米大リーグ(MLB)・シアトル・マリナーズの公式Xが日本時間30日に更新され、韓国の7人組ボーイグループ・ENHYPENのHEESEUNG、JAY、NI-KIがスタジアムを訪れた写真が公開。イチローとの4ショットも公開した。JAYがシアトル出身で、幼少期から同球団のファンであることもあり、米時間の29日に3人で始球式を行うことが発表されていた。4枚の写真が投稿され、3人はユニフォーム姿でNI-KIはイチローの背番号「51」のユニフォームを着用している。ピッチ上でボールを握りポーズを決める様子や、選手の練習を見学する姿、インストラクターのイチロー氏との4ショットなどが公開された。同球団は21日(日本時間)の投稿でも、JAYの誕生日を祝福するコメントを投稿。「始球式に(3人が)来るのが待ちきれません」とし、同球団のスタジアムを訪れたJAYの幼少時代の写真を投稿していた。これら投稿にファンからは「また一つ大好きな事への夢が叶いましたね」など祝福のコメントが多数寄せられている。
2024年04月30日株式会社MONAは、近年注目されている、体内の老化防止物質NAD+を増やす「NMN」と、新しいロジックでNAD+を増やす「NR」をそれぞれ高濃度300mg配合したサプリメントを、2022年9月7日からクラウドファンディングのMakuakeにて販売開始予定です。【ni ling bao bei NMN×NR 18000開発の背景】NMN(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)はビタミンB3の中に含まれる栄養素で、あらゆる生物の細胞に存在し、本来は体内で自然に組成される物質で、体内でNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という物質に変換されます。このNAD+は老化防止遺伝子を活性化させる重要成分ですが、老化とともに減少します。NMNを高濃度摂取することで、NAD+を増加させることが分かっており、我々はこのNAD+を増やすために、新たなロジックで山村先生と商品開発に挑みました。様々な商品が、販売されているなか、本当に信頼性のある濃度と、新しいロジックでより良い商品を作りたく、自社で18,000mg摂取可能な、NMNサプリメントを、銀座クリニック「Clinic Le GINZA」院長 山村 聡先生 監修のもと商品開発をいたしました。●ni ling bao bei NMN×NR 18000(通称名:NLBB 18000)ブランド名は、中国語で「逆齢宝貝」という意味で、このブランドには、赤ちゃんのような若々しさで、年齢に負けない毎日をサポートしたい、そんな思いをブランドに込め製品開発をしました。【NLBB 18000の特長】1:「NMN」+NMN前駆体「NR」W配合サプリメント2:NMN250mg+NR50mg=300mg 国内高濃度レベル3:酵母由来 NMNおよびNR 純度99%以上 日本国内検査 自社開発原料使用4:植物由来耐酸性カプセル使用 体に優しくサプリメントを腸に届ける5:富山県のGMP認定 医薬品製造工場にて製造6:低コストの実現7:銀座クリニック「Clinic Le GINZA」院長 山村 聡先生 監修8:急性経口毒性試験 確認済み製品の発売は、Makuake(クラウドファンディング)にて9月7日を予定しております。その後は、銀座クリニック「Clinic Le GINZA」と、自社HPにて販売を行います。■商品概要名称:ニコチンアミドモノヌクレオチド含有加工食品原材料:β-ニコチンアミドモノヌクレオチド(国産)、ニコチンアミドリボシド、HPMC、結晶セルロース、ステアリン酸カルシウム内容量:23.22g(387mg×60粒)(内容量310mg)(1粒あたり:β-ニコチンアミドモノヌクレオチド250mg)(1粒あたり:ニコチンアミドリボシド50mg)保存方法:直射日光、高温・多湿を避けて涼しい所に保管してください。販売者:株式会社MONA商品HP: 販売定価:39,800円(税抜き)※税込み 43,780円※Makuakeで購入される方限定20%オフ~最大50%オフ今後の特典についても現在検討中(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年09月02日・Bobbi Brown x Ni Ni のコラボレーションによって生まれた「ラグジュアリーなツヤ」を操る、ホリデーシーズンの特別なコレクションを動画でご紹介!中でも、人気No.1シェードの#ムーンストーンと、No.2#ヒートレイ、復刻カラーの2色を詰め込んだ3つの質感が楽しめる大満足のパレット「リュクス アイシャドウ クォード」の贅沢な煌めきに注目です。・・・◆Item<2020年11月13日(金)発売>#BOBBIBROWN*リュクス アイシャドウ クォード8,000円(税抜)・*ハイライティング パウダーL01 ピンクグロウ/6,000円(税抜)・*ミニ ハイライティング パウダー L01 ピンクグロウ/3,100円(税抜)・*シアーフィニッシュ プレストパウダーL01 ペールイエロー/5,300円(税抜)・このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2020年11月13日日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は4月5日、半導体テスト向けテスト管理用ソフトウェア「TestStand Semiconductor Module」を発表した。同製品は半導体テストシステムの開発、実装、保守の最適化および迅速化を可能にするテストエグゼクティブで、半導体製造工場で使用する「NI半導体テストシステム(STS:Semiconductor Test System)」と同じプログラムパラダイムを使い、実験室での特性評価システムを開発することができる。同ソフトウェアはテスト管理用ソフトウェア「TestStand」のアドオンツールであり、PXIやTestStandと併用することでSTSが採用する従来型テストヘッドのアーキテクチャとは別のラック&スタック型の半導体テストシステムを独自に構築することも可能となっている。このほか、複数のテストサイトにわたってコードを再利用することが可能であったり、ピンのマッピングを直観的に行うことを可能にするエディタ機能、パラメトリックテストの結果を業界標準のSTDF(Standard Test Data Format)形式で記録可能であるなど、同ソフトを活用することで開発コストの削減と生産スループットの向上につなげることができる。
2016年04月05日日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は1月28日、ソフトウェアベースのオールインワン計測器「VirtualBench」の新バージョンを発表した。同計測器は、ミックスドシグナルオシロスコープ、関数発生器、デジタルマルチメータ、プログラマブルDC電源、デジタルI/Oという5種類の計測機能をひとつのデバイスに統合した製品。新バージョンとなる「VB-8034」では、帯域幅を350MHzに、アナログチャンネル数を4チャンネルに拡張するとともに、Ethernet接続によって分散型計測にも対応できるようになった。プログラマブルDC電源では、対応可能な電力量が6V出力のチャンネルで最大3A、±25Vのチャンネルで最大1Aと拡張された。また、5種類の計測機能についてひとつのビューでまとめて確認したり、大きな画面で表示したりできるなど、利便性が向上。データやスクリーンショットを保存するためのクイック機能も備えている。価格は82万8000円(税別)。
2016年01月28日National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は1月26日、同社3回目となる年次レポート「NIトレンドウォッチ2016」を発表した。同レポートは、同社がどういった分野に注力しているかをカスタマなどに広く知ってもらうことを目的に発行を行ってきたもので、今回取り上げた話題に関しては、2016年ならびに2017年の事例発表や新製品発表につながるものとなる。具体的には、IoTならびにIoTがデータの管理方法に与えるインパクトを主要なテーマとして扱っており、「5Gの実現に向けたプロトタイピング」、「Big Analog Data」、「IIoT向けネットワーク規格」、「膨大な数のスマートデバイスのテスト」、「ソフトウェアのコンシューマ化」といったトピックスが取り上げられている。「Big Analog Data」については、IoTの流れとして、センサをあちこちに設置し、さまざまなデータを収集しようという動きを示すもので、センサが生み出すデータは基本的にアナログであることから、こうした名称となる。また、集めたデータは分析・解析を行う必要があるが、多くのデータが活用されていないのが現状で、そうした問題をいかに解決していくか、というトレンドも含められている。「膨大な数のスマートデバイスのテスト」については、さまざまな機能を集約したスマートデバイスが登場することはコンシューマにとっては歓迎すべき事柄ながら、エンジニアにとっては、複雑な単一システムに対し、どのような試験をどのように行っていくか、という課題に直面することになる。特注のテスト製品を組む方法も考えられるが、製品ライフタイムが短いコンシューマ製品に対し、その都度、そういったことはコスト面でかなり厳しい問題となる。そこで同社としては、共通の要素を組み合わせてプラットフォーム化していく必要があるとしており、コア要素として「無線」、「電池」、「センシング」の3つを軸に、用途に応じてソフトウェアを組み替えることで、同じ周波数で異なる通信規格のテストに対応したりすることを提案している。「5Gの実現に向けたプロトタイピング」については、同社の見解として、2016年、遂に5Gの試作が実際に進み、開発が進むであろうという見方で、特にプロトタイピングが重要になってくるとする。実際の5Gの実現に向けた開発の方向性としては、多数のアンテナを用いた「Massive MIMO」、ワイヤレスを用いたバーチャルネットワークといった「高度なワイヤレスネットワーク」、NOMAやGFDM、FBMC、UFMCといった「次世代の無線アクセス技術(RAT)」、60GHz帯や70GHz帯を活用した「ミリ波」の4つの技術がトレンドとして挙げられ、これらを活用した機器の試作が進められることで、現実味が増していくとしている。「IIoT向けネットワーク規格」については、次世代規格として、IEEE802.1 Audio/Video Bridging(Ethernet AVB)をベースにした「IEEE802.1 TSN(Time-Sensitive Networking)」の策定が進んでいることを挙げており、IIoT時代の産業用ネットワーク規格の決定版になる可能性があるとしている。一般的なEthernet規格をベースに開発が進められているもので、コスト面とセキュリティ研究の面でメリットを得られるほか、ソフトウェア側で低レイテンシの実現などを目指しているため、適用可能範囲が広いこともメリットになるとしている。そして「ソフトウェアのコンシューマ化」については、同社がソフトウェアを重要視している証であり、現場での手軽な開発環境の実現に向け、LabVIEWの各種プログラムを機能ごとにコンポーネント化し、それを用途に応じて必要な機能のみを組み合わせることでアプリケーションとすることで、技術の根底は同じながら、特定市場で活用してもらいやすい姿へと変更してユーザーに届けることを可能とするというものとなっている。なお同レポートについては、同社Webサイトからダウンロードすることが可能となっている(ユーザー登録が必要)。
2016年01月27日日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は12月1日、IoTにおける複雑なアプリケーション要件に対応可能な産業用コントローラ「IC-3173」を発表した。同製品は、Intelの「Core i7」(デュアルコア版)に、高度な信号処理や画像処理にも対応できるユーザプログラマブルなXilinxのFPGA「Kintex-7 160T」、カスタマイズが可能なデジタルI/O、高速閉ループ制御を組み合わせることで、高い処理性能を実現。PoEに対応したGigabit Ethernetポートを6つと、USB3.0ポートを2つ搭載しているため、GigE VisionやUSB3 Visionに対応するカメラを複数つないで、取得した画像を同時に処理することができる。また、EtherCATマスタ、Ethernet/IP、RS-232/485、Modbus、Modbus/TCPに対応しており、PLCなどのデバイスやオペレータ用インタフェースとの通信が確立可能。システム開発ソフトウェア「NI LabVIEW」に対応しているので、制御アルゴリズムのカスタマイズや、画像処理の実行、高度な解析を容易に実施できるという。同社によると、従来のように複数のコントローラを用いてシステム構築をする必要がなく、一台のコントローラでシステム構築が行えるため、システムの複雑さが軽減され、低コスト、省スペース化が実現できるとしている。
2015年12月01日日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は、8スロットを備えたCompactDAQコントローラ「NI cDAQ-9133」および「NI cDAQ-9135」を発表した。2製品ともに1.33GHzのIntel Atomデュアルコアプロセッサを搭載しているほか、OSにはWindows Embedded 7、NI Linux Real-Timeから選択可能。既存の計測システムで使用していたLabVIEWコードも、これらに簡単に移植できるため、既存プログラムの有効活用も可能だ。なお、2製品の違いは「NI cDAQ-9133」がストレージ容量16GB(SSD)、「NI cDAQ-9135」がストレージ容量32GB(SSD)かつCAN/LINポートを内蔵したモデルとなっている。
2015年04月16日日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は4月2日、Intel Xeonプロセッサを搭載したPXI Express組込コントローラ「NI PXIe-8880」と、PCI Express Gen 3テクノロジを採用した18スロットシャーシ「NI PXIe-1085」を発表した。いずれも搭載しているXeonは8コア、CPUクロック周波数2.3GHzの「Xeon E5-2618L v3」で、システム全体で最大24GB/秒の帯域幅の利用が可能。従来型のコントローラをNI PXIe-8880に置き換えた場合、テスト/計測アプリケーションの性能を最大2倍に高めることが可能だという。なお日本NIでは、これら次世代PXIコントローラとシャーシをLabVIEWシステム開発ソフトウェアと併用することで、24GB/秒のテスト/計測データを、即座に有用な情報として有効活用できるようになると説明している。
2015年04月03日National Instruments(NI)は2月25日、変電所・送電網・配電網のモニタリングアプリケーションに特化した「NI Grid Automation System」を発表した。同製品は、発電所、送電網、配電網のモニタリングシステムの構築に最適なプラットフォームである。標準機能として、ANSI規格C37.118.1a-2014に準拠したフェーザ(電圧/位相)測定機能を備えているため、PMU(Phasor Measurement Unit)としてGPSの時刻情報を用いた分散同期計測が行える。さらに、絶えず変化するニーズに合わせて、計測機能をカスタマイズすることができる。また、システムはCompactRIOをベースに構築されているため、ソフトウェアの変更は、システム開発ソフトウェア「LabVIEW」を使ってコードを自由に書き換えることで実現でき、ハードウェアの拡張も、計測モジュールを追加・変更することで実現できる。そのため、発電所、送電網、配電網のモニタリングにおいて、システムの維持管理やアップグレードに関するリスクが最小となり、投資効果が最大化できるという。
2015年02月25日National Instruments(NI)は、欧州原子核研究機構(CERN)との共同研究について発表した。この共同研究は、CERNの制御システムをすべてLinux 64ビット版OSで標準化することを目的とし、最終的にはシステム性能の向上やコスト効率の良い分散型制御システムの設計、NIおよびオープンソースの専門技術を有する中小企業の参加機会の拡大を目指している。これまで、NIは1990年代初頭より、CERNと共同で、宇宙の構成要素を解明し、宇宙誕生後の状態を理解するための数々のアプリケーションの開発に取り組んできた。中でも、大型ハドロン衝突型加速器(LHC:Large Hadron Collider)のコリメータや、MedAustronイオンビームがん治療センターは大きな成果であるという。前者では、「LabVIEW」システム開発ソフトウェアを用いて、約120台のNI PXIシステムに搭載されたステッピングモータの制御を行うアプリケーションを開発した。そして今回は、CERNのインフラストラクチャの改善計画が中心となっている。NIは、64ビット版Linuxに対応した「LabVIEW」のリリースに先立ち、CERNのEngineering(EN)部門のIndustrial Controls and Engineering(ICE)グループをリードユーザーとし、今後も安心してNIツールを使い続けられるよう、ソフトウェア機能の確定および改善をサポートした。また、早い段階からCERNと提携してアップグレード要件を把握していたため、貴重なフィードバックを得られ、成果物に優先順位を付けることができ、64ビット版Linuxに対応したLabVIEWの品質の向上を図ることができたという。なお、64ビット版Linuxに対応したLabVIEWは2014年に正式リリースされた。Linux 64ビット版への対応により、CERNや、世界各国の数多くの最新技術の研究所およびプロジェクトが、オープンでサステイナブルな運用環境でLabVIEWを使い、今後もその高い生産性からメリットを得られるようになるとしている。
2015年02月17日National Instruments(NI)は、欧州連合(EU)の第7次研究開発枠組み計画(FP 7)の下で行われるSTREP(Specific Targeted Research Project)プロジェクトの1つである「CROWD(Connectivity management for eneRgy Optimised Wireless Dense networks)」と共同で、次世代5G無線通信規格の定義に向けた取り組みを行うことを発表した。CROWDは、ヘテロジニアスワイヤレスネットワークにおけるスモールセルとマクロセルの組み合わせについて調査を行い、効率的なアーキテクチャの実現を目指すプロジェクトで、同アーキテクチャでは、スモールセルがトラフィックのホットスポットのニーズを満たし、マクロセルが移動性の高いユーザに対応する広範囲のエリアを提供することを可能にする。なおNIは、EU FP7 CROWD調査プロジェクトにおいて、テストベッドに関するアクティビティのリーダーを務めており、LTE/Wi-Fiテストベッドのインフラストラクチャでは、1台のPXIシャーシで複数のFlexRIO FPGAモジュールと複数のNI 5791 RFフロントエンドモジュールを動作させ、LabVIEWでプログラミング行うことで、プロジェクトに関わるさまざまなパートナーが提示するソフトウェア定義のネットワーク概念を可視化する実験を行っているという。
2014年11月13日National Instruments(NI)は、同社が提供する、NI AWR Design Environment(NI AWR設計環境)のソフトウェアであるMicrowave Office、Visual System Simulator(VSS)、AXIEM、Analystの機能を拡張させた新バージョン「11.02(V11.02)」をリリースしたと発表した。同リリースでは、Microwave OfficeのレイアウトデータとANSYS HFSS電磁界シミュレータ間の自動フローを可能にした「AWR Connected for ANSYS HFSS」の機能がサポートされたほか、線形、APLAC非線形、AXIEMとAnalystのシミュレータ技術、より堅牢な回路図エディタ配線ツールの改良など、15を超えるレイアウトの改良が施されたとのことで、全体では100以上の機能が強化されたという。なお、同バージョンはすでに既存顧客ならびにライセンス評価ユーザーに提供を開始しているという。
2014年11月11日National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は10月21日、広帯域幅を有する26.5GHzマイクロ波ベクトル信号アナライザ(VSA)「NI PXIe-5668R」と、高速チューニングが可能な20GHz RF信号発生器「NI PXIe-5654」を発表した。「PXIe-5668R」は、低ノイズフロア、高線形性、低位相ノイズに加え、最大765MHzの即時帯域幅という特徴を備えている。また、一度の集録でレーダパルス、LTE-Advanced通信、802.11ac波形など、広帯域幅の信号が解析できる。さらに、高速計測が可能であるため、市場投入までの時間が短縮でき、最終的にテストのコストを低く抑えることができる。そして、搭載されているFPGAはユーザによるプログラミングが可能なため、システム開発ソフトウェア「LabVIEW」でプログラミングして、計測器の挙動をカスタマイズしたり、高度なRFテストアプリケーションに対応したりすることもできるという。「NI PXIe-5654」は、優れた位相ノイズと100μ秒の高速チューニング時間を特徴としている。対応アプリケーションの幅も広く、ブロッキング/干渉信号の生成、高性能な相互変調歪みテストベンチ、様々な電子線用アプリケーションなどがある。
2014年10月22日National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は10月14日、高速ビジョンアプリケーション向けの画像入力・処理用ハードウェア「NI CVS-1459RT」を発表した。同製品は、堅牢性に優れた小型ビジョンシステムで、クアッドコアIntel Atomプロセッサと、USB3 Vision規格に準拠したカメラ専用のUSB 3.0ポートを2つ備えているのに加え、ビジョン統合ロボット、工業用検査、OEMビジョンアプリケーションに共通する過酷な環境に耐えることができる。また、プログラミングには、システム開発ソフトウェア「LabVIEW」、もしくは「Vision Builder AI」を使用する。さらに、FPGA対応のI/Oをカスタマイズし、検査結果を工業用I/Oと同期させて、ハードウェアタイミングネットワークトリガを構成してカメラによる画像入力をトリガさせるという高度な機能も搭載されている。そして、システムに搭載された高度なFPGA機能を使うことができれば、アドオンソフトの「LabVIEW FPGA」モジュールを使用してFPGA機能のカスタマイズを図ることも可能となっている。この他、独自のグラフィカルシステム開発プラットフォームに欠かせない「LabVIEW」再構成可能I/O(RIO)アーキテクチャをベースに開発されている。これにより、組み込み監視/制御システムの設計、試作、実装を行うための新手法とも言えるグラフィカルシステムの開発において、「LabVIEW」のプログラミング環境と商用オフザシェルフ(COTS)のハードウェアを組み合わせて、開発の大幅な簡素化を図ることができる。その結果、外部PCを用意しなくても、「LabVIEW」と「CVS-1459RT」のみで、工業用画像処理、高度なI/O機能、工業用通信機能、データロギング、およびヒューマンマシンインタフェース(HIM)が1つの環境に統合でき、システムがシンプルになるとしている。なお、価格は43万8000円(税抜き)。
2014年10月15日National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は9月26日、機械のメンテナンスや運用にかかる設備投資の健全性を把握するのに役立つソフトウェアソリューション「NI InsightCM Enterprise」を発表した。現在、設備のヘルスモニタリングを行うのに、さまざまなセンサが用いられている。そこから得られる膨大な量のデータの管理・解析、システム管理は、Big Analog Dataの課題とされている。今回、同社では、これまで培ってきたノウハウを活かして、エンドツーエンドの同ソフトウェアソリューションを開発したという。同ソリューションは、様々なデバイスをインターネットに接続して情報のやり取りを行う「モノのインターネット(IoT:Internet of Things)」の概念をベースとしている。具体的には、同ソリューションを、堅牢性、柔軟性に優れた組込制御プラットフォームであるCompactRIOと組み合わせて状態監視システムを構築することで、多数のセンサを用いた構成とデータ集録が簡素化でき、デバイスのヘルスモニタリング、チャネルの構成、実装システムのファームウェアのアップデートがインターネットを介してリモートで行えるようになる。また、センサ情報の集録/解析やアラームの生成も行え、それらを用いて、機械の障害の有無をリモートで診断できる。さらに、メインで動作している回転機械と予備の回転機械の状態を、コストを抑えつつ効率よく監視できるため、自社設備のメンテナンスに関してより包括的な見通しが立てられるようになる。その結果、機械の性能と動作時間を最適化・最大化して、運用リスクを管理しながら、メンテナンス費用の削減、および安全性向上が図れるという。ターゲットは、油田/ガス田、発電、採鉱、鉄道および工業関連の製造などにおいて、機械性能の最適化、稼働時間の最大化、保守コストの削減、および安全性の向上を必要とする企業としている。
2014年09月29日National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は、XilinxのAll Programmable SoC「Zynq」を搭載したシステムオンモジュール(SOM)「NI sbRIO-9651」を発表した。同製品は、OEM向けに開発された小型の組み込みモジュールで、「Zynq-7020」をはじめ、メモリなどのサポートコンポーネントを搭載しており、ミドルウェアソリューションとして機能する。すでに、組み込み・制御分野で広く採用されている「NI CompactRIO」や「NI Single-Board RIO」と同じ「LabVIEW RIOアーキテクチャ」をベースとしており、ハードウェア記述言語(HDL)に精通していないユーザーでも、FPGAを活用することで信頼性に優れた複雑な組み込みシステムをより迅速に実装できるようになっている。また、OSには、NI Linux Real-Time OSを採用しており、リアルタイムOS(RTOS)の持つ確定性と、Linuxのオープン性が活用できる他、Linuxの充実したエコシステムも利用できる。さらに、動作検証済みのボードサポートパッケージ(BSP)とデバイスドライバも付属しているため、組み込みシステム開発では必須となる、組み込みOS、ミドルウェア、デバイスドライバの開発や変更にかかる手間やリスクを気にすることなく、SOMのカスタマイズが図れる。なお、同製品は、ハイボリュームのOEM供給向けの製品となっており、2014年中の販売開始を予定している。
2014年07月30日