パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップです。人々はヴァカンスに出かけ始めパリの街は少し静かになってきました。遅い夏休みをとる男たちに話を聞きました。パリで出会った「ステキな男前」6人ヴァカンスの間、パリは少し静かな街に。そこで出会った6人のイケメンたちに、お仕事のことや日本の印象、これから取る夏休みについてなど、いろいろなことを聞きました。ジェレミー27歳パリ市庁職員-お昼から友達とモヒートを飲んでいたジェレミー、今日は休みの日でした。日本には2008年に家族旅行をしました。もう13年も前のことになるのです。当時14歳で、2週間滞在した東京と京都は今でも記憶の中にいい思い出が詰まっています。大人になった今、また訪れてみたいなと思っています。今年は遅めの夏休みは友達と一緒に南フランスのランド地方に行く予定です。おもに山歩きハイキングが目的です。2週間休みを取ったので大自然の中トレッキングを十二分に楽しんできます。理想の女性像は答えるのが難しいですが…。あ、そういえば最近知ったフランス人歌手ブリジット・フォンテーヌはとても詩的で独創的で素晴らしい女性だと思います。アドリアン18歳 商業学科学生-オリンピック競技では水泳観戦が大好きなアドリアンはスポーツマンでした。僕は小さい頃から柔道、空手、カンフー、と格闘技をしていました。スポーツで今でも続いているのは水泳です。東京オリンピックも水泳の試合だけは欠かさずに観ています。本当は日本に行って観戦したかったのですが今回は諦めました。次のパリでのオリンピックは観戦できる世の中になることを期待しています。家族と日本に行ったのは新型コロナで騒がれる少し前の4月でした。まだ少し桜も残っていて素晴らしい思い出を残せました。特に京都には感激しました。古いものが大切にされて、残っていますね。パリでもノスタルジーを感じられるモンマルトル、ムフタール街がお気に入りの場所です。女性は優しくて、いろいろな面でジェラシーのない人がいいと思います。今年カンヌ映画祭のレッドカーペットに現れたソフィー・マルソーは僕の母より歳が上ですが、とてもチャーミングでした。昔の映画『ラ・ブーム』もさっそく見ましたよ(笑)。エリオット24歳歌手-赤毛が輝いていたエリオットはヴィンテージオレンジの革ジャンがお似合いでした。僕はドイツの国境近くのアルザス地方の出身です。パリには7年前に出てきました。今は歌手としてやっています。YouTubeチャンネルでElliott で検索してみてください。パリのお気に入りの場所はマレ地区、ここにはいろいろなドラマが隠れていてパリには欠かせないところです。この夏は友人とコート・ダジュールのニースに行きます。一軒家を借りて6人と共同生活に挑戦です(笑)。女性はナチュラル&シンプルな人が一緒に過ごして楽しいですね。シンガーソングライターのラナ・デル・レイの歌はキャラクターもあり、ちょっとノスタルジーを感じられるところが気に入っていて、一番好きなタイプの女性にノミネートします。ダレン26歳建築事務所勤務-話好きで愛想がいいダレンは8月中は仕事が休めないと。僕はこの夏はパリにいます。仕事もたくさんあって、毎日事務所通いです。でも人のいない空いたパリでこの夏を過ごすのも悪くありませんよ。遅い休みの予定はまだ考えていないのです。建築事務所で働いているので膨大な資料を見る機会がありますが、最近できた美術館、Tadao ANDOが手がけた『Bourse de Commerce Collection Pinault』は外観はそのままで内部を大改造して素晴らしい世界を作りましたね。あとはなんといってもギュスターヴ・エッフェルの功績はフランス人の誇りです。中でもエッフェル塔は世界中の人を魅了するシンボルでこの世にあることが素晴らしいと思います。女性の魅力ですか?僕は全ての女性を受け入れたいと思います(笑)。フェラ・クティはよく聞きます。黒人解放運動家でアフロビートの創始者でもあるんです。僕もナイジェリアのルーツがあるのでシンパシーを感じます。ナトン 17 歳学生-スポーツ音痴のナトンはオリンピックにも興味がありませんでした。え?日本?写真とインタビューですか?僕はシャイなので大丈夫かな…。実は父と日本行きの計画をしていたのですが新型コロナのせいで断念しました。東京オリンピックには興味はないのですが、今ちょうどやっているのですね。父とまた計画を見直そうと話しているところです。今年の夏は、友達の親がドイツのベルリンで映像作家をしているので、そこのアトリエに遊びに行きます。将来的にはデザインやモードの世界に進みたいので、そこのお宅でいろいろ勉強させてもらおうかなと思っています。日本の漫画家、特にJunji Itoの世界が大好きでよく読んでいます。彼の作品ではないのですが最近読んだ『おやすみプンプン』にはハマってしまいました。女性に関しては母がとても厳しい人だったので、逆に柔らかい人がいいと思っています。いいなと思う女性は歌手のクレイロです。ヴィクトール25歳看護師-仕事がハードなヴィクトールはカフェで仲間と休憩中です。4年前から看護師としていろいろな病院で働いています。新型コロナで医療が圧迫されていたロックダウン中はまともに家にも帰れずに病院の仮眠室住まいで本当にきつい日々を過ごしました。フランスはワクチンのおかげで少しは僕の仕事も楽にはなってきましたが、まだまだ油断できませんね。アジアは台湾や中国、カンボジアなど東南アジアに行ったことがあるのですが、日本までは行けませんでした。でもいつかは訪問したいと思います。この夏はヴァカンスでも、と思っていましたが、フランス領ギアナが今医療関係者が足りていないとのことで、自ら手を挙げて医療チームに加わり約2か月滞在する予定です。休みよりこれが僕の使命だと思っています。でも、いつまで看護師を続けていけるかは今試行錯誤しています。体力作りは週5時間ぐらいのエスカラードをやっています。恋をするなら一緒にエスカラードできる人がいいですが…。そんな時間あるのでしょうか?歌手のアンジェルは女性の全てが詰まっています。可愛いし、繊細で、優しい、面白いキャラクターで、歌声にも癒されています。写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年08月05日ポジティブなワードを口に出して自分を「褒める」「癒す」「励ます」ことは、腸活にも有効。それを習慣化することでポジティブ脳にチェンジできるそう。ポジティブ脳の秘訣は“ユーモア”と“妄想”。ということで、今回は漫画家・浜谷みおさんによるイケメンキャラが特別出演。彼らの胸キュンなセリフを、自分への“褒め活”トレーニングに使ってみて!※セリフのに自分の名前を入れて読んでみよう!半年もあれば誰でもポジティブ脳に変われる。人間は、本能的にネガティブになりやすいという。ところがこのネガティブ思考は、脳と腸が頻繁に情報交換を行っている“脳腸相関”によって腸に悪影響を与えてしまう。これを改善する方法は、あるのだろうか。「ネガティブ思考はただのクセ。脳は意外と単純なので、考え方を少し変えるだけで半年もあればポジティブな思考にシフトできます。たとえば最初は心では思っていないことでも口にしてみて。また、楽しいことや嬉しいことがなくても笑顔を作るだけで、セロトニンの分泌が促されます。つまり“ユーモア”と“妄想”があれば、脳はいつでも幸せを感じて腸の調子も整うのです」(脳腸セラピスト・桜華純子さん)自分自身でポジティブな言葉を口にすることも腸活の一環。下記のイケメンキャラたちの囁きから、「自分を褒める言葉」を楽しく学んでみよう!前向きに一日を始めるために自分にかけるとよい言葉「おはよう。ちゃんと起きて偉いね。あぁ、なんでそんなに可愛いの?と一緒で、最高の一日になりそう」朝一でセロトニンを全開にする自分への「ありがとう」。「ありがとう」は、口にすると最強のポジティブワードになるという。「今日も元気に起きられた、自分への感謝の言葉として『おはよう、私』や『目覚められたことに、ありがとう!』がおすすめです。日中は忙しくて、つい自分をねぎらうことを忘れがちなので、ここで一度セロトニンを分泌して、幸せ気分でスタートを切りましょう。家なら誰かに聞かれる心配もないので、口にするとより効果的です。さらに、『今日も素敵な一日にするぞ!』など、ざっくりでOKなので、その日一日の目標を立てて、宣言するのもいいでしょう」(桜華さん)怒りがわいた時、自分にかけるとよい言葉「めちゃくちゃ怒ってるけど…本当は悲しいんだろ。よしよし、傷ついたよな。俺が、受け止めてやるから。もう大丈夫だよ」根底にある悲しみを受け止めてセルフハグをする!一度怒りを覚えてしまうと、なかなか気分を変えられずにしばらく引きずってしまうことも。そんな時こそ、ポジティブに自分を愛し、癒してあげて。「怒りの本質は悲しみです。うわべの怒りだけに感情を振り回されずに、根底にある悲しみを救い出し、自分を受け止めること。『悲しかったね、傷ついたね』と自分を慰めて、『もう大丈夫だよ』という言葉によってセルフハグをしてあげると回復も早いでしょう。このように怒りや悲しみから目を背けずに、自分で癒していくことで、徐々にイライラに支配されたり乱されたりすることがなくなります」気分が落ち込んだ時、自分にかけるとよい言葉「は本当に頑張り屋さんだな。え?私なんか他の人より仕事できない?ばーろー!んなわけねぇだろ、俺が証言する、お前なら絶対大丈夫だ」普段から自分を俯瞰し、実況中継するクセをつけること。いつも全力の“頑張り屋さん”は、ちょっとでもミスをしたり、うまくいかないことがあると「もっとできたのに」「こんなはずじゃなかった」と落ち込みがち。「頑張り屋さんこそ、自分を主観的にではなく俯瞰的に捉えることが大事。そのために、普段から他人を見ているかのように『今わたし急な無茶ぶりに耐えて、作り笑顔してますよ』など、自分の状態を実況中継するクセをつけて。そのうえで『大丈夫だよ、今日はゆっくり休もうね』と自分をいたわってあげるのが有効。俯瞰することで人から『大丈夫』と励まされている感覚にもなれます」漠然とした不安が襲ってきた時、自分にかけるとよい言葉「…元気ないですね?先輩のことなら何でもお見通しです。こーんなイケメンで優しい彼氏がいるのに(照)、不安にならないでくださいよ」不安要素と解決策を明確にし「私は幸せ」であることを認識する。不安というものは、かなりのクセモノ。その理由は“漠然とした不安”だから。「最初に説明したように、人間は本能的にネガティブ脳を優先してしまうため、不安を感じると、どんどん悪い方向へ考えてしまいます。そこで、不安の原因を自分に問いかけ、自分でどうにかなることなのか、どうにもならないことなのかを明確にすることで、解決策が見えてくるでしょう。また、『私は今のままで十分幸せ』と、自分がすでに幸せであることをいつも認識しておくと、心が安定し、ちょっとしたことで感情がぶれなくなります」緊張した時、自分にかけるとよい言葉「プレゼン緊張してる?ねぇ、二人だけの秘密にしてほしいんだけど、僕未来が見える特殊能力があるんだ。30分後、さんはライバルに圧勝してるよ」深呼吸でリラックスしながら、成功した姿をイメージすること。緊張する理由もまた、失敗したらどうしよう…などといったネガティブ要素を脳が生み出すことから。「プレゼンの前にまずは深呼吸して、プレゼンに成功して“やったー!”と笑っている姿をイメージしてみて。言葉にする時は、『プレゼンがうまくいきますように』ではなく、『プレゼンがうまくいきました!』とか『提案したプランがクライアントから褒められた!』など、うまくいったように過去形にすると、緊張がワクワクに変わるはず。ちなみに私は感情が入りすぎて、未来の成功をイメージして大号泣してしまうこともあるほど(笑)」夜、よく眠るために自分にかけるとよい言葉「良い日曜だったね。え、一日中お菓子食べてダラダラしてただけ?いつも忙しいんだから、たまにはよくない?ちゃんと休めて偉い、偉い」一日の終わりは“褒め活”で締めくくることで快眠&腸活に!一日の最後に自分を褒めてセロトニンの分泌を促すことで、幸せを感じながら眠りにつくことができる。ベッドの中でも自分への“褒め活”を忘れずに。「寝る前に、一日を振り返る人は多いかもしれません。でもそこで、今日あった嫌なことや反省点などを思い出してしまうと、たちまち不安や悲しみへ一直線…。そこで、大の字に寝て深呼吸し、リラックス状態を作ること。体がリラックスを感じると、ネガティブ脳にはなりにくいのです。そのうえで、『食べすぎちゃったけど1週間のご褒美!お疲れ私』などと自分を褒めてあげましょう」桜華純子さん脳腸セラピスト、美容家。各媒体で女性の腸と心のケアのアドバイスを発信している。また高齢者施設・児童養護施設、障がい児・小児がん患者へ向けたボランティア活動の取り組みも。浜谷みおさん漫画家。2008年に集英社主催新人漫画賞「金のティアラ大賞」で銅賞を受賞して漫画家デビュー。’19年、『やまとは恋のまほろば』でananマンガ大賞を受賞。※『anan』2021年7月28日号より。取材、文・若山あや(by anan編集部)
2021年07月24日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。自由に動き回れるようになってきたパリ。今回はいろいろなところで会った男性たちです。パリで出会った「本気でカッコいい男前」6人カメラマンの松永さんがハントしたイケメン6人。お仕事のことや近況のほか、この夏の過ごし方や、パリの好きな場所も教えてくれました。コロナが落ち着いたら訪れたいですね。ルーベン 22 歳文化人類学専攻学生-初めてパリにやってきたルーベンはフランス語が堪能でした。ひとり旅で今日から2日間はパリに滞在です。実は、初めてのパリなのであまり詳しくなくて、歩きすぎて疲れたので今休憩中です。僕はスイス人でベルンに住んでいるのでいつもはドイツ語で生活していますが、学校では長いことフランス語を習ったので日常会話は問題ありません。パリの後はこれから大西洋側に行きボルドーやベアリッツまで行き、地中海側を一周してスイスに戻ります。なりゆきの旅なので詳しい日程など決めていない自由な旅です。これがひとり旅の醍醐味ですね。そしてあなたのように話しかけられてコニュニケーションできる時間がとても自分なりに有意義だったりもするのです。女性に関しては心が広く、しっかりとしたキャラクターの人がいいです。この旅で理想の女性に出会えるといいのですが。女優ではないのですがイギリス人のベネディクト・カンバーバッチの大ファンです。素晴らしい俳優です。オリビエ29歳 フレンチレストラン・スーシェフ-猫が大好きなオリビエのアパルトマンを訪問しました。5歳の保護猫と同居しています。今までレストランを渡り歩いていたのでパリ、南仏、スウェーデンと職場を変えるたびに愛猫Nemoとも一緒に移動をしていました。猫にもパスポートあるって知っていましたか?レストラン関係の仕事を始める前にはオーストラリアに2年間語学留学していました。英語が話せることでどこでも仕事ができるので、これからも国を選ばず仕事ができると思います。今のパートナーは日本人ですが、まだ知り合う前の8年前に一度日本に行きました。そしてパートナーと知り合ってから4年前に日本に行きいろんなところを旅しました。また日本に行ったら行きたいところがあって…。それは北海道です。美味しい魚がたくさんあると聞いているのでとても楽しみにしているのです。パリの好きな場所はモンマルトルの丘。そこから見下ろすパリの風景は素晴らしい!夏はポルトガルのリスボンに1週間行く計画をしています。それからイタリアへも短期間行く予定でいます。理想的な女性は、面白くて、キャラクターがはっきりして、いろいろな話ができる人がいいですね。その点、今のパートナーは完璧です。女優を挙げるならモニカ・ベルッチ!!マクサンス19歳商業科学生-寒がりのマクサンスはいつもダウンベストを持ち歩いています。最近寒かったり暑かったりしますね、僕はとても寒がりなので夏でもダウンジャケットを持ち歩いています。早く夏らしい安定した天気になってほしいです。食事は魚より断然肉派なので、有名なコーベ牛を食べに日本に行きたいです。パリの好きな場所は左岸の6区、7区周辺、今日は右岸にやってきたのですがなんか落ち着きません。あまりにコスモポリタンすぎるし、街自体もあまり整備されていない気がします。生まれ育った左岸の方がやはりしっくりきます。女性に関しては相性次第ですね。うまくは言えないですが…。女優のセレーナ・ゴメスが僕のタイプの女性です。ルカ30歳アニメーショングラフィスト-ルカの自宅には何台ものモニターがありました。いつもは仕事場へ通勤しているのですが、新型コロナが蔓延してからはリモートで仕事をしています。僕の仕事は家にいても機材があればできるので問題はありませんが、生活リズムを適正化することが課題です。特に食事問題や、運動不足になりがちなので、週3回はエスカラードに通うことにしています。ブロックタイプがあるジムです。2時間たっぶりやるといい運動になっています。日本といえばマンガですね。『GUNNM(銃夢)』は大好きなので手放せなくてトイレの本棚に置いています。『進撃の巨人』も素晴らしい世界観です。いつもモニターばかり見る仕事なので、アニメより紙媒体のほうが気分転換にいいですね。小さい時(10歳)に映画館で観た宮﨑駿の『もののけ姫』を見てから、日本人が作る世界観の虜になったのです。この夏は、田舎の家がヴァンデ地方にあって家族みんなが集まってくるので、2週間滞在しようと決めました。理想的な女性との関係に必要なことは、よく話し合いができて同じ方向の視線があることが重要です。あとは一緒にいてリラックスできるかが問題。デンマーク人の歌手アグネス・オベルの歌声は本当にリラックスできてヘビーローテーション中です。マテオ 18歳演劇学校在籍中の大道芸人-ポンピドゥセンターの広場で汗だくのマテオは人気者。日本に行った時は2017年だったのでまだ大道芸人になっていない時でした。もしも今行けたなら、日本全国巡業しながら旅をしてみたいです。いつもは人が集まるポンピドゥセンターやルーヴル美術館周辺で週に3~4日、友人のヴァイオリニストと一緒にやっています。パリは夕方から夜にかけてが大好きです。いつもパフォーマンスが終わってからの時間帯はパリがとても美しく輝いています。夏はイタリアへ深夜バスで行く予定です。2週間の滞在予定ですが各地を色々回ってパフォーマンスをしてきますね。たくさんの拍手が聞けたらとても嬉しく思います。ミラノ、フィレンツェ、ローマ、ナポリ…僕を見かけたら声をかけてください!スポーツはサーカスにダンス、普通のスポーツではないですが集中力と体を使うことに関しては相当な運動量ですよ。女性?難しい質問で答えられませんが、歌手のアデルの存在感が大好きなんです。シモン28歳ミュージシャン+音響エンジニア-土日はレンタルダンススタジオで働くシモンは、ミュージシャン。僕の名刺には作曲家、サウンドデザイナー、DJと3つの職業を入れています。6年前から活動を始めて映画音楽などの効果音のデザインもしています。Ryuichi Sakamotoは尊敬するアーティストです。それと若くして亡くなってしまった、Seba Junは僕の英雄です。この仕事の前は、叔父がパレ・ド・トーキョーにあったレストラン経営をしていたので手伝いをしていました。叔父は今はラジオフランスの建物内にRadioeatという気持ちのいいレストランをやっています。日本の方もぜひいらしてください。日本といえば伝統的な文化をベースにクリエイティヴな表現もできる素晴らしい国だと思います。天ぷらうどんが大好きなのでいつかは日本で味わってみたいです。僕は生まれてからずーっとパリ18区モンマルトルで生活をしていて一番なじむ場所です。夏休みにはバスク地方かブルターニュに行こうか計画しています。やっぱり海の近くで過ごしたいですね。異性に関しては、僕は少し恥ずかしがり屋なので、オープンマインドの女性がいいですね。女性ミュージシャンはエリカ・バドゥやビョークが大好きです。写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年07月23日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるパリのイケメンスナップ。今回は心優しきパリ11区の男達、一見悪っぽい風貌ですが笑うとチャーミングです。パリ11区で出会ったチャーミングな男前6人カメラマンの松永学さんが、パリの街で突撃取材を敢行!キラリと光る個性豊かなイケメン6人にお話を聞きました。ルイ 25歳バーマン-顔以外ほとんどの場所に日本風の入れ墨を入れているルイは休日もバー巡りです。僕はいつもはパリの12区にある人気スポットgrand cotrolにあるビアバーで働いています。ここは連日お祭りぽくって、場所も面白くみんな自由に過ごせるので日本人の方々にもおすすめですよ。実は僕の血はアジアが半分入っているのです。そんな訳で、ということでもないのですが入れ墨はアジアをモチーフに、特に日本の絵柄を全身に入れています。まだ入れていないところは左足のみ!これからどうするか迷っているところです。できればまだ行ったことがない日本で本物の刺青師に出会うことが目下の夢でもあります。今日はお店が休みなので、隣町の11区にビール専門店があると聞いてやってきました。ここの美味しいクラフトビールを飲んで楽しんでいます。スポーツはスキーが大好きで毎年フランスのサボワ地方に行っていましたが、ここ2年はコロナのせいで行けずじまいになって残念でした。でもこの冬は行けたらいいなと思っています。夏のヴァカンスはオランダとベルギー国境でジャングルミュージックのフェスがあり、今年は開催されるはずなので友人とそこに行く計画中です。異性に関しては物静かでよく話を聞いてくれる人が理想です。フランス女優のマリオン・コティヤールは物心ついた時から素敵な女性だと意識していました。歌手のエリカ・バドゥが歌うソウルにもとても心を打たれました。ヴァランタン27歳 フランス国鉄セキュリティ勤務-お酒が大好きなヴァランタン、明るいうちはビールしか飲みません。仕事は変則的で今日は休みなので昼間から美味しいビールを飲んでいます。セキュリティ関係の仕事で、夜勤を含めて定時の勤務ではないので時間の使い方を工夫しています。時間があいた時はパリ郊外でエスカラードをして体力作りもしています。日本の漫画が大好きで『べるぜバブ』は特に面白かったですよ。パリの大好きな界隈は11区と12区です。ワインも好きなので気軽に行けるワインバーもたくさんあって、もっぱらこの周辺を徘徊しています。この夏休みはスペインのバルセロナから南に下ったタラゴーナに友達と滞在します。ここで思う存分スペインワインを味わってきます。女性はエスプリが効いていて、広い心の持ち主がいいですね。歌手のジョルジャ・スミスは歌声も容姿も素晴らしいです。いつも隣にいてくれたら最高です(笑)。アントワーヌ27歳WEBエンジニア-宅配便を待っていた アントワーヌはこの夏も自宅からリモート仕事です。僕はここのところ自宅で仕事をしています。ネットセキュリティ系の仕事なのですが、会社と違ってコンピュータ設備は最少なものです。今どうしてもすぐ必要なPC付属品があったので、ネットで頼んですぐに届けてもらいました。コロナの時代になってからは受け渡しは建物の外でと決まりがあるのですよ。でもそのおかげでたまに外に出て新鮮な空気を吸えて気分転換になりました。生まれてからほとんど11区から出たことはありません。とても便利な地区でこれからもこの地区を離れることはないでしょうね。スポーツはジムでボクシングをして汗を流しています。特に自宅勤務は運動不足になってちょっと最近体重を気にしています。残念ながら今年の夏休みはありません。女性のことですか?優しい人…。ごめんなさい仕事に戻らなきゃ!これ以上時間が割けないので失礼させていただきます。アレック 33歳バーマン-バーマンとしてお店を渡り歩いているアレックは今11区のバーに勤務中です。バーマンの仕事で面白いのはお客さんが業界関係者だったりするもので、よく引き抜きの話が来ます。そんな訳で今の職場は3週間前から勤め始めました。その前の1年間は、バーではコロナの規制がありほとんど仕事ができずじまいでしたが、その反動で今はやる気満々です。日本には2012年に京都に3か月滞在していました。京都出身の日本人女性とパリで知り合い、熱々のまま日本まで行ってしまいました。もう別れてしまって苦い思い出ですが、日本で食べた鰻が美味しすぎて夢にまで出てきてしまいます。この夏は家族が南仏のアヴィニヨンに家を借りたので一緒に過ごすつもりでいます。10歳の頃からVTT(自転車)を乗りこなしていたので田舎で乗り回せるのが楽しみです。女性は自分と似ていて、同じ冗談が通じる仲だと完璧ですね。パンクミュージックが好きなので過激な風貌でも全く問題ありません!マキシム 30 歳ビアバー経営-なんと元々はIBM社のエンジニアだったマキシムは2年前から転職しました。今のお店を持つきっかけは、若いときに一度人生を変えてみたかったことがひとつの理由です。今はお店に立ち、お客さんとコニュニケーションするのがとても楽しいひとときになりました。ビールはクラフト系を少数で仕入れていていつも同じものがあるとは限らないのですが、逆に自由にいろいろ試すこともでき、常連さんとあーでもないこーでもないと試飲する時は幸せを感じます。2016年に東京を中心に旅行しました。東京の街の大きさの規模にビックリしました。人が多いわりに街自体は清潔で、人もとても優しい対応で、悪い思い出は一切ありませんでした。たこ焼きにラーメン、そしてしゃぶしゃぶ、日本の料理って素晴らしいと思いました。この夏は家族がフランス南西部のトゥールーズにいるのでそこにゆっくり滞在しようと思っています。女性は自立していて自分の意見をちゃんと持っている人がいいですね。風貌や人種は重要ではありません。ニコラ 26歳フレンチレストランスーシェフ-「あれ?あなたは前に日本の雑誌で僕を撮影しましたね」とニコラが言うけど思い出せません。僕は料理の世界に入ってから7年経ちました。今スーシェフなので重要な役を任されています。今日は休みなのでレンタル自転車で噂のビアバーにやってきました。これから僕の友達がどんどん集まってきますよ。東京だけに10日間滞在したことがあります。多分2017年のことだったと思います。築地に行って魚河岸の光景を見て回ってそこのお店で食べたまぐろ丼は絶品でした。その後移転したって聞いています。その店まだあるのでしょうか?スポーツ?僕は4歳から15歳まで乗馬をやっていました。小さい頃から馬が大好きで、乗馬大会にも参加していました。この夏はバルセロナを中心にワイン畑をたくさん訪問する予定です。今のレストランでも自然派ワインを扱っているので、この休みも自分が作る料理とマッチするワインを見つけられればと思っています。理想の女性は?ひとりしかいませんね、名前はモニカ・ベルッチ!!写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年07月18日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。この夏中、音楽レコーディングスタジオで働く、休みを取らない(取れない)パリの男たちを紹介します。それぞれが音楽を愛する個性派達です。カッコよすぎ…!パリで出会った「音楽を愛する男前」6人パリで出会った男性6人に共通するのは、音楽。籠っていたスタジオから抜け出して、優雅に紅茶を飲む者もいれば、なにやら慌ただしい様子の人も。彼らの近況をお聞きしました。ユーエン 39歳セッションミュージシャン-ちょっと変わった名前のユーエンはブルターニュ出身です。僕の仕事はセッションミュージシャンで、おもにギターとベースを担当しています。『The Frenchy Captain』というバンドのコンサートにも参加しています。この夏はレコーディングに来るミュージシャン達と缶詰になるので夏休みの計画は立てられない状況です。本当なら南フランスに行きたいのですがどうなることやら…。日本には行ったことがないですが、日本人ミュージシャンと共演できたらきっと素晴らしいと思っています。パリで好きな場所をあげるならサンマルタン運河界隈です。この時期は多くの人が夕方から集まり、飲んだり歌ったりとても自由を感じられる場所です。女性はオーソドックスであまり洗練されていない人に興味があります。シンガーソングライターのアリシア・キーズは最高です。歌声やカリスマ性もありよく聴いています。サミー 26歳アーティストマネージャー-僕はただの付き添いと、サミーはキョロキョロ、ソワソワしていました。本当に時間がないんです。短めの質問でお願いします。先にスタジオの前に来てこれから来るアーティストDJIROを待っているところです。フランス語で歌うラッパーDJIROと一緒に働けて幸せです。いつか彼と日本に行ってみたいとよく話しているところです。あ、やば!本人がやってきました。ごめんなさい!行かなくちゃ…。え、一言?女性ですか?ラップ好きなら全て許せます。オッケーです!アントワーヌ 22 歳レコーディングエンジニア-ガタイが大きいアントワーヌは元ラグビーマンでした。ここでエンジニアとして働き、ドラムもやっています。この世界に入る前、小さい頃からラグビーをやっていて、よく地方大会に出場していました。勝ち取ったたくさんのメダルもまだどこかにあるはずです。そして長身で体格も良かったので15歳からはバスケットボールも本格的にやっていました。でも元々音楽が大好きだったので気づくとこの世界に飛び込んでいました。スタッフからはガードマン風だから安心できるよと言われています。でもマスクは甘いでしょ(笑)。パリの好きな場所はラ・ヴィレット公園、風景が開けていて、運河も大きくて開放的な場所ですよ。夏はどこにもいけそうにないので、この辺りで友達と合流する機会が多くなりそうです。女性はとにかく明るくて面白い人がいいですね。歌手のビヨンセ、女優のエマ・ストーン!まともすぎですかね。映画『ラ・ラ・ランド』の音楽も最高でした。アルマン 21歳 スタジオ音響ミキサー研修生-全身古着のアルマンは話し出したら止まらない性格でした。今、スタジオで音響の研修中です。地下のスタジオに入りっぱなしなので外の空気を吸いにきました。夏の間は音楽家はとても忙しいので、収録のスケジュールが詰まっています。各地で行われるサマーフェスティバルもまだまだ再開されないのでこの夏はパリに張りついています。本当なら友達とキャンピングしながらポルトガルを旅して回る計画中でしたが、ちょっとお預けです。日本の伝統的な楽器、座って、着物着て、演奏する…あ、そう琴というのですね。あの音色は素晴らしいです。どこからこの楽器が来たのか日本を訪れてこの耳で本物を聴いてみたいです。あ、あと日本のノイズミュージックもとても興味があるんです。それとアニメもよく観ますよ。『DEATH NOTE』と『Tokyo Ghoul』はたくさん観たなかでいつも上位を保っています。パリでよく遊ぶ場所はレアール周辺です。若者が集まり活気があるしショッピングセンターの建築も大好きです。女優のアデル・エグザルホプロスは理想的な要素が詰まっています。ユーゴ 21歳スタジオ全般研修生-パンク音楽が大好きなユーゴはイタリアンとのハーフです。夏休みは家族のいる南イタリアに行こうと思っていました。でも音楽が大好きで仕方ないのでこの夏はパリ残留組です。特にパンクが大好きで今日の格好は『The Damned』で決めてきました。音楽に関するバッジもたくさんコレクションしています。本当は瓶ビールでも持って写真を撮ってほしかったのですが、今日はマグカップで紅茶を路上で飲んでます。通りすがりのおばさま達にイケてるって言われて顔が赤くなってしまいました。パリの好きな場所はピガール界隈。唯一パリではロックを感じるところだと思います。女性はちょっと悪戯な人がいいですね。ベルギー人歌手のAngèleやAlice et Moiの雰囲気が大好きです。アントナン 24歳スタジオ音響担当-ナイスなヘアーのアントナンのベースを聴いてみたい。このスタジオでは音響関係の仕事をしています。他に時たまベースでセッションにも参加もします。ラップ音楽が好きで今日着てるTシャツはニューヨークのラッパーJoey Badassのです。いろいろな才能があって彼は僕にとってのヒーローです。日本といえばJudoですね。小さい頃からやっていたので日本人の精神性は少しわかったつもりです。今年はオリンピックが東京であるのでテレビでJudoだけは必ずチェックします。この夏は遠い親戚が住んでいるセネガルに行きたかったのですが、無理そうです。またの機会にします。パリでおすすめの場所はビュット・オ・カイユ、ここは小さい頃住んでいたのでいい思い出が詰まっています。この地区はちょっと田舎風ですがストリートアート、特にグラフィティが至る所にあって散歩が楽しいです。異性に対しての希望は僕の話をよく聴いてくれる人が理想かも。容姿は女性ラッパーのコイ・リレイのような可愛らしさを持っている人です。写真、文・松永学文・松永学
2021年07月11日まるでモデルのようなイケメンが多いヘアサロンのスタイリストさん。洗髪やカットでイケメンの顔がぐっと近づくと「ドキッとしちゃう」なんて人もいるのではないでしょうか。今回は、20~30代のanan総研メンバー約200人に聞いた、ヘアサロンでの胸キュンエピソードについてご紹介します!女性約200人に聞いた、ヘアサロンの胸キュン体験!【アンアン総研リサーチ】ヘアサロンは、きれいになるだけのところではありません!時には、ときめきをくれることも。20代~30代女性の集まるアンアン総研メンバー約200人に聞いた、思わずドキドキしてしまったヘアサロンでのエピソードをご紹介します。さっそく見ていきましょう!「押し倒しますね」とやさしく宣言される「シャンプーの時に『押し倒しますね』と言われドキっとしてしまった」(34歳・会社員)ドキドキしたということは、おそらく担当スタイリストさんはかなりイケメンだったのでしょう。かわいい間違い発言のように聞こえますが、あえて狙っての発言だったら、なんて。意外とやり手なスタイリストさんなのかもしれません!?もはやアイドル級!?スタイリストさんと二人きりになる一瞬にキュン「某有名モデルと同じスタイリストにしたら、爽やかなイケメンさんでした。毎回、帰りにエントランスまで送ってくれるのですが、その2人きりになる時間がキュンとする」(34歳・会社員)ヘアカットでは、顔も接近したり、時にはじーっと見られたりするので、あまりにイケメンだと緊張しちゃいそうですが、みなさんはどうですか?身近なアイドルに会いに行くような気分で、お気に入りのスタイリストさんにカットをお願いしている人も多いのかもしれませんね。雑誌が全部好きなタレント「好きなタレントの話で盛り上がったのを覚えてくれていたのか、次に来店したときに渡してくれた雑誌が全部そのタレントが表紙のものだった」(23歳・学生)自分の話や好きなことを覚えてくれたり、それにあったサービスを提供してくれるなんて、素敵なサロンにキュンですね!こんな気遣いされちゃうと、他のサロンに浮気できなくなっちゃいそう。非日常を味わえるヘアサロンって最高の癒しかも!髪型を変えるだけでなく、ちょっとしたときめきを味わえたり、自分に向けた特別なサービスを提供してくれたりと、非日常を体験できる素敵なサロンは、それだけで最高の癒しの場ですね。無数にあるヘアサロンですが、自分にぴったりのお店に出会えると良いですね。©stefanamer/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・オリ子
2021年07月07日パリ在住のカメラマン、松永学さんによる、パリのイケメンスナップ。急速にワクチン接種が広がったパリは日常を取り戻しました。男性たちに、好きなこと、夏休みのことを聞きました。衝撃の色気と美貌!パリで出会った「断然カッコいい男前」6人活気を取り戻したパリは、イケメンの宝庫。カメラマンが見つけた個性豊かな6人の男前に、突撃インタビュー!何をしてるの?この夏の予定は?根掘り葉掘り聞いちゃいました。アンドレイ 23歳 ヘアスタイリスト-予約の空き時間に休憩中のアンドレイ。夏の行き先は?ルーマニア生まれの僕は8年前にパリにやってきました。そして19歳になってこの仕事を始めました。女性を美しく仕上げるこの仕事は毎日がとても楽しいです。日本にはまだ行ったことはないのですが、僕はけっこうなアニメオタクでもあるんです。『デスノート』、『僕のヒーローアカデミア』、『ワンパンチマン』と感動的な作品が好みなんです。お店が休みの日にはよくマレ地区に遊びに行きます。活気があって、街もかわいい、しゃれたお店もたくさんあって、いつ行っても発見があります。この夏は友人たちと南仏からスペインを抜けてポルトガルまで行く計画をしています。女性は面白くて明るい人が一番ですね。女優のシャーリーズ・セロンは美しく役も素晴らしい。いつか彼女の髪の毛にブラシを入れたいと思っています。シモン 23歳コミュニケーション&グラフィズム研修生-パリに来てからまだ4か月のシモンはパリのグラフィック事務所で研修中。アルザス地方ストラスブルグ出身の僕は、パリに来る前はリヨンの学校にいました。これからの道を探るべくパリにやってきました。音楽系でグラフィストとしてやっていきたいと思っています。セラ・スーという女性ミュージシャンが大好きで、彼女の存在を知ってから夢中になっています。オリジナリティのある女性がタイプなので彼女は僕のミューズです。彼女が出ている映像も素敵です。パリはまだ知らない場所がたくさんあるのですが、先日行ったVillette界隈は大好きです。コンサート会場もあり広々とした空間が心地良かったです。日本に行って、街のネオンや看板など見て回るのが僕のグラフィックの仕事につながるのではないかと思っています。いつかは必ず訪問してみたいです。この夏の計画?テクノミュージックやストリートアートを体験したくて、ベルリンに行く予定です。アントワーヌ 32歳眼鏡店勤務-お昼休みに外の空気を吸いにきたアントワーヌ、夏はどう過ごす?僕の仕事は眼科を兼ねています。この仕事は7年間続けていて、お客さんの視力に合うベストな眼鏡作りをしています。もちろんその人にあったフレームを提案したりもしています。日本は今行きたいところリストのNo.1です。もちろん日本の文化にもとても興味があります。勤めているお店の数件隣には日本食屋さんがあって、ランチはほとんどそこですませるぐらい日本料理が大好きなんです。一番の好物はお好み焼き!そういえば日本といえばオートバイですね。趣味で2台バイクを持っています。suzuki 750GSX-S はロード用、KTMはモトクロス用と乗り分けています。これが僕の彼女でいつも一緒にどこにでも行ける相棒なのです。2人恋人がいて性格も違って、それぞれがいい味を出しているんですよ(笑)。アレクシス 26歳映画学科学生-たった2日だけのパリ滞在中。アレクシスの夢は映画を撮ること。僕はメキシコ人で、2年前にフランスにやってきました。今はナンシーという都市にある映画学校に通っています。メキシコの映画監督は過去にルイス・ブニュエルをはじめとしてギレルモ・デル・トロ監督は有名ですね。フランス人ではギャスパー・ノエ、アメリカ人ではポール・トーマス・アンダーソンが作る作品はとても影響を受けました。パリはあまりよく知らないのです。友達を頼りに来ただけなのですが、活気のある雰囲気でドラマがありそうな街ですね。今度はゆっくり滞在してシナリオを書きたいと思っています。女優のアナ・デ・アルマス、メラニー・ロラン、この二人に注目しています。いつか僕が映画を撮るときのヒロイン候補です。アンゲロン 25 歳ウイッグ職人-カフェのテラスで白ワインで乾杯中のアンゲロン。夏休みはありません。夏休みは今年は取りませんよ。でも、いつも昼間に友達とカフェのテラスで冷たい白ワインで乾杯しているので、パリにいながら僕のバカンスも兼ねていると思い、最高の毎日です。いつもはアトリエでウイッグ製作に明け暮れていて、芝居や映画などのウイッグ作りに没頭しているので。昼休みには毎日景気づけに一杯が必要なんです。日本にはとても興味があります。特に着物や日本髪。いつの日にかこの目で舞妓さん達を見てみたいです。そして東京はもちろんですが、日本の自然ものぞいてみたいと思っています。女性について?女優のモニカ・ベルッチは最高の女性ですね。いつも彼女に似合うウイッグデザインを考えているだけでも幸せになります。マキシム 24歳レストランディレクター-マキシムの趣味は運転、彼が今狙っている車は日本製。僕はずいぶん若い頃からレストランで働いています。料理人ではなくサービス担当として働き、今年から小さいですがレストランのディレクターとして働いています。パリの好きな場所は17区にある友達のアパルトマンです。なぜか?という質問にはお答えできません(笑)。小さい頃から車が大好きで、特に日本の車ホンダ2000SかスカイラインGT-Rが今一番ほしい車です。残念ながら今の車は日本車ではないのですが…この夏は南仏へドライブしに行く予定です。そして今年の目標はサーキット走行と、レース参戦に必要なライセンスを取るつもりでいます。夢は日本に行って鈴鹿サーキットを走ることです。俳優ではブラッド・ピットに憧れ、女優ではフランス人アナ・ジラルドが理想の女性です。写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年07月03日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるパリのイケメンスナップ。人々に開放感が出始めたパリ。でも、いつもは観光客がいっぱいのモンマルトル界隈は、まだまだとても静かです。映画のロケに参加していたエキストラの男性たちに話を聞きました。パリで出会った「見つめていたい男前」6人パリはモンマルトル界隈で出会ったイケメン6人。エキストラとして映画の撮影に参加していた彼らに、近況やこれから旅行してみたい場所、好きな女性についてなどを聞きました。サンドロ 19歳グラフィスト-たまにエキストラに参加するという、今日のサンドロの役とは?いつもはグラフィズムが仕事で、ロゴデザインを中心にやっています。自由が効く仕事なのでエキストラの話があればいつも行きます。今日の役どころは小さい男の子とサクレクール寺院の前でストリートサッカーをする役です。まだまだ観光客は少ないですね、いきなり始まったシーンでも大勢の人々は皆契約したエキストラなんですよ。絵描きや物売りまで(たまにやってくる警官まで?)、みんなそれなりに演じています。今日は日本人観光客役のエキストラも10人ぐらいいましたよ。この高台から見えるパリの風景は好きですが、ちょっとエッフェル塔が見えにくいですね。20区の高台から遠くに小さいエッフェル塔が見えるところのほうが僕的には興味深い風景です。スポーツはボクシングをやっています。旅行で行きたいところはバリ!ビクター 25歳ドキメンタリー番組監督-趣味がサイクリングのビクターは自前の自転車でエキストラ参加です。普段はテレビのドキュメンタリー制作をしています。最近では15分間の短い映画を監督しました。これからいろいろな映画祭に参加しようと思っています。今日の役はちょっと重要で、モンマルトルの丘に自転車で駆け上がって、高台からパリの風景を見る役です。自転車は何台か持っているのですが事前に制作側から選んでもらいました。僕もこの1台は大好きなのでやる気満々です。隣には主演の役者がいて、きっと僕も大きく映ると思います。僕も撮影の関係でパリの街に詳しいのですが、この広場いっぱいにエキストラだけ集めて演じさせるのはすごいことだと思います。完全にこの世界を独占しているのだから。でもここは早朝なら普通の日も気持ちがいいですよ。1日の始まりにこの風景を見たら本当の新しい世界がやってくると錯覚?します。女性は当たりが柔らかく、自立している女性に魅力を感じます。ゴルシフテ・ファラハニという女優さん知っていますか?テヘラン生まれで今はパリに住んでいます。とても素晴らしい女性なのでいつかは僕の映画に参加してもらえたらと思っています。ワレンヌ 27歳劇場関係大道具-麦わら帽子が涼しげなワレンヌはとても力持ち。僕はおもに劇場関係の舞台を作っているチームで働いています。今日は映画のエキストラが必要とのことでモンマルトルの旅行者風に決めてきました。ここは大好きな場所なのでここで一日過ごせるのが楽しみです。でもちょっと暑いから撮影が長引かないと良いですが…。今一番行きたい所はスウェーデン!親戚が住んでいて長い間会っていないので、自由に旅行できる日が来たらすぐに飛んでいきたいです。女性は明るい性格でグラマラスな女性が好みです。素晴らしいと思う女性は歌手のニナ・ハーゲン!父親が大好きで小さい頃から聞かされていて好きになってしまいました。今でもたまに聞いています。風貌も強いキャラも大好きです。アブイラハム 33歳映画監督-暑くて日陰で待機中のアブイラハムはアイルランドはダブリン出身です。仕事は映画関係で、制作スタッフ、カメラ周りの担当をやっています。今日は知り合いからエキストラの話が来たので参加しています。炎天下のロケなので本当にスタッフは大変そうです。エキストラは呑気に構えてはダメなんですよ。大勢がワンショットに映り込むので、立ち位置や演技指導を正確に受けて、誰かが失敗したらやり直しなので、それぞれが責任感をもって挑んでいます。日本は僕が初めて海外旅行をした国なのでとても印象深いです。2004年とだいぶ前になりますが、両親と一緒に行ったので今でも思い出話に花が咲きます。日本映画の監督で好きなのは三池崇史、ヨーロッパの映画祭でもとても人気の監督です。カンヌ映画祭で彼の作品やインタビューなどを聞いてからのファンです。好きな女優はイザベル・ユペール、ジュリエット・ビノシュ。この2人は本当にいい役者だと思います。アイルランド人なのでお国自慢の女優さん紹介します。シアーシャ・ローナンです。彼女は子役から始めているので、まだ若いのにすでに大女優です。大好きなフランス女優はアデル・エネル、いつか彼女が演じる映画でエキストラをやってみたいです。マリウス 19歳商業科学生-サンドロのサッカーの相手役のマリウスは、音楽関係のマーケティング就職希望の学生。今日初めて相手役のサンドロに会ったのですがとてもいい奴で、すぐに気が合いました。職種は違っているけど年齢は一緒。いつもは出会わない人に会えて友達になれるからこの仕事も楽しそうですね。とにかく待ち時間が多いので、その間お互いのことを話して時間をつぶしています。終わった頃には昔からの友達と感じられるくらいに親密になりました。今日は朝にここに来る前、モンマルトルのカフェのテラスで朝食をゆっくり取りました。普段はそんなことしないのですが、逆にパリの良さを体験できて満足でした。好きな女性はAlice et Moiのアリス。フランス人の歌手です。歌詞は詩的だし、音楽センスも最高です。なんといっても可愛い!彼女の音楽と出会ってから音楽関係に進みたいと思ったのです。ワリヨヴァン 36 歳似顔絵画家-モンマルトルの丘で似顔絵を描いているワリヨヴァンはテルトル広場にいつもいます。僕はここでカリカチュールを18年間やっています。ここに集まる同業者はみんな仲間で楽しくやっています。ここのところ観光客は少し増えましたが、まだまだ静かです。忙しい時は日に20枚ぐらいの絵を描いて売っていました。もちろん日本人のお客さんも来ていましたが、最近はパッタリです。自由に旅行ができるようになったら、ぜひ広場で僕を探しください。一生の記念になる作品を描いてあげますから。この場所も好きなのですが、もう1箇所パリではパンテオン寺院付近のカルチェラタンも風情がありますよ。絵描きさんはいないけど(笑)。理想の女性?僕が描く女性全員です。ひとり有名人を挙げるならパメラ・アンダーソン!存在自体が爆弾です。写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年06月24日イケメンは多くのライバルがいて、彼氏にするのは難しそうですよね。でも好きになってしまったのなら、なんとしても彼を落としたいでしょう。そこで今回は、イケメンの彼を落とすためのテクニックをご紹介します。■ 自分磨きをするイケメンだからといって、必ずしも美女が好きなわけでもありません。むしろイケメンだからこそたくさんの異性と接しているぶん、女性の嫌な部分をこれでもかというほど知ってしまっている場合も……。つまり恋愛経験豊富なイケメンは、「女性は顔がすべてではない」と理解していることが多いようです。「彼に喜んでもらうことをしよう」「嫉妬深くならないようにしよう」「自分の将来のこともきちんと考えよう」など内面を磨くことで、イケメン男性に好きになってもらえることもあるようです。■ 見た目を褒めない一般的に男性は「カッコいい」と言われると嬉しいもの。しかしどこへ行ってもルックスばかりを褒められているイケメン男性は、「カッコいい」と言われることにウンザリしています。むしろ「顔しか褒めるところがないってこと?」と卑屈になっている場合も。ここは見た目を褒めるのではなく、彼の人間性や考え方などに着目するようにしましょう。きっと「俺の中身を見てくれるなんて嬉しいな」と、あなたの好感度が上がるのはもちろん、「あれ、なんでこの子見た目をほめてくれないんだろう……」と彼が気にしてくれるようになるでしょう。■ アピールは適度にイケメンは女性から言い寄られることに慣れています。そのためガツガツアプローチをされてしまうと「またか……」と思い、引いてしまうことも……。またモテるがゆえに同性から目の敵にされて、嫌な経験をしたことのあるイケメンも少なくありません。そのためどんなに彼のことが好きだったしても、ここは自分の気持ちを隠したほうが良いでしょう。「最近寒くなってきたけれど体調大丈夫ですか?」「もし良かったらのど飴どうぞ!」など、些細な気遣いをするようにしましょう。小さなことではありますが、彼の心にはきっと残るはずですよ。■ さりげないアピールで印象アップ!イケメンはなに不自由なく恋愛してきたことが多いため、一般的なモテテクは通用しないみたい。そのため量産型の女性を目指すのではなく、一本芯の通った女性になれるように計画を立ててみましょう。また彼からデートに誘ってもらえるようアプローチは直球で攻めるのではなく、ややわかりにくいものをこまめに行うのがベストですよ。(和/ライター)(愛カツ編集部)●ハイスぺ男子が選ぶ女性って?presented by愛カツ ()
2021年06月21日人生のうちで、一度だけでもいいからイケメンと付き合ってみたい……。そう願う女性も多いのではないでしょうか。でもイケメンだからといって、全員がモテモテなわけではないようです。今回は、かっこいいのに、競争率が低い男性の特徴をご紹介します。■ いつも同性と一緒にいる「いつも同性とばかりいる職場のイケメン先輩に思い切って話しかけてみた。最初はぎこちなかったけれど、だんだん打ち解けられるようになりました」(25歳/営業事務)同性とばかりつるんでいるイケメンは「女なんて面倒くさい」、もしくは「女性は苦手」と考えている場合が多いよう。つまりどちらにしても近寄りがたい雰囲気が出てしまっているため、どんなにイケメンでも女性は敬遠しがちに。そうなると必然的に「ライバルは減る=競争率は低い」ということになります。この場合は彼に警戒心を持たれぬよう、まずは彼が信頼している男友達から接触してみると良いかもしれませんね。■ 話が面白くない「フツメンの面白い彼と付き合った後に、イケメン彼氏をゲット。でも会話がつまらなすぎて、元カレのほうが良かったと思ってしまった……」(27歳/住宅)よく「女性にモテたかったからお笑い芸人になった」なんて話をテレビで聞きますよね。現実でもルックスに自信がない男性ほど、トーク力やサービス精神を磨くもの。一方、言いかたは悪いですが顔だけでチヤホヤされてきた男性って、中身はそれほど面白くなかったりするんですよね。そのため付き合っても「なんか違ったかも……」と長続きしない場合が多いもの。結果イケメンだけど意外と競争率が低いことがあるようです。■ イケメンを自覚している「ガラス越しに前髪を直すような男性は、どんなにイケメンでも嫌がられがちだよね。それでも私はカッコいい人が好きなので気にしないですけど!」(29歳/通信)こちらはいわゆる「ナルシスト」タイプ。本当にイケメンなのですからナルシストでも問題ないのですが、やっぱり一緒にいるうちにイライラしてきてしまうかも。またあまりにも自分に自信がある彼を見ていると、「恋愛対象というより男友達って感じかな……」と思ってしまう女性も少なくないようです。デート中にちょいちょい自慢や高飛車発言が飛び出てくることもあるかもしれませんが、競争率が低いのでイケメン好きな女性には狙い目だと思いますよ。■ 顔だけで選んで大丈夫…?もちろんイケメンと付き合ったからといって、幸せになれるとは限りません。むしろ顔で選んでしまったがために、すぐに破局してしまう可能性もあります。それでも「インスタ映えもしそうだし、どうしてもイケメンと付き合ってみたい!」と思っている人がいたら、これらのタイプの男性にアプローチしてみてはいかがでしょうか。(和/ライター)(愛カツ編集部)●誠実そうに見えてじつは遊び人?「隠れダメ男」の特徴presented by愛カツ ()
2021年06月17日パリ在住のカメラマン松永学さんのイケメンスナップ。落ち着きを取り戻したパリで、男性たちの今一番したいことは旅行のようです。パリで見つけた「愛される男前」6人パリで見かけた素敵な男性6人に突撃インタビューを敢行!いまのお仕事についてや、これからしてみたいこと、日本への思いなどをお聞きしました。フルク 22歳インターネットデベロッパー-天気がいいのでハンバーガーを買ってきたというフルクは水泳が大好き。日本にはとても興味があります。仕事の関係上、ハイテク、テクノロジーが進んでいる日本には絶対に行きたいんです。アキハバラという場所でしたっけ?一度日本を舞台にしたドキメンタリー番組を見て、すごいなって思ったのです。巨大なIT関係グッズを扱っているスーパーマーケットもあるのですね。手に取って見られるなんて最高です。僕は、南フランスの海の近くモンペリエで育ったので海で泳ぐのが日常でした。スポーツはテニスもやっていました。今年の夏休みにはナルボンヌというスペイン国境近くの都市で友達と過ごす予定です。ここも海があって存分に泳ぎたいと思っています。女性については心が広くて、おしゃべりな人が良いです。そして誰にも似てないその人なりのキャラをもっていれば一緒にいて楽しいです。容姿でいえばエマ・ワトソンみたいな人です。ノアム 24歳バーマン-バーマンのノアムの得意なカクテルはピニャ・コラーダです。僕の好物ココナッツとパイナップルの入ったカクテル、ピニャ・コラーダはこの季節にはぴったりな飲み物です。人気のモヒートは仲間とわいわいしながら飲むのが最高ですが、ピニャ・コラーダはもっとセクシー感がありますね。女性が私はピニャ・コラーダがいいと言っただけで溶けてしまいそうです。この夏はようやくバー関係も再開なので、パリで働くつもりで夏休みはありません。例年と違って今年はパリを楽しむ人が多いのではと予想しています。僕も今年は友人とパリで過ごすことを決めました。今一番行きたいところはフランス人に人気のあるタイランドです。僕はカンフーをやっているのですが、タイにはムエタイという国技があるのでこの目で見てみたいと思っています。理想の女性は?僕はこう見えてもシャイなので女性から積極的にアプローチしてほしいのです。人種は関係ありません。ナタリー・ドーマーはイギリスの女優で、ちょっと変顔なのですがけっこう僕のタイプです。ジュール 25 歳バーマン&ミュージシャン-音楽を聴きながら日なたぼっこをしていたジュールはジャズ、ファンクが好き。僕はジャズを教えてくれる音楽院を出てから、ベースを中心としたジャズセッションをしながら、レストランのバーマンもやっています。日本のファンクミュージックもいいものがたくさんありますね。一番好きなジャズミュージシャンはロイ・ハーグローヴ!残念ながら早くに亡くなってしまいましたが、彼が残した作品は素晴らしいものばかりでよく聴いています。今一番行きたいところはメキシコです。メキシコには優れたミュージシャンも多くいるので一緒にセッションしてみたいです。ラテンジャズにも興味を持っているのです。女性?愛がなくちゃね、のひと言しかありません。タイプはスカーレット・ヨハンソンからティナ・ターナーまで幅が広いです。シプリアン 22歳3Dアニメーション映像クリエーター-今1番の注目はビットコインとシプリアンは熱弁しています。サトシ・ナカモトって知っていますか?日本が生んだ僕の英雄です。ミステリアスな存在と革命的ITの開発をしているので僕の周りではよく話題になっています。日本はいつかは行きたいです。お寿司屋さんで日本酒を飲みながら楽しみたいと密かに夢を見ています。それから、ほかに行きたいと思っているところは北欧の寒いところです。風景も素晴らしいし、3Dアニメーション制作をやっているせいかもですが、どこまでも続く地平線を見てみたいのです。ガールフレンド募集中ですが、女性はよく話す人、そして僕の仕事に理解がある人、そして日本が好きな人、そんな彼女なら一緒に日本に行ってみたいと思います。スカーレット・ヨハンソンのような美貌を持っている女性なら最高です。シルヴァン 36歳映像モンタージュ会社の経営者-日本の体験を語ってくれたシルヴァンの理想の旅とは。2015年に2週間、日本を旅行しました。フランス人がよく行くルートでしたが、それでも初心者の僕には大満足でした。東京、京都、広島、とそれぞれ違う特色があって十二分に楽しめました。日本食も大好きなので最高の旅行でした。今の状況が改善されたならまた行きたいと思っています。ほかに行きたいところはニュージーランドやアイスランドなど、大自然の中を旅してみたいです。女性については僕はフェミニストなので、自立できている強い女性が大好きです。この世界には性差別はもってのほかです。幸い僕の会社はみんな同じ意思で集まっているので才能の差別も皆無です。そんな僕ですが好きな女性のタイプは?と聞かれるとスカーレット・ヨハンソンと言ってしまいます。え、もう彼女は何人も話に出てきたんですね(苦笑)。ユーゴ 24歳経済学専攻学生-今から友達と夏休みの計画を立てようとしているユーゴの好きなこと。僕はスポーツ観戦が大好きです。サッカーだったらクリスティアーノ・ロナウド、テニスだったらロジャー・フェデラー!タフで強い人が好きなんです。怪我さえも乗り越えられる強靭な精神をもって挑む姿は素晴らしいと思います。今日は今から仲間とカフェのテラスで夏休みの計画を話し合います。8人で行くので一軒家を借りてゆっくりできるところを探しています。今1番の候補はギリシャのクレタ島!一度行ったことがあるのですが、大自然と、食事、海と満足できたので今日はみんなを説得します。女性は面白くて明るい人が理想です。ジョルジャ・スミスの声と彼女のスタイルにはとてもグッとくるものがあります。写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年06月16日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるパリのイケメンスナップ。天気がいいパリの土曜日、カフェのテラスはどこもいっぱい。リラックスした男性たちに話を聞きました。パリの男性7人に聞いた「僕らと街の、今とこれから」看護師やコンサル業、マルシェ勤務など、パリのカフェで寛いでいた男性7人にそれぞれの近況をインタビュー。ロックダウン解除後のパリ市民の日常が見えてきました。ウイリアム 29 歳看護師-今日は最高の土曜日とウイリアムはご機嫌でした。病院勤務をしているので新型コロナが蔓延した時はとても大変でした。看護師という立場で過酷な環境で働いてるのは相当なストレスでした。でも最近になってワクチン接種が進み、ようやく人々の笑顔が戻ってきました。今日のように天気が良くて友達と楽しく過ごせるのが最高のひと時です。今まで頑張った甲斐がありました。日本といえばアニメの『ドラゴンボール』や‟サムライ”ぐらいしか思いつかないのですが、日本人の精神性は尊重しています。今日本風の入れ墨を入れているところなんです。まだ背中は真っ白なのですが、そこに日本の入れ墨師に彫ってもらいたい。今モチーフを研究中です。付き合う女性はお金のかからない人(笑)限定です。容姿はヴァネッサ・パラディのような可愛らしい女性です。ニコラ 24歳マルシェ勤務-一見悪そうに見えるニコラは笑うとチャーミングでした。この時期は朝市で働くのはとても楽しいです。季節の野菜や果物がたくさん出回って、お客さんもウキウキして楽しいそうにしているのを見るのは、この仕事していて良かったと思える時です。逆に冬のスタンドでの仕事は寒くてきついです。でも仕事上がりに、暖かいカフェバーで仲間と一杯やるとこの辛さも吹き飛んでしまいます。いつも同業者とは良い関係を築いています。パリの好きな場所は?と聞かれると、凱旋門があるシャンゼリゼ通りや、エッフェル塔が見渡せるトロカデロ広場と答えます。いつもは庶民的な地区で働いているのですが、僕にとっては観光地も魅力的に写ります。今遠くに行けるなら、キューバに行きたいです。島であること、立地条件が面白いこと、文化も魅力的です。理想の女性は?ナタリー・ポートマン!僕の頭の中には彼女しかいません。ケヴィン 25 歳朝市の青果店勤務-サッカーPSGのサポーターのケヴィンは16歳から青果店で働いています。月曜日を除く毎朝5時から午後の2時くらいまでが勤務時間です。そのあとは仲間と一緒に食事に行ったり、疲れ過ぎた日はすぐに家に帰って休みます。サッカーの試合がある時はできるだけPSG(パリサンジェルマン)のホームグラウンド、パルク・デ・プランス・スタジアム (Le Parc des Princes)に行くようにしています。ここはパリの大好きな場所です。今一番行ってみたいところはオーストラリアとニュージーランド!盛んなラグビーを見に行くのではなく目的はコアラやカンガルーです。実は動物も大好きなんです。女性ですか?気のいい女性ならウエルカムです。歌手のシャキーラみたいな人に弱いですが、どこを探しても周りには見当たりません。ヴァンサン 25歳家族経営のマルシェの野菜売り-いつもお母さんとの一緒のヴァンサンは母想いでした。母と一緒にマルシェのスタンドで働いています。けっこうハードな仕事なのでできるだけ母のサポートをしています。とても大好きなマルシェ・ア・リーグルで働けて幸せです。ここに集まるお客さんも、働いてる人たちもとても気がいい人が多く、パリにありながらひとつの村のようでもあります。今、母から商売に関してのノウハウを教えてもらってそのうち後を継ごうと思っています。マルシェが終わった後はゴミだらけになってしまいますが、毎日パリ市の清掃人が来てあっという間にきれいにしてくれるのです。その方達に毎日感謝しています。パリはけっこうゴミの扱いは酷いのですが、日本はゴミひとつ落ちていないと聞いていますが本当ですか?いつかは行ってみたいところです。イメージとしては未来的なところだと想像しています。同時に古い文化的なものを大切にしている国なんですよね。女性に関しては理想はありません。母のような人がいいです。我慢強くて、明るくて、行動的、そしてフィーリング合う人ならいいですね。女優さんではジェシカ・アルバ!映画『シン・シティ』の彼女には、やられてしまいました。テオ 23歳広告関係コニュニケーション-仲間6人とこれからランチをするテオ、早くついたので場所を確保です。今日はヴァカンスのことで友達と意見交換会の集まりです。目下のところ、僕自身旅行で行きたいと思っているのはフィリピンにある島です。車がない島で、静かできれいな海をただただ見て過ごしたいんです。パリの好きな場所もサンルイ島。僕は島好きなんです。島って静かに時間が過ぎて行きますね。パリではセーヌ川を見ていると心が洗われます。新型コロナ後にリセットのため必要なのは気の置けない人と一緒に行く旅かもしれません。女性に求めるのはタレント性、その人しか持ち合わせていない何かがあるはずなんです。僕の仕事が広告キャスティング中心なのでそんなことを思ってしまいます。いいなと思っている女優さんはシャルロット・ルボン!全てが完成されている女性だと思います。自分で手がける広告で使ってみたい女性の候補のひとりです。デヴィッド 28歳経営コンサルタント-女友達と一緒のデヴィッドはちょっとはにかみ屋さん。僕の仕事はいろいろな会社の経営コンサルタントをするエージェントです。新型コロナが蔓延してみなさんがリモートで仕事をするようになって、ますます私たちの仕事が価値のあるものになりました。スポーツジムには週2回通っていて、体力が落ちないようにトレーニングに励んでいます。今日は久々に会う女友達と大好きなカフェに来てこれから食事です。初夏の陽気でTシャツ1枚で過ごせてとてもリラックスできています。女性は教養があって優しい人が理想です。向かいに座っている人はけっこうタイプです。大好きな女優のロザムンド・パイクに似ていて、今狙ってるところなんです(小声で)。ラファエル 26歳自転車改造業-自慢の彼女となら写真はOKとラファエル、ラブラブごちそうさまでした。彼女との出会いを話します。今日が付き合い始めてから1周年の記念日なんです。これから自転車でパリの街を遊覧します。リュクサンブール公園に行こうと話しているところです。彼女と出会ったのは新型コロナの第一弾のロックダウンが明けた日でした。制限が解けてカナルサンマルタンに人々が集まり、僕も自転車で行った時でした。自転車に乗った美女と目が合いひと目惚れしてしまったのです。それから僕の人生はバラ色です。いつも自転車でどこかに行こうか?と言えば必ず行こうよ、と答える明るい彼女なんです。パリで頻繁に行く場所はビュットショーモン公園です。起伏があって楽しいですよ。女性は、もちろん彼女が最高。包み込んでくれる優しさ、毎日が幸せで満足なんです。写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年06月06日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。パリは街中が華やかになってきたとのこと。自由を得て楽しむ、ある日曜日のイケメンたちです。パリで出会った、6人の男性にインタビュー!活気づいてきたパリはイケメンの宝庫。そのなかから、6人の男前が登場です。現在の心境、今後のことなどを語ってくれました。フェリックス 24 歳セラミックアーテイスト-セラミックの学校を出てこれから作家になろうとしているフェリックス、カフェのテラスでこれからランチを。コロナで悶々としていた生活もおしまい!最近はできるだけ出歩くようにしています。今日はお気に入りのカフェの特設テラスで友達とランチをします。座って友達とお茶して、温かい美味しいものが食べれるなんて!今までみんな、この幸せからずいぶん遠ざかっていたのです。美術館も通常通りオープンしたので、セラミックを中心とした美術館に行こうと友達と話していたところです。特に『ケ・ブランリ美術館』はアフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの作品が多くて見どころ満載ですし、『ギメ東洋美術館』はアジア各地の作品が集まっていて楽しめます。あ、あと磁器、セーヴル焼で有名な『国立陶芸美術館』はパリの中心からは少し離れていますが、1日中滞在できる空間なのでおすすめです。でも、今の作家を扱うギャラリーのほうが自分のインスピレーションを刺激してくれる場所なのかもしれません。日本の焼き物も素晴らしいですね。日本人の現代作家の作品を時々ギャラリーで見ると驚く発見がいっぱいです。今一番行きたいところは南アメリカ、コロンビアやチリ、ペルーなど民族色が強いところです。女性はキャラクターが強く、いろいろな国の血が混ざっている人に惹かれます。自分のアイデンティティをいつも探しているような人なら恋に落ちてしまうかもです。レオ 22歳法律専攻学生-従兄弟となんと一年ぶりに再会したレオは超ご機嫌です。いつも一緒に遊んでいた従兄弟と、一年ぶりにマレ地区にあるカフェのテラスで再会しました。話が尽きなく長居してしまって他のお客さんにちょっと悪いかもです。スポーツはエスカラードをやっていますが、コロナのせいで閉まっているところも多く体が鈍っています。6月初めに開く予定なので今から楽しみです。パリの一番くつろげる場所はパンテオン寺院周辺、僕の学校も近いので第二の故郷です。日本にはいつかは行ってみたいです。都会の夜景や、日本の伝統芸術「能」をこの目で見てみたいです。芝居もとても好きなので、今年は開かれる予定のアヴィニヨンの演劇祭にこの夏行く計画です。理想の女性は僕の母のように、あたりが良くて、インテリで政治的発言もしっかりできる人。イングリッド・バーグマンは昔の女優ですが優しさ、強さ全てを持ち合わせている女性です。ダニエル 20 歳パリ音楽院学生-セーヌ川でコーヒーを売っていたダニエル、学費を得るためのアルバイト中。週末や日曜、祭日は『Trip Bike Café』というところが準備してくれたカフェマシーン一式を電動自転車にくくり付けて、パリのあちこちの路上で出店しています。今日は天気もそんなに悪くはないのでセーヌ川沿いで働いています。お客さんも多いので写真も話も仕事しながらでもいいですか?僕は元々ダンサーを目指していてクラシックバレエを小さい頃からやっていました。同時にピアノも習っていたのですが、14歳の時、もっと音楽の道に進みたくてクラシックバレエは辞めました。今の夢は作曲家になることです。パリのお気に入りはもちろんセーヌ川が一番で、ここからサンルイ島を超えて5区のカルチェラタンの散歩がとてもロマンチックなんですよ。今、一番行ってみたいところは北欧、ノルウェーやフィンランドにあるフィヨルドです。大自然の中で自分の頭の中からどんな音楽が作り出せるのか、自分発見の旅をしてみたいです。女性に関してですか?コーヒー待ちのお客さんに聞こえてしまうので今は答えられません。ノエル 34歳グラフィックデザイナー-1か月前にパリにやってきたノエルは、まだフランス語を話せません。僕はニューヨークから1か月前にパリに引っ越してきました。その前はロスにも住んでいました。一緒にいる犬はハニーという名前の男の子で4歳、カリフォルニア生まれです。パリは散歩していてもいろいろなタイプの犬に出会えるのでハニーとさまざまな地区を探索中です。ノートルダムが見えるセーヌ川は車もなく歩行者天国なので、とてもゆっくりできますね。パリは自由な感覚が街自体を包み込んでいるようで気に入っています。日本は東京に行ったことがあって、渋谷でグラフィックのインスタレーションをしました。東京も独自なスタイルがあって滞在中はとても楽しかったです。女性の魅力はとにかくファニーな人。僕を笑わせてくれる人がいいですね。女優のルーニー・マーラは演じる役も含め大好きです。ダン 33 歳自転車屋勤務–日曜日の朝これからツーリングに出るダンは自転車が大好き。僕は『VanMoof』という自転車屋で働いています。おもに電動のものを扱っていて最近人気が出ています。休みの日はもっぱらツーリングに出かけます。今日はパリから100km東にあるBièvreという町まで仲間4人と行ってきます。日が長くなったのと移動制限が解除されてからの初めての遠乗りなのでワクワクしています。トライアスロンの大会もじきに開かれる予定なのでトレーニングも兼ねています。今、仲間と考えている自転車の旅はギリシャ、エジプト、メキシコとまだ意見がまとまっていないですげど、個人的には泳げるところがいいので僕はギリシャを提案しています。日本は自転車で旅行するのはどうでしょうか?友達が住んでいるのでいつかは訪れてみたいです。理想の女性は、旅好きで一緒にスポーツできる人、体力があって一緒にツーリングできる人ですね。女優のダイアン・クルーガーはインテリで素晴らしい美貌も持ち主で大好きです。アリ 31 歳欧州議会勤務-スポーツなしでは生きられないとアリ。アドベンチャーが大好だそう。ここ、マレ地区にある『Le Peloton Café』は自転車が好きな人や、アドベンチャー好きが集まる活気のあるお店です。必ず日曜日の朝はここでコーヒーを飲みます。同じ趣味の人も多いのでいろいろ交流できて楽しいです。普段はどちらかというと硬い仕事をしているので、息抜きはもっぱらスポーツをしています。サーフィン、マウンティングバイク、水泳…。水泳に関してはコーチの資格も持っています。日本には今年の秋に行こうかと思っています。紅葉がきれいだと聞いているのと、僕は肉より魚が好きなので食文化にいろいろチャレンジしてみたいです。それまでには新型コロナが収束できることを願っています。行きたいところはたくさんあって、ニュージーランド、パタゴニア、グリーンランド。趣味でアドベンチャー風景を撮影しているので、自分のインスタのフォトストックに加えたいです。女性はよく笑ってチャーミングな人。映画はあまり観ないので女優さんはわかりません。写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年05月29日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるパリのイケメンスナップ。やっとカフェ&レストランのテラス席がオープンになったけど、予約で競争率が高いとのこと。パリの男性たちも憩いの場所に集まってきそうです。パリで見つけた「美しい男前」厳選6人飲食店の営業再開やテラス席の開放など街が少しずつ動いてきたパリ。そこで出会った男性たちのスナップとともに彼らの近況もご紹介します。ガスパー 28歳料理人兼ミュージシャン-公園でカフェを飲んでいたガスパーの場合。長い間働いているフランス料理レストランが閉まっていたので、その間に趣味が高じてミュージシャンとして活動しています。どんなスタイルかといえばアーバン系です。最近はすっかりテイクアウト文化になってしまっていて、カフェもこのように紙コップで外で飲むことが多いのですが、やはり仲間とカフェのテラスで集まれれば最高ですね。アーティスト活動中とはいえ、もちろん料理人を続けていこうと思っています。日本の包丁は素晴らしく、友人に日本から買ってきてもらったのを愛用しています。高額なのでなかなか増えないですが、月に1回メンテナンスで専門家に研いでもらっています。日本には桜の季節に行ってみたいです。料理道具屋さんや、魚市場や、宮崎駿の映画に出てくる日本の田舎などを見てみたいと思います。もちろん富士山も必須です。あと洋服が好きなので日本のブランドを試着してみたいです。女性はとにかく愛嬌のある人、音楽や洋服の趣味が合う人が良いですね、あと自由な発想の人。最高の歌手、ひとりあげるとしたらもちろんビヨンセと答えます。カーティス 24 歳レストラン勤務-パン職人からレストランサービスに転向したカーティスの場合。世界中にコロナウイルスが蔓延していてもパン屋は営業していました。ふと、この仕事はとても孤独だと思うようになって違う道に進もうと思いました。今はレストランでサービスの仕事をしています。まだ店内にお客さんは入れる状況ではないので、もっぱらテイクアウトや宅配の準備に明け暮れています。でも以前の仕事よりコミュニケーションが取れる仕事は僕に向いているようです。僕はパリのモンパルナス生まれで、まだまだ友達が多く住んでいることもあり、今も好きな地区です。どこか遠くへ行けるならアルゼンチンに行きたいです。働いているレストランもアルゼンチン料理を扱っているのでもっと本物を知ってみたいのです。理想の女性は、人のことを気にしないで、僕の話をよく聞いてくれる心のきれいな人。シンガーのダイアナ・ロスが大好きで子どもの時から今でもよく聴きます。心を温めてくれる歌手だと思います。アレクシー 29 歳音楽プロデューサー-公園で友達と待ち合わせ中のアレクシーの場合。パリは雨が降ったり止んだりで今日は久々に晴れ間が出たのでこれから友達と会う予定です。仕事柄、陽が入らないスタジオでの作業が多いので、息抜きには散歩が必要です。もちろん食事もテラスがあるところがいいですね。日本のラーメンが大好きなのですが、なかなかテラスで食べられるところは少ないです。どこかご存知ですか?麺好きということもあり、テラスのあるイタリアンで過ごすのも悪くないです。今一番行きたいところはアフリカのガーナ。海もあるし歴史的にもとても興味があります。仕事柄多くの音楽を聴くのですが、女性ミュージシャンならジョルジャ・スミスが理想的な女性です。マテオ 19 歳医学生-カフェがオープンするので友達に駆り出されたマテオの場合。今大学で医療に関して勉強中ですが、パリはカフェレストラン再開に向けて人出が足りないと聞いて、今日からアルバイトをしています。勉強はまだまだ時間が必要ですが、将来は免疫やワクチンなどの研究者になりたいと思っています。少し落ち着いたらスペイン語圏、たとえば南アメリカに旅しようかと計画中です。料理もスパニッシュやインド系のものが大好きなんです。スポーツは小さいことからピンポンをやっていて全国大会にも出たことがあります。あとは水泳も大好きでヴァカンスは海のあるところと決めています。女性は飾り気のない、自分らしく生きている人に魅力を感じます。フランス女優のアデル・エグザルホプロスは僕のミューズです。モイズ 25 歳メガネ屋オーナー-パリでメガネ屋を4店舗も経営しているモイズの場合。家は代々メガネに関係している家系だったので、僕も自然にこの道に入りました。コロナの影響は他のお店よりはあまりなく、生活必需品であるとのことでお店は開けていられました。でも店内は狭いので要予約でした。ボクシングが趣味で5年間やっています。対戦中に耳をケガしたので今日はこんな格好です。ケガが多いですがやめられません。遠くに行けるようになったらイスラエルに行こうと思っています。親戚が多く住んでいるのでみんなで集まってホームパーティをしようと話しているところです。魚も大好きで、日本料理の刺身、特にマグロが大好きです。日本にも行ってみたいです。日本のメガネメーカーにも今注目しています。女性については、寝起きのいい女性、笑顔で起こしてくれる毎日なら文句ありません。ガル・ガドットいいですよね。彼女もイスラエル人ですよ。アレクサンドロ 27歳大学院生-イタリア出身のアレクサンドロの場合。僕はイタリアのプーリア出身で、パリの大学で研究生をしています。今日は女友達とカフェの下見に来ました。もう半年もテラス席に座ることができなかったので、ゆっくりできそうな気持ちの良さそうなところを探しています。オープンしたら競争率が高そうなので早めに予約しようと思っています。公園に面している歩道が広く交通量の少ないところを見つけたので決めようと思います。ヴァカンスの旅はモロッコやアルジェリアに行こうと思っています。もちろんイタリアのプーリアもきれいなところが多いのですが、家族が多いので帰省してもほとんど自由に出歩くことができないんです。女性は面と向かって対話ができる人、ポジティブな面を持ち合わせている人がいいですね。スペインの映画監督ペドロ・アルモドバルの作品が大好きでそこに登場するペネロペ・クルスが理想の女性像です。あ、言い忘れましたが日本の監督、是枝裕和の映画も素晴らしい世界観を持っていますね。写真、文・松永学文・松永学
2021年05月22日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。新型コロナでの活動制限が解除されつつあるパリのイケメンにインタビューしました。親日家も!パリで見つけた「ステキな男前」厳選6人パリはカフェのテラス席はもうすぐ再開、その日が来るのをみんなが待ち詫びています。国境が開放されたら行きたいところも聞いてみました。ユーゴ 21歳デジタルマーケティング専攻学生-公園でも勉強中のユーゴは4歳から空手をやっています。空手以外にもテコンドーは11歳の時からやっています。それからスケートではなくローラースケートをバスチーユ広場でよくやっています。空手に柔道、日本の武道は素晴らしいと思います。今年は東京でオリンピックが開催される予定ですが、なんか微妙な感じですね。もしも観戦できる状況ならすぐにチケットを購入して日本に飛んで行きます。そして大好物のラーメンを毎日食べます。いいなと思う女性は笑わせてくれる面白い人!女優には詳しくはないですが、歌手のジェニファー・ロペスやケイティー・ペリーはいいですね。いつも勉強中のパソコンから彼女たちの音楽が流れています。アルチュール 33 歳スマートフォン用ゲーム会社経営-日本に4回も行ったことのあるアルチュールは日本語を猛勉強中。日本語は少し喋れます。日本には何度も旅行で訪れました。本当に日本も日本人も大好きです。特に京都は毎回訪れていて、その度に新たな発見があります。自由に行き来できるようになったらすぐに日本行きチケット購入します。それからついでにベトナムにも足を伸ばしたいと思っています。パリにあるアルベール・ カーン美術館って知っていますか?素晴らしい日本庭園があるのです。日本シックになったらよく行くんですよ。スポーツは仕事柄もっぱらeスポーツです。僕の会社もその分野でいろいろと開発しています。女性はとにかく当たりが柔らかくて、優しい静かな方が理想です。エマ・ワトソンは大ファンです。彼女、優しそうな顔していますよね。アントワーヌ 23 歳音楽コーディネーター-アントワーヌの相棒は12歳の犬のダンディ君。僕の相棒は写真の犬、僕が11歳の時にやってきました。いつでも一緒に行動していて気の知れた相棒です。日本には行ったことはないのですが、アパレルやカフェなどを展開している『MAISON KITSUNÉ』の黒木理也氏とは一緒に音楽を編集していました。僕がアーティストとのパイプ役になる仕事だったのでいい思い出です。旅はロサンゼルス (L.A.)に行きたいです。小さい頃に両親と旅をしたのですがあまり覚えていなくて…。その時の写真を持参して過去の自分の足取りを追いかけてみたいです。でも、ダンディはお留守番かな?理想の女性は自分のお母さんのような人。母はよく働き、優しくて、愛情深く僕を支えてくれました。歌手のリアーナが大好きです。セクシーでとても知性的な女性だと思います。アレックス 28歳レストランディレクター-アレックスはレストランのテラスオープンに向けて忙しそう。僕は2015年からこの「Restaurant Le Square Trousseau」で働いています。今はディレクターとしてお店を任されています。ようやく来週からテラス席の許可が出るので、このいい季節で人がいっぱいになると思います。でもソーシャルディスタンスには最新の注意を払いますので安心してください。ここはファッションウイーク時にはおしゃれな日本人もたくさん来ています。あと映画関係者も多いので、隣の席に「あ、あの人だ…」という体験もできるかも。体力作りのために週に2回はクロスフィットをしに通っています。僕はブラジル人で、家族は皆地元にいるので年に1回は帰省していましたが、コロナのせいでしばらく帰れませんでした。お店が始まれば忙しくなるので今度はいつになるか未定です。でも長い間パリに缶詰状態なので、休みがもらえたらマヨルカ島に遊びに行きたいです。女性はなんと言ってもビヨンセ!才能豊かでいつも戦っている力強い美しさにあふれていますよね。ブノア 33 歳不動産関係-コロナ騒ぎになる寸前に日本を旅したブノアはうなぎが大好物。日本に初めて行ったのは2019年の秋でした。紅葉も素晴らしくて今思い出しても夢を見ているようです。まず関西空港に降りて京都を見学してから、そこで友達とレンタカーを借りて北陸、日本アルプスを回って東京まで車での2週間の旅でした。東京に着いた時は疲れ果ててあまり観光できませんでした。次はもっと東京を見て回りたいです。うなぎが大好きなので滞在中は何度も食べましたよ。スポーツは冬はスキー、他はゴルフを趣味にしています。国境が開放されたなら南米のアルゼンチンに旅をしたいと思っています。こちらとは季節が逆なのも魅力的ですよ。女性は、僕の好きなようにさせてくれて同時に彼女も自由でいてくれる関係をもてればいいですね。女優のナタリー・ポートマンの容姿なら最高です!アリックス 25 歳ストリートダンサー-移動制限が解除されてマルセイユから初めてパリに来たアリックスは迷子に。母親と観光にパリに来たのですがはぐれちゃって、今連絡を待っているところです。パリは初めてなのでちょっと緊張しています。やっぱりマルセイユのほうが自分に向いていると感じています。海があって、開放的だし、エスニックな雰囲気が好きな自分はマルセイユを離れられません。でも旅行できるのなら、メキシコやタイに興味があるのでいつか行ってみたいです。女性はユーロピアン風より、ラテン系やアジア、オリエンタル系の女性に魅力を感じます。Sopranoというラッパー知っていますか?マルセイユ出身の大スターです。彼の音楽で踊るのが僕の定番なのです。ぜひ聴いてみてください。写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年05月16日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。今回は、ロックダウンがやや緩んだパリから、久しぶりの紹介です。美しくてカッコいい…!「世界の男前」厳選6人パリは良い季節になりました。まだまだ制限も多いですが夢を持っている男性達を紹介します。トマ 25 歳モードテキスタイル関係–これから公園で友達とチェスをするトマの勝負セーターは、ハートのエース。日本といえばラーメンですよね。パリのほとんどのラーメン屋さんを制覇中です。でもこの時期お店が閉まっているのでしばらく我慢です。レストランが再開したら熱々のラーメン食べられるのが楽しみです。あ、絶対京都に行ってお寺めぐりもしたいです。京都にもラーメン屋さんありますか?スポーツは中学生からスケボーをやっていて今でもバスティーユやレパブリック広場で仲間とよく遊んでいます。もしも自由にどこにでも行けたならオーストラリアに行ってみたいです。スケボーを抱えて、それからコアラも抱っこしたいです。女性に関してはノーコメントでお願いします。アントニー 23 歳レバノン料理店勤務–パリに来てまだ2年目のアントニーはスウェーデン生まれです。父がレバノン人、母がスウェーデン人で、生まれたのは母の故郷です。今は両親はレバノンに住んでいます。しばらくスウェーデンには行く機会がなかったので、コロナ後はゆっくりとスウェーデンを旅したいと思っています。あまりパリは詳しくないのですが、お店の近くの11区と12区界隈からあまり出たことないんですよ。今はお店はイートインができなくてテイクアアウトのみですが、ヘルシーなレバノン料理は人気があるので相変わらず忙しいです。日本の料理もヘルシーと聞いているので本物の料理を食べに日本を旅行したいと思っています。スポーツはボクシングをやっています。格闘技が好きなので相撲を生で観たいと思います。女性は歌手のシャキーラのような風貌がいいですね。彼女はコロンビア出身ですが、レバノン女性に通じるものがありますね。ピエール 35 歳サプリメント販売店主–お店の前で友達と立ち話中。本人もムキムキでした。僕の経歴はちょっと長くなりますが、パリで生まれてL.A.育ち、そして16歳から3年間リヨン近郊にあるレストラン『ポール・ボキューズ』の料理人として働いていました。その後パリで5年間フレンチレストランのオーナーシェフになり、当時は日本の雑誌でよく取り上げられていましたよ。日本には行ったことがないですが、中国やインドネシアへは行きました。残念ながらレストラン時代には日本人の料理人とは一緒に仕事できなかったので今では残念に思っています。この店は、自分の時間を使いたくて5年前に転職しました。昔からスポーツマンだったので筋力作りのノウハウをお客さんに伝えるのが楽しいです。お店には有名俳優なども来て、彼らにカラダ作りのアドバイスもしています。僕は192cmもあるので女性も大柄な人がいいですね。一緒にジムトレーニングに通える女性なら最高です。ニコラ 21 歳経済専攻学生–韓国料理が大好きなニコラは激辛でもウェルカムとのこと。今はまだ遠くには行けない世の中ですが、あと18か月で学校もおしまいなので、その後には旅行で韓国に行く予定をしています。そもそも韓国映画『チェイサー』に衝撃を受けて以来韓国映画の虜です。最近は『パラサイト』も素晴らしい映画でした。今は両親とヴェルサイユに住んでいてアルバイトのために1時間以上もかけてパリに来ています。スポーツは苦手なほうで、もっぱら食べるのが専門です。こんな時期なので運動不足でちょっとお腹が出てきました。(笑)理想の女性はマーゴット・ロビーと歌手のジョルジャ・スミス!けっこう幅広いでしょうか?アルチュール 23 歳経営学研究科学生–ニース出身でパリに勉強のためにやってきたアルチュールの従兄弟は日本に住んでいるとのこと。この夏で学校は卒業、すぐにシンガポールに行く予定です。シンガポールにはフランス企業が多くあるので、今働く場所のあたりをつけています。日本には従兄弟が日本人女性と結婚していて住んでいるので、行き来がしやすくなりそうです。6年前に日本に行ったきりで、昨年も予定はしていましたが新型コロナウイルスのせいで断念しました。日本は外国人にも優しいし、スピリチュアルな側面もあり、他のアジアの国とはちょっと違いますね。女性?もちろんアジアンの女性のピュアさに惹かれます。アレックス 21歳ブティック販売員–アレックスのお母さんはレバノン人、ちょっと中東の血が入っていました。僕は『DIOR』のブティックの販売員をしています。今はお店が閉まっていますが、5月には再開できればいいのですが。日本のことはあまり知りませんが韓国K-POPに関しては詳しいですよ。エアポッドからはいつもK-POPが流れています。パリではもちろんBTSやEXOのコンサートにも行きました。ファッションもダンスも完成度が高いし、ビデオクリップもよくできていますね。好きなタイプの女性?もちろんK-POPから選びます。ガールズグループBLACKPINKはみんなきれいですね。ひとり選ぶとしたらJISOOです!写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年05月07日彼女たちが愛して止まない、内面がイケメンな男性。女性の憧れともいわれているこの要素は、4つの項目から自己分析することができます。あなたの内面イケメン度は、果たしてどのレベル?(1)聞き役に回れるか女性は、基本的に話をする側に立つことを好みます。そんな気持ちに寄り添うことができる聞き上手な男性は、イケメン度が高いといえるでしょう。自分の話に優しく耳を傾けてくれるあなたの姿に、女性は心底惚れ惚れしているかもしれませんよ。(2)エスコート力を身につけているかエスコート力が身についている男性も、内面イケメン度が高いです。重い荷物を持ってあげたり、会計をスマートに済ませたりといった大人の振る舞いに、女性陣のハートはノックアウト寸前!「彼女に立候補したい」「毎日ドキドキできそう」なんて甘い声が、ひっきりなしに届いていましたよ。(3)マメな一面があるかマメな男性は、今も昔もモテる傾向があります。「大切にしてくれているのが伝わる」という女性意見が目立っており、その大きな安心感につい心を許してしまうのだとか。そのため、こまめな連絡やちょっとしたサプライズを難なく実践してしまう人は、多くの女性を虜にできるかもしれませんね。(4)ありのままの自分を見せられるかカッコよく振舞おうとする心意気は非常に大切ですが、ときにはありのままの自分を見せることも忘れてはいけません。その証拠に「少し抜けている方が可愛い」「不得意分野があると親しみを感じる」なんて女性意見が、多数あがっていました。上記の理由から、自分のちょっとした失敗談を引き合いに出せる男性は、女性との仲を深めるスピードが速いかもしれませんね。女性は、男性の内面に隠されたイケメン要素に目がありません。これらを自然に身に付けることができれば、モテ期を呼び込むことも十分可能です。自分の内面イケメン度を再確認して、女性が思わずキュンキュンしてしまう魅力的な要素をたくさん取り入れていきましょう。(恋愛jp編集部)
2020年12月06日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。今回は、パリが再度ロックダウンになる寸前に街で出会ったマチスを紹介します。写真(1、2枚目)・文 松永学マチス 26歳 都市計画アーバンデザイナー僕はアーバンデザイナーの資格を取ったばかりです。なじみのない仕事かもしれませんが、街をデザインして効率的に快適な生活をするために必要な役目だと思っています。日本には姉が住んでいるので2012年に1か月間、2017年にも15日間滞在しました。東京を中心に西方面へ京都、奈良、広島、直島と旅行していい思い出がたくさんあります。パリは19区ビュット・ショーモン公園近くがお気に入りです。ナポレオン3世治世後期の1867年に有名な都市計画の主でもあったジョルジュ・オスマンのもと、土木技術者で造園家のジャン=シャルル・アルファンによって完成されました。自然がいっぱいのように見えて計算された街づくりの一環として僕は評価しています。スポーツは? 実は僕は自分の馬を持っているのです。小さい頃からは乗馬をしていて、今でも時間があれば馬に会いにいっています。試合などとは関係なく単なる趣味です。女性はなんといっても自由に生きている人に魅力を感じます。ロックダウンの日常を教えてください。–1. 家で何をしていますか?僕は今年の3月、最初のロックダウンの直前に両親と一緒に暮らすようになり、今回も父と母のところに戻ってきました。この期間は家の工事やら実家のことを手伝っています。–2. 現在、自宅で仕事をしていますか?僕は資格を取ったばかりで、街の計画、土地利用の計画をする新しい仕事を探しています。それまでの間、テラスの改造とガーデニングを行います。–3. あなたの現在の食事は何ですか?僕は2年間ベジタリアンです。閉じ込められていると、食事を作ったり、お菓子を焼く時間が増えますね。自分でマフィンを焼いたりジャムを手作りして楽しんでいます。–4. 自宅でのストレス解消は何ですか?アパートに閉じ込められるとすぐに不安になるのは事実です。でも実家にいて本を読んだり、絵を描いたり、テラスの窓の外を眺めたりできるのは幸運なことです。–5. 自宅でどのようなスポーツをしていますか?ジムマットとウエイトをいつも取りだせるところに置いています。時々オンラインスポーツレッスンを受けます。ソーシャルネットワーク上でライブを提供している先生のお世話になっています。–6. 最近家で見た映画は何ですか?シリーズものをよく見ています。フランスの『10 Pour Cent』、それから素晴らしいクラシック作品の数々、一番好きな映画『Raise the Red Lantern』をもう一度見直しました。–7. 最近はどんな音楽を聴いていますか?音楽は一日中聴いています。Ascendant Viergeのアルバムをよく聴いていますが、Lapsley、Miley Cyrus、Rhita Nattahなどのアーティスト、LissやMashrou’Leilaなどのバンド、Sylvesterなどのクラシックも聴いています。すべて私の気分次第です。–8. この状況であなたの恋人に会っていますか?僕は独身です。現在の状況を考えると、しばらくはその状態が続くと思います。–9. この状況が終わった後、最初に何をしたいですか?難しい質問ですね! でも、まだ小さい甥に会いたいです。–10. 自由に外出したら何を食べたいですか? どのレストランで?絶対にラーメン! 日本食が大好きなんです。普段は日本食レストランで友達と会うことが多いです。–11. この状況が改善した時、どこに旅行したいですか?この夏は東京に住む姉と過ごすことになっていたのに叶わなかったので、東京へ行くのが1番目です。それとずっと夢見ているアイスランドに旅行したいです。–やりたいことがいっぱいのマティスですが、両親のお手伝いは楽しいらしいです。そしてまた、遠い日本にいるお姉さんに会う日を待ち遠しくしています。今の状況が改善されることを祈っています。
2020年11月08日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。新型コロナウイルス第2波の影響でロックダウンになったフランス。イケメンはどんな日常を過ごしているのでしょうか?今回はパリの大学生で、実家に戻っているマチスに話を聞きました。写真(1、8枚目・文 松永学マチス 19歳 ソルボンヌ大学経済学部学生–1. あなたは家で何をしていますか?パリでは学校に行きながらアルバイトをしてひとり暮らしをしていましたが、お店も閉まってしまい、今は実家に戻って家族と過ごしています。自分の部屋で勉強をオンラインで行い、本を読んだり、体が鈍らないようにスポーツをして過ごしています。–2. 現在、自宅で授業を受けていますか?大学は閉鎖されているため、勉強はすべてリモートビデオ会議で行われます。–3. あなたの現在の食事はどうしていますか?僕は食事に神経質なので、テーブルで他の人と同じように食べることはありません。果物をたくさん食べます。食事にはサーモンが多いと思います。野菜と鶏肉、デザートには柿、この時期は季節が感じられて幸せな気分になります。–4. 自宅でのストレス解消は何ですか?パリ南郊外の一軒家で庭があるので、3歳になったばかりの雄猫ネイコと、思いっきり遊ぶこと。昼間でも夜でもベッドで寝っ転がってガールフレンドとFaceTimeをしているとき。–5. 自宅でどのようなスポーツしていますか?ラグビーを小さい頃からずっとやっていたので、この時期は体を動かさないと調子が悪くなります。プッシュアップ、シットアップ、縄跳び。すべての体重管理に基づいてやっています。–6. 最近家で見た映画は何ですか? 最近はどんな音楽をよく聴いていますか?2016年のフランスのコメディ『Five』(ファイブ)は、共同生活でお互いの夢を持ち、生き残るために薬を売り始める5人の幼なじみの友人の物語です。とても面白いです。音楽は勉強中にYouTubeチャンネル『Chilled Cow』をよく聴いています。落ち着く効果があります。夜寝る時はピアノ曲を、特に今よく聴いているのは「Ludovico Einaudi」、彼は最高のピアニストです。–7. この状況で恋人に会いますか?残念ながら叶いません。彼女をとても恋しく思っています。–8. この状況が終わった後、最初に何をしたいですか?最初はまずガールフレンドに、そして友達に会い、外に出て、パーティをしたり、洋服のブティックを見て回り、今は閉鎖中のジムにトレーニングに行きたいです。–9. 自由に外出したら何を食べたいですか?マレ地区にあるファラフェル屋さん『As duFallafel』、またはパリ5区のontrescarpe広場にあるレストランに行きたいです。–10. この状況が改善したら、どこに旅行したいですか?とにかくどこへでも! 冬は友達や家族と一緒にスキーに行けたら。以前から仲の良い2人の友達とロサンゼルスに行く計画を立てていましたが、今の状況が変わって実現できるのことが目下の夢です。–家族が近くにいて一緒に過ごせるのは幸せですね。普段会えない愛する猫と遊ぶマチスは嬉しそうでした。
2020年11月06日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるパリのイケメンスナップ。パリではなかなかマスクなしのイケメン探しは難しいですが、深呼吸の似合う男たちの登場です。写真、文・松永学アレクサンドル 27 歳 アニメーション配給会社-セーヌ川は寒いですが、アレクサンドルは陽に当たってリラックス。今、パリの右岸と左岸についてちょっと考えごとをしていました。セーヌは大好きで仕事が終わってから川沿いをよくジョギングしています。今日は寒いですが太陽が出て気持ちいいですね。こうして右岸から左岸を見ているとよくパリを理解できます。同じパリでも様子が全然違うし、人の思考も住む場所によってそれぞれなのです。日本のことはあまり知りませんが、僕の会社は日本のアニメ『ルパン三世』を配給しているので全編見ました。よくできたアニメでフランスでも人気がありますよ。スポーツはジダンの影響で小さい頃からサッカーをやっています。室内でやる5人制サッカーは今でも仲間とやっていますが、コロナの影響で体育館も閉鎖中です。女優ロミー・シュナイダーは理想の女性です。仲間からは渋いねと言われています。歌手のセザリア・エヴォラは大好きで良く聴いています。僕の周りでは「え、誰それ?」と言われます(笑)。マテオ 20 歳 ソルボンヌ大学学生-超ご機嫌のマテオは、今後の進路をカフェのテラスで考えています。晴れていると気持ちが良くてご機嫌です。今は大学で政治学と同時に音楽の講義も受けています。クラシックギターを昔からやっているのでその道もありかな? と思い始めています。クラシックギターをやっている時は真剣でこんな笑顔とは別人ですよ。日本のゲームは大好きです。特に小さい頃からテニスをやって育ったので、スポーツもののゲームをよくやっています。理想の女性はチャーミングで高貴な女性。スカーレット・ヨハンソンのような美貌をもっているとグッときます。ジョアン 31 歳 コスメチック販売-とても優しいジョアンはずっと美容関係で働いています。5年前からアメリカの『Kiehl’s』というスキンケア、ボディケア、ヘアケア製品を扱うマレのお店にいます。その前は美容師としてサロンやショー関係で働いていました。パリの好きな場所はお店のあるマレ地区。もともとゲットーで、今も名残りはありますが、いろいろな人がいて、かわいいお店が密集していて散歩するのが楽しいです。スポーツは10歳からスケボーをやっています。冬にはアルプスに毎年滞在して、スノーボードです。女性は愛嬌があって面白い人がいいですね。音楽はジャズシンガーが好きでニーナ・シモンやエイミー・ワインハウスの歌声にうっとりしています。エリー 21 歳 料理人-友達に会いに来たエリーはコルシカ島出身。コルシカ島はフランス人が夏のヴァカンス滞在をすることで人気です。今はシーズンが過ぎてしまったので、パリに遊びに来ました。友達もたくさんいるし毎日が楽しいです。水のある風景が好きなので、カナル・サンマルタンはよく行きます。人もいっぱいいて楽しそうだし。自由を感じます。コルシカのバスチアという街のレストランでは、伊勢海老の産地でもあるのでおいしいご飯が食べられます。コロナが終われば、来年は日本の人たちにも来てほしいです。女性は見かけより中身です。性格がチャーミングでお互い尊敬できる間柄ならベストです。カーラ・デルヴィーニュのファンですが、見かけだけではないですよ(笑)。テオ 26歳 レストランマネージャー-テオはいつも昼のサービスが終わってからお気に入りのカフェで寛ぎます。最近はマスク姿でお客さんに対応するので、いつもより疲れが出ています。お昼のサービスが終わったのですが夜も21時までしか営業できないので、また早めに夜のサービスが始まります。家に帰っている時間はないのでこうしてマスクなしでも寛げるカフェのテラスに毎日通って時間を潰しています。パリの好きな場所はベルヴィルです。いろんな人種文化がミックスされていて面白いです。マーケティングの勉強をしてから5年間この業界にいるので、日本の食文化にとても興味があります。特に大きな鍋をみんなで食べるアットホームな料理はいいですね。でもこの時期、衛生規制が厳しいのでフランスでは無理ですね。女性は理解がある人、自立している人、が理想です。女優ではアンジェリーナ・ジョリーは最高の女性です。ブリス 31 歳 バーマン-勤め先のライブハウスが休業中。ブリスは刺青マニアです。『Supersonic』というライブハウスでバーマンとして働いていますが、コロナ関係でいつ再開できるか目処が立っていません。もともとギターをやっていたのでここで交流できるミュージシャンと仲良くなるのも楽しくて、僕の天職だと思っています。少しずつ刺青を入れ始めて、今では上半身はほとんどを埋め尽くしています。背中には日本風モチーフ。前はアメリカンスタイルです。時間もお金もかかりますね。仕事に戻ってチップをいただかないと(笑)。女性は考え方が創造的で活動的な女性がいいですね。ブルース好きなので歌手のBig Mama Thorntonはよく聴く女性シンガーです。
2020年11月03日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるパリのイケメンスナップ。この時期パリはちょっと暖かくなって、日中は薄着でも平気です。こんな日はパリの街にたくさんの人出がありました。写真、文・松永学バスチャン 30歳 デパート販売員-ちょっと疲れ気味? バスチャンは日本通でした。僕は昨年1年間日本にワーキングホリデーで滞在していました。下北沢に住んで、フレンチレストランで働きました。衝撃的な食べ物は『Sukiyaki』です。飽きずにいつでも食べられます。日本語は挨拶程度しかわからないのですが、これから勉強しようと思っています。今度は沖縄に長期間住んでみたいと思っています。女性は賢い人、風貌はレティシア・カスタのような人が理想です。シグリアン 21歳 レストランバーサーバー-カフェで寛ぐシグリアンはイケイケ美女2人連れでした。以前はアメリカのファッションブランドの店員をしていましたが、2週間前に転職して今レストランバーで働いています。仕事中はずっとマスクなのでこうしてカフェのテラスでマスクなしで過ごせるのが今のところの唯一の楽しみです。パリの好きな場所はここマレ地区。ニューヨークのソーホーのようでとても居心地がいいです。僕は日本のアニメ好きで、今見始めた『黒子のバスケ』はとても面白いですね。スポーツは最近何もやっていませんが以前は10kmランナーでした。彼女にはお互いの共通の言葉で通じ合え、ファッション、音楽の趣味が合う人を望みます。音楽はおもにラップを聴いています。マキシム 20 歳 デパート研修生-ソバカスがかわいいマキシム、遠目では女の子だと思いました。今研修生としてデパートの洋服売り場にいます。スポーツカジュアルの洋服が好きなので、いろいろなブランドの服を試着できて楽しいです。実は、僕はスポーツは苦手なほうです。休みの日にはパリのブティック巡りをしてよく歩きます。パリはレアール界隈が楽しいです。アクテイブな地域だし、若者がたくさんいます。付き合う女性とはお互い信頼できる関係になりたいと思っています。歌手のリアーナのような女性なら一緒にいて最高です。ジュリアン 22歳 エコ環境専攻学生-異様にテンションが高いジュリアンは短い間のパリ滞在を楽しんでいます。実家はスイスのジュネーブです。今イギリスの大学に通っていますが、2週間の休みになったので帰省する前にパリに立ち寄って友達に会うところです。幸運なことに両親がパリのアパートを持っているのでそこに2日間だけ滞在です。日本は遠くて知らない国ですが、漫画『ONE PIECE』に出てきたゾロが3本の剣を使う僕のスーパーヒーローで、日本に行ったらその刀を買いたいと思っています。パリの好きな場所はアパートがあるモンマルトル地区、スイスやロンドンから来るととても異国情緒があって気に入っています。スポーツは小さい頃からテニスをやっていて、永遠のアイドル、ロジャー・フェデラーもスイス人なので鼻が高いです。女性は共通した趣味を持っていて楽しい人が理想です。アナ・デ・アルマスは、キューバ出身の女優、こんな女性なら付き合いたいです。カンタン 31歳 洋服ブランド店長-ちょっと控えめなカンタンは、写真は自分のお店の上着でお願いしますと。モード学校を4年前に出て、今はイタリアンブランドの『NAPAPIJRI』のマレのブティックの店長をしています。今きている上着はカラフルで素敵でしょう? 女性にも着てほしいものがたくさんあります。お待ちしています。日本にはいつかは行きたいと思っています。アニメも大好きで『DEATH NOTE』『NANA』などちょっと風変わりなもの選んで観ています。スポーツは小さい頃から乗馬をやっていて、今でも時間が許せば馬のところに飛んでいきます。今日とは全く違う格好ですが乗馬のウエアも大好きなスタイルです。女性はかわいくてインテリジェンスがあるアーティスティックな女性に惹かれます。レイラ・ベクティ(Leïla Bekhti)はフランス女優の中でもまさに僕の求める女性像です。ティボー 32歳 ロックミュージシャン-薄着のティボーは熱いロッカーでした。兄と一緒に「Two Bunnies in Love」というバンドをやっています。YouTubeでも僕たちのバンドの様子が観られるので検索してください。ジャンルでいえばオルタナティヴ&インディです。最近はイベントコンサートが制限されているので曲作りに専念しているところです。大好きなパリのコンサートホールはラ・シガール (La Cigale)です。プログラムも充実していておすすめですよ。早く再開できるようになればいいですね。住んでいるのはマレ地区。ここは大好きなエリアなので離れたくありません。日本には行ったことはないのですがコンサートをやってみたいです。甘いものも好きで「Taiyaki」の形も面白いしよくできたお菓子だと思います。一緒にいて心地いい女性はやっぱりロックな人。女性シンガーではジャニス・ジョプリンが世界最高のロックな女性です。
2020年10月27日パリ在住のカメラマン松永学さんによるイケメンスナップ。寒くなってきたパリ、ニット帽は必需品です。コロナのせいで夜遊びはできないパリですが、昼間も輝いている男たちです。写真・文 松永学ルイ 22 歳 ファッションブランドマーケティング-長身のルイはパリに来てまだ6か月。僕はボルドー出身です。4歳の時ロナウジーニョを見てサッカーを始めました。地元FCジロンダン・ボルドーも昔は(僕の生まれる前)強くて、ジネディーヌ・ジダンが在籍していてUEFAカップ優勝もしたんですよ。多分父が地元のチームサポーターだったから、自然にサッカーをやり始めたわけです。プロチームには行けませんでしたが、アマチュアチームでのポジションはアタッカーでした。パリに来てまだ6か月ですが、何度もパリに来たことがあるので詳しいですよ。ルーヴル未術館の周りや左岸では6区がとてもパリらしい佇まいでお気に入りの場所ですね。今はマレ地区にある洋服ブランド『HOMECORE』でマーケティングコミュニケーションをしています。今日着ているジャケットもここのものです。スポーティで着やすくて大好きです。付き合う女性は僕が背が高いので最低でも175cmはほしいですね。あと洋服や音楽の趣味が合う人かな。女優はよく知らないのですが歌手のジョルジャ・スミスの大ファンで、アムステルダムのコンサートに行った時、楽屋裏まで行ってあなたのことが好きですと告白しました。マチス 19歳 ソルボンヌ経済学部学生-ファッション大好き人間のマチスはラグビー大好き青年。今は大学生で経済学を勉強していて、将来は銀行などファイナンス系の仕事をしようかと思っていますが、洋服が大好きなので有名ブランドグループの経理担当もいいかもと迷っています。日本に行けたなら大好きなブランド、『Comme des garcon』や『Yoji Yamamoto』のお店を見て回りたいです。パリではサンジェルマン界隈がシックでとても好きです。今住んでいる13区と違って昔ながらの洗練された街なのです。付き合う女性はモード好きで趣味があってアート好き、そして旅行好きな人が理想です。アデル・エグザルホプロスはけっこうタイプな女性です。ミカ 34歳 家具ギャラリーマーケティング-お昼休みに外の空気を吸いに出てきたミカは実際の歳より若々しかったです。若さの秘訣ですか? 仕事の昼休みに週2回はスイミングプールに行って思い切り泳いでいるから(笑)ですよ。日本のことですか? KARAOKEにPOKEMONがパッと浮かびます。前にパリでよく遊んだ日本人の2人の友達が日本に戻ってしまい、日本においでよ! と僕を誘ってくれています。このコロナ騒ぎが落ち着いたら絶対に会いに行くと伝えてあるんです。でも行きたいところがいっぱいあって、南アメリカは未知だし、取引先のドバイのお客さんがうちの家具をたくさん購入してくれていますのでドバイのモダンな様子も見てみたいです。ちょっとだけ宣伝です『NV GALLERY』で検索してみてください。実は僕はオランダのロッテルダム出身です。15年前にパリに出てきてここを離れなくなりました。住んでいるのはモンマルトル地区、ここも大好きで他には移りたくありませんね。女性はとにかく面白い人がいいです。あと文化的な教養のある人。女優のエマ・ロバートソン! 役も面白いし彼女の笑顔は最高です。ランセロ 24歳 ミュージシャン-恋人と買い物中のランセロはエレクトロダンスミュージシャン。今音楽作りに集中していますが、今日は恋人と一緒にマレに買い物に来ました。マレ地区はよく好きで特にマルシェ・デ・ザンファン・ルージュには頻繁にきています。ここでは美味しいレストランがいっぱいあって楽しい場所ですよ。日本には去年の桜の時期に東京だけに20日間滞在しました。東京のクラブの夜遊びも楽しかったですが、なんと言っても忘れられないのが生の魚が動いていてそれを食べた時! ODORIGUIっていうんですね。いや~驚きましたが、本当においしかったです。こんな体験パリではできないので貴重な体験でした。魚のダンスが口の中で…(笑)音楽にしてみようかと思いました。僕の作品YouTube で『Lancelot Atx』を検索して見てください!テニスは3歳の頃からやっていて今でもたまに息抜きでプレーしています。女性は例えたらシュガーのように甘い人。女優で言ったらアデル・エグザルホプロスのような人かな?ジョアキム 22歳 美術学生-マレ地区を物色中のジョアキムはインテリアショップ巡り中。僕は4年前にフランス南部のアルビというところからパリに出てきました。アルビは画家のトゥールーズ=ロートレックの出生地として有名ですね。まだ学校は2年残っているのですが、目指す道は家の中で使えるデザインオブジェを制作することです。テーブルや椅子などの家具など模索してる段階です。幼少の頃は父が石油関係会社で働いていたので転勤する度についていろんな国を回っていました。フラジルやアルゼンチン、南米ばかりでした。日本は知らないことが多いのですが、FUKUSHIMAには訪れて今の状況を見てみたいです。地域復興中の南米で育ったから特にそう思うのです。パリは素晴らしい場所だと思います。特に5区は昔からの佇まいが保存されているのと、都会の中にあっても静けさが残っていて散歩するのが楽しいです。女性はシックでパリジェンヌエスプリがある人、例えて言うなら女優のファニー・アルダン、フランソワーズ・ドルレアック。女性もファッションもデザインも60~70年代が大好きなんです。マチス 31歳 画家-ひとり美味しそうにカフェのテラスでコーヒーをすすっていたマチスは抽象画家です。イタリアのトスカーナで生まれ育ちました。16歳の時パリに出てきてアートの学校に通い始めました。以前は女性の絵、もちろんヌード(笑)も描いていましたが今は抽象画ですね。日本食は大好きで月に一回はオペラ座近くの日本食レストラン街に行きます。フランスからは日本のアーティスト村に行く知り合いも多くて話には聞いています。いつかはそんな環境で作品制作できたらと思っています。タイプの女性? これはいい質問ですが、難しいから答えられません。でもナタリー・ポートマンは女性の魅力が全て詰まっていると思います。
2020年10月24日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップです。今回は、パリの中心パレロワイアル庭園にて昼間を楽しむ、ちょっと個性的な男たちです。写真・文 松永学枯れ葉が落ち始めたパリ。新型コロナウイルスの第2波の影響で、夜間の外出禁止措置が出ました。バスチャン 29 歳 インスタグラマー-パレロワイアルには「今日着る洋服を考え抜きました」とバスチャン、背景と似合っています。以前は化粧品会社『ランコム』の広報をしていましたが、3年前に退職して今はインスタグラマーです。パリのお気に入りの場所はパレロワイアル庭園、中心にあってもここは静かな佇まいで洗練されています。周りの建築やアート空間、庭園全てが完璧です。まだ行ったことのない日本は都会よりも田舎、山や海にとても興味があります。まだ知らないものがたくさんあるのでしょうね。女性はアグレッシヴな人より、静かでナチュラルな人がいいですね。女優のサラ・ポールソン! いつもはまり役が多くて見逃せない存在です。女性歌手は答えるのが難しいです。男性でもかまいませんか? ラッパーのドレイクはヘビーローテーションで聴いています。スポーツはほとんどしませんがジムで筋力トレーニングしています。詳しい内容は僕のインスタアカウント(@tbr_bastien)を見てください。ジェレミー 27 歳 文化庁経理担当-ひとりでカフェ中のジェレミーの職場はパレロワイアルにある文化庁です。日本には旅行で3回行きました。最後は2016年に3週間、東京だけに滞在していました。日本人の友達もたくさんできて、コロナが去ったらまたすぐにでも日本に戻りたいです。ファッションが大好きで特にブランド『sacai』のスタイルが気に入っています。あと、イタリアのベネチアを再訪問したいです。旅は大好きなので早く自由になる日が来るのを心待ちにしています。パリの好きな場所は職場があるこの庭園です。本当に静かで車の音が聞こえません。ベネチアも車がないので同じ理由で気に入っています。あとは画家のモネが大好きなのでジベルニー周辺の田舎もお気に入りの場所です。女性は優しくて、人の話をきちんと聞いてくれる人が理想です。女優ならカトリーヌ・ドヌーヴです、見かけたことはあるのですが直接お話ししたことはなくて。いつかお話しできたらいいなと思っています。エンゾー 19 歳 ファッションブランド研修生-速足で自撮り動画を撮影中のエンゾー はバッチリメイクをしてました。今僕はモード学校に通いながらブランド『KENZO』のデザインチームで研修をしています。ディプロマを取り僕が一番に影響を受けたマックイーンのようなデザインをしたいと思っています。ファッションがとにかく好きでハイヒールを履いたり女性ものの洋服コーディネイトをして自撮りをインスタにアップしています。まとまってくると何かが見えそうで、ひっきりなしに歩きながらも動画で思ったことを語っています。パリではポンピドゥセンター周りが大好きです。僕はコルシカ島生まれですが小さい頃パリに家族で引っ越してきて、ここがホームグラウンドになりました。ダウンタウンな感じ満載なのもとても気に入っています。女性はとにかく自由な人、働くのが好きな人、これが基本です。女優のサラ・ポールソンはルックスもスタイルも最高点をつけます。歌手のレディー・ガガも独自なスタイルで、彼女に洋服を提供するのが僕の夢です。アレクサンドル 22歳 ファッションブランド勤務-友達と待ち合わせ中のアレクサンドルはファッションブランドを渡り歩いています。今の職場、ファッションブランドの『AMI』に来てから1か月経ちました。デザイナーのAlexandre Mattiussiと働けるのはとても楽しいです。以前は『DIOR』にいました。ここではいろいろな体験をしました。なんと言っても魅力的な女性に会えたことが思い出に残っています。特に女優のジェニファー・ローレンスは美しく、僕に親切に対応してくれました。フランス人女優のカミーユ・コッタンはユーモアがあってとても魅力的でした。よく遊びに行くところはシャンゼリゼにある『Travellers Club』。会員制クラブで多くの出会いがあります。Païvaと呼ばれている素敵な館なので一見の価値がありますよ。メンバーと入れますので一緒に行きませんか?スポーツはハンドボール、バドミントン、そして小さい頃からやっているフェンシングは白ずくめのウエアで、身に着けるととてもいい気分になります。アダム 37歳 アーティスト画家-パレロワイアル庭園のカフェで打ち合わせ中のアダムはロンドン子です。僕は画家で、パリのギャラリーで展覧会をするので1週間滞在しています。ここパレロワイアルはパリに来るたびに何度も訪れている心地いい場所です。僕にとってのパリのベストスポットでしょうか。今回はすぐロンドンに戻りますが、次はイタリアのローマ行きを予定しています。モードが大好きなのでいつかは日本にも行きたいです。日本のギャラリーも探しているところです。女性はスタイリッシュでインテリ、コミュニケーション上手な人が魅力を感じます。女優ひとり上げるならアンジェリーナ・ジョリー。美貌と強さを持ち合わせている最高の女性ですね。女性シンガーソングライターのキム・ペトラス(Kim Petras)の歌声は大好きで作品制作中のBGMにもぴったりです。アダム 30 歳 ファッションブランド広報-友達と『cafe kitsune』でコーヒーを飲んでいたアダム はここに週1回は来ているとのこと。僕は今高級洋服ブランドの広報をしています。ブランド名は残念ながら決まりで言うことができません。ごめんなさい。3年前まで生まれたポーランドにいました。日本に行く事があったらHIROSIMA、NAGASAKI、そしてFUKUSIMAには絶対行きたいんです。僕が育ったポーランドも戦争で悲しいことをたくさん体験したので、そこの人たちがその後どんな生活をしているのか見てみたいです。パリではここも好きですが、左岸のサンジェルマン界隈が好きです。『Cafe de Flore』にもよく出向きます。スポーツは週5日は朝にジョギングをしています。理想の女性については答えられませんが、歌手のダリダの人生には心を打たれました。
2020年10月20日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるパリのイケメンスナップ。今回は、カフェや街頭にて。ソーシャルディスタンスを守り、好きな人に会ったり、美味しいコーヒーを飲んだり、料理を楽しんだりしている男たち。みんな目がキラキラしていました。写真、文・松永学テオ 19歳 自転車修理工-自転車修理に来るお客さんに対応するテオはなんでも修繕してしまいます。日曜日の今日は自転車持ち込みの人がたくさん来てとても忙しいです。今、パリでは次から次と自転車レーンができて自転車人口が急増しています。ここに来る人はほとんど古い自転車だけどみんな愛着を持っていますね。このお店はいろいろな部品のストックがあるので、時間があればなんでも直せます。実は僕のお父さんは日本人で画家なんです。日本語は少しだけ話せます。父は日本から来てモンマルトルに住んでいた時にフランス人の僕のお母さんと知り合って僕が生まれました。日本にも5回ぐらい行きました。一番好きな日本の食べ物はざる蕎麦です。お蕎麦は毎日食べても飽きません。パリでも何か所か蕎麦を食べられるところがあるので父と一緒に行ったりします。スポーツは小さい頃は水泳、今はスケートボード、もちろん自転車も大好きです。恋人は日本人がいいな~。でも容姿は女優のマーゴット・ロビーみたい人。アヤ・ナカムラという歌手知っていますか? 日本人のような名前ですが、日本人とは血縁は無いアフリカのマリ出身です。彼女の歌声にはいつも癒されています。シモン 21歳 建築学生-週末に友達に会いに来たシモンは北フランスのリール出身です。これからTGVでリールに戻るところです。友達と別れる前にまた再会できるようにと乾杯しました。こんな時期なので好きな人には会っておきたいと思い、週末は他の街に散らばってしまった友達に会い、近況を報告しあっています。今回はマレ地区にあるギャラリー巡りであっという間のパリ滞在は過ぎてしまいました。今建築家になるべくたくさんの課題勉強をしています。ル・コルビュジエ、ビャルケ・インゲルスが僕にとっての建築の世界でのスターです。日本の建築家ではTerunobu Fujimori(藤森 照信)の作品にとても興味があります。日本の建築や職人技術も素晴らしいと思います。日本庭園はこの目で見たいです。フランス人のYouTuberが日本の料理のシリーズを公開していてよく観ています。美味しそうなものがいっぱいありますね。好きな人のタイプは女優のマーゴット・ロビー! え? 他の人も答えたのですね。でも僕ら世代には絶大な人気があるんですよ。ラファエル 27 歳 有機野菜ショップ勤務-長身のラファエルはヴェジタリアン、商品の飾り方もセンスがあります。僕は3歳からサッカーをやっていました。走ることには自信があります。エコに興味があるので、移動はもっぱら自転車でどこへでも行きます。あとヴェジタリアンなので、ここ『FAIDHERBE bio』で働けて幸せです。お店の外に季節の果物を色合いを考えて配置したり、お店を清潔に保つのも僕の仕事です。パリでは11区と20区が好きでヴェジタリアン仲間でレストランによく行きます。日本といえばMIYAZAKI! 彼のアニメ映画が大好きです。特に『Le Château ambulant 』(ハウルの動く城) は何度見ても面白い要素が発見できます。今、陶芸家の彼女がいます。お店で余りそうなものをいつも持ち帰って、カラフルな有機野菜をふんだんに使い、彼女が創作したお皿で二人で料理をして盛り付けるのが楽しいひとときです。ピエール・ジャック 35歳 バリスタ・カフェオーナー-舞台俳優からバリスタに転向したピエール・ジャックは美味しいコーヒーに情熱をかけています。以前は俳優業をしながらカフェでも働いていましたが、コーヒーの魅力に取り憑かれバリスタ研修を経て、1年半前から『KABANE』というお店をパリ11区に持ちました。とてもゆったりとした空間なのでぜひいらしてください。美味しいクッキーも用意してお待ちしています。日本茶も少し置いています。昨年マレ地区にできた『OGATA』という日本の今を代表するお店によく通っています。お茶の種類も豊富で試飲しては気に入ったものを購入し、僕の店でも提供しています。残念ながらまだ日本には行ったことはないのですが、機会があったら日本料理、お茶の世界など体験したいと思っています。日本のセラミックも興味があるので、たくさんいろいろなものを持ち帰ってきたいです。女性は自由奔放で表現豊かな方に魅力を感じます。亡くなってしまいましたが歌手のフランス・ギャル、そして今でも活躍中のフランスを代表する女優イザベル・ユペール、この二人はかけがえのない女性です。ジャルマン 21 歳 経済専攻学生-パリに出てきて2年のジャルマンは学校を卒業したらパリ以外で働きたいと。僕は評判になった戦争映画『ダンケルク』のロケ地で生まれ育ちました。ベルギー国境からたった10キロですよ。ル・アーヴルとマルセイユに次ぐフランス第3の港湾都市として機能していて、フランス経済にとっては重要な場所です。スポーツは10歳の頃からハンドボールをやっていました。地元のダンケルクチームも強くて、以前日本チームとの試合で日本に遠征したと聞いています。学校を出たら銀行などフィナンス関係のコンサルタントになりたいと思っています。そしてパリ以外の比較的大きな地方都市で職を見つけたいと考えています。パリの好きな場所はヴァンドーム広場。宝石街ですが特に時計に興味を持っているのです。いろいろほしい腕時計がいっぱいあって、働きだしたらコレクションしようと思っています。理想の女性は素直で真っ直ぐな性格の人がいいです。そして僕と性格が違う相手なら、一緒にいてお互いの魅力を感じあえるのではないでしょうか? ジェニファー・アニストンは素敵だし彼女のビジネスモデルとしての才能にも興味があります。レミー 21歳 美術史専攻学生-雨の日、自転車で信号待ちのレミーの夢は、大きなミュージアムでキュレーターになること。僕はナント出身で2年前からパリに出てきて美術史を勉強中です。いつも自転車で移動しています。最近パリは自転車専用レーンが増えて移動が楽になりました。雨の日や寒い日などはあまり好きではないのですが、こいでいると体は冷えないですよ。でも手袋、帽子はいつも持参しています。特に夜のセーヌ川を走っていると、きれいなイルミネーションと風景が交わって最高の自転車クルーズです。将来はルーヴル美術館で働きたい夢を持っています。女性の魅力についてはノーコメントでお願いします。あ、フランス女優のアデル・エネルのことは触れさせてください。彼女は俳優の才能しかり、話題性があるセクシャルハラスメント発言にも注目です。勇気を持って立ち向かう強い女性です。
2020年10月15日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。どんどん秋も深くなってきたけど、新型コロナの第2波警戒中のパリ。それでも希望にあふれる男たちです。写真、文・松永学マルタン 23歳 グラフィックデザイナー-吸い込まれそうなブルーの瞳をもったマルタンがデザインするものが気になります。僕はナントという街の近く大西洋の海で育ちました。ナントでデザイン学校を出てから今はパリに住んでいます。仕事はグラフィックデザイナーですが、おもにロゴデザインを中心に活動しています。アドリアン・フルティガー (Adrian Frutiger) のフォントが大好きでよく使います。僕にとっては彼は英雄です。以前日本の大阪のクライアントからの依頼でロゴを制作しましたが、彼のフォントを使用させていただきました。日本でも人気らしいですね。いつかは日本に行って街の中にあふれるロゴ、看板をこの目でみたいと思っています。パリは11区と12区が落ち着く場所です。生活感もあって庶民的なエリアです。女性は素直でインテリジェンスな方が理想です。ジュリア・ロバーツの笑顔は最高です!ジェフレー 24 歳 グラフィスト-全身黒で決めていたジェフレーはさすがグラフィスト! 黒でもニュアンス違いの着こなしです。以前はバスケットボール、ダンスのヒップポップをやっていました。働き出して時間がなくなり最近は身体を持て余しているところです。日本食が大好きでオペラ通りの日本食レストラン街に頻繁に通っています。特に茶碗蒸し、温泉卵が置いてあるお店がお気に入りです。少しずついろいろなものが食べられる日本食は素晴らしいですね。お皿のデザイン的要素も他の国の料理より優れていると思います。理想の女性はおしゃべりでお互いの意見を分かち合える人。女優のスカーレット・ヨハンソンの容姿なら文句なしです。ルイ 27歳 映像プロデューサー-いいことあったのか? 超ご機嫌のルイのお父さんの再婚相手は日本人!僕は4歳からテニスとゴルフをやっていました。テニスプレーヤーではロジャー・フェデラーが最高です! 僕の父は再婚して2歳の妹が誕生して、彼女、もう可愛くて可愛くて考えただけでもメロメロなんです。日本人の新しい義理のお母さん? きれいで優しいですよ。2年前には彼女の親戚に会いに日本に行きました。お好み焼きは何回も食べましたよ。大好物になりました。映画学科の学生だった頃、オデオンにたくさんある名画座に毎日のように通って、日本の映画作品、Ozu(小津安二郎監督)やKurosawa(黒澤明監督)映画に感銘を受けました。女性はきれいだけどダイナミックな人に弱いです。女優ではエイミー・アダムス! 彼女にはクラクラしまくりです。ユー 26歳 コンピューター関係エンジニア-ちょっと事情があって顔を怪我してしまったユーは懐っこい性格です。13歳の時からラグビーをやっていて顔に傷は日常茶飯事だったので、こんな傷は大したことありません。日本の漫画で育ったと言っていいかもしれません。『ONE PIECE』『ゴルゴ13』が愛読書でした。Samurai文化も大好きで日本の城巡りをいつかはしたいと思っています。パリではモンマルトルで育ったので今でもそこに行くと小さい頃のことを思い出します。ここでよくけんかしたとか! でもそんな友達は今でも付き合いがあって気の知れた仲間になりました。理想の女性はこだわりがあります。ちょっと肌が浅黒くて緑色の瞳を持っている人。あと僕はそんなに大きくないから小柄な人です。注文多いでしょうか?ナタリー・ポートマンはいけている女優だと思います。エディー 25歳 コンピューター系コンサルタント-速足で颯爽に歩いていた エディーは打ち合わせに行くと。僕のポケットにはいくつもの仕事用のスマートフォンが入っていますよ。打ち合わせでも手ぶらではありません(笑)。僕はスポーツが大好きで、休みの日にはトライアスロンかエスカラードをやっています。付き合う女性はエスカラードを一緒にできる人がいいですね。インテリだけどスポーツ好きなら二人でどこまでも登っていけそうな気がします。タイプで言うと女優のジェシカ・チャステインです。でもトライアスロンはハードで孤独なスポーツなので女性にはおすすめできません。日本食は特にお寿司が大好きで、ネタをひとつ選ぶとしたらマグロです。日本では美味しいマグロがたくさんあると聞いています。いつか食い倒れに行きたいです。マルコ 24 歳 文学科大学生-セーヌ川がパリで一番好きと、マルコはフランスの国境を超えてすぐのドイツから来ました。実はパリに来て4か月しか経っていませんが、セーヌ川にはよく来ます。僕の育ったドイツの川と違って風情がありますね。フランス語にぴったりの風景です(笑)。あとはマレ地区はドイツにない街並みで異国情緒がありますね。日本のことは漫画の『ポケットモンスター』や『名探偵コナン』で勉強しました。学校を出たら行ってみたい国のひとつです。女性はクラシックな人! と言ってもちょっとユーモアがあってインテリがいいです。過激な女性はちょっと苦手ですから。テレビドラマ『フレンズ』時代からジェニファー ・アニストンが大好きです。
2020年10月09日私たちの視線と心を奪う、さまざまな業界で活躍している男たち。そんな“愛される男”たちの魅力を掘り下げるため、私たちの「好き」という心理の正体を専門家が分析してくれました。専門家が分析する、「好き」の気持ちの正体。愛される対象が多様だからこそ、ファン側の心理もより細分化される。自分自身でも気づいていない「好き」の理由がここにあるかも!変わらずに輝く姿への安心感。“いつもそこにいてくれる”という安心感が愛を長続きさせる要因に。「ファンにも人生があるので、勉強や仕事、家庭の事情でなかなか相手の活動を追えなくなることも。そんなふうに会えない間も、好きな人にはキラキラ輝いていてほしい。だからこそ、ずっと変わらずに素敵なままでいてくれる対象に安心感を覚えるし、再び時間ができた時には、“あの人のコンサートをまた観たい”などと思うんです」(劇団雌猫・ユッケさん)あふれ出る魅力への好奇心 。“この人はどういう人?”と想像をしたり、自分の知らない一面があると感じることが対象への好奇心や興味につながる。「ミステリアスな部分がある人には、好奇心がわきやすくなるもの。妄想の余地を残してくれるという点でも強いです。例えば、SNSをやりながらもプライベートの出し方が天才的に上手な人や、ほどよく個人の情報を伝えられるラジオ番組を持っている人は、“この人をもっと知りたい”という欲をかきたてます」(イラストエッセイスト・犬山紙子さん)知らなかった価値観に出合う喜び。新しい価値観に触れることで、新鮮に向き合える場合も。「例えば、いま人気の藤森慎吾さんのYouTubeチャンネル。もともとチャラ男キャラの芸風だった彼が、時代を読み、いい感じに価値観を変化させていく姿に魅力を感じるからこそ支持を集めているのでは。アップデートを続けていく対象は新しい情報を発信し続けるので、知識欲が尽きることもない。それは、飽きることなく長年、応援できることにつながると思います」(ユッケさん)こんなふうになれたら…。目標としての憧れ。好きになった相手を自分のロールモデルとしたり、同じようになりたいと外見や行動を真似するなど、近づきたい気持ちが強くなる場合がある。「これは『同一視』という心理で、中高生などアイデンティティが確立していない年齢の人に見られることが多いです。もちろん、大人でもこうした思いを抱く人もいます。ただ、自分をしっかり持っていないと、自分と好きな対象を重ね合わせて依存してしまうケースもあるので注意」(臨床心理士・塚越友子さん)人間性やスキルへの尊敬。パフォーマンスや生き方への敬意が、愛へと形を変えるケースもしばしば。「“なんでこんなに頑張っているんだろう。芸能界って大変そうなのに心が清らかに見えるのはなぜだろう”と、仕事への姿勢を尊敬し、好きになることはよくあること。特に最近はSNSなどを通じ、努力をしている姿や思いを赤裸々に発信する人が増え、それを知ることができるようになったことも大きいと思います」(ユッケさん)「出演作品やライフスタイルなど、“ここがすごい”という思いを抱かせることができる人は、長く愛されると思います」(塚越さん)人間同士の幸せな関係性に癒される。“グループ萌え”という言葉のように、関係性への愛も。「愛する人と、周りのメンバーやキャラクターが楽しそうにしている姿は、相手の幸せを願うファンにとってはまさに幸せの瞬間を目撃している状態です」(犬山さん)「例えば、何らかの理由でグループ活動を休んでいる人とのエピソードを他のメンバーがあえて紹介することも。活動を維持する理由もあるでしょうが、かけがえのない関係性を感じることがファンの喜びでもあります」(ユッケさん)ユッケさんオタク女子4人による同人サークル「劇団雌猫」のメンバー。著書に『海外オタ女子事情』(KADOKAWA)、編著書に『だから私はメイクする』(柏書房)など。犬山紙子さんイラストエッセイスト。『スッキリ』(日本テレビ系)などに出演。近著に『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』(扶桑社新書)。塚越友子さん臨床心理士、公認心理師。「東京中央カウンセリング」代表。「水希」名義の近著『不毛なマウンティングをかわす力』(KADOKAWA)が好評発売中。※『anan』2020年10月14日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月08日世の中で熱い視線を集める男たちに向けられている感情は、単純な恋愛感情ではなかった!?現代ならではのさまざまな「好き」の心理の裏側に、多角的な視点で迫ります。「愛される男」の秘密とは?私たちの視線と心を奪う、さまざまな業界で活躍している男たち。彼らに対する「好き」という感情を一般的にはファン心理という。「ファン心理とは、メディアなどを通じ、直接的な関係がない中で知り合った対象に、何らかの好意や応援する気持ちを持つことをいいます。調査によると、ここ10年間、ファン心理の性質自体に変化はありません。ただ、YouTubeやSNSなど対象を知るツールが増え、好意を抱くきっかけや対象の職業は変わりました」(臨床心理士・塚越友子さん)一人のカリスマ的存在というより、愛される男も多様な時代に。「いまは、“こんな人が愛される”という大きな傾向がないことが、一つの傾向。あえて言うと、ジャンルを問わず、悪い男よりも、爽やかさや品行方正さを感じる人が広い支持を集めているように思います」(劇団雌猫・ユッケさん)そこには、いまの世相が反映されていると、イラストエッセイストの犬山紙子さん。「不安定な世の中に心配を抱える人が少なくないからこそ、誠実な印象の人に注目が集まるのでは。ドラマ『愛の不時着』でヒョンビンさん演じるリ・ジョンヒョクが人気を博したのは、浮ついた感じのない姿に安心感を覚えた人が多かったからではないでしょうか」愛される男たちの魅力を掘り下げるため、私たちの「好き」という心理の正体を専門家の分析を通して考察します!専門家が分析する、「好き」の気持ちの正体。愛される対象が多様だからこそ、ファン側の心理もより細分化される。自分自身でも気づいていない「好き」の理由がここにあるかも!応援することで得る達成感。愛する人を指す“推し”という言葉が生まれたように、「応援したい」という気持ちは代表的なファン心理のひとつ。「目標に向かって頑張っている好きな人を見ると、相手が二次元の人物であっても、ただただ幸せを願うのみ。心から応援した分、上手くいった時には、私自身、満足感が生まれます」(犬山さん)「グッズを買うなど投資する形の応援は、すればするほど相手に対する思いが深まるもの。『自我関与』という心理です」(塚越さん)共感から生まれる自分への肯定感。近年、熱狂的な支持を集めているVTuberなどの楽曲には、決して明るくない心情を歌ったものも多く存在する。「ポジティブではない世界観を描いた作品に触れることで、無理をしなくていい、自分のまま偽らずにいていいと思うことができます。そうして、“私は孤立していない”と思えることが、癒しにもつながっていく。また、二次元もそうですが、ファン同士で愛する人の素晴らしさを称え合い、共感することも大きな癒しに」(犬山さん)疑似恋愛感覚のときめき。現実で触れ合うことがない相手に対しても、恋愛に似た感情を抱く人は少なくない。「疑似恋愛は、尊敬と並びファン心理における2大巨頭のひとつ。現実では触れ合わないため、お互いに失望したり、傷つけられたりすることなく、ときめき続けられる点がポイントです」(塚越さん)「現実の恋愛は、相手と会う時間などを合わせるのが難しい。その点、推しとの疑似恋愛は、時間の配分を自分で決めることができるし、適度な距離感もとりやすい。忙しいいまの女性にとっては、ときめきを得る相手として、いいのだと思います」(ユッケさん)現実離れした理想の存在。自分がいる世界とはかけ離れた場所にいる存在だからこそ、胸が熱くなることも。「私たちが生きる日々の中には辛い気持ちになることも多いですよね。だからこそ、自分の好きな人を見る時間だけは、夢を見させてほしいと思うものだし、それを実現してくれる人に惹かれるのでは」(ユッケさん)「ファン心理の原点は、直接的な交流のない人へのファンタジーを楽しみたいという気持ち。仕事などに追われる日常生活とかけ離れた遠い存在に憧れるのは、シンプルな心理です」(塚越さん)第三者として成長を見守る心地よさ。完成された姿だけでなく、その成長過程を眺めることに、喜びを見出すケースがある。「未熟な頃から完成されていく姿を母のような気持ちで眺め、愛でる楽しさが。できないことがあっても“伸び代しかない、素晴らしい”、成長を見た時には、“成長過程を共有してくれてありがとう”と、ずっと見てきたからこそ、喜びもひとしおです」(犬山さん)「近年のファン心理に関する調査によると、育成の魅力を感じる女性が増えています」(塚越さん)塚越友子さん臨床心理士、公認心理師。「東京中央カウンセリング」代表。「水希」名義の近著『不毛なマウンティングをかわす力』(KADOKAWA)が好評発売中。ユッケさんオタク女子4人による同人サークル「劇団雌猫」のメンバー。著書に『海外オタ女子事情』(KADOKAWA)、編著書に『だから私はメイクする』(柏書房)など。犬山紙子さんイラストエッセイスト。『スッキリ』(日本テレビ系)などに出演。近著に『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』(扶桑社新書)。※『anan』2020年10月14日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月07日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。今回は急に寒くなってきたパリにて、新型コロナウイルス第2波への警戒の中、体力作りに専念するダンス好きな男たちです。写真・文 松永学ギヨーム 33 歳 プレタポルテデザイナー-ちょっと悪ストリート風なギヨームは、見かけによらず優しい知性派でした。僕はフランス領ポリネシアのタヒチで生まれました。タヒチといえば画家のポール・ゴーギャンが有名ですね。南海の楽園というイタリア映画知っていますか? 僕の生まれる前の映画でしたが、とてもよくできたドキュメント映画です。タヒチの伝統的なダンスは”ORI TAHITI”と言ってフラダンスの原型とも呼ばれています。踊りで言葉なしでコミュニケーションができる表現は素晴らしいと思います。民族衣装も今の自分の創作にも影響受けている部分もたくさんあります。今のところフランス領ポリネシアへの旅行は新型コロナウイルスの影響でさまざまな規制が出ていて、残念ですがダンスも見ることもできないようです。僕の母はアジアの血が入っているんです。そのせいかも知れませんが太平洋の民族文化が大好きです。2017年に2週間日本を旅行しました。北海道から直島まで回りました。郷土料理がどこへ行っても素晴らしかったです。早く自由に旅行ができる日が来ることを願っています。女性は男の力を借りないでも生きていける力強い人が好きです。歌手のシャーデーは理想の女性だと思います。カミル 22歳 ダンスコーチ&トレーナー-寒いにのセーヌ川でひと息中のカミルは自転車で飛ばし屋風でした。自転車に興味ありますか? このブランド『VELOBECANE』は仲間たちの間で密かに流行っています。すごくタフで路面を選ばずどこでもいけますよ。これを乗りこなすようになってからは雨の日も風の強い日も移動は苦ではありません。格好も重装備でしょ(笑)。普段はダンススペクタクル集団の『EMAJINARIUM』という劇団でコーチ&トレーナーをしています。とてもユニークな団体ですのでYouTubeでご覧になって下さい。5区に住んでいてセーヌ川が近いのでこの辺りはよく来ています。大好きな場所です。女性はコンサバでない、自由な自分なりの考えを持っている人に魅了されます。ビヨンセは力強いし確固たる自分を持っている表現者だと思います。モーリッツ 24 歳 サイコロジー学生-ドイツ人のモーリッツはフランス語がとても上手でした。僕はドイツのハンブルグ出身でフランスで勉強中です。ここセーヌ川もきれいですがハンブルグも大きな川が流れていて風情がありますよ。地元のハンブルグバレエ団は世界的に有名で、特にコンテンポラリーダンスはよく観に行きました。自分ではダンスはしませんが生まれ変わったらダンサーになりたいです。パリはとてもコスモポリタンな街なのでとても心地がいいです。パンテオン界隈とマレ地区にはよく出没します。理想な女性はインテリジェントでユーモアがある人、パリジェンヌなら最高ですね。フランス人ではないですが容姿はジェニファー・アニストン風がいいですね。ダビッド 32歳 ファイナンス関係-フランソワ・ミッテラン国立図書館の周りは最近ストリートダンサーが集まっています。ひとりでダンスのトレーニングしていたダビッドは、以前はパリの街中でダンスしていました。今日はひとりで振り付けを考え中です。ヒップホップを中心にビバップの要素も取り入れています。以前はパリ左岸のサンミッシェルで5人グループ仲間で踊っていました。今はスポーツ感覚で週末は毎回ここに来ています。日本のアニメはよく見ます。最近は『グラップラー刃牙』に夢中です。格闘ものが大好きです。理想の女性像は特にはありませんが、お互いをよくわかり合える関係で付き合うことができる女性がいいですね。歌手のシーアの大ファンです。あとミッシー・エリオット! 彼女もタイプに付け加えてください。ケビン 28歳 IT関係-ダンスコーチからレッスンを受けていたケビンは、マスクしててもいいなら撮影して下さいと。僕はヒップホップとソウルダンスを習っています。日本のことは少し知っていますよ。日本人の友達がパリにいて、お好み焼きを作ってくれて大好物になりました。挨拶程度の日本語も教えてもらっています。いつかは日本に行ってみたいです。もちろんマンガも大好きで、『HUNTER×HUNTER』『僕のヒーローアカデミア』のようなタイプをよく見ます。パリはリュクサンブール公園がお気に入りでよく散歩します。女性はエスプリがあってインテリジェンスな人が魅力を感じます。ビヨンセは歌も踊りも素晴らしく昔からのファンです。アレックス 25歳 ビデオゲームプログラマー&ダンスコーチ-屋外でもマスクは義務づけられているので、アレックスは教える人にもマスク着用でソーシャルディスタンスを守っています。平日はビデオゲームプログラマーをしていておもに車のレース関係です。フォミュラー1にも興味があって、最近の日本のHONDAエンジンの活躍に注目しています。週末は口コミでダンスを教えてほしいという人も増えていてマンツーマンで教えています。パリの好きな場所はサンルイ島、シテ島、アイスクリームが大好きなので川沿いで食べるのは最高のひと時です。でも今日はちょっと風が強くて寒いですね。笑顔と目がきれいな人、ダンスを一緒にできる人なら恋ができるかも。マデリン・クライン (Madelyn Cline)のインスタをフォローしていて、彼女の動向が最近気になっています。
2020年10月03日米エンタメ界を賑わす、アジア男子たちに注目します!「ブラック・ライブズ・マター」運動の拡大からもわかるが、多様性を受け入れて、平和に共存したいと考える人は世界中に増えている。ハリウッドで最近、アジア系スターの活躍が目立つのも自然な流れだ。黒人ヒーローを生んだマーベルが新たに世に送り出すのは、中国人ヒーローのシャンチー。抜擢されたシム・リウには同輩からの期待も大きい。今までのアジア系俳優はアクション演技や学者タイプの役をオファーされがち。しかし最近はイケメン枠にも進出し、ラブコメ作品にも堂々と主演している。美の基準も観客ターゲット層も多様化している証拠だろう。世界の人口の半分以上が実はアジア人。今後はより多くのアジア系俳優が世界中で活躍するに違いない。ルイス・タン(SINGAPORE)シンガポール人の父と、イギリス人モデルの母から受け継いだエキゾティックな美貌が圧倒的。『バットマン』などのスタント・コーディネーターとして活躍した父親からカンフーを仕込まれたほかにも、ムエタイや空手もマスター級。恵まれた肉体から繰り出されるパンチやキックはとてもパワフルで、既存のカンフー俳優にはない魅力だ。スタントマンとして業界入りし、ドラマの脇役を経て、『五行の刺客』でメインキャストに昇格!写真・Getty Imagesシム・リウ(CHINA)若い頃の中井貴一を彷彿させる涼しげな眼差しのシム・リウ。エキストラとしてエンタメ界入りし、『ニキータ』などの脇役を経て、『キムズ・コンビニエンス』でようやく注目された苦労人だ。イケメンすぎず、ずっこけた言動で笑いをとるコメディ俳優として開花。2021年公開予定の映画『シャンチー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス』では、マーベル初のアジア系ヒーロー、シャンチー役に大抜擢され注目度急上昇!写真・Getty Imagesロス・バトラー(SINGAPORE)中華系DNAを持つキアヌ・リーブスを見れば納得だが、アジア系俳優の魅力のひとつが、若々しさ。実年齢よりも遥かに若く見られがちだ。『リバーデイル』や『13の理由』で瑞々しい高校生を熱演したロスは、その特性を存分に活用している。が、オタク風なアジア系ティーンではなく、主役と並ぶ明るいジョック系を演じられるのがロスの持ち味。『好きだった君へ:P.S.まだ大好きです』ではラクロス部員として親友の恋もサポート!写真・Getty Imagesヘンリー・ゴールディング(MALAYSIA)ロンドンで美容師として働いた後にマレーシアでタレント活動をスタート。俳優デビュー作『クレイジー・リッチ!』で知的な庶民女性を愛する富豪青年を演じ、女性のシンデレラ願望に火をつけた。続いて『シンプル・フェイバー』『ラスト・クリスマス』と立て続けに人気女優の相手役に抜擢されている。ガイ・リッチー監督の新作と『G.I.ジョー』シリーズ最新作が公開待機中で、スターダムを駆け上るアジア系俳優のひとりだ。写真・Getty Imagesアレックス・ランディ(KOREA)医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』シリーズ初のゲイ&アジア系外科医ニコを演じるアレックス。韓国とイタリアのハーフで、長身と均整のとれた肉体美の持ち主。モデルとしても活躍する彼が演じる外科医は陽気でセクシーなキャラで、ロッカールームで美しすぎる半裸も披露する。第15シーズンから登場するや、世界中の女子のみならずLGBTQ界も全面的にアレックスを応援。番組レギュラー入りも近いはず。写真・Getty Imagesマニー・ハシント(PHILIPPINES)フィリピン系カナダ人のマニー。『グッド・プレイス』のジェイソン役で人気ブレイク。優しい顔立ちと細マッチョな肉体のアンバランスさもセクシーだ。修行僧と間違われたが実際は麻薬売買などの悪事に手を染めた享楽的なDJというキャラで、コミカルな演技でアジア人のステレオタイプを打破している。今後、超大作『トップガン』の続編や、ニコール・キッドマンと共演するTVドラマでますます注目度がUPしそう。写真・Getty Imagesアンドリュー・コージ(JAPAN)故ブルース・リーが企画していたTVシリーズ『ウォリアー』で、アメリカ人祖父を持つカンフーの達人ア・サームを演じ、注目されたアンドリュー。イギリスと日本のハーフの彼は、アジア系のDNAが濃く出た外見のために演じる役柄に限界を感じ、引退を考えていたというから、まさに運命の逆転!育ててくれた母親のために頑張るという親思いな発言も素敵だし、日本語も話せるというから、日本映画でも活躍できるかも。©2020 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved. Cinemax(R)and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.アジア男子…エンタメ界でアジアの男たちの勢いが止まらない。SNSやストリーミングサービスの普及で、その熱狂は国境を超えますますグローバルなものになっている。ドラマ『2gether』がツイッターで世界トレンド1位になり、タイのBLドラマに沼落ちする人が続出という一大ムーブメントを巻き起こしているのを筆頭に、俳優としても目覚ましい活躍を見せるボーイズグループメンバーや、華流イケメンの台頭など、今、アジア男子に世界が夢中!※『anan』2020年9月30日号より。取材、文・山縣みどり(by anan編集部)
2020年09月29日世界の主要都市には必ずチャイナタウンがあるように、マーケットの規模が圧倒的な華流ドラマ。若手イケメン俳優も次々に登場していて、必ずや好みのタイプが見つかるはず。「新しいスターが続々と出てくる中国は、どの作品にも若手が出ています。ドラマや映画を見て気になった若手はぜひチェックを」(編集者、ライター・小俣悦子さん)小俣さんの推しは中国の『陳情令』と、台湾の『時をかける愛』『HIStory』。「日本でも『陳情令』が放送され最終回近くは毎週のようにツイッターのトレンド入り。原作のBL小説はアジア圏のみならずロシア、中南米でも人気に。『時を~』や『HIStory』も国境を超えて話題に」。華流イケメンの台頭はますます盛り上がりそう。いま注目のアジア男子のなかから、華流イケメンたちをご紹介!グレッグ・ハン(TAIWAN)タイムスリップが軸となるラブミステリー『時をかける愛』で注目度UPのグレッグ。「一人二役の演じ分けが上手く、物語も面白い。ブレイクをきっかけに中国へ進出しているので、さらに注目が高まりそう」(編集者、ライター・川口恭子さん)。「金馬奨の作品賞など5部門受賞の『ひとつの太陽』での兄役など一目置かれる存在でした。日台合作ドラマ『路~台湾エクスプレス~』放送中に“あのイケメンは誰?”とSNSで話題に。『時を~』では確かな演技力で魅了」(小俣さん)©Fox Networks Group Asia Pacific Limited, Taiwan Branch & Three Phoenixes Production Co. Ltd. All right reserved.リー・シエン(CHINA)『ダイイング・アンサー~法医秦明』で注目され、『Go!Go!シンデレラは片想い』でブレイクしたリー。女子大生トンの心をかき乱す孤高のeスポーツ王者ハンの性格や集中力はリー自身に近いそう。ティーン女子だけでなく、その母親層をも虜にし、“国民のボーイフレンド”的存在に!「ドラマで演じた、硬派なツンデレ男子がハマり役。ワイルドな見た目なので、今後アクション作品にも挑戦してほしい」(川口さん)写真・Getty Imagesフェンディ・ファン(TAIWAN)高校時代に学園ドラマ『課間好時光一年二班』でデビューし、大学卒業後に出演の『HIStory2 越界~君にアタック!』でブレイク。ドラマでは様々に変わる表情を見せていてファンは胸キュン。「目鼻立ちのはっきりしたイケメンで、『HIStory2 越界~』では不良少年からバレーボールに打ち込む高校生を演じています。主演した青春映画『下半場(原題)』で台湾のアカデミー賞である金馬奨新人俳優賞を獲得」(小俣さん)©CHOCO Media Co., Limitedリン・イー(CHINA)16歳で北京体育大学に入学し、競技ダンスを専攻中の21歳。「フレッシュイケメン。アイドル育成番組出身で、ドラマ『あったかいロマンス』で知名度を上げた新人俳優」(小俣さん)。『あったかい~』は、突然、同居となった天才理系男子ウェイイーと平凡女子モーの恋を描く王道ラブストーリー。ウェイイーは運動が苦手という設定だったが、新作ドラマ『玲瓏(原題)』では抜群の運動神経を生かしたアクション演技に挑戦。©2019 Tencent Penguin Pictures(Shanghai) Co.,Ltdソン・ウェイロン(CHINA)モデル兼俳優で、主演ドラマ『働く女子流ワタシ探し』がNetflixで配信中。「モデルから俳優まで幅広くこなす若手スター。凛々しい顔立ちと抜群のスタイルで、中国のみならず世界を魅了!」(川口さん)。「顔の存在感がすごい。しかも脚長で、スタイルが良く、劇中でも地ベタ座りをしているだけでも画になる。韓国ドラマ『トキメキ成均館スキャンダル』の中国リメイクドラマ『漂亮書生(原題)』も期待」(小俣さん)写真・Getty Imagesデレック・チャン(TAIWAN)台湾では“国民の弟”と称され、すでに大人気のデレック。「スラッと背が高く、優しくピュアな印象で表情豊かな演技が魅力です。ラブコメドラマ『年下のオトコ』では、年上女性に振り回される、頼りなさげな主人公役で母性をくすぐった。『いつでも君を待っている』では祖父が営むよろず屋を継ぐ元エリート会社員を温かく演じている。台湾らしい魅力にあふれたハートフルなドラマなので、おすすめです」(小俣さん)写真・Getty Imagesウー・レイ(CHINA)子役として活動し、『ときめき 旋風ガール※』でアイドル的人気を獲得。『スマート・チェイス』でオーランド・ブルームの相棒を演じたり、チャン・イーモウ監督の『SHADOW/影武者』にも出演。「『琅や榜~麒麟の才子、風雲起こす』(「や」は王+邪)でブレイクし、製作費100億円、動画再生回数58億回突破の『蒼穹の剣』の主役に抜擢。凛とした佇まいやキレのいいアクションに注目。中国時代劇ブームを牽引する存在になりそう」(川口さん)*タイトルの※はハートマーク写真・Getty Imagesアジア男子…エンタメ界でアジアの男たちの勢いが止まらない。SNSやストリーミングサービスの普及で、その熱狂は国境を超えますますグローバルなものになっている。ドラマ『2gether』がツイッターで世界トレンド1位になり、タイのBLドラマに沼落ちする人が続出という一大ムーブメントを巻き起こしているのを筆頭に、俳優としても目覚ましい活躍を見せるボーイズグループメンバーや、華流イケメンの台頭など、今、アジア男子に世界が夢中!おまた・えつこ編集者、ライター。編プロで数年、出版社で10年勤務の後フリーランスに。台湾が大好きで『台湾エンタメパラダイス』(キネマ旬報社)20号分を企画・編集。その他『華流日和』『華流スター&ドラマガイド2020』(共にコスミック出版)などを編集。かわぐち・きょうこ編集者、ライター。1989年生まれ、愛知県出身。映画・ドラマをこよなく愛し、ファッション誌でカルチャーニュースを執筆中。ステイホームをきっかけに、人生最大のアジアブーム到来。やりたいことは、ドラマ『梨泰院クラス』と『2gether』のロケ地巡り。※『anan』2020年9月30日号より。取材、文・山縣みどり(by anan編集部)
2020年09月28日