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米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」は、「第33回東京国際映画祭」との提携企画として10月15日(木)~18日(日)の期間で「秋の映画祭」を開催する。イベントでは、先月催された「SSFF & ASIA 2020」の受賞作品を特集上映・配信。ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)、来年のアカデミー賞短編部門ノミネート候補となるオフィシャルコンペティション supported by Sony、ノンフィクション部門、そして本日2日発表の、男女の別なく光る演技を見せた役者を映画祭実行委員会が選出するベストアクターアワードと、オーディエンスアワードなど、選び抜かれた作品を一早く鑑賞することができる。今年ジョージ・ルーカスアワードを受賞したのは、イギリスの作品『11月1日』。息子を殺した男の死刑執行を見届けに向かう母親。彼女は男への復讐心と、娘との関係の溝に苦しんでいる――。こちらは、ほか3作品と共に「受賞プログラム1(AWARD1)」で上映される。ほかにも恒例のトークセミナーは、『サッドティー』が第26回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品、以後、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『mellow』などを手掛けてきた恋愛群像劇の名手・今泉力哉監督を迎え、“正解のない恋の形”というテーマでトーク。さらには、日本各地のストーリーを短編小説として創作した作家を迎えてのパネルディスカッションと、特別上映として「世界の美から日本の美を考える」をテーマとした「Discover Beautyプログラム」も用意されている。オンライン会場では、斬新で型破り、エキサイティングな現代ヨーロッパ・ショートアニメーションを紹介する、ニューヨーク発の映画祭「Animated Spirits」とコラボ。世界各国のアニメーションがラインアップされている。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020 -秋の映画祭-」は10月15日(木)~18日(日)東京都写真美術館及びオンライン会場にて開催。(cinemacafe.net)
2020年10月02日パラマウント・アニメーションの『The Tiger’s Apprentice』に、アジア系のビッグスターが集まってきている。現在までに声の出演が決まっているのは、ミシェル・ヨー、ヘンリー・ゴールディング、サンドラ・オー、『Saturday Night Live』にレギュラー出演するコメディアン、ボーウェン・ヤンなど。サンフランシスコに住む少年が、言葉を喋れる、ミスター・フーという名のトラに出会うという物語。ミスター・フーの声はゴールディングが務める。監督は元ピクサーのカルロス・バエナ。北米公開は2023年2月10日の予定。文=猿渡由紀
2020年09月15日劇場アニメ『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』の日本語吹き替え版の制作が決定し、人気声優の花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏が出演することが分かった。人間たちの自然破壊により、多くの妖精たちが居場所を失っていた。森が開発され、居場所を失った黒猫の妖精シャオヘイ。そこに手を差し伸べたのは同じ妖精のフーシー。フーシーはシャオヘイを仲間に加え、住処である人里から遠く離れた島へと案内する。その島に、人間でありながら最強の執行人ムゲンが現れる。フーシーたちの不穏な動きを察知し、捕えにきた。戦いの中、シャオヘイはムゲンに捕まってしまう。なんとか逃れたフーシーたちはシャオヘイの奪還を誓い、かねてから計画していた「ある作戦」を始める。一方、ムゲンはシャオヘイと共に、人と共存する妖精たちが暮らす会館を目指す――。「羅小黒戦記」は、中国の漫画家、アニメ監督のMTJJ及び寒木春華(HMCH)スタジオが制作したアニメ作品。2011年にWebアニメシリーズが公開、中国アニメを代表する作品にまで成長。その後劇場版が製作され、異例の大ヒットを記録。昨年、日本国内でも字幕版が小規模ながら公開され、称賛の声が多く寄せられた。そしてこの度、日本語吹き替え版の公開が決定。人間に住む場所を追われた黒猫の妖精シャオヘイを、「〈物語〉シリーズ」「STEINS;GATE」「はたらく細胞」の花澤香菜。そこに手を差し伸べる植物を自在に操る妖精フーシーを、「PSYCHO-PASS サイコパス」「ダイヤのA」の櫻井孝宏。人間でありながら最強の執行人であるムゲンを、「機動戦士ガンダム00」「亜人」「うたの☆プリンスさまっ♪」の宮野真守と、数々の人気作品に出演する豪華声優陣が担当する。さらに、本作のティザービジュアルと特報映像も到着。吹き替え版公開に際して中国制作スタジオによって描き下ろされたビジュアルは、旅の途中で佇むムゲンと妖精シャオヘイが描かれ、特報映像では今回発表された花澤さん、宮野さん、櫻井さんが演じるキャラクターが登場している。キャストコメント花澤香菜シャオヘイはネコと子供の可愛さを持ち合わせたキャラクターです。だから、両方の要素を取り入れて、可愛く!純粋に!という点を意識して演じました。物語の最初でシャオへイは、それまで住んでいた場所を追われてしまいます。それが彼の成長の始まりです。自分にとって味方とは?敵とは?ということを自分なりに判断して生きようとします。しかも価値観がひっくり返えるような体験もします。でもそういう状況を通じて、シャオヘイは迷いながらも、逞しくなっていきます。だからこそシャオヘイが強い意志を持って戦うシーンはとても印象的です。戦闘シーンのダイナミックさは、この作品の魅力ですが、いつもはかわいらしいシャオヘイが勇ましく戦う時の表情や演出は必見です。息苦しい生活が続く中ですが、劇場で大冒険ができる素敵な機会だと思います。お楽しみに!!!宮野真守この作品の繊細な表現、大胆なアクション、丁寧なアニメーションの演出にまず引き込まれました。作中では、自然の中に暮らす妖精と人間は複雑な関係にあります。どちらにもよいところと悪いところがあり、そこに対立が生まれてしまう。では、対立しないようにするにはどうすればいいか。とても普遍的なテーマを扱っている作品でもあります。ムゲンは、人間でありながら妖精の世界に関わる人物です。人間と妖精の間に立とうとする、彼の「立場」を意識して演じました。「立場」を通じて彼の信念が見えてくるところに魅力があります。そして、映画ではムゲンだけでなく、いろいろなキャラクターがシャオヘイと出会います。そして何にも染まっていないシャオヘイと出会うことで、それぞれが持っているものが見えてきます。豪華なキャストが参加する作品の中に加わることができてとてもうれしいです。是非、劇場でぜひ楽しんでください。櫻井孝宏フーシーはとても共感できるキャラクターでした。彼の行動は正しいとはいえないのかもしれません。でも、彼の中には“大義”と呼べるものがありますし、「きれいごとだけでは世の中は変えられない」という方向に心が傾いていく心情もよくわかります。彼はただ、その先にある光に一生懸命手を伸ばしただけなんです。だから悪役っぽい表現にならないよう意識しました。ムゲンと戦う時は、正面から勝ちにいきました。シャオヘイがムゲンとフーシーという、光と影のような二人に出会ったことに意味があるのだと思います。この作品は、アクションが巧みにストーリーの中に織り込まれています。シンプルだけれど本質的なメッセージ性が込められたこの作品を、今、楽しむことができるというのはなかなか得難い体験だと思います。自分自身。この作品と出会って自分の原点を再確認することができました。映画館の大きなスクリーンで見ていただければと思います。『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』は11月7日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年08月27日「博物館でアジアの旅 アジアのレジェンド」が、2020年9月8日(火)から10月11日(日)までの期間、東京国立博物館 東洋館で開催される。「博物館でアジアの旅」2020年は“レジェンド”がテーマ今回で7度目の開催となる「博物館でアジアの旅」。東洋の美術・工芸・考古遺物を展示する東京国立博物館の「東洋館」を舞台に、毎回テーマにちなんだ名品の数々を紹介する、東京国立博物館の毎年秋の恒例企画だ。2020年のテーマは“レジェンド”。元々“伝説”という意味を持ち、近年では“偉人”や“殿堂入り”を果たした人物を指す際にも用いられる“レジェンド”という言葉にまつわるアジア各地の美術作品を3つの観点から紹介していく。東洋館の中に散在する“レジェンド”にちなんだ作品を鑑賞しながら、アジアを旅しているかのような気分を味わえそうだ。レジェンドを表わしたもの1つ目のカテゴリー「レジェンドを表したもの」としては、神話上の英雄や古代都市国家の領主など伝説的存在に関する作品を展示。インド神話のクリシュナを描いた絵画、ギリシャ神話のヘーラクレースの像などを鑑賞できる。レジェンドが作ったもの2つ目のカテゴリー「レジェンドが作ったもの」としては、レジェンドと称えられる人物が創作した書跡作品が登場。中でも注目は、“書の巨匠”として後世に多大な影響を及ぼした、中国・唐時代の顔真卿による『顔氏家廟碑』。革新的な書人として現在まで伝わる彼の代表作であるこちらの作品は、9月22日(火・祝)までの展示となる。レジェンドが集めたものそして、「レジェンドが集めたもの」として、東京国立博物館が誇る東洋陶磁コレクションの中核を担う、建築家・横河民輔の寄贈品を多数紹介。中国・南宋時代の重要文化財『青磁輪花鉢』や朝鮮・朝鮮時代の『白磁壺』といった、東洋陶磁収集のレジェンドである横河が集めた貴重な美術品を見ることが出来る。【詳細】博物館でアジアの旅 アジアのレジェンド会期:2020年9月8日(火)~10月11日(日)時間:9:30~17:00(最終入館は閉館の30分前まで)会場:東京国立博物館 東洋館住所:東京都台東区上野公園13-9観覧料:一般 1,000円、大学生 500円休館日:月曜日、9月23日(水)※金・土曜日は21:00まで開館。※9月21日(月・祝)は開館。※入館は事前予約制。入館予約の詳細については東京国立博物館公式サイトを要確認。※高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上、障がい者とその介護者1名は入館無料。要証明書。ただし、オンラインでの事前予約(日時指定券)が必要。※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間などについては、今後の諸事情により変更する場合あり。最新の情報は、東京国立博物館公式ウェブサイトにて確認を推奨。公式ウェブサイトURL:【問い合わせ先】東京国立博物館TEL:03-5777-8600
2020年08月22日TVドラマ「梨泰院クラス」主演のパク・ソジュンの最新作『ディヴァイン・フューリー/使者』より、記者会見の様子を収めた特別映像と画像が公開。公開中の映像では、“本作が『コンスタンティン』の韓国版と言われていることについて不安はないか?”などといった香港のメディアから質問に答える場面が切り取られている。『ミッドナイト・ランナー』でもパク・ソジュンとタッグを組んだキム・ジュファン監督は、『コンスタンティン』の監督と実際に会ったことを明かし、「映画をとてもお褒めくださり、監督が映画をご覧になったあと、善と悪の闘いの中で葛藤し苦悩する人物が登場するということが『コンスタンティン』と似ていて面白いとおっしゃっていました」と絶賛を受けたとコメント。またパク・ソジュンについて「監督の秘書の方から、“アジアのライアン・ゴズリング”だと言われました」と言うと、「私も『ドライヴ』という作品で、ライアン・ゴズリングさんを拝見しましたが、その話を聞いてからこの映画を観たため、確かに似ていると納得しました」と話す。これには、パク・ソジュンもタジタジの様子。「とても好きな俳優の方々のため、比較されるということ自体があり得ない話だとは思います」と言い、「僕がその話を聞いて感じたのは、この映画は韓国で制作されましたが、多くの人々に多種多様な感想をいただけるものだと感じました。お褒めいただいたことは、うれしく思っています。ですが、自らこの話を人に自慢してはおりません」と続けている。『ディヴァイン・フューリー/使者』は8月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年08月07日アジア最大級の映画祭である「第33回東京国際映画祭」(TIFF)が、予定通り10月31日から11月9日まで開催されることが6日、発表された。新型コロナウイルスの影響で世界中の映画祭の多くが中止や延期、あるいは縮小等を余儀なくされている中、「東京国際映画祭」としては、(1)映画を観る喜びを再認識し、映画の未来への希望の光を灯す、(2)映画を通じて国際的な連帯を強める、(3)コロナ後の映像文化についての考察を深める、という目的を掲げ、映画館でのフィジカルな上映を基本として実施する考え。シンポジウムやゲストのトークなどにオンラインも活用していく。だが、人の国際的移動の困難や感染対策の徹底等多くの制約があり、例年と同じような映画祭を行うことが難しい状況。昨年まで実施していた「インターナショナルコンペティション」、アジアの新鋭監督を集めた「アジアの未来」、日本映画の気鋭作品をそろえた「日本映画スプラッシュ」の3部門を今年は1つの部門に統合、「TOKYOプレミア2020」とし、様々な賞を競う形ではなく、その中の全作品を対象に観客が投票する「観客賞」を設ける。また、上映作品の選定にあたっては、幅広い知見・人脈と多様な価値観を有する外部専門家の協力のもと、委員会制の合議の下に進める。さらに、これまで時期的に近接して開催していた「東京フィルメックス映画祭」との連携を深め、カンヌ映画祭の大きな枠組みの中で独立性をもって開催される「カンヌ監督週間」と似た形で、ほぼ時期を同じくして開催する。映画界の連帯強化という理念の下に、相互乗り入れ効果を期待しているという。なお、今後の新型コロナウィルス状況の進展如何によっては、開催の可否も含めて大きな影響を受ける可能性もあるとしている。■「TOKYOプレミア2020」部門概要ワールド・プレミアやアジアン・プレミアの作品を中心に、内外の個性豊かな監督による新作の披露を観客と共に祝福するショーケース部門。日本、アジア、欧米といった地域のバランスは保ちながら、従来のコンペ3部門の選定視点も残し、30本程度のプログラムを予定。全体のラインナップとしては、全作品が監督のキャリアに関わらずフラットに並び、世界から集まった映画の多様性が持つ面白さを観客に味わってもらうことを目的とする。■第33回東京国際映画祭 作品選定コミッティメンバー(五十音順)安藤紘平(早稲田大学名誉教授)、石坂健治(東京国際映画祭シニア・プログラマー)、市山尚三(映画プロデューサー)、金原由佳(映画ジャーナリスト)、関口裕子(映画ジャーナリスト)、矢田部吉彦(東京国際映画祭シニア・プログラマー)、以上6名
2020年08月06日10月31日(土)から11月9日(月)まで開催を予定している第33回東京国際映画祭の概要が発表され、今年はコンペティション部門、アジアの未来部門、日本映画スプラッシュ部門の特色を統合し、「TOKYOプレミア2020」としてプレミア作品を上映する。世界中の映画祭が新型コロナウイルス感染症の影響を受け、多くが中止や延期、あるいは縮小等を余儀なくされているなか、東京国際映画祭では(1)映画を観る喜びを再認識し、映画の未来への希望の光を灯す、(2)映画を通じて国際的な連帯を強める、(3)コロナ後の映像文化についての考察を深める、という目的を掲げ、オンライン等ではなく映画館でのフィジカルな上映を基本として実施するという考え。シンポジウムやゲストのトークなどにはオンラインも活用する。大きな変更点としては、昨年まで実施していた「インターナショナルコンペティション」、アジアの新鋭監督を集めた「アジアの未来」、日本映画の気鋭作品をそろえた「日本映画スプラッシュ」の3部門を今年は1つの部門に統合。「TOKYOプレミア2020」として様々な賞を競う形ではなく、その中の全作品を対象に観客の投票による「観客賞」のみを設ける。それ以外の部門の詳細については、後日発表。9月29日(火)に今年のラインナップ会見を予定している。また、本年は上映作品の選定にあたっては、幅広い知見・人脈と多様な価値観を有する外部専門家を交え、委員会制の合議の下に進行。さらには、これまで時期的に近接して開催していた東京フィルメックス映画祭との連携を深め、カンヌ映画祭の大きな枠組みの中で独立性をもって開催される「監督週間」と似た形で、ほぼ時期を同じくして開催。映画界の連帯強化という理念の下に、相互乗り入れ効果を期待しているという。今年の取り組み「TOKYOプレミア2020」ワールド・プレミアやアジアン・プレミアの作品を中心に、内外の個性豊かな監督による新作の披露を観客と共に祝福するショーケース部門。日本、アジア、欧米といった地域のバランスは保ちながら、従来のコンペ3部門の選定視点も残し、30本程度のプログラムを予定。全体のラインナップとしては、全作品が監督のキャリアに関わらずフラットに並び、世界から集まった映画の多様性が持つ面白さを観客に味わってもらうことを目的とする。第33回東京国際映画祭 作品選定コミッティメンバー※五十音順安藤紘平(早稲田大学名誉教授)、石坂健治(東京国際映画祭シニア・プログラマー)、市山尚三(映画プロデューサー)、金原由佳(映画ジャーナリスト)、関口裕子(映画ジャーナリスト)、矢田部吉彦(東京国際映画祭シニア・プログラマー)以上6名第33回東京国際映画祭は10月31日(土)~11月9日(月)、六本木ヒルズ、EX シアター六本木ほかにて開催予定。(text:cinemacafe.net)
2020年08月06日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020 in 阿智 -日本一の星空映画祭-」が、2020年8月8日(土)から16日(日)まで長野県阿智村にて開催される。「ショートショート フィルムフェスティバル」は、俳優の別所哲也がアメリカで出会った「ショートフィルム」を日本に紹介したいとの想いから創立した映画祭だ。“日本一の星空”の村・阿智村を舞台に、ショートフィルムを楽しむことができる。2020年は、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」歴代受賞作品を含む珠玉のショートフィルムを、3つの会場で投影。「天空の楽園日本一の星空ナイトツアー会場」では、標高1,400m地点にある山頂で満点の星空をバックに作品を鑑賞できる。また、映像投影ホールでショートフィルムが流れるほか、公園エリアで星空を眺めることができる「日本一の星空 浪合パーク」や、昼神温泉でも作品を上映する。【詳細】ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020 in 阿智 -日本一の星空映画祭-開催期間:2020年8月8日(土)~16日(日)■天空の楽園 ナイトツアー会場開催時間:17:30~20:00 上りゴンドラ運行/19:00~20:00 映画上映/20:30~21:00 ライトダウンタイム/21:00~ 下りゴンドラ運行会場:富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはら住所:長野県下伊那郡阿智村智里3731-4料金:大人・高校生3,200円、小中学生1,600円、幼児無料 ※ゴンドラ乗車料金含む。※ナイトツアーは2部制営業期間、2部での上映はなし。■日本一の星空浪合パーク会場開催時間:19:00~20:00 映画上映/20:00~20:45 星空鑑賞会/20:45~22:00 自由観賞会場:日本一の星空浪合パーク住所:長野県下伊那郡阿智村浪合1192-356料金:・映画鑑賞チケット大人高校生500円、小中学生250円、幼児無料・映画鑑賞+星空観賞チケット大人高校生1,800円、小中学生900円、幼児無料■昼神温泉会場開催時間・会場:・昼神キヲスク(長野県下伊那郡阿智村智里昼神347-1) 16:00~17:00・ユルイの宿恵山(長野県下伊那郡阿智村智里407) 22:00~23:00・懐石と炉ばたの宿 吉弥(長野県下伊那郡阿智村智里503-2) 22:00~23:00料金・条件:・昼神キヲスク 1オーダー制・鑑賞無料 ※カフェでドリンクまたはスイーツを注文した人は無料で鑑賞可能。・ユルイの宿恵山宿泊者限定・鑑賞無料 ※阿智村内宿泊施設以外の人は利用不可。・懐石と炉ばたの宿 吉弥宿泊者限定・鑑賞無料
2020年07月13日日本一の星空「長野県阿智村」の、スタービレッジ阿智誘客促進協議会は、2020年8月8日~8月16日までの期間中、天空の楽園日本一の星空ナイトツアー会場の富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはら、日本一の星空 浪合パーク、昼神温泉にて、日本一の星空とショートフィルムをお楽しみいただくショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020 in 阿智-日本一の星空映画祭-を開催いたします。環境省の実施する全国星空継続観察で「星の観察に適していた場所」の第一位(平成18年)に認定された阿智村の星空。この「日本一の星空」を地域活性、観光活性に活かし、誘客促進することを目的に2012年8月1日より「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」を開催。2020年3月末迄でイベント累計77万人のお客様にご来場いただいています。そんな日本一の星空の村で、昨年7月にショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019 in 阿智-日本一の星空映画祭-、9月に日本一の星空短編映画祭 by ShortShortsを開催し、期間中13,000人を超えるお客様にご来場いただき、ショートフィルムをお楽しみいただきました。このたび、昨年に引き続きショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020in 阿智-日本一の星空映画祭-の開催が決定しました。満天の星と、上質な映画が奏でる贅沢な時間をお楽しみください。【開催概要】■開催名ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020 in 阿智 -日本一の星空映画祭-(SSFF & ASIA 2020 in ACHI -日本一の星空映画祭-)■開催日程2020年8月8日(土)~2020年8月16日(日)■開催時間会場によって上映時間が異なります■開催場所1:天空の楽園日本一の星空ナイトツアー会場富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはら 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3731-42:日本一の星空浪合パーク会場 〒395-0501 長野県下伊那郡阿智村浪合1192-3563:昼神温泉会場1.昼神キヲスク 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里昼神347-12.ユルイの宿恵山 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里4073.懐石と炉ばたの宿 吉弥 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里503-2■料金会場によって料金が異なります■主催スタービレッジ阿智誘客促進協議会■企画・統括ショートショート実行委員会■お問合せ阿智☆昼神観光局 0265-43-3001■WEBサイト【天空の楽園 ナイトツアー会場 概要】■開催日程2020年8月8日(土)~2020年8月16日(日)■開催時間17:30~20:00 上りゴンドラ運行19:00~20:00 映画上映20:30~21:00 ライトダウンタイム21:00~ 下りゴンドラ運行■会場富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはら 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4■料金大人高校生3,200円 小中学生1,600円 幼児無料 ※ゴンドラ乗車料金含む■その他※ナイトツアーは2部制営業期間となりますが、2部での上映はございません。※ゴンドラ乗車時間は片道約15分です。19:00からご覧になる方は17:30~18:30までのチケットをお勧めします。【日本一の星空浪合パーク会場 概要】■開催日程2020年8月8日(土)~2020年8月12日(水)■開催時間19:00~20:00 映画上映20:00~20:45 星空鑑賞会20:45~22:00 自由観賞■会場日本一の星空浪合パーク 〒395-0501 長野県下伊那郡阿智村浪合1192-356■料金A:映画鑑賞チケット大人高校生500円 小中学生250円 幼児無料B:映画鑑賞+星空観賞チケット大人高校生1,800円 小中学生900円 幼児無料【昼神温泉会場 概要】■開催日程2020年8月8日(土)~2020年8月16日(日)■開催時間1.昼神キヲスク 16:00~17:002.ユルイの宿恵山 22:00~23:003.懐石と炉ばたの宿 吉弥 22:00~23:00■会場1.昼神キヲスク 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里昼神347-12.ユルイの宿恵山 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里4073.懐石と炉ばたの宿 吉弥 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里503-2■料金・条件1.昼神キヲスク1オーダー制・鑑賞無料※カフェでドリンクまたはスイーツを注文いただいた方は無料でご覧いただけます。2.ユルイの宿恵山宿泊者限定・鑑賞無料※ユルイの宿恵山または阿智村内宿泊施設にお泊りのお客様は無料でご覧いただけます。※阿智村内宿泊施設にお泊り以外のお客様はご利用いただけません。3.懐石と炉ばたの宿 吉弥宿泊者限定・鑑賞無料※懐石と炉ばたの宿 吉弥または阿智村内宿泊施設にお泊りのお客様は無料でご覧いただけます。※阿智村内宿泊施設にお泊り以外のお客様はご利用いただけません。日本博主催・共催型プロジェクト特別企画の実施について今年で22年目の開催を迎える米国アカデミー賞公認 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」と連携して、スタービレッジ阿智誘客促進協議会、文化庁、日本芸術文化振興会は、令和2年度日本博主催・共催型プロジェクトとして、世界中から集まるショートフィルム(短編映画、映像)の特性を活かし、世界の美的感覚から日本古来よりある「侘び寂び」や「粋」に代表される日本人特有の美的感覚を探る企画を実施いたします。皆さんもこの機会に改めて日本の美に触れて考えてみませんか?【SSFF & ASIA 2020 in ACHI 日本博特別企画 開催概要】■開催日程2020年8月9日(日)、10日(月)■開催時間17:30~20:00 上りゴンドラ運行19:00~20:00 映画上映20:30~21:00 ライトダウンタイム21:00~ 下りゴンドラ運行■開催場所富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはら 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4■料金大人高校生 3200円 小中学生 1600円 幼児 無料(ゴンドラ料金含)■その他※ナイトツアーは2部制営業期間となりますが、2部での上映はございません。※ゴンドラ乗車時間は片道約15分です。19:00からご覧になる方は17:30~18:30までのチケットをお勧めします。■主催文化庁/日本芸術文化振興会■企画・統括スタービレッジ阿智誘客促進協議会/株式会社パシフィックボイス■お問合せ阿智☆昼神観光局 0265-43-3001■WEBサイト環境省が「日本一の星空」に認定した長野県阿智村で開催される「SSFF & ASIA 2020 in ACHI」。美しい自然の残るこの村で、SSFF & ASIAが特別にセレクトした「世界の美から日本の美を考える」ショートフィルムプログラム他、世界中から集めた作品が一挙上映されます。新型コロナウイルス感染予防の取り組みSSFF & ASIA 2020 in ACHI -日本一の星空映画祭-開催に際し、お客様と従業員の安全を確保するため、感染予防の取り組みを行ってまいります。I.従業員のマスクまたはフェイスシールド着用II.従業員の手指洗浄(30秒を目安)の適宜実施III.会場各所にお客様用アルコール消毒液等の配置IV.施設内消毒の強化(不特定多数の方が触れる手すりやドアノブなどの定期的消毒)V.従業員の体調管理(体調不良や発熱があった場合には自宅待機とする)VI.密集・密閉・密接」が生じないよう、人との距離の確保に心がける■お客様へのお願い感染症拡大予防の趣旨をご理解いただき、以下の通りご協力をお願いいたします。I.発熱、咳、寒気やだるさなどの症状がある場合は、ご来訪前に、医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。II.感染防止の為、マスクのご着用をお願い致します。III.施設内にアルコール消毒液の設置を致します。十分な感染対策にご協力ください。IV.ご来訪の際、万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。V.発熱などの症状がある場合は参加をお断りさせていただきます。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア代表 別所 哲也からのメッセージ2年目を迎える「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA) 2020 in 阿智 -日本一の星空映画祭-」が開催される事をたいへん嬉しく思っております。東京で6月に開催する予定だったSSFF & ASIA 2020が新型コロナウィルスの感染拡大の影響で秋以降に延期となり、事実上阿智村での開催が今年度初のSSFF & ASIAの開催になります。SSFF & ASIA歴代受賞作品等、珠玉の上映作品を取りそろえた他、令和2年度日本博主催・共催型プロジェクトとして、世界の美から日本の美を感じる作品を集めた「日本博特別プログラム」もご用意させていただきました。昨年のナイトツアー会場、浪合パーク会場に加え、今年は昼神温泉会場も追加となり、よりスタービレッジ阿智を堪能いただける映画祭として開催されますので、ぜひこの機会に大きなスクリーンでショートフィルムをお楽しみください。ショートショート フィルムフェスティバル & アジアとは?米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年に創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生しました。現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催し、2019年開催までで延べ42万人以上が来場したイベントになっています。2018年には映画祭が20周年を迎えた事を記念し、映画祭最高賞のグランプリがジョージ・ルーカス監督(『スター・ウォーズ』)の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。長野県阿智村阿智村は、長野県の南端にあり、「昼神温泉」と「花桃の里」で知られる、山あいの静かな村です。昭和48年に湧出した昼神温泉は「アルカリ性単純硫黄泉」pH=9.7のとろっとした滑らかなお湯はまるであたたかな化粧水に浸かっている様。つるつるすべすべの肌触りになることから 『美肌の湯』 とも呼ばれています。また、阿智村は環境省が実施した全国星空継続観察で「星の観察に適していた場所」の第一位(平成18年)に認定されています。スタービレッジ阿智誘客促進協議会環境省の実施する全国星空継続観察で「星の観察に適していた場所」の第一位(平成18年)に認定された阿智村の星空。この「日本一の星空」を地域活性、観光活性に活かし、誘客促進することを目的に2012年に設立。2012年8月1日より「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」を開催。2014年10月18日より「雲海&星空 天空の楽園 雲海Harbor」を開催。2016年12月3日より「天空の楽園 Winter Night Tour」を開催。2020年3月末迄でイベント累計77万人が来場。■スタービレッジ阿智誘客促進協議会 WEBサイト 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月11日株式会社ニューバランスジャパンは、アジア製「1700」を7月10日に日本限定で発売いたします。 (※URLは7月10日(金)に公開となります。)「1700」とは1999年に発売されたmade in U.S.A.製のモデル。高い衝撃吸収性と安定性を誇るクッショニング素材「ABZORB」を初めてフルレングスで採用し、踵部には摩耗に強いラバー素材「Nデュランス」を搭載し話題となった今もなお高い人気を誇る品番です。2010年に発売以来、10年ぶりに復刻となるアジア製の「1700」は、U.S.A.製の「1700」と同一のソールを使用し、安定性やクッション性に加え優れた履き心地を忠実に再現しています。上質なシンセティックレザーや、踵部に施された“LIMITED EDITION”と“new balance japan”の刺繍、2000年に日本にて2000足限定で発売されたU.S.A.製「1700」のカラーを再現するなど、スペシャル仕様で登場します。商品概要品番:CM1700カラー:NJ(GRAY)価格:1万7,600円(税込)ウィズ/サイズ: D/23.0~29.0,30.0 cm発売日:7月10日(金)▼ ニューバランスについてマサチューセッツ州・ボストンに本社を置くニューバランスは、「責任あるリーダーシップを明確に示し、アスリートが誇りを持って身に付け、社員が誇りを持って世に送り、コミュニティが誇りを持って受け入れることのできる、グローバルブランドの確立」を企業のミッションとして掲げています。1906年にアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴のメーカーとして誕生したニューバランスは、アスレチックブランドのリーディングカンパニーとして現在ランニングをはじめ、ライフスタイル、テニス、ベースボール、フットボールのためのフットウエアとアパレルを展開しております。ニューバランスの詳細については、をご覧ください。▼ ニューバランス ジャパン公式Twitter @newbalance_jp URL: ▼ ニューバランス公式Instagram @newbalance URL: 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月02日日本テレビで月曜深夜に放送されている「映画天国」の5月25日(月)放送回は、伝説のコミックを中国、日本、香港、韓国とアジアの総力を結集して映画化した『墨攻』をオンエアする。戦乱の中国を舞台に、壮大な人間ドラマと大迫力の戦闘シーンを描いた日本の伝説コミック「墨攻」(ぼっこう)を構想10年、巨額を投じ完全映画化した本作。荒れ狂う戦乱の世に、攻撃せずに守り抜く、墨家(ぼっか)という集団がいた。大国・趙(ちょう)の攻撃によって落城寸前の小国・梁(りょう)は、墨家に援軍を求めるが、やって来たのは、天才戦術家・革離(かくり)、ただ1人。彼が立ち向かうのは猛将・巷淹中(こうえんちゅう)率いる10万の敵。次々と繰り出される猛攻を、墨家の秘策で凌ぐ。革離は城と民を守り、使命を果たすことができるのか…。出演は80年代より活躍、レオン・カーフェイ、ジャッキー・チェンらと共演した『炎の大捜査線』や趙雲視点で描かれた『三国志』。『グレートウォール』や『インファナル・アフェア』などこれまで数多くの作品に出演。ドニー・イェンらと共演した最新作『追龍』の公開も迫るアンディ・ラウ。韓国で子役時代から活動、実際にあった軍の極秘計画を映画化した『シルミド』や『第7鉱区』などのアン・ソンギ。『X-MEN:フューチャー&パスト』などハリウッドにも進出。日本でも多数のCMに出演するなど高い人気を誇るファン・ビンビンといったキャストが出演する。アンディ・ラウ最新作『追龍』は1960年代のイギリス領香港を舞台に、汚職が蔓延し黒社会と繋がっている警察が市民を恐怖に陥れていた当時の香港に実在したマフィアのボス、ン・シックホーと、警察署長ルイ・ロックをモデルに描いた香港ノワール。中国・潮州から仕事を求めて香港にやってきたホーをドニー・イェンが演じ、警察署長のロックをアンディ・ラウが演じ、2人はプロデューサーとしても本作に参加している。1960年代の香港の町並みや、悪の巣窟と言われた九龍城砦を再現して描かれる壮大なドラマをお見逃しなく。『追龍』は6月26日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。映画天国『墨攻』は5月25日(月)深夜25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)
2020年05月25日ドニー・イェンがブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マンを演じるシリーズの最新作『イップ・マン 完結』が、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言下の状況を鑑み、公開を延期することが決定した。5月8日(金)より公開を予定していた本作は、原題タイトル『葉問4 完結篇』の文字が表すとおり、シリーズ4作目にして完結篇。舞台は、『継承』の物語から5年後の1964年サンフランシスコ。最愛の妻と死別したイップ・マンが、愛弟子ブルース・リーの招待を受けて渡米するも、サンフランシスコのチャイナタウンで米海軍との闘いに立ち向かうことに。なお公開については、近日公開を予定。すでに購入済みのムビチケは、延期した後の公開でも使用できる。『イップ・マン 完結』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 近日公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年05月01日Screenshot from YouTube『愛の不時着』予告編 - Netflix休日、ノープランになってしまった人のためにおすすめしたいのは、「家で映画やドラマを一気に観まくる」プラン。明日の予定も思い切ってオフにして、夜更かしも気にせずストーリーに没頭する時間はきっとかけがえのない充実感をもたらしてくれるでしょう。Netflixでは、新旧の映画はもちろん、話題のオリジナルシリーズが続々と配信中。今回は、現在公開中の映画&ドラマのなかから、アジアに絞ったおすすめ4作品を編集部がピックアップ!さて、今週末は3連休。好きなおやつやお酒なんかも用意して、至福の引きこもりプランを遂行しましょう。1. ドラマ『愛の不時着』(2019年/韓国)パラグライダー中に大きな竜巻にのみ込まれ、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)は、そこで出会った堅物の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の家で、身分を隠して暮らすことになる。不法入国となってしまったセリを無事韓国へ帰そうと試行錯誤しながらも、セリを全身で守るジョンヒョク。そして、徐々に縮まる2人の距離...。劇中では北朝鮮の町並みや、暮らし、スタイル、そして訛りまで忠実に再現。登場する韓国の俳優たちも、北朝鮮の方と錯覚してしまうほど迫真の演技を魅せる。中盤には、ジョンヒョクと、いつもキュートなキャラクターで楽しませてくれる部下5人がソウルへ脱北するシーンも。普段軍服で過ごす彼らがソウル男子になるべく、見よう見真似でおしゃれを楽しむ姿もかわいらしい。自分のいのちに代えてもセリの幸せを願い守り続けるジョンヒョク。結ばれてはいけない国境の壁を越えた2人の恋の行く末は...。1話90分とたっぷりの内容で、毎回笑ったり泣いたりを繰り返しあっという間に終わる、そして続きが気になって仕方のないドラマである。2. 映画『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』(1991年/台湾)『台北ストーリー』『恐怖分子』に次いでエドワード・ヤン監督が1991年に発表した『牯嶺街少年殺人事件』。映画史に残る傑作と評されながら1992年の初上映とその後のVHS化以降、長らくDVD化もされず封印されてきた幻の名画が、2017年に日本で約25年ぶりにデジタルリマスター版が解禁となり、さらには2019年8月にNetflixでも配信がスタート。ついに手元のスマホでも観られる時代に。1960年代の台北を舞台に描いた激動と、息もできないほどひりひりした青春。光と影で構成された3時間56分という大作は、色褪せるどころかますますみずみずしく、鮮烈だ。 3. 映画『母なる証明』(2009年/韓国)第92回アカデミー賞にて歴史的快挙を成し遂げた韓国映画『パラサイト 半地下の家族』。その監督・共同脚本を手掛けた、いま世界でもっとも注目を集めるポン・ジュノにとって長編4作目となる、2009年公開映画『母なる証明』は、母と息子の絆を描いた社会派サスペンス。韓国の田舎町で起きた凄惨な殺人事件の容疑者となってしまった純粋な青年トジュン(ウォンビン)と、息子の冤罪を晴らすべく奔走する母親(キム・ヘジャ)だが...。キム・ヘジャは、本国では“韓国の母”と称されるほど数々の母親像を演じてきた大女優である。冒頭のダンスシーンは、観た人の記憶にいつまでも焼きつくだろう。4. 映画『TOKYO! 』(2008年/フランス・日本・韓国・ドイツ合作)前作で紹介したポン・ジュノ、さらにフランスより『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー、『ボンヌフの恋人』のレオス・カラックス、3人の鬼才監督が競作したオムニバス映画。すべて東京を舞台に繰り広げられる3つの短編、1話目は「インテリア・デザイン」(ミシェル・ゴンドリー監督/藤谷文子、加瀬亮主演)、2話目は「メルド」(レオス・カラックス監督/ドゥニ・ラバン主演)、「シェイキング東京」(ポン・ジュノ監督/香川照之、蒼井優主演)で構成されている。ジュノ監督作は、香川照之演じる引きこもりの主人公と、蒼井優演じる配達ピザ屋の少女の奇妙な心の交流を描くファンタジック・ラブストーリー。シーンに一定して流れる繊細な緊張感に息を呑み、ときめき、恋を錯覚してしまうかもしれない。竹中直人、荒川良々、松重豊、山本浩司といった個性的な共演キャストも見逃せない。
2020年03月19日カンヌの最高賞パルムドールを皮切りに、本国はもとよりアメリカをはじめ世界各国で大ヒット、映画賞レースでも注目を集めている『パラサイト 半地下の家族』。そのほかにも、『神と共に』シリーズのようなエンタメ超大作から『国家が破産する日』など国の暗部を見つめた社会派まで送り出す“活気のある”韓国映画、新世代が台頭し世界の映画祭で注目を集める中国映画、ド肝を抜く映像やストーリーで楽しませるインド映画など、2020年も年明け早々からアジアの映画が熱くなりそう。その中から、オススメ作品をピックアップした。麻薬捜査×チキン屋で歴代No.1ヒット『エクストリーム・ジョブ』1月3日(金)公開昼はフライドチキン屋を営み、夜は潜入捜査を行う崖っぷち麻薬捜査チームを描いて、観客動員1,500万人超え、韓国歴代興収ランキング第1位の記録をつくった『エクストリーム・ジョブ』で、まずは初笑い。“揚げる大捜査線”とはよく言ったもので、麻薬組織を24時間監視するために目の前のチキン屋を買い取り、試しにチキンを揚げてみたところ、絶対味覚を持つマ刑事の才能で店がまさかの大繁盛。本業の麻薬捜査がどうなってしまうのかが気にならずにはいられない。チーム班長を演じる『王になった男』『7番房の奇跡』『ポイントブランク~標的にされた男~』などのリュ・スンリョンをはじめ、イ・ハニ、チン・ソンギュ、イ・ドンフィら個性豊かな俳優陣のアンサンブルも絶対に楽しい。なお、本作は『ジュマンジ』シリーズや『THE UPSIDE/最強のふたり』のケヴィン・ハート主演でハリウッドリメイクされることも決まっている。気高き王妃の戦いに注目『マニカルニカ ジャーンシーの女王』1月3日(金)より2週間限定公開『バーフバリ』シリーズの監督S.S.ラージャマウリの父であり、同シリーズや『バジュランギおじさんと、小さな迷子』のK.V.ヴィジャエーンドラ・プラサード脚本のもと、傑作ロードムービー『クイーン 旅立つわたしのハネムーン』で高い評価を受けたカンガナー・ラーナーウトが主演するスペクタルアクション。彼女が演じるマニカルニカは、“インドのジャンヌ・ダルク”とも称され、人々から“ラクシュミー・バーイー”と呼ばれたインド史上最も有名な女性指導者。幼いころから武士階級の男子同様に剣や弓、乗馬を習って成長したマニカルニカは、史実では息子を背負ったまま馬と剣を巧みに操って戦かったと伝えられており、ポスタービジュアルにもその姿が再現されている。チョン・ウソン×『神と共に』キム・ヒャンギ共演『無垢なる証人』1月24日(金)公開『アシュラ』のチョン・ウソンが、今回は信念を貫くより現実と妥協して俗物になることを決めた弁護士に。ある殺人事件の弁護で容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者である自閉症の少女ジウを証人として立たせようとするが…という法廷ドラマ。熱狂者が続出した『神と共に』シリーズの“天使”ドクチュンことキム・ヒャンギが、その少女を演じる。香港期待の新人監督とベテラン俳優のタッグ『淪落の人』2月1日(土)公開2019年・第14回大阪アジアン映画際で観客賞に選ばれた『淪落(りんらく)の人』は、本作が長編映画監督デビューとなる香港映画界の期待の星オリヴァー・チャンのもと、『インファナル・アフェア』などの名優アンソニー・ウォンが脚本にほれ込んでノーギャラで出演した話題作。半身不随の中年男性と、家族のために住み込み家政婦として働くフィリピン人女性の心の交流を描く。チョウ・ユンファが完全復活『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』2月7日(土)公開引退もささやかれてたアジア映画界の帝王チョウ・ユンファと『風雲 ストームライダーズ』『コールド・ウォー/二つの正義』アーロン・クォックという2大スターW主演で贈る、二転三転は当たり前の予測不能なクライムアクションサスペンス。あの『男たちの挽歌』を思い起こさせる2丁拳銃姿のチョウ・ユンファを再び見られる日が来るなんて!『インファナル・アフェア』脚本のフェリックス・チョンが初の単独監督と脚本も手掛け、中国で興収200億円超えのメガヒット、“香港アカデミー賞”香港電影金像奨で最優秀作品賞、監督賞、脚本賞など7部門を受賞している。成長著しいD.O.が弾ける!『スウィング・キッズ』2月21日(金)公開『神と共に』で涙を誘った「EXO」のD.O.(ディオ)が、減量や剃髪といった外見的変化だけではなく、約5か月に及ぶ猛特訓で難易度の高いタップダンスを披露する!黒人下士官ジャクソン(ブロードウェイで最優秀ダンサーに贈られるアステア賞を受賞しているジャレッド・グライムス)のもとに集うのは、D.O.演じるトラブルメイカーの朝鮮人民軍ロ・ギスや、満州出身の通訳者ヤン・パンネ、民間人捕虜のカン・ビョンサム、ダンスの実力を持つものの栄養失調の中国人捕虜シャオパンといったメンバーたち。『サニー 永遠の仲間たち』を手掛けたカン・ヒョンチョル監督が、朝鮮戦争を背景しながら、人種や思想・イデオロギーを超えたチーム力とタップダンスに乗せた人間ドラマを見せてくれるはず。ハ・ジョンウ×『テロ,ライブ』監督が再タッグ『PMC:ザ・バンカー』2月28日(金)公開ほぼリアルタイムで進行した『テロ,ライブ』で世界をアッといわせた主演ハ・ジョンウと監督キム・ビョンウのコンビが、現代の韓国と北朝鮮の軍事境界線、地下30mにある“地下要塞(バンカー)”で息つく暇もない、最後まで気の抜けない極秘ミッションに挑む。アメリカ、中国、韓国、北朝鮮の政治的思惑が絡み合う巨大な陰謀に巻き込まれていく、極限的な状況下でのミリタリー・サバイバル・アクションに加え、ハ・ジョンウ演じる傭兵エイハブと『パラサイト』イ・ソンギュン演じる北朝鮮のエリート医師との友情ドラマにも期待。革新的な映像美『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』2月28日(金)公開後半60分間、3Dのワンシークエンスショットという映像体験が話題となっている中国の新世代ビー・ガンの監督2作目。物語の中盤、主人公ルオが映画館に入り現実と記憶と夢が交錯する世界に入ると同時に、観客も3Dメガネを装着して、それを追体験できる。本国では名匠ジャ・ジャンクー監督『帰れない二人』の10億円を凌ぐ41億円のヒットとなったことは、ある意味、象徴的かも。本作に合わせ、これまで未公開だったビー・ガン監督の長編デビュー作『凱里ブルース』も2020年4月よりシアター・イメージフォーラムほかにて公開が決定している。実話ベースのネオノワール『シャドウプレイ』2月下旬「第20回東京フィルメックス」にてオープニングを飾った、『ブラインド・マッサージ』『スプリング・フィーバー』などで知られる名匠ロウ・イエ監督作品。中国と香港、台湾を舞台に、2013年に広州市の都市開発に取り残された小さな村で起きた暴動をベースとし、Netflix『僕らの先にある道』のジン・ボーランを主演に、『レッドクリフ』2部作のソン・ジアを相手役に迎えたサスペンス。市場経済への移行を目指す改革開放が本格化した1980年代末からの変動の時代と、2018年に亡くなったヨハン・ヨハンソン(『メッセージ』『博士と彼女のセオリー』)の音楽にも注目。ベルリンで絶賛!『在りし日の歌』4月3日(金)公開今作もまた、80年代に一人っ子政策が進められる中、たったひとりの息子を亡くした夫婦が経済成長を遂げる1990年、2000年代と30年にわたり、激動の時代を共に生きていく物語。『北京の自転車』『我らが愛にゆれる時』のワン・シャオシュアイ監督の最新作。老けメイクだけでなく、内面の変化も繊細に演じた夫役の『薄氷の殺人』ワン・ジンチュン、妻役の『黒衣の刺客』ヨン・メイはそれぞれ第69回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞、最優秀女優賞をW受賞する快挙を成しとげた。ドニー・イェンのイップ・マン最終章『イップ・マン 完結』5月8日(金)公開『ムーラン』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などハリウッドでも活躍するドニー・イェンが、ブルース・リーの師イップ・マンを演じる4作目で、最新作にして完結編。最愛の妻と死別したイップ・マンが愛弟子ブルース・リーの招待を受けて渡米するも、サンフランシスコのチャイナタウンで米海軍との闘いに立ち向かうことに。最強の師弟タッグが実現する。監督のウィルソン・イップ、アクション監督の巨匠ユエン・ウーピンら、お馴染みのスタッフで描く最終章や、いかに!?『バーフバリ』プラバース主演最新作『SAAHO』(原題)春公開『バーフバリ』シリーズで映画ファンを夢中にさせたプラバースが、架空の都市ワージーを舞台にしたクライムアクションに挑む。本国インドおよび世界では、オープニング世界興収が『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』に次ぐ第2位を記録、日本円で約45億円をあげたとか。メガホンを取ったのは、『バーフバリ』のS.S.ラージャマウリ監督の愛弟子で、注目の若手監督スジート。『ミッション:インポッシブル』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』級のカーアクションや肉弾戦に挑むプラバースに期待大。MCUにも仲間入りのマ・ドンソク主演『悪人伝』夏公開『新感染 ファイナル・エクスプレス』でゾンビを素手でなぎ倒す愛妻家を演じてブレイクし、『犯罪都市』『神と共に 第二章:因と縁』などで大活躍、マーベル作品『Eternals』(原題)でハリウッド進出も果たす“マブリー”ことマ・ドンソク主演。凶悪なヤクザのボスが問題児の刑事と手を組み、自分をめった刺しにした犯人を追う。日本では一足先に「シン・ファンタ/復活!?東京国際ファンタスティック映画祭ナイト」にてお披露目。すでにシルヴェスター・スタローン製作でハリウッドリメイクも決定しており、強面マブリーが日本の夏を席巻する!?コン・リー&オダギリジョーら豪華共演『サタデー・フィクション』秋公開第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されたロウ・イエ監督最新作。第2次世界大戦が勃発する直前、世界各国の諜報員が暗躍する東洋の魔都・上海に実在する「蘭心劇場」で巻き起こる愛と謀略の物語。女優とスパイ、2つの顔を持つ主人公をコン・リーが演じるほか、オダギリジョーに中島歩、台湾のマーク・チャオら国際色豊かなキャストが見もの。たくさん笑ってスカッとする、心躍るエンターテイメント作品から、激動の時代を生きる人々をとらえた人間ドラマまで、心惹かれる様々なジャンルの映画が勢揃い。4月には中国の新進女優リウ・イーフェイを主演に、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンなどアジアのトップ俳優たちが出演するディズニー作品『ムーラン』も控えている中、ますますアジアの俳優、アジアの映画は盛り上がりを見せることになりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年5月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.プロジェクト・グーテンベルク 贋札王 2020年2月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2018 Bona Entertainment Company Limitedスウィング・キッズ(2019) 2020年2月21日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & ANNAPURNA FILMS. All Rights Reserved.エクストリーム・ジョブ 2020年1月3日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2019 CJ ENM CORPORATION, HAEGRIMM PICTURES. CO., Ltd ALL RIGHTS RESERVEDロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ 2020年2月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかにて全国順次公開©️2018 Dangmai Films Co., LTD, Zhejiang Huace Film & TV Co., LTD - Wild Bunch / ReallyLikeFilmsSAAHO(原題) 2020年春より新宿ピカデリーほか全国にて公開淪落の人 2020年2月1日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開NO CEILING FILM PRODUCTION LIMITED © 2018悪人伝 2020年夏より全国にて公開© 2019 KIWI MEDIA GROUP. ALL RIGHTS RESERVEDPMC:ザ・バンカー 2020年2月28日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVEDマニカルニカ ジャーンシーの女王 2020年1月3日より新宿ピカデリーにて2週間限定公開ⒸEsselvisionproduction(p) (LTD)在りし日の歌 2020年4月3日より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開©Dongchun Films Production
2020年01月05日映画『午前0時、キスしに来てよ』に出演する片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が、「第4回マカオ国際映画祭」アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワードの授賞式に出席、英語でスピーチも行った。「アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード」(Star Asia UpNext)は、「マカオ国際映画祭」とアメリカの代表的なエンターテイメントメディアである「Variety」の主催で開催される授賞式。第2回マカオ国際映画祭より新設された賞であり、今年で3回目を迎える。現在、世界で最も有望な次世代スターにスポットライトを当てている同賞。過去には、忽那汐里が受賞している。そんな本賞で「アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード」として日本人男性が受賞するのは片寄さんが史上初だ。今回この授賞式に参加するため、マカオ国際空港の到着ゲートに姿を現すと、空港に集まったファンから悲鳴のような大きな歓声に包まれ、片寄さんもその熱烈歓迎ぶりに驚く。記者会見には、片寄さんをはじめ「BNK48」プレーワー・スタムポンとジェニス・オープラサート、「少女時代」ユナ、ベトナム出身のリエン・ビン・ファット、インドネシア出身のアスマラ・アビゲイル、フィリピンの女優ベア・アロンソ、インドの女優ブミ・ベドニカルも出席。艶やかなブルーの衣装で参加した片寄さんは、英語で「映画祭とバラエティー誌に選んで頂き感謝します。また、スタッフ、家族、そしてファンにお礼を言いたいです。皆さんのサポートのおかげで受賞することができました。私の夢はエンターテイメントの世界でアジアと日本の架け橋になることです。この賞を頂き、私のキャリアにとっても一つの節目となるとともに、夢の実現への一歩となると思います。ありがとうございます」と力強くピ―チし、大きな拍手を浴びていた。そして黒のタキシードに着替え、「これからレッドカーペット歩きますー!」とにこやかにコメントし、カーペットインした片寄さん。ファンとプレスに「涼太ー!涼太ー!」と呼び止められながら、片寄さんは笑顔でカメラの前でポーズを決める様子も。映画について記者に問われた片寄さんは「この映画は、王子様との恋愛にあこがれている夢見がちな女子高生の現代のシンデレラ物語です。私は、国民的スーパースター綾瀬楓を演じています」と答えると「そのあなたがスーパースターでしょ?」と言われ、「YES!」とはにかむ片寄さん。ランウェイ後片寄さんは「凄く賑やか!」と興奮気味に感想を明かしていた。その後の本授賞式では、とても暖かい雰囲気に包まれながら終了。この日、マカオでは片寄涼太フィーバーが巻き起こっていた。『午前0時、キスしに来てよ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:午前0時、キスしに来てよ 2019年12月6日より全国にて公開Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
2019年12月11日映画ファン毎秋恒例の映画祭「東京フィルメックス」が本日開幕する。アジア圏の優れた作品を数多く紹介し、人材育成や映画人のネットワークづくりにも尽力してきた本映画祭は今年、記念すべき20回目を迎える。優れたアジア映画を紹介する映画祭として2000年にスタートした東京フィルメックスは、当時はまだ新人だったアピチャッポン・ウィーラセタクン、ロウ・イェを初年度のコンペ部門に選んでいる。その後、第2回(2001年)にはキム・ギドクがコンペ部門に登場。本映画祭が見つけ出した新人監督たちはその後、世界の大規模な映画祭で高い評価を得る作家に成長しており、彼らの新作がフィルメックスで上映されることも多い。上映作品をいたずらに増やすのではなく、“確かな眼”で選ばれた映画が並ぶフィルメックスは、多くの映画ファンから信頼されているといっていいだろう。今年のオープニング作品『シャドウプレイ』を手がけたロウ・イエ監督は、『ふたりの人魚』で映画祭最初のコンペ最優秀作品賞をを受賞。20回目を迎える記念すべき年の冒頭を飾るのにふさわしい監督だ。クロージング作品として上映されるのは、昨年のフィルメックスで審査委員長を務めたウェイン・ワンの最新作『カミング・ホーム・アゲイン』。この2作をみるだけでもフィルメックスが映画作家たちと堅い信頼関係を築いてきたことがわかる。ほかにもペドロ・コスタ監督の『ヴィタリナ(仮題)』、ジャファル・パナヒ監督の『ある女優の不在』、オリヴィエ・アサイヤス監督が1997年に発表したドキュメンタリー『HHH:侯孝賢』、その侯孝賢が翌年に発表した『フラワーズ・オブ・シャンハイ』のデジタル修復版など映画ファンが見逃せないタイトルが続々と並ぶ。そして気になるコンペティション部門には10作品が選ばれた。ブリランテ・メンドーサがプロデュースを担当し、ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門で審査員特別賞を受賞した『評決』、カンヌ映画祭の批評家週間のクロージングを飾った『春江水暖』、ロカルノ映画祭で審査員特別賞を受賞した『波高(はこう)』など注目の作品が集結。日本からは中川龍太郎監督の『静かな雨』と広瀬奈々子監督の『つつんで、ひらいて』がエントリーされている。他にも、歴代受賞作からファンの投票によって選出された3作品(『ふたりの人魚』『息もできない』『ふゆの獣』)の特別上映や、阪本順治監督の特集、有楽町マリオン内の施設で行われるVR上映、人材育成プログラム、シンポジウムなども開催。メイン会場の有楽町朝日ホールはロビーがひとつで、著名な映画作家も評論家も一般の映画ファンも同じ場所に集う。映画を愛する人たちが同じ場所で“映画の未来”を探る東京フィルメックスは今年も多くの映画ファンを集めることになるだろう。第20回 東京フィルメックス本日11月23日から12月1日(日)まで有楽町朝日ホール(有楽町マリオン)TOHOシネマズ 日比谷ほかTalents Tokyo 201911月25日(月)から11月30日(土)まで有楽町朝日スクエアB
2019年11月23日「IZ*ONE」自身初となるコンサートフィルム『EYES ON ME:The Movie』の公開中止が急遽決定した。宮脇咲良ら日本・韓国の12人で構成されるグローバルグループ「IZ*ONE」。同映画は、今年6月にスタートした自身初のアジアコンサートツアーの最初の開催地である韓国公演の模様を中心に、ライブ映像、バックステージでのメンバーの様子も収めたコンサートムービー。11月15日(金)より2週間限定で公開が予定されていた本作だが、このほど配給会社である東宝映像事業部が公開中止を文書にて発表。「映画『EYES ON ME:The Movie』 公開中止のお知らせ」と題した文面には「諸般の事情を受け、関係各所と協議のうえ、本作の公開を中止させていただくことに決定いたしました」と公開中止を説明している。なお、「IZ*ONE」の公式サイトでも公開中止の旨を記した文を掲載。文末には「本作を楽しみにされていた皆様には、急な公開中止となり誠に申し訳ございませんが、ご理解のほど何卒宜しくお願い申し上げます」と締めくくられている。(cinemacafe.net)
2019年11月08日東京都庭園美術館では『アジアのイメージ:日本美術の「東洋憧憬」』が、2020年1月13日(月・祝)まで開催されている。1910年〜60年頃、日本の知識人、美術愛好家、美術作家たちがアジアの古典美術に憧れた時期があった。朝鮮半島や中国では鉄道敷設、革命、発掘調査などによって、大量の古美術品が出土。日本に流入したそれらのアジア古美術を初めて目にした芸術家たちは、その「新しい」古美術の力強さや美しさに魅了されたという。同展は、こうした背景のもとに生み出された工芸品や絵画と、その発想の源となった古美術品など約100点を、3章構成で紹介する。第1章「アジアへの再帰」では、絵画に現れたアジアのイメージに注目。杉山寧による雲岡石窟の優しく微笑む石仏画や、安井曾太郎などによるチャイナドレスをまとった婦人画をはじめ、岸田劉生、前田青邨、バーナード・リーチによる静物画が並ぶ。第2章「古典復興」では、アジア古美術に影響を受けた工芸品を取り上げる。古代中国の青銅器である鳥型祭器からインスパイアされた香取秀眞の《鳩香炉》、李朝の白磁に描かれた即興性ある絵柄に心打たれた河井寛次郎、唐三彩において自然に流れ落ちる釉薬の美しさに魅了された石黒宗麿の陶芸など、古美術がもっている即興性や自然性をあえて意識的につくりだすことで完成させた作品が紹介される。こうしたアジアの憧憬は、1960年代ごろに表舞台からフェードアウトしたというが、今を生きるアーティストたちにアジアはどのように映るのだろうか。展覧会の最後を飾る第3章「幻想のアジア」では、3名の現代作家がアジアのイメージを表現。古代青銅器の地紋から着想を得て伝説上の霊獣を描いた岡村桂三郎の絵画作品、アジアを大きく意識した田中信行による漆芸のオブジェ、70年代の日米繊維交渉をテーマにした山縣良和によるデザインを発表する。作家たちによるアジアへの憧れと尊敬、そして新たな創造力を、多様な作品から感じとってほしい。【開催情報】『アジアのイメージ:日本美術の「東洋憧憬」』2020年1月13日(月・祝)まで東京都庭園美術館にて開催【関連リンク】 東京都庭園美術館()《染付魚藻文壺》 元時代14世紀東京国立博物館所蔵Image:TNM Image Archives《白釉鉄絵束蓮文瓶》 金時代東京国立博物館所蔵Image:TNM Image Archives《鴟鴞尊》 商後期泉屋博古館所蔵※会期後半(12月12日)より展示香取秀眞《鳩香炉》 1949年千葉県立美術館所蔵飯塚琅玕齋《花籃》 1936年頃 斎藤正光氏所蔵 (c)T.MINAMOTO安井曾太郎《金蓉》 1934年 東京国立近代美術館所蔵
2019年10月25日アジア初のドキュメンタリー映画祭としてスタートした<山形国際ドキュメンタリー映画祭2019>(以後ヤマガタ)が10日開幕した。1989年から2年に1度の隔年で開催され、いまでは世界の映画人と人とが集うドキュメンタリー映画の祭典に。昨年8月には、米国アカデミー賞の公認映画祭に認定された。16回目となる今回は記念すべき30周年となる。この日の開会式は、世界から集まった来日ゲストや映画関係者、観客を合わせ、400人を超える人々が集まり会場は大盛況。まず、山形交響楽団金管8重奏の演奏とともに、これまでヤマガタに来場した監督たちの映像をスライドショーで上映。レナード・バーンスタインの『ウエストサイド物語』やエンニオ・モリコーネの『ニュー・シネマ・パラダイス』などの演奏にのせながら、フレデリック・ワイズマン、ペドロ・コスタ、原一男ら名だたる映画作家たちの姿が次々と映し出され、映画祭30年の歩みを振り返った。そして迎えたオープニング上映は、今年1月に死去した詩人で伝説の映画監督であるジョナス・メカスの作品『富士山への道すがら、わたしが見たものは…』の16ミリフィルムを追悼上映。本作には、1991年にメカス監督が山形を訪れた際の映像が収められている。上映前に、メカス監督が山形を訪れた際、案内役を務めた農業詩人の木村迪夫さんが登壇。当時、行われたシンポジウムでのメカス監督とのエピソードを語った。木村さんはメカス監督との対話で印象に残っていることが3点あるとのこと。1つ目は故郷についてのことで、「メカスさんはリトアニアの小さな村で暮らしていたが、悪いことがひとつもなかったという。愉しいこと、美しいことでいっぱいだったと言っていた。対して、自分は戦争で父と叔父をなくし、貧困の中で育った。周囲からは貧しいということで蔑まれたりと、悲しい思い出しかない。いつか村の人たちを見返してやると反逆の精神があった。だから、故郷をそう思えるメカスさんがうらやましかった」と明かした。2つ目は、自身の出身地ということだったそう。「メカスさんは、『地方性』ということを強調されていた。メカスさんはリトアニアからニューヨークへ移ってからも、リトアニア語で詩を書き、それをリトアニアの言葉で朗読していた。ルーツを大切にしていた。対して、私はさきほどの反骨心もあって、山形弁はぜったいに使わないと決めていた」とこちらも正反対であったことを明かした。最後の3つ目は創作について。メカス監督は「詞は内側から発する言葉で、映像は外側から発する言葉。したがって、とても近い存在ではないか」と語っていたという。木村さんはこれらが原点にあり「メカスさんの牧歌的で、美しく叙情的でロマンチックな作品の魅力は、これらの点が原点にあるのではないか」とメカス作品の魅力を紐解き、「今日、久々に映像を見れることを楽しみにしている」とメカス監督に思いを寄せた。こうして開会式は終了。本日11日から本格的に映画祭はスタートする。今回の応募作は130の国と地域から過去最多の2371作品。目玉となる「インターナショナル・コンペティション部門」には15作品が選ばれている。ドキュメンタリー映画の巨匠、フレデリック・ワイズマン監督の新作『インディアナ州モンロヴィア』や『鉄西区』『苦い銭』のワン・ビン監督の8時間を超える長編『死霊魂』といった話題作から、若い新鋭監督の作品まで、世界で起きているさまざまな事象や問題をとらえたドキュメンタリー映画が並ぶ。アジアの新鋭作家に開かれた「アジア千波万波部門」では、長編第1作『鉱ARAGANE』が本映画祭で特別賞を受賞した小田香監督の『セノーテ』、巨匠、アッバス・キアロスタミ監督を父に持つバフマン・キアロスタミ監督の『エクソダス』など、注目の新鋭監督たちの顔が揃う。また、いろいろな意味で、いまはアジアをめぐる状況が変化しているとき。隣国でいまなにが起きているのかを知る機会にもなるに違いない。世界中を魅了する映画と映画作家を生み出し続けるイラン映画の魅力の根源に迫る「リアリティとリアリズム:イラン60s-80s」といった映画ファンとしては見逃せない特集や、日本のいまがみえる「日本プログラム」など、多種多様な企画や特別上映も組まれている。会期は17日(木)まで。映画と出合い、人と出会い、うまいものと出会えるのが本映画祭。興味をもったらぜひ足を運んでほしい。取材・文・写真:水上賢治
2019年10月11日俳優の斎藤工が“齊藤工”名義で約50分の中編映画『TATAMI』を完成させた。米ケーブルテレビ放送局HBOのアジア部門である“HBOアジア”が、アジア6カ国を舞台に製作したホラーアンソロジー『フォークロア』シリーズの“日本代表”。各国の民間伝承をベースにした恐怖の競演は、シンガポール映画界の巨匠で、齊藤が主演した『家族のレシピ』のエリック・クー監督が製作総指揮を務めている。すでに長編監督デビュー作『blank13』で、その手腕が高く評価された齊藤が、日本のホラーという“縛り”の中で選んだのが、畳という題材だった。「スポーツのアジア予選じゃないですけど、他の5作品との“勝負”は意識しましたね。勝ち負けではありませんが、作品への評価は如実に出ますから。その上で、各国の特性を表現するプロジェクトなので、日本なら畳かなと。畳(TATAMI)そのものが世界共通語でもあるし、目には見えない畳の裏側に、漠然とした恐怖が宿るという感覚は、とても日本らしいと思いました」(齊藤)。ホラー映画に初挑戦し「恐怖の強度を盛り込み、どこに力点を置くべきか考えた。やはり、ジャンル映画は、客席が沸くような描写が必要ですから」と振り返る。主演を務めるのは、日本映画界には欠かせない存在の北村一輝。最近では『アラジン』の日本語ボイスキャストとして、悪役ジャファーを演じ話題を集めたが、いち早く海外に目を向け、『KILLERS キラーズ』(日本・インドネシア合作)、『ザ・レイド GOKUDO』(インドネシア)に出演したアジア進出の先駆者でもある。「国により、恐怖の対象にいろいろなパターンがあり面白いし、畳に目をつける齊藤さんのセンスも“らしいな”と。例えば『KILLERS キラーズ』では、人が人を殺す恐怖を描いていますしね」(北村)。本作では、殺人事件を追うフリーライターの主人公を演じ、父親の急死をきっかけに、“畳に沁みついた”家族の忌まわしい真実に向き合う難役に挑んだ。役作りについて聞くと「ホラー映画は観客がどう見るか、そこを考えないといけない。だから、役作りはもちろん大切ですが、“自分がそこにいる”そのこと自体が大事かなと思いますね」と答えてくれた。「アジア、そして世界への挑戦」とも言うべき今回のタッグ。実現の裏には、齊藤と北村が育んだ20年来の親交があった。「僕がほぼ初めて足を踏み入れた映画の現場に、北村さんがいらっしゃった。それ以来、背中を見続けています。今回も本当にお忙しい中、徹夜で台本と向き合ってくださり、共犯関係を築きながら、クランクインできた。タイトな撮影でしたが、信頼と安ど感がありましたね」(齊藤)。それでは北村の目には、監督“齊藤工”はどのように映ったのだろうか?「アーティストだよね。まるで絵を描いている感覚。現場で声を荒げるようなこともなく、すごくコツコツ積み上げていくタイプ。監督をやっていくうえで必要な技術とセンスを持っていると思いますね。もちろん、俳優の目線もあるし、“これって、やりにくくないですか?”といったディスカッションもしやすい。やればやるほど、悩むことも多いでしょうけど、今後も監督業を続けてほしいと思いますよ」(北村)『フォークロア』(全6話)BS10スターチャンネル【STAR2 字幕版】11月10日(日)午後2:45~ 一挙放送 ほか※齋藤工監督『TATAMI』は11月10日(日)15:45~取材・文:内田 涼スタイリスト:【北村】中村剛(ハレテル)、【齊藤】川田力也【北村衣装】ジャケット400000円、Tシャツ55000円、パンツ140000円、シューズ105000円 以上全てグッチ(グッチ ジャパン)(問い合わせ先)グッチ ジャパン クライアントサービス(グッチ)0120-99-2177【齊藤衣装】オールインワン 210000円(Kazuki Nagayama/STUDIO FABWORK)
2019年10月10日Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」が、第24回釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケットで、今年新設された「アジアコンテンツアワード」にて山田孝之が最優秀男優賞、森田望智が最優秀新人賞を受賞した。釜山国際映画祭に併設されたアジアンフィルムマーケットの「アジアコンテンツアワード」は、アジア10か国で過去5年間に制作された作品の中から優れた作品や俳優に贈られる賞。今年記念すべき第1回授賞式にて、アダルト業界で自身の道を切り拓いた若者たちを熱く描いた本作で主人公・村西とおるを演じた山田さんが最優秀男優賞、そして村西の運命の女性・恵美を演じた森田さんが最優秀新人賞に選ばれた。日本で制作されたNetflixオリジナルシリーズとしてアジアを中心に驚異の視聴者数を記録している本作は、配信から2か月間で2部門の受賞を果たした。10月7日(日)に行われた同賞の授賞式に出席した森田さんは、会場からの大きな拍手と歓声に感激しつつ、「嬉しさと同時にびっくりしています。この作品は挑戦と覚悟を込めて向き合ってきました。みんなで愛情を込めた作品を釜山という地まで届けられたことを感謝しています。すべての方にありがとうございました!」と喜びいっぱいに語っていた。Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」はNetflixにて全世界独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月08日アジアNo.1の韓流イベント『釜山ワンアジアフェスティバル(BOF)』が、10月19日(土)から25日(金)までの7日間、韓国・釜山で開催される。今年で4回目を迎える同イベントは、K-POPアイドルの公演やファンミーティングをはじめ、美容、ファッション、メディカルまで、韓国の今を体験できるフェスティバルだ。「2019釜山ワンアジアフェスティバルK-POPコンサート」チケット情報先日、追加アーティストとしてStray Kids、ATEEZ、(G)I-DLE、MAMAMOO、GFRIEND、SUPER JUNIORの出演が発表された。今年も釜山が熱くなるシーズンが到来。話題のK-POPスターがそろうBOFに注目だ。『釜山ワンアジアフェスティバル(BOF)』▼2019年10月19日(土)~25日(金)韓国・釜山華明生態公園、海雲台亀南路など釜山全域『釜山ワンアジアフェスティバルK-POPコンサート』チケット発売中Pコード:162-940▼10月19日(土) 19:00華明生態公園B(STANDING)-4000円(整理番号付)C(STANDING)-3000円(整理番号付)D(RESERVED SEAT)-1000円[出演]HA SUNG WOON/AB6IX/KIM JAE HWAN/ITZY/Stray Kids/ATEEZ/(G)I-DLE/MAMAMOO/GFRIEND/SUPER JUNIOR/他※A(STANDING)は取り扱いなし。※日本国外では本券の発券はできません。必ず日本国内にて発券をお済ませの上、本券を持ってご来場ください。※日本国在住の方・日本語が読める方・日本国内にて発券することが可能な方のみご購入下さい。※会場までの交通、宿泊手配は含まれません。ご自身でご手配下さい。※開演・開場日時は現地時間です。※本券を紛失・お忘れの場合、対応は一切できません。※入場者は全員(お子様も)本券が必要となります。※当日本人確認あり。要身分証明書。※転売チケットはご入場できません。/お問合せ先【ハナチケット:Mail:bof2019@hanatour.com】
2019年09月30日是枝裕和監督最新作『真実』が、10月に開催される「第24回釜山国際映画祭」のGala Presentation(ガラ プレゼンテーション)部門にて上映されることが決定した。昨年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し世界を席巻した『万引き家族』に続き、ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭と、主要な映画祭にて出品が決定、世界中の映画祭からのオファーが絶えない最新作『真実』。今回上映が決定したのは、1996年に創設された韓国で開催される「釜山国際映画祭」。Gala Presentation(ガラ プレゼンテーション)部門は、その年の話題作や新作を上映する部門で、『君の名は。』なども上映された。24回を数える今年は、10月3日(木)~12日(土)の期間で行われる。また、是枝監督が「今年のアジア映画人賞(Asian Filmmaker of the Year)」に選定されたことも明らかに。「Asian Filmmaker of the Year」は、毎年アジア映画産業と文化発展に最も優れた業績を残したアジア映画関係者および団体に与える賞。昨年は音楽家の坂本龍一が受賞した。釜山映画祭は「是枝裕和監督は、アジア映画界で最も影響があり、インパクトがあり、支持されている映画監督である。アジア映画界全体の発展と促進に大きな貢献をしていると同時に、映画監督としての素晴らしい技術を評価したいと考え授与を決めた」と選定理由を明かしている。なお、是枝監督は同映画祭の上映イベントに登壇予定となっている。『真実』は10月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月04日現在放送中のドラマ「TWO WEEKS」で主演を務める俳優・三浦春馬が、ソウルドラマアワード2019・アジアスター賞を受賞。登壇した三浦さんは、英語でスピーチも行った。ソウルドラマアワードは、今年で14回目を迎える国際テレビフェスティバル。今回は世界61か国から270作品が出品され、過去最大規模で開催。この授賞式に参加するため、韓国・ソウルを訪れた三浦さんは、会場到着後、詰めかけた観客や報道陣に笑顔で手を振りながらレッドカーペットを歩いた。韓国ドラマの日本リメイク版となる「TWO WEEKS」をはじめ、アジア各国で公開された数多くの作品での活躍が認められた三浦さんは、今回アジアで精力的に活躍し、大きな影響力を持つ俳優に与えられる「アジアスター賞」を受賞。授賞式前は「緊張する!」と語っていた三浦さんだったが、壇上に上がると「このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。これまで私を支えてくれたすべてのスタッフ、そして応援してくれるファンの皆さんに感謝します」と挨拶。続けて「俳優としてアジアで活動するなかで、私はその国ごとの美しい文化や人の優しさに触れてきました。エンターテインメントには、スポーツのように国境を越えて人々を結びつけ、興奮を生み出す力があります。私は自分の活動を通じて、アジアの国々の絆を強める役割を担い続けられたらと願っています。このような賞をいただき、今日この場に立たせていただいたことで、私はより一層韓国の皆さんへの敬意と愛情を持ちました。本当にありがとうございました」と英語でスピーチした。そして授賞式後、世界各国の俳優陣たちと談笑したり記念写真を撮ったりと、リラックスした様子の三浦さん。「日本で頑張っているからこそ、こうして海外からもお声掛けいただけたんだと思います。ですので、今まで支えてくれた日本のファンの皆さんにすごく感謝しています」と日本のファンに向けてメッセージを送り、「これまで同様、日本での活動も一生懸命頑張っていきたいです!」とコメントしていた。来週放送の「TWO WEEKS」第8話は、結城、楓、有馬との連携により、灰谷が逮捕。自身の潔白を証明したい結城は、取り調べを行う有馬に思いを託すが、そこに黒幕・早穂子の圧力がかかる…というストーリー。「TWO WEEKS」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月29日「アジアネイルフェスティバル」開催西日本最大級のネイルの祭典「アジアネイルフェスティバル イン 大阪 2019」が、2019年7月14日(日)および15日(月・祝)の2日間、インテックス大阪にて開催される。NPO法人日本ネイリスト協会が主催する同イベントは、今年で25回目。プロのネイリストやサロンオーナー、美容関係者など、例年約2万人が来場する。一般客も参加可能だ。ネイルイベントが盛りだくさん当日はトップネイリストによるデモンストレーションステージや、アジアNO.1を決めるコンペティション、最旬のネイルトレンドを披露する「TOKYO NAILS COLLECTION」など見所が満載。最新ネイルアイテムが購入できる「ネイルトレードショー」や、JNA認定講師によるネイルケア体験、ネイルに関する手クックを無料で学べる「クラスルーム」など、ネイルファンに嬉しいイベントも多数用意されている。ネイリスト達の熱い戦い特に注目すべきは数々のネイルコンペティション。4部門8種目に分かれて日本一のネイリストを競う「全日本ネイリスト選手権」や、日本のみならずアジア中からネイリストが集結する「第14回アジアカップ」、オープン参加の「アートチップアワード」など、どれも見逃せない。入場料は前売り券が1,500円(税込)、当日券が2,500(税込)。「ローソンチケット」や「チケットぴあ」などで販売中だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※NPO法人日本ネイリスト協会のプレスリリース※「アジアネイルフェスティバル イン 大阪 2019」公式サイト
2019年05月23日米アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、日本アカデミー賞最優秀賞8部門を受賞し、凱旋上映中の『万引き家族』が、“アジア全域のアカデミー賞”と呼ばれる第13回アジア・フィルム・アワードにて、作品賞と音楽賞を受賞。是枝裕和監督、安藤サクラ、細野晴臣らが参加した。動員数380万人、興行収入46億突破(3月17日時点)という是枝監督作品最大のヒットを記録している本作。現地時間3月17日(日)に開催されたアジア・フィルム・アワードにて作品賞、監督賞、主演女優賞(安藤サクラ)、助演女優賞(松岡茉優)、音楽賞、美術賞の6部門でノミネートされていたが、作品賞と音楽賞の受賞を果たした。日本映画で作品賞を受賞したのは、黒沢清監督『トウキョウソナタ』以来10年ぶり、日本映画で音楽賞を受賞をしたのは、久石譲の『崖の上のポニョ』以来、同じく10年ぶりとなった。■是枝監督、樹木希林さんとの思い出の映画賞に「お墓まいりをして報告したい」受賞を受けて是枝監督は、「謝謝(シェイシェイ)ありがとうございます。アジア・フィルム・アワードは賞の結果よりは本当に尊敬するアジアの映画人たちと再会をして交流を深めて、そういう時間が一番の目的だと本当に思ってこの場に来ているんですけれども、やはり賞をもらうと嬉しいものですね。ここに来られなかったスタッフとキャスト、昨年の9月に亡くなられた樹木希林さん、希林さんと最初に映画祭に参加したのがこの香港の映画祭だったという思い出があって、このことをさっき思い出してました。戻ったらお墓まいりをしてこの賞を報告したいと思います。ありがとうございました」と、希林さんとの思い出に触れてコメント。また、細野さんは「ありがとうございます、驚いています」と語り、「『万引き家族』の音楽はそれほど多く作曲したわけではないですが、とてもシンプルなものなのに、『万引き家族』のおかげで僕の音楽を見つけてくれてとても幸運です。これからもいっそう頑張ります。謝謝!」と喜びを語った。■安藤サクラ「本当に華やかでなかなか味わえない場所」授賞式当日は、是枝監督、細野さんと、朝ドラ「まんぷく」が佳境となっている安藤さん、美術賞ノミネートの三ツ松けいこの4名が映画祭に出席。授賞式の前にはレッドカーペットにも登場し、現地メディアからは大量のフラッシュを、観客からは大きな歓声を浴び、アジア圏においても人気の高さをみせつけた。今回で第10回以来二度目の参加となる是枝監督は、「ノミネーションは勿論ですが、アジアを代表する、尊敬するフィルムメーカーの皆さんと、短い時間ではありますが交流を育める貴重な機会が有難く、楽しみにしております」と語り、第4回にて『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』でのノミネート以来二度目の参加となる安藤さんは「2010年のアジア・フィルム・アワードに参加させていただいたことがあり、当時の映画の助演女優賞で参加させていただきました」とふり返ってコメント。「私も20代前半でしたし、ただ会場の雰囲気に圧倒されてしまい、自分は場違いなように、その場所にマッチしていないように感じてしまい、ただすごい華やかなものを見たなという思い出があります。今日はそれから約10年経ちましたので、また違う気持ちで参加できるのかなと楽しみにしています。本当に華やかでなかなか味わえない場所なので楽しみたいと思っています。皆で海外に来れたのも嬉しいです」と喜びの様子だった。細野さんと同様、初参加となった三ツ松さんは「自分のことでないような気持ちです。『万引き家族』に連れてきてもらったという、ご褒美のような気持ちでいっぱいです。せっかくですので楽しく過ごさせていただき、一緒に頑張った美術のスタッフ、他のスタッフの方にも喜びを共有したいと思います」と語った。なお、是枝監督は、日本でも公開中の『バーニング 劇場版』にて本アワード最多8部門のノミネートを果たし、功労賞を受賞したイ・チャンドン監督のプレゼンターを、そして細野さんは、日本でも人気の高い歌手・アーティストでアジア新人賞を受賞したジェジュンのプレゼンターを務め、注目を集めていた。『万引き家族』は全国にて凱旋上映中、4月3日(水)よりブルーレイ・DVD発売&レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2019年03月18日「LUSH」アジア最大級店舗が新宿に登場イギリス生まれの自然派コスメブランド「LUSH(ラッシュ)」は、アジア最大級のフラッグシップショップ「LUSH 新宿店」を、2019年初夏にオープンすることを発表しました。オーガニックかつハンドメイドにこだわった同ブランドでは、新鮮な野菜やフルーツを使った自然由来のコスメアイテムを販売し、多くの女性から支持を集めています。全5フロアの大型店舗世界49カ国に展開する世界的ブランドのアジア最大級ショップが、2020年の東京五輪を前に新宿に誕生。世界中からの集客を見越しています。新店舗は全5フロア(販売エリアは1階から4階)、延べ床面積1,592.03平方メートル。JR新宿駅の中央東口から徒歩わずか2分と立地も最高です。新宿の新たなショッピングスポットとなることでしょう。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ラッシュジャパンのプレスリリース
2018年12月07日マーベルが、アジア人のスーパーヒーローでカンフーマスターのシャン・チーを主役とする映画の製作に着手したという。「Deadline」が報じた。アジア人のスーパーヒーローが主役となって活躍するマーベル映画はこの作品が初めて。すでに脚本家は中国系アメリカ人のデイヴ・キャラハム(『GODZILLA ゴジラ』)に決定。キャラハムは、今後公開予定の『ワンダーウーマン 1984』(原題)、『ゾンビランド2』(原題)、マーベルのCGアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編の脚本も担当している、いま旬な脚本家。監督もアジア系で探しているという。マーベルはシャン・チーの映画に、伝統的なアジアとアジアン・アメリカンのどちらのカルチャーも取り入れたいと考えており、キャストも製作陣もそのようなバックグラウンドを持つ人たちを起用する意向を示している。シャン・チーは、スティーヴ・エングルハートとジム・スターリンが生み出し、1973年12月に発売の「スペシャル・マーベル・エディション #15」に初登場したキャラクター。このコミックは10年以上売れ続け、アメリカでマーシャル・アーツがブームになったきっかけの1つともいわれている。シャン・チーの映画は2006年から企画がスタートしたが、10年以上を経てついに本格的に製作が始まる。(Hiromi Kaku)
2018年12月04日東京都・千代田区にある「東京国立近代美術館」にて開催されている展覧会「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代(以下、アジアにめざめたら)」。展示の概要や魅力をご紹介します。アジア各地のアヴァンギャルド・アートが東京に集結!東京国立近代美術館・1階企画展ギャラリーにて、2018年10月10日(水)~12月24日(月・休)まで開催されている展覧会「アジアにめざめたら」。アジア各地の現代アートの黎明期である1960年代~1990年代に焦点をあてた展覧会で、90組以上の作家が手がける、絵画や彫刻、パフォーマンスなど約140点ものアート作品が東京に集結しています。10を超える国と地域の90組以上の作家日本・韓国・台湾・中国・香港・インドネシア・シンガポール・タイ・フィリピン・マレーシア・インドなど、10を超える国と地域で活躍する、90組以上の作家の作品が登場。約140点ものアート作品絵画・彫刻・版画・写真・映像・パフォーマンス・インスタレーションなど、多様なアヴァンギャルド・アートが約140点展示されます。3章にわたってアートを展示第1章:構造を疑う1968年以降、西洋由来の“美術”という概念に疑問を持ったアジア各国の若い作家たちは、従来の“絵画”や“彫刻”といった形式にとらわれない芸術作品を生み出してきました。絵画を燃やす行為やギャラリー内に酒場をつくるなど、“美術”を批評する仕事とともに、石やクッション、ドライアイスなどの、物質と対話をうながすような新たなアート作品を展開します。第2章:アーティストと都市1960年代以降、アジアの主要都市の近代化がすすむ一方で、貧困問題・民族紛争などの問題が意識されるようになりました。その矛盾を指摘するかのような、光と影の両面をもつ都市のイメージを新鮮な感覚で表現した映像作品や、広告イメージを使って消費社会を皮肉るような絵画が登場します。さらに“路上”という公共空間でパフォーマンスが行われるなど、「都市」は実験的な表現をはぐくむ場所となっています。第3章:新たな連帯この時期の自由を求める若い表現者たちは、抑圧的な体制・社会的なタブーにも臆することなく、自由な表現ができるスペースをこじ開けようとしていました。アートがもつコミュニケーションの力に活路を見いだした作家たちが、アジアの“リアル”を多くの人々と共有するために作成した壁画・バナー・看板・ヴィデオなどが登場します。展示方法にも工夫がたくさん異なる時代・国の作品を比較できる同じ題材でも表現の違いが感じられるよう、展示スペースに異なる2つの時代や国の作品を展示。時代や場所の異なるアートを、国の枠組みを越えて比較することで、新しい発見をすることができます。壁と壁の間に隙間!?ギャラリー内の壁と壁の間には隙間があり、そこから次のエリアの展示作品が少し顔を覗かせています。不意にちらりと見える作品に胸を躍らせながら展示物を見ることができる、新鮮な展示方法です。もしこのクラッカーが本物の銃だったらどうする?会場に入ってすぐのところにある「もしこのクラッカーが本物の銃だったらどうする?」という展示物の問いかけ。どう思うかを考えて、横に置いてあるノートに書き込むことができます。過去に書き込んだほかの人のメッセージも見ることもできるので、考え方・捉え方の違いを知ることができ、感慨深い気持ちになりますよ。2019年にかけて韓国とシンガポールでも開催日本・韓国・シンガポールの国立美術館3館と、国際交流基金アジアセンターによって、5年にわたってすすめられてきた「アジアにめざめたら」。アジアの戦後美術を再考する国際共同プロジェクトの集大成です。日本で開幕した後は、2019年にかけて韓国とシンガポールに巡回します。アヴァンギャルド・アートに心揺さぶられて1960年代~1990年代、急速な近代化やベトナム戦争、民族間の対立などの社会を揺るがすさまざまな出来事が起こりました。その時代を生きたアーティストたちが“美術”といかに向き合ってきたのかを知ることができる「アジアにめざめたら」。アートと世界の見方が変わるアヴァンギャルド・アートに、この機会にふれてみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代催行期間:2018年10月10日 〜 2018年12月24日住所:千代田区北の丸公園3-1東京国立近代美術館1F企画展ギャラリー電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル 8:00~22:00)
2018年11月16日「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990 年代」が、東京国立近代美術館にて開催される。会期は、2018年10月10日(水)から12月24日(月・休)まで。「アジアにめざめたら」は、アジアの現代アートを、かつてないスケールで紹介する企画展。日本をはじめ、韓国や台湾、中国、香港、インドネシア、シンガポール、インドまで、幅広いアジアの地域を対象に、アジア各地の現代アートの黎明期である1960年代から1990年代までの作品に焦点を当てた展示を行う。会場では、10を超える国と地域の90組以上の作家による約140点の作品を公開。その表現媒体も、 絵画から彫刻、写真、映像、パフォーマンスまで、実に多様だ。植民地支配からの独立と急速な近代化、ベトナム戦争など、大きな変化を迎えていたアジアの激動の30年間を背景に、そんな時代だからこそ生まれ得たパワフルな作品たちを、「美術」「都市」「連帯」の3つのキーワードに分けて紹介する。ジム・スパンカットによる《ケン・デデス》は、古代ジャワの女神ケン・デデスの胸像と、ジーンズ姿の半裸の女性像のイメージが無理やり縫合された作品。不自然さや戸惑いを感じずにはいられないこの作品は、インドネシアに存在する様々な異文化やアイデンティティの衝突を連想させる。インド出身のナリニ・マラニによる映像作品《ユートピア》は、二面プロジェクションで都市の矛盾を表現している。一方では、明るい色彩で抽象的に表現されたユートピアのような”理想の都市”を、もう一方では、寂しげなモノクロームでビルの窓から外を見つめる女性の姿を捉えた”現実の都市”を表している。【詳細】「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990 年代」会期:2018年10月10日(水)〜12月24日(月・休)会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1開館時間:10:00〜17:00(金・土曜は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで。休館日:月曜日(12月24日は開館)観覧料:一般 1,200(900)円、大学生 800(500)円※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。※高校生以下および18歳未満、障害者手帳の携帯者とその付添者(1名)は無料。※本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展が入場無料。※11月3日(土・祝)は無料観覧日。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2018年09月13日