どんなに世の中が進歩しても、人が幸せに過ごすためには人間同士のコミュニケーションを欠かすことはできません。今回は占い師の五十六謀星もっちぃが、長年にわたる占い経験の中で発見した、運気の良い人に共通するコミュニケーションの特徴をお伝えします。人からも愛されて幸運の女神からも愛される共通点を、運気アップの視点を踏まえてご紹介します。自分を過度に卑下しないこと「私なんて…」と謙遜することは美徳の1つとされてはいますが、運気の視点から見ると良いこととはいえません。言葉には言霊と呼ばれる呪術的な霊力が宿っていると考えられています。自分を過小評価するような言葉を並べていると、そのネガティブさが現実のものになってしまう恐れが。現実的な問題としても、「私なんて可愛くないから」という言葉を聞いた瞬間に、相手の魅力が半減して見えてしまうこともあるのではないでしょうか。人から妬まれないようにすることも大切ですが、そのために自分を小さく見せるのはあまり良いことではないので、十分に注意しましょう。くだらない自慢話はしない卑下しすぎるのは良くないことですが、かといって自分を過大評価しすぎたり、大きく見せようとしたりするのもよくありません。特に、くだらない自慢話をすることは運気を下げるリスクが高いので注意したいところ。良運に恵まれて成功している人はくだらない自慢はしません。平均年収より給料が良いことや、有名人とつながりを持っていることなどを自慢げに語っていると、その程度の運気しか巡ってこない人間になってしまうでしょう。経歴や過去のことを自慢げに話しているにもかかわらず、現状は全然うまくいっていない人を、あなたも一度は見たことがありませんか?他人が聞いて「すごい」よりも先に「けっ」と反感をおぼえるような話をすると、運気がなくなってしまうということを示す好例といえるでしょう。笑える話をする大爆笑の中で暮らしているような人は、往々にして運気が良いものです。「笑門来福」という言葉がありますが、楽しく笑いながら過ごすことは、運気を上昇させる効果がとても強いといえます。自分自身がよく笑うことはもちろん重要ですが、周囲にも笑いを振りまくことはとても開運効果が高いことです。特に、失敗談や苦労談などのネガティブな話をしなければならないときに、それを笑いに変えて話すことができれば最も効果的です。困ったときにはそれを笑える話に変換出来ないかを第一に考えるようにしましょう。夢のある話をする将来の収入と幸せの総量が計算できるような生き方をしていると、人生はこぢんまりとまとまってしまいやすいでしょう。安定した収入と生活は理想の1つと思うかもしれませんが、プレゼントはサプライズでもらった方がうれしいもの。そのような突然の喜びが幸せのスパイスだとすれば、そのスパイスを注文する呪文は、夢のある話をすることです。もしもあなたが、誰か一人に豪華客船の旅をプレゼントするとしたら、「旅行よりも来年の安定した生活を望む」という人よりも、非日常を楽しめるような大きな夢を見る人に贈りたくなるのではないでしょうか。そして、人間の幸運を司る幸運の女神も同じ考え方をするはず。地に足のついた日々の生活を守ることだけにとらわれず、さらに遠くにある夢を人に語り続けることで開運につながるでしょう。五十六謀星もっちぃ10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。 著書『占い大学公式テキスト五十六謀星もっちぃの西洋占星術講義』(説話社)など©dikushin/Adobe Stock ©Rido/Adobe Stock文・五十六謀星もっちぃ
2024年03月28日母が家に来たとき、3歳の娘を2人で遊ばせてました。すると娘は引き出しに興味を持ち、漁り出します。その様子を見守っていたところ、まさかの事態が!?そんな物、見せないでー!2人目の子どもを出産後、私の母が家へ手伝いに来てくれたときの話です。3歳の長女と私、母の3人で遊んでいると、ふいに長女が引き出しの中を漁りはじめました。すると、なんと長女はゴム製の避妊具を取り出したのです!長女はそれが何であるかわからずに、すぐに興味を失いポイッと手放しましたが、一連の流れを見ていた母は顔をひきつらせていて……。とても気まずい空気が流れ、私は気づいていないふりをし、「そういえばさぁ」と適当に話題を振ることしかできませんでした。 整理整頓が苦手な私ですが、いざ人が来たときに困らないよう、見られたくない物は子どもの手が届かない場所に隠しておかなければいけないなと痛感した出来事です。 作画/さくら著者:片田 ゆい
2024年03月28日ママ友と1歳半になるママ友の娘が遊びにきたときのこと。みんなで楽しく過ごしていたのですが、おむつ替えをすることになって目を疑う事態に……。 おむつ替えをするのはいいけれど…わが家へ遊びにきたママ友が自分の娘のおむつ替えをしたとき。子どもはおむつを外すと裸のまま走り始めました。ママ友は走り回っている子どもを止めることもなく、「新しいおむつを履くよ〜」と声をかけることもなく、様子を眺めて座っていました。案の定、畳の上にお漏らしをしてしまい……。 私がタオルで床を拭いてるときも「ごめ〜ん」と言うだけで動こうとしないママ友。子どもなのでお漏らしをしても仕方ないと思っています。ですが、自宅以外では親の方がもう少し気配りすることも大切だなと感じました。 ◇ ◇ ◇ 多くの人は外出先で子どもが粗相してしまったら、すぐに謝ったり拭いたりという行動をとるかと思いますが、ママ同士で感覚が違うこともあるので難しいですよね。ママ友との距離感を見直すなど、ストレス溜めずにお付き合いしたいですね。 イラスト/しおん著者:浅井こん
2024年03月27日義母と離乳食についての話になったとき、「市販のものは使わないで手作りしなさい」と言われました。そして、そのあとにまさかの発言が続き……?離乳食に細かく口出し…娘が生後5カ月のころ、義実家に遊びに行ったときのお話です。離乳食を食べさせ始めたことを義母に伝えると、「最近は市販の良い離乳食がたくさん出ているみたいね」と言われたので「そうですね」と返事をしました。すると義母は、「そういうのには頼らないでね。手作りが一番よ」とまさかのひと言……。普段は手作りするつもりでしたが、お出かけする日や時間が無いときは市販の離乳食を使おうと思っていたので、とてもショックでした。さらに続けて、「うちに来るときには私が作ってあげるから」と提案されたのですが、その内容はまだ娘が食べられないものばかり。まだ食べられないとやんわりと伝えても「兄弟がいるご家庭は、月齢なんて関係なく何でも食べさせてるわよ」と言われ、この先娘を義実家に預けるのは不安だと感じました。 夫から、離乳食はアレルギーがないかなどを調べながら作っていること、自分たちのやり方があるのであまり口出ししないでほしいことを伝えてもらいました。その後は、極力義実家に娘を連れていかないようにしています。 作画/さくら著者:田村 咲
2024年03月27日産後、歯科医へ行くために子どもの一時預かりを利用しました。終わって迎えに行くと、保育士さんから息子の体について「すぐに病院を受診したほうがいい」と指摘されて……。 思いがけない言葉にびっくり!息子を一時預かりの保育施設に預け、迎えに行ったときのこと。保育士さんから「落ち着いて聞いてね」と声をかけられました。 聞いてみると、鼠径部(そけいぶ/足の付け根の溝の内側にある三角形状の部分)が固いと言うのです。すぐに受診した方がいいと言われて病院へ。 診断の結果、「鼠径ヘルニア」の可能性があるとのこと。それから大きい病院を受診し、あれよあれよとオペになってしまいました。オペは無事終わりましたが、なぜ早く気づかなかったのか……と涙があふれました。子どもの体をよく観察しようと思った出来事です。 ◇ ◇ ◇ 鼠径ヘルニアとは、股の付け根の少し上あたり(鼠径部)から陰部にかけて腸が出て膨らんだり引っ込んだりする疾患で脱腸とも言われます。男児に多くみられ、生後1年以内に発見されることがほとんど。大半は両側性ですが、片側性の場合は右に多いとされています。鼠径部の膨らみに気づいた際は、一度受診するのがおすすめです。 イラスト/あやこさん著者:山田花子監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2024年03月26日私の職場の上司Yさんは、頭が良くてユーモアもあるし話していて楽しい方です。ただ、たまに出る時代遅れの発言にはがっかりさせられます。普段なら流せるのに、あの日の私は黙っていることができずにとうとう……。 思ったことがそのまま口に出ちゃうYさん私の上司Yさんは嫌な人ではありません。頭が良い方なので話していると勉強になることが多いし、面白い方です。仕事については丸投げが多いですが、その分自分で判断できるので口うるさく言われることもありません。 ただ、ジェンダーに対する考え方が昔のまま……。昨今、日本でもジェンダーに対して非常に敏感になり気を遣うようになってきているのに、Yさんは全然違います。「女の人は話が長いよね」「女の人は感情的だから」「ほんとかわいくないよね」と、こんな表現は日常茶飯事です。 ある日、Yさんと雑談をしているときでした……。「ある会社の役員に女性がなった」という話題になり、嫌な予感がしました。 その私の予感が的中し、Yさんは「ほんと女性って得だよね~。今の時代、女性っていうだけである意味武器になるもんね」とびっくり発言。 私は「私たちも女性ってことわかってるのかな?」と思いながらも話は続き、「今、社会は女性を推してるでしょ。だから同じ評価の男女がいたら会社的には女性を上げるんだよ。この役員の人だってきっとそう。女性ってだけで優遇されたの」と断言するYさん。 いつもなら流せるのに、この日の私は気がつくと「そんなこと言う人がいるから、まだまだ女性が働きにくい社会になってるんですよ!」と言っていました。Yさんは私の発言に驚き「そんなに怒らないでよ~」と苦笑い。ひとまずこの日は、これで話が終わりました。 この一件があってから、Yさんの時代遅れな発言は以前に比べ頻度は減りました。もっともっとジェンダーに対する意識が高まり、女性が働きやすい環境に変わっていってほしいと願うばかりです。 イラスト/ぽん子著者:石井ゆうき
2024年03月26日入浴施設に行った際のことです。娘の何気ない言葉に衝撃を受けました……。 温泉で他人の体をじっと眺める娘温泉などの入浴施設に行くのが好きなわが家。しかし小学校1年生の娘が、そういった場所に行くたびに、他の人の体をじーっと観察することがいつも気になっていました。普段母親である私や父親以外の人とお風呂に入るということがないので、ほかの人の体が気になるのだろうと思っていたのですが……。 あるとき、温泉上がりに脱衣所で娘が言ったことに衝撃を受けました。 それは、「ねぇねぇ、ママの体ってほかの人と全然違うよね。何でそんなにおっぱいが小さいの?」という一言。それは私が決して人に触れてほしくない話題。 子どもの純粋な疑問なのですが正直胸がザワザワしました。そのことについて話したい気分にはなれませんでしたが、「人の体はみんな違うの。おっぱいが大きい人もいれば小さい人もいるんだよ」と説明しました。子どもの歯に衣着せぬ発言に撃沈そのときは納得したようでしたが、その後もやはり入浴施設に行くとほかの人の体をしげしげと眺め、「ママブラジャーする意味あるの?」などと聞いてくる娘。どこで覚えたのか「洗濯板」というような表現まで持ち出してくるようになりました。私はそのたびに、子どもが言うことだからと平気な顔をしつつも、内心自分が傷ついているという自覚がありました。そしてあるときついに、「ママ胸のことを言われるのは好きじゃないからその話はしないで」と娘に伝えました。 娘は私の対応に不思議そうな顔をしていましたが、「自分ではどうしようもない体の特徴をあれこれ言われて悲しい思いをする人もいるんだよ」と説明すると娘なりに理解したようでした。 成長して徐々に話す内容に気づかいができるようになったこともあり、娘はその後胸の話はしなくなりました。友だち関係はもちろんですが、家族であっても親子であっても触れられたくない話題というのはあります。お互い気持ちよく過ごすために、ちゃんと話題への配慮の必要性を伝えていくのも大切だと感じた出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:澤崎 凪
2024年03月26日幼い娘を夫に預けて出かけたある日、帰宅すると夫はなんと爆睡! そして娘は、夫の服のポケットを漁り、何かを取り出して舐めていました。まさか、こんなことになるとは…まだ幼い娘を夫に任せて出かけたときのお話です。夫は娘と一緒にお昼寝をしていたそうなのですが、途中で娘が目を覚まし、ふいに夫の服のポケットをガサガサと漁り、入っていた加熱式たばこを舐めてしまっていました。帰宅した私がそのことに気づき、急いで救急に行くことに。幸い、胃洗浄も必要なく大事には至りませんでした。 当たり前のことではありますが、子どもの手が届くところに危険な物を置かない、子どものいるところでたばこを吸わないということを徹底しようと強く思った出来事です。 ◇ ◇ ◇ お子さんのいる家庭では、たばこを吸わないようにしましょう。たばこに含まれるニコチンを子どもが摂取してしまうと、悪心・嘔吐、下痢などの症状がみられたり、症状が重くなると、けいれんや昏睡、状況によっては死に至ったりする可能性もあります。最近増加している加熱式のたばこも有害です。 また、家庭内に喫煙者がいる場合は、子どもがいるところで吸わないようにしてもらうことはもちろん、手が届くところには絶対に置かないようにし、誤飲にも注意してください。服のポケットに入れている場合も、今回のように気づかないうちに取り出して口に含んでしまうケースも考えられるため、注意が必要です。そして、吸い殻の処理にも十分注意してください。 万が一、誤飲した場合は、口の中にたばこの葉があればかき出し、水や牛乳などは飲ませずに、直ちに医療機関を受診しましょう。 作画/赤身まぐろ著者:うち あき監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月26日子どもの習い事で、親同士が連絡のために使うグループラインがあるのですが、そこで1人の親がとんでもない発言をし出して!?グループチャットでまさかの発言!?うちの子どもはスポーツ系の習い事をしていて、親同士の連絡のためにグループラインがあります。そんな中、上級生が最後に出場する気合いの入った大会の前日に、ある親がそのグループラインに「明日は負ける」と送ってきました。まさかの発言に驚いていると、さらに「勝ってもまぐれでしょ」と送られてきて、そんなこと言って大丈夫!? グループラインだよ!? と焦る私。どうやら送る相手を間違えたようなのですが、誤送信に気づくのが遅かったため、メンバー全員から既読状態になり……。メッセージの取り消しをしたようですが、時すでに遅し。上級生の親たちから「今後は気をつけましょう」という言葉があり、この件はそれで終わったのですが、一連の出来事を見ていた私は、ハラハラして気が気じゃなかったです。 メッセージを送信するときは、送る相手を間違えないようによく注意しないといけないと学びました。また、今回のような、誰かが嫌な思いをするような内容は送信するべきではないなと思った出来事です。 作画/しおん著者:佐藤 藍
2024年03月26日息子が生まれたときのこと。夫はひとり息子なので、義両親にとっては初孫で大興奮でした。その後、義実家を訪れたときに出産祝いをいただいたのですが……。 気持ちはうれしいけれど…息子が生まれたときはまだ新型コロナウイルスが流行っていた時期で、義両親に孫の顔をすぐ見せてあげられず……。年始には実家へ行こうと夫と相談していました。そして元旦に義両親の自宅へ。着いて早々に義母から「○○くん(子ども)にお年玉があるの!」と興奮気味に言われました。 「そんな、まだ0歳なのでご用意いただかなくてもよかったのに……。お気遣いいただき、ありがとうございます」と返し、義母から渡された紙袋。「お金じゃなくてプレゼントなのかな?」と思いながら開けてみると、袋からホコリと防虫剤の臭いが。 「息子が昔着ていた服よ!かわいいでしょ!」と笑顔で話す義母。夫のお下がりということは30ウン年前の服。良く言えば昭和レトロで希少かもしれませんが……。 このとき息子は生後3カ月で洋服サイズは60〜70でしたが、いただいた洋服は100〜110。ずっと保管しておくのかと思うと、なんだかモヤモヤしました。気持ちはうれしかったのですが、プレゼントは難しいなと思った次第です。 ◇ ◇ ◇ 義母にしてみれば、思い出のある洋服を孫にも着て欲しかったのかもしれませんが……。サイズアウトした子ども服や使わなくなった育児用品は相手に聞いてから、必要であれば譲るのがいいかもしれませんね。 イラスト/森田家著者:匿名希望
2024年03月25日3歳の次男はお兄ちゃんが持っているものを欲しがるお年ごろ。しかし、それが時と場所によっては、かなり面倒なことになることも……。急に始まった次男のわがままに困り果てていた私に、近所の女性が声をかけてきて―!? コンビニでお買い物ワンオペの休日、子ども2人を連れて近所の公園まで歩いて遊びに行きました。その帰り道、コンビニでお菓子を1人ひとつ買うことになり、長男はコアラのチョコレート菓子、次男はペロペロキャンディーを購入。最初はそれぞれが満足していたのですが……。 突如始まった次男のわがままコンビニを出て家まで歩いて帰る途中、突然次男が「やっぱりこっちがよかった!」と言い出したのです。長男の買ったチョコレートのお菓子が欲しくなったようです。長男は自分ひとりですべて食べるつもりだったので抵抗。一つももらえないとわかった次男は泣き始め、地面に寝そべってしまい……。 するとそこに、庭の草むしりをしていた近所の女性んが様子を見に来ました。私が事情を説明すると、「ちょっと待っててね!」と言い残し、自宅に戻って行きました。 近所の女性が…戻ってきた女性の手には、なんと長男が買ったお菓子と同じものが! そして、「これ食べな」と次男に渡してくれたのです。次男の顔がパッと明るくなり、すぐに「ありがとう」とお菓子を受け取ってしまいました。 私はさすがに申し訳ないので遠慮しようかと思いましたが、最終的にはお言葉に甘えてお菓子をいただくことにしました。 普段近所づきあいがほとんどなかったので気が付きませんでしたが、こんなにやさしい方が近くにいらっしゃったなんて……。次男には困惑させられたけれど、とてもうれしく感動した出来事となりました。 イラスト/まげよ著者:鬼頭いちか
2024年03月25日私が住んでいる場所は言ってしまえば田舎。車がないと生活はできません。普段、買い物に行くときは車なのですが、お店まで行ける巡回バスが家の近くを通っているので、物は試しと生後3カ月の息子と抱っこひもで巡回バスに乗ってみました。すると、帰りのバスで私の隣りに座った高齢女性に声をかけられ、あの言葉を言われたのです。初めて子連れで巡回バスを利用1時間弱バスに揺られ、小声で息子に声かけをしながらお店に到着。息子はご機嫌です。車移動では後部座席でひとりになってしまい、よく泣いてしまう息子。「たまにはこうやって買い物に行くのもいいかもしれない」と私は感じていました。 買い物を終えて帰るために巡回バスの待機列に並んでいると、私の前後に並んでいた高齢の女性たちが、息子を見てほほ笑んでいます。温かい目で見てくださるのはうれしいので、私もほほ笑み返していました。 そして巡回バスに乗る時間になったのでバスに乗り込み座席に座ると、先ほどほほ笑んでくれていた女性の1人が私の隣に座ってきたのです。 隣りに座った女性と話していたら…私の隣に座った高齢女性は、待ってましたと言わんばかりに息子をじっと見つめ、「かわいいわね〜! 男の子?」と話しかけてくれました。 長男であることを伝えると「あら〜! それじゃ、最初が男の子でお父さんは喜んだでしょ! 安心ね!」とニコニコしながら話す女性。息子がかわいいのは同意ですが、私は性別に関係なく、赤ちゃんを授かったことに喜びを感じていたので、少しモヤモヤしながらバスに乗り続けたのでした。 その女性が若いころは、跡継ぎが必要な時代だったのだろうと思います。しかし今は令和。必ずしも男の子が継ぐ時代ではないと思いますし、男の子でも女の子でも継ぎたい子に継がせるのが私たち夫婦の考えです。赤ちゃんの性別はどちらでも問題ありません。女性の発言は悪気がないものでしたが、「第1子は男の子じゃなきゃ」という思考の人がいることに「いまだにその感覚なんだなぁ」と驚く気持ちがありました。 イラスト/森田家著者:たなか かな
2024年03月25日保育園最後の発表会。わが子の演目を目の前で見て感動していたのですが……。 えっ!?突然のことに驚いて…下の子が年長さんのときのこと。保育園最後の発表会をとても楽しみにしていました。わが子の演目を目の前で見て感動していた次の瞬間、それは突然起こりました。 息子が保護者に向かって突然大声で叫んだんです。「うちのママ、ビールばっかりー!!」予想もしない息子のひと言に、驚きと恥ずかしさからフリーズしてしまいました。 周りの優しい保護者の皆さんが笑いにかえてくれて事なきを得ましたが、とても恥ずかしかったです。その後、子ども達の前での言動には気をつけるようになりました。ビールはやめていませんが……、わが家で語り継がれるかわいいエピソードです。 ◇ ◇ ◇ 子どもは幼いながらも親のことをよく見ていますよね。みんなの前で言われると恥ずかしいですが……。子どもならではの素直な発言や行動を楽しみながら、成長を見守っていきたいですね。 イラスト/あやこさん著者:林 恵理子
2024年03月24日子どもが幼稚園に通っていたときのことです。自分勝手すぎるあるママの発言とは園児が全員で30人しかいない小さな幼稚園だったため、役員をじゃんけんで決めることになっていました。しかし、いざじゃんけんをすると負けてPTAになったママが急に幼稚園を辞めると言い出したのです。まさか幼稚園を辞めると言い出すとは思っておらず、みんなで必死に説得し、結局幼稚園を去ることはありませんでした。しかし、みんなが説得して幼稚園に残ったため、そのママがPTAの仕事を真面目にしなくても誰も文句を言うことはできず、本当に腹立たしい気持ちでした。◇◇◇ 幼稚園を辞めないで欲しいと言ったのは子どものためであって、正直みんなで説得したのがあとから考えると馬鹿らしくなりました。最後までまともにPTAの仕事もしないで卒園していったのは嫌な思い出です。 作画/まげよ著者:井本桜子40代、12歳を育てる母。趣味は、ドラマ鑑賞とスタバでお茶すること。
2024年03月24日私には幼稚園に通っている3歳の息子がいます。赤ちゃんのころからよく熱を出していて、幼稚園に通い出したことで、さらに熱を出すようになりました。他の子より熱を出すのか、お休みするたびに言われる、副園長先生からの何気ないひと言にいつも引っかかっていました……。 副園長先生の言葉にモヤモヤ風邪が長引きがちな息子。よく中耳炎にもなるので、通院のため幼稚園をお休みすることもあります。いつも門であいさつをする副園長先生。やさしい先生なのですが、息子が長く休んでいると、私に「なんで休んでいたの?」と聞いてきます。 ある日お迎えに行くと、いつものように副園長先生が門に立っていました。前日に中耳炎で休んでいたので、また休んだ理由を聞かれ、私は「中耳炎です」と答えました。 息子を連れて帰りのあいさつを済ませ、門に行くと、また副園長先生に呼び止められ、副園長先生が「もう風邪引かないよ。休むのダメよ」と言い、息子は黙ってうなずきました。私は副園長の発言にモヤモヤしつつも、あいさつを済ませ、園をあとにしました。 救世主、現る入園して半年以上が経過。相変わらず息子は風邪を引きやすく、休むたびに言われる副園長先生からのひと言に私は嫌気が差していました。ある日、再び中耳炎で休んだ息子。すっかり元気になったので、登園すると、朝から副園長が「もう風邪引かないよ。休まないよ」とひと言。 するとたまたま通りがかったママ友が、「風邪治すの頑張ったね。◯◯くんだって好きで風邪引いてるわけじゃないもんね」と言ってくれたのです。副園長先生は苦笑いし、何事もなかったように他の保護者と園児にあいさつをしていました。 ママ友のひと言で長くモヤモヤしていたことが、すっきりしました。この出来事をきっかけに、「もう風邪引かないよ」と言われることはなくなりました。あとでママ友にお礼を言うと、「実はうちの娘もよく言われてモヤモヤしてたのよ」とのこと。副園長は悪気はなかったとは思いますが、息子が風邪に罪悪感を抱かないか心配していた私から見ると、ママ友の心強いひと言が多くの園児の心を救ったと思えてなりません。私も言葉には気を付けようと思います。 イラスト/きりぷち著者:宮﨑るか監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月24日先日、数年ぶりに地元の友人から「年少の息子のことで悩んでいる」と連絡がきました。わが家には小3と年長、2歳の子どもがいるため、先輩ママとして私に話を聞いてほしいとのこと。ちょうど地元に帰る用事があったため、久しぶりに会うことになりました。このときはまだ、友人との再会を後悔するなんて思ってもいませんでした……。 「初回は無料だから」友人に手を引かれて当日、夫に子どもたちを預け、待ち合わせ場所に向かう私。友人の指定で、小さな喫茶店に入りました。ここ数年間の話や育児話などを1時間ほどすると、友人は「お互い苦労してるね。占い師に相談してみない?」と私の手を取って立ち上がりました。焦った私に「この建物の2階にあるんだけど、初回は無料だから」と言う友人。 何度か断っても熱心に占いをすすめてくる友人に、少し違和感を覚えた私。助けを求めて喫茶店のマスターに目をやると、笑顔でこちらを見ていました。その異様な雰囲気のせいか、逃げ場がないと感じた私は、仕方なく友人について行くことに……。 喫茶店の2階に案内されると、占い師と名乗る中年の男性がいました。私の手相や生年月日を見て、「仕事や家庭のことで悩みがある」「頼まれごとを断りにくいタイプ」など、誰にでも当てはまりそうな内容を熱心に話す男性に対し、「この子昔からそうなんです!」と返す友人を見ていることしかできない私。結局、何が起きているのかわからないまま占いが終了し、そのまま帰ることになりました。 別れ際に「買うと5万円するけど、今日は特別にあげる」とガラス玉が入った小さな巾着を差し出す友人。さすがに怖くなった私は、「子どもが誤飲したら困る」と断り、逃げるように車に乗り込みました。 そのあとも友人から連絡があって困りましたが、私は無視をしていました。共通の友人に相談すると、どうやらその友人も誘われて占いに行ったようです。そして高額なお茶を買わされそうになったため、連絡先をブロックしたとのこと。 友人が数年ぶりに連絡してきたのは、ゆくゆくは私にも高額なものを買わせる魂胆だったことがわかり、ショックを受けた私。再会したことを後悔しながら、私も友人の連絡先をブロックしました。そして、やはり最初に感じた異様な雰囲気は間違っていなかったのだと痛感したので、今後は自分の直感を信じ、断るときはしっかり断ろうと心に決めました。 イラスト/まげよ著者:安藤 はるか
2024年03月24日娘の小学校の入学式に行くと、前列はすでに満席でした。しかしあるママが、既に満席の前列に座りたいがために信じられない行動に出て!?そんなことする!?娘の小学校の入学式での出来事です。誰もがわが子の晴れ姿を近くで見ようと、席取りの緊張感が漂う中、信じられない行動を取る保護者を発見しました。入学式が行われる体育館には事前に保護者用のパイプ椅子が並んでいたのですが、私が入場したときには既に前の2列は全て埋まっており、そっと3列目に座りました。ところが、私よりずっと後に来た1人の母親が後方のパイプ椅子を抱えると、なんと1列目の端に置き、堂々とそこに座ったのです! まさかの行動に、私はとっても驚いてしまいました。 周りの保護者はそのことに気づいたものの、怖すぎて注意ができません。先生たちも見て見ぬふりをしたまま、結局入学式は終わりました。しかし、ほかの保護者の中で「変わったお母さん」という印象がついたのは間違いありません。その後の学校生活でもほかの保護者はみんな距離を取っていて、その母親はいつも1人になっている様子……。私も価値観が合わなさそうなので、こちらからは関わらないようにしています。 作画/森田家著者:やまね まや
2024年03月24日特別仲が良いわけではないですが、親しくさせていただいているママ友がいました。そのママ友はとても温厚な性格の方で、彼女と話すととてもリラックスした気持ちになれました。ママ友には、大学から仲の良い親友がいるようで、写真を見せてもらったこともありました。 どうしよう…!私が友だちと久しぶりに出かけたある夜。ママ友に写真で見せてもらった親友らしき女性がママ友の夫(何度か会ったことがあります)と手を組んでホテルらしき所へと入って行くところを見かけました。 その夜の後、ママ友に話そうかどうか迷ったのですが、本当に良い方だったのでダメ元でそのときの話をしました。すると、ママ友は全部知っていたのです。 夫とママ友の親友の不倫は数カ月前から気付いていたらしく、ママ友は不倫の証拠を集めて、その後賠償金を2人に請求して離婚したそうです。 作画/miyuka 著者:中田英子1児の母。フリーランスで翻訳の仕事をしている。趣味はアニメ&漫画。
2024年03月24日2人目を妊娠、予定日まで1週間くらいのときでした。長男が生まれて初めて熱性けいれんを起こし、どうしようかとアタフタ。そうこうしていたら、おなかに痛みを感じて……。 長男が熱性けいれん、そのとき陣痛が…その日は昼間に長男と近くの公園へ。元気に遊んでいたのですが、夕方になると長男の具合がなんだか悪くなり、38℃の熱がでてしまいました。 寝かせて様子を見ていたら、長男が生まれて初めての熱性けいれんを起こしたのです。どうしようかと考えていたら、私のおなかが痛くなり始めて……。これは陣痛かも、と感じました。 このタイミングで!?と思いましたが、里帰り出産で実家にいたことが救いでした。すぐに実母を呼び、長男のことをお願いしました。そして私は従兄弟の運転で産婦人科へ。 無事に次男を出産しましたが、ホッとする間はなく……。長男が心配で母に電話をする日々。連絡しては長男の様子を聞く1週間を過ごしました。この体験から、いつ何が起こるかわからない!何が起きても大丈夫なように考えておくことは大切だと実感しました。 ◇ ◇ ◇ 突然のことにびっくりしたかと思いますが、ママ以外の大人の手があってよかったですね。無事ご出産、おめでとうございます。母子2人っきりでどちらも緊急の場合は迷わず救急車を要請し、救急車を呼ぶか迷った際は救急安心センター事業(♯7119)に電話をしても。万が一のために、スマホに電話番号を登録しておくと安心ですね。 イラスト/さくら著者:小野利菜監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月23日公園で思いっきり遊んでいると、見知らぬ子どもと接触してしまったりどうしても距離が近くなるため、私はいつもヒヤヒヤしながら息子を見守っています。今回は息子が知らない子にけがをさせられたのですが、相手の親の対応に腹が立ってしまいました……。 やたらと距離が近い見知らぬ子ある日の休日、私は3歳の次男と公園に行きました。遊具で遊んでいると、同年齢くらいの見知らぬ男の子が次男のあとをついて回るようになり、自然とふたりで一緒に遊ぶように。 相手の子の母親とは最初に会釈をしたくらいで特に話すことはなく、それぞれの子どもを静かに見守っていました。 滑り台にて事件が起こった…何度も遊んだことがある子ども用の滑り台の階段を、息子はひとりで上っていきました。階段を上る息子のすぐ後ろには、公園で出会った男の子が続いていたのですが……。 頂上で、息子がいざ脚を伸ばして滑ろうと膝を曲げた瞬間、後ろから男の子に背中を思いっきり押されてしまったのです。私はびっくりし過ぎて声も出ず……。滑るスペースに顔面から突っ込み大泣きする息子をすぐに助け出しました。幸い擦り傷程度だったのですが、けがはけがです。 非常識な相手の親…怖い思いをしたであろう息子に、この親子はいつ謝ってくれるのだろうかと待っていたのですが……。母親は「押したらダメでしょ」と男の子に言うだけで、息子に謝罪する気配がありません。 子どもがやったことだから仕方がないと思ったのでしょうか。私は呆れてなにも言う気にもなれず、無言でその場を去りました。 いつもなら、公園ではじめて会った子と一緒に遊ぶのをやめさせることはありませんが、このときは相手の親のあまりの非常識さに、一緒に遊ばせていたことを後悔したほどでした。もし故意でなくても相手にけがをさせてしまったときは、絶対に謝罪しようと改めて思った出来事でした。 イラスト/きりぷち著者:鬼頭いちか
2024年03月23日ある日夫が風邪を引いたとき、義母から「嫁の健康管理が行き届いていないから」と文句を言われました。もちろんそんなことはないのですが、義母はさらに理不尽な発言を続け……。理不尽な発言の連続…義母は家から徒歩1分の所に住んでおり、そこへは毎日のように夫婦で顔を出さなければいけない暗黙のルールがあります。 ある日、夫が風邪を引いて会社を休んでいたので、私1人で義実家に行きました。すると義母から「息子が体調を崩すのは、嫁の健康管理が行き届いていないからです」とまさかのお叱りが。さらに、「息子は野菜が嫌いですが、きちんと工夫して食べさせるのがあなたの役割ですよね。手を抜いていたのではないですか?」とさらに文句を言ってきました。私は毎日仕事をしながらも、きちんと料理を作っています。手を抜いているなんてことはもちろんありません。夫の風邪を私のせいにされて、理不尽で悔しくて仕方がありませんでしたが、義母とそれ以上話す気にもなれず、その日はすぐに帰りました。 このことを夫に話すと、「ひどいね」と共感してくれると思いきや、義母の肩を持つような発言をされました。こう言うことが何度か続いて、マザコンの夫と子離れできていない義母に疲れ果て、結局離婚しました。結婚生活というのは、夫婦二人の問題だけでなく相手の親の問題もとても大きいと学んだ出来事です。 作画/森田家著者:山野 晴美
2024年03月23日子どもが成長してサイズアウトした服は、仲良しのママ友さんにお譲りしたり、逆に譲っていただくこともあります。そんなやり取りにおいて、少し困ったことがありました。 私も譲ってほしいな息子が着なくなったワンサイズ小さくなった服を、近所のママ友さんに子ども同士を遊ばせる際に、お譲りしたときの話です。偶然その場に居合わせた別のママさんが私たちのやり取りを見て、「私も娘の服を譲るから、よかったら男の子の使わない80cmの服を譲ってほしい」と言いました。 私も末っ子の娘に服を譲ってもらえるのならありがたいと思い、後日サイズアウトした綺麗で使えそうな男の子用の服をお渡しすることにしたのです。 お下がりを喜んでくれた後日、綺麗に取ってあった服をいくつかお譲りすると、大喜びで受け取ってくれました。そして見かけるたびに息子のお下がりの服を着せて、うれしそうに「よく似合っているの。ありがとう」とお礼を言われました。 後日、そのママさんに「娘が着なくなった服だから娘ちゃんによかったら使って」と女の子用の服をいただいたのですが……。 服を確認してみてびっくりいただいた服を全部広げてみると、なんと黄ばんだシミや毛玉だらけ。その服を見て、夫も絶句。多少のシミは気にならないけど、さすがにあまりにもあちこちがシミだらけだと気になります。 服を譲っていただく前に「シミがあるけれどいいかな」などとひと言確認が欲しかったなと思いました。 悩んだ結果、いただいた服は着せることがないのですべて処分することにしました。私はお下がりを譲るとき、服の状態には気を配っていたつもりです。今後はそれだけでなく、もらってくれる人にひとこと配慮の言葉をかけることも忘れないようにしようと感じた出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:小川 朝美
2024年03月23日小学生になり新しく友だちもできて、よく昼休みに外で遊んでいた長男。ある日、私の職場に学校から電話がかかってきて、長男がけがをしたため「すぐ学校に来てください!」とのこと。診てもらうと、まさかの骨折! 転んだだけだと言う長男に、詳しく話を聞いてみると……。 お迎え要請の連絡小学校に入って同じ保育園からの友だちは1人もいませんでしたが、新しく友だちができ安心していました。「昼休みにはみんなで外で遊んでるんだよ」と話してくれていたある日、私の職場に学校から「長男くんが転んでけがをしたのですぐ来てください」と連絡があったのです。私は転んだだけで呼び出されることに驚きつつ、心配になって急いで小学校へ向かいました。 保健室に着くと、長男が足をけがして歩けない状態でした。「お友だちと鬼ごっこをしていて、花壇のところで転んだようです」と改めて先生からの説明がありました。長男の足はみるみるうちに腫れていったので、急いで病院に連れていきました。 衝撃の診察結果、そして本当の原因は…診察してもらったところ、レントゲンを撮るとなんと骨折していることが判明。ギプスで固定され、しばらく松葉杖で生活することに。 病院の帰りに長男にどうやって転んだか聞いてみると、「鬼ごっこをしていて、Aくんが鬼で、逃げていたらちょうど花壇のところで押されちゃったの……」と言いました。Aくんに悪気があったわけではないことを知っていた長男は、先生には自分で転んだと言っていたのです。私はモヤモヤしてしまいましたが、長男は自分がけがをしたことで大事にしたくなかった様子でした。 初めてのギプス生活。通学は送迎し、お風呂はギプスが濡れないようにビニールで巻いてなどギプスがとれるまでは大変な毎日でした。ただ、学校で不便なところは友だちが助けてくれていたようで、長男を押した子もよく荷物を持ってくれたりと助けてくれました。それを見て、大事にしたくなかった長男の気持ちがわかったような気がしたのです。 小学校生活ではけがをすることもあった長男でしたが、その後もその友だちとは良い付き合いをしているようです。友だちとの関係性をいつの間にか自分で築けるようになったんだと感心した出来事でした。 イラスト/はたこ著者:松田みさと監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月23日娘の1歳半健診。頭囲が大きすぎるということで精密検査をすることになりました。 大丈夫…?たしかに他の子と比べて頭でっかちな娘でしたが、引っかかるほどとは思っていませんでした。「多分大丈夫だと思うけど、水頭症だったら大変だから」と精密検査をすすめられ、大学病院に行き、MRIを撮ることに。MRIを撮るためには娘を眠らせなければならないのですが、うまく眠ってくれず……。結局CTを取って異常なしでした。 そのときの診察で先生が娘と私たち夫婦を見てひと言……。 「遺伝ですね」 たしかに私たち夫婦も頭が大きかったのです。何はともあれ、娘が異常なしでよかったです! 作画/きょこ著者:高木 優子2児のママ。公務員で育休中。
2024年03月23日私が妊娠していたころ、妹や親戚からしつこく「男の子がいい!」と言われていました。性別は気にしないと伝えたのですが、まさかの最低発言をされ……? 無神経すぎるでしょ…私が妊娠していたころのお話です。まだ赤ちゃんの性別がわからない時期に、妹や親戚からしつこく「男の子が良い!」と言われていました。私自身は生まれてくる子の性別は特に気にしておらず、とにかく元気で生まれてきてくれたらそれで良いと思っていたため、「男の子でも女の子でもうれしいけどなぁ」とやんわり伝えたのですが、相変わらず「でもさぁ、やっぱり絶対男の子が良いわ! 男の子!」と言われ続け……。もし女の子が生まれて残念がられたら、この子が可哀想……と何度も落ち込みました。 結局、生まれてきた子の性別は男の子だったのですが、当時感じたモヤモヤは忘れられず、もし今後2人目を妊娠したときは、性別がわかるまで妊娠報告は避けようと決意。産後もたまに思い出してモヤッとしてしまうため、妹や親戚とは必要最低限しか会わなくなりました。 作画/さくら著者:山田 はなこ
2024年03月22日ママ友の家で、子どもたちが遊んでいたときのエピソードをご紹介します。 何これ…!ある日、ママ友の家の庭でプールをしたときのこと。ママ友は子どもたちの写真をかなり撮っていました。その後、写真を送ってもらってありがたかったのですが、ママ友はその写真をすべて、顔も隠さずに自分のSNSにアップしていたのです。 1回の投稿に10枚投稿でき、ママ友は2回投稿したので計20枚……。すべて水着の写真でした。うちの子は男なので上半身裸。すぐに消すように頼んだところ、1日経って削除してもらえました。ママ友は「別に良くない?」などと裏で言っていたようですが、子どもの裸を許可なく出されることに危機感を感じ、それからは距離を置くようにしました。 ♢♢♢思い出として写真を撮ってくれることはありがたいですが、無断でのわが子の写真をSNS載せられるのはやめてほしいですよね。SNSに掲載したいと思うママもいると同時に、不特定多数がみるSNSで写真を投稿し、何らかの事件に巻き込まれてしまう可能性を考えて、なるべく載せたくないという家庭もあります。ママ友には自分のような考えの家庭だけではないと自覚してもらい、SNSに載せてもいいか事前に許可をとって、許可が得られた写真のみ投稿してほしいですね。 作画/miyuka 著者:佐藤あかり1児の母。在宅ワーカーで趣味は音楽。楽器も練習中。
2024年03月22日先日、娘と2人で出かけたときのこと。娘は1歳になったばかりでまだ歩けません。そんな娘をベビーカーに乗せて、電車に乗り20分ほどで目的地に到着。用事を済ませて帰ろうとしたとき、ハプニングが起きたのです。電車が運転見合わせ!暴れる娘に焦る私用事を済ませ、家へ帰ろうと駅へ向かいました。すると数分前に事故があり、電車が運転を見合わせているとアナウンスが聞こえてきたのです。事故発生直後だったようで、電車がいつ運行再開するのかわからない状況。 私はとりあえず、ホームで運行の再開を待つ行列に並びました。ところが並んでいると、娘がそわそわ。そしてベビーカーの上で「抱っこ! 抱っこー!」と叫びました。私は抱っこしたのですが、しばらくしてベビーカーに乗せようとすると大暴れ。仕方なくずっと抱っこをすることに……。 抱っこ中も、周りをキョロキョロ見回して抱っこから下りたがったり、おなかが空いたようで泣き始めたりする娘。私はなんとかあやしながら「早く電車来てー!」と心の中で思っていました。 救世主!?若い男性が近づいてきて…ホームで隣に並んでいたのは、20代であろう男性グループ3人。みんなスマホを見ながらワイワイおしゃべりをしている様子でしたが、しばらくして男性の1人が「これよかったら」と、未開封のタバコを箱ごと差し出してきたのです。私は心の中で「私はタバコ吸わないけど!? 吸える状況でもないし! まして赤ちゃん連れなんですけど……どういう意味!?」と混乱していました。驚く私に男性は「振ったら音がするから、喜ぶかなと思って」と……。 私はその瞬間、焦りや不安から解放され、スッとラクになりました。娘はまだ何でも口に入れてしまうことがあるので、タバコは受け取りませんでしたが、私は男性に何度もお礼を言いました。 タバコを渡すなんて発想は驚きましたが、男性は暴れる娘の対応にひとりあたふたしている私を見て「自分にできることはないか」と考えた結果、行動に移してくれたのだと思います。その方の行動がとてもうれしく、心から救われました。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)のものは誤飲するおそれがあるため、赤ちゃんに渡さないように注意してください。飲み込むと危険なので、お子さんの手の届かない場所へ保管しましょう。 ※赤ちゃんの誤飲事故のうち、圧倒的に多いのがタバコの誤飲で、消費者庁の調査によると、特に1歳前後の子どもで多く発生しています。タバコを吸う家庭では、タバコや灰皿を赤ちゃんの手の届かない場所に置くのはもちろんのこと、灰皿に吸殻をためない、ジュースの空き缶を灰皿代わりに使わないといった注意が必要です。 イラスト/ミロチ著者:海原えめ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月20日子どもが通っていた小学校では、PTA役員を決める方法はクラスや学年によってさまざま。じゃんけん、あみだくじなどいろいろな話を聞き、うちのクラスはどうするのだろう……と思いながら話し合いに参加しました。 PTA役員決めは大いに荒れて…教室でPTA役員決めの説明を聞いたところ、うちのクラスは「ポイント加算性」とのこと。役員を引き受けられない理由をポイントにし、未就学児がいる・在宅介護している・フルタイム勤務などがプラスポイント、専業主婦・フルタイムではない勤務・子どもの数が少ない場合などはマイナスポイントになります。 加算されるポイントも1~3Pに分かれており、ポイントの低い人が強制的に役員となるため、他人のママ情報を暴露したり、引き受けられない家庭の実情を訴えたりと、大荒れな役員決めとなりました。 泣き出すママ、怒り出すママと事態はヒートアップ。状況を見かねたママさんが立候補してくれて、その場が収まりました。家庭内のことは見えづらく、うちの学校もPTA役員がなくなる時代がくればいいのにな、と思ってしまいました。 ◇ ◇ ◇ 昔に比べて共働きや核家族が多くなり、みんなが同じ時間に集まって何かをするということが難しくなっていますよね。PTAを廃止する学校もあるようですが、活動のスリム化や負担軽減など、時代に合わせてアップデートしていきたいですね。 イラスト/シュー子著者:斉藤くるみ
2024年03月20日私の娘の幼稚園の入学式のときの話をご紹介します。 どうしよう…!娘の入園式のとき。私は以前知り合ったママさんたちと出会い、話をしていたのですが、そこで一際目立つ女性が現れました。 その方は容姿は外国人の方で(アメリカの方だそうです)きれいな着物を着た方でした。そして小さいかわいらしい息子さんを連れていました。周りにいた人たち全員が釘付けになるほどのすごいきれいな方で、歩き方も上品でまるで彼女だけ別世界。何なら映画の中から出てきた女優さんみたいでした。 入学式を終えた後、話す機会があったので話してみると彼女自身あまり日本語が上手ではなく、私は一応英語はできたので、話してみることに。すると彼女は日本では入学式などは着物を着なければいけないとアメリカのテレビか何かで見たらしく、自分なりに着たものの周りが誰も着ていなくて恥ずかしいなどのお話を聞きました。少しかわいそうでしたが「とてもきれいですよ」と言うと拙い日本語で「ありがとうございます」と言ってくれました。 作画/miyuka 著者:中村幸子女の子を育てる母。フリーランスで翻訳の仕事をしている。
2024年03月20日息子が2歳ごろ、支援センターで出会い、家の行き来までするようになったママ友。子ども同士も仲が良く、私たちも気が合う友だちだと思っていました。ある日、ママ友から「サプライズがあるの」と電話が。「サプライズって事前に言うものなの?」と思いつつ、「その日は子なしで」と言われ、夫に息子を預け指定された喫茶店に行ってみると……。 サプライズはまさかの…喫茶店にいたママ友に「サプライズって何?」と聞くと、「紹介したい人がいて」と言われ、私の隣に座るママ友。待つこと数分、現れたのは見知らぬ女性でした。「誰?」と思いつつ、突如出された化粧品のパンフレット。困惑している私を見て、その女性は「子どもがいてお金がなくて困ってますよね?世界が変わりますよ」と言いました。友人や知人に売ることで儲ける、いわゆるネットワークビジネスへの誘いだったのです。 隣を見ると、女性を尊敬する眼差しで見ているママ友。話がどんどん進み、断っても勧誘が止まらないため、どうにかして逃げ出さなければと悩みました。しかし、隣のママ友がどいてくれないと逃げ出せない状況。私はそれとなくスマートフォンを触り、二人にわからないように夫に電話を掛け、すぐに切りました。 ここからなんとか逃げ出したい数分後、夫から折り返しの電話が。私は「夫から電話なので出てくるね」と二人に言って外に出ました。私は夫に今の状況を簡潔に伝えました。そして、夫に急な仕事が入ったことにして、子どもの面倒を私が交代しなければならなくなったということにしたのです。 中に戻り、女性とママ友に説明。ママ友は納得してくれましたが、女性は私の嘘に気づいたのか、不機嫌そうな顔。それからすぐに夫が迎えに来てくれて、事なきを得ました。 ママ友は私の嘘に気づいていなかったので、その後も何度か連絡がありました。私は何かと理由をつけて断っていたので、連絡はなくなりました。支援センターにも行くのをやめたため、完全に縁が切れたと思っています。これまでの友人のように、ママ友の交友関係などを知る機会はなかなかありません。見極めることは難しいですが、距離感が大事だと感じた出来事でした。 イラスト/はたこ著者:宮﨑るか
2024年03月20日