センチュリーは20日、映像再生機器からの出力を直接USBストレージにキャプチャできる、HDMI/アナログ動画レコーダー「カンロクHD」を発表した。11月21日に発売し、価格はオープン、店頭予想価格は17,280円。映像入力はHDMIとアナログ(RCAコンポジットまたはコンポーネント)、音声入力は3.5mmミニジャックを搭載する。HDMIパススルー出力に対応しており、例えばゲーム機を接続してプレイ動画をキャプチャするときでも、送信遅延や反応遅延が少ない。本体前面のUSBポートに接続したUSBメモリやUSB HDDに記録し、キャプチャ(録画)の開始は本体前面の「REC」ボタンを押すだけ。キャプチャ形式は映像がH.264/MPEG-4 AVC形式、音声がAAC形式だ。キャプチャ解像度/フレームレートは、HDMI入力時が1080p(1,920×1,080ドット/30fps)、および720p(1,280×720ドット/60fps)、アナログ入力時が720×576ドット/60fpsとなっている。ビットレートは最大16,000kbps(1080pと720p)。本体サイズはW132×D102×H35mm、重量は約150g。アナログ入力(映像がRCAコンポジットまたはコンポーネント、音声がRCA LR)を行う、専用アナログ接続用ケーブルが付属する。
2014年11月20日アイ・オー・データ機器は11月19日、ビデオテープなどのアナログ映像をパソコンを使わずにUSB HDDやSDカードにダビングできる機器「アナレコ (GV-SDREC)」を発表した。12月下旬の出荷開始を予定しており、希望小売価格は税別14,300円。アナレコはビデオデッキなどとUSB HDDやSDカードをつなぐビデオキャプチャー機器。パソコンを介さずに、アナログビデオテープの映像をデジタル保存できる。アナレコ本体はコンポジット入力とSビデオ入力、USB端子を備えている。また、SDカードスロットを2基搭載しており、1基を記録/再生用、もう1基をコピー用として使用できる。ダビング時間を指定して自動停止する機能や、手ぶれ映像の補正機能、720×480ドットの映像を1,280×720ドットにアップコンバートする機能を用意。映像記録方式はMPEG4 AVC/H.264。本体サイズはW139×D32×H60mm、重量は約150g。映像出力用にHDMI端子がある。
2014年11月19日アイ・オー・データ機器は19日、ビデオテープなどのアナログ映像をUSB HDDにダビングするためのビデオキャプチャーBOX「GV-SDREC」発表した。12月下旬より発売する。希望小売価格は14,300円(税別)。アナログのビデオテープなどをダビングするためのビデオキャプチャーBOX。ビデオデッキなどと本機をアナログ接続し、PCを経由せずにUSB HDDやSDメモリーカードに保存する。USBポート×1基とSDメモリーカードスロットを2基搭載。SDメモリーカードスロットは1基が記録/再生用、もう1基がコピー用となっている。USB HDDの対応容量は2TBまで、SDカードは32GBまで。自動的にダビングを終了する「自動停止設定機能」を搭載。ダビング時間は380分間を1分刻みで設定可能だ。「独自映像補正機能」では映像に手ブレがあった場合補正して見やすく再生する。また「超解像再生機能」により、720×480ドットの映像を1,280×720ドットにアップコンバートできる。映像記録方式はMPEG4 AVC/H.264、画像サイズが720×480ドット、フレームレートが60fps。対応フォーマットは、動画がMP4、音声がMP3、写真がJPG。映像入力インタフェースはSビデオ×1、コンポジットビデオ×1、映像出力インタフェースはHDMI×1。本体サイズはW139×D32×H60mm、重量は約150g。
2014年11月19日ドスパラは、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、オーディオを光デジタルとアナログステレオで出力可能にする分配器「DN-12082」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は4,799円。同製品は、HDMIの信号から映像信号と音声信号を分離し、音声を光デジタルまたはアナログで出力できるという分配器。TVの音声を、外部スピーカーやアンプなど高性能なオーディオシステムに接続してサウンドを楽しみたいというユーザー向けの製品である。分離された映像は最大でフルHD(1080p:1920×1080)の解像度で出力される。オーディオはS/PDIFでの光デジタル出力端子と、RCAピンのアナログステレオ出力端子を用意している。HDMI規格はVer1.3、最大データレートは6.75Gbps。また、24bitディープカラーに対応する。サイズはW 85×H21×D62mmで、重量は130gとなっている。
2014年11月14日ポニーキャニオンは、「はっぴいえんど」の2枚のオリジナルアルバムを収めた『はっぴいえんどマスターピース』を12月26日に発売する。完全復刻したアナログ盤とデジタルリマスタリングしたCD盤に加え、ハイレゾ音源(96kHz/24bit)のダウンロードカードなどが付属する。価格は税別12,000円。『はっぴいえんどマスターピース』は、1970年発表『はっぴいえんど』と1971年発表『風街ろまん』の2枚のアルバムを収録。アナログ盤はアナログマスターから直接「ハーフスピード・カッティング」を施した重量盤。CD盤のデジタルリマスタリングとも英国最大級のレコーディング・スタジオ「METROPOLIS」にて行った。ハイレゾ音源(96kHz/24bit)のダウンロードカードのほか、写真を満載した「はっぴいえんど資料集」、松本隆の作詞ノートのレプリカ、収納ケースが付属する。はっぴいえんどは、日本語のロックを確立したとされる伝説のバンド。NHK BSプレミアムでは12月30日(火)22:00~22:59に、「名盤ドキュメント3 はっぴいえんど『風街ろまん』(1971) ~"日本語ロックの金字塔"はどう生まれたのか?~」を放送する。番組では、大瀧詠一(故人)を除く3人のメンバー、細野晴臣、松本隆、鈴木茂が『風街ろまん』製作の舞台裏を語る。
2014年11月12日Texas Instruments(TI)は11月6日、高性能アナログペリフェラルを統合し、高い正確性、高精度、およびコストの削減を実現する産業用マイコン「MSP430」の新シリーズ「MSP430i204x」を発表した。同シリーズは、正確性と高精度を可能にする、最大4個のデルタ-シグマ型A/Dコンバータ(ADC)を内蔵しており、2000:1のダイナミックレンジと0.5%の誤差を有するスマートメータ製品の開発を可能にする。さらに、デジタル制御発振器(DCO)を内蔵していることから、外付けの水晶発振子が不要であり、正確性を向上すると同時に、パッケージが小型化でき、基板実装面積とシステムコストの削減が図れる。また、16KBもしくは32KBのフラッシュメモリと、シグマ-デルタ型アナログフロントエンド(AFE)をはじめとしたアナログペリフェラルのスケーラビリティを活用できる。加えて、単相スマートメータやサブメータ、スマートパワーストリップ製品の設計の迅速な開始に役立つ、回路図、ブロック図、部品リスト(BOM)、設計ファイルやテストリポートなどが付属したTI Designsが提供される。これらの産業製品向けリファレンスデザインは、降圧型コンバータ「TPS54060」や、SimpleLink Wi-Fiワイヤレスマイコン「CC3200」を組み込んでいるため、ネットワーク接続デバイスとの通信を実現する。この他、同社のD/Aコンバータ(DAC)「DAC8760」により、4~20mAカレントループ用の産業用センサ製品において、さらに基板実装面積やシステムコストの削減が可能になるとしている。なお、価格は16KBのフラッシュメモリを内蔵した「MSP430i2040」が1000個受注時で1.70ドル、32KBのフラッシュメモリを内蔵した「MSP430i2041」が同1.75ドル。また、産業向け製品の迅速な設計に役立つサブメータEVM(評価モジュール)「MSP430-i2040SUBMTR」は99ドル、またターゲットボード「MSP-TS430RHB32A」は同115ドルとなっている。
2014年11月07日ティアックは11月5日、USB端子からのデジタル出力が可能なアナログターンテーブル「TN-350」を発表した。発売は11月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は52,000円前後。「TN-350」は、MM型カートリッジ対応のフォノイコライザーアンプを内蔵したアナログターンテーブル。新日本無線のオペアンプ「NJM8080」とTexas InstrumentsのA/Dコンバータにより、アナログレコードの音楽を48kHz/16bitのCD音質でデジタル化。USB端子を通じてパソコンなどに出力できる。オーディオテクニカ製のカートリッジ(AT100E相当)を標準搭載。ユニバーサル式のトーンアームを採用しているので、好みのカートリッジに換装することも可能だ。ドライブ方式はベルトドライブ式となっている。サイズはW420×D356×H117mm、重量は約4.9kg。キャビネットは天然木材に多層塗りを施し、光沢感を持たせている。
2014年11月06日エレコムは4日、アナログスティック付きの12ボタンUSBゲームパッドを発表した。振動機能付きモデル「JC-U3712F」シリーズと軽量モデル「JC-U3712T」シリーズを用意。11月中旬より発売する。価格は「JC-U3712F」シリーズが3,996円、「JC-U3712T」シリーズが3,618円。○JC-U3712Fシリーズ「JC-U3712F」シリーズは、振動機能を搭載したUSBゲームパッド。ブラック / ブルー / レッドの3色を用意する。PlayStation系コントローラに準拠したボタン配置となっており、十字ボタンの機能をPOVとX-Y軸に切り替える「モードボタン」を装備。POVに対応しないゲームをプレイするときなどに役立つ。連射機能を備え、12ボタンすべてで連射のオンオフを設定できる。無料ダウンロード可能なソフト「エレコムゲームパッドアシスタント」を使えば、ゲームパッドの入力をキーボードやマウスの入力に変換できる。インタフェースはUSB。ケーブル長は1.7m。本体サイズはW163.4×D102.8×H64.4mm、重量は約230g。○JC-U3712Tシリーズ「JC-U3712T」シリーズは、振動機能を搭載しない軽量モデル。ブラックとレッドの2色を用意する。それ以外の仕様は「JC-U3712F」シリーズとほぼ共通。
2014年11月05日パナソニック AVCネットワークス社は10月29日、高速電力線通信「HD-PLC」向けシステムLSIを実現するアナログ回路IPとデジタル回路IPのライセンスを併せた統合コアのライセンスの提供を2015年1月から開始すると発表した。HD-PLCは電力線を使った通信であるため、これを1チップ化する場合、電力に関係したアナログ回路IPと通信に関連したデジタル回路IPを持つシステムLSIが必要であり、すでに同社ではデジタル回路IPに関して、LANの通信規格であるIEEE 1901対応の「HD-PLC」Completeを2010年に、シリアル通信対応の「HD-PLC」insideのデジタル回路IPを2013年よりそれぞれ行っていたが、アナログ回路に対応したシステムLSIが別途必要という課題があった。今回の統合IPは、それらを組み合わせたものであり、これを適用することで、HD-PLC向け1チップ・システムLSIの開発が容易になると同社では説明しているほか、これにより従来に比べ小型・軽量化と省消費電力化が可能になるため、従来に比べ多くの製品へ導入が可能になるとしている。なお同社では今後、さらなる通信の広域化を目的として、通信の長距離化や接続機器の台数の増加に対応した産業用機器向けのライセンスの提供を目指すとしている。
2014年10月29日●デザイナ-・佐藤卓と作り上げた新カバー「SSACK」紙に手で書く「アナログ」な手法から、iPhoneなどのデジタル端末を使う「デジタル」なやり方に、さまざまなものが移り変わっている昨今。そんな中、多くの支持を得ている"アナログ"な文房具の代表格ともいえるのが「ほぼ日手帳」だろう。同商品は数多くのクリエイターとコラボレーションし、毎年異なるデザインのカバーを生み出している。今年は基本のカバーのかたちや素材とはまったく異なるシリーズ「SSACK(ザック)」を、デザイナー・佐藤卓との協業によって作り出したのが目新しい。すでに手帳カテゴリの定番商品の位置を獲得していながら、毎年新たな試みを行っているのも特徴のひとつだ。今回は、そんな「ほぼ日手帳2015」のラインナップや、デジタル時代における"アナログ"な文房具の「進むべき先」について、同製品を生んだWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里氏に話をうかがった。――さっそくですが、今回新登場した手帳カバー「SSACK(ザック)」は、ほぼ日手帳のカバーの基本形から外れていて、素材もシリコンというほぼ日"らしく"ない素材を使っており、新しい挑戦だと感じました。このシリーズが生まれたいきさつをお教えください。「ほぼ日手帳」は、全体的にほかの手帳より高いと言われますが、高いぶんだけ僕らもちょっと自信があると言いますか、価格を上回る商品づくりをしているつもりです。ですが今回、若い人への(ほぼ日手帳の)入り口を広げようと思って作ったのが「SSACK」です。パソコンなどで、スチューデントモデルが出るのと同じような感覚かもしれません。名前は活動的なリュックサックのイメージから来ていて、素材も丈夫で、機能性みたいなものをつめこんだ、"大事にしない人を大事にしたい"というような製品です。この真逆にあるのが、革のカバーと言えますね。――そんな経緯で生まれたものだったんですね。確かに定番の型のカバーよりはやや安価(1,296円)ですが、デザイナーの佐藤卓さんが開発に携わったということもあり、デザイン性に敏感な人に向けたものだと思っていました。位置づけとしてはあくまで廉価版ということなんでしょうか。そうなんです。でも、廉価版を出すときに、ちゃんとした良いデザインにしないとかっこ悪いし、「こんなんでいいだろ?」という雰囲気になってしまったら嫌ですから。このカバーを見た人からは「8,000円くらいしますか?」と聞かれたりもしますけれど、実は一番安いというのが、この製品の面白いところですね。卓さんが「できないかも」って言ったくらい、なかなかの難産だったんです。これまでのものとは形が違うし、乱暴に使えるものにしたいし、シールを貼ったりして個性を出す人にも受け入れられるようなものにしたいなど、満たしてほしい要件がいくつもありました。ほかの(布や革などでできた)カバーは縫製で作るものですが、このカバーは押して型で作るので、たとえるならiPhoneのようなプロダクトを作る感覚に近かったかもしれません。(ほぼ日手帳のカバーとして)"あとから出てきたプロトタイプ"、という気がします。マグネットで開け閉めする仕組みや、色のバリエーションも、卓さんと一緒に決めました。――基本のかたちとかなり構造は異なりますが、並べてみると「ほぼ日手帳」らしい雰囲気なのもまた印象的です。たいした仕事ですよ。卓さんもそうだし、"英語版ほぼ日手帳"「Hobonichi Planner」の企画製作に携わってくださっているソニア パークさんや、ハンドメイドで革カバーを手がけてくださっているアンリ・ベグランさんにもいえることですが、こちらがためらうような省略をすっと行って、良いものを作ってくださるんです。そんな仕事ぶりに、僕らは「"これだけは譲れないもの"は何なんだろう?」といつも問われている気がしますね。●、"アナログ"な文房具が進むべき方向は?――2015年版も写真家・石川直樹さんの写真がカバーになったのをはじめ、多くのクリエイターとのコラボレーションカバーを発表されています。「ほぼ日手帳」のカバーがクリエイターのショーケースのようになってきているような印象があるのですが、今後もさらにクリエイターとの協業は広げていくのでしょうか。もちろんです。さまざまなクリエイターの方とご一緒して、幸運なことにその多くがカバーというかたちで成就していますが、もちろん全部が実現するわけではありません。残念ながらかたちにならなかったものも、そのプロセスそのものが良い刺激になっています。ほぼ日手帳のカバーに写真をあしらったのは、石川直樹さんが初めてです。「ほぼ日」のコンテンツや書籍「はたらきたい。」のときにご一緒して、作品のみならず、彼の活動を含めてコラボレーションしたいと思った方ですね。ほかにも、松本大洋さんに描いていただいた文庫本「ボールのようなことば。」の表紙イラストが、週間手帳「WEEKS」のいちデザインとして登場しています。「TOBICHI」での展示では、石川さんと松本さんの手帳は、写真集や文庫本と並べて展示しています。――手帳カバーのデザインを、元になった作品と見比べられるのは面白い試みですね。「TOBICHI」での展示は、まるで美術館のような雰囲気も感じられます。今回は確かにそうですね。でも、この間は1日限定の喫茶店でした。8月にできたばかりの場所ですが、催しを変えるたびに全然違う装いになっています。小さい場所ですけれど、「エキスだけ見てもらえればいい」というものも結構ありますからね。まとめて手帳を見せるだけの催しはここで行って、LOFTさんでは大勢の人が来ても大丈夫な展示をやります。――ところで、昨年の手帳発売の時のインタビューでは、パソコンの普及期に「シャープペンシルを封印する儀式」をされたものの、その後再び筆記具を使うようになったとうかがいました。昨今、クリエイターがiPhoneなどを用いてメモやスケッチを行ったり、絵を描かれる方は筆記具をペンタブレットに持ち替えたりする流れがありますが、糸井さんがアナログに戻ったきっかけは?やっぱり、様式関係なく物を書けることですね。デジタルなものでは、脳の中をとりあえず置いていくというようなことができないんです。――フリーハンドとテキスト入力の両方に対応しているiPadなどのメモアプリなどと比べても、やはりアナログの筆記具のほうが使いやすいということでしょうか?iPadのスイッチを入れたり、アプリを起こしたりするというのが、僕にとってはちょっと違うんですよね。"すぐに"書けないと、さっき言ったようなことはできないと感じています。――しかしながら、スマートフォンなどデジタル端末が普及したことで文房具が売れなくなってきているという声もあり、モバイルアプリと連携した文房具が出てきたりもしています。「ほぼ日手帳」はそんな情勢の中でも根強い支持を受けていますが、"アナログ"な文房具が進むべき方向はどこにあるのでしょうか。そんな行き先があれば教えてほしいくらいです(笑)。あえて言うならば、「買いに行けばある」ということに負けているんだと思います。たとえば、包丁。すでに切ってあるサラダなんかがそこかしこで売っていて、必要になった時に出来合いを買ってくればいいという人が増えている。だから、包丁が売れなくなってきている……"かも"しれません。だけど、包丁自体は今もなくなっていないじゃないですか。しかも、昔に比べて(100円均一など安価な雑貨店やWebストアなど)「包丁を買う機会」は増えている。その一方で、デパートではお客さんが列をなして、包丁を研いだり、あるいは銘を入れてもらったりしている。中には「ゾーリンゲンのあの包丁がほしい」なんていう、こだわりのある人もいる。文房具もそうだと思います。だからと言って、包丁が売れない原因を「出来合いのサラダ」だと仮定して、「みんな、野菜は自分で切ったほうがいいぞ!」と言っても仕方ないじゃないですか(笑) 世の中全体を「それ以前」に戻そうと思っても無理ですし、売れすぎた時に比べたら(売れなくなっている)ということじゃないかなあ。誰も彼もがウハウハ言うような時代って、そんなにはないですよ。――なるほど。ほぼ日手帳について言えば、2014年版を買ってくれている人が50万人いて、買ってくれた人たちが喜んで使ってくれている声が届いています。もしかしたら、いずれ買ってくれる人が100万人にまで増えるかもしれませんが、急にはそうならないでしょう。販路を広げれば、そうなる可能性は上がるかもしれません。ただ、それを達成したところで、果たして嬉しいのかな?と考えてしまいます。(物の需要は)あるところまで下がったらそれ以上は下がらないし、あるところまで増えたらそれ以上にはならない。みんなに"ちょうどいい場所"があるわけだから、「ちょうど良い場所で、一番いいものになりましょう」というのが、一番いいですよね。何かの「全体」を考えると、やはり答えは出ないです。――ありがとうございました。
2014年08月28日バンド結成10周年を迎えたLOSTAGEが8月3日(水)にリリースするニュー・ミニアルバム『CONTEXT』のアナログ盤・限定350枚を急遽リリースすることが決定! 8月から始まる全国ツアーで先行発売される予定だ。「LOSTAGE」のチケット情報LOSTAGE約1年ぶりの新作『CONTEXT』は、新設したばかりの自主レーベル、THROAT RECORDSからの記念すべき第1弾作品だ。東日本大震災を受けて急遽書き下ろされた新曲『NEVERLAND』を含む全6曲を収録。レコーディングは、地元・奈良のライブハウス、ネバーランドで行われ、エンジニアには前作に続いて上條“KJ”雄次を迎える強力タッグ。全編セルフプロデュースで仕上げられた本作は、五味岳久(ベース/ボーカル)自身が「これでダメなら、もうダメです」と語るほどの自信作だ。今回急遽リリースが決定したアナログ盤は、こだわりのクリアレッド、ヘヴィヴァイナル仕様で、CDとは異なるジャケットとなる。アートワークはもちろん五味岳久自身によるもので、限定350枚のみ!8月5日(金)の千葉・柏 ALIVEから始まる全国ツアー『CONTEXT TOUR 』より先行発売される予定で、ファン垂涎のアイテムとなりそうだ。
2011年07月26日