東京・六本木の国立新美術館で「マティス自由なフォルム」が開催されています。20世紀最大の巨匠のひとりとして知られるフランスの芸術家、アンリ・マティス(1869-1954)。本展では、特に彼が後半生で取り組んだ「切り紙絵」に着目し、日本初公開となる大作も登場しています。展示風景や学芸員さんのお話、おしゃれな限定グッズ&スイーツもご紹介!南仏ニースから約100点以上も来日!「マティス自由なフォルム」展示風景※本記事の写真は、主催者の許可を得て撮影しています。© Succession H. Matisse【女子的アートナビ】vol. 331本展では、マティスが後半生を過ごした南仏のニース市マティス美術館が所蔵するコレクションを中心に展示。ニースでマティスが手がけた「切り紙絵」にフォーカスしながら、絵画や彫刻、版画、舞台衣装など約150点の作品が紹介されています。国立新美術館主任研究員の米田尚輝さんは、本展の概要について次のように解説されています。米田さん今回の展示作品のうち、90パーセント以上がニース市マティス美術館のコレクションから構成されています。同美術館のコレクションはマティスがニース時代に制作したものが多いのですが、初期の重要作品もあります。今回は時系列的に構成され、パリ時代に描いた初期作品からフォーヴィスム時代、南仏時代の作品、さらに重要な彫刻の作品群も展示されています。南仏で明るい光と出合う左:アンリ・マティス《マティス夫人の肖像》1905年、右:《日傘を持つ夫人》1905年ニース市マティス美術館蔵© Succession H. Matisseでは、いくつか見どころをご紹介。まず、「Section1 色彩の道」では初期からフォーヴィスム時代の作品が並んでいます。マティスは21歳のときに画家になると決意。パリの国立美術学校でギュスターヴ・モローに学び、ルーヴル美術館で巨匠たちの作品を模写したりしながら技法を身につけていきました。その後、南仏に滞在し明るい光と出合ったことがきっかけとなり、鮮やかな色彩を使うフォーヴィスム絵画が生まれました。ちなみに、「フォーヴィスム」は日本語にすると「野獣派」となります。マティスなど一部の画家たちは荒々しい強烈な色彩を使うため、フォーヴ(野獣)にたとえられてこの名称がつきました。絵に描かれているオブジェも登場!右:アンリ・マティス《小さなピアニスト、青い服》1924年ニース市マティス美術館蔵 © Succession H. Matisse 、左:《赤い“ムシャラビエ(アラブ風格子出窓)”》北インド? 19世紀末〜20世紀初頭 個人蔵(寄託:ニース市マティス美術館)続く「Section2 アトリエ」では、アトリエで描かれた作品や、アトリエ自体をテーマにした作品を展示。マティスは南仏ニースに滞在し、骨董品などのオブジェを集め始めました。会場では、マティスが所有していたオブジェと、そのオブジェが描かれた絵画作品もあわせて展示。東洋風の火鉢や大きな織物などと一緒にマティスの絵が並べられ、ユニークな光景を見ることができます。展示風景より、マティスがデザインした衣装(制作したのは、モンテ・カルロ・バレエ団のアトリエ)© Succession H. Matisse続く「Section3 舞台装置から大型装飾へ」では、マティスが手がけたデザインに関する仕事などを紹介。マティスは、1920年にパリのオペラ座で開かれたバレエ・リュスの舞台「ナイチンゲールの歌」の舞台装置と衣装デザインを担当。この衣装のためにマティスは何枚も習作を描いたそうです。会場では、色鮮やかな衣装がズラリと並び、見ごたえがあります。色も形もポップでかわいい!アンリ・マティス《花と果実》1952-53年ニース市マティス美術館蔵 © Succession H. Matisse「Section4 自由なフォルム」では、本展のメインビジュアルにも使われている切り紙絵の大作《花と果実》が登場!色も形もポップでかわいい雰囲気の花の絵は、見ているだけで明るい気分になってきます。本作品について、米田さんは次のように述べています。米田さんマティスは1952年ごろ、アメリカ人コレクターから大型装飾作品を注文されました。本作品は、その装飾作品のためにマティスが提案した四つの案のうちのひとつです。5枚のカンヴァスが繋げられ、大きな切り紙絵になっています。本作品は、今後ニース市から外に出る可能性は限りなく低いと思いますので、日本で見られる最後の機会かもしれません。昭和のマティスブーム!展示風景© Succession H. Matisseまた、本展では、マティスと日本の関係を紹介した展示もあります。日本ではじめてマティスの展覧会が開かれたのは1951年、昭和26年でした。当時80歳を超えていたマティス本人が、展示作品の選定やポスター制作などにも指示を出したそうです。会場では、そのときの展覧会に関する資料なども展示され、昭和に巻き起こったマティスブームの様子を知ることができます。ヴァンスのロザリオ礼拝堂内部のレプリカ最後の「Section5 ヴァンスのロザリオ礼拝堂」では、マティスが晩年に室内装飾から祭服デザインまで手がけたロザリオ礼拝堂についての作品や資料などを展示。さらに、ヴァンスのロザリオ礼拝堂内部のレプリカをほぼ原寸大で再現した部屋に入ることもできます。グッズもスイーツも超おしゃれ!本展の特設ショップでは、オリジナルグッズが充実。かわいいマグカップやトートバッグ、ステーショナリーなどが揃っています。特にステキなのは、《花と果実》をあしらったTシャツ。グレーの生地と作品の相性がぴったりです。上:[デザート] アンリ・マティス《花と果実》「昔ながらのゴーフルと色々な果実バタフライピーのクリームとフランボワーズのクーリー」、下:アンリ・マティス《花と果実》 1952-1953年切り紙絵、410 × 870 cm、ニース市マティス美術館蔵 © Succession H. MatissePhoto: François Fernandezマティスの《花と果実》は、スイーツとしても登場。名画はどんなものにアレンジしてもおしゃれになりますね。色彩鮮やかなマティスの展覧会は、春のお出かけにもぴったりです。連休中も開館しているので、ぜひ足を運んでみてください。Information会期:2024年2月14日(水) ~ 2024年5月27日(月)開館時間:10:00~18:00※毎週金・土曜日、4月28日(日)、5月5日(日)は20:00まで※入場は閉館の30分前まで休館日:毎週火曜日休館※ただし4月30日(火)は開館会場:国立新美術館企画展示室2E観覧料:一般 ¥2,200、大学生 ¥1,400、高校生 ¥1,000※中学生以下無料
2024年04月21日着こなしにひと味を加えるこだわり満載の小物から、有名画家の作品を落とし込んだカジュアルアイテムまで。今週の気になるモノと、最新ニュースをお届けします!アンリ・マティスの代表作である『ブルーヌード1』をプリント。巨匠の作品が楽しめるフーディー。国立新美術館で5月27日まで開催されている、「マティス 自由なフォルム」ともリンクするようなコレクション。¥15,950(ムウ ト アール/ジュンカスタマーセンター TEL:0120・298・133)丸みを帯びたデザインが特徴の洗練されたミニサイズトート。ランドセルや車のシートに使われる日本製の人工皮革を採用し、水や傷に強く、お手入れが簡単。広めのマチがあり便利。バッグ W24×H13×マチ10cm¥30,800(スキュー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店 TEL:03・5224・8677)ヘアジュエリーアイテムが今シーズンから新たにお目見え。いつものスタイルをアップデート。大ぶりながらシンプルで使いやすい。左のヘアクリップ 約8.6×6.1cm¥38,500右のサークルタイプ 約9.0×7.4cm¥44,000(ボーニー/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)ストラップ付きで歩きやすいスーパーフラットな一足。滑らかなカウレザーを使ったラウンドトゥのバレエシューズは、どんなアイテムにもハマる、ミニマルなデザインが嬉しい。¥36,300(アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス TEL:0120・500・990)※『anan』2024年3月6日号より。写真・多田 寛スタイリスト・宇都宮千明文・重信 綾(by anan編集部)
2024年03月01日「色彩の魔術師」と呼ばれた20世紀の巨匠画家アンリ・マティス。彼は20世紀初頭、原色を多用した強烈な色彩による絵画様式“フォーヴィスム(野獣派)”を生み出し、生涯にわたって色とフォルムによる造形美を模索し続けた。1941年、腹部のガンのため車椅子生活となり、絵が描けなくなった彼が精力的に取り組んだのが「切り紙絵」だった。巨匠マティスの愛した手法「切り紙絵」にフォーカス。本展「マティス 自由なフォルム」はマティスが晩年に取り組んだ切り紙絵に焦点を合わせた初の展覧会。切り紙絵作品を表紙にしたアートブック『ジャズ』や、《ブルー・ヌードIV》や《クレオールの踊り子》といった切り紙絵の代表作やテキスタイル、晩年に取り組んだヴァンスのロザリオ礼拝堂にまつわる作品など、約150点が一堂に集結。なかでも見逃せないのは、本邦初公開となる切り紙絵の大作《花と果実》。縦4m・横8mに及ぶ大作だ。これは、もともと別荘の中庭に設置する巨大な装飾として考案されたものだったが、現在ではニース市マティス美術館のメインホールを飾る作品だ。それが本展のために修復を経て初来日したが、巨大かつ華やかな独特の存在感で、会場では早くも本展の象徴として親しまれている。同様に注目してほしい作品が、マティスの集大成・南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂。この礼拝堂は壁面装飾がきわめてシンプルで、生命の木をモチーフにしたステンドグラスと、聖ドミニクスなどが描かれた3つの陶板壁画で構成されている。彼はこの礼拝堂の内装から典礼用の調度品、祭服に至るまで、ほとんどのデザインを自分で手掛けた。会場では、ステンドグラスや祭服など、ロザリオ礼拝堂にまつわる作品や資料を展示するほか、ステンドグラスの光の移り変わりを体感できるような、礼拝堂の実物大の体感型のインスタレーションも設置されている。自然が大好きで、様々な花や観葉植物に囲まれた、まるで植物園のようなアトリエで制作を行っていたマティス。鳥も好きで、多い時には300羽も飼っていたこともあったとか。そんな環境が彼の創作の原点。自然のモチーフから生み出された作品は植物や動物を極限まで抽象化したフォルムと、そこからインスピレーションを得た極彩色が特徴。純度を極めた色づかいは、現代のグラフィックアートに繋がる。だからこそ時代を経ても褪せない美しさがある。「切り紙絵では色彩の中でデッサンすることができる」という言葉を残しているマティス。生涯、色彩を愉しみフォルムと戯れた、豊かな人生をも垣間見られる内容だ。アンリ・マティス《花と果実》1952‐1953年 切り紙絵 410×870cm ニース市マティス美術館蔵 ©Succession H. Matisse Photo:Francois Fernandezアンリ・マティス《ブルー・ヌード IV》1952年切り紙絵 103×74cm オルセー美術館蔵(ニース市マティス美術館寄託) ©Succession H. Matisse Photo:Francois Fernandez画家として歩み始めた初期の作品。第1・2章では法律事務所で働いていたマティスが画家に転身した初期の作品も紹介。その後、様々な画家たちとの出会いから彼は色彩に傾倒してゆく。アンリ・マティス《マティス夫人の肖像》1905年 油彩/カンヴァス 46×38cm ニース市マティス美術館蔵 ©Succession H. Matisse Photo:Francois Fernandezアンリ・マティス《ロカイユ様式の肘掛け椅子》1946年 油彩/カンヴァス 92×73cm ニース市マティス美術館蔵 ©Succession H. Matisse Photo:Francois Fernandez大型作品への取り組み。1920年以降は絵画に限らずテキスタイルや衣装、壁面装飾など大型作品も手掛けたマティス。第3章では記念碑ともいえる大型作品誕生の原点を探る。アンリ・マティス《パペーテ - タヒチ》1935年油彩/カンヴァス 225×172cm ニース市マティス美術館蔵 ©Succession H. Matisse Photo:Francois Fernandezロザリオ礼拝堂に向けられた熱意。晩年のマティスが4年もの歳月をかけ完成させた礼拝堂は、建築家やガラス、陶器職人などたくさんの人が関わって生まれた最高傑作。アンリ・マティス《ステンドグラス、「生命の木」のための習作》1950年 ステンドグラス 62.3×91.5×2cm ニース市マティス美術館蔵 ©Succession H. Matisse Photo:Francois Fernandezヴァンスのロザリオ礼拝堂(内観) ©Succession H. Matisse Photo:Francois Fernandezマティス 自由なフォルム国立新美術館 企画展示室 2E東京都港区六本木7‐22‐2開催中~5月27日(月)10時~18時(金・土曜~20時、入場は閉館の30分前まで)火曜休(4/30は開館)一般2200円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2024年2月28日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2024年02月28日20世紀美術を代表する画家のひとり、アンリ・マティス。彼が晩年、精力的に取り組んだ「切り紙絵」に焦点を当てた展覧会『マティス 自由なフォルム』が5月27日(月) まで、国立新美術館にて開催中だ。アンリ・マティスは1869年生まれ。20世紀初頭に鮮やかな色彩を大胆に用いたフォーヴィスムの中心人物として頭角を現し、1954年に生涯を閉じるまで60年以上にわたり美術の世界を牽引し続けた。同展は、彼が後半生を過ごした南仏、ニースにあるニース市マティス美術館のコレクションを中心に、絵画や彫刻、素描などから切り紙絵にいたるまで、約160点が紹介されている。展示風景より、ヴァンスのロザリオ礼拝堂の祭服のためのマケットの一部(C) Succession H. Matisse展覧会は、マティスの作品をテーマごとに並べつつ、ゆるやかな時系列を持つよう5つのセクションで構成されている。マティスが明るい色彩に関心をもつようになるまでの道のりをたどるセクション1「色彩の道」、ニースのアトリエで描かれた作品やアトリエを主題に描かれた作品を中心に展示するセクション2「アトリエ」、衣装デザインや装飾壁画、テキスタイルの領域まで創作の範囲を広げたセクション3「舞台装置から大型装飾へ」と順路に沿って歩みを進めていくと、色彩がどんどん豊かになり、造形は自由になり、そして次第に作品のサイズが大きくなっていくことが見て取れる。左:赤い“ムシャラビエ(アラブ風格子出窓)”19世紀末〜20世紀初頭 個人蔵(寄託:ニース市マティス美術館)右:アンリ・マティス《小さなピアニスト、青い服》1924年 ニース市マティス美術館蔵 (C) Succession H. Matisseバレエ「ナイチンゲールの歌」のための衣装。1999年(再制作) モンテカルロ・バレエ団蔵 (C) Succession H. Matisseアンリ・マティス左:《森の中のニンフ(木々の緑)》1935〜1943年 オルセー美術館蔵(寄託:ニース市マティス美術館)右:《パペーテ―タヒチ》1935年ニース市マティス美術館蔵 (C) Succession H. Matisseマティスは1930年、アメリカの実業家、アルバート・C・バーンズに壁画《ダンス》の制作を依頼された。同展では、この《ダンス》のための習作や、制作中の写真などが展示されている。《ダンス》の制作過程で、構図調整のためにマティスは「切り紙絵」の技法を使うようになったという。展示風景より 《ダンス》を制作中のアンリ・マティス、デジレ=ニール通りのアトリエ、ニース、1931年4月末展示風景よりアンリ・マティス《ダンス》のための習作 1935〜1936年 ニース市マティス美術館蔵 (C) Succession H. Matisseセクション4「自由なフォルム」では、いよいよ同展でフォーカスしている「切り紙絵」の作品を紹介する。晩年、体調が悪化し、思うようにキャンバスに向かえなくなったマティスは、アシスタントに色を塗ってもらった紙をハサミで切り抜き、それらを組み合わせる手法を考案。絵筆とキャンバスのかわりに、色紙とハサミを使うことで、マティスが長年にわたって追い求めてきた「色」と「かたち」の表現はより自由になり、「切り紙絵」によってマティス芸術は新しい境地へと達することとなる。アンリ・マティス左:《ポリネシア、海》1946年(1946年の切り紙絵に基づく)羊毛のタペストリールーヴル美術館蔵(ニース市マティス美術館寄託)右:《クレオールの踊り子》1950年ニース市マティス美術館蔵(C) Succession H. Matisseアンリ・マティス《ジャズ》1947年刊行ニース市マティス美術館蔵(C) Succession H. Matisseアンリ・マティス《ブルー・ヌードIV》1952年 オルセー美術館蔵(ニース市マティス美術館寄託)(C) Succession H. Matisse日本初公開となる《花と果実》は、高さ4.1メートル、幅8.7メートルという大作。アメリカ人コレクターのための壁画の習作として制作された本作はこの展覧会のために修復され、初来日を果たしている。アンリ・マティス《花と果実》ニース市マティス美術館蔵1952-1953年(C) Succession H. Matisseそして、同展のクライマックスとなるセクション5「ヴァンスのロザリオ礼拝堂」へ。ニースから約20kmの場所にある小さな村、ヴァンスでマティスは1948年から4年の間、ヴァンスのロザリオ礼拝堂の建設に携わった。室内装飾はもちろん、典礼用の調度品や、祭服などデザインのほとんどに携わり、全体をひとつの作品として作り上げたのだ。展示風景より、アンリ・マティスヴァンスのロザリオ礼拝堂の祭服のためのマケットの一部(C) Succession H. Matisseヴァンスのロザリオ礼拝堂の壁面を彩るステンドグラスの青色、黄色、緑色は生命の木がモティーフ。透過する色鮮やかな光が、白い陶板の上に描かれた《聖ドミニクス》など3つの図像上に降り注ぐように設計されている。同展の展示室内にほぼ原寸大で再現された空間では、太陽の動きをスピーディーに再現。朝から夕方までの光の動きを体験できる。ヴァンスのロザリオ礼拝堂(内部空間の再現)ヴァンスのロザリオ礼拝堂(内部空間の再現)何度見てもあたらしい発見と感動を与えてくれるマティスの絵画。ヴァンスのロザリオ礼拝堂の空間再現では美しい光の流れと、空間の心地よさを会場でぜひ体感してほしい。取材・文:浦島茂世<開催情報>『マティス自由なフォルム』会期:2月14日(水)~5月27日(月)会場:国立新美術館企画展示室2E時間:10:00~18:00(金・土は~20:00)※入館は閉館の30分前まで公式サイト:チケット情報:()
2024年02月28日20世紀美術を代表する画家のひとり、アンリ・マティス。彼が晩年に取り組んだ「切り紙絵」に焦点を当てた展覧会『マティス自由なフォルム』が2月14日(水) に国立新美術館にて開幕。これに先立ち、13日(火)、同展の公式アンバサダーおよび音声ガイドナビゲーターを務める俳優の安藤サクラが会場を訪れた。マティスはもともと一番好きな芸術家だったという安藤だが、今回のアンバサダー就任に関しては「不思議なご縁を感じている」とのこと。「昨年、『カンヌ国際映画祭』でフランスに行くことになったとき、友だちから「ニースはすごくステキな場所だしマティスが生活していたっていうことを感じられるから、マティスが好きならおすすめ」と言われて、じゃあニースにも滞在しようって話をしていたまさにそのときに、このアンバサダーのお話を頂いたんです。その後、実際にカンヌからニースへ行き、マティス美術館やロザリオ礼拝堂にも行くことができたので、勝手にご縁を感じています」今回の展覧会には、マティスが後半生を過ごしたニースにあるニース市マティス美術館の全面協力により、マティスが70代から本格的に取り組んだ切り紙絵の作品を中心に同館の珠玉のコレクションが来日。さらに、室内装飾から調度品にいたるまでほとんどのデザインを手掛けたニース郊外の小さな村、ヴァンスにある「ロザリオ礼拝堂」内部をほぼ実寸大で再現した空間も圧巻だ。展示風景より「ロザリオ礼拝堂」の再現展示(C)Succession H. Matisse「礼拝堂って自分にとって身近な場所ではないので、訪れるときはいつもちょっと構えてしまうところがあったんですけど、ロザリオ礼拝堂に入ったときは、自分の固い部分が全部解き放たれるような感覚があって。純粋に、軽やかに命を讃えてもらっているような気持ちになる、すごく心が躍る空間でした。言葉ではうまく表せないけど、自分にとっては忘れられない場所。だから正直、今回の再現展示にそこまでの期待を持てずに来たんですけど(笑)、実際に見たら“いや、すっごい!”って思いました。自分が現地で感じたような、入った瞬間に心がほぐれていく感じがそのままここにありました」もうひとつの見どころが、実に4.1×8.7mという切り紙絵の大作《花と果実》。現在、マティス美術館のホールに展示されている本作は、同展のためにフランスで修復され、初来日を果たした。アンリ・マティス《花と果実》1952-1953年ニース市マティス美術館蔵(C)Succession H. Matisse「マティスの“色彩”と“フォルム”というのは、絶対に誰にも真似できないものだと思っていますし、こうして近くでこの大きさのものを感じられるということは、なかなかできないこと。この場に立ち合うことができて本当に幸せです」展示は、「色彩の道」「アトリエ」「舞台装置から大型装飾へ」「自由なフォルム」「ヴァンスのロザリオ礼拝堂」という全5章で構成。切り紙絵だけでなく、そこに至るまでの油彩画から彫像や素描、壁画、衣裳やテキスタイルなど約160点でマティス芸術の軌跡が紹介されている。<開催情報>『マティス自由なフォルム』会期:2月14日(水)~5月27日(月)会場:国立新美術館企画展示室2E公式サイト:チケット情報:()
2024年02月15日グランド ハイアット 東京は、国立新美術館で開催される展覧会「マティス自由なフォルム」に合わせ、アンリ・マティスの切り絵作品《花と果実》から着想を得た「スプリング アフタヌーンティー ブッフェ」を2期に分け開催。第1期は2024年3月1日(金)から4月15日(月)まで、第2期は4月16日(火)から5月27日(月)まで。《花と果実》の爽やかなカラーに着目した限定ブッフェ第2期では《花と果実》のグリーンやブルーの色味に焦点を当て、爽やかなカラーをまとったメニューが登場。濃厚な“抹茶”や香ばしい“ピスタチオ”をふんだんに使用したスイーツ&セイボリーを提供する。“抹茶&ピスタチオ”のスイーツたとえば、美しいライトグリーンのムースは、香り高いピスタチオと甘酸っぱいラズベリーを合わせて仕上げている。そのほかにも、シュー生地に濃厚な宇治抹茶クリームをサンドしたスイーツや、抹茶シロップに漬け込んだスポンジを用いたチーズケーキなど、見た目も味も上品なデザートを用意した。美しいブルーのゼリーまた、マティス作品の中でもひと際目を引く“鮮やかなブルー”を表現した「バタフライピーティーゼリー」にも注目。涼しげなカラーのゼリーは、見ているだけで初夏の訪れを感じられそうだ。新緑を思わせる贅沢なセイボリーさらにセイボリーには、ほうれん草のピューレにケールとベーコンを合わせたキッシュや、自家製スモークサーモンのムースとピスタチオをあしらったタルトレットなど、全5種のメニューを揃えた。新緑を思わせるような鮮やかなビジュアルとともに、本格的な料理を堪能できる。詳細スプリング アフタヌーンティー ブッフェ~抹茶&ピスタチオ~提供期間 :2024年4月16日(火)~5月27日(月)提供時間 :15:00~17:00(最終入店 15:30)※平日 120分、土・日・祝日 90分制場所:グランド ハイアット 東京 2階 オールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」住所:東京都港区六本木6-10-3料金:平日 5,940円、土・日・祝日 7,590円 ※サービス料15%別<メニュー>■スイーツフラワーバニラムース、ピスタチオとラズベリーのムース、抹茶パリブレスト、抹茶クレームダンジュ、ストロベリーショートケーキ、バタフライピーティーゼリー■セイボリーほうれん草 ケール ベーコンのグリーンキッシュ、パテ・ド・プロヴァンサルのイベリコハムロール そら豆 バジルクリーム、スモークサーモンのムースとピスタチオのタルトレット、チキン きゅうり 抹茶マヨネーズのサンドイッチ、グリーンベジタブルスティック アボカドとクリームチーズのディップ■スコーンプレーン、抹茶、クローテッドクリーム オレンジジャム■紅茶ティーブランド「ART OF TEA」の紅茶※別途カフェラテ(アイス、ホット)やカプチーノ(アイス、ホット)なども選択可能【問い合わせ先】「フレンチ キッチン」TEL:03-4333-8781(直通)
2024年01月28日グランド ハイアット 東京は、国立新美術館で開催される展覧会「マティス自由なフォルム」に合わせ、アンリ・マティスの切り絵作品《花と果実》から着想を得た「スプリング アフタヌーンティー ブッフェ」を2期に分け開催。第1期は2024年3月1日(金)から4月15日(月)まで、第2期は4月16日(火)から5月27日(月)まで。アンリ・マティス《花と果実》着想のアフタヌーンティーブッフェ第1期では、“桜&ストロベリー”の春らしい要素を落とし込んだメニューがラインナップ。《花と果実》の中でもピンクやイエロー、オレンジなど、明るい色彩からインスピレーションを受けたスイーツの数々を展開する。“エディブルフラワー”のムースケーキ中でも注目は、可憐な花々が目を惹くバニラムースケーキ。カラフルなエディブルフラワーを透明なゼリーの中に散りばめて、美しい見た目に仕上げた。そのほか、真っ赤に熟したいちごを使用したストロベリータルトや、切り絵をイメージし、色鮮やかなチョコレートをのせたチョコレートムースなど、マティスの切り絵作品を連想させるようなスイーツがブッフェ台を彩る。桜を味わうショートケーキやゼリーまた、桜のエッセンスを加えたメニューも華やかなビジュアルで登場。桜のシロップを浸み込ませたスポンジに桜の生クリーム重ねたショートケーキや、みずみずしいいちごと桜を合わせたゼリーなど、春の訪れを感じるスイーツを堪能することができる。南フランスの家庭料理を再現したセイボリーセイボリーでは、マティスが愛した南フランス・プロヴァンスの家庭料理がお目見え。特に「ラタトゥイユのキッシュ」は、トマトソースではなくあえてフレッシュなトマトを使用することで、ズッキーニやたまねぎ、パプリカなど、野菜の食感を活かした味わいが魅力となっている。なお、「スプリング アフタヌーンティー ブッフェ」第2期では、《花と果実》のグリーンやブルーの色味に焦点を当て、抹茶&ピスタチオをメインとしたスイーツやセイボリーを用意する。詳細スプリング アフタヌーンティー ブッフェ~桜&ストロベリー~提供期間 :2024年3月1日(金)~4月15日(月)提供時間 :15:00~17:00(最終入店 15:30)※平日 120分、土・日・祝日 90分制場所:グランド ハイアット 東京 2階 オールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」住所:東京都港区六本木6-10-3料金:平日 5,940円、土・日・祝日 7,590円 ※サービス料15%別<メニュー>■スイーツフラワーバニラムース、桜とホワイトチョコレートのムース、桜&ストロベリーショートケーキ、桜パリブレスト、ストロベリータルト、桜クレームダンジュ、桜&ストロベリーゼリー■セイボリーラタトゥイユのキッシュ、パテ・ド・プロヴァンサルのイベリコハムロール いちご バジルクリーム、スモークサーモンムースのタルトレット 桜エビを添えて、低温調理したチキンブレスト いちご 桜マヨネーズのサンドイッチ、カラフルベジタブルスティック 桜クリームチーズのディップ■スコーンプレーン、桜、クローテッドクリーム ストロベリージャム■紅茶ティーブランド「ART OF TEA」の紅茶※別途カフェラテ(アイス、ホット)やカプチーノ(アイス、ホット)なども選択可能【問い合わせ先】「フレンチ キッチン」TEL:03-4333-8781(直通)
2024年01月28日近代美術の巨匠のひとりアンリ・マティス(1869−1954)がとりわけ晩年に精力的に取り組んだ「切り紙絵」に焦点をあてた日本初の展覧会が、2月14日(水)から5月27日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館で開催される。南フランスのニース市マティス美術館の全面協力を得た同展は、世界的な感染症蔓延により、2021年から延期になっていたもの。珠玉のコレクションの待望の来日となる。20世紀初頭、大胆な色彩と激しい筆致の絵画で知られるフォーヴィスムの主導者として、パリの前衛美術運動を牽引したマティスは、後半生は南仏のアトリエを舞台に装飾性豊かな作品を多く描き、また絵画のみならず、彫刻や版画、挿画、テキスタイル、舞台美術や装飾芸術など様々な手法とジャンルに取り組んだことで知られる。その巨匠が愛した「切り紙絵」は、色を塗った紙をハサミで切り取り、切り抜いたフォルムを自由に配置して構図を仕上げる手法で、70歳代で病を患った後に本格的に用いられるようになった。だが、同展で出品されるのは晩年の切り紙絵の作品だけではない。ニース市マティス美術館が所蔵する初期から晩年に至るまでの各時代の幅広い作品群と遺品などのオブジェ約150点によって、生涯を通じて色彩とデッサンの問題に取り組んできたマティスが、いかにして「切り紙絵」へと至ったのか、その軌跡をたどる試みとなっているのだ。むろん、切り紙絵が生み出した本の挿画やテキスタイル、室内装飾などの多彩な成果も一望できる。なかでも大きな見どころは、通常はマティス美術館のメインホールを飾る切り紙絵の代表作《花と果実》が初来日することだ。同展のために大規模な修復を終えたこの作品は、縦4m×横8mを超える超大作。スケールの大きさとともに、その鮮やかな色彩と装飾性の豊かさに圧倒されることだろう。もうひとつの見どころは、ニース郊外のヴァンスの村に建つロザリオ礼拝堂の装飾の仕事が詳しく紹介されること。最晩年のマティスは、切り紙絵を応用したステンドグラスや祭服のデザインをはじめ、壁画や祭具などの装飾を総合的に手がけた。同展では個々の作品のほか、窓から差し込む光によって変化する礼拝堂の雰囲気を体感できる空間が再現される。60年に及ぶ巨匠の長い芸術家人生の集大成とも言われる礼拝堂の安らぎの空間をぜひ会場で堪能したい。<開催概要>『マティス自由なフォルム』会期:2月14日(水)~5月27日(月)会場:国立新美術館企画展示室2E時間:10:00~18:00、金土は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)休館日:火曜(4月30日は開館)料金:一般2,200円、大学1,400円、高校1,000円公式サイト:チケット情報:()
2024年01月24日アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)は名称を「メゾン・ルルー(Maison Le Roux)」に改め日本に再上陸。神戸三宮に日本初の路面店をオープンする。アンリ・ルルーがリブランディング、「メゾン・ルルー」として新スタート塩バターキャラメル「C.B.S」やボンボンショコラなどのスイーツを展開してきたアンリ・ルルーは、リブランディングに伴い2019年に日本から一時撤退したものの、2022年に再上陸。ブランド名をメゾン・ルルーに改め、ブランドの拠点でもあるフランス ブルターニュ地方から着想を得たオリジナルレシピを受け継ぎつつも、新たな要素を加えたスイーツを展開する。神戸三宮に2フロアの新路面店、世界初ティーサロン併設神戸三宮にオープンする新ショップは、2フロア構成。1F ブティックでは、人気のキャラメル「C.B.S」をはじめとするメゾン・ルルーの定番スイーツから、日本初上陸スイーツまで幅広いラインナップを用意。「C.B.S」とフレーバーキャラメルを詰め合わせたキャラメル缶や、ブルターニュ地方の巨石文化をイメージしたオリジナルチョコレート「ミニメニール」などが店頭に並ぶ。加えて、過去のイベントでも好評を呼んだボンボンショコラやキャラメルのセットボックスや、オリジナルの組み合わせも可能なアソートメントも販売。ギフトや自分へのご褒美にもぴったりなスイーツが揃う。ティーサロンではキャラメル「C.B.S」入りアイスクリームなど提供また、2Fでは世界初のメゾン・ルルーのティーサロンを展開。ブティックで購入したキャラメルやチョコレートを味わえる他、キャラメル「C.B.S」を練り込んだオリジナルのアイスクリームやパフェなどのスイーツを堪能することができる。ティーサロンで提供されるフラッペは、塩バターキャラメルをはじめ、ショコラ、プラリネノワゼットといったフレーバーを用意。ひんやり冷たいオリジナルアイスクリームに暖かいエスプレッソをかけた、アフォガートも提供する。【詳細】メゾン・ルルー 神戸店オープン日:2023年9月1日(金)住所:兵庫県神戸市中央区三宮町2-8-1アクセス:神戸市営地下鉄海岸線 旧居留地・大丸前駅より徒歩3分・JR元町駅 より徒歩5分・阪急神戸三宮駅より徒歩5分営業時間:10:00~19:00※営業時間は変動する場合あり。定休日:火曜日ティーサロン座席数:12席■販売スイーツ例・キャラメルスタンダードアソート(缶) 4粒入り、8粒入り、12粒入り・ミニメニール 5個入り■ティーサロン メニュー例・フラッペ(塩バターキャラメル、ショコラ、プラリネノワゼット)・アフォガート(アイス 全4種/ヴァニラアイスクリーム、チョコレートアイスクリーム、ヘーゼルナッツプラリネアイスクリーム、塩バターキャラメルアイスクリーム)
2023年08月21日アンリ・ルソーの代表作《夢》をモチーフにしたアフタヌーンティー「ドリーム(DREAM)」が、2023年8月7日(月)から12月1日(金)までの平日限定で、東京・メズム東京16階 バー&ラウンジ「ウィスク」にて提供される。アンリ・ルソー《夢》モチーフのアフタヌーンティー名画をモチーフにした、バー&ラウンジ「ウィスク」のアフタヌーンティーに、フランスの素朴派の画家アンリ・ルソーの20世紀初頭の代表作《夢》の世界観を表現した最新作が仲間入り。月明かりに照らされた静かなジャングルの中、蛇使いの笛の音色に耳を傾ける鳥やサルたちを表現したスイーツやセイボリー、ぺアリングモクテルが展開される。名画《夢》の世界観をスイーツ&セイボリーで表現アフタヌーンティー「ドリーム」では、《夢》に描かれた人物と動物たちを表現したスイーツとセイボリーを用意。たとえば、絵画の中に登場するサルにちなみ、“サルの大好物といえばバナナ”というイメージからバナナ入りのエキゾチッククリームを詰め込んだエクレア、魔法の音を奏でる蛇使い着想のカヌレ、ジャングル内の木に止まる鳥をイメージしたキッシュなどがラインナップする。また、アンリ・ルソーの出身地、ラヴァルのあるフランス、ロワール地方の都市アンジェで生まれたスイーツ「クレームダンジュ」も見逃せない。フロマージュとメレンゲ、生クリームを使ったレアチーズのデザートとなっている。ペアリングモクテルもさらに、ペアリングモクテルには、「レモンバームのモクテル」と「ミックスベリーのモクテル」2種が揃う。ルソーの恋人といわれる女性ヤドヴィガがまどろみながら見た美しく幻想的な“夢”に想いを馳せながら、スイーツやセイボリー、ドリンクを楽しむことができる。【詳細】アフタヌーンティー「ドリーム」6,500円~※サービス料15%込み開催期間:2023年8月7日(月)~12月1日(金)の平日※1日24食限定場所:メズム東京16階 バー&ラウンジ「ウィスク」住所:東京都港区海岸1-10-30※前日の21:00までの予約が必要提供時間:14:00~ / 14:30~ / 15:00~<メニュー例>「クレームダンジュ」「鳥/キッシュ」「木の実/シードルゼリー」「サル/エクレア」「ハスの花/サブレ」「ゾウ/ごまのブランマンジェ」「ヘビ使い/カヌレ」「恋人ヤドヴィガ/マコヴィエツ」「ライオン オス/チリミートパイ」「ライオン メス/ミートパイ」「ヘビ/モンブラン」■ペアリングモクテル「レモンバームのモクテル」「ミックスベリーのモクテル」【問い合わせ先】電話:03-5777-1111(代表)
2023年07月30日東京都美術館で、『マティス展』が開かれています。本展では、20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(1869-1954年)の代表的な作品が集結。日本で約20年ぶりとなる大規模回顧展の会場風景や、音声ガイドナビゲーターを務める上白石萌歌さんのコメント、キュレーターの方のお話などをご紹介します。上白石萌歌さんが音声ガイドナビゲーター!『マティス展』音声ガイドナビゲーターの上白石萌歌さん【女子的アートナビ】vol. 299『マティス展』では、世界最大規模のマティスコレクションを所蔵するパリのポンピドゥー・センターから、名品が約150点も来日。絵画を中心に、彫刻や素描、版画、切り紙絵、さらには晩年の傑作であるロザリオ礼拝堂に関する資料や映像など、代表的な作品が紹介されています。パリのポンピドゥー・センターに行っても、常にマティスの作品がたくさん展示されているわけではないので、これほど多くの作品を見られる機会はかなり貴重。しかも、本展は世界各都市でも巡回されています。そんな注目の展覧会で音声ガイドナビゲーターを担当されるのは、俳優の上白石萌歌さん。本展に寄せた上白石さんのコメントをご紹介します。この度、マティス展の音声ガイドナビゲーターを務めさせていただくことになりました、上白石萌歌です。これまで、好きな画家をたずねられた時、マティスです!と即答していた私。お話をいただいた時、こんな夢のようなことがあっていいのだろうかと震えました。マティスだけに描ける、艶やかで大胆な曲線、そして鮮烈な色彩。強くも柔らかい彼の絵は、いつもわたしを朗らかな気持ちにさせてくれます。今から展示が心から楽しみです!いちファンとして嬉しさを噛み締めながら、足を運ぶみなさまの気持ちに寄り添えるよう、精一杯努めます。なお、アプリ版の音声ガイドを購入すると、アプリ限定の話を聴くことができます。大学で芸術論なども学んでいた上白石さんが語る「わたしとマティス」や、東京都美術館学芸員の藪前知子さんとの対談など、アプリでしか聴けない話が収録されています。キュレーターも絶賛!『マティス展』会場風景開幕前日に行われたプレス内覧会では、ポンピドゥー・センターのチーフキュレーターであるオレリー・ヴェルディエさんが登壇。今回の展覧会について、次のように語りました。ヴェルディエさんこの展覧会は、本当に例外的です。まず、画家マティスのキャリア全体、人生全体を見ることができます。マティスは、ギュスターヴ・モローのアトリエで学んでいましたが、その学生時代の作品もあれば、死の直前に手がけていたロザリオ礼拝堂の資料もあります。また、絵画や彫刻、デッサン、彼がデザインした書籍、切り紙絵まで、彼の持つすべての技術も見られます。さらに、もうひとつの例外は、マティスの傑作が含まれている点です。彼の転機となった初期のすばらしい傑作《豪奢、静寂、逸楽》が公開されていますし、晩年の大作《赤の大きな室内》もご覧いただけます。マティスは鑑賞者に、心を動かす色彩の持つエネルギーを感じてほしいと願っていました。日本初公開の貴重な傑作!アンリ・マティス《豪奢、静寂、逸楽》1904年秋~冬オルセー美術館寄託では、いくつか作品をピックアップしてご紹介します。まずは、ヴェルディエさんが、「マティス初期の傑作」と絶賛されていた《豪奢、静寂、逸楽》。日本初公開の作品です。1904年、マティスは点描画で知られる新印象派の画家、ポール・シニャックに招かれて南仏を訪れ、その後、本作品を仕上げました。この絵を仕上げたすぐ後に、彼はフォービズム(野獣派)と後に呼ばれる斬新な様式で描いた作品を発表し、アート界にスキャンダルを巻き起こしました。『マティス展』会場風景《豪奢、静寂、逸楽》の3年後に描かれたのが《豪奢Ⅰ》。この作品も、発表されたあとに、抽象や未完成とみなされ、批評家たちを混乱させたそうです。マティスの生み出したフォービズムは、絵画の革新を進め、やがてモダン・アートの誕生に大きな役割を果たします。『マティス展』会場風景彫刻も見どころのひとつ。色彩の画家、というイメージのあるマティスですが、彫刻作品も多く残しています。本展の図録解説によると、マティスは「感覚を整理し、自身の絵画に役立つ方法を発見するために彫刻を用いた」とのこと。会場では、小さなものから大きなサイズまで、多彩な彫刻を楽しめます。マティスは世界をひっくり返した左:藪前知子さん、右:オレリー・ヴェルディエさん 『マティス展』《赤の大きな室内》の前にて撮影もうひとつの傑作は、展覧会のキーヴィジュアルにも使われている《赤の大きな室内》。この作品について、東京都美術館学芸員の藪前知子さんが解説してくれました。藪前さん本作品はマティスが79歳のときに描いたものです。彼の人生は、ことさら大きな事件があったわけではなく、彼の実験はすべてアトリエで作品を制作するなかで、「世界をひっくり返す大きな冒険」が行われました。マティスにとって、初期から晩年まで、アトリエは重要なモチーフです。アンリ・マティス《黄色と青の室内》1946年藪前さんマティスは、晩年に過ごしたランスで最後の連作を描きました。そのうち、最初の作品は、黄色と青が基調の作品《黄色と青の室内》。最後は、《赤の大きな室内》です。同時並行で、切り紙絵も制作していました。マティスにとって、世界は調和に満ちていて、その世界で彼が受けた感覚を絵画のなかで表現しています。《赤の大きな室内》にはいろいろな世界、要素が調和を持って存在しています。マティスは初期から晩年まで、一貫した営みのなかにいて、最後まで画家としての歩みを止めませんでした。《赤の大きな室内》は、マティスを象徴する作品ともいえます。ここでしか買えないグッズも!また、ミュージアムショップでは、マティスの切り紙絵などをモチーフにしたオリジナルグッズが勢ぞろい。おしゃれなデザインのトートバッグやアクセサリー、スカーフなど、ここでしか手に入らないものも多く集められています。本展は8月20日まで開催。日時指定予約制です。Information会期:~8月20日(日)日時指定予約制休館日:月曜日、7月18日(火)※ただし、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開室会場:東京都美術館開室時間:9:30~17:30※金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)観覧料:一般¥2,200、大学・専門学校生¥1,300、65歳以上 ¥1,500、高校生以下無料
2023年06月11日ゲラン(GUERLAIN)のフレグランスボトル「ビーボトル」から、画家アンリ・マティスの家族が創立した「メゾン マティス」とコラボレーションした限定デザインが登場。2023年6月6日(火)より、一部店舗・数量限定発売される。ゲラン「ビーボトル」に、マティス《音楽》着想の限定デザインゲランの「ビーボトル」は、自分好みのフレグランスを詰めることができるフレグランスボトル。ゲランを象徴する“ビー=蜂”を69匹も散りばめた、“まるでアートピース”のような芸術的な佇まいが魅力的だ。今回はそんな「ビーボトル」が、“色彩の魔術師”と謳われるフランスの画家、アンリ・マティスの家族が設立した「メゾン マティス」とコラボレーション。アンリ・マティスの絵画《音楽》から着想を得た限定デザインにドレスアップする。ボトルのペイントは全て、ヴェルサイユ宮殿の修復を手がけた装飾画家 アストリッド・ド・シャイエによる手作業によるもの。《音楽》のパレットに限りなく近い6色を選び、原画に見られるフィロデンドロンの葉やギターの曲線といったモチーフを筆で繊細に描いた。絵画《音楽》をイメージしたシプレノートフレグランスボトルの中には、《音楽》にインスパイアされた特別な香り「クルール ボヌール」をイン。絵画に感じられる色彩の振動やフォルムの調和、即興性、陽気さ、幸福感…そういったイメージを、南仏の陽光に満ちたフルーティーなシプレノートで表現した。香りは、爽やかに香り立つベルガモットの煌めくイエロートーンで幕開け。そこへ、アプリコットの柔らかな橙色と、ローズの輝きが溶け合い、ラストはアイリスの深い紫とホワイトレザーアコードの白のコントラストが美しく描き出される。なお、「クルール ボヌール」はゲランの香水の中でも最も力強い香り立ちのエクストレ(香水)。ひと吹きすれば、心躍るカラーまで纏うような幸せな気分へと誘ってくれる。【詳細】ザ ビーボトル メゾン マティス エディション 1L 2,420,000円<世界14点限定>発売日:2023年6月6日(火)一部店舗限定・数量限定発売【問い合わせ先】ゲランお客様窓口TEL:0120-140-677
2023年05月26日ゲラン(GUERLAIN)“至高”のフレグランス「ラール エ ラ マティエール」より、画家 アンリ・マティスの家族が創立した「メゾン マティス」とのコラボレーション コレクションが登場。2023年6月6日(火)より、ゲラン一部店舗・数量限定発売される。“アート着想”「ラール エ ラ マティエール」とは?「ラール エ ラ マティエール」は、さまざまな名香を世に贈り出してきた老舗メゾン・ゲランの中でも“至高”と呼ばれるラグジュアリーなフレグランス コレクション。芸術作品からインスピレーションを得た香りを、最高級の素材を使用して作り上げているのが特徴だ。新作はマティス《千夜一夜》着想そんな「ラール エ ラ マティエール」から、“色彩の魔術師”と謳われるフランスの画家、アンリ・マティスの家族が設立した「メゾン マティス」とのコラボレーション コレクションがお目見え。アンリ・マティスの切り絵の傑作《千夜一夜》から着想を得た限定フレグランスとキャンドルが登場する。「ジャスミン ボヌール」は、多彩なモチーフと明るい色彩で構成されたマティスの作品のイメージを、心躍るような“ジャスミンの香り”で表現したフレグランス。フレッシュなベルガモットと眩いオレンジ色のアプリコットが溶け合うフルーティなトップノートには、柔らかなピンクのローズや金木犀といった花々の香りをプラスし、最後は鮮やかなパープルカラーのアイリスで、多幸感あふれる余韻を残した。カラフルなプレート&ボックスがセットにフレグランスボトルのキャップには、陶器にペイントしたようなエンボス加工入りのエクセプショナル プレートがセットされているのもポイント。ボックスも同じく、フューシャピンクやレモンイエローといった鮮やかなカラーでハートやジャスミンの花を描いた限定デザインでお届けする。なお、エクセプショナル プレートは単体でも発売。好きな香りの「ラール エ ラ マティエール」と組み合わせて、カスタマイズを楽しむのもおすすめだ。“甘美なイチジク香る”フレグランスキャンドルさらに、アンリ・マティスが愛した南仏へのオマージュとして、“イチジクの香り”のフレグランスキャンドル「フィグ アズール」も、《千夜一夜》着想のカラフルなオリジナルデザインを纏って登場。火を灯せば、太陽の光を浴びた甘美なイチジクのミルキーな柔らかさとサンダルウッドの香りが部屋へと広がり、まばゆい地中海のムードへと誘ってくれる。【詳細】ゲラン「ラール エ ラ マティエール」メゾン マティス エディション発売日:2023年6月6日(火)一部店舗・数量限定発売アイテム:・ジャスミン ボヌール メゾン マティス エディション 200mL 86,900円<世界限定1000本>※エクセプショナル プレートとボックス付き。・エクセプショナル プレート メゾン マティス エディション 17,600円<世界限定200個>・フィグ アズール フレグランスキャンドル メゾン マティス エディション 200g 30,470円<世界限定500個>【問い合わせ先】ゲランお客様窓口TEL:0120-140-677
2023年05月25日東京都美術館で4月27日(木) より、『マティス展』が開幕。8月20日(日) まで開催される。フォーヴィスムの巨匠として知られる画家マティスの大回顧展が日本国内で開催されるのは約20年ぶりのことだ。力強い筆致と色彩からなる絵画様式、フォーヴィスム(野獣派)を生み出し、それ以降の美術、そして人々の価値観や審美眼を大きく変えたアンリ・マティス(1869〜1954年)。同展は、世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するパリのポンピドゥー・センターの協力を得て開催。2004年に国立西洋美術館で開催されたマティス展以来、日本国内では約20年ぶりの大規模回顧展となる。展示は全8章構成。生涯にわたり色と光の魅力を探求し続けたマティスの生涯を、年代順に追っていく。7章「切り紙絵と最晩年の作品1930–1954」展示風景より左:《オレンジのあるヌード》1953年右:《軽業師》1952年いずれもポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵1章「フォーヴィスムに向かって 1895–1909」は、画家になることを決意し、パリ国立美術学校(ボザール)で、恩師ギュスターヴ・モローの教えを受けたマティスの画風の変遷をたどる。《読書する女性》はマティスの作品で初めて国家買い上げとなった物。カミーユ・コローの影響を受けた作品だ。《読書する女性》1895年ポンピドゥー・センター/国立近代美術館そして、《豪奢、静寂、逸楽》は日本初公開作品。マティスは1904年に、筆触分割技法で知られる画家、ポール・シニャックの招きでサントロペを訪問。この作品はシニャックに影響を受け、筆触分割技法を試みている。この翌年、マティスはサロン・ドートンヌで激しい色彩の絵を発表。大論争となり、批判する評論家の「野獣のようだ」という言葉からフォーヴィスムと呼ばれるようになった。《豪奢、静寂、逸楽》1904年ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵2点の作品の間にながれる時間はわずか9年。短い期間で彼の画風は大幅に変化していったのだ。そしてこの後も大きく変わっていく。2章「ラディカルな探求の時代 1914–1918」は第一次世界大戦中のマティスに着目する。息子など身近な人間が徴兵され、孤独を感じたマティスはその心情を作品にしたかのような、それまでとは異なる作品を制作しはじめる。《金魚鉢のある室内》をはじめ、窓を描く作品が多いのもこの時期のマティスの特長だ。《金魚鉢のある室内》1914年ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵《コリウールのフランス窓》は、第一次世界大戦勃発の翌月に描かれた作品。画面中央が黒く塗りつぶされて、窓が閉じているのか開いているのかがわからない。なにかを暗示しているかのような、謎めいた作品だ。《コリウールのフランス窓》1914年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵3章「並行する探求─ 彫刻と絵画1913-1930」は、マティスが手掛けた彫刻のみが展示される。《背中I–IV》は、左端から右端の作品まで20年以上の月日をかけて制作された大作。時代を経るにつれて、対象が単純化されていることがわかる。この4点の作品は、マティスの転機となる絵画作品が制作された時期に、それぞれ制作されていることが判明している。《背中Ⅰ-Ⅳ》1909〜1930年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵マティスは、活動拠点をパリから南仏のニースに移した。環境を大きく変えたマティスはそれまでよりも小さなカンヴァスを用い、そして多作になるなど、制作スタイルも大きく変わっていく。4章「人物画と室内画 1918–1929」では、ニース時代の人物画や室内画、ドローイングを取り上げる。続く5章「広がりと実験1930-1937」では、マティスの助手を務めたリディア・デレクトルスカヤを描いた作品を中心に紹介する。リディアは《夢》のモデルをつとめたあとマティスのお気に入りモデルとなり、晩年までマティスに付き添っていた。《赤いキュロットのオダリスク》1921年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵《夢》1935年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵第二次世界大戦が始まると、マティスはニースから離れた町、ヴァンスへ居を移す。ヴァンス時代のマティスは「室内画シリーズ」を多く手掛けた。《赤の大きな室内》は、シリーズの締めくくりとなる作品。そしてマティス最後の油彩画でもある。《赤の大きな室内》1948年ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵1941年、大病から生還したマティスは、ベッド上でハサミを自由にあやつり、切り紙絵を制作し始める。7章「切り紙絵と最晩年の作品1930–1954」では、20点の切り紙絵をもとにした画文集『ジャズ』や、《オセアニア、空》、《オセアニア、海》など、鮮やかな色彩と自由なフォルムの作品が並ぶ。展示風景より《オセアニア、空》、《オセアニア、海》1948年ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵「ジャズ」シリーズより1947年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵そして、展覧会の最後でクライマックスとなるのが8章「ヴァンス・ロザリオ礼拝堂 1948–1951」だ。マティスはヴァンスにある小さな礼拝堂のために、設計や装飾、家具、衣装などを手掛け、色彩と光にあふれた理想の空間を作り出した。この章では撮り下ろした4K映像とともに、マティスが残したドローイングなどを展示する。ロザリオ礼拝堂はステンドグラスの光が照らす空間が見どころ。映像はその魅力をしっかりと伝えている。左:上祭服[正面のマケット、実現せず]1950-52年右:ヴァンス礼拝堂、ファサード円形装飾《母子像》(デッサン)1951年カトー=カンブレジ・マティス美術館蔵ロザリオ礼拝堂 堂内(C)NHKロザリオ礼拝堂 堂内(C)NHK変遷を続けたマティスの芸術を豊富な作品とともにたどることができる展覧会。この機会を逃さず美術館に足を運んでみよう。取材・文:浦島茂世<開催情報>『マティス展』2023年4月27日(木)~8月20日(日)、東京都美術館にて開催
2023年04月29日20世紀芸術の巨匠アンリ・マティスの大回顧展が、4月27日(木)から8月20日(日)まで、上野の東京都美術館で開催される。世界最大規模のマティス・コレクションを誇るパリのポンピドゥー・センターの全面協力を得た同展は、日本では約20年ぶりとなる大規模な回顧展だ。北フランスで生まれ、パリの国立美術学校で学ぶも、伝統的な絵画から脱するべく模索を続けたマティス (1869 ‒1954)は、1905年に友人画家らとともに発表した大胆な色彩と激しい筆致の作品で「フォーヴィスム(野獣派)」のリーダーと目される。その後、キュビスムなどの影響から、パリで抽象化の実験に取り組むが、1920年代には、光あふれる南仏ニースへと移住。色彩と形の新たな調和と均衡を求めた彼は、裸婦像や室内画、静物画など様々なジャンルの作品を通じて、さらに絵画の革新を推し進めていく。最晩年には、自身の創作の集大成となる南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂のプロジェクトに取り組んでいる。同展は、フォーヴィスムへと向かう模索の時代から最晩年へと至るマティスの各時代を、ポンピドゥー・センターの約150点の名品によって丁寧に紹介する展覧会だ。各時代を代表する作品が勢揃いすると同時に、フォーヴィスムを予告する初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》が初来日をはたすなど話題性も高い。絵画のみならず、ドローイング、版画、彫刻、挿絵、装幀、そして晩年に精力的に取り組んだ切り紙絵など、多彩な表現が見られるのも同展の魅力のひとつだ。絵画と彫刻を往還しながら模索した裸婦像など、その造形の実験の軌跡にふれることもできる。最晩年のロザリオ礼拝堂のプロジェクトで、マティスはそれまで探求してきた多彩な技法を駆使して、光と色と線が融合する空間の創出を試みた。同展では装飾や典礼用の衣装のデザインや資料のほか、同展のために新たに撮り下ろした4Kの高精細映像で、礼拝堂内の光の移ろいを再現する。マティスは、冬の日の午前11時にステンドグラスから差し込む光を愛していたとか。マティスの愛した礼拝堂の光と色を体感できるのも楽しみなところだ。<開催情報>『マティス展』会期:2023年4月27日(木)~8月20日(日)会場:東京都美術館 企画展示室時間:9:30~17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室30分前まで)休館日:月曜(5月1日、7月17日は開館)、7月18日(火)料金:一般2,200円、65歳以上1,500円、大学1,300円(5月13日、14日は大学無料)※日時指定予約が必要公式サイト:
2023年04月21日展覧会「マティス展Henri Matisse: The Path to Color」が、東京都美術館にて、2023年4月27日(木)から8月20日(日)まで開催される。日本では約20年ぶり、マティスの大規模回顧展が開催へ20世紀美術を代表するフランスの美術家、アンリ・マティス。1869年に生まれ、20世紀初頭の絵画運動であるフォーヴィスムの中心的な存在として活動したマティスは、1954年にこの世を去るまで、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と形を探求し続けた。日本では約20年ぶりとなるマティスの大規模回顧展「マティス展Henri Matisse: The Path to Color」では、世界最大規模のマティス・コレクションを有するパリのポンピドゥー・センターの協力のもと、絵画から彫刻、素描、版画、切り紙絵、そして晩年の傑作とされるヴァンスのロザリオ礼拝堂にまつわる資料まで、その仕事を多角的に紹介。マティスの造形の冒険をたどってゆく。展覧会概要展覧会「マティス展Henri Matisse: The Path to Color」会期:2023年4月27日(木)〜8月20日(日)会場:東京都美術館 企画展示室住所:東京都台東区上野公園8-36※詳細については追って告知【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2022年06月10日20世紀美術を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(1869-1954年)の仕事を多角的に紹介する『マティス展 Henri Matisse: The Path to Color』が、2023年4月27日(木)より東京都美術館にて開催されることが決定した。20世紀初頭の絵画運動であるフォーヴィスム(野獣派)の中心的な存在として活動したマティスは、84歳で亡くなるまで、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩とかたちを探求し続けた。彼が残した革新的な仕事は、今なお色あせることなく私たちを魅了し、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けている。同展では、絵画に加えて、彫刻、素描、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作と言われるヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料も含めて、マティスの仕事を多角的に紹介。世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの協力を得て、日本では約20 年ぶりとなる大規模な回顧展。その造形的な冒険を辿ることのできる貴重な機会に期待したい。【開催概要】『マティス展 Henri Matisse: The Path to Color』会期:2023年4月27日(木)~8月20日(日)会場:東京都美術館 企画展示室公式サイト :
2022年06月07日株式会社シュゼット・ホールディングスは、2020年7月31日(金)より、ご家族のおうち時間を笑顔で楽しく盛り上げるレシピサイト「#おうちでアンリ」において、アーモンドの香り豊かな、甘くてしっとりとした食感の洋菓子「マジパン」のレシピを公開いたしました。今年の夏休みは、外出できない日々が続くことが予想されます。少しでもご自宅での時間をご家族で笑顔で楽しんでいただきたいと考え、「マジパンチャレンジ」として、レシピを公開いたしました。マジパンを使ってさまざまなお菓子の飾り付けに挑戦してもらえたらと考えています。レシピ公開に加えて、アンリ・シャルパンティエが誇る「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」第16回大会フランス本戦銀賞受賞のパティシエ・西山未来が実践する、作り方のコツを学べる動画も公開いたします。ご自宅でのお菓子作りを通して、少しでも充実した楽しいおうち時間を過ごしていただけることを願い、当社は今後も様々な取組みを進めてまいります。<ご参考>■「#おうちでアンリ」掲載レシピ:フィナンシェ、サブレ、クレープ・シュゼット、バニラアイス&焼きメレンゲ、マジパン特設サイトはこちら■アンリ・シャルパンティエとは1969年、青い炎が印象的なデセール『クレープ・シュゼット』を提供する喫茶店として兵庫県芦屋市に誕生した「アンリ・シャルパンティエ」(国内95店舗、海外3店舗)。ギネス世界記録™を誇るフィナンシェや、菓子世界大会ファイナリストのパティシエを有し、創業より生ケーキはすべて手作りにこだわるなど、“世界最高峰の技術でお菓子文化を生み出す会社”として、100年先を見据えたお菓子作りを通じ、さまざまなシーンに忘れられない感動をお届けしています。■株式会社シュゼット・ホールディングスについて1969年、兵庫県芦屋市で創業。百貨店をはじめ幅広い販売チャネルを持つ「アンリ・シャルパンティエ」(全国95店舗)と、カジュアルなラインナップで駅ナカ・駅チカをリードする「シーキューブ」(44店舗)など、洋菓子ブランドを展開。製造販売のほか、カフェ事業など、さまざまな事業を推進中。世界準優勝を果たしたパティシエを有し、創業より生ケーキはすべて手作りにこだわるなど、“世界最高峰の技術でお菓子文化を生み出す会社”として、100年先を見据えたお菓子作りを通じ、さまざまなシーンに忘れられない感動をお届けしています。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年08月13日6月1日の開幕時点では、新型コロナウイルス感染症の影響により、海外借用作品約20点の展示を延期せざるを得ず、展示内容を変更して開催してまいりました。このたび、ピエール・アンド・タナ・マティス財団コレクション(アメリカ・ニューヨーク)から借用した《立つオダリスクと火鉢》、《肘掛椅子の女性》、《ヴェネツィア風(ロカイユ式)の肘掛椅子と果物》、《腕を頭の上にあげて立つ裸婦》の4点が日本に到着し、新たに展示することにいたしました。アンリ・マティス《肘掛椅子の女性》1933-1934年 ピエール・アンド・タナ・マティス財団コレクション The Pierre and Tana Matisse Foundation Collection / Chris Burke Studio, NY●作品の展示期間2020年7月29日(水)~11月3日(火・祝)●新たに展示が実現したマティスの作品No.54 アンリ・マティス《立つオダリスクと火鉢》1929年 油彩/カンヴァス ピエール・アンド・タナ・マティス財団コレクションThe Pierre and Tana Matisse Foundation CollectionNo.67 アンリ・マティス《肘掛椅子の女性》1933-34年 油彩/カンヴァス ピエール・アンド・タナ・マティス財団コレクションThe Pierre and Tana Matisse Foundation CollectionNo.81 アンリ・マティス《ヴェネツィア風(ロカイユ式)の肘掛椅子と果物》1942年 油彩/カンヴァス ピエール・アンド・タナ・マティス財団コレクションThe Pierre and Tana Matisse Foundation CollectionNo.84 アンリ・マティス《腕を頭の上にあげて立つ裸婦》1947年 油彩/カンヴァス ピエール・アンド・タナ・マティス財団コレクションThe Pierre and Tana Matisse Foundation Collection●作品のみどころ今回新たに追加される4点の作品は、国内ではこれまで展示される機会が少なく、大変貴重な機会となります。《立つオダリスクと火鉢》や《ヴェネツイア風(ロカイユ式)の肘掛椅子と果物》には、マティスがアトリエに置いていたお気に入りのモティーフが描かれています。また、《肘掛椅子の女性》と《腕を頭の上にあげて立つ裸婦》では、マティスが生涯探究した室内画や女性像という主題をめぐる多彩な表現をご覧いただけます。<ご留意点>今回、この海外借用作品の展示が実現したことにより、当館のコレクションからの出品作品に変更が生じますことをあらかじめご了承ください。詳細につきましては当館までお問い合わせください。■ポーラ美術館について2002 年に「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに神奈川県箱根町に開館。印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心としたコレクションを核とする展覧会を開催する一方で、同時代の表現も積極的に紹介するなど、さまざまな取り組みを行っている。富士箱根伊豆国立公園という立地を生かした遊歩道では四季折々の豊かな自然を楽しめる。<臨時休館のお知らせ>作品展示作業のため、9月1日(火)~9月3日(木)まで臨時休館いたします。・開館時間︓9:00-17:00(入館は 16:30 まで)・休館日︓会期中無休(臨時休館あり)・所在地︓神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285・TEL︓0460-84-2111企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月30日ポーラ美術館は、4月3日から休館しておりましたが、6月1日より再開し、同日から11月3日まで、「モネとマティス―もうひとつの楽園」展を開催します。当初、本展では海外10か所から20点、国内21か所から約30点の作品を借用し、計90点のモネとマティス作品をご紹介する予定でした。しかし昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、海外借用作品20点の展示を延期せざるを得ず、開幕時点では展示内容を変更し、国内借用作品約30点を含むモネとマティスの作品約70点に、当館コレクションのなかから関連作家の作品約20点を加え、約90点をご紹介いたします。■概要19世紀から20世紀にかけてのフランスでは、急速な近代化や度重なる戦争などの混乱した社会状況のなか、「ここではないどこか」への憧れが、文学や美術のなかに表れるようになります。モネとマティスの「楽園」は欠くことのできない絵画の主題であると同時に、制作の場であり、生きる環境でもありました。本展では、ふたりの芸術家がいかにして「楽園」を創りあげ、作品へと昇華させていったのかを検証します。クロード・モネ 《睡蓮》 1907年 アサヒビール大山崎山荘美術館蔵アンリ・マティス 《赤い室内の緑衣の女》 1947年 ひろしま美術館蔵■展示内容変更後のみどころ1)ポーラ美術館の印象派コレクションを追加展示印象派やポスト印象派の画家たち、そして20世紀の画家たちの作品を展示します。同時代に活躍していた画家たちとモネとマティスの作品をあわせてご覧いただくことで、ふたりが生きた時代の芸術がより深く理解できるでしょう。ジョルジュ・スーラ 《グランカンの干潮》1885年 ポーラ美術館蔵ピエール・オーギュスト・ルノワール 《休息》 1916-1917年 ポーラ美術館蔵2)モネとマティスの名品約70点が集結。マティスの大規模展は約10年ぶりモネの作品は画業の初期から晩年までを展示、「睡蓮」の連作は7点出品します。また、日本国内のコレクションが少なく、まとめて見られる機会の少ないマティスは油彩画24点のほか、挿絵本、コラージュなど幅広い作品をご覧いただけます。アンリ・マティス 《鏡の前の青いドレス》 1937年 京都国立近代美術館蔵クロード・モネ 《ポール=ドモワの洞窟》 1886年 茨城県近代美術館蔵3)モネとマティスから、20世紀絵画を経て、現代にいたる絵画の展開を紹介モネとマティスは20世紀以降の美術に大きな影響を与えた作家でもあります。キュビスムやカンディンスキーの抽象絵画を経て、ベン・ニコルソン、ブリジット・ライリー、マルコ・デル・レ等の近現代絵画を通じて、モネとマティスに連なる西洋の近現代絵画をご紹介します。ワシリー・カンディンスキー 《支え無し》 1923年 ポーラ美術館蔵モネとマティスに関連する新収蔵の展示作品新収蔵作品(初公開)ブリジット・ライリー 《タブリーズ》 1984年 油彩/カンヴァス 217.2 x 182.2 cm© Bridget Riley 2020. All rights reserved.ブリジット・ライリー(1931-)錯視や視覚の原理を利用した絵画「オプ・アート」の代表的な画家。綿密に計算された幾何学的模様が見る者に錯覚をもたらし、作品が揺らいだり、点滅したりするように見える。スーラの色彩論との関連も指摘されている。作品解説本作品は、ライリーが1980年から取り組んだストライプによる作品のうちのひとつである。モネをはじめとする印象派の画家たちからマティスらへと引き継がれた、明るくあざやかな色彩が画面全体を覆っている。新収蔵作品(初公開)ベン・ニコルソン 《セント・アイヴスの港 (夏)、1951年8月31日》1951年 油彩、鉛筆/厚紙 36.8 x 46 cm© Angela Verren Taunt. All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 G2200ベン・ニコルソン (1894-1982)20世紀イギリスの抽象美術を代表する画家。風景画、静物画を描く一方で、抽象絵画にも取り組んでいる。セザンヌのほか、ピカソやブラックなどキュビスムや、モンドリアンらの抽象構成主義など新たな芸術の潮流を取り入れた。作品解説窓の外に広がる港の写実的な風景と、室内の静物の幾何学的な造形が融合されている。窓を隔てた内と外のモティーフをひとつの画面上に再構成するという空間表現における課題には、マティスもまた繰り返し取り組んでいた。マルコ・デル・レ(1950-2019)美術の歴史や神話、文学に精通し、古典的な教養と現代的な作風を融合させた、現代イタリアを代表する画家。2011年にマーグ画廊で開催された個展ではマティスの画風が主題として取り上げられ、その色彩と線描の有機的形態が広く注目された。作品解説マルコ・デル・レは、マティスがかつてアトリエを構えたヴァンスのル・レーヴ荘に滞在して室内画を制作した。室内の静物や裸婦といった主題に加え、あざやかな色彩や複雑に組み合わされた装飾模様は、マティスが描いた数々の作品を想起させる。■展覧会概要会 期:2020年6月1日(月)~11月3日(火・祝)会期中無休(展示替えによる臨時休館あり)開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)主 催:公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館所 在 地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 T E L:0460-84-2111後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本出品点数:約90点出品内訳:モネ34点(「睡蓮」の連作7点を含む)、マティス34点。(うちポーラ美術館コレクションはモネ19点、マティス13点)ほか、ポーラ美術館コレクション約20点。出品作家:クロード・モネ、アンリ・マティス、カミーユ・ピサロ、ピエール・オーギュスト・ルノワール、オディロン・ルドン、ジョルジュ・スーラ、ピエール・ボナール、ワシリー・カンディンスキー、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、ベン・ニコルソン、ブリジット・ライリー、マルコ・デル・レ等◆再開にあたっての新型コロナウイルス感染症・拡大防止策再開に際し、館内の感染防止策の強化や運営の一部変更など、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底してまいります。1)入館制限入館者数800人/日の上限を目安とします。2)駐車場の運営台数を制限満車台数を約半数に制限した運用をいたします。3)入館時のチェックカゼの症状や37.5度以上の体温の方にはご遠慮いただくとともに、サーモグラフィカメラにて入館時の体温チェックをさせていただきます。4)ソーシャルディスタンスの確保・フロアマーカーや案内板などを使用し、ソーシャルディスタンス(1~2mを想定)が取れるようお客様をご案内します。また、レストランやカフェの席数を約30%減らし、お客様の座席間に一定のゆとりを持たせる工夫をします。5)当面の間、ギャラリートーク及び大人数でのイベントを中止します。6)館内の清掃の徹底と消毒ロッカー、手すり、ドアノブなどお客様がよく触れる箇所を1日2回消毒するほか、公衆電話などの近くには消毒液を設置します。7)飛沫の防止全スタッフがマスク着用し、各レジカウンターにはシールドを設置します。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月27日アンリ・シャルパンティエ(Henri Charpentier)の抹茶スイーツブランド「アンリ・シャルパンティエーハナレー 天峰(てんほう)」が2020年2月25日(火)、ジェイアール京都伊勢丹店に新店舗をオープンする。日本最高位の茶師が厳選した宇治抹茶のスイーツ専門店「アンリ・シャルパンティエーハナレー 天峰」は、京都の宇治抹茶を使用した抹茶スイーツの専門店。創業180年以上になる宇治茶の老舗「放香堂」で六代目を受け継ぐ日本最高位の茶師、東源兵衛がセレクトしたオリジナル抹茶「天峰」と、フィナンシェをはじめとする各種スイーツとの新たな組み合わせを提案している。人気のフィナンシェを抹茶仕立てに看板メニューは、アンリ・シャルパンティエの代名詞的スイーツであるフィナンシェに宇治抹茶「天峰」を合わせた「抹茶フィナンシェ〈天峰〉」。1番摘み抹茶から厳選し石臼挽きにした香り高い抹茶とアーモンド、2つの深みある香りを人気のフィナンシェと共に楽しめる一品だ。抹茶の深い香りが楽しめるクリームサンドクッキーもまた、ほろほろとした食感の抹茶クッキー生地で抹茶クリームを丁寧に包み込んだ「抹茶クリームサンドクッキー〈天峰〉」も京都限定で登場。こちらは、クッキー生地と合わせても香りと風味を損なわない「天峰」の力強い味わいを感じられるクリームサンドクッキーとなっている。店舗情報「アンリ・シャルパンティエーハナレー 天峰」ジェイアール京都伊勢丹店オープン日:2020年2月25日(火)住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町地下1階営業時間:10:00~20:00展開商品例:・「抹茶フィナンシェ〈天峰〉」<京都限定>3個入り 600円+税/5個入り 1,000円+税/10個入り 2,000円+税/15個入り 3,000円+税・「抹茶クリームサンドクッキー〈天峰〉」<京都限定>6個入り 900円+税/9個入り 1,350円+税/15個入り 2,300円+税【問い合わせ先】TEL:0120-917-215(9:00~17:00)
2020年02月28日モデルの源藤アンリが、21日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)47号で初表紙を飾り、初水着を披露している。源藤アンリが『週刊ビッグコミックスピリッツ』に初登場『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ)や『ゴッドタン』(テレビ東京)などのバラエティー番組に出演し、『有吉反省会』(日本テレビ)では「あざとかわいい」と炎上するなど、なにかと話題の源藤アンリ。今回、『スピリッツ』初登場で初表紙を飾り、初水着を披露。あざとくないピュアグラビアとなっている。なお、源藤のグラビアメイキングムービーをスピリッツ公式サイトで配信。スピリッツグラビアサイト「スピリッツアイランド」では、源藤のアザーカットを公開しており、無料会員登録で見ることができる。(C)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ
2019年10月21日展覧会「モネとマティス ―もうひとつの楽園」が、箱根のポーラ美術館にて2020年4月23日(木)から11月3日(火・祝)まで開催される。「モネとマティス ―もうひとつの楽園」では、19世紀後半、近代化する都市を離れ、パリ郊外のジヴェルニーの自邸に造成した睡蓮の池を繰り返し描いた、クロード・モネと、南仏のアトリエを調度やテキスタイルで装飾し、室内画を制作したアンリ・マティスに着目。モネは終の棲み家となったジヴェルニーにおいて、思うがままに庭を作り上げると、その空間をそのままアトリエとして、睡蓮の連作に取り掛かった。また、マティスは、モデルや意匠、調度品によって舞台さながらの装飾をアトリエ内に施して理想的な空間を作り上げ、自身の絵画表現に反映させた。それぞれ「庭」「室内」という作品の主題となる空間を作り上げ、画家の理想の楽園ともいうべき環境で絵画を追究したモネとマティス。自らの生きる環境を理想化し、テーマに据えて絵画制作に取り組んだ両者を比較しながら、国内外の作品を通じて共通点を浮き彫りにしていく。【詳細】モネとマティス ―もうひとつの楽園会期:2020年4月23日(木)~11月3日(火・祝)開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)場所:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285TEL:0460-84-2111料金:大人 1,800(1,500)円 / シニア(65歳以上) 1,600(1,500)円 / 大学・高校生 1,300(1,100)円 / 障害者手帳持参者及び付添者(1名まで) 1,000円※( )内は15名以上の団体料金。※中学生以下無料。※シニア割引、障害者手帳持参割引は、他の割引との併用は不可。※価格はすべて税込み。
2019年10月17日「色彩の魔術師」と呼ばれたラウル・デュフィ。彼は20世紀のパリを代表するフランス近代絵画家のひとりで、アンリ・マティスやアンドレ・ドランなどと並び野獣派と呼ばれる画風を志向した人物。野獣派とは、原色を多用した、平面的で強烈な色彩と激しいタッチが特徴の絵画だ。『ラウル・デュフィ展絵画とテキスタイル・デザイン』が開催中。「まるで音楽が聞こえてくる」と称されたデュフィの鮮やかな世界。1877年、ノルマンディの港町に生まれたデュフィ。音楽好きで教会の指揮者兼オルガン奏者だった父と、ヴァイオリン奏者の母の間に生まれたため、音楽と海はとても身近なモチーフで創作の原点となってゆく。18歳から美術を学び始めた彼に、転機が訪れたのは32歳の時。当時“豪華王”と呼ばれたファッション・デザイナーのポール・ポワレと知り合い、版画でテキスタイルデザインを創り始めると、その鮮やかな色彩と大胆なモチーフの布地は、上流階級の女性たちを魅了し大評判に。これを機にデュフィは本の挿絵や舞台美術、タペストリーや陶器の装飾、『VOGUE』の表紙を手掛けるなど時代の寵児へと駆け上がってゆく。本展ではそんな彼の画業とテキスタイル、2つに注目。特にテキスタイルは草花や昆虫のモチーフ柄から、ダンスホールの風景やスポーツをする人々など、時代を映したモダンデザインまで充実の115点を展示する。また会場には、クリスチャン・ラクロワやオリヴィエ・ラピドスがデュフィデザインの布地を使用した艶やかなドレスや、豪華な舞台衣装も登場。当時の洗練されたモード界の息吹を感じられるはずだ。《ニースの窓辺》1928年 油彩/キャンバス島根県立美術館蔵A.《花と蝶〔デザイン原画〕》1916‐28年頃 インク/紙デュフィ・ビアンキーニ蔵B.《夏〔デザイン原画〕》1925年 グワッシュ/紙デュフィ・ビアンキーニ蔵C.《ヴァイオリン》1989年(デザイン1914‐20年頃) 毛織物デュフィ・ビアンキーニ蔵D.《幾何学模様の構図〔デザイン原画〕》1919‐28年頃 グワッシュ/紙デュフィ・ビアンキーニ蔵A.花と蝶を図案化したテキスタイル。B.特にバラはデュフィが好んだモチーフで、様々なバリエーションが残っている。C.ヴァイオリンと楽譜は音楽好きのデュフィが一生のモチーフにしたもの。D.幾何学模様をテキスタイルにいち早く取り入れたのもデュフィだった。『ラウル・デュフィ展絵画とテキスタイル・デザイン』パナソニック汐留美術館東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4F開催中~12月15日(日)10時~18時(11/1、12/6は~20時、入館は閉館の30分前まで)水曜休一般1000円ほか TEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)※『anan』2019年10月16日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2019年10月10日洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」とショコラティエ・垣本晃宏がタッグを組んだ「アンリ・シャルパンティエ 京都御所南チョコレート研究所」が誕生。2019年9月11日(水)から、ジェイアール京都伊勢丹店にて催事を開催し、9月18日(水)からアンリ・シャルパンティエ京都伊勢丹店・京都高島屋店にて一般販売する。「アンリ・シャルパンティエ 京都御所南チョコレート研究所」は、京都の御所南で「アッサンブラージュ カキモト」を運営する世界的なショコラティエ・垣本晃宏と「アンリ・シャルパンティエ」がコラボレーションし、“京都の文化”と“チョコレート”を掛け合わせた新たな京都の味を追求する“研究所”だ。第1弾スイーツとして登場するのは、京都土産の定番「八ツ橋」をイメージした、三角形のチョコレートパイ「八ッ橋ショコラサンド」。袋を開けた瞬間には、シナモンの香りがふわっと広がる。しっとりした香り豊かなチョコレートクリームをサンドしたパイは、バターとチョコレートを練りこんだ、サクサクほろほろとした新食感。ローストしたカカオが香ばしい、程よくビターなチョコレートを生地やクリームに使用することで、甘すぎない上品な味わいに仕上げている。【詳細】アンリ・シャルパンティエ 京都御所南チョコレート研究所第1弾商品「八ッ橋ショコラサンド」〈京都限定〉価格:4個入り 702円/8個入り 1,404円/15個入り 2,646円※価格はすべて税込。■催事先行販売販売期間:2019年9月11日(水)~9月17日(火)場所:ジェイアール京都伊勢丹 地下1階 洋菓子SPOT売り場住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 地下1階■一般発売発売日:2019年9月18日(水)場所:アンリ・シャルパンティエ京都伊勢丹店、京都高島屋店、JR京都駅お土産売り場(ギフトキヨスク京都(新幹線八条口改札口向かい)、グランドキヨスク京都(新幹線改札口内コンコース)、ベルマートキヨスク京都(八条口コンコースエスカレーター付近))、アンリ・シャルパンティエ オンラインショップ※JR京都駅お土産売り場での販売は10月30日(水)まで、延長の可能性あり。
2019年08月25日アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)は、春限定スイーツを2019年2月20日(水)に発売する。春の贈り物やホワイトデーのギフトにぴったりな「プランタン コフレ・ルルー」は、イースター限定のボンボン・ショコラと、「C.B.S.」「ガナカ」といった定番人気のボンボン・ショコラの詰め合わせ。うさぎやにわとりの形をしたチョコレート「フリチュール・プラリネ」は、香ばしいアーモンドとヘーゼルナッツの自家製プラリネをショコラでコーティングした1品。カリカリとしたナッツの食感を楽しめる。繊細で華やかな刺繍柄パッケージも魅力的だ。さくらもちをイメージした春限定フレーバー、「サクラ」のキャラメルを楽しめる詰め合わせも登場。「プティ・ボワット・プランタン」は、塩バターキャラメル「C.B.S.」、フルーティーな「フランボワーズ」、しょうがの風味を効かせた「オランジュ・ジャンジャンブル」と「サクラ」を1個ずつ詰め合わせている。春らしく華やかなデザインの缶にも注目したい。また、「サクラ」を含む4種のキャラメルを3個ずつセットにした「アソルティモン・ドゥ・キャラメル・プランタン」はシックな箱入り。きっちりとしたホワイトデーのお返しにおすすめな1品だ。【詳細】アンリ・ルルー 春限定スイーツ■プランタン コフレ・ルルー販売期間:2019年2月20日(水)~5月6日(月)取扱場所:伊勢丹新宿店、髙島屋玉川店、ジェイアール京都伊勢丹店、オンラインショップ価格:6個入り 2,484円、8個入り 3,240円、10個入り 3,996円■プティ・ボワット・プランタン 864円販売期間:2019年2月20日(水)~3月14日(木)販売場所:伊勢丹新宿店、髙島屋玉川店、ジェイアール京都伊勢丹店、オンラインショップ■アソルティモン・ドゥ・キャラメル・プランタン 2,538円販売期間:2019年2月20日(水)~3月14日(木)販売店舗:伊勢丹新宿店、髙島屋玉川店、ジェイアール京都伊勢丹店※価格は全て税込。※販売終了時期は予定。在庫状況により変更になる可能性あり。
2019年02月23日アンリ・シャルパンティエは、チョコレートブランド「アンリ・シャルパンティエ ショコラプール(Henri Charpentier CHOCO.LA.POOL)」をローンチ。JR名古屋タカシマヤを皮切りに、8店舗のバレンタイン催事に出店する。アンリ・シャルパンティエとはアンリ・シャルパンティエは、1969年に芦屋で喫茶店として産声をあげた。最も有名なのは、その頃から変わらず提供している「クレープ・シュゼット」。オレンジ果汁で軽く煮たクレープに、リキュールを注ぐと青い炎が立ち上がる。創業者が喫茶店時代から大切にしてきた、本格的なデセールだ。今ではスイーツブランドとして、毎日手作りする数多くのスイーツを展開している。材料選び・素材づくりからこだわり抜いた逸品は、まるで宝石のようにお皿の上で魅力を放つ。「アンリ・シャルパンティエ ショコラプール」で日本を代表するパティシエの競演へ「アンリ・シャルパンティエ ショコラプール」では、“お菓子のワールドカップ”と呼ばれる「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2017」のメダリスト・駒居崇宏、チョコレートスイーツの最高峰「ワールドチョコレートマスターズ2018」のファイナリスト・垣本晃宏ら日本を代表するパティシエが競演。アンリ・シャルパンティエのこだわり抜いた高い品質はそのままに、老若男女問わず愛されるチョコレートブランドを目指す。独創的な味わいが魅力、メニューラインナップ駒居崇宏考案によって生まれたのは、チョコレートフィナンシェとそのレシピをベースに、世界各地のシングルオリジンのカカオと香りのエッセンスを加えて仕上げた特別仕様のフィナンシェ。特に特別仕様のフィナンシェは、ボリビア×しょうゆ、エクアドル×オレンジ&山椒といった和と洋の融合した唯一無二の味わいだ。「味のトライアングル」を表現したボンボンは、垣本晃宏が考案。バニラ、ピスタチオ、キャラメルパッション、ミルクビター、レモングラスフレーズ、黒ごまゆず、プラリネアプリコット、ローズマリー、マンゴータイムの9種を揃え、独創的で繊細な味わいと、シンプルながらもこだわりの光るビジュアルで、手に取るものの心を掴む。また、テイクアウトできるフォンダンショコラも魅力的。 コロンビア産シングルビーンズカカオを使用し、くちどけと軽さを追及したテクアウトながらもラグジュアリーを追及した一品だ。そのほか大阪タカシマヤ限定の「ショコラショー」やJR名古屋タカシマヤ限定の「ビルディングファーム」など各店限定のメニューも登場する。【詳細】「アンリ・シャルパンティエ ショコラプール」催事スケジュール■関東エリア・横浜タカシマヤ 2019年1月23日(水)~2月14日(木)・日本橋高島屋 2019年1月30日(水)~ 2月14日(木)■東海エリア・JR名古屋タカシマヤ 2019年1月18日(金)~ 2月14日(木)■関西エリア・阪急うめだ本店 2019年1月23日(水)~ 2月14日(木)・大阪タカシマヤ 2019年1月23日(水)~ 2月14日(木)・川西阪急 2019年1月30日(水)~2月14日(木)・西宮阪急 2019年2月7日(木)~2月14日(木)■九州エリア・博多阪急 2019年2月1日(金)~2月14日(木)
2019年01月10日アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)から、バレンタインショコラ2種類が2019年1月中旬より発売される。モロッコの幾何学模様をあしらったオリエンタルな雰囲気漂うパッケージの「コフレ・メディテラネ」は、地中海をテーマにした新作ボンボンショコラ6種類の詰め合わせ。各地をイメージした味わいのショコラは、ブラッドオレンジの酸味とカカオのほろ苦さが合わさった「カターニア」をはじめ、イタリア産ベルガモットのピューレのガナッシュをショコラ・ノワールでコーティングした「カラブリア」や、フレッシュミントの葉を使用したガナッシュをショコラ・ノワールでコーティングし、ドライミントをトッピングした「タンジェ」など、地中海の街や島にちなんだ名前が付けらている。また、フランス北西部・ブルターニュ地方に伝わる恋物語“モナ 陸の少女”をテーマにしたボンボンショコラも用意する。パッケージには、ブルターニュの民族衣装にも施される刺繍柄をデザイン。中には、グレープフルーツとジャスミンの爽やかなガナッシュをショコラ・ノワールでコーティングした「ダマス」などの新作ショコラや、アンリ・ルルーの塩バターキャラメルをショコラ・ノワールでコーティングしたボンボンショコラ「C.B.S. (セー・ベー・エス)」が入っている。なお、バーニーズ ニューヨーク新宿店では、2019年1月10日(木)から1月17日(木)まで期間限定ショップをオープン。バレンタインチョコレートに加えて、全て約8gで作られるこだわりのキャラメルを販売する。アンリ・ルルーのキャラメルは、フランス・ブルターニュで作られた素材本来の長所を最大限に生かした芳醇な香りと滑らかな口当たり、そして濃厚な味わいが特徴だ。【詳細】アンリ・ルルー バレンタインショコラ発売日:2019年1月中旬価格:・コフレ・メディテラネ 6個入 3,132円(税込)・コフレ・アムール モナ 4個入 1,728円(税込)、8個入 3,456円(税込)、11個入 4,536円(税込)■アンリ・ルルー限定ショップ開催期間:2019年1月10日(木)~1月17日(木)場所:バーニーズ ニューヨーク新宿店住所:東京都新宿区新宿3-18-5セー・ベー・エス 8個入り 1,426円(税込)プティ・ボワット・キャラメル 864円(税込)【問い合わせ先】ヨックモック お客様相談窓口TEL:0120-033-340(月~金 10:00~18:00)
2019年01月02日ショコラティエ・エ・キャラメリエ「アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)」は、クリスマス期間限定「Collection Noël 2018」を2018年11月1日(木)より順次販売する。ギフトにぴったりなスイーツコレクションクリスマスまでをカウントダウン!キャラメル入りのアドベントカレンダー「カランドリエ・ドゥ・ラヴァン」は、キャラメルの入ったボックスの窓を1つずつ開けて、クリスマスまでをカウントダウンする、アンリ・ルルーオリジナルのアドベントカレンダー。クリスマスを楽しむパリの人々の夜を描いた華やかなパッケージは、部屋に飾るだけで気分を盛り上げてくれる。またボックスの窓の中には、ボンボン・ショコラとキャラメルを象ったオリジナルチャームも1つだけ隠されている。どこに入っているのかドキドキ感を楽しみながら、クリスマスまでのカウントを楽しんで。異なるフレーバーが楽しめるキャラメルセット毎年人気を誇る「プティ・ノエル・キャラメル」。全4色のキャラメル型のパッケージの中には、C.B.S.(塩バターキャラメル)やユズマッチャ、ショコラなど異なるフレーバーを組み合わせた、色とりどりのキャラメルが詰め込まれている。またパッケージは、オーナメントとしても楽しめる紐付きタイプ。キャラメルを全て食べ終わってしまった後は、自宅のツリーに飾ってみてはいかが。手土産にもぴったりな焼菓子セットなど他にも、冬期限定「ヌガティンヌ」などのボンボン・ショコラを詰めたコフレ「ノエル コフレ・ルルー」や、自家製プラリネとショコラを使用したタルトレットと、キャラメルのタルトレットを詰め合せた「ノエル タルトレット・オ・ショコラ&キャラメル詰め合わせ」などがラインナップ。いずれもクリスマス限定の特別デザインなので、パーティーなどのちょっとした手土産にも最適だ。3種の限定クリスマスケーキ予約受付を開始しているクリスマスケーキには、新作ボンボン・ショコラとスペシャリテ「C.B.S.」をデクリネゾンした全3種類のガトーが登場。髙島屋グループや、伊勢丹新宿店など一部の百貨店限定で販売する。伊勢丹新宿店限定「ガトー デクリネゾン<アナトリア>」そもそも“デクリネゾン”とは、1つの素材を様々な調理法で施し、異なる食感や味を楽しむという料理用語。伊勢丹新宿店限定「ガトー デクリネゾン<アナトリア>」は、自家製プラリネにレモンの香りやサブレの食感を加えた新作のボンボン・ショコラ「アナトリア」をデクリネゾンとして作り上げたクリスマスケーキ。レモンピールを混ぜたビスキュイ生地の上には、常緑高木であるスターアニスで香り付けした、プラリネクリームやジュレを重ねて。爽やかなレモンの風味やアニスが香る、大人のスイーツとなっている。他にも、ブラッドオレンジのガナッシュをショコラ・ノワールでコーティングした新作ボンボン ・ショコラ「カターニア」や、アンリ・ルルーを代表する「C.B.S.」をデクリネゾンしたガトーが展開される。【詳細】アンリ・ルルー「Collection Noël 2018」■カランドリエ・ドゥ・ラヴァン 6,500円+税内容:C.B.S.、ショコラ、フランボワーズ、オランジュ・ジャンジャンブル、エピス・ド・ノエル 各3個/ユズマッチャ、カシス、タタン、テ 各2個/オリジナルチャーム 1個販売期間:2018年11月8日(木)~予定 ※オンラインショップでは11月1日(木)~販売店舗 :伊勢丹新宿店、髙島屋玉川店、オンラインショップ■プティ・ノエル・キャラメル 全4種 各900円+税内容 :(赤)C.B.S. 3個、エピス・ド・ノエル 2個/(青)C.B.S.、フランボワーズ、タタン、オランジュ・ジャンジャンブル、カシス 各1個/(緑)C.B.S.、ユズマッチャ、テ、タタン、カシス 各1個/(橙)C.B.S.、ショコラ、フランボワーズ、オランジュ・ジャンジャンブル、グリオット・カルダモン 各1個販売期間:11月1日(木)~12月25日(火)予定販売店舗:伊勢丹新宿店、髙島屋玉川店、オンラインショップ■ノエル コフレ・ルルー 6個入り 2,400円+税/9個入り 3,300円+税内容:(6個入)キャトル・エピス、ヌガティンヌ、C.B.S.、ジャヌー、ガナカ、パレオール/(9個入り)キャトル・エピス、ヌガティンヌ、C.B.S.、ジャヌー、ガナカ、パレオール、プティ・デジュ・ノワール、ベネズエラ・レ、マダガスカル販売期間:11月1日(木)~12月25日(火)予定販売店舗 :伊勢丹新宿店、髙島屋玉川店、オンラインショップ■ノエル タルトレット・オ・ショコラ&キャラメル詰め合わせ 2,300円+税販売期間:11月1日(木)~12月25日(火)予定販売店舗 :伊勢丹新宿店、髙島屋玉川店、オンラインショップ<クリスマスケーキ>■ガトー デクリネゾン<アナトリア> 5,000円+税予約期間:~12月11日(火)20:00 ※WEBおよび店頭にて要予約 ※予定数に達し次第受付終了受取日:12月23日(日)、24日(月) 10:30~19:00受取場所:伊勢丹新宿店本館7階 催物場住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1■ガトー デクリネゾン <C.B.S.> 5,000円+税予約期間:受付中受取日:12月23日(日)~25日(火)販売店舗:伊勢丹新宿店、髙島屋玉川店、三越伊勢丹グループほか■ガトー デクリネゾン <カターニア> 5,000円+税予約期間:~12月11日(火)20:00受取日:12月23日(日)、24日(月)販売店舗:髙島屋グループ各店舗
2018年10月13日アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)は、イースターに向けた「パックコレクション」を2018年3月21日(水)より発売する。イースターにおいて豊かな生命の象徴とされる、うさぎやにわとりなどの動物達を象ったボンボン・ショコラ「フリチュール・プラリネ」が登場。香ばしくカリカリした食感のアーモンドと、ヘーゼルナッツの自家製プラリネをショコラでコーティングした、愛らしいルックスのチョコレ―トだ。香り高いカカオのショコラ・ノワールと、優しい甘さのショコラ・オ・レ2種類を展開する。春らしいグリーンやイエローのリボンで飾ったたまご型パッケージにカラフルなキャラメルを詰め合わせた「プティ・ウフ・キャラメル ヴェール」と「プティ・ウフ・キャラメル ジョーヌ」は、コンパクトで目を惹くパッケージと本格的な味わいが魅力のセット。スペシャリテである塩バターキャラメルの「C.B.S.」の他、グリーンリボンの「ヴェール」にはシトロン等春夏限定のフレーバー、イエローリボンの「ジョーヌ」には、フランボワーズ等人気フレーバーをセレクト。一度に多彩なフレーバーのキャラメルを楽しめる。【詳細】アンリ・ルルー発売日:2018年3月21日(水)販売店舗:伊勢丹新宿店、髙島屋玉川店・フリチュール・プラリネ 1種3個入り 1,280円、2種6個入り 2,436円 ・プティ・ウフ・キャラメル ヴェール(内容:C.B.S.、シトロン・ヴェール、アナナス・ベ・ローズ、 ディアブル・ローズ、ピナコラーダ 各1個) 918円 ・プティ・ウフ・キャラメル ジョーヌ(内容:C.B.S.、オランジュ・ジャンジャンブル、 ショコラ 各1個、フランボワーズ 2個) 918円・コフレ・ルルー ショコラ・キャラメル パック限定(内容:【コフレ・ルルー(ショコラ)】C.B.S.、ジャヌー、パレオール、ガナカ、マダガスカル、フリチュール・プラリネ 各1個 【アソルティモン・ドゥ・キャラメル】C.B.S. 、フランボワーズ、オランジュ・ジャンジャンブル、ディアブル・ローズ、ピナコラーダ 各1個) 3,456円※価格は全て税込。
2018年03月22日