東京ミッドタウンは、アートとデザインのコンペティション「Tokyo Midtown Award 2015」において、アート・デザイン両部門の結果を発表した。「Tokyo Midtown Award 2015」はアート部門は2015年5月1日~5月21日に、デザイン部門は2015年6月26日~7月27日の間募集を行ったアートとデザインのコンペ。「アートコンペ」部門は、商業施設に作品を置くパブリックアートとして応募者自身が設置場所を選び、作品を提案。2次審査を通過した6名の入選者には制作補助金100万円が支給され、実際に東京ミッドタウンで作品の設置を行い、9月28日の最終審査を経て、各賞が決定した。また、「デザインコンペ」部門は、テーマを「おもてなし」として、日本ならではの技術や伝統を活かし、かつ日本の心づかいが感じられる作品が募集された。その結果、1,316点の応募の中から審査後、意匠権調査を経て、各賞が決定されたということだ。同アワードは2015年で8回目となり、2部門総計1,566点の応募作品の中から、グランプリ2作品を含む受賞作品14作品が選出された。「アートコンペ」部門のグランプリは、心象風景を194cm×336cmというサイズの細密画で描き上げた「五金超大国II(田島大介さん)」が受賞。田島さんは、22歳で今までの「アートコンペ」グランプリ受賞者の中で最年少となるということだ。また、グランプリ受賞者は、University of Hawai’i at Mānoa / Department of Art and Art Historyが実施するアートプログラムへ招かれることになっている。一方、「デザインコンペ」部門のグランプリは、外国人観光客に向けて"自分が話せることば"を表明するツールとしてデザインされた、国旗模様の羽「ことはね(吉田貴紀さん・栗原里菜さん)」が受賞した。グランプリ受賞者は来春、国際家具見本市「ミラノサローネ」開催中にイタリア・ミラノへ招待され、受賞作品には今後継続的に商品化等のサポートが行われる予定。アート部門の審査員は、児島やよい(慶應義塾大学、明治学院大学非常勤講師)、清水敏男(東京ミッドタウン・アートワークディレクター/学習院女子大学教授)、土屋公雄(愛知県立芸術大学教授)、中山ダイスケ(東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科学科長)、八谷和彦(東京藝術大学先端芸術表現科准教授)の5名が審査を行い、デザイン部門は小山薫堂(放送作家/東北芸術工科大学教授)、佐藤卓(グラフィックデザイナー)、柴田文江(プロダクトデザイナー/武蔵野美術大学教授)、原研哉(グラフィックデザイナー/武蔵野美術大学教授)、水野学(クリエイティブディレクター/慶応義塾大学特別招聘准教授)の5名が審査を実施した。なお、受賞作品14点は、10月16日~11月8日の期間中、東京都・六本木の東京ミッドタウンのプラザB1Fオープンスペースにて展示される。また、11月3日まで、来街者の一般投票で人気作品を選出する「オーディエンス賞」も実施。結果は11月6日に東京ミッドタウン・オフィシャルサイトにて発表される予定となっている。
2015年10月19日日本デザイン振興会がグッドデザイン賞の新しい交流拠点として、10月末より東京・丸の内にコミュニケーションスペース「GOOD DESIGN Marunouchi(グッドデザイン丸の内)」(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階)を開設する。同スペースはデザインと社会を繋ぐ場として、企業や教育機関、各種団体などがデザインをテーマに集い、交流する拠点となる。展示やセミナー、トークイベント、ワークショップなどを開催し、グッドデザイン賞を受賞した企業やデザイン会社を多くの人びとに伝える場となることも目的としている。また、丸の内はビジネス街でありながら観光客が多く集うエリアであることから、グッドデザイン賞受賞デザインのショールーム、東京や日本のデザイン情報の提供サービスなども行う。同スペースのディレクターには建築家の内藤廣、アートディレクターの廣村正彰、デザインジャーナリストの藤崎圭一郎が就任した。スペース開設後は2015年度のグッドデザイン賞の受賞デザインを2016年春にかけて順次紹介していく展示企画を予定している。
2015年10月12日東京都・新宿の「Cafe & Meal MUJI 新宿」は、絵の制作からテキスタイルデザインまで幅広い媒体で作品を発表しているサトウアサミの作品展を開催する。会期は10月2日~2016年1月13日。営業時間は11:00~21:00(ラストオーダーは20:00)。カフェスペースでの展示のため、入場にはドリンク(またはフード)オーダーが必要となる。同展は、サトウアサミの作品と、同氏が手掛けるテキスタイルブランド「Asendada(アセンダダ)」のファブリックパネルの展示を行うもの。棚の上にある花器やテーブルに置いた果物やグラスなど、日々の暮らしの風景を切り取り、墨で大胆に描かれた作品を製作しており、絵の制作からテキスタイルデザインまで幅広い媒体で作品を発表している。また、作品は、「IDEE Life in Art」サイトで購入することができる。なお、サトウアサミは1977年札幌生まれ。1997年に活動を開始。2007年よりサトウアサミデザイン事務所として、絵の制作からデザインまでを手がけるスタイルとなり、現在に至る。店舗や公共スペースでのアートワーク、プロダクト、パッケージデザイン、エディトリアル、テキスタイルデザインなど幅広い媒体で作品を発表している。2015年3月、同氏のテキスタイルセクションを法人化したアセンダダを設立。同氏がデザインするテキスタイルの企画・製造を行っている。
2015年10月05日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは、「シルバーウィーク」です。***いよいよ近づいてきました、9月の大型連休「シルバーウィーク」。みなさんはどんな計画をたてていますか?祝日を月曜に移動させて、3連休にするハッピーマンデー制度や、来年には山の日(8月11日)ができたり、政府は積極的に祝日を増やしています。休日が1日増えると約3000億円の経済効果があるといわれていますが、政府が祝日を増やす理由はそれだけではないんですね。働き者の日本人。過労死や心の病がとても増えていて、平成26年の自殺者数は2万5427人。そのうち68.4%は男性で、60代についで40、50代が占めているんです。一番多いのは無職の人ですが、そのなかには、働きすぎで体を壊して、働けなくなったという人もいます。過重労働、休みが取れないというのが大変問題になっているんです。会社員が有給休暇を消化している率は、日本は先進国のなかでも著しく低い。そこで国は昨年いわゆる「過労死防止法」を発表して、2020年までに週60時間以上働く人の割合を5%以下に、有給休暇の取得率を70%以上にしようとしています。でも、休む権利があっても、社内の空気が休みを取りにくくさせている、というのもありますね。なので、強制的に休めるようにと国は祝日を増やしているんです。以前は大型連休がゴールデンウィークだけだったので、観光地に人が集中したり、道が大渋滞して、かえって疲れが溜まってしまう状況でした。でも、シルバーウィークができて、人も渋滞も分散するようになりました。ただ、正社員はいいのですが、いわゆる非正規雇用(契約社員、パートタイマー)に有休を適用している会社は少ない。時給や日給単位で働く人にとっては、休みが増えることが収入減に直結してしまうので、祝日が喜ばしいとは限りません。また、休日でも働かなければいけない職種の人にとっては、学童保育が休みになって、子どもを預けられなくなり困るという事態も。祝日を作るだけでなく、それらの受け皿も作ることが大事だと思います。まずはもう少し休み上手に。日本全体が「長時間働くのが偉い」という風潮を変えていけたらいいですね。◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年9月23日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年09月20日ホテルニューオータニのガーデンレストラン「もみじ亭」が9月19日から23日までのシルバーウィーク期間中限定で、「鉄板焼・肉屋台」を開催する。熟練シェフが厳選した素材を焼き上げるクオリティはそのままに、鉄板焼きテーブルを屋台風に並べた、本格的な鉄板焼が楽しめる同イベント。通常はグループ利用のみの予約受け付けとなっている「もみじ亭」だが、期間中は2名からの利用も可能となっている。また、鉄板焼きに合わせたサントリーの新作ドリンクも特別価格で登場する。ラインアップは、フルーティーなエールビールのザ・プレミアム・モルツ「香るプレミアム」、生絞りレモンとブラックペッパーを合わせた「ジントニ」、新作ウイスキー「知多」を用いた「知多 風香るハイボール」など。その他、シルバーウィーク限定で復活するアウトドアプール「GARDEN POOL」の入場券付きプランも用意される。なおメニューは、ランチコース(6,000円)では帆立貝やサーロイン、チキン、焼き野菜などを用意。ディナーコース(8,000円)では有頭大海老、帆立貝、国産牛サーロイン、骨付きフランク、骨付きラム、焼き野菜などが提供される予定だ。
2015年09月18日第一ホテル東京(東京都港区)は9月19日~23日、「パスタバイキング」(税・サービス料込1,900円 / 1名)を最上階ラウンジ「ラウンジ21」で開催する。同企画は、シルバーウィークのランチタイムにホテルの最上階ラウンジで、ホテルおすすめの4種のパスタを食べ放題で楽しめるというもの。ラウンジからは、東京都の銀座・汐留方面や、新幹線などを眺めることができるという。パスタメニューは、「ボロネーゼソース」「白身魚と水菜のペペロンチーノ カラスミ風味」「茸(きのこ)のラグー クリームソース」「タコとセロリのトマト煮込みソースのパスタ」の4種。同メニューには、前菜の盛り合わせ、本日のポタージュ、デザート、コーヒーまたは紅茶もあわせて提供する。時間は120分制で、30分前までオーダーできる。時間は11時30分~15時(ラストオーダー)。
2015年09月18日パルコは、若手デザイナー集団「東京ニューエイジ」が開催するファッションショー「東京ニューエイジ2016年S/Sコレクション メルセデスベンツファッションウィーク東京 公式スケジュール」を支援すると発表した。開催日時は10月12日 15:30~。開場は東京都・渋谷ヒカリエのヒカリエホールB。このたび開催される「東京ニューエイジ2016年S/Sコレクション メルセデスベンツファッションウィーク東京 公式スケジュール」は、「writtenafterwards」の山縣良和氏と「MIKIOSAKABE」の坂部三樹郎氏というふたりのデザイナーがプロデュースしたプロジェクト「東京ニューエイジ」が開催するもの。同プロジェクトは「日本の若手デザイナーの発掘と支援をし、世界で活躍する可能性のある若手デザイナーを日本から輩出していくための場所」になることを目的として作られ、ファッション業界のネットワーク提供や若手デザイナー同士の交流の場を設け、ファッションショーや展覧会、インスタレーションなどを開催している。今回の参加ブランドは、AKIKO AOKI/青木明子、KEISUKEYOSHIDA/吉田圭佑、kotohayokozawa/横澤琴葉、RYOTAMURAKAMI/村上亮太・村上千明、SoshiOtsuki/大月壮士。なお、東京ニューエイジをプロデュースした坂部三樹郎氏と山縣良和氏は、「次世代のデザイナーを全身全霊で信じて、奇跡を起こせるような発信の場がいまの日本には必要だと考えています。日本にはとても魅力的でユニークな 若い才能あるデザイナーがたくさんいます。ただそこにみんなで共有できる場がなかっただけだと思います。世界中の人を魅了する次世代の人間像を発信できる場にしていきたいです。」とコメントしている。一方、東京ニューエイジのメンバーは、「ファッションは人と出会った時に、心に直接なにかを伝える力があります。実際、私たち自身も様々なファッションと触れ合いながら様々な感情になってきました。次世代の発表の場としてはじまった東京ニューエイジが、 一人でも多くの方にファッションを体感していただける場となるよう頑張ります。」と述べている。
2015年09月17日東京ミッドタウンでは、シルバーウィークの期間中、9月19日(土)から9月23日(水・祝)まで、芝生広場の上で読書を満喫できるイベント「六本木ブックフェス」を開催する。「六本木ブックフェス」は、デザインとアートの街として六本木を考える WEB マガジン「六本木未来会議」が、第8弾となる「アイデア実現プロジェクト」として初開催するイベントで、ブックディレクターの幅允孝氏が中心となり、『新しい読書体験』をテーマに、様々な角度から新たな本と出会えるユニークな催しが満載だ。例えば、自分の思い入れのある一冊を持っていき、会場でコメントを添えて出品し、知らない誰かにシェアする。そして自分も代わりに誰かが出品した本を持ち帰ることができる「ブック・ジャーニー」。タイトルや作者名は伏せられているから、包みを開けるまで、どんな本なのかはわからない。本に添えられた出品者のメッセージを糸口にして、新たな一冊との出会いを楽しみたい。広大な芝生広場の上に設けられた青空図書館には、幅氏をはじめ、プロダクトデザイナー 深澤直人氏、建築家 谷尻誠氏ら46人のクリエイターたちがセレクトした本も並べられる。ラインナップを眺めるだけでもクリエイティブな感性を刺激されそうだ。また日替わりイベントも多彩。 9月19日(土)は、今年の芥川賞を受賞した羽田 圭介氏や作家の角野栄子氏、ダンサーの近藤良平氏、作家で映画監督でもある大宮エリー氏などが登壇する朗読会「読書のフェス」を、9月20日(日)、21日(月・祝) は、行く先々に合わせて本をセレクトするユニークな移動式本屋「BOOK TRUCK」が登場。9月22日(火・祝)本を綴じてオリジナルノートを作るワークショップが開催される。秋の週末に、本の世界からイマジネーションを羽ばたかせてみてはいかがだろうか。(text:Miwa Ogata)
2015年09月14日今年4月に大阪に誕生した商業施設「LUCUA 1100(ルクア イーレ)」のイセタン シューズ&バッグス イベントスペースで9月23日まで、旅行シーズンとなるシルバーウィークを前に、ニューヨーク発のトラベルコンセプトストア「FLIGHT 001(フライトワン)」主催のトラベルフェアが開催されている。準備や計画から旅行中、旅行後までの楽しさや高揚感を包括的に体感出来る同フェア。トラベルアイテムや旅雑誌が揃うだけでなく、航空のコックピットパネルやフライトアテンダント姿のモデルと写真が撮れるサービスが実施されている。期間中は、「FLIGHT 001」のオリジナリティに富んだトラベルアイテムを展開。店内には空港のターンテーブルや、「FLIGHT 001」特製ビジネスシートなどが設置され、旅気分を高めてくれる。また同フェアでは、3時間半のフライトで到着する関西国際空港から1番近い南国リゾートであるグアムの魅力を紹介。店内には空港からグアムへの直行便が運航するユナイテッド航空のコックピットパネルが登場し、写真撮影を行うことも出来る。さらに世界的DJ・沖野修也とDJ KAWASAKIが、同フェアのために“旅先で聞きたい”厳選したミュージックや、旅雑誌『TRANSIT』、『BiRD』の貴重なバックナンバーも揃えられている。その他、特別イベントとして9月19日から20日まではグアム政府観光局によるグアムの最新情報の紹介、21日にはスーツケースのパッキング講座、22日にはフライトアテンダント姿のモデルとのフォトサービスが実施される。
2015年09月10日9月といえば、シルバーウィーク。どこに行くか決めましたか? そこで今回は秋のおでかけにぴったりなコスモス・彼岸花が楽しめ、かつ都内から電車やバスで気軽に行けるスポットを紹介します。■国営昭和記念公園 コスモスまつり2015JR青梅線西立川駅徒歩2分の「国営昭和記念公園」では、毎年9月中旬~11月上旬にかけて「コスモスまつり」が開催されます。総面積20,000平方メートル以上の広大な敷地に総本数550万本の様々なコスモスが咲き乱れるのだとか! 特徴は、コスモスの見ごろ時期に合わせて、リレー方式で展示をするところ。9月中旬からは原っぱ東花畑で、早咲きのコスモス・ハッピーリングが70万本咲きます。10月初旬からは、ドワーフセンセーションが花の丘一面に咲きます。10月下旬からは、イエローキャンパスなど、イエロー系のコスモスが80万本見頃に。コスモスに関するイベントも開催しています。【開催期間】2015年9月12日(土) ~ 11月3日(火・祝)【開園時間】10月31日まで 9:30 ~ 17:0011月1日から 9:30 ~ 16:30(※期間中の 9月土日祝日は 18:00 まで)【入園料】一般 大人(15歳以上)410円、小人(小・中学生) 80円、シルバー (65歳以上)210円 公式サイト ■三陽メディアフラワーミュージアム コスモスウィークJR総武線「稲毛駅」からバスで数分の「三陽メディアフラワーミュージアム」では、9月15日(火)から「コスモスウィーク」が開催されます。前庭花壇に2000株の色とりどりのコスモスが咲き、館内では「コスモス展」という植物企画展を開催。八重咲きや筒咲き、黄色やオレンジ、赤色などさまざまな種類のコスモスが展示されるのだとか。室内、野外の両方楽しめるのがいいですね。期間中は、「コスモス摘み取り」のイベントや「フルートコンサート」などの音楽イベントも催されます。イベントの詳しいスケジュールはホームページをご覧くださいね。【開催期間】2015年9月15日(火)~10月12日(月)【開園時間】9:30~17:00【入館料】大人300円、小・中学生150円 公式サイト ■日高市 巾着田曼珠沙華まつり西武池袋線高麗駅徒歩15分の巾着田で楽しめるのは、「巾着田曼珠沙華(まんじゅしゃげ)まつり」。曼珠沙華とは、彼岸花の別名です。500万本の曼珠沙華が咲く姿は圧巻で、まさに赤いじゅうたんを敷いたよう。開花予報では、9月19日~24日が最盛期。また市内の飲食店による屋台村が形成されるので、花を楽しみながらおいしい料理を味わえますよ。【開催期間】2015年9月19日(土)~10月4日(日)【開園時間】9:00~16:30【入場料】大人300円、中学生以下無料 公式サイト ■葛西臨海公園でも彼岸花が見られる! 観覧車や水族館、バーベキューが楽しめる「葛西臨海公園」は、園内各所に彼岸花が咲いているのだとか。特に、サービスセンター向かい側芝地、鳥類園ウォッチングセンター付近で見られるそうです。お花畑と違い群生しているわけではありませんが、園内を散策するのんびりデートにもオススメ。ぜひ観覧車や水族館とのセットで楽しみたいところ! ちなみに毎年9月20日前後が見ごろで、赤色と白色の彼岸花が咲いているそうです。【入場料】園内は無料、観覧車などは有料 公式サイト 行ってみたいスポットはありましたか? きっと友だちや家族、恋人と誰と行っても楽しめるはず。おでかけの予定をたてる時の参考にしてみてください。
2015年09月05日OFFICE HALOは25日、おとなのアート&デザインの学校「CORNER(コーナー)」をグランドオープンした。「CORNER」では、「クリエイティブなアイディアを探す大人のための学校」というコンセプトのもと、アーティスト、学芸員、デザイナー、編集者、職人など、アートやデザインの各分野で活躍する講師陣による本格的に学べる講義、ツアー、ワークショップを開催する。同スクールのプログラムは、美術大学でキュレーションを学んだ若手企画チームの編集によるものとのこと。プレイベントとして9月に実施されるふたつの鑑賞ツアーを皮切りに、2015年10月の秋学期(10月~12月)には、「デザインの見かた講座」、「アートの見かた講座」、「キース・ヘリング入門」、「議事録をデザインしよう」「イラストレーション入門」「東京の美術館を知ろう」といった6つの初心者向け講座を展開。9月26日までに申し込むと、秋学期の講座を特別価格で受講できるただける早割キャンペーンも実施される。そのほか、9月26日 14:00~16:30には、模擬授業の体験を含む「学校説明会」(参加費:1,500円)を開催。学校の概要説明、CORNER講師による模擬授業を実施した後、フードクリエイターのケータリングが用意される交流会で、ひとりひとりの興味や目的に合わせた受講アドバイスを行うということだ。申し込みは同スクールのWebページより。
2015年08月25日東京都・上野の上野の森美術館は、アニメに登場する数々のロボットデザインを手がけた大河原邦男の、活動の歴史をたどる展覧会「メカニックデザイナー 大河原邦男展」を開催する。会期は8月8日~9月27日。開館時間は10:00~17:00。入場料は一般1,500円、高大生1,200円、小中生500円。同展は、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」、「機動戦士ガンダム」、「装甲騎兵ボトムズ」など、誰もがあこがれ夢中になったアニメに登場する数々のロボットデザインを手がけた大河原氏が、これまでに描いたイラストや設定資料、同展描き下ろしの作品など約500点を一堂に展示し、大河原氏の40年以上に渡る活動の歴史を詳細に伝えるもの。大河原氏は、1972年に「科学忍者隊ガッチャマン」でデビューを果たした後「タイムボカンシリーズヤッターマン」、「機動戦士ガンダム」、「装甲騎兵ボトムズ」などの作品に次々と参加し、ロボットアニメにおける「メカニックデザイナー」という職業を世に確立してきた。現在も第一線で活躍しながら、工業メーカーや地方自治体との仕事を手がけるなど、活動の幅を広げているという。同展では、本邦初公開の資料を加えた40余年に渡る全仕事を振り返り、大河原のデザインの神髄に迫る。なお、展覧会の音声ガイドでは、大河原メカに関わりの深い声優、保志総一朗と小松未可子がナビゲーターをつとめる。また、同展開催にあたり、大河原氏が特別に描き下ろした作品が展示される。展覧会の目玉でもあるこの作品はB2サイズ6枚が屏風のように連なり、縦約72cm、横幅は約3mにも及ぶ大作で、大河原氏がこれまでにデザインされたロボットたちが作品という枠を超えて集結する、大河原ヒストリーが凝縮された作品となっている。そのほか、会場では、「MG 1/100 ストライクフリーダムガンダム メカニックデザイナー 大河原邦男展Ver.」(6,480円)、「ヤクト ダグラム メカニックデザイナー 大河原邦男Ver.」(4,200円)が発売される。「MG 1/100 ストライクフリーダムガンダム」は、大河原邦男氏のイニシャルのように輝く噴射を模したPET素材によるエフェクトパーツ「OK エフェクト」がこのキット専用に制作され付属する。また、大河原氏がこのキットのために手がけたデザイン案を元に、オリジナルマーキングシールや成型色を再設定しているとのこと。そのほか、ボックスアート(外箱)は描き下ろしイラストを使用しているということだ。さらに、東京会場での購入者には「メカニックデザイナー 大河原邦男展」上野の森美術館限定メタリックシールがプレゼントされる。また、関連企画として、東京都美術館講堂にて大河原氏によるトークショーが開催される。開催日時は8月29日(ゲストはアーティスト・作家の永野護)および8月30日(ゲスト未定)、いずれも13:00~15:00。また、「メカニックデザイナー 大河原邦男展」図録にサインをもらうことができるサイン会も開催される。開催日時は8月22日、9月12日の各日13:00と15:00より。応募方法など詳細は後日、同展公式Webサイトや特設サイトで発表されるとのこと。
2015年08月24日レクサス(LEXUS)が国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2016」のエントリー作品をLexusDesignAward.com/jpにて募集している。応募締め切りは10月18日。次世代を担う世界のクリエイターを対象とし、12年に創設された同コンペティション。「LEXUS DESIGN AWARD 2015」で初代グランプリを獲得したエマヌエル・コルティとイヴァン・パラティの「Sense-Wear」は、ミラノでの展示後、日本、ロシアでのレクサス関連イベントにて展示。同入賞者の阿津侑三は、自身の作品「INSTAMP」の商品化が決定している。また、「LEXUS DESIGN AWARD 2014」受賞者のセバスチャン・シェラは、自身のプロダクトブランドを立ち上げ、ミラノデザインウィーク2015で個展を開催するなど、過去の受賞者たちは受賞後にそれぞれ目覚ましい活躍を見せている。第4回目を迎える同コンペティションでは、テーマを“Anticipation(予見)”と設定。これまで、人々や社会のニーズを予見することで商品やサービスの向上を実現してきたレクサスが、クリエイターによる独創的な解釈とレクサスが求める次世代の革新的デザインを期待して、同テーマを設定した。なお、入賞12作品は、イタリア・ミラノで開催されるミラノデザインウィーク2016のレクサス会場にて展示。さらに、入賞12作品のうち4作品の受賞者はそれぞれ、世界的クリエイターとともにプロトタイプを制作。その制作費として最大で300万円が支援される。最終的には受賞者に会場で作品についてのプレゼンテーションを行い、最終審査を経てプロトタイプ4作品の中から、グランプリ1作品が決定される。また、レクサスは8月28日まで、ミラノデザインウィーク2015に出展したインスタレーション「LEXUS - A JOURNEY OF THE SENSES」の一部と「LEXUS DESIGN AWARD 2015」の入賞作品を東京・南青山のINTERSECT BY LEXUS - TOKYOにて凱旋展示している。
2015年08月18日レクサス(LEXUS)が8月28日まで東京・南青山のINTERSECT BY LEXUS - TOKYO(東京都港区南青山4-21-26)にて、「ミラノデザインウィーク2015」に出展したインスタレーション「LEXUS - A JOURNEY OF THE SENSES」の一部を凱旋展示している。世界的に著名なスペースデザイナーであるフィリップ・ニグロと国際的シェフの米田肇のコラボレーションによる「LEXUS - A JOURNEY OF THE SENSES」は、レクサスのデザインの根幹である“Senses(五感)”をテーマにした体験型インスタレーション。公式コンペティション「Milano Design Award Competition」において、自動車メーカーでは初となる「Best Entertaining賞」を受賞した。今回は「LEXUS - A JOURNEY OF THE SENSES」のうち、五感を通して雨の日のドライブの情景を感じられる「RAIN」を展示。天井から降る光の粒と雨音で雨に降られているような感覚が引き起こされ、さらに“雨の雫”を表現したスパークリングキャンディを口に含むことで、体の中までも雨音が響き渡るような感覚になるインスタレーションとなっている。
2015年08月17日© TRIPPING! 朝焼けに染まるアンコール・ワットJTBグループがJTBホームページにおける2015年シルバーウィークの海外パッケージツアーの予約状況を発表。昨年と比べてアジア方面の予約が大幅に伸びを見せた。大型シルバーウィークで予約率も向上2015年のシルバーウィークは9月17日~9月23日で、6年ぶりの5連休となり、海外旅行の予約件数も前年比60%増と推移。昨年と比べるとアジア方面の伸びが著しく、その理由としては、近年の円安傾向により、物価が比較的低く現地滞在中の費用を抑えられる旅行先が好まれることがあげられる。また、タイやフィリピンのようにシティとビーチどちらも楽しめるような場所が好まれる傾向にあったことが考えられる。前年同時期と比較した伸率をもとにしたランキングは以下の通り。海外パッケージツアーシルバーウィーク人気方面ランキング(順位/旅行先/前年同期比)1位カンボジア(1933%)2位タイ(780%)3位フィリピン(666%)4位中国(380%)5位香港(336%)6位オーストラリア (327%)7位台湾(304%)8位シンガポール(277%)9位インドネシア(271%)10位サイパン (267%)対象出発日:2015年9月17日~2015年9月23日(2015年7月16日時点)尚、同時期の人員ベースでのランキングは、首位がハワイ、続いてグアム、台湾、タイ、アメリカとなっている。参照:JTB
2015年07月24日資生堂は、同社の宣伝・デザイン部に所属する3名のクリエーティブ・スペシャリストと社内外のクリエーターとのコラボレーションによるグラフィック・デザイン展「ビューティー・グラフィックス展2015"BATTLE"」を開催している。会期は7月13日~9月30日 9:00~18:00(8月10日~14日と土・日・祝日は休館)。会場は東京都・銀座の資生堂銀座ビルの1階ウィンドーディスプレーおよび2階展示スペース。入場無料。この企画展は、現代における平面表現の可能性を追求したグラフィック・デザイン展。資生堂銀座ビル1階のウィンドーディスプレーは、女性たちの美しき闘いの姿をユーモラスに表現した「BEAUTY BATTLE」が掲示されている。同作品は、資生堂のクリエーティブ・スペシャリスト・丸橋桂氏が、資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト計良宏文氏やフォトグラファー金澤正人氏、スタイリスト伊藤佐智子氏らとともに制作したものだ。また、2階の展示スペースには、近未来の女性像やメーキャップを表現した「A GIRL 20XX SHISEIDO」(山田尊康氏)、身体全体から放たれるエネルギーや動きの過程から生まれる軌跡を可視化した「A motion」(佐藤園美氏)、女性モデルの上にファンデーションやアイカラーなどの色や質感を重ね合わせた「vs"IMAGE"」(丸橋桂氏)といった、同社のクリエーティブ・スペシャリスト3名によるグラフィック作品が展示されている。なお、同展の作品はいずれも大日本印刷の協力のもと、同社の出力技術「プリモアート」でプリントされているということだ。
2015年07月16日東京ミッドタウンで10月16日から11月3日まで、秋のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」が開催される。07年よりスタートし、毎年開催されている同イベント。第9回目を迎える今年は、“つながるデザイン”をテーマにトップクリエイターによるインスタレーションや、新しいライフスタイルに触れることが出来るデザインの提案など、様々な企画が実施される。メインイベントは、芝生広場にて開催される「つみきのひろば」。ディレクションを手掛ける建築家の隈研吾が森林保全団体の「more trees」と協力し、国産木材のつみきをつなげてデザインを楽しむ広場を創り上げていく。中をくぐり抜けられる不思議なアーケードや巨大なピラミッドなど、つみきで作られた様々な作品に触れながらデザインを楽しむことが出来る。3名の若手クリエイターが自由な発想で創り上げたインスタレーションも展開予定だ。また「無印良品」を手掛ける良品計画が、新たな“小屋”を提案するプロジェクト「MUJI HUT」では、深澤直人、ジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)、コンスタンチン・グルチッチ(Konstantin Grcic)の3人のデザイナーが開発した家屋も初披露。トップクリエイター陣が世界のデザインや建築などのライフスタイルの中に潜むデザインの現在について語る、1日限りのデザイン・カレッジ「DESIGN TOUCH Conference」も実施される。その他、次世代を担うアーティストやデザイナーの発掘と応援を目的にしたコンペティション「Tokyo Midtown Award」の受賞作品の発表や展示、授賞式も開催。自然あふれる遊歩道をステージに繰り広げる日本の伝統工芸と日本を代表するデザイナーたちによるコラボレーション企画や、世界最大の国際家具見本市「ミラノサローネ 2015」の最新レポートや資料映像の紹介なども行われる。【イベント情報】「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」会場:東京ミッドタウン住所:東京都港区赤坂9-7-1会期:10月16日~11月3日
2015年07月15日日本デザイン振興会は、グッドデザイン賞の受賞展示イベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2015 (G展)」を開催する。会期は2015年10月30日~11月4日。会場は東京・六本木の東京ミッドタウン。入場料は一般1,000円。本展は、2015年度グッドデザイン賞の受賞デザインを中心に、これまでの受賞デザイン約1,000件以上を展示するイベント。今回は「MEETinG(ミーティング)」をテーマに据え、人々が新しいグッドデザインと出会い、その価値を共有できるような新プログラムを多数展開する。その1つとして、同賞初となる参加型スペシャルサイトが9月に公開される。ユーザーがグッドデザイン賞の中からお気に入りを選び、シェアできる機能を持ったサイトとなる予定で、参加するともれなくG展に招待されるほか、同賞の審査委員らが選ぶ「私の選んだGマーク」ページや、みんなの人気ランキングといったコンテンツも企画されている。さらに、同賞で特に高い評価を得た「グッドデザイン特別賞」や「グッドデザイン・ベスト100」、社会の課題にアプローチする「フォーカス・イシュー」など、キーとなる要素を活かしたゾーニングやディスプレイを展開。あわせて、審査委員によるデザイン解説や、「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれたデザイナー100名が登場するプレゼンテーションも実施されるという。このほか、長く親しまれているデザインに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」の受賞作品展示や、受賞アイテムが買える期間限定のショップもオープン。さらに、2015年度にもっとも多くのグッドデザイン賞を獲得した企業の受賞デザインをトータルに紹介する特別展示「グッドデザイン・スーペリアカンパニー2015」や、さまざまな切り口の解説付きで会場を巡る「グッドデザイン・ガイドツアー」も実施予定となっている。
2015年07月10日東京ミッドタウンは、毎年恒例のデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」を、2015年10月16日~11月3日に開催すると発表した。「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」は、2007年の東京ミッドタウン開業以来、毎年開催されているデザインの大型イベント。9回目の開催となる今回は「つながるデザイン」をテーマに、トップクリエイターによるインスタレーションや、新しいライフスタイルに触れることができるデザインなど、幅広いコンテンツを用意する。今回のメインイベントとなる「つみきのひろば」では、ミッドタウン・ガーデン内の芝生広場に、大小さまざまな"つみき"で作ったインスタレーションが登場。つみきを並べて作られたパサージュやつみきを組み上げた大きなピラミッドなど、建築家の隈研吾氏がディレクションを手掛けた大型作品のほか、注目の若手クリエイター3名によるオリジナルのオブジェも展示される。また同ガーデンでは、無印良品の小屋プロジェクト「MUJI HUT(ムジハット)」で開発された3名のデザイナーによる小屋が初公開。参加デザイナーはプロダクトデザイナーの深澤直人氏、ジャスパー・モリソン氏、コンスタンチン・グルチッチ氏で、会場では「ミニマムでありながら豊かな時間を過ごすための小屋」を体験できるという(展示は10月30日から)。一方、10月25日には、本イベントに参画するクリエイター陣が講師となって登壇する1日限りのデザイン・カレッジ「DESIGN TOUCH Conference」が開校。今回のテーマ「つながるデザイン」を主軸に、ライフスタイルの中にあるデザインの"いま"について講義が行われるとのこと。さらに、毎年4月にイタリア・ミラノで開催される国際家具見本市「ミラノサローネ」で活躍する日本人デザイナーや日本企業を紹介する企画「Salone in Roppongi presented by OFFICINE PANERAI」や、伝統工芸の「八郷瓦」や「笠間焼」とデザイナーによるコラボレーション企画も予定される。さらに本イベントの初日には「Tokyo Midtown Award」の結果発表も予定されており、「アートコンペ」「デザインコンペ」の2部門で選出された計14作品から受賞作品の発表、展示、授賞式が実施される。これにあわせて、同アワードでこれまでに商品化された作品を紹介する展示会も開催予定となっている。会期中はこのほか、グッドデザイン賞の最新受賞デザインを紹介する「GOOD DESIGN EXHIBITION 2015 (G展)」や、アメリカの建築家であるフランク・ゲーリのアイデアに焦点を当てた展示会「I Have an Idea」などが同時開催される。イベントの詳細は特設ページにて順次発表される。
2015年07月09日東京都・小平市の武蔵野美術大学美術館は、展覧会「ムサビのデザインV:1960-80年代、日本のグラフィックデザイン -寄贈記念 永井一正・田中一光・福田繁雄・石岡瑛子のポスターから」を開催する。会期は9月1日~11月7日(日曜・祝日休館、ただし9月21日・10月25日・11月3日は特別開館)。開館時間は10:00~18:00(土曜・特別開館日は17:00閉館)。入場無料。同展は、1960年代から80年代の日本におけるグラフィックデザインに焦点を当て、永井一正、田中一光、福田繁雄、石岡瑛子4名のデザイナーの作品およそ150点を展示するもの。1960年代から80年代は、東京オリンピック(1964年)や日本万国博覧会(1970年)の開催に象徴されるように、日本が飛躍的な経済成長を遂げ成熟期へと推移していった時代で、グラフィックデザイナーへの要望も高まっていった時代でもある。従来主に企業に所属していたグラフィックデザイナーが、クリエーターを統括するアートディレクターへと担う役割が変化したり、ぺルソナ展をはじめとするデザイン展の開催や、宣伝美術協会や日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)などの団体の設立などによりデザイン振興に一層拍車がかかったという。こうした世の中の動向に伴う変化に加え、印刷のデジタル技術、写真製版からスキャナーによる製版へといった変化が、グラフィックデザインにより多様な表現をもたらしたという。同展では、この時期、第一線で活躍した永井一正・田中一光・福田繁雄・石岡瑛子のポスターをデザイナーごとに展示し、それぞれの年代を追って見ることで、当時の雰囲気はもとより、各人の表現がいかに変化していったかを見ることができるような構成で展示を行うということだ。また、関連イベントとして、武蔵野美術大学の教授による講演会「1960-80年代、日本のグラフィックデザイン(仮)」が開催される。開催日時は10月3日14:00~15:30。入場無料。そのほか、企画中のイベントに関しては後日同美術館Webサイトにて掲載されるということだ。
2015年07月07日Tooは、パッケージデザインに関わるデザイナーのための無料特別セミナー「ポーラが目指すデザイン」を開催する。講師はポーラ デザイン研究室室長 松井孝氏。日時は8月28日 13:30~15:00(受付開始 13:00)。会場は東京都・虎ノ門のToo本社内 The Gallery Tooにて。受講料は無料(事前予約制)。同セミナーは、パッケージデザインに関わるデザイナーを対象に開催されるもの。昨年「オードフルール」のパッケージにて「日本パッケージデザイン大賞2015」を受賞したポーラのデザイン研究室室長 松井孝氏が登壇し、長い伝統を守りつつも、デザインの新しい価値を生み出していくにはどうすれば良いのか?といった「ポーラが目指すデザイン」についてじっくりと解説するという。また、同セミナー終了後には、パッケージデザイン関連のふたつのワークショップが開催される。15:20~16:00には、3DCADモデリングツール「Rhinoceros」と3DCGツール「MODO」を用いたパッケージ制作における3Dデザインから、イメージ作成やアニメーションコンテンツ制作といったビジュアライゼーションのワークフローを紹介する「Macで3Dモデリングソフトを使ったパッケージデザインワークフロー」(講師:MODO JAPAN GROUP 山口貴弘氏とToo デジタルメディアシステム部 臼倉敦史氏)が開催されるほか、16:20~17:00には、透明フィルムに白やクリア出力が可能なOKI「MICROLINE VINCI」とグラフテック「カッティングプロッター」によるダミー制作を行う「魅せる、伝わるパッケージダミー制作」(講師:沖データ 小宮壮一郎氏)が予定されている。なお、セミナーおよびワークショップへの参加希望者は、申し込みページより申し込む。定員は各セッション50名で、申し込み多数の場合は抽選となる。
2015年06月24日東京都・新宿の伊勢丹新宿店本館は、著名なグラフィックデザイナーによって新しくデザインされ、パリのトップギャラリーにて展示された日本各地の伝統工芸品を紹介・販売する「DENTO×GRAPHIC ~デザインが繋ぐ、日本の伝統」を開催する。開催期間は6月17日~6月30日。開場時間は10:30~20:00。同催事は、2015年2月にパリのトップギャラリー「GALERIE DUTKO」で開催した「DENTO-HOUSE PARIS -2015」展の凱旋ショップ。グラフィックデザイナーの浅葉克己、仲條正義、井上嗣也、服部一成、中村至男の5人によって新しくデザインされた、こけしや漆器などの身近なアイテムや、モダンに生まれ変わった浮世絵版画から桐製のチェストまで、パリ展で紹介したバリエーション豊かな作品が展示される。また、会期中には浅葉克己による、漆蒔絵を施した涼しげなガラスのテーブルウェアの先行販売と、パリ展で人気だった漆塗りサイドテーブル「猫」(仲條正義デザイン)の受注会を行うとのこと。なお、DENTO-HOUSEは、伝統工芸に関心を注いで創作活動をする、日本のトップグラフィックデザイナーのグループ。技術の継承が難しい状態にある多くの伝統工芸品に対し、デザイナーと職人のコラボレーションで新たな伝統工芸の魅力を再発見し、歴史・技術・文化をこれからの時代へ伝えて行く事を目指している。新しい素材の掛け合わせ、新たな技法の実験など、試行錯誤を重ねて独創的で遊び心あふれるアートピースを作り出し、世界的に見て美術市場が成熟しているパリをメインに発表を行っている。
2015年06月09日東京都・赤坂の21_21 DESIGN SIGHTは、「動き」がもたらす表現力に触れ、科学技術の発展とデザインの関係を考える展覧会「動きのカガク展」を開催する。会期は6月19日~9月27日(火曜休館)。開館時間は10:00~19:00。入場料は一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料。同展は、「動き」がもたらす表現力に触れ、観察し、その構造を理解し体験することで、ものづくりの楽しさを感じ、科学技術の発展とデザインの関係を改めて考える展覧会。私たちの快適で便利な日常生活を支えているモーション・デザインの技術は、車両制御システムや地図アプリケーション、通信技術やSNSの普及など、プロダクトをはじめグラフィックや映像における躍動的な描写を可能にし、感性に訴える豊かな表現をつくりだしている。今日のデザイナーは、先端技術を用いたものづくりを展開しており、様々な動くツールやその仕組みは、研究と実験の連続から生まれている。自らのアイデアが形となり、動き出す瞬間の純粋な喜びこそが、ものづくりの楽しさだと同展は訴える。同展では、世界的に知られるメディアアーティストのジモウンやニルズ・フェルカーの日本初公開作品をはじめ、クワクボリョウタが大規模な「LOST」シリーズの新作、ユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)が脳と体を結びつける新感覚の体験型作品を発表。また、新進気鋭の若手作家や学生、企業との恊働による多彩な「動く」作品は、身近な材料と道具を使い、見る人の創作意欲を刺激する。さらには、各作品の動きの原理をひもとくアニメーションを菱川勢一率いるドローイングアンドマニュアルが制作し、来場者と動きの仕組みをカガクするということだ。展覧会ディレクターには、企業CMや大河ドラマのオープニング映像などで国内外から注目を集める菱川勢一を迎える。菱川氏は同展の開催に際し次のようにコメントを寄せている。「この展覧会の「動き」というテーマの中には、「重力」「慣性」「波長」といった、デジタル社会においてもまだ完全に解明されていない現象への想像力を込めました。情報が溢れている現代だからこそ、自然科学だけではなく文化や経済といった人間の営みまでを「動き」という視点で横断的に捉えなおす機会になればと考えています。その上でこに展覧会は、未来のデザイナーやアーティストである子どもや学生たちに、まるで先輩たちの作品が置いてある図工室に遊びにきたような感覚で観てもらえればと思って企画しました。ただ作品を鑑賞してもらうだけではなくて、制作の流れもオープンにすることで、「自分にもできそう」とか「自分でもやってみよう」という衝動が生まれるように心がけています。つくることは決してブラックボックスではなく、いろんな人がチームとして参加することで流れだす、ひとつの「動き」なんだという認識が広まることを願っています。」また、関連企画として、展覧会ディレクターなどによる「オープニング ギャラリーツアー」が開催される。開催日時は6月20日14:00~15:30。そのほか、トーク「クリエイションとテクノロジー」(7月4日14:00~15:30)、トーク「チームでものづくり」(7月18日14:00~15:30)、「動く!ワークショップ」(8月8日)、「機械の素ワークショップ」(8月9日)などが開催される。詳細は、21_21 DESIGN SIGHTウェブサイトにて見ることができる。
2015年06月01日レクサスは、「LEXUS DESIGN AWARD2015」に入賞したプロトタイプ作品や、「ミラノデザインウィーク2015」で自動車メーカー初の公式アワードを受賞したインスタレーション「LEXUS - A JOURNEY OF THE SENSES」の一部などを、東京都・南青山のINTERSECT BY LEXUS - TOKYO 1Fガレージにて凱旋展示している。期間は6月3日まで。入場無料。今回展示されているのは、同社が開催した次世代を担うクリエイターのための国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD2015」の入賞作品。同コンペティションは2013年に創設され、3回目となった今回は『人が生まれもつ"SENSES"「五感」』というテーマに基づいた1,171作品もの応募が、世界72カ国からあったという。この中から、グランプリを受賞した「Sense-Wear」(Caravan/イタリア)や、動物の視野を疑似体験できる「ANIMAL MASKS」(海老塚啓太/日本)、押す力や角度、回数によって書体が変化するシリコン製スタンプ「INSTAMP」(阿津侑三)など、イタリア・ミラノで4月に開催された世界的なデザインの祭典「ミラノデザインウィーク2015」(ミラノサローネ)において、自動車メーカーとしては初となる公式アワード(Milano Design Award - Best Entertaining賞)を受賞したインスタレーション「LEXUS - A JOURNEY OF THE SENSES」の一部が展示されるということだ。
2015年05月21日東京都・渋谷のd47 MUSEUMは、47人のグラフィックデザイナーによる"その土地らしいデザイン"が集結する「NIPPONの47人 2015 GRAPHIC DESIGN」を開催している。開催期間は5月24日まで、開場時間は11:00~20:00、入場料は一般500円、学生400円、小学生以下は無料。同展は、「旅」「物産」「地域問題」など毎回多様なテーマで、47の都道府県の"個性"を47の常設展示台を使って紹介してきた企画展。12回目となる今回は、シリーズ「NIPPONの47人」の第二弾で、各都道府県からグラフィックデザイナーを選出し、彼らの作品とともにその地域性にも注目するというもの。「d47 MUSEUM」ディレクターのナガオカケンメイと担当の黒江美穂は、「工芸や農業など、様々な分野においてデザインが必要とされる今、都市圏のものと思われていた"デザイン"は、伝統工芸や食文化などの風土を背景とするその土地ならではの個性として興味深くみることができます。そこには、それぞれの土地に根付く地元企業とそれぞれのデザイナーが対話を重ねた答えとしての、時間と風土に影響されたデザインがあると言えます」と語っている。
2015年05月18日東京・新宿に拠点を構えるショップや企業は、5月20日から26日まで伊勢丹新宿店で開催される「フランスウィーク」と連動し、フランスに関する商品やサービスを提供するイベントを開催する。タカノフルーツパーラーを手掛ける「新宿高野本店」では、フランスのチョコレートメーカー「ヴァローナ(VALRHONA)」のチョコレートを使用し、ケーキ“グリオッティ”を製作した。通常期にはないこのメニューは、同店地下2階オリジナルフード&ギフトフロアで堪能することができる。また、23日、24日には、高野本店前の特設スペースにおいて、フランスに本社を構える「ルノー(Renault)」のルーテシア(LUTECIA)が展示される。「新宿中村屋」は、同店8階「レストラン グランナ(Granna)」で“フランスウィーク特別協賛ランチ”(各日20点限定、平日:午前11時から午後4時まで、土日:午前11時から午後5時まで/3,000円)を用意した。このランチは伊勢丹新宿店のフランス展でも販売される野菜、蜂蜜などを使用し、前菜・スープ・主菜・デザートまで提供されるコース料理だ。「紀伊国屋書店」では、5月14日から27日まで、同店本館2階、別館アドホックビル2階において、フランス文化やフランス流人生の愉しみ方に関する書籍を展開する。バンド・デシネ(bande dessinee)(フレンチコミックの総称)のフェアも開催する。伊勢丹新宿店本館7階バンケットルームにある「JTB」では、5月26日午後3時から午後4時30分まで、フランス観光局推奨の観光エリアが軽食付きで紹介されるほか、「JTBトラベルゲート新宿本店」では、伊勢丹でのフランスウィーク中に、ルックJTBでフランス旅行を申込みの先着30名の客にフランス製特製ポーチがプレゼントされる。「ロクシタン(L’OCCITANE)」新宿店ヴォヤージュ・アン・プロヴァンスでは、同店で6,000円以上購入し、且つ、伊勢丹発行の“新宿の街を紹介するパンフレット”を持参すれば、ロクシタンオリジナルバッグ(約19cm×33cm×15cm)がプレゼントされる。「新宿マルイ本館」の同館1階カレンダリウムでは、紅茶専門店「クスミティ(KUSUMI TEA PARIS)」ほか、「ル・プチメック東京(Le Petit Mec TOKYO)」では、フランス伝統のパンが販売される。
2015年05月17日オーストリアams(austriamicrosystems)は東京都品川区に新しくデザインセンターを開設し、5月13日にそのオープニングを行った(Photo01)。オープニングにあたっては本国から本社COOのStockmeier博士(Photo02)も来日し、改めて日本におけるビジネスの動向について説明があったので、まずはこちらからご紹介したい。amsそのものはオーストリアに本社を持つ半導体ベンダである。Fablessではなく自社のFabをもつIDMであり、汎用品の製造とASICの製造の両方を手がけている。売り上げは昨年実績で言えば6億1400万ドルであるが、2015年第1四半期の売り上げは2014年第1四半期と比較して78%増加しているそうで、その意味では現在急成長を遂げているアナログ半導体ベンダである(Photo03)。そのamsは2005年から日本子会社として東京都品川区にamsジャパンを設立してきたが、これはいわば販売子会社であって、単に営業拠点以上の域を出るものではなかった。ところが、日本における売り上げやデザイン獲得の増加に伴い、テクニカルサポートなどのニーズがどんどん高まってきた。これをうけ、すでにQAラボは同社内に設置されているものの、もっと本格的に顧客のサポートを行っていくなかでデザインセンターが必要であると認識し、拠点そのものも(同じ品川区ながら)より広い場所に移ると共に、デザインセンターを設置した形だ(Photo04)。amsの場合、アナログセンサを中心にした製品ポートフォリオが自動車・医療・産業機器業界に受け入れられており、売り上げの絶対値はともかくとして大きな伸びをしめしている。特に同社の場合、汎用品以外のASICが非常に強みであり、このためASICデザイン用のデザインセンターを国内に置くことで、これまでよりも早いTATで顧客のデザインをサポートできるようにするのが大きな目的である(Photo05)。もちろんこのためには人員強化が必要である。それもあり、2012年から2015年までの間に、サポートエンジニアを含むSalesを3人、エンジニアを9人増強して現在amsジャパンの陣営は21人となっている。今回デザインセンター開設にあたり、拠点を移動したのは、この増えた陣容に対応するためでもある(Photo06)。実際、新拠点はかなりゆとりがある。Photo07は営業側エリアであるが、まだ机などに空きもあるし、配置もかなりゆったりとしている。一方、エンジニアのブースはやや高いパーティションが用意されている(Photo08)が、実は半分以上のブースはこの通り空きの状態である(Photo09)。ちなみに篠崎氏によれば、本国は最大20人のデザインエンジニアの採用予算をつけてくれたそうで、ところがことamsの様なアナログ回路のエンジニアとなると、そうそう集められるものではないのが悩みの種だそうである。そんなわけで、席数は20以上あり、ところが空席のままという状態なのだそうだ。さて話を戻すと、では現時点でamsがどんな製品ポートフォリオを提供しているのか? というのがこちら(Photo10)。要するにさまざまなセンサであるが、民生機器から医療/産業用まで幅広くラインアップされている。この中で最新のものが健康/フィットネス向けということになる。このあたりについては、同社のプロモーションビデオの方が判りやすいかもしれない。同社の汎用品の一例が、今年1月に発表された「AS721x」である(Photo11)。要するに外光量に応じて自動的に照明の照度調整を行うと共にネットワーク接続も可能、という照明コントローラであるが、これを2mm×2mmのパッケージに収めて提供できる点が大きな差別化ポイントとなる。他にもさまざまな産業用センサ(Photo12)や医療用センサ(Photo13)、あるいは自動車向けセンサ(Photo14)などを幅広く提供している。もちろん同社の場合、汎用品よりはむしろ特定顧客向けの専用品をASICの形で提供するのがむしろ得意であり、実際こちらに力を入れているとする。ただASICとなると当然それぞれの顧客別に設計が必要であり、なので13箇所目のデザインセンターを東京に開設した形だ。昨今はASICをASSPや汎用品、あるいはFPGAに移行してゆくという動きがあるが、これに関してStockmeier博士は「確かにデジタル製品ではそういう動きもあるが、ことセンサ分野に関する限りむしろASICにすることで低コストで高い性能と低い消費電力やパッケージを提供できることは変わっておらず、この分野ではASSPや汎用品での置き換えは起きない」と説明した。もっともこれはあくまで同社のFabが提供するプロセスを利用すれば、という但し書きが付く話であり、そこが同社にとっての差別化要因になると考えているようだ。ちなみにそのデザインセンターであるが、実際にはQAセンターなども兼ねる形になっている。ここでは実際にASICを利用するテスト回路の修正(Photo15)とか測定・検査(Photo16)、あるいは近い将来には顧客と一緒にテストなどを行える設備(Photo17)なども用意されている。そんな訳でこの東京デザインセンターは最大50人近い人員に対応できるだけのキャパシティを用意しているが、カントリーマネージャーの岩本氏(Photo18)によれば将来的には人員がもう少し多くなったら、関西あるいは中部地方に別の拠点を開設することも考えるという話であった。現在は人員が少ないこともあって東京に集中しているが、例えば自動車関係のTier 1メーカーは中部地方に、産業機器関係メーカーは関西に多く、その一方で医療機器関係は東日本に多い。なのである程度陣容が大きくなったらそれぞれの顧客別に拠点を分散する事を考えているそうだ(実際、「今は新幹線代が結構掛かっている」という話もあった)。ただそのためには、まずは特にデザインエンジニアを充実させるのが急務であるが、頭数を揃えれば良いという訳ではないのが難しいとの事で、このあたりが解決するまで当面は東京デザインセンターが同社の唯一の日本拠点ということになるだろう。
2015年05月14日OFFICE HALOは、東京都・目黒のImpact Hub Tokyoにて、初めてアートやデザインを学ぶビギナー向けの入門講座を多く設置した、おとなのアート&デザインの学校「CORNER(コーナー)」をプレ・オープンした。「CORNER(コーナー)」は、「クリエイティブなアイディアを探す大人のための学校」というコンセプトのもと、アーティスト、学芸員、デザイナー、編集者、職人など各分野の第一線で活躍する講師陣による、本格的に学べる講義、ツアー、ワークショップを開催するもの。美術大学でキュレーションを学んだ若手企画チームの編集によるもので、初めてアートやデザインを学ぶビギナー向けの入門講座を多く設置し、社会人やアート・デザインを知りたい全ての人が、気軽に美術やデザイン、文化の知識をしっかり学べる多様な講座を展開するという。プレ・オープン期間では2015年8月の正式開校に先駆け、プレ講座として、デザインの見かたを学ぶ講座、西洋美術の入門講座、日本文化のたしなみを学ぶ講座などが実施される。また、講座は平日の夜や週末の日中など社会人の通いやすい時間帯に開催され、入学金なしで1講座3,500円から受講可能となっている。なお、プレオープン期間の講座詳細は「CORNER」のオフィシャルサイトに掲載されるほか、Facebookでも情報が配信されるということだ。講座は、全6つのテーマをベースにした芸術・文化の幅広い分野をテーマにしており、受講者それぞれの興味に合わせて学べるようになっている。■おとなの図画工作講座例:「はじめてのイラスト講座」など内容:イラストレーターに教わるイラストレーションなど、専門的な知識や道具がなくても、気軽にものづくりを楽しみたいという社会人のニーズに応えるワークショップ体験を展開する。■デザインのアイディア講座例:「デザインの見かた講座」「デザイン史入門」など内容:初心者向けに、デザインの成り立ちについての解説やデザインの思考法をレクチャー。色や形とデザインの関連性を教える講義や、簡単な名刺やロゴの作り方といったPCを使ったアプリケーションのスキルアップまで「デザインの基礎知識が学べる」グループワークショップや座学を展開する。■ニッポンをたしなむ講座例:「日本美術入門」「日本映画入門」「日本の教養」など内容:日本の美術史や映画など、誰でも一度は聞いたことのある有名作家や監督を取り上げて解説する入門講座から、茶道など伝統的な和の文化のレッスンまで幅広く「アート」として学べる座学やワークショップを用意。■あたらしい旅と散歩講座例:「美術館ツアー」「建築さんぽ」「デザインさんぽ」など内容:学芸員の解説を聞きながら作品を鑑賞する講座、建築家の解説を聞きながら建築を見て学ぶ講座など、専門家がテーマに沿って案内するツアー型の講座を用意する。■世界のことが気になる講座例:「西洋美術入門」「世界の建築入門」など内容:世界にあるさまざまな美術、建築、デザイン、生活文化の解説や読み解きを聞く入門講座を展開。今まで聞きたかったけど聞けなかった、最初の一歩からアートの楽しみ方を知ることができる座学を設ける。■TOKYO満喫講座例:「東京の美術館を知る」「江戸の暮らしを知る」「東京の純喫茶を知る」など内容:東京を切り口にした街の文化案内や美術館入門講座、江戸の文化を学ぶ講座など、東京をアートの視点から学ぶことで、東京という街のライフスタイルや美意識を見直すきっかけとなる座学を展開。
2015年05月14日東京都・銀座のデザインギャラリー1953(松屋銀座7F)は、領域を横断する試みに焦点を当てた企画展「越境のデザイン crossing borders」を開催する。会期は5月20日~6月15日。開場時間は10:00~20:00(6月15日は17:00閉場)。入場無料。同展は、永井一史の監修により、コミュニケーションやプロダクト、空間やエンジニアリングという領域を横断する試みに焦点を当てた"越境のデザイン"を提示するもの。同ギャラリーおよび主催の日本デザインコミッティーが開催してきた700回を超える展覧会では、デザインのカテゴリーに適合した内容の展開がその多くを占めてきたが、同展はこれまでとは若干異なる新しい方向性を持つという。これは、新しいものを同ギャラリーに提示して"らしさ"に揺らぎを与えることもまた、時代とともに役割が変化していくデザインの姿かと考えたから、ということだ。なお、出品者は、デザインとエンジニアリングの両分野に精通するデザインエンジニアを中核に、その周辺に建築家・グラフィックデザイナー・サービスデザイナーといった多様なプロフェッショナルが集うクリエイティブ・イノベーション・ファームの「タクラムデザインエンジニアリング」と、建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる「トラフ建築設計事務所」の2グループとなっている。そのほか、会期中にデザインサロントークの開催が予定されている。詳細については後日日本デザインコミッティーWebサイトにて告知されるということだ。
2015年05月12日ゴールデンウィークの予定はきまりましたか?まだ決まっていないあなたに、12星座別にゴールデンウィークにでかけるとラッキーがつかめるスポットをお教えしましょう。■火のエレメンツ(牡羊座・獅子座・射手座)牡羊座は食べ歩きがおすすめ。おいしいお店情報を仕入れて、友達誘ってでかけましょう。口コミ情報が信頼できそう。獅子座はお世話になった人をたずねると、いいことあり。幸運の星・木星のバックアップで、好調の波にのっている獅子座も、「自分の力だけでやってきた」なんてうぬぼれていてはすぐに失速します。謙虚さを忘れずに。射手座は歴史や文学の舞台にでかけると、その時代にタイムスリップした気分に。雑学をいっぱい仕入れられて話のネタにもなるし、仕事にも役立ちそうです。■地のエレメンツ(牡牛座・乙女座・山羊座)この期間、太陽のバックアップをうけて好調の牡牛座は、行く先々でラッキーとの出会いあり。自分の行きたいところへ行くのが一番。行きたいところぜーんぶ行くぐらいのパワーがあれば、運勢も上向きになること間違いなし。特に行きたいところがなければ、「高いところ」がいちおし。山に登るのがおすすめですが、それが無理なら展望台や屋上へ。乙女座は遠距離旅行がおすすめ。ずっと行きたいと思っていた海外に行くのも賛成。国内旅行でも、海を渡ると運気が変わります。山羊座は遊園地やテーマパークなど、童心にかえって遊べるところにでかけるとリラックスできそう。また、動物園や植物園にでかけるとエネルギー補給になります。■風のエレメンツ(双子座・天秤座・水瓶座)双子座は、海や湖など水辺にでかけると心が穏やかになりそう。思い切って南の島にでかけていってマリンスポーツをするのもよさそう。天秤座は神社・仏閣などにでかけて願掛けをすると叶いそう。ただし、願いごとは欲張らずひとつだけ。いろんな神社・仏閣をめぐって御朱印あつめをするのもいい思い出に。水瓶座は友達の家をたずねるといいことあり。ラブラブ夫婦の家に行くと恋したい気分になれそう。夫婦の友達を紹介してもらうと恋が始まる予感。■水のエレメンツ(蟹座・蠍座・魚座)蟹座は人の集まるスポットがラッキー。デパートやアウトレットでお買い物をしてもいいし、パーティ会場や合コンに行くのもOK。人の後に隠れてないで、どんどん前に出て目立つことが成功の秘訣。蠍座は恋人や好きな人、親しい友達とふたりきりでまったりするのがおすすめ。定番デートスポットやゆったりした喫茶店などで愛や人生を語り合って。魚座は新しくオープンしたお店や行列ができる人気店へ。友達グループで行けば、退屈な待ち時間も楽しいおしゃべりタイムに。流行の先端を行く人として一目おかれる存在になれそう。■おわりに気候のいい季節、家でひとりでぼーっとしていても、幸運の女神はたずねてきません。おしゃれしてラッキースポットにでかければ、恋の出会いも期待できます。(小泉茉莉花/ハウコレ)
2015年04月22日