10月22日(土)に公開される『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』の初日舞台挨拶が全国196館の映画館にてライブビューイングされることが決定した。原作は、第15回電撃小説大賞「大賞」を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(「電撃文庫」刊)。次世代VRMMORPG「ソードアート・オンライン」を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた物語は、2009年4月の原作小説第1巻発売以来、高い人気を誇り、2022年現在における全世界での累計発行部数は3000万部を突破している。TVアニメは2012年に第1期が放送、現在まで続く4シリーズ(全97話)に加えて、劇場版が2本公開され、その他にもゲーム、コミカライズなど、幅広いメディアミックス展開がなされている。作品内のゲーム<ソードアート・オンライン>正式サービス開始は、2022年。また、アニメ放送開始から10年ということもあり、今年は、アニメ『SAO』にとって、もっとも重要な1年となっている。この度、『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』の初日舞台挨拶が全国196館の映画館にてライブビューイングされることが決定。この舞台挨拶には、キリト役の松岡禎丞、アスナ役の戸松遥、アルゴ役の井澤詩織、そして藍井エイルが登壇予定となっている。さらに、各種来場者特典も公開された。 上映開始より、なくなり次第終了となる先着特典は、キャスト複製サイン入り色紙風ポートレートとなっており、初日舞台挨拶のライブビューイングでは、本ビジュアルを使用した限定A4クリアファイルをゲットすることができる。【初日舞台挨拶ライブビューイング詳細】日時:10月22日(土)9:00の回(上映後)(劇場により開始時間が数分異なる場合があります)価格:2,400円実施劇場一覧: ※チケットは各劇場にて10/16以降に順次発売予定です。販売スケジュールは、各劇場のHPをご確認ください。【特典情報】■先着特典冥き夕闇のスケルツォ公開記念 キャスト複製サイン入り色紙風ポートレート配布期間:10月22日(土)~[ご注意]※IMAX先行上映も配布の対象となります。※お一人様1回のご鑑賞につき1つのお渡しとなります。※先着特典は数量限定のため、なくなり次第終了となります。■LV特典限定A4クリアファイル配布日:10月22日(土)[ご注意]※舞台挨拶・ライブビューイングをご覧いただくお客様が配布の対象となります。※数に限りはございますが、週替わりの特典も配布の対象となります。『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』10月22日(土)公開
2022年10月15日現在公開中の『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』第一章。本作の上映を記念し、9月30日に新宿ピカデリーにて、多田俊介監督とProduction I.Gの磯部真彩アニメーションプロデューサーが登壇した舞台挨拶付き第一章完成披露上映が行われた。原作は数々のヒット作を生み出した人気作家・田中芳樹の代表作で、遙か未来の宇宙を舞台にした SF小説『銀河英雄伝説』。1982 年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長編小説として、累計1500万部のセールスを記録。今なお増刷が続いている。1988年からはアニメシリーズが展開され、多くのファンを獲得した。2018年からはProduction I.Gが新たな声優陣、最新の技術での艦隊戦、新たな解釈で、新作アニメーションとして制作。『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』(全12話)がテレビアニメシリーズとして放映されると、2019年には、そのセカンドシーズンとなる「星乱」(13話〜24話)が映画館でイベント上映された。これらは、銀河英雄伝説ファンのみならず、幅広いアニメファンに話題となり、2020年にはOP、EDを新たに全24話がNHK Eテレにて放送。2022年3月~6月には、サードシーズン『激突』(25〜36話)が映画館にてイベント上映され、フォースシーズン『策謀』は全三章が2022年9月から3カ月連続で上映される。第二章は10月28日(金)に公開。この度、この第2章の予告編も公開となった。さらに、10月16日(日)には、新宿ピカデリーにて、ラインハルト役の宮野真守、ミュラー役の上村祐翔が登壇する舞台挨拶付き第1章上映会の実施が決定。チケットは先行受付が10月7日よりスタートする。第一章の上映後、MCの紹介に続いて登壇した多田監督とProduction I.Gの磯部プロデューサー。ついに上映初日を迎えた心境について語った後、作中のカットをスクリーンに映しながら、『策謀』第1章のネタバレも有りで内容に深く踏み込んだトークを展開した。多田監督が最初に挙げた見どころは、第37話でケンプの首席副官ルビッチが、ガイエスブルク要塞の中央司令室の椅子をセッティングしているシーン。ここでのこだわりは、細かな椅子の描写の変化で、多田監督は、「ケンプがガイエスブルク要塞を体当たりさせるとき、自ら要塞を制御するのですが、(ケンプが座る)中央司令室の椅子のデザインがこの話数から少し変わっているんですよ。AIとかのコンピュータの制御ではなく、操縦できるようにシステムを組み替えている場面なんです。周りのオペレーターも退去して、雰囲気自体も変わっているから、別の場所と思われないように、この場で補足の説明をさせてもらいました」と語った。磯部プロデューサーが選んだのは、同じく第37話、ケンプがワルキューレを操縦し、地上で見守る家族に敬礼をするシーン。「監督からコンテが上がってきたときに、まず空を仰いだのですが、その後も制作が進む度に、涙を堪えるような気持ちになりました。あと、別の視点でも言うと、ワルキューレの中が見られるのは珍しいです」と話した磯部プロデューサーに多田監督は「原作に帝国のパイロットキャラクターが出てこないので、原作準拠でやっているとコクピットの描写をする機会が無いんです。だから、デザイナーにも『ワルキューレのコクピットは出ないかもしれないよ』と言っていたのですが、僕がこんなコンテを描いたものだから、急遽、『ごめんなさい』と言ってデザインをお願いしました(笑)」と貴重な秘話を明かした。ワルキューレのコクピットとケンプの着ているパイロットスーツをデザインしたのはメカデザインの竹内敦志。ケンプの乗っているワルキューレの機体の色が通常と異なるのは、デザインした竹内のこだわりで「ケンプスペシャル」のカラーリングなのだという。さらに多田監督は、「ケンプの子どもが飛び跳ねている絵がすごく上手いんです。ふんわりした感じとかが良くて、動きだけで泣けます」と同じシーンの別の見どころも紹介。わずか数秒のシーンだが、何度も観る人に注目して欲しいとのこと。次々と語られる見どころ次に紹介されたのは、第38話で、敗戦を報告しに来たミュラーに、直前まで激昂していたラインハルトが「卿に罪はない」と告げたときの、オーベルシュタインとキスリングのリアクションの差。細かな表情の描写が注目のポイントだという。多田監督は「絶対にミュラーを許さないつもりだったラインハルトが、急に許すと言うところなのですが。我々は、ラインハルトがキルヒアイスと語らうことで冷静さを取り戻した場面を見ているんですけれど、(キスリングたち)周りの人間は見ていない。だから、キスリングは分かりやすく『え?』ってリアクションをしてるんです。でも、オーベルシュタインはまったく表情を変えない、その対比が面白かったので選んでみました」と語った。磯部プロデューサーが紹介した第38話のルパート、ロイエンタール、ユリアンのアップのカットも、表情の細かな描写が見どころのカットだった。続いて多田監督は、第39話で、キャラクターデザインと総作画監督の菊地洋子が描いたアンネローゼを取り上げて、その上品な美しさを大絶賛。磯部プロデューサーは、アンネローゼとヒルダの髪型や服装の変化へのこだわりも見て欲しいと語った。そのほかにも、多田監督からは、オーベルシュタインの夕食の描写や、ランズベルク伯アルフレッドの人物像の描き方へのこだわりが語られ、磯部プロデューサーからは、第40話のレイアウト(コンテを元に描かれる各カットの設計図のようなもの)は、『銀河英雄伝説』を大好きな一人のアニメーターによってすべて描かれたことが明かされた。このアニメーターは、通常、20人~30人で分担する作業量を一人でこなしたのだという。最後に、磯部プロデューサーは「何度も観てくださいというには、ちょっと心に来るお話が多いところではありますが、第1章、第2章、第3章と始まっていきますので、引き続き応援いただけると幸いです。本日はありがとうございました」と感謝を述べた。多田監督は「今日、初日を迎えて本当にホッとしております。テレビフォーマットで話をすると第3章までで第48話になります。すでにかなりの本数に達しておりますが、新書版の原作(本伝全10巻)で言うところの第4巻までしか来ていません。あと、6巻あるんです(笑)。大作長編映画のようなつもりで、本当に心を込めてスタッフが作っておりますので、第二章、第三章まで引き続き、映画館に足を運んでいただけると本当に嬉しいです。今日はありがとうございました」と締めくくった。客席からの大きな拍手に送られて、登壇者のふたりは退場。ファンにとって、さまざまな発見もあった初日舞台挨拶が終了した。【『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』舞台挨拶付き第一章上映会】日時:10月16日(日)(1)15:50の回(上映後に舞台挨拶を実施)(2)19:00の回(上映前に舞台挨拶を実施)場所:新宿ピカデリー登壇者(敬称略):宮野真守(ラインハルト役)、上村祐翔(ミュラー役)料金(税込):全席指定:2,500円※別途手数料あり座席指定チケット販売方法&発売日:ローソンでの販売となります。『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』上映日:第一章9月30日(金) / 第二章10月28日(金) / 第三章11月25日(金)各章3週間限定上映(一部劇場を除く)
2022年10月07日パルコ・プロデュース2022『凍える』(原題:FROZEN)のフォトコール&初日前会見が行われ、舞台写真とコメントが到着した。1998年にイギリスで初演された『凍える』は2004年にニューヨークで上演され評判となり、同年に演劇賞の権威「トニー賞」のBEST PLAYにもノミネートされたブライオニー・レイヴァリーによるヒューマンサスペンス。2018年には、ロンドンのTheatre Royal Haymarketでジョナサン・マンビィの演出でもリバイバル上演された。重厚で骨太な脚本と「病的疾患による連続殺人」を扱った本作は、家庭内暴力や幼児虐待など社会に潜む病巣が事件となって表出し、毎日のようにニュースとして報道される現代に疑問を投げかけるストレートプレイとなっている。キャストには、栗山民也が演出を務めたミュージカル『阿国』(1992) で初舞台を踏んで以来、30年ぶりに栗山演出作品に出演、そして22年ぶりにPARCO劇場の舞台に立つ坂本昌行。2016年に第24回読売演劇大賞・優秀男優賞を受賞した坂本が、今回は幼少に受けた虐待で患った疾病により、児童に執着し殺人を繰り返してしまう難役に挑む。20年間愛する娘の生還を信じ続け、娘の死を知らされた今も現実を受け入れることの出来ない母親には、栗山演出作品初出演となる長野里美。そして、2020年に栗山の演出舞台『殺意 ストリップショウ』で読売演劇大賞・最優秀女優賞に輝き、栗山からの信頼の厚い鈴木杏が坂本演じる殺人犯の担当精神科医を演じる。■坂本昌行 コメント今作は不思議というか怖いというか、どう捉えて良いか分からないかもしれません。演出の栗山さんからは、芝居ではなく、リアルに、ドキュメンタリーで生きてくれという言葉があり、30年ぶりの栗山さんの演出に、改めて作品・役作りの難しさを感じながら勉強させていただきました。非常に難解な作品、難解な役ではありますが、自分の中の引き出しを出し切って千秋楽まで頑張っていければと思っています。人の抱える『闇』や『痛み』がリアルに表現されています。お客様にもそれぞれ何を感じていただけるか非常に楽しみにしております。日々公演を重ねる中で表現も深化していくと思いますので、ぜひお越しください。■長野里美 コメント出演のお話をいただいたときから緊張しておりました。ナンシーという役は自身の状況や気持ちを説明する独白が多く、そこが課題となっていましたが、栗山さんに助けていただきながら稽古をして来ました。「人間を見せていく」ということが初日を迎えるにあたってどこまでできるか、また、お客様にどのように受け入れていただけるかが楽しみです。とにかく集中し、真摯に頑張っていきたいと思っています。お越しいただいた皆様にはそれぞれに「あぁ...」という言葉にならないけど、大事なものを感じて、持ち帰っていただければと思います。■鈴木杏 コメントこの作品は稽古するごとに発見がある作品で、日々切磋琢磨しています。色々試されるので役者としては怖い戯曲ではありますが、公演が始まってからも成長していくようなお芝居だと思いますので、沢山のものを見つけながら千秋楽まで深めていきたいと思っています。「楽しんでいただく」という戯曲ではありませんが、現代社会に多くの問いを投げかける内容となっていて、日本ではなかなか見られないタイプのお芝居だと思います。お客様の心に観劇後何日かたっても、残り続けるものになれば嬉しいです。今作のテーマの1つは「赦し」ということで、許して欲しいことについて鈴木:稽古などでくたくたになって帰宅しても、翌朝愛犬に散歩のために起こされるのでそれは「許してほしい」ことですね。そういうことありませんか?(坂本・長野を見る)坂本:ぼくも犬を飼っていて、朝4時に起こされるので……鈴木:4時!長野:お散歩の後もう一回寝ないんですか?坂本:流石に寝ます(笑)。<公演情報>パルコ・プロデュース2022『凍える』作:ブライオニー・レイヴァリー翻訳:平川大作演出:栗山民也出演:坂本昌行 / 長野里美 / 鈴木 杏【公演日程】東京:2022年10月2日(日)~24日(月) PARCO劇場福島:2022年10月30日(日) いわき市芸術文化交流会館アリオス中劇場兵庫:2022年11月3日(木)~ 6日(日) 兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホール豊橋:2022年11月10日(木)~13日(日) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール松本:2022年11月16日(水)~17日(木) まつもと市民芸術館 主ホール新潟:2022年11月26日(土)~27日(日) りゅーとぴあ・劇場北九州:2022年12月 3 日(土)~4日(日) 北九州芸術劇場 中劇場沖縄:2022年12月10日(土)~11日(日) 那覇文化芸術劇場 なはーと【キャスト】ラルフ(連続殺人犯・小児性愛者):坂本昌行ナンシー(娘のローナをラルフに殺される):長野里美アニータ(精神科医):鈴木杏公式サイト:
2022年10月03日ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』が9月25日(日)東京・Bunkamuraオーチャードホールにて初日を迎え、舞台写真が到着した。世界中で人気を誇る漫画『北斗の拳』のミュージカル化作品として2021年に話題を呼んだ『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』。フランク・ワイルドホーン作曲のダイナミックな音楽と、石丸さち子(演出)×高橋亜子(脚本・作詞)による緻密な構成演出による新感覚のエンターテインメント作品だ。本作は、ミュージカルファンや原作のファンからその凝縮された内容、再現率の高さに驚きとオリジナルのミュージカルとしてのクオリティの高さに多くの称賛の声が寄せられ、“ミュージカル”誌「2021年ミュージカル・ベストテン」において、オリジナルミュージカルでは第1位に輝いた。今回の公演では、オリジナルミュージカルという強味を生かし脚本も演出もよりブラッシュアップされている。東京公演は9月30日(金) まで東京・Bunkamuraオーチャードホールにて、その後10月7日(金) から10日(月・祝) まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演される。<公演情報>ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』告知画像【東京公演】期間:2022年9月25日(日)~30日(金)会場:Bunkamuraオーチャードホール【福岡公演】期間:2022年10月7日(金)~10日(月・祝)会場:キャナルシティ劇場問:キョードー西日本0570-09-2424(11:00~17:00日・祝休)チケットはこちら:【スタンプラリーキャンペーン】■プレゼント内容A(3回ご観劇):カンパニーTシャツ(限定色)Lサイズ1枚B(5回ご観劇):非売品ビジュアルフォトブックレット(A5サイズ)1冊※対象キャストケンシロウ:大貫勇輔、 ユリア:平原綾香 / May’n、 トキ:小西遼生、ジュウザ:伊礼彼方 / 上川一哉、 シン:植原卓也 / 上田堪大、マミヤ:清水美依紗、トウ / トヨ:AKANE LIV、リュウケン他:宮川 浩、レイ:三浦涼介、ラオウ: 福井晶一 / 永井 大コンプリート(8回ご観劇):豪華アクリルキーホルダーセット※対象キャストケンシロウ:大貫勇輔、 ユリア:平原綾香 / May’n、 トキ:小西遼生、ジュウザ:伊礼彼方 / 上川一哉、 シン:植原卓也 / 上田堪大、マミヤ:清水美依紗、レイ:三浦涼介、ラオウ: 福井晶一 / 永井 大※8回ご観劇の方は、A(3回)、B(5回)、コンプリート(8回)の特典が受けられます。※福岡公演でも実施。詳細はこちら:【アフタートークイベント】9月27日(火) 13:00(登壇者:大貫勇輔 / 平原綾香 / 伊礼彼方 / 植原卓也 / AKANE LIV)9月28日(水) 12:30(登壇者:大貫勇輔 / May’n / 上川一哉 / 清水美依紗 / 三浦涼介 / 永井 大)9月29日(木) 12:30(登壇者:大貫勇輔 / 小西遼生 / 上田堪大 / 宮川 浩 / 福井晶一)【スペシャルカーテンコール】9月26日(月) 18:00 ※追加イベント9月28日(水) 18:009月29日(木) 18:00【シークレットムービー】※追加イベント9月26日(月) 18:009月28日(水) 18:009月29日(木) 18:00東京公演全イベント詳細はこちら:【ライブビューイング】9月28日(水) 12:30 / 18:00会場:大阪・ブリーゼプラザ 小ホール■チケット料金4,500円(税込)詳細はこちら:原作:漫画『北斗の拳』(原作:武論尊 漫画:原 哲夫)音楽:フランク・ワイルドホーン演出:石丸さち子脚本・作詞:高橋亜子編曲・オーケストレーション:ジェイソン・ハウランド音楽スーパーバイザー:塩田明弘振付:顔安(ヤン・アン)/ 辻本知彦音楽監督・編曲:村井一帆美術:金井勇一郎照明:日下靖順音響:山本浩一衣裳:前田文子竹田団吾ヘアメイク:馮 啓孝追加音楽:ジェイク・ワイルドホーンアクション:渥美 博映像:上田大樹 / 大鹿奈穂フライング:松藤和広歌唱指導:林アキラ稽古ピアノ:中野裕子演出助手:菅田恵子 / 矢本翼子舞台監督:広瀬泰久【キャスト】ケンシロウ:大貫勇輔ユリア:平原綾香 / May’n(Wキャスト)トキ:小西遼生ジュウザ:伊礼彼方 / 上川一哉(Wキャスト)シン:植原卓也 / 上田堪大(Wキャスト)マミヤ:清水美依紗トウ / トヨ:AKANE LIVリュウケン他:宮川 浩レイ:三浦涼介ラオウ: 福井晶一 / 永井 大(Wキャスト)バット:渡邉 蒼リン:山崎玲奈 / 桑原愛佳(Wキャスト)リハク他:中山 昇ダグル他:宮河愛一郎青年ラオウ他:一色洋平青年トキ他:百名ヒロキフドウ他:澄人ミスミ他:齋藤桐人岩瀬光世 / 輝生かなで / 坂口杏奈 / LEI’OH / 小板奈央美 / 柴田実奈 / 島田惇平 / 野間理孔 / 森内翔大 / ほか公式HP:公式Twitter:
2022年09月27日松本利夫(EXILE)主演による『舞台 FOCUS2022「アップデート」』が、9月17日銀座ブロッサム中央会館にて開幕した。ここではそのレポートとキャストコメントをお届けする。華やかなボールルームダンス(社交ダンス)で幕を開ける、この『舞台 FOCUS2022「アップデート」』。ダンサーたちは全員姿勢が良く、どれだけダイナミックに動いても頭がブレない。そのステップは細かく、そしてスピーディーだ。なにより素晴らしいのが、男女ペアのダンサーたちが、お互いを信じあって踊っている点である。女性ダンサーが男性ダンサーに重心を預けたり、どれだけ激しく動いても手は固く握られたままだったり。ボールルームダンスがいかに「パートナーとの信頼関係」によって成り立っているものかよく分かる。また、綺麗に揃った足さばきも見事である。テクニックはもちろんのこと、呼吸や気持ちが通じあっていないとこうはいかないだろう。ボールルームダンスのそういった特性を踏まえたうえで観劇すると、物語がより味わい深く感じられる。「独身のままで生きていく」と宣言しながら、老後の不安から結婚相手を探すことになる主人公・桑田慎太郎。ただ、なかなか理想の相手が見つからない。そんなときに出会ったのがA.Iパートナーのマリモ。若くて、見た目も良く、すべてが自分好みのマリモを迎え入れ、桑田は有頂天に。ところが一緒に暮らすうちに彼女に備わっている性格が気に障るようになり、開発者に何度も「アップデート」を要求することになる。同作の鍵は「パートナーの大切さ」である。桑田は、マリモの気持ちをちゃんと受け止めようとしない。自分本位で彼女の内面を変えようとする。その結果、ふたりの関係性が少しずつ壊れていく。お互い、違う“人間”同士なのだから、考え方や価値観が異なるのは当然のこと。違うからこそ、相手のことを理解するために歩み寄ったり、時には我慢したりする。気持ちを身勝手に押しつけたりするのではなく、喜びも不満も共有しながら過ごすことで、パートナーとの関係は築かれていく。桑田はその点、相手への思いやりに欠けていることが分かる。きっと成長しきれずに大人になったのだろう。結婚相手に求める条件も含めて、彼はまったくアップデートできていない人間なのだ。そういったストーリーにボールルームダンスを融合させたことで、「パートナーの大切さ」というメッセージがよりはっきりと伝わってくる。気持ちを通じあわせ、バランスをうまくとらないとボールルームダンスの形はすぐに崩れてしまう。ボールルームダンスがなぜ美しく見えるのかというと、お互い身も心もくっつけあって踊っているからにほかならない。恋愛もダンスも、相手とどれだけ向き合えるかが重要なのである。主人公の桑田は、人間性がねじまがっている。謙虚さがなく、世間体ばかり気にし、優しさに欠け、身勝手で勘違い甚だしい。そんな桑田に扮したのが松本利夫だ。クセの強いキャラクターをあまりに見事に表現しているため、松本自身の好感度が下がらないか心配になるほどだ。ただ物語が進むにつれて徐々に桑田の内面もあきらかになっていくと、わたしたち鑑賞者もハッと気づかされる。それは「自分も、もしかすると桑田と同じなのかもしれない」ということ。桑田は決して、他人事のようなキャラクターではないのだ。松本は、どこかシンパシーを感じるキャラクター像を絶妙な温度感で演じている。守屋茜は、桑田を一途に愛するマリモの健気さを丁寧にあらわしている。桑田からアップデートを何度も要求され、苦しみをかかえていくマリモ。内面がどんどん変化することで感情の浮き沈みも激しくなっていくのだが、守屋はその移ろいをさまざまなテンションで演じている。桑田にさまざまな現実を突きつける同級生役には春海四方、新垣幸三。桑田を翻弄する取引先のマドンナ役には土屋炎伽。桑田のイタさを陰で笑う部下役には春名真依、米山綾香。マリモを開発・修理する A.I エンジニア役に中島健。そしてマリモの理解者である婚活アドバイザー役には金井勇太。それぞれ笑いあり、そしてシビアさありの緩急を織り交ぜた芝居が光っている。また日本でトップクラスのタップダンサーであるHideboHが、謎の老人役で出演。劇中での彼のタップダンスが意味するものは、さまざまな考察ができるはず。ラストは出演者全員がボールルームダンスを披露。松本、守屋はこれまでさまざまなダンスをステージなどで見せてきたが、同作では新境地といえるパフォーマンスを見せている。桑田とマリモの感情を結実させたそのダンスは、きっと多くの鑑賞者の胸を打つことになるだろう。取材・文=田辺ユウキ■松本利夫(EXILE)コメントボールルームダンスは、今まで自分が携わってきたダンスとは全く違って、ペアで踊るという格段の難しさがありますね。二人三脚のように2人の息を合わせないといけないので、大勢のシンクロとも全く違いました。初めての社交ダンス、自分的には精一杯頑張りました。演じる役柄は、人間味がでるようにという面を考えながら演じています。芝居の展開も早いので、観ていただく方が感情移入できるように、ちょっとした仕草や表情、言葉の裏側など丁寧に表現していきたいと思います。とにかくダンサーの方々の圧巻のパフォーマンス、そして役者陣も豪華なキャストの皆さんが揃ってくださいました。チーム一丸となって頑張りますので、ぜひ楽しんで観ていただきたいなと思います。■守屋茜 コメント演じるマリモはAIなので、子供の感情表現と似ているな、と思って演じています。大人になったら感情を自分で調整しようとしますが、AIはアップデートされたことだけを忠実にやろうとして、ゼロか100か、というような激しい感情表現が多いので、テンションを上げて元気に表現して、マリモの天真爛漫で純粋さが伝わるように演じたいと思います。社交ダンスは覚えることがたくさんありましたが、プロのダンサーの方に色々と教えていただけてとても良い経験になりました。社交ダンスはずっと見ていられるくらい本当に美しいダンスです。毎日素敵なメンバーで試行錯誤しながら作り続けているので、最後まで気を抜かずに全員でいいパフォーマンスができるように、そして、社交ダンスの魅力を伝えられるように頑張ります。■春海四方 コメント作品自体が柔らかいお話なので、お客さんが見ていて楽しめるような芝居ができるように意識しています。松本さんを始め、カンパニーの皆さんがとても素直で気さくな方たちなので演技がしやすいです。ボールルームダンス界のエキスパートたちが集まっていてとても綺麗なダンスは、思わず見惚れてしまいます。そのまま出トチらないように要注意です……(笑)。今コロナで分断されていることが多い中、社交ダンスは人間が大事にしなきゃいけないことを大切にしているので、そういった所を表現できればと思います。今まで見たようなミュージカルともまた違った、ダンスのエキスパートたちの惚れ惚れするダンスとお芝居、両方楽しんでいただければと思います。■金井勇太 コメント最初は、一生懸命面白い芝居をしなきゃと意気込みすぎていましたが、お稽古を重ねて、面白いセリフを面白く喋ろうとしすぎない、自然な芝居を大事に、相手とのやりとりを楽しんでいます。ダンスはほとんど経験がなかったのですが、やってみるとそのすごさ、難しさを実感します。一流の方々のダンス、とても心強いです。この作品では畑違いのプロたちが集まっているので、ダンスの魅力に負けないように、俳優部の僕らも全力で表現できればと思います。ミュージカルとも音楽劇とも違う、新しい魅力のある作品です。演技を研鑽してきた俳優たちと社交ダンスの世界で活躍されているダンサーさんたちがどう絡み合って、お互いが刺激し合っていくのか、という人間の物語です。お互いの仕事を見てどうアップデートしていくか、楽しみにしていてください。■HideboH コメント社交ダンスの世界は独特の動きがあり、特殊技能に近いものと感じています。ミュージカルでダンスを覚えてみんなでユニゾンを踊る世界とも、ちょっとかけ離れていますね。「社交ダンス風に見える」ではだめなので見よう見マネになってしまわないように気を付けています。自分の役どころは、現実に生きる人物というより、色々な解釈ができる存在なので、皆様に想像してもらいたいところです。そして、少しですが感情をタップで表現する、ということにも挑戦しています。足を打楽器として使う、原点のような表現ですね。とても不思議な世界に仕上がっています。社交ダンスと芝居、その融合と世界観があまり見たことないという世界に誘いますので楽しみにしていただければと思います。■中島健 コメントこの作品で僕は、大先輩の金井さんと絡むシーンが多く、魅せ方や表現の仕方などたくさん教わりました。そんな2人の信頼感も見える舞台になればいいなと思います。ダンス自体あまり経験がなく、振り入れの段階から苦戦していました。お稽古を重ねダンスについてわかることが増えると、楽しい! もっと踊りたい! と、ハマってしまっています。社交ダンスの中でもジャイブというジャンルが好きで、劇中でもプロのダンサーさんが踊っているので、すごく見入ってしまいます。社交ダンスを経験して、もっと広まってほしいですし、こんなすごいダンスがあるんだと皆さんに知ってほしいと思いました。とてつもないものをお見せしますので、ぜひ劇場にお越しください。■土屋炎伽 コメントお客様に楽しんでいただくために、キャストの皆さんとトップダンサーの皆さんと試行錯誤しながら「まだまだ進化できる!」と信じて作り上げているので、緊張しつつも本番が楽しみです。ギリギリまでブラッシュアップしながら、これまでのFOCUSとはまた違った一面をお見せできるよう頑張りたいと思いますし、私自身ボールルームダンスが大好きですので、この魅力を心から、お伝えしたいと思います。ぜひ、いらして下さい!■春名真依 コメント私は初めて関西弁を使う役ということもあり、楽しんで演じられています。また、自分の役は少し腹黒い部分もあるのですが、それでもどこか愛しいとお客様に思っていただけたら嬉しいです。社交ダンスは、初めての挑戦なので難しさを感じています。今まで、映像などで社交ダンスを観ていたのですが、このお話を頂いて現場で、実際に生で拝見すると、まったく違う感動や迫力がありました。そして自分がお稽古に入り踊ってみると、先生方のステップや、上半身の使い方などすごい技術だなと、2重にも3重にも感動する毎日で、すっかり虜になっています! この華やかな世界観を皆さんにお届けしたいと思いますので、ぜひ劇場にお越しください。目でも耳でも楽しんでいただけたらと思います。<公演情報>『舞台 FOCUS2022「アップデート」』脚本:樫田正剛振付・監修:大竹辰郎振付・演出:大西大輔【出演】松本利夫守屋茜 / 金井勇太 / HideboH / 中島健 / 春海四方土屋炎伽 / 春名真依 / 新垣幸三 / ほか【東京公演】会場:銀座ブロッサム中央会館■2022年9月18日(日) 開演 11:00アフタートークあり:守屋茜 / 土屋炎伽 / 春名真衣■2022年9月18日(日) 開演 16:00スペシャルカーテンコール【チケット料金】SS席:19,500円(非売品グッズ・公演パンフレット付)SS席:18,000円(非売品グッズ付)S席:13,500円(パンフレット付)S席:12,000円A席:9,500円(パンフレット付)A席:8,000円※全席指定・税込※3歳以上有料、3歳未満膝上無料。但し、お席が必要な場合は有料。問い合わせ:info.focusstage@gmail.com(mailto:info.focusstage@gmail.com)チケットぴあインフォメーション:0570-02-9111(10:00~18:00)【大阪公演】会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール■2022年11月18日(金) 開演 11:00 / 開演 16:0016:00回はアフタートークあり:松本利夫 / 守屋茜 / HideboH■2022年11月19日(土) 開演 11:00 / 開演 16:0016:00回はスペシャルカーテンコール【チケット料金】SS席:19,500円(非売品グッズ・公演パンフレット付)SS席:18,000円(非売品グッズ付)S席:13,500円(パンフレット付)S席:12,000円A席:9,500円(パンフレット付)A席:8,000円※全席指定・税込※3歳以上有料、3歳未満膝上無料。但し、お席が必要な場合は有料。■一般発売2022年10月8日(土) 10:00~チケットはこちら:問い合わせ:info.focusstage@gmail.com(mailto:info.focusstage@gmail.com)チケットぴあインフォメーション:0570-02-9111(10:00~18:00)■アフタートーク参加チケット詳細はこちら:■公演パンフレット販売開始日時:9月16日(金) 10:00~■ライブフォト販売開始日時:9月23日(金) 10:00~公式サイト:公式Twitter:
2022年09月18日演出&出演・吉田鋼太郎、主演・阿部寛による舞台『ヘンリー八世』が、9月16日埼玉・彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて初日を迎え、舞台写真とコメントが届いた。本公演は元々2020年2月に上演されていたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の余波を受けて、終盤の公演が中止に。そこから2年半を経て、演出の吉田や主演の阿部ほか、再演を誓ったキャスト・スタッフがふたたび集結した。華やかな英国王宮を舞台に王をめぐるスキャンダルと、その裏に交錯する欲望と謀略、熾烈な地位争いが描かれる『ヘンリー八世』。今回は初演を踏まえ、ただの再演ではなく深化した新たな舞台に。初演時の客席をふんだんに使った演出は感染対策の一環として変更されたが、セットや音楽、振付など随所に新たな変更が見られ、舞台の上を巧みに使い観客を物語へ誘う。演出の吉田は繊細に深く人間関係を描き、濃密な人間ドラマに磨きをかける。吉田は「相手の台詞を受けて返す」という芝居の基本を改めて見直し、キャラクターの個性が際立つ新たな表現に挑戦。歴史劇ながら現代社会にも読み替えられる人間模様は見応え満載となっている。キャストは、「英国王室史上、 最もスキャンダラスな王」と言われるヘンリー八世に阿部寛。今回は厳しく鋭い眼差しの最強かつ最凶の王の姿と、一方で苦悩や孤独も抱く姿を、力強く綿密に演じる。王の信頼厚き大司教トマス・クランマーは金子大地、そのほか宮本裕子、山谷花純、谷田歩、河内大和など個性豊かなキャストが名を連ねる。埼玉公演は埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にて9月25日(日)まで上演。9月30日(金) から10月2日(日) まで愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、10月6日(木) から9日(日) まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、10月14日(金) から16日(日) まで北九州・北九州芸術劇場 大ホール、10月22日(土) から24日(月) まで宮城・名取市文化会館にてツアー公演を行う。■演出・枢機卿ウルジー 吉田鋼太郎 コメント無事に初日が開きました。2年前に新型コロナウイルス感染症の感染拡大で中止になった『ヘンリー八世』。2年半準備をして新しいものに生まれ変わっております。前回よりも更にパワフルになり繊細になり深くなった阿部寛ヘンリー王。それに伴い周りを固める俳優たちも前回よりも重みと深さを増しております。そして先日エリザベス二世女王が崩御されましたがこの芝居のラストシーンはエリザベス一世が誕生するところで終わりとなります。そういうところも含めまして、今観ると色々な考えや思い、コロナ禍や戦争が起きている今の世の中に対しての皆様のいろいろな気持ちを反映する芝居になっているのではないかと思います。いずれにせよ、シェイクスピアはエンターテインメント。どなたがご覧になっても大変楽しめる作品になっていると思います。 是非劇場にお越しください。■ヘンリー八世 阿部寛 コメント2年半前に新型コロナウイルス感染症で中断になった思いも込めて、さらに素晴らしいものにしようと鋼太郎さんを中心に全員でより深い稽古に励んできました。磨きのかかった『ヘンリー八世』をぜひ楽しみにしてください。■トマス・クランマー 金子大地 コメント初演は僕自身初舞台で鋼太郎さんに舞台という扉を開けていただいたとても大切な思い入れのある作品でだったので、中止となってしまい、忘れられない初舞台となりました。こうやってまた皆さんと集まって2年半越しにヘンリー八世が上演できることがすごく幸せです。前回ご覧になった方もご覧になっていない方もグレードアップした『ヘンリー八世』を楽しんでいただきたいです。期待して観にいらしてください。<上演情報>彩の国さいたまシェイクスピアシリーズ『ヘンリー八世』『ヘンリー八世』チラシ表【スタッフ】作:W.シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【キャスト】ヘンリー八世:阿部寛枢機卿ウルジー:吉田鋼太郎トマス・クランマー:金子大地キャサリン:宮本裕子アン・ブリン:山谷花純バッキンガム公爵:谷田歩ノーフォーク公爵:河内大和大石継太 / 間宮啓行 / 廣田高志 / 工藤俊作 / 櫻井章喜 / 塚本幸男 / 飯田邦博 / 二反田雅澄 / 杉本凌士 / 水口てつ / 佐々木誠 / 松本こうせい / 大河原啓介 / 鈴木彰紀 / 齋藤慎平 / 松尾竜兵石井 咲 / 古庄美和 / 山田美波 / 坂田周子 / 沢海陽子 / 悠木つかさ演奏:サミエル【日程】■埼玉公演2022年9月16日(金) ~9月25日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 / ホリプロ企画:彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会問い合わせ:彩の国さいたま芸術劇場0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)■愛知公演9月30日(金) 18:3010月1日(土) 12:00 / 17:3010月2日(日) 12:00会場:刈谷市総合文化センター 大ホール主催:メ~テレ / メ~テレ事業共催:刈谷市 / 刈谷市教育委員会 / 刈谷市総合文化センター(KCSN共同事業体)問い合わせ:メ~テレ事業052-331-9966(祝日を除く月~金10:00~18:00)■大阪公演10月6日(木) 17:3010月7日(金) 13:0010月8日(土) 12:00 / 17:3010月9日(日) 12:00会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ主催:梅田芸術劇場 / ABCテレビ問い合わせ:梅田芸術劇場06-6377-3888(10:00~18:00)■北九州公演10月14日(金) 16:0010月15日(土) 12:30 / 18:0010月16日(日) 12:30会場:北九州芸術劇場 大ホール主催:RKB毎日放送 / インプレサリオ提携:北九州芸術劇場問い合わせ:インプレサリオ092-985-8955mailto:info@impresario-ent.co.jp■宮城公演10月22日(土)17:0010月23日(日) 12:00 / 17:3010月24日(月) 12:00会場:名取市文化会館主催:仙台放送問い合わせ:仙台放送022-268-2174(平日11:00~16:00)公式HP:彩の国シェイクスピアシリーズ公式Twitter:
2022年09月18日岸本斉史氏による漫画『NARUTO-ナルト-』を原作に、9月17日から東京・天王洲 銀河劇場で上演される舞台『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」 ~忍界大戦、開戦~』の初日公演と10月22日の千秋楽が、dTVで独占生配信される。2015年3月に舞台化され、緻密で斬新な演出と、漫画そのもののビジュアルが世界中で話題を呼び、国内にとどまらず海外でも旋風を巻き起こしているライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」。今回の新作公演では、原作の“忍界大戦編”を中心とした物語を展開。ナルトの出生と九尾の封印にまつわる秘密や、謎に満ちたうちは一族の真実などが描かれ、物語の核心へと迫っていく。キャストは前作に引き続き、うずまきナルト役には中尾暢樹、うちはサスケ役で佐藤流司、春野サクラ役で伊藤優衣、はたけカカシ役で君沢ユウキ、波風ミナト役で北園涼が出演。また本作から、うちはマダラ役で中村誠治郎、薬師カブト役で矢田悠祐が登場する。さらに、見逃し配信も決定。配信期間中は、dTV会員以外もチケット購入が可能で、何度でも視聴することができる。チケットは5日から販売開始し、通常価格は3,800円、dTV会員であれば3,300円となる(システム手数料220円が別途必要)。
2022年09月05日映画『この子は邪悪』(9月1日公開)の公開記念舞台挨拶が3日に都内で行われ、南沙良、大西流星(なにわ男子)、渡辺さくら、片岡翔監督が登場した。同作はオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化作。心理療法室院長・窪司朗(玉木宏)の娘である花(南)はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り母(桜井ユキ)は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純(大西流星)が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は「この人、お母さんじゃない」と違和感を覚える。舞台挨拶では、作品にちなみ「仮面を取ると実は〇〇」というトークが繰り広げられる。終始落ち着いていた南だが「仮面を取ると、実はテンションが高いです」と明かし、会場は驚き。「推しがいるんですけど、やっぱり推し活してる時だったりとかは、すごくアクティブになりますし、爆上げですね」と語った。大西は「あんま見たことないですし、信憑性0ですね」と訝しむも、南は「自分で分からないですけど、自分の中のボルテージは最高潮」と説明。"推し"が誰か聞かれると「言っていいんですか? ちょっと皆さんご存じか分からないですけど、『ヒプノシスマイク』のオオサカ・ディビジョン どついたれ本舗の白膠木簓(ぬるでささら)です。よかったら皆さんぜひ調べてみてください」と早口でアピールし、それまでとのテンションのギャップに会場からも笑いが起こっていた。一方、大西は「仮面を取ると実はおっさんなんですよ。キラキラ輝けるように頑張ってますけど、お家に帰った時とか、現場入りする時とかはオールバックで寝癖のまま、顔もむくんだまま、現場に入っちゃうので、メイクさんも寝癖を必死に直してくれたりとか、人一倍時間がかかると思うんです。コンビニ行く時も半袖半パンとかで過ごしてますね」と告白し、メンバーにも「おっさんの部分、結構見てると思います。必死に世に出ないようにガードしてくれてると思うんですけど」と感謝。さらに大西はメンバーについて「予告編が公開された時に道枝駿佑が見てくれて、予告で流れてる僕のセリフ全部覚えてくれて、目の前で四井純になりきって披露してくれたんですよ」とエピソードを披露する。「リアクションには困りましたけど、愛のあるメンバーやなと思いましたね。めちゃくちゃ嬉しかったです」と喜んでいた。
2022年09月03日『舞台「パタリロ!」~ファントム~』が9月1日天王洲銀河劇場にて開幕した。舞台『パタリロ!』は2016年に初演、2018年に第2弾『スターダスト計画』、2021年には第3弾『霧のロンドンエアポート』が上演。2019年には劇場版が上映され、独特の耽美な世界観とハイセンスな笑いで観客を魅了した。本公演では、原作でも人気のキャラクターたちが登場する「ファントム」編を描いている。併せて、初日会見登壇者のコメントが到着した。■パタリロ役:加藤 諒本日、初日を迎えられたことを嬉しく思っています。舞台稽古中は、色々なことを気を付けなくてはいけないご時勢だったので、今まで以上に嬉しさが溢れています。このまま千秋楽まで突っ走っていけたらいいなと思いますので、皆さん応援よろしくお願いいたします!■バンコラン役:宇野結也前回より、さらに人としての結束が強まったカンパニーになったなと思っています。結束が強まったことによって、作品のクオリティや目指すところも一段、二段とあがっていった稽古でした。素敵で、耽美で楽しいワチャワチャな世界が待っているので、ぜひお楽しみください!■マライヒ役:後藤 大今回で僕がマライヒを演じるのは二回目になるんですけど、ほかにパタリロやバンコランたち続投のキャストもいるので、カンパニーが前よりもっと打ち解けて、相談したりディスカッションする機会が増えました。今のご時勢でもできる、パタリロの面白おかしい、舞台でしか出せない素敵な部分を皆さんにお届けできたらと思っています。■演出:小林顕作原作の『パタリロ!』が来年で連載45周年なので、いつもとは少し趣向を変えて後半にお歌の時間もつくって(笑)、ものすごく盛り上げていきたいなと思っています。声を発する応援とかは出来ないですが、皆で拍手して盛り上がれるような盛りだくさんの内容になっているので、ぜひ楽しみにしていてください。■原作:魔夜峰央単純に一人の客として楽しませてもらいたいなと思っています。毎回びっくりさせられることが多くて、皆面白いなと。計算ではなく、自然に演じられるということは役者さんの力量でしょうし、キャラクターに合っているんだなと思います。バンコランはバンコラン、マライヒはマライヒ、パタリロはこれ以外ないっていうパタリロですから。本当に楽しみにしています。頑張ってください!<公演情報>『舞台「パタリロ!」~ファントム~』『舞台「パタリロ!」~ファントム~』メインビジュアル■東京公演2022年9月1日(木)~9月11日(日) 天王洲 銀河劇場■大阪公演2022年9月17日(土)~9月19日(月・祝) サンケイホールブリーゼ原作:魔夜峰央『パタリロ!』(白泉社刊)脚本:池田テツヒロ演出:小林顕作【キャスト】パタリロ:加藤 諒バンコラン:宇野結也マライヒ:後藤 大ザカーリ:佐藤永典ミスターフー:井阪郁巳タマネギ部隊:原嶋元久 / 佐川大樹 / 田村升吾 / 武本悠佑魔夜メンズ:小沢道成 / 愛太 / 笹尾ヒロト歌姫:中村 中ヒューイット:丘山晴己■チケット料金:9,000円(全席指定 / 税込)公式サイト:公式Twitter:<配信情報>『舞台「パタリロ!」~ファントム~』東京公演初日&千秋楽ライブ配信東京公演初日:2022年9月1日(木) 18:00東京公演千秋楽:2022年9月11日(日) 14:00※アーカイブ配信あり【チケット料金】東京初日公演:3,700円(税込)東京千秋楽公演(本編のみ):3,700円(税込)東京千秋楽公演(全景映像付き):4,500円(税込)■販売期間2022年8月20日(土) 21:00~9月12日(月) 20:59まで【配信プラットフォーム】SPOOX:<リリース情報>『舞台「パタリロ!」~ファントム~』2023年3月リリース予定・キャストインタビュー・メイキング映像の特典映像も収録予定・アニメイト通販にて、公演期間中の9月1日(木)~19日(月・祝) にご予約いただいた方限定でポストカード2種セットの特典付き。※詳細は舞台公式サイト・公式Twitterにて発表
2022年09月02日映画『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』が9月1日に公開初日を迎え、初日舞台あいさつを実施。白川裕二郎、小田井涼平、後上翔太、酒井一圭、本宮泰風、佛田洋監督に加え、スペシャルゲストのダチョウ俱楽部の肥後克広、寺門ジモン、純烈 新メンバーの岩永洋昭が登壇した。「夢は紅白!親孝行!」をスローガンに2010年にデビューしたムード歌謡グループ・純烈。スーパー銭湯における地道なライブ活動を通じマダム層を中心に支持をあげ、2018年には念願のNHK紅白歌合戦への出場を果たす。そして、2021年9月には、もう一つの悲願であった主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』が公開。彼らが世を忍ぶ仮の姿を持ち、皆の憩いの場である温泉施設を守るヒーロー・純烈ジャーとして、温泉の平和を乱す悪と戦うという設定で話題となり、ファンの中で映画2回以上観る「追い焚き」をというワードが誕生するなど、ステージからスクリーンに場所を変え観客を熱狂させる純烈現象を全国各地で引き起こした。『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』はその続編となる。初日舞台あいさつでは、“ネタバレなし”の見どころを語ることに。白川は「前作では怪我でアクションシーンがなかなかできませんでした。今回は体を100パーセント、ふんだんに使ってアクションシーンをやっているので、そちらを見どころとさせていただきます」とニッコリ。続く小田井は「前作は怪我でなかなかうまくいかなかったので…」と白川をマネてコメントし、会場の笑いを誘う。さらに「ネタバレに気をつけてというけれど、隣に本宮さんが立っている段階でネタバレちゃうん?」とMCにツッコミを入れつつ、「いろいろなものがスケールアップしているので、1作目を観た方も新鮮な気持ちで楽しめる作品になっています!」と胸を張った。後上は「現実の(純烈の)活動でのゆかりある場所も登場します。現実にリンクする形で登場するのでチェックしてみてください」と笑顔で呼びかけた。撮影を振り返り酒井は「撮影はちょうど昨年の今頃でした」としみじみ。「この4人での『純烈ジャー』は最後になる、そこが見どころです。そして、今回は巨大ロボも登場します。強烈な敵を演じるのは本宮さんです。佛田組の特撮パートも大きな見どころとなっています」と強調した。純烈との撮影について本宮は「普段はステージで活躍し、役者仕事からは離れていると言いながら、純烈のみなさんの(役者としての)勘は素晴らしかったです」と絶賛。続けて佛田監督の演出に触れ、「いろいろなことをやらされました」と苦笑いしながら「無になってやってたので、記憶がなくなったりしています。そうしないと精神が保てませんでした」と語る本宮に場内は大爆笑。劇場に集まった純烈ファンに向けて本宮は「“無”がポイントです。僕がすすんでやったわけではないということだけは、覚えておいてください。(映画に登場するのは)僕であって僕じゃない。(その姿を)観たことは忘れてください。純烈が活躍している映画ということだけを覚えて帰ってください!」と呼びかけ、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。そんな本宮のコメントに、「つたない演出ですみません」とニヤニヤしながらお詫びした佛田監督は、前作、今作を経てやり残したことを訊かれると「1作目は小林幸子さんが、2作目は誰かが巨大化します。3作目があるとしたら、演歌界、歌謡界の大御所を巨大化させ、紅白歌合戦のようなものをやってみたいです。でも、予算がキャスト費でなくなっちゃうな」としょんぼり。すると酒井が「次回から上映料を18000円にすれば大丈夫かな?」とすかさず実現に向けてのアイデアを提案して笑わせた。イベントには、スペシャルゲストとして、純烈と6人組ユニット「純烈♨ダチョウ(じゅんれつおふろだちょう)」を結成し、「プロポーズ」「白い雲のように」を配信中のダチョウ倶楽部の肥後克広と寺門ジモンが応援ゲストとしてサプライズ登場。温かい拍手に包まれ満面の笑みを浮かべた肥後は「純烈さんの愛に包まれていますね」と会場を見渡し「ずっと(みなさんの前に)出たかったし、歌いたかったです」とコメント。肥後の「歌いたかった発言」に会場から期待の拍手が沸き起こると「今日は歌えないけれど…、いつか機会があったらぜひ!」と笑顔を浮かべていた。映画監督経験もあるジモンは本作のおすすめポイントを「ジモンポイント」として紹介。「ジモンポイント」は白川の役者魂と酒井のカメラ目線を挙げ「あっという間に終わってしまうくらい楽しめる!」と本作の出来栄えを絶賛していた。ダチョウ倶楽部のふたりは、お馴染みの「ヤー!」で純烈ファンの心を掴み、さらに、ジャンプ芸(地面を踏むと周囲の人がジャンプする)では取材に詰めかけたマスコミも巻き込み、会場を笑顔でいっぱいにした。和やかなムードでイベントが進行する中、酒井が「朗報を持ってきています」と切り出し、ダチョウ倶楽部のふたりに「新作のアレ、持ってきてください!」と促し、肥後とジモンがステージを降りる場面も。会場がザワザワする中、再登場した肥後とジモンが連れてきたのは、2023年よりグループに加入する新メンバーの岩永洋昭。岩永の登場については酒井以外は知らなかったため、ステージ上で驚きのあまりポカンとするメンバーも。「かっこいい!」「すごくいい!」という声も飛び交う中、岩永は「歌もダンスもレパートリーも入れている最中です。ファンのみなさんによろこんでいただけるようにがんばりたいです」とフレッシュに挨拶。そんな岩永の姿に小田井は「真面目やな。でも、きっと2年後は下ネタ言うようになるで」とニヤリ。白川は「ヒゲキャラだからいいかも!」と小田井との共通点に触れながら笑顔を見せ、酒井が「今日、岩永が着ている衣装は小田井のものです!」と説明すると「ピッタリ!」「似合ってる!」という声が飛び交っていた。最後の挨拶で後上は「これからも末長く愛していただけたらうれしいです」とファンにお願い。小田井は「『純烈ジャー』パート2を純粋に楽しんで下さい!」と映画をしっかりアピール。白川は「大きなスクリーンで観ると圧倒されるものがあります。最後まで堪能してください」と笑顔を浮かべ、酒井は「去るメンバー、入るメンバー、そして純烈♨ダチョウも揃うステージはここしかないと思いました」と、今回のサプライズ発表に触れ、『純烈ジャー』シリーズについては「パート1には後上が変身して岩永が敵役で出演、パート2では白川が怪我から復帰して演じています。そしてパート3は小田井の殉職シーンから始まるのがいいのかな?」とニヤニヤ。小田井が「殉職せんでいい、海外に飛ばすくらいでいいやん!」と提案し、会場は再び大きな拍手に包まれる。すると、酒井が思い出したように、「純ブルーが去り、純オレンジが入ります」とメンバーカラーも発表。「新たな純烈は、銀座線、半蔵門線、千代田線、丸の内線になります」と語り、イベントを締めくくった。『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』公開中
2022年09月01日「『ONE PIECE FILM RED』公開記念舞台挨拶~クラゲ海賊団の宴~」が8月18日、都内で行われ、本作に出演した“クラゲ海賊団”船長・エボシ役の山田裕貴とハナガサ、カギノテ役の霜降り明星(粗品・せいや)が登壇した。1997年より『週刊少年ジャンプ』にて連載開始した人気コミック『ONE PIECE』(尾田栄一郎:著 / 集英社刊)。コミックスの全世界累計発行部数は5億部を超え、単行本は100巻の大台に乗り(8月18日現在・既刊103巻)、テレビアニメも1000話を突破。連載は今年7月で25周年周年を迎え最終章に突入している。そして本作『ONE PIECE FILM RED』は8月6日、7日の2日間で157万人動員、興行収入は22.5億円を突破。公開10日後には興行収入70.6億円、動員505万人を記録した。本イベントでは、まず登壇者が『FILM RED』に出演していることへの思いを語るところからスタート。まず山田は「大好きな作品で、俳優になる前からいつか『ONE PIECE』の声をやりたいと思っていました。下積み時代に居酒屋さんでバイトをしていた時のネームプレートにも“俳優王に俺はなる”と書いていたんです。それぐらい思い入れのある作品なので、めちゃくちゃ嬉しかったです」と出演できたことへの喜びを熱弁。せいやも「『ONE PIECE』は20年ぐらい好きなので成長過程を思い出しました。『STRONG WORLD』で零巻欲しさに汗だくで映画館に並んだ思い出があって、そんな映画に出れること、また、シャンクスがキーになる『FILM RED』に出られたことが感慨深い」と観客として観に行っていた当時を振り返りつつ、熱い想いを語った。続いて、台本をあえて読まずに映画の公開を待っていたせいやは「2回観ました。2回目がまたいいですよね。ウソップとヤソップのシーンが最高だった」と話すと、山田も共感しつつ「ウタちゃんの歌声、魂が響く。本当に心に届く。ウタの歌を聞いて行くと、ウタの気持ちになりすぎちゃって泣いてしまうんですよ。2回目観た時は、ウタがどんな気持ちで歌を歌い、どんな想いでみんなを幸せにしたいと言っているのか分かって、より泣けてくる」と興奮冷めやらぬ様子。また、ふたりは映画のシーンのモノマネを連発し、会場を大いに盛り上げる。さらに『ONE PIECE』から生き方を学んだという山田が、改めてルフィの魅力を「ルフィの『支配なんかしねェえよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ!』というセリフは、みんなが笑って暮らせる世の中になればいいなということだと思う。ルフィは辛い時も苦しい時も乗り越えて仲間を助けてきた。誰も傷つけず、支配もしない。そこがルフィの良さ」と饒舌に語った。そしてモンキー・D・ルフィ役・田中真弓がなんと樽の中からサプライズ登場すると、何も聞かされていなかった山田と霜降りが、腰を抜かすほど驚いて舞台上は騒然。全く気付いていなかった3人は驚きを語りながらも、直前までルフィの魅力を語っていた山田は「まさかお会いできると思っていなかったので本当に嬉しいです」と目を潤ませた。また田中が持ち上げていた樽の蓋をひっくり返すと「祝!シリーズNo.1興収!!!」の文字。なんと、この日の上映をもって、動員が570万人、興行収入が80億円を突破したという。続いて、舞台袖でこれまでのトークを聞いていた田中が「熱い思いは伝わりました」とコメント。3人からのリクエストで名セリフを次々と披露した。最後に締めのメッセージとして粗品が「ONE PIECE初心者でも楽しめます」、せいやが「何回も見て、楽しめる映画です。アクションもラスト20分怒涛です!」、山田が「『ONE PIECE』ファンはここでしか出ない新情報が楽しめるし、初めての人も音楽好きの人も楽しめる。何よりも胸打つストーリーを楽しんでいただけると思います」、田中が「IMAXやMX4Dなど全バージョンでみたい」とそれぞれ述べて、イベントは幕を閉じた。『ONE PIECE FILM RED』公開中
2022年08月19日現在、東京・TBS赤坂ACTシアターで上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハリー・ポッター役を務める石丸幹二と向井理が初日を迎えた。これを記念し舞台写真が公開された。本作は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンとともに舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親としてのあり方に悩む37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの対峙を軸に、過去と現在を行き来する形で描かれている。2016年のイギリス・ロンドンでの初演以降、これまでにロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、オーストラリア・メルボルン、ドイツ・ハンブルク、カナダ・トロントの6都市で開幕し、東京公演はアジアとしては初、世界では7番目の上演となる。父親になったハリー・ポッターを演じるのは藤原竜也、石丸幹二、向井理の3人。回替わりで主役のハリー・ポッターを演じるトリプルキャスト制となる。藤原竜也はプレビュー公演の初日となる6月16日18時15分の回、石丸幹二は8月17日18時15分の回、そして向井理は8月18日12時15分の回にそれぞれの初日を迎えた。公開された舞台写真は、榊原郁恵、高橋ひとみが演じるマクゴナガル校長や美山加恋演じる嘆きのマートルなど「ハリー・ポッター」を代表するキャラクターが中心となっている。併せて、石丸幹二と向井理に加え、演出補(インターナショナル)のデス・ケネディからのコメントが到着した。■石丸幹二 コメント初日を無事に終え、長い航海の最初の寄港地にたどり着いたような、ほっとした気持ちでいます。これからのロングラン、エネルギーを蓄えスタミナをつけ乗り切っていきます。キャスト・スタッフが一丸となって操る魔法の世界、その中で、ハリーとアルバス親子の成長物語が紡がれていきます。私らしい個性が刻まれたハリー・ポッターを、どうぞお楽しみください。■向井理 コメント4か月間稽古をしてやっと初日を迎えたという思いと、もう本番が来たか!という思いが入り混じっています。カンパニーの良い雰囲気に後押しされて、自分も舞台に立てているので、この雰囲気を大切にしたいと思っています。この作品はイリュージョンだけでなく、ハリー・ポッターの成長も見どころです。大人になっても困難なことや上手くいかないことがありますが、少しでも改善しようと努力するハリーの姿を見届けていただきたいです。長く愛される舞台になると期待していますが、その中でアップデートされたり、観劇する席によって全然違う印象を受けると思うので、何度も劇場で楽しんでいただければ幸いです。■デス・ケネディ(演出補)コメント日本のカンパニーの皆さんがこの作品に心血を注いで取り組んでくださることに、とても刺激を受けています。 我々の到着前にしっかり準備していただいたおかげで、今までにないスピードで舞台稽古が進んできました。今、空を飛び、地の底に潜り、水から出てくる、火を灯す・・・という、集中力と技術を要する重要な場面をやっていますが、これが素晴らしい出来! 日本のスタッフの的確さに感銘を受けています。『ハリー・ポッターと呪いの子』はこれまで7都市でプロダクションがおり、それぞれのカンパニーの特色を活かした独自性のある仕上がりになっています。この日本版も同じく、日本チームと海外チームが一緒に発見しながら作っています。その点、日本の俳優の皆さんが際立っているのは、心を注ぎ込んで作ってくださること。そのため、作品がとても深くなっています。何世紀にもわたって受け継がれてきた日本の演劇文化を背景に、彼らの演技には何層にもなった過去や深みが感じられます。スケールが大きく魔法に満ちた作品ですが、あくまで核となるのは芝居です。そこに嘘なく繋がれる日本の俳優たち、絶対に素晴らしいプロダクションになるとワクワクしています。冒頭の場面は、時間が凍りついた駅から始まります。舞台の前面には「INLUSTRET LUMINE(光を内にいれよ)」と書かれています。この2年間、世界はコロナ禍という闇の中にあり、それぞれが孤立していました。こうして演劇が本格的に再開したことで、私たちは集うことができる。“人生にまた光が灯りますよ”と、この言葉が伝えている気がします。新劇場は、どこに座っても目の前で起きているような感覚になれる親密さが魅力です。ロビーに敷かれたカーペット、大きく飾られたバナーなどを見て、ホグワーツに足を踏み入れる体験をお楽しみいただきたいです。そしてこの観劇をきっかけに、この先もしばしば劇場に足を運んでいただけると幸いです。撮影:宮川舞子、渡部孝弘<公演情報>舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』7月8日(金)~2023年5月31日(水) 東京・TBS赤坂ACTシアター※2023年6月以降も上演予定上演時間:3時間40分 ※休憩あり【スタッフ】オリジナルストーリー:J.K.ローリング脚本・オリジナルストーリー:ジャック・ソーン演出・オリジナルストーリー: ジョン・ティファニー【キャスト】ハリー・ポッター:藤原竜也 / 石丸幹二 / 向井理ハーマイオニー・グレンジャー:中別府葵 / 早霧せいなロン・ウィーズリー:エハラマサヒロ / 竪山隼太ドラコ・マルフォイ:松田慎也 / 宮尾俊太郎ジニー・ポッター:馬渕英里何 / 白羽ゆりアルバス・ポッター:藤田悠 / 福山康平スコーピウス・マルフォイ:門田宗大 / 斉藤莉生嘆きのマートル:美山加恋ローズ・グレンジャー・ウィーズリー:橋本菜摘デルフィー:宝意紗友莉 / 岩田華怜組分け帽子:木場允視エイモス・ディゴリー:福井貴一マクゴナガル校長:榊原郁恵 / 高橋ひとみ安藤美桜 安楽信顕 千葉一磨 半澤友美 川辺邦弘 小松季輝 前東美菜子 みさほ 扇 けい 尾尻征大 岡部雄馬 織詠 大竹 尚 大内慶子 佐竹桃華 佐藤雄大 篠原正志 鈴木翔吾 田口 遼 田中彩乃手打隆盛 上野聖太 渡邉聖斗 薬丸夏子 横山千穂ルード・バグマンの声:吉田鋼太郎※藤原竜也は2022年9月末までの出演です。【チケット情報】(全席指定・税込)SS席:17,000円S席:15,000円S席(6歳~15歳):12,000円A席:13,000円B席:11,000円C席:7,000円9と4分の3番線シート:20,000円(特典付き)ゴールデン・スニッチ チケット:5,000円※未就学児入場不可※ゴールデン・スニッチ チケットは、前週に抽選販売。各公演枚数限定で、座席はお選びいただけません。関連リンク公式サイト:::::
2022年08月19日俳優・向井理が、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」8月18日(木)12:15の公演でハリー・ポッター役として、ついに初日を迎えた。現在、TBS赤坂ACTシアターにて上演中の同舞台は、子ども時代のハリー・ポッターから19年後を描く、舞台のために書き下ろされた8番目の物語。父親になったハリー・ポッターを、藤原竜也、石丸幹二、そして向井さんが演じる、回替わりで主役を務めるトリプルキャスト制となる。6月からのプレビュー公演と、7月8日に開幕した本公演、これまでの公演では全て藤原さんがハリー役を務めてきた。そして、石丸さんも昨日17日に初日を迎えた。向井さんは、ハリー役としては大トリでの登場。「4か月間稽古をしてやっと初日を迎えたという思いと、もう本番が来たか!という思いが入り混じっています」と心境を明かした向井さんは、「カンパニーの良い雰囲気に後押しされて、自分も舞台に立てているので、この雰囲気を大切にしたいと思っています。この作品はイリュージョンだけでなく、ハリー・ポッターの成長も見どころです。大人になっても困難なことや上手くいかないことがありますが、少しでも改善しようと努力するハリーの姿を見届けていただきたいです」とコメント。また、「長く愛される舞台になると期待していますが、その中でアップデートされたり、観劇する席によって全然違う印象を受けると思うので、何度も劇場で楽しんでいただければ幸いです」と呼びかけている。(cinemacafe.net)
2022年08月18日7月8日に東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。ハリー・ポッター役は藤原竜也、石丸幹二、向井理がトリプルキャストで務めているが、本日18日に向井が初日を迎え、コメントを寄せた。「ハリー・ポッター」シリーズ8作目となる同舞台は、原作者J.K.ローリング自ら原案を練り上げ、「家族、愛、喪失」をテーマにハリー・ポッターの19年後の新たなストーリーを舞台化した作品。アジアとしては初上演となる。開幕から藤原がハリー・ポッター役を務め、石丸は昨日17日に初日を、そして向井が本日初日を迎えた。○■向井理コメント4か月間稽古をしてやっと初日を迎えたという思いと、もう本番が来たか!という思いが入り混じっています。カンパニーの良い雰囲気に後押しされて、自分も舞台に立てているので、この雰囲気を大切にしたいと思っています。この作品はイリュージョンだけでなく、ハリー・ポッターの成長も見どころです。大人になっても困難なことや上手くいかないことがありますが、少しでも改善しようと努力するハリーの姿を見届けていただきたいです。長く愛される舞台になると期待していますが、その中でアップデートされたり、観劇する席によって全然違う印象を受けると思うので、何度も劇場で楽しんでいただければ幸いです。
2022年08月18日現在大ヒット公開中、主演にSnow Manの岩本照、ヒロインに⽣⾒愛瑠を迎えた映画『モエカレはオレンジ⾊』。このたび、「モエキュン御礼舞台挨拶」が開催された。『⽉刊デザート』(講談社)にて連載中の⽟島ノンによる『モエカレはオレンジ⾊』、通称 「モエカレ」が原作となる本作。今回、岩本は映画単独初主演となり、⽣⾒は映画初出演でヒロイン初挑戦。 監督は、映画『⾚い⽷』、『⼀週間フレンズ。』の村上正典が務めている。7月8日に初⽇を迎えてから⼤ヒットとなり、8月6日時点で動員50万⼈を突破。「おかわりモエカレ」を重ねるファンも多く、更なる盛り上がりが期待されている。そんななか、8月7日に丸の内ピカデリー1で行われた「モエキュン御礼舞台挨拶」。岩本と⽣⾒、そして村上監督が登壇し、公開初⽇舞台挨拶以来となった再会を喜んだ。映画公開から1カ⽉を経ての舞台挨拶。盛⼤な拍⼿に迎えられながら登壇した岩本は反響について「本当に沢⼭の⽅に『モエカレ』を愛してもらっているというのを、ひしひしと感じているのでありがたい限りです。そして今⽇3⼈揃えたのが何よりだなと思います」と挨拶。公開記念舞台挨拶以来の『モエカレ』イベント登壇となった⽣⾒も「また集まれて嬉しいです」。監督は「僕も何回か、皆さんと⼀緒に 映画を拝⾒したんですけど、仲間から結構リアクションがあって。おじさんでも普通に楽しめたよと⾔ってもらって、幅広い年齢の⽅に楽しんでいただけたのかなと思って感謝しております」と話した。岩本、⽣⾒の演技について聞かれた監督は「ふたりとも⾮常に好評なんですよ。消防⼠チームの皆が本当に消防⼠に⾒えたと、よく⾔われます。岩本さんのお芝居も、⽣⾒さんのお芝居も感動したって⾔ってくれますね。それを聞くとすごく嬉しくて良かったなと思います」と笑顔で語った。公開記念舞台挨拶で実施し⼤盛り上がりとなった「モエカレコアクイズ」のリベンジマッチも開催され、優勝者の商品として“オレンジ1カ⽉分”が登場。前回のコアクイズに参加できなかった岩本は「僕は(前回のクイズは)結構わかりましたね」と余裕を⾒せ、それに生見は「絶対に嘘ですよ!」と突っ込みながらもやる気を⾒せる。そして前回は⾒守り役だったものの「1問もわからなかった」という監督も加わり、リベンジマッチがスタート。1問⽬から超難問が繰り出され、笑いながら崩れ落ちる登壇者たち。「蛯原が BBQのシーンで刺してる具材の順番は?」という問題に⼤苦戦。「なんで俺そんなに刺したんだろう……」と岩本がぼやきながらも、MCにヒントをもらいつつ、⾒事正解を⾔い当てた。2問⽬の「筋トレのシーンで、岩本さんのレベルが⾼すぎて、古川さんが諦めたマシーンはなに?」という問題は⽣⾒が1発で「懸垂バー」の正解を導き出しポイントを獲得。3問⽬の「原作者の⽟島先⽣が1番好きなシーンは?」 では、上杉柊平演じる⾵間と永瀬莉⼦演じる紗⼸のシーンが答えに。「意外なところでしたね」とコメントしつつも監督が⾒事正解しポイントを獲得。4問⽬「萌⾐の誕⽣会のシーンで岩本さんが作ったエビは全部で何匹?」は当事者である岩本が完全に有利と思われたが、⽣⾒がポイントを獲得。岩本:1、⽣⾒:2、監督:1 という接戦で最終問題を迎えた。最後に跳ね上がった30ポイントのを賭けて挑んだ5問⽬は「本⽇朝9時時点で、公式SNSすべての総フォロワー数は?」という難問。公式Twitter、instagram、TikTok全てを合計した数字は8⽉7⽇AM9:00時点で46万129⼈となっており、46万⼈を当てた⽣⾒が商品のオレンジ1カ⽉分を獲得した。そして、マスコミ向けのフォトセッションタイムには『モエカレはオレンジ⾊』恒例となったサプライズ演出が登場。来場者がキャストに向けて書いたメッセージが飾られた“モエキュン特製ボード”が登場し、キャストを驚かせた。メッセージを⾒た岩本は「おーすげー!嬉しい!」と真剣にボードを⾒るあまり無⾔になるシーンも。そして、浮所⾶貴が考案し、オフィシャル認定されたモエカレポーズでフォトセッションを⾏った。イベントの締めくくりには、村上監督、⽣⾒、岩本が次のように挨拶。「沢⼭の愛情が込もったメッセージをありがとうございます。最後だと思うんでふたりにお礼を⾔いたくて。ふたりに教えられたことが沢⼭あって、良い財産になったと思います。本当にふたりと映画を作れて幸せでした。本当にありがとうございます。そして、ふたりを応援してくださって、映画を応援してくださって、沢⼭の⽅に何回も『モエカレ』を観て頂いて感謝しています。ご覧になってない⽅もいらっしゃると思いますが、まだ夏は続きます。キュンキュンだけじゃないものをと思って僕らこの作品を作ってまいりましたので、照れがある⽅にも来ていただければと思います」(村上監督)。「本当に沢⼭の⽅に観ていただけているのが嬉しいですし、⼤好きなメンバーで作品を撮ることができて、 ⼤好きな作品になりました。これからも『モエカレ』を愛してほしいなと思います 」(⽣⾒)「沢⼭の⽅に愛してもらって、こうして時間を割いてメッセージ書いてくれたのも嬉しいですし、普段からいろんな形で盛り上げてくれたこと感謝しています。この作品で消防⼠の⽅の格好良さもそうですし、このスタッフ、キャストだからこそこの作品が作れたと思っています」(岩本)「原作もまだ終わってないので、また機会があったらこのスタッフ、キャストで集まれたらなと思っています。まだまだ『モエカレ』を盛り上げていってほしいなと思います」と岩本が思いを語り、「モエキュン御礼舞台挨拶」は終了となった。『モエカレはオレンジ⾊』公開中
2022年08月08日舞台『漆黒天 -始の語り-』の公開ゲネプロが5日に東京・サンシャイン劇場にて行われ、主演の荒木宏文らが登場した。同作は記憶をなくした流浪の男の物語を描いたオリジナル作。映画『漆黒天 -終の語り-』(6月24日公開)謎多き男をめぐるハードなミステリー時代劇が描かれ、今回の舞台『漆黒天 -始の語り-』では映画の前日譚が描かれることとなる。作・演出は末満健一が務め、主演の荒木宏文をはじめとして松田凌、長妻怜央(7ORDER)、梅津瑞樹、小島藤子、橋本祥平、松本寛也、加藤大悟、安田桃太郎、小澤雄太、鈴木裕樹が出演。この度、主演の荒木のコメント、公演のオフィシャルレポート、写真が届いた。東京公演はサンシャイン劇場にて8月5日~21日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて8月31日~9月4日。○荒木宏文 コメント開幕を迎える事が容易ではないこの時勢に今日を迎えられる事をとても幸せに思います。常日頃から毎公演初日であり千秋楽の意識で行っていましたが、実際にこのカンパニー、このキャストで出来るのがこのー公演のみになるかもしれない状況に置かれ、よりー層その想いは強くなりました。誠心誠意、最高の公演を許される限り届け続けて参ります。宜しくお願い申し上げます。荒木宏文○公開ゲネプロ オフィシャルレポート本作の舞台となるのは、戦乱が終わり、徳川による治世が始まったばかりの江戸。新しい時代に、「人を殺す剣」ではなく「人を活かす剣」の在り方を求める宇内道場の師範・宇内陽之介(荒木宏文)は、志を共にする友・嘉田蔵近(梅津瑞樹)、妻・富士(小島藤子)子供たち、門下生や弟子入り志願でやって来た邑麻二郎太(松田凌)・三郎太(長妻怜央)兄弟らと共に、心穏やかな日々を送っている。そんな中、江戸の町を騒がせる破落戸集団「日陰党」に頭を悩ませた玖良間士道(鈴木裕樹)から「日陰党討伐隊」への誘いがかかる――。もちろん単体で観ても十分に楽しめるようにつくられた作品だが、やはり【ムビ×ステ】という、映画と舞台が連動する醍醐味を深く感じた本作。それは舞台で描かれるのが、既に公開された映画『漆黒天 -終の語り-』の前日譚であり、映画を観た人は既に結末を知っていることが大きい。舞台では数多く描かれる「日なたのような温かい時間」がどうなるのか、映画を観た人は知っているからこそ、一つひとつのシーンや台詞が、何倍もの意味を持ち、世界を広げていく感覚が味わえる。その中で主演の荒木は、日なたを生きる陽之介と、日陰を生きる旭太郎という二役を、まるでマーブル模様のように演じ分ける。陽之介と旭太郎という真逆のように思える人物を、時に鮮やかに、時に濁るように演じる姿を観ていると、この物語の描く“漆黒”が浮かび上がってくるようにも感じる。また逆に、荒木以外のキャストの面々が役を魅力的に演じれば演じるほど、“漆黒”が深く深く沈んでいくようだった。陽之介と旭太郎以外の登場人物たちの背景も丁寧に描かれている。日なたにいる彼らと、日陰にいる彼ら、それは「正義」と「悪」という、物語の世界では特に「違う生き物」に見える存在だ。その一人ひとりの背景や感情が、この物語のまた違う側面を見せているように思えた。そんな登場人物のストーリーを感じられる殺陣にもご注目を。例えば陽之介を取り巻く人々の刀さばきは美しく整っているが、そこに「覚悟」があるのかないのか、なにを想って刀を振るのか、そういうものが自然と感じられるようにつくられている。同じく、日陰党の面々の“自己流”を感じるアクションにも、彼らがどんな生い立ちだったのかを想像させられた。舞台を観たら映画に、映画を観たら舞台に、違った手触りを感じられるだろう。まずはぜひ劇場で、この“漆黒”を体感してほしい。(C)2022 movie-st
2022年08月05日8月4日、iaku『あつい胸さわぎ』が初日を迎え、舞台写真と作・演出の横山拓也の開幕コメントが届いた。本作は、2019年の初演時に東京・大阪全23ステージが満員となり、出演者の枝元萌が第27回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞するなど各所で話題を呼んだ舞台。再演となる今回は、平山咲彩、枝元萌(ハイリンド)、橋爪未萠里、田中亨、瓜生和成(小松台東)が出演する。■横山拓也 コメント横山拓也暑い夏の物語が、大雨の中で開幕しました。コロナにまつわる様々な苦悩が、この雨で洗い流されれば良いのに。どうにか無事に初日を迎えました。3年ぶりの再演。上演時間が約10分伸びました。台本はほぼ変わっていません。セリフの行間の演技が濃密になり、じっくりと見守り続けたい表情、心情が色濃くなったんだと思います。この生き辛く、見通しの悪い時代に、人の優しさや、応援の気持ちに触れていただければと思います。恥かしいくらいにストレートですが、こんなに誰かの心の支えになれる作品は当分つくれる気がしません。たくさんの方に観ていただきたいです。<公演情報>iaku『あつい胸さわぎ』iaku『あつい胸さわぎ』メインビジュアル【日程】東京:8月4日(木)~14日(日) 下北沢 ザ・スズナリ大阪:8月18日(木)~22日(月) インディペンデントシアター2nd作・演出:横山拓也出演:平山咲彩 / 枝元萌(ハイリンド)/ 橋爪未萠里 / 田中亨 / 瓜生和成(小松台東)【アフタートーク】■東京公演8月5日(金) 18時の回上演後出演者全員 / 横山拓也8月10日(水) 18時の回上演後まつむらしんご監督 / 横山拓也■大阪公演8月19日(金) 19時の回上演後まつむらしんご監督 / 横山拓也公式HP
2022年08月05日舞台『HEISENBERG(ハイゼンベルク)』が、7月30日中野 ザ・ポケットにて初日公演を迎え、キャストの小島聖、平田満よりコメントが到着した。『HEISENBERG』は、『夜中に犬に起こった奇妙な事件』でトニー賞演劇作品賞を受賞した、脚本家サイモン・スティーヴンスによる2人芝居。『Heisenberg』というタイトルが示すように、ドイツの物理学者であるヴェルナー・カール・ハイゼンベルクの「不確定性原理」を下敷きにしており、「二つの離れた粒子の運動量や相関関係を正確に測り決定する事は出来ない」という意味を男女の関係性に置き換えて語った作品となっている。併せて舞台の配信も決定。今回もconSept作品では定番となっている1カメ配信日と3カメ配信日を設けており、配信チケットは、8月1日(月) 10時より発売がスタートする。■演出:古川貴義 コメント色々なことがありましたが、こうして無事に演劇を上演できること、お客様にお届けできることが、本当にありがたいです。お客様に、平田満さんと小島聖さんが全身全霊をかけて醸し出す濃密で芳醇な空気を、余すところなく味わっていただけることが至高の喜びです。二人の間に生まれる何かを、舞台上と客席の間に生まれる何かを、あなたと何かとの間に生まれる何かを、“感じて”いただけたら幸いです。■ジョージー役:小島聖 コメント回を重ねるごとに発見があります。相手の言葉からの発見もあれば、自分の言葉からの発見もあります。興味を持ち続け新鮮な気持ちで瞬間に出会い、頭でっかちにならず自分の身体を信じて稽古を繰り返すことで言葉は体に馴染んだはずです。その感覚を信じてあとは言葉が私から解放されて自由に空間に飛んでいったらいいなと思っています。もちろん私の中で本質的な部分は手放さず、けれど白か黒かのはっきりした結論は持たず中間の揺れ動くグレー色の濃淡のゆらぎを大切にして。■アレックス役:平田満 コメント『ハイゼンベルク』まもなく初日です。小島聖さんとの二人芝居、逃げも隠れもできない舞台が始まります。芝居の拙さやいい加減に生きてきた人生も含めて、自分のすべてがさらけ出されるような気がします。ある意味で、この年で『ハイゼンベルク』をするために役者になったのかもしれないと思ったりもします。ささやかでひそやかで声高ではない二人に寄り添っていきたいと思います。<公演情報>conSept Dialogue in Theater#2『HEISENBERG(ハイゼンベルク)』『HEISENBERG(ハイゼンベルク)』告知画像日程:7月30日(土)~8月14日(日)会場:中野 ザ・ポケット脚本:サイモン・スティーヴンス翻訳:小田島創志演出:古川貴義(箱庭円舞曲)出演:小島聖 / 平田満※りょう、上條恒彦が出演(演出:小山ゆうな)を予定しておりました公演は出演者の体調不良により中止となりました。【配信情報】■配信日8月4日(木) 14:30公演1カメ配信8月5日(金) 19:00公演3カメ配信8月6日(土) 17:00公演3カメ配信8月12日(金) 14:30公演1カメ配信8月14日(日) 13:00公演1カメ配信■配信視聴券3カメ配信:4,000円(税込)1カメ配信:2,000円(税込)配信チケットはこちら:※8月1日(月) 10時より販売開始※配信開始60分後までご購入可能です。※配信開始から48時間見逃し配信をご覧いただけます。■1カメ配信と3カメ配信について1カメ配信:1台のカメラによる定点映像でお届けします。今回は二人芝居ということで、主に二人の俳優の全身を中心にお届けします。3カメ配信:3台のカメラを使って俳優の細かい表情までお届けします。よくある配信の通常の形式がこちらになります。公式ホームページ:
2022年07月31日本日7月17日本多劇場にて『鎌塚氏、羽を伸ばす』が開幕し、二階堂ふみや西田尚美、マキタスポーツら出演者の初日コメントと舞台写真が公開された。本作は三宅弘城が主演を務め、2011年から定期的に上演している人気シリーズ『鎌塚氏シリーズ』の第6弾。今回はヒロインに『鎌塚氏、腹におさめる』で登場した推理好きの令嬢・綿小路チタルが再登場し、豪華列車を舞台に鎌塚アカシとともに難事件に挑戦する。左から)三宅、二階堂ヒロインの綿小路公爵家当主・綿小路チタルを演じるのは二階堂ふみ。綿小路家庭師見習い・真鍋リョウスケ役には櫻井海音。ノギクの従者・宇佐スミキチ役に玉置孝匡。裏の顔は詐欺師、実業家・柳平トクジ役にマキタスポーツ。そしてクイズ好きの侯爵夫人、諏訪ノギク役として西田尚美が出演する。左から)マキタスポーツ、玉置、三宅左から)櫻井、二階堂『鎌塚氏、羽を伸ばす』は東京公演終了後、富山・愛知・島根・岩手・新潟・大阪と全国へ巡演する。■作・演出 倉持裕 コメント鎌塚氏シリーズもとうとうパート6。こうして歴史が長くなるにつれ、鎌塚アカシのキャラクターも厚みを増し、彼を取り巻く登場人物の数もかなり増えてきました。今回の二階堂ふみさん演じる綿小路チタルはパート4のヒロインで、5年ぶりの再登場。物語の舞台は念願の寝台特急。シリーズものとはいえ過去作を観ていなくても楽しめる作りになっていますので、初めてのお客様もどうぞ安心して観にいらして下さい。お待ちしています。■三宅弘城 コメントついに6本目を迎えた鎌塚氏シリーズ。今までになかったような演出もあり、新たなフェーズに入りました!5年ぶりの二階堂ふみさん、さらに頼もしい存在になってこの世界に戻ってきてくれました。また鎌塚アカシを演じられる幸せを嚙み締めつつ、櫻井君、玉置さん、マキタさん、西田さん、個性的なキャスト達と共に劇場でお待ちしております。■二階堂ふみ コメント鎌塚氏、羽を伸ばすいよいよ開幕です! 稽古では鎌塚さんの新しい一面に、終始笑いっぱなしでした。早く皆様に観て頂きたいです。舞台の醍醐味であるライブ感を、お客様と感じ合える作品となっております。ぜひ劇場へ来て頂けると嬉しいです!■櫻井海音 コメント非常にワクワクしています。舞台自体僕自身は初めてなのですが、稽古を重ねていくに連れて、緊張よりも早くお客さんの前で芝居をしたいという気持ちがとても強くなっています。共演者の皆様や倉持さんから沢山のアドバイスを頂き、それを自分なりに解釈しながら表現していくというのが日々の充実でした。今度はその充実を劇場に足を運んでくださった皆様に還元することが出来れば、役者としてとても幸いに思います。全力で真鍋リョウスケを演じるので是非楽しんでいただきたいです。■玉置孝匡 コメント出演者の数が少ないのですぐに打ち解けて、芝居の内容やアイデアなどを提案、相談しやすかったです。スタッフの皆さんとも気兼ねなく意見交換が出来たりして、長く続くシリーズならではの雰囲気で稽古が進み、とても豊かで幸せな時間でした。幕が開きましたら、いよいよお客様との時間です。我々が体感した幸せな時間を是非お客様にも味わっていただきたいです!そしてお楽しみいただけましたら、是非お友達にも宣伝よろしくお願い申し上げます!■マキタスポーツ コメント演劇に関しては今作で2回目。慣れない身ですが、限られた時間の中で稽古を重ね、こうして初日が開くことに、自分でも関心しています。それはひとえに、三宅さんを始めとする皆さんがいてくれてなせる技。そして、スタッフの皆さんの手際の良さ、チームワークにすごく感動しております。あとはお客様が最後のピースです。ご来場頂いて、喜んでもらえれば完成となります。どうぞ皆さん、楽しんでください。■西田尚美 コメント鎌塚さん、羽を伸ばすことなんて出来るのでしょうか。列車っていろんな車両があっていろんな人がいて、本当楽しいですよね。鎌塚さんとスミキチと柳平がちょっとしたことに巻き込まれるシーンがあるのですが、毎回観ては笑ってしまいます。舞台転換にも色んな仕掛けが施されていて……あぁ早くお客様に観ていただきたいです! そしてやはりなんといっても鎌塚アカシはじめ、登場人物のチャーミングなこと! お稽古しながら、至福な時を過ごしています。<公演情報>M&Oplays プロデュース 『鎌塚氏、羽を伸ばす』2022年7月17日(日) ~8月7日(日) 本多劇場作・演出:倉持裕【登場人物】鎌塚アカシ(北三条家執事長):三宅弘城綿小路チタル(綿小路公爵家当主):二階堂ふみ真鍋リョウスケ(綿小路家庭師見習い):櫻井海音宇佐スミキチ(ノギクの従者):玉置孝匡柳平トクジ(実業家。その正体は詐欺師):マキタスポーツ諏訪ノギク(諏訪公爵夫人):西田尚美【地方公演】■富山公演8月11日(木・祝) 富山県民館ホール■愛知公演8月13日(土)・14日(日) 東海市芸術場大ホール■島根公演8月16日(火) 島根県民会館 大ホール■岩手公演8月21日(日) 北上市文化交流センター さくらホール 大ホール■新潟公演8月24日(水) りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場■大阪公演8月27日(土)・28 日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2022年07月17日興収57.3億円の大ヒットを記録した映画『キングダム』の続編、『キングダム2 遥かなる大地』の初日舞台挨拶が7月15日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演を務める山崎賢人が、さらなる続編への意欲を見せた。舞台挨拶には吉沢亮、清野菜名、大沢たかお、佐藤信介監督も出席した。本作は、世界的に人気の原泰久のコミックを2019年に実写映画化した『キングダム』の続編。天下の大将軍を目指す戦災孤児の信(山崎)が、侵略を進める魏との戦いに挑む「蛇甘(だかん)平原」のエピソードが描かれる。この日公開された本作は、15時の時点で前作の動員比で141%という好スタートを切った。山崎は「無事に初日を迎えられて本当に良かった」と安堵の表情を浮かべると「1のとき、全身全霊でやらせていただき、皆さんに楽しんで、愛してもらったからこそ今日という日を迎えることができました。また今日から夢の続きが広がっていくんだなと思うと、本当にうれしいです」と満面の笑みを浮かべる。本作から参戦となった羌カイを演じた清野は「前作を成功された皆さんの仲間に入ることができて光栄でした」と感無量な表情を浮かべると「『キングダム』の魅力は登場人物みんなの生き様が格好いいこと」と他のキャラクターに羨望のまなざしを向ける。本作では激しい戦闘シーンが数多く登場する。山崎演じる信は力強く、清野扮する羌カイはしなやかに華麗なアクションシーンを魅せるが、王騎将軍を演じた大沢は「山崎さんも清野さんもスタントなしですべてこなしていた。これほど動く俳優さんがいるんだ……と毎日衝撃を受けていました」と若い二人のタフさぶりを賞賛する。撮影前から相当な練習量を積んで作品に臨んだという山崎と清野。そんな熱量がスクリーンに映し出されていることが『キングダム』の魅力だと語った山崎は「僕はパート1のときの舞台挨拶で、天下の大将軍になることが夢と言いましたが、パート2でも信は大将軍になっていないんです。信が大将軍になるまでやりたい」とシリーズがずっと続くことを熱望すると、会場からは大きな拍手が巻き起こっていた。※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記。『キングダム2 遥かなる大地』公開中
2022年07月15日落語家でタレントの笑福亭鶴瓶が15日、東京・TOHO シネマズ渋谷で実施された映画『ミニオンズ フィーバー』の初日舞台挨拶に歌手のLiSAとともに登壇。挑戦したいことを尋ねられて「この歳ですけど、いや歳は関係ないですけど、ちょっと英語しゃべりたいなと思う」と答えた。本作の主人公・グルーの声を約12年間演じる鶴瓶。ステージに登場するや「2年くらいやっていなかったもんですから、やっていただいて本当にうれしい」とほほ笑んだ。普段から「マネージャーと道を歩いていたら、お母さんも子どもも振り返って『グルーや!』と言うくらい」と反響の大きさを語り、今回は少年期のグルーを演じるにあたって「『この声を高くしてくれ』って言われたって難しいやんか。大変やったよ!」と苦労を吐露した。劇中でカンフーに挑戦するミニオンたちにちなんで、挑戦したいことを問われると「この歳ですけど、いや歳は関係ないですけど、ちょっと英語しゃべりたいなと思う。(一時期は)『しゃべれるかな』と思ってやったけど、ぜんぜん無理だった」とコメント。仕事やプライベートで海外に行く際は「ほとんど日本語で通じる。大阪(弁)の雰囲気は、なんとなく伝わる。でも英語はしゃべりたいね」と話した。続けて鶴瓶は、本作の日本語版吹替声優として共演し、ニューヨーク留学の経験がある渡辺直美に言及。「あいつと喋ってたら、少年の心やないけど、若さを取り戻した感じがする。おれもニューヨーク行こうかな、と思う。本当に! (渡辺は)本当に楽しそう」と羨望のまなざしを見せた。本作は、世界中で“ミニオンブーム”の社会現象を巻き起こした「ミニオンズ」シリーズの最新作。1970年代を舞台にグルーとミニオン最大の謎である始まりの物語が描かれる。また、本作の公開を記念して、TOHO シネマズ渋谷ではミニオンたちをテーマにした「ミニオンズシアター」を期間限定オープン。「ミニオンズ」大好きのLiSAは、シアターの特別支配人に就任し、本編でも空港のグランドスタッフ役として参加している。
2022年07月15日舞台『青少年アシベ』が、7月13日に東京・大手町三井ホールで開幕。公演初日を迎え、舞台写真と芦屋アシベ役の熊谷魁人、阿南スガオ役の小坂涼太郎、原作の森下裕美、笑平からコメントが到着した。『青少年アシベ』は、テレビアニメ化もされたヒット作『少年アシベ』の主人公たちが、小学2年生から高校生に成長し、その青春を描いた作品。舞台版のテーマは“最大の友情”で、ゴマちゃんがいる水族館の館長になった主人公アシベ(熊谷魁人)と、家族での海外赴任から日本に帰ってきたスガオ(小坂涼太郎)を中心に、イケメンに成長し人気者の麻原遊馬(谷水力)、昔と変わらずボーイッシュな加藤マコト(松田彩希)、兄のことが大好きな坂田新一(田中尚輝)、 “スガアシ”を追いかける腐女子となった荒川ユミコ(佐久間比呂美)、ユミコと共にBL漫画を作る天地まお(松谷賢示)、女の子に見える不思議な男の子の東山健司郎(ぎんしゃむ)らが青春ストーリーを繰り広げる。熊谷魁人劇中では、TVアニメ『少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん』で「ゴマちゃん」の声を担当していた東山奈央が、舞台版でも「ゴマちゃん」の声として出演しているほか、全員で「ネパールダンス」を披露する場面もあり、観客と共に楽しめる振付や、舞台のために制作したオリジナルの主題歌も見どころとなっている。左から小坂涼太郎、熊谷魁人舞台『青少年アシベ』は7月17日まで同所で上演中。芦屋アシベ役 / 熊谷魁人 コメント■初日を迎えるにあたっての気持ち最初は座長として座組みをどうやって成功に導くか、原作の世界観をどう立体的にしていこうかなど、様々なことで悩みましたが、頼れる俳優陣に恵まれ初日を迎えることができ、今はやっとこの作品をお客様にお届けできる喜びの気持ちでいっぱいです。■作品や役に関しての見どころ作品の最大のテーマとして友情を掲げていて、シーン毎に友に対する色々な想いがあります。アシベや周りの仲間たちが魅せる友情の素晴らしさに注目していただきたいのと、主題歌はこの作品の真っ直ぐな気持ちを表している歌詞と皆さんと一緒に踊れる素敵な振りになっていて、フィナーレを皆さんと飾れるのがとても嬉しいです。一緒に盛り上がりましょう!!■お客様へのメッセージ舞台「青少年アシベ」、無事に初日を迎えることができました。これも作品を応援して下さる、皆さんのお陰です。ありがとうございます。原作ファンの方は勿論、この世界を初めて体験する方も楽しんで頂ける作品になっていると思います。アシベくんの青春の清涼感をこの夏、皆さんに味わって頂けたら嬉しいです。阿南スガオ役 / 小坂涼太郎 コメント■初日を迎えるにあたっての気持ち初日を迎えることができました。油断せず最後まで走り抜けられることを願って精一杯演じたいと思います。出演が叶わなかった小池唯さんの分まで楽しみます!!■作品や役に関しての見どころキャストの仲の良さが伝わればなと思います!そして、みんなで踊れる可愛らしいダンスがあります!是非注目してみてください!■お客様へのメッセージ学生時代を思い出してほっこりする。そんな作品になっております!高校の文化祭をみたかのような、懐かしい気持ちになってくれたらなと思います。是非、楽しんでくださいねー!!原作 / 森下裕美 コメント物語の最初は全てゼロです。ゴマちゃんもアシベもスガオも最初はいなかった。アシベがゴマちゃんに出会って関係性ができて、初めて物語が始まったのです。「青少年アシベ」も、私と作画の笑平さんが繋がって、今回のお芝居のプロデューサー菅谷さんに繋がり、出演して下さる俳優さん達に繋がりました……いつもの「青少年アシベ」より、たくさんの人の想いが詰まった物語を楽しんで下さい。原作 / 笑平 コメント多くの方が色んな場所で色んな想いを持ってたくさん頑張って頂きました。本当にありがとうございました。皆様たくさん観に行きましょう…!<公演情報>舞台『青少年アシベ』7月13日(水)~17日(日) 東京・大手町三井ホール原作:森下裕美・笑平『青少年アシベ』(双葉社 アクションコミックス)演出:加藤真紀子脚本:倉科未和【出演】芦屋アシベ:熊谷魁人阿南スガオ:小坂涼太郎麻原遊馬:谷水力加藤マコト:松田彩希坂田新一:田中尚輝天地まお:松谷賢示荒川ユミコ:佐久間比呂美東山健司郎:ぎんしゃむララ・ライト:森公平アミル:塩見奈映チット・チット・プー:市川美織スガオの母:芳賀優里亜スガオの父:兼崎健太郎 ほかゴマちゃんの声:東山奈央【チケット料金】(税込 / 全席指定)S席:12,800円 ※S席特典付き・客席前方ブロックA席:7,800円チケット購入リンク:【お問い合わせ】サンライズプロモーション東京:0570-00-3337(平日12:00~15:00)関連リンク公式HP::
2022年07月14日土屋神葉、神谷浩史、黒柳トシマサ監督による舞台挨拶を実施、主題歌を担当したwacciのライブに土屋・黒柳監督、センチミリメンタルが参加!『映画 バクテン!!』の舞台となっている宮城県に、映画の公開を記念して凱旋!さまざまなスペシャルイベントを開催しました!!以下、イベントの詳細と各レポートです。2021年4月8日よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送されたオリジナルTVアニメ「バクテン!!」。本作は、フジテレビが東日本大震災から10年となる2021年に、岩手県・宮城県・福島県の被災3県を舞台にしたアニメ作品を発表し、アニメツーリズムを推進するプロジェクト「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」の一環として制作されました。「バクテン‼」は宮城県岩沼市を舞台に、『男子新体操』と出会い、強烈に魅せられた少年・双葉翔太郎が、私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部に入部。ときに挫折し、すれ違うも、共に仲間と過ごす毎日の中で一つの目標に向かって、チームでひた走る姿を描いた「スポ根×青春群像劇」です。そしてTVアニメ最終話放送後に映画化が発表され、『映画 バクテン‼』が7月2日(土)より絶賛公開中です。① 『映画 バクテン!!』舞台挨拶日時:7月9日(土)16:40~(15:00の回上映後)場所:MOVIX仙台出演者:土屋神葉、黒柳トシマサ監督MC:飯田菜奈(仙台放送アナウンサー)上映終了後、場内で満場の拍手が起こる温かい雰囲気の中、舞台挨拶がスタート。土屋さんは、翔太郎たちのいる宮城に来ることができて本当に、本当に、本当にうれしい、と感想を述べ、場内から拍手が起こりました。監督からはスタジオのスタッフみんなが来たがっていたので、今日はスタジオの代表として来ましたとご挨拶。司会より本作の舞台が岩沼市になった経緯を質問され、監督から、もともとは男子新体操部のある青森山田高校の先生に紹介され、岩沼市にある宮城県立名取高等学校を取材することになったが、同校にはマットがなく、練習のため週に数回、近くの大学まで借りにいっている状況の中でインターハイ上位に食い込む、しかも採点には反映されない指先の動きにまでこだわっている名取高校の姿勢を見て、これをモデルに描きたいと思ったと語られました。また映画の中心となる私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)は、前述の名取高校とその男子新体操部をロケハン(取材)して描かれており、公開にあわせ、主役(双葉翔太郎)の土屋神葉と、監督の黒柳トシマサが先月6月29日に同校を表敬訪問し、彼らは男子新体操部の練習風景を見学し、部員らと懇談会を実施いたしました。その際の感想を聞かれて、土屋から、現在は導入されたものの、これまではマットもなく、コロナ禍で練習もままならない状況で優勝することができ、また今年は夏に行われるインターハイにも出場することができると聞いてうれしく、またそれを語る部員たちがとても可愛かったと語りました。また当日の名取高校から仙台駅までの帰り道、車の中から見えた風景がまさしく「バクテン!!」の世界そのままで、その表現の忠実さに驚いたと語りました。それを受けて監督から、コロナ禍でロケハンが十分にできず、ずっとGoogleのストリートビューで歩き回ったが、どうしても分からない部分があり実際に見に来たときには、逆に自分が聖地巡礼しているような気分になったと笑いを誘いました。名残惜しい中、最後に土屋から、翔太郎たちが生きている宮城に来ることができてうれしい、東日本大震災から生まれたアニメツーリズムを推進するプロジェクト「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」の一環として制作された「バクテン!!」に関われて光栄です、ポジティブに前向きになれる作品です、作品を通して翔太郎や宮城県の方々と過ごせて本当に良かったと語り、舞台挨拶は終了しました。② 『映画 バクテン!!』 公開記念 トーク&ライブ in 宮城日時:7月9日(土) 19:30~(19:00開場/19:30開演)場所:仙台PIT出演者:土屋神葉、黒柳トシマサ監督、wacci、センチミリメンタルMC:飯田菜奈(仙台放送アナウンサー)美里良夜(CV:石川界人)の「それじゃ、みんな、始めるぞ!」の影アナウンスで始まったトーク&ライブ。まずはTVアニメ「バクテン‼」のパートから。土屋神葉による双葉翔太郎のモノローグをきっかけに、センチミリメンタルによるオープニングテーマ「青春の演舞」の歌唱が始まりました。歌唱後は再度、翔太郎のモノローグをきっかけに、wacciによるエンディングテーマ「あなたがいる」の歌唱があり、ライブで場内は一気に「バクテン!!」の世界に。歌唱が終わったところで出演者全員でのトークが始まりました。事前にアンケートを取り、TVアニメシリーズ全12話のなかで、出演者それぞれが選んだ好きなシーンをステージのスクリーンで上映し、好きな理由についてクロストーク。第6話「楽しんで!」での初めての試技に緊張する翔太郎に志田先生が「楽しんで!」と声をかけるシーンを選んだwacci横山は、ステージに立つ身として初心や緊張感を忘れない姿に泣けたと語るなど、トーク&ライブに相応しい話も出ました。中盤では、もし「アオ高・男子新体操部」に「新入部員」がやってきたら!?それはどんなキャラクターなのか!?というお題を受け、土屋、センチミリメンタル・温詞、wacci・橋口、wacci・村中が考えてきた「新入部員」を披露。それぞれ宮城の地名にちなんだ苗字の、個性的なキャラクターを披露する中、「最もドラマが生まれそうな新入部員」ということで黒柳監督がwacci・橋口さんの「荒浜まさお」を選んだ。選考理由として監督は男子新体操ではユニフォームを自分たちで縫うことが多いので、ぬいぐるみを縫うのが得意という部分が評価できたということで、橋口さんには副賞として「仙台名物 お土産セット」が贈られました。そんな和やかな雰囲気も終盤に差し迫り、いよいよ映画のパートへ。センチミリメンタルによる挿入歌「光の中から伝えたいこと」と、続いてwacciによる主題歌「僕らの一歩」が歌唱され、場内は幸せな雰囲気に満たされました。締めの挨拶として、wacci・橋口は、「バクテン!!」という好きなものが一緒なひとたちと幸せな時間を過ごせてとてもうれしかった、明日からは好きなものを好きとだと言って楽しい日々を過ごしましょうと語りました。センチミリメンタル・温詞は、「バクテン!!」と出会えてキラメキと挑戦とたくさんの経験を積ませてもらえて大好きになりました、様々な出会いに感謝しています、と語りました。黒柳監督からは、映画では別れを描いていますが、悲しいだけではなく、離れてみたからこそ本当にその人のことが大切なんだなと気づく、その熱い想いを描いたので、それが皆さんに伝わっていればうれしいですと語りました。最後に土屋は、あっという間で本当に名残惜しい、終わらないで欲しい、この時間は本当に幸せでした、とイベントの感想を述べ、11年前の東日本大震災の時は翔太郎と同い年で何もできず無力感しかなかった、これから自分が出来ることは、宮城を舞台にした素敵な作品をいろんな方に広めていくことだと思います、と語りました。最後に、土屋から「映画 バクテン!!」公開記念 トーク&ライブ in 宮城にお越しくださいまして、誠に……のあとに、出演者全員で、ありがとうございましたー! と締めくくり、ライブ&トークは盛況のうちに終了しました。③ 『映画 バクテン!!』アオ高新キャプテン 特別舞台挨拶日時:7月10日(日)11:45~(10:05の回上映後)場所:MOVIX仙台出演者:神谷浩史、黒柳トシマサ監督MC:岩崎紀子(アニプレックス/プロデューサー)・新宅潔(ゼクシズ/プロデューサー)上映終了後に満席の劇場で舞台挨拶がスタート。神谷は宮城県は「バクテン!!」の舞台なのでずっと興味があり、昨年来る予定だったが新型コロナの流行で断念したので、今日ここに来れてうれしいですと語りました。映画では亘理の活躍が非常に大きなポイントとして描かれていて、アニメの企画書を読んだ時の印象をMCから質問された神谷は、TVアニメ作品では企画書にTVシリーズから最終的には映画化へということがよく書かれているが、TVアニメでは2年生という中途半端な立ち位置だった亘理が、映画では3年生が抜けてキャプテンになるその成長や葛藤が描かれていて、これはきちんと演じないと意味がないと感じたし、亘理のようなとても複雑な役柄を演じられてうれしかったと語りました。監督からは、演出する立場としても、亘理というキャラクターを当初はなかなか掴みきることができず難しい役だと考えていたが、神谷さんの声を聞いた時にこれが亘理だ!と起用理由を明かしました。映画や映画館が好きだと言う神谷は、今日、このMOVIX仙台に来ると劇場スタッフの皆さんが拍手で出迎えてくれ、また控え室のホワイトボードには翔太郎と亘理の似顔絵が手書きされていたと言い、劇場スタッフからのエンターテイメントの作り手への敬意を感じたと語りました。最後に神谷は、エンターテイメントというのは明日を生きる糧であり、映画を通して明日を頑張ろうと思ってくれるとうれしい、また映画では10代の少年たちが困難な状況に立ち向かい、前を向いていく姿が描かれているが、ぜひどの年代の方も同じように感じ取って前を向いてくれるようになれば、それがエンターテイメントの本質ではないかと語り、舞台挨拶を締めくくりました。 『映画 バクテン!!』作品情報【イントロダクション】私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部。『男子新体操』に魅せられ、それぞれの想いを胸に集い、いつしか“チーム”となった個性豊かな部員たち。一つの目標を抱き、青春のすべてを懸けて熱くひた走る彼らの物語は、次なる舞台、インターハイへ。6人で跳ぶ、「アオ高男子新体操部」最後の挑戦が、始まる——【キャスト】双葉翔太郎:土屋神葉/美里良夜:石川界人/七ヶ浜政宗:小野大輔/築館敬助:近藤 隆/女川ながよし:下野 紘/亘理光太郎:神谷浩史/月雪ましろ:村瀬 歩/高瀬 亨:小西克幸/陸奥洋二郎:鈴村健一/大湊秀夫:杉田智和/竜ヶ森恭一:斉藤壮馬/吾妻俊介:山下大輝/栗駒あさを:佐倉綾音/志田周作:櫻井孝宏/双葉亜由美:上田麗奈/馬淵修司:松田健一郎【スタッフ】原作:四ッ木えんぴつ/監督:黒柳トシマサ/新体操試技監督:光田史亮/脚本:根元歳三/キャラクターデザイン原案:ろびこ/キャラクターデザイン・総作画監督:柴田由香/プロップデザイン・総作画監督:中西 彩/色彩設計:千葉絵美/美術監督:平間由香・小倉宏昌/美術設定:緒川マミオ/3DCG:武右ェ門/CGI監督:篠田周二/撮影監督:本台貴宏・伊藤 遼/編集:平木大輔/音響監督:長崎行男/音楽:林ゆうき/新体操ユニフォームデザイン:株式会社ササキスポーツ/監修:青森山田高校男子新体操部/アニメーション制作:ZEXCS/チーフプロデューサー:高瀬透子/プロデューサー:森 彬俊・岩崎紀子・新宅潔オリジナルTVアニメ「バクテン!!」公式サイト: 「映画 バクテン!!」公式サイト: 公式Twitter: 【注意事項】※画像をご使用の際は、下記コピーライト表記の記載をお願い致します※©映画バクテン製作委員会【資料や素材に関するお問い合わせ先】株式会社アニプレックスマーケティンググループ宣伝部竹下小春 / 福田信紘TEL:03-5211-5030 / Fax:03-5211-7050【パブリシティに関するお問い合わせ先】ブラウニー原・橋本・山下TEL:03-3351-1538/FAX:03-3351-1535MAIL: info@eigapub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月11日岩本照(Snow Man)の初単独主演映画『モエカレはオレンジ色』の公開記念舞台挨拶が7月9日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。岩本は前日に、新型コロナウイルスのPCR検査において陽性反応が確認されたため、舞台挨拶を欠席。代わりに手紙を寄せ、「心配かけましたが、僕は元気なので、安心してください」と共演者や駆けつけたファンにメッセージを送った。共演者やファンへの感謝、初主演作が封切られた喜びと安堵を手紙に込めた岩本。さらに公開記念舞台挨拶が行われた7月9日は、ジャニー喜多川氏の命日にあたり、「今の僕がこのお仕事をできているのも、ジャニーさん、あなたと出会えたからです。今も空から『岩本、いかしてるよ』って言ってくれていると信じています。これからも見守っていてください」と恩師への熱い思いと敬意が示された。浮所飛貴2016年から『デザート』(講談社刊)で連載されている玉島ノン氏の同名漫画を映画化し、シャイで真面目な消防士(=モエカレ)と“ぼっちJK”の恋を描く。消防士・蛯原恭介(岩本)との出会いをきっかけに、前向きになっていく萌衣(生見愛瑠)。不器用な2人の恋はなかなか進展せず、恋のライバルが波乱を巻き起こす。舞台挨拶にはヒロインを務める生見、共演する鈴木仁、上杉柊平、浮所飛貴(美 少年 / ジャニーズJr.)、古川雄大、藤原大祐、永瀬莉子、村上正典監督が出席した。生見愛瑠劇中で後輩隊員を演じ、所属事務所の後輩でもある浮所は、「昨日の話ですが、照くんから朝6時くらいに『今日、公開だね』ってウッキウキのメールが届いたんです」と明かし、「今朝も『みんなを明るく元気に盛り上げて』とメッセージをもらった」と岩本の元気な様子をファンに報告。岩本同様、「今日は、ジャニーさんの命日でもあるんです。ジャニーさんにも観てほしいなと思う」とジャニー喜多川氏への思いを語っていた。取材・文・写真=内田涼■岩本照からの手紙 全文チーム「モエカレ」を見に来てくれたファンの皆さんへ『モエカレはオレンジ色』公開おめでとうございます。公開を迎え、本日までみんなで盛り上げられて良かったです。そして、本当にごめんなさい。健康第一って思って、過ごしていたのに、有言実行できなかったことが、この場にいられないことが悔しいです。心配かけましたが、僕は元気なので安心してください。撮影期間から公開までは、あっという間で、みんなと楽しく駆け抜けた青春のような時間は、僕のかけがえのない宝物です。キャストのみんなも、スタッフの皆さんも、公開まで楽しみに待っていてくれたファンのみんなも、いつもいつもたくさん支えてくれて、本当にありがとうございます。僕は幸せ者です。みんなのことが大好きです。また、みんなに会えるのを楽しみにしています。そして、今の僕がこのお仕事をできているのも、ジャニーさん、あなたと出会えたからです。今も空から「岩本、いかしてるよ」って言ってくれていると信じています。これからも見守っていてください。みんなで作った、この愛にあふれた作品が、ひとりでも多くの人に届いて、その方の支えになれることを祈っています。今年の夏は、みんなで「モエカレ」。よろしくお願いします。最後に、新堂キャプテン(古川)、誕生日おめでとう。すてきな1年にしてください。蛯原恭介役 岩本照
2022年07月09日映画『モエカレはオレンジ色』(7月8日公開)の公開記念舞台挨拶が9日に都内で行われ、生見愛瑠、鈴木仁、上杉柊平、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、古川雄大、藤原大祐、永瀬莉子、村上正典監督が登場した。同作は玉島ノンによる同名コミックの実写化作。ぼっちのJK・佐々木萌衣(生見愛瑠)が好きになったのは、超シャイで真面目な消防士・蛯原恭介(岩本照)。彼との出会いをきっかけに、どんどん前向きになっていく萌衣に、蛯原も徐々に心を開いていくが、不器用な2人の恋はなかなか進まない。そんな中、恋のライバルが現れる。この日は、主演の岩本照が新型コロナウィルスのPCR検査において陽性反応が確認されたためにイベントを欠席に。生見は岩本について「椅子を用意してもらっても絶対に座らないんですよ。日頃から鍛えてるのかなと思って。ダウンも全然着ないし、"強男"って感じでした。訓練も全然筋肉痛にならなかったと言ったりすごいなと思いました」と振り返る。後輩の浮所は「昨日の話なんですけど、映画が公開されて照くんからうっきうきで朝6時くらいにメールが来たんです。『今日公開だね! (消火器)(消火器)(消火器)』みたいな絵文字で、『浮所が一緒でよかった!(消防士)(消防士)(消防士)』みたいなメールが来てすごく嬉しかったですし、楽しみにしてたんだなって感じました」と明かす。さらに「今日ジャニー(喜多川)さんの命日でもあるんです。多分照くんも思ってるだろうけど、ジャニーさんにもこの映画を観てほしいなとすごく考えています」と心境を吐露した。岩本と仲がいいという上杉も「けっこう頻繁に連絡をくれるんですけど、思ってる以上に絵文字が多いですよね。かわいい」と紹介。「『柊平くん(ハート) 今日公開だね。連れていきたいところがあるんだ』とか突然くるから、ドキドキしちゃいます。会った時以上に文脈でのかわいらしさが、惹かれるギャップかな」と語る。どこに連れて行きたいかについては「教えてくれないんですよね。だから早くスケジュールを合わせてほしいと随時話してるんですけど、連れてきたいところがあるみたいです、僕を」と苦笑。「以前、別の作品で共演したことがあったり、共通の趣味が多かったり、そういったので話しかけてくれて、仲良くなりました」と説明した。この日は作品にちなんだクイズも行われ、登壇者陣は白熱。また欠席となった岩本からのメッセージも読み上げられた。○岩本照 メッセージ全文チーム『モエカレ』を見に来てくれたファンの皆さんへ『モエカレはオレンジ色』公開おめでとうございます。公開を迎え、本日までみんなで盛り上げてこられて良かったです。そして本当にごめんなさい。健康第一って思って過ごしていたのに有言実行できなかったのが、この場にいれないことが悔しいです。心配かけましたが、僕は元気なので安心してください。撮影期間から公開まではあっという間で、みんなと楽しく駆け抜けた青春のような時間は僕のかけがえのない宝物です。キャストのみんなもスタッフの皆さんも公開まで楽しみに待っててくれたファンのみんなも、いつもいつもたくさん支えてくれて、本当にありがとうございます。僕は幸せ者です。みんなのことが大好きです。また、みんなに会えるのを楽しみにしています。そして今の僕がこのお仕事ができているのも、ジャニーさん、あなたと出会えたからです。今も空から『岩本、いかしてるよ』と言ってくれてると信じています。これからも見守っていてください。みんなで作ったこの愛があふれる作品が、1人でも多くの人に届いて、その方の支えになれることを願っています。今年の夏はみんなで『モエカレ』よろしくお願いします。最後に、新堂キャプテン(古川)、誕生日おめでとう! 素敵な1年にしてください。
2022年07月09日舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が8日、東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕。初日公演を観劇した綾瀬はるか、鈴木亮平らが公演後に取材に応じた。「ハリー・ポッター」シリーズ8作目となる同舞台は、原作者J.K.ローリング自ら原案を練り上げ、「家族、愛、喪失」をテーマにハリー・ポッターの19年後の新たなストーリーを舞台化した作品。アジアとしては初上演となる。ハリー・ポッター役は藤原竜也、石丸幹二、向井理のトリプルキャストで、初日は藤原が演じた。綾瀬は「映画で見ているあの世界観にぐっと引き込まれて、すごい不思議なことがたくさんあって、今現実に戻った感じです」と物語に入り込んでいたようで、「あれはどうやって浮かんでいるんだろうとか、どういう仕組みでああなっているんだろうとか、びっくりすることがたくさんあって、気になることがたくさんありました」とコメント。「笑ったり、最後は親子とかそういう話になってくるのでグッとくるところもあって、いろんな感情になりました」と述べ、「テーマパークに来たみたいなワクワク感と、そして、魔法とか仕掛けもすごいのでびっくり楽しんでもらえると思いますし、笑うところもあれば家族の温まるところもあって、ぜひ皆さんこの夏に感情を揺さぶりに来ていただきたいと思います」とアピールした。鈴木は「すごかったですね。魔法でしたね! 何がどうなって浮いていたり、火は行くは、人は飛ぶは……びっくりしました! 途中からどうやっているんだろうってタネを探すのを諦めました。すみません、ちょっと興奮しております(笑)」とコメント。「魔法とかすごいのはもちろんなんですけど、親子の物語が……ちょっと最後泣いちゃいましたね。こんなに感動、泣かされると思ってなくて、どの世代が見ても感動すると思うので、子育て世代にも見ていただきたいし、おじいちゃんおばあちゃん世代にも見ていただきたい」と魅力を伝え、「最高でした」と称えた。公演後の取材会には、市村正親、井上尚弥、鹿賀丈史、香川照之、立川志らく、和田アキ子も出席した。
2022年07月08日俳優の鈴木亮平が8日、東京・TBS赤坂ACTシアターで開催された舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の初日レッドカーペットイベントに登場した。「ハリー・ポッター」シリーズ8作目となる同舞台は、原作者J.K.ローリング自ら原案を練り上げ、「家族、愛、喪失」をテーマにハリー・ポッターの19年後の新たなストーリーを舞台化した作品。アジアとしては初上演となる。ハリー・ポッター役は藤原竜也、石丸幹二、向井理のトリプルキャストで、初日は藤原が演じる。レッドカーペットイベントには、観劇に訪れたタレント陣が登場。ハリー・ポッター役の石丸と向井をはじめ、綾瀬はるか、市村正親、井上尚弥、鹿賀丈史、鈴木亮平が参加した。鈴木はメガネ姿で登場し、「今日はポッター感を出してみました! 意外といけるなと自分でも思いました」と笑顔でコメント。『ハリー・ポッター』の思い出を聞かれると「一通り見ているのはもちろん、USJのライドも大好きです。(乗ったのは)1回です。すっごい並んでいたので」と答えた。そして、「楽しみが止まりません。もうすっごいらしいですよね。いろんなところからとんでもない仕上がりになっている、すごい舞台だと聞いているので、数日前からワクワクしていました。2日前にご飯を食べに行って生牡蠣が出そうになったんですけど、『2日後にハリー・ポッターを見るので』とお断りしたくらいです。気合十分です!」と心境を告白。「今回、ハリーたちの物語だけではなく、ハリーの子供の世代の物語になっていると聞いているので、親子のストーリーをとても楽しみにしています。特にハリーの息子役の福山康平くんは昔から仲良くて、大学の後輩でもあるので、彼の演技も楽しみにしています」と語った。撮影:加藤千雅
2022年07月08日女優の綾瀬はるかが8日、東京・TBS赤坂ACTシアターで開催された舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の初日レッドカーペットイベントに登場した。「ハリー・ポッター」シリーズ8作目となる同舞台は、原作者J.K.ローリング自ら原案を練り上げ、「家族、愛、喪失」をテーマにハリー・ポッターの19年後の新たなストーリーを舞台化した作品。アジアとしては初上演となる。ハリー・ポッター役は藤原竜也、石丸幹二、向井理のトリプルキャストで、初日は藤原が演じる。レッドカーペットイベントには、観劇に訪れたタレント陣が登場。ハリー・ポッター役の石丸と向井をはじめ、綾瀬はるか、市村正親、井上尚弥、鹿賀丈史、鈴木亮平が参加した。綾瀬はチェックのワンピース姿で登場し、「一応(ハリー・ポッターを)意識してこれを選びました」と説明。『ハリー・ポッター』との関わりについて、「幼少期の頃でストップしていて、高校生くらいのときに大好きで劇場に見に行っていて、DVDを買って1、2まで持っています。そのあと、大人になってきてからはちょっと遠ざかってしまいました」と正直に明かした。そして、「今日すごく楽しみにしてきました! 映像で見る魔法の世界がどんな風に再現されるのかすごい楽しみですし、空を飛ぶシーンがあるのかなとか。そういうのも楽しみにしています」とにっこり。使ってみたい魔法を聞かれると、「杖で空を飛んでみたいですね! ほうき、杖か? ほうきで。杖だとちょっと小さすぎますね(笑)」と可愛らしい間違いも。そして、「集中して味わって楽しみたいと思います。行ってきます!」と心を躍らせていた。撮影:加藤千雅
2022年07月08日吉田羊、大原櫻子らが出演する舞台『ザ・ウェルキン』が7日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて初日を迎え、キャストがコメントを寄せた。同作は英国期待の若手劇作家ルーシー・カークウッドによる作品。1759年、英国の東部サフォークの田舎町を舞台に、人々が75年に一度天空に舞い戻ってくるという彗星を待ちわびる中、一人の少女サリー(大原櫻子)が殺人罪で絞首刑を宣告される。しかし、妊娠している罪人は死刑だけは免れることができるため、妊娠を主張するサリー。その真偽を判定するために、妊娠経験のある12人の女性たちが陪審員として集められた。なんとかサリーに公正な扱いを受けさせようと心を砕く助産婦エリザベス(吉田羊)が尽力する中、法廷の外では血に飢えた暴徒が処刑を求める雄叫びを上げていた。出演は吉田羊、大原櫻子、鷲尾真知子、梅沢昌代、那須佐代子、峯村リエ、明星真由美、那須凜、西尾まり、豊田エリー、土井ケイト、富山えり子、恒松祐里と13人のパワフルな女性たちが登場。土屋佑壱、田村健太郎と、声で出演する段田安則が物語にスパイスを加える。気鋭の劇作家・演出家:加藤拓也が、初めて翻訳戯曲の演出に挑む。東京公演はBunkamura シアターコクーンにて7月7日〜7月31日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて8月3日〜8月7日。○吉田羊 コメント稽古を積み上げるごとに新たな発見があり、役やシーンがどんどん深化していく様に心震える日々でした。小さな陪審員室は社会の縮図さながら。人や立場、境遇を変えれば男女皆等しく時代を超えて当てはまる構図に唸ったのは一度や二度じゃありません。そして、嘘とまこと、現実と妄想の向こうに透けて見えたのは今を精一杯生き、幸せを掴もうとする人々の姿でした。物語後半、ある陪審員が言います。「一日家を空けるってなんて楽しいのかしら」。どうぞ日常をしばし忘れ、彼女たちと一緒に心を解放し、観劇後、ああでもないこうでもないと議論を交わして頂けたら幸いです。○大原櫻子 コメント男女差別、女性の身体ゆえの生理、妊娠、そして生と死、親と子、愛、、とても多くのテーマを孕んだこの作品への挑戦は、とても高い壁でした。スパルタ演出家、加藤拓也さんを筆頭に、約1ヶ月半、とても丁寧な稽古を重ねてきました。サリーは囚人なので、陪審員にとっては"敵"のような存在ですが、実際演じる役者の私達は、手と手を取り合って、阿吽の呼吸を大切にしてきました。今の時代にこの作品を届ける意味を、常に自分の心に握りしめ、本番に臨んでいきたいと思います。撮影=宮川舞子
2022年07月07日俳優の高橋一生が6日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われた舞台『2020』(7月7日より同所ほかにて上演)初日前会見&公開舞台稽古に、作家の上田岳弘氏、構成・演出の白井晃とともに出席した。高橋の1人芝居となる本作は、疫病があっという間に世界を覆い、東京オリンピックがなくなったあの年、2020年を起点に、はるか昔、人類の誕生から、はるか先?の世界の終わりまでを、高橋一生の声、肉体、動きを通して目撃する80分。「クロマニヨン人」「赤ちゃん工場の工場主」「最高製品を売る男」そして「最後の人間」とすべての役を高橋が演じ、人類の歴史を走り抜ける。初日を直前に控えての抱負を尋ねられた高橋は「抱負はあまり持たないようにしているので、これまで通りなんですけど、稽古でひと月近く、その半分を上田さんと白井さんとの会議に費やしましたが、稽古で構築してきたものを信じておりますので、楽しくできるんじゃないかと思っております。楽しみたいと思います」と力を込め、注目ポイントについては「被り物をするので、その辺りを楽しんでいただけたらなと思います。壮大な出オチに近いようなことが起こるので、ぜひ楽しんでいただければなと思っております。出オチが何パターンかありますから、ビジュアルでも見ていただければと思います(笑)」とアピールした。また、稽古での高橋の姿を見て「腹立たしいほど素晴らしい」と表現した白井は、その理由を問われると「難易度の高い舞台で、新しくなったこのPARCO劇場で、1人で75分間ぶっ通しでやるのは大変なことなんですね。サシで稽古をさせていただくんですが、稽古の中でどんどん成果を上げていく姿を見ていて、羨望に近いものだと思うんですけど、"なんだこの俳優は"という苛立たしさがありました」と称賛。同会見前日には同所で通し稽古を行ったそうで、高橋は「白井さんはムーブが大きいので、ものすごく視界に入るんですね。かつ、芝居をやっている最中に『あいつ…』とか『一生…』って小さい声が聞こえるんですよ。気が散ってしょうがないんですね(笑)」と苦笑し、稽古が終わったあとに一悶着あると思ったそうだが「白井さんが近づいてきて睨んでいるんですよね。『なんかありました?』って聞いたら、『一生むかつくな』って言われまして(笑)。『できてんじゃん』って言われて、素直に褒めてくれればいいのにって、昨日から釈然としない思いを引きずったままなんですが、今日ちょっとだけ褒めてくれましたね」と笑顔を見せた。さらに、作家の上田氏は「僕は文字を書く担当なんですけど、3万字以上あるんですね。それって原稿用紙にすると100枚くらいあるんですけど、そういったものを1人で演じられるんだろうかと半信半疑でいたんですけど、実際に成り立っていてすごいなと、普通に感動しました」と高橋を称えると、高橋は「いま言われてびっくりしましたね。人の脳ってそれだけ入るんですね。びっくりしました」と自分自身の能力に驚いていた。
2022年07月07日