ラヴ・ディアスとは?“怪物的映画作家"と評され、世界の映画祭を次々と制覇してきたラヴ・ディアス。フィリピンが生んだ巨匠。2016年のベルリン国際映画祭で、『痛ましき謎への子守唄』が銀熊賞を受賞、約半年を経てベネチア国際映画祭で『立ち去った女』が金獅子賞に選ばれる。ラヴ・ディアスは1年で、世界三大映画祭の2つを制覇してしまった。そして、最新作『立ち去った女』が2017年10月より全国で順次公開されてく。無実の罪で30年も投獄『立ち去った女』は、『ショーシャンクの空に』の原点となった、ロシアの文豪レフ・トルストイの短編にインスパイアされた作品。殺人の罪で30年間も投獄されてしまう無実の女、そして、その黒幕は、彼女のかつての恋人だった…というストーリー。背景にはフィリピンの現代史を盛り込みつつ、哲学、宗教、寓話的な要素、そして詩情をも取り入れ、揺れ動くヒロインの心情、人の善悪をじっくり描き出すヒューマンドラマだ上映時間は短く3時間48分ラヴ・ディアスのこれまでの作品は超長編。5~6時間は当たり前で、9時間に達する作品もあった。それでも、その独特なリズムは”魔術的魅力”を持ち、見る人は徐々に引き込まれていく。『立ち去った女』の上映時間は奇跡的にも”3時間48分”。ラヴ・ディアスの世界観を初めて体験する人には絶好の機会かもしれない。『立ち去った女』あらすじ殺人の罪で、30年もの間投獄された無実の女ホラシア(チャロ・サントス・コンシオ)。真の黒幕は、彼女のかつての恋人ロドリゴ(マイケル・デ・メサ)だった。出所したホラシアは、自分を陥れた男を追って、孤独な復讐の旅に出る。彼女の前に現れたのは、アヒルの卵売りの男、物乞いの女、そして心と身体に傷を抱えた謎の“女"(ジョン・ロイド・クルズ)。困っている者、弱い者たちに優しく手を差し伸べ、惜しみない愛を注ぐホラシア。そんな彼女を慕う者たちの助けで、復讐すべき男との距離は徐々に縮まっていく…。作品詳細『立ち去った女』原題:Ang Babaeng Humayo/英題:The Woman Who Left監督・脚本・編集・撮影:ラヴ・ディアス出演:チャロ・サントス・コンシオ、ジョン・ロイド・クルズ、マイケル・デ・メサ2016/フィリピン/タガログ語/モノクロ/上映時間:228分/配給・宣伝:マジックアワー
2017年08月14日クリエイティブディレクターのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)にとって最後のコレクションとなったクロエ(Chloe)が、パリのグラン・パレを会場に3月2日、2017-18年秋冬シーズンのショーを開催した。今シーズンはこれまでのクロエらしい女性像を継承しながら、60年代のサイケデリックな要素や、90年代のグランジ、特にニルヴァーナ(Nirvana)のカート・コバーン(Kurt Cobain)とコートニー・ラヴ(Courtney Love)のラフな装いからインスパイアされている。また第二次世界大戦前のギャルソンヌや、工場に徴用されていた40年代の女性工員の服から様々な要素を引用。サイケデリックなペイズリー柄や60年代風の丸襟など、ヴィンテージ感溢れるディテールだが、肩のシルエットやボリューム感をモダンにアレンジしてフレッシュなアイテムに仕上げている。コートやブルゾンは、アイテムによって大きな肩パッドを入れたものと、肩パッドを入れずにオーバーサイズにしたものが見られ、ニットやスウェット類はドロップショルダーが主流。カットアウトレースのミニドレスや、マスキュリン・フェミニンなワークシャツなど、クロエらしいアイテムも健在。中盤のニットスウェットと最終ルックのプリントドレスで、女性の横顔を描いたモチーフ“ギャラクシー・フェイス”が登場したが、これは人と人との繋がりを表し、「一度お別れしても、またどこかで再会できる」とするクロエ・ワイト・ケラーからのメッセージだった。
2017年03月17日カート・コバーンと娘のフランシス・ビーン・コバーン写真: Rex Features/AFLO 2月20日はニルヴァーナの故カート・コバーンの誕生日。一人娘のフランシス・ビーン・コバーンが、亡き父へ宛てた手書きのメッセージをSNSに投稿した。 「今日は50回目の誕生日になるはずだったね。あなたは愛され、恋しがられている。私に命の贈り物をありがとう。永遠にあなたの娘、フランシス・ビーン・コバーン」 カート・コバーンは1967年2月20日にワシントン州アバディーンで生まれた。1987年にニルヴァーナを結成、91年に先行シングル「Smells Like Teen Spirit」とアルバム「Nevermind」のヒットでオルタナティヴ・ロックの一大ムーブメントを巻き起こした。メジャーシーンを牽引していく立場となり、全世界の若者から熱狂的な支持を集める一方で、カートのドラッグとアルコールへの依存が加速。1994年の4月5日に27歳で命を絶った。 死の1カ月前、カートはドラッグとアルコールの過剰摂取で病院へ運ばれ、リハビリ施設に入所。退院のわずか数日後に頭をショットガンで打ち抜いた。発見されたとき、彼の手首には施設のリストバンドが巻かれたままだった。 その当時、フランシスはわずか2歳。遺書には、妻であるコートニー・ラヴに「フランシスを頼む。俺がいなくなれば、あの子の人生はずっとよくなる」とあった。
2017年02月21日電気グルーヴが新アルバム『トロピカル・ラヴ(TROPICAL LOVE)』を発表。2017年3月1日(水)より発売される。電気グルーヴは、ピエール瀧と石野卓球のユニット。『トロピカル・ラヴ』は、電気グルーヴ4年振りとなるオリジナルフルアルバム。2017年3月12日(日)から2017年3月25日(土)の期間には全国6か所7公演の「トロピカル・ラヴ ツアー(TROPICAL LOVE TOUR)」も開催する。アルバムの表題曲である「トロピカル・ラヴ(Video Edit)」のMVは、映像は全編ハワイで撮影。電気グルーヴと旧知の間柄の田中秀幸が監督を務める。始まりの気配を感じさせ、クセになる味わい深い作品となっている。さらに、2017年3月9日(木)には、ニューアルバム『TROPICAL LOVE』収録の「人間大統領」のミュージックビデオが公開された。この動画は、漫画家・天久聖一が企画・演出を、竹林亮がディレクターを務めている。天久は、過去に電気グルーヴの「Café de 鬼」「モノノケダンス」「弾けないギターを弾くんだぜ」のミュージックビデオも手掛けてきた。また、3/12よりスタートする全国ツアー「TROPICAL LOVE TOUR」の会場で販売されるグッズの画像も公開。アルバム『TROPICAL LOVE』のジャケットを使用したTシャツやiPhoneケースの他、「トロピカル・ラヴ(Video Edit)」ミュージックビデオに登場するメンバーの写真を使用したキーホルダーなど、バラエティに富んだラインナップとなっている。【詳細】電気グルーヴ『トロピカル・ラヴ』発売日:2017年3月1日(水)価格:・通常盤 CD1枚 2913円+税・初回限定盤 CD1枚/DVD1枚/デジパック仕様 3,600円+税・完全生産限定盤 CD1枚/映像コード/マグネット/レンチキュラーステッカー/BOX仕様 4,600円+税・完全生産限定LP 12inch LP2枚組 3,800円+税収録曲:人間大統領 / Ningen President東京チンギスハーン / Tokyo Genghis Khan顔変わっちゃってる。 / Kao Kawacchatteru.プエルトリコのひとりっ子 / Puerto Rico no HITorIKKO柿の木坂 / KakinokizakaFallin’ Down(Album mix)ユーフォリック / UFOholicトロピカル・ラヴ / TROPICAL LOVEヴィーナスの丘 / Venus Hillいつもそばにいるよ / Stand by You■TROPICAL LOVE TOUR ※ローソンチケット、イープラス、チケットぴあにて販売中日程・開催場所:・2017年3月12日(日) Zepp Sapporo・2017年3月17日(金) Zepp Nagoya・2017年3月18日(土) Zepp Osaka Bayside・2017年3月20日(月・祝) 福岡 DRUM LOGOS・2017年3月21日(火) 岡山 YEBISU YA PRO・2017年3月24日(金) Zepp Tokyo・2017年3月25日(土) Zepp Tokyo
2017年02月16日カーダシアン3姉妹の長女コートニーが、一時期うわさになったジャスティン・ビーバーと再会したと「E!News」が伝えている。コートニーは昨年のこの時期、長年のパートナーで3人の子どもの父親であるスコット・ディシックと破局。破局から数か月後の10月、当時21歳だったジャスティンと36歳だったコートーニーがレストランで食事をする姿や、ユニバーサル・スタジオで遊ぶ姿が報道され、「年の差カップルの誕生か」と注目が集まっていた。しかしエレン・デジェネレスが司会のトーク番組「The Ellen DeGeneres Show」で、コートニーは「ジャスティンとはただの友だち」と強調。次第にメディアの関心も薄れていたところで、2人は再会を果たしていた。共通の友人でクラブやレストランを経営するデヴィッド・グラットマンの誕生日を祝うため、デヴィッドが所有するマイアミのナイトクラブの1つ「STORY」へ足を運んだ2人。ジャスティンはパフォーマンスで観客を沸かせ、コートニーはジャスティンの歌詞を口ずさみ楽しんでいたそうだ。ジャスティンはコートニーをDJブースに引っ張っていったり、彼女のテーブルでおしゃべりに熱中して笑いが絶えず、参加者によれば「じゃれあっていた」という。デヴィッドのインスタグラムにはジャスティンがバースデーソングを歌う動画が掲載されており、パーティーの盛り上がりぶりが伺える。(Hiromi Kaku)
2016年07月05日福山雅治が主演の月9ドラマ「ラヴソング」が6月13日(月)今夜、最終回を迎える。これまで「ひとつ屋根の下」をはじめ「いつかまた逢える」「パーフェクトラブ!」「ガリレオ」と数々の“月9”ドラマで主演を務めてきた福山さん。「ガリレオ」シリーズ以来3年ぶりとなった本作では、ミュージシャンとしても数々の記録を打ち立ててきた福山さんが“一発屋”の元音楽アーティストを演じることも話題となった。またヒロインの佐野さくら役にはオーディションで選ばれた藤原さくらが抜擢。藤原さんは音楽アーティストとしての活動経験はあるものの本作が演技初経験ということもあり、月9ヒロインで女優デビューという“シンデレラストーリー”にも注目が集まった。福山さん演じる主人公の神代広平は、唯一のヒット曲はあるものの、その後はヒットに恵まれず、音楽業界を離れて20年が経つ元プロミュージシャン。いまだ音楽への情熱を完全に断ち切ることができないまま退屈な毎日を過ごしていたところに、“人とのコミュニケーションが苦手”というコンプレックスを抱え孤独に生きてきた藤原さん演じるさくらが現れるところから物語は始まった。さくらの“歌声”という才能に魅了され「もう一度自分を試したい、認められたい」と考えるようになる神代。その後さくらはレコード会社のスカウトを受け、神代もレコード会社からラヴソングを作るよう求められることに。2人はラヴソングを作りさくらはレコーディング。神代もトップアーティスト・シェリル(Leola)に楽曲提供することになる。そんな中、さくらの喉に悪性の肉腫が発見される。手術が必要で、手術後に声が残る可能性がきわめて低い病状だということが分かる。さくらから話しを聞いた幼なじみの天野空一(菅田将暉)は「いまのうちにやりたいことをやろう」と提案。さくらの本当にやりたいことは…というのが前回までの物語。最終回となる第10話では、さくらの手術を知った中村真美(夏帆)が野村健太(駿河太郎)との結婚式を前倒しし、披露宴でさくらに頼んでいたスピーチをしてもらおうとする。手術でさくらが声を失ってしまった場合、その願いは叶わなくなるからだ。スピーチ前に神代にいままで言えなかったことを伝えようとするさくらだが、空一が迎えに来てしまう。手術前日、神代は増村泰造(田中哲司)から、さくらが手術の同意書にサインすることを拒んでいると相談される。さくらの病室へ行く神代だがさくらは真美や空一、神代の言葉にも反応しない状態。空一は神代に手術を延期できないかと問うが、神代はさくらは手術を延ばせば延ばすほど声を失ってしまう可能性が高いと告げる。病室でさくらと2人きりになった神代はさくらが持って来ていたギターで、初めてさくらの歌を聴いた時の曲を奏でる。ともに歌ううち表情が戻って来たさくらは「もう一度歌いたい」と泣きじゃくる。神代は歌うためにも手術をしようとさくらに伝える。手術を受けることになったさくらは再び神代と歌うことができるのか――。福山さんと藤原さんの歌声が織りなす美しいハーモニーも今夜がファイナル。感動の結末をその目にしっかり焼き付けて。「ラヴソング」は6月13日(月)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月13日現在放送中の福山雅治主演月9ドラマ「ラヴソング」から、「めちゃ×2イケてるッ!」(以下「めちゃイケ」)で岡村隆史扮するE村Pに、第7話(5月23日)の出演オファーが舞い込んできたようだ。ドラマの主人公は“元ミュージシャン”の神代広平(福山雅治)。唯一のヒット曲はあるものの、その後、ヒットに恵まれず、音楽業界を離れた。それから20年。いまだ音楽への情熱を完全に断ち切ることができないまま、退屈な毎日を過ごしていた。そんな中、ひとりの女性・佐野さくら(藤原さくら)が現れる。彼女はあるコンプレックスを抱え、悩み苦しみ、ひとり孤独を背負って生きてきた。しかしさくらには、音楽の神様が与えてくれた“歌声”という才能があった。神代は彼女との出会いによって“もう一度自分を試したい、認められたい”と考えるようになる。彼女を通して再び音楽と向き合ったとき、モノトーンだった神代の人生が少しづつ色づき始め、2人の奏でるラブソングがはじまるのだった――。今回E村Pが出演するのは、23日(月)放送の第7話。神代とさくらが作詞&作曲した楽曲「好きよ 好きよ 好きよ」を披露する重要なシーンの出演だ。そしてE村Pが演じるのは、ライブハウスに訪れた業界人だという。オファーを受け、撮影現場へとやってきたE村P。まずE村Pは、ドラマに出演中の菅田将暉に挨拶へ行き、「俺にオファーが来たんですよ! いっちょ、やってやるか!やることはしっかりやります!」とアピール。ところが、「めちゃイケ」のファンである菅田さんに、「これ、すごく良くないパターンですよね?(SMAP)中居さんのやつとか見てたので」と言われてしまう…。さらには主演の福山さんのもとへ顔を出すE村P。福山さんからも「(出演オファーしたことは)聞いてましたが、冗談かと思ってました」といった反応だ。かつてはブルーリボン新人賞を獲得し、演技力には定評のある岡村さん。果たして「ブラザーズ」「婚カツ!」に続いて3回目となる月9出演は一体どうなる!?なおこの模様は、21日(土)放送の「めちゃ×2イケてるッ!」にて放送される。「めちゃ×2イケてるッ!」は5月21日(土)19時57分~フジテレビにて放送。「ラヴソング」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月18日パルコ劇場で1990年の幕開け以来、450組以上のカップルが読み続けてきた朗読劇の金字塔「ラヴ・レターズ」。現パルコ劇場ラストイヤーとなる本年、「ラヴ・レターズ LOVE LETTERS ~2016 The Climax Special~」と題し、若手俳優・柳下大と、タレントで女優のイモトアヤコ出演でこの名作を上演することが明らかになった。「ラヴ・レターズ」は、1989年ニューヨークで初演されるやいなや、全世界で上演され静かなブームを巻き起こし、パルコ劇場でもこの一つの台本を、年齢も個性も異なった様々なカップルが読み続けてきた。昨年も、様々なジャンルの演者たちがペアとなり本作を上演しており、1月には松田凌と内田理央、梶裕貴と岡本玲らの上演が話題となった。そして今回出演が決定したのは、演劇雑誌「演劇ぶっく」の読者が選ぶ「えんぶチャート2015」俳優部門10位を獲得し、3年連続トップ10にランクインしている若手舞台俳優・柳下さんと、「世界の果てまでイッテQ!」での体を張ったロケが話題となり、また女優としてもキャリアを積んできているイモトさん。今年、役者になって10年目という節目を迎えた柳下さんは、「いつか出演したいと思っていた『LOVE LETTERS』に出演できてとにかく嬉しく思っております」と喜びを語り、相手役のイモトさんについては「以前御一緒させていただいた事はありますが、2人だけで作品を表現するのは初めてなので、どのような化学反応が起きるかいまから楽しみです」と、期待を寄せた。一方のイモトさんは、2014年の三谷幸喜演出による舞台「君となら」で初舞台を踏み、今回が2度目の舞台となる。「いつもは顔や体の動きをふんだんに使い表現しておりますが、今回は朗読劇ということで、声で伝えるという初めての挑戦です」と話す様子から、いままでとは違うイモトさんを垣間見ることができそうだ。また同時に「少々の緊張もありますが、それ以上にとても楽しみであります」と心境を語った。また、「ラヴ・レターズ LOVE LETTERS ~2016 The Climax Special~」では、5月15日(日)に青木玄徳&遠藤久美子、5月18日(水)に谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)&斉藤由貴のペアでの上演も予定。かけがえのないあなたへ贈る、リーディングドラマ「ラヴ・レターズ」。パルコ劇場での最後の公演に、ぜひ足を運んでみては?柳下さんとイモトさんが出演する「ラヴ・レターズ LOVE LETTERS ~2016 The Climax Special~」は6月27日(月)、パルコ劇場(渋谷パルコ パート1)にて公演。(cinemacafe.net)
2016年05月12日福山雅治が「ガリレオ」以来3年ぶりに連続ドラマ主演を努める「ラヴソング」が、11日(月)今夜放送開始となる。「ひとつ屋根の下」「いつかまた逢える」「パーフェクトラブ!」、そして「ガリレオ」シリーズと数々の“月9”ドラマで主演を務めてきた福山さん。今回3年ぶりとなる月9で演じるのは超イケメンの“一発屋”元音楽アーティストというもの。物語は福山さん演じる元プロミュージシャン・神代広平が主人公。唯一のヒット曲はあるものの、その後ヒットに恵まれずレコード会社から契約を打ち切られ、音楽業界を離れ20年・・・。神代は44歳を迎えたもののいまだ音楽への情熱を完全には絶ち切れないでいる。持ち前のルックスで女性の家を転々とする生活を送ってきた神代だが、あるコンプレックスを抱え悩みながら孤独に生きてきたひとりの女性と、彼女の持つ歌声の才能に出会うことで、“もう一度自分を試したい、認められたい”と考えるように。彼女を通して再び音楽と向き合うことで、再び人生が色付き始めて2人の奏でるラブソングがはじまる――。福山さん演じる神代と運命的な出会いを果たすヒロイン・佐野さくらには、今回がドラマ初出演となる藤原さくら。藤原さんは10歳でギターを始め、高校時代からミュージシャンとして活動。2015年3月にメジャーデビューを果たしている。今回およそ100名の中からオーディションで選ばれたフレッシュな才能だ。音楽アーティストとしても活躍する福山さんとこちらもミュージシャンとして活動している藤原さんによる演奏シーンにも注目。2人を取り巻く登場人物としてさくらの姉代わりともいえる存在の中村真美役に映画『海街diary』やドラマ「信長協奏曲」「黒崎くんの言いなりになんてならない」などに出演の夏帆。真美の幼馴染でさくらに思いを寄せる天野空一役に、映画『暗殺教室』やドラマ「民王」に出演。この秋には映画『デスノート 2016』公開が控える菅田将暉。その他山口紗弥加、木下ほうか、渋川清彦、宇崎竜童、水野美紀らが脇を固める。ドラマ「ラヴソング」は11日(月)から毎週月曜日21時よりフジテレビ系にて放送。(笠緒)
2016年04月11日福山雅治が「ガリレオ」以来3年ぶりに連ドラの主演を務めることで話題のフジテレビ系4月期スタートの月9ドラマ「ラヴソング」。この度、注目のヒロイン役に、オーディションを勝ち抜いたミュージシャンの藤原さくらが決定!そのほか夏帆、田中哲司、宇崎竜童、水野美紀ら豪華共演者も明らかになった。物語の主人公は“元プロミュージシャン”神代広平、44歳。唯一のヒット曲はあるものの、その後、ヒットに恵まれず、鳴かず飛ばずのままレコード会社から契約を打ち切られ、自らの才能に限界を感じ音楽業界を離れた。それから20年。いまだ音楽への情熱を完全には絶ち切ることができないまま、退屈な毎日を過ごしていた。一方、私生活では持ち前のルックスの良さで多くの女性と付き合うものの、真剣に向き合える女性に出会えないまま、独り身で40代に突入。音楽にも、女性にも真剣に向き合うことができず、何ひとつ成し遂げられないまま人生を過ごしてきた男のもとに1人の女性が現れる。彼女はあるコンプレックスを抱え、悩み苦しみ、ひとり孤独を背負って生きていた。神代同様、どこか人生に嫌気が差していた。しかしその女性には、音楽の神様が与えてくれた“歌声”という天賦の才能があった。神代は、彼女との出会いによって“もう一度自分を試したい、認められたい”と考えるようになる。彼女を通して再び音楽と向き合ったとき、モノトーンだった神代の人生が少しずつ色付き始め、2人の奏でるラブソングがはじまるのだった――。本作のヒロインを務めるのは、およそ100名の中からオーディションで選ばれた藤原さん。本業はプロのミュージシャンで、スモーキーで大人っぽい歌声が魅力の彼女は、これまでに演技経験は一切ナシ。今回の大抜擢について「オーディションに合格したと聞いたときは、全く信じられなくて、つい最近まであれは夢だったのではないかと疑っていたんですが、少しずつ実感が湧いてきました。演技のことはまだ右も左も分かりませんが、今回オーディションのときに演じてみて、純粋にすごく楽しいなと感じたのでその気持ちを忘れずに学んでいきたいと思います!」と初々しいコメントを寄せた。藤原さんが演じるのは、“人とコミュニケーションをとるのが苦手な女性”・佐野さくら役。大型車の整備・販売会社の整備部に務め、周囲と馴染めず自分の人生に嫌気が差していた、そんなある日。さくらは社内に勤務する企業カウンセラー・神代広平(福山雅治)と出会う。“歌声”という天賦の才能を持つさくらは、神代と出会い、歌を通じて自己表現することを知る。それは、彼女に生きる希望を与え、少しずつ神代に心を開いていく。その思いは次第に恋心へと変わっていくのだが…。演技に初挑戦することになったシンデレラガールが、その歌声を武器に、体当たりで臨むヒロインっぷりに期待が高まる。また、そのほか豪華共演陣も発表。さくらの姉代わりとも言うべき存在であり、さくらと共に暮らしてきたが、自身の結婚を機に、さくらに自立してほしいと願っている中村真美役には、『海街diary』での好演が記憶に新しい夏帆さん。そして、神代が大学時代に組んでいたバンドのメンバーでベースを担当しており、現在は総合病院の耳鼻科で外科医として働いている増村泰造役には、「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件~」「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」など、舞台・映画・テレビドラマにと、確かな演技力で独特の存在感を誇る田中さん。神代のバンドメンバーの良き相談相手であり兄貴分・ライブハウス「S」を経営する笹裕司役に、宇崎さん。笹とともに神代を陰から支え続け、ひそかに想いを寄せている、昔のバンド仲間の宍戸夏希役には、数多くのドラマ・映画・舞台で活躍を続ける水野さんが決定した。実力派俳優たちの名演技が、恋愛模様をロマンチックに、時にかわいらしく、そして感動的にドラマを彩る本作。福山さんと、シンデレラガール・藤原さんとの歌声にも注目して放送を待ちたい。「ラヴソング」は4月から毎週月曜日21時よりフジテレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日カリスマ的人気を誇った米ロックバンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーンの謎多き死を、当時の捜査資料や関係者へのインタビュー、証拠音声などから再び焦点を当てたドキュメンタリードラマ『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン 死の疑惑~』。このほど、当時の妻コートニー・ラブが、カートの死の数日前に取った彼の失踪届にまつわる“疑惑”の本編映像が、いち早くシネマカフェに到着した。1994年4月5日、「ニルヴァーナ」のボーカル/ギター、カート・コバーンが死体で発見された。シアトル警察によって「自殺」と断定された稀代のロック・スターの早すぎる死に、世界中が驚愕に包まれ、悲しみを寄せた。しかし、妻であるコートニー・ラヴの私立探偵だったトム・グラントは、カートの死後も約20年にわたり独自に捜査。度重なるコートニー側の妨害などにも遭いながら、彼の死に関する幾つもの決定的な証明を展開するまでに至る…。タブーとされていた“カートの死”について深く切り込み、本国アメリカでも大きな話題を呼んだ本作。このたび解禁された本編映像の一部では、“カートの死”が発覚する数日前に取ったコートニーの不可解な行動が、当時の電話のやり取りによって発覚している。証拠音声ではコートニーが、「アルバムを売るためには、宣伝は必要」と夫カートが行方不明になったにも関わらず、私立探偵のグラントと冷静に会話している様子がうかがえる。また、話が失踪届を誰が提出したかという部分について話が移ると、「自分の名前で提出したら、本気にされない」「カートの母親の名前で提出した」と語り、エキセントリックとされているコートニーのイメージとはやや異なる彼女の行動が明らかになっている。本映像中にある、当時のニュース映像でも「母親のウェンディさんが失踪届を提出」と報道されている上、一度否定されていた“自殺の可能性”についても言及されている。死後20年以上経ても、未だ謎に包まれた“カート・コバーンの死”。世界中で物議を醸している“コートニー・ラヴの関与”説は果たして真実なのだろうか…!?本作の核心にも迫る本編映像を、まずはこちらから確かめてみて。『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン死の疑惑~』は12月12日(土)より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン 死の疑惑~ 2015年12月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) 2015 Valiant Productions, LLC All Rights Reserved
2015年12月07日1994年に突然の死を遂げた米人気バンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーンの死に迫ったドキュメンタリードラマ『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン死の疑惑~』。これまでタブーとされていた“カートの死”について深く切り込み、本国アメリカでも大きな話題を呼んだ本作から、彼の楽曲の中にも登場していた“自殺願望”について関係者が語る特別映像が解禁となった。1994年4月5日、「ニルヴァーナ」のボーカル&ギター、カート・コバーンがショットガンによる頭部被弾による死体で発見された。シアトル警察は「自殺」と断定、圧倒的なカリスマ性を放つロック・スターの早すぎる死に世界中のファンが驚愕し、悲しんだ。彼の妻コートニー・ラヴは、夫カートの死の数日前、一人の私立探偵トム・グラントを雇っていた。元LA保安官でもあるグラントは、雇われた当時のコートニーの状況、不可思議な死体発見現場、地元警察によるあまりにも早すぎる「自殺」の断定、そして幾つかの断片証拠から1つの仮説を作り上げる――。当時の捜査資料から、関係者へのインタビュー、証拠音声を元に製作され、物議を醸している本作。このたび、解禁された本編映像の一部では、カート・コバーンが、事件前から自殺願望を持っていたとされている“通説”が誤解だったことが解説されている。カートの友人の証言によると、「いつも幸せそうで、落ち込む様子もなかった」と、その楽曲の歌詞やパフォーマンスから受けるカートのイメージとは全く違った印象を明かす。また、カート自身も、生前のインタビューで「歌詞が独り歩きしてしまっていて、含みがあるように見えるかもしれないが、深い意味はない。文字通りジョークだ」と自殺と歌詞の関係性を否定。いまは亡き彼の笑顔を目にすることもできる。そのようなイメージが独り歩きしてしまった理由について、犯罪ジャーナリストのマックス氏は「カートは長い間、ひどい腹痛に苦しんでいて、それこそ死にたくなるほどの痛さだったそうだ」と言及し、それが全然違う意味で広がってしまったのではと考察する。事実、カートは事件から1年前の93年には、「(腹痛の)痛みは全くなくなった」とインタビューで答えていたのだ。最後に、マックス氏は、「コートニーが時間軸をめちゃくちゃにしたんだ。カートの自殺願望は真実だと思えない」と自身の見解を述べている。死後20年以上経ても、未だ謎に包まれた“カート・コバーンの死”。“妻コートニー・ラヴの関与”説は果たして真実なのだろうか…。“真実”は、まもなくスクリーンで明らかにされる。『ソークト・イン・ブリーチ』は12月12日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン 死の疑惑~ 2015年12月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) 2015 Valiant Productions, LLC All Rights Reserved
2015年11月24日「ニルヴァーナ」のカート・コバーンの死の核心に迫ったドキュメンタリードラマが、『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン死の疑惑~』として12月12日(土)より日本公開される。27歳という若さで急逝したロック界のカリスマの疑惑の死を題材にした衝撃作から、緊迫の予告編と場面写真が解禁となった。本作は、カートの妻コートニー・ラヴの私立探偵だったトム・グラントの仮説に基づき、捜査資料、事件関係者へのインタビュー、証拠音声などから、死後21年たった現在でも世界中で物議を醸しているカート・コバーンの“自殺”について迫っていくドキュメンタリー。届いた予告編では、コートニーと思われる女性の電話の声とともに、大人気バンド「ニルヴァーナ」を率いたカートの死が伝えられるシーンからスタート。ショットガンによる頭部被弾という姿で発見されたカート。地元のシアトル警察は「自殺」と断定するが…。ジェネレーションX(X年代)と呼ばれる世代のジョン・レノンだった、と紹介される、カリスマ性にあふれたロック・スターの早すぎる死。元LA保安官でもある私立探偵のグラントは、カートの死後も約20年にわたり独自の捜査を続けており、幾つもの決定的な証明を捜査資料、事件関係者へのインタビュー、証拠音声、再現ドラマで死の疑惑に迫っている。妻 “コートニーの関与”説=他殺説を決定づけるというショッキングな“真実”を、まずはこちらから確かめてみて。『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン死の疑惑~』は12月12日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月09日「ニルヴァーナ」のカート・コバーンが、27歳の若さで不可解すぎる死を遂げてから21年。そのロック史のタブーに切り込んだ衝撃作が『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン 死の真相~』として、12月12日(土)より日本公開されることが決定。併せて、憂いの瞳のカートが見つめる日本版ポスタービジュアルが解禁となった。1994年4月5日、米人気バンド「ニルヴァーナ」のギター&ボーカル、カート・コバーンが、ショットガンによる頭部被弾という姿で発見された。やがて地元のシアトル警察は「自殺」と断定。カリスマ性にあふれたロック・スターの早すぎる死に、世界中のファンが驚愕し、悲しんだ。だが、カートの妻であるコートニー・ラヴの私立探偵だったトム・グラントは、その後も、約20年にわたり独自の捜査を開始。度重なるコートニー側の妨害などにも遭いながら、幾つもの決定的な証明を展開するまでに至る。「カート・コバーンは妻、コートニー・ラヴによって殺された、正真正銘の他殺である」――。本作は、いまから21年前に突然の“猟銃自殺”を遂げたカートの死因を追るドキュメンタリードラマ。元LA保安官でもあるグラントの仮説に基づき、当時の捜査資料、関係者へのインタビュー、証拠音声を元に製作された本作は、タブーとされていた“カートの死”について深く切り込み、本国アメリカでも大きな話題を呼んだ。そして、細かなグラントの証明によって決定づけられたのは、“他殺説”。事件前後のコートニーの音声、専門家によるカートの遺書の筆跡鑑定、カートの死体とショットガンの配置、そして薬きょうの落ちていた場所…。次々に新事実が明らかになっていく。その不可解すぎる死の真相は、映画を観た者だけが知ることになるだろう。『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン 死の真相~』は12月12日(土)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月18日1994年ーー自宅にてショットガンで自殺し世界中に衝撃を与えた、ロックバンド「NIRVANA」のフロントマン、カート・コバーン。そんな彼の壮絶な人生を、初の完全公認ドキュメンタリーとして映画化した作品『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』が、1週間限定で6月27日より全国にて公開されることが決定した。本作は、“史上最も革新的で、カート・コバーンの全てをさらけ出したドキュメンタリー”と評されており、ロック界に変革をもたらし、他界後もなお多くのクリエイターたちに影響を与え続けているカート、かつてない手法で迫ったドキュメンタリーだ。監督・脚本を務めたのは、『On the Ropes(原題)』でアカデミー賞「長編ドキュメンタリー賞」にノミネートされたブレット・モーゲン、さらに製作総指揮をカート・コバーンの娘フランシス・ビーン・コバーンが務めており、“コバーン家公認”の作品となっている。8年ほど前から本作の準備を進めていたモーゲン監督は、カートの家族から全面協力を得て、200時間を超える未発表楽曲と未公開映像、さらに日記、油絵や彫刻などのアート作品、写真などの私的なアーカイブを自由に閲覧する権利を与えられたという。また、カートの家族や「NIRVANA」のメンバーで友人のクリス・ノヴォセリック、カートの妻コートニー・ラヴなどこれまで口を堅く閉ざしてきた近親者のインタビューも収録し、今日に至るまで偶像視されてきた“カート・コバーン”という人物のパーソナルな部分を如実に描き出している。唯一無二のカリスマ性と、才能を持ちながら、誰よりも繊細だったカートのアーティストとしての源泉を幼少期まで遡り、不可能と思われる程の距離で彼の生涯に迫った本作。映画業界のみならず、多くのクリエイターたちに再び影響を与える1本となりそうだ。『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』は、6月27日(土)より1週間限定で全国にて公開。
2015年05月07日カート・コバーン初の完全公認ドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』が、1週間限定で6月27日(土)より全国にて公開することが決定した。ロック界に変革をもたらし、1994年に他界してからもなお多くの人々に影響を与え続けているロックバンド「NIRVANA」のフロントマン、カート・コバーン。かつてない手法で彼に迫り、“史上最も革新的で、カートの全てをさらけ出したドキュメンタリー”と評されるドキュメンタリー『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』が、1週間限定で6月27日(土)より全国にて公開することが決定した。監督・脚本を務めたのは、「On the Ropes(原題)」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたブレット・モーゲン。さらに、製作総指揮をカートの娘フランシス・ビーン・コバーンが務めている。8年ほど前から本作の準備を進めていたブレット・モーゲン監督は、カートの家族から全面協力を得て、200時間を超える未発表楽曲と未公開映像、日記、油絵や彫刻などのアート作品、写真等のカートの私的なアーカイブを自由に閲覧する権利を与えられた。さらに、カートの家族や、バンドメンバーで友人のクリス・ノヴォセリック、カートの妻コートニー・ラヴなど、これまで口を閉ざしてきた近親者のインタビューも収録し、今日に至るまで偶像視されてきたカートという人物のパーソナルな部分を如実に描き出している。唯一無二のカリスマ性と才能を持ちながら、誰よりも繊細だったカートというアーティストを幼少期から追い、不可能と思われる程の距離で彼の生涯に迫った本作。これまでにも、マイケル・ピットが主演しガス・ヴァン・サントがメガホンを取った『ラストデイズ』など、彼の生涯と死に迫る数々の作品が発表されていきたが、本作は、むき出しで、正直で、全てをさらけ出してもなおひるまないカートという人間を描いた作品において、ひとつの決定版ともいえる内容になっている。尚、劇場公開時には、前例のない方法で本作を制作するに至ったブレッド・モーゲン監督の独占インタビュー映像も上映される。90年代における時代の寵児であった彼の姿を、ぜひ劇場で目撃してみて。『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』は、6月27日(土)より1週間限定で全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月07日1990年代を代表するワシントン州シアトルのグランジバンド、「ニルヴァーナ」でボーカルとリードギターを担当し、アルバム「ネヴァーマインド」の成功で一躍ロックスターの仲間入りを果たすものの、1994年自宅にてショットガンで27歳の命を絶ったカート・コバーン。カートの自殺現場に残された遺留品のうち、財布の中に入っていたメモを、彼の死後20年経って米シアトル市警察が公開したと米エンタメ情報サイト「eonline」が写真入りで報道した。そのメモの内容は以下のようなものだった。「汝、カート・コバーンは、コートニー・ミシェル・ラヴを合法的な妻だと認めるか?たとえ、彼女が、吹き出物だらけのアバズレで、(カートの財産すべてを)薬物と浮気のために吸い上げようとしていたも?」。この結婚式での誓いの言葉を模したメモ書きは、当時、離婚調停中だった妻のコートニー・ラヴについてのカートの感情があふれ出たもののようだ。シアトル市警察が、このような物的証拠を公開したのには、理由がある。今年3月、未解決事件担当のマイク・シエシンスキー刑事が、事件に関する証拠の見直しに踏み切ったのだ。捜査の再開や再調査には至らなかったものの、カートの自殺に関しては、複数の陰謀説がささやかれており、中でもショッキングなのがコートニー・ラヴと当時交際していた子守りアシスタントのマイケル・デウィットが共謀して、カートを暗殺したという内容だ。1999年に「Who Killed Kurt Cobain?:The Mysterious Death of an Icon(訳:カート・コバーンを殺したのは誰だ?:アイコンの謎めいた死)」と題された本まで出版されているカートの謎めいた自殺について、刑事は「メディアの関心が高い」ことから、事件を見直すことに決めたのだという。事件に関して新たな発見はないものの、シエシンスキー刑事は米「CBS News」に答え、「あまりに多くの陰謀説がささやかれているため、この事件に固執することは良い判断だった」と話している。「時に人は読んだものを信じてしまう。この事件が陰謀だったというのは、複数の本に書かれた虚報であり、完全に不確かなものだ。彼の死は自殺だった。これは解決済みの事件なのだ」と彼はつけ加えた。(text:Mieko Nakaarai)
2014年05月01日70年代に社会現象を巻き起こした伝説のポルノ女優、リンダ・ラヴレースの半生を描く『ラヴレース』。清純なイメージの強い『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライドが、主演のリンダに決定したというニュースは世界中をかけめぐり、予告編が解禁された途端にアクセスが殺到するなど、公開前から話題の注目作だ。そして、アマンダ以外にもびっくりなキャスティングが!当時、名実共に(?)プレイボーイと言われていた「PLAYBOY」誌の創設者ヒュー・ヘフナーの若かりし頃を、ジェームズ・フランコが演じているのだ。このたび、アマンダ演じるリンダとジェームズ演じるヘフナーの出会いのシーンが公開された。1972年、ポルノ映画『ディープ・スロート』は、アメリカのポルノ史上最大のヒット作となり、空前の大ブームを巻き起こした。主演のリンダ・ラヴレース(アマンダ・セイフライド)は“70年代アメリカのシンボル”と呼ばれ、巨額の富と地位を手に入れたはずだった。しかしその裏側にある驚愕の事実が発覚。フロリダの小さな町で厳格な家庭に育ったリンダが、なぜポルノ女優になり、その後なぜ女性運動家になったのか。愛と自由を求めた彼女の、波乱万丈な人生がいま明かされる――。ジェームズ・フランコ演じるヒュー・ヘフナーは、87歳となったいまでも60歳年下の元プレイメイトと結婚し、まだまだ男として“現役”をアピールする真の(?)プレイボーイ。今回解禁となった映像でも分かるように、ジェームズ演じる若かりしヘフナーは、女の子大好き!な、かなりギラギラとした“スケベ”な雰囲気をプンプンにおわせている。自身が主催するパーティーにやってきたアマンダ演じるリンダを、彼女の夫を差し置いてエスコートし、数々の有名人に紹介。華やかな場所へと連れ出され、テレビを通して見ていたスターたちに囲まれたリンダが舞い上がっているのは、一目瞭然だ。ヘフナーはこの後、リンダの人生にどんな影響を与えるのだろうか…。ちなみにジェームズとアマンダは、この撮影をきっかけに実生活でも親密になり、熱愛報道も話題となった。劇中での2人の仲も気になるところだが、伝説のポルノ女優に転機が訪れた瞬間を、まずはこちらの映像でご覧あれ。『ラヴレース』は3月1日(土)ヒューマントラスト有楽町ほか全国にて公開。(江﨑仁美(cinema名義))■関連作品:ラヴレース 2014年3月1日ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2012 LOVELACE PRODUCTIONS, INC.
2014年02月26日