ジョージ・クルーニーがイタリア人の恋人、エリザベッタ・カナリスと2年間の交際に終止符を打ったことが明らかになった。2人は22日、連名で「私たちはもう一緒ではありません。非常につらく、個人的なことですので、私たちのプライバシーを尊重していただけるよう願います」とコメントを出した。エリザベッタのパブリシストは「People.com」の取材に「非常に個人的で悲しい出来事なので、彼女にはしばらく時間が必要です。その後は取材に応じますが、いつ別れたのか、私からは話さないようにと言われています」と答えた。先週、ジョージの別荘があるイタリアのコモで2人で食事に出かける姿を写真に撮られたが、今週初め、エリザベスはミラノで行われた「Dsquared 2」のファッションショーにひとりで来ていたジョージはTV番組の司会者をしていたエリザベッタとローマで出会い、2009年9月のヴェネチア映画祭で交際が発覚した。昨年9月にジョージはエリザベッタの両親にも会っているが、もともと結婚には消極的。対するエリザベッタは「私は結婚という制度を信じているわ」とインタビューで話していた。もっとも「いまはこのままで幸せ。この幸せを証明するために何かする必要はないわ」とジョージに歩み寄る態度を見せていたのだが…。(text:Yuki Tominaga)写真はイタリアで行われたジョルジオ・アルマーニのファッションショーに来場したジョージ・クルーニー&エリザベッタ・カナリス。© AFLO■関連作品:ラスト・ターゲット 2011年7月2日より全国にて公開© 2010 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ジョージ・クルーニー主演『ラスト・ターゲット』試写会に15組30名ご招待
2011年06月23日アジア最大のショートフィルムの祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」が6月16日(木)に開幕。実行委員長を務める別所哲也をはじめ、佐藤浩市に石井竜也らが出席し、開会式が執り行われた。1999年から始まった同映画祭だが、今年は震災を受けて一時は開催さえも危ぶまれた。そんな中、別所さんは創設当初から同映画祭を応援をしてきたジョージ・ルーカスから「こんなときだからこそ、日本からメッセージを発信し、若い映画作家たちを応援してほしい」と激励を受けたという。そして、復興を支援するためのチャリティオークションの開催や「チャリティショートフィルム」プロジェクトとしてショートフィルム製作が決定。世界中から“笑顔になる瞬間”をテーマに投稿された写真とEMI MARIAが歌う楽曲「Proud」を組み合わせて『GET UP』が作られた。このプログラムの趣旨に賛同した佐藤浩市が製作に参加し、大森清一郎監督らと共にアイディアを出し合って作品は完成。この開会式の中で上映されたが、投稿された写真と一緒に地震、そして福島の原発事故を想起させる煙と壊れた建物の絵が映し出されるなか、人々の“手”が繋がり笑顔を取り戻していくという内容で、上映が終了すると、会場は温かい拍手で包まれた。佐藤さんは「分かりやすさと力強さ」をテーマとし「『こんなことじゃない』と思われる被災者の方々もいらっしゃると思いますが、10人に1人、100人に1人でも勇気づけられる人がいるなら、我々は発信し続けていかなくては」と思いを明かした。ちなみに“手”のアイディアは佐藤さんのもので、実際に佐藤さんも手だけの出演を果たしている。映画の最後には、「闇の中に立ち止まっていてはいけない」という佐藤さんのメッセージも映し出される。阪神大震災で被災した経験を持つEMI MARIAも「傷が全くなくなることはないかもしれない。でも今回のことを経て、周りの人々との絆を強くすることができました。少しでも早く復興できれば」と呼びかけた。また、今年から創設された「フットボールプロジェクト」を記念して、サッカー解説者の松木安太郎も出席。今年はJリーグにとって20周年の年となるが、松木さんは「僕がJリーグ開幕当初に監督をやっていた頃に、子供だった人たちがとうに20歳を超えている。日本代表の選手も海外のトップリーグで活躍していてすごく嬉しいです」と感慨深げ。「世界のどこに行ってもサッカーがある」とサッカーの持つ力を強調、別所さんと記念Tシャツを交換した。さらに、この日は「話題賞」の授与式も行われたが、今年、ショートフィルムで話題賞に輝いたのは、ミュージシャン、アーティストであり、映画監督としても活躍する「米米CLUB」の石井竜也による「笹舟」。相変わらずの奇抜なファッションで登場した石井監督だが、見た目と裏腹に映画は自身初となる“直球の”時代劇。武士と町人の娘の身分違いの恋が描かれるが、1月の凍えるような寒さの京都で3日間の撮影が行われた。ショートフィルムとはいえ、監督はかなり細部に至るまで丁寧に撮影。「俳優をその気にさせるのが監督の仕事」と語り、カメラの裏側のセット、家屋の天井など見えない部分まで作りこんだことを明かした。また、石井監督も震災に際して、様々な支援活動を展開しており、多くのミュージシャンがコンサートツアーの中止を発表する中でもあえて、予定通りに敢行したことを明かし「こういう時期だからこそ、コンサートなどをやっていくべきだと思います。ずっと閉じこもってばかりはいられず、魂の開放が必要。今後の心の復興は難しいことですが、そういう部分で一役買えたらと思います」と継続的な支援を誓った。別所さんは改めて「3月11日以降、いろんなことが変わりましたができることを私たちなりに発信していければ」と映画祭の意義を語った。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」は6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほか各所にて開催。特集「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:映画でもう一度日本をアピール!観光庁とのコラボでショートフィルムを制作C・ファース&K・ナイトレイ共演作ほか、スターたちが出演の短編作品が日本上陸!ルーカス監督に中田英寿などが出品!ショートフィルム祭典で復興支援オークションアカデミー賞公認!国際短編映画祭「SSFF」チケットを25組50名様プレゼントショートショートフィルムの新しい挑戦ついに“Jリーグ”ともコラボ企画決定!
2011年06月16日6月に開催されるアジア最大のショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」(SSFF)にてジョージ・ルーカスをはじめとする映画関係者から、元サッカー選手の中田英寿、スキマスイッチやタレントの神田うのなど、数多くの著名人が参加してのチャリティオークションが開催されることが決定。ルーカスからは日本に向けた応援メッセージも到着した。『JUNO/ジュノ』、『マイレージ、マイライフ』でオスカー候補となったジェイソン・ライトマン監督など、才能あふれるクリエイターを輩出してきたSSFF。東日本大震災を受けてのチャリティ企画としてこれまでに、一般から投稿された写真を使用してショートムービーを制作する「チャリティショートフィルムプロジェクト」の実施や、収益金の一部寄付などが発表されていたが、今回、数多くの著名人が参加しての大規模なオークションの開催が明らかに。1999年の映画祭のスタート以来、ルーカス監督および彼が率いる「Lucasfilm」は新たな才能の発掘・支援という映画祭の趣旨に賛同してきたが、今回、この世界的巨匠がSSFFを通じて、日本復興のために立ち上がった。監督からは「日本に住むみなさまにとって、この数か月間、非常に厳しい日々が続いていることでしょう。私たちの思いと祈りは、大きな災害を乗り越え、立ち直ろうとする多くの人々と共にあります。(中略)…世界中の若手映画監督の才能と英知が、この映画祭に集結し続けることに敬意を表すると共に、私たちルーカスフィルム社一同、日本の一刻も早い復興を心よりお祈りいたします」というメッセージ共に、直筆サイン入りの『スター・ウォーズ』メイキング本が到着。そこには『スター・ウォーズ』の名セリフ「May The Force Be With You(フォースと共にあらんことを)」という言葉も!このほか、映画界からは先述のライトマン監督に、韓国のユ・ジテ、イギリスの女性俊英監督サム・テイラー=ウッドが賛同。国内からも、岩井俊二監督に三池崇史監督、石坂浩二、ガレッジセール・ゴリに蜷川実花、さらにスポーツ界からは中田英寿に中村俊輔、中村憲剛らが参加する。これだけの規模のオークションはめったになく、映画関係者のサイン入りの、この世にひとつしかない貴重な品々や中田さんが着用したユニフォームなどが手に入るチャンス!ファンにとってはたまらないオークションとなりそうだ。出品者の詳細や日程は今後、映画祭事務局より発表される予定。収益は日本赤十字社、CIVIC FORCEを通じて被災地の支援復興に役立てられる。世界中から集まった作品と共に、オークションにも注目!「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」は6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほか各所にて開催。特集「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」 オークション特設ページ■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:アカデミー賞公認!国際短編映画祭「SSFF」チケットを25組50名様プレゼントショートショートフィルムの新しい挑戦ついに“Jリーグ”ともコラボ企画決定!水嶋ヒロ原作&出演のビデオがショートフィルム祭典に出品栗山千明はマブい女に!アジア最大のショートフィルムの祭典が今年も開催3D部門新設にチャリティ企画も!
2011年05月26日ジョージ・クルーニーは現在、監督・出演作『The Ides of March』(原題)を撮影中。製作と、『グッドナイト&グッドラック』、『ヤギと男と男と壁と』などを共に手がけてきた盟友、グラント・ヘスロヴと共同で脚本も務める本作は、大統領候補の選挙事務所の若き広報担当が次第に政治の世界の闇に染まっていくドラマ。2008年にオフ・ブロードウェイで上演されたボー・ウィリモンの戯曲「Farragut North」を脚色した。理想を胸に政治の世界に足を踏み入れた主人公のスティーヴ・マイヤーズを演じるのはライアン・ゴズリング。長らくレオナルド・ディカプリオが演じると言われてきたが、実現せず、その後はクリス・パインも有力候補として挙げられていた。ジョージは大統領候補の州知事、マイク・モリスを演じる。この役は2004年の民主党大統領予備選挙に出馬したハワード・ディーン氏をモデルにしたと言われている。ライバル陣営の選挙参謀にポール・ジアマッティ、スティーヴの上司役でフィリップ・シーモア・ホフマンらが出演。ちなみにホフマン扮する上司役は当初ブラッド・ピットが候補に挙がっていたが、ブラピは現在『Cogan’s Trade』(原題)撮影中。ほかに『レスラー』のマリサ・トメイとエヴァン・レイチェル・ウッドが出演する。映画はオハイオ州、ケンタッキー州で2月から撮影中。10月14日より全米公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)写真は『The Ides of March』の撮影中のジョージ・クルーニー、ライアン・ゴズリング、エヴァン・レイチェル・ウッド。
2011年03月16日ジョージ・クルーニーが29日、ロサンゼルスのノキア・シアターで開催された第62回エミー賞授賞式でボブ・ホープ・ヒューマニタリアン賞を受賞した。同賞は人道的活動を行うショウビズ界の人物の功労を称えるもので、ジョージは長年携わっているアフリカ・ダルフール紛争の難民問題解決に向けての活動、9.11米同時多発テロの犠牲者の支援、ハリケーン“カトリーナ”やハイチ大地震の被災者への義援金集めなど、数々のチャリティ活動に関わっている。授賞式では「災害が起きれば、誰もが支援したい気持ちになります。でも、7か月後、あるいは5年後には私たちはもう別のニュースに夢中になっている。これが現実です。TVカメラがその場から離れた後も悲劇的な状況が忘れ去られないようにしなければなりません」とスピーチしたジョージは、バックステージで「やるべきことをやったまでのこと。賞をもらいたくて活動したわけじゃないからね…」と受賞に対する複雑な気持ちを語った。全米TV界のアカデミー賞ともいうべきエミー賞、広告業界を舞台にした「マッドメン」が3年連続でTVシリーズドラマ部門の最優秀賞を受賞。コメディ部門では「Modern Family」(原題)が選ばれた。(text:Yuki Tominaga)© REUTERS/AFLO■関連作品:ヤギと男と男と壁と 2010年8月14日よりシネセゾン渋谷、シネリーブル池袋ほか全国にて順次公開© Westgate Film Services, LLC. All Rights Reserved.マッドメン [海外TVドラマ]© MMVII Lions Gate Television Inc. All Rights Reserved■関連記事:ジョージ・クルーニーが証人として出廷、ミラノの裁判所はファンで大混乱状態にジョージ・クルーニー、イタリアで詐欺裁判の原告として出廷することに千原ジュニアがG・クルーニー、ユアンら豪華スター出演作の邦題の名付け親に!ゴールデン・グローブ賞発表!『アバター』が2冠シネマカフェ的海外ドラマvol.1322009年総括!お薦めドラマベスト3!
2010年08月31日ジョージ・クルーニーが16日、イタリアのミラノで、ファッション・ブランドに無断で名前を使用された詐欺事件の裁判に出廷、証言を行った。事前の報道でジョージ出廷は知れ渡っており、ミラノ市の裁判所の前には、ひと目ジョージを見ようとファンが詰めかけた。ジョージはもみくちゃにされ、「僕の弁護士を押し潰さないでくれ!」と言いながら裁判所内へと向かった。傍聴席も大半がジョージのファンで、90分間の審理中に裁判長が何度も傍聴席に静粛を求め、ジョージの写真を撮ろうとした女性ファンがつまみ出されるなど、騒然とした雰囲気に包まれた。この事件では、本人の許可なくジョージの名前をファッション・ブランドのプロモーションに使用したとして3人の容疑者が起訴されている。イタリア語の通訳付きで証言台に立ったジョージは、3人の被告に「会ったこともないし、見かけたこともない」と断言、被告の1人である女性がジョージと恋愛関係にあったと供述した件についても、完全否定した。被告側の弁護士がジョージの私生活に踏み込んだ質問を繰り返し、裁判長に不適切だと制止される場面もあった。被告側が提示した書類の署名については「私のサインはインターネット・オークションなどで簡単に手に入ります」と語り、署名は偽造したものや本物をコピーしたものだと証言した。ジョージは賠償金として300万ユーロの支払いを求めている。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ヤギと男と男と壁と 2010年8月14日よりシネセゾン渋谷、シネリーブル池袋ほか全国にて順次公開© Westgate Film Services, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ジョージ・クルーニー、イタリアで詐欺裁判の原告として出廷することに千原ジュニアがG・クルーニー、ユアンら豪華スター出演作の邦題の名付け親に!
2010年07月20日日本でもまもなくAXNにて放送が開始され、11月にはDVDがリリースされることも決まった「LOST」ファイナル・シーズンの予告編が到着した。これまでにゴールデン・グローブ賞、エミー賞など合わせて216部門にノミネートされ、50部門で受賞。つい先日、候補が発表された2010年のエミー賞では作品賞、主演男優賞(マシュー・フォックス)、助演男優賞(テリー・オクィン、マイケル・エマーソン)、監督賞(ジャック・ベンダー)、脚本賞(デイモン・リンデロフ、カールトン・キューズ)などでノミネートを果たし、最後の最後までその“モンスター”ぶりをしっかりと見せつけている。シーズン1から積み重ねられてきた数々の謎がいよいよ明らかに!アメリカでは放送開始前から異様な盛り上がりを見せ、第1回の放送日と同じ時間帯に予定されていたオバマ大統領の一般教書演説の日程が変更されたほど。このファイナル・シーズンの最終回の30秒のCM枠は90万ドル(約8,350万円)にまで高騰したという。シリーズ終了に際し、あのジョージ・ルーカスが本シリーズの製作陣に向けて「素晴らしい番組の完結おめでとう。素晴らしく練り上げられたストーリーと、いかに君たちが全てをうまくまとめたかを目の当たりにしてとても感動している。君たちは本当に特別な作品を創りあげた」という称賛の手紙を贈っていたことが明らかになった。登場人物たちを引き寄せ、翻弄してきた“島”の謎が明かされるということに加え、我々日本人にとって楽しみなのが、このファイナルより、謎の“テンプル・マスター”道厳の役で新たに参戦する真田広之(DOGEN)の存在。今回、到着した予告編にも真田さんはしっかりと登場しているのだが、そこでは火であぶったコテのようなものを、横たわるサイードに押し当てるという衝撃的な行動を…!果たしてその真意は?6シーズンにわたって愛され、そして憎しみを向けられたきた個性的な登場人物たちはどのようなフィナーレを迎えるのか?「LOST」ファイナル・シーズンは7月18日(日)21:00より字幕版、翌19日(月)22:00より吹替版の放送がスタート。DVDレンタルは11月3日(水)より順次開始。COMPLETE BOXが2011年1月19日(水)より発売開始。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「LOST」AXN公式サイト<レンタル>「LOST ファイナル・シーズン」vol.1〜vol.311月3日(水)レンタル開始vol.4〜vol.5 12月3日(金)レンタル開始vol.6〜vol.7 12月22日(水)レンタル開始<セル>「LOST ファイナル・シーズン COMPLETE BOX」[DVD]価格:15,750円(税込)発売日:2011年1月19日(水)発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン© ABC Studios.■関連作品:LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.148見逃すべからず!男たちのLOVE事情第3回「LOST」のキム・ユンジン、8年来のマネージャーとハワイで挙式遂に上陸!「LOST」ファイナル・シーズン&「FLASHFORWARD」ジャパンプレミアに5組10名様ご招待真田広之インタビュー明かしたくとも明かせない「LOST」“犠牲”と愛の結末シネマカフェ的海外ドラマvol.139謎好き恋愛マスターJ.J.エイブラムスのあれこれ
2010年07月13日ジョージ・クルーニーが、7月中旬にイタリアで行われる詐欺事件の民事訴訟裁判に原告として出廷することになった。ジョージは16日にミラノで行われる審理で、彼の名前を使ってファッション・レーベルを立ち上げたことで起訴されている3人の被告について、証言もする予定だ。3人の被告の名前は明らかにされていないが、事件は2008年4月に被告たちがミラノ市内のホテルでファッションショーを準備中に、詐欺と文書偽造、盗品所持の罪で起訴されたことに端を発している。コモ湖に別荘を所有し、現在の恋人もイタリア人モデルのエリザベッタ・カナリスというジョージにとって、イタリアは定期的に訪れる第2の拠点ともいうべき場所。AFP通信によると、ピエトロ・カッチャランザ判事は当日にファンが殺到することを予想し、厳重な警備体制を組むよう命じたというが、同判事はファンが「彼らのヒーロー(ジョージ)に近づける」機会は奪わない程度の警備にすると話しているそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Barcroft Media/AFLO■関連作品:ヤギと男と男と壁と 2010年8月14日よりシネセゾン渋谷、シネリーブル池袋ほか全国にて順次公開© Westgate Film Services, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:千原ジュニアがG・クルーニー、ユアンら豪華スター出演作の邦題の名付け親に!
2010年07月07日14日夜、コンペティション外の招待作品『ウォール・ストリート』の公式上映が行われ、監督のオリヴァー・ストーン、マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン、フランク・ランジェラらキャストを始め、ジョージ・ルーカス、マーティン・スコセッシら大物ゲストがレッドカーペットに登場した。本作は、今年のラインナップの中では数少ないハリウッド大作。そのためか、会場のグランド・ルミエール前にはファンがつめ掛け、押すな押すなの大混乱となった。『ウォール・ストリート』は、1987年の『ウォール街』の続編。上映前に行われた会見で、オリヴァー・ストーンは世界的な金融危機にある状態の中で、続編を作ったことについて、「『ウォール街』を発表した当時、資本主義経済は改善されていくだろうと考えていた。しかし20年後の結果は全く逆になり、いまや資本主義が機能しているのかも疑問だ。いまや、大企業の支配階級だけが、金を増やすことができるようになってしまった」と語った。23年ぶりに現代の錬金術師ゴードン・ゲッコーを演じたダグラスは、現在65歳。「年をとると、ハリウッドではいい役を演じる機会が減るのは事実。インディペンデント映画の方が、演じ甲斐があることが多い」と言いつつも、まだまだスター・オーラは健在で、周囲を圧倒していた。(text:Ayako Ishizu)© Kazuko WAKAYAMA第63回カンヌ国際映画祭 現地レポート■関連作品:第63回カンヌ国際映画祭 [映画祭] 2010年5月12日開幕© Brigitte Lacombe – ad design graphiqueウォール・ストリート 2010年、全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:成海璃子カンヌで“最後の”書道パフォーマンスを披露することが決定!【カンヌレポート 01】『ロビン・フッド』で開幕!会見でケイトがR・クロウに質問マイケル・ダグラスの息子に禁固5年の実刑判決マイケル・ダグラス、N.Y.の判事に薬物所持で有罪となった息子の減刑を訴えるキャリー・マリガン『17歳の肖像』インタビューオスカー候補24歳の素顔と成長
2010年05月17日俳優、唐沢寿明とタレントの所ジョージが4月25日(日)、都内スタジオで行われた、日本語吹き替え版での声優を務めるピクサ―の人気CGアニメ映画シリーズ最新作『トイ・ストーリー3』(リー・アンクリッチ監督)の声優発表会見に出席した。少年アンディが可愛がるカウボーイ人形のウッディ(唐沢さん)、スペースヒーロー型トイのバズ・ライトイヤー(所さん)をはじめとするオモチャたちが、子供部屋を飛び出して繰り広げる冒険を描くファミリーアドベンチャー。シリーズ第3弾では、17歳に成長したアンディが大学進学のため家を出ることになった後の、ウッディらの運命を描く物語。この日は、「3」の新キャラクターの声優を務める、オーディションを勝ち抜いた4人がお披露目され、「お豆3兄弟」役の大谷咲葵(おおたにさき・5歳)ちゃん、古口貴子(こぐちたかこ・8歳)ちゃん、松本航輝(まつもとこうき・9歳)くん、「グリーンアーミーメン」役の、綿鍋想(わたなべそう・24歳)さんが登場。所さんは、アフレコに向けて「緊張しなくていいから、ダメならディレクターが『もう1回』って言うから」と力の抜けたアドバイスを送り、4人をなごませた。唐沢さんと所さんは、シリーズ第1作の声優発表会見以来、約14年ぶりの再会となったが、所さんは「仕事の分野が違うからでしょ」とサラリ。唐沢さんは「『トイ・ストーリー』はすごく面白いから続いているんだろうね、思い入れが深い作品です。できれば俺もバス・ライトイヤーをやりたい」と愛着たっぷり。役との共通項について聞かれても、唐沢さんはウッディ&バズのボードのバズを指差して「俺はこういう風になれない、カッコイイ役ができない」と未練を口に。所さんは「(バズは)正義感があるんだかないんだか、分からない。僕もそう。ちゃんとやっているんだか、やっていないんだか」とおどけてみせ、「今回の『3』はすごくいい話。アフレコを丁寧に、ゆっくりやりたいですね」と話していた。『トイ・ストーリー3』は7月10日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© 2008 WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:新キャラクターも登場『トイ・ストーリー3』で声優オーディション開催決定!早くもヒットの予感?『トイ・ストーリー3』前売り券がピクサー最高の売れ行き面白さの秘密は?『カールじいさん』プロデューサーが明かすピクサー映画の作り方【ハリウッドより愛をこめて】『トワイライト』カップル、やっぱり私生活でも交際中?
2010年04月25日塚本晋也監督の最新作『鉄男 THE BULLET MAN』がついに北米に上陸!第1回グリーンプラネット・フィルム・アワードにて、アメリカ映画以外で2010年に最も期待される映画に贈られる「MOST ANTICIPATED INTERNATIONAL FILM of 2010:ACTION FILM」を授与され、4月にニューヨークで開催される第9回トライベッカ映画祭への出品決定も発表された。グリーンプラネット・フィルム・アワードは2009年度に各国の映画祭および映画賞で脚光を浴び、既に世界的な話題を巻き起こした2010年公開作へ贈られる賞で、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、マーティン・スコセッシ、オリバー・ストーンを含む7人の選出委員会が協議の上で選出、ちなみに「MOST ANTICIPATED FILM of 2010」(アメリカ映画で最も期待される作品)は『シャッター アイランド』が受賞した。授賞式に参加した塚本監督は「この映画は、流行の3DもCGもほとんど使っておらず、昔ながらのアナログの方法で撮影しました。CGでは出せない本物の迫力が出せたと思っており、本物の鉄の男が大暴れします。『アバター』とは対極のアナログ映画ですが、体が受けるインパクトは 同じだと観た人には言われます。上映時間は『アバター』の3分の1ですが、観た後の疲労度は『アバター』の3倍は間違いなくあります。どうかみなさん、期待して、体感してください」と挨拶した。『鉄男 THE BULLET MAN』は、20年前に世界に衝撃を与えた塚本監督の代表作『鉄男』を、リメイクとも続編とも違った形で、新たに描いた作品。昨年のヴェネチア国際映画祭でコンペティション部門に出品されるなど、すでに各国の映画祭で大きな話題を呼んでいる。また、この日の授賞式典のもう一つの趣旨となっていたのが「黒澤明生誕100年トリビュート」。塚本監督は「ポスト・アキラ・クロサワ」と紹介され、多くのアメリカの報道陣が訪れる中、黒澤作品への熱い思いを語った。さらに会見では、『鉄男 THE BULLET MAN』が第9回トライベッカ映画祭に出品されることも発表されたが、ロバート・デ・ニーロが創設した映画祭とあって、塚本監督は「デ・ニーロさんが観て、何を感じるかを確認したい」と期待を口にした。また、アジア人俳優に贈られる「MOST OUTSTANDING ASIANS in HOLLYWOOD(ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優)」を真田広之が受賞。チョウ・ユンファ、ジェット・リー、チャン・ツィイー、コン・リー、渡辺謙といった錚々たる顔ぶれを抑え見事、栄誉を手にした真田さんは「自分の功績が、後に続く若い人たちのためになればと思いやってきました。この賞をもらって今後10年頑張れます」と誇らしげに語った。『鉄男 THE BULLET MAN』は5月22日(土)より全国にて公開。なお公開に先駆けて、「塚本大図鑑−SHINYA TSUKAMOTO FILM FESTIVAL 2010」と題して、5月8日(土)から5月21日(金)の2週間にわたり、シアターN渋谷にて塚本監督の過去の全作品の特集上映も開催される。「塚本大図鑑−SHINYA TSUKAMOTO FILM FESTIVAL 2010」■関連作品:鉄男 THE BULLET MAN 2010年5月22日より全国にて公開© TETSUO GROUP 2009■関連記事:マット・デイモン、主演するソダーバーグ監督の新作を携えてヴェネチア映画祭に登場!塚本晋也、深夜のヴェネチアを興奮の渦に「レッドカーペット歩けるのはすごいこと」塚本晋也最新作、ヴェネチア国際映画祭出品決定初コンペ出品の快挙!世界のツカモト、全篇英語で挑んだ21世紀版『鉄男』で“全世界同時”会見
2010年03月29日ジョージ・クルーニーの最新主演作『マイレージ、マイライフ』のロサンゼルス・プレミアが今週月曜(11月30日)、ウエストウッドのマン・ヴィレッジ・シアターで開催され、ジェイソン・ライトマン監督(『JUNO/ジュノ』)や共演者たちとともにジョージ・クルーニーも出席した。企業のリストラ請負人としてアメリカ国内を飛行機で飛び回り、マイレージ1,000万マイル達成が存在証明という主人公を演じたジョージは、恋人でイタリア人モデルのエリザベッタ・カナリスと自身の母親・ニナの2人を連れてレッド・カーペットに登場。3人とも黒ずくめの装いだが、やたらに陽気な笑顔なのが印象的。フォトコールではジョージは共演のヴェラ・ファーミガとも一緒にポーズをとっていた。『ニュームーン/トワイライト・サーガ』のアナ・ケンドリック、ジェイソン・ベイトマンら共演者のほかに、ジョージと仲のいいシンディ・クロフォード&ランディ・ガーバー夫妻、監督の父で、本作ではプロデューサーを務めたアイヴァン・ライトマン、『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督らの姿もあった。(text:Yuki Tominaga)© Globe Photos/AFLO■関連作品:マイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.
2009年12月04日来年3月の第82回アカデミー賞授賞式を前に、同賞の名誉賞授賞式「ガヴァナー・アワード」が14日、ハリウッド&ハイランドのグランド・ボールルームにて開催され、往年のフィルム・ノワールのヒロインとして名を馳せ、いまも活躍中のローレン・バコールらが受賞した。85歳のバコールは『マンハッタン・ラプソディ』で助演女優賞候補になった経験はあるが、オスカー受賞はこれが初めて。デビュー作『脱出』で共演し、後に結婚した故ハンフリー・ボガートについて、「わたしに命を吹き込み、人生を変えてくれた」と話した。この日はボガートとの間にもうけた息子であるスティーヴン・ボガートと、死別後に結婚した元夫の故ジェイソン・ロバーズの息子・サムも母親に付き添って来場していた。ほかに、低予算のB級映画の帝王として知られ、最近はジェイソン・ステイサム主演の『デス・レース』などを手がけるプロデューサー、監督のロジャー・コーマン、『ゴッドファーザー』シリーズや『アニー・ホール』から『カイロの紫のバラ』までのウディ・アレン作品などの撮影を担当したゴードン・ウィリスが名誉賞を受賞した。トム・ハンクス、ジャック・ニコルソン、ウォーレン・ベイティ&アネット・ベニング夫妻、モーガン・フリーマン、スティーヴン・スピルバーグといった錚々たる顔ぶれが600人ほど招待された。例年はアカデミー賞授賞式中に発表される名誉賞が、授賞式本番前に授与されるのは初めてだが、TV生中継もないせいか、会場はリラックス・ムードだったという。(text:Yuki Tominaga)授賞式での一幕。ウォーレン・ベイティやスピルバーグ、ジョージ・ルーカスなど錚々たるメンバーと壇上に立つトム・ハンクス。© Reuters/AFLO■関連作品:デス・レース 2008年11月29日より有楽座ほか全国にて公開© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:意外と運転上手?「デートでも自分が運転したい」アッキーナが車で行きたいのは?バブルの時代再来?ブラザー・コーン「サザン活動休止のいまが復活のチャンス」いま、“死”が爆走する!『デス・レース』試写会に5組10名様をご招待バブルガム・ブラザーズ、コンビ“復活”宣言「一緒にデス・レース戦っていきたい」GTFトーキョーシネマショー2008『デス・レース』試写会に10組20名様をご招待
2009年11月17日開催中の第66回ヴェネチア映画祭は、今年もハリウッド・スターで大賑わい。前日のマット・デイモンに続いて、8日にはジョージ・クルーニーが最新作『The Men Who Stare at Goats』(原題)の上映に、グラント・ヘスロフ監督、共演のユアン・マクレガーと出席した。前日に恋人でイタリア人のタレント、エリザベッタ・カナリスとヘリコプターでヴェネチア入りしたジョージは、先日愛車のドアに挟んで負傷した右手が治らず、包帯でグルグル巻きの痛々しい状態。フォトコールのときはその右手をアピールしておどける一幕もあった。続いて行われた記者会見では、エリザベッタとの結婚は間近かという質問も飛び出したが、ジョージの答えは「I don’t know. What else?(わからない。ほかに?)」。場内に笑いが起きたのは、この「What else?」がジョージの出演中の「ネスプレッソ(カプセルコーヒー)」のCMでのキメ台詞だから。興味本位の質問は煙に巻いたジョージだが、夜にはエリザベッタと2人でレッドカーペットを仲睦まじく歩いていた。(text:Yuki Tominaga)© CATARINA-VANDEVILLE POOL/Gamma/Eyedea/AFLO■関連作品:第66回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]■関連記事:M・ムーアの経済ドキュメンタリーがヴェネチアを席巻!上映後10分間観客総立ちマット・デイモン、主演するソダーバーグ監督の新作を携えてヴェネチア映画祭に登場!ニコラス・ケイジ&エヴァ・メンデス、波紋を呼ぶ一作を引っさげヴェネチア入りM・ムーア、ヴェネチアに殴りこみ!ドキュメンタリー作品初のコンペ部門出品塚本晋也最新作、ヴェネチア国際映画祭出品決定初コンペ出品の快挙!
2009年09月09日例年通り、別荘を所有するイタリアで休暇を過ごす永遠の独身貴族、ジョージ・クルーニーに、新しい恋人が出現!? とゴシップサイトや芸能誌などが一斉に報じている。気になるお相手は、MTVの「TRL/Total Request Live」のイタリア版の司会を務める、サルディニア出身のモデル、エリザベッタ・カナリス。2人は先週、ローマで共通の友人を介して紹介され、先週にはホテル・マジェスティックでのディナーを楽しんでいるのを目撃された。数日後にはイタリア北部のコモ湖にあるジョージの別荘で一緒に過ごしていたというから、なかなかスピーディーな展開。バイクに2人乗りでツーリングを楽しむ姿(写真)や、日曜の夜には別荘から少し離れたミラノで食事をしているのも目撃されている。現在30歳のエリザベッタは女優としても活動していて、『デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?』の続編に出演している。ジョージは来月から新作『A Very Private Gentleman』(原題)の撮影で数か月はイタリアに滞在する予定。交際の進展を追うパパラッチとの攻防が激しくなりそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO
2009年07月30日『六月の蛇』や『ヴィタール』など各国の映画祭で高い評価を得て、国内外に熱狂的なファンを多く持つ鬼才、塚本晋也。その名を知らしめた世界的代表作『鉄男』が、誕生から20年のときを経て、21世紀版として生まれ変わった!そのタイトルは『TETSUO THE BULLET MAN』。極秘裏に製作・撮影が行われた本作が、7月23日(現地時間)、米カリフォルニア州サンディエゴにて開催中の世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」の会場にて“全世界同時”製作発表会見を行った。今年でコミコンが40周年とあって、同日にはジェームズ・キャメロン監督による新作3D映画『アバター』のフッテージ上映も行われ、テリー・ギリアム、ピーター・ジャクソンなどハリウッドの有名監督も多く来場。ほかにも宮崎駿やジョージ・ルーカスなど世界の名だたるクリエイターも集結。そんな中、行われた今回の会見には、全米中から熱狂的な≪TETSUO≫ファンが集結。開演1時間前には200名が並び、350名収容の会場がすぐに満席に。映画の内容がここで初めて明かされたほか、会場でしか見ることが出来ないフッテージ映像が上映され、会場は歓声に包まれた。現地入りした塚本監督がファンからサイン攻めにあう一幕も。本作の舞台は東京。幸せな生活から一変、最愛の息子を謎の男に殺された主人公・アンソニーは、復讐の念に駆られ、怒りに満ちたその体は“鋼鉄の銃器”と化していく――。『鉄男』とその続編『鉄男II/BODY HAMMER』では、製作、監督、脚本、撮影、編集全てを自ら行った塚本監督。その後、ハリウッドで今回の企画が立ち上がり、クエンティン・タランティーノなども製作に名乗りを上げたそうだが、前作同様、監督は一人で全てをこなす手段を選んだ。さらに、海外を視野に入れた全篇英語での撮影に挑んだが、「アメリカ映画としての≪TETSUO≫を模索し続け、やっともう少しで完成というところまで来ました。今回、その最初のお披露目がこのアメリカの、この賑やかなコミコンで行えるということを非常に嬉しく思います」とコメント。作品について「子供のときから親しんできた大好きなハリウッド映画の、ある種典型的なストーリーテリングの形を借りながら、自分の『鉄男』にあった毒のようなものを包み込んでいく作品。アメリカの方にも観ていただける映画を作ったので、何とか北米で早く公開したい」と興奮交じりにアピールした。決して続編ではない、全く新しい≪TETSUO≫として世界に発信していく『TETSUO THE BULLET MAN』。果たして、塚本監督の新たなる代表作となるのか?本作は今夏完成ののち、2010年全国公開予定。■関連作品:TETSUO THE BULLET MAN 2010年、全国にて公開
2009年07月24日