デルは16日、曲面スクリーンのVAパネルを採用した27型フルHD液晶ディスプレイ「Dell Sシリーズ SE2716H 27インチ曲面ワイドモニタ」を発売した。直販価格は39,980円(税別、配送料込)。主な仕様は、画面が非光沢(ノングレア)、バックライトがLED、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が8,000,000:1(ダイナミック時)、視野角が上下左右とも178度、通常モードの応答速度が8ms、高速モードの応答速度が6ms、色域がCIE1976を85%カバー。映像入力インタフェースはMHL対応のHDMI×2とD-Sub×1で、オーディオ入力端子/出力端子と9W+9Wのスピーカーを備える。スタンド機能はチルト(下5度/上21度)のみ。消費電力は通常で29W、スタンバイ時で0.3W。本体サイズはW616.5×D176.15×H457.79mm、重量は約6.26kg(スタンドとケーブルを含む)。また、ユーティリティソフトの「Dell Display Manager」を使うと、使用するアプリケーションに合わせた表示の自動設定、未使用時の自動輝度調整やスリープモード移行が可能。
2015年09月16日デルは9月15日、既報のとおり、同社の仮想デスクトップコネクションブローカー製品「Wyse vWorkspace 8.6」の国内提供を発表した。この製品は、仮想デスクトップの管理・設定、サーバとのコネクションのほか、サーバからの画面転送、ポリシーベースの管理等を行う製品。vWorkspaceは、デルが買収したクエストソフトウェア社が開発したソフトウェアで、海外ではすでに提供されており、今回デルは、日本語化した8.6を国内で初めて投入する。8.6では日本語のほか、韓国語、簡体字中国語もサポートされる。価格は3年間の24×7サポート付きで1ユーザーシートあたり42,000円(税別)。米Dell アジア太平洋・日本地域統括 クラウド・クライアント・コンピューティング テリー・バージェス(Terry Burgess)氏は製品の特徴を、「vWorkspaceは、VDI、ターミナルサーバ、RDSH、アプリケーションの仮想化などの混在環境をサポートでき、1つの管理コンソールですべてを管理できるのが大きな特徴だ。そのため、ユーザはいろいろなテクノロジーで組み合わせて仮想化を実現でき、選択肢が増える。今回、システムモニタリング製品も無料で添付され、サーバとの接続ツールもシンプル化されている。特徴はハイアベラビリティとロードバラング機能が組み込まれており、コスト効率の高いVDIを利用することが可能だ」と述べた。たとえば、VDIの課題の1つのである、始業時のブート問題も、ローカルのメモリからロードできる、高速のストレージを導入しなくてもこの問題を解決できるという。また、画面転送とは別のチャネルを持つため、CD音声を高品質で双方向届けることができるという。デル クラウド・クライアント・コンピューティング 事業部長 足立修氏は、「デスクトップの仮想化はこの4-5年注目されているが、デルはクライアント仮想化においてインフラ、ソフトウェア、エンドポイントで1社でカバ-できる唯一のベンダーだ。」と仮想デスクトップ環境を一気通関で提供できる同社のメリットを挙げた上で、ターゲットユーザーとして、これまで仮想デスクトップを使っていなかったユーザーを挙げた。製品提供は、パートナーであるアセンテックを通じて行うほか、デル自身の直販も行う。今後、デルではソフト・ハードをセットにした、アプライアンスでの提供も行っていくという。
2015年09月15日デルは15日、プレミアムゲーミングPCブランド「ALIENWARE」から、スリム型デスクトップ「ALIENWARE X51」シリーズの新モデルを発売した。第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)を搭載し、スリム型ながら水冷ユニットに対応している。BTO対応で税別価格(送料込み)は129,980円から。Skylakeや、NVIDIA GeForce GTXシリーズグラフィックスの標準搭載によって、前世代モデルから最大20%、性能が向上。ALIENWARE X51シリーズとしては初めて、水冷システムを備えたモデルが加わっている。さらに、これまでALIENWAREシリーズの一部ノートPC専用オプションだった、外付けのグラフィックスドック「ALIENWARE Graphics Amplifier」に対応。デスクトップPC向けの高性能グラフィックスカードを利用できるようになった。ラインナップとして、スタンダード、プレミアム、プラチナ、スプレマシーの4モデルを用意。それぞれ主要スペックはカスタマイズに対応し、例えばPCI Express接続のSSDを搭載したり、標準OSのWindows 10をWindows 8.1に変更したりできる。スタンダードモデルの税別価格は129,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6400(2.7GHz)、冷却システムが空冷、メモリがDDR4-2133 8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 745 4GB、光学ドライブがスロットローディング式DVDスーパーマルチドライブ。通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LANとBluetooth、本体サイズはW95×D318×H343mm、重量は5.5kg。プレミアムモデルの税別価格は169,980円。上記スタンダードモデルから、CPUがIntel Core i7-6700(4GHz)に、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GBとなる。プラチナモデルの税別価格は179,980円。上記プレミアムモデルから、CPUがIntel Core i7-6700K(4GHz)に、冷却システムが水冷に、光学ドライブがなしとなる。スプレマシーモデルの税別価格は219,980円。上記プラチナモデルから、メモリが16GBに、ストレージが256GB PCIe SSD+2TB HDDとなる。
2015年09月15日プラダ(PRADA)やロックバンド「リンキン・パーク(Linkin Park)」などのアートワークを手掛けるアーティスト、ジェームス・ジーン(James Jean)の日本初のオリジナル画集『ジェームス・ジーン画集 パレイドリア』(4,200円)が発売された。ロサンゼルス在住のジェームス・ジーンは、現代美術家の村上隆や『パシフィック・リム』などで知られる映画監督ギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)などが注目するアーティスト。日本の伝統的な木版画や葛飾北斎、月岡芳年などの浮世絵師から影響を受けた作風が特徴で、初期の頃よりアメリカのコミック出版社・DCコミックスより出版されている人気作品『FABLES』や、ダークホースコミックスの『The Umbrella Academy』などのアメリカンコミックのカバーアートで数々の賞を受賞している。今回発売される日本初のオリジナル画集では、過去作品のベストセレクションを始め、リンキン・パークのアート集などを収録。折りたたまれている表紙カバーを開くと、836mm×555mmの大判ポスターが現れるという工夫も施されている。なお、今回のタイトルにある“パレイドリア”は、精神医学の用語で、壁のシミが人の顔に見えるような、物の形が実在しない別のもののように知覚される不安定な状態を意味しており、繊細さと幽玄さを感じさせるジェームス・ジーンのアート作品を表現している。【書籍情報】『パレイドリア』著者:ジェームス・ジーン出版社:パイ インターナショナル288ページ/305mm×225mm発売:2015年9月11日価格:4,200円
2015年09月13日デルはこのほど、ゲーミングPC「ALIENWARE」の新モデルとして、17.3型ノートPC「ALIENWARE 17」と15.6型ノートPC「ALIENWARE 15」を発売した。エントリー構成の価格は、「ALIENWARE 17」が税別229,980円から、「ALIENWARE 15」が税別189,980円から。従来モデルと同様に炭素繊維を含んだフレームとアルミで形成されたボディを組み合わせたシャーシを採用する。どちらのモデルもCPUをSkylakeこと第6世代Intel Coreプロセッサに刷新。「ALIENWARE 17」では上位2モデル、「ALIENWARE 15」では最上位モデルに、オーバークロックに対応したIntel Core i7-6820HKを標準で搭載する。また、DDR4メモリやPCIe SSDといった最新のコンポーネントに対応する。グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 900Mシリーズを搭載するほか、デスクトップPC向けのグラフィックスカードを利用できる専用のグラフィックスドック「ALIENWARE Graphics Amplifier」にも対応する。○ALIENWARE 17ベースとなるスタンダードモデルの仕様は、CPUがIntel Core i7-6700HQ(2.6GHz)、メモリがDDR4-2133 8GB、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970M 3GB、ディスプレイが17.3型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。本構成の価格は税別税別229,980円から。プレミアムモデルは、ストレージを256GB PCIe SSD + 1TB SATA3 HDD、グラフィックスをNVIDIA GeForce GTX 980M 3GBに変更し、価格は税別税別269,980円から。さらに上位のプラチナモデルは、CPUをIntel Core i7-6820HK(2.7GHz)、グラフィックスをGeForce GTX 980M 4GBに変更し、価格は税別289,980円前後。最上位モデルであるスプレマシーではメモリを16GB、ストレージを512GB 512GB PCIe SSD、ディスプレイを17.3型4K((3840×2160)に変更し、価格は税別359,980円から。○ALIENWARE 15スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6300HQ(2.3GHz)、メモリがDDR4-2133 8GB、ストレージが1TB SATA3 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 965M 2GB、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 10 Home 64bit。本構成の価格は税別税別189,980円から。プレミアムモデルは、CPUをIntel Core i7-6700HQ(2.6GHz)、グラフィックスをNVIDIA GeForce GTX 970M 3GBに変更し、価格は税別税別209,980円から。さらに上位のプラチナモデルは、ストレージを256GB PCIe SSD、グラフィックスをGeForce GTX 980M 4GBに変更し、価格は税別259,980円前後。最上位モデルであるスプレマシーでは、CPUをIntel Core i7-6820HK(2.7GHz)、メモリを16GBに変更し、価格は税別289,980円から。
2015年09月08日デルの個人向けPCがリニューアルされ、既存モデルのプリインストールOSとしてWindows 10を搭載するようになった。ラインナップは全12製品68モデルとなる。一部のモデルでは、BTOメニューでWindows 8.1 Updateも選択可能だ。9月10日(木)までの期間、PC本体の購入価格(税別)が100,000円以上の場合は8,000円の割り引き、100,000円未満の場合は5,000円の割り引きが適用されるキャンペーンを実施中。Windows 10搭載となったPCは以下の通り(価格は税別)。11型 : Inspiron 11 3000 2-in-1(49,980円から)13型 : Inspiron 13 7000 2-in-1(71,980円から)13型 : XPS 13(139,980円から)14型 : Inspiron 14 3000(39,980円から)14型 : Inspiron 14 5000(42,980円から)15型 : Inspiron 15 3000(39,980円から)15型 : Inspiron 15 5000(光学ドライブ有)(49,980円から)15型 : Inspiron 15 5000(光学ドライブ無)(87,980円から)15型 : Inspiron 15 7000(94,980円から)17型 : Inspiron 17 5000(79,980円から)
2015年09月07日デルは9月1日、高度な自動階層化機能を備えるという共有ストレージ「Dell Storage SCシリーズ」の新製品として、「TLC 3D NANDテクノロジSSD搭載モデル」を提供開始した。同製品のストレージ容量は480GB/960GB/1.9TB/3.8TBの4種。最小構成価格は360万円(税別、配送料・保守料金込み)から。SCシリーズには、エントリー・レベルの「SCv2000」からエンタープライズ・レベルの「SC4020」「SC8000シリーズ」があり、全モデルが実装するインテリジェント機能により、高速フラッシュSSD(SLC)や低速フラッシュSSD(TLCまたはMLC)およびHDDの間でデータの自動階層化を行う。使用頻度の高いデータを高いパフォーマンスの高速フラッシュSSDで処理し、使用頻度の低いデータは大容量の低速フラッシュSSDおよびHDDに格納する。同社は、HDD搭載ストレージと同等の価格でオール・フラッシュ・ストレージ構成の提供を実現するという戦略的アプローチを展開しているといい、新製品によってその取り組みをさらに加速させていく。同製品は15K HDD搭載モデルと比較して、書き込みで24倍、読み取りで8倍のパフォーマンス向上を実現するという。さらに、TLC SSDを読み出し重視(RI: Read-Intensive)階層に利用した場合、従来のRI階層と比較して50%のコスト削減が可能という。3.8TB構成モデルの採用により、従来のRI階層と比較してディスク容量は2倍に拡大した。また、SC8000では最大3PBのオールフラッシュ構成をサポートする。なお、SC2020(1Gb iSCSI、オプションライセンスなし)の場合で利用可能容量が約13TBの構成においてTLCモデルと15k HDDモデルとを比較すると、ディスク本数はTLCモデルの最小7本に対してHDDモデルでは81本、設置スペースはTLCモデルの2Uに対してHDDモデルでは8U、IOPSはTLCモデルの1万5,000に対してHDDモデルでは1万3,000になるという。TLC 3D NANDテクノロジSSD搭載モデルの最小構成価格は、SCv2020(iSCSI 1G/SSD 480GB×7)が360万円(税別、配送料・保守料金込み)から、SC4020(iSCSI 10G/SSD 480GB×6)が430万円(同)から、SC8000(iSCSI 1G/SSD 480GB×6)が885万円(同)から。
2015年09月02日ジェシカ・チャステインとダニエル・ブリュールが『The Zookeeper’s Wife』で共演することになった。2007年に出版された同名小説の映画化。小説は、主人公の女性アントニア・ザビンカの日記にもとづいて書かれたものだ。その他の情報舞台は、第二次大戦中のワルシャワ。ワルシャワ動物園のディレクター(ブリュール)とその妻アントニア(チャステイン)は、ナチがポーランドを占領した時、動物園に300人ものユダヤ人をかくまう。監督は『クジラの島の少女』『スタンドアップ』のニキ・カーロ。撮影は来月、ヨーロッパでスタートする。チャステインは、この秋、リドリー・スコット監督の『オデッセイ』(日本公開は2016年2月)と、ギレルモ・デル・トロ監督の『Crimson Peak』の北米公開が控える。ブリュールは、来年公開の『Captain America: Civil War』に出演する。文:猿渡由紀
2015年08月25日8月1日付でデルの新社長に就任した平手智行氏。7月24日の社長交代記者会見では、現状のデルの課題や事業戦略は語られなかったので、インタビューを通してこの点を改めて聞いた。なお、平手氏は1987年に日本IBMに入社後、アジア太平洋地区経営企画、米IBM本社の戦略部門を経て、2006年には執行役員と米国IBMバイスプレジデントに就任。2011年12月末日付で同社を退任し、米ベライゾン エリアバイスプレジデント、ベライゾンジャパン社長に就任している。そして、今年の7月1日に副社長としてデルに入社し、8月1日から代表取締役社長を務めている。--平手社長がデルに入社されてから1カ月半ほどが経ちましたが、この間にどのようなことをやられてきましたか?7月は、まず社員のリーダーに会い、お客様に受け入れられているのか、お客様が抱えている課題は何かを聞きました。その後、米国本社で幹部に会い、世界における戦略、アジア・日本に何を期待をしているのかを確認してきました。また、APJ(Asia Pacific and Japan :アジア太平洋地域)の幹部にも会い、APJのビジネスの状況や課題などを確認しています。8月はお客様にお会いし、お客様の声を聞くことに終始しています。--米国本社の幹部から、社長になるあたって求められた課題(成果)はありましたか?デルとしてやりたいことは、お客様への提供価値を高めることです。たとえば、製品を1つの提供するのと、2つ提供すること、あるいはインテグレートして提供して方法としないで提供する方法があり、これらはお客様によって異なってきます。こういったものを業種やセグメントごとにできる体制を整えることが、お客様への提供価値向上につながっていくと思います。デルがサービス&ソフトウェアのM&Aを始めて8年になりますが、買収してもまだ、日本で提供できていないものがあります。また、ソリューションを持っていることと、活用できることは違いますので、これらを順次活用段階にしていく必要があります。これは、APJ全体にいえることです。--平手社長は以前IBMにおられましたが、IBMとデルで何か違いを感じましたか?どちらも元気で闊達ということはいえると思います。また、お客様に価値を届けたいという思考をもっていることも共通だと思いますが、IBMはITの中でもアプリケーションレイヤーに中心を置いて、デルはどちらかといえば、インフラよりであるといえます。ただ、どちらのほうが良いということは、いえないと思います。--7月の社長就任会見では、インフラに注力していく旨のことをおっしゃっていましたが、具体的にはどのようなことですか?日本のお客様は早い段階からカスマイズされたIT環境を作ってきたという経緯がありますので、島ごとにサーバやOSが異なり、水平方向での統合に対して課題を抱えている企業が多いと思います。最近はクラウドへの移行も始まり、オンプレミス(レガシーシステム)とのハイブリッドが注目されていますが、実際には、ダブルスタンダードになってしまっていると思います。本来は順次管理コストが減り、新規事業に投資できる金額が増えていかなければなりませんが、現在は一時的にダブルスタンダードになっているため、管理コストが逆に増えているケースがあると思います。こういった部分でオンプレミスとクラウドとのデータ連携をとり、機動力を高めるようなインフラやセキュリティを提供していくことが必要だと思います。アプリの部分については、パートナーさんと一緒にやっていきたいと思います。--社長会見でおっしゃっていた「業務に役立つソリューション」とは、どのようなものでしょうか?同じ業務の結果を安く、早くやるのもイノベーションですが、これはコスト削減による効果であって新たな利益を生み出してわけではありません。こういった方法では一時的に利益を出せたとしても、衰退していきます。やはり、新しいイノベーションのユースケースを作れるようなインフラをつくることが必要だと思います。現在のインフラの制約を解き放つことによって、新たなイノベーションを起こせるようなインフラを作るべきだと思います。--現在の日本のIT市場をどう思われますか?今の大手企業は、売上の4割が海外によるものです。そのため、世界のIT環境をバラバラにしていると、ヘトロな環境になり、管理に対するコストがかかり、新たな事業に投資することができません。こういった経営者のジレンマを解決するのが、今のITメーカーがやるべきことだと思います。グローバリゼーションの中で、日本の企業はもっと標準化に取り組むべきです。ただ、それはグローバルスタンダードにしろということではなく、世界間で統一すべきだということで、日本のやり方で統一してもいいと思います。デルもワールドワイドで共通のインフラ、シングルサイオンで利用できる環境を構築することで、運用コストを半分にしています。このように圧縮すべきところは圧縮し、投資を行うべきところに費用をかけるというメリハリが日本の企業に求められていると思います。--自身の経験でデルで活かせる点は何だと思いますか?デルはM&Aによっていい品揃えになってきましたが、プロダクトの1個や2個でお客様の課題は解決できません。そのため、パートナーさんと組んで、1つのソリューションに仕立て、イノベーションの価値を高めることが必要だと思います。このあたりは、IBMでの経験が活かせる部分だと思います。--社長になって、社員に対してどんなメッセージを送りましたか?今の時代は、1つのチームで問題が解決できるわけではありません。チーム間でコミュニケーションをしっかりとって、チームワークで、ONE DELLでやっていこうといいました。それにはゴールを明確にする必要があると思いますが、ゴールは社内からあげるのではなく、お客様の声をしっかり聞いて決めていく必要があるとい思います。--今後、デルでやっていこうと思っていることは何ですか?パートナーとアライアンスをもっとやるべきだと思いますし、改善すべき点はまだまだやあると思います。また、デルは中堅から大規模のお客様が中心になっていますが、もっと両方に幅が広がっていってもいいと思いますので、それに向けたサービスメニューを整えていこうと思っています。
2015年08月24日ドウェイン・ジョンソンが、ディズニーランドのアトラクションを映画化する『ジャングル・クルーズ』に主演することになった。その他の情報ストーリーは明らかになっていないが、時代物になるらしい。『ラブ・アゲイン』のジョン・レクアとグレン・フィカーラが、現在脚本を執筆している。ディズニーランドのアトラクションをテーマにした映画は、ほかに、『ホーンテッド・マンション』が企画されている。監督はギレルモ・デル・トロ、主演はライアン・ゴズリング。ジョンソンはこの夏、アメリカなどで『カリフォルニア・ダウン』を大ヒットさせた。次回作は、来年6月北米公開予定のコメディ『Counter Intelligence』。2017年4月公開予定の『ワイルド・スピード』8作目にも、引き続き出演が決まっている。『カリフォルニア・ダウン』9月12日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかロードショー文:猿渡由紀
2015年08月21日「デル 宮崎カスタマーセンター」は、宮崎市の中心部にある。もともとデパートだったビルを改装し、500名が勤務する。500名のうち、350名がユーザーサポート担当、100名が営業部隊で、デル製品の購入を検討しているユーザーからの問い合わせに答えるほか、実際の注文や発送指示なども行う。中小企業がメインとなる。同センターは2005年11月に開設し、今年で10年目。デルの本社は川崎市だが、宮崎カスタマーセンターは同社の第2の拠点としてつくられたものだ。本社のある川崎でも、一部のハイエンドのエンタープライズ向け製品のサポートを行っているが、多くの製品のサポートは宮崎が担当する(コンシューマ向けの無償サポートは中国・大連で行っている)。宮崎市にカスタマーセンターを開設した理由を、デル 宮崎カスタマーセンター センター長 金子知生氏は、「デルが成長を続ける中で、国内にもサポートセンターを設ける必要がありました。札幌から沖縄まで、全国さまざまな地点を検討しましたが、最終的に宮崎になりました。理由は雇用促進と地域活性化に向け、宮崎県と宮崎市が積極的に誘致してくれたこと、お客様をサポートする上で大切なおもてなしの心を宮崎の人が県民性として備えている点が大きな理由です」と説明する。同センターの特徴は、全員が正社員という点だ。これは、担当者がより責任感を持って業務を行える点と、長期雇用によるスキルアップが図れるメリットがあるからだという。これによって、一人でさまざまな製品のサポートが行えるようになり、スキルの高いエンジニアを育てることが可能になるという。責任感という面では、サポート担当が受付からトラブル解決までのすべてを行うことも特徴だ。サーバのログ解析や修理依頼も、すべて電話受けた担当が行う。正社員の雇用を促進する上では、宮崎県が進める地元のIT技術者を増やす取り組みにも、地元に進出する他の企業とともに協力しているほか、育児休業取得率100%を維持していくことを会社として宣言している。これにより、今年の7月には、子育て支援優良企業として、「未来みやざき子育て県民運動推進協議会」から表彰されている。社員のスキルアップが図られたことで、同センターの役割も拡大している。「センター開設当初は、サーバやストレージなどのハイエンド製品は川崎でサポートを行っていましたが、宮崎でスキルアップを行うことで、ナレッジがたまり、同センターにサポートを移管することが可能になりました」(金子氏)同センターでは24時間、365日のサポートを行っており、10-11のシフトパターンがあるという。これは、混雑具合に合わせる人員体制をとるためで、出社時間を1時間ずつずらすといった工夫も行っているという。業務にあたっては、15名程度のサポート担当と、担当が対応できない問題の問い合わせを支援するバックサポートやコーチ、管理職を加えた18名程度で1チームを構成。PC、ワークステーション、サーバ/ストレージなど、製品の種類によってチームを分け、業務を行っている。業務効率化のための施策としては、サポート開始前に各製品に割り当てられているエクスプレスサービスコードを入力してもらう点がある。ユーザーにエクスプレスサービスコードを入力してもらうことで、顧客情報や利用している製品の詳細情報を事前に取得できるため、担当者は顧客の情報を新ためて検索する必要がなく、電話をつないだ時点からすぐにトラブル解決に向けた対応が行える。サポートは電話のほか、メール、チャットでも行うが、サポートアシススタントというツールで、障害を自動検知することもあるという。これは、各製品にインストールされているツールで、何か不具合があると、サポートセンターに自動で報告を行うものだ。必要があれば、サポートセンターから電話することもあるという。そのほか、おもしろい取り組みとしては、ツイート監視がある。これは、ツイッターの発言を常に監視し、デル製品に関するトラブルのツイートがあった場合、対応するものだ。こういった、デル側からアプローチするのが、同社サポートの特徴だと金子氏は話す。日本独自の取り組みとしては、トラブル対応を行った顧客に対して、1週間後を目途に、再度連絡し、トラブルが解決されたかの確認を行うフォローアップコールを行っている。これには、同センターが顧客満足度向上を大きな目標にしているという背景がある。同社ではサポート終了後にイー・サーベイという、0-10までのレベルでアンケートに回答してもらっているが、9割以上のユーザーに7以上(満足)をつけてもらうことを同センターの指標としており、それが担当者の評価にもなっている。コンシューマ製品からスタートし、エンタープライズ製品の対応、営業部隊の新設と拡張を続けてきた同センターだが、金子氏は、サポートセンターの機能を、さらに拡大していきたいと意欲を見せる。現在、デルが買収して日が浅いエンタープライズ製品に関しては、川崎の本社が対応しているが、将来的には宮崎でもこうした製品への対応の幅を広げつつ、川崎ではよりソリューション分野に注力していく方針だ。また、営業部隊は現在はハードウェア中心の対応になっているが、将来的にはソリューションも含めて扱っていく方針だという。
2015年08月21日レトロなアイテムをインテリアで生かすのは意外と難しいかもしれません。また、モノによってはオブジェとしてだけではなく、役割を持たせてもいいかもしれません。ここではアンティーク雑貨を見事にインテリアに調和させた、とっても参考になる例を紹介します!○目からウロコのアイテム活用例があちこちにRoomClipの人気ユーザーasasaさんのアンティーク雑貨の活用方法はちょっとユニークかも。「はかり」はキッチンアイテムでもあるので、こだわりを持つ女子がいても不思議ではないのですが、「ヤフオクで購入したら八百屋さんで使うような業務用のはかりが届きました……」という大きなビンテージモノのはかり。asasaさんのお宅では、これが観葉植物の置き場所としてしっかりと役割を果たしています。革製のレトロなバッグには……なんと、電源やLANケーブルがスッキリ収納されてました! asasaさんの収納に対する基本的な考え方は「見せるものは見せる! 見せないものは隠す!?」だそうです。アンティークなカメラも要所要所で存在感を示してました。○お伺いしたお宅は……asasa さん部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」でフォロワー数4,000を超える人気ユーザー。愛犬アクアとともに千葉県在住。雑貨屋さんで働いているということもあり、インテリアのみならずオシャレ全般への関心が高いです。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年08月13日デルは9月5日(土)に、デル宮崎カスタマーセンター(宮崎市)において、小中学生を対象とした「親子で体験!! デル パソコン組み立て教室」を開催する。今年(2015年)で8回目の開催となるこのイベントでは、宮崎県にあるデル宮崎カスタマーセンターにて、小中学生と保護者でPCの組み立てを体験するものだ。日ごろ使っているPCの内部がどのような仕組みになっているのかを、親子で楽しみながら学べる機会となっている。インテルの協賛のもと、CPUやグラフィックスカードといったPCのパーツ、仕組み、役割について親子で学習し、実際にタブレットPCを組み立てていく。今回の組み立て対象製品は、Androidタブレットの「Venue 10」だ。主な仕様は、CPU(SoC)がIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、OSがAndroid 5.0となる。組み立てた製品は、購入した製品と同じ保証やサービスが受けられる。概要は以下の通りで、応募方法や詳細はデルのWebサイトで確認いただきたい。・開催日時 : 2015年9月5日(土)13:30~16:00 (受付は13::00から)・会場 : デル宮崎カスタマーセンター(日豊本線宮崎駅から徒歩10分)・参加資格 : 親子(小学1年生~中学3年生とその保護者)・定員 : 12組・参加費用 : 29,800円(税別)・申込締切 : 2015年8月10日(月)応募者が多数の場合は抽選となり、会場までの交通費や宿泊費などは参加費用に含まれない。
2015年08月05日デルは8月4日、同社のPowerEdge 第13世代サーバ R730に、米Nexentaが提供するSDS(Software-Defined Storage)ソフトウェア「NexentaStor」を搭載するアプライアンス製品、「Dell-Nexenta ストレージ・アプライアンスNDシリーズ」(以下、NDシリーズ)を発表した。デルは昨年8月、「NexentaStor」とPowerEdge R720ラックサーバを組み合わせたソリューション「Dell-Nexentaストレージ・アプライアンス」を発表しているが、今回、サーバをR730に変更し、名称もNDシリーズに改めた。NDシリーズは、汎用のx86サーバとディスクエンクロージャ(Dell Storage MDシリーズ(JBOD))を組み合わせてNASやSANを構築できるため、価格を抑えることができるのが特徴。「NexentaStor」の国内ユーザーはすでに100社以上いるという。昨年の12月に設立されたNexentaの国内法人、ネクセンタ・システムズ・ジャパン 日本法人代表 松浦淳氏によれば、ユーザーは価格メリットを感じての、他社からの乗り換えが多いという。NDシリーズはx86サーバ+ディスクエンクロージャとするスケールアップ型ソリューションで、44ドライブ~240ドライブ(44TB~960TB)の6モデルが用意される。実売価格(サポート込み)は960万円~(960TBは5,780万円~)となる。スケールアップ型なので、ディスクをたくさん積んだ場合レスポンスが悪化するのではないかという懸念に松浦氏は、HDD以外にもSSDや両方のハイブリッドでディスクを搭載できる点や、x86の汎用サーバを利用するので、大量にメモリを積むことで、キャッシュとして利用でき、ボトルネックになるとすればネットワークだとした。NexentaStorは、オープンソースOS「illumos」(旧OpenSolaris)をカーネルとしたストレージOSで、ZFSファイルシステムを採用する。容量制限のあるCommunityバージョンと、エンタープライズ機能を追加した有償バージョンがある。松浦氏によれば、これまでは、ZFSファイルシステムに慣れ親しんだユーザーが多かったが、デルと組むことによって、一般企業への浸透を狙っていくという。「NDシリーズ」は、2014年8月にネクセンタのディストリビュータであるアセンテックとのパートナーシップの下、国内販売してきた「Dell-Nexentaストレージ・アプライアンス」をベースとしており、引き続き、アセンテック、ネクセンタとの強力なパートナーシップを通じて、「NDシリーズ」の国内販売を行っていくという。また、デルはOEMと同等の環境構築を支援を行っていく。その一環として、デルは2015年8月下旬より、東京田町のデル 東日本支社内に「Dell-Nexenta ND検証センター」を設立する。ここでは、「NDシリーズ」のデモンストレーション、検証・接続性などのテスト環境を取りそろえる。デル 執行役員 エンタープライズ・ソリューションズ統括本部長 町田栄作氏は「デルは主力のサーバのアライアンス化を進めているが、今回はSDSの部分だ。我々はいろいろなワークロードをサポートしていかなければならないが、NDシリーズは、デルがターゲットとしているワークロードをほぼカバーしている。それが、我々がサポートする裏付けだ。NDシリーズはTCOの面でメリットがあり、既存のインフラを使っていけるフレキシビリティがある。これによって、デルは新しいストレージの当たり前を提案していける」と述べた。
2015年08月05日F5ネットワークスジャパンは、レッドハット、デルの2社と共同で、Dell PowerEdge R430ラックサーバにおけるRed Hat Enterprise Linux OpenStack Platform 5環境で、F5のBIG-IP仮想アプライアンス(BIG-IP v11.6 /BIG-IQ v4.5)仮想ロードバランサー(Load Balancer As a Service、以下 LBaaS)の動作検証を完了したと発表した。これにより、L4-L7の機能をクラウド環境にて実現することが可能となる。レッドハット 暫定社長 レッドハットアジアパシフィックPte Ltd シニアバイスプレジデント 兼 ジェネラルマネージャーアジアパシフィック ダーク-ピーター・ヴァン・ルーウェン氏は、「Red Hat Enterprise Linux OpenStack PlatformとBIG-IPとの動作検証が完了し、ミッションクリティカルなアプリケーションにおけるパフォーマンスを担保するLBaaS機能の選択肢を増やすことができました。これにより、オープンなクラウド環境の構築を目指すお客様は、ネットワークとサーバー、ストレージを全て仮想化した真のクラウド環境を実現することができるようになりました。ADC市場におけるリーディングカンパニーであるF5との協業を通じて、今後、商用OpenStackエコシステムがさらに活性化されることを期待しています」と述べている。
2015年08月03日デルは7月28日、LEDバックライトを搭載したワイド液晶モニタとして、18.5型の「E1916H」、19.5型の「E2016H」、21.5型の「E2216H」、23型の「E2316H」、24型の「E2416H」、プロ向け19.45型の「P2016」の6モデルを販売開始した。○EシリーズE1916HとE2016H、E2216H、E2316H、E2416Hは、Eシリーズに属する液晶モニタ。デザインを一新したほか、LEDバックライトを搭載。アスペクト比は16:9で、応答速度は5ms(black to white)となっている。集中管理ツール「Dell Display Manager」により、使用アプリケーションに合わせた表示設定を自動的に最適化。ディスプレイを使用していない時は、画面輝度の調整、スリープモードへの移行を自動で行う。「E1916H」は、18.5型のワイド液晶ディスプレイ。直販価格は12,779円(税別・配送料込)。主な仕様は、パネルタイプがTN、解像度が1,366×768ドット、視野角が縦65度 / 横90度、輝度が200cd/平方メートル、コントラスト比が600:1。映像入力インタフェースはD-sub×1、DisplayPort×1。本体サイズはW445.4×D167×H359mm、重量は約3.0kg(スタンド+ケーブル込)。「E2016H」は、19.5型のワイド液晶ディスプレイ。直販価格は14,779円(税別・配送料込)。主な仕様は、解像度が1,600×900ドット、視野角が縦160度 / 横170度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1。インタフェースなどの仕様はE1916Hとほぼ共通。本体サイズはW471.5×D167×H368.9mm、重量は約2.92kg(スタンド+ケーブル込)。「E2216H」は、21.5型のワイド液晶ディスプレイ。直販価格は16,779円(税別・配送料込)。解像度は1,920×1,080ドット。そのほかの仕様についてはE2016Hとほぼ共通。本体サイズはW512.2×D180×H396.7mm、重量は約3.63kg(スタンド+ケーブル込)。「E2316H」は、23型のワイド液晶ディスプレイ。直販価格は18,979円(税別・配送料込)。主な仕様はE2216Hとほぼ共通。本体サイズはW544.8×D180×H415mm、重量は約3.77kg(スタンド+ケーブル込)。「E2416H」は、24型のワイド液晶ディスプレイ。直販価格は20,279円(税別・配送料込)。主な仕様はE2216H、E2316Hとほぼ共通。本体サイズはW566.96×D180×H427.58mm、重量は約3.84kg(スタンド+ケーブル込)。○Pシリーズ「P2016」「P2016」は、「P1913」の後継モデルにあたるプロ向けの19.5型ワイド液晶ディスプレイ。直販価格は16,980円(税別・配送料込)。ダイナミックコントラスト比を2,000,000:1に高め、画像を鮮やかかつ滑らかに表示できるとする。IPSパネルを採用し、アスペクト比は16:10。解像度は1,440×900ドットとなっている。スタンドはチルト / スイーベル / 高さ調節 / ピボットに対応。主な仕様は、視野角が縦横ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が8ms(gray to gray)。映像入力インタフェースはD-sub×1、DisplayPort×1。USBポートも備える。本体サイズはW455.2×D180×H351~481mm、重量は約4.42kg(スタンド+ケーブル込)。
2015年07月30日デルは7月28日、ユーザーおよびISV/SIパートナー向けに、東京・三田の同社 東日本支社内に、ビッグデータとIoT分野における検証環境を取りそろえた「Dell Bigdata / IoTラボ」を開設したと発表した。同ラボの開設は、GPUソリューションの開発・検証の推進を目的として東日本支社に開設した「Dell GPUソリューションラボ」に次ぐもの。ラボ内には、 Dell PowerEdge R730/R730xd for Cloudera Hadoopが7台、Dell PowerEdge R930 for SAP HANAが1台のほか、Dell Statistica、Dell Toad、Dell SharePlex、 Dell Fluid Cache for SANなどの機器が用意され、無料で利用できる。ラボでは、デルソリューションとパートナー各社との協業の下、センサーデバイス/SNSをはじめとするマルチソース/各拠点のデータベースなどからのデータ統合・最新のインメモリ環境を使ったDWHからビッグデータ分析・予測・レポーティングに至るまで、一連のプロセスに対する検証環境の提供や活用方法の提案を通じて、ビッグデータ/IoTテクノロジの利用促進を図る。「Dell Bigdata / IoTラボ」では、製造業をはじめ販売製品・生産機器などの障害予測、生産プロセスにおける高度な品質管理と自動化といったシナリオや、SNSといったマルチソースを活用したマーケティング施策への活用のための検証ができることに加え、POC(システム検証)環境の無償貸し出しや有償のコンサルティング・トレーニングの提供も今後の施策として計画しているという。デル エンタープライズ・ソリューション統括本部 エンタープライズソリューション&アプライアンス 部長 馬場健太郎氏は、「デルはソリューション中心の会社にシフトしているが、クラウド、ビッグデータ、IoTをデル1社ですべて提供することは難しいため、エコシステムを構築している。IoTラボではソリューションのシナリオを提供したり、POCを行っていく。センサーデータは加速度的に増えており、このようなデータを活用していこうというお客様も増えている。 ただ、ビッグデータ活用における課題として、あいまいなゴール/価値、古い技術の利用、意志決定を阻むデータサイロがあり、そのためにビッグデータ活用のゴール設定のためのシナリオを提供する。 ラボではお客様の声、課題を聞きたい。そして、 デルがこういったソリューションを提供していうことを認知してもらいたい」と述べた。
2015年07月28日デルは7月7日、代表取締役社長の郡信一郎氏が退任し、8月1日付で平手智行氏(前ベライゾンジャパン合同会社 執行役員社長)が、新たに代表取締役社長に就任する人事を発表したが、7月24日、同社は新社長就任に関する記者説明会を都内のホテルで開催した。○やリ残したことはない最初に登壇した郡氏は2011年からの約4年間の社長業を振り返り、「2011年の社長就任時には、デルがソリューションを提供できる信頼できるパートナーだということを多くのお客様に知ってもらいたいと述べた。それ以降、総合ITカンパニーを目指し、パソコンのデルからソリューションプロバイダーのデルへ、さらに直販のデルから直間両輪のデルにするべく、組織や社員のマインドを変えてきた。結果、お客様をサポートする領域も広がり、幅広いソリューションを提供できるようになった」「デルはこれまで18億ドルの投資を行い、30以上の企業を買収してきた。そして、これらをいち早く日本の市場に投入すべく、デル・ソフトウェアの設立やSecureWorksの事業を日本で開始した。SecureWorksは直近で200%近い成長を遂げている。これにより、これまで弊社が得意としていたハードウェアに加えて、ソリューションも提供できるようになり、End to Endでセキュリティソリューションを提供できようになった」「直間両輪の面では、パートナーと組みやすくするべく、人員を倍にする強化や自営保守の導入、型番のパートナーとの共通化による簡素化を図ってきた。これにより、これまでデルを競合と考えてきた企業も、協業パートナーとしてとらえてもらえるようになった」と、ソリューションプロバイダーとして順調に成長してきた実績を強調。その上で、「やり残したと感じるものはない」と、満足感を示した。そして、新社長となる平手氏を「グローバルで抱負な経験を持っており、真のソリューションプバイダとしてデルを新たな時代に切り開く上で、最適な人材だ」と紹介。「平手はグローバルの視点で、大きな実績を残しており、行動力、決断力などのリーダーシップを高く評価している。また、われわれがさらに大きなソリューションを提供していく上で必要な、直間(販売)での豊富な経験を持っている」と、新社長に選ばれた理由を説明した。なお、郡氏は8月から米デル 日本アジア太平洋地域担当 副社長 グローバルセールスオペレーションに就き、営業の計画、戦略、リソースの配分など、アジア各国の営業支援を行うという。郡氏は今回の人事について、「私の希望であり、今後は国境を越えた経営の力を蓄えていきたいと思っている。デルには国籍を問わずグローバルで活躍できる風土がある。今回の私の人事が、日本の社員がグローバルで活躍したいと思うきっかけになればうれしいことだ」と述べた○デルはソリューションプロバイダとしていい品揃えになってきた続いて登壇した新社長となる平手氏は、「私は約25年、IBMを中心に製造、流通、金融、通信などIT業界でさまざまな役割を担ってきた。デルは、ソリューションプロバイダとして、いい品揃えになってきた。会長のマイケル・デルはお客様に必要なものを、お客様が必要な形で届けるため、株の非公開化を行うなど、ブレない経営をしている。IBMはプロダクトからソリューションに大きく転換したが、それをIBMで先導した立場、お客様の業務に役立てる視点で、お客様に足りないものをパートナーとともに、ソリューションに仕立て提供していきたい」と抱負を語った。同氏は具体的な戦略については、「デルについてはまだ勉強中で、具体的な戦略はこれからだ」と、今回発表は行わなかったが、「お客様が経営視点で求めるものは、スピード、フレキシビリティ、コストが共通の課題だ。デルが提供できるソリューションはアプリの下のプラットフォームレイヤにあると思うが、以前はアプリケーションレイヤで提供していたものが、最近はその下のインフラで提供されるようになっている。これにより、コスト、スピード、フレキシビリティ、コネクティビティをお客様に提供できる。これがお客様の経営にメリットをもたらす価値だ。インフラは、インテグレートした形で提供していかないと、お客様に価値を見出してもらえない」と、インテグレートされたインフラソリューションを提供することがデルの役割であるという認識を示した。そして、同氏は今回社長を引き受けた理由を、「マイケル・デルの志が、常にお客様、市場のためにというところにある点に魅力を感じた。また、デルが持っているソリューションで、お客様にいい化学反応を起こすことができると思ったからだ」と説明した。郡氏は平手氏対する要望については、「デルが持っているグローバルでの組織の力を使って、日本のお客様にはまだまだやれることがあると思っている。われわれは、お客さまの本業にインパクトを与えるソリューションを提供していかなればならない。それが、現在のデルの目標だ。平手には、変化するお客様のニーズに対応していってほしいと思っている」と述べた。
2015年07月27日人気アニメ『機動戦士ガンダム』史上初となる大規模特集上映が、10月22日~31日開催の「第28回東京国際映画祭」で実施されることが明らかになった。例年より会期を10日間に延長し、フェスティバルエリアの拡大も予定しているという「第28回東京国際映画祭」。昨年は、『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明氏の作品を特集上映した「庵野秀明の世界」も話題となったが、今年は昨年に放送開始から35周年を迎えた富野由悠季監督の第1作『機動戦士ガンダム』をはじめ、TVアニメ、劇場作品に、上映自体が稀な短編等数十本の上映を予定しているさらに、シリーズの草創期から最新作まで、作品に携わったクリエイターの登壇など、東京国際映画祭でしか見ることができないイベントも企画。同映画祭にて、一つのシリーズに特化してアニメーション作品を特集することは史上初となる。『パシフィック・リム』(2013年)の大ヒットも記憶に新しいギレルモ・デル・トロ監督など、世界中のクリエーターたちに多大な影響を与えている『機動戦士ガンダム』シリーズ。同映画際は、日本独自のコンテンツや風習が注目を集める昨今、日本が世界に誇るロボットアニメーションの祖であり、日本人の未来観・宇宙観に多大な影響を与え続ける『機動戦士ガンダム』シリーズを特集上映することで、日本の複合的な魅力を世界に広めていくという。先日にもTVアニメ最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が発表され、さらに拡大を続ける『機動戦士ガンダム』シリーズだが、「第28回東京国際映画祭」での作品タイトルや詳細については、順次発表される。(C)創通・サンライズ
2015年07月26日松屋フーズはこのほど、牛めし・カレー・定食・その他丼の「松屋」で、「山かけネギトロ丼」と「山かけネギトロ御膳」を発売した。○さらりとした食感を楽しめる夏のヘルシーメニュー両商品は、とろろとまぐろがごはんとよく合い、さらりとした食感を楽しめる"夏のヘルシーメニュー"。食欲が低下しがちな暑い時期に向けた商品になっているという。「山かけネギトロ丼」と、生野菜とミニ牛皿がセットになった「山かけネギトロ御膳」を用意。 価格(税込)は、「山かけネギトロ丼(並)」が530円。ネギトロが2倍でライスが大盛の「山かけネギトロ丼(大盛)」は790円。「山かけネギトロ御膳」は690円。「山かけネギトロ御膳(大盛)」は950円。なお、いずれの商品も持ち帰りはできない。
2015年07月25日○直販のデルから直間両立のデルへ。ソリューションカンパニーのデルへ。そして次へ。既報の通り、8月1日付けで、デル株式会社の代表取締役社長に平手智行(ひらてともゆき)氏が就任する。現在の代表取締役社長である郡信一郎(こおりしんいちろう)氏は、米国デル社のAPJ担当副社長となる。7月24日には、平手智行氏の就任会見が行われた。まず現社長の郡氏が登壇して、4年間の社長時代を振り返った。社長就任時は「これからのデルは、ソリューションを提供できる、そして信頼できるパートナーであることをお客様にお伝えしたい。そのために組織を変え、社員のマインドを変えて行く」と発言しており、デルはその後、180億ドルの投資によって30社以上を買収し、その8割がソフトウェアとITセキュリティの会社だったことを紹介した。買収の成果をいち早く日本の市場に投入すべく、2013年に「Dell Software」とセキュリティ運用管理サービスプロバイダー「Dell SecureWorks」を設立。翌年には、アジアで初となるSOC(Security Operations Center)も開設した。Software-Defined Network / Storageやコンバージシステムの分野にも早くから取り組んでいる。また、直接販売・間接販売の両方に対応するべく、人員を倍増する一方、パートナーと製品型番を共通化することで受発注の手間を半減。エンドツーエンドのセキュリティ製品やコンサルティングの提供も行った。これらの施策の結果、これまで競合と思われていた企業も、協業するパートナーへと変化。1,000社以上に顧客に対して行った「デルは真のソリューションパートナーと思っている」というアンケート結果も、4年前は10%の方がノーと答えていたのに対して、昨年10月にはノーが1%未満に減ったとして、顧客の意識を変えることができたと自負していた。また、SecureWorksは海外展開している中で最も高成長を遂げ、SonicWall VPNは日本でトップシェアを占めるようになったという。この「ソリューションプロバイダーとしてのデル」をさらに推進するのが、後任となる平手智行氏だ。郡氏は平手氏を、日本IBMや米国IBMの副社長を務め、その後ベライゾンジャパンの社長を務めるなど、25年を超える営業経験があるだけでなく、日本とグローバルの視点で実績を積んでいるリーダーシップを高く評価しているという。今後のデルソリューション提供に向けて、幅広いネットワークを持っていることも強みに上げていた。平手氏は、7月から副社長としてデル株式会社に入社しており、現在は社長への引き継ぎ業務と顧客へのあいさつ回りを行っているところ。その際に「多くのお客様から(IT業界へ戻ってきたので)お帰りなさいと言われてうれしく思っている。デルでこれらのお客様やIT業界に恩返しをしたい」と語っていた。創業者であるマイケル・デル氏とも対話する機会があり、(非上場化によって)中長期的な戦略で顧客や市場のために役立ちたいという熱い思いを感じたことが、社長就任の後押しになったという。まだ具体的な方針は決まっていないとしながらも、顧客が今年求めるソリューションと来年求めるソリューションは異なり、その時に最適のソリューションを展開するとビジョンを述べた。一方、「デルは一貫してお客様の視点であり、オープンなスタンスを変えていないことがIBM時代にはなかった強み」として、これからのIoT時代でもデルのオープン性が有用に働くとした。
2015年07月24日デルは、過酷な使用環境に対応する「Dell Latitude Rugged」シリーズから、11.6インチのWindowsタブレット「Latitude 12 Rugged タブレット」を28日より発売する。参考モデル構成価格は税別311,100円から。「Dell Latitude Rugged」シリーズは、軍事や各種産業現場などの過酷な使用環境に対応する製品。28日より発売される「Latitude 12 Rugged タブレット」は、11.6インチサイズのWindowsタブレットとなっている。米国国防総省基準MIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能や、HZOの防水機構などを備えている。ディスプレイには、強化ガラス「Gorilla Glass 3」を搭載するほか、低反射で手袋を着けたままでの操作にも対応する。セキュリティ面では、暗号化オプションやデータ保護などをパッケージ化した「Dell Data Protection | Encryption」を利用できる。主な仕様は次の通り。OSは、Windows 8.1/8.1 Pro、Windows 7 Professionalのほか、Windows 10/10 Proも後日提供予定となっている。CPUは、Intel Core M-5Y71(第5世代)。内蔵メモリは8GB。ストレージは最大512GBまでのSSD、オプションで256GBの暗号化SSDが用意されている。サイズ/重量は、幅約312mm×高さ約203mm×厚さ約24mm/約1.62kg。ディスプレイ解像度は1,366×768ピクセル。通信面では、IEEE802.11acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、GPSに対応。また、オプションとしてLTE(B1/B3/B7/B8/B20)/3G(B1/B2/B5/B8)通信にも対応する。
2015年07月24日既報の通り、デルは7月23日、高い堅牢性や防水性を持たせた11.6型「Latitude 12 Rugged タブレット」(以下、Ruggedタブ)を発表した。ここでは新製品説明会の模様をお伝えしよう。ゲストとしてお笑いコンビのロッチが登場し、Ruggedタブの防塵性、耐衝撃性、防水性を実際に激しく(?)試した。場所は、東京都・豊洲マジックビーチ。ビル群に囲まれた人工ビーチのなか、コンテナモールのカフェで開催された。発表会は2部構成で、第1部がデルとインテルによる製品紹介が中心、第2部がロッチによる製品デモだ。○ハードウェアだけでなく、ソフトウェア面の堅牢性も高いまず第1部。冒頭のスピーチに立ったのは、デルのクライアント・ソリューションズ統括本部統括本部長 山田千代子氏。今年2月に営業部隊からクライアントソリューション部に異動になったという、現場を熟知した新しいリーダーだ。山田氏は、同部のミッションまず「多様化する顧客ニーズに対応する革新的な製品、ソリューションを継続して提供すること」、「目まぐるしいビジネス変化に対応し、進化し、イノベーションを引き起こすこと」の2点に言及。そして、既存のRuggedシリーズがエンド(顧客)から、耐久性とセキュリティ対策の観点から高い評価を受けているとした。その上で「『もう少し軽い方が良い』というユーザーニーズに応えるためにRugged タブレットの発表に至った」と熱く語った。次に、インテル 営業本部 市場開発マネージャー 佐々木邦彦氏が「ビジネスを変革するインテル最新テクノロジーの紹介」の題で登壇。まずは今年がムーアの法則50周年であるとして、様々なイベントを企画していることに触れ、一例として8月1日~21日に東京都科学技術館にて開催される記念展示を紹介した。続けてCore Mプロセッサの特徴などを解説。Core Mプロセッサはファンレス2in1デバイスに最適として、第4世代Coreと比較してトランジスター数が1.4倍、ダイサイズが60%になったことなどを語った。さらに、ワークスタイルの変革を支えるワイヤレス技術として「インテルProワイヤレス・ディスプレイ」「インテルワイヤレス・ドッキング」の2つを挙げつつ、vProテクノロジーとインテルアクティブ・マネジメント・テクノロジーについても述べた。そして主題のRuggedタブへ。クライアント・ソリューションズ統括本部マーケティングマネージャー 本谷和美氏から、製品詳細について説明があった。おおまかな仕様をまとめると、ディスプレイは11.6型液晶(1,366×768ドット、静電容量式マルチタッチ対応)、第5世代Intel Core M-5Y71プロセッサ、メモリ8GB、ストレージはBTOで最大512GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5300(CPU内蔵)だ。OSはWindows 8.1 / 8.1 Pro、Windows 7 Professionalのほか、Windows 10 / 10 Proも後日提供予定となっている。通信機能として、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0のほか、オプションでLTE/3G通信も搭載できる、対応バンドは、LTEがバンド1、3、7、8、20で、3Gがバンド1、2、5、8だ。本体サイズはW312×D203×H24mm、重量は約1.62kg。バッテリは2セルバッテリ×2個を搭載可能で、ホットスワップに対応している。本谷氏は、Ruggedタブの製品ポジショニングを、過酷な環境向け高性能タブレットと定義。まず製品の特徴として以下の5点を挙げた。手袋でも操作可能で、屋外でも見やすい豊富なエコシステム。デスクドック、IP65準拠のフルサイズキーボードなどホットスワップ対応バッテリ(1日中使える)多彩な通信環境の対応。802.11ac対応Wi-Fi、専用GPS、オプションでモバイルブロードバンド(SIMフリー)対応など第3者機関による包括的な軍用規格に適合特に耐久性の面では、ナノテクノロジーであるHZOによるコーティングを採用し、完全防水に対応することを紹介。また、米軍調達規格である「MIL-STD-810G」についてもパスした仕様を公開。競合他社の試験よりも幅広くテストを実施し、包括的に適合していることをアピールした。まとめとして本谷氏は、同製品の強みは「場所にとらわれない生産性」、「フィールドで不可欠な堅牢性・管理機能・セキュリティ」、「IT管理者の負担を軽減」と3つに絞った。特にセキュリティ面ではvPro対応、TPM1.2セキュリティチップ搭載というだけでなく、スマートカードリーダーや指紋認証、DDPEに対応を紹介。セキュリティについての重要性についても語った。第1部の最後には、クライアント・ソリューションズ統括本部セールスエンジニア 梅原隆幸氏から「Dell Data Protection」について解説があった。梅原氏は、Ruggedタブが物理的に堅牢であっても、最終的にデータを守るにはソフトウェアが必要として、そのソリューションが「Dell Data Protection|Encryption」(DDP|E)を紹介した。DDP|Eのコンポーネントは「認証」、「暗号化」、「標的型攻撃」の3つで構成され、エンドポイントセキュリティを提供する。梅原氏は、実機を使って、Yahoo IDでの認証やYahooメールにおけるウィルス添付ファイルの対応などをデモンストレーションした。○ロッチが体験。Ruggedタブの防塵性・耐衝撃性・防水性第2部は、「ロッチ」によるRuggedタブ、製品デモンストレーション。場所を屋外の人工ビーチに変えて実施した。デモの種類は3つ。防塵、耐衝撃、防水だ。写真で見てみよう。
2015年07月23日デルは23日、過酷な使用環境に耐えうる「Dell Rugged」シリーズにて、11.6型タブレット「Latitude 12 Rugged タブレット」を発表した。発売日は28日。最小構成価格は税別311,100円から。軍事や各種産業現場など、過酷な環境に耐えうる堅牢性を持つ「Dell Rugged」シリーズ新製品。米国国防総省基準MIL-STD-810Gに準拠し防水性も備えるほか、暗号化オプションやデータ保護などをパッケージ化した「Dell Data Protection | Encryption」にも対応する。性能面では、第5世代のIntel Core M-5Y71プロセッサを搭載。メモリは標準で8GB、ストレージはBTOで最大512GB SSDを搭載可能。ディスプレイは11.6型液晶で、解像度は1,366×768ドット。OSは、Windows 8.1/8.1 Pro、Windows 7 Professionalのほか、Windows 10/10 Proも後日提供予定。このほかの主な仕様は、グラフィックスがIntel HD Graphics 5300、通信機能が11ac対応無線LANやBluetooth 4.0など。オプションでLTE/3G通信も搭載でき、対応バンドはLTEがバンド1、3、7、8、20、3Gがバンド1、2、5、8。本体サイズはW312×D203×H24mm、重量は約1.62kg。バッテリは2セルで、ホットスワップ対応。3年間のサポート引き取り修理サービスが付属する。
2015年07月23日ベニチオ・デル・トロが、『スター・ウォーズ/エピソード8』で悪役を演じることになるかもしれない。まだ決定ではなく、ホアキン・フェニックスも候補に上がっているらしい。その他の情報『エピソード8』の監督は、『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン。今年12月の『エピソード7』の公開を待たずして、すでに製作準備は進んでおり、『エピソード7』に出演するオスカー・アイザック、デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガらの復帰も決まっているという。公開は2017年5月。デル・トロの次回公開作は、5月のカンヌ映画祭で上映された『Sicario』。共演は、エミリー・ブラント、ジョシュ・ブローリン。また犯罪スリラー『The Trap』にも出演が決まっている。共演はアル・パチーノ、ジェームズ・フランコ。文:猿渡由紀
2015年07月22日台湾が生んだ巨匠ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督8年ぶりの最新作にして、第68回カンヌ国際映画祭にて「監督賞」を受賞した妻夫木聡の出演作『黒衣の刺客』。その特報映像が、ついに解禁となった。唐代の中国。13年前に誘拐されたインニャン(スー・チー)が、両親の下に戻ってくる。しかし、彼女は道姑(女性の道士)によって完全な暗殺者に育て上げられていた。標的は、暴君のテェン・ジアン(チャン・チェン)。彼はかつての許婚だった。インニャンは任務中に窮地に追い込まれるが、難破した遣唐使船の日本青年(妻夫木聡)に助けられ…。『悲情城市』『フラワーズ・オブ・シャンハイ』『珈琲時光』『百年恋歌』などを手がけたホウ監督が、台湾、中国、さらに日本で5年をかけて撮影した、“女刺客”を描く新感覚の武侠映画。5月に開催された第68回カンヌ国際映画祭では、審査員長のコーエン兄弟を始め、ギレルモ・デル・トロ、グザヴィエ・ドランといった次世代映画界の雄から絶賛され、見事、「監督賞」を受賞した。ついに解禁となった特報では、カンヌ国際映画祭でのホウ監督や主演のスー・チー、チャン・チェン、そして日本から参加した妻夫木さんも揃ったレッドカーペットの輝かしい様子や、2,300人を超える会場でのスタンディングオベーションに感激の面持ちの妻夫木さんらキャストや監督の姿、そして映画の場面写真が組み合わされ、緊張感あふれつつも華やかな仕上がりに。運命に翻弄されながらも力強く生きてゆく女刺客・インニャンには、『百年恋歌』などホウ監督の“ミューズ”であり、『トランスポーター』『西遊記~はじまりのはじまり~』のスー・チーが、アクションに挑戦。標的となる暴君には、『レッド・クリフ』シリーズで知られ、『百年恋歌』に続きホウ監督とタッグを組んだチャン・チェン。さらに、窮地に追い込まれたインニャンを助ける日本人青年役に妻夫木さん、その妻に忽那汐里と、日本人キャストの活躍も見逃せない作品となっている。『黒衣の刺客』は9月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日ハリウッドで活躍するフィルムメイカーが手がけるドラマのブルーレイが次々にリリースされる。ジョエル&イーサン・コーエンが製作総指揮を務める『FARGO/ファーゴ』が10月に、ギレルモ・デル・トロ製作総指揮『ストレイン/沈黙のエクリプス』が11月に、M・ナイト・シャマラン製作総指揮『ウェイワード・パインズ 出口のない街』が12月にリリース。どれも映画に匹敵するクオリティで発売元の20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパンはこれらの作品を“ロング・ムービー”としてアピールしていく。その他の画像10月にリリースになる『FARGO/ファーゴ』は、1996年製作の同名映画を新たに再構築してドラマ化したもの。片田舎で暮す平凡な男が予想外の事件に巻き込まれていく様を描いたもので、『ホビット』のマーティン・フリーマンや『バーバー』のビリー・ボブ・ソーントンらが出演している。その翌月にリリースになる『ストレイン』は、『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロが描くSFサスペンス・アクションで、謎の生命体ウィルスと人類の戦いを描く。12月リリースの『ウェイワード・パインズ 出口のない街』は、シャマランが製作総指揮を手がけたミステリー大作だ。タイトル通り、出口のない街に迷い込んでしまったベテラン捜査官が街の謎に迫る物語で、マット・ディロンが主演を務めている。どの作品も、アメリカの映画界の一線で活躍しているクリエイターが、“ドラマでしか描けない”スケールと構成で壮大な物語を描いている。近年は、デイヴィッド・フィンチャーやウディ・アレン、フランク・ダラボンなど映画人がドラマ業界に積極的に進出しており、上記の作品も海外ドラマ好きだけでなく、映画ファンを魅了するタイトルとして注目を集めそうだ。『FARGO/ファーゴ』10月2日(金) DVDリリース『ストレイン/沈黙のエクリプス』11月6日(金) ブルーレイ&DVDリリース決定『ウェイワード・パインズ 出口のない街』12月2日(水) DVDリリース
2015年07月17日世界のオタクの祭典Comic-Con2015(以下コミコン)が米サンディエゴで開幕。8日の前夜祭から始まり、12日(日)までの5日間開催される。その他の写真コミコンとは、毎年7月または8月の5日間、カリフォルニア州サンディエゴで開催される漫画や映画などポップカルチャーの世界最大級のお祭り。ハリウッド大作映画の初出し映像の公開や、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ウォーキング・デッド』など世界的ヒットしている人気ドラマのプレゼンテーションやサイン会のほか、カプコンやスクウェア・エニックス、任天堂といったゲームメーカーも大きなブースを展開しており、年を追うごとにジャンルを超え、拡大しているイベントだ。近年、より会場の大きいアナハイムやロサンゼルスへの移転話が出ていたものの、2018年まではサンディエゴで開催するとの決定が先日発表されたばかりで、今年は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』をはじめとしたDCコミック、ジョー・ライト監督ヒュー・ジャックマン出演の『PAN~ネバーランド、夢のはじまり』、クエンティン・タランティーノ監督の最新作『The Hateful Eight(原題)』などのパネルディスカッションが予定されている。『スター・ウォーズ…』の新情報発表は、8月のディズニー社のイベント“D23”が中心になることが予想されるが、10 日(金)に行われるルーカス・フィルムのパネルディスカッションにJ.J.エイブラムスの来場が予定されており、サプライズが得意なJ.J.だけに、あっと言わせるプレゼンテーションも期待される。約6000人を収容するホールHで行われるパネルディスカッションに入場するため、待ちきれないファンたちは既に長蛇の列に。先頭の女性Jamie Turkさん(写真)は、「8日の20時半から並んでいるわ」と野宿の過酷さも感じさせない笑顔で応えてくれた。ホールHで行われる主なラインナップは以下のとおり9日(木)『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』、『ドクター・フー』10日(金)『ウォーキング・デッド』、『ゲーム・オブ・スローンズ』、ルーカスフィルム『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』11日(土)ワーナー・ブラザーズ『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』『PAN~ネバーランド、夢のはじまり』『コードネームU.N.C.L.E』、クエンティン・タランティーノ監督『The Hateful Eight(原題)』、レジェンダリー・ピクチャーズ『Warcraft (原題)』『Crimson Peak(原題)』12日(日)ギレルモ・デル・トロによるドラマ『ストレイン 沈黙のエクリプス』、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』、『スーパーナチュラル』『Heroes』「コミコン2015」7月8日(水)前夜祭7月9日(木)~12日(日)
2015年07月10日デルは7日、経営体制に関する新人事を発表した。8月1日付けで、代表取締役社長に平手智行氏が就任。現社長である郡信一郎氏は退任後、米デルの日本アジア太平洋地域の要職に就く予定だ。平手氏は、1987年に日本IBMに入社。以後、2000年にアジア太平洋地区経営企画、2002年に米IBM本社の戦略部門を経て、2006年に日本IBM執行役員と米IBMバイスプレジデントに。国内では主に通信、メディア、流通、公益等の業種別事業、並びにサービス事業を統括していた。2011年12月にIBMを離れ、米ベライゾンのエリアバイスプレジデント、ベライゾンジャパン社長を務めていた。
2015年07月08日日本や欧米を含む世界31カ国において、男女格差が女性起業家の経済力を制限しているという。デルがドイツ・ベルリンで開催した国際年次イベント「デル女性起業家ネットワークサミット」において6月30日(ベルリン時間)に発表した「グローバル女性起業家リーダーズスコアカード」の結果による。同スコアカードは同社がスポンサーとなっており、女性経営者の起業・事業拡大・雇用創出・業界構造の変革に関する課題と機会に焦点を当てた、同社によると初めての世界的な分析だという。リーダー・政策立案者・立法者に向けて、各国の状況の改善方法を提言すると共に、女性が設立した企業の成長を可能にするための診断ツールの提供を目的にしているとのこと。2015年の結果は、世界中の女性起業家の状況について包括的な見解を示し、ベスト・プラクティスを明示しているとしている。なお、調査対象となった31カ国は以下の通り(50音順)。インド、ウガンダ、英国、エジプト、オーストラリア、ガーナ、カナダ、韓国、ジャマイカ、スウェーデン、スペイン、タイ、中国、チュニジア、チリ、ドイツ、トルコ、ナイジェリア、日本、パキスタン、パナマ、バングラデシュ、ブラジル、フランス、米国、ペルー、ポーランド、マレーシア、南アフリカ、メキシコ、ロシア。これら31カ国で、世界GDPの76%を含むとしている。調査対象31カ国のうち7割以上でスコアが50%を下回り、女性が経営するビジネスと男性が経営するビジネスの成長の差が世界的に大きいことを示しているとのこと。同スコアカードでは、ビジネス環境が全体的に良好であることと民間部門における女性の人材の流動性が起因して米国が1位であるものの、その総合スコアは71%にとどまっている。米国で女性が男性と同じ割合で成長志向のビジネスを開始すると仮定した場合、2年間で1,500万人の雇用が創出されると同社は予測する。なお、日本は全体の10位ながら、スコアは49%だった。同スコアカードに関して同社は、公平なリソースの利用、成長資金およびイノベーション・エコシステムの利用、国により異なる具体的な長所と短所、リーダーの役割は依然として男性優位、重要な役割を担っているのは政府、起業家を阻む男女格差の各点を課題として挙げる。教育やインターネット、銀行口座、中小企業研修プログラムなど基本的なリソースの利用では、依然として国によって大きな差があるという。英国では複数のカテゴリーにおいて男女格差がほとんど無い半面、このカテゴリーの最低スコアだったパキスタンでは女性のインターネット利用・銀行口座の所持率とも低い値だった。ランキング上位の国はいずれもおおむね、安定したビジネス環境を提供しており、事業規制や汚職、市場独占が比較的少なく、研究開発投資、イノベーション・エコシステム、資本の利用可能性の各レベルにおいて高いスコアを取得しているという。ビジネスを始めるスキルがありビジネスチャンスを見いだしている女性の割合では、ナイジェリアが最も高かったとのこと。しかし、同国のビジネス環境が整っていないことが成長の妨げになっているとしている。半面、日本は安定したビジネス環境が整っているが、ビジネスチャンスを見いだしている、またはそのスキルがあると感じている女性はごくわずかだと指摘する。大手上場企業のCEOにおける女性の比率を見ると、中国、ブラジル、マレーシア、ナイジェリアの4カ国では5%にとどまり、6カ国では0%という結果だったという。女性が上級経営者の35%以上を占めているのは、ポーランド、ジャマイカ、ロシアの3カ国のみであり、またフランスは女性が取締役の30%を占める唯一の国だったという。公共調達は発展途上国のGDPにおいて30~40%以上、先進国のGDPでは10~15%を占めているが、世界的に見ると、女性が経営するビジネスに与えられている公共調達契約は、推定で1%とのこと。今回の調査対象である31カ国のうち、性別および公共調達に関する方針によって成長志向の女性起業家を積極的に支援しているのは、米国と南アフリカの2カ国のみだった。調査対象の全31カ国において、起業家の知人を持つ女性はほとんどいないという。これは、起業家の模範となる人物が周囲におらず、また起業家のコミュニティとのつながりが無いことを示しているとのこと。これは女性がビジネスを始める傾向に影響を及ぼしており、全31カ国の68%で女性は男性に比べて起業する機会が圧倒的に少ないと感じているが、それらの国のほぼすべてで、男女それぞれの起業能力は同等と考えているという。
2015年07月02日