コーチは、コーチがデザインし、リル・ナズ・Xがキュレーションを手がけたスペシャルなカプセルコレクション "The Lil Nas X (リル・ナズ・X)" を発表しました。このコレクションは、コーチのグローバルブランドアンバサダーを務めるアーティストのリル・ナズ・X自らがこだわりをもって選び、彼ならではの表現力豊かなスタイルへのアプローチにインスパイアされてカスタマイズされたコーチ "Winter 2023" コレクションのアイテムで構成されています。Courtesy of CoachLil Nas X カーゴ トート5万3,900円(税込)H25.5 x W34 x D16cmLil Nas X ラバーズ オンリー セーター5万2,800円(税込)このカプセルコレクションを誕生させるにあたって、コーチは、リル・ナズ・Xと協力し、彼の個性的なスタイルと色彩感覚を参考に、このコレクションのフィーリングを作り上げました。その後、コーチのクリエイティブ・ディレクター スチュアート・ヴィヴァースがポップな色使いのシアリングコートや、コンサートグッズにインスパイアされたグラフィック、ペットの猫や彼の星座である牡羊座といったリル・ナズ・Xの人生に登場するシンボルのパッチでパーソナライズしたアメリカン バーシティ ジャケットなど、リル・ナズ・Xお気に入りのアイテムを、彼と共に選び、カスタマイズしたのです。コーチ "Winter 2023" コレクションの一部となるこのカプセルコレクションは、レザーのバイカージャケットやシアリングジャケットというアメリカンファッションの原型が、Tシャツ、スエットシャツ、バッグと並び、レイヴ・カルチャーを想起させるユースフルなアシッドグラフィックとエレクトリックカラーで命が吹き込まれています。さらにコーチのアーカイブよりボニー・カシンのレオパードプリントもモダンに再解釈され採用されています。ヴィヴァースは次のように述べています。「今回のウィンターコレクションは、ファッションとは自分が誰であるかを探求し、それをすべて受け入れ讃えること、という私の信念からインスピレーションを得ています。コレクションを製作するために、私たちはコーチのアーカイブのアイテムを捻り出したり、リル・ナズ・Xの音楽やナイトライフとの繋がりからインスピレーションを得たりもしました。昨シーズンのランウェイで発表したヘリテージスタイルを、カラー、テクスチャー、グラフィックをふくらませることで進化させ、私たちが共に大切にしている個性やオーセンティックな自分らしさの表現を讚えるアイテムを作り出しています。」Courtesy of CoachLil Nas X カーゴ トート264万6,200円(税込)H19.5 x W26 x D13cmCourtesy of CoachLil Nas X バイカー ジャケット18万1,500円(税込)Courtesy of CoachLil Nas X レオパード クルーネック セーター5万8,300円(税込)Courtesy of CoachLil Nas X キャッツ リラックス Tシャツ1万7,600円(税込)キャンペーンのビジュアルとムービーは、カプセルコレクションをまとったリル・ナズ・Xをコレクションの大胆な色使いを強調する Y2Kスタイルで撮影しています。リル・ナズ・Xとコーチは、このキャンペーンのクリエイティブ ディレクションとスタイリングでもコラボレートしています。“The Lil Nas X (リル・ナズ・X) ” コレクションは、12月27日 (水) より、対象のコーチ ストアと、下記リンクのコーチ 公式 オンラインストアにて発売致します。 Japan Instagram 公式アカウントはこちら。 日本の皆様にコーチのクラフトマンシップやブランドの世界観についてより理解を深めていただけるコンテンツを充実させていきます。是非フォローしてください。@coach_japan; #CoachJapanEDITORIAL CREDIT: CoachIMAGE CREDIT: Courtesy of CoachSOCIAL MEDIA: @Coach; @coach_japan; @lilnasx; #CoachJapanお問い合わせ:コーチ・カスタマーサービス・ジャパン0120-556-750www.coach.comコーチについてコーチは、1941年にニューヨークで創立したグローバルファッションブランドです。クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースのビジョンと、私たちのホームタウンであるニューヨークの、誰をも受け入れる姿勢(インクルーシブ)、そして勇気ある精神にインスパイアされ、誰もが自分らしくいられるように、永く愛される美しいものづくりを行います。コーチは、タペストリー・インクの所有するブランドのひとつです。タペストリーは、ニューヨーク証券取引所にティッカーシンボルTPRで上場しています。
2023年12月28日目まぐるしく更新されていくトップニュースやトレンド、SNSでの個人の発信などに溢れる現代の情報社会では、むしろそれらをどれだけキュレーションしていくかが重要に。今の最先端の流れと情報精査のヒントを把握してコツを掴み、自分自身に合ったカスタマイズを施して。時代を映す情報精査が今後の飛躍へのカギに。社会情勢からワイドショーネタまで、ネットやテレビから日々大量の情報が流れてくる今。時代の流れに対応し、それをプラスの力に変えるような情報は、どう集めて精査したらいいのだろう。「Twitterのリスト機能を活用したり、意見交換ができる仲間同士でシェアボックスを作ったり。基本はネットを駆使することだと思います」(「パレットーク」編集長・合田文さん)そんなキュレーション力を高めるためのヒントを6つ紹介。「時代の流れを読むことは、明日の天気を知るようなもの。明日起きそうなことがわかれば、人はそれに備えることができます」(「THE GUILD」代表取締役・深津貴之さん)CHECK!最先端の情報ヨミトキ情報を取捨選択するためのヒントを得る前に、私たちが以下のような時代の流れの中にいることを知っておこう。情報の流通スピードがさらに加速。「ネットを中心に、毎日さまざまな情報が流れてきますが、その真偽がわからないうちに次の情報が流れてくる。情報の流れるスピードが、人間の処理能力を超えつつあります。それにもかかわらず、正誤の判断がつかないまま、反応や行動を起こさなければならないことも増えています」(深津さん)“リアル”が必要なものと不要なものが明確に。「’20年はコロナの影響でデジタル化が進んだ年といえます。思うように外出ができなくなり、たとえば打ち合わせや飲み会をZoomに切り替えたら、意外とバーチャルで事足りた、ということも。リアルで必要なものとそうではないものが明確になりつつある。今までの常識が急に二分化される時代へ」(深津さん)“個の時代”の影響力が増大。「SNSが浸透していることからも顕著ですが、今は組織というより一人ひとりがコンテンツを作る時代。その中で悪気はなかったとしても差別的な発信をすればきちんと炎上するようになっているし、逆に共感されるような内容なら世の中を動かすことだってできる。投稿ひとつでもリテラシーが必要です」(合田さん)自分らしさが尊重される時代に。「“女性だから”“男性だから”などと型にはめられて、苦手なことを無理やりやらされるような状況は、なくなっていくと思います。そこには人を人として大切にする思いがあってこそ。個の力が台頭する今、その傾向は強くなってきていると思います。“自分らしさ”が尊重されるようになっているんです」(合田さん)CURATION’S HINT情報のキュレーションを助けてくれるヒント今の時代の流れがわかったところで、そこから置いていかれないようにするには?ヒントをもとに、必要な情報を精査しよう!1、アルゴリズムのおすすめばかりに流されないようにする。ネットには、自分の好きそうな人や物がおすすめされるという便利な機能があるけれど、それに頼りすぎるのは要注意。「たとえば考え方でも、趣味にしても、自分に都合のいい情報ばかりが集まるようになるので、そのままいくと極端な世界が構築されてしまう。偏りすぎないためにも、SNSでは興味のある分野以外のことも1割ほどフォローするといいと思います」(深津さん)2、情報は自分の中で噛み砕いてから反応する。大量に流れてくる情報に対してすぐに反応することが求められる今の時代。誤った情報に振り回されないように意識すべきことは?「基本ではありますが、発信する前にその情報をよく読み、考えることですよね。自分では気軽に発言やリツイートなどをしたつもりでも、それが非常に多くの人に伝播する。たとえ反応が遅くなったとしても、しっかりと調べることが重要になります」(深津さん)3、問題を抽象化して落とし込む。情報が溢れる中で、何が問題となり、何がならないのか。見分ける力を養うためにはどうしたら?「たとえば恋人同士の問題に置き換えると、彼女が彼に夜飲みに行かないでと言った時、それなら昼間はいいのかというとそうではないはず。本質が理解できていないと、同じ過ちは避けられても別の問題が噴出しかねません。具体例を抽象化すると、問題の本質が見えてくると思います」(合田さん)4、興味のあることをまとめてオリジナルのスレッドを作る。「ツールはハックしてナンボ。良質な情報を効率よく集めるには、Twitterのリストを活用するのも一手。フォローまではしなくとも、興味のある情報を発信する媒体、人をリストにまとめれば、オリジナルの新聞が完成」(合田さん)「自分にとって必要な情報の選別も必要に。僕は芸能人のスキャンダルなど、自分は興味のない情報が、SNSに流れないように設定しています」(深津さん)5、Twitterのトレンドをこまめにチェックする。今世の中でどんなことが話題になっているのか。それを知るために役立つのがTwitterのトレンド。「流行語などは1か月で変わってしまうほど。常に情報は動いているので、リアルタイムでのリサーチが大切。私が一日に何度もチェックするのはTwitterのトレンドで、知らないことは調べてみたり、その事柄について自分が信頼している人は何と言っているかを見たりしています」(合田さん)6、チームで気になったことを共有できる“シェアボックス”を作る。社内の人やクリエイティブな仲間など、価値観を共有できるメンバー同士の情報交換も有効活用。「情報感度の高い人同士でシェアボックスを作れば、社会問題など自分が知りたい最新情報が自ずと集まるように。私は編集部のみんなと『Slack』というメッセージプラットフォームを使ってニュースを共有。背景に何があるのかなどを議論して、自分ごとに落とし込んでいます」(合田さん)合田 文さん「パレットーク」編集長。パレットークは性の多様性やハラスメントなどを、SNSを通して漫画で紹介するウェブメディア。深津貴之さん「THE GUILD」代表取締役。さまざまな企業のユーザーエクスペリエンスの設計などに携わる。※『anan』2021年1月13日号より。イラスト・加納徳博取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年01月10日株式会社パルコは、2020年7月4日から2020年7月26日までの期間、渋谷の現代アートギャラリーNANZUKAのキュレーションによるグループ展、『GLOBAL POP UNDERGROUND』を渋谷PARCO 4F「PARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)」にて開催いたします。 本展は、昨年NYとLAにあるJeffery Deitch ギャラリーを巡回したTokyo Pop Underground のコンセプトを踏襲し、空山基、Javier Callejといった同ギャラリーのグローバルなアーティストセレクション総勢21名を、Undergroundを切り口に再構成したグループ展となります。 また、本展は会場の様子を3Ⅾビューで鑑賞できるオンライン展示を併催いたします。会場内を移動、また360度見渡す等、自宅にいながらあたかも実際に展示会場に居るような鑑賞体験も併せてお楽しみいただけます。展覧会開催概要タイトル:GLOBAL POP UNDERGROUND会場:PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)東京都渋谷区宇田川町15-1 tel:03-6455-2697期間:2020年7月4日(土)~7月26日(日) 10:00-21:00※入場は閉場の30分前まで ※最終日18時閉場※新型コロナウイルスをはじめとした感染症拡散予防の観点から、営業時間を変更したり会場にご入場いただける人数を制限させていただく場合がございます。入場料:一般 500円 学生 400円※一般または学生1名につき、小学生以下2名まで入場無料※時間指定入場制になります。前売券は電子チケット販売サイト「LivePocket」にて6月25日(木)11:00より販売開始。展覧会公式サイト:art.parco.jp主催: PARCOキュレーション:NANZUKAグラフィックデザイン:YARごあいさつTokyo Pop Undergroundにおいて、Nanzukaは日本固有の歴史的な背景を引用しながら、「芸術のための芸術」という枠の外にいる日本人アーティストの文脈を紐解きました。元来、明治時代までの日本では、およそ芸術の類と人々に考えられていたものは、そのほとんどは実用品であり、それが故に大衆文化と融合しながら共に発展しました。書や屏風、襖絵、茶道具やネゴロなどの工芸品、キーホルダーとしての根付け、ポスターやブロマイドとしての浮世絵、そして見世物=興行のために作られた生人形(いきにんぎょう)と呼ばれるリアルな細工物まで枚挙に暇がありません。そして、これらの“創作物”は、大衆的であるが故に元来“ポップ”であり、アカデミックなアートから見て、“アンダーグラウンド”なものと呼ばれるものです。本展、Global Pop Underground は、上記の文脈を踏襲し、アートのアカデミズムにおける上位と下位という固定観念へのアンチテーゼとして、グローバル規模で同時多発的に起こっている異端(アウトサイダー)の文脈の爆発を、相互作用的に混在させたに企画展です。本展には、性や暴力を纏った表現も多数含まれます。これは、反権威、脱単一的管理、反画一的正義といったステートメントを暗に秘めるために、アーティストたちが意図的に込めたものです。例えば、田名網敬一が自身の戦争体験をソースに描き上げている曼荼羅的絵画作品、山口はるみが 70 年代に女性の性革命運動と共に描き起こしたセクシャルで攻撃的な女性の肖像画、佐伯俊男が 70 年代に性的タブーを描いたドローイング作品、人間の生存本能的欲望をロボットをフィルターに描き続けている空山基など、日本の前衛芸術の黎明期に創作され、その激しさが故に“ ファインアート的” に脚光を浴びてこなかったアーティストたちです。こうした経歴を持つアーティストの存在は、日本人だけに留まりません。今年 86 歳を迎えるアメリカ人アーティスト、Peter Saul( ピーター・ソール ) は、1950 年後半には誰よりも先駆けて漫画のキャラクターを引用した POP ART 的手法の作品を制作していたにも関わらず、その強烈な風刺的スタイルが故に、長らくアートにおける権威から遠ざけられ、正当な評価を受けてきませんでした。あるいは、アメリカ生まれのキャラクターをドリップを滴ためた独特の画風で描き続け、惜しくも昨年他界したアメリカ人女性アーティスト、Joyce Pensato(ジョイス・ペンサート)も、主流な主義や潮流といったアート界における成功の波に乗らなかったため、その晩年まで脚光を浴びることはありませんでした。本展は、道を切り開いてきた伝説的アーティストに加えて、より若い世代のアーティストも含みます。日本の漫画の影響を受けながらシュールレアリズム的方法論で巨大な目のポートレートを描くスペイン人アーティストJavier Calleja、独学で習得した技巧を武器にUSEDのスケートボードを素材に木工作品を作るHaroshi、グラフィックデザイン出身の佃弘樹、グラフィティ出身の日本人アーティスト森雅人、現代社会を管理する既得権益への仮想敵としてのPUNKsをテーマにコンセプチュルな作品を数多く生み出しているイギリス人アーティストOliver Payne、90年代のNYグラフィティーシーンを代表するアーティストTodd James (Reas)など、イラストレーション、デザイン、漫画、ストリートアート、アンダーグラウンドカルチャーと様々なバックグラウンドを持つアーティストたちの作品を平行して展示する事で、現在進行形のアートの多様性を体系的に説明するものです。現代における文化言語としてのUndergroundは、もはやSex、Punk、Cyber、Science Fiction、Psychedelic、Street、Manga / Otakuといった、High(高尚)に対するLow(低俗)と看做されるあらゆるカウンター領域を巻き込んで、グローバルな規模で見直されつつあるという予兆があります。そして、このムーブメントは、排他主義的な傾向を強める現在の先進国の社会状況へのカウンターとして現れた現象とも受け止めることができるのです。NANZUKA南塚 真史NANZUKAについて2005年、ポップカルチャーと現代美術の接続を目指し、実験的な企画ギャラリーとして NANZUKA UNDERGROUND の名で東京渋谷に設立。以後、デザイン、イラスト、ストリート、漫画、ファッション、ミュージックなど、周辺分野における創造性をアカデミックに扱うギャラリーとして活動。これまで、田名網敬一、空山基、山口はるみ、佐伯俊男といった、長年日本のアートシーンの外で評価されてきた才能を再評価し、国際的な現代アートの舞台での紹介に努めている。2019年に、アメリカの著名ギャラリスト、Jeffery Deitchと組んで行った「Tokyo Pop Underground」展は、新たな枠組みで日本のアートの深淵を紐解いた展覧会として、国際的に大きな話題となった。同時に国内外の若手、中堅アーティストの育成、サポート にも力を注ぎ、海外の有力アーティストの展覧会を日本で開催するなど、グローバルなアートシーンの現在を体現している。参加アーティストChristian Rex van Minnen|クリスチャン・レックス・ヴァン・ミネン1980年アメリカ、プロビデンス生まれ。現在、サンタクルーズを拠点に活動。ニューエイジ的神秘主義、インターネット・ミーム、SNSといった要素を取り込み、古典的技法を駆使した深淵な世界を絵画に表現している。Erik Parker | エリック・パーカー1968年ドイツ、シュトゥットガルト生まれ。現在、ニューヨークを拠点に活動。政治、社会、経済を、メディアやポップ・カルチャー、音楽、歴史などに満ち溢れた独特の構図で図式化し、“MAPS”、“HEADS”、“Hieroglyphics”、“STILL LIFES”と名付けられたスタイルの絵画シリーズを発表している。上:Christian Rex van Minnen/下:Erik ParkerHajime Sorayama | 空山基1947年愛媛県生まれ。1970年代初め頃より、驚異的な写実力を武器に、ピンナップのイラストレーターとしてキャリアを築く。その名を世に知らしめた作品「セクシーロボット」シリーズ(1978年-)は、女性の人体美をロボットに取り込んだ表現で、その後のロボットのイメージ形成に大きな影響を与えた。Haroshi | ハロシ1978 東京都生まれ。東京在住。2003年よりスケートボードデッキの廃材を使った彫刻作品、インスタレーションを制作。一般的なリサイクルと一線を画す、救済とも呼べるその作品は、現代のストリートカルチャーの深層を体現するものとして、絶大な支持を集めている。上:Hajime Sorayama/下:HaroshiHarumi Yamaguchi | 山口はるみ島根県生まれ。東京芸術大学油画科卒業。フリーランスのイラストレーターとしてPARCOの広告制作に参加。1972 年よりエアブラシを用いて、新しい時代を生きる瑞々しく堂々とした女性像を描き、日本社会における女性の在り方について、視覚言語を通して大きな影響を与えた。Hiroki Tsukuda | 佃弘樹1978 年香川県生まれ。現在、東京を拠点に活動。自ら「もうひとつの世界」と呼ぶ世界の存在を信じることから、イメージを再構築する手法をとる。近年、その作品がニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、その国際的な評価を急速に高めている。上:Harumi Yamaguchi/下:Hiroki TsukudaJames Jarvis | ジェームス・ジャービス1970年イギリス、ロンドン生まれ。2000年にParco Museumで個展を行うなど、その作風は日本国内でも広く知られている。ミニマルなキャラクターを主人公とした漫画的イラストレーションは、コミカルに、そしてアイロニカルに、わたしたちの姿を映し出す。Javier Calleja | ハビア・カジェハ1971年スペイン、マラガ生まれ。日本の漫画的な表現の影響を受けながら欧州のシュールレアリズム的方法論で巨大な目のポートレートを描く。その作品が持つ視覚的な情報と作品中のキャラクターが持つ文脈との間には、常に隠れた罠が仕掛けられている。上:James Jarvis/下:Javier CallejaJonathan Chapline | ジョナサン・チャプリン1987年アメリカ、サバンナ生まれ。絵画制作に必要なあらゆる物理的な要素を、予め3Dプログラムを駆使したコンピューターの画面上でシミュレートし、古典的な表現を再解釈した作品を多数描く。デジタル世代を自負するアーティスト。Joyce Pensato | ジョイス・ペンサート1941 年アメリカ、ニューヨーク生まれ。2019年6月13日没。アメリカのアニメーションに登場する様々なキャラクターを大スケールで描くことで知られる。大胆な筆さばきによって変身を遂げたキャラクター達は、大衆文化に対する認識について議論を投げかけている。上:Jonathan Chapline/下:Joyce PensatoKatherine Bernhardt|キャサリン・バーンハート1975 年アメリカ、セントルイス生まれ。大きなキャンバスに鮮やかな色彩を用いて、日常生活の中で頻繁に目にするモチーフを大胆に描く。溢れかえる様々なイメージとのパーソナルな関係性、親和性を示唆している。Kazuki Umezawa | 梅沢和木1985 年埼玉県生まれ。現在、東京を拠点に活動。2008 年頃から、インターネット上で収集したアノニマスな画像などを大量に用いた巨大なデジタルコラージュの作品を制作。「インターネットの風景」を描き出す作風で注目を集めている。上:Katherine Bernhardt/下:Kazuki UmezawaKeiichi Tanaami | 田名網敬一1936年東京都生まれ。1960年代より、メディアやジャンルの境界を積極的に横断して創作活動を続けている。近年、記憶や夢を原風景に、自身の80年以上の歴史を記した“曼荼羅図”の制作に取り組む。NY近代美術館やベルリン国立美術館など世界中の名だたる美術館が作品を収蔵している。Koichi Sato | 佐藤貢一1974年東京生まれ。現在、ニューヨークを拠点に活動。テレビやスポーツ誌に溢れる膨大なイメージの影響下に育つ傍、独学で絵画の技法を習得。有名無名を問わず様々な人物を独特なパターンと色使いでユーモラスに再形成した絵画を制作している。上:Keiichi Tanaami/下:Koichi SatoMakoto Taniguchi |谷口真人1982年東京都生まれ。類似したイメージを繰り返し描き続け、描かれたキャラクターに特定の感読を持たせないことで、インターネットや人工知能などの新たなテクノロジーの普及と発展を前に、私たち人間の在り方を探し続けている。Masato Mori|森雅人1976年徳島県生まれ。アウトサイダーアートを想起させる奇妙に現代的でコミカルな作品を制作。漫画やTV ゲーム、アニメーションなどを自身の美学的観点のルーツとする。近年は芸術における純真性、無心性といったテーマに関心を寄せている。上:Makoto Taniguchi/下:Masato MoriOliver Payne | オリバー・ペイン1977年イギリス、ロンドン生まれ。現在、ロサンゼルスを拠点に活動。1990年代からアーティストデュオとして作品を発表、ヴェネチア・ビエンナーレにて金獅子賞を受賞するなど輝かしい経歴を持つ。2009 年からソロアーティストとして活動、 サブカルチャーを土台にした作品を制作している。Peter Saul | ピーター・ソール1934年アメリカ、サンフランシスコ生まれ。半世紀以上に渡り、歴史的な名画のサンプリングや政治家の肖像、美術史にまつわる逸話などを題材とした作品を制作。美術業界の権威からは距離を取り続けてきたが、近年、その重要性が再認識されるに至り、2010年にはアメリカ芸術アカデミーに選出された。上:Oliver Payne/下:Peter SaulTodd James | トッド・ジェームス1969年アメリカ、ニューヨーク生まれ。リアス(REAS)のタグネームで知られるNYのストリートアートを代表する1人。子供の絵を思わせるイノセントな線と形態、キャラクター化されカラフルに色塗りされた様々な登場人物たちが特徴。Toshio Saeki | 佐伯俊男1945 年宮崎県生まれ。2019年11月21日没。エロス、ユーモア、ホラーを織り交ぜた独特の作品で国際的に知られる。その世界観は、あらゆる性的タブーを露にすることで、私たちの内面をえぐる刺激的な仕掛けに満ちあふれている。上:Todd James/下:Toshio SaekiYOSHIROTTEN | ヨシロットン1983 年鹿児島県生まれ。現在、東京を拠点に活動。グラフィック、映像、立体、インスタレーション、音楽など、ジャンルを超えた様々な表現方法で作品を制作。またアートディレクター、デザイナーとしても国際的に活動している。YOSHIROTTEN商品販売情報会場では各アーティストの書籍や作品集などに加え、本展覧会の開催を記念した商品を販売いたします。NANZUKA×PARCO MUSEUM TOKYOがコラボレーションし、参加アーティストの作品がバックプリントされた展覧会限定Tシャツを発売いたします。『Hajime Sorayama BACK PRINTED T-SHIRT』5,500円(税込) カラー:全2色(White/Black) サイズ:S M L XLHajime Sorayama BACK PRINTED T-SHIRT『Harumi Yamaguchi BACK PRINTED T-SHIRT』5,500円(税込)カラー:全2色(White/Black) サイズ:S M L XLHarumi Yamaguchi BACK PRINTED T-SHIRT『Hiroki Tsukuda BACK PRINTED T-SHIRT』5,500円(税込)カラー:全2色(White/Black) サイズ:S M L XLHiroki Tsukuda BACK PRINTED T-SHIRT『Javier Calleja BACK PRINTED T-SHIRT』5,500円(税込)カラー:全2色(White/Black) サイズ:S M L XLJavier Calleja BACK PRINTED T-SHIRT『Joyce Pensato BACK PRINTED T-SHIRT』5,500円(税込)カラー:全2色(White/Black) サイズ:S M L XLJoyce Pensato BACK PRINTED T-SHIRT『Oliver Payne BACK PRINTED T-SHRT』5,500円(税込)カラー:全2色(White/Black) サイズ:S M L XLOliver Payne BACK PRINTED T-SHRT※本商品以外にも関連商品を販売する予定です。本商品は後日パルコオンラインストアでも販売予定です。パルコオンラインストアURL:自宅で楽しめる3Dビューのオンライン展示を併催!自宅で楽しめる3Dビューのオンライン展示を併催!本展示は、リアルの会場「PARCO MUSEUM TOKYO」での展示開催に並行して、会場の様子を3ⅮビューでPARCO ARTのWEB SITEから無料鑑賞できるオンライン展示を併催します。会場内を移動、また360度見渡す等、自宅にいながらあたかも実際に展示会場に居るような鑑賞体験を楽しむことができます。公開日:7月11日を予定しております。※画像はイメージです。※展示内容は変更になる場合がございます。※お客様のご都合による商品の返品・交換はお受けできません。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月22日十和田市現代美術館では、3月11日(土)~5月28日(日)の期間、村上隆キュレーションによる陶芸展「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」を開催する。アーティストとしてだけでなく、コレクター、キュレーター、ギャラリストとしての顔を持つ村上隆が、近年興味を持っているのが日本の陶芸。利休にはじまる茶の湯、柳宗悦を中心とした民藝運動、デパート陶芸からクラフトフェアまで、多様に展開する陶芸の世界から、日本の価値と美のありようを組み上げる村上隆の頭の中の陶芸史を初公開。2016年1月30日~4月3日まで、横浜美術館で開催された「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」は、約400点もの現代陶芸が出品され、そのスケールの大きさからも話題を呼んだ。本展では、村上コレクションから、青木亮、安藤雅信、村田森、小嶋亜創らの現代陶芸作家の作品に加え、奈良美智、小出ナオキ、青島千穂、大谷工作室、ガブリエル・オロスコ、ローズマリー・トロッケル、クララ・クリスタローヴァらの現代美術作家による陶芸作品など、28作家、約300点を展示する。本展に寄せて村上隆は次のようにコメントを発表している。「まさにいま、陶芸の世界は、アニメ・マンガと同じように、国外へ羽ばたく方向性の模索が始まった過渡期だと思います。(中略)今回チョイスするのは、僕が画商やコレクターとしての立場から、深いコミュニケーションを果たした作家さんたちです。海を渡っていく陶芸、もしくは日本の陶芸の引力圏内に残って更に深度を深めようとする陶芸。そういった変節点にある陶芸作品の未来の発展形を妄想してもらいたいと思います」(2016年12月 村上隆)昨年の横浜美術館での展覧会に続き、注目が集まる本展。ぜひ美術館に足を運んで鑑賞したい。(text:cinemacafe.net)
2017年02月12日ディー・エヌ・エー(DeNA)は10月30日、同社のキュレーション・プラットフォーム事業において、新たに4つのジャンル特化型キュレーション・メディアを提供開始した。これにより、同社グループが運営するキュレーション・メディアは合計10媒体となり、また同時に動画関連メニューとして、オリジナルの動画コンテンツや動画広告、また動画のアド・ネットワークの提供も開始した。新サービスは、心と体の悩みをスッキリ解消できるというヘルスケア情報の「welq(ウェルク)」、自動車やドライブ旅行などのカー・ライフスタイル全般に関する「GOIN(ゴーイン)」、暮らしに役立つ節約のコツや投資や保険の賢い選び方などを扱う「Upin(アップイン)」、漫画・映画・アニメ・本・音楽などのエンターテインメント作品の魅力を紹介する「PUUL(プウル)」の4媒体。新たに提供開始する動画メニューは、各メディアが特化するジャンルごとに生活に役立つ情報を短時間で効果的に伝えるオリジナル動画コンテンツと、広告主のサービスや商品のブランドを維持しながら各キュレーション・メディアのテイストに合わせて制作する動画広告、そして、動画広告を複数のキュレーション・メディアに配信できる動画アド・ネットワーク「DeNA Palette Video」の3種。これらは、2016年の本格提供開始に向けて開発を進めていく予定という。
2015年11月02日Talendとデータキュレーションは5月19日、オープンソースソフトウェア版である Talend Open Studio(TOS)の普及と技術支援、および共同マーケティングに関する協業を開始したと発表した。データおよびビッグデータ統合ツールを提供するTalendと、社内外の多様なデータを、最適なタイミングで、必要な人やシステムにデータキュレーション(データ選別)して提供できるデータキュレーションが連携することで、さまざまな課題がある企業を支援していく考えだ。両社はTOSの普及と商用版の拡販を目的とした共同マーケティングを展開していく予定。
2015年05月20日KDDI研究所は、SNSや掲示板に投稿されたコメントを解析することで、ネット上で話題のコンテンツを自動で検索し、ユーザ主観のコメントを表示するキュレーション技術を開発したと発表した。このキュレーション技術は、オンラインニュースやテレビ番組、映画、音楽、アプリなどへのコメントを抽出し、その中からユーザーの主観が強いコメントのみを自動的に抽出するもの。例えば、コメントに含まれる顔文字(「欲しい(σ´囗`。)」)や文字列の連続出現(「誰得wwwww」)などの記号表現や文体などが該当する。KDDI研究所は、コンテンツ提供元へのキュレーション技術の提供をトライアルで実施する。トライアル用のWebサイトでは、話題のコンテンツに対してのユーザ主観のコメントがリアルタイムで表示され、既存サービスとの違いを体験できるとしている。
2014年10月22日