2024年07月11日人の本性はなかなかわからないものですよね。今回は、ゆりゆ(@yuri_konkatsu)の実体験をもとに描いた人気漫画『婚活で出会った男性とドライブしたら彼が豹変した話』をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。あらすじ初めての婚活パーティーで、ユリは1人の男性とカップリング。その男性であるTさんと、初デートに行くことになり……?デートの日を迎え……初デートで意気投合のはずが……?初デートでは話も尽きず、楽しい時間を過ごせているユリさん。Tさんを好印象に思っているようですが、デートの別れ際にTさんがまさかの行動をとってきて……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@yuri_konkatsu)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年07月04日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第174回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その61をお届けします。1.ため息ばかりの男【結婚引き寄せ隊】vol. 174それは30代の男女がメインの婚活パーティを探していたときのこと。だいたいは同じ会社が主催している多種類の婚活パーティに行っていたものの、カテゴリが似た条件のパーティでも、開催している会社が違うと集まる人たちの雰囲気も異なることもあって、あまり行ったことのない婚活パーティへ足を運びました。会場に着くと、30代がメインのはずが、どう見ても40代以上なのでは…? と思える男性も。反対に、女性は30代前半ぐらいから後半まで、バランスよく集まっているように見えました。そうして参加者を確認していると、ほどなく自己紹介タイムがスタート。まじめそうなサラリーマンの方と何人か挨拶をしたあと、目の前には、年配に見える男性がやってきました。「こんにちは」と挨拶をしたのもつかの間、すぐに「はぁ〜っ」と長いため息をつく男性。あれ? 聞き間違いかな…とすぐ相手を見ると、うつむきながらまた「はぁ〜」と、ため息。今度は目の前で見たので、やっぱりその男性がもらした息だとあっけにとられました。「こういう場所って、疲れますよね?」とその男性が話しかけてくるので、「はい」と返事すると、「早く帰りたくなりますよね?」とまたグチなのか、なぜか同意を求めるような質問をしてくるし、それともこちらを気に入らないからネガティブなことを言ってくるのか。まだパーティは始まったばかりなのになんだろうととまどっていたら、すぐ次の人の順番になってしまいました。テンションが下がったものの、他の男性はそんな失礼な態度の人はいなくて、あっという間に時間が過ぎていきました。フリータイムになって、ふと強烈な印象だったあのため息ばかりの男性ってどうなったんだろうと振り返ると、独り壁にもたれて静かに窓の外の景色を見つめていました…。本当に来たくなかったのに誰かに無理やり参加させられたのかも、と思いながらも、あれだけつまらなそうにしてたら女性も男性も寄りつかないはずだよ、と思ったのでした。時間を大切にしたいものです。2.すぐに価値を聞く男それは20代後半から40代前半までの男女が集まる飲み会に参加したときのこと。年齢層も職業もバラバラの人たちが集まっていたため最初はさほど盛り上がっていなかったものの、まったく知らない職種の人の話はなかなか興味深く、だんだんと和やかな雰囲気になっていました。ちょっと打ち解けてきたところで席替えとなり、男性たちは隣のテーブルへと移動。やってきたのは、ネクタイにスーツ姿でビシッとキメている男性と、素朴な印象のポロシャツ姿の男性でした。はじめは乾杯しながら、普通に飲み会を楽しんでいたのですが、同じテーブルの女性がスーツの男性がしていた腕時計を見て「わっ高そう!」と言った言葉にニヤリとしたその男性。「どれぐらいの価値があると思う?」と他のメンバーにドヤ顔で質問してきました。ちょっと引いてしまい、疲れるなあと思ってテキトーに会話していましたが、もうひとりの女性はピュアなのかそういった男性が好みなのか、「えっと何十万もするよね」と値段当てにノリノリ。その後もその男性は「そうそうこのスーツもの」とか、誰も聞いていないのにブランド名を自ら言い出したり、ブランドものだとまるわかりのロゴが入った財布をなぜかテーブルの上に出してきたり…。きっとまわりからの「すごい」という言葉を待っているのだろうか、と思ったものの、ハイブランドにまったく興味がないため、ひたすらお酒を飲んでやりすごし…。飲み会では、ざっくばらんに同じような価値観の男女が惹かれ合うので、わかりやすいなあと思ったのでした。3.自分語りが独特な男それは婚活サイトで出会いを探していたときのこと。そこでは相手の年齢や趣味など、ある程度希望する条件で絞っていき、お互いにマッチングした場合はまずメールでやりとりできるようになっていました。さっそく、希望する条件に合った男性を見つけることができて、相手からも好感触を得られたため、やりとりすることに…。「なんでも気になることがあったらメールしてください」とメッセージをもらったこともあり、とりあえずはプロフィールにあった趣味のことなどから質問しようかとメールしてみたのですが、返信の文面はまるで詩を綴っているような独特なものが届きました。とりあえず、気にせずやりとりをしていたら、今度もまた詩のような文面と、長々と続く自分についての語りがあって…。条件としても理想的でいい感じだと思っていたけれど、会おうとする前にその独特な返事を見て、きっとこの人とは仲良くなれそうにないな、と判断。そこからはやりとりを中断したのでした。もしかすると直接会ったら、それほど変わった人ではないかもしれないけれど、メールなどのテンポや感覚がズレすぎていても、なかなか距離を縮めたいと思いづらいものです。とはいえ、さまざまな出会い方があるので、そのうち自分に合った出会いが待っています。みなさんの恋や結婚も、素晴らしい未来が待っていますように!文・かわむらあみり©Paylessimages/Adobe Stock文・かわむらあみり
2024年06月14日はじめは理想の人と思っても、一緒の時間を過ごすうちにわかることもありますよね。今回は、ゆりゆ(@yuri_konkatsu)の実体験をもとに描いた人気漫画『婚活で出会った男性とドライブしたら彼が豹変した話』をご紹介します。どんな結末になるか考えてみてくださいね。婚活で知り合った男性……婚活をしているユリ。これは婚活パーティーで出会ったある男性の話……。初めての婚活パーティーで、ユリは1人の男性Tさんとカップリング。ある日デートへ行くと、すぐに意気投合し……。ここでクイズです!別れ際に腕をつかんできたTさん。この後一体何が起きたでしょうか?ヒントは、まだ1回目のデートです……。男性は改札の前で……正解は……口づけをしてきた!突然のできごとに硬直してしまったユリ。さらに2回目のデートで、Tさんは帰りに家の中まで上がろうとします。ユリさんは断固拒否の姿勢をキッパリと示した結果、それからTさんから連絡が来ることはなかったのでした…!皆さんなら知り合ったばかりの人と、このような状況になってしまった時、どう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@yuri_konkatsu)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年05月30日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、マッチングアプリ婚活で難航している38歳女性のお悩み。「会う前に電話したい」と言われて面倒…『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:マッチングアプリで婚活中の38歳女性です。現在2歳年下の男性と2週間LINEが続いているのですが、彼から「会う前に電話したい」と言われました。私はもともと電話が苦手だし、電話のアポイントを相談するくらいなら会った方が手っ取り早いと思ってしまいます。それに、彼の提案する時間が23:30~24:00とかなんです。私は現在実家暮らしで遅い時間は家族が寝ていますし、22:00以降は自分を緩める時間にしているので電話したくありません。無理やりにでも電話する時間を作るべきなのでしょうか。(38歳・会社員)結婚とは、赤の他人を受け容れること大前提として、相談者さんは結婚がしたくて婚活しているのですよね?当たり前の話ですが、結婚は相手がいなければできません。つまり相談者さんはこれから、赤の他人と一緒に生きていこうとしているわけです。しかしながらお悩みを拝見していると、相談者さんはまだ他人を受け容れる心づもりができていないようです。「私は」電話が苦手で、「私は」電話するなら会った方が手っ取り早いと思うし、「私は」22:00以降は自分を緩めたいのに…etc すべて主語が自分であることに気づいているでしょうか。婚活がうまくいかない理由相談者さんの主張はわかりましたが、一度「私」ではなく「彼」の立場で考えてみてください。マッチングアプリを使っているということは、彼には相談者さん以外にも候補の女性がいます。だから会う前に電話で話して感触を知りたいんですよね。相談者さんは「会った方が手っ取り早い」とおっしゃいますが、それは女性目線の意見です。会って食事をするとなるとそれなりに時間を取られますし、男性は奢るもしくは多めに払う場合が多いから「手っ取り早い」だなんて思えないのです。彼は効率的に出会いたくてマッチングアプリを利用しています。そしてそれは相談者さんも同じはずです。だったら電話くらい応じてあげてもよいのではないですか。忙しく働かれている男性なら、落ち着くタイミングが深夜になるのも理解できる話です。毎日深夜に電話があるわけではないのだし、1日くらい合わせてあげたらどうでしょうか。「自分」ばかりを主語にしている方の婚活は難航します。相手の立場に立ち、受け容れる心を持ってください。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©ViDi Studio/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年05月11日出会いはあるけどいい人がいない。婚活や恋人探しをしている女性が、よく嘆く言葉です。でもそれは、いい人がいないのではなく、あなたがいい人を見つける力が発揮されていないだけかもしれません。具体的な改善方法を7つご紹介します。「いい人がいない」を抜け出すために、今すぐできること7選【おおしまりえの恋愛道場】vol. 255婚活や恋人探しをしていると、多くの人がぶつかる壁のひとつに「いい人がいない」といった問題があります。出会いの機会はマッチングアプリ等で増やすことはできるけど、好きになれそうな人とは出会えない。この問題を解決するには、今すぐ自分の“何か”を変える必要があります。今回はその“何か”を具体的に、7個ご紹介します。基本は目線をアップデートすること最初にご紹介するのは、多くの婚活成功者がやっていると言われる「目線のアップデート」です。婚活や恋人探しが上手くいかないということは、原因のひとつはあなたの目線が「いい人」を見つける目線になっていないことが挙げられます。そこを変える意識を持つことで、いい人との出会いはもっと身近になるかもしれません。相手のいい部分から意識して見るそもそも「いい人がいない」と話す人の多くは、人のいい部分を見ていないことも多いです。婚活ともなれば人生をかけたチャレンジですから、不安からネガティブな側面ばかりを注意深く探すことになるのも仕方ありません。でも、せっかくの出会いをよいものにするなら、相手のポジティブな側面を積極的に見るようにすることで、持つ印象もその後の展開も変わっていきます。他者と比較しないいい人は、今のあなたにとって最適な相手のはずです。しかし、今のあなた以外の評価軸がそこに入ると、判断はブレていきます。よくあるケースは、元彼との比較で今の出会いを見たり、親からの評価を想像して、相手を選んだりすることです。比較や他社評価を入れながら異性を見ると、自分軸での判断から遠くなるだけでなく、どうしてもネガティブな側面から相手を見るようになります。その結果、いい人をさらに見つけにくくなってしまうのです。損得で判断しすぎない結婚といった人生の大きなイベントを、損得で考える人は一定数存在します。しかし、損得は恋愛感情とは離れた場所にある発想なので、損得で相手を選べば選ぶほど、いいなと感じる人とはめぐり逢いにくくなります。損得を含めた理性で考える事自体は否定しません。でも、それだけだとロマンチックな展開にはなりにくいことを覚えておきましょう。行動を変えると心も変わる次にご紹介するのは、特に行動面ですぐに変えられるものをピックアップしました。次のデートから実践できるものばかりなので、できることから取り入れてみましょう。相手任せのプランで会わない「デートはいつも男性が決めたお店と日時で会う」女性の中にはこういった相手主導の出会いを重ねている人もいるでしょう。しかし相手が100%主導権を握るデートをすると、人はどうしても当事者意識が薄れてしまいます。当事者意識が薄れると、「相手を選ぶ」視点よりも「相手に選ばれる」といった受け身な感覚が強まります。また、誰かが立てたプランに乗ることは、良ければ感謝の気持ちが湧きますが、良くなかったときは、相手に対する不満を述べる立場に人はなりがちです。これはあなたが悪いというのではなく、受け身になった人みんなが感じるリアクションです。これを回避するためにも、デートのお店選びを相手が担ってくれるなら、二軒目探しはあなたがやるなど、当事者意識を持って参加しましょう。男性に会いすぎない恋愛に限ったことではありませんが、人は選択肢が多くなると決断ができなくなる性質があると言われています。つまり、いい人を探してたくさんの男性に会うと、チャンスが広がるどころか迷いが加速して決められなくなるのです。マッチングアプリで活動している人の中には「とりあえず会ってから考える」としている女性もいるでしょう。しかし、会えば会うほど実は誰がいい人かが見えにくくなるため、注意が必要です。人数や期限を切って行動する選択肢が多いと人は迷いが加速するなら、当然決断力を発揮するシチュエーションがあります。それは制限がかかった場面です。婚活なら、「月までに」とか「人会うまでに」といったお尻を決めることがこれに当たります。無理なゴール設定は自分の首を締めるだけですが、現実的なスケジュール感を踏まえ、自分的な締め切りを設定し、それまでは頑張るといったメリハリある行動にチャレンジしてみてください。条件より直感を頼りに進む結婚を見据えた出会いを求めるとき、どうしても生活や将来といった現実的な部分に目がいき、諸条件を優先しがちです。しかし「考える」と表現したように、恋愛に考える要素を持ち込みすぎると、恋とか楽しいといった感情面が置いてけぼりになります。こうした問題は、とにかく条件面を一旦脇におき、その上で直感を優先し、感覚的にお相手を選ぶといった取り組みを続けることで、感性が研ぎ澄まされていきます。7つの今すぐできることをご紹介しました。いい人はあなたの見方や考え方ひとつで、いくらでも出会いの中に見出すことができます。そのいい人をたくさん見つけられるようになったら、その中でいちばん心が動く相手との関係を、さらに深めていけたらよいですよね。ぜひできそうだなと感じたことから、チャレンジしてみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Masson/Adobe Stock文・おおしまりえ
2024年05月09日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第172回は、イイ感じで発展しそうだと思った相手が実は“NG男性だった!”という、げんなりエピソードをご紹介します。くれぐれもヘンな男性にひっかかりませんように!1.デートに誘っておいて奢らせる男【結婚引き寄せ隊】vol. 172シングルでいるときに、ちょっとしたことから相手との距離が近くなり、もしかしたら「これから恋に発展するかも?」という男性が現れることもあるでしょう。そのままうまくいくといいのですが、一緒に過ごしてみると、相手のとんでもない言動を聞いてドン引きしてしまうこともあるようで…。今回は、そんなNG男性に出会った女性のエピソードです。どちらかといえば、おとなしい印象のあるAさんは、気配りができて、聞き上手なタイプの女性。自分から積極的に男性にアプローチするのは苦手なようですが、実はひそかに「いいな」と思っている先輩の男性が職場にいました。あるとき気になる男性と偶然、帰る時間が一緒になったAさんは、相手から「ちょっとご飯でも食べて帰る?」と言われて、誘われるがままにレストランへ。最近読んでいる本の話や映画の話など、主にその男性がリードして、会話が進んでいったそうです。話し下手ながらも、それなりに楽しく会話できたと思っていたAさん。ですが、そろそろ帰る時間となったとき、その男性はポケットやカバンをゴソゴソとしだし、何かを探している様子。「どうしたんですか?」とAさんがたずねると、お札が一枚も入っていない財布をよく見えるように差し出してきて、「お金おろすの忘れてた〜!」と、ひと言。キョトン、とするAさん。「お金がない」つまりは、誘われたこちらが払うってこと!?先輩だからといって必ずご馳走してほしいわけじゃないけど、まさか後輩の自分が食事代を全額払わされるなんて…と唖然としながらも、支払いをしたそうです。さらには悪びれる様子もない先輩を見て、なんでこんなのをイイと思ったんだろう…と自分で自分にあきれたのだとか。でも、悪いのはその男性。その後もとくに半分お金を返すなどもしてこなかったそうなので、自分に気がありそうな女性にたかるような人物だったのかもしれません。そんなNG男性だと最初にわかったことが、唯一よかったことではないでしょうか。2.女友達が複数いる男多趣味なうえ、男女ともわけへだてなく接するところのあるBさんは、いろいろな場所に知り合いがいるようなタイプの女性。あるときの飲み会で、Bさんと同じく、フレンドリーな男性と知り合いました。おたがいにあまり人見知りもしない性格で、お酒も好きとあって、初対面とは思えないほど意気投合したそうです。さらにAさん同様、その男性もシングルなうえ、ちょっと甘いマスクだったところも気に入り、その後また飲もうという約束を交わし、今度はふたりきりで会うことに。ひそかにドキドキしていたBさんでしたが、仕事の話や趣味の話ばかりが続き、あまり色っぽい話にはなりません。しかも、飲んでいる最中、その男性の携帯はちょくちょく鳴っていたとかで、Bさんが「出なくていいの?」と聞くと、「スルーだよ」と言って電話に出なかったそうです。それでも忘れた頃にまたブルブル震える携帯の着信音…出なくていいというわりに、携帯の電源は切らない男性は、何度目かのブルブルで「ちょっと電話出てくる!」と、長いこと席を外していたのだとか。戻るなり、「が飲んでるから来いって連絡でさ、来る?」と、他の女性の名を出したうえで誘ってくる始末。そこでBさんは、「この人にとって自分はただの飲み友達のひとり」と悟り、さらには別で飲んでいる女性のところにも自分を誘おうとするとは、その女性もただの女友達ということか…と、交友関係が広すぎるのも考えものだし、自分のあわい恋心もなんだか踏みつけられたようで、一気にテンションが下がってしまったそうです。女性のもとを渡り歩いて飲む男性など、彼氏になったとしても、なかなかやっかいだったはず。そこで見切って正解だと思ったのでした。3.離婚していない男かわいらしい印象のあるCさんは、どこか男性が放っておけない、と感じさせるタイプの女性。合コンで知り合ったという、年上の男性と「うまくいきそう」だと喜んでいたのですが…。すでにふたりで会うのは3度目だというデートの日。予約をしていたレストランへ行こうとした道すがら、偶然、街のウエディングドレスショップの前をふたりで通り過ぎました。そのとき、ウインドウに出ていたウエディングドレスを見て、思わず「いいなあ、あのドレス」とつぶやいてしまったCさんに、男性は「うちもああいうドレス着てたよ」と言ったのだとか。え?と、聞き返したそうですが、ふつうにサラリと「嫁が」と言ったとかで、混乱しすぎて事実を理解するのに時間がかかったというCさん。なんと、独身だと思っていたその男性は既婚者で、「ずっと別居してるからいないのと一緒」という謎理論をあっけらかんと話したそうです。言うまでもなく、その場で別れを告げたCさんでした。出会いを探していると、ときには理解不能なタイプとも出会ってしまうことがあるかもしれません。ですが、あきらめなければ、素敵な恋のお相手にも巡り会えるはずです!文・かわむらあみり©ah/Adobe Stock文・かわむらあみり
2024年05月08日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第171回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その60をお届けします。1.やる気のない男【結婚引き寄せ隊】vol. 171それは20代から40代まで、幅広い年齢層と職種の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。参加人数が多いパーティだと、最初の自己紹介タイムで、次から次へとまさに回転寿司のようにどんどん入れ替わって、次の男性と会話することになります。それぞれアピールの仕方に差はあれど、短いこの自己紹介タイムになんとか自分のことを印象付けようと、男女ともに前のめりになって会話する人がほとんど。そういう私も、気合を入れて、1人ひとりと「こんにちはー!」から始めます。ちょっとずつ手短にアピールすることにも慣れた頃、伏し目がちな細身の男性がまわってきました。最初にチラッとこちらを見たあとは、ニコリともせず、目をそらします。プロフィールカードを交換して、一応挨拶するも、小さな声でボソッと「…こんにちは」と返してくる始末。こちらが聞かないと、向こうからは何もリアクションしてきません。他の参加者はがんばっているのに、その男性のまったくやる気のない様子に、こんな態度でなんで婚活パーティに来ているんだろう?と終始謎だらけに。その男性と会話したあとは調子が狂って、なんだかこちらもテンションが下がってしまいました。ちょっと様子を見ていたら、誰と話していても同じような接し方をしていたので、もしややる気のなさを打ち出して逆に印象付けるという技なのか!?などと考えたりもしましたが、やっぱり関わりたくないと強く思ったのでした。2.香水の香りが強すぎる男それは婚活サイトで知り合った男性とやりとりしていたときのこと。事前にプロフィールの情報から、エンタメ好きという趣味が似たところがあったため、メールでも何度かやりとりして、実際に会うことになりました。その日は、その男性が指定してきたおしゃれなカフェで待ち合わせ。一応おでかけ用のワンピースを着て、緊張しつつもそのカフェへ向かったところ、先に男性が到着していました。プロフィール写真とほぼ同じ印象の、誠実そうな人でよかったな、と思って席についたのですが…。これはなんの香りだろう…? と、すぐ香水の香りがただよってきました。自分でもときどき香水をつけることがあったため香りがあるのはいいのですが、そんなに頻繁に使わないため、近くに強い香水をつけている人がいると、あまり鼻が慣れていなくて気になってしまいました。その男性は、きっと初めてのお茶の機会だからとはりきって香水を体にふりすぎたのか、それとも普段からかなり強めの香水をつけるのが定番なのか。理由はわかりませんが、会話の内容よりも強すぎる香水が気になって、結局はそれっきりになりました。身だしなみのつもりでやっていることでも、やりすぎは逆効果になることもあるかもしれません。3.決めつける男それは30代がメインの飲み会に参加したときのこと。あまり恋活や婚活といった出会いを探すための場という感じではなく、友達が友達を呼んで、ただ楽しく飲むというようなカジュアルな場所だったため、さほど気合を入れずに自然体で参加していました。席替えの時間になり、離れた場所にいた40代の男性の横に座ることになったのですが、座るなり「あ! キミはたぶん彼氏欲しい感じでしょ〜!?」とニヤニヤしながらこちらを見て、決めつけてきました。彼氏が欲しいのは図星でしたが、何も話さないうちからそんな話をふってくるなんて…。さらには、「に住んでそうだよね」とか、「ちょっと言わないで! 当てるから…いまこんなこと考えてる?」など、こちらの考えや住まいを決めつけて、勝手に当てっこしようとする男性。酔っているのかもしれないけどドン引きだよ、と極力違う人と話すようにしていたら、反応がなくてつまらないのか、今度は別の女性に絡んでいました。もしかすると、寂しがり屋の男性なのかもしれませんが、相手になれる度量はないなあと実感。出会いを探していると、思いがけない人に出会ったり、出来事があったり。でも最終的には、きっと“運命の人”に出会えるはずです! みなさんの恋がうまくいきますように。文・かわむらあみり©maroke/Adobe Stock文・かわむらあみり
2024年05月07日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、夜な夜な夫のスマホを監視している28歳主婦のお悩み。深夜2:00の着信…「絶対に怪しい」『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:深夜2:00に夫のスマホが鳴ったので「誰?」と聞いたら「友達」と言われました。しかし絶対に怪しいと思って、夫が寝た後にスマホを見たら(パスコードは勘で入れたら当たりました)元カノからだったんです。履歴を確認したところ2年前に別れてからは連絡をとっておらず、気の迷いなのかなと思いつつもモヤモヤが止まりません。元カノのLINEはブロックし、トーク履歴も勝手に削除しました。夫は気づいているのかいないのか、そのことについて何も触れてきません。自分に自信がないからだとわかっていますが、毎晩夫のスマホチェックがやめられずどんどん不安が募ります。(28歳・会社員)夜な夜な夫のスマホを盗み見る妻相談者さん、不信感も不安もわかりますが、いったん冷静になって自身の行動を振り返りましょう。夫のスマホを勝手に見るにとどまらず、元カノの連絡先やトーク履歴を勝手に削除!?…それは、さすがに夫も気づいていますよ。直近の着信履歴が消えてなくなっているわけだから、気づかないわけがないですよね。夫の立場になってみてください。知らないところで夫が自分のスマホを盗み見て、元カレの連絡先とトーク履歴を削除していたらどう感じますか?触れるに触れられなくなっている彼の気持ち、想像できますよね。気になるなら正面から伝えて相談者さんも頭ではわかっていらっしゃると思いますが、スマホをチェックしたり元カノの連絡先を削除したりしたところで夫を繋ぎ止めることはできません。「自信がない」とおっしゃっていますが、相談者さんは妻です。夫は元カノと別れ、一緒に生きていくパートナーとして相談者さんを選んだのですから堂々としてください。隠れて夜な夜なスマホを盗み見るなんて、自身の価値と魅力を落とすような行動はやめませんか。現時点では深夜2:00の着信だけで、その後コンタクトした形跡があるわけでもないのですよね。だったら大袈裟に捉えなくても…と思いますが、どうしても気になるようなら夫に直接言いましょう。妻として毅然と「不快だから連絡とるのはやめて」と忠告してください。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©Mohammad Xte/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年05月04日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚