実写版映画『進撃の巨人』のワールドプレミアが7月14日にアメリカ・ロサンゼルスで行われた。原作は累計販売部数4,000万部を超える大人気マンガ、場所もハリウッドにある歴史的な劇場エジプシャン・シアターだけあって、多くの観客や報道関係者が駆けつけた。世界中の注目を浴びたこのお披露目会で、主役のひとりを演じている女優の水原希子はサンローラン(SAINT LAURENT)のドレスを纏い登場した。15-16AWの『PUNK COLLECTION』で発表され、ランウェイ上でも喝采を浴びたこのドレス(88万5,000円)は、胸元をギャザーの入ったオーガンジーが彩り、絞られたウエストから下はたっぷりとしたフレアが優雅に揺れる。万華鏡のようにプリントされたサイケデリックな色柄からは、華やかな印象を受けつつも創造性を掻き立てられてしまう。足元には、こちらもサンローランの「FETISH」という名のショートブーティ(16万5,000円)を合わせた。ホール数の多いレースアップで、ロックテイストあふれる1足だ。どちらも70年代グラムロックをモダンに甦らせた、サンローランらしいアイテムとなっている。
2015年08月04日女優の石原さとみらが1日、都内で行われた『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年8月1日前編、9月19日後編公開)の初日舞台あいさつに登壇した。背中が大きくあき、脚には大胆なスリットの入ったドレスで登場した石原。「今日を迎えられてすごくうれしです」と感謝する一方で、「すごく不安で怖かったりもして、今日ここで何を言おうか昨日いろいろ考えていました」と緊張感を伝えた。完成した作品については、「映画が好きな人、原作が好きな人、そして原作を知らない人にも好きになってもらえるように愛をもって作ってきました」と自信をのぞかせ、「その思いが届けられれば」と期待を寄せる。この日は、客席後方からキャスト陣が登場する演出。石原に続いて登場したピエール瀧が、「階段を下りながら、まさかの石原さんのスカートを踏んでしまうという失態をおかしてしまった」と告白し、「これ女優さんにやっちゃだめじゃないですか。しかもあそこで。どうせだったら舞台上で踏んだほうがおもしろかったでしょうけど、あそこで踏んでしまって迷惑をかけた。そういうやらかす自分を駆逐していきたいですね」と劇中のセリフにかけたコメントで会場を沸かせた。終盤に行われたクロストークでは、石原は「完成した作品の公開日前日は不安で眠れなくて、『ハンジ』ってネットで検索してしまう自分がいて…」と意外な一面を披露。「もっと毅然と堂々と『私が楽しかったんだからいいじゃん』ぐらいの吹っ切れた感覚になれたらいいんですけどね」と悩みを明かした。舞台あいさつには2人のほか、三浦春馬、水原希子、本郷奏多、長谷川博己、松尾諭、桜庭ななみ、三浦貴大、樋口真嗣監督らが出席。イベントの最後には、超大型の巨人着ぐるみと共にキャストが客席に立ち、フォトセッションも行われた。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。国内では332館、427スクリーンでの上映が決定しており、日本以外にも83の国と地域で上映されるという。
2015年08月02日この夏、最大の話題の実写化プロジェクト『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が8月1日についに公開。主演の三浦春馬をはじめ、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、樋口真嗣監督が舞台あいさつに登壇した。『進撃の巨人』舞台あいさつ/その他の写真諌山創の人気コミックの前後篇の2部作での実写化となるが、全世界発行部数5千万部超とあって海外の注目も高く、この日の時点でアジア、北米、中南米、オセアニア、ヨーロッパの計83の国と地域での配給決定が発表された。人気原作の実写化とあって、製作発表時から期待や歓迎の声だけでなく様々な反応にさらされてきたスタッフおよび俳優陣。主演の重責を担った三浦は、昨夜は「1回起きちゃいました…。変な汗かいた(苦笑)」と明かす。原作の人気キャラクターであるハンジを演じた石原も「前日は眠れない。“ハンジ”と検索したり、みんなのリアクションを気にしちゃう自分がいる」と偽らざる胸の内をうかがわせるが、それでも「製作サイドは何年も前から、私たちも1年以上前から撮影に臨み、愛をもって作ってきました。その思いは届けられたかなと思います」と自信を持って作品を送り出した。また、映画オリジナルキャラクターで最強の男・シキシマを演じた長谷川には早速、客席から「シキシマ隊長!」と歓声が飛び、これには長谷川も笑顔を見せた。ようやく前篇の公開にこぎつけた樋口監督も客席の反応にホッとした表情。上映後には客席から拍手がわき起こったが、監督は「楽屋にいてスタンバイしてたんだけど僕だけスタイリストがついてなくて…『襟が曲がってる』とか『お腹引っ込めろ!』とか言われてて、(拍手が)聞こえなかった」と語ると、客席からはもう一度、割れんばかりの拍手が起こり、これには樋口監督も恐縮した様子で頭を下げた。三浦は最後に「夏は始まったばかり。特別な夏にしていただければと思いますので、今後とも『進撃の巨人』をよろしくお願いします」とアピール。『HERO』、『バケモノの子』などがヒットを記録しており、洋画も『ジュラシック・ワールド』、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』といった大作が今後公開となる中で、本作がどこまで興行成績を伸ばせるか注目が集まる。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』公開中『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』9月19日(土)公開
2015年08月01日女優の水原希子らが1日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年8月1日前編、9月19日後編公開)の初日舞台あいさつに胸元の大きくあいたドレスで登場し、会場を沸かせた。客席後方からのキャスト登場に、会場は大きな拍手で包まれた。「こんなにたくさんの方に来ていただけてうれしい」と胸をなでおろした水原が、「会場のこの熱気は、みなさんきっと楽しんでいただけたんですよね?」と投げかけると、客席からは特大の拍手が送られた。各出演者の紹介に続いて行われたクロストークでは、それぞれの「駆逐したいもの」「越えたい壁」がお題に。水原は「こうやって舞台で人前に立つのが苦手なので、あがり症を少しでもなくしたい」と意外な悩みを告白すると、すかさずピエール瀧が「大丈夫です。あがり症の人はそんなセクシーなドレスは着てません!」とコメントし、会場の笑いを誘った。動揺する水原が「『横目で見るから』って瀧さんがずっとおっしゃるんですよ!』と舞台裏のやりとりを明かすと、ピエール瀧も「今日は(自分の立ち位置が)"ベスポジ"にいるなと思うんですよ」と得意げ。列の最右端の位置から熱い視線を送っていた。この日は2人のほか、三浦春馬、本郷奏多、長谷川博己、松尾諭、桜庭ななみ、三浦貴大、石原さとみ、樋口真嗣監督らが出席。イベントの最後には、超大型の巨人着ぐるみと共にフォトセッションも行われた。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。国内では332館、427スクリーンでの上映が決定しており、日本以外にも83の国と地域で上映されるという。
2015年08月01日アニメ・実写など幅広い枠で話題を呼ぶ人気コミック『進撃の巨人』の公式スピンオフとして、原作累計発行部数180万部を超える『進撃! 巨人中学校』が2015年10月よりTVアニメ化されることが決定した。人類と巨人との壮絶な戦いを描き、世界の謎に迫っていく「進撃の巨人」に対し、本作の舞台はその名の通り中学校。5年前に起きた忌まわしい事件をきっかけに、巨人を全世界から駆逐することに燃えるエレンは、幼なじみのミカサとともに「進撃中学校」へ入学する。なんとそこは、人間と巨人が共に通っているうえに、「巨人に逆らってはいけない」という校則が存在していた……!■TVアニメ『進撃! 巨人中学校』ストーリー概要今日から中学一年生。学校中、いや世界中の巨人を駆逐してやる! そんな夢と希望を胸に入学式の朝を迎えたエレンはさっそく寝坊してしまう。幼馴染のミカサに起こされ、遅刻ギリギリに家を飛び出すエレンは通学路を爆走するなか、サシャ、ジャン、コニーといった他の小学校出身者たちと出会う。「ここが進撃中学校か」エレンたちが見上げる先にはそびえ立つ巨大な壁と校門。ここをくぐれば入学式が待っている。しかし、エレンは知らなかった。この学校には、人間は決して巨人に逆らってはいけないという校則があることを。果たしてエレンは巨人を駆逐することができるのか?!?TVアニメ化にあたり、監督は井端義秀氏、シリーズ構成は後藤みどり氏、キャラクターデザインは八尋裕子氏、アニメーション制作はProduction I.Gがそれぞれ担当する。TVアニメ『進撃! 巨人中学校』は2015年10月より、MBSほかにて放送開始予定。(C)中川沙樹・諫山創・講談社/「進撃!巨人中学校」製作委員会
2015年07月31日公開を目前に控えた超大型実写版映画『進撃の巨人』から、本編では描き切れなかった“人類存亡を賭けた巨人との闘い”に挑む兵士たちの闘いを描いた新作ドラマ「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」が映像配信サービス「dTV」にて配信決定。8月15日(土)の配信日に先駆け本作の予告編映像が公開された。100年以上前、突如現れた巨人たちに、人類の大半は喰われ、文明は崩壊した。この巨人大戦を生き残った者たちは巨人の侵攻を防ぐため、高さ50メートルの巨大な壁を三重に築き、その内側で生活圏を確保して平和を保っていた。そんなある日、突如現れた超大型巨人の出現によって、ささやかな平和さえも脆くも崩れ去った――。物語は超大型巨人の襲撃から10か月後、対巨人との闘いに向けて集められた兵士たちが、日々訓練を重ねているところから始まる。巨人に壁を破壊されて以来、壁の修復は人々にとって悲願となっていた。そのため、政府は貴重な税金を、対巨人用の“兵器開発”の研究費に充てていた。また、兵器隊長“ハンジ”は、人間の倍以上も大きい巨人と闘うために、弱点を探るべく独自の“巨人研究”に明け暮れていた。巨人の出現によって、家や、愛する家族を失った兵士たちは、巨人への反撃を誓い壮絶な日々を過ごしていた…。実写版映画を製作・配給する東宝映画と「dTV」とのパートナーシップにより実現した本プロジェクトでは、映画本編では描けなかった巨人との闘いに挑む兵士たちの姿や、「立体機動装置」など対巨人用の兵器開発に隠された秘話を全3話で配信。兵器隊長“ハンジ”を演じる石原さとみを始め、桜庭ななみ(サシャ)、渡部秀(フクシ)、武田梨奈(リル)ら映画版と同じ豪華キャストが再集結することでも話題だが、新キャラクター“イズル”を平岡祐太が演じるなど本作ならでは見どころも十分だ。今回、公開された映像では“ハンジ”の巨人研究の実態や研究室に隔離された巨人の姿が見られる。また、兵士たちによるアクションや立体機動装置が完成するに至るまでの開発秘話が語られる様子が映し出され、和楽器とロックバンドの融合で人気の「和楽器バンド」が担当する主題歌「反撃の刃」が本映像を盛り上げる。樋口真嗣総監督を始め製作陣にも日本映画界・特撮界が誇る各分野の最高峰のスタッフが集まった本作。映画本編を観る上でも欠かせないエピソード満載なので、映画本編と併せて楽しんで。「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」は8月15日(土)よりdTVにて配信開始。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は2015年8月1日(土)、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日国際的な人気を博すコミックを2部作で実写化した『進撃の巨人』。LAプレミア、国内5大都市でのプレミア同時開催など、大作ひしめくサマーシーズンに文字通り“進撃”の狼煙を上げた同作だが、原作を知らなくても楽しむことはできるのだろうか?試写に足を運んだ。100年以上前に突如現れた巨人によって、人類の多くが“喰われ”文明は崩壊した世界。生き残った人々は三重に築いた巨大な壁の内側で、平和を謳歌するが、再び巨人たちが襲来する。こうした世界観は、震災や原発事故を経験し、安全神話の崩壊を目の当たりにした日本人の心情に訴えかけるパワーと説得力があり、意外とすんなり受け入れられた。通過儀礼を重ねる主人公の青春ストーリーでもあり、現代人が抱える閉塞感にも共鳴している。最大の見せ場は、やはり特撮を駆使した映像世界だ。CGゴリゴリのハリウッド大作に対抗し、日本のお家芸である特撮をもって勝負する構図は、まさに物語とリンクした「巨人VS人類」そのもの。CGでは表現しきれない“生々しさ”が巨人の恐怖をあぶり出し、人類にとって「心臓を捧げる」に値する脅威であることが見事に印象付けている。もちろん、VFXも併用されており、日本独自のハイブリッドな質感は、海外のファンに新鮮に映るはずだ。一方、ダークファンタジーの空気と、日本人俳優の相性の悪さを感じてしまうのも事実。これは原作イメージとの比較やキャスティング、演技の良し悪しといった、いわゆる“コレジャナイ感”とはまったく別次元のお話。もっと生理的な「何か、むずがゆい…」というレベルの違和感であり、それを克服するには、映画本編98分(前編)という上映時間は短いのかも。演じる側にとっても、原作キャラとの距離感が難しかったのではないか。とはいえ、実写版『進撃の巨人』は、原作を知らなくても(知らないから?)、十分楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっていた。原作ファンの間では早速、賛否両論が巻き起こっていると聞くが、バラエティ豊かな話題作がそろった今夏の映画シーンでは、異色の存在感だ。話題性の割には、なかなか興行的な結果が伴わない“邦画の2部作商法”に対しても、『進撃の巨人』前後編の成績次第で、一定の結論が下されることだろう。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は2015年8月1日(土)、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Ryo Uchida)
2015年07月30日そこは巨人の口の中。アルミンが飲みこまれまいと必死の形相でもがく。原作のファンにはおなじみのあの名シーンが、実写ならではの生々しさでスクリーンに映し出される。「全編を通じて、一番イヤなシーンでした(苦笑)」。本郷奏多は過酷な撮影を振り返りつつ、同時にこのシーンを撮ることができた喜び、そして手応えを口にする。「原作の中でもすごく大切なシーンですので、それをほぼそのまま出来たのはすごく嬉しかったです」。まるで自分が巨人に食べられようとしているかのような恐怖とおぞましさと興奮!そこにこのプロジェクトの意義が凝縮されている。全世界での発行部数5千万部を超える諫山創の人気漫画を前後篇の二部作で実写化した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。オファーが届く以前から原作漫画の大ファンだったという本郷奏多が、キャラクターや巨人の描写、立体機動装置による飛行、そして、おそらくは原作ファンが最も不安を覚えているであろう原作からの物語の改編などについて、たっぷりと語ってくれた。壁に囲まれた世界で暮らす人類と壁の外から突如やってきて、残酷なまでの力の差でもって平穏な日常を文字通り踏みつけ、破壊していく巨人たち。人類と巨人の戦い、そして巨人の存在の“謎”を描くという点では原作と同じだが、実写版では原作にない新たなキャラクターを登場させると共に、本郷さん演じるアルミンや主人公のエレン(三浦春馬)、ミカサ(水原希子)などのおなじみのキャラクターのディティールにも変更を加え、物語の設定などでも大小様々な改編が行われている。「やはりキャスト陣もスタッフも日本人ですから、最初にこれを実写化すると聞いた時から、原作の設定や物語をそのままなぞるのは無理だろうと思ってました。最初に台本を読んでみて、『なるほど、こう来たか!』という感じで、非常によくできているなと思いましたね。例えば、超大型巨人が出てきますが、原作でそこに深く関わってくるキャラクターが、今回の映画では出てこないんです。つまり、必然的に(映画の中の)別の人物がその役割を担っているということ。どこまで言っていいのか…(笑)。原作を好きな方にとっても、新しい物語を見るという楽しみ、先が読めないという楽しみが増えているはずです」。先日の完成披露の際、キャストの一人であるピエール瀧が、これから映画を見る観客に「みなさん、半分は巨人を見に来てるんでしょ?」と語り期待を煽っていたが、まさに気になるのは巨人!本郷さんの目から見てその仕上がりは?「やはり、実写で巨人が人間に向かってくると、絶望感が半端ないです(笑)!漫画やアニメでは実際の世界と比べると当然、いろんな描写がデフォルメされていますが、それを実写で描くとなると、巨人の体液など細かいディティールが必要であり、リアルに巨人がいたらどうなるのか?というのがぶつけられてくるので、見ていると本当に気持ち悪いんです。巨人だけでなく、例えば生きている人間を真っ二つにちぎってしまうのとかも、漫画やアニメなら少ない色のグラデーションで表現されていてまだ耐えられるんですけど、実際にそれが実写になると、こういうことなのか!という恐怖が際立ちますね」。ちなみに、冒頭で紹介したアルミンが巨人の口の中に吸い込まれていくド迫力シーン。巨人の巨大な口のセットが作られ、実際に食べられながら撮影された…。「口があって、中には大きな舌もあって、ゴムかシリコンかでできていて、その下に人が入って動かして、蠕動(ぜんどう/“食べ物”を下へと送ろうとする消化器官の運動)させるんです。上からはローションが流れてきて、ウォータースライダーの発射口みたいな感じで…。(小道具として)人の服の切れ端とか、指のかけらも流れて来るし、もう謎でしたね(苦笑)。春馬くんと一緒だったんですが、夜中の3時とかにそんなことやりつつ『これ、何なんだろうね…?』って(笑)。でも、出来上がったのを見たら、ピンチ感が本当にハンパないんです。象徴的なシーンだなと思います。実際、僕以外の人は、わりとあっさりと食われてしまったり、死んだりしてて、そういうあっけなさは、命なんて一瞬でなくなっちゃうんだよってことを伝えてくれていいんですけど、あのシーンの『やべえ!やべえ!』って引っ張ってるところはドキドキしながら見てほしいです」。この巨人の恐怖に立ち向かう上での人類の最大の武器となるのがワイヤーによって自由に空間を移動することができる“立体機動装置”である。腰に下げた装備のかっこよさもさることながら、それを実際に使用する飛行シーンはスピード感にあふれている。「アニメーションの立体機動装置による移動シーンがものすごく出来がいいんですよね。ビュンビュン飛び回ってて正直、アニメの動きを実写で超えるのはなかなか難しいんじゃないかと思ってたんです」と本郷さんは当初、抱いていた懸念を明かすが、その心配は杞憂に終わった。鍵となったのはワイヤーの存在。「普通の日本のアクション映画でもワイヤーアクションはありますが、いかにも“吊っちゃってる”という感じが出てしまい、観ていて醒めちゃうことが結構あったんです。でも、今回に関しては、そもそも立体機動装置というのがワイヤーを使って飛び回るものなので、ワイヤーがすごくいいところでマッチしていて、吊るされている感があるからこそ逆にいい!この設定だからこそできることであり、アクションの完成度はメチャメチャ高いです!」。これまで、幾度となく人気漫画の実写化作品に参加してきたが、今回はこれまで以上の大きな挑戦となった。そこで感じたのはプレッシャー以上に大きな喜び。「お金と時間をかけて、このタイトルだからこそ集まった一流のスタッフ陣が『進撃の巨人』の世界を作り上げていく――その熱量が本当にすごかった。そこに参加させていただけるというのはなかなかないことであり、本当にすごい経験でした」。アルミンに関して「会社で中間管理職の立場にいたら、活躍すると思うんですよね」とポツリと漏らす。「広い視野で状況を理解できるというのが、他の人にはないアルミンの特徴かなと思います。他はみんな、自分のことしか考えてないような人ばかりなんでね(笑)。実はそこは、僕自身とも割と近い部分なのかなとも思います」。もしも、本郷奏多が『進撃の巨人』の世界に放り込まれたら、どんな生き方をする?「そうですね…僕は意外と運動神経もいいし、勉強もすればできる方かなと思うので、必死に頑張っていい成績を収めて、中央に配属されて、安全なところで暮らしますね(笑)。調査兵団には絶対に入りません!頭脳派というよりはずる賢くて小さいんです。保身のための努力ならいっぱいできると思うので、頑張って、なるべく壁から離れた内側の世界に行って暮らします(笑)」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年07月29日コカ・コーラシステムは7月27日、「紅茶花伝 ロイヤルミルクティー ~癒しとくつろぎのセリフボトル~」の第2弾キャンペーンとして、漫画・アニメ『進撃の巨人』とコラボレーションしたパッケージを発売した。同キャンペーンは"頑張る君に、ロイヤルな紅茶と癒しのセリフで上質なくつろぎを"というコンセプトのもと、勇気や励ましをくれる人気漫画およびアニメ作品とコラボレーションしたもの。第1弾では、漫画『のだめカンタービレ』『FAIRY TAIL』とコラボレーションしたパッケージを期間限定で販売した。第2弾となる今回は、『進撃の巨人』のパッケージデザイン全5種類を展開。デザインには、リヴァイ、エレン、ミカサ、アルミン、ハンジを採用。それぞれ同商品を飲みながらくつろぐ姿を描いている。さらに、背面のQRコードを読み取ると各キャラクターの声優たちによる録(と)り下ろしのオリジナルボイス"癒しのひとこと"が聞けるほか、各パッケージのイラストをスマートフォン用の壁紙としてダウンロードできる。対象商品は、470mlペットボトル(税別151円)と280mlペットボトル(税別124円)。販売は10月下旬までを予定(なくなり次第終了)。(C)諫山創・講談社 / 「進撃の巨人」製作委員会
2015年07月27日一心堂本舗は、同社の大ヒット商品「デザインフェイスパック」シリーズの新商品として、大ヒットコミック「進撃の巨人」とコラボした「進撃の巨人 フェイスパック」と映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」デザインの「マーベル・フェイスパック」のふたつを発売する。販売開始は7月24日。販売店舗は東急ハンズ全店、羽田空港、通信販売ほか。価格は各900円(2枚入り)。このたび新たに販売される「進撃の巨人 フェイスパック」は、別冊少年マガジンで連載中の人気コミック「進撃の巨人」とのコラボレーションによって生まれたフェイスパック。 物語の引き金となった「超大型巨人」と知性と俊敏な身体能力を兼ねそなえた「女型の巨人」の顔がリアルに再現され、フェイスパックで美しくなりながら巨人になりきれるというユニークな商品だ。海外ファンが多いこと、日本のクールジャパンを代表する作品としての評価も高いこと、ビューティ誌「VOCE」の付録として販売された際の反響が大きかったことなどから、このたびレギュラー商品化が決定したという。一方、「マーベル・フェイスパック」は、7月4日より全国で公開されているスーパーヒーロー映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の「アイアンマン」と「キャプテン・アメリカ」をデザインしたフェイスパック。 全世界で映画史を塗り替える大ヒットを記録しているマーベルの「アベンジャーズ」シリーズは、 今後デザインフェイスパックの海外展開を進める上で無視できない作品であると考え、製作を決意したということだ。価格はどちらも900円(2枚入り)。主な成分はヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、ビタミンC誘導体等。なお、同社のフェイスパックシリーズは、「『日本を代表する顔』を世界に紹介するブランド」というコンセプトで展開されており、東京ミッドタウン主催のデザインコンペ「Tokyo Midtown Award」より生まれたヒット商品「歌舞伎フェイスパック」を筆頭に、「上野動物園動物フェイスパック」、 「劇団四季キャッツフェイスパック」、「山本寛斎 ファッションフェイスパック」、「ジョジョの奇妙な冒険フェイスパック」、「KISS フェイスパック」など、さまざまなジャンルとのコラボ商品を展開し、発売から1年5ヶ月で累計101万個を売り上げている。
2015年07月24日8月1日より大分県立美術館(大分県大分市)で「進撃の巨人展 WALL OITA」が開催されるにあたり、7月23日よりまちのいたるところで巨人やエレン、ミカサ、リヴァイら調査兵団に出会うことができる「進撃の巨人展 WALL OITA」フォトラリーが随時展開される。同展は『別冊少年マガジン』で連載中の漫画「進撃の巨人」をテーマにした展覧会で、大迫力のオープニングシアターや原画展示超大型巨人展示などを予定している。展示期間の8月1日~8月30日に合わせて実施するフォトラリーでは、JR大分駅をはじめとした会場周辺地区を"マチナカ区"と設定し、駅舎を襲う超大型巨人やアーケードの頭上を飛び交う調査兵団の姿などのフォトを、街のいたるところで見ることができる。フォトスポットは全部で13カ所あり、「調査兵団なりきりミラー@アミュプラザおおいたトイレ」と、「バトル・オブ・フォーラス@大分フォーラス」は7月23日より展開されている。フォトラリーMAPはアミュプラザおおいたやまちなか案内所などで配布する。01. 電子の壁を目撃せよ@JR大分駅構内ここでしか見られないデジタルサイネージ広告を展開(住所:大分県大分市要町1-1)。02. 調査兵団なりきりミラー@アミュプラザおおいたトイレ巨人がトイレにまで進撃。調査兵団の印象的な台詞が書かれた鏡の前に立つことで、まるで自分がしゃべっているように見える仕掛けになっている(住所:大分県大分市要町1-14(JR大分駅直結))。03. 調査兵団ショッピングバッグを入手せよ! @アミュプラザおおいた「進撃の巨人展 WALL OITA」の入場チケットとアミュプラザおおいた内で購入した税込2,000円分のレシートをセットにしてアミュプラザおおいた内インフォメーションカウンターに持参すると、限定ショッピングバッグがプレゼントされる(住所:大分県大分市要町1-14(JR大分駅直結))。04. JR大分駅屋上に超大型巨人出現原作の冒頭シーンをほうふつとさせる超大型巨人がJR大分駅に登場(住所:大分県大分市要町1-1)。05. まちなか案内所、巨人ビジュアルに陥落大分のガイドマップを配布し観光拠点となっているまちなか案内所にも、調査兵団の姿が(住所:大分県大分市末広町1丁目(朝日生命ビル前))。07. バトル・オブ・フォーラス@大分フォーラス大分のシンボル、大分フォーラスの正面外壁に登場するオリジナルビジュアル(住所:大分県大分市中央町1-2-7)。06. もてなしの心を捧げよ!08. 巨人Tシャツを目撃せよ!09. 飛べ! 調査兵団商店街の各店舗には「進撃の巨人展」とのコラボポスターを掲出。さらに、スタッフが「まちなか巨人Tシャツ」を着ているほか、一部店舗や商店街通路では巨人を駆逐すべく飛び回る調査兵団にも会えるかも。10. 囚われのエレンたち@大分銀行赤レンガ館大正2年(1913)に建造され国の登録有形文化財として知られる赤レンガ館に囚われているのは……(住所:大分県大分市府内町2-2-1)。11. ウォール・マチナカ@ガレリア竹町内「ギャラリー01」ガレリア竹町商店街内にある「ギャラリー01」が「ウォール・マチナカ」としてオープン。部屋一面の壁は来訪者が自由にメッセージを書き込めるスペースとなっている(住所:大分市中央町3-6新大分土地第7ビル1F)。12. OPAM壁外も見逃すな! @大分県立美術館本展の会場となっている大分県立美術館は屋外に、ここでしか見られないオリジナルビジュアルが(住所:大分市寿町2-1)。13. おさる館、巨人ビジュアルに陥落高崎山自然動物園おさる館の窓からこちらをのぞく大型巨人の姿を目撃せよ!(住所:大分県大分市神崎3098-1)。※画像はイメージ。実際とは異なる可能性や、天候その他の状況により各企画の日程や内容が変更となる場合もある
2015年07月23日女優の石原さとみらが21日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアに出席した。石原は「やっと皆さんにお見せできるという喜びとともに、この私の愛してやまない作品が評価されるという怖さに、昨日あまり寝付けませんでした」と不安を抱えてきたことを吐露。続いて「原作でもアニメでも、魅力的なハンジさんを演じられてとても幸せです」と感謝を述べ、「原作に登場しているキャラクターを演じている役者陣は、(原作のキャラクターとの)比較対象になるとは思うのですが、どうかみなさん、あら探しをするのではなく、できれば(原作者の)諫山さんが描いたキャラクターの持つ魅力と可能性を信じて期待して見てもらえたら」と観客に訴えた。MCから撮影について聞かれると、「ジャンとかサンナギ、サシャ、アルミンは目を合わせて芝居をするシーンはあったんですけれど、ほかのみなさんとは基本的にはあまり絡みがなくて、ほとんど一緒のシーンがありませんでした。それが残念でしたね」と明かす。さらにMCからの「汚しのメイクやホコリがすごかったと聞いたのですが、石原さんの"女子力"的にはいかがでしたか?」には、とまどいながらも「『失恋ショコラティエ』というドラマが終わったあとにこの映画がクランクインしたので、真逆の役が演じられて逆に吹っ切れました」と回答。石原は、ドラマで"女子力"全開の小悪魔キャラを演じていた。役作りについても、「ドラマでは髪の毛もトリートメントしてきれいだったんですが、ハンジはすごいボサボサの髪型なので、あえてダメージを与えたりしました」と、個性的な役どころならではの苦労があったようで、「叫ぶシーンが多かったので、口を開けて叫ぶシーンの時には砂とか砂利とか粉が入ってしまい、毎回うがいをする必要がありました」とハードな現場を振り返った。この日は石原のほか、三浦春馬、水原希子、長谷川博己、本郷奏多、三浦貴大、松尾諭、桜庭ななみ、ピエール瀧、國村隼、樋口真嗣監督が出席した。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。映画は、日本以外にも63の国と地域で上映されることが決定している。
2015年07月22日女優の桜庭ななみらが21日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアに出席した。作中の癒やし系キャラクター・サシャを演じた桜庭。「サシャは本当にずっと食べることを考えていて、撮影中もたくさん食べました」と食欲旺盛なキャラクターの一面を振り返り、「原作にも登場するキャラクターなので、原作のイメージを大切にしながら」と演じる上で意識した点について語り、「スタッフ・キャストが、いい作品の完成に向けて頑張りました。みなさん最後まで楽しんでいってください」と呼びかけた。また、撮影中のエピソードを聞かれ、「装着していた装備が重かったです。全部で10キロぐらいありました」と明かし、「座り方とかをみんなで研究しながら、一番どの座り方が楽かというのをみんなで力を合わせて頑張りました」と現場のほのぼのとしたやりとりを披露。MCも「そこから団結心が生まれたのかもしれませんね」とチームワークのよさに感心していた。この日は桜庭のほか、三浦春馬、水原希子、長谷川博己、本郷奏多、三浦貴大、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼、樋口真嗣監督が出席した。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。映画は、日本以外にも63の国と地域で上映されることが決定している。
2015年07月22日女優の水原希子らが21日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアに出席した。本作でヒロインのミカサを演じた水原。「今日は本当にこんなにたくさんの方に来ていただけて本当にうれしいです」と感謝を述べ、「私はこの映画を初めて見た時に、すごく圧倒されました。これは日本のみならず、世界の人にも楽しんでいただけるはず」と自信をのぞかせた。MCから、特に苦労した点について聞かれると、「ミカサは戦うシーンが多くて、アクションが多かったです」と過酷な現場を振り返り、「6メートルぐらい高さから逆さ吊りにされて、ヒュッと急降下してから立ち上がって歩かないといけないシーンがありました」と印象に残っているシーンを挙げた。その手本となる動きを見た後には、「私、3分後はあそこにいるんだ…」という覚悟が必要。「もう、それが毎日続いたので、毎日毎日が窮地に立たされて。やったことがないことをやってのける日々でした」とハードな撮影ぶりをうかがわせた。この日は水原のほか、三浦春馬、長谷川博己、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼、樋口真嗣監督が出席。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。映画は、日本以外にも63の国と地域で上映されることが決定している。
2015年07月21日俳優の三浦春馬、水原希子、石原さとみ、本郷奏多らが21日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアに出席した。舞台あいさつには三浦のほか、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼、樋口真嗣監督が出席。ステージには作品の世界観を意識した巨大な"壁"が設けられ、キャストたちが炎とともに現れると、約4,000人の観客からは大きな歓声が上がった。主人公のエレンを演じた三浦は、「今もっとも日本で有名、そして力を持っている『進撃の巨人』を原作に実写版を撮らせていただけること、そしてその作品に主演として参加させていただけたこと、本当に感謝しております」と観客に向けてあいさつした。先日ハリウッドで行われたワールドプレミアについて質問された三浦は、「ニュースや映画でしか見たことがなかったハリウッドに行けたことが単純にうれしかったです。現地のお客さんたちは歓声を『フー!』とか『ホウ!』とか映画の感想を感情で表現してくれるのが新鮮でした。初めて、"息を飲む"という行為を音で感じることができました」と貴重な体験を振り返った。質疑応答を終え、最後のコメントを求められた三浦は「カミングアウトしたいと思います」と前置きしながら、「監督から、作品の役作りに役立つからとDVDを3本渡されたんです。『時計じかけのオレンジ』(1971年)、『シャイン』(1996年)、『クロニクル』(2012年)だったんですが、理解をするのが難しく、参考にできませんでした。ずっと黙っていたんですが…、素直になれなくてすみませんでした!」と明かし、会場を沸かせる場面も。フォトセッションを終えて退場する際には、客席に向けて一人深く頭を下げ、会場を後にした。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。映画は、日本以外にも63の国と地域で上映されることが決定している。
2015年07月21日上野と浅草にて開催されるコメディ映画の祭典「したまちコメディ映画祭in台東」にて、実写版『進撃の巨人』の特殊造型プロデューサーや、斎藤工主演『虎影』の監督を務めた西村喜廣を講師に迎えた「進撃の西村喜廣特殊造型講義」の開催が決定した。9月18日(金)~22日(火・祝)に開催される、文化芸術の街「上野」と喜劇発祥の地「浅草」を舞台に繰り広げられるコメディ映画の祭典「したまちコメディ映画祭in台東」(以下、したコメ)。いとうせいこうが総合プロデュースを務める本映画祭は、先日報じられた北野武のイベント出演決定や、メインビジュアルを水木しげるが担当するなど、大きな注目を集めている。このほど決定した西村氏の講義は、監督や脚本家といった映画人を講師に迎え、映画をより深く楽しむ企画「映画講義」として、2年ぶりの開催となる。講義では、実写版『進撃の巨人』の撮影裏話や、水崎綾女演じるヒアナの溶けるメイクの秘密など、特殊造型プロデューサーの視点で、映画制作の裏側が語られる。さらに今回は、映画と連動して8月から配信される、dTVオリジナルドラマ「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」で、西村氏が監督を担当した第3話を上映。8月公開の映画と連動した内容で、前後編2部作の実写版映画では描き切ることのできなかったエピソードを中心に、登場人物たちにフォーカスした内容になっている。「進撃の西村喜廣特殊造型講義」は、9月21日(月・祝)11:00より東京国立博物館 平成館にて開演。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年07月15日オールは7月14日、Chrome OSベースの新しいデジタルサイネージデバイス「Chromebox Commercial」と「Chromebase Commercial」、Chrome管理コンソール(CMC : Chrome Management Console)を、2015年8月から発売すると発表した。両機種は、AOPEN社がGoogleのChrome OSをベースに開発したもの。「Chromebox Commercial」は、交通運輸をはじめとする公共施設や店舗、不特定多数の顧客へ告知が必要な場所で効果的なデジタルサイネージを実現する。一方「Chromebase Commercial」は、タッチパネルと一体型の端末で、パネルは19インチと22インチの2サイズから選択可能。セルフサービス情報端末などで威力を発揮するという。また、Chrome管理コンソール(CMC)は、多数のChrome OSデバイスを管理コンソールから集中管理できるWebベースの管理ソフト。アプリの導入や資産・ユーザー管理などが簡単に行え、ユーザーグループの設定によりグループごとの管理も可能だ。なお、Chrome OSベースのデジタルサイネージデバイスは、両機種ともにオープン価格となる。
2015年07月15日映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』に出演する本郷奏多が7月7日(火)、東京ドームで行われたプロ野球の「巨人VSヤクルト」の試合で試合前の始球式に登板。見事にストライクを投げ込んだ。諌山創の大人気漫画の実写版として注目を集める本作と読売ジャイアンツの“巨人”つながりによるまさかのコラボレーションが実現!映画の中では主人公のエレンと共に巨人に戦いを挑むアルミンを演じている本郷さんだが、この日は巨人軍のユニフォーム(背中には“ARMIN”と映画の公開日である8月1日にちなんで“0801”の番号!)に身を包み、東京ドームのマウンドに立った。巨人軍のスターティングメンバーが守備について盛り立てる中、本郷さんは黒いグローブを手にマウンドへ。ワインドアップからキャッチャーの相川亮二選手が構えるミットめがけて投げられたボールは右バッターの外角に決まりストライク!一見、華奢な本郷さんの見事な投球に、スタンドはどよめき、拍手と歓声がわき起こった。始球式の後、報道陣の取材に応じた本郷さんは、無事にストライクを投げ込んだことでホッとした表情。「ちゃんと(ストライクが)入る速さで投げました。たくさんの観客のみなさんとプロの選手に囲まれて緊張しましたが、よかったです」と語り、自己採点を求められると「100点でいいと思います!」と満足げにうなずいた。普段、大学時代の友人たちと結成した草野球チーム「ポメラニアンズ」でプレイしているそう。ポジションは「監督(笑)。普段はバッティングピッチャーで、あだ名は“バッティングセンター”です。早くも遅くもない球を投げてます」と自虐的に語るが、それだけにストライクを投げ込む自信はあったよう。本番前には東京ドームのブルペンで投球練習も行い「TVで見て知っている選手や原(辰徳)監督も見られて嬉しかったです。まさかポメラニアンズから東京ドームのマウンドに立てる人間が出るとは…(笑)」と笑いを誘っていた。前篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日(土)より公開。後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は9月19日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年07月07日現在公開中のアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の舞台あいさつ"4日、東京・新宿バルト9で行われ、主要キャスト陣とスタッフが登壇した。今回は、1万人を越える応募の中から選ばれた400名の観客がこの日の舞台あいさつに詰めかけ、大歓声の中、リヴァイ兵長役の神谷浩史、エルヴィン団長役の小野大輔、荒木哲郎監督、原作者の諫山創氏の4人が登壇。登場するやいなや、神谷が「おい……これは一体どういう状況だ?」と『劇場版前編』でのリヴァイ登場シーンを本編さながらに再現すると、会場から大きな歓声が沸き上がった。作品を通して一番記憶に残っていることを聞かれると、神谷は「TVシリーズが始まる際に荒木監督が『この作品は自分の中ですごい大きなスケールで完成しそうなので、皆さんもご協力お願いします』と仰っていたことが印象的でした」と振り返り、「それを聞いて、自分もそんな作品に携われていることが誇りに思います」と心境を吐露。また、演技面で苦労したことについて小野は「最初は"エルヴィン"というキャラクターが分からず不安でしたが、原作でも徐々にその人間性が分かってくるようになり、『前進せよ!』のシーンでも人間的なところを出しました」と明かしていた。そして、諫山氏は「この作品はたくさんの人々が関わり、いろいろな苦労をかけてきた作品」と本作の完成を祝福。続けて「今改めて見るとそういった苦労が滲み出ている作品だと感じております」と述べると、荒木監督も「原作も豊かな心が入っている作品だっただけに、アニメでもその部分を生かすことができて良かった」と伝え、「これからもいい作品を作っていきたいです」と舞台あいさつを締めくくった。『進撃の巨人』は、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月から連載スタートした諫山創氏による人気漫画で、8月7日にはコミックス第17巻が発売される。2013年4月~9月にはTVアニメ(全25話)が放映され、同年末の「NHK紅白歌合戦」にアニメ版の主題歌が選出され大きな話題となった。2014年11月22日から、TVアニメの第1話~第13話を新タビングによる5.1chリマスターした総集編『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』が公開され、Blu-ray初回限定版(9,720円)&通常版(5,184円)、DVD初回限定版(8,640円)&通常版(4,104円)がポニーキャニオンから発売中。そして、『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の4D版(体感型シアターシステム)での上映が、8月29日より全国20館で公開される。また、三浦春馬が主演を務める実写版の映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前後編)が、8月1日と9月19日に連続公開される。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2015年07月06日2015年8月1日に前編、9月19日に後編が公開される『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』』の完成報告会見が2日、長崎県・軍艦島(端島)にて行われ、主演の三浦春馬、水原希子、石原さとみ、本郷奏多、そして樋口真嗣監督が出席した。約1年ぶりに島を訪れたというエレン役の三浦は、「本作のクランクインをしたこの『軍艦島』で、こうして完成報告会見をしに戻ってこられて、とても幸せな気分でいっぱいです」とあいさつ。撮影中には、島のもつ歴史を肌で感じていたようで、「そんな中で撮影した本作ですので、映像はもちろんのこと、音も含めて大迫力の作品となりました」と自信をのぞかせた。ヒロイン・ミカサを演じた水原は、「こうして撮影をした地に戻ってこられたことがとてもうれしいですし、とても不思議な気持ちです」とコメント。「クランクインの際、島に足を踏み入れた瞬間に、この空間に圧倒されました」と振り返るとともに、「エンターテインメント性にあふれた作品に仕上がったと思いますので、ぜひとも楽しんでください」と作品の魅力を伝えた。「いままでいろいろな会見をしてきましたが、海の目の前で会見をすることは初めて」と話すハンジ役の石原は、「クランクインをするときは、島にむかう船の中で、不安とプレッシャーに押しつぶされそうになっていましたが、今こうして無事に完成して、ここで会見をできることにホッとしていますし、とてもうれしい気持ちでいっぱいです」と感無量の様子。石原は、8月15日よりdTVで配信されるスピンオフドラマ『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』にも出演しており、「1年近く『ハンジ』という役と向き合ってきたので、本当に勉強して、研究しました。出来上がった作品を見て『ハンジ』と付き合えてよかったと感じることができました」と、役に対する思い入れもひとしおのようだった。軍艦島での異例の会見に「映画のスケールの大きさを感じています」と語るアルミン役の本郷は、「原作大ファンだったので、少し不安もありましたが、間違いなく自信をもって届けられる作品になりました。特撮で撮影した巨人の生物感を大きいスクリーンでご覧ください!」と見どころをアピールした。そして、軍艦島をロケ地に選んだ樋口監督は「この『軍艦島』はただの廃虚ではなく、ある日、突然人がいなくなってそのまま放置されている場所で、まさに『進撃の巨人』の世界観にフィットした、"哀しくて美しい場所"です」と本作との共通性に触れ、「本当に無理を言ってお願いして撮影させてもらった場所なので、こうしてここで会見できてとてもうれしい」と感慨深げに語っていた。さらに、サプライズで原作者・諫山創氏からのコメントも到着。『進撃の巨人』のアイデアを19歳で考えついた時から、諫山氏には「物作りのプロの方たちに、この物語を作ってほしい」との思いがあったという。今回の実写化でやっとその宿願が実現されるにあたり「原作の枠を取っ払ってほしい」と依頼し、「ビルの上で生活する人類」や「主人公がジャン」など、あえて原作とは違う設定を提案。それらは採用はされなかったものの、原作に縛られない、広い視野での物語の創作を望んでいた。そして、完成した本作について諫山氏は「巨人の恐怖や迫力がすごかったです。それだけではない巨人の愛らしさも出ていて、とても興奮しました」という率直な感想とともに、「映画化は、原作を再現することではなく、面白い作品を作ることが目的であるべきだと思っています。そしてそれはこの映画で達成されたのではないかと思っています」と作品を絶賛している。このコメントに三浦は「すっごくうれしいコメントですね! ありがとうございます!」と感動しきり。水原も「安心しました」と安堵の表情を浮かべ、本郷は「これでさらに自信を持って宣伝していける! と思いました」と力強いコメント。樋口監督も「ジーンとしちゃいました!」と感激している様子だった。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築する。映画にはほかにも、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)らが出演する。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年07月03日7月2日、『マツダオールスターゲーム2015』の監督推薦メンバーが発表された。セ・リーグを率いる原辰徳監督は、巨人・菅野智之、ルーキーの巨人・高木勇人、阪神・藤浪晋太郎らを選出。工藤公康監督は、パ・リーグからロッテ・涌井秀章、楽天・松井稼頭央らを選出した。これで、『オールスター』出場全選手が出揃った。マツダオールスターゲーム2015 チケット情報『オールスター』出場メンバーは以下の通り(※◎=ファン投票、○=選手間投票、△=監督推薦)。セ・リーグ先発・◎○黒田博樹(広島)、中継ぎ・◎山口鉄也(巨人)、抑え・◎山崎康晃(DeNA)、投手・△菅野智之(巨人)、△高木勇人(巨人)、△藤浪晋太郎(阪神)、△呉昇桓(阪神)、△前田健太(広島)、△大野雄大(中日)、△田中健二朗(DeNA)、△バーネット(ヤクルト)、捕手・◎會澤翼(広島)、○阿部慎之助(巨人)、△中村悠平(ヤクルト)、一塁手・◎新井貴浩(広島)、○ロペス(DeNA)、二塁手・◎○菊池涼介(広島)、三塁手・◎○川端慎吾(ヤクルト)、遊撃手・◎○鳥谷敬(阪神)、内野手・△田中広輔(広島)、△ルナ(中日)、△山田哲人(ヤクルト)、外野手・◎○筒香嘉智(DeNA)、◎丸佳浩(広島)、◎○梶谷隆幸(DeNA)、○雄平(ヤクルト)、△鈴木尚広(巨人)、△平田良介(中日)パ・リーグ先発・◎○大谷翔平(日本ハム)、中継ぎ・◎バリオス(ソフトバンク)、抑え・◎松井裕樹(楽天)、投手・△武田翔太(ソフトバンク)、△西勇輝(オリックス)、△ディクソン(オリックス)、△宮西尚生(日本ハム)、△吉川光夫(日本ハム)、△涌井秀章(ロッテ)、△増田達至(西武)、△十亀剣(西武)、△髙橋朋己(西武)、捕手・◎○嶋基宏(楽天)、△炭谷銀仁朗(西武)、一塁手・◎○中田翔(日本ハム)、二塁手・◎○浅村栄斗(西武)、三塁手・◎○中村剛也(西武)、遊撃手・◎○今宮健太(ソフトバンク)、内野手・△松田宣浩(ソフトバンク)、△中島卓也(日本ハム)、△クルーズ(ロッテ、)外野手・◎○柳田悠岐(ソフトバンク)、◎○秋山翔吾(西武)、◎糸井嘉男(オリックス)、○清田育宏(ロッテ)、△角中勝也(ロッテ)、△松井稼頭央(楽天)、指名打者・◎○森友哉(西武)『マツダオールスターゲーム2015』のチケットは第1戦・7月17日(金)・東京ドーム、第2戦・7月18日(土)・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島ともに7月3日(金)午前10時に一般発売。
2015年07月02日三浦春馬主演の実写版『進撃の巨人』の8月1日(土)の公開を前に、実写版とアニメ版のWキャストが対談を行うなど大きな盛り上がりをみせる「進撃の巨人」。この度、アニメ『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』が6月27日公開されたのを記念して、主人公エレン役を務める声優・梶裕貴と、エレンに負けず劣らずの人気を誇るキャラクター・リヴァイ役を務める声優・神谷浩史の、「進撃の巨人」では初となるスペシャル対談が実現した。原作は、全世界累計発行5,000万部を突破した「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中の諫山創による大ヒット漫画。アニメ第1期は2013年に放送され、圧倒的な世界観と完成度の高い映像で爆発的な人気に。2016年には全世界のファン待望の第2期の放送が決定しており、今後ますます「進撃の巨人」ワールドが世界を進撃させること間違いなしだ。世界中のファンが待ち望んだ本作の劇場版後編は、TVシリーズの14話~25話をベースに主人公・エレンら調査兵団と巨人の戦い、彼らが巨人の謎に迫っていく様が描かれ、さらに、新規カットも含まれているとか。ファン必見の仕上がりだという本作について、梶さんと神谷さんがその胸の内を語ったスペシャル対談から、一部内容をご紹介。――後編の見どころについてお話をしていただければと思います。神谷さん:エレンが人類を初の勝利に導くところで前編が終わって、後編は「勝利を得た代償」みたいな話からスタートするので、前後編でよく分けられているし、「進撃の巨人」はよくできた作品だなと改めて思いました。後編はリヴァイが活躍するシーンが前編に比べて大幅に増えています。巨人と戦う準備をしていた前編に対して、後編は戦いの準備ができて、いよいよ壁外に出ていく。急に世界が広がったような印象がありますね。梶さん:個人的には、リヴァイ班の面々との何気ないシーンから凄惨な最期まで、そのどれもが印象に残っているシーンです。先日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに取材に行かせていたんですが…「進撃の巨人・ザ・リアル」というアトラクションで、リヴァイ班の面々が殺されてしまった瞬間がクロノイドになって展示されていたんですね。「死」というものは、あくまで想像の中でお芝居して、どれだけ生々しく表現して実感していただけるかが大事だと思うのですが、今回、精巧に作られたクロノイドによって表現されたキャラクターたちの死に様を見て、より悲しかったですし、「死」というものの怖さを非常に強く感じました。改めて劇場版の後編を見て、彼らの存在はより大きくなるんじゃないかと思います。――リヴァイの活躍シーンが大幅に増えるという後編ですが、梶さんとしてはリヴァイにどんな印象がありますか?梶さん:圧倒的ですね(笑)。エレン役として色々な表舞台に立たせていただくときも、リヴァイの激しい人気を感じますし(笑)。みんなリヴァイ大好きなんだな、って。神谷さん:不思議だよねえ(笑)。梶さん:まあ、それはさておき、やはり強さや存在感は圧倒的だと思います。原作を読んでいるときもそうですし、お芝居をしていてもそうでしたけど、審議場でのシーンは恐怖すら感じました。別に悪意はないんでしょうけど、それが逆に怖いという印象を受けたので、何をしても勝てない存在だと思います。――その圧倒的な存在感は、神谷さんのお芝居からも感じましたか?神谷さん:言いづらいよね(笑)。梶さん:いや圧倒的です(笑)。僕個人的には、神谷さんがリヴァイのような役を演じられているのはあまり見たことがなかったのですが、最初に「リヴァイ役は神谷さんです」と聞いたときに、不思議とすんなりと受け入れられたのは……何ででしょうね?リヴァイ的なものを感じるからですかね?(笑)。それはわからないですが、勢いやパワーで押すのではない「柔の強さ」みたいなものをお芝居からも感じましたし、神谷さんご自身の印象もそれに近いものがあります。神谷さん:まあ、リヴァイの神経質なところは僕も理解できるんですよ。僕もそういうタイプの人間だから。ただ、それ以外のところで共感を得られるかと言われれば、かなり難しいですね。――神谷さんからご覧になって、エレンを演じる梶さんの姿はどのように映っていらっしゃいますか?神谷さん:いや、恐ろしいですよね。梶君という人間を僕は正確に知っているわけではないけれども、本当に恐ろしいなと思います。まず、持ってくる熱量が全然違うんですよね。独特な熱量を持っているから、それを正しい音にしていく作業は音響監督からしたら大変なんだと思うんです。それを三間音響監督が正しい方向に導いていく作業を見ていて、F1みたいな高度なスポーツを見させられている感覚にたまに陥ります。そうやって何かを懸けられる人って何人もいるわけじゃないと思うから、声優として活躍している梶君の現状って、ある意味で当たり前だと思うんですよ。あまりにもいろんなことができすぎる故に、心配にはなりますよね。能力がある人はどんどん忙しくなるべきだと思うし、そういう人が関わることによって作品のクオリティーも上がっていくんですけど、でもやっぱり梶裕貴はひとりしかいないから、その辺はすごく心配です。梶さん:いやいや、そんなそんな…。神谷さん:「進撃の巨人」をやらせてもらっているなかで、「トップランナーって、こうじゃなくちゃいけないんだな」という背中は見せてもらっています。梶さん:…変な汗が出てきた(笑)。日頃から、嘘はおっしゃらない方だとは思っていますけど…。いや、ありがたいお言葉をいただいたので、より気を引き締めねばなと思います。――では、後編を上映する映画館に足を運ばれるであろうファンの方へ向けて、メッセージをいただけますでしょうか。神谷さん:インタビュー中にも言いましたが、非常によくできた前後編になっていることは間違いないと思いますので、より濃縮された2時間を楽しんでいただきたいなと思います。たぶん、いちばん見ていただきたいのはTVシリーズに乗り遅れた人たちですよね。これを見て詳しく知りたいなと思った方は、原作ないしTVシリーズを見ていただけるといいなと思いますし、そうじゃないとしても、「進撃の巨人」を知るためにはとても優れた入門編だと思うので、ぜひ劇場で見ていただければ幸いです。梶さん:前編の舞台挨拶のときに毎回お聞きしていたのですが、「初めてこの作品をご覧になられる方」という質問に対して、大勢の方が手を挙げられていたんですね。それがうれしかったんです。タイトルは耳にしたことがあるけど観る時間がなかったりだとか、怖いというイメージが先行していたせいで内容をご存じなかった方々がこの劇場版を機に、作品に触れてくださったわけですから。なので、そういった方々も含めて後編を観に来ていただけるとうれしいなと思います。『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月29日2015年8月1日に前編、9月19日に後編が劇場公開される実写版『進撃の巨人』と連動したオリジナルドラマ作品『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』が、8月15日よりdTVで配信されることが明らかになった。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口真嗣監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフ、そしてエレン役の三浦春馬、ミカサ役の水原希子、ハンジ役の石原さとみら注目の俳優陣が集結して制作されている。映画と連動した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』は、劇場版の世界観を継承しつつ、超大型巨人の襲撃から10カ月後の世界が舞台。映画では描ききれなかった、巨人との闘いに挑む兵士たちの姿が描かれる。加えて、劇場版では明かされずにいた「立体機動装置」などの対巨人用兵器の開発秘話、そして兵器隊長・ハンジが行っている「巨人研究」に隠された秘密が語られるという。さらに本作では、俳優の平岡祐太が演じる新キャラクター・イズルも登場。詳細は明らかになっていないものの、イズルが物語にどのように関係していくのかも見どころの一つになっている。そのほかにも劇場版と同じく、ハンジ役の石原さとみをはじめ、桜庭ななみ(サシャ)、渡部秀(フクシ)、武田梨奈(リル)らキャストが再集結し、樋口真嗣総監督をはじめ日本映画界・特撮界が誇る各分野の最高峰のスタッフが制作を担当。監督は、第一話を『謝罪の王様』(2013年)助監督の足立公良監督、第二話を『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』特撮監督の尾上克郎監督、第三話を『虎影』(2015年)監督の西村喜廣監督が務め、脚本は『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』に引き続き渡辺雄介氏が担当する。また、本作の主題歌には和楽器とロックバンドを融合した"新感覚ロックエンターテインメントバンド"「和楽器バンド」が書き下ろした最新曲「反撃の刃」の起用が決定。同バンドは、箏や津軽三味線など「和」を取り入れた和楽器バンドの斬新な音楽で、ミュージックビデオ「千本桜」のYouTube再生回数が2200万回を突破し、今年5月にはデビュー2年目にしてグループ初の海外単独公演も実施するなど国内外でも高い評価を受けた。楽曲は、物語で描かれる兵士たちの巨人に対する闘争心が込められた歌詞と、パワフルで疾走感のあるサウンドが印象的なものに仕上がっている。(C)諫山創・講談社/BeeTV
2015年06月29日公開初日を迎えたアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の初日舞台あいさつが27日、東京・新宿バルト9で行われ、主要キャストとスタッフが登壇した。この日の舞台あいさつには、全国から4万人を越える応募があり、その中から選ばれた420名で来場。本作の主人公エレン・イェーガー役を務め、調査兵団のジャケット姿を羽織った梶裕貴は、身に付けたマントを放り投げるパフォーマンスを見せると、会場はファンたちの黄色い歓声に包まれた。ステージには、梶に加え、ミカサ・アッカーマン役の石川由依、アルミン・アルレルト役の井上麻里奈、荒木哲郎監督の4名が登壇し、作品についてさまざまなトークを繰り広げた。ようやく初日を迎えたことに対して、梶は「TV放送開始から3年経って、やっと作品を客観的に見れるようになりました」と感慨深げに心境を吐露。「特にこの主役の声をやっている人、叫びまくっているけど、声大丈夫かなって(笑)」と、自身のことを他人事のように話して会場を沸かせた。また、作品を作り続けた荒木監督は、「キャストの皆さんがそれぞれのキャラクターに似てきたというより、それぞれのキャラクターがキャストの皆さんのキャラに似てきましたね」と、本作を通じてキャラクターの成長を感じ取っていたことを明かした。会場には、映画の大ヒットを記念した約1メートルの巨大な巨人の顔の形をしたくす玉が用意されており、会場全員でのカウントダウン。その後梶による「進撃開始!!!」という号令でくす玉が割られ、会場は大きな拍手で包まれながら幕を閉じた。なお、本作の舞台あいさつは、関東近郊ほか大阪・名古屋など、全国17カ所で行われる。『進撃の巨人』は、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月から連載スタートした諫山創氏による人気漫画で、8月7日にはコミックス第17巻が発売される。2013年4月~9月にはTVアニメ(全25話)が放映され、同年末の「NHK紅白歌合戦」にアニメ版の主題歌が選出され大きな話題となった。2014年11月22日から、TVアニメの第1話~第13話を新タビングによる5.1chリマスターした総集編『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』が公開され、Blu-ray初回限定版(9,720円)&通常版(5,184円)、DVD初回限定版(8,640円)&通常版(4,104円)がポニーキャニオンから発売中。また、三浦春馬が主演を務める実写版の映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前後編)が、8月1日と9月19日に連続公開される。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月28日樋口真嗣監督が壮大なスケールで描く人気アニメの実写化『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』。このほど、映画と完全連動したドラマ「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」が、8月15日(土)より映像配信サービス「dTV」にて配信されることが決定した。このほど配信が決定したdTVオリジナル「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」は、前後篇2部作で公開される映画では描ききれなかった“人類存亡をかけた巨人との闘い”に挑む兵士たちの姿を描いた作品。物語は超大型巨人の襲撃から10か月後、対巨人との闘いに向けて集められた兵士たちが、日々訓練を重ねているところから始まる。巨人に壁を破壊されて以来、壁の修復は人々にとって悲願となっていた。そのため、政府は貴重な税金を、対巨人用の“兵器開発”の研究費に充てていた。また、兵器隊長“ハンジ”は、人間の倍以上も大きい巨人と闘うために、弱点を探るべく独自の“巨人研究”に明け暮れていた。巨人の出現によって、家や、愛する家族を失った兵士たちは、巨人への反撃を誓い壮絶な日々を過ごしていた…。本作には、兵器隊長“ハンジ”を演じる石原さとみをはじめ、実写版映画にも出演する豪華キャスト陣が再集結するほか、平岡祐太が演じる新キャラクター“イズル”など、本作でしか見ることのできない、ドラマならではの見どころもも。全三話で描かれるのは、ハンジの“巨人研究”に隠されたある秘密、立体機動装置の発明秘話など、映画を見る上でも欠かせないエピソード満載だ。そして、本ドラマの主題歌を、和楽器とロックバンドを融合した”新感覚ロックエンタテインメントバンド”「和楽器バンド」が担当する事が決定。箏や津軽三味線など「和」を取り入れた「和楽器バンド」の斬新な音楽は、国内外でも高い評価を受けている。同じく世界中に熱狂的なファンがいる「進撃の巨人」の主題歌を、「和太鼓バンド」なら最大限に表現してくれるだろうという製作側の意向から今回のコラボレーションが実現した。今回の主題化決定にあてて、「和太鼓バンド」でギターを担当する町屋は「実は『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』という作品タイトルを知ったのは楽曲タイトルを『反撃の刃』と名付けた後でした。偶然か、必然か『反撃』というワードがクロスオーバーしたのも感慨深いです」と、自身も大ファンだと語る本作の主題歌制作への思いを語っている。邦画史上最大級のスケールで描く本格アクション大作として大きな注目を集める本作。今回決定のドラマも含め、さらなる盛り上がりをみせそうだ。「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」は8月15日(土)よりdTVにて配信開始。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は2015年8月1日(土)、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月26日諫山創原作の人気アニメ『進撃の巨人』に登場する超大型巨人が貯金箱となった『進撃の貯金 超大型貯金箱』の予約受付が、6月26日13時より「プレミアムバンダイ」にてスタートする。2015年9月発送予定で、価格は25,920円(税込)。『進撃の貯金 超大型貯金箱』は、人類の防壁を破り巨人たちの侵入の引き金となった巨人「超大型巨人」の形をした超ビックサイズの貯金箱。サイズは、推定60mといわれる「超大型巨人」の約100分の1スケール(全長約60cm)で、人類の防壁を破ったシーンをそのまま立体化している。貯金箱には1円、5円、10円、50円、100円、500円硬貨を100枚投入可能(合計金額:66,600円)。商品価格は25,920円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は、2015年8月31日23:00。商品の発送は、2015年9月を予定している。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月26日2015年8月1日に前編、9月19日に後編が公開される実写版『進撃の巨人』の立体機動アクションシーンを捉えた最新予告動画が23日、公開された。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口真嗣監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築する。これまでに公開された特報動画がYoutubeですでに350万回以上も再生されるなど、世界的に注目を集めている。90秒の映像ではついに、俳優・三浦春馬演じるエレンたち調査兵団のメンバーが、立体機動装置を駆使して戦う戦闘シーンが公開された。原作に登場する立体機動装置は、対巨人用に開発された兵器で、アンカー付きのワイヤを目標に向けて打ち出し、それを高速で巻き取ることによって空中での移動を可能にしている。映像では、襲い来る巨人たちの周囲を縦横無尽に飛び回り、スピード感のあるアクションで攻撃を行うエレンたちの姿のほか、巨人同士が格闘する大迫力のシーンも捉えられている。さらに本作は、映画の中にいるようなリアルな映像体験を楽しめるプレミアムシアター「IMAX」に加え、体感型で映画を見ることができる「4DX」「MX4D」「D-BOX」などアトラクション型、体感系興行も含めた4種類同時の特別興行を実施することが決定。これら4種類同時の実施は、邦画史上初の試みとなる。映画には、三浦春馬(エレン)や水原希子(ミカサ)をはじめ、本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、石原さとみ(ハンジ)、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)らが出演する。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年06月23日実写映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇(8月1日、9月19日連続公開)と、『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』(6月27日公開)の『進撃の巨人』2大映画の公開を記念し、実写映画版&劇場アニメのダブルキャストによるインタビューが行われた。その模様は、6月23日より発売される講談社18誌で順次掲載され、今回その一部が先行で公開されている。公開されたインタビューは、実写版で主人公・エレンを演じた俳優の三浦春馬×劇場アニメでエレンの声を担当した声優の梶裕貴、原作でも人気の高いキャラクター・ミカサを実写版で演じた水原希子×アニメ版の石川由依という組み合わせ。役柄に対する思いはもちろん、撮影中の意外なエピソードも明かされた。実写版での演技の参考にするために、梶が声優を務めたTVアニメ版を何度も見たという三浦。対する梶も、事前に実写映画を見てインタビューに臨んだ。三浦がアニメ版について「最初は『参考にするシーンだけ……』と思っていても、面白くて見続けちゃうんですよ」と告白すると、梶は「そう言っていただけると、出演者として本当にうれしいです」と笑顔を見せた。お互いにエレンを演じた上での苦労について、梶が「エレンは叫んでいるセリフが多いので、声帯への負担も大きく、喉のメンテナンスが大事だと痛感しました」と語った一方、三浦は「一番キツかったのは砂ぼこり」と実写ならではの要素を挙げ、「撮影の時は、小さな発砲スチロールや砂を巨大な扇風機のような機械で飛ばしてほこりを表現しているんですが、それが顔にばしばし当たるんです」とエピソードを披露した。さらに対談では、三浦が梶に声優の道に進もうと思ったきっかけを尋ねるなど、踏み込んだ話題も。梶が「『声優という職業は、努力すれば何事も全て自分の力になる』という言葉を知って目指し始めたのがきっかけです」と明かすと、それを聞いた三浦は「『頑張っていることが全部、自分の力になる』というのはすてきですね」と、その言葉に感動した様子だった。一方、本作のヒロインであるミカサを演じた水原と石川。水原が「ミカサって口数が多くないですから、ちょっとした一言に表現されるものが多くて、私も演じてて難しさを実感しました」と語ると、石川も「確かにミカサって感情の起伏がそんなにないんですが、その中にいろいろな気持ちが込められているんですよね」と同じ役柄に抱いた印象を共有する。また、実写版の撮影前には石川から水原に激励のメッセージが送られていたことが明らかに。それについて石川は、「別の作品で御一緒した方が、実写映画でハンジ役を務められている石原さとみさんとお友達だったんです。それで実写映画版でハンジを演じられているという縁で、『ミカサ役の水原さんにメッセージを』って流れになって…」とその内幕を語る場面もあった。両作の原作である『進撃の巨人』は、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月から連載スタートした諫山創氏による人気漫画。『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』は、TVアニメの第14話~第25話を新ダビングによる5.1chリマスターでまとめたもので、2014年11月に公開された『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢』の続編となる。一方の 実写映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇は、原作者・諫山氏の監修のもと、樋口真嗣監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。共演には本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、石原さとみ(ハンジ)、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)らが出演する。なお、三浦×梶のインタビューは『週刊少年マガジン 2015年31号』(7月1日)、『なかよし 8月号』(7月3日発売)、『月刊少年マガジン 8月号』(7月6日発売)、『別冊少年マガジン 8月号』(7月9日発売)、『FRaU 8月号』(7月12日)に掲載。水原×石川のインタビューは『ViVi 8月号』(6月23日)、『デザート 8月号』(6月24日)、『月刊アフタヌーン 2015年8月号』(6月25日)に登場する。さらに、実写版でアルミンを演じた本郷奏多×アニメ版の井上麻里奈、実写版ハンジの石原さとみ×アニメ版の朴璐美、実写版監督の樋口真嗣氏×劇場アニメ監督の荒木哲郎氏らによるWインタビューも順次公開されるという。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年06月18日全世界累計発行部数5,000万部を超える超人気コミック「進撃の巨人」。この度、アニメ『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』が6月27日(土)より、実写版『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』前後篇が8月1日(土)、9月19日(土)より公開されるのを記念して、実写映画版と劇場アニメのWキャスト&W監督によるインタビューが実現。エレン役を務める三浦春馬と、声優・梶裕貴、そしてミカサ役を務める水原希子と声優・石川由依の対談模様の一部が解禁された。原作は、「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中の諫山創による同名漫画。2013年にはアニメ第1期が放送され、その完成度の高い映像で話題を集めた。2016年にはアニメ第2期の放送が予定されており、その人気と勢いは留まるところを知らない。そして、満を持して発表された実写化では、主演の三浦さんを始め、水原さん、石原さとみ、本郷奏多、長谷川博己、ピエール瀧、監督は樋口真嗣という豪華スタッフ&キャスト陣が集結し、全世界大注目の本作の世界を描き出す。今回、アニメ版と実写版で“「進撃の巨人」ワールド”に携わったキャスト陣の夢の対談が実現。前述したエレン役、ミカサ役のWキャストに加え、アルミン役・本郷さんと声優・井上麻里奈、ハンジ役・石原さんと声優・朴ロ美、さらに、樋口監督と荒木哲郎監督(劇場アニメ監督)という超大型対談が続々と登場。そのインタビューの内容の一部がこの度明らかとなった。主演を務める三浦さんと梶さんの“Wエレン・スペシャルインタビュー”では、互いの撮影秘話について語った。――三浦さんは原作だけでなく、テレビアニメも全話ご覧になっているんですよね。三浦さん:演技の参考にと、テレビアニメ版を何回も観ていました。最初は「参考にするシーンだけ…」と思っていても、面白くて観続けちゃうんですよ。梶さん:そういっていただけると、出演者として本当に嬉しいです!僕も実写映画版を観させていただいたんですが、迫りくる巨人の姿を見て、実写映画ならではの不気味さを感じました。撮影は相当大変だったんじゃないですか?三浦さん:一番キツかったのは砂ぼこりでしたね。撮影のときは、小さな発砲スチロールや砂を巨大な扇風機のような機械で飛ばしてほこりを表現しているんですが、それが顔にばしばし当たるんです。――梶さんも劇場アニメの収録では、ご苦労されたのでは?梶さん:テレビシリーズの収録で僕が苦労したのは、喉のケアでした。テレビアニメのアフレコは、1話あたり通常3~5時間くらいかかるんですが、エレンは叫んでいるセリフが多いので、声帯への負担も大きく、喉のメンテナンスが大事だと痛感しました。三浦さん:梶さんは、なぜ声優の道を進もうと思われたんですか?梶さん:小学生の頃は「将来の夢のために頑張る」ことが好きで、3日ごとに夢が変わったりしてました(笑)。その後、「声優という職業は、努力すれば何事も全て自分の力になる」という言葉を知って目指し始めたのがきっかけです。三浦さん:「頑張っていることが全部、自分の力になる」というのは素敵ですね。またミカサ役の2人は、実写映画撮影時に石川さんから水原さんへエールを送ったという間柄だそう。ここではそれぞれの作品の印象について改めて明かした。――劇場アニメと実写映画版をご覧になった印象はいかがでしたか?石川さん:ミカサとか、エレンとか、キャラクターの名前は原作と共通しながらも、実写映画版らしいお話になっていて。テレビアニメにもあったシーンが盛り込まれていたりして、原作やテレビアニメを知っている人も、あらためて楽しめそうだなって思いました。水原さん:ありがとうございます(笑)。私は撮影前にテレビアニメを観たときは、「これをどうやって映像化するんだろう?」っていう不安がすごくて(笑)。――劇場アニメのミカサに対しては、どんな印象を抱かれましたか?水原さん:ミカサって口数が多くないですから、ちょっとした一言に表現されるものが多くて、私も演じてて難しさを実感しました。石川さん:確かにミカサって感情の起伏がそんなにないんですが、その中に色々な気持ちが込められているんですよね。水原さん:実写映画のミカサは、抱えているものが違うんですよね。でも原作のミステリアスな雰囲気はそのまま伝えたかったので、そこをリンクさせることを色々考えました。ファン必見のスペシャルインタビューの全貌は、6月23日発売の「ViVi」8月号を皮切りに、「週刊少年マガジン」「なかよし」「FRaU」「VOCE」など講談社18誌で順次掲載とのこと。アニメ『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』は6月27日(土)より公開。前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日(土)より、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月18日セガ・ライブクリエイションは6月27日~9月30日、「進撃の巨人Attack on Titan in JOYPOLIS」を東京ジョイポリス(東京都港区)にて開催する。同イベントは、映画『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の公開を記念したコラボレーション企画となる。期間中は、同館「1stFloor」に回転しながら高さ7mまで上がるアトラクション「ハーフパイプトーキョー」が登場。同アトラクションには、巨人を叩き切るイメージ装飾や作中の登場キャラクターが声を掛けてくる演出などが組み込まれており、調査兵団の一員として戦闘に参加している感覚を楽しめるとのこと。料金は800円(パスポート利用可)。メインステージでは、東京ジョイポリス限定オリジナルのコンテンツ「進撃の巨人 Attack on Titan in JOYPOLIS スペシャルショー」を大画面で上映する。内容としては、"TV1期ダイジェスト編"と"キャラクター紹介編"の2種類を予定。また、超大型巨人が突然現れるタイムイベントも用意している。上映は1日4回となる。また、メインステージ前では「リヴァイ」の等身大フィギュアの展示を予定している。「リヴァイ」の等身大フィギュアは2014年にも登場し、ファンの間で精巧さが話題となったという。今回はオリジナルボイスが楽しめるギミックや、立体機動装置も付いているとのこと。「3rdFloor」の「フレームカフェ」では、「リヴァイ兵士長の紅茶ケーキ」(650円)や「ジャンボ思い出のオムオム」(950円)、「調査兵団新兵メニュー」(950円)、「調査兵団上官メニュー」(1,500円)といったコラボレーションメニューを用意する。なお、各メニューに全13種のクリアコースターが1枚付く。「2ndFloor」の「D-ラウンジ」では、オリジナルタンブラー付きの「サシャのチーズチリドックセット」(1,700円)のほか、各キャラクターのイメージカラーを使用した「カラードリンク」(各450円)も販売する。「1stFloor」の「JP STORE」では、同施設の描き下ろしメインビジュアルやオリジナル"ちみキャラ"を使った缶バッジ、トレーディングラバーストラップなど限定オリジナルグッズを多数取りそろえる。そのほかにも、館内回遊型アトラクションやカーニバルゲーム、オリジナルフレームでの写真撮影、スタンプラリーなども予定している。また、エントランス窓口では同イベントとコラボレーションした限定ノベルティパスケースとセットになった限定チケット3種を販売。数量限定のため、なくなり次第終了となる。同施設の営業時間は10時~22時(最終入場21時15分)で、入場料金は18歳以上800円、小中高生300円。パスポートは18歳以上3,900円、小中高生2,900円となる。※価格は全て税込。営業時間は時期によって異なる(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月11日