映画『帰れない二人』が、2019年9月6日(金)に公開。監督・脚本に、ジャ・ジャンクー。現代中国の激動の時代を舞台に映画『帰れない二人』は、2001年から2017年という、激烈な変化を遂げた現代中国を舞台に、17年に及ぶ1組の男女の愛の物語を描いた作品。主人公は、恋人・ビンを守るために囚われの身となってしまったチャオ。5年後、出所した彼女はビンのもとを訪ねるが、無情にも彼には既に新しい恋人ができていた。その後チャオは世界で最も内地にある大都市・新疆(シンジャン)ウイグル自治区のウルムチを目指すのだがー。大同、奉節、新疆…と、7,700kmに及ぶ果てしない彼らの旅路と共に描かれるのは、この17年間で大きな変化を遂げた中国の歴史的な背景。北京五輪の開催やWTO加盟、西部大開発、エネルギーの変移、三峡ダム完成、上海万博など、急速に“新しい世界”へと移ろう中国の社会は、そこで生きる2人の心にも大きな変化をもたらすのだった。中国の巨匠 ジャ・ジャンクー監督・脚本を務めるのは、これまで数々の賞を受賞してきた中国の巨匠 ジャ・ジャンクー監督。映画『帰れない二人』は、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品が決定。31歳の時に制作した代表作『青の稲妻』などに続き、5作品目の出品となる。チャオ・タオ×リャオ・ファンが恋人役に主演を演じるのは、ジャ・ジャンクー作品のミューズとして主演を務めてきたチャオ・タオ。『青の稲妻』『長江哀歌』でチャオが演じてきた2人のキャラクターを、本作ではチャオという1人の女の心の変遷として丁寧に演じ直している。またチャオの恋人・ビン役を演じるのは、『薄氷の殺人』でベルリン国際映画祭銀熊賞を中国人俳優で初めて受賞したリャオ・ファン。17年間に渡り繊細に変化していく“男の強さと弱さ”を体現する。<あらすじ>山西省の都市・大同(ダートン)。チャオはヤクザ者の恋人ビンと共に彼女らなりの幸せを夢見ていた。ある日、ビンは路上でチンピラに襲われるが、チャオが発砲し一命をとりとめる。5年後、出所したチャオは長江のほとりの古都・奉節(フォンジェ)へビンを訪ねるが、彼には新たな恋人がいた。チャオは世界で最も内地にある大都市・新疆(シンジャン)ウイグル自地区を目指す。そして2017年がやってくる――。【詳細】『帰れない二人』公開日:2019年9月6日(金)監督・脚本:ジャ・ジャンクー撮影:エリック・ゴーティエ音楽:リン・チャン出演:チャオ・タオ、リャオ・ファン、ディアオ・イーナン、フォン・シャオガン
2019年08月01日ハリウッドでも活躍するアジアのアクションスター3人がそれぞれムエタイ、シラット、カンフーを武器に立ち上がりドリームチームを結成する『トリプル・スレット』の公開が9月6日(金)に決定し、併せて場面写真も到着した。主演を務めるのは、『マッハ!』シリーズで一躍世界にその名を知らしめたトニー・ジャー、インドネシアの格闘技シラットを操る『ザ・レイド』のイコ・ウワイス、そして『マトリックス』の武術指導を経てキアヌ・リーヴスに見出され俳優としても活躍する中国武術の達人タイガー・チェン。さらに『ドクター・ストレンジ』で披露した超絶アクションが記憶に新しいスコット・アドキンス、総合格闘技出身のマイケル・ビスピン、7種の武術の黒帯を有する『スポーン』のマイケル・ジェイ・ホワイト、『チョコレート・ファイター』の本格アクション女優ジージャー・ヤーニンら世界のアクションスターが大集結。血湧き肉躍る激闘、超絶アクションの連続は、さながらアジア版『エクスペンダブルズ』!また、今回到着した場面写真にはトニー・ジャー、イコ・ウワイス、タイガー・チェンを筆頭に、悪役を務めるスコット・アドキンスらの苛烈なアクションシーンを切り取り、期待が高まるものとなっている。ストーリー中国有数の資産家の娘シャオシャンは父の遺産を投じ、東南アジアの都市マハ・ジャヤに巣食う犯罪組織の壊滅を目指していた。ところが、その行動を面白く思わない犯罪組織のボスはシャオシャンを殺害すべく、冷血非道なコリンズ(スコット・アドキンス)をリーダーとした傭兵部隊を送り込む。コリンズらの襲撃により街は戦場と化し、かろうじて警察署に逃げ込んだシャオシャンはそこで出会った2人の腕に覚えのある男パユ(トニー・ジャー)とロン・フェイ(タイガー・チェン)に助けられる。パユ、ロン・フェイ、そしてシャオシャンは警察署を脱出し大使館を目指すのだが、そこに妻を殺害され、コリンズに恨みを持つ現地の男ジャカ(イコ・ウワイス)も加わり、壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる。コリンズの追撃は激しさを増していくなか、果たしてパユとロン・フェイはシャオシャンを守り抜くことはできるのか!?『トリプル・スレット』は9月6日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月31日中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督が、歴史活劇に再び挑む最新作『SHADOW/影武者』。本作に出演するのは、ドラマ「家売るオンナ」中国版にも抜擢され、いま最も注目を浴びる女優スン・リー。この度、その華麗すぎる場面写真がシネマカフェに到着した。イーモウ監督が『HERO』『LOVERS』の主要スタッフと再タッグを組み、「三国志」の荊州争奪戦をダイナミックにアレンジした武侠アクションの新時代を切り開くエンターテインメント。監督が構想から撮影開始までに3年半の歳月をかけ、「自分が本当に撮りたい物語と巡り合った」と語る渾身作となっている。メガヒット歴史ドラマで人気のスン・リー北川景子が家を売りまくる天才的不動産屋・三軒屋万智役を演じた日本テレビ系ドラマ「家売るオンナ」(16)と続編「家売るオンナの逆襲」(19)は、日本だけでなく中国でも人気を集め、多くのネットユーザーが熱く語り合うドラマとなった。この作品の中国版となる「売房子的人」主演に起用されたのが、社会現象を巻き起こした歴史ドラマ「宮廷の諍い女」(11)や、総製作費58億円、2016年度中国視聴率No.1を記録したメガヒット歴史ドラマ「ミーユエ 王朝を照らす月」(15)などで、日本でもファンの多いスン・リーだ。先日発表されたイメージビジュアルでは、シンプルなパンツスーツ姿に黒いバッグと傘を持ち、わずかなスキも感じさせないデキるオンナっぷりがネットユーザーの中でも話題に。映画では夫婦共演が実現!「素敵でプロ意識の高いチーム」映画『SHADOW/影武者』では、頭脳明晰で武芸の達人でもある沛(ペイ)国の重臣・都督の大輪の華のように優美な妻役を演じている。製作陣はキャスティングについて、「都督を深く敬愛する妻でありながら、影武者を支えているうちに彼にも情を抱いてしまうという、難しい役どころである小艾(シャオアイ)役のキャスティングは難航した」とコメント。「数々の候補が上がったが、最終的には都督と影武者の二人のキャラクターとの心情のやり取りができるのは、やはりダン・チャオと私生活でも夫婦であるスン・リーが一番適任だろうということになり、彼女に決定した。元々、ダンスやバレエの素地があったスン・リーは、アクションシーンへの対応も非常に早かった」という。それに対しスン・リーは、「俳優の演技はもちろんですが、各チームのスタッフの皆さんの努力の集大成によって、素晴らしい作品が完成しました。この作品のすべてのシーンが、スタッフ・キャスト全員の心血を注いだものとなりました。こんな素敵でプロ意識の高いチームに出会えるなんて、俳優にとってこれほど幸せなことはありません」と真摯に語っている。今回解禁された場面写真では、傘片手に黄昏れる彼女、負傷した影武者の傷の手当てをする彼女、さらに危険な展開を匂わせる傘を武器に闘う姿もあり、新たなスン・リーの表情を垣間見ることができる。作品ごとに自分の解釈を取り入れ、幅のある演技を披露するスン・リー。夫を思いやり一生懸命で誠実な“妻”の顔、さらには都督とその影武者のためにひと肌脱ぐ姿…など、その光る存在感、一挙一動に目を奪われること間違いなし!『SHADOW/影武者』は9月6日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月06日7月27日公開の映画『パラダイス・ネクスト』のジャパンプレミア試写会が26日、都内で行われ、妻夫木聡、豊川悦司、半野喜弘監督が出席した。企画段階から10年の歳月を経てようやく映画化にこぎつけた本作は、ダブル主演の妻夫木聡&豊川悦司をはじめ、台湾の人気女優ニッキー・シエなども参加した注目作。台湾を舞台に、豊川演じる島と妻夫木が演じる牧野の前にシャオエン(ニッキー・シエ)という女性が現れ、彼女との運命的な出会いで逃避行だった島と牧野の旅が、楽園を探す旅に変わっていく、というストーリーだ。本作の舞台となった台湾で6月6日に先行公開された本作だが、日本のファンにはこの日初めてお披露目された。本作の立ち上げから関わっていたという妻夫木は「本当にうれしいですね。監督といっぱいお酒を飲みながらどうしよう、ああしようと、脚本とかのお話していました。お金が集まらないとか(笑)。だから本当にうれしいです」と感慨深げ。妻夫木とダブル主演を務めた豊川は、半野監督や妻夫木から熱烈のオファーを受けたそうで、「こういう企画は最近なかったし、ブッキー(妻夫木)が音頭を取っていることも含めて僕としてはやりたいと思いましたが、企画を聞いて『成立するのか?』と思いました。お話を聞いて3年も経ちましたから(笑)」と話すと、半野監督は「おふたりが受けてくれた時に1円もお金が集まっていなかったんです。しかもスケジュールを抑えていただいたのに、飛ばしてしまい(笑)。普通だったら駄目だと思うんですけど、おふたりの事務所の方も『続けよう』と言ってくれたので、こういう形で映画になって奇跡的だなと思っています」とエピソードを明かした。妻夫木と豊川は、2014年公開の映画『ジャッジ!』以来、5年ぶりの共演となる。妻夫木が「『ジャッジ!』の時にガッツリやりたいねと言ってくださって、ようやくガッツリできました。10年前にもいつかこういう日が来ればいいなと思っていましたが、ようやくその夢が叶った感じです」とうれしそうで、「豊川さんはお兄ちゃんのように甘えさせてくれる存在。今回はいっぱい甘えさせていただきました、本当に楽しかったです」と笑顔。対する豊川も「僕もブッキーが大好きなので、女だったら恋していると思います」と明かしつつ、全編台湾ロケだった本作の撮影期間中は「ほぼ毎日(妻夫木と)会っていました。(食事も)とりあえず5時にフロントで、という軽いノリで。とても楽しい旅行でしたね。旅行じゃないか(笑)」と妻夫木と撮影を楽しんだという。映画『パラダイス・ネクスト』は、7月27日より全国公開。
2019年06月27日『サニー 永遠の仲間たち』のカン・ヒョンチョル監督の7年ぶりの新作であり、アジア各国で絶大な人気を誇るK-POPグループ「EXO」のメインボーカル、D.O.が主演を務める『スウィング・キッズ』が公開決定。併せて、特報とティザービジュアルが到着した。■ストーリー舞台は1951年朝鮮戦争下の最大規模の巨済島捕虜収容所。新しく赴任してきた所長は収容所の対外的イメージアップのため、戦争捕虜でダンスチームを結成するプロジェクトを計画する。収容所1番のトラブルメイカーで朝鮮人民軍のロ・ギス、4か国語をあやつる満州出身の無許可通訳者ヤン・パンネ、いなくなった妻を捜す朝鮮民間人捕虜のカン・ビョンサム、ダンスの実力を持つものの栄養失調の中国人捕虜シャオパン、そして彼らのリーダーとなる、前職ブロードウェイタップダンサーの黒人下士官ジャクソンまで、紆余曲折の末に集まった彼らの名は“スウィング・キッズ”。それぞれの事情でダンスをすることになった彼らに公演の話が舞い込むが、国籍や身分の異なる寄せ集めダンスチームの前途はいかに――。■カン・ヒョンチョル監督による待望の新作に米韓のトップアーティストが共演!本作は、本国のみならず日本でも全国の映画館を涙の海に沈めた『サニー 永遠の仲間たち』のカン・ヒョンチョル監督による7年ぶりの待望の新作。劇中を彩るビートルズの「フリー・アズ・ア・バード」やデヴィッド・ボウイの「モダン・ラブ」、ベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」などの名曲に加え、爆発的なタップダンスによるパフォーマンスが観客の心を鷲掴みにし、公開わずか9日で韓国動員100万人を突破した。本作で主演を務めるのは、アジア各国で絶大な人気を誇るK-POPグループ「EXO」のメインボーカルD.O.。韓国で大ヒットを記録した『神と共に』二部作にも出演しており、俳優としても目覚ましい活躍を遂げている。本作では、その身体能力を遺憾なく発揮し、タップダンスから北朝鮮の方言まで、約5か月間に及ぶ猛特訓をこなし、ダンスに魅了された朝鮮人民軍ロ・ギス役を見事に演じきった。さらに、ブロードウェイ・ミュージカルの最優秀ダンサーに贈られるアステア賞を受賞したトップタップダンサーであり俳優のジャレッド・グライムスが、タップダンスチームのリーダーとなる米軍下士官・ジャクソン役を演じ、ここに米韓のトップアーティストの共演が実現した。今回到着した特報には、D.O.演じるロ・ギスがジャレッド・グライムス演じるジャクソンにタップダンスを通じて勝負を持ちかける様子や、「シング・シング・シング」に乗せて軽快にタップダンスを踊る様子が映し出されている。特報と同時に到着したティザービジュアルは、オレンジを基調としたレトロなデザインと同じポーズで綺麗に並んだタップシューズが印象的。人種や思想・イデオロギーも違うチームメンバーがダンスで1つになっていく物語を見事に表現したビジュアルとなっている。また、5月17日(金)より第1弾特典付き特別鑑賞券(1400円)の販売が開始される。購入特典はA4クリアファイル。数量限定につき、なくなり次第終了となる。戦争下という厳しい状況の中、タップダンスに情熱を注いだ捕虜たちを描く本作。アイドルとしてではなく、俳優として踊るD.O.の姿にも目が離せなくなりそう!『スウィング・キッズ』は2020年1月、シネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年05月15日映画『パラダイス・ネクスト』が、2019年7月27日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。妻夫木聡×豊川悦司のW主演となる。“台湾”を舞台に繰り広げる、孤独な男たちのノワール・サスペンス主演に、妻夫木聡×豊川悦司映画『パラダイス・ネクスト』は、異国の地・台湾を舞台に、孤独な男たちの運命が交わるノワール・サスペンス。互いに闇を抱えながら生きる主人公の男たちを、『怒り』や『愚行録』に出演した妻夫木聡と、『ラプラスの魔女』の豊川悦司が演じる。世間から身を隠すように台北で生きる男・島(シマ)を豊川悦司、お調子者で馴れ馴れしい男・牧野(マキノ)を妻夫木聡がそれぞれ担当する。全編台湾で撮影したという本作の現場では、1日18時間以上も共にすごしたという妻夫木と豊川。到着したメイキング映像の中には、撮影中の合間に、難しい中国語のイントネーションに奮闘したり、談笑したりと、仲の良い2人の微笑ましい姿映し出されている。“運命の女性”にニッキー・シエそしてそんな2人の前に現れるのは、台湾の人気女優・ニッキー・シエ演じる“運命の女性”シャオエン。この数奇な巡りあわせによって、2人の男の閉ざされていた過去が明らかになっていくーー。坂本龍一ら豪華クリエイター勢音楽を担当したのは、日本が誇る世界的作曲家・坂本龍一。美しく、芳醇なメロディが、ミステリアスな作品の世界観を盛り上げる。また監督は、ホウ・シャオシェンやジャ・ジャンクーなど名匠たちの映画音楽で知られる半野喜弘が務める。監督に半野喜弘【詳細】映画『パラダイス・ネクスト』公開日:2019年7月27日(土)出演:妻夫木聡、豊川悦司、ニッキー・シエ、カイザー・チュゕン、マイケル・ホァン、大鷹明良監督・脚本・音楽:半野喜弘音楽:坂本龍一プロデューサー:劉嘉明、小坂史子原題:PARADISE NEXT
2019年04月26日妻夫木聡と豊川悦司がW主演を務め、台湾で全編撮影された映画『パラダイス・ネクスト』の公開が7月27日(土)に決定。場面写真とメインビジュアル、さらに予告編が一挙解禁となった。豪華キャスト&スタッフ集結!アジア映画界に新境地を拓く日本映画界において名実ともにトップクラスの俳優・妻夫木聡と豊川悦司がW主演を果たし、全編台湾ロケでの撮影に挑んだ本作。台湾の気候や風土のなかで醸し出される2人の、かつてない相貌は本作ならでは。2人の“運命の女性”であるヒロインを演じるのは、『黒衣の刺客』でも妻夫木さんと共演した台湾の人気女優ニッキー・シエ。監督・脚本・音楽は、ホウ・シャオシェンやジャ・ジャンクーなど名匠たちの映画音楽を手掛けてきた半野喜弘。日本が誇る世界的作曲家・坂本龍一によるテーマ曲も加わり、豪華スタッフの才能が集結した。異国の地で、孤独な男たちの運命が交わる台湾の異国情緒あふれる中、妻夫木さん演じる牧野と豊川さん演じる島の2人が互いに闇を抱えながら生きる姿と、坂本さんの美しく芳醇な音楽がマッチした予告編が完成。映像のラスト、「楽園て本当にあると思う?」と問いかける牧野に、静かに無言の視線を向ける島の姿が後を引く。また、シリアスな表情と楽園への期待が入り交じる緊張感漂うメインビジュアルも、それぞれの視線の先が気にならずにはいられない意味深なものとなっている。ストーリー世間から身を隠すように台北で生きる男・島(豊川悦司)の前に、突然お調子者で馴れ馴れしい男・牧野(妻夫木聡)が現れる。牧野は初めて会う島の名前を知っており、島が台湾にやって来るきっかけになった“ある事件”のことを知っていると言う。その牧野が何者かに命を狙われていることを知った島は、追手から逃れるため牧野を連れて台北から花蓮へと向かう。花蓮に辿り着いた2人の前に現れたのは、シャオエン(ニッキー・シエ)という女性。この運命の出会いによって、牧野と島の閉ざされた過去が明らかになり、2人の逃避行は楽園を探す旅に変わっていく…。『パラダイス・ネクスト』は7月27日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月23日いつの時代もどんな世界でも、青春のきらめきやせつなさは変わらない。タイトルからして青春の華やぎを感じさせる映画『芳華(ほうか)‐Youth‐』も、その普遍の事実に気づかせてくれる作品だ。文化大革命を経て、毛沢東の死や中越戦争と激動した’70年代の中国。人民解放軍で歌や踊りを披露し、兵士たちを慰労・鼓舞する文芸工作団(=文工団)に入団した17歳のシャオピン(ミャオ・ミャオ)と、彼女の心の支えとなる模範兵リウ・フォン(ホアン・シュエン)の絆を軸に、文工団の若者たちの青春が美しい調べと踊りに彩られて描かれていく。文革が背景というと、過酷な青春を想像しがちだけれど、文工団の団員は、歌唱や楽器演奏、ダンスに秀でスカウトされた、選ばれし若者たち。そこには未来への希望が溢れていて、舞踊の才能が認められて農村からやってきたシャオピンも期待に胸を膨らませていた。けれども、彼女はある出来事をきっかけに、いじめの対象になってしまう。健気に耐える彼女に常に温かく接するリウ・フォンは、いつしか大切な人になっていくのだけれど…。もう、シャオピンがリウ・フォンに連れられて文工団にやってくるオープニングシーンから、恋の予感が溢れまくり。とにかく、ホアン・シュエンが演じるリウ・フォンが素敵すぎる。絵に描いたような好青年ぶりに、観ているこちらもハートを射抜かれちゃうわけ。時代背景もあいまって、どこか昭和を彷彿させる古風な佇まいが、彼の誠実さをさらに増しているのもたまりません。いつの時代も、恋は青春のエネルギー。団員それぞれも、恋心を胸に秘めていたり、アピールしたりと、展開される恋模様や事件の数々は学園ドラマさながら。しかし、時代のうねりは容赦なく、文工団ものみこんでいく。みずみずしい青春群像ラブストーリーがときめきに溢れていればいるほど、大河ドラマな様相を呈していくドラマティックな後半が、人生の悲哀を際立たせることに。『シュウシュウの季節』などで知られる原作者ゲリン・ヤンも、フォン・シャオガン監督も、若き日に文工団に所属していたそう。国も時代も違うのに、文工団の青春の風景に共感せずにいられないのも、ふたりの経験が織り込まれたリアリティがあるからこそ。しかも、物語の語り手であるスイツ(チョン・チューシー)には、原作者自身が重ねられている。シャオピンとリウ・フォンの物語を、不遇の仲間に何もしてあげられなかった彼女の視点で描くことによって、青春のきらめきのみならず、誰の胸にもあるだろう青春の後悔もほろ苦く蘇らせるのだ。時は流れ、それぞれの生きる道は変わっても、青春を共に過ごした仲間たちはいつまでも特別な存在でありつづける。シャオピンとリウ・フォンの物語もさることながら、そんな青春の絆が沁みてくるのも魅力。彼らが演奏する楽曲が物語を彩るなか、ある人物の恋心がカセットテープで密かに聴く曲で刺激されたり、背景に流れるインストゥルメンタルに思いがけず郷愁を誘われたり。文工団が舞台だけに音楽も心に残ることをお伝えしておこう。長い歳月を経ても、リウ・フォンはずっと素敵だということとともに。『芳華‐Youth‐』監督/フォン・シャオガン脚本・原作/ゲリン・ヤン出演/ホアン・シュエン、ミャオ・ミャオ、チョン・チューシー、ヤン・ツァイユー、リー・シャオファンほか4月12日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。©2017 Zhejiang Dongyang Mayla Media Co., Ltd Huayi Brothers Pictures Limited IQiyi Motion Pictures(Beijing)Co., Ltd Beijing Sparkle Roll Media Corporation Beijing Jingxi Culture&Tourism Co., Ltd All rights reserved※『anan』2019年4月17日号より。文・杉谷伸子(by anan編集部)
2019年04月16日金城武、チャン・ツィイー、ソン・ヘギョ、長澤まさみら日中韓の豪華キャストが集結した映画『The Crossing -ザ・クロッシング- PartI, II』(6月7日PartI、6月14日PartII公開)の予告編が15日、公開され、金城の学ラン姿と長澤の着物姿がお披露目された。本作は、3組の男女の出会いと別れ、移りゆく愛の物語を、国民党(蒋介石)と共産党(毛沢東)との対立が最も激化した1945年国共内戦を舞台に描いた大河ロマン。『男たちの挽歌』『レッドクリフ』『ミッション:インポッシブル2』などのジョン・ウー監督がメガホンをとった。前編は、戦争と時代に翻弄されながらも、命を燃やし、愛を貫いた3組の男女を描き、後編は1,000人近い乗員乗客が犠牲になった大型客船「太平輪号沈没事故」を軸に、客船に乗り合わせた男女それぞれの運命が交差していく。3組の男女を演じる俳優には、中国・日本・韓国を代表する豪華キャストが集結。金城武が台湾籍の日本軍軍医イェン・ザークンを、長澤まさみがザークンの幼馴染・雅子を演じ、他キャストに、中国を代表する女優チャン・ツィイー(『LOVERS』)、ホアン・シャオミン(『イップ・マン 葉問』)、トン・ダーウェイ(『レッドクリフ』)、韓国の人気女優ソン・ヘギョ(「太陽の末裔」)らが名を連ねる。このたび公開された予告編では、日中韓の豪華キャストが演じた3組の男女が、北京・上海・台湾を舞台に、混沌とした内戦下の中でも必死に生き、愛し合う姿が印象的に捉えられている。特に、学ラン姿の金城武と着物姿の長澤まさみとが雨のなか和傘をさす石階段のシーンは、観る者の胸を躍らせる。さらに戦地での砲撃、爆発、そして銃撃シーンは、『男たちの挽歌』シリーズからジョン・ウー作品のアクション監督を務めるブルース・ロウが担当。驚愕の迫力映像を見ることができる。(C)Beijing Galloping Horse ・ All Rights Reserved.
2019年04月15日中国公開1か月で約230億円突破の大ヒットを記録した巨匠フォン・シャオガン監督による『芳華-Youth-』。この度、約5億7千万円を投じて再現されたという、軍歌劇団“文工団”の練習風景をとらえた本編映像がシネマカフェに到着した。本映像は1970年代の、文工団・舞踏班の練習風景から始まる。「情景を浮かべて表情を」「もっと優雅に」「伸び伸びと」美しいソリストとそれに続く統制された群舞の踊り。入団当日、偶然この光景に出会った17歳のシャオピン(ミャオ・ミャオ)は、その美しさに心奪われ、これからの新生活への期待に胸を膨らませる。実父が労働改造所にとらわれた彼女にとって、この文工団は新しい人生へと一歩を踏み出すための念願の場所であり、この練習風景は輝かしい未来を暗示するものとなっている。かつて自身も所属していた監督「記憶の中に帰った気が」本作では、練習風景から実際の舞台まで様々な箇所でこの文工団の舞踏シーンが登場するが、自身も実際に文工団に所属していたシャオガン監督が当時の記憶と想い出を再現するためにかかった総額は、なんと3,500万人民元(5億7千万円)!「文工団の準備が出来て、リハーサルホールで、バンドの音楽を聴き、俳優たちのリハーサルシーンを見たとき、私は記憶の中の文工団に帰った気がしました」と、本作への熱い思いを語っている。京劇とモダンバレエを融合させたような華麗で躍動的なダンス、そして心揺さぶるオーケストラの生演奏。当時、誰もが憧れてやまなかったという文工団による美しい舞踏シーンを、ここから堪能してみて。『芳華-Youth-』は4月12日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:芳華-Youth- 2019年4月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、 YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。© 2017 Zhejiang Dongyang Mayla Media Co., Ltd Huayi Brothers Pictures Limited IQiyi Motion Pictures(Beijing) Co., Ltd Beijing Sparkle Roll Media Corporation Beijing Jingxi Culture&Tourism Co., Ltd
2019年04月12日◼︎1970年代の中国、軍の歌劇団で生きる若者たちを描くDRESS読者の皆さん、こんにちは!本日ご紹介するのは、『女帝エンペラー』や、『戦場のレクイエム』で多数の映画賞を獲得した中国映画界の巨匠フォン・シャオガン監督の最新作『芳華(ほうか)-Youth -』。若き日に軍の文公団に所属した自身の経験を、満を持して映画化した作品です。1970年代の中国を舞台に描かれるのは、文化大革命、毛沢東の死、中越戦争という激動の時代に、軍で歌や踊りを披露し兵士たちを鼓舞する役割を担っていた軍の歌劇団、文芸工作団(文工団)の若者たち。中国で公開されるや、1カ月で興行収入230億円という大ヒットを記録し、国内の映画賞を席巻しただけでなく、アジアのアカデミー賞と呼ばれるアジア・フィルム・アワードの最優秀作品賞を獲得した、美しく切ない青春ラブストーリーです。◼︎『芳華(ほうか)-Youth -』のストーリー1976年。ダンスの才能が認められ、17歳で中国軍の文芸工作団(文工団)の舞踏班への入団が決まったシャオピン。実父が労働改造所(※)にいるシャオピンにとって、文工団は新しい人生を踏み出す輝かしい場所になるはずだった。(※)反革命犯や、刑事犯に対し、労働を通じて改造を強制する強制処遇政策を行う場所)だが入団早々、父に立派な軍服姿の写真を送りたいと考えたシャオピンは、黙って同室のディンディンの軍服を借りて写真館へと撮影に向かい、そのことを知った同僚たちから責められてしまう……。周囲と馴染めずに寮生活を送るシャオピンにとって唯一の支えは、同じく文工団で模範兵として周囲の信頼を集めるリウ・フォンの存在だった。リウ・フォンへの淡い恋心を胸に抱くシャオピンだったが、ほどなくして、リウ・フォンには別の思い人がいることを知る。時は1978年、時代が大きく変化していく中、文工団内でのある事件をきっかけに、ふたりの運命は非情な岐路を迎え……。◼︎戦争の残酷さと、若者たちの恋と友情の美しさの対比に注目本作でとにかく目を奪われるのが、息をのむほど美しいシーンの数々です。文工団の華麗な舞踏はもちろんのこと、オフの時間にプールを楽しんだり、こっそり持ち込んだカセットプレーヤーでテレサ・テンの曲に酔いしれる団員たちの姿など、いつの時代も変わらない若者たちの青春模様は、観る者の胸を打ちます。一方で、中国がベトナムに侵攻した1979年の中越戦争では、CGを使わずに1回のテイクで撮影したという6分間の戦闘シーンが目を覆いたくなるほどのリアリティをもって描かれます。戦争によって若者たちが犠牲になってしまう残酷さを描きながらも、激動の時代でも若者らしく恋や友情を育む力強さをも描き、観終わったあとも素晴らしい余韻を残してくれる本作。「芳華」というタイトルをつけた理由は、「香りや色彩を意味し、同時に、かわいさと若さの魅力を伝えて、記憶の中の美しさを完璧に表現する言葉だったから」だそう。そのタイトル通り、スクリーンの美しい映像から青春の香りが沸き立つような『芳華(ほうか)-Youth -』は現在絶賛公開中です。◼︎『芳華(ほうか)-Youth -』公開情報『芳華(ほうか)-Youth -』※PG-124月12日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開監督・製作:フォン・シャオガン『唐山大地震』『戦場のレクイエム』脚本・原作:ゲリン・ヤン「シュウシュウの季節」「花の生涯 _梅蘭芳」出演:ホアン・シュエン、ミャオ・ミャオ、チョン・チューシー、ヤン・ツァイユー配給:アットエンタテインメント上映時間:135分公式サイト:© 2017 Zhejiang Dongyang Mayla Media Co., Ltd Huayi Brothers Pictures Limited IQiyi Motion Pictures(Beijing) Co., Ltd Beijing Sparkle Roll Media Corporation Beijing Jingxi Culture&Tourism Co., Ltd All rights reserved
2019年04月12日長澤まさみが常識はずれの天才詐欺師“ダー子”、東出昌大が小心者でお人好しの詐欺師“ボクちゃん”、小日向文世が百戦錬磨のベテラン詐欺師“リチャード”を演じ、毎回、様々な業界に首を突っ込んでは、観る者さえも騙してきた月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。5月17日より公開される、その劇場版『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』に登場するキャストとして注目を集めているのが、今回の“ターゲット”となる竹内結子と“ライバル”となる三浦春馬だ。竹内さんは4月1日に、三浦さんは4月5日に誕生日を迎えたばかり。映画『コンフィデンスマンJP』でのふたりはどんな役どころなのか?目に見えるものだけが真実とは限らない。何が本当で、何が嘘か。「ロマンス編」だけに、ふたりは恋に落ちるのか。三浦さん演じるジェシーと長澤さん演じるダー子は過去に何があったのか。竹内さん演じる香港マフィアの女帝はなぜ氷姫と呼ばれるのか。コンフィデンスマンの世界を、キーパーソンとなるふたりから探ってみた。竹内結子、スキャンダル専門弁護士から香港の“氷姫”へ6年ぶりの主演ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」も記憶に新しい竹内さん。危機管理専門の弁護士・氷見江として窮地に陥った女性たちを驚きの禁じ手で救ってきたが、『コンフィデンスマンJP』では一転、香港マフィア「射手座集団」を束ねる女帝ラン・リウを演じている。世界最高のパープルダイヤを所有し、その冷酷非情な性格から“氷姫”の異名を持つミステリアスな女性。アジアン・クールビューティとしてのカリスマ性、真意の読み取れない冷徹な表情、そして時折見せる容赦のない感情の爆発など、圧倒的なまでの存在感はまさに実力派・竹内さんにぴったり!?長澤さん演じるダー子は弟子のモナコ(織田梨沙)とともにスピリチャルな占い姉妹に扮して、ラン・リウの懐に張り込もうとするが、これがなかなか、氷姫は垂らしたエサにはまるで食いつかない。かなりの強敵だ。しかも、打つ手に困ったダー子たちの前に三浦さん演じる恋愛詐欺師のジェシーが現れる。「気性が荒かったり穏やかだったり、振れ幅の大きい役で演じがいがありましたし、何より広東語を喋るという意味では、とても手に汗握る役作りでした!」と語っている竹内さん。確かに、広東語でキレたかと思えば、“恋に恋する”どこかの国の王女さまのような表情も見せており、その振り幅には要注目。「ランチの女王」「ストロベリーナイト」など代表作多数!1980年生まれ、埼玉県出身。1996年にフジテレビ系ドラマ「新・木曜の怪談」で女優デビューし、中田秀夫監督『リング』(’98)でスクリーンデビュー。1999年、NHK連続テレビ小説「あすか」のヒロイン役を射止めてまず注目を集め、2001年、日曜劇場「白い影」「ガッコの先生」などの活躍により翌年エランドール賞新人賞を受賞。以降、映画、ドラマともに主役を張れる女優として数々の作品に出演し、2000年代以降を牽引してきた。「コンフィデンスマンJP」ドラマ第1話でダー子たちに20億円を騙しとられた悪徳財団会長・赤星役で映画に再登場する江口洋介と共演した月9「ランチの女王」や、日本アカデミー賞優秀女優賞を受賞した映画『黄泉がえり』『いま、会いにゆきます』、第2次「クイーン」ブームのきっかけとなった月9「プライド」などを経て、2年ぶりのスクリーン復帰となった『サイドカーに犬』(’07)も高く評価された。そんな中、出会ったのが、代表作「ストロベリーナイト」の姫川玲子役だ。2010年のスペシャルドラマが好評を博し、2012年1月期には連続ドラマ化。翌年には映画版の公開とともに新たなスペシャルドラマも放送された。2016年に出演した黒沢清監督の『クリーピー 偽りの隣人』では凄惨な役柄ながら、「ストロベリーナイト」で結ばれなかった“菊田”こと西島秀俊と夫婦役を演じたことが話題に。この4月から新コンビで新シリーズがスタートするが、現在も竹内さんと西島さんの“姫菊”コンビを懐かしむ声が聞かれている。また、2009年には米ABC放送「フラッシュフォワード」で海外ドラマ初出演を果たし、2015年にはディズニー/ピクサー『インサイド・ヘッド』で“ヨロコビ”の声を担当するなど活躍の幅を広げていく。HuluとHBOアジア製作オリジナルドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」では、初の女性版名探偵シャーロック・ホームズを軽やかに演じていた。中村義洋監督、三谷幸喜監督作品にも多数出演『チーム・バチスタの栄光』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ゴールデンスランバー』『殿、利息でござる!』と、中村義洋監督のミューズともいえる竹内さん。ホラーは苦手と言いながら『残穢 -住んではいけない部屋-』も「中村監督の新作だというのが大きな理由」で出演を決めたという。中村監督の新作、今冬公開の『決算!忠臣蔵』も控えている。また、三谷幸喜の映画監督作『ステキな金縛り』、続くスピンオフドラマ「ステキな隠し撮り ~完全無欠のコンシェルジュ~」に起用されている竹内さん。『カメラを止めるな!』超えの100分間ワンシーン・ワンカットのWOWOWの群像コメディ「大空港2013」では主演の大役を務めあげた。当時、竹内さんが語ったところによれば、三谷さんの台本が全て出来上がって届けられたのは「(ロケ地)松本に移動する前日。ホテルで泣きながら覚えた」そう。「俳優を代表して言わせてもらいますが、台本は早くください(笑)!!」と三谷監督に苦言を呈したこともあった。その後、三谷さん脚本の大河ドラマ「真田丸」にも秀吉の側室・茶々役で参加。主人公・真田信繁(堺雅人)の幼なじみ・きり役で話題となったのは、ほかならぬ長澤さん!そして秀吉役は“リチャード”こと小日向さんだった。さらに2014年には、三谷さん演出・脚本の舞台「君となら Nobody Else But You」で舞台初主演。この作品で姉妹役を演じたイモトアヤコとはプライベートでも親交が続いており、先日の誕生日を祝ってもらった様子が竹内さんのインスタグラムにアップされている。なお、5月31日(金)には『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本中を涙で濡らした中野量太監督が、直木賞作家・中島京子の同名小説を映画化する『長いお別れ』も待機。女帝とはまるで異なる家族のドラマにも、期待が高まる。三浦春馬、天才恋愛詐欺師で色気ダダ漏れ舞台「キンキーブーツ」でドラァグクイーンのローラを演じ、第24回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した三浦さん。『コンフィデンスマンJP』で演じるのは、女帝ラン・リウが持つパープルダイヤを狙って急接近する“天才恋愛詐欺師”の異名を持つジェシー。竹内さん演じるラン・リウ相手に恋の駆け引きを繰り広げ、ダー子とも再会する。ダー子とは過去にただならぬ関係にあったようで、大ヒットした恋愛映画『ゴースト/ニューヨークの幻』をパロディしたシーンが予告編にも登場。ジェシーと、ボクちゃんやリチャードたちとの狭間でダー子が揺れることに!?舞台となった灼熱の香港に、スーツ姿で決めた三浦さんが現れば、まるでそこだけ清涼な風が吹いているかのよう。竹内さん演じるラン・リウとの艶っぽいシーンもあり、とにかく色気がダダ漏れ。本作で映画初監督を務めた田中亮は、三浦さんがファン層を拡大させた篠原涼子主演ドラマ「ラスト・シンデレラ」も手がけており、彼のセクシーな魅力の生かし方を心得ているようだ。初めて詐欺師を演じたという三浦さんは、「見え隠れするダー子との恋の展開に僕はグッと持っていかれましたし、それが甘酸っぱいものになるのか、はたまた大人な恋模様が醸し出されるものになるのかとても楽しみ」とアピールしていたが、果たして…。若手人気俳優から活躍の場は舞台へ、海外進出も1990年生まれ、茨城県出身の三浦さん。1997年、NHK連続テレビ小説「あぐり」でデビューし、2005年には同じく「ファイト」に出演した。2006年、サーフィンを題材にした『キャッチ ア ウェーブ』で映画初主演、その後、ドラマ「14歳の母」や映画『恋空』で大きく注目される。TVドラマ版の「いま、会いにゆきます」にも出演していた。「ごくせん」第3シーズンや『ごくせん THE MOVIE』、また『クローズZERO ll』で人気を確実にすると、「ブラッディ・マンデイ」で連続ドラマ初主演。『奈緒子』(’08)で毎日映画コンクール「スポニチグランプリ新人賞」、エランドール賞新人賞を受賞、『永遠の0』(’13)では日本アカデミー賞優秀助演男優賞に選ばれている。また、行定勲監督が人気作家・本多孝好のベストセラー原作を映画化した恋愛ミステリー『真夜中の五分前』は中国で大規模公開された。中国の人気女優リウ・シーシー、台湾の若手スター俳優チャン・シャオチュアン(ジョセフ・チャン)とも共演し、全編中国語(北京語)に挑戦。香港が舞台となる今回の『コンフィデンスマンJP』では、広東語も披露している。その一方で、岸谷五朗と寺脇康文が主宰する「地球ゴージャス」や「劇団☆新感線」によるゲキ×シネなど、舞台経験も着実に積んできており、それが2016年のブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」で見事に開花。待望の再演が、いよいよ4月16日(火)から東京を皮切りにスタートする。4月5日の誕生日には共演者がこぞってSNSをアップしており、“春馬ローラ”として愛されていることが伺える。そういえば、“相棒”チャーリー・プライス役の小池徹平は、ドラマ版でダー子たちに騙されていたっけ…。その後、映像作品でも「おんな城主 直虎」(’17)や『銀魂2掟は破るためにこそある』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(ともに’18)などの話題作に出会ってきた三浦さん。現在はWOWOWにて東野圭吾の異色のハードサスペンスの連ドラ化「ダイイング・アイ」が放送中、伊坂幸太郎の異色の恋愛小説の映画化『アイネクライネナハトムジーク』(監督:今泉力哉)にも主演する。『コンフィデンスマンJP』公開まであとひと月あまり、ふたりのかつてない姿が見られる(?)だけに引き続き注目していてほしい。(text:Reiko Uehara)■関連作品:コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年04月07日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『東京豆漿生活(とうきょう ドウジャン せいかつ)』の鹹豆漿(シェンドウジャン)と酥餅(スーピン)です。とろんとした舌触りに、ほんのり甘さの広がる豆乳。台湾の朝ごはんでおなじみの豆漿(ドウジャン)の専門店が今年の2月、五反田にオープンした。ご店主は2015年に神田の『東京豆花工房』を開いた田邊与志久さん。豆花屋を始めたことで朝が早くなり、おいしい朝食にありつく余裕がなくなってしまったことをきっかけに「忙しくても気軽に立ち寄れる朝食が街には必要なんだ」と決意して、豆漿屋の開店に至ったという。朝の街角で、豆漿を一杯。台湾の朝食文化はとても豊かだ。豆漿は毎朝お店で絞る作りたて。お酢を加えてふるふると固める鹹豆漿(シェンドウジャン)は、干しエビ、大根の塩漬け、ねぎ、油条(揚げパン)を加え、ごま油とラー油を回しかければ完成だ。豆漿の包容力に、お酢の酸味と具材の食感がアクセントとなって、食欲のない日でもするすると食べ進められる。器が空っぽになる頃には、胃袋がじんわり温まり元気がわいてくる。中華系のパンこと酥餅(スーピン)も充実で、サクサクホロホロの塩揉み大根のパイや、ピーナッツの甘じょっぱいおまんじゅうなども添えれば、これ以上ない完璧な朝食となる。大きな窓からは惜しみなく朝日が注ぎ、パイ生地が散らかったテーブルにきらきらと反射する。慌ただしい朝の中にあって、この場所だけはまるで聖域みたいだ。鹹豆漿¥450。塩揉み大根の酥餅(左)¥250。ピーナッツの酥餅(右)¥250。豚とねぎの酥餅(手前)¥280。台湾からやってきた酥餅のプロ・江さんの技が光る。薄焼きパンの焼餅(シャオピン/¥460)は、ねぎ入り薄焼き卵と油条を挟んで食べる。東京豆漿生活東京都品川区西五反田1‐20‐3TEL:03・6417・03357:30~14:00日曜休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。※『anan』2019年4月10日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2019年04月05日ヴェネチア、トロントなど数々の映画賞を獲得した巨匠フォン・シャオガン監督が自身の実体験をベースに描いた青春ラブストーリー『芳華-Youth-』。 この度、少女たちの美しいダンスシーンをとらえたエンディング曲をテーマにした本編イメージ映像と監督のインタビュー映像が公開された。激動の70年代、時代の波に翻弄されながらも真っ直ぐに逞しく生きていく軍歌劇団・文工団の若者たちの美しく切ない青春の日々を描き出した本作。本国中国では、公開から1か月で約230億円突破の大ヒットを記録した。その本作でエンディング曲「絨花」を伸びやかな高音ボイスで歌い上げるのは、2008年の北京パラリンピックでアンディ・ラウとともにデュエット曲を披露した、中国を代表する歌手・韓紅。バレエのレッスンに励む少女たち、放課後に男の子たちと一緒に戯れる姿など、どこの国でも譜見られるような“青春時代の一瞬のきらめき”が詰まった映像となっている。特に監督が特にこだわったのが、500人の中から半年以上かけて選び抜いたというキャスティング。歌や踊りの技術は当然のことながら「整形をしていないこと」が絶対条件だったそう。そんな監督の意思通り、初々しい若手キャストたちから溢れ出る“自然の美しさ”は青春の刹那をさらに色濃くし、「すべてが美しい」と監督が語る通りの映像となっている。『芳華-Youth-』は4月12日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:芳華-Youth- 2019年4月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、 YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。© 2017 Zhejiang Dongyang Mayla Media Co., Ltd Huayi Brothers Pictures Limited IQiyi Motion Pictures(Beijing) Co., Ltd Beijing Sparkle Roll Media Corporation Beijing Jingxi Culture&Tourism Co., Ltd
2019年03月23日本国中国では公開から1か月で約230億円突破の大ヒットを記録、4,000万人の観客を動員した『芳華-Youth-』。この美しく切ない青春ラブストーリーから、眩しすぎる場面写真10点がいち早くシネマカフェに到着した。「シュウシュウの季節」「妻への家路」で知られるゲリン・ヤンの原作をもとに、激動の70年代に翻弄されながらも、真っ直ぐに逞しく生きていく若者たちの青春の日々を描き出した本作。今回到着したのは、そんな彼らの“青春時代”の空気感を切り取った、眩しいほどの透明感を持つ10点もの場面写真。中国激動の時代に実在した文工団で過ごす若者たちが、気の合う仲間同士で集まって戯れたり、夕暮れのプールで一緒に遊んだり、授業のノートを見せ合いっこしたり…。時代や国が違っても、“淡く儚いけれど、眩しい”普遍的な青春時代の風景を切り取っている。また、本作の重要なテーマでもある京劇とバレエを融合した美しいダンスシーンの練習風景も必見だ。自身も20歳の時に文工団に所属「多くのことを忘れ去ってもこの時代のことは私の心に永遠に刻み込まれている」「その記憶を拡大し、本作を撮るのがデビュー時以来の夢だった」と語るフォン・シャオガン監督。60代になってようやく作り上げた本作に『芳華』というタイトルを名付けた理由を、「香りや色彩を意味し、同時に可愛さと若さの魅力を伝えて、記憶の中の美しさを完璧に表現する言葉だったから」と語っている。『芳華-Youth-』は4月12日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:芳華-Youth- 2019年4月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、 YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。© 2017 Zhejiang Dongyang Mayla Media Co., Ltd Huayi Brothers Pictures Limited IQiyi Motion Pictures(Beijing) Co., Ltd Beijing Sparkle Roll Media Corporation Beijing Jingxi Culture&Tourism Co., Ltd
2019年03月09日中国の激動の時代を舞台に、軍歌劇団として前線で生きる若者たちを描いた美しく切ない青春ラブストーリー『芳華(ほうか)-Youth-』。公開1か月で約230億円の大ヒットを記録、4,000万人が涙したという本作から、本予告編と場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。■ストーリー1976年、軍で歌や踊りを披露し、兵士たちを慰労し鼓舞する歌劇団・文工団に、夢と希望を持った17歳のシャオピン(ミャオ・ミャオ)が入団する。なかなか周囲となじめずにいる彼女の唯一の支えは、模範兵のリウ・フォン(ホアン・シュエン)だった。だが、程なくしてリウ・フォンには秘密の想い人がいることが分かる。報われない初恋、秘めた想い、嫉妬、悲しみと喜び、そして交錯する若者たちそれぞれのまっすぐな想い。しかし、時代が大きく変化していく中、ある事件をきっかけに2人の運命は非情な岐路を迎え…。■「私の心に永遠に刻み込まれている」監督も過ごした軍歌劇団を描く「妻への家路」「シュウシュウの季節」で知られるゲリン・ヤンの原作をもとに、文化大革命、毛沢東の死、中越戦争など、国を揺るがす事件が立て続けに発生した激動の70年代、その荒波に翻弄されながらもまっすぐに逞しく生きていく若者たちの、美しく切ない青春の日々を描き出した本作。メガホンをとったのは、20代のころに実際に文工団に所属し、「いつか文工団をテーマにした作品を撮り続けたいと願い続け、初監督から数十年が経ち、ようやくその願いが叶った」という『戦場のレクイエム』『唐山大地震』のフォン・シャオガン監督。「文工団での生活は何年経っても忘れることはなく、多くのことを記憶から忘れ去っても、この時代のことは私の心に永遠に刻み込まれています。過去の困難な日々を思い出しながら、それは色鮮やかな経験として蘇る。年月を経て、映画監督として60歳を迎えたとき、この作品を撮りたいと思いました」と、本作への想いを明かしている。リウ・フォン役のホアン・シュエンは『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』『グレートウォール』でもお馴染み。さらに『スウィート17モンスター』のプロデューサー陣が製作を手掛けている。何十年にもわたる2人の関係を軸に、文工団の若者たちの初恋と交錯する切ない想いが、心に沁みる美しい音楽に彩られ、描かれる青春ラブストーリー。バレエと中国の伝統舞踊が融合したかのような、彼らの美しい舞踏のシーンも必見だ。『芳華-Youth-』は4月12日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年02月18日中国のトップスター、ホァン・シャオミンと新星リウ・ハオランが主演する中国ドラマ「琅ヤ榜(ろうやぼう)<弐>~風雲来る長林軍~」のDVD-BOXが現在発売中だ。この度、医師・林奚役のチャン・ホイウェンがインタビューに答えてくれた。1993年9月13日生まれ、現在25歳のチャン・ホイウェンは、2014年公開のチャン・イーモウ監督作『妻への家路』でデビューし、第9回アジア・フィルム・アワード最優秀新人賞を受賞。中国版『世界の中心で、愛を叫ぶ』で主演に抜擢され注目を浴びた。中国版エミー賞10冠獲得の大ヒットドラマ「琅ヤ榜~麒麟の才子、風雲起こす~」の続編である注目の本作で彼女が演じているのは、口数が少なく感情を見せない医師・林奚(りん・けい)。武術にも優れ、平旌(リウ・ハオラン)の危機を助けるが、平旌にもなかなか心を開かない…。しかし、平旌は林奚に惹かれており、ピュアな平旌との恋模様も気になるところ。また、元長林軍の軍医だった黎老堂主からの信頼も厚く、済風堂を任されるほどの医術の腕を持つ彼女。父は蕭庭生の盟友だったが、そのことは秘密にしている。――本作のオファーを受けたときの第一印象は?オファーを受けた時はとても興奮しました。これは自分にとって学べるいいチャンスだし、時代劇ドラマは初めての挑戦だったので、視聴者の皆さんに違った自分をお届けできると思いました。――あまり感情を表に出さない林奚。撮影中の感情コントロールは?現場で監督からも役柄の半分は自分自身だと言われたので、自分の感覚で演じました。林奚の性格は私の一部でもあります。だからしっくりこない状況もなかったですし、私自身、目で感情を伝える演技がとても好きなので苦はありませんでした。――では、そんな林奚も徐々に心を許していくが、その変化で苦労した点は?撮影が始まった時は、すぐに慣れなかったのですが、幸い撮影のリズムもストーリーの順に撮っていましたし、監督が本当に助けてくれました。しかも私にとても信頼を置いてくれたので、少しずつ自在に演じることができたと思います。同時に私自身も林奚の心の変化を汲み取っていたので、撮影前から十分な準備ができたと思います。そのため彼女の心の内側をより深く知ることができました。――一番印象に残っているキャラクターは?蕭庭生です。長林王は一家の主なので、登場するたびに王としての威厳と風格に包まれていました。――林奚以外を演じるなら?濮陽纓。敵役にチャレンジしてみたいです。私にとっては敵役には役者の底力が求められるので、自分を鍛え成長できると思います。――撮影中のキャスト陣とのエピソードはありますか?シャオミンさんは本作でもお兄さんのようなイメージですが、普段から兄のように面倒を見てくれて、よくみんなと一緒に食事をする機会を作ってくれました。――おすすめシーンは?皆さんにはストーリーだけでなく画面にも注目してほしいです。風景、配置1つにしてもみんなが精力を傾けていて、制作チームがよりよいクオリティーを目指した結晶だと思います。――長期にわたるドラマの撮影。お休みの過ごし方は?休みの時はよく古文を勉強しています。初めてこのような時代劇に接したので、古文の台本はつい言葉がつまってしまいます。だから空いた時間ではもっとすらすらと話せるように練習するよう心がけています。――最後に、日本のファンへ一言お願いします。日本のファンの皆さんが「琅ヤ榜<弐>」と私の演じる林奚を好きになってくれたらうれしいです。ありがとうございます!※「琅ヤ榜」の「ヤ」は王に邪(cinemacafe.net)
2019年01月16日2015年中国最大のヒット作「琅ヤ榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」の続編、「琅ヤ榜(ろうやぼう)<弐>~風雲来る長林軍~」のDVD-BOXが現在発売中だ。この度、ホァン・シャオミンと共に主演を務める“期待の新星”リウ・ハオランのインタビューが到着した。2015年の初主演映画『僕はチャイナタウンの名探偵』が大ヒットを記録し、人気急上昇したリウ・ハオラン。その続編『僕はチャイナタウンの名探偵2』では、妻夫木聡と共演も。また、染谷将太主演×チェン・カイコー監督による日中共同製作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』や、中国版「深夜食堂」など話題作に出演する若手注目株だ。今作で彼が演じたのは、先日インタビューにも答えてくれたホァン・シャオミンが演じる蕭平章の弟・蕭平旌(しょう・へいせい)。琅ヤ閣で武芸を学び、確かな武術の腕を持つ彼は、父と兄を尊敬しているが、時にやんちゃな行動で困らせてしまう部分も。また正義感が強く、行動力のある平旌。兄が負傷した事件の裏を探り始めるのだが、朝廷に深く入り込んでいた敵が動き始め、再び梁に風雲が巻き起こってしまう…。一方で、クールな女医・林奚(りん・けい/チャン・ホイウェン)に惹かれるが、その気持ちに素直になれないという、恋に関してはピュアな一面も。彼の恋模様には初恋のときめきがいっぱいだ。――本作のオファーを受けたときの第一印象は?「琅ヤ榜(ろうやぼう)<弐>」は厳密に言うと初めての時代ドラマへの出演だったので、撮影のリズムや手法の違いもあるなと思っていました。撮影チームや共演する先輩たちが本当にプロフェッショナルだということもあって、とても期待していました。一方で、パート1は名作で、当時僕も1話1話を追いかけて見ていました。一番大きな印象は非常に緻密であること、だからとてもプレッシャーがありましたが、僕の解釈した蕭平旌を喜んでもらえたらと思っています。――立ち回りのシーンが多いが、これまで武術の経験は?武術なんて練習したことはありませんでしたが、ずっと演じてみたいとは思っていました。僕のアクションシーンでは、防具もワイヤーもいらないので自分で直接演じたいと要求しました。はは、やっぱり男なんで。アクションが終わってどんなに疲れていても、撮り終えてからすぐにカメラのところへ行ってシーンをチェックしました。だってカッコいいでしょ。――劇中ではとても仲の良い兄弟を演じているが、ホァン・シャオミンとこれまで交流は?シャオミンさんの作品はたくさん見たことがあってずっと大好きでした。僕にとっては芝居中でも芝居の外でも、尊敬すべき先輩です。1度空港でばったり会ったんですが、シャオミンさんは病気を押して出演作のイベントに出席していました。その仕事に対する姿勢は学ぶに値します。撮影の時も演技について僕にたくさんアドバイスをくれて、役柄を理解するうえでとても自信になりました。――一番印象に残っているキャラクターは?この作品の登場人物はどの人もすごいですよ。最も印象深かったのはシャオミンさん演じる蕭平章かな。あの役柄の性格は柔と剛を合わせ持っていて、僕を救うために命を懸けてくれるんです。――平旌以外でやってみたいキャラクターは?蕭元啓の役をやってみたい。前半で彼はとても素直で善良な人物でしたが、徐々に母親の敵討ちのために悪に染まっていくんです。あれほどギャップのある役は演じたことがないので、チャレンジしてみたいです。――撮影中のエピソードについてこの撮影チームで過ごした時間は僕をすごく成長させてくれました。ヤーヤーさん(トン・リーヤーのこと)やシャオミンさん、そして先輩俳優の皆さんに助けてもらってとても感謝しています。撮影中は先輩たちが役柄に入り込めるように、専門知識も教えてくれたり、撮影が終わってからもいろんな役者さんと一緒にお酒を飲んだりして自分や他の人たちの役について語り合いました。――おすすめのシーンは?本作ではお薦めシーンはとても多いですが、僕の一番のお気に入りは蕭平旌が戦場に向かう場面で“この戦いのあと、どんな罪に問われようと、この蕭平旌が1人ですべて受け止める”と言い放ったシーンです。追随する兵士たちが雄叫びを上げるシーンはとても壮観で、名場面だと思います。――もし今後来日したら、行ってみたい・やってみたいことは?前に同級生と日本で半月ほど滞在して、鈴木忠志先生の劇団で学びました。先生からは多くのことを学び、演技の面でもワンランク成長できました。機会があればまた先生のもとを訪ねて勉強したいです。僕はアニメが好きなので、また日本に行くことがあればアニメコンベンションにも行きたいし聖地も巡礼してみたいです。――最後に、ファンの方に一言お願いします。「琅ヤ榜<弐>」を楽しんでくれて、そして応援してくれてありがとう。僕も皆さんの期待に応えられるようもっと頑張ります。※「琅ヤ榜」の「ヤ」は王に邪(cinemacafe.net)
2018年12月26日中国ドラマ「琅ヤ榜(ろうやぼう)<弐>~風雲来る長林軍~」のDVD-BOXが本日12月19日(水)にリリースとなる。こちらのリリースを記念して、本作の主演のひとりホァン・シャオミンに続き、今回はトン・リーヤーがインタビューに答えてくれた。中国版エミー賞10冠獲得の大ヒットドラマ「琅ヤ榜~麒麟の才子、風雲起こす~」の続編となっている本作。前作は、圧巻のスケールと緻密なストーリーで観る者を釘付けにし、放送終了後は「琅ヤ榜ロス」に陥る人が続出したほど。今回インタビューに答えてくれたトン・リーヤーは、2006年のデビュー後、日本でも放送された「クィーンズ 長安、後宮の乱」や「宮 パレス ~時をかける宮女~」といったドラマで活躍。また、近年では『ワイルド・シティ』に出演していたことも記憶に新しい。そんなトン・リーヤーが全てのクオリティがアップした今作で演じているのは、蕭平章(ホァン・シャオミン)の妻・蒙浅雪(もう・せんせつ)。かつての禁軍大統領・蒙摯を叔祖父に持ち、叔祖父譲りの武術の腕を持つ彼女。長林王府の世子妃として平章とは仲睦まじい夫婦だが、長年子どもが出来ないことに心を痛めている部分も。また、病床にある夫を支え、そして夫を守るため敵と戦う気丈な女性でもある。アクションや頭脳戦に加え、本作では夫婦の愛の物語も見どころの一つとなっており、2人の愛の強さに胸キュンしてしまうこと間違いなし!――本作のオファーを受けたときの印象は?うれしかったです。正午陽光(影視)はとても厳しくてしっかりとした制作チームで私もずっと前から仕事をしてみたいと思っていました。監督に会うたび、「いつ一緒に仕事ができるの?」と聞いていて、監督からも「次は必ず仕事をしよう」と言われていたんです。それでこの蒙浅雪という役が私にぴったりだということでオファーを受けて、私も絶対に演じたいと思いました。――前作で大人気だった蒙大統領の家系、武術に長けている役ということだが、役作りはどんなことを?以前、ダンスを学んでいたので基礎はできていました。だからアクションでも比較的簡単でした。もちろん大変さもあって、特に2人で戦うシーンなどは相手にケガをさせないかと躊躇しました。このことは演じる側にとってはすごくプレッシャーです。――一番印象に残っているキャラクターは?当然、蒙浅雪です。脚本で彼女が夫と一緒に国のために戦場にいくシーンを読んだ時は、本当に感動がこみ上げてきました。そして夫が大変な時にそばにいて、彼と一緒に身を捧げて国を救うんです。その勇敢な行動は彼女の心の広さを表していますし、もっと感動を与えると思います。――蒙浅雪以外で自分がやるなら?グオ・ジンフェイの演じた濮陽纓に挑戦してみたいです。――おすすめのシーンは?私のお薦めは浅雪が夫と最後に別れるシーンです。蒙浅雪が跪いて泣きながら平章に「お願い、私を残して逝かないで」と訴えるシーン。あのシーンはとても印象に残っていて、確かあの時は自分でも声を張り上げて泣いてしまったのですが、突然そばから私よりも大きな泣き声が聞こえてきたんです。私の演技でスタッフが感動したんですね。――最後にファンへ一言お願いします。皆さんの応援、ありがとうございます。もっといい作品を皆さんに見せられるよう努力します。愛してます!※「琅ヤ榜」の「ヤ」は王に邪(cinemacafe.net)
2018年12月19日中国版エミー賞10冠獲得の大ヒットドラマ「琅ヤ榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」の続編、「琅ヤ榜<弐>~風雲来る長林軍~」のDVD-BOXが本日12月5日(水)よりレンタル開始。この度これを記念して、主演のホァン・シャオミンに続編への思いや演じるキャラクターについて語ってもらった。前作に出演していた役者が別の役柄で登場していたり、前作の登場人物のエピソードが織り込まれていたりと、様々なところででシーズン1とリンクし、前作にハマったファンも大満足の今作。主演を務めたのは、チャン・ツィイー主演『女帝[エンペラー]』で大きく注目され、「新・上海グランド」の大ヒット、さらに「岳飛伝 THE LAST HERO」で逞しき英雄を演じるなど、いまや中国トップスターとなったホァン・シャオミン。今作で彼が演じたのは、長林軍を率いる蕭庭生の長男・蕭平章(しょう・へいしょう)。皇帝からの信頼も厚く、強いリーダーシップと優れた知性で、敵の陰謀に立ち向かう男を熱演。同じく主演のリウ・ハオランが彼の弟を役を演じており、弟の成長を見守る優しい兄であり、妻を深く愛する良き夫でもある。――まず最初に、続編への出演依頼を受けたときの第一印象を聞いてみた。脚本を読んですぐに蕭平章の役柄に感動しました。当時、みんな僕に蕭平章役のオファーを受けるようには勧めませんでした。なぜなら絶対にパート1と比較されるからです。ただどれだけ疑問をもたれようと、脚本をもらってから本当にこの役が好きになったのです。蕭平章の性格はとても特徴があって僕と非常に近く感じました。また以前、コン・ション監督、ホウ・ホンリャン先生と一緒に仕事をする機会を二度もふいにしているので、今回は絶対に逃せませんでした。だからやはりこのドラマにおける「途中で死ぬ」役のオファーを受けました。――撮影で工夫や苦労したことは?特にこの役柄をどう解釈するかに重圧を感じました。そこで事前にかなり研究をして、平章という人物の生きてきた道やその生い立ちが、彼の複雑さや強靭さを作り上げていることを理解しました。相手役がいるシーンの多くを“静(「反処理」)”の方法を用いて演じました。その他にも僕の理解に基づいて細部まで作り上げていきました。たとえば弟を守りたいと気持ちを表現するために、顔を軽くたたくことで平旌へのいとおしさを表現しました。苦労したことといえば、以前ワイヤーを使った時に骨折をしてボルトを入れたんですが、今回もワイヤーシーンは結構ありました。最初のシーンは城楼から駆け下りて威圧するというシーンでしたが、昼間から夕方までかかりました。――平章はどんな人物?彼はつつしみ深く我慢強くて、剛と柔を併せ持っています。外では忠臣であり立派な将軍で、家では孝行息子で妻にも優しい夫です。この役柄は僕ととても似ていて、コン・ション監督からもそっくりだといわれました。――一番印象に残っているキャラクターは?リウ・ハオランが演じた僕の弟、蕭平旌です。今回が初めての共演でしたが、彼にはすごく驚かされました。若い俳優としてとても努力していて真面目です。少年のあどけなさが残るだけでなく、いろんなことを経験して大人へと成長していく過程も非常にサマになっていました。――平章以外でやりたいキャラクターは?荀飛盞ですね。忠義に厚いが盲目的な忠義でもなく、家族を守ろうとするが愚かな孝行心でもない。また正直で単純だからこそ、いろんな笑えるところもある、正直で萌えるキャラですね。――撮影中のエピソードがあれば教えてください。ドラマではトン・リーヤーが僕をビンタするシーンがありましたが、本番では本気でたたくと言った彼女に対して、僕は構わないよと答えたので、彼女も安心してたたいていました。確かビンタされてカツラがずれましたよ。――おすすめシーンは?僕が満足しているのは父親・蕭庭生の前で錦袋を焼いたシーン。蕭平章という人物の性格は、喜怒哀楽を表に出さず内に秘めている。だから父親に語るにしても情緒の変動を表情に出すことはできないから、多くの人が目の動きがとてもよかったと感じるでしょう。静かな表情の中で突然1筋の涙が零れ落ちる。実際、僕が演じるときも泣こうと意識はしていなかったけど、自分が蕭平章という役になり切っていたので、感情がこみ上げてきたのだと思います。――そして、最後にファンへ一言お願いします。皆さん、こんにちは。ホァン・シャオミンです。僕が「琅ヤ榜<弐>」で演じる“その身 山のごとく泰然とし、その心 強い情義が宿る”長林世子・蕭平章を好きになってほしいです。※「琅ヤ榜」の「ヤ」は王に邪(cinemacafe.net)
2018年12月05日TVアニメ「聖闘士星矢 セインティア翔」に、三森すずこ、竹達彩奈、森下由樹子、佐藤利奈の出演が決定。本作のメインビジュアルも公開された。原作漫画「聖闘士星矢」の“銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)編”と“聖域十二宮編”と時を同じくして、城戸沙織(アテナ)やアテナの身辺を警護する聖闘少女たちに巻き起こ る闘い、葛藤、そして、それぞれの成長の物語を描く本作。すでに、主人公・翔子役の鈴木愛奈をはじめ、M・A・O、水瀬いのり、中島愛、関俊彦、田中秀幸、置鮎龍太郎ら豪華声優陣の出演が決定している。今回新たに発表されたのは、4名の人気声優たち。聖闘少女で小熊座(ウルサミノル)のシャオリン役に、「ラブライブ!」「タイガーマスクW」などに出演し、歌手としても活躍する三森すずこ。同じく聖闘少女のカシオペア座のエルダ役には、「けいおん!」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「神のみぞ知るセカイ」に出演する竹達彩奈。聖闘少女であるが敵か味方かつかみどころのない冠座(ノー ザンクラウン)のカティア役に、「ちびまる子ちゃん」「ONE PIECE」など人気作にも出演した森下由樹子。聖闘少女になるべく決意した翔子に、聖闘士や小宇宙について教え、導く師となる白銀聖闘士 (シルバーセイント)の孔雀座(パーヴォ)のマユラ役に、「とある魔術の禁書目録」「夏目友人帳」「よんでますよ、アザゼルさん。」など数々の人気作に出演する佐藤利奈が決定した。なお、キャラクターデザインには荒木プロの血を継ぐ市川慶一と西野文那。シリーズディレクターを玉川真人。シリーズ構成を高橋郁子が担当。企画・製作の東映アニメーションと手を組み、GONZOがアニメーション制作を手掛ける。「聖闘士星矢 セインティア翔」は12月24日(月・祝)19時~アニマックスほかにて放送。12月10日(月)19時~Amazon Prime Video チャンネル (スカパー!アニメセット for Prime Video)にて最速配信※毎週月曜更新。(cinemacafe.net)
2018年11月19日新商業施設「キュープラザ池袋」が、2019年7月19日(金)に開業する。「キュープラザ池袋」池袋東口エリア最大級の商業ビル「キュープラザ池袋」は、池袋駅東口のサンシャイン通りに位置する、地下2階地上14階建ての池袋東口エリア最大級の商業ビルだ。コンセプトは“エンターテイメントプラザ”。幅広い世代の人たちが、様々な体験をしながら、楽しい時間を過ごすことができる空間を目指す。都内最大級のシネコン「グランドシネマサンシャイン」など全16店舗アミューズメント、カフェ、レストラン、ショッピングなど、全16店舗のバラエティ豊かな店舗が出店。その内10店舗は、旗艦店や池袋エリア初ショップ、新業態での出店となる。4階から14階には、都内最大級となるシネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」が出店する。国内最大のスクリーンを備えた「IMAXレーザー/GT テクノロジー」シアターなどを備え、臨場感溢れる鑑賞体験を提供する。カフェ併設の雑貨ショップ「オーサムストア&カフェ」1階には、「オーサムストア&カフェ池袋(AWESOME STORE & CAFE IKEBUKURO)」がオープン。原宿発の低価格雑貨ブランド「オーサムストア」のカフェ併設ショップ2号店だ。ショップでは、デザイン性の高いオリジナル雑貨約5,000点を低価格帯で販売。シンプルでナチュラルなデザインに、遊び心を加えた雑貨を取り揃える。カフェコーナーでは、原宿店でも好評のオリジナルべーグルを多彩なラインナップで提供する他、池袋限定フードメニューも用意。また、ペルー産の豆を使用したオーガニックコーヒーや、ティー、カクテルソーダといったドリンクも揃える。新業態やエリア初出店また、火鍋専門店「小肥羊(シャオフェイヤン)」や、専任の目利きが肉を厳選する「焼肉ブラックホール」も旗艦店として登場。さらに、最新VRを楽しめる「プラザカプコン」やキャラクターカフェ「カプコンカフェ」、コリアンデザートのかき氷を楽しめる「ソルビン」、本格江戸前寿司「寿司・和食 築地日本海」等がエリア初出店。「エスプレッソディーワークス」の新業態ベーカリーカフェ「EDW(イーディーダブル)」も登場する。エンタメ・サブカルの「ハレザ池袋」も同エリアになお、池袋東口エリアには、ミュージカルや伝統芸能を公演するホールや、サブカルチャーを楽しめる空間など、8つの劇場を備える新複合商業施設「ハレザ(Hareza) 池袋」も開業予定。地域の活性化と、エリアの新たなランドマークとして期待される。詳細キュープラザ池袋開業日:2019年7月19日(金)住所:東京都豊島区東池袋1-30-3規模:地下2階地上14階建店舗数:16店舗出店:・14F 池袋バッティングセンター・4~13F グランドシネマサンシャイン、バール パノーラマ(12F)、クラッパーズダイナー(5F)・3F プラサカプコン、カプコンカフェ・2F 小肥羊、EDW、ソルビン池袋、タリーズコーヒー・1F オーサムストア&カフェ池袋、バーガーキング、セブン-イレブン・B1F 寿司・和食 築地日本海、焼肉ブラックホール、シュマッツ・ビア・ダイニング
2018年10月27日圧巻のスケールと緻密なストーリーで見る者を釘づけにし、放送終了後には“ロス”に陥る人が続出した大ヒット作の続編「琅ヤ榜<弐>~風雲来る長林軍~」のDVDが、12月5日(水)からレンタル・セルで順次リリースされることが決定。予告編映像も到着した。中国版エミー賞といわれる「國劇盛典」で最多10冠を獲得した2015年中国最大のヒット作「琅ヤ榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」。当時、辛口で有名な中国サイト・豆瓣(ドウバン)で10点中9.3点という国内ドラマ最高の評価を引き出した本作は、日本でもTSUTAYAのセルDVDアジアドラマランキングで第1位、Amazon中国ドラマランキングで第1位~第3位を獲得するほどの話題作となった。その続編となる今作の制作には、前作のドリームチームが再集結、前作を上回るスケールで物語が描き出され、全てにおいてクオリティがアップ。また、前作に出演していた俳優が別の役柄で登場していたり、前作の登場人物のエピソードが織り込まれていたりと、いたるところでシーズン1とリンクしており、伏線の見事さにも驚かされるはず。■中国屈指の人気俳優が兄弟に!主演を飾るのは、歴史アクション「岳飛伝THE LAST HERO」でたくましき英雄を演じたトップスターのホァン・シャオミンと、染谷将太や阿部寛が出演した『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』に出演し、中国の大ヒット映画『僕はチャイナタウンの名探偵2』では妻夫木聡と共演するなど、さわやかなルックスで注目される新星リウ・ハオラン。2人が演じるのは、強いリーダーシップと優れた知性で敵の陰謀に立ち向かう兄と、やんちゃだが兄や父の教えを受け、たくましく成長していく弟。さらに「宮 パレス ~時をかける宮女~」のトン・リーヤー、中国版『世界の中心で、愛を叫ぶ』『妻への家路』のチャン・ホイウェンらも出演。最強最悪の手練れと繰り広げられる白熱のアクション&頭脳対決に加え、この兄弟を見守る父の深い愛や夫婦の愛の強さなど、固い絆で結ばれた彼らの愛情物語も感動を呼び込む。■ストーリー6世紀の中国。梅長蘇(ばい・ちょうそ)が補佐した靖王の即位から数十年後。靖王の息子が治める梁では、皇帝の義兄弟である蕭庭生(しょう・ていせい)が、長林軍を率いるリーダーとして皇帝から絶大な信頼を得ていた。ある日、庭生が北の敵国・大渝の動きを察知し、庭生の長子・平章(へいしょう)は国境にある甘州城へと出兵。その頃、次男・平旌(へいせい)は、世の中のあらゆる情報を集める組織・琅や閣で修行に励んでいたのだが、甘州城への補給船が沈没したと聞き、兄の元へと駆け付ける。援軍も物資もない中で戦っていた平章。大渝を破るも、ひどい傷を負っていた。平旌は、補給物資喪失の件に裏があるとにらみ調査を開始する。だが、この件を皮切りに、朝廷に深く入り込んでいた敵が動き始め、再び梁に風雲が巻き起こる!※「琅ヤ榜」の「ヤ」は王に邪(text:cinemacafe.net)
2018年09月14日ついに公開された『銀魂2掟は破るためにこそある』。小栗旬や菅田将暉、柳楽優弥、岡田将生、吉沢亮、堂本剛に、今回加わった三浦春馬、窪田正孝といったイケメン俳優たちがスクリーンで躍動する姿に、早くもSNS上では「日本版オーシャンズ8すら作れそうなメンバー」「ちゃんと“実写化”されてて満足」といった声が上がっている。とりわけ、「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」が見事に融合した本作で、「動乱篇」の重要人物である真選組の参謀・伊東鴨太郎を演じた三浦さんに対しては「ハマリ役」「とにかく良い」「ハイクオリティ」といったコメントが続々。ブロードウェイの大ヒットミュージカルの日本版「キンキーブーツ」で高い評価を得たこともあり、大きく成長した三浦さんが演じるからこその“伊東鴨太郎”に、魅力を感じている人が続出しているようだ。鴨太郎と対峙する土方十四郎を演じる柳楽優弥によれば、「春馬くんとは12歳ぐらいから、オーディションで一緒になる機会が多かった」らしい。「顔見知りでありつつ、あまり話す機会がなかったという微妙な関係性が、この作品の2人の距離感にピッタリでやりやすかった」(シネマカフェのインタビューより)というだけに、まさにライバル関係として申し分ない役回りとなった。原作やアニメでも人気の高い、複雑なキャラクターを見事に演じ切った三浦さん。今後も続々とオファーが相次いでいる彼のこれまでと、これからに注目した。芸歴はおよそ四半世紀!?1990年4月5日生まれ、茨城県出身。4歳で児童劇団に入った三浦さんは、1997年、NHK連続テレビ小説「あぐり」でデビュー、2000年のドラマ「真夏のメリークリスマス」で竹野内豊の少年時代などを演じてきた。2006年になって、サーフィンを題材にした『キャッチ ア ウェーブ』で映画初主演を果たし、ドラマ「14歳の母」では中学生同士ながら彼女(志田未来)を妊娠させてしまう少年役を演じ、まず注目を集める。映画『恋空』では主演の新垣結衣と、揃って第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。2008年は“登竜門”「ごくせん」第3シーズンに参加し、10月期には天才ハッカーの高校生として「ブラッディ・マンデイ」で連続ドラマ初主演を務める。「ガリレオΦエピソードゼロ」では湯川学(福山雅治)の学生時代を演じたこともあった。上野樹里と共演し、天才ランナーを演じた『奈緒子』では毎日映画コンクール「スポニチグランプリ新人賞」、さらにエランドール賞新人賞を獲得、着実に実績をつくっていく。ドラマでは、翌2009年に「サムライ・ハイスクール」に主演。戸田恵梨香とW主演で挑んだ月9「大切なことはすべて君が教えてくれた」(’11)は当時20歳の三浦さんが生徒役ではなく、教師を演じる点でも話題となった。武井咲が2人の仲を引き裂こうとする女子生徒を演じたほか、生徒役で菅田将暉、中島健人、広瀬アリスらが出演していた。また、連続ドラマ「アンフェア」(’06)では女性刑事“雪平”(篠原涼子)のトラウマの一因となるパチンコ店員役で出演、篠原さんとは「ラスト・シンデレラ」(’13)で再共演し、“年下のイケメン彼氏”としてベッドシーンを演じたことも縁深い。ちなみに、8月31日公開の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では、三浦さんは90年代パートの出演者ではあるが再び篠原さんと共演を果たしている。2013年には、「僕のいた時間」で難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵された若き主人公を演じた。同作は「ラスト・シンデレラ」撮影中に三浦さん自らが発案した企画だそうで、脚本は“僕シリーズ”の橋部敦子が手掛け、前作とは180度違う役柄に挑んでいる。2010年代に入ると、大ヒット少女漫画の実写化で熊澤尚人監督がメガホンをとった『君に届け』(’10)、『共喰い』などで知られる青山真治監督の『東京公園』(‘11)と、気鋭監督の作品に相次いで出演。『東京公園』公開時のインタビューでは、カメラを通じて3人の女性たち(榮倉奈々・小西真奈美・井川遥)と向き合い、成長していく青年を演じたことに「(主人公の)光司って、わりと僕に似てます。特にゆっくりしているところが。いままでやってきた役の中で1番、僕に近いかもしれないですね」と明かしている。さらに、山崎貴監督の映画『永遠の0(ゼロ)』(’13)では故・夏八木勲をはじめとする大ベテランとの共演を経験し、日本アカデミー賞優秀助演男優賞に選出。大人気コミックの実写化『進撃の巨人 Attack On Titan』(’15)で主演を務め、ワイヤーアクションに挑戦したことも話題となった。舞台も、大河ドラマも経験し新境地へ!テレビ、映画と幅広く活躍する一方、三浦さんは舞台でもメキメキと頭角を現していく。事務所の先輩である岸谷五朗と寺脇康文が主宰する「地球ゴージャス」プロデュース公演Vol.10「星の大地に降る涙」(’09)、Vol.12「海盗セブン」(’12)に続いて「劇団☆新感線」のゲキ×シネ「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックlll」(’12~13)では華麗なダンスや歌も披露。テネシー・ウィリアムズ作による「地獄のオルフェウス」(’15)では大竹しのぶとも共演しており、着実に次なるステージへとステップアップ。2016年夏、日本初演が行われたブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」は小池徹平とW主演を務めあげ、連日満席という事態に。主人公となる靴工場の跡取り息子チャーリー・プライス役を小池さんが、チャーリーに影響を与えるドラァグクイーンのローラ役を三浦さんが熱演。三浦さんと小池さんほか、主要キャストが続投して2019年に再演されることも決定している。また、大河ドラマには子役時代に「武蔵」(’03)、「功名が辻」(’06)と参加してきたが、「おんな城主 直虎」(’17)への出演も話題に。“男性”として家督を継いだ主人公の井伊直虎(柴咲コウ)の初恋の人にして許嫁、長年行方不明だった直親を演じた。史実では直親はイケメン武将だったといわれ、三浦さんにはぴったり!?第12話で早々に退場した際には惜しむ声が聞かれ、その後、深夜ドラマの「オトナ高校」に出演した際には「直親からのギャップがすごい」という声も上がっていた。なお、NHKでは「世界はほしいモノにあふれてる」にて歌手のJUJUとMCに挑戦中だ。『恋空』ガッキーとともに好演!知名度を上げる三浦さんを語る上で、まず欠かせない作品の1つといえる『恋空』(’07)。当時、ブームになっていたケータイ小説を映画化。元気で明るいイメージの強かった新垣結衣が、いじめやレイプ、妊娠、愛する人の病いなど、初恋をきっかけに波乱の人生に直面する女子高生・美嘉役を熱演、新たな一面を見せると同時に、三浦さんも金髪の不良・弘樹役で鮮烈な印象を放った。『クローズZERO II』小栗旬と映画初共演『銀魂2』の座長・小栗さんとは2008年のドラマ「貧乏男子 ボンビーメン」で初共演し、その後、三池崇史監督によるシリーズ第2弾『クローズZERO II』(’09)で再タッグ。鈴蘭高校のトップになった源治(小栗さん)と、前作で彼との一騎打ちに敗れた芹沢(山田孝之)が共闘、敵対する鳳仙学園の重要人物、美藤竜也をクールに演じていた。豪華キャストの中でも存在感を示し、終盤、小栗さんの前で軽やかな蹴りを披露する姿には要注目。『キャプテンハーロック』“兄貴”小栗さんと声の再共演小栗さんとは、さらに松本零士の人気漫画を3Dアニメーションで映画化した『キャプテンハーロック』(’13)で声優として共演を果たす。同作は第70回ヴェネチア国際映画祭に特別招待され、レッドカーペットも経験した。声優は初挑戦だったが、ある密命を持ってアルカディア号に乗艦する青年ヤマを声で熱演。人気実力派声優・森川智之が演じる実兄との確執、小栗さん演じるハーロックとの師弟のような、疑似兄弟のような関係性を見事に表現。「旬さんと生で芝居をするときに感じる緊張感や緊迫感が意識しなくともアフレコでも出ていて、ハーロックとヤマの関係にしっくりと当てはまっていた」と、当時のインタビューで語っている。いまや国際派!『真夜中の五分前』中国・台湾の人気俳優とタッグ行定勲監督が人気作家・本多孝好のベストセラー原作を映画化、最後まで謎が解けない恋愛ミステリー『真夜中の五分前』(’14)は、中国では4,000スクリーンという大規模公開となった。人気女優リウ・シーシーが一人二役で一卵性双生児を演じ、三浦さんと台湾の若手スター俳優のチャン・シャオチュアン(ジョセフ・チャン)が双子に翻弄される男たちを演じた。全編中国語で挑んだ本作で三浦さんは、日本での初日舞台挨拶の際、「全てが新鮮で、役者人生だけでなく、ひとりの人間として大きな経験をさせてもらいました」と語り、今後「オファーがいただけるならぜひやりたいです」と海外進出についてもかなり前向きに語っている。そうした意識もあってか、今年6月22日に開設したインスタグラムは日本語と英語、韓国語、中国語であいさつ。その後も、たびたび英語のコメントも併記している。「オトナ高校」あの三浦春馬が童貞ってマジ!?深刻な少子化問題に歯止めをかけるため制定された「第2義務教育法案」に基づき、性体験のない30歳以上の男女たちが強制的に入学させられる“オトナ高校”を舞台にした、挑戦的なドラマ。「キンキーブーツ」をはじめとする舞台経験が花開いた形で、豊かな身体表現によるふり切れた演技や変顔が、深夜枠ながら地上波に乗ってしまった。三浦さんが演じた主人公・英人は、学力偏差値とプライドだけが高い男で、女心どころか他人の心の機微も理解できない、イケすかないエリート童貞。チェリーボーイ+エリートの“チェリート”というあだ名をつけられた彼が無事、性体験をして“卒業”できるのか否か、三浦さんは毎回ハジケた演技で期待に応えてくれた。多彩な仕事ぶりとは裏腹に、実は不器用…!?『銀魂2』に続いて公開となる出演作『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では一転、90年代を代表するロン毛の大学生を演じる。主人公・奈美の高校時代(広瀬すず)の初恋の相手で、ロン毛を何度もかき上げる仕草には思わずドキドキ。久々の直球なイケメン役に、改めてときめかされることになりそう。今秋、放送&配信されるテレビ東京・TBS・WOWOWによる3局横断「Paravi」初のオリジナルドラマ「tourist ツーリスト」への出演も発表されている。水川あさみ、池田エライザ、尾野真千子が共演する1話完結オムニバスドラマで、三浦さんは全話に出演。可愛らしい笑顔とクールな表情の二面性で彼女たちを魅了するという。それぞれ第1話:タイ・バンコク(TBS)、第2話:台湾・台北(テレビ東京)、第3話:ベトナム・ホーチミン(WOWOW)でオールロケを行い、史上初の3局をまたいで放送。また、未公開シーンを含むオリジナル版が「Paravi」で独占配信される。旅先の地でのちょっぴりミステリアスなラブストーリーには注目が高まらずにいられない。また、今冬には大泉洋、高畑充希と初共演する『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、2019年には伊坂幸太郎の恋愛小説集を実写化した主演映画『アイネクライネナハトムジーク』などが待機。「キンキーブーツ」再演の前には、大島優子と共演する主演舞台「罪と罰」も控えている。こうして見てきたように、彼の仕事ぶりは実に多彩であり、挑戦に次ぐ挑戦の連続だ。一見、どんな役も器用に演じ分けてきたように見えるが、『銀魂2』の伊東鴨太郎役へのハマリ方から見ても、実はむしろ、その逆なのではないかと思わせる。彼はただ生真面目に、ときに頑なまでに、目の前の役に没入しているだけなのではないだろうか?今回演じた伊東鴨太郎は、まず声のトーンからして違う。特徴あるメガネを着用し、原作の再現に努めている。知略に長け、剣の腕も一流。真選組局長の近藤勲(中村勘九郎)が「伊東先生」と呼び慕うほどだが、そりが合わない土方(柳楽)を陥れ、近藤暗殺を企て、真選組史上最大の反乱を巻き起こす人物。しかし、孤独で誰よりも愛に飢え、それを求めるがゆえに生き方を誤った、あまりにも不器用すぎる男だった。その『銀魂2』では子役時代からのライバル、柳楽さんとがっつりと組むことができた。次は“座長”小栗さんとの本格共演(できれば舞台?)に、大いに期待したいところだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:恋空 2007年11月3日より全国東宝系にて公開© 2007映画「恋空」製作委員会クローズZERO II 2009年4月11日より全国東宝系にて公開© 2009高橋ヒロシ/「クローズZERO?」製作委員会東京公園 2011年6月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011「東京公園」製作委員会キャプテンハーロック 2013年9月7日より全国にて公開© LEIJIMATSUMOTO/CAPTAIN HARLOCK Film Partners真夜中の五分前 2014年12月27日より全国にて公開© 2014“Five Minutes to Tomorrow” Film PartnersSUNNY 強い気持ち・強い愛 2018年8月31日より全国東宝系にて公開© 2018「SUNNY」製作委員会銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月21日2015年9月に韓国デビューし、日本では2016年より本格的な活動をスタート。今年は休養中だったウシンが戻り、気持も新たに韓国盤フル・アルバム『INVITATION』をリリースしたUP10TIONが、ananwebに初登場!この夏、日本でリリースする最新シングル「CHASER」と日本での活動の思い出を語ってくれました。写真・小笠原真紀 動画・千葉 諭 文・尹 秀姫【ペンになってもいいですか!?】vol. 7110人に戻って再始動! UP10TIONが初登場左から、ジンフ、クン、ビト。左から、シャオ、ギュジン、ファンヒ。左から、ウェイ、ソンユル、コギョル、ウシン。--8月8日に日本で3枚めのシングル「CHASER」がリリースされました。どんな曲ですか?ジンフ 別れた彼女に未練のある男の曲です。今回はダンスに注目してほしいんですけど、特に女性の髪を撫でつけるような振り付けは、簡単だけどインパクトがあって気に入ってます。みなさんもぜひまねして踊ってみてください。ウェイ 従来の強くて男らしいイメージを踏襲しつつ、今回はただ強いだけではなく、より切なく、よりオトナになった僕たちをぜひ見てほしいですね。シャオ 僕が聴いてほしいのはメンバーの歌声。特にファンヒとソンユルの声は響きが美しいんですよ。コギョル メンバーがとにかくイケメンなのも大事なポイント。みんなのきれいな顔も見てください(笑)。ジンフ 1995年8月2日生まれ、リーダー。--「CHASER」は別れた恋人を追いかける男を描いた歌詞ですが、みなさんは同じ状況になったとしたら、追いかけるタイプ? それとも諦めるタイプ?ウェイ (少し考えて)その女性がもし何かの事情があるんだとしたら、僕は別れを受け入れると思います。でもそうじゃないなら、追いかけます。ジンフ 僕はその恋に悔いが残ってないなら、送り出す気持ちで別れると思います。でもまだその子にやってあげたいことがあったり、気持ちが少しでも残っているなら、やっぱり諦めきれないですね。シャオ 僕は、そんなに好きじゃなかったら諦めます(笑)。でも好きなら絶対諦められないでしょ!ギュジン そうだよね。別れる理由に納得ができるなら別れられるかもしれないけど、そうじゃなければ僕も別れないです。ファンヒ 僕は理由どうこうよりも、自分に未練が残っているなら追いかけます。後悔を残したくないから。追いかけてもダメだったら諦めますけど(笑)。クン でもその女性から離れていった場合もあるでしょ。そうだとしたら、僕はあえて追うことはしません。ウシン みんないろいろだね。僕は「去る者は追わず、来る者は拒まず」かな(笑)。コギョル 僕もそうですね。終わった恋はすっぱり諦めると思います。クン 1995年11月11日生まれ。--韓国では今年の3月に初のフル・アルバム『INVITATION』をリリースしました。こちらはどんなアルバムでしたか?ウシン 僕はお休みをして以来、久しぶりにメンバーと合流したので、僕にとってはとても意味のあるアルバムになりました。ファンのみなさんもあたたかく迎えてくれて、楽しく活動できました。メンバーはまるで練習した翌日にまた顔を合わせたくらいの気軽さで接してくれて、長く休んでしまったという気まずさを感じさせないようにしてくれた心遣いがありがたかったですね。ジンフ 実はこのアルバムは、ウシンが帰ってくるというので急きょフル・アルバムに変更になったんですよ。もともとはミニ・アルバムの予定だったんです。曲数が増えたおかげで慌ただしくはなっちゃったけど、せっかくウシンが戻るなら華々しく迎えたいという気持ちがあったので、がんばって乗り越えました。ファンヒ 『INVITATION』というアルバムのタイトルも、ウシン兄さんに「戻ってこい」って言ってるような気持ちを感じますよね。クン まあ、ウシンが戻らないはずはないと思っていたので、不在の間も、戻ってきてからも、そんなに大きな違いはないです。ただ、僕たちUP10TIONという名前は「みなさんの気分をアップさせる10人に注目してほしい」という意味なので、その名前どおり10人に戻った今、よりいっそうみなさんの気分をアップさせていきますので、これまで以上に僕たち10人に注目してください!コギョル 1996年5月19日生まれ。--その後、5月には日本の東京・大阪・福岡でライブツアー「CANDY LAND」を開催しました。ウェイ 韓国で『INVITATION』をリリースした後のツアーですが、もともとこの『INVITATION』には「CANDYLAND」への招待状という意味も込めていたんです。なので「CANDYLAND」に招待されたHONEY10(UPT10TIONのファンの名称)のみなさまをコンサートで迎えるというコンセプトで、楽しい遊園地でみんな一緒に遊ぶようなイメージで演出しました。日本ツアーでは東京、大阪、福岡とまわりましたが、僕は特に、福岡でとんこつラーメン『一蘭』の1号店に行ったことが思い出深いです。実はその時のツイートを、『一蘭』の公式アカウントがリツイートしてくれたんですよ! すごく驚きました。ちなみに次の日も食べに行きました(笑)。ソンユル 「CANDYLAND」はファンの方の反応もすごく熱くて楽しかったですね。僕は公演中に靴のソールが外れてしまったことが記憶に残っています。怪我はしなかったけど、恥ずかしかった!クン ちょうど少しずつ暑くなる季節だったので、とにかく汗をかいた記憶がありますね(苦笑)。もともと汗っかきなんですよ、僕。8月の日本公演でもきっとたくさん汗をかくと思うので、期待してください!(笑)コギョル 「CANDYLAND」という名前のツアーだったからか、ファンの方からキャンディをたくさんプレゼントでいただきました! 歯が擦り切れるかと思うくらい食べましたよ(笑)。ウェイ 1996年6月8日生まれ。--そして7月7日からは、札幌を皮切りにさまざまな場所でイベントを開催しています。こちらはユニットとしてメンバー数名ずつで活動しているんですよね?ファンヒ そうですね、全員で同じ場所に行くわけではないんですが、日本のいろいろな地方に行って、地方ごとのおいしいものを食べたのが思い出に残ってます。盛岡冷麺もおいしかったし、牛タンも食べましたよ! 何より、自分たちの住むところに来てくれたと言って喜んでくれるファンの方がたくさん来てくれたので、行けてよかったです。クン 今まで行けなかった場所に行って、そこにもたくさんのファンの方が待ってくれていることを知れたのが、本当によかったです。距離的に遠くてなかなか僕たちに会いに来られないという方がたくさんいるんだと知って、だったら逆に僕たちが会いに行こうじゃないかという気持ちで行きました。それに、コンサートという形でなくても、トークをしたり、ゲームをしたりする様子も楽しんでもらえるんだというのも新鮮でした。ファンの方がサポートとして差し入れてくれたお弁当もすごくおいしかったです。ごちそうさまでした!ジンフ 地方に行く時のひそかな楽しみは、各地のいろんなラーメン屋さんにひとりで行くこと(笑)。僕は一番基本的なラーメンがそのお店の味だと思うので、いつもベーシックなラーメンを注文するようにしてます。そして地方ごとの味を感じるのが好きです。これこそ地方をまわる醍醐味!コギョル それぞれの地域の方言もおもしろかったですね。ファンの方が、その地方で使う方言を詳しく教えてくれるんですよ。ビト 盛岡で習った方言がかわいかったです!ビト 1996年 8月24日生まれ。--ユニットは自分たちの希望でメンバーを決めているんですか?ジンフ 僕たちが希望を言ってユニットが決まるわけではないのでわからないのですが、たぶん前回とはメンバーが重ならないように配慮してくれてるんじゃないかと思います。もしユニットを自分たちで決めていいなら、僕は次回はクンとコギョルとで行きたいです。2人とも性格が正反対なんですよ。クンはテンションがすごく高くて、逆にコギョルはものすごくおとなしいので、僕はその中間でコギョルを構ったり、クンを構ったりしたいです(笑)。ウシン 僕は7月のイベントでクン兄さんとコギョルとユニットを組んで地方を回ったんですけど、次も同じメンバーがいいです。この3人は、実はめちゃくちゃおもしろいんですよ。クン 僕も今回のユニットがおもしろかったから、このままがいいな。名前をつけるなら、何にしよう?ウシン 「クンと子どもたち」はどう?クン 「ウシンとその他」にします(笑)。ウェイ どっちのユニットになってもコギョルは大変そう!ウシン 1996年10月27日生まれ。コギョル 僕は1人でやりたいです!(笑) どうしても誰かを選ばなくちゃいけないなら、ビトとシャオです。2人ともおとなしいから。クン兄さんは楽しい人なんですけど、僕の反応が薄いと拗ねるんですよ。それがめんどくさい(苦笑)。ビト 僕はコギョルとウシン、ファンヒがいいです。この4人でゲームをやったら楽しそうだし、何よりファンヒがマンネなので、ムードメーカーとして活躍してくれるんじゃないかと期待しています。でも、けっして末っ子に苦労はさせません! このユニットに名前をつけるなら「ファンヒと子どもたち」にします。ソンユル 僕はおとなしいギュジンと、クールなコギョルがいいです。コギョルは僕にいつもおいしいものをたくさん食べさせてくれるんですよ!ギュジン シャオは取られちゃったから、ウェイ兄さんとファンヒと行きたいですね。ユニット活動では自分たちでMCをしないといけないので、コメントによく反応してくれるファンヒと、トークに積極的に参加してくれるウェイ兄さんと一緒なら心強いですから。ファンヒ 僕も僕も! ギュジン兄さんとは今まで2回とも同じユニットなんですけど、また次もギュジン兄さんと行きたいです。あとは、一緒にいてラクなシャオ。末っ子の同い年なのでラクだから、理由はそれ以外にはありません(笑)!シャオ ひどいなあ(苦笑)。でも僕もファンヒを選びます。理由も同じですよ、一緒にいてラクだから(笑)! あとはコギョル兄さんですかね。コギョル兄さん、大人気ですね。ソンユル 1996年11月6日生まれ。--今年は特に暑い日が続きますが、この夏、やりたいことは?ビト 僕は家に引きこもっていたいです。最近、暑すぎですよね。なので涼しいところでのんびりしたいです。僕は夏生まれだけど、夏は得意じゃないんですよ。ジンフ 日本の夏と言えば、花火と浴衣。浴衣を着て、花火を観ながらラムネを飲むのが夢です! ユニット活動でいろんな地方に行くことも増えてきたけど、日本のファンの方からは、こんなにたくさんのち方に行くことは日本人でもそんなにないと言われたので、僕たちが日本のいろんな場所のいいところを紹介していきたいです。そして8月には僕の誕生日があるんですよ。今年は日本で過ごすことになりましたので、日本のHONEY10のみなさんに祝ってもらいたいです!ウェイ 僕の誕生日も6月にあったので、僕の誕生日もお祝いしてください! でも僕はプレゼントはいりません。負担になるかもしれないから。プレゼントがうれしくないわけじゃないけど、お気持ちだけで十分うれしいです!ファンヒ 夏と言ったらやっぱり水遊びじゃないですか? プールでも海でも川でもいいけど、とにかく夏らしい遊びがしたいですね。ソンユル アニメで観たんですけど、海辺でスイカ割りしてみたい! 韓国ではあまりやらないよね?ウェイ 韓国の海水浴場は人がいっぱいだから。ソンユル 沖縄ならスイカ割りできるかな?クン&シャオ 僕も沖縄に行きたい!ギュジン 1997年11月21日生まれ。--では来年の夏は沖縄でイベントをやるというのはどうですか?コギョル それはいやです(笑)。沖縄には遊びに行きたいです!ソンユル 僕たち、仕事で日本に来ることは多いんですけど、まだ一度も遊びや観光で日本に来たことがないんですよ。だからたとえ沖縄でなくても、京都でも東京でも、遊びに来てみたいですね。ウシン うんうん、わかる。一度じっくり日本を旅してみたいんですよ。きれいな風景に癒やされたり、おいしいものを食べたりする、ヒーリングの旅。クン みんな一緒に日本を旅行するのはどう?コギョル 僕はひとりでパックバック旅行してみたいな。メンバーとはいつも一緒にいるから、自分ひとりで何ができるかを試してみたい!ファンヒ 1998年5月6日生まれ。--今後、日本活動でやってみたいことは?ビト 日本でいろいろなイベントに出たいです。どんなイベントでも構いません! とにかく日本のイベントの雰囲気を味わいたいんです。この前も、神宮球場の花火大会のイベントに出演したんですけど、他の日本のアーティストのステージも観ることができて、花火もすごく豪華でとても楽しかったし、勉強にもなりました。日本のいろいろなことを知っていくことが、今はすごく楽しいんですよ。個人的にはmiwaさんの曲が好きなので、いつか共演できたらいいなと思っています。ジンフ 僕はたとえ共演できなくても、bucknumberさんとMr.Childrenさんのライブを観に行ってみたい。日本で活動するようになって好きになって、日本のバンドにも興味を持っていろいろと曲を聴くようになりましたが、特にこの2バンドの感性がとても好きです。もちろん、いつか共演できたら最高ですけどね!シャオ 1998年12月13日生まれ。UP10TIONのみなさんのコメント動画はこちら!
2018年08月10日昨年公開の山田涼介、西田敏行出演による東野圭吾原作の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、中国にてリメイクされ、この度『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』のタイトルで10月13日(土)に日本で公開されることが決定。併せて本ポスターも解禁された。■あらすじ2017年の大晦日。3人組の孤児シャオボー、トントン、アジェは、とある女性起業家を襲撃し、無人の雑貨店に逃げ込む。その雑貨店の古びた時計の針が新年を告げると、シャッターの郵便受けから1993年から送られた手紙が落ちてくる。その雑貨店はかつて、店主が手紙による悩み相談をすることで有名だった。半信半疑で返事を出してみると、また1993年から手紙が届く。3人は店主に成りすまし悩み相談を始めることに。出逢ったこともない昔の人たちとの、25年の時を越えた交流。そして明らかになる、ある秘密。しかしそれは偶然ではなく、運命が導いた必然だった――。■実力溢れるキャストで描くすでに発表されているキャストは、ジャッキー・チェンをはじめ、「TFBOYS」のワン・ジュンカイ、ディルラバ・ディルムラット、ドン・ズージェンなどのメンバー。今回は、“中国一美しい女子大生”として話題となったチェン・ドゥリン、『天安門、恋人たち』のハオ・レイや『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』のチン・ハオら実力派の出演、またジャッキー・チェンは、日本版で西田さんが演じた雑貨店主役を務めることが明らかとなった。■副題に添えられた「再生」の意味とは…?この度公開された本ポスターには、日本版になぞらえたようなデザインとなっており、メインキャストの3人や、本作の舞台となる雑貨店の様子も見ることができる。そして本作ではアクションを封印し、深みのある演技を見せるジャッキー・チェンの表情も見て取れる。本作のタイトルには、日本版とは異なり副題として「再生」とつけられている。これは本編に登場し、物語のキーともなる楽曲「再生」からきている。日本版でも、同じ意味の「REBORN」という曲名で山下達郎が主題歌を担当し劇中では同曲を門脇麦が披露している。さらに“『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が再びスクリーンに”という意味もこめられている。今回のリメイクで、自身の役をジャッキー・チェンが務めたことに関して、西田さんは「国際的俳優であるジャッキー・チェン氏。中国版『ナミヤ雑貨店の奇蹟』では、役者としての振り幅の大きさに感銘しました。奇しくも同じ役を演じられたことを大変光栄に思います」とコメントを寄せている。『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』は10月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナミヤ雑貨店の奇蹟 2017年9月23日より全国にて公開© 2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生- 2018年10月13日より全国にて公開© 2017 EMPEROR FILM PRODUCTION COMPANY LIMITED WANDA MEDIA CO., LTD. SHANGHAI PMF PICTURES CO., LTD KADOKAWA CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
2018年08月02日ドキュメンタリー映画『世界で一番ゴッホを描いた男』が、2018年10月20日(土)より、新宿シネマカリテほか全国の劇場で順次公開される。1人の複製画家に迫るドキュメンタリー映画有名画家のレプリカ制作を主な産業としている、中国・深圳市近郊の「大芬(ダーフェン)油画村」。本作は、そんな大芬で生きるゴッホの複製画家・チャオ・シャオヨン(趙小勇)が、“本物のゴッホの絵を見る”という夢を叶えるため、オランダはアムステルダムを訪れるまでを描いたドキュメンタリー映画だ。「大芬油画村」の複製油絵産業世界最大の「油画村」と呼ばれる中国南部深圳市の大芬(ダーフェン)では、ゴッホをはじめとする有名画家の複製画制作が産業として確立しており、世界市場の実に6割の複製油絵が制作されていると言われている。1989年に香港の画商が20人の画工を連れてきたのがこの街の始まりで、画工の数が1万を超える現在、毎年数百万点の油絵がこの街から世界中へ売られていき、その総額は2015年で6,500万ドルを超えている。20年間で10万点以上の複製画を描いた男物語の主人公で、1996年に出稼ぎで大芬にやって来た湖南省出身のチャオ・シャオヨンは、この街で初めてゴッホの絵画と出会う。以来20年もの間、独学で磨いた技術を武器に、毎月600〜700枚、累計すると10万点以上を家族と共に描き、作品を全世界へ輸出している。複製画家は職人か、それとも芸術家か絵を描くのも、寝るのも、食事をするのも工房の中。いつしかチャオ・シャオヨンは、本物の絵画からゴッホの心に触れて何か気づきを得たい、今後の人生の目標を明確にしたいという思いと共に、ゴッホ美術館へ行くという夢を抱く。ゴッホと共に生きる者としての複製画へのこだわりとプライドと溢れる畏敬の念から、「自分はゴッホの複製画制作に命を懸ける職人なのか?あるいは、ゴッホの生き様を今に蘇らせるアーティストなのか?」という葛藤を抱くチャオ・シャオヨン。ついに夢を叶えるためにアムステルダムを訪れた彼は、そこで一体何を思ったのか。知られざる稀代の複製画家に迫った、感動のドキュメンタリー。前売り券は特典グッズ付き前売り券には、嬉しい特典グッズ付き。ゴッホ絵画の特製マグネット(3種ランダム配布)、または特製ポストカード3枚が付属する。なお、販売場所は東京・新宿シネマカリテ、愛知・伏見ミリオン座、大阪・シネ・リーブル梅田の3か所。作品情報映画『世界で一番ゴッホを描いた男』公開日:2018年10月20日(土)より新宿シネマカリテ/伏見ミリオン座ほか 全国順次ロードショー監督:ユイ・ハイボー、キキ・ティンチー・ユイ原題:中國梵高英題:China’s Van Goghs© Century Image Media (China)■前売券情報発売日:8月11日(土)価格:1,400円(税込)取り扱い場所:新宿シネマカリテ、伏見ミリオン座、シネ・リーブル梅田、メイジャー通販特典:劇場窓口:特製マグネット(3種からランダムに1個)※メイジャー通販にて購入の場合は特製ポストカードセット(3枚1組)
2018年06月17日ギレルモ・デル・トロが製作を務め、スティーヴン・S・デナイト監督のもとジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、新田真剣佑ら豪華キャストが集結した『パシフィック・リム:アップライジング』。本作では、前作で菊地凛子演じる森マコがそうだったように、“強い女性”が物語において重要な役割を担っている。このたび、本作から参戦するキーキャラクターであり、自力でイェーガーを作ってしまう天才少女・アマーラを演じた新星ケイリー・スピーニーの魅力に迫る特別映像がシネマカフェに到着した。■“強い女性”が活躍してこそ『パシリム』!人類とKAIJUの死闘から10年が経過し、平穏が戻っていた地球に、進化を遂げたKAIJUが再び姿を現す本作。今回は森マコ(菊地さん)だけでなく、新型イェーガーの開発に心血を注ぐシャオ産業の女社長リーウェン・シャオ(ジン・ティエン)、イェーガーの整備や指揮ラインの管理を務めるジュールス(アドリア・アルホナ)、そしてスクラップとなったイェーガーの部品をかき集め、イェーガーを自ら作り上げてしまう天才少女アマーラといった新たな女性キャラクターたちが大いに存在感を発揮する。届いた映像内で、デナイト監督が「賢くて強くて、意志が強い」と称するアマーラを演じたケイリー・スピーニーは「精神的に自立してる女の子よ。怖いもの知らずでまっすぐな性格。私にとって憧れの存在で、若い女性の手本になるような強い子よ」と自身のキャラクターについてコメント。「アマーラには、私自身も影響を受けたわ」と語るキュートな笑顔が印象的だ。■ジョン・ボイエガも絶賛「僕たちの相性は抜群だった」メジャー大作初出演で大役へと大抜擢された新星ケイリーの熱演には、共演シーンの多かった主人公ジェイク役ジョン・ボイエガが「ケイリーが持つ純粋さがアマーラ役に新鮮味を与えたし、彼女のアプローチは見事だった。彼女と共演する中で多くを学べたし、強い絆を構築できたよ。僕たちの相性は抜群だった」と振り返って語る。アマーラの教官となるエースパイロットのネイトを演じたスコット・イーストウッドも「ケイリーはすごい女優だ」と明かし、「彼女が登場するだけで、スクリーンが明るくなる。将来が楽しみだよ。若さゆえの純粋さがあり、誰もそれを奪えない。自分の演技に凄く正直で誠実なんだ」と賛辞を贈る。劇中でのアマーラは、KAIJU撃破への強い覚悟をにじませる凛々しく精悍な表情が映し出され、堂々たるイェーガーパイロットへと成長、地球を救うため出撃していく。そんな彼女をきっと応援したくなるはずだ。『パシフィック・リム:アップライジング』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パシフィック・リム:アップライジング 2018年4月13日より全国にて公開© Legendary Pictures/Universal Pictures.
2018年04月13日新田真剣佑が出演することでも話題の『パシフィック・リム』待望の続編となる『パシフィック・リム:アップライジング』。この度、本作の“第1弾”日本語吹き替えキャストが発表された。■主人公を中村悠一、相棒を小野大輔が熱演!主人公ジェイク・ペントコスト役(ジョン・ボイエガ)を演じるのは、「曇天に笑う」「マクロスF」や、『アベンジャーズ』キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)の吹き替えなども担当する中村悠一。その相棒でありエースパイロットのネイサン・ランバート役(スコット・イーストウッド)を「涼宮ハルヒの憂鬱」「黒執事」などのアニメ作品はもちろん、『ワイルド・スピード ICE BREAK』でもスコット・イーストウッドの吹き替えを担当した小野大輔が演じる。イェーガーは2人のパイロットが神経接続し意思統一する“ドリフト”によって操縦することのできるシステムを搭載。「デュラララ!!」「WORKING!!」「おそ松さん」などで共演も多い2人が、本作ではどんなコンビネーションを見せるのか必見だ。中村さんは「デル・トロ監督とはまた違った『わかってるなぁ』感満載の本作、収録も楽しみながら、キャスト一同全力で挑ませて頂きました。イェーガーやKAIJUが入り乱れる迫力の映像は是非とも劇場で観ていただきたいです!」とコメントし、小野さんも「前作のスケールの大きさ、面白さ、想いをバッチリ引き継いだ今作。とにかく熱くて楽しかったです」と本作を絶賛している。■ほかにも新キャストを人気声優が担当また、独自にイェーガーを作り上げる謎の少女アマーラ役に、「東のエデン」「覆面系ノイズ」の早見沙織。イェーガーの整備や指揮ラインの管理でパイロットを支えるジュールス役に、「黒執事」「七つの大罪」や『スター・ウォーズ』シリーズでパドメ・アミダラの声を担当した坂本真綾。イェーガーの開発に尽力するシャオ産業の才媛・リーウェン役に、チャン・ツィイーやマリオン・コティヤールをはじめ多くの作品で吹き替えを担当する魏涼子。新たな司令官的な役割を担い辣腕を振るうチュアン役に、「銀魂」「ジョジョの奇妙な冒険」の子安武人が決定。■前作からベテラン声優陣が続投!そんな新キャストに加えて、前作でパイロットの座を勝ち取り、人類を救う英雄となった菊地凛子が演じる森マコを林原めぐみ、本作でも物語を重要なカギとなるニュート博士を古谷徹、気難しくも天才的な分析を見せ、本作でも獅子奮迅の活躍を見せるハーマン博士を三ツ矢雄二が前作に引き続き今作でも続投することが明らかになった。アニメや吹き替え、歌手と様々な場面で活躍する豪華声優陣が発表されたが、今回はあくまで”第1弾”。ということは第2弾も…?■キャストコメント到着早見沙織:アマーラ・ナマニ役(ケイリー・スピーニー)『パシフィック・リム』の続編に出演させて頂けることをとても嬉しく思います。臨場感溢れるイェーガーのアクションシーンは、アフレコのときも手に汗握りました。ぜひスクリーンで、大迫力の映像をお楽しみくださいませ。坂本真綾:ジュールス・レジェス役(アドリア・アルホナ)ジュールスはとにかく美しいです。同じ女性から見ても惚れそうなほど。公開がスタートしたら私もぜひ劇場の大きなスクリーンで、改めてじっくり楽しみたいと思っています!魏涼子:リーウェン・シャオ役(ジン・ティエン)華やかな声優の皆様に囲まれて収録することが出来、とても幸せな時間でした。ここだけの話、1か所だけ中国語でガヤを収録してもらえましたが、使って頂けるかな…!?どうぞお楽しみに~!子安武人:チュアン司令官役(チャン・チンチュー)ロボット・怪獣・SF・バトル大好きな要素テンコ盛り、面白いに決まってる!頭カラッポで興奮しまくろう!!林原めぐみ:森マコ役(菊地凛子)まさか、また森マコに会えるとは思いませんでした。メンバーも一新する中、ベテランの風格を漂わせているマコに、時の流れを感じます。前作に引き続き、日本へのリスペクトは十二分に感じられました。古谷徹:ニュート・ガイズラー博士役(チャーリー・デイ)再びニュート博士を演じられて嬉しいです!チャーリー・デイは喜怒哀楽が激しい個性的な演技をする俳優さんで、演じがいがあります。ますます磨きがかかった僕の怪演にご期待ください!三ツ矢雄二:ハーマン・ゴットリーブ博士役(バーン・ゴーマン)パート2なので、あれからどんな話が続くのか、楽しみにしていました。思いの外、たくさん喋っていて、体力を使いました。ちょっとクセのある変わったキャラクターなので、なにか味がでるといいな、と思っていましたが、セリフの量が多くて、しゃべるのだけで必死になってしまい、自分の個性で勝負、という感じになってしまいました。日本の専売特許だった「カイジュウ」が世界ブランドとして登場します。大人も子どもも楽しめる作品です。ぜひご覧になって下さい。『パシフィック・リム:アップライジング』は4月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パシフィック・リム:アップライジング 2018年4月、全国にて公開© Legendary Pictures/Universal Pictures.
2018年03月15日『君の名は。』『秒速5センチメートル』の新海誠監督作品などで知られるコミックス・ウェーブ・フィルム制作の最新作『詩季織々(しきおりおり)』が、2018年8月4日(土)よりテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて公開。『詩季織々』は、「陽だまりの朝食」「小さなファッションショー」「上海恋」の3つの短編からなる珠玉の青春アンソロジー。中国の3都市を舞台に、失したくない大切な思い出を胸に秘め、大人になった若者たちの過去と今を紡ぐ。なお、同プロジェクトは「上海恋」の監督であり、中国のアニメ業界をリードするブランド、ハオライナーズ(Haoliners)の代表も務めるリ・ハオリン(李豪凌)が、10年近く前に『秒速5センチメートル』を観て新海監督に憧れ、熱烈なオファーを送り続けたことがきっかけだという。また、他2作の監督には、実写映画出身でアニメ初挑戦となるイシャオシン(易小星)、CGチーフとして長年に渡り新海作品を支え続けてきた竹内良貴が起用されている。「陽だまりの朝食」「陽だまりの朝食」は、監督であるイシャオシン自らの思い出を、ノスタルジーたっぷりに描く作品。同作は彼にとって初のアニメーション作品となる。テーマは食。イシャオシンが6年前に書いた短文をもとに、北京で働く青年シャオミンの、ゆったりとした故郷・湖南省での日々が描かれる。北京で働く青年シャオミンは、ふと故郷・湖南省での日々を思い出す。祖母と過ごした田舎での暮らし、通学路で感じた恋の気配や学校での出来事…子供時代の思い出の傍には、いつも温かい、心のこもったビーフンの懐かしい味があった。そんな中、シャオミンの祖母が体調を崩したとの電話が入る。「小さなファッションショー」「小さなファッションショー」は、これまで、CGチーフとして長年に渡り新海作品を支え続けてきた竹内良貴の劇場公開初監督作。衣をテーマにする同作の主人公は、幼くして両親を亡くした広州の姉妹、人気モデルのイリンと専門学校生のルル。幼くして両親を亡くした2人は、共に助け合いながら仲良く一緒に暮らしていた。しかし、公私ともに様々な事がうまくいかなくなってきたイリンはついルルに八つ当たりしてしまい、2人の間には溝ができ、大喧嘩をしてしまう。 服をキーにしながら、2人の関係性を映しだしていく。なお、竹内良貴は、本作制作にあたり、中国の広州の街中を歩き回ったという。そこで感じた街の風景の変化の速さは、まさに時代の変化を絵に表したかのような光景だった。今生きている人々が抱く想いを巡らせながら、自分の日常とも照らしあわせて本作を楽しんでほしい。「上海恋」「上海恋」のテーマは住。1990年代の上海を舞台にリ・ハオリンが描くのは、石庫門(せきこもん)に住むリモの物語だ。幼馴染のシャオユに淡い想いを抱きながら、いつも一緒に過ごしていたリモだが、ある事がきっかけとなり、石庫門を出ていくこととなる。それと同時に、2人の距離と気持ちが離れ離れに……。しかし社会人になったリモが引っ越しの荷物の中に、持っているはずのないシャオユとの思い出の品を見つけたことで転機が訪れる。石庫門は、1980年代に生まれた人々にとって“実家”のような存在だという。また、リ・ハオリンは実家への感情と“初恋”は似ていると話す。「上海恋」を通して、それら感情の変化を届けていく。主題歌はビッケブランカの書き下ろし新曲「WALK」。ビッケブランカは「『君の名は。』を制作したコミックス・ウェーブ・フィルムの最新作ということで、制作の方々の熱意を強く感じ、より一層気合が入りました。」とコメント、「まさにこの作品自身がペンをとって書いた歌、と言えます。」と新曲「WALK」を表現している。【作品詳細】『詩季織々(しきおりおり)』公開日:2018年8月4日(土)監督:リ・ハオリン、イシャオシン、竹内良貴2018年/日本/カラー配給:東京テアトル宣伝:ガイエ©「詩季織々」フィルムパートナーズ
2018年03月02日