「付き合っているんだから言わなくてもわかってよ!」と彼氏にイラつく女性は多いかもしれません。でも、それって実はどうしようもないこと。男性は女性が思う以上に鈍感で、言わなくちゃわからない生き物なんです。女心が読めない彼氏たちのマジ本音を暴露します!文・沙木貴咲恋人同士なのに彼女の気持ちが汲めない男性のなんと多いことか! 付き合いが長いほど、彼氏の鈍さに呆れてしまう……というのは彼女の言い分であって、彼氏はぶっちゃけどう思っているんでしょうか? 察してほしい彼女に対する男性の本音がコチラです!恋人同士だからツーカーとは限らない女心を繊細にくめる男性なんてそうそういません。女性に比べれば、ほとんどの男性は鈍感だといえるでしょう。熟年夫婦だって妻が夫に不満を抱くくらいなので、恋人同士だからといってツーカーにわかり合えるとはかぎらないのです。「付き合っていくなかで、彼女のリアクションのパターンがわかってくる。でも、すべてを把握できるわけじゃない。理由もわからず無言で怒っていると本当に困る」(32歳男性・専門職)女性に比べると、男性は想像力が足りないのかもしれません。目の前の事象からしか物事を判断できないところがありますし、言葉の裏を読むとか、発言を深読みするといったこともあまり得意ではないのでしょう。それは女性からすると、「どうしてくんでくれないの?」という不満の元なのですが……。個人差はあっても、彼氏に気持ちをくんでほしいと期待すること自体、やめたほうが良さそうです。ハッキリ言うのが一番「彼女を理解しようという努力はする。でも魔法使いじゃないから、言われなきゃわからないことはたくさんある」(31歳男性・webデザイナー)女性からすれば、言わずに気持ちをくんでもらいたいところですが、男性の言い分もわからないわけではありません。たとえ彼氏でも彼女の心はすべて理解できないことを踏まえたなら、最低限の知ってもらいたいことは言葉にしたほうが良いようです。「言いたいことがあるならハッキリ言ってほしい。態度で察してというのはムリ」(28歳男性:営業)最近は、口で言わずに態度で察してもらおうとする女性を『察してちゃん』と呼んで、敬遠する男性も増えています。理解しようとしない彼氏が悪いのではなく、言葉で言わない彼女のほうが悪いと見なされる場合もあるので、やっぱりコミュニケーションはキチンとしたほうが良いのでしょう。彼氏に期待する代わりに、自分もしてあげる好きな人から愛されたいと思うのは、性別に関係なく誰もが望むこと。でも、アレもコレも……と求めすぎると呆れられてしまいます。恋を語る専門家のなかには、恋愛はギブアンドテイクだとか、恋人に期待しないことが大事などと論じる人もいますが、好きな人からチヤホヤされるのはやっぱり楽しいわけで。自分のことをできるだけくんでもらうためには、彼氏が望んでいるはずのことを先回りしてあげればいいのではないかと。彼氏にだけ「私の気持ちをくんで」と求めるのではなく、自分も彼の心を読んであげると良いんじゃないでしょうか。「妻は、何も言わなくてもしてほしいことをしてくれる人。俺のことをよく理解してくれているから安心できるし、彼女にもしてあげたいと思う」(36歳男性・人事)これは、おしどり夫婦といわれる知人男性のご意見。奥さんは確かに気配りができる人なのですが、それは家庭でもいかんなく発揮されているのでしょう。お二人は結婚して10年経ってもケンカの噂すら立ったことがなく、いつも仲良しです。良い意味で気を遣いあう恋愛も結局のところは人間関係です。付き合いが長くても基本的には他人同士。深く愛し合っているからといって、以心伝心が叶うわけではないでしょう。愛し合っているからこそ、自分の思いを言葉にして伝えることが大切です。そうすれば、彼氏に対する「どうしてわかってくれないの!」というイライラは減り、いつも気持ちが通じ合うはずです。©Nick Dolding/Gettyimages©Eric Audras/Gettyimages©Michael Heffernan/Gettyimages
2019年07月01日夫の不倫が発覚したことで、夫に金銭的な制裁を課す妻もいるようです。お金や時間が自由になる男ほど、不倫に走りやすい……とも言われるので、仕方ないかもしれません。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、妻が不倫男に下した金銭的制裁を3つご紹介します。文・並木まき1:「家族カードだけ持たせることにしました」「夫の不倫が発覚し、色々と調査した結果、ホテルや食事のお金は、夫が自分のカードで支払っていると分かりました。そこで、もう二度と不倫をしないよう、夫名義のカードはすべて解約させ、私の名義の家族カードだけを持たせることにしました。手持ちのカードを目の前ですべて解約させられたことが相当ショックだったみたいで、その後はおとなしくしていますね」(45歳女性/コンサルタント)妻に知られずに自由に使えるカードがあると、不倫に使われる可能性が高まります。しかし、夫に家族カードを持たせれば、彼の使用履歴から行動がある程度読めるので、賢い制裁と言えるでしょう。2:「すべての収支を“見える化”しました」「結婚4年目にして夫の不倫が発覚し、一時は離婚も考えるほどでした。結局離婚はしなかったのですが、色々と私なりに考えた結果、夫の収入と支出をすべて“見える化”し、今後の不倫を防止することにしました。我が家には子どもがいないこともあり、夫の不倫が発覚するまでは、それぞれ稼いだお金を自由に使っていました。しかし、その自由さが彼の不倫を助長したと思ったので、彼名義の銀行口座のネットバンキングのアカウントを共有してもらったんです。とりあえず、収支をいつでも見られるだけでも不倫の抑止力にはなるかな、と思ってのことです。その結果、今日までの1年半で怪しいお金の動きはありませんでした。思ったよりも効果があるようです」(42歳女性/教育)お金の使途が妻にバレない限り、不倫男はどんどんお金をつぎ込むでしょう。お金の動きを監視するというのも良いやり方ですね。3:「電子マネーもすべて管理するようにしました」「夫の帰りが遅くなったことを怪しく思い、彼を問い詰めたところ、案の定不倫をしていました。我が家には車がないので、移動手段は電車かタクシーが多く、夫はそれらの決済に交通系ICカードを使っていました。つまり、不倫相手の女と会うときもICカードを使っていたということ。そこで、彼の不倫が発覚してからは、彼のカードの使用履歴をチェックできるようにセットし、行動を監視しています。交通費が必要以上にかさめば、すぐに彼の不倫に気づけるようになりました。」(34歳女性/ネイリスト)交通系ICカードの使用履歴を見れば、ある程度彼の行動を把握できます。ICカードの使用履歴がわからないままだと、カードにチャージした事実しか見えません。履歴が見えるようにするのは賢い方法ですね。「夫に自由なお金を持たせておくと不倫しそう」と考える妻の中には、賢いやり方で上手に夫を監視している人もいるようです。皆さんも、夫の不倫にお困りの際は、今回ご紹介した方法を試してみるのも良いかもしれません。© Kite_rin / shutterstock© Stokkete / shutterstock© Roman Samborskyi / shutterstock
2019年06月24日一時期なんだか疲れがとれず、精神的に不安定なときがありました。在宅の仕事をしようとも、息子がいるとどうもはかどりません。■一日息子の面倒をみると言ってくれたパパ休みの日も息子といつも一緒なので、パパが気を使ってくれてママに自由時間をくれました!在宅の仕事をのんびりしてもいいし、自由に外に行っても大丈夫とのこと。いや「自由」っていう言葉が素敵ですよね。とりあえず、のんびり家で仕事をすることにしました。 ■パパの対応にヤキモキ…関わらないつもりだったんですが、どうしてもパパの対応が気になってしまって・・・仕事に身が入りません(笑)息子は細かいところにこだわりがあって、いつもと違うと少し機嫌が悪くなります。(全く気にしない日もあります 笑)例えばご飯を食べるときのお箸の位置とか、習慣づいていることに変化があると文句を言います。パパはずっと一緒にいないから、細かいことはわからないよね?と思い、教えてあげたんですが・・・■育児のやり方を押しつける自分にハッ!そのときは「教えてあげたのに!!」と少しムッとしたんですが(笑)考えたらパパはパパなりに息子と向き合っていたんだと、今ならわかります。せっかくの自由時間なんだから、離れていないとダメですね!息子が0歳児のとき、わたしのお願いした通り息子のお世話をすることが当たり前だったパパ。「息子のこと、わたしが1番知ってるから!」と考えを押し付けてしまうことも多かったと思います。もしかしたら今までもパパが育児に対して考える機会を無意識に奪っていたのかもしれませんね・・・これからはパパを信じて、見守って行きたいです!
2019年06月21日好きな人と結婚できたら、その瞬間、心は満たされるでしょう。しかし、好きという気持ちだけで決めてしまうと、結婚生活がうまくいかない場合が……。そこで、“絶対結婚してはいけない男の特徴”というテーマで、既婚者に話を聞いてみました!文・塚田牧夫まだ「遊びたい」と思っている「夫は5歳年下。大企業に勤めていて、収入もいい。出会ったとき、逃してはいけない相手だと思いました。彼はきっとまだ遊びたい時期だったのですが、私がその欲求を制限していました。そして、結婚。しかし、しばらくしてその制限が効かなくなり、彼はよく遊びに出かけるように。そこから浮気にも発展。現在、離婚調停中です」ミズホ(仮名)/35歳強制的に制限されると、不満を溜め込むことになります。いつか爆発するのは目に見えている。最初はある程度、寛容に受け止めてあげるべきかも。「運がいい」と自信を持っている「前の夫は、よく“自分は運がいい”と言っていました。友だちに恵まれていて、何か起きたとき、いつも助けてもらえると。感謝の気持ちを常に持っている人なのだと思っていました。でも、違った。ただ単に、自分では何もやらない人でした。助けてもらえるのを待っていて、努力をしない。だから仕事も適当。耐えられなくなり、別れました」カホ(仮名)/30歳他力本願ということでしょう。人は困ったときに助けてくれるのであって、まずは困った状態にならないようにすべきなのです。人の意見を聞かない「夫は、なんでも自分で決めてしまうタイプ。以前、突然脱サラして起業しました。私は止めたのですが、“必ず成功する”“俺が責任を持つ”と言って聞いてくれませんでした。そして、案の定うまくいかず……。確実にこっちに皺寄せがきています」セイナ(仮名)/34歳結婚したら、人生は夫婦二人で歩んでいくもの。自分ひとりでなんでも決めていいはずがないですよね。お金はギリギリあればいい「主人とは付き合っていたころ、“お金は最低限あればいい”と話していました。お互い、心が豊かなほうがいい……という考え方でした。結婚して分かったのが、彼、本当にお金を全部使ってしまうんです。美味しいものを食べたり旅行したり、楽しいけど将来が不安。話していた“最低限”のレベルが違いました」キョウコ(仮名)/29歳よく言われる“金銭感覚の違い”というやつでしょう。確かに、お金はギリギリあれば生活はできます。でも、将来を考えるとある程度の貯えは必要。安心感あっての幸せですよね。“絶対結婚してはいけない男の特徴”をご紹介しました。好きであれば、目をつむってしまう部分もあるかもしれません。それが時間とともに、大きな問題になる……。後悔しないためには、多少揉めても、話し合って解決してから先に進むべきでしょう。© AS Inc / shutterstock© Dean Drobot / shutterstock© Andrey_Popov / shutterstock
2019年06月14日こんにちは! ねここあんな。です!平成が終わり、ついに令和となりましたね。ウーマンエキサイトさんでは 「令和ママは、子育てをひとりで抱え込まずにOPENに!」 をテーマに川柳を集めています!OPEN子育て、本当にそんな世の中になることを強く願います。そこで私も、その気持ちを込めて 「令和ママ川柳企画」 に参加して一句詠んでみました!■日ごろの思いを込めて… #令和ママ川柳もう言葉通りなんですが…日本って育児をするお母さんたちが孤独になりやすく、社会からもあたりが強いなと感じることがしばしばあります。でもそれって、私たちが妊娠、出産、育児について情報を知らなすぎることが原因なんじゃないかと思うんです!だからこそ、義務教育で教えてくれる世の中になるといいな、と思い詠ませていただきました!!!■“ママの生きづらさ”を痛感した悲しい出来事なぜこれを詠んだのかというと、息子を産んで間もなく、悲しい出来事があったからです。産後初めて、息子を私の両親に預けて電車に乗っていた時のことです。私が電車に乗り出したときは比較的すいていましたが、気づくと座席は埋まる程度に混みだしていました。私が座っていると、目の前に若い女性の2人組が立っていました。電車が駅につくと私の左隣の方が降り、席が空きました。彼女たちはどっちが座るかという話をしていたと思います。するとその時…「若い者は立つべき」という考えが根付いていますが、子どもが小さいうちは動き回るのを制御するのも大変です。だからきっとお母さんの多くは「子どもが座れたら助かる」と思うでしょう。そうすれば手をつながず済むので、だいぶ楽になるからです(もちろん大きくなっていくうちに「譲る」と言うことを覚えて欲しいですが…)。さらに、そのお母さんは荷物を持っていたし、子連れでの電車は大変だろうと思って私は席を譲りました。正直子どもと一緒に電車に乗っているだけで「お疲れさま」と声をかけたくなります。しかし女性の一人は私たちを見ながら、こんな言葉を言い放つのでした。一瞬、私もそのお母さんも凍り付きました。その後も彼女はそういった話題を口にしており、私はとても悲しい気持ちになりました。たぶん一番いたたまれなかったのはそのお母さんかなと思います。そんな態度をとっていたわけじゃないのに…。■“知る”ことが、“子育てに優しい社会”への一歩にでもこういうことって、この女性は口にしたけれど…、もしかしたら口には出さないけれど同じように思う人って案外いるのかもしれません。私も妊娠中に電車に乗った時に、優先席に座っている人から嫌な顔されたこともありますし。そもそも「妊娠」「出産」「育児」がどんなものなのか、知る機会がなさすぎる。もしどこかで学び、ある程度知っていたら、そんなふうには言わないのではないでしょうか。そして多くの人々が、自然に席を譲ろうという気持ちになるかもしれません。だからこそ思うんです。せめて義務教育で妊娠、出産、育児ついての大変さとか教わっていれば、世の中の人はもっと優しくなれるような気がします。がんばって自分を産んでくれた親にも感謝するかもしれません。簡単に傷つけることを言う人が、少なくなるかもしれません。世の旦那さんが積極的に育児に参加してくれるかもしれません。そんなふうに、助け合える時代が来るといいなと思います!最後にここで、私の想像する未来の教室風景をご紹介します。こんな会話が飛び交うクラスもいいなと思います!\「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集!最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて賞金18万円を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。>>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!【お知らせ】 第9話 の記事下アンケート「Q. 夫の両親(義両親)との付き合いで困ったことありますか? 」のアンケート結果はこちら↓≫ 「じつは夫が元凶!? トンデモ発言にドン引き「妻の義両親ストレス」実態」
2019年06月13日こんにちはとまぱんです。「令和ママ川柳」という企画で一句読まさせていただきました。いつもふざけた記事や漫画を書いてますが今回だけ少し真面目に書いてみました(笑)。■夫が「ありがとう」「おつかれさま」を言ってくれない!みなさんはご主人に日頃「ありがとう」「おつかれさま」と言われていますか? 私は以前全く言われていませんでした(笑)。もちろん、夫に何かしてあげたときは「ありがとう」と言ってくれますが、育児に関して「ありがとう」「おつかれさま」を言われたことがありませんでした。私は仕事から帰ってきた夫に「おつかれさま」と言うのに、夫は私に何も言わない...。私も今日一日育児がんばったのに! 疲れているのに!私の気持ちを理解してくれていない!そんな気持ちが大きくなり夫にあるお願いをしました。それを伝えて1週間くらいは言ってくれましたが、その後はまた言ってくれず…(笑)。しかし、夫が娘を数時間一人でみたり寝かしつけをするなど、夫もたくさん育児をやっていくうちに「寝かしつけありがとう」「今日もおつかれさま」など言ってくれるようになりました。■「ありがとう」「おつかれさま」を言われると安心する「ありがとう」「おつかれさま」。この言葉を言われるとすっと体が楽になるんですよね。自分をちゃんと見てくれている、理解してくれているという気持ちになります。こういう安心感は育児をする上でとても大切なのかな~と思います。育児は女性がするものという概念がまだまだ強いですが、そのような概念はパパを無意識に非協力的にしてしまい、孤独に育児をするママが増えてしまうのでは…と思います。令和の時代はそんな概念を振り払い、パパも育児にちゃんと寄り添う、「ありがとう」「おつかれさま」とママに伝える。ママも一人で抱えずにパパにヘルプをきちんと伝える。(でもパパが仕事で疲れて聞いてくれない、何度言っても理解してくれないことってありますよね。私は何度か粘り強く伝えました…笑)そんなパパとママがお互いに「おつかれさま」「ありがとう」を言い合える時代になればいいなと思います。\「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集!最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて賞金18万円を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。>>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年05月27日家族のスケジュールはどのように管理していますか?スケジュール帳?お家のカレンダー?最近では、「スケジュール共有アプリ」が注目を集めており、スマホで家族のスケジュールを共有して管理できます。筆者が2年間使い続けて気づいた、スケジュール共有アプリのメリットとデメリットをご紹介します。■ スケジュール管理アプリのメリットelise / PIXTA(ピクスタ)スケジュール管理アプリは無料で使えるものも多く、より便利に使いたい時に課金するのが一般的です。紙のカレンダーやスケジュール帳には真似できない、スマホアプリならではのメリットがたくさんありました。瞬時にスケジュールが共有されるmakaron* / PIXTA(ピクスタ)夫婦互いのスケジュールはもちろん、子供の習い事や行事ごとなど、一瞬にして家族みんなで共有することができます。紙のカレンダーだと、記入後に家族に周知しなければ、「知らない」「気づかなかった」と言われてしまいます。ですが「スケジュール管理アプリ」なら、家族の誰かが入力すると、瞬時にアプリのカレンダーに反映されます。通知表示されるので、入力に「全く気づかない」ということがありません。家族の予定を事前に確認することで、家にいなくても、その場で予定を組むことができるのです。シフト制の仕事をしている家族がいれば、細かな時間まで確認できるので、お迎えの時間やご飯を用意するタイミングなど、スムーズに対応できるのです。通知機能で予定を忘れないGraphs / PIXTA(ピクスタ)使っているアプリによりますが、予定の開始1日前や、1時間前など、希望した時間に「通知」を受け取るできる機能があります。この「通知機能」のおかげで、予定を忘れずに済んだことが何度もあります。1時間前の通知で準備を始め、10分前の通知で家を出るなど、準備行動がスムーズに行えて、時間ピッタリな行動ができます。予定の共有で夫婦の助け合いができるteraken / PIXTA(ピクスタ)普段は夫が知ることのない「子どもの参観日」の日程。「スケジュール管理アプリ」に入力することで、夫は必然的に情報として知る事になりました。すると「この参観日、俺が行こうか?」と予想していなかった言葉が!予定をアプリで知った夫が「行こうかな?」と思ってくれたようです。これまでは、わざわざ参観日の日程を伝えることの無かった日常ですが、アプリのおかげで「押し付けなく」気遣いを引きだすことに成功しました。■ スケジュール管理アプリのデメリットとても便利な「スケジュール管理アプリ」ですが、便利すぎるゆえのデメリットがあります。絶対に間違えのない「アプリ」に対して、そこに人間の曖昧さが加わり、家族の間にちょっとしたトラブルが発生することも。スケジュールを確認していないと責められるjazzman / PIXTA(ピクスタ)スケジュールアプリに頼りすぎると、全てのスケジュールがそこに集結することになるので、入力し忘れたり、入力されたものを確認していないと「どうして?」と責められることが出てきます。妻:「え、今日飲み会だったの?ご飯作っちゃったよ」夫:「アプリに送別会って書いてあるでしょ」なんて会話が出てきます。最初は「スケジュール入力」プラス「声かけ」があったのですが、「声かけ」がなかった時は「アプリで確認して行動を先回りする」ということを繰り返すうちに、入力することが「絶対の決定事項」に変わってきます。まるで「これは仕事なのか?」と思えるシチュエーションが、夫婦の間に勃発するのです。アプリに頼りすぎて慌てるpolkadot / PIXTA(ピクスタ)スケジュールを入力することで、「安心」しきってしまうことがあります。通知機能を万全にして置けば問題ないのですが、人間ですからうっかりしてしまうことも。これまでアプリの通知機能で、何度も「ピンチ」を乗り越えてき経験があり、予定を意識することが薄れてしまうため、入力忘れをしてしまうと、予定をまるごと忘れてしまう!なんてハプニングも……。通知機能に頼りすぎて、予定が迫らないと行動に起こせない、悪い癖がついてしまいました。夫婦の会話が減るアプリへ予定を入力するのは簡単なので、どんどん自分の予定を書き込みます。相手はその予定を確認したうえで、さらに予定を追加します。そこでお互いに意義を申し立てないと、お互いに「黙認した」ことになってしまいます。予定を事前にすり合わせることもなく決議してしまい、自然に交わされるはずたった会話がどんどん失われていきます。近くに居ながらメールで会話している。それに近いものを感じます。mits / PIXTA(ピクスタ)使いこなすととっても便利な「スケジュール管理アプリ」。スマホがないと生きていけない!と同じぐらい、「スケジュール管理アプリ」が生活に定着してしまいました。夫婦や家族としてのコミュニケーションは大切に保ちつつ、便利なものは「道具」として使う努力が必要だと感じています。
2019年05月23日毎日食べる食事について、「パートナーとその好みが合うかどうか」を重要だと考える人は多いのではないでしょうか。好き嫌いや味付けの種類など、食の好みには、その人が育ってきた環境や地域性など、さまざまなものが反映されると言っても過言ではありません。今回は、食の好みについて、アンケート結果をもとに考えてみたいと思います。■パートナーとの食の好み、半数以上は「合っている」と回答アンケートでは、パートナーと食の好みが合っているかどうか聞きました。その結果「どちらかというと合っていると思う」と答えた人が39.2%で、もっとも多いことがわかりました。また「合っている」と答えた人とあわせると約55%となり、半数以上の人たちは、多かれ少なかれ、「パートナーとの食の好みは合っている」と考えているようです。Q.パートナーと食の好みは合っている?どちらかというと合っていると思う 39.2%どちらともいえない 18.7%合っている 16.6%あまり合っていないと思う 7.6%合わないと思う 7.6%その他 3.0%■結婚において食の好みは大切なキーとなる?「どちらかというと合っていると思う」、「合っている」と答えた半数以上の人たち。どのような点で、食の好みが合うと感じているのでしょうか。「結婚して16年、付き合っているときから味の好みは同じ。だから、いまも奥さんの料理は好き。最近自分が料理することが増えたが、『おいしい』と言ってくれてとても作りがいがある」(神奈川県 40代男性)「作った夕飯を見ていつも、『これ! 今日食べたかったやつ!』と言われたりする。結婚の決め手が食の好みというのもありましたが、正解でした」(岩手県 30代女性)「食へのこだわりはもとより、食の相性は大切な要素だと考えています。私は食事を残すことがタブーと考えていますが、妻も同じ考えです」(埼玉県 40代男性)「これほど好みが同じな男性と出会ったことがないというほど合っています。好きな物から嫌いなものまで同じです」(千葉県 30代女性)そのほか、「趣味や嗜好(しこう)は違うが、食の好みだけは合うから結婚生活を続けてこられた」としみじみ振り返るような声も寄せられました。たしかに、食事は生活と切っても切り離せないもの。好みが合えば、毎回お互いに合わせる、合わせないといったストレスがない食生活を送ることができるでしょう。半数以上のパパやママたちが、パートナーとの食の好みが合っていると答えたということは、それだけ結婚において「食事」がキーとなっていくることがわかります。■「食の好みが違いすぎて疲れた…」つらい声もそれでは、「合わない」と答えた約15%の人たちの声を見ていきたいと思います。「旦那は食わず嫌いなので、作るメニューや外食はほぼ決まっています。せめて子どもには好き嫌いなく何でも食べてもらいたいと思っていますが、旦那が食べないので微妙。やっぱり食の好みが合わないと大変ですね」(茨城県 40代女性)「旦那は味が濃いもの、私は薄味が好きなので、夜ご飯は毎度子どもたちの分、旦那の分、私の分とみんながバラバラでおかずも違います」(茨城県 40代女性)「旦那は料理人です。小さい頃からおいしいものをぜいたくに食べていたせいか、農家出身の私とは違い、舌がこえていて、私がおいしいと思う田舎料理など食べません。結婚前になんとなく好みが違うのはわかってたけど、こんなに苦労するとは思わなかった」(神奈川県 40代女性)「私は薄味、旦那は濃い味。私は甘い方が好き、旦那はしょっぱいのが好き。すべてが違い過ぎて私は疲れています」(栃木県 40代女性)多かったのは、ご飯を作る側から寄せられた、食の好みが合わないつらさを訴える声でした。「からい物好きな夫が味見をせずに何にでも一味をかけるのでイライラする」という意見もあり、作った料理を前にモヤモヤとした気持ちを抱く妻とそれに気がつかない夫の様子が目に浮かびます。食の好みが合わないと、たしかに食事のたびに同じようなことが起こりかねないため、それをストレスだと感じる人もいるでしょう。■夫婦で食生活を楽しむためのヒントは夫婦でうまく食生活を楽しむためのヒントを「好みが合わない」という人から寄せられたコメントから探してみたいと思います。▼パートナーがいないときに好きなものを食べる「旦那は好き嫌いが多いので、普段はそれに合わせて料理を作っています。子どもたちは私の好みと合っているので、旦那がいないときに好きなものを作って食べています」(福島県 40代女性)夫婦といっても、四六時中いっしょにいるわけではないため、お互いが別々に過ごす時間に、自分が好きな食べ物を楽しむという声は多く寄せられました。「好きなものを食べずに我慢する」ということより、自分の好きなものを食べる機会を設けることでお互いにストレスが減るかもしれません。パートナーの作る料理の薄味に物足りないと思っているときは、ランチをガッツリ、こってり系にするなども食の楽しみのひとつです。ただ健康的問題で食生活を見直している場合には、どのくらいまでなら許容なのか確認しないと、せっかくの家での努力が無駄になるかもしれないので注意したいところですね。▼健康のために食生活を見直した「結婚当初は、私は濃い味付けが好みで、妻が作ってくれる食事は私からすると薄味でした。しかし、妻から『濃い味付けの食事を食べ続けると体に良くない』と言われ、少しずつ薄味にしてもらい薄味に慣れていきました」(千葉県 50代男性)年齢とともに食生活の見直しが必要と考える人は多いでしょう。もしパートナーの濃い味付けやこってりした料理が好きなことが気になる場合には、健康診断の数値も夫婦で相談する1つの材料として役立つこともありそうです。▼最初は夫婦の好みが合わなくても…「合ってきた!!って感じです。 濃い味付けだった私が、主人の好みのダシしっかりの薄味になり、甘いものを食べなかった主人が、私が甘味を大好きなせいか、甘味が好きになりました」(神奈川県 30代女性)夫婦は、最初は別々の家庭で育ってきた二人が、一つの家庭を作っていきます。長年一緒にいることで、合わなかった食の好みも次第に合ってきたと考える人は多いようです。筆者も、結婚当初は甘い物が大好きな夫に合わせて、自分が好きな味付けに少し砂糖を加えて調整していました。しかし、結婚して7年目となった近頃では、自分の好みの味が「わが家の味」になってきたと感じています。自分が変わったのか、相手が変わったのか、それともお互いが歩み寄ったのかはわかりませんが、毎日同じ食卓を囲むことで、積み重ねていけるものがありそうです。また「合う合わないより、お互いに合わせようとする気持ちが大事」という方、なかには「食の好みが違うから食べ物の取り合いにならなくて快適」と考える方も。お互いに食事の時間が窮屈ではなく楽しめていれば、食事の好みが合わなくても問題ないように思えます。また、最後にこんなコメントも紹介したいと思います。「主人が母子家庭だったので、母の帰りが遅いため夕食は一人で市販のお弁当を食べてたみたいです。家に帰ると妻と子どもがいて手料理がある幸せが、当たり前ではないと知っている主人は、私が作る料理は好き嫌いなく食べてくれます」(沖縄県 30代女性)「お互いに好き嫌いはあまりないですが、ごはんを残す人はお互いに嫌いなので食の好みというより、価値観は近いかと思います。子どもたちにもごはんは残さないということを徹底して伝えています」(東京都 30代女性)これらのコメントからは、食生活や食に対する考え方には、その人が人生で大切にしていることが影響しているとも考えられそうです。たしかに、毎日食事を用意するかげには、食材の準備から調理、配膳まで、たくさんの工程があり、手間がかかっています。まずは、そのことに感謝することの大切さをあらためて感じさせられます。食事にとてもこだわる人、作ってくれるだけでありがたいと思う人、おいしければ何でもいいという人、そしてこだわりがないという人。さまざまでしょう。もしパートナーと食事の好みが合わないという場合には、お互いに相手の価値観を認めて、自分なりのおりあいをつけることも必要となってくるかもしれません。食生活を豊かにするという方法は各家庭ごとに違っていると思いますが、楽しい食事時間が過ごせるといいですね。Q.パートナーと食の好みは合っている?アンケート回答数: 4602件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年05月12日「永遠に愛します!」と結婚式では誓ったはずなのに、物理的にちっとも愛してくれない夫たち……。自分たちには関係ないことと思っていたはずの“セックスレス”。ラブラブだった彼に、一体なにが?今回は妻を“女”として見られなくなったという男の本音をご紹介します。文・塚田牧夫ママになっちゃった「子供が産まれて、妻からママになっちゃいましたね。こっちもそういう風にしか見られない。僕もパパになっちゃったし。なんか、いやらしい気持ちになりたくないんですよ。汚らわしい感じがしちゃって。ママにそういうことしたくないし、パパとしてもそういうことしたくない。ムードつくってしてみようと思ったこともあったのですが、やっぱり子供のことばかり考えちゃって無理でした」淳士(仮名)/30歳家族みたいなもの「もう15年も一緒にいますからねぇ。7年付き合って4年同棲して結婚したんですけど、責任感からですよ。女としての魅力を感じられたのは、6年間くらいかな。それでも長いほうじゃないですか? 妊活中ということで、昨日セックスしましたけど、正直、愛は……ありません。終わった後も会話なしですよ」雄平(仮名)/33歳洗濯物を干していて「結婚してから同棲して、洗濯係を引き受けることに。洗うのはまだいいんだけど、干すのがね! 彼女のパンツを干しているとき、なんだかな~な気分になってしまいました。洗いたてでちょっとくたびれたそのパンツ、また着用されても、まったく興奮できないですよね。洋服もそうですけど。洗濯がなかったら、まだ女として見られていたかもな。多分」祥平(仮名)/29歳妻を女として見られなくなった男の本音をご紹介しました。妻側からしても夫に“男を感じる”ことは少なくなってくるでしょうが、お互いにそうなってしまうとレスまっしぐら。いつまでもセクシーな気持ちになれる工夫をしたいものですね。©Africa Studio / Shutterstock©fizkes / Shutterstock©Imcsike / Shutterstock※2017年6月26日作成
2019年05月05日不倫をしている夫から届くLINEには、妻にとって一生の心の傷になるような、ひどいものもあるようです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな残酷すぎるLINEを3つご紹介します。文・並木まき1:「しばらくしたら、また会えるから」「夫の不倫が発覚し、すったもんだをしましたが、結局、夫婦関係修復の道を選びました。不倫相手の女とは別れたと聞いていたので、私も不倫のことは水に流して、夫と向き合うつもりでいたんです。ところが、そんな矢先、夫から『しばらくしたらまた会えるから。だから泣かないで』とLINEが。どうやら不倫相手の女に送るLINEを、私に誤送信したようでした……。夫婦関係を修復すると言いながら、ほとぼりが冷めたら、不倫相手とヨリを戻そうとしていたことを知り、もう一生夫のことは信用できない……と、ショックを受けました」(42歳女性/パート主婦)不倫が妻にバレ、不倫関係を清算したフリをしてもどこかでボロが出るものです。こんなことをされれば、一生の傷になりますよね……。2:「愛しているのはあっち。でも君と結婚した責任があるからね」「不倫が発覚した夫とは、一時は離婚も考えましたが、子どもがまだ小さかったので、とりあえず離婚はせず、結婚生活を続けようということになりました。しかしその後も、夫が相手の女と会っている気配があったので、私は、夫にLINEで問いただしました。すると『向こうとは別れてない。でも離婚はできないとは伝えた。ちなみに、俺が愛しているのは、あっち。でも、君とは結婚した責任があるから、これからも養っていくよ』と返信が。私に対してまったく愛はないと宣言されたようなもので、悔しくて悔しくて……。今でも子どものために離婚はしていませんが、このときの言葉がずっと頭から離れず、虚しい日々を送っています」(36歳女性/医療機関受付)不倫を反省することなく、開き直るパターン。たとえ真実だとしても、言ってほしくないことってありますよね……。3:「結婚しなければよかった…」「夫の行動が怪しかったので、不倫をしているんじゃないかと問い詰めたら、会社の部下とそういう関係だと白状してきました。でも、知られた以上は、相手とは別れて家庭に戻ると約束してくれました。しかしそれ以来、夫は私に対して後ろめたい気持ちがあるのか、妙によそよそしい態度を取るようになりました。なので、あるとき私から『あれ以来、なんだか態度がおかしいけれど、何か言いたいことがあるなら言って』とLINEしてみました。すると夫からは『実は、結婚したことを後悔している。結婚なんてしなければよかった』と返信が……。これって、私と結婚したことを悔やんでるって意味ですよね?傷つけられた上に、さらにこんなことまで言われて、何のために彼と一緒にいるのか、分からなくなりました……」(34歳女性/製造)たとえ、不倫相手の女性と別れても、その後、夫からの愛情を感じられなければ不安になるもの。さらに、結婚そのものを後悔していると言われれば、虚しくてたまりませんよね……。不倫男性の中には、妻に残酷すぎるLINEを送っている人がいるようですね。裏切られた上に、追い打ちをかけるような言葉をかけられたら、心はもうズタズタでしょう。© Antonio Guillem /shutterstock© Ollyy /shutterstock© PORTRAIT IMAGES ASIA BY NONWARIT /shutterstock
2019年04月27日夫婦仲って、ちょっとしたタイミングで不穏な関係になってしまいます。今年のような10連休もあるGWにずっと夫婦一緒にいるときや、家などの大きな買い物の際には、つい本音が飛び出して一気に険悪になってしまうことも。普段は仲がいいという夫婦もご用心!夫婦のバランスを保つためのお役立ち記事を、3本まとめてご紹介します!■ 夫婦仲を調査!パートナーを何と呼んでいる?bee / PIXTA(ピクスタ)恋人と異なり、夫婦の関係は、日常や暮らしの延長線上にあります。忙しい毎日を送る中で、互いの存在が良くも悪くも空気のように溶け込んで、ついありがたみを忘れてしまうことも。現代の離婚率は3割にものぼるのだとか。離婚とはいかないまでも、「仮面夫婦予備軍」はたくさんいるのかもしれません。夫婦仲を調べたアンケート調査を見ると、気が付かないうちにすれ違っている夫婦が多いことに気づかされます。夫や妻をどう呼んでいますか?朝食や夕食を夫婦で一緒に食べていますか?夫婦でゆっくり過ごす時間はちゃんとありますか?夫婦の時間を増やすために何か努力はしていますか?さて、この問い、あなたならどう答えますか?詳しくは記事をチェック!ウチって仮面夫婦予備軍?既婚男女が語る「夫婦関係」の実情とは?■ 10連休のGWは、妻は食事で、夫は家事分担で気を使うのがベスト⁉Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)連休は夫婦で一緒に過ごす時間が増えてうれしい反面、ストレスを感じやすくもなります。休日とは言え家事がなくなるわけではなく、子どものお世話に食事の用意、洗濯、掃除と、あまりゆっくりもできません。さらに、連休中に家族でお出かけをするのなら、行先探し、スケジュール確認、予約手配、荷物の準備など、やることが増えてめまいがしそう……!今年のGWは10連休と、例年になく長い連休になるので、今から頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、「長期休暇の過ごし方」に関する夫婦の意識調査をお伝えしています。夫婦で10連休を過ごすのは嬉しい? 嬉しくない?妻は連休中の「食事作り」、夫は「家事分担」で気を遣っている?実はGWを一人で過ごしたいと思っている?なかには「GW中はずっと夫婦一緒でなくても良い」「仕事の予定が入っているので気が楽」など衝撃的な回答も。相手への思いやり、自由に過ごす時間配分など、夫婦仲良く10連休を過ごすための秘訣をアンケートから探ってみてください。詳しくは記事をチェック!2019年のゴールデンウィークは10連休!夫婦での快適な過ごし方とは?■ 家づくりで6割以上がパートナーにイライラしている!?cba / PIXTA(ピクスタ)大きな買い物を決断するシーンでは、夫婦の意見がぶつかり合い、険悪な雰囲気になってしまうことが多いようです。そこで最後にご紹介するのは「家づくりとパートナーとの関係性調査」という、ちょっと面白いアンケート結果。夫婦の幸せの形を実現する「家づくり」ですが、その過程で「パートナーにイライラしたことがある」と回答した人は63%にものぼりました。家づくりでは、いろんな意見が飛び出し、ときに収集がつなかくなることもあります。しかし、互いの声に耳を傾け、建設的な話し合いができる関係性が日頃から夫婦間にあると、そうしたトラブルも少なくなりそうです。さらに、アンケートでは「家づくりの過程で、別れ、別居、離婚を考えましたか?」というかなり突っ込んだ質問も登場します。その驚きの結果とは?詳しくは記事をチェック!最悪離婚も!? 家づくりで夫婦の仲が険悪になったらどうしたらいい?
2019年04月13日結婚して幸せな二人を見ても、いまいち祝福できない……ということはないでしょうか。関係性に不安を覚えるような夫婦。本人たちが気付いていないだけで、周囲の冷静な人たちは危険な香りを察知している場合も多々あります。今回は、“離婚すると思う夫婦”について男性の意見を聞いてみました。文・塚田牧夫交際期間が極端に短い「同じ年の女友だちが婚活を始め、マッチングアプリに登録。すると、すぐに相手が見付かったんです。そしてとんとん拍子に結婚の話に。そんなに焦ってるのかな……という感じでした。結婚した二ヶ月後。その子から連絡が来て、旦那が仕事の続かないタイプで大変だと。すでに離婚の話も出ていると……。思った通りの展開でした」ケン(仮名)/35歳相手の状況を把握するために、交際期間はある程度あったほうがいいでしょう。長いほど、得られる安心感も大きいはず。それを省いて話を先に進めようという姿勢は、周りを不安にします。周りに紹介しない「学生時代からの友だちが結婚したんです。でも、式は挙げず。パーティーなんかもなかったので、奥さんと顔を会わせる機会がありませんでした。あるとき、その友だちの家に何人かで遊びに行くことに。やっと挨拶できると思ったら、“実家に帰っている”ということで留守。そして一年ほど経ったとき、“離婚するかもしれない”と聞かされました。結局一度も会えずに終わりましたね……」ヤスオ(仮名)/33歳一切紹介しないということは、心のどこかで“ずっと一緒にいる相手ではない”と思っているのかもしれません。そう思う人もいるはずです。夫が若い「女友だちが、急に“結婚するかも”言い出し、相手を紹介してもらったんです。なんと相手は十歳下。大学を出たばかりの、なかなかの好青年でした。まだまだモテるだろうに、結婚していいのかな……と思いました。案の定、その一年後。ご主人の浮気が発覚。友だちは取り乱していたけど、こっちとしては予想通り。ご主人を責める気にはなれなかったです」マサト(仮名)/35歳男性は女性に比べて精神年齢が低い。二十代は、まだ子どもと言ってもいいぐらいです。それぐらいの年の差で結婚するのなら、浮気のひとつやふとつ覚悟しないと……というのが、この男性の意見のようです。ケンカをしない「友だちカップルと話をしたとき、まったくケンカをしないというので驚きました。逆にうちはケンカばかり。でも、すぐに仲直りするし、ストレスも溜めないから、悪いこととは思っていませんでした。その友だちカップルが結婚して、子どもが生まれたんですね。そうしたら、一気にケンカが増えたらしい。終始険悪な雰囲気で、もう耐えられないと。やっぱりな……という感じでした」マサ(仮名)/30歳ケンカをしたことがないという場合、仲直りの仕方なども分からない。まるでしない、というカップルは意外と危険なのかも……?“男が離婚すると思う夫婦の特徴”をご紹介しました。周りの意見は関係ないと思っていても、意外と的を射ている場合もあります。なので、耳を貸したほうがいいことも。周りも素直に祝福できるような、結婚をしたいものですね。© Kamil Macniak / shutterstock© VGstockstudio / shutterstock© oneinchpunch / shutterstock© oneinchpunch / shutterstock
2019年04月11日子育てと運営の両立ここしばらく、私も麻ちゃんも慌ただしい毎日を過ごしていました。ニュースなどでご覧になった方もおられると思うのですが、「結婚の自由をすべての人に」訴訟、いわゆる「同性婚訴訟」の原告の一人になったため、その準備に追われていました。その話も追って書くつもりですが、今回は「にじいろかぞく、のはじまり」第5回目で、これで一段落となります。もう少しだけ、お付き合いください。思いがけなく参加することになったアメリカ研修旅行で、すでになんとなく形ができてきていた「にじいろかぞく」の未来のあるべき姿を目にして、私のなかで「やろう!」という気持ちが、これまでになく高まっていました。イベントに集まってくれる仲間たちから、「私は、にじいろかぞくの一員だと思っているよ!」なんて言ってもらって、「ちゃんとした会にしなきゃ」と思うと同時に「本当にできるのか?」という不安もありました。子育てをして、仕事もして、家事もして。それだけで日常は恐ろしくめまぐるしく、常に走っているような状態です。子どもに食事を出したら、自分は台所で立ったまま食べる、という生活が長らく続いていましたし、食洗機と無洗米は常備(それは今もですが……)。ご飯を炊けなかった日のスペシャルメニューはやきそば。そんな有り様です。さらに3人の子どもの学校行事の把握に提出書類の作成、などなど、などなど、細かいことは山積み(見落とすことも度々……)。この状況で「にじいろかぞく」をちゃんとした会にするには、仲間の助けが必要でした。ノンケさんの彼女に気付かされたことアメリカ研修旅行に行く少し前、私は麻ちゃんと、ある選挙ボランティアに参加しました。漫画家でゲイである歌川たいじさん(彼の原作で映画化された『母さんがどんなに僕を嫌いでも』は、涙なしには見られませんでした。機会があれば是非ご覧ください!)が選挙に出られると聞き、「それはお手伝いをしなければ!」ということになったのです。歌川さん、こと歌さんは、私たちの心の師匠、Taqさんの店「タックスノット」で知り合い、私たちにとってTaqさん同様、同性のパートナーと “ふうふ” として長年暮らす、大好きな先輩でもありました。歌さんの選挙ボランティアメンバーは、約半分がLGBTの当事者で、残り半分がノンケさん。LGBTであろうがなかろうが気にしない雰囲気が居心地よく、チラシ配りの後に、みんなでご飯を食べに行くことも度々ありました。そんななか、仲良くなった女性がいました。彼女は夫と二人暮らしのノンケさん。しっかり者で、細かいことにもよく気がつき、ボランティアメンバーの中でも頼りにされる存在でした。年が近いこともあって、すっかり打ち解けて友達になった彼女が、歌さんのボランティアが終わった時に「にじいろかぞくにも行ってみたいな」と言ってくれたのです。彼女は本当に「にじいろかぞく」に遊びに来てくれて、あっという間に会になくてはならない人になりました。彼女のおかげで、会では交流ピクニックだけでなく、さまざまな勉強会も開催できるようになりました。会を支えるということは、実に地道な、細々した作業の積み重ねなのです。その点、彼女は本当に “よくできる人” なので、私も会のメンバーも、すっかり彼女をアテにするようになっていました。ところがある時から、彼女はなんだか元気がない様子が続きました。「心配事でもあるのだろうか?もしかしたら会のやり方が気に入らないのだろうか?」と、オロオロしながら訊いてみるのですが、なんとも歯切れが悪い。「どうしたんだろう?」と首をかしげる私たちを前に、彼女は理由を口にしたがりません。お酒を飲ませて「さぁ話して!」と迫ってようやく聞き出した理由に、私たちはびっくりしました。「あのね、私、やっぱり遠慮しちゃうところがあるんだよね。ほら、だって私だけがノンケじゃない……?」そうなのです。世間では私たちがマイノリティ。普段は大勢のノンケさんに囲まれて、自分たちのことは話しにくい。だからこそ自由に自分たちの家族や、ジェンダーやセクシャリティのことも、率直に話せる場を作りたいと「にじいろかぞく」をやっていたのですが、会ではノンケさんである彼女がマイノリティ。逆転しているのです!私やLGBT当事者のメンバーは、自由に家族やパートナーのことを話していたし、時にはセクシャリティに関わるジョークも言っていましたが、ノンケさんの彼女にしたら戸惑うことが多かったのだと、その時初めて知りました。それを彼女は「ノンケ中心の世の中で、普段は自由に話せないのだろうから。こういう話がしたくてみんな集まっているのだろうから」と、黙っていてくれたのです。そのことに、私たちは強い衝撃を受けました。いつも自分たちがマイノリティだと思い込んでいたけれど、それは違う。状況が変われば、自分たちがマジョリティになることもあるのだと気がついたのです。それは大きな衝撃でした。いつもは配慮 “される側” である私たちが、配慮 “する側” に立たなければいけなかったのです。いつも、ノンケさんに対して「なんでもかんでもノンケ前提だと思わないでくださーい」なんて思っていたけれど、「にじいろかぞく」の中では逆なのです。私たちがノンケさんもいることに配慮し、「なんでもかんでもLGBT前提だと思わないでくださーい」と言われる可能性を考えながら、話をしなければいけなかったのです!これは彼女に話してもらって、初めて見えてきたことでした。だからといってすぐ完璧に対応できたのか、というと、そう簡単な話でもありません。それから何度も、私たちは彼女の気持ちを傷つけてきたと思います。でも、それは自分たちにとって大きな気づきでもありました。ノンケさんを相手に「どうせ、話しても分かってもらえないだろうなー」と思うこともあったけれど、自分たちも分かっていないことに、気付かされたのですから……。それじゃあ困るんですよ、私たちが!ノンケさんの彼女だけでなく、「にじいろかぞく」には、すでに全国から多様な人たちが集まり始めていました。ある時、生まれたての赤ん坊を連れたご夫婦がやってこられました。「私たちはここにいてもいいですか?」と遠慮がちなお母さんの話を聞くと、「私たちは結婚していて、子どもは私たち“ふうふ”の子です。でも私はレズビアンで、パートナーはトランスジェンダーで、男性として生まれましたが、自分を男性と女性の混在だと言っています。こんな私たちでも、仲間に入れてもらえますか?」。レズビアンでありながら「結婚」という道を選んだ彼女にとって、パートナーは女性でもあるのに、世間からは当然のように「パパ」と「ママ」の「家族」として扱われる違和感。その家族の形も戸惑いも、私の想像していなかったものでした。また、あるイベントで元気いっぱいの女性に話しかけられました。彼女はあっけらかんと、自分は3人の子どもがいるレズビアンだと言うのです。しかも選択的シングル。はじめの子は当時結婚していた夫との間に生み、2番目の子は離婚後にその夫に協力してもらって人工授精で生み、さらに3番目の子は精子バンクを通して生んだというのです!固定観念に縛られがちな私は、“子どもを育てるには、つがわないと”みたいなところがあるのですが、自分の人生をどう生きて、どう子どもを育てるかは、それぞれで決めていくことなんだ、と彼女から教えてもらいました。シングルファーザーとして、子どもを育てているゲイの男性との出会いもありました。それから、代理母で子どもを授かったゲイカップルの友だちもできました。彼らは日本人とスウェーデン人のカップルで、現在、同性結婚が可能なスウェーデンで子どもを育てています(スウェーデンでは子育てをするゲイカップルが、さして珍しくないと聞いて、またびっくり)。ジェンダーもセクシャリティも関係なく、つがったりつがわなかったりも自分に合うように選びながら、育児を真ん中に置いて話せる場として「にじいろかぞく」をやっていきたい。人が集まり、ようやく形になってきて、このまま頑張りたい……と思っていた矢先、2016年、私に乳がんが見つかりました。この話は以前に書いていますが、抗がん剤治療に、片胸の全摘手術と1年半は仕事も休業し、ほとんど寝付いていました。手術が終わって半年。そろそろ「にじいろかぞく」のこともやらなくては、と思っていた時に、ずっと会を支えてくれていたメンバーから、声が上がりました。「ボランティアをやって、って小野ちゃんは言いにくいのかもしれないけど、私たちやるから。小野ちゃんが倒れたら会が終わり、じゃ困る。きちんとした会にしてほしい」。特に、LGBTであることを表に出しづらい地方のメンバーから、強い声があがりました。そこで正式に運営メンバーになってくれた6人とともに体制を整え直し、「にじいろかぞく」は会員制の任意団体として、新たなスタートを切ったのです。そして今は、子どもを産んだ経験を持つトランスジェンダーの男性が運営メンバーに加わり、さらに新しい視点を与えてくれています。毎年、会員の入れ替わりがありながら、2019年は子育てをするLGBTを中心に、セクシャリティもジェンダーもさまざまな60人強が参加してくれています。やっていることは、ほぼ育児サークルと一緒ですが、多種多様な家族が、寝転がる赤ちゃんを一緒にあやしながら喋っている様子を見るたび、「自分みたいな家族なんてどこにもいないんだ」と思っていたあの頃、夢見ていた未来のなかにいるな、と感じています。Composition:Yoshiyuki Shimazu
2019年04月02日SHIORIの夫婦がもっと仲良くなるごはん人気料理家SHIORIさん(「彼ごはん」シリーズ)が今回のレシピで使用するのは、おなじみの食材ばかり。お米を炒める、スープを用意するといった難しそうな手間は一切省略、それでいて味は本格的! お子さんもきっと大好きな美味しさです。そこに家族の「美味しい!」という声が聞こえたら、料理への苦手意識も吹き飛んでくれるはず!?このレシピが生まれたきっかけでもある、ワーキングマザーの奥さんを支えたいけど料理が苦手な旦那さんを描いた漫画も、合わせてどうぞ!▼第6話「楽してる?」[ 第6話より ]簡単レシピで苦手を克服したい使うのはおなじみの食材ばかり。お米を炒める、スープを用意するといった難しそうな手間は一切省略、それでいて味は本格的!お子さんもきっと大好きな美味しさです。炊き上がりはなんともいえない、いい香りが。そこに家族の「美味しい!」という声が聞こえたら、料理への苦手意識も吹き飛んでくれるはず?!((( 炊飯器にお任せ!初めてでも失敗知らず )))海老としめじのピラフ◆材料(2人分)米 …………………………………… 2合むき海老 …………………………… 150gしめじ ……………………………… 1パックコーン ……………………………… 大さじ4固形コンソメ ……………………… 1個オリーブ油………………………… 大さじ1(A)しょうゆ …………………………… 小さじ1塩 …………………………………… 小さじ1/2バター ……………………………… 10g粗挽き黒こしょう ………………… 適量パセリ(刻む) …………………… 適量◆作り方1. 米はといで30分浸水させ、ざるにあげて水気をよく切る。湯360ml(分量外)にコンソメを溶かし、冷ましておく。2. 海老はさっと水洗いしてペーパータオルで水気をよく拭き取る。背を包丁で浅く開き、あれば背わたをとる。しめじは石づきを落としてほぐす。3. フライパンにオリーブ油を熱し、海老、しめじをさっと炒め、塩ふたつまみ(分量外)をふって火を止める。4. 炊飯器の内釜に1と(A)を入れてさっと混ぜ、その上に3とコーンをのせて早炊きモードで炊く。炊き上がったらバターを落として混ぜ、器に盛る。黒こしょうと、あれば刻んだパセリをふる。point調味料をきちんと計量することで、誰でも確実に美味しく作れます。材料が少なく、使い残しが出にくいのも初心者さんには作りやすいはず。具を用意したら後は炊飯器にお任せなので、時間も有効に使えますよ!PROFILESHIORIさん料理家。料理教室を主宰しながら、TVや雑誌などで幅広く活躍。近著に『SHIORIの旅するおうちごはん』(マガジンハウス)。food&styling:SHIORIphoto:Masaru Furuyatext:MegumiYamazaki絶賛発売中!「腹が減っては夫婦はできぬ」漫画:藤原撫子/レシピ:SHIORIお互い愛しているはずなのに、すれ違う夫婦たち。ーー仕事に家事育児…結婚生活に悩みを抱えた、9組の夫婦の “ごはん” を巡るオムニバス漫画。著者累計400万部! 『彼ごはん』シリーズ料理家SHIORIの “夫婦がもっと仲良くなるごはん” レシピ付き!
2019年03月27日結婚はゴールではなく新たな人生の始まり。離婚率が3割という今の時代。もしかして自分たちも「仮面夫婦予備軍」と思っている人もいるのでは?相手の呼び方、食事をとるタイミング、一緒に過ごす時間など、巷の夫婦関係の実態はどのようになっているのでしょうか?そこで、既婚男女によるリアルな夫婦関係についてご紹介いたします。■ 配偶者の呼び方の最多は「お母さん・お父さん」!エニワンが既婚男女1,591人を対象に実施した「夫婦関係に関する意識調査」。この調査ではまず、「配偶者の呼び方」について尋ねました。最も多かったのは、「お母さん・お父さん」(22.5%)という結果でした。photomai / PIXTA(ピクスタ)4位の「ママ・パパ」も合わせると、なんと39.9%と4割近くがお互いを母親・父親の呼称を使って呼んでいることが判明しました。2位は「名前を呼び捨て」(20.5%)、3位「ニックネーム」(18.7%)、そして5位は「名前にちゃん付け」(13.6%)という結果となりました。Blue flash / PIXTA(ピクスタ)まだ子どもがいない夫婦は、名前を呼び合う場合が多いのかもしれませんね。■ 朝食を「一緒に食べない」夫婦が60%以上も巷の夫婦たちは1日にどのくらい一緒に時間を過ごしているのでしょうか?「朝食を夫婦一緒に毎日食べますか?」という質問では「NO」が圧倒的に多く63.4%。「YES」は36.6%でした。bee / PIXTA(ピクスタ)一方で「夕食を夫婦一緒に毎日食べますか?」という質問では、「YES」が過半数で58.6%となりました。Ushico / PIXTA(ピクスタ)夫婦で一緒に食事をしない理由を尋ねると、「仕事で早く家を出るから」「残業が多く、家に帰るのが遅くなるから」などという回答が挙がっています。aijiro / PIXTA(ピクスタ)バタバタする朝は食卓について夫婦一緒に朝食を……というのは難しいかもしれません。できれば夕食だけでも一緒にして、その日あったことを話し合うなどして夫婦の結びつきを強めたいものです!Ushico / PIXTA(ピクスタ)一緒に食事をしない夫婦が多いことが判明しましたが、「夫婦でゆっくり時間があまりないと感じますか?」と尋ねると、「YES」と答えた人が50.3%も。夫婦として一緒に暮らしていても、1日のうちで会えるのはほんの数時間……では寂しい限り。平日に会えない時間が長い場合は、週末にデートしたり、一緒にアクティビティをしてみるのも良いかもしれません。amadank / PIXTA(ピクスタ)■ 夫婦の時間を増やすため「仕事環境を変えたい」人は40%では夫婦の皆さんは、この状況を改善したいと思っているのでしょうか?bee / PIXTA(ピクスタ)夫婦で一緒に時間を過ごせないのが「仕事のせい」と語る人が多いことから、「夫婦の時間を増やすために、現職の環境を変えることは必要だと思いますか?」と尋ねると、「あまり必要でない」と答えた人が最多で34.3%。次いで「まあまあ必要だと思う」(30.2%)、「必要ではない」(23.4%)、「必要だと思う」(12.1%)という結果でした。xiangtao / PIXTA(ピクスタ)全体的に「必要ではない」と思う人のほうが多く57.7%、「必要だと思う」と思う人は42.3%という結果に。しかし、夫婦の約半数は「一緒に過ごす時間があまりない」とは感じていないことから、この数は妥当であると言えるでしょう。xiangtao / PIXTA(ピクスタ)以上、夫婦関係に関する意識調査の結果をご紹介しましたが、いかがでしょうか?せっかく縁があって結婚したのですから、夫婦関係が良いことに越したことはありません。「もっと一緒に過ごす時間が欲しい」と感じているなら、パートナーと話し合って時間を作る努力をしてみてくださいね!【参考】※ 半数以上の方が「夫婦でゆっくり過ごす時間がない」と感じていることが判明。理想のおしどり夫婦になるためには職場環境の改善が大きな課題!!AnyONE
2019年03月26日不倫にのめり込んでいる男性の中には、朝帰りする上に、妻に対して開き直ったLINEを送りつけている人もいるようです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな実話を聞いてきました。文・並木まき1:「どうせ寝てるだけなんだから、いいじゃないか」「ちょっと前から、夫の浮気を疑っていて、最近になって朝帰りが増えてきたので、疑惑が確信に変わりました。ワイシャツから、我が家のものではない女物のシャンプーの匂いがすることもあるので、ほぼ間違いないと思います。そのうち戻ってくるだろうと思って放っておきましたが、朝帰りの頻度が上がったので、さすがにこのままじゃマズイと思い、夫に早く帰宅するよう文句のLINEを送ったんですよ。すると夫から『うるさいなぁ。帰っても、どうせ君は寝ているだけなんだから、何時に帰ろうがいいじゃないか』と返信がきました。そういう問題じゃないのに、妙な開き直りっぷりに唖然としました」(38歳女性/専業主婦)“帰っても妻は寝ているから”というのは、朝帰りを正当化する理由にはならないはず。でも、そんなめちゃくちゃな理屈で押し通そうとする男性もいるのです。2:「モテるんだよ、俺」「これまでも何度か浮気して、私にバレているうちの夫。浮気をすると明らかに行動が変わるので、妻の私にはバレバレんです。最近も、どうやら新しい浮気相手に入れ込んでいるようで、朝帰りが増えていました。そろそろ釘を刺しておこうと『また浮気? もういい加減にして』とLINEをしたら、『モテるんだよ、俺』と返信があり愕然。普通、妻に浮気を疑われたら、焦るじゃないですか? 悪びれる様子もない夫に呆れ果てました……」(36歳女性/マスコミ)浮気常習犯の男性は、感覚が麻痺しているようですね。結婚している身で「モテるんだ」と言われても、そうなんだとはならないですよね……。3:「女房と畳は新しい方が良い」「夫が若い女と不倫しているのはなんとなく分かっていて、私が何も言わないのをいいことに、ついに朝帰りをするようになったので堪忍袋の尾が切れました。深夜になっても帰宅しない夫に、『いい加減にしてくれない? 浮気してるのは知っているんだけど。今すぐ帰ってきてください』とLINEすると、『女房と畳は新しい方が良い』と、ひと言だけ返信がありました……。翌日帰宅した夫を問い詰めたところ、『酔ってて覚えていない』なんて、しらばっくれてましたけど。お酒を飲んで気が大きくなって、つい本音が出たんじゃないですかね。詫びることなく開き直ったLINEを送りつけてきた夫に、うんざりしました」(39歳女性/医療)不倫男性に限らず、深酒をしているとき、普段なら送らないような大胆な内容のLINEを送ってしまう人っていますよね。しかし、帰宅を促す妻に対してこんなLINEを送りつけるとは、最低ですね。謝ることなく、開き直る……夫がこんなタイプだと、妻の心労は相当なものでしょう……。© GP Studio /shutterstock© Antonio Guillem /shutterstock© Jacob Lund /shutterstock
2019年03月26日以前、夫婦でぶつかったことをかきました。それとは別に、ふとしたことで突然、夫婦喧嘩をしてしまったときのことをお話しします。私が食材宅配サービスを試してみたときのことです。そのときは料理に使うぶんだけの食材を配達してもらいました。いつも自分で料理をすると、野菜を全部使いきれず、そのぶんは捨ててしまうことが多いのですが、そのときは野菜の芯や葉の捨ててしまう部分は最初からとりのぞかれて届いたので、ゴミも最小限でした。それを見て、夫は私にこういいました。燃えるゴミの量を1袋にへらすようもっと努力しなよと。たしかに、私が食材を使い切るのが上手ではないというのが生ゴミが多い理由のひとつです。よく使いそうなもの中心に食材を買い、それをもとにメニューを考えて調理していますが、全部使い切れないことが多いです。レシピや食材の保存方法など、いろいろ工夫してゴミをへらすべきなのでしょう。でもそのときは、子育てや仕事と忙しく、家事のこまごまとしたことを考える余裕がありませんでした。努力をすればいいというのは頭ではわかっているのですが、夫のいうようにいきなり1袋までへらすのは、ハードルが高く感じました。そのとき何度もくりかえし「できるはずだよ」といわれイラっとしてしまい、夫と口論になりました。きっと夫だって簡単にはできないことだろうに・・・と思いました。喧嘩してもゆずってくれることが多い夫なのですが、そのときの彼はゆずりませんでした。・・・しかしその夜のことです。冷蔵庫で消費期限をかなりすぎたピザを発見しました! それは以前スーパーで「自分の晩酌用に」といって夫に買わされたものでした。燃えるゴミになってしまった夫のピザを彼にみせました。すると彼はその瞬間から「できるはずだ」と私にしつこくいわなくなりました。内心ほっとしました。夫婦でぶつかってしまいましたが、時間に余裕があれば、燃えるゴミをへらすために工夫できることを少しづつ考えてみようと思うきっかけになりました。完璧を最初から目指さなくてもいいのかもしれません。夫のピザもふくめ、そういった無駄買いをなるべくしないようにするなど、小さなとこからからはじめようと思いました。
2019年03月26日友人夫妻と家族ぐるみでの付き合いがあると、自分の女友だちと夫がLINEで繋がっていることもあるでしょう。ところが、妻の知らないところで女友だちに破廉恥なLINEを送りつけている最低な男性も……。そんな不適切すぎるLINEを、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきがご紹介します。文・並木まき1:「何カップですか?」「たまに家族ぐるみでバーベキューをする、仲の良い友人夫婦がいるのですが、その子の旦那さんから昨年、びっくりするLINEが届きました。普段、LINEなんてしないのですが、朝っぱらからいきなり『急にすみません。胸は、何カップですか?』って、いきなりバストサイズについて質問されたんです。『ええっ!?』と驚いてしばらく返信せずにいたら、その後『妻に下着をプレゼントしたいのですが、サイズがわからなくて……』と届きました。その人には、私とその女友だちのバストサイズが、同じくらいに思えたみたい。個人差があるから、私に聞いても意味ないよと返信をしておきましたが、友人のご主人から胸のサイズを聞かれるなんて、本気でびっくりましたね~」(30歳女性/専業主婦)妻へのサプライズプレゼントの準備とはいえ、よその女性にバストサイズを尋ねるとは、大胆ですね。エロ目的のLINEではなかったようで、よかったです。2:「週何回ヤってる?」「夫婦でWデートをする仲の女友だちがいるのですが、そのご主人とLINE交換したら、下ネタばかり送ってきて、ウンザリしています。どうやら友人夫婦はレス歴が長いらしく、人前でもスキンシップが多いウチの夫婦が羨ましいみたい。適当にあしらっていたのですが、ついこの前は『ぶっちゃけ、週何回ヤってるの?』とストレートなLINEが届きました。そんなのまともに答えたくないし、なんだかセクハラチックで不快でしたね……。でも、女友達にチクると大ごとになりそうなので、どうやって対処すべきか悩んでいます」(33歳女性/デザイン)親しき仲にも礼儀あり。どんなに仲が良くても、夜の営みにまつわる質問をぶつけたら、破廉恥な男性だと思われて当然です。3:「ウチの妻、ああ見えてスゴい淫らなんだよね」「仕事関係で知り合った同世代の夫婦と仲良くなって、たまに家族ぐるみでご飯に行くようになりました。向こうのご主人と私は、働いている業界が同じということもあり、日ごろからくだらない話をLINEでしています。その旦那さんは、なんでもあけっぴろげに話す豪快な性格。つい数日前には『ウチの妻、ああ見えてエッチのときはスゴい淫らなんだよ(笑)』と、夫婦の営みについて暴露してきました。そんなこと私に言われても返事に困る! 頭の中で、女友だちが乱れている様子を想像しちゃって、ひとり赤面でした」(34歳女性/IT)夫婦の営み事情を披露したがる男性もいますが、その人の奥さんを知っていると、どのように反応すべきか悩んでしまいますよね。自分の夫がこんなLINEを女友達に送っていたとしたら……、ガッカリ&ショックですよね。その点、しっかりと管理できるといいですね。© Kaspars Grinvalds /shutterstock© Olena Yakobchuk /shutterstock
2019年03月25日人生で一番、美しい瞬間が訪れる結婚式。お式はなにより、花嫁のためにあるといっても過言ではありませんよね。しかし、輝かしい当日を迎えるまでの準備期間というのは本当に大変なもの。電卓をたたき、手作りアイテムを駆使して式の費用をコスト削減させる。そうして準備していくうちに段々と疲れてきて妥協してしまうこともよくあるそうです。そこで今回は、結婚式を経験した卒嫁さんから結婚式に妥協してはいけないことを教えていただきました。料理を妥協するとゲストから白い目で……【リアルな夫婦生活】vol. 106「結婚式の費用は平均で200万~300万くらいが相場と聞いていたのですが、実際に打ち合わせを重ねるほどに、演出やケーキ、ドレス、写真とこだわりたい部分が出過ぎて、結局当初の予算より100万以上かかると、かなりオーバー。これではいけないと、夫と話しながらコストダウンさせました。それでもまだ予算内におさまらず結局、料理の部分をケチっちゃったんですよね……。でも、料理をケチったことはゲストにはわかるもので、他の演出に比べ、料理のコースだけがちょっと寂しいという印象を与えてしまうことに。演出と料理の豪勢さに差が出すぎると、予算のかけ具合がゲストからも丸わかりなんですね。来てくれたゲストに対するおもてなし度が問われるのも料理なので、できるだけ料理はケチらない。これすっごく大事だと思います」(26歳:事務)屋外ウェディングの日取りに妥協は絶対ダメ「ずっと憧れだったのは流行りのガーデンウェディング。海外のおしゃれな庭園ウェディングのようなスタイルを絶対にやりたくて、リスク承知で決行しました。ですが私たちがガーデンウェディングできる会場を下見しに行った時には、オンシーズンである春と秋の土日祝の予約はすでに埋まっている状態。かわりにシーズン間近の2月下旬なら空いているということで、予算もオンシーズンより割安だし2月下旬で予約を入れたのです。……お察しの通り、これが間違いでした。おかげさまで当日は無事晴れたのですが、3月ももう間近とはいえ2月の日中は非常に寒い!! 私もですが、友人たちもドレスアップしているので、とにかく寒い。その記憶しかないですし、お式の後に風邪を引いた友人が何人かいたので本当に悪いことをしました。挙式スタイルによっては式の日取りだけは絶対に妥協してはいけないと今になって後悔しています」(28歳:看護師)ヘアアレンジへの妥協は後々に後悔を生む?「当日までのリハーサルもチェックし、入念に打ち合わせをしていたにもかかわらず、当日のヘアアレンジが最悪になったという経験があります。これはもうどうやって対処すれば良かったのか今でもわかりませんが……とにかく後悔しています。夫と話してホテルウェディングにしたので、ホテル内にある美容院で当日のヘアメイクを頼みました。老舗ホテルというのもあってか、担当のヘアメイクさんは60代以上のマダム。心配だなぁと思いながら希望のヘアアレンジ(ゆるふわな今時っぽいの)を写真で見せて、口頭でもしっかり説明しましたよ。その上でメイクリハーサルに挑むも、仕上がりはやっぱりいまいち。再度に渡ってしっかり説明したのですが、当日仕上がったのはゆるふわではなくボサボサなヘアスタイル。写真を見るたびに何だか泣きそうな気分です。事前準備の段階であまりにも相性が悪いと感じたら、担当替えを申し出る勇気も必要かも」(30歳:主婦)ゲスト目線に立つことと、ドレス・ヘアメイクは重要実際に式を挙げるまでには、費用面・演出・挙式スタイル・ゲストリスト・引き出物と本当に細々とした箇所の全てを決めなくてはいけません。そして、どうしても花嫁さんに役割の比重が大きくなるので、ひとつひとつを丁寧にチェックする余裕がなくなってしまうのですよね。こだわりのない方は演出などは基本的にシンプルに、お食事などゲストへのおもてなしに妥協をしないほうが良いでしょう。ドレスやヘアメイクなども後悔がずっと残ってしまうポイントなので、ここも妥協はなるべくせずに、プランナーさんとしっかり話し合いを進めることをオススメします。
2019年03月24日SHIORIの夫婦がもっと仲良くなるごはん家事に育児、奥さん全部一人でやっていたら息切れしちゃいますよね。料理初心者の旦那さんでも手軽に作れるレシピを、「彼ごはん」シリーズの人気料理家SHIORIさんがご提案。このレシピが生まれたきっかけでもある、理想とかけ離れた結婚生活に戸惑う妻の心境がリアルな、こちらの漫画も合わせてどうぞ!▼第1話「理想の生活」[ 第1話より ]パパも料理でママをサポートしたい。上 級者な印象を与えるタイ料理の人気メニューを、スーパーで手に入る身近な食材で再現。異国を感じさせてくれる本格的な味と香りは、おうちごはんのマンネリ解消にはもちろん、おもてなしでパパが腕を振るうのにもオススメ。焼きそばレベルのカンタンさなのに、ゲストからの株アップ間違いなしなので、パパが料理にハマるきっかけにもなるかも!((( いつもの食材+αで、手軽にエスニック )))パッタイ風焼うどん◆材料(2人分)冷凍うどん(稲庭風) ……… 2人前海老(殻付き) ……………… 8尾厚揚げ ………………………… 1/2枚にら ……………………………3本もやし ………………………… 1/2袋卵 ……………………………… 2個ピーナッツ …………………… 大さじ2輪切り赤唐辛子 ……………… 1~2本◆作り方1. ステーキ肉は焼く30分前に冷蔵庫から出し、室温に戻す。えのきは石づきを落とし、長さを半分に切る。ニラは5センチの長さに切る。2. 肉に塩、黒こしょうをふる。フライパンを熱し、オリーブ油少量(分量外)を入れてペーパータオルで全体になじませる。肉を入れ、片面で約2分ずつ、強めの中火で焼く。焼けたら取り出して休ませる。3. フライパンをさっとふき、キムチ、えのき、ニラ、めんつゆ、水小さじ2(分量外)を入れ、野菜がしんなりするまで炒める。2のステーキを食べやすい大きさのそぎ切りにして器に盛る。上にキムチ炒めをのせ、すりごまをふる。point肉が冷たいままだと焼き時間の見極めが難しくなってしまうので、焼く前に室温に戻しておきましょう。こうすれば赤身の肉も火を通しすぎてパサパサになってしまうのを防げますよ!PROFILESHIORIさん料理家。料理教室を主宰しながら、TVや雑誌などで幅広く活躍。近著に『SHIORIの旅するおうちごはん』(マガジンハウス)。food&styling:SHIORIphoto:Masaru Furuyatext:MegumiYamazak絶賛発売中!「腹が減っては夫婦はできぬ」漫画:藤原撫子/レシピ:SHIORIお互い愛しているはずなのに、すれ違う夫婦たち。ーー仕事に家事育児……結婚生活に悩みを抱えた、9組の夫婦の “ごはん” を巡るオムニバス漫画。著者累計400万部!『彼ごはん』シリーズ料理家SHIORIの “夫婦がもっと仲良くなるごはん” レシピ付き!
2019年03月20日前回夫婦でぶつかったことをかきました。こんなふうに、結婚してから夫婦喧嘩も何度か経験し、もはや甘いムードとも無縁。でも、バレンタインからホワイトデーにかけての時期は、恋人だったころを思い出すこともあります。そのとき夫に「私のどこが好きで結婚したの?」と聞いてみました。すると意外な答えが返ってきました。私が昔勤めていた会社を辞めるときの姿が即断即決でかっこよかったといわれました。そのときにいった「組織にしばられたくない」という言葉が忘れられないとも。想像していたのとちがいすぎる答えにとまどいを隠し切れない私。どこを好きになるかわからないものだと思いました。気をとりなおして、結婚後の今はどうなのか聞いてみました。夫は、結婚前も今も、私が何か決断するときにスピーディーなところにほれているようです。家電などの大きな買い物をさほど調べもしないで「これだ!」といって買う姿が好きだといわれました。それで失敗もたくさんしているのですが、その点はさほど気にならないようです。彼はじっくりとデーターに目を通してものごとを決める慎重なタイプで、私は直感的にすぐ決めるほう。正反対なのですが、意外にも彼は私のその性質を気に入っているみたいでした。今回、甘いセリフをささやかれるかもと思っていましたが、まったく予想外なことをいわれてしまいました。即断即決なところをほめられましたが、私はむしろ夫の緻密に調べたりするところのほうが、すごいと思っていました。性格はちがうふたりですが、おたがいにないものがピタっとはまって夫婦として成立しているのかもしれません。
2019年03月20日誰でも人生のステージが変わるごとに「そろそろ、家を住み替えたい」と思うもの。独身の場合はワンルームの部屋で良くても、結婚や出産を経ると手狭になり、「そろそろマイホームを建てたい!」と自然に思いますよね。では、世の人々はどのように住み替えについての決断を下しているのでしょうか?夫?それとも妻?今回は、AnyONE(エニワン)が既婚で戸建てを建てた経験がある男女1,107人を対象に実施しました「住み替えに関するアンケート」の結果をご紹介しましょう!■ 既婚男女が「住み替え」を考えたタイミングとは?tkc-taka / PIXTA(ピクスタ)調査ではまず、既婚男女に「どのタイミングで住み替えをしようと思いましたか?」と尋ねました。すると、その他を除いた1位は「子どもの入園・入学前」(26.2%)でした!次に「結婚と同時に」(19.5%)、「子どもが生まれた時」(16.5%)が続きました。ucchie79 / PIXTA(ピクスタ)なお、「その他」には「収入が増えた時」、「気に入った土地が見つかった時」、「それまで住んでいた家が古くなったから」などの回答がありました。HHImages / PIXTA(ピクスタ)子どもが生まれたばかりの時よりも、入園・入学のほうが住み替えを考える大きな転機となるようです。生まれたときが計画を立て始める機会となり、「幼稚園・保育園か小学校入学までには住み替えをしたい」と思っている家庭が多いのかもしれませんね。■ ハウスメーカー、工務店…どこに依頼する?東京など大都市圏ではマンション住まいの人も多いですが、人口が少なく、土地に余裕がある地方に行くと、断然一戸建てに住む家庭が多くなります。では、一戸建てに住む家庭では、どこに自宅の設計や建築を頼んでいるのでしょうか?HAKU / PIXTA(ピクスタ)「大手のハウスメーカーか地元の工務店どちらを選びましたか?」と尋ねると、「地元の工務店」と答えた人が53.0%。人々が地元工務店を選んだ理由としては、「信頼性」が59.1%とダントツ。次に「価格の安さ」(18.4%)、「通いやすさ」(5.5%)、「会社の知名度」(3.6%)でした。そして、「信頼できる工務店の条件」に関しては、最も多かったのが「対応が早い」(36.0%)でした。■ 最終的な決定権は夫と妻、どちらにある?家を建てると決めたら、夫婦でデザインや間取り、外観などについてのアイデアを出し合うのが普通です。しかし、最終的に「この会社に建築を依頼しよう」という決定権は夫と妻のどちらが下すことが多いのでしょうか?KY / PIXTA(ピクスタ)「最終的な決定は妻と夫のどちらでしたか?」という質問では、「夫」と答えた人が74.7%と、「妻」の25.3%を大幅に上回りました。しかし、だからといって7割以上の家庭ですべてにおいて「夫が主導権を握っている」というわけではなさそう。たまたま建築の分野で夫が妻より事情をよく知っていたり、建設会社に知人がいたりする可能性もあると思われます。naka / PIXTA(ピクスタ)住み替えを決めたら、キッチンや子ども部屋、浴室、庭など「ココだけは譲れない!」という部分は特に夫婦で十分話し合いを重ね、2人の意見が反映されたバランスの良い家を建てることが後々の幸せに繋がると言えそうですね!ABC / PIXTA(ピクスタ)以上、住み替えに関する調査についてご紹介しましたが、いかがでしたか?家を建てるというのは人生における大きな決断。夫婦で十分リサーチと話し合いを重ね、後悔しない家づくりの決断を下してくださいね。【参考】※ 【住まい探しの主導権は夫にあった?】半数以上の方が住み替えの際は大手のハウスメーカーよりも地元の工務店を選ぶことが判明!気になる工務店選びの決め手とは?ーAnyONE
2019年03月17日不倫に将来はないと感じた結果、どんなに浮気相手との関係が盛り上がっていても、家庭に戻ろうとする男性は多いようです。そこで、不倫経験のある男性たちが「やっぱり妻だよな」と改心した瞬間を、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが3つご紹介します。文・並木まき1:レスが解消できた瞬間「私と妻は、1年近くレスの状態だったので、性欲を発散させたいという理由で、会社の子とそういう関係になりました。不倫相手は性格のいい子で、一緒にいるときはそれなりに楽しかったです。ただ、妻と別れてまでその子と一緒になるつもりは最初からなく……。ある夜、妻がいきなり僕を誘ってきて、久しぶりに夫婦の営みがありました。その結果、『やっぱり妻は最高だな』と再確認でき、愛おしさも再燃しました。不倫は、自分の寂しさを埋めるためだったんだ、と悟り、翌日不倫相手に別れを告げました。我ながら身勝手だと思いますが、不倫をする理由なんてその程度のものじゃないですかね」(39歳男性/IT)レスが解消できた瞬間、いそいそと妻のもとに戻る不倫男性は多いようです。しかし、相手女性からすると、性欲のはけ口として使い捨てられた形に。残酷ですね……。2:バチが当たったと思った瞬間「健康には自信があったんですけど、数ヶ月前に大きな病気が発覚しました。まわりからは『まだ若いのに』って同情されましたけど、自分では不倫のバチが当たったのかな……と感じたんです。これ以上不倫を続けたら、もっと悪いことが起こるかもしれない……と急に怖くなってしまい、不倫相手とは早々に別れて、妻のもとに戻りました」(42歳男性/専門職)不倫に対し罪悪感のある男性は、悪いことが起きると「バチが当たった」と解釈することもあるようです。自分がしていることが急に怖くなり、妻のもとに帰るくらいなら、最初から不倫なんてしなければいいのにと思うのですが……。3:母親が嬉しそうに妻と話していた瞬間「1年ちょっと不倫関係にあった女の子に離婚を迫られていたんですが、僕の中では迷いがあって、妻に切り出せずにいました。そんなあるとき、田舎から僕の母親が遊びにきました。4日ほど家に泊まっていたんですけど、母親が妻と楽しそうにしているのを見て『妻とは離婚しちゃいけない』って思いました。離婚すれば母親が悲しむのは目に見えていたし、僕のせいで家族を悲しませるわけにはいかないな……って思ったんです。不倫相手に『離婚はしない』と伝えるとものすごい勢いで罵られましたが、彼女に何を言われても響きませんでした」(36歳男性/不動産管理)結婚や離婚は夫婦ふたりだけでなく、双方の家族にも影響を及ぼします。家族が仲良くしている姿が、男性を思いとどまらせるキッカケになることもあるようです。気の迷いで不倫に走ってしまった男性は、ふとした瞬間に我にかえり、家庭に戻りがち。そもそも不倫なんてしないのが一番ではありますが、ダラダラと不倫を続ける男性よりはマシなのかもしれません……。© Dean Drobot /shutterstock© Marcos Mesa Sam Wordley /shutterstock© Sergey Nivens /shutterstock
2019年03月16日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「妻の仕事に理解のなかった夫、なぜ変わった? 夫に聞いてみた」 で、“夫に理解してほしいこと、変わってほしいこと”について、アンケートを実施しました。夫とは言え、異なる家庭や環境で育った人間だから価値観が違うのはあたり前。ましてやふたりだけの生活から子どもが生まれれば、今までの夫と妻だけの簡潔な関係から、父と母という役割も増えることで、さらに考えがぶつかることも増えてくるのではないでしょうか。アンケートには、具体的に「どう変わってほしいのか」はもちろん、「妻の気持ちを理解してほしい」という切実な思いも寄せられました。■夫の行動、態度に“変わってほしい!”妻たちはいったい、夫のどんな部分に「変わってほしい」と思っているのでしょうか。その回答は、夫の生活習慣、家事分担、育児方針、家族の在り方と、多岐にわたりました。ごはんは嫁が作るものっていう固定観念を外してほしい。自分が仕事休みな日くらい、私の仕事の帰りを待つだけじゃなくて、自分で夕飯作ってくださいませ。夫は、念願のマイホームを手に入れたので、妻である私に「いつでもキレイにしておけ」と言いますが、妊娠中で4歳の子どももいて、仕事もあるので完璧にはできません! あと、パートといえど仕事は仕事なので、子どもの病気で私がいつも仕事を休むのは不公平な気がします。スマホゲームしながら片手間に子どもの相手をするのやめて! うちの実家でスマホゲームしながら父と話すのやめてー!男だから泣いてはいけないとか、強くなくてはいけないとかいう考え。やたら息子に厳しすぎる。「だからおまえはダメなんだ」に結びつくような、うしろ向きの言葉を使ってほしくない。自分はそう育てられたかもしれないが、うちの息子は敏感でネガティブになりやすい性格。みんながそれで強くなると思わないでほしい。出したら出しっぱなし、置いたら置きっぱなしを直して欲しい。私と2人で暮らしているのに、自分が「一人暮らしのときはこれで何も不都合がなかったから」と、スタンスを変える気がないところを変えて欲しい。きっと夫にも「妻に変わってほしいこと」があって、“お互いさま”な部分もあるのだろうと思います。しかし、より円滑に家庭をまわし、夫婦や家族にとって心地よい関係を構築するには、ともに“変わっていく”ことも必要な場合もあるのではないでしょうか。■妻のつらさ、大変さを“理解してほしい”一方、「夫に理解してほしいこと」でもっとも多かったのは、やはり“主婦業、ママ業の大変さ” でした。家事と育児がメイン担当となりがちな妻ですが、それは簡単なことではなく、多くの苦労や工夫があって保たれているもの。子どもがいれば毎日何かしらハプニングが起こるものだし、夫や子どものためを思って手間を掛ければそれだけ時間が掛かることも多いのです。毎日がんばっているからこそ、そんな自分を評価してくれるパートナーでいてほしいという気持ちになるのではないでしょうか。ねぎらいの言葉を掛けてほしいなぁと思います。フルタイムパートの私、泊まりもある不規則勤務の夫。家事負担はほぼ私で…、週末買い物まとめ買い、作り置きで平日を乗り切っています。「ありがとう」とか「大好きだよ」とか、もっと言ってくれたらうれしいのですが…。恥ずかしくて言い出せません。私が落ち込んだり泣いたりすると怒る夫。なんでそんな腹立つのかわからないけどほっといていてほしい。いつも元気なわけないじゃん。落ち込むことだってあるよ!家事育児は家族でやること。外での仕事ができるのは、家の仕事をこなしてくれる人がいるから。仕事の方がえらい、というのはおかしい。子どもを育てることは未来を育てること。家事をすることは、生活を保つこと。それを普通に、こなせる社会になってほしいです。勤務時間が多い方がしんどいと夫は思っています。もうすぐ1歳になる娘が、春に保育園に入る予定です。私の勤務時間は9〜17時、夫は9〜20時。働く時間は私の方が夫より3時間短いですが、週5日勤務で保育園お迎えと家事育児を全部引き受ける事になりそうです。育休中の今でも、いっぱいいっぱいの日があるのに「職場復帰したらもう一人では無理!」と話しましたが、「オレより勤務時間短いでしょ?」と取り合ってくれません。ちゅいママさんのご主人は以前家事や育児に非協力的だったそうですが、いまでは全部を任せられるようになったそう。そして、実際やってもらって“わかったこと”が夫婦ともにたくさんあったのだとか。とはいえ、普段妻がやっている家事や育児を、全部夫に経験させるのは難しいのが現状。出張や入院など、妻が家を離れるシチュエーションがないと、なかなかできないかもしれません。「夫に妻の大変さを理解してもらうにはどうしたらいいのか」。妻たちの命題は、まだまだ解決の糸口がつかめていないのが現状のようです。■夫と妻の感覚がズレている?毎日家事や育児でてんてこ舞いの妻にとって、夫のフォローは不可欠。でも、夫がしてくれたフォローや言葉がけが、「え? そこ?」なんて思った経験はありませんか? しかも、夫は「オレ、今すごくいいこと言った」なんて思っていたりして…。そんな夫婦間の“ズレ” が浮き彫りになったエピソードも、今回のアンケートに寄せられました。やはり家事と育児の大変さ。本当に大変なのに、わかってない。「大変なら、明日したら?」って平気で言ってくる。明日にしたら明日は2倍以上大変やねん!「俺はすごく家事育児やるいい夫」という勘違い。妻を不死身だと勘違いするのはやめて欲しい。病気すれば私だってしんどいし、立っているのすらつらいときでも、家事や育児をあたり前にしなくてはならない。自分は少し微熱が出れば大げさに寝込んで病院の送迎や看病をさせるくせに、私が高熱を出してフラフラでも何にもせずにゲームとプラモ。「ご飯は簡単なものでいいよ」とか、「病院に行ってきていいよ」とか、平気で言ってきます。もっと他人の苦しみをわかる人になってほしい…。お、惜しい…。妻に気を使おうとする姿勢は感じるのですが…。もう一歩先の“自主的な”提案がほしいところですよね。ここはやっぱり、ちゅいママさんのように「もう無理、助けて!」と白旗をあげるのがいいのかも?■価値観は変えられるのか?結婚して家庭を作ったとき。夫婦ふたりだけの生活から、子どもが生まれたとき。家庭に、そんな新しい変化が起きたときは、妻にしても夫にしても、大きな意識改革が行われるのではないでしょうか。それは、ただの恋人同士だった頃では想像もつかなかったこと。「こんなはずじゃなかった…」なんて思うこともあるかもしれません。とくに出産後の妻は、何もできない赤ちゃんを育てることが第一になり、急激に価値観が変わるのではないでしょうか。というより、いきなり過酷な生活になり、自分をアップデートしないと生きていけなくなるのかもしれません。古い良き時代の妻像は、女性の我慢の元に成り立っていた過去の遺物と理解してほしい。結婚当初は私も古風なことに理解もあったのでがんばっていたが、もう無理! そんな仮面は外そうと思うので、夫もそんな私を変わったと嘆かずに…、理解してほしいです。子どもが生まれるとやはり子どもの事を1番に考えるようになりました。すると夫は「どうせ俺の事より子どもが大事なんやろ」と頻繁に言うようになりました。寂しいのかもしれませんが、赤ちゃんは私がお世話しないと生きていけないのです! そこをわかってほしい!筆者の場合、産後、息子に関することは妥協できず、夫にもそれを強要してしまいました。そのせいで、夫は育児や家事に協力的だったのですが、結果、後味悪い思いをすることが多々あったそうです。何度話し合っても絶対譲れない部分もありましたし、「そこまでしなくていいんじゃない?」と言われ、「ここは神経質になる必要ないのかもな」と考えをあらためたこともありました。目の前の子どものことで精一杯で1日があっという間に過ぎ、「●●をしてあげなきゃ」という焦りからいてもたってもいられなくなってしまう…。きっと、そんな妻に、夫は追いつけなかったのだと思います。しかしその当時は、そんな風に焦ってしまっている自分のことも、「夫にはわかってほしい」という気持ちが強くあったようにと思います。妻から母になり、そして仕事を持つ女性も増えている現在。それでも家事も育児もがんばろうとする女性が多くいます。そしてなかにはそんな状況に孤独を感じつつも、「母親なんだからそれぐらいできてあたり前」という価値観に女性もそして男性も囚われているのかもしれません。「察してほしい」と妻がどんなに望んだとしても、その心情まで夫に望むのは難しいのかも。夫は夫で「家族は僕が守るもの」と仕事をがんばっている場合も多いことでしょう。そこにいきなり「子どもと遊んで」、「お風呂入れて」、「お皿洗って」と言われても、育ってきた環境によってはとても理不尽に感じる可能性もあります。でも妻側が、パートナーに理解してもらえるまで何も言わずにがんばり続けても体力の限界もありますし、そもそもいつか伝わるものというのものではないような気もします。夫といっても、元は他人。だから、“価値観のズレ”があって当然なんですよね。でも、だからと言ってそれで仕方ないと終わりにできないのは、ふたりが家族であるから。そこをどうすり合わせて、お互いに助け合い、いたわり合えるチームになるか。もしかしたらこれこそが、夫婦に与えられた課題なのかもしれませんね。Q. 夫に理解してほしいこと、変わってほしいことがあれば教えてください回答数:65アンケート集計期間:2019/2/14~2/26
2019年03月15日結婚後、気付いたらケンカばかり、もしくはまったく会話をしなくなった……という夫婦が稀にいます。振り返ると、何かしらの原因が見付かる場合も。あれさえなければ……と思ったときにはもう遅い。そこで、“夫婦関係が破綻のキッカケになったLINE”というテーマで話を聞いたので、お役立てください。文・塚田牧夫「どうせ遺産目当てだろう」「夫は元バンドマンで三十歳のときに辞めて就職しました。でも、長く続かず転職を繰り返しています。というのも、彼の実家はお金持ちで、親が何かと援助をしてくるのです。そんなクセが染みついてしまって、いっこうに直らないんです。あるとき、昼間に彼からLINEがきました。嫌な予感……と思った通り、“仕事辞めるわ”とのこと。私が“ちゃんと話し合おう”って返すと、“俺の勝手だろう”ときました。“夫婦の意味ないじゃん”って送ったら、なんで結婚したんだ……みたいな話になりました。そして、“どうせ遺産目当てだろう”と言ってきた。本気ではないんでしょう。けど、そこで張り詰めていた心の糸が、プツッと切れた感じがしました」アオイ(仮名)/34歳「子どもできなきゃ結婚した意味ない」「妊活に取り組み始めて二年目。辛いという話は聞いていましたが、精神的にかなりキツく、限界に近付いていました。でも、夫が子どもを欲しがるので頑張っていたんです。あるとき、体外受精の結果を聞きに行った帰りです。ダメだった旨を伝えようと、夫にLINEしたんですね。そこで、“ちょっと休みたい”と告げました。優しい言葉をかけてくれるのかと思いきや、“子どもができなきゃ結婚した意味ないじゃん”と言ってきました。残酷すぎる……。私はその場に崩れ落ちました」ケイ(仮名)/36歳「アボカドは入れるな」「夫とは、食の趣味がまったく合いませんでした。私は薄味が好きなのに対し、夫は濃い味じゃないと食べた気がしないと言う。そんなある朝。夫は野菜嫌いですが、健康のために一応少しサラダを出しているんですね。いつも嫌そうに食べていますが、その日はいつも以上に不機嫌でした。そして、ごちそうさまも、いってきますも言わず、家を出ていきました。そして、しばらくしてLINEがきました。“アボカドは入れるな”とありました。そう、夫がアボカド嫌いなことは知っていたのですが、誤って入れてしまったのです。にしても、直接言えばいいでしょう……。こうやって、夫婦関係って終わっていくんだなって思いました」サユリ(仮名)/37歳“夫婦関係が破綻のキッカケになったLINE”をご紹介しました。深く考えず、こういった内容のメッセージを送ってしまうと大変なことになる場合も……。夫婦だからといって遠慮なしに何でも伝えるのではなく、多少の気は使うべきでしょう。© Sergey Mironov / shutterstock© Flamingo Images / shutterstock© Elenadesign / shutterstock
2019年03月13日前回の記事でかいたように、夫は産後しばらくたってから育児にかかわるようになってくれました。それでもときどき、育児のことでぶつかることもありました。姉妹がまだ小さい頃のことですが、夫につい怒ってしまったときのことをお話しします。夫はスポーツ観戦に行くのが好きで、休日になるとよく出かけて行きました。その日もまた、夫はひとりでスポーツ観戦へ行きました。次女もまだ小さく外に出るのもおっくうだったので、私と娘たちは家で過ごすことに。ご飯を食べたり遊んだりしているとあっというまに時がたちました。そして午後7時半頃になりましたが、その日はめずらしく、パパとお風呂に入りたいといって長女がゆずりませんでした。明日は日曜で休みでしたし、夫も午後8時には帰ってくるといっていたので、夫を待つことに。しかし、夫はすぐには帰ってこず「もうお風呂に入ろう」といっても長女はいうことを聞いてくれません。そうして、夫が帰ってきたときにはもう午後9時近くになっていました。あきれたというような顔をして、夫は大きなため息をつきました。そういわれ、私は悲しくなりました。たしかに、午後8時に帰ってくると思って夫を待った私の判断はまちがっていましたし、お風呂ももっと強く「入るよ」といえばよかったのでしょう。夫がいうことは正論だと思いました。・・・でもそのとき、強い感情が表に出ました。そのときの私はまさに鬼。鬼と化した妻を前に、夫はびっくりしてしまって何もいえないようでした。次の朝、夫にあやまられました。「パパとお風呂に入りたくて待っていた」という話を長女から聞いたようです。・・・それからです。夫が、ひとりで外出するとお土産を買ってきてくれるようになったのは。それは、休日のワンオペ育児が大変だと理解した夫のねぎらいなのか、それとも妻の中にひそむ鬼へもう出ないでと祈るようにささげているのか・・・真実はわかりません。そのときの鬼は、今は私の中で静かに眠っています。
2019年03月11日バレていないと思っていたのに、妻は夫の浮気に気付いていた……という話は珍しくありません。不倫男が泣いたという本妻からの“悲痛の叫びLINE”を、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきがご紹介します。文・並木まき1:「生理が止まっちゃった…」「浮気して半年経ったころ、妻から仕事中にいきなりLINEが届いたんです。そこには、『もうそろそろいいでしょ?』と書かれていました。最初は何の話か分からなかったのですが、続いて『もうね、耐えられない。火遊びだと思って我慢して、何か月も見守ってきたけど、私ついに生理が止まっちゃったの……。精神的なものだと思う。だからもう、勘弁してください』と。そこで僕は、浮気の話だと察しました。これまでと変わらず優しく接してくれていた妻が、実は僕の浮気に気づいていて、すごく悩んでいたことを知り、愕然としました。妻は不満があっても溜め込む性格なので、身体に不調が出るまで我慢していたんだ……と、男として情けなくなり、速攻で浮気相手と別れました」(42歳男性/映像制作)我慢を重ねているうちに、身体に不調をきたすことも。そこまで追い詰めていることに、この段階まで気づかないのは残念ですが、これを機に改心してくれたようで、ひと安心です。2:「身を引こうと思うの」「僕は自分で言うのもなんですが、どちらかというと亭主関白なタイプだと思います。なのでこれまで、妻にはそんなに優しくしてこなかったし、浮気もバンバンしてました。でも、妻にはバレない自信があったんですよ。ところが、ある日、いつものように浮気相手の家にいたら、『あのね、考えたんだけど……。私、身を引こうと思うの。あなたは、別の女性と幸せになって』と妻からLINEが届きました。知られているなんて思っていなかったので、びっくり仰天。急いで家に帰って、妻になんとか考え直すよう説得。妻は専業主婦だし、離婚となれば生活も不安だろうから、たとえバレても離婚はないだろうと、タカをくくっていた僕がバカでしたね。何年もの間、ずっと悩んでいたそうで『もう限界だから別れたい。お金もいらない』と言われたときには、自分の愚かさに本気で泣きました……。もちろんそれ以来、一切浮気はしていません」(46歳男性/経営)「妻は専業主婦だから、何をしても離婚とは言い出さないだろう」と、タカをくくっている男性がいるのはたしか。「お金も何もいらないから、離れたい」と言われれば、さすがに改心するようです。3:「黙っていたんだけど、お義母さん病気なんだよ…」「勤務先の女性と不倫を続けていた僕に、妻から突然、『もう、不倫をやめて』とLINEが届きました。怪しいと思われているんだろうなとは、思っていたので『ついに来たか』って感じだったんですが……。次に届いた文章を見て、さすがに凍りました。そこには『黙っているように言われたから言ってなかったけど、お義母さん、病気なんだよ。不倫なんてしてないで、もっと実家に帰ってあげて』と。まさかそんなことになっているとは……。大事な家族が大変なときに、僕は何をしていたんだろうと、本気で情けなかったです。浮気なんかしていたバチが当たったのかもしれないと思いました。もちろん、すぐに不倫はやめました」(44歳男性/IT)ヘラヘラと不倫をしているうちに、家族に問題が起きていたとなれば、自分の愚かさに気付くでしょう。本妻が意を決して、夫に事実を伝えたことが、目を覚ますキッカケとなったようです。浮気をしている男性たちの中には、「バレていないはず」と思っている人も少なくありません。しかし妻は、夫の些細な変化も見逃さないもの。「そろそろクギを刺さないと」というタイミングで、夫がドキッとするようなLINEをする妻もいるようです。© HBRH /shutterstock© WilmaVdZ /shutterstock© fizkes /shutterstock
2019年03月10日2019年のゴールデンウィークは、新元号に変わる記念すべき年で、なんと10連休!皆さんは、夫婦でどこかへ旅行に出かける予定ですか?それとも家でのんびり過ごす?しかし、10連休ともなると、ずっと夫婦一緒でいるものしんどいと思う人もいるかもしれません。ゴールデンウィークの10連休を夫婦でどのように過ごすのが快適なのかをご紹介します。■ 夫婦でゴールデンウィークにしたいこと1位は「国内旅行」!ゲンナイ製薬は既婚女性1,912名と既婚男性65名の計1,977名を対象に「長期休暇の過ごし方に関する調査」を実施しました。調査ではまず、「パートナーと過ごす理想の10連休を教えてください」と尋ねました。すると、夫も妻も1位は圧倒的に「国内旅行」(夫44.6%、妻41.2%)という結果となっています。Kazpon / PIXTA(ピクスタ)2位は「家でまったり」(夫35.6%、妻28.9%)、そして3位は「海外旅行」(夫16.9%、妻23.0%)という結果でした。プラナ / PIXTA(ピクスタ)順位は同じですが、夫と妻ではパーセンテージが多少違うことが分かります。夫は「国内旅行か家でまったりしたい」と願っているのに対し、妻は海外旅行が夫より6%も多く、「家でまったり」は7%近く少ない結果となっています。■ 夫婦で10連休を過ごすのは嬉しい? 嬉しくない?次に、「ゴールデンウィークをパートナーと過ごすことについてどう思いますか?」と尋ねると、夫・妻ともに1位は圧倒的に「ずっと一緒にいられて嬉しい」(夫43.1%、妻38.9%)。世の中にはまだアツアツの夫婦も多そうです!Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)2位は「一緒は嬉しいが、たまには別行動もしたい」(夫23.1%、妻19.5%)。ずっとべったりではなく、お互い好きな趣味を楽しむ余裕は大切ですね。プラナ / PIXTA(ピクスタ)そして3位は「ずっと一緒でなくても良い」(夫9.2%、妻18.3%)。夫よりも妻のほうが「一緒でなくていいわ!」と思っている確率が倍近く、というのが気になるところ。kikuo / PIXTA(ピクスタ)1位は仲良し夫婦ですが、2位、3位と下がるにつれ、徐々にアツアツ度がトーンダウンしているようです……。■ ゴールデンウィークで夫が妻に「気を遣うこと」とは?ゴールデンウィークなどの長期休暇中、普段仕事などで別々に行動しているパートナーと24時間一緒にいると、相手に気を遣ってしまうこともあるでしょう。巷の夫婦はいったいこんな時どんなことで気を遣うのでしょうか。Shila / PIXTA(ピクスタ)ここで男女の答えがきっぱり分かれました!妻は1位がダントツで「食事」(47.2%)。普段は残り物などを好き勝手に食べていても、夫が家にいると何となくちゃんとした食事を作らなければならない気分になるのかもしれません。つむぎ / PIXTA(ピクスタ)あるいは夫婦共働きの場合、「どちらが食事を作るか」で気まずい雰囲気になるかも……。一方、夫の1位は「自由時間」と「家事分担」(夫・妻各21.5%)。前問では「たまには別行動したい」と考える夫も多いことが判明したように、1人で自由に過ごせる時間が欲しいと考える人も多いでしょう。タカス / PIXTA(ピクスタ)また、休暇中は夫も当然ながら家事・育児の分担を求められるでしょう。それを密かにプレッシャーと感じている人もいるかもしれませんね!■ ゴールデンウィークを「1人で過ごすのは嬉しい」という夫はどれくらいいる?では、ゴールデンウィークなどの長期休暇を1人で過ごすことになったらどう思うのでしょうか?ここでは「寂しい。やっぱり一緒にいたい!」という妻が79.3%と圧倒的に多いのに比べ、夫はかなり落ちて66.2%!Ushico / PIXTA(ピクスタ)「嬉しい。1人で何をしようかワクワク」という夫が33.9%もいるという事実、何だか気になってきますね……。8×10 / PIXTA(ピクスタ)以上、夫婦の長期休暇の過ごし方についての調査結果についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。夫と妻の思わぬ本音が明るみに出てしまいましたが、人間はパートナーと一緒に過ごしたい時間もあれば、自分の時間が必要な時もあります。バランスを考えてスケジュールを組んでみてくださいね。【参考】※長期休暇の過ごし方に関する調査ーゲンナイ製薬
2019年03月10日ひと口にママと括っても、いろいろな人間がいるものです。だから、ママ友との関係は程よい距離を置くのがベストなのかもしれません。だって、こんな摩訶不思議なママ友がいるのですから。文・田中亜子ママ友の呆れた自己中LINE3選「うちの子ゲーム三昧で困る~」「子どもがゲーム好きで困っちゃうといつも嘆いているママ友。そのわりに、誕生日は他にほしいものがないからと新しいソフトやゲーム機を買い与えています。彼女のうちは共働きで、子どもが風邪などで学校を休んでも、よっぽど高熱でない限り、普通に働きに出ています。その間、ひとりきりの子どもはゲームし放題らしいです。それでも、『依存ぎみで本当に心配』なんてLINEが来るので『お前がそうさせてるんだろっ』と心の中でツッコんでいます」(A美・39歳)矛盾だらけで思考がわからない……とA美さんはボヤいていました。子どもとゲームの関係で、悩んでいるママはかなり多いはず。時間を決めたり、親の所有物として管理したりとみなさんいろいろと策を練っているようですが、なかには自らが依存へと導いていることに気づかない人もいるんですね。「頭痛い」謎の体調不良アピール「『今日は頭痛い~』とか『気持ち悪くてパート早退した』とか、体調不良を何かとグループLINEしてくるママ友。でも、彼女の不調原因は前夜の酒。キッチンドランカーなんですよ。単なる二日酔いだとみんなが知っているので、既読スルーや、返すとしても『お大事に~』程度にして、さっさと別の話題をやり取りしています。いい加減気づけって」(s子・36歳)誰も同情しないLINEを頻繁に送り続ける理由は何なのでしょうか。言うことで自分はスッキリするかもしれませんが、受け手にとっては朝からネガティブになるし、たまったものではありません。当然ながら、相手がどう思うかを考えてLINEするべきですね。「公平にして」まさかのクレーム「子どもの小学校には、学区をいくつかにわけた地域班というのがあり、班ごとに保護者が見回りや地域清掃などをする当番があります。でも、保護者のなかには当番じゃないのにいろいろ手伝ってくれる人も何人かいるんですね。で、あるママ友は班の集まりにも滅多に参加しないのに、何種類かある当番がたまたま重なったら『公平にしてください』と保護者のグループLINEに訴えてきたんです。当番以外の雑務を自発的に担ってくれている人がいるなかで、公平にしたら、あんたの負担は確実に増すよ、みんながそう思った瞬間でした。大人なので『公平に配分していますよ』と返しましたけどね」(R代・38歳)自分だけが大変だと思い込む想像力欠如のママですね。単なる身勝手と思われるので、役回りが負担と感じても、まずは自分と周囲の人の仕事量を冷静に比べましょう。このケースは、別のママ友がボランティアでやっている人の苦労を伝えたところ、あとで謝罪してきたそう。きちんと話せば理解してくれる方でまだよかったですよね。春はママ友が増える時期。慎重に関係を築きましょうツッコミどころ満載のママ友自己中LINEをご紹介しました。4月は新たなママ友との出会いや、ママ友デビューが控えている人もいるでしょう。これらを見る限り、ママ友との付き合いは、適度な距離感が肝なのかもしれません。ですが、親友に値する人との出会いだってなきにしもあらずです。まずは慎重に探りを入れつつ、ポジティブにお付き合いしていきましょう。©lolostock/Gettyimages©Digital Vision/Gettyimages
2019年03月10日3週間のお休みください人生で初めてアメリカ大使館を訪問し、面接を受けた私。アメリカ国務省が主催するIVLPなる研修プログラムなど、「どうせ通ることないや」と思っていたら、3週間後にまさかの「小野さんに決定しました」の連絡がありました。この頃、アメリカはオバマ政権で、LGBTが政策トピックだったこともあり、後押しされたのでしょう。さぁ、ここからが大変です。なにしろ、私は会社勤めのサラリーマン。世間的には働くシングルマザーというステータス。3週間も仕事を休むなど、普通はありえません。会社が了承してくれなければ、アメリカには行けません。当時勤めていた会社には、麻ちゃんとの結婚式の前にバレて(いや、自爆して#25 手さぐりのウエディング その2)いたので、カミングアウトは必要ないものの、いきなり「仕事を3週間も休ませてください」と言うのは、なかなか勇気が必要です。たまたま、昼休みに一緒になった上司に、切り出しました。「あのー、すいません。今度3週間ほど、仕事を休ませてもらえたらなー、と思ってるんですけど……」「は?どうかしたの?なに?病気かなにか?」「いや、全然元気なんですけど。どうやら、アメリカにLGBTのことについて勉強に行かせてもらえることになりそうで」「アメリカ!?なんだそりゃ?何しに行くんだ?っていうか、それは会社を辞めて留学するってことか?」「いや、そうでもなくて、ですね。えー。なんかですね、アメリカの国務省主催の研修に、推薦してもらっていたみたいで、実はこのあいだ、お休みいただいた時に、アメリカ大使館に面接を受けに行ってきたんですよ。そしたら、なんか通っちゃったみたいで」上司の目がまん丸になっています。無理もありません。私も上司も超庶民。近所のコンビニに、昼ごはんを買いに行こうとしている道すがら。海外なんて縁のない私たちには “国務省” も “アメリカ大使館” もパワーワード過ぎます。しばしの沈黙の後、上司が言いました。「お前……、なに言ってんの?」上司も驚いたと思うのですが、私の方がもっと驚いているわけで “人生、こんなびっくり体験があるもんだ” と思いつつ、上司にこうして話して、ようやく “あぁ、これ現実なんだ” と実感が少しずつ湧いてきました。そして、ありがたいことに「こんなこと一生に1回あるかないかだ、行ってきな!」と、上司や同僚たちは、私を送り出してくれたのです。それから出発までの半年は、大使館に呼び出されて説明を受けたり、訪問したいNPOや企業について調べたり、読んでみたい本のリストを作ったりとバタバタ。子どもが生まれてからこのかた、家を2日続けて空けたことがない私が、3週間も家を空ける。そのことに、私はとても緊張したのですが、オトコマエの麻ちゃんは「任せとけ!」と余裕の様子。小学校の高学年になっていた子どもたちも、「わー、アメリカ!お土産買ってきて!」と無邪気なもので、私は胸をなでおろしたのでした。とうとうアメリカへ旅立つ日がやってきました。旅の仲間は、2人の元国会議員と、日本のLGBT界を牽引するNPOの代表で、一流企業で働くエリートゲイ男性。そんな錚々たる方々に混じって、こんなおばちゃんが参加していることに、我ながら “なんで?” と思いましたが、ココは腹を決めるしかありません。離婚以来、期限が切れたままだったパスポートを更新し、真新しいスーツケースに荷物を詰めて、生まれて初めての3週間の研修の旅に、さぁ出発です。I have a dream!最初に着いたのは、ワシントンD.C.。折しも、キング牧師の「I have a dream」のスピーチが、ここワシントンD.C.で行われてから、ちょうど50年のタイミングで、街のあちこちで祭典の準備が進んでいました。思えば、50年前の黒人の権利が、今のようなものではなかったことと、LGBTのそれが重なります。英語の教科書で読んだスピーチから、まだわずか50年しか経っていないことに驚きつつ、まずは座学をみっちり受け、翌日の朝早くから視察が始まりました。視察1日目に訪れたのは、さまざまなLGBTキャンペーンを行っている有名なNPO。案内されたオフィスには、若い人が多く、活気に溢れていました。今でも日本では、LGBTをテーマにした大きなNPOはありません。私がアメリカに行った2013年当時、日本でLGBTに関わる仕事をしているのは、よほどの覚悟と志がある人のみ。それも、輝かしいキャリアをなげうって挑んでいるケースしか見たことがありませんでした。それがこのNPOでは、多くの当事者が自分のセクシャリティを隠さず、それどころか、それを生かして堂々と働いていました。私はもう、ただただ驚くばかりでした。「当事者以外のスタッフはいますか?」という私たちからの質問に、それまで控えめにしていた女性スタッフが、「このNPOには、さまざまな立場の人が働いています。私の場合は、私の母が結婚後に、自分がレズビアンだと気づいて、レズビアンとして生きるようになったんです。そんな母を応援したくて、このNPOに入りました」と言うのです。キレイな金髪を揺らしながら話してくれた彼女に、私は衝撃を受けました。「子どもが、親のセクシャリティを応援する?」「しかも、そのためにLGBTのNPOで働いている!?」そんな話、日本で聞いたこともありません。まだまだ日本では、「LGBTの人が子育てなんかしたら、子どもに悪い影響があるんじゃないの?」なんて心配をされていましたから、この目の前の若い女性の明るくて堂々とした姿に、心底驚いたのです。同時に、日本で子育てをしているLGBTファミリーの仲間の顔が、頭に浮かびました。彼女がLGBTの親について話す、こんな様子を伝えたら、どれだけ励まされるだろう。国が違っても、こんな風に明るくまっすぐに、親のことを応援したいと言う子どもがいることを、仲間に伝えたいと思いました。彼女に、自分も離婚をして、同性のパートナーと子育てをしていること。3人の子どもたちのことを話し、「仲間に、あなたのことを伝えたい」と拙い英語で必死に伝えたところ、メッセージ動画を撮らせてくれました。「セクシャリティがどうであるか?よりも、家族が愛し合い、思いやりを持ち合うことが大切」というメッセージを、生き生きと話してくれる彼女を見て、心が震えました。それは長い間、心の中で密かに、だけど熱烈に、望んでいた言葉でした。そんなメッセージを笑顔で話してくれる “LGBTファミリーの子ども” が、急に目の前に現れたのです。想像できないことにイメージを与えるその後も、衝撃は続きました。視察3日目には、どうしても行きたいとリクエストしていた、全米でも有名なLGBTファミリーのNPOへ。当時はボストンとワシントンD.C.に事務所を持ち、300万人のLGBTファミリーが参加しているNPOです。300万人ですよ。ものすごい数です。折しも、このNPOでは18回目となる「Family week」なるLGBTファミリーの一大イベントの準備をしている真っ最中。ビーチでのファミリー・ピクニックやキャンプ・ファイアー、親のためのテーマ・セッションなど、さまざまなイベントを1週間泊まりがけで体験できると聞き、ただただ圧倒されるばかりでした。ちょうどこの年のゴールデン・ウィークに、「にじいろかぞく」ではLGBTファミリーのピクニックを開催していました。青空の下で、さまざまなLGBTファミリーが語り合う様子を見て泣きそうになっていたのですが、自分たちのやっていることが、まだまだ本当にささやかであることを思い知らされました。ニューヨークでは、ニューヨーク州上院議員を務めるゲイの方のオフィスにお邪魔し、映画監督の夫と一緒に、2歳になる愛娘を育てている話を聞きました。また、乗り合わせた飛行機のキャビンアテンダントの男性からは、「今週、パートナーの男性と、養子を取る手続きに行くんだ」なんて話を聞かせてもらったりしました。研修では、都会だけでなく保守的な田舎にも行きます。オハイオでは、自分の連れ子2人と、同性パートナーの連れ子2人を育てているレズビアン・ファミリーに会いました。最も保守的だったオクラホマ州では、まだまだ根強くLGBTへの差別が残っているようでしたが、一方で地域に根付いたLGBTセンター(LGBTに関する情報センター)がありました。私がとても感動したのは、そのセンターにキッズルームがあったことです。カラフルな色のおもちゃや絵本が並ぶ部屋から、日常をともにする家族としてのLGBTの姿を感じることができたからです。怒涛のように過ぎていった3週間の研修。ワシントンD.C.からはじまって、ボルチモア、ニューヨーク、オハイオ、オクラホマ、最後はポートランド。おまけに数日、元議員の方と2人でサンフランシスコに立ち寄ることもできました。もちろんいい話ばかりではありません。アメリカのLGBTをめぐる課題なども、たくさん見聞きしてきました(このことについては、機会を見つけてお話ししたいと思います)。でも、これまで見たこともなかったLGBTファミリーのロールモデルを、現実に、目の当たりにさせてもらったことは貴重な経験でした。これまで“見たこともないから、想像できない”と思っていたことに、イメージが持てるようになったのです。日本の、それも狭い範囲でしか生活してこなかった私にとって、この旅はまさに人生のターニングポイント。“これでもか!” というほどの情報をもらい、私のテンションはメーターを振り切っていました。帰国してすぐに、子どもを産んだばかりのレズビアンの友人の家に押しかけ、アメリカで見聞きしたことを語りました。「にじいろかぞく」のメンバーも集まって、レズビアン・ファミリーに育てられた娘さんのメッセージビデオを見て、みんな半泣きになりながら、大いに盛り上がりました。「にじいろかぞく」には多くの仲間が集うようになっていましたが、その一方でボランティアを強要するようなことは避けたいと、私は積極的に“会”として組織化しようとしていませんでした。でも、この日のメッセージビデオが、気持ちを後押ししてくれました。「いつか、自分たちみたいな家族で育った子どもたちが“親のセクシャリティなんて、なんでもないことだ”って言ってくれたらいいよね」。頷きあう私たちに、一人が言いました。「私たちはさ、みんな『にじいろかぞく』の、もう一員だと思ってるからさ!」こうして「にじいろかぞく」は、さらに一歩前へ進むことになるのです。(つづく)Composition:Yoshiyuki Shimazu
2019年03月02日