毎日暑い日が続き、夏バテ気味の人もいるのではないでしょうか。そんなとき、夏野菜を使った料理なら、さっぱりと美味しくいただくことができます。今回ご紹介する夏野菜メインのレシピは、ヘルシーコース料理としても、ホームパーティなどで活躍してくれるでしょう。余った夏野菜を使ったレシピも登場しますよ。旬の野菜をたくさん摂って、猛暑を乗り越えましょう。■ご飯にかけても美味しい! サラっと食べられる「アジの冷や汁」出典: E・レシピ 真夏は無性に冷たい食べ物が食べたくなります。夏の暑さを和らげるのに一役買ってくれるのが、旬の野菜とアジの干物を使ったこちらの「アジの冷や汁」。宮崎県の郷土料理として有名な冷や汁ですが、夏バテ解消にも役立つ料理です。煎った白ごまの香りが食欲をそそります。そのまま汁物として味わっても、ご飯(麦飯)にかけて食べても美味しい! キンキンに冷蔵庫で冷やした日本の“夏メシ”で胃袋から涼を取り入れましょう。■冷蔵庫の中の野菜がヒヤッと美味しいスープに! 残り野菜のサッパリ冷やしスープ出典: E・レシピ 冷蔵庫の中の野菜が微妙に残っている…腐らせるくらいなら一気に使ってしまいたいけど、何か良い方法はないだろうか? そんな悩みを一瞬で解決してくれるレシピがこちらの「残り野菜のサッパリ冷やしスープ」。野菜を切って、ワカメをもどして、チキンスープを作って冷やすだけの簡単レシピです。このスープなら、どんな夏野菜を入れても大丈夫。甘酢を入れてさっぱりといただけます。冷たい夏野菜のスープで爽やかな気分になりますよ。■レモンを添えてさっぱりと、レンジで簡単サーモンと夏野菜のバジル蒸し出典: E・レシピ ビタミン、ミネラルが豊富なサーモンは、食欲が減退しがちな夏にこそ食べたい食材のひとつ。そのサーモンを黄パプリカとズッキーニと一緒にレンジで加熱して、バジルペーストを混ぜれば、西洋風の鮮やかな一品が完成! バジルの香りが口内に広がり、レモンの酸味がサーモンと夏野菜の味を引き立てます。ご飯の主菜としてだけではなく、クスクスやパンにもぴったりなレシピ。野菜はブロッコリーやにんじん、かぼちゃでも美味しそうですね。■夏野菜の彩りが華やか、おもてなしにも最適な夏野菜キーマカレー出典: E・レシピ こちらも冷蔵庫に残った野菜を使える便利なレシピ。見た目も味も華やかな一品です。挽肉は豚ひき肉、牛ひき肉にも代用可能。このカレーは水煮トマトを使用し、程よい酸味があり、お子様から大人まで美味しく味わえます。作り方も簡単で炒めて、混ぜれば彩り鮮やかなキーマカレーの出来上がり! 余ったキーマカレーを冷蔵庫に入れておき、翌日、違う野菜を添え、彩りを変えて味わってもいいでしょう。ママ友や子どもの友だちへのおもてなしレシピとしても最適です。■フレッシュな味わいがたまらない! 涼しげなプチトマトのゼリー出典: E・レシピ 猛暑が続くと、デザートもこってりしたものより、さっぱりしたものが食べたくなりますよね。食事の後やおやつにうだるような暑さを緩和してくれるプチトマトのゼリーはいかが? プチトマトの甘みが凝縮した、涼しげなデザートです。他のデザートと比べると低カロリーなのもうれしいところ。暑い毎日で疲れた体を癒してくれそうですね。これならトマト嫌いな子どもでも食べてくれるかもしれません。仕上げにミントの葉を添えて、フレッシュにいただけます。冷凍庫で少しだけ凍らせて、シャーベット状にしてもイケそうです。食欲が落ちているときでも食べやすく、どんな料理にも彩りを添えてくれるのが夏野菜の魅力。この夏、みずみずしい夏野菜の料理を食べて、暑さを吹き飛ばしましょう。
2017年07月22日夏の定番、枝豆の塩ゆで。このままでもおいしいのですが、ここにもうひとつ素材を加えるだけで、立派なごちそうメニューに早変わり!加えるのは、殻をむいたぷりぷりのエビ。塩と片栗粉で下味をつけて火にかければ、エビのダシが引き立ち、鮮やかなグリーンとオレンジの色合いが目にも鮮やかです。シンプルな調味料だけで、ごはんのおかずにも、ビールのおつまみにも最強なひと皿が、あっという間に完成します。お子さんからお年寄りまで食べやすいトロミ炒めを、スプーンですくって、たっぷりと召し上がれ!■エビと枝豆のトロミ炒め調理時間 20分 1人分 275Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分>エビ 10尾<下味> 塩 適量 片栗粉 適量枝豆(塩ゆで:豆のみ) 120gサラダ油 大さじ1<調味料> 水 大さじ3 酒 大さじ2 みりん 大さじ1 塩 少々 ショウガ汁 1片分塩 少々<下準備>・エビは殻と背ワタを取り除き、分量外の塩水で洗って水気をきり、<下味>の塩をもみ込み、片栗粉を薄くまぶす。・<調味料>の材料を混ぜ合わせておく。<作り方>1、フライパンにサラダ油を中火で熱し、エビを炒める。2、枝豆、<調味料>を加え、煮たってトロミがついたら塩少々で味を調え、器に盛る。シンプルな味付けと工程が、エビと枝豆の素材の旨味を引き立てます。
2017年07月21日夏といえばトマト! トマトの赤い色の成分はリコピンといわれ、高い抗酸化力があります。不規則な生活習慣やストレスなどが原因となり、体の中に活性酸素というものが作られると、体はサビたような状態になってしまいます。活性酸素とは、いわば老化の原因になるもの。この活性酸素を消し去る働きを持っているのが、リコピンです。夏はとくに、紫外線ストレスも相当なもの。お肌ケアのためにも、旬のトマトはマスト食材です。ぜひ積極的に食べましょう! と言いたいところですが…粒々がきらい、青臭さがきらいなど、トマトが苦手なお子さんは多いよう。そんなトマト嫌いなお子さんにもおすすめなのが、スムージーにすること。リンゴの甘み、ヨーグルトのほどよい酸味を加えれば、甘酸っぱい爽やかジュースの出来上がり。色もピンクできれいなので、「トマトが入っているよ」と言っても、受け入れてもらいやすいかも!? 色をきれいにするためにも、栄養のためにも、りんごは皮付きで使いましょう。レシピ制作:長 有里子<材料 作りやすい分量> トマト 1個りんご 1/2個ヨーグルト 大さじ6レモン汁 小さじ2はちみつ 大さじ2<作り方>1、トマトとりんごを一口大に切る。2、材料をすべてミキサーで攪拌する。リコピンは、油(脂)と組み合わせると吸収率が高まります。今回はヨーグルトと合わせました。ヨーグルトの脂肪分によってリコピンの吸収が高まるうえ、不足しがちなカルシウムも補給できます。大人にも子どもにもおすすめな組み合わせですよ。
2017年07月20日「キンピラにキュウリ!?」「キュウリを炒める!?」あちらこちらからそんな声が聞えてきそうな今回レシピ。まずは作ってみてください。美味しいです。熱を加えてもシャキシャキとした歯ごたえは健在。青臭さが緩和されて、むしろ食べやすくなるほどです。キュウリが苦手というお子さまがいたら、このレシピが克服させてくれるかも…?■キュウリとコンニャクのキンピラ調理時間 15分 1人分 35Kcalレシピ制作:Tomozou<材料 2人分>キュウリ1本つきコンニャク50gかつお節3g白ゴマ適量<合わせ調味料> 酒小さじ1 しょうゆ小さじ2 みりん小さじ2<作り方>1、キュウリは両端を切り落として縦半分に切り、さらに斜め薄切りにする。つきコンニャクは水気をきって鍋に入れ、かぶる位の水を入れて火にかけ、沸騰して2~3分たったらザルに上げて水気をきる。長い場合は食べやすい長さに切る。<合わせ調味料>の材料を混ぜ合わせる。2、フライパンにサラダ油を強火で熱し、つきコンニャクを炒める。キュウリ、かつお節を加えて炒め合わせ、<合わせ調味料>を加える。3、全体にからんだら、白ゴマを加えて混ぜ、器に盛る。コンニャクの弾力性とキュウリのシャキシャキ感との相性が絶妙なこのレシピ。大人用に作る場合は少しピリ辛にしてみるなど、いろいろとアレンジをしてみてください。
2017年07月19日海の日も過ぎて、いよいよ夏本番!ですが、ここのところの暑さ続きで、本番前にすっかり夏バテという方も多いのでは?ついつい食事もさっぱりと簡単なもので済ませてしまいがちですが、やはり夏バテにはしっかり食べて栄養補給することも大切です。そんなこの時期におすすめなのが、独特の辛味が食欲を刺激してくれる、ご存知、韓国風ビビンバ。このビビンバ、じつは、どんぶり一杯で肉・野菜・ご飯とバラエティ豊かな栄養素が摂れる万能メニューなのです。それぞれの野菜ごとにナムルを用意するのは少し手間がかかりますが、一品で夏野菜をたっぷり頂けます。辛さは<中辛>ですので、家族の好みに合わせてコチュジャンや唐辛子の分量を調整してお楽しみください!■夏野菜のビビンバレシピ制作:家庭料理研究家 中島和代<材料 2人分>ご飯(炊きたて) お茶碗2杯白ゴマ 大さじ1<ビビンバのタレ> 牛カルビ(細切り) 150g 白ネギ(みじん切り) 1/2本 ゴマ油 大さじ3 砂糖 大さじ2 みりん 大さじ2 コチュジャン 大さじ2~3 合わせ唐辛子 大さじ1(粉唐辛子:少し粗め唐辛子を1:2で合わせています。) ニンニク(つぶしたもの) 1~2片 すり白ゴマ 大さじ3<ズッキーニのナムル> ズッキーニ 1本 塩コショウ 少々 ニンニク(すりおろし) 1/2片 合わせ唐辛子 小さじ1/2(粉唐辛子:少し粗めの唐辛子を1:2で合わせています。) ゴマ油 大さじ1<キュウリのナムル> キュウリ 1本 しょうゆ 小さじ2 ニンニク(すりおろし) 1/4片 ゴマ油 小さじ1<パプリカのナムル> 赤パプリカ 1/3個 黄パプリカ 1/3個 オレンジパプリカ 1/3個 塩コショウ 少々 酢 大さじ1 ニンニク(すりおろし) 1/2片 ゴマ油 大さじ1<ミョウガのナムル> ミョウガ 2個 しょうゆ 小さじ1 ニンニク(すりおろし) 1/2片 すり白ゴマ 小さじ1 ゴマ油 小さじ1<ナスのナムル> ナス 2本 砂糖 小さじ1 酢 小さじ2 しょうゆ 小さじ2 ニンニク(すりおろし) 1/2片 ゴマ油 小さじ2<作り方>1、<ビビンバのタレ>フライパンにゴマ油を中火で熱し、カルビ肉を加え、肉の色が変われば、白ネギのみじん切りを炒めあわせ、砂糖、みりん、コチュジャン、合わせ唐辛子、たたきニンニクを加えて炒めあわせ、全体にポッテリすればすり白ゴマを加えてよく混ぜ合わせる。2、<ズッキーニのナムル>ズッキーニは両端を切り落として縦4等分に切り、斜め切りにして塩をもみ込む。しんなりすれば水洗いして水気をしっかり絞る。コショウ、おろしニンニク、唐辛子を混ぜ合わせ、最後にゴマ油を加えてからめる。3、<キュウリのナムル>キュウリは3mm厚さの斜め切りにし、更に太めのせん切りにる。しょうゆ、おろしニンニクを混ぜ合わせ、最後にゴマ油を加えて混ぜ合わせる。4、<パプリカのナムル>パプリカはヘタと種を取り、太めの縦せん切りにす。ゴマ油で軽く炒め、火を止めて塩コショウ、酢、おろしニンニクをからめる。5、<ミョウガのナムル>ミョウガは縦半分に切り、更に5mm幅に切り、水に放ち水気を絞る。しょうゆ、おろしニンニク、すり白ゴマを混ぜ合わせ、最後にゴマ油を混ぜ合わせる。6、<ナスのナムル>ナスはヘタに1周切り込みを入れてガクを取り、全体にすりこぎ等で軽くたたき、ガスの直火で表面の皮が真っ黒になる位まで焼く。冷水に取って皮をむき、しっかり水気を拭き取る。ヘタを切り落とし砂糖、酢、しょうゆ、おろしニンニクを和え、最後にゴマ油をからめる。7、器に炊きたてご飯をよそい、5種ののナムルをきれいに盛り合わせ、炒り白ゴマを全体に振り掛ける。中央に<ビビンバのタレ>をのせる。全体によ~く混ぜ合わせ、炊き込みご飯の様に見える位まで混ぜ合わせいただきます。余ったビビンバのタレやナムルは、冷たい麺と合わせてもおいしいですよ!
2017年07月18日旬を迎えたズッキーニ。スーパーなどでも、よく目にするようになりましたよね。今回はラタトゥイユやカレーなどで大活躍のズッキーニを、シンプルにソテーしたレシピをご紹介します。こちらの調理ポイントは、ズッキーニをひとまわり小さくなるまで焼くこと。こうすることで、一段と甘さが増しておいしくいただけます。オリーブオイルやトマトとの相性も抜群で、お箸が進むこと間違いなしです! トマトやズッキーニの色彩のコントラストで食卓を華やかにしてくれる夏の一皿。簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。■鶏とズッキーニのガーリックソテー調理時間 20分 1人分 386Kcalレシピ制作:料理家 保田 美幸<材料 2人分>鶏もも肉 1枚 塩 適量ズッキーニ 1/2本プチトマト 6個ニンニク(みじん切り) 1片分タイム 2枝オリーブ油 大さじ1塩 適量<下準備>・鶏もも肉は太い筋と余分な脂を取り除き、ひとくち大に切って塩をもみ込む。・ズッキーニは厚さ1cmの輪切りにし、大きければ半月切りにする。プチトマトはヘタを取って横半分に切る。<作り方>1、フライパンにタイム、オリーブ油を入れて強火にかけ、香りがたったらタイムを取り出し、鶏もも肉を皮面を下にして並べる。コツ・ポイント タイムが手に入らなければローズマリーで代用するか、最後にドライパセリを振ってください。2、ズッキーニも並べて弱めの中火にし、返しながら火を通す。3、プチトマト、ニンニクを加えて中火で炒め合わせ、香りがたったら塩で味を調える。器に盛り、タイムを飾る。免疫力を上げる効果があるといわれるズッキーニを食べることで、夏風邪や夏バテの防止も期待できそうですね。
2017年07月16日妊娠中は鉄やカルシウムを意識してとることが大切になります。この鉄とカルシウムをとるのにツカえるのが、乾燥桜エビ! 栄養面だけでなく、うまみもたっぷりなので、使えばお料理がおいしくなるというメリットも。桜エビはかき揚げやチャーハンに使うのが一般的ですが、今回はきゅうりと合わせた副菜をご紹介します。こう暑いと食欲が落ちてしまいがちですが、とくに妊婦さんは栄養不足になりたくないですよね。ということで、淡泊だけれどもみずみずしいきゅうりに桜エビのうまみを吸わせて、食欲がなくても食べやすいおかずになっています。きゅうりを炒めたことがない方もいらっしゃると思いますが、きゅうりは炒めてもおいしいんですよ。もちろんこのメニュー、冷やしてもおいしくいただけます。■きゅうりと桜エビの炒め物レシピ制作:長 有里子<材料 2人分> きゅうり 2本塩 小さじ1/2桜エビ(乾燥) 大さじ3酒 大さじ1ごま油 大さじ1<作り方>1、きゅうりは綿棒で軽くたたき、包丁で縦2等分にしてから、2、3cm幅に切る。2、ボールに(1)を入れて塩を混ぜ合わせ、そのまま10分おく。3、ごま油を熱したフライパンでギュッと水気をしぼったきゅうり、桜エビを加えて軽く炒める。4、きゅうりの水気(あるだけ全部、だいたい大さじ1、2)と酒を加え、汁気がほとんどなくなるまで炒め合わせる(汁に桜エビのうまみを出し、きゅうりに吸わせる)。きゅうりをたたく綿棒がなければ、ラップの芯(ラップがついていてOK)で代用することもできます。もしラップを使う場合は、あとからラップをスムーズに取れるよう、折り返しをすることをお忘れなく。コツ・ポイント きゅうりは多少割れるまでたたいてください。たたいた場合と、たたかなかなかった場合とでは、味のしみこみに雲泥の差がでます。 仕上げにラー油をまわしかけたり、パクチーをトッピングしたりすると、おつまみっぽくもなりますよ。
2017年07月06日本格的な夏野菜シーズンを迎え、露地物のナスやピーマンが出回るようになりました。わが家の小さな家庭菜園でも、そろそろ初収穫。ほとんどほったらかしの状態でもすくすく育ってくれるのでありがたいです。自分の手で収穫できるのはなによりの喜びですが、一方で、ナスやピーマンは実がなりはじめたら止まりません。これからの時期は毎日、いかにおいしく消費するかが頭の悩ませどころ。そんなとき、大活躍するのが、こちらのみそマヨ炒めレシピ。マヨネーズとみそのコクが野菜の甘みを引き出し、しっかりした味付きなので白いごはんとも相性ぴったり!育ち盛りのお子さんがいる家庭なら、ここに豚コマなどお肉を加えてボリュームUPさせてもいいですね。■ナスとピーマンのみそマヨ炒め調理時間 10分 1人分 146Kcalレシピ制作:家庭料理研究家 近藤瞳<材料 2人分>ナス 3本ピーマン 2個<調味料> 砂糖 小さじ1 しょうゆ 大さじ1/2 みりん 大さじ1 みそ 大さじ1マヨネーズ 大さじ1七味唐辛子 適量<作り方>1、ナスはヘタを切り落とし、幅1cmの輪切りにする。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、幅1cmに切る。2、フライパンにマヨネーズを中火を熱して、ナスとピーマンを炒める。全体にマヨネーズがからんだら蓋をして弱火で2分加熱する。3、混ぜ合わせた<調味料>の材料を加えて、炒め合わせる。器に盛り、七味唐辛子を振る。みそ+マヨの調味料は、ほかの素材でも使い回しが効くので、覚えておくと便利です!
2017年07月04日ピッチピチのつやつや! 夏野菜の代表格、ナスのおいしい季節になりました。焼いても煮ても、和風にも洋風にもアレンジ自在なナスですが、暑い日に食べたくなるのはやっぱり、キリッと冷やした蒸しナスですね。とはいえ、蒸し器を用意して…となると少し億劫。そこで憶えておきたいのが、電子レンジを活用するこちらのレシピ。水にさらしたナスをレンジで3分加熱するだけで、中までしんなり。熱いうちに特製タレと混ぜ合わせ、あとは冷蔵庫でしっかり冷やして味をなじませるだけ。ビールのアテに、夕食の副菜に、あると嬉しい一品。さっそく今夜の食卓にいかがですか!?■蒸しナスの中華風調理時間 10分 1人分 74Kcalレシピ制作:家庭料理研究家 近藤瞳<材料(2人分)>ナス 2~3本ザーサイ 10gハム 1枚ネギ(刻み) 小さじ2<タレ> ポン酢しょうゆ 小さじ2 ゴマ油 小さじ1 ラー油 少々<作り方>1、ナスは皮をむいてガクを切り落とし、長さを2~3等分に切る。6~8等分のくし形に切り、水にさらす。耐熱容器に並べてラップをし、電子レンジで3分加熱する。2、ザーサイとハムはみじん切りにして、刻みネギ、<タレ>の材料を混ぜ合わせる。3、(1)を絞って、器に盛る。(2)をかける。ピリ辛の特製タレは、冷奴などにかけてもよく合います!
2017年06月11日新じゃがは、冬に植えられ、2〜6月頃に収穫されたじゃがいものことです。新じゃがはビタミンCなどの栄養分を多く含んでおり、健康にも嬉しい食材です。この時期が旬な新じゃがを使って食卓を彩ってみませんか?どこでも大活躍!新じゃがのジャーマンポテト皮付きのまま食べられるジャーマンポテトは、新じゃがにぴったりなレシピです。子供の朝食やお弁当にいかがでしょうか?材料・新じゃが…3個・玉ねぎ…1/2個・ウインナー…2本(ベーコンなどでもOK)・コーン…大さじ2・オリーブ油…大さじ1・コンソメ顆粒…小さじ1・粒コショウ…適量・パセリ…適量作り方⑴新じゃがはよく洗って皮付きのまま3mm幅の半月切りにし、600wのレンジで3分加熱して柔らかくする。⑵フライパンにオリーブ油とスライスした玉ねぎ、適当な大きさに切ったウィンナーを入れ、玉ねぎが透き通るまで炒める。⑶新じゃがとコーンを入れ、さらに炒める。⑷コンソメ顆粒と粒コショウを入れて味を整える。⑸中火でこんがりとするまで炒め、好みで粒マスタードを加える。⑹パセリを振ってできあがり。フライパン一つで美味しい新じゃがを皮ごと食べられる、おすすめレシピです。詳しい作り方は以下のアイデアからどうぞ。▼再現レシピ研究家稲垣飛鳥さんのアイデアはこちら▼新じゃがで、皮付きジャーマンポテト!超簡単!包丁いらず新じゃがの照り煮小さめの新じゃがを使った照り煮のレシピです。包丁不要で一つの鍋でできるので、とってもお手軽です。材料新じゃが…300g醤油…大さじ1.5酒…大さじ1.5みりん…大さじ1.5砂糖…大さじ1.5水…大さじ1.5ごま油…適量白ごま…適量作り方⑴新じゃがはきれいに洗い、竹串が通るまで鍋で茹でる。電子レンジで温めてもOK。⑵火が通ったら水を捨て、ごま油を加える。じゃがいもの皮が揚げたようになるまで転がしながら炒める。⑶一度火を止めてから合わせた調味料を加え、フツフツとなるぐらいの火加減で煮詰める。⑷調味料がとろりとなったら器に盛り付け、好みで白ごまをふりかける。外の甘辛味、中のホクホク新じゃがの対比が堪らないレシピです。お弁当にもおすすめです。▼mikaさんのアイデアはこちら▼超絶簡単でゴメンなさい!お鍋ひとつで作れる新じゃが照り煮の作り方春を感じる菜の花入りポテトサラダほろ苦の菜の花とプチプチ食感が楽しいとびっこを使った、春を感じるポテトサラダです。混ぜるだけでとっても簡単!材料・新じゃが…中3個・菜の花…1/2束・とびっこ…1パック・マヨネーズ…大さじ5・塩コショウ…適量作り方⑴新じゃがは皮を剥いて1cm幅に切り、ラップをして5~7分レンジで加熱する。⑵菜の花は2〜3cm幅に切り、茎の太い部分から3分茹でる。茹で上がったらざるに上げ、水気を切る。⑶新じゃがを熱いうちにフォークなどで潰し、塩コショウを加える。⑷菜の花、とびっこ、マヨネーズを加えて混ぜる。とびっこのプチプチ食感は子供にも大人気。お酒のおつまみとしてもよく合うそうですよ♪▼hitomi_kawakamiさんのアイデアはこちら▼今が旬!新じゃがと菜の花とびっこ入りポテトサラダミートソースも手作りで!新じゃがのラザニア風フライパン一つで作る簡単ミートソースを使った、子供も喜ぶ新じゃがのラザニア風オーブン焼きです。簡単なのに見た目は豪華なので、ちょっとしたパーティーにも。材料・新じゃがいも…300g・新玉ねぎ…1個・サラダ油…大さじ1・合挽き肉…200g・トマトピューレ缶…1缶(400g)・Aローリエ…2枚・Aナツメグ(粉末タイプ)…適量・Bトマトケチャップ…大さじ2・Bオイスターソース…大さじ2・B塩コショウ…各適量・ピザ用溶けるチーズ…適量・パセリ、黒こしょう…各適量作り方⑴新じゃがは皮付きのまま1cm幅にスライスして耐熱容器に入れる。大さじ1の水を加えてラップをし、600wのレンジで5分加熱する。⑵ミートソースを作る。フライパンにサラダ油を熱し、みじん切りにした玉ねぎをしんなりするまで炒める。合挽き肉を加えてさらに炒める。⑶トマトピューレ、ローリエ、ナツメグを加えて中火で煮詰める。Bの調味料を加えて全体になじませる。⑷耐熱容器に新じゃが、ミートソース、チーズの順に加え、180℃に余熱したオーブンで30~40分、こんがり色が付くまで焼きます。手作りミートソースと言うと大変そうに聞こえますが、フライパン一つでできるので実際はとっても簡単です。熱々はもちろん、余った分はお弁当にもどうぞ。▼山羊座(*´`*)さんのアイデアはこちら▼春の食卓にいかが?新じゃがのラザニア風 フライパンひとつで手軽なレシピ!魚卵と新じゃがを使った「新じゃが子炊き」新じゃがとヒラメの子を使った煮物のレシピです。簡単に料亭のような味が楽しめるそうです。材料・ヒラメの子…1腹・牛乳…適量・新じゃが…小さめのもの10個・みりん…大さじ3・酒…大さじ3・水…1.5カップ・薄口醤油…大さじ2・ゆず七味…適量作り方⑴タッパーにヒラメの子と浸かるぐらいの牛乳を加え、上からクッキングペーパーを掛ける。タッパーの蓋をして3時間ほど冷蔵庫に入れ、臭みを取る。⑵中火で沸騰させた少し濃い目の塩水にヒラメの子を入れる。再び沸騰したら上下を返し、合計5分程度茹でる。茹で上がったら火を止め、そのまま湯と一緒に冷ます。人肌程度になったら、流水に15分ほど晒して冷ます。⑶洗った新じゃがと水、酒、みりんを鍋に加え、中火で煮る。沸騰してきたら、一口大に切ったヒラメの子も入れ、ゆず七味を数振り加える。⑷蓋の目盛りを『0』にし、そのまま中火で7分煮ます。⑸薄口醤油を加えて目盛りを『3』にし、弱火に落として15分煮込みます。春は魚卵が美味しい季節でもあります。スーパーで安い魚卵が売られていたら、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?▼ダーリンのつまさんのアイデアはこちら▼ヒラメの子280円!春に美味しい魚卵と新ジャガで料亭のように美味しい「新ジャガ子炊き」作り方のご紹介ポイントは二度揚げ!新じゃがの唐揚げ下茹でのおかげで揚げ時間が短くてすみます。外はカリカリ、中はホクホクな新じゃがの唐揚げです。材料・新じゃが…5個・片栗粉…小さじ4・岩塩…適量・黒胡椒…適量・味の素…2振り・乾燥パセリ…適量・揚げ油…適量作り方⑴鍋に洗った新じゃがとひたひたの水を入れ、竹串がスッと通るまで茹でる。茹で上がったらザルに上げて冷ます。⑵ビニール袋に岩塩、黒胡椒、味の素を振り入れます。適当な大きさに切った新じゃがと片栗粉を加え、全体にまぶします。⑶油を170度に熱し、表面がさっと乾くまで揚げる。⑷食べる直前にもう一度揚げ、全体に乾燥パセリをかける。パセリの代わりにカレー粉をかけても美味しいそうです。他のスパイスを試してみるのも面白そうですね!▼ダーリンのつまさんのアイデアはこちら▼「菜の花」を使って自家製の『がんもどき風』「新ジャガ」を使って『新ジャガ唐揚げ』で春の献立まとめいかただったでしょうか。ホクホク食感の新じゃがは大人にも子供にも大人気。どれも簡単に作れるので、「あと一品欲しい」と思った時にぜひ作ってみてくださいね。新じゃがのアイデアをもっと見るレシピのアイデアをもっと見る
2017年05月25日行楽や運動会など、お弁当をつくる機会が増えるこのシーズン。おにぎりのバリエーションに困ったら、今の季節にぴったりのこんな一品はいかがですか?今が旬のソラ豆とチリメンジャコを混ぜ込んだ爽やかなおにぎり。ポイントは、オリーブ油をご飯に混ぜること。時間がたってもしっとりとして、おいしく頂けるひと工夫。ソラ豆のシンプルな味わいも引き立ててくれます。お出かけ以外にも、お酒と一緒の食事の締めや、持ち寄りパーティーに用意していっても喜ばれます!ソラ豆のオイルおにぎり調理時間 10分 1人分 368Kcalレシピ制作:料理家 森岡恵<材料 2人分>ご飯(炊きたて) 茶碗2杯分ソラ豆 10粒 塩 少々オリーブ油 小さじ1塩 少々チリメンジャコ 大さじ1黒ゴマ 小さじ1<作り方>1、ソラ豆は、塩を入れた熱湯で、2~3分ゆでる。ザルに上げ、粗熱が取れれば薄皮をむく。2、ボウルに、(1)、オリーブ油、塩、チリメンジャコを加え、混ぜ合わせ、ご飯を加え、さらに混ぜ合わせる。3、(2)を4等分し好きなおにぎりの形に握り、黒ゴマを振る。ソラ豆のほか、グリンピースなどを使っても、春らしい一品になりますね。
2017年05月16日「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」。この俳句があらわしているのは、まさに今のような季節。初鰹がおいしいシーズンになりました!カツオの旬は、初夏の「初鰹」と初秋の頃の「戻り鰹」の2回と言われており、毎年3月頃は九州南部、5月頃に本州中部、8~9月頃には三陸北部や北海道南部まで進み、そこからまた南下を始めます。本州で盛んに漁が行われる今の時期が、初鰹の旬とされているようですね。そのままショウガやニンニク醤油で食べてもおいしいカツオのたたきですが、たまにはひと味変えて、こんな洋風ソースで頂くのはいかが?香味野菜の香りとさっぱりとしたフレッシュトマトがあとをひき、カツオもちょっぴりおめかし。フランスパンやクラッカーを添えて、ワインのおつまみにもよく合います!カツオのたたき、香味トマトソース料理時間 5分 1人分 183Kcalレシピ制作:料理研究家、フードコーディネーター 吉田朋美<材料 2人分>カツオ(たたき) 200g<香味トマトソース> トマト(中) 1個 玉ネギ 1/4個 ニンニク 1/2片 塩 適量 粗びき黒コショウ 適量 バルサミコ酢 小さじ1 オリーブ油 小さじ2 パセリ(みじん切り) 大さじ2<作り方>1、トマトを粗みじん切りに、玉ネギとニンニクはみじん切りにする。玉ネギは水にさらして水気をきる。2、カツオ(たたき)を厚めに切って皿にならべ、<香味トマトソース>の材料をよく混ぜてかける。カツオは厚めにざっくり切ったほうがおいしいです。
2017年05月15日春の味覚のひとつ「タケノコ」。タケノコといえば、タケノコご飯、若竹煮、天ぷらや刺身などいろいろな料理を思い浮かべることができます。さらに和だけにとどまらず、洋風中華としてもおいしくいただける意外にも万能食材だったりします。今回は、いまが旬のタケノコを味わえるレシピをご紹介します。豚バラ肉とタケノコをみりんとしょうゆで炒めて、甘辛く仕上げた煮物は、ご飯が進む一品。また今回は、水煮タケノコを使っているため、下処理の必要がなく、時短がかなうのもポイントです。しっかりした味付けは冷めてもおいしいため、お弁当のおかずとしてもぴったりですよ。■豚とタケノコの甘辛煮調理時間 20分 1人分 546Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>豚バラ肉(ブロック) 200~250g<下味> 酒 大さじ2 塩 少々片栗粉 大さじ1水煮タケノコ 1/2本ピーマン 2個水 150ml<調味料> みりん 大さじ2 しょうゆ 大さじ2サラダ油 大さじ1<下準備>・豚バラ肉は厚さ1cmに切り、<下味>の材料をもみ込み、片栗粉を薄くまぶす。・水煮タケノコはひとくち大に切る。・ピーマンは縦半分に切り、種とワタを取ってひとくち大に切る。<作り方>1、鍋にサラダ油を熱し、中火で豚バラ肉を両面しっかりと焼き、水煮タケノコを加えて炒める。2、水と<調味料>の材料を加え、煮たったら弱火にして10分位煮る。最後にピーマンを加えてサッと煮、器に盛る。スーパーなどで生のタケノコを買った場合は、アク抜きが必要です。米ぬかと唐辛子と共に、タケノコの大きさにもよりますが、中火でじっくり約2時間ほどゆでます。竹串などで刺してゆで具合を確認し、ゆであがったら自然に冷めるまでゆで汁に浸かった状態でおいておきます。保存するときは、冷めてから大きなタッパーなどの容器にゆで汁ごと移し、冷蔵庫に入れておけば3日は日持ちします。少し手間は掛かりますが、その分香りとおいしさは格別ですよ。
2017年05月14日この時期、旬を迎えるホタルイカ。定番の酢みそ和えもおいしいですが、実はニンニクやオリーブオイルとの相性抜群! そこで、新鮮なホタルイカが手に入ったらまずは試してほしいのが、こちらのペペロンチーノ。一緒に合わせる食材は、今しか出回らない旬の一品、ソラ豆です。ぷりぷりのホタルイカに、下茹でしていっそう色鮮やかになったソラ豆。シンプルなペペロンチーノだからこその、素材の味わいを堪能できるひと皿。旬のおいしさを詰め込んだ、贅沢パスタを召し上がれ!ソラ豆とホタルイカのペペロンチーノ調理時間 15分 1人分 314Kcalレシピ制作:料理家、料理カメラマン 湊愛<材料 2人分>ソラ豆 9~10本 塩 適量ホタルイカ(ゆで) 1パックニンニク(みじん切り) 1片分赤唐辛子(輪切り) 1/2~1本分岩塩 適量粗びき黒コショウ 適量オリーブ油 大さじ1<作り方>1、ソラ豆はサヤから豆を取り出し、薄い皮の黒い部分に切り込みを入れる。ホタルイカはかたい目とくちばしを取り、サッと水で洗い、水気を拭き取る。2、塩を入れた熱湯でソラ豆を1~2分ゆで、ザルに上げて粗熱が取れたら薄皮をむく。3、フライパンにニンニク、オリーブ油を入れて弱火でじっくり加熱し、香りがたったら中火にしてホタルイカ、赤唐辛子を加えて炒め合わせる。4、ソラ豆を加えてさらに炒め合わせ、油がまわったら岩塩、粗びき黒コショウで味を調える。ソラ豆は茹ですぎると食感と風味が落ちてしまうので、さっと1~2分で引き上げるようにします。
2017年05月08日GWといっても、ゴロゴロ遊んでいられるのはパパと子どもたちだけ。たまっていた家事に3食のごはんづくり…、あれ? ママだけ結局忙しくないですか!? せっかくの休日、ママだってゆっくりしたいもの。そんなときにおすすめなのが、手軽なのにボリュームたっぷりの即席スープレシピ。具材の餃子は冷凍のストックを使うので、あっという間に完成。今が旬のアサリには、栄養と旨みもたっぷり。土鍋に用意して、お鍋のように食卓で取り分けても◎ 残ったごはんで〆の雑炊にすれば、お腹いっぱい、大満足です!■アサリと水餃子のスープ調理時間 15分 1人分 139Kcalレシピ制作:フードコーディネーター 増田知子<材料 2人分>アサリ(砂出し) 150~180g餃子(冷凍) 6~8個ネギ(刻み) 大さじ2水 400~450ml<調味料> 顆粒チキンスープの素 小さじ1.5 酒 大さじ1 コショウ 少々<下準備>・アサリは分量外の薄い塩水につけ、殻どうしをこすり合わせて洗い、ザルに上げる。<作り方>1、鍋に水とアサリを入れて中火にかけ、煮たったらアクを取る。2、餃子(凍ったままでOK)と<調味料>の材料を加えて3~4分煮る。器に盛り、刻みネギを散らす。お好みで、仕上げにラー油やゴマ油を加えてもおいしいですよ!
2017年05月03日先日、1歳未満の乳児が定期的にハチミツを摂取したことによる死亡事故が報道されました。乳児ボツリヌス症の発症は36例目で、死亡事例は今回が初めてとのことです。このような悲しい事故を起こさないためにも、改めて乳児にとって危険もしくは注意する食材を確認しましょう。乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性のある食品今回の事故に至った原因は、ハチミツに含まれているボツリヌス菌により「乳児ボツリヌス症」を発症したためと言われています。ボツリヌス菌は自然界に広く存在しており、腸内で繁殖すると嘔吐や呼吸困難などを引き起こすことがあります。大人は腸内細菌の働きで繁殖を抑えられますが、1歳未満だと働きが弱く菌の繁殖によって発症する危険があります。ボツリヌス菌の可能性がある食材はハチミツだけではありません。コーンシロップや缶詰、野菜スープ、井戸水なども危険がありますので、1歳未満の乳児には与えないようにしましょう。食中毒やアレルギーを起こしやすい食材食中毒やアレルギーを起こす可能性がある食材について知っておきましょう。アレルギーで特に気を付けたいのは、小麦、そば、卵、牛乳、落花生です。他にも健康被害などが報告されているものとしては、あわび、いか、いくら、えび、かに、さけ、さば、牛肉、鶏肉、豚肉、大豆、やまいも、オレンジ、キウイフルーツ、もも、りんご、バナナ、くるみ、まつたけ、ゼラチンなどがあります(厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」より)。食中毒を起こしやすい食材は、生魚やお刺身、レバー、アサリ・ハマグリなどの二枚貝などです。白身魚は生後半年から、青魚や赤身魚は1歳以降与えることができます。新鮮なものをしっかり加熱してから与えましょう。直接与えていなくても、食器やふきん、手などから雑菌が移る可能性もあります。乳児が触れるものや使用するものは除菌や煮沸をしましょう。こういった食材に限らず、初めて与える時には注意が必要です。「1日に1種類ずつ・少量ずつ・症状が出てもすぐ受診できる日の午前中に」が鉄則です。過度に身構える必要はありませんが、少しずつ与えて注意深く様子を観察するとよいですね。ネットの情報を鵜呑みにしない、正しい情報を得るハチミツには「1歳未満の乳児には与えないでください」と記載されているものが多いですが、表示義務はないとのことです(ハチミツ製造業界「日本養蜂協会」では今後表示を徹底していくとの方針)。インターネットのレシピ紹介サイトでは、誰でも投稿ができることから離乳食の作り方にハチミツを使っている例もあります。インターネットには無数の情報があり、残念ながら全てが正しい情報とは限りません。間違った情報も多くあります。何でも便利に調べることができる時代ですが、その中から正しい情報を選んで取得することはどんどん難しくなっているのかもしれません。国や消費者センターなどでは正しい情報が随時発信されていますので定期的に確認するとよいですね。今は乳児がいない方でも、心に留めることで今後乳児を育てる際の参考になると思います。毎日の食事であるからこそ、正しい情報を持って安全に楽しんでいきたいですね。
2017年04月27日爽やかなグリーンが目を引くアスパラガスも、春の食卓に欠かせない食材のひとつ。サラダに、パスタに、肉料理のつけあわせに… と、大活躍。茹でても炒めてもシャキッとした食感が残り、ほのかに甘みが香っておいしいですよね。このアスパラガス、βカロテンやビタミン類など栄養が豊富なことでも知られていますが、なかでも注目なのが、この野菜特有のアスパラギン酸。疲れや美容をサポートしてくれる、忙しい女性の強い味方なのです。鶏肉と、香り高いチーズと組み合わせたアスパラが主役のこちらのレシピで、おいしくいただいてみては?■アスパラのチーズソテー調理時間 15分 1人分 205Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分>グリーンアスパラ 4本鶏もも肉 100g 塩 少々ニンニク(小) 1片オリーブ油 小さじ2塩 少々パルメザンチーズ(塊) 適量粗びき黒コショウ 適量<作り方>1、グリーンアスパラは根元のかたい部分を切り落とし、ハカマを取って4等分に切る。鶏もも肉は細切りにし、塩をもみ込む。ニンニクは芽を取り除き、薄切りにする。2、フライパンにオリーブ油を熱し、鶏もも肉を炒める。火が通ったらグリーンアスパラ、ニンニクを加えて炒め合わせ、香りがたったら塩で味を調えて器に盛る。 3、パルメザンチーズをすりおろし、粗びき黒コショウを振る。パルメザンチーズがない場合は粉チーズで代用して下さい。パルメザンチーズは、香りを楽しむため、食べる直前にすりおろすようにしましょう!
2017年04月26日生で食べても炒めて食べても、甘みが損なわれない春キャベツ。市場やスーパーに並ぶ時期が限られている旬な今だからこそ、積極的に食卓に並べたいですよね。今回は春キャベツをふんだんに使った、子どもも喜ぶカレー味の野菜炒めをご紹介します。火を通しても色どりが損なわれないニンジンやピーマンも一緒に炒めれば、これ一品で食卓が華やかになること間違いなし!ひき肉が全体にからみ合うので、野菜が苦手な子どもでも食べやすい「野菜炒め」になりますよ。■春キャベツのカレー炒め調理時間 25分 1人分 348Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>春キャベツ 1/2個合いびき肉 300gピーマン 2個玉ネギ 1個ニンジン 1/2本サラダ油 大さじ3シメジ(又はヒラタケ) 1パックカレー粉 大さじ2<調味料> 顆粒スープの素 小さじ2 白ワイン 大さじ2 塩コショウ 少々<作り方>1、春キャベツは食べやすい大きさのザク切りにする。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、食べやすい大きさの乱切りにする。玉ネギは縦半分に切り、4つのクシ切りにする。ニンジンは皮をむいて半分の長さに切り、せん切りにする。シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。2、中華鍋にサラダ油大さじ2を強火で熱して合いびき肉を炒め、色が変わったらカレー粉を加え、ポロポロになるまで混ぜながら炒め、いったん取り出す。3、中華鍋に残りのサラダ油大さじ1を加え、強火で春キャベツ、玉ネギ、ニンジンを加えて炒め合わせ、野菜がしんなりしたらシメジを加えて全体に炒め合わせる。4、全体に炒められたら合いびき肉、ピーマンを加えて全体に混ぜ合わせ、<調味料>を加えてサッと炒め合わせ、器に盛る。コツ・ポイント 春キャベツは強火でザザッと炒めて下さい。火力が弱すぎると水分が出てきます。仕上げに使用する調味料がおいしさのポイント。顆粒スープの素がさらなるうま味とコクを出してくれます。ワインの量は、お子さまの年齢に合わせて、調節しながら使ってください。
2017年04月25日初がつおが出回る時期になりました。かつおといえば、“かつおのたたき”としてお刺身でいただくのが一般的だと思いますが、違う食べ方をお探しなら、ご飯が進む“なめろう”はいかがでしょうか? なめろうというと、アジがポピュラーですが、かつおでもおいしくできるんですよ。かつおには骨の健康に関係する“ビタミンD”が豊富。このビタミンは、カルシウムを骨にくっつけるときに必要になります。栄養的には、カルシウムが豊富な“しそ”をかつおにトッピングするのが、おすすめの組み合わせ。ほかにも、カルシウムを多く含む食材として使いやすいのは、小松菜。「かつおのなめろう丼、小松菜のごま和え」なんていう献立も理想的です。ごまもカルシウムが豊富な食材なので、小松菜はお浸しにするよりもごま和えのほうがおすすめです。パパのおつまみとしてはもちろん、育ちざかりの子どもにもぜひ食べてほしい一品です。かつお独特の風味が苦手という人でも、味噌や生姜などの香味野菜と混ぜ合わせたなめろうなら、とても食べやすいと思いますよ。■かつおのなめろうレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料>※作りやすい分量かつおの刺身 1さく生姜 1かけ長ねぎ 1/4本味噌 大さじ1強しそなどの薬味 適量<作り方>1、生姜はすりおろす。長ねぎは縦2等分にし、小口切りにする。2、かつおを1cm角ほどに切ったらまな板の上で1と味噌を合わせ、包丁でたたき合わせる。3、味をみて、足りなかったら味噌を少し加える。4、器に盛り、しそなどの薬味をのせる。なめろうは、お茶をかければお茶漬けに、小判型に丸めて焼けばハンバーグにも変身します。レシピ制作:管理栄養士 長 有里子私はいつもかつおの刺身を2さく買ってきて、半分はなめろうに、もう半分はハンバーグにしてお弁当のおかずにしています。かつおのハンバーグもおいしいですよ!※小さな子どもには、お刺身は食べさせないでください。
2017年04月24日潮干狩りは4月~5月がベストシーズン。ゴールデンウィークまでに家族でお出かけを予定されている方も多いのではないでしょうか?春の風物詩・アサリのおいしさをめいっぱい味わいたいものですが、採れたての新鮮なものがうまく見つからなくてもご安心を。缶やむき身のアサリを使った炊き込みご飯で、旬の気分をしっかり堪能しちゃいましょう!材料は、アサリとショウガだけ。シンプルさがこのレシピの決め手です。炊きあがり、炊飯器の蓋を開けたときの香りが、う~ん、たまりません!ダシの染みこんだごはんは、おにぎりにしてもおいしいので、翌日のお弁当にも。■アサリの炊き込みご飯調理時間 1時間 1人分 314Kcalレシピ制作:料理講師、料理家 西川綾<材料 2人分> お米 1合だし汁(※) 適量アサリ(缶) 1缶ショウガ 1片<調味料> 酒 大さじ1 みりん 大さじ1 しょうゆ 大さじ1(※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。<作り方>1、お米は水洗いし、30分ザルに上げておく。2、ショウガは皮をむき、粗みじん切りにする。3、炊飯器にお米を入れ、アサリ、ショウガ、<調味料>の材料を加え、さらに分量線までのだし汁を加えて軽く混ぜ合わせ、スイッチを入れる。4、炊き上がったら10分蒸らしてしゃもじで大きく混ぜ、余分な水分を飛ばし、器によそう。生のアサリを使う場合は、塩抜きしたあと、レンジやフライパンで火を通してから炊き込みます。その時に出たダシももちろん一緒に炊き込みましょう。
2017年04月22日炊き込みごはんや煮物がおいしいタケノコですが、今回ご紹介するのは衣をつけた「はさみ揚げ」。八百屋やスーパーなどで、旬の食材としてタケノコが飾られているのを見るようになりました。あく抜きなどの下ごしらえを考えると、忙しいママたちにとってはなかなか手を出しにくいですよね…。でも、このレシピではタケノコの水煮を使うので心配ご無用。タケノコは合わせだしで下煮をするので、ソースいらずなのも嬉しいポイント。サクサクでぷりぷり! 揚げたて食感をそのまま楽しんでくださいね。■タケノコのはさみ揚げ調理時間 30分 1人分 332kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>水煮タケノコ(小) 1本 だし汁 150ml 酒 大さじ1.5 みりん 小さじ2 砂糖 小さじ2 塩 小さじ1/3 しょうゆ 小さじ1.5むきエビ(生) 60~80g 塩 少々 酒 小さじ1/3 白みそ 小さじ1.5 片栗粉 小さじ2~3 木の芽(刻み) 適量 小麦粉 大さじ3 溶き卵 1/2~1個分 パン粉 2/3~1カップ揚げ油 適量(※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。<下準備>・水煮タケノコは2枚1組になるように、厚さ6~7mm位の輪切りにし、<合わせだし>の材料を煮たてた鍋に入れる。落とし蓋をし、煮汁が半量くらいになるまで煮てそのまま冷ます。・むきエビは背ワタを取り、塩水で洗って水気を拭き取り、包丁で細かくたたいて<調味料>の材料とよく混ぜ合わせる。・揚げ油を170℃に予熱し始める。<作り方>1、タケノコの汁気をキッチンペーパーで押さえて2枚1組にし、内側に<衣>の小麦粉を薄く振り、むきエビをはさんで軽く押さえる。2、(1)に<衣>の残りの小麦粉、溶き卵、パン粉を順につける。170℃の揚げ油でサクッと色よく揚げ、食べやすい大きさに切って器に盛る。むきエビはフードプロセッサーにかけるよりも包丁でたたくことをおすすめします。ぷりッとしたエビの歯ごたえがたまりませんよ。
2017年04月20日春はあさりがおいしい季節。あさりの小さな身には、栄養がギュッと詰まっています。栄養学的には、鉄分補給にとても役立つ食材といえるんですよ。なぜかというと、鉄分とビタミンB12が豊富に含まれているからです。この2つの成分が豊富であり、同時に摂取できるということが、鉄分補給の大きなポイントになります。鉄分は血液中を流れて体の各細胞に運ばれますが、この鉄分を運ぶ乗り物を作っているのがビタミンB12なのです。つまり、たとえ鉄分が十分にとれていたとしても、乗り物であるビタミンB12が少なければ、鉄分は運ばれず貧血などの原因になってしまうのです。ということで、あさりは女性にとって積極的にとりたい優秀食材なのです!あさりを使った定番メニューに、クラムチャウダーがありますが、ホワイトソースがなくてもほどよいとろみをつける方法があります。それは、里芋の粘りを利用するということ。生の里芋をすりおろして加熱をすると、うまい具合のとろみがつきます。幼い娘は、煮物やけんちん汁の里芋は食べてくれませんが、この方法なら食べてくれるんですよ。野菜をよりとってもらうという意味でも、娘のためにこの方法で作っています。■里芋でとろみづけ! 鉄分たっぷりのクラムチャウダーレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2~3人分>あさり 20個たまねぎ 1/4個にんじん 3cmピーマン 1個里芋 2個水 1カップ牛乳 2カップ酒 大さじ1コンソメ 小さじ1・1/2塩・こしょう 少々オリーブ油 適量<作り方>1、たまねぎは1cm角、にんじんは1cm角の色紙切り(厚さの薄い正方形)、ピーマンも1cm角に切る。里芋は皮をむいてすりおろす。2、オリーブ油を熱した鍋で(1)を炒め、具材がしんなりしたら水と酒、あさりを入れ、ふたをする。3、あさりの口が開いたら牛乳とコンソメ、すりおろした里芋を入れ、軽くとろみがつくまで加熱する。4、塩・こしょうで味を調える。里芋はすべりやすいので、最後までしっかりとすりおろせないと思います。そんなときは、すりおろせない分を、そのままスープに入れて、具として召し上がってください(作り方3の部分で入れてください)。大きい場合は1cm角ほどに切って入れると、火が通りやすいですよ。
2017年04月17日春といえば、忘れてならない食材のひとつが、タケノコ。シャキシャキした独特の食感、ほんの少し香るえぐみに、春らしさを感じます。そんなタケノコのおいしさをボリュームたっぷりに味わえるのが、こちらの中華風レシピ。豚バラ肉と一緒にカリッとするまで焼くと、香ばしさもUP! オイスターソースがベースのこってりとした甘辛い味は、子どもたちの大好物。できたてのアツアツを大皿にどーんと盛りつけて、白いご飯に乗せてモリモリいただきましょう!■タケノコと豚肉のオイスター炒め調理時間 10分 1人分 495Kcalレシピ制作:料理カメラマン 横田真未<材料 2人分> 水煮タケノコ 1/2本豚バラ肉(薄切り) 200g 塩コショウ 少々<調味料> 酒 大さじ1 オイスターソース 大さじ1.5~2 砂糖 小さじ1.5 しょうゆ 小さじ1.5ショウガ(せん切り) 1/2片分ゴマ油 大さじ1ネギ(刻み) 大さじ1<下準備>・水煮タケノコは縦半分に切り、乱切りにする。・豚バラ肉は幅3cmに切り、塩コショウを振る。<作り方>1、フライパンにゴマ油、ショウガを入れて火にかけ、香りがたったら豚バラ肉と水煮タケノコを加え、焼き色がつくまで炒める。ヒント! 余分な脂はキッチンペーパーで拭き取って下さい。2、<調味料>の材料を加え、汁気がなくなるまでさらに炒め合わせる。器に盛り、刻みネギを散らす。レシピでは、すでに水煮したタケノコを使用しています。余分な脂を拭き取りながら焼くことで、カリッとジューシーに仕上がります。
2017年04月16日「春キャベツ」を見つけるとついつい手に取ってしまう。そんなことはありませんか? そのまま食べても甘みがあり、十分おいしい春キャベツ。火を入れるのがもったいない気持ちになりますが、こんなレシピはいかがでしょうか。素材の味を生かすため、調理法はいたってシンプル。焼きつけたキャベツに、ついたっぷりとかけたくなってしまう、オイスター風味のマヨネーズソースをかけて。春キャベツのおいしさと濃厚ソースの組み合わせに大人も子ども夢中に。お箸がとまらなくなりますよ。■焼きキャベツのオイマヨソースがけ調理時間 10分 170 Kcalレシピ制作: おうちごはん研究家、管理栄養士、スパイスコーディネーター 金丸 利恵<材料 2人分>春キャベツ 1/2個ゴマ油 大さじ1 オイスターソース 小さじ1 マヨネーズ 大さじ1 砂糖 小さじ1/3<作り方>1、キャベツは軸を切り離さないように食べやすい大きさに切り分け、水洗いして水気をしっかりきる。2、フライパンにゴマ油を中火で熱し、(1)の両面を焼き、器に盛る。3、<オイマヨソース>の材料を混ぜ合わせ、(2)のキャベツにかける。調理のポイントはキャベツを最初に切り分けるとき。軸から切り離さないようにしましょう。水気はしっかりと切り、焼くときは油はねにご注意ください。
2017年04月13日春キャベツがおいしい季節ですね。キャベツのおいしさを味わえる定番メニューといえば、回鍋肉。回鍋肉を作るときは、甜麺醤(テンメンジャン)という甘味噌が必要になります。麻婆豆腐や北京ダックなどにも使われますが、家庭に置いている人はそう多くはないようです。私も、ほとんど買ったことがありません。でも甜麺醤は、八丁味噌があれば代用できるんですよ。八丁味噌に砂糖を加えれば、なんちゃって甜麺醤のできあがり!しじみやなめこのお味噌汁など、他の料理にも使えるので、私は甜麺醤よりも八丁味噌を家に置いておきたいタイプです。以前、普通の味噌で回鍋肉を作ったことがありますが、主人に「これ、回鍋肉じゃないよね? 味噌炒めだよね。和な感じ。」と言われてしまいました…。これはこれでおいしいのですが、普通の味噌だと“回鍋肉”とはちょっと違ってしまいますので、ぜひ八丁味噌で試してみてくださいね。■春キャベツの回鍋肉レシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>豚こま肉 160gキャベツ 200g(約1/4個)にんにく、生姜 各1かけ塩・こしょう 少々A 八丁味噌、砂糖、酒 各大さじ1A 醤油 大さじ1/2ごま油 大さじ1お好みで、ラー油 適量<作り方>1、キャベツは一口大に、にんにくは薄切り、生姜は千切りにする。ヒント! キャベツの芯にはビタミンCが多く含まれています。薄く切って入れましょう。2、ごま油をひいたフライパンににんにくと生姜を入れ、火にかける。3、香りがでたら豚こま肉を炒めて塩・こしょうをし、キャベツも入れて火を通す。4、Aの調味料を加えて混ぜ合わせる。味をみて、塩で調整する。5、器に盛り、お好みでラー油をかける。回鍋肉はかたまり肉を茹で、それをスライスして作るものなのですが、薄切り肉でも十分おいしくいただけます。今回のレシピは子どもでも食べやすいよう、回鍋肉で必須の豆板醤は使っていません。大人の方は、器に盛ってから、お好みでラー油をかけて食べてくださいね。
2017年04月10日今が主役の山菜や春野菜。これらの春の食材に共通している独特のほろ苦さの正体は、ポリフェノールやアルカロイドといわれる成分です。ポリフェノールは老化やサビの原因となる活性酵素を除去し、アルカロイドは新陳代謝を活発にする働きが。今回ご紹介するのは、そんな春野菜の代表格、ウドと菜の花をつかったグラタン。チーズのまろやかさが苦みをマイルドにしてくれるので、お子さんでも食べやすいレシピです。■ウドと菜の花のグラタン調理時間 20分 1人分 239Kcalレシピ制作:料理家 Tomozou<材料 2人分> ウド 1本菜の花 1/2束塩コショウ 少々牛乳 150mlニンニク(すりおろし) 少々ピザ用チーズ 100gオリーブ油 小さじ2ドライパセリ 少々<作り方>1、ウドは厚めに皮をむき、小さめの乱切りにして分量外の酢水にさらし、ザルに上げて水気をきる。菜の花は長さを3等分にする。2、フライパンにオリーブ油をひいて火にかけ、ウドと菜の花を炒める。全体に火が通ったら、塩コショウをする。牛乳を加え、5分位煮る。3、耐熱容器に分量外のバターとニンニクをぬり、(2)を入れてピザ用チーズを散らす。200℃に予熱しておいたオーブンで10~15分焦げ目が軽くつくまで焼き、ドライパセリを散らす。ウドは穂先など柔らかい部分ならアク抜きをしなくても食べられますが、酢水にさらすことで茶色く変色することを防げます。
2017年04月05日春に旬を迎える、忘れてはならない食材のひとつといえば、シラスです。地域によっては3月末~4月末のわずか1ヶ月間だけしか水揚げされず、穫れたてを茹でてさっと天日干しにする釜揚げシラスも、やはり今しか味わえません。新鮮なシラスを見つけたら、ぜひ試していただきたいのがこちらのレシピ。カリッと焼いた薄切りのレンコンをピザ生地に見立て、シラスとチーズをトッピング。レンコンとシラスの自然な甘みと、香ばしい香りがたまらない! 一枚、もう一枚… と、手が伸びてしまう、やみつきになる味わいです。■レンコンとシラスのピザ調理時間 15分 1人分 269Kcalレシピ制作:フードコーディネーター 増田知子<材料 2人分>レンコン 250~300g 片栗粉 大さじ1シラス 大さじ2ピザ用チーズ 50~60g青のり 少々サラダ油 大さじ1<作り方>1、レンコンは皮をむいて薄い半月切りにし、ボウルに入れて片栗粉をまぶす。2、フライパンにサラダ油を熱し、(1)を広げてフライパンに蓋をし、中火で5~6分焼く。途中何度かフライ返しで全体を押さえつける。3、ひっくり返して同じように焼き、火を止めてシラス、ピザ用チーズ、青のりを散らし、ピザ用チーズが溶けたら切り分けて器に盛る。しっかりとレンコンを押さえつけながら焼くのがポイント! 全体がくっついてうまくまとまります。
2017年03月30日魚へんに春と書いて、「サワラ」と読みますが、字のごとく、春が旬の魚です。今回は春が旬のサワラを混ぜご飯にした一品をご紹介しましょう。バターと甘辛いタレで香ばしく焼きあげたサワラを、炊きたてのご飯に混ぜ合わせて。脂がのったサワラのうまみを存分に楽しめます。混ぜごはんだけでも充分満たされそうですが、汁物、小鉢料理があれば、大満足の献立になりますよ。焼いたり煮付けにするのもおいしいですが、たまにはこんな違った食べ方に、パパも子どももきっと喜んでくれるはずです。■サワラの照焼き混ぜご飯調理時間15分 1人分435 Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分>サワラ 1切れ酒 大さじ2しょうゆ 大さじ1みりん 大さじ1ショウガ汁 小さじ1バター 10gご飯(炊きたて) 茶碗2杯分細ネギ(小口切り) 大さじ1~2すり白ゴマ 大さじ1<作り方>1、小さめのフライパンにバターを中火で熱し、サワラを入れて両面色よく焼き、火を弱めて酒を加える。火が入ることがありますので注意して下さい。蓋をして2~3分蒸し焼きにし、中まで火を通す。2、<調味料>を加え、途中返しながらタレをからめて煮詰め、煮汁が少なくなったら火を止める。粗熱が取れたらサワラをほぐし、タレを全体に絡める。3、炊きたてご飯にサワラ、細ネギ小口切り、すり白ゴマを加えて混ぜ合わせ、器に盛る。おいしいサワラの選び方は、身が盛り上がったりへこんだりしていない、切り口が平らなものを。皮は、みずみずしく張りがあり、模様が鮮やかなものがおすすめです。
2017年03月29日3月7日(火)~5月21日(日)の期間中、目黒雅叙園内のレストランで「春メニュー2017」が提供されています。旬の食材を盛りこみ、春を表現したメニューをいただきましょう。食事と着物レンタルのセットプランも登場。おしゃれをして、目黒川沿いの桜を見に行きませんか?旬をいただく「春メニュー2017」詳細●日本料理 渡風亭「お花見弁当」(税別2,778円)「お花見弁当」は、テイクアウト専用。お花見のおともに最適です。銀だら西京焼き、煮物、揚げ物などがバランスよく詰められています。昭和初期まで、目黒は筍の産地として有名でした。それにちなんで、竹の子炊込みご飯も入っています。桜の花びらを模した百合根、香り豊かなさくら餅で、お花見気分を満喫しましょう。提供期間:3月24日(金)~4月9日(日) ※テイクアウト限定。前日17:00までに要予約引き渡し時間:11:30~13:30●日本料理 渡風亭「さくら会席膳」(税・サ別3,500円)日本料理らしい繊細な味と盛り付けを楽しむ春の会席膳です。夜桜はもずく酢の上に百合根の花びらをのせ、目黒川の花筏をうずら安平と桜吹雪に見立てた長ねぎのお椀で表現。春野菜や春が旬の貝を使い、食材からも春を感じることができます。鰆の西京焼き、飯蛸と利休あんの組み合せは、上品な春の味です。提供期間:3月13日(月)~4月16日(日)提供時間:平日11:30~14:30(L.O)、土日祝11:30~15:00(L.O)●中国料理 旬遊紀「桜香ランチコース」(税・サ別4,200円)選べる3種の麺料理がメインのランチコースです。「蛤の茶碗蒸し」「絹豆腐と花椎茸のオイスターソース」など旬食材を彩りよく仕上げたメニューがそろっています。「海鮮のあんかけおこげ」は女性に大人気。「桃饅頭」と「桜杏仁豆腐」は桜が香るデザートです。提供期間:3月13日(月)~4月16日(日)提供時間:11:30~16:00●Cafe&Bar結庵「さくらアフタヌーンティ」(税・サ別2,500円)和洋のスイーツを1度に堪能できる、豪華なアフタヌーンティです。和のスイーツは桜の塩漬けとジュレ入り「白玉ぜんざい」や桜型の練り羊羹。洋はヨモギ入りスコーンに桜餡を添えて。スイーツは伊万里焼きのお重に入っています。目黒雅叙園らしく格調高い演出のアフタヌーンティです。提供期間:3月13日(月)~4月16日(日)時間:14:30~17:00着付けもセットになった、着物レンタル&食事プランが初登場!目黒雅叙園近くを流れる目黒川は、桜の名所。レンタルの着物を着付けてもらい、お花見散歩に出かけましょう。ホテル内の文化財「百段階段」見学、日本料理 渡風亭または中国料理 旬遊紀での食事、食事後の自由散策がセットになったプランです。レンタルは着物だけでなく下駄や小物もそろっているので、手ぶらでOK!着物で春の風情を味わう、雅なひとときを過ごしてください。プラン名:「美と匠の祭典撫子 ~NADESHIKO~」提供期間:3月7日(火)~5月21日(日)料金:通常プラン(税・サ込12,800円) ※着物レンタル、着付け、ランチ、文化財見学full package(税・サ込24,000円) ※着物レンタル、着付け、ランチ、文化財見学、ヘアセット、写真、小物レンタル、1ドリンク※オプションでお茶室体験可能(22,000円、7名まで利用)当日のスケジュール:【1】受付10:00、着付け10:00~11:00、食事11:00~12:30、文化財見学12:30~13:30(見学終了後自由行動)【2】受付10:30、着付け10:30~11:30、園内散策11:30~12:30、文化財見学12:30~13:30、食事13:30~15:00(食事終了後は自由行動)今年の春は、目黒雅叙園でちょっと贅沢なお花見をしませんか?見て、食べて、着物を着て春を感じましょう。開催概要目黒雅叙園「春メニュー2017」開催期間:2017年3月7日(火)~5月21日(日)※メニューやプランによって期間が異なります。場所:目黒雅叙園(東京都目黒区下目黒1−8−1)レストラン予約:050-3188-7570 ※受付時間9:00~20:00URL:
2017年03月25日菜の花は、出回る時期が短い野菜のひとつ。旬の時期に、モリモリ食べておきたいですね。ほんの少し苦みのある独特のおいしさを味わうには、シンプルな調理方法がいちばん。ぷりっぷりのエビと一緒にニンニクで炒め蒸しにするこのレシピ。エビと菜の花の色鮮やかさが、食卓を春の装いにしてくれますよ。菜の花は、根元の部分と花の部分を加えるタイミングをずらして炒めるのがポイント。しんなりしすぎず、シャキシャキの歯ごたえも残しながら仕上げることができます。■エビと菜の花の蒸し炒め調理時間 15分 1人分 132Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分> エビ 6尾 塩 少々<下味> 酒 大さじ1 塩 少々菜の花 1/2束ニンニク 1片酒 大さじ2塩 少々ゴマ油 大さじ1<作り方>1、エビは殻と背ワタを取り除き、塩水で洗って水気をきり、<下味>の材料をまぶす。菜の花は根元1cmを切り落とし、長さを半分に切る。ニンニクは芽を取り除き、みじん切りにする。2、フライパンにゴマ油を熱し、エビ、菜の花の根元の部分、ニンニクを炒める。エビの色が変わり、菜の花がしんなりしてきたら残りの菜の花を入れ、酒を加えてフライパンに蓋をし、弱火で蒸す。3、強火で炒めて水分を飛ばし、塩で味を調えて器に盛る。蒸し炒めの場合は、菜の花を下茹でする必要がないので、さらにらくちん! 菜の花はなるべく花が咲いていないものを選びましょう。
2017年03月23日