「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」について知りたいことや今話題の「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」についての記事をチェック! (5/14)
生まれてきた子供への愛情は、何ものにも代えがたいもの。日々成長する様子には、思わず目尻が下がってしまいます。とはいえ、なかなかすんなりとは受け入れられない理不尽さに、困ってしまった経験はないでしょうか。漫画家の宮路ひま(shibainu_donguri)さんは、我が子を触ろうと手を近付けたところ、赤ちゃんから『意外な反応』が返ってきて…!なんと、赤ちゃんは宮路さんの手をつねって、『反撃』を仕掛けてきたのです!夫がインターネットで調べたところ、新生児は自分の身体を支えられるだけの力があり、意外とパワフルなのだそう。宮路さんはその後、赤ちゃんに添い寝をしている時も、パンチやキックなどの攻撃を浴びるのでした。【ネットの声】・赤ちゃんって、何もできないかと思いきや、攻撃力が結構高いですよね。・目とか、口とかを狙ってくるよね。生まれながらに、人の弱点を心得ている…。・きっと、愛情表現…きっとね。・反動をつけて、足で顔をけられたことがあります。でも、愛しい!「目に入れても痛くない」とはいいますが、赤ちゃんからの不意の攻撃は、やっぱり痛いものですね…![文・構成/grape編集部]
2023年05月09日『「わたしはわたし」で生きていく。』書影株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023 年5月20日に『「わたしはわたし」で生きていく。』(バービー著/税込 1,540円)を発売します。これを記念して、紀伊國屋書店新宿本店でバービーさん本人が登場するサイン本お渡し会を開催いたします。■「私は私」をモットーに、読者の悩みに答える生き方エッセイ“ボディポジティブ”とか“セルフラブ”とか、そういう新時代の波がやって来る前、私はただの変わり者で、マイノリティで、考え方や価値観に共感されることもあまりなかったし、ときには笑われることもあったほどで、周囲からは宇宙人みたく思われていました。それなのに今、私の話を聞いてくれる人がこんなにもいる。私は私のままで、中身は同じ人間なのに、世間の評価が変わったのです。(プロローグより)価値観の移り変わりで、自分の評価が変化することに、最初は戸惑うこともあったというバービーさん。高評価に感謝しながらも世間は当てにならないことを再認識し、「私は私で生きていれば結果オーライ」と思いを新たにします。本書はこのメッセージをベースに『外見って大事なの?』『「いい女」ってどんな人?』『愛とお金、選ぶならどっち?』など、読者の疑問にバービーさんが“持論”で答えます。■書店イベント開催本書の刊行を記念して、バービーさん本人が来場し、紀伊國屋書店新宿本店でイベントを行ないます。当日、会場で『「わたしはわたし」で生きていく。』をご購入の方に、バービーさんが直接サイン本を手渡しいたします。【日時】5月20日(土)18時~【会場】紀伊國屋書店新宿本店【参加方法】チケットサイトPeatixにて。ご当選の方は紀伊國屋書店新宿本店にて新規で対象書籍のご購入が必要です。詳細は当選メールを参照ください。【イベント参加に関する詳細】紀伊國屋書店HPをご確認ください。 【お問合せ】紀伊國屋書店新宿本店2階売場直通03-3354-5702【取材のお申込み】当日は同会場での囲み取材を予定しています。詳細決まり次第ご案内を差し上げますので、取材ご希望の方は、下記までお問い合わせください。〇株式会社PHP研究所 広報宣伝課野畑、瀬間TEL 03-3520-9638/MAIL prinfo@php.co.jp ■著者プロフィール著者近影バービーお笑い芸人、コメンテーター。1984年北海道生まれ。2007年、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。男女の恋愛模様をネタにした「イエス、フォーリンラブ!」の決め台詞で人気を得る。2020年7月から2022年3月までTBSラジオ『週末ノオト』パーソナリティを務める。また、話題を呼んだピーチ・ジョンとのコラボ下着は、好評につき第6弾まで続いている。現在は、芸人としての活動だけでなく、地元北海道の町おこしや、FRaU webにてエッセイの執筆や、TBS『ひるおび!』のコメンテーターとしても活躍中。2019年末開設したYouTube「バービーちゃんねる」では355万視聴回数を超える動画もある。著書に『本音の置き場所』(講談社)がある。【書誌情報】タイトル:「わたしはわたし」で生きていく。著:バービー判型・製本:B6判変型並製ページ数:192ページ定価:1,540円(税込)発売日:2023年5月20日ISBN:978-4-569-85365-9発売元:株式会社PHP研究所Amazon.co.jp: 「わたしはわたし」で生きていく。 : バービー: 本 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月25日2023年4月12日、ファッションモデルで俳優の河北麻友子さんが、Instagramを更新。第1子を出産したことを明かしました。河北さんは我が子を抱っこした写真などを投稿し、出産した喜びをつづっていました。私ごとで大変恐縮ですが、先日第一子を出産致しました。おかげさまで母子共に健康です。無事に産まれてきてくれたことに感謝しています。今この気持ちを大切に家族で力を合わせて私たちらしい家庭を築けていけたらと思っています。出産までの時間を支えてくれた家族とこの感動を共にできたことを嬉しく思っています。mayukokawakitaofficialーより引用※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る Mayuko Kawakita 河北麻友子(@mayukokawakitaofficial)がシェアした投稿 また、投稿された文章の中で「本当にありがとうございました。たくさんのメッセージに励まされました」と感謝の想いも伝えていました。河北さんは、2021年に一般男性と結婚。2022年11月に妊娠を報告していました。投稿には、お笑いコンビ『千鳥』のノブさんや、タレントの滝沢カレンさんといった芸能界の友人からメッセージが寄せられるほか、ファンからも多数の祝福の声が上がっていました。・お誕生日おめでとう赤ちゃん!そして、素敵なママパパの誕生ですね。本当におめでとう!・赤ちゃんの頭頂部やシルエットだけでも、すごいかわいいって分かります!・きれいでおしゃれなママですね!赤ちゃんも素敵な子に育つんだろうな~!母親になった河北さんの、今後の活躍も楽しみですね!本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年04月13日赤ちゃんや幼い子供を見かけると、つい「あらかわいい!」と声をかけたくなることがあるでしょう。しかし、赤ちゃんによっては、話しかけた後すぐに退散をしなければいけないかもしれません…!3歳と0歳の姉妹を育てている、サチコ(@sachicomayuyu)さん。0歳の娘さんに声をかけた人はもれなく、その場から謝りながら離れることになるようです。なぜなら…。人見知り注意報発令したい。 #育児絵日記 #育児漫画 #10ヶ月 pic.twitter.com/CBGXSVZAG9 — サチコ@マユユ3yネネ0y (@sachicomayuyu) April 2, 2023 絶賛人見知り中…。娘さんは見知らぬ人が近付くと、口がみるみるへの字に曲がり、泣きそうな表情になったのです!こんなかわいい表情をされたら、ますます心をつかまれてしまいますが、「泣かせたらかわいそう」という気持ちにもなりますね。「話しかけてくれた人にちょっと申し訳ない」とつづったサチコさん。赤ちゃんが人見知り時期だと知らせる文字が入った、想像上のスタイを描いていました。話しかけてくださる方を一発で退散させてしまうネネさん。ちょっと申し訳ないこうするか……? pic.twitter.com/SoyB9XaYfy — サチコ@マユユ3yネネ0y (@sachicomayuyu) April 2, 2023 投稿には「泣く寸前の顔、かわいい。間違いなく天使ですね」「うちの子と同じです!この顔見たさにちょっかい出したくなります…」などの声が上がっています。生後半年から1歳前後の時期に見られることが多いとされる、人見知り。赤ちゃん特有の愛らしい反応に、誰もがメロメロになってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2023年04月06日春は、新たな生活を始める人が多い季節。就職や進学、転勤…などさまざまな理由から、一人暮らしをする人もいますよね。快適な生活を送るためには、部屋のコーディネートなども大切ですが、防犯対策も欠かせないでしょう。マグネットシートを使った防犯対策岐阜県関市にある、メガネ店『Eyewear shop ami』(@neku07)のスタッフは、犯罪に関する注意喚起と対策をTwitterで紹介しました。玄関ドアにあるのぞき穴に単眼鏡を当て、室内を盗撮する手口を知った、同店のスタッフ。そうしたタイプの盗撮行為に驚くと同時に、スタッフは対策も知ったといいます。スタッフが、「自衛は大事。のぞき穴は塞いでおこう」とオススメした方法がこちら。▼新生活で一人暮らしを始める方へ ▼以前、単眼鏡を悪用し玄関ドアのドアスコープ(のぞき穴)から盗撮するという手口を知ってドン引きしたんだが『何の為に水のトラブルマグネットを配ってると思っているのか!』というコメントを見てからコレ実践してる。自衛大事、のぞき穴は塞いどけ。 pic.twitter.com/SbemsogjAX — Eyewear shop ami 岐阜県関市の眼鏡屋@スタッフ音久(□ω□) (@neku07) April 2, 2023 盗撮対策に使えるとスタッフが知ったのは、マグネットシートの広告をのぞき穴に貼る方法です。自宅のポストによく入っているのを見たことがあるでしょう。磁石がくっつくドアの場合、こうしたマグネットシートの広告を付けることができます。普段、のぞき穴の部分にこうして貼っておけば、盗撮される被害を防ぐことができそうですね!ネットを通じて、マグネットシートの広告を使った防犯対策には、「いいこと知った!」「こういう使い道があったとは!」「一人暮らしを始めた人には試してほしい」などのコメントが寄せられ、多くの人が参考にしたいと思った様子。カメラ付きインターホンがない場合は、誰がいつのぞき穴を覗いているのかが分からないもの。できることから、防犯対策をしてみてはいかがですか。なお同店のウェブサイトは、こちらからご覧ください。Eyewear shop ami[文・構成/grape編集部]
2023年04月03日2児の母親である、れこ(@reconeco_design)さんは、日々の出来事を漫画に描き、Twitterに投稿しています。れこさんは第1子である長女を産んだ時、出産後は個室に入院しました。その後、第2子である息子さんの出産後には、大部屋に入院したそうです。長女の時と違い、周囲に生まれたばかりの子供と母親がいる環境で、れこさんは赤ちゃんの泣き声の違いに気が付いたといいます。息子出産時のお話。娘の時は個室で、他の子の泣き声をそんなに聞くことがなかったので新鮮でした。 #育児漫画 #エッセイ漫画 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/OAY4oT0z7z — れこ☆育児漫画 (@reconeco_design) March 20, 2023 出産のダメージを感じつつも、さまざまな赤ちゃんの泣き声に癒されていた、れこさん。「ほえっほえっ」という柔らかい声や「あぁー」と元気に泣く赤ちゃんの声が聞こえていました。そんな中、れこさんの息子さんは、「へあぁぁぁ…」と、ハスキーボイスで泣いていたのです。赤ちゃんの泣き声に驚いた親は、れこさんだけではないようで、読者からさまざまな声が寄せられていました。・うちの第1子はハスキーボイスでした!「こういうものかな?」と思っていたのですが、第2子の泣き声はかわいい系でした。・うちの子たちも、泣き声がまったく違っていて驚いたなぁ。泣き声が元気系の我が子は1か月後、「うるさっ!」と思うほど、さらにパワーアップして泣くようになりました。・息子は、生まれてすぐに新生児室に入ったのですが、姿が見えなくても、どの泣き声が我が子のものかを判別できた。今思うと不思議だなあ。どんな泣き声でも、親や祖父母にとっては「世界一かわいい泣き声だ!」と感じるのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2023年03月24日兄妹は仲がよいこともあれば、ケンカばかりになることも。性格や環境によってさまざまなケースがあります。これはInstagramで育児漫画を投稿する、ぷっぷ(puppu1026)さんが、12歳の息子と話していた時の話。普段は妹を誰よりもかわいがるお兄ちゃんなのですが、突然「赤ちゃんがもう1人産まれたらどうする」と投げかけてきたのでした…。新しい妹か弟ができた時、どちらをかわいがればいいのか悩むお兄ちゃん。妹の気持ちを知り、考えた末に出たのは「娘っこちゃんよりかわいい子は産まれないと思う」という名言でした。なんて尊い言葉なのでしょうか。お兄ちゃんと妹のお互いを想い合う姿に心が洗われます。さらには妹も「赤ちゃんは私がお世話する」という考えに至っています。お兄ちゃんのやさしい愛を受け、素敵な連鎖ができているのですね。投稿には、心が温まった人たちからコメントが寄せられていました。「なんてかわいいんだ!」「兄弟愛だね。お互い仲良しで素敵な話」「不安な気持ちからのハッピーエンド」「うちはケンカばかりだけど、こうなってほしい」きっと2人もケンカをする日もあるかもしれませんが、大人になっても兄妹愛を忘れずに仲良しでいて欲しいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月17日携帯電話やパソコンが普及した現代では、手紙で想いを伝える機会が減りました。しかし、そんな現代だからこそ、誰かから手紙で想いを伝えられると嬉しくなるのかもしれません。2児の母親である、めめ(@Naru9nari)さんはある日、「ポストを作ってほしい」と娘さんたちにお願いされました。娘さんたちは、ポストを使って何をしたかったかというと…こちらをご覧ください。2 pic.twitter.com/oEBGrtRzXb — めめ (@Naru9nari) March 9, 2023 めめさんが作ったポストに、色とりどりの紙を入れた娘さんたち。「何を入れたのだろう」と不思議に思っためめさんが確認してみると、そこには「ママ大好き」などと書かれた手紙がたくさん入っていたのです。親として、こんなに嬉しい手紙はありませんよね。この漫画には「素敵なお話だ」などの声が寄せられました。・素敵なお話で涙が出た。こんな風に感謝を伝えてくれる年齢って、あっという間に過ぎるのよね…。・かわいすぎる!うちでも作って、手紙を書いてもらおう!・不意打ちでこんな手紙をもらったら、泣いてしまいますよ…。読んでいるだけで涙腺が緩みました。娘さんたちからもらった小さな手紙は、めめさんにとって一生の宝物となったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月11日息子が赤ちゃんのころの育児の苦労から、この子は育てにくい子だと思い込んでしまっていた私。しかし、久々に会った祖母からの何気ない言葉で、息子が大きく成長していたことに気付かされ、自分の子育てに対して少し自信が持てたエピソードをお話しします。 やんちゃな息子に祖母がかけてくれた言葉私は現在第2子妊娠中のため、コロナ渦ではありますが、里帰り出産の病院を受診する目的で先日帰省しました。私の祖母にはもう1年近くひ孫の顔を見せられていなかったので、お墓参りも兼ねて2歳の息子を連れて祖母宅に訪れることにしたのです。 その際、物心がついた息子は初めての祖母宅に興奮してしまって、家中駆け回り、物色し、落書きをし……。肝心のお墓参り中には寝てしまったのですが、帰る間際に祖母が私に「ええ子やな」と言ってくれました。 育児に対するネガティブなイメージ息子は生まれたころから本当によく泣く赤ちゃんで、早いうちから人見知りも激しく……。離乳食もなかなか進まず、発育も遅れ気味でしたし、2時間おきの夜泣きは2歳になるまで続き、これまでの子育てには散々苦労させられたイメージしかありませんでした。 そして私はいつまでもそんなネガティブなイメージを持ちながら息子を見てしまっていたのだと思います。 素直に息子の成長を認められなかった自分ところが2歳になった息子は、好き嫌いもなく何でもよく食べるようになり、朝まで一度も起きずに寝てくれる日も増えました。口達者なほうなので、駄々をこねずにしたいことや嫌なことははっきりと言葉で伝えてくれます。 それなのに私自身は、最近の息子の成長を目の当たりにしても、素直に「ええ子や」と思ってあげることができなくなってしまっていたことに、祖母のひと言で気付くことができました。いつも一番近くにいたはずの母親の私が、息子の成長を認めて褒めてあげることができていなかったのです。 祖母が何気なくかけてくれたやさしいひと言のおかげで、これからはもっと息子を信頼して、心に余裕をもって子育てしていこうという気持ちになりました。息子の成長をはっきりと感じ、今後の子育てにも少し自信を持つきっかけとなった、うれしい帰省中の一幕でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:鈴木ゆり2歳の男の子の母。現在第2子を妊娠中。結婚後は夫の実家で義両親と同居しながら、旅行会社にフルタイムで勤務。その傍ら、自身の体験をもとに子育てに関する体験談を執筆している。
2023年03月03日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、2人は苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒! 反省したK先生は施設を去ることになります。K先生がいなくなったことでようやく平穏な日々が訪れるかと思いきや、今度はシミ姉ちゃんが施設を出てお母さんのところへ戻ることが決定。シミ姉ちゃんはみかん高校生さんが悲しむからと、わざと嫌われて施設を出ていこうとします。しかしその事実を知ったみかん高校生さんは「離れてもずっと家族だよ」とシミ姉ちゃんと約束します。悲しい別れを乗り越えて、それぞれの道を歩み始めたみかん高校生さんとシミ姉ちゃん。そして月日は流れ……。「約束したから!」2人を繋ぐキーホルダーが導いたのは… すっかり大きく成長したシミ姉ちゃん。お母さんとの関係も良好のようで、帰宅後に一緒にクッキーを作る約束をして、学校へと向かいます。 一方のみかん高校生さんは、新入生として入学式に参加するため学校に向かいます。ところが緊張して友だちに話しかけることができず、落ち込みながら下校することに。そのときふと、見覚えのあるキーホルダーをカバンにつけた女の子とすれ違います。「人違いだったらどうしよう……」 と一瞬ためらうも、「ここで声かけなきゃ後悔する!」 と勇気を出して話しかけることに。 「シミ姉ちゃん!!」 案の定、振り返った女性はかつて施設で幼少期を一緒に過ごしたシミ姉ちゃんでした。 泣きながら感動の再開を喜ぶ2人。「離れても家族だからね。」 と約束した2人は、望んでいた通り再び出会うことが叶いました。 本当の親友は、いくら時間が経ってもすぐにわかるのかもしれませんね。施設で苦楽を共にした2人の絆が離れることはないのでしょう。 家族と同じくらい大切な友人と出会えることは、人生でなかなかあることではありませんよね。そんな友人に出会えたみかん高校生さんとシミ姉ちゃんは、とてもステキな縁に恵まれたのだなと思います。 これから先の人生、きっと2人を待つのは輝かしい未来なのではないでしょうか。2人にはこれからも仲良く協力し合いながら、前向きに人生を歩んで行ってほしいですね!著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年03月01日新しい家族が増えるのは、誰にとっても喜ばしいことでしょう。アメリカのサウスカロライナ州に住むアレクシスさんに、初めての赤ちゃんが誕生しました。赤ちゃんは女の子で、病院から自宅へ連れて帰って以来、愛犬のムースが赤ちゃんのそばから離れなくなったのだそうです。そこで、アレクシスさんの母親が赤ちゃんを触ろうとしたら、ムースがどんな反応をするか、見てみることにします。ムースの目の前で、赤ちゃんのお腹にそっと手をかざす祖母。するとムースが、信じられない行動をとったのです。自分の鼻先を使って、祖母の手を赤ちゃんから離そうとするムース。驚いた祖母が再び赤ちゃんの上に手を置くと、ムースが今度は左脚で祖母の手をどかしました!「ちょっと、僕の赤ちゃんに触らないでもらえます?」そんなふうに、祖母の手を2回も赤ちゃんから遠ざけようとしたムースの行動に、そばで見ていたアレクシスさんの夫もびっくり!この動画には、ムースのリアクションに感動の声が寄せられています。・なんて優しくて、いいお兄さんなんだろう!・「今寝たところなんだから起こさないで!」って思っていそう。・この犬は新しくできた親友を守ろうとしているんだね。ムースはアレクシスさんの母親が他人ではないことを知っているはずです。それなのに、赤ちゃんに触らせようとしないのは、よほど警戒心が強いのでしょう。まるでボディガードのように、祖母の手を赤ちゃんから離そうとしたムース。こんなに頼もしい犬のお兄さんがいたら、赤ちゃんはいつでも安心して過ごせそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年02月28日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒! 反省したK先生は施設を去ることになります。取り戻した平和な日々でしたが、またもや事件が。シミ姉ちゃんが冷たくしてくるのです。理由もなく無視するシミ姉ちゃんに腹を立てるみかんさん。ところが立ち聞きで、シミ姉ちゃんがお母さんのところに戻ることを偶然知ってしまいます。みかんさんが悲しまないよう、嫌われてから施設を出るつもりだと先生に話すシミ姉ちゃん。シミ姉ちゃんの本心を知り、このまま離れるわけにはいかないと考えたみかんさんは……?「シミ姉ちゃん待って!」 自分を思ってくれているシミ姉ちゃんと仲たがいをしたまま施設を去ってほしくなかったみかんさん。一生懸命話しかけますが、シミ姉ちゃんは相変わらず無視してどこかへ行こうとします。そんなシミ姉ちゃんをみかんさんは、強引に抱っこで阻止! やっとシミ姉ちゃんと話ができることになり……?シミ姉ちゃんがいなくても、もう大丈夫だよ みかんさんに強引に抱っこされ、尻もちをついてしまったシミ姉ちゃん。振り返ると、みかんさんが大粒の涙を流していることに気づきます。 ようやく自分の目を見てくれたシミ姉ちゃんに、みかんさんは「私にはもうシミ姉ちゃんなんて必要ない」と切り出します。 辛らつな言葉を投げかけるかと思いきや「シミ姉ちゃんだって抱っこできるくらい大きくなったから、もうさびしくなんてない」と言葉を続けます。 いつまでも弱いままの自分では、シミ姉ちゃんは安心して施設を出られない……。そうみかんさんは思ったのでしょう。 「私にシミ姉ちゃんはもういらないの」という言葉には、みかんさんの強さとやさしさが詰まっているかのようです。 自分のお菓子を差し出しながら「これで離れても家族だから」というみかんさん。シミ姉ちゃんが自分と友だちになってくれたのと同じやり方で、今度は家族になることを誓います。 家族と言い切れるほどの親友とは、なかなか出会えないものです。スマホやSNSなどがなくてもずっとつながっていられるのは、どこか羨ましく感じてしまいますね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月17日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒! 反省したK先生は施設を去ることになるのでした。ようやく平和な日常を取り戻したと思いきや、今度は親友のシミ姉ちゃんから理由もなく無視されるようになったみかんさん。そんなとき偶然、先生とシミ姉ちゃんが話しているところに遭遇し、シミ姉ちゃんが施設を出てお母さんのところに戻ることを知ります。シミ姉ちゃんが冷たくしていたのは、みかんさんを思う優しさからだったようで……?「私がいなくなったら泣いちゃうから、それなら嫌われようと思ったの」そう先生に話すシミ姉ちゃん。突然無視されるようになり、正直腹が立っていたミカンさんですが、シミ姉ちゃんのやさしい気持ちを知って涙が止まりません……。仲直りできないままシミ姉ちゃんと離れたくない…! 先生とシミ姉ちゃんの話を聞いて、なぜシミ姉ちゃんが自分を避けていたのかを理解したみかんさん。 このまま仲たがいを続けるわけにはいきません。勇気を出してシミ姉ちゃんにもう一度、話しかけることにしたようです。 ところが「一緒におやつ食べよ」というみかんさんを相変わらず無視して、どこかへ行こうとするシミ姉ちゃん。そんなシミ姉ちゃんを引き留めようと、みかんさんは必死です。 とうとうシミ姉ちゃんを強引に抱っこすることにしたみかんさん! これにはシミ姉ちゃんもびっくりし思わず「はなしなさいって!!」と叫びます。 その言葉通りシミ姉ちゃんを離したみかんさん。急に離されたことで尻もちをついたシミ姉ちゃんが振り返ると、そこには大粒の涙を流すみかんさんの姿が……。 シミ姉ちゃんへの思いがこらえ切れず、涙があふれてしまったのでしょう。少々強引な手段ではあったものの、ようやくシミ姉ちゃんと久しぶりに会話できたみかんさん。 きっとシミ姉ちゃんも冷たい態度を貫き通すのは辛いことでしょう。大切な友だちとしてどちらもお互いを思いあっている姿に涙が出そうです。みかんさんは自分の思いをシミ姉ちゃんにしっかり伝えられるといいですね! 著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月16日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒!反省したK先生は施設を去ることになるのでした。ようやく平和な日常を取り戻したと思いきや、まともや事件が発生。これまで姉妹のように仲良く遊んでいたシミ姉ちゃんから、理由もなく無視をされます。シミ姉ちゃんと話さなくなってから、みかんさんはシミ姉ちゃんが先生と話しているのを聞いてしまいます。一方的にみかんさんを無視した、その理由にはシミ姉ちゃんの意外な本音が隠れているようで……?シミ姉ちゃんの思いを知ったみかんさんは… もともとお母さんからの虐待がきっかけで施設にきたシミ姉ちゃん。先生がお母さんのところに戻るのを心配するのも当然です。 それでも、シミ姉ちゃんはお母さんと暮らすのを心待ちにしていました。お母さんと新しい生活が始まることに、全く不安はないようです。 それよりもシミ姉ちゃんが心配していたのは、みかんさんのこと。いなくなって悲しい思いをさせるくらいなら、嫌われてしまおうと考えたのですね……。ここ最近シミ姉ちゃんがみかんさんを無視し続けていたのは、みかんさんを大切に思うからこそ。そんなシミ姉ちゃんの本音を知り、みかんさんは涙が止まりません。 相手を思いやるあまり、本音を隠した行動をとってしまったのでしょう……。 偶然の盗み聞きでわかったシミ姉ちゃんの本音。すれ違いを解消できるよう、お互いが自分をさらけ出して話し合えるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月15日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒!反省したK先生は施設を去ることになるのでした。ようやく平和な日常を取り戻したと思いきや、またもや事件が起こります。これまで姉妹のように仲良く遊んでいたシミ姉ちゃんが、無視し始めるのです……。無視を続けるシミ姉ちゃんに怒ったみかんさんが理由を尋ねるも、「ウザいんだよ、もう話しかけてこないで」 と冷たく言われてしまいます。初めてのケンカ。その理由は…? ある日突然、みかんさんを無視するようになったシミ姉ちゃん。理由もなく「もう話しかけてこないで」と言うなんて、正義感の強いシミ姉ちゃんらしくありません。 さすがにショックを受けたみかんさんは、売り言葉に買い言葉で「もうシミ姉ちゃんのことなんて知らない!」と去ってしまいます。 これまで姉妹のように仲が良かっただけに、シミ姉ちゃんの行動には疑問を抱かずにいられませんね……。 ミカンさんとシミ姉ちゃんが口を聞かなくなってから数日後、シミ姉ちゃんと先生が話しているのを見つけたみかんさん。思わず盗み聞きしてしまいます。 「シミちゃんお母さんのところに帰るの不安じゃない?」 「ぜんぜん不安じゃないよ! でもみかんの事が……すごく心配なの」 そう言いながら大粒の涙をこぼすシミ姉ちゃん。すでに施設を出ることが決まっていたのですね……。 シミ姉ちゃんがみかんさんを無視していたのは、ただきらいになったという理由ではなさそうです。何か、シミ姉ちゃんに考えがあってのことなのでしょうか……。 盗み聞きで偶然シミ姉ちゃんの思いを知ってしまったみかんさん。冷たい言葉の裏に隠れている、本当の気持ちを見逃さないようにしたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月14日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒!ようやく反省の言葉を口にしたK先生を見て、みんなをバカにしたことが許せなかったと語る園長先生。園長先生の深い愛情に触れ、本当の家族を手に入れた子どもたち。ところが、シミ姉ちゃんとの別れが近づいているというのです……。いじわるなK先生が施設から去ったことで、ようやく穏やかな日常を取り戻した子どもたち。ですが、またもや悲しい出来事が待ち受けているとは……。仲良しのシミ姉ちゃんに無視されるように… K先生が去り、穏やかで幸せな時間が戻ってきました。そんな矢先、またもや事件が発生。 姉妹のように仲良く、いつも一緒に遊んでいるシミ姉ちゃんが、なぜかみかんさんを無視するようになってしまったのです。 ショックを受けつつも、めげずにシミ姉ちゃんに話しかけるみかんさん。それでもシミ姉ちゃんは頑なに、返事をしようとしません。 無視されることにだんだんと腹が立ってきたみかんさんは、シミ姉ちゃんに訳を尋ねます。 「なんで無視するの!?」 「はっきり言って!」 するとシミ姉ちゃんの口から、信じられない言葉が飛び出します……。 「お前、ウザいんだよ」 一体シミ姉ちゃんはどうしてしまったのでしょうか……。理由もなく、人を嫌うような子ではありません。シミ姉ちゃんが変わってしまったのには何か原因があるはず。早く仲直りして、いつものように楽しく遊べる日が来るといいですね……。大人でも理由を告げられず無視されたり、逃げられたりしたら嫌な気分になりますよね。無視や逃げるのではなく、別の方法を見つけることは難しかったのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月13日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒! 先生と子どもたちは園長先生のあまりの迫力に、固唾を飲んで見守ります。ようやく反省の言葉を口にしたK先生を見て、責任感からみんなに頭を下げる園長先生。みんなをバカにしたことが許せなかったと語る園長先生の目には涙が浮かびます。みんなを大切な家族だと思っているという、園長先生の深い愛情に触れた子どもたちは……? 一難去ってまた一難…? 毅然とした態度で、K先生を更生させた園長先生。普段は温厚な園長先生が激しい怒りを見せたのは、みんなのことを家族として大切に思っていたからなのですね。 生まれてすぐ施設に預けられ、本当の家族を知らずに育った子どもたち。楽しく過ごしているように見えても、家族に対して憧れや羨望の気持ちを抱いていたようです。 ところが園長先生の大きな愛を受けて、うらやましいと思っていた家族は、すでに自分たちも手に入れていたことを知ります。本当のお父さんにするように、園長先生に抱きつく子どもたち。 園長先生も、困惑しながらどこか嬉しそうです。そんな園長先生にミカンさんとシミ姉ちゃんは感謝の気持ちを伝えます。 「ありがとう。お父さん」 2人の言葉がよほど嬉しかったのか、園長先生は泣き出してしまいました。K先生のいじわるはつらい経験でしたが、雨降って地固まるとは、このことかもしれません。 トラブルの元だったK先生も施設を去り、ようやく平和な日常が戻ってきたようです。 ですが、一難去ってまた一難。シミ姉ちゃんとの別れが近づいているとのこと。 姉妹のように仲が良かっただけにお別れはつらいですが、一生の友だちであることに変わりはありません。人の出会いは一期一会といいますが、別れもまた突然やってくるもの。考えたくはないですが、いま一緒にいる時間を大切にして、突然そんなときがきても納得できるよう2人には過ごしてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月12日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。いきすぎた行動を指摘されるも開き直ったK先生に対し、園長先生は激怒。さらにK先生がやってきた本当の理由は、前の園で評判最悪だったからと明かします。普段は温厚な園長先生のあまりの迫力に、ようやく謝罪の言葉を口にするK先生。それを見た園長先生も、責任感からかみんなに頭を下げるのでした。園長先生がK先生に怒った理由は…… 2人のやりとりを、固唾を飲んで見守っていた先生や子どもたちは、園長先生のあまりの迫力に思わず沈黙してしまいます。そんなみんなに園長先生が述べたのは、謝罪の言葉でした。 「すまなかった! 私のせいで……」 と頭を下げる園長先生。K先生に激しく怒った理由についてみんなに説明します。 「許せなかったんだ。みんなをバカにされるのは」 「だってみんな私の大切な家族だから」 涙ながらにそう語る園長先生から、子どもたちは愛情の深さを知ったようです。どんな事情であれ施設にいるのは、親の愛情を知らずに育った子どもたちばかり。いじわるなK先生を更生させ、全力で守ってくれる園長先生はまるで本当の親のようです。 施設を統括する園長先生が愛情深い人で良かったと、思わずにはいられませんね。これからはどんな困難があっても、施設にいる間は園長先生がみんなをしっかり守ってくれることでしょう。 著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月24日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。いきすぎた行動が園長先生にバレるも開き直ったK先生。あまりの言い分に園長先生は激怒し……子どもたちや先生たちがバカにされたことに対して涙する園長先生。K先生がこの施設に来た、本当の理由について話します……園長先生が話す本当の理由に一同驚愕…… K先生がこの施設にやってきた本当の理由を話す園長先生。 実は、K先生は前に働いていた園での評判が悪かったため、この施設に来ることになったそう……。 「これ以上、みんなをバカにすることは私が許さない」 K先生を叱責する園長先生。これにはK先生も驚きを隠せない様子です。自分の意見に園長先生が同調してくれるとでも思っていたのでしょうか……。子どもたちや先生も、激怒している園長先生の迫力に固唾を飲みます。 園長先生に詰め寄られたK先生は、「申し訳ございませんでした……」 と謝罪の言葉を口にしました。K先生から謝罪の言葉を聞いた園長先生はしばらく黙った後、子どもたちのほうへ振り返ります。 「みんな、私のせいですまなかった!」 子どもたちや先生たちに頭を下げ謝罪する園長先生。もしかすると自分の大切な人たちを守れなかったという思いがあるのかもしれませんね。施設の先生はいろんなところに目を配りながら管理をしていかなといけないので大変ですね。そんな先生方には頭が下がる思いです。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月23日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。いきすぎた行動が園長先生にバレてしまったK先生。しかし開き直ったK先生は「しつけのためにしたことだ」といって、他の先生たちや子どもたちに暴言を吐き続けるのでした…。濡れ衣を着せられそうになる施設の子どもたちを守るため、状況を知る他の先生たちも真実を語りはじめました。説明を求められて窮地に立たされたK先生は、ついに本性を現わします。「最低なこの施設を変えるためにした。むしろ私に感謝してほしいくらい」と言い放ち、園長先生に同意を求めますが…。K先生の言い分に、園長先生は…? 今までしてきた子どもたちへの嫌がらせを謝罪するのではなく、「しつけのためにやった。むしろ私に感謝してほしい」と言い放ったK先生に対し、園長先生は小声で何かを言います。 K先生が園長先生に聞き返すと「お前が無能だっていってるんだよ!!」とブチギレ!これにはその場にいた全員が驚きます。 「先生たちは大変な仕事なのに、頑張ってくれている」「子どもたちだって素直でかわいい。私の立派な子どもたちだ」と話す園長先生。続けて「私は頼りない園長かもしれないが、みんなのことをバカにするのは許せない!」と涙を目に溜めて言いました。K先生が、自分の大切にしている他の先生や子どもたちをバカにした発言が本当に許せなかったのでしょうね。 そして、K先生がこの施設に来たのは、自分から来たわけではないことが判明。なんとK先生が前に勤めていた園での評判が最悪だったため、この施設に来ることになったというのです。これにはK先生も意表を突かれたことでしょう。 それにしても、子どもたちや先生たちのために涙を流せるなんて、素敵な園長先生ですね。K先生の異常な言動から守ってくれた園長先生。この園長先生の施設であれば、今後も何かあったとき子どもや従業員をしっかり守ってくれそうですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月22日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。K先生は子どもたちを嘘つき呼ばわりし、身に覚えのない濡れ衣を着せようとしますが、他の先生たちが子どもたちをかばいます。園長先生にどういうことが聞かれたK先生は本性を現わすのでした…。あの手この手を使って言い逃れをしてくるK先生でしたが、他の先生たちの証言もありK先生の嘘が明らかになりました。最初はK先生を信じていた園長先生も、他の先生たちの意見が全く違うことに戸惑い、事実の説明を再度求めますが…。「説明してもらってもいいですか?」K先生は黙ったかと思うと… 「私たちが本当のことをお伝えします」と他の先生たちからの声で、濡れ衣から逃れられた子どもたち。混乱した状況に園長先生は「一体どういうことか説明してもらえますか?」とK先生に説明を求めます。 K先生は黙った後、これ以上言い逃れできないと思ったのか、狂ったように大笑いします。ゲラゲラと笑った後に「たしかに私がしつけのためにやりました」と、シミ姉ちゃんのケーキをぐちゃぐちゃにしたことを認めました。 そして「お前たちが無能だから、仕方なく私がしつけてやったの!」と先生たちに罵声を浴びせます。そして子どもたちにも「出来損ない」「しつけないと調子に乗る」と嫌悪感を露わにして話し続けるK先生。 今までK先生が行ってきた子どもたちに対するひどい対応の理由。それは「最低な施設を変えるために私が来た」と、あまりにも身勝手な言い分でした。 それだけではとどまらず、「むしろ私に感謝してほしいくらいだよ」と話すK先生。そして園長先生にも同意を求めます。あまりにも勝手な言い分ですね。 子どもたちや先生たちに言い寄られたことで、ついに本性を現わしたK先生。自身の非を認めて、子どもたちに謝罪するのかと思いきや、反省する様子もなく罵倒し続けました。園長先生に同意を求めていますが、園長先生はこの状況をどう判断するのでしょうか。横柄な態度をとるK先生から、子どもたちを守ってくれることを願います。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月21日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。子どもたちに対するいきすぎた行動が多い施設のベテラン先生・K先生。みかん高校生さんの友だち・シミ姉ちゃんのことも嘘つき呼ばわりし、身に覚えのない濡れ衣を着せようとします。しかし、そんなシミ姉ちゃんを助けてくれる存在が現れ……!シミ姉ちゃんとみかん高校生さんの身の潔白を証言する「施設の子どもたち」。ところがK先生は、怒鳴ったり、泣き落としをしたり、あの手この手で状況を覆そうとしてきます。「私たちが本当のことをお伝えします」一体ほかに誰が…? 「私たちが本当のことをお伝えします」そういって声をあげたのは、同じ施設に勤めるA先生とM先生でした。 「子どもに言われて、ゴミ箱の中から見つけました」2人は、K先生がシミ姉ちゃんに出したぐちゃぐちゃでアリがのっているケーキを園長先生の前にさしだします。 実は、子どもたちだけでなくほかの先生たちも、K先生のいきすぎた行動が気になっていたようです。 「早く言ってあげられなくて、みんなごめんね……」 そんな2人の先生に救われた子どもたち。一気に表情が明るくなると同時に、中には安心して涙ぐむ子もいたのでした……。 子どもたちだけでなく、一緒に働く先生からも告発を受けたK先生。もう言い逃れができない状況で、園長先生から説明を求められます。 大人であり先生という立場もありますが、過ちを犯してしまったときにはプライドを捨てて誠意のある姿を見せることが大切だと思います。K先生もいい加減素直に自身の非を認めて、子どもたちにきちんと謝罪の意を示してほしいですね。 たとえ間違ったことをしてしまったとしても、大人として、先生として、ごまかすことなく子どもたちのお手本となるような行動をとってほしいものです。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月20日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。正義感が強いシミ姉ちゃん。そんな彼女は、いつも子どもたちに意地悪ばかりするK先生に目をつけられていました。ある日、ぐちゃぐちゃにしてアリをのせたケーキがおやつの時間に出されたシミ姉ちゃんは、部屋の外へと飛び出してしまいます。しかし、すぐにK先生に連れ戻され、園長先生の元へ。そこでシミ姉ちゃんとみかん高校生さんはK先生に濡れ衣を着せられてしまいます……。園長先生に嘘の報告をするK先生。シミ姉ちゃんは園長先生に真実を伝えようとしますが、K先生に遮られてしまします。そこへ、ともに立ち向かおうとする人物があらわれ……。「K先生いつもいじわるだよ! 」シミ姉ちゃんを後押しする声! 「シミちゃん、先生が言っていることは本当なのかな?」反論する勢いを失ってしまったシミ姉ちゃんに、園長先生が真相を尋ねていたそのとき……! 「違うよ」 同じ施設で過ごす子どもたちが一斉に声をあげたのです! 「K先生がシミちゃんのケーキぐちゃぐちゃにしてアリさんのせてたよ!! 」思わぬ告発を受け、さらに声を荒くして怒鳴るK先生。 しかし、それでもめげない子どもたちは、それぞれにK先生のさらなる悪態を申告します。 「これはどういうことなんですか? 」予期せぬ事態にK先生に真意を問う園長先生。 追い詰められたK先生は「最近、この子たちは気にくわないことがあるとすぐにこうやって責めてくるんです……」そう言ってさっきまでの強気な態度を一変!涙をこぼしながら訴えはじめたのです……。 再びK先生のペースに流されかけ、子どもたちは絶体絶命! ところがそのとき、「本当のことをお伝えします」という声が上がりました。果たしてこの声の主は一体誰なのでしょうか……? 子どもたちの人権が左右される今回の問題。K先生からの圧力に対し、友だちを助けるために勇気をもって立ち向かったどもたちは本当に立派ですね。子どもたちのこの必死な思いが少しでも園長先生やK先生の心に響くことを願います。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月19日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。いつも明るく元気なシミ姉ちゃん。しかし、彼女には、母親から包丁で刺されて施設へやってきた壮絶な過去があったのです……! そんな彼女の話を聞いたみかん高校生さんは、離ればなれになったときの目印として、シミ姉ちゃんへ大事にしていたキーホルダーをプレゼントしたのでした。施設でともに育ったみかん高校生さんとシミ姉ちゃん。複雑な境遇を抱える2人は、家族同然の絆を確かめ合っていたのですが……。「早くおりてこい!! 」怒鳴りつける声の主は……? 「私たちは永遠に家族だから」施設でともに育ってきたみかん高校生さんからの言葉に、思わず涙があふれるシミ姉ちゃん。 「ありがとう、一生大切にする」みかん高校生さんから家族の証として受け取ったキーホルダーをギュッと握りしめて、シミ姉ちゃんはそう約束したのでした。 「ちょっとあんたたち!! 」「何やってんの!! 早くおりてこい!! 」そこへ現れたのは、シミ姉ちゃんに嫌がらせをしていたK先生! 2人は園長先生の元へと連れて行かれてしまいます。 そしてなんとK先生は、園長先生に2人がおやつのケーキをひっくり返して外へ逃げたととんでもない嘘をつきます。すかさず反論するシミ姉ちゃんでしたが「また口ごたえする!! 」とK先生に怒鳴られて、口を閉ざしてしまいました。 園長先生からも改めて話の内容の真偽を問われたそのときです。 「違うよ」 そう声をあげた子が現れたのでした……。 子どもに対して、ここまで声を荒くして怒鳴るK先生。本来、子どもの声を聞くべき立場である人物がこのような態度では、子どもたちの人権も完全に失われてしまいますよね。 今の仕事を続けるというのであれば、少しでも子どもたちのことを思いやり、守ってあげられるような対応をとるように考え直してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月18日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。いつも明るく元気なシミ姉ちゃん。しかし、彼女には、母親から包丁で刺されて施設へやってきた壮絶な過去があったのです……! そんな彼女の話を聞いたみかん高校生さんは、ある決心をします。お母さんへの強い思いを明かすシミ姉ちゃん。そんなシミ姉ちゃんに対し、みかん高校生さんも涙ながらに自分の気持ちを伝えます。シミ姉ちゃんは私が守る!!離れてもずっと一緒! 「私たちは家族なんだから」それがみかん高校生さんがシミ姉ちゃんを守っていくと決意した理由でした。 みかん高校生さんは、「これから先、離ればなれになったときの目印だよ」大切にしていたキーホルダーの1つをシミ姉ちゃんに託します。 「私たちは永遠に家族」「離れても必ず探しに行くよ」みかん高校生さんはキーホルダーを渡しながら、大切な友だちであるシミ姉ちゃんにそう伝えたのでした。 血のつながりこそありませんが、ともに施設で育った2人には家族と同等あるいはそれ以上の絆がうまれているようです。 お母さんを待つシミ姉ちゃんも、みかん高校生さんからの言葉に救われたのではないではないでしょうか。これほどまでに自分のことを思ってくれる友だちは、一生の宝ものとして大切にしたいものですね。 この先も2人の絆が強く結びついたまま過ごしていけることを願います。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月17日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。いつも明るく元気いっぱいなシミ姉ちゃん。しかし、そんな彼女はある日、みかん高校生さんに自分が母親に包丁で刺されたことによって施設へやってきたことを明かします。そんな壮絶な体験をしたシミ姉ちゃんでしたが、母親への思いは強く、心に決めていることもあるようです。みかん高校生さんと木の上で語りあかすシミ姉ちゃん。その切実な思いはみかん高校生さんにも伝わったようで……。「それから一度もお母さんに会えてないの」それでも彼女は… 母親に包丁で刺され、児童相談所から施設へと渡り歩いてきたシミ姉ちゃん。実の母親からとんでもない仕打ちを受けていますが、彼女はそれでもお母さんが大好きでした。 しかし、児童相談所に預けられてからは一度もお母さんに会えていないと悲しそうに言います。 「お母さんは忙しいんだと思う…」それでも彼女は、いつか母親が迎えにきてくれることを信じて、待ち続けているのですね。 シミ姉ちゃんは、「施設を出たら子どもだけがいる世界に行きたい」とも話していました。しかし、やはりお母さんだけは何があっても特別なよう。「お母さんなら子どもの世界に入れてあげてもいい」と無邪気に話します。 そんな彼女の話を聞いていたみかん高校生さんは、シミ姉ちゃんの手をギュッと握ります。 「みかんが守るよ」みかん高校生さんは、大好きなシミ姉ちゃんの壮絶な過去を知り、そう心に決めたのでした。 シミ姉ちゃんのお母さんが今現在どうしているのかはわかりません。しかし、いつか本当にシミ姉ちゃんの思いが報われて、お母さんと再会できる日が来ることを願わずにはいられませんね……。 いずれにしても、みかん高校生さんの存在は、これからのシミ姉ちゃんにとって大きな支えとなるのではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月16日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。いつも明るく、正義感が強いシミ姉ちゃん。しかし、彼女は壮絶な過去を抱えていました……。木の上で施設を出た後のことについて語り始めたシミ姉ちゃん。それと同時にみかん高校生さんに自分が施設に来た理由を明かします。「ママに包丁で刺されて施設に来たの」彼女が抱えている苦しみは…… 「ママに包丁で刺されて施設へきたの」 幼いながらも壮絶な過去をもつシミ姉ちゃん。シミ姉ちゃんは、怒ったお母さんに思わず包丁を向けられ、傷つけられてしまったそう。 お母さんもわれに返った後は謝りながらすぐに手当てしてくれたようですが、彼女にとっては心に深く印象づけられる衝撃的な出来事だったに違いありません。 それでも、お母さんが大好きだったシミ姉ちゃん。泣きながら自分を抱きしめるお母さんを許してあげたそうです。 しかし、その後シミ姉ちゃんとお母さんは離れ離れになってしまったよう……。それでシミ姉ちゃんが施設に来ることになったんですね。 何よりシミ姉ちゃんが辛かったのは、包丁で傷つけられたことよりも大好きなお母さんと離ればなれになってしまったことだったのではないでしょうか。どんなことがあっても、子どもにとって母親が特別な存在であることには変わりないと思います。 いつかお母さんがシミ姉ちゃんを迎えに来てくれるといいですね。それまでシミ姉ちゃんには、元気で明るく過ごしていってほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年01月15日このお話は作者きなこすさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじなぜかキザ山の赤ちゃんのことを気にする反田。不安を覚えつつも無事に産まれたと噂で聞いたと伝えると、なぜか反田は震えだしたのでした。無事に産まれてよかった…心からキザ山の子どもの無事な誕生を喜ぶ反田。以前の彼女とは違うことが幸木にも伝わります…。次回に続く 「既婚者ハンターの末路」(全35話)は22時更新!
2023年01月01日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。そのころ、施設のK先生がご飯を残した子ども意地悪をしているところを目撃してしまったみかん高校生さんとシミ姉ちゃん。シミ姉ちゃんは勇敢に先生に抗議をしますが、その日を境に先生の嫌がらせの標的にされてしまいます……。つらい思いをしたシミ姉ちゃんがある日、施設から走り出し木の上に登ってしまいました。飛び降りかと心配するみかん高校生さんにシミ姉ちゃんは「怒ったからお菓子を食べていた」と返事をします。そんなパワフルなシミ姉ちゃんでしたが、みかん高校生さんに伝えたいある思いがあるようで……。 「みかん、私ね...」シミ姉ちゃんの思いとは...? 「早く施設を出たい」いつも明るく元気いっぱいなシミ姉ちゃんは、意外な言葉を口にしたのです。「施設を出たら、みかんとたくさん遊ぶ!」「みかんは何したい?」養護施設を出てからの想像をふくらませていくふたり。さらに、シミ姉ちゃんは「大人がいない世界に行きたい」と話します。どこか不穏な影が見え隠れするシミ姉ちゃんですが、その発言にはとんでもない理由があったのです…。「みかん...私ね...」「ママに包丁で刺されて施設にきたの」いつもの明るいシミ姉ちゃんからは想像もできない発言ですね。もしくは、壮絶な経験があったからこそ、普段から人一倍明るくふるまっているのでしょうか…。 さまざまな事情があって養護施設に預けられている子どもたち。中には、シミ姉ちゃんのように親との同居が危険だと判断されてやってくる子もいます。傷ついた心は、そう簡単に癒えるものではありません。シミ姉ちゃんのもつ、自分自身で状況を変えていきたいという気持ちを大切に守っていきたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月31日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやく正義感が強く、ヒーロー的存在のシミ姉ちゃんというお友だちができます。そのころ、施設のK先生がご飯を残した子ども意地悪をしているところを目撃してしまったみかん高校生さんとシミ姉ちゃん。シミ姉ちゃんは勇敢に先生に抗議をしますが、その日を境にシミ姉ちゃんは先生の嫌がらせの標的にされてしまいます……。つらい思いをしたシミ姉ちゃんは、ある日、施設から走り出し木の上に登ってしまいました。飛び降りるつもりなのかと心配しましたが、シミ姉ちゃんはただ木の上でお菓子を食べていただけでした……。みかん高校生さんがほっとしたのもつかの間、シミ姉ちゃんが驚きの言葉で呼びかけます。みかん高校生さんの心配もよそに、「登っておいで~」と煽るように呼びかけてくるシミ姉ちゃん。言われた通りに木に登った先でみかん高校生さんが目にした光景は…。「みかん、みて!」その視線の先に広がっていた光景とは...? 「泣き虫みかんのぼっておいで~」心配するみかん高校生さんの気持ちを知ってか知らずか、みかん高校生さんをあおりはじめるシミ姉ちゃん。イラついたみかん高校生さんは、シミ姉ちゃんの後を追って木に登ります。やっとのことで木の上にたどり着いたみかん高校生さん。それを待っていましたと言わんばかりに、シミ姉ちゃんは「見て!」と目の前の光景を指さします。 そこに広がっていたのは、夕日で輝く一面のひまわり畑。シミ姉ちゃんはこの光景を見せるために、わざとみかん高校生さんを煽ったのですね。「先生に怒ったからポテチ食べてた」木の上からの絶景を眺めながら、シミ姉ちゃんはそう答えたのでした。 どこまでも強いメンタルをもつように見えるシミ姉ちゃん。心配するみかん高校生さんの不安を吹き飛ばすような心の広さも感じられます。みかん高校生さんがシミ姉ちゃんのことを好いているのも、この頼もしさと優しさからかもしれませんね。このままふたりでいっしょに嫌なことも乗り越え続けていけるといいのですが...。ふたりには、この先どんな未来が待っているのでしょうか?著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月30日