私は、会社の中でも明るく華やかな人たちが多い営業部で働いています。周囲の同僚たちと比べると私は地味かもしれませんが、私なりにみんなと仲良く仕事をしていました。そんなとき、別部署からある女性が異動してきて……。 異動してきた高飛車女その女性社員が異動してきてから、営業部の雰囲気はガラリと変わりました。自分に自信があるのか、高飛車な物言いで周囲を圧倒させる彼女。部長が注意しても、まったく悪びれる様子はありません。しかし、仕事の覚えはあまりよくなく、営業成績はなかなか振るわず……。そのためか、私が営業成績トップになると、あからさまに悪口を言うようになったのです。 「なにその服のセンス。私にまで地味が移るじゃない! あっち行ってよ!」「あんたと同じ空気を吸っていたら、私まで陰気臭くなっちゃう!」と。 彼女とは対照的な性格の私は何も言い返すことができずにいましたが、他の同僚たちは私の味方でいてくれたため、なんとか踏ん張って毎日仕事をしていました。 彼氏ができると…そして数カ月経ったころ。彼女が喜色満面で出勤してきました。営業部一同、彼女には辟易していたので誰もツッコみませんでしたが、彼女はひとり大声で語ります。彼女曰く、有名大学出身で一流企業に勤める超エリート彼氏ができたのだとか。見た目もモデル並だと言います。 周囲への悪口は減ったため、「彼氏の自慢くらいだったらさせておけばいい」と放置していたのですが……。 さらに数カ月後、「私、婚約したんだ!」と、彼女から結婚報告が。私がお祝いの言葉を伝えると……「そういうわけで、私、結婚準備が忙しいから、仕事お願いね」と、なんと彼女の仕事を押し付けられるようになってしまったのです。 「地味女には仕事がお似合い。どうせ彼氏とかもいないし、暇なんだからいいじゃない」「私は寿退社するから、真面目に勤務なんてバカバカしい。あんたはせいぜいこの会社で働いて営業成績を上げなさいよ。頑張ってねぇ~」と遅刻や欠勤も増えるように……。 私や同僚、部長が注意をしても、彼女は聞く耳を持ちません。そして彼女の仕事でしたが、誰かがやらなければ他の部署の方に迷惑がかかってしまいます。仕方なく彼女の仕事を部署内でカバーすることとなってしまいました。 彼女の彼は、まさかの人物だった!そんなある日、「私の結婚相手、紹介します~!」とオフィスに入ってきた彼女。私は彼女の横にいた男性を目にして驚いてしまいました。そして思わず、こう呟いてしまったのです。 「え……。その人、既婚者……」と。そう、彼女の隣にいた男性は、私の学生時代からの親友の夫だったのです! 私に気が付いた彼は、急に挙動不審になりました。 ハッとした私がスマホを取り出し、「あなた、私の親友と結婚してますよね!? どういうことですか? 今、彼女に連絡を取りましょうか?」と言うと、男性は突然逆ギレ。 「俺はこの女にそそのかされたんだ! お、俺が既婚者だってわかっていながら誘惑してきて……。全部この女が悪いんだ!」。しかし同僚女性とは認識が異なっていた様子。「はぁ!? 離婚するって言ってたじゃない! もしかしてまだしてなかったの!?」と大声をあげ、その場が修羅場に……。 最終的に「俺は悪くない!」と叫びながら彼は走り去っていき、彼女は彼を追いかけていきました。修羅場を見せつけられ、逃げる彼と追いかける彼女の後ろ姿を見送り、営業部はなんとも嵐が過ぎ去ったあとのような雰囲気でした。 それぞれのその後翌朝。げっそりした状態の彼女がオフィスに出勤してきました。「休まなかっただけ偉いのかな……」と思っていると、「私……。奥さんに慰謝料を支払わなくちゃいけないの……。だから仕事をしなくちゃ……」とブツブツ言いながら、デスクに向かっていった彼女。 その後、親友にも話を聞くと、どうやら彼女から親友の夫にアタックをしたそうなのですが、そのとき親友の夫は「妻とは離婚するんだ」と言っていたのだとか。しかし実際には離婚はしておらず……今回の出来事に発展。親友は今回の一件が決め手となって、慰謝料をもらい、結果、離婚することになったのだそう。 そして、今も同僚女性は慰謝料支払いのために必死に働いているそうです。……なぜ「そうです」と、伝聞情報なのかというと、あの修羅場のあと、私は妊娠がわかり結婚することに。そして出産に向けて体のことを考え、会社を退社することとなったのです。彼女に「彼氏なんていないでしょ」と言われていましたが、実は付き合っている人がおりその人とゴールイン。会社を辞めて彼女の嫌味でストレスを感じることもなくなり、穏やかに過ごしています。今は、彼女が周囲に迷惑をかけることなく必死に働いて、親友に真摯な対応をしてくれることを願うばかりです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月26日世の中、義母をきらいなお嫁さんがたくさんいるようですが、私は義両親が大好き! しかしどうにもこうにも義姉が苦手です。義姉は自称キャリアウーマンの39歳。「結婚は人生の墓場」が口癖です。結婚に興味がないのか、ただ単に結婚に縁がない義姉の負け惜しみなのか、微妙なところですが……。そんな義姉が突然結婚することになりました。義父が知り合いに頼み込んでお見合いをセッティングした結果、トントン拍子に決まったとのこと。 あの義姉と結婚なんて……一旦どんな相手なのでしょう。急な結婚式40代に突入する前に式を挙げたいという義姉の希望もあり、2カ月後に結婚式を挙げることが決まりました。それ以降「結婚式の準備が忙しい!」が義姉の口癖に。あれだけ結婚に興味はないと言っていたのに信じられません。 しかし2カ月後の2月は、私が住む地域では雪が降る日も珍しくありません。結婚式への夢を膨らませている義姉に、「雪のケースも考えて……」とアドバイスしましたが、まったく響かず……。 「今まで散々私のことを行き遅れだと言ってきたやつを見返すために、最高の式にする!」と燃えている義姉を見ると、不安しかありません。 新郎はノータッチ?結婚式の準備を手伝えと言われて、幾度となく義姉の家を訪ねましたが、気になるのは婚約者。義妹になる私が手伝っているというのにノータッチ。一度も顔を見せません。 そんな婚約者のことを「私の好きにさせてくれる素敵な人」という義姉を信じ、着々と準備を進めていました。 義姉は他にはないガーデンウエディングを計画しているよう。苦手な義姉といえど、結婚式は良いものです。私もドレスを新調し、楽しみにしていました。 前代未聞の結婚式結婚式当日、まさかの大寒波が到来し、朝から猛吹雪です。もちろん日程の変更はできません。寒さに耐えながら結婚式場に行くと、ガーデンウエディングをする気満々の義姉が待っていました。 室内の披露宴会場はありきたりだから嫌なのだとか。極寒の中ウエディングドレスで立っている義姉は、まさにウエディングハイ。寒いという感覚さえ麻痺しているようでした。 厄介だったのはここからで、義姉はゲストにコートを脱ぐように指示。みんながコートを着ていたら写真が映えないからという理由で、雪の降る中ドレス1枚にさせられました。見返すどころか…みんながあまりの寒さに悲鳴をあげる中、1人の男性が叫びました。「もう結婚はやめだ!」声の主は新郎でした。この2カ月、義姉に振り回され続けた結果、前代未聞のスノーウエディングになってしまい、ついに我慢の限界がきたようです。親族を引き連れてさっさと帰ってしまい、それにつられてどんどん招待客も帰ってしまいました。 見返すどころか、後世に語り継がれるような結婚式をした義姉。今後こそ、結婚への興味を失くしたかもしれません。 結婚式は自分が主役になって輝く日でもありますが、これまでお世話になった方や友人たちに、自分の晴れ姿を見てもらう日でもあります。その招待客につらい思いをさせるなんて、いくらなんでもやりすぎでしたね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月26日私は26歳の専業主婦。共通の友人を通して知り合い結婚した夫は、「仕事と家事の両立は大変だろうから」と私に専業主婦になることを勧めてきました。やさしい夫だと思っていたのですが……。「やっぱりうちの嫁はハズレ」上司の前で妻をけなしてばかりある日、夕飯を見た夫は「やっぱりうちの嫁はハズレ……」と言ったのです。 「上司の奥さんは6品以上作るんだって。お前家事サボってるとしか思えないんだけど」と、嫌味を言い続けます。 それからというもの、夕飯のたびに文句を言うようになった夫。ある日、「上司の奥さんがどうやって料理してるのか勉強しろ」と言い、上司夫妻の家に伺うことになりました。 上司夫婦の前でも確かに、上司の奥さんの手料理はどれもおいしい! ただ、夫はそこでも「うちの嫁、料理ダメで」と私をけなしてばかりいます。2人とも苦笑いで空気は最悪……! その夜、上司の奥さんから「大丈夫? 旦那さんとうまくいってない?」とメールが。すべてを打ち明けると、ある提案をしてくれたんです。 「恥を知れ!」上司が夫に激怒!とある日の夕方、夫には内緒で上司夫妻が私の手料理を食べに来てくれました。私の手料理を食べると、2人は「すごいね! どれもとてもおいしい……!」と褒めてくれました。 そこでも嫌味を言い続ける夫に「ところでお前は何を手伝ったんだ? 男が仕事で女が家事なんて、いつの話だ。何もしないのに毎日ご飯が食べられるなんて……恥を知れ!」と怒ってくれたんです! 夫は少しはおとなしくなったものの、またひどい態度に戻り、料理を流しに捨ててしまうことも……。 捨てられ続ける料理を見て、私は我慢の限界に達しました。 傲慢夫の末路「これ。書いて」と私は離婚届を差し出しました。 「俺が家事できないのわかってんだろ!! 明日からどうすればいいんだよ」と夫は大慌て。 私は上司夫妻のアドバイス通り、夫からの暴言を録音してあったので、弁護士を通じて慰謝料を請求することに成功し、離婚成立。結局生活もままならなくなった夫は会社も休みがちになり、最終的に仕事も辞めたのだそう。 妻だからといって、自分の思い通りになると思うと大間違い! ずっと一緒にいる妻だからこそ大切にしないといけませんね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月25日私はOLをしている22歳です。ある日、高校時代の友人から結婚式の招待状が届きました。高校時代の私は地味なタイプだったのですが、招待状をくれた彼女はそんな私にもとてもやさしく、当時は仲がよかったので、結婚式には参加しようと思いました。ところが、彼女は当時から心の中で私のことを見下していたようで……。 久しぶりに話したのに婚約者の自慢ばかり…?ある日、高校時代の友人から結婚式の招待状が届きました。招待状をくれたのは、高校時代に地味なタイプだった私にいつも声をかけてくれた友人です。私は自分のことのようにうれしくなり、久しぶりに彼女と連絡を取ることに。 電話をして「久しぶり! 結婚おめでとう!」と伝えると……彼女の口から出てきたのは「ありがとー! 彼って超イケメンでさ! しかも大企業に勤めてるの!」「結婚式は豪華なホテルでやるのよ! うらやましいでしょ?」と、婚約者の自慢ばかり……。こちらが返事をする間もなく、彼とのラブラブな写真や旅行で泊まったリッチなホテルの写真などを送ってくるので、戸惑ってしまいました。高校時代はこんな子ではなかったので、彼女は変わってしまったのかもしれないと思いました。 しかし、そんな中でも彼女は「今度、高校の同窓会があるから来なよ! 来てくれないと寂しいよー!」と誘ってくれて、私はうれしくなりました。彼女と久々に会って高校時代の話をしたいと思い、私は同窓会に行くことを決めたのです。 同窓会で久々に再会した彼女は別人でした彼女に誘われて高校の同窓会に参加することを決めた私。ただ、他の同級生とはあまり仲がいいわけではなく、会うのは少し緊張します。当日、私は会場に着き、唯一の友だちであった彼女を見つけてホッとしました。するとここで、予想外の展開が待っていました。 同級生のひとりが、チラッと私を見て「うそ? きれいになったね!」と声をかけてくれました。すると彼女は「きれいって言ったの!? あいかわらず地味なオーラ放ってんじゃんこいつ!」とバカにしてきたのです! 唯一の友だちであるはずの彼女からひどい言い方をされ、裏切られたショックであまりに傷ついた私は、同窓会にいても意味がないと思い、お店を出て帰ろうとしました。 すると、さっき話しかけてくれた同級生に呼び止められたのです。「あんな性格だからさ、本当はあの子、高校時代からみんなに嫌われていたんだよ」「あの子が暴言を吐いた理由はなんとなくわかるの」と教えてくれた同級生。「理由ってなに? どうして私は彼女から嫌われてるの?」と尋ねると「私からは話せないからあの子の結婚式に来てほしい! 嫌かもしれないけど絶対に来て!」と同級生は言います。 もともと彼女の結婚式には参加する予定でしたが、ついさっき彼女から暴言を吐かれて、参加する気がすっかり失せてしまっていた私。しかし、同級生から「彼女が暴言を吐いた理由は結婚式に来たらわかるから絶対に来て!」とまで言われると、再考の余地はあります。そこで、結婚式への参列は断ることにして、彼女が式を挙げる結婚式場の前まで行くことにしました。 式場に呼ばれた理由とは?こうして、結婚式には参列しないものの、式場に足を運ぶことにした私。式場の前に着いて同級生に連絡すると、参列者を出迎えている最中だった彼女と結婚相手を連れてきてくれました。 私を見るなり、彼女は勝ち誇った顔で「知人の結婚式は出会いの場でもあるのに、あいかわらず地味な格好ね!」「そんなんだから彼氏もできないのよー!」と、またしても私をバカにしてきます。私は「欠席」で招待状を返したはずです。参列者ではないのはわかっているはずなのですが……。 さらに彼女は、通りすがりの人に「あ! そこのお兄さん! そこのお兄さんも! 誰でもいいから誰かこの地味女もらってあげてー!」と笑いながら声をかけたのです。私は恥ずかしいやら頭にくるやらで、立っているのもやっとでした。するとそのとき、近くに1台の高級車が停まりました。 車から降りてきたのは、端正な顔立ちをした男性。なんとなくどこかで見たことがあるような……。しかし、私にはどうにも思い出せません。すると、彼女は「先輩! 結婚式に来てくれたのね!」とうれしそうに男性に駆け寄ります。 しかし、その男性は彼女には振り向きもせず、私の前でひざまずいて「お迎えに上がりました。ずっと好きでした」と言うではありませんか! 私は事態が飲み込めず、大混乱してしまいました。 婚約者があきれて結婚式は中止に整理するとーーその男性は、高校時代に彼女がフラれたと言っていた先輩でした。どうやら彼女がフラれた理由は、当時の先輩が私に好意を寄せてくれていたからのようです。さらに先輩はその後もずっと私のことを好きでいてくれたようで……。 つまり、今まで散々彼女がけなしてきたのは、私への妬みひがみが理由だったようです。 「先輩! こんな地味女のどこがいいわけ!?」とまくしたてる彼女の肩をガッと掴んだのは、隣でずっと様子を見ていた結婚相手の男性でした。 結婚相手は「そんなにあの男性がいいなら結婚式は中止にするから好きにしろ!」と言い放ちます。中止と聞いて焦ったのか「あの、そういうわけじゃなくて……」と言い訳する彼女でしたが、結婚相手は聞き入れてくれません。彼女は参列者に謝りながらご祝儀を返し、結婚式はそのまま中止となりました。 私が知っているのはここまで。そのあと彼女がどうなったのかはわかりません。 一方の私はというと、先輩のことはうろ覚えだったので、急に告白されても付き合うことなんて考えられず、お友だちの関係から始めることに。話してみると先輩はとても一途で、まっすぐないい人でした。仕事熱心で尊敬できる人とわかり、しばらくして先輩とお付き合いを始めることに。 あのときは最悪な気持ちで式場に向かいましたが、今では私を式場に呼んでくれた同級生にはとても感謝しています。その友人とは今でもとっても仲よしです! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月24日私は夫と4歳の娘と3人暮らしをしている専業主婦です。実は、最近夫のことで悩んでいます……。結婚前まで夫は普通の食欲の持ち主だったのですが、娘が生まれてからというもの、何かにとりつかれているかのようにごはんを食べ続けるのです。 大食い夫が娘と妻の夕飯を奪うある日、私が娘の大好物の唐揚げを夕飯に出すと、夫は自分の分をあっという間にたいらげ、なんと娘や私の唐揚げまで横取りして食べてしまいました。 私たちがいくら止めても聞く耳を持たず、「だって足りないんだよ! ご飯も全部食べてやる!」と炊飯器のご飯もすべて食べてしまったのです。 唖然としている私たちを置いて、夫はそのままお風呂へ。何度も「娘の分や非常食まで食べないで」とお願いしているのですが、全然伝わりません。また別の日には、娘のお誕生日のために用意していたホールケーキを、一人で食べてしまい、さすがに怒りを通り越し呆れてしまいました。 どこか悪いの?度を超えた夫の食欲を見て、「いくら食べてもお腹がいっぱいにならないなんて、どこか悪いんじゃ……?」と聞いてみました。 すると、「腹が減るのは健康な証拠だろ!? 病人扱いするな!」と激怒。さらに、「お前たちが困っているのを見るのが面白くてやっただけだよ」と信じられない発言をしたのです。 自己中夫のありえない言い分夫の言い分を聞いてみると、「嫌がっているのを見るのが面白かった」「俺が働いた金で買った食料だから、簡単にお前らに食べさせたくないっていうのもあったし」と自分勝手な発言……! 私たちに意地悪をしたかっただけだと分かり、我慢の限界に!妻と娘に意地悪して喜ぶような夫は要りません。私は娘と家を出ることにしました。 夫と離れて気づいたこと離婚したいと伝えると夫は「こんなことで!?」と驚いた様子。慌てて謝罪しましたが、家族を大切にできない人を許すはずがありません。 離婚後、私たちは夫に食べ物を奪われることなく、食べたいものを食べたいだけ食べられる、平穏な暮らしが戻ってきました。 家族であるからには、相手を困らせるのではなく、喜ぶ顔を見られるように行動したいものですね。これからは娘と2人、お互いを思いやりながら生きていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月24日4月から幼稚園生活がスタートします。娘はバス通園。同じバス停のママと仲良くなれるかドキドキしていました。幸い同じバス停のママはいい人ばかりでしたが、ただひとり、リオナちゃんのママ・モモカさんは少し苦手です。しかし始まったばかりの幼稚園生活。波風はたてたくないので、心のシャッターは閉めたまま、表面上仲良くしています。厚かましい頼み事モモカさんは少し遠慮が足りない人で、なんでも質問攻め。「お洋服かわいい! どこで買ってるの?」「通園バッグ、おしゃれなデザインで素敵ね」と持ち物チェックにも余念がありません。 実はモモカさんが褒めてくれる娘の持ち物は、どれも私のハンドメイドです。趣味の範囲ではありますが、ここまで褒められたら、私もまんざらではありません。 しかしモモカさんは、私の心のシャッターが開きかけた瞬間を見逃しません。「同じデザインのバッグ、うちの娘にもお願いね♡」と頼んできました。 強引すぎる…私のハンドメイドはあくまでも自宅で使う程度のレベルで、他人様に渡せるようなものではありません。丁重に断りましたが「少しくらいは我慢するから!」と若干失礼な発言をしつつ、諦める様子を見せません。 モモカさんは、私がOKしていないのに、リオナちゃんに「お揃いのバッグ作ってくれるって〜」と告げてしまいました。それからというもの、顔を合わせるたびに催促されます。私がスルーしていると「いつになったら作るの? リオナがかわいそうでしょ!」とまで言い出す始末。見かねた他のママが間に入って止めてくれましたが「暇な専業主婦のくせに意地悪」と捨て台詞を吐かれてしまいました。 クレクレママ孤立それからもモモカさんは相変わらずで、だんだんと幼稚園の送迎がつらくなってしまいました。ついに限界を迎えた私は、ひとつ前のバス停から乗りたいと幼稚園に相談し、モモカさんを避けることにしました。 これまでより少し歩かねばなりませんが、モモカさんに会うストレスに比べれば100倍マシです。 私がいなくなったバス停では、モモカさんは別のママにターゲットを変えたよう。耐えきれなくなったママたちが次々とバス停を移動し、1学期の終わりにはモモカさん親子だけになってしまいました。ママの代わりに…2学期が始まってしばらくして、幼稚園の行事に出かけると、同じバス停だったママたちに会いました。もともとはとても楽しく過ごしていた私たち。久しぶりに集まったので、話は尽きません。 するとそこにリオナちゃんがやってきて言いました。「みんなこれからもバス停に戻ってきてくれないの?」小さな目には涙が溜まっています。たしかにリオナちゃんにはなんの罪もありません。リオナちゃんは「ママはきっとみんなに嫌なことを言っている……。私が代わりに謝るから、許してほしい」と言いました。そんな姿を見ると心が痛みます。 それだけ言ってリオナちゃんは教室に戻っていきました。私たちは何も返すことができないまま……。 しかしその日の帰り道、モモカさんが私たちのところにやってきて謝ってくれたのです。どうやらリオナちゃんが謝っている姿を離れたところで見ていたよう。ひどくショックを受けたようで、本当に反省していました。 私たちはもとのバス停に戻ることにしました。今日もみんなで子どもたちが楽しそうにバスに乗って行く姿、そして元気いっぱいで帰ってくる姿をほほえましく眺めています。 ママたちのいざこざによって子どもが傷つくのは、切ない気持ちになりますね。非常識な振る舞いの代償は子どもにもふりかかるということをしっかり自覚してほしいものです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月24日私は65歳の主婦。数年前、夫に先立たれてから、マンションで一人暮らしをしています。今はパートを続けながら、英会話に通ったり友だちと遊んだり、思いきり趣味を楽しんでいたのですが……。私には35歳の息子がいます。息子は子どものころから少しずる賢いところがあったのですが、昨年結婚してからますますその傾向が強くなってしまった様子。もうすぐ孫が生まれると連絡があったのですが……。 息子夫婦が突然家に来て先日、私が家でのんびり過ごしていたら、息子夫婦が急に訪ねてきました。「母さん、相談があるんだ」と言うので聞いてみると、「子どもが生まれることだし、同居しようよ!」と言ってきたのです。「母さんももう年だしさ、一緒にいた方が何かと便利だし安心だろ?」と、心配してくれているのかと思いきや…… 同居を提案してきたワケ「子どもが生まれたら、孫の面倒見させてあげるよ! 母さんの分の生活費、月10万円振り込んでね」と話し始めたのです。 息子の妻も、「同居してあげるから家事は全部やってくださいね。私、お義母さんの孫を生んであげるんですよ!」と、私のことを心配している様子はありません。 そして2人は、私の返事も聞かずに「じゃ、引っ越しの準備があるから!」と帰ってしまいました。 やっぱり同居は無理!それから考えたものの、私が家政婦のようにこき使われるのが明白。私は同居しないことに決めました。数日後、同居の話を断るために息子夫婦を呼び出すと、「もう引っ越しの手続きをしたから無理!」と聞く耳を持ちません。 同居すると一度も返事していないのに、想像していなかったスピードで同居を強行されたことに私は憤慨! 「いろいろ考えたけど、同居は無理」とはっきりと伝えました。 同居話を提案したワケすると、2人は「母さんに家のことを全部やってもらおうと思っていたのに!」「これから先、私たちが困るのが目に見えているのに……もしかしてこれって嫁いびり?」と大騒ぎ。 挙句の果てに、「どうせ将来的には同居することになるんでしょ? 今私たちにひどいことを言うなら、将来追い出してもいいんですよ?」と意味不明な脅しまでしてきました。 もちろん、私は将来こんな2人にお世話になるつもりもありません。「あなたたちは、もうすぐ親になるのだから、ずるいことばかり考えず、これからはしっかりと自分たちの力で生きていくように」と伝え、帰ってもらいました。 息子夫婦の傲慢な同居の提案話には甚だ驚きました。自分たちのメリットのことしか考えていないような人たちと一緒に暮らすなんて無理な話です。今後も適度な距離感を持って接していきたと思った出来事でした。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月23日はやりのものは選ばず、ファッションに保守的な私。そのため、いつも同じようなコーディネートになってしまいます。そんな私のファッションの悩みに関する体験談です。着回し可&目を引かないものをセレクト私は服を選ぶときには、まず第一に奇抜ではないことを重視しています。前もってファッション雑誌などを見て、着回しができそうなもの、かつ変に目を引かないようなデザインや色のものを選んでいます。今年だけのはやりで、おそらく来年は着られないであろうというものは選びません。モノトーンやベージュ系ばかりに無難なものばかり選んでしまうので、気付くとクローゼットの中のものがモノトーンやベージュ系の色であふれてしまっています。モノトーンやベージュだと色みがなく暗いコーディネートになってしまうので、差し色で多少の明るさは出しようにはしています。ですが、どうしても毎回似たようなコーディネートになりがちです。周りの人からは、私がいつも「同じ服」を着ていると思われるのではないかと、心配になることがあります。マネキン全身コーデを買うことも私はファッションセンスもなく、コーディネートに変化を出すこともなかなかできません。でも、いつも同じ服を着ていると思われないようにはしたいもの。そのため、おしゃれ対策として時折アパレルのお店でマネキンの全身コーディネートをそのまま買うこともあります。まとめ私はファッションの冒険ができないため、いつも似たり寄ったりなコーディネートになりがちです。あまりに見た目に変化がないので、マネキンの全身コーデの購入に加えて、今はたとえ一過性の流行のものでも価格の安い服を選んで頑張っておしゃれをしてみようと思っています。(40代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月23日私は30歳の主婦。娘が幼稚園に行き始めたタイミングで、パートを始めました。今日は幼稚園での初めての保護者会。「気が合うママ友ができたらいいな」と楽しみにしていたのですが……。保護者会で「庶民ばっかり〜!」保護者会では、まず自己紹介をすることになりました。 するとブランド物の服で着飾ったセレブママが、「夫は日本一の難関大学卒の大手企業エリートサラリーマンです。私は専業主婦をできていますし、息子にもめいっぱい教育費をかけてやりたいと思っています」と、自己紹介ではなく自慢話を始めました。 そして他のママが自己紹介を始めると、夫の学歴・仕事・車の車種や中学受験の予定までプライベートを根掘り葉掘り聞いてきます。 そして私の番になり、私がパートで働いていて幼稚園まで自転車送迎していることを伝えると、「庶民ばっかり〜!」と怒りだしたのです。 傲慢なセレブママたち保護者会が終わってからというもの、セレブママは自転車送迎のママへは挨拶もしてくれなくなりました。しかも、お金持ちのセレブママに憧れを抱いている人もいるようで、高級車送迎のママたちは自転車送迎のママを無視するようになっていったのです。 もう、我慢できません……! 自転車VS高級車! 果たしてその結末は!?数日後に予定されている幼稚園の遠足では、集合場所まで親の送り迎えが必要です。そこで集合場所まで自転車と車、どちらが早く着くか競争して決着をつけることになりました。 そして遠足当日。「自転車は貧乏人にお似合いの乗り物ね」と最初は車で走り去るセレブママでしたが、「一方通行!? 全然進まないじゃない!」と自転車勢に抜かされることに。 セレブママの末路結局、住宅地の細道でカーブを曲がり切れず、民家の塀に激突したセレブママの車は大きくへこんでしまいました。 その後、セレブママは夫に車を取り上げられたそうで、自転車で登園するようになりました。幼稚園の送迎手段に優劣なんてありません。親同士が競争や争いなんてせず、協力して幼稚園生活が送れるといいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月23日夫と結婚して1年、そろそろ子どもが欲しいと思っていたときのこと。夫は会社の健康診断に引っかかり、精密検査を受けることになりました。検査入院中、暇だろうと思って面会に行くと、夫はなんだか深刻そうな顔をしています。病室に入ると、夫は覚悟を決めたように言いました。「余命3年だって……。別れよう」思いもよらぬ言葉に、私は言葉を失ってしまいました。妻の決意夫は私に病気のことを詳しく話してくれました。話を聞き終えた私は腹を括り、ある提案したのです。 「そっか! じゃあ子ども作ろう!」 それを聞いて、夫はびっくり。もうすぐいなくなる自分と子どもを作っても、つらい思いをするだろうと言いました。 しかし私の決意は揺らぎません。1年ほどの結婚生活でしたが、夫のことは理解しているつもりです。責任感が強い彼なら、子どものために意地でも生きようとするはず。私はなんとか彼を説得し、妊活をスタート。幸い、すぐに妊娠が叶いました。 地獄の日々がスタート私の妊娠と同時に夫の治療がスタート。治療は壮絶で、覚悟はしていたものの地獄のような日々でした。副作用に苦しむ姿を見ると、何度も「やめてもいい」と声をかけたくなります。しかし夫は、だんだん大きくなるおなかを見ながら、頑張ると言ってくれました。 「別れよう」と言われたとき、夫はすべてを諦めたような表情をしていましたが、今は違います。私と子どものために、夫はつらい治療に耐え抜いてくれて、ついに私は元気な男の子を出産しました。余命3年、その後…余命と言われていた3年が経ち、息子は元気いっぱいに成長しました。そして、毎朝息子が駆け寄る先には、夫がいます。夫の生きようとする力はすさまじく、医師も驚くほどのバイタリティを見せてくれました。 今も治療は続いていますが、あのとき私と別れていたら、きっと治療に耐えられなかったと夫は言います。これは私の作戦勝ち! 夫なら、きっと病気を克服してくれると信じています。 突然の余命宣告に、さぞ動揺したことでしょう。そんな中見せた妻の覚悟や強さに、夫も支えられたはずです。病気が治るように、応援せずにはいられませんね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月22日私は25歳の会社員。先日、高校の同級生だった彼と結婚したばかりです。今は結婚式の準備で大忙しなのですが……。2人の恩師を式に招待したいと私が提案すると「えっ、先生は忙しいだろ!?」と明らかに動揺している夫。何だか怪しい……。私はこっそり先生にも招待状を発送することにしました。 先生の娘と交際発覚!数日後、「あなた、彼と結婚するって本当!? 私は認めないわ!」と先生から電話が! みんなで一度話し合うことに。もちろん、夫は誰が来るのか知らない状態です。レストランの個室にいた先生を見るなり、夫は「な、なんでここに!?」と大慌て! 話を聞いてみると、夫は私に「家を追い出された」と嘘をついて、数年前から先生の家に行き、先生の娘と真剣交際しているフリをしていたとのこと! その上、引っ越し費・就職活動費・ご祝儀代などことあるごとにお金をもらっていたことが発覚! 「お金のために利用したの!?」と、先生に詰め寄られた夫は、「ち、違うよ! 俺は2人とも愛していたんだ!」とサイテーなことばかり。 キャンセル料と慰謝料請求。その上、事情聴取まで……!夫の話を聞いた私は「慰謝料を請求し離婚する」とはっきりと宣言!先生も、「あなたのことは教え子ではなく、詐欺師として訴えさせてもらいます!」と警察に相談することにしました。 結局、夫は式のキャンセル料や慰謝料を払い、事情聴取を受けることに。その上、職場にもいづらくなり自主退職したそうです。 恋に夢中の乙女をたぶらかして騙そうとしても、結局全部自分に返ってくるんですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月21日私には、結婚を前提にお付き合いをしている男性がいます。けれども、付き合い始めて5年が経ってもなかなか進展がありません。それどころか、真剣に話し合いたい私に対し、彼はヘラヘラとした態度で接するのです。私は、そんな彼についに嫌気がさしてしまって……。 結婚を前提としたお付き合いなのに…私には付き合って5年になる彼氏がいます。彼とは結婚を前提にお付き合いをしていて、3年前からは同棲生活を開始しましたが、未だに結婚が決まらないままズルズルと付き合っている状況です。 結婚の話がまったく進展しないのは不安で仕方ありません。そのため、これまでに私から何度か結婚の話を持ちかけたこともありました。けれども、彼はいつもはぐらかしてばかりで……そのうち、私たちの間で結婚話はすっかりタブー扱いになってしまったのです。 しかし私はそんな状況でも諦めきれず、30歳という節目を迎えた今、思いきって彼に結婚話を切り出すことに。「私と結婚したいと思ってる?」と、前置きなしに質問をしてみたのでした。 結婚に対する価値観がまったく違う!しばらく結婚話をしていなかったこともあり、私から突然の質問が飛んできて、彼はとても驚いていました。彼の返事を待つことなく、私は「もう付き合い始めて5年、同棲して3年が経ってお互いのこともわかってきたし……そろそろ結婚したいな」と自分の意思を伝えました。 すると、彼から出た言葉は「まだ結婚するタイミングじゃないでしょ」というものでした。しかも、彼はヘラヘラしながら「俺がプロポーズするまでおとなしく待ってろよw 30歳になっておばさんの自覚が芽生えて焦り始めたのか?」と言ってきたのです。 彼がプロポーズしてくれるのは、下手したら10年どころか20年後になるかもしれないーー。彼とは結婚に対する価値観が合わないし、こんなにもバカにされて許せるわけがないーー! 彼との会話でそう感じた私は、一気に彼への気持ちが冷めてしまいました。 この日をきっかけに、私は彼との同棲を解消し、そのまま関係を終わらせる覚悟を固めました。そして、別れ話をしたらすぐに家を出られるよう、彼に内緒でこっそりと荷物をまとめる準備を始めたのです。 遅すぎるプロポーズの返事はもちろんNO!それから1カ月経ったころに進展が。なんと彼が「おばさん喜べ! 結婚してやるw これが欲しかったんだろ?」と婚姻届を持ってきたのです。けれども、私にはもう彼と結婚したい気持ちはありません。「あなたと結婚する気はもうなくなったの」とはっきり伝えました。 すると、彼は私が拒絶すると思っていなかったようで、見るからにアタフタしています。どうやら彼は上司から「昇格するためにはきちんと家族を持って、生活力があることや支えてくれる存在がいることをアピールしなきゃダメだ」と言われたようで、昇格のために私と結婚する決意を固めたことがわかりました。 「結婚すべきタイミングは今なんだよ!」と訴えかけてきた彼。しかし、私は再び「あなたと結婚する気はなくなりました」と拒絶。すると、彼は「もういいよ!!」と怒鳴り、婚姻届を手に持ったまま家を飛び出していきました。 それから3時間後。帰ってきた彼の手にはなぜか花束が! どうやら彼はまだ私との結婚を諦めていないようで、花束を持ってプロポーズをしたら、きっと私が感動するだろうと思ったのでしょう。しかしそれでも私の心は動かず、「何を今さら……」と思ったのでした。 ついに準備が整い…彼との関係を精算!その後も、すでに彼への好意は消えていたものの、私は「ある理由」があって彼との同棲生活を続けていました。 そんななか、彼から頻繁にプロポーズされる日々が続きます。指輪を差し出されたり、熱烈なラブレターを手渡されたりしましたが、それでも私は断り続けました。 そして、ようやく準備が整ったある日のこと。彼に「あなたと別れてこの家を出ていきます」と宣言したのです。 突然の別れ話に、彼は驚きを隠せずに「なんで!?」と慌てふためいています。そこで、私は『浮気の証拠を入れた封筒』を彼に突きつけました。実は家を出る準備をしていた最中に、彼宛ての女性からの手紙をたまたま見つけ、彼が浮気をしていることに気づいたのです。 浮気の証拠を集め終わるまでは絶対に逃さないと思い、受け入れるはずのない彼からのプロポーズ三昧の日々にひたすら耐えていたのでした。 何もかもがバレた彼の末路「どうして今まで結婚を渋っていたのかようやくわかったわ。結婚したら他の女性と遊べないって思ったんでしょ?」「2人の女性と並行して付き合っておくことで、いずれどちらかの女性と結婚できたらいいやって思ってたんでしょ?」という私の発言が図星だったのか、「そんなこと……」と、しどろもどろになる彼。 そして、彼から浮気相手とのなれそめや関係について聞くうちに、彼が浮気相手にもプロポーズをしていたことが発覚しました。こんなにも不誠実な人間は救いようがありません。「浮気相手と縁を切るから! 俺の出世のためにも今すぐ結婚してくれぇぇ!!」と懇願する彼を無視し、私は3年ほど彼と住み続けた家をあとにしたのでした。 後日。噂によると彼の不貞行為は会社にバレてしまい、彼は出世もできず肩身の狭い思いをしているそうです。浮気相手ともうまくいかず、結局は別れてしまったのだとか。 一方の私はしばらく恋愛はお休み。今は心を落ち着かせるために実家に帰り、独身の自由気ままな生活を楽しんでいます! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月21日私が交際・同棲をしていた彼は、朗らかで話じょうずな人。営業職に就いており、会社でも成績優秀な彼に触発されて私も仕事を頑張ってきました。「お互いに刺激し合えるいい関係」で、このまま結婚するだろうと私は思っていたのですが……。 彼から突然「話がある」ある日、彼から「別れてほしい」と切り出されました。あまりにも突然のことに私がビックリしていると、彼は「前から考えていたけれど、やっぱり俺たちは合わないと思う」と言うのです。そして、続く彼の言葉に私は大きなショックを受けてしまいました。 「出世コースまっしぐらな俺に、お前じゃ釣り合わないよね。エリートの俺には、もっと美人で料理がじょうずで、学歴もあるのに将来は喜んで専業主婦になってくれる、控えめで包容力のある女性が似合うと思うんだよ」。 やたら具体的な理想像。ショックを受けるのと同時に、「もしかしたら、当てはまる相手がすでにいるとか……」とも勘づいてしまいました。私からそちらの人に乗り換えたいから別れを切り出したのではないかと。そう思うと、私の中で彼への気持ちが一気に冷めていき……私は彼からの別れ話を了承することにしたのです。 まさかの再会!とはいえ、彼とは結婚も考えていたため、さすがに数日は落ち込みました。しかし、「いつまでも落ち込んではいられない」と気持ちを切り替え、その後は以前より仕事に打ち込むように。亭主関白・内助の功をまくしたてていた男とは、結婚したとしても価値観が合わなかったに違いありません。私は、一生懸命仕事をする自分を認めてくれる人と出会えるよう、がむしゃらに働きました。 そして彼と別れてから5年が過ぎたある日。行きつけの定食屋さんで食事をしていると、急に男性から声をかけられました。見ると……なんとあの元彼だったのです。 元彼は金色に輝くネックレス、高級ブランドのロゴが大きくついたシャツを着て羽振りがいい様子がわかりました。そして元彼は私を頭の先から足元まで見ると……「相変わらずパッとしねぇな」と笑ったのです。そして、「そっちの人は、もしかしてお前の今の彼氏?」と、私の隣にいた人のことを聞いてきました。 そう、私の隣で食事をしていたのは、今お付き合いしている彼氏。この日は、私たちが大好きな定食屋でのランチデートをしていたのです。元彼の嫌な視線に、「関わりたくない」とは思いつつも、隠すことでもないと感じ「そう。今お付き合いしている彼氏です」と紹介すると……。 元彼のマウントにあ然元彼は「こんな貧乏人っぽい格好してんのが今の彼氏かぁ! 俺にフラれてヤケになったか? こんなボロい定食屋でデートなんてどれだけ低収入なんだか。逆にお似合いか」「ま、俺は、一流企業に転職予定。給料も今の倍以上になるけどな!」と大きな声で笑い始めたのです。 「ちなみに転職先はA社だ! 中途採用をしているって聞いてさ、応募したらなんと採用されちゃって! 俺の営業能力が認められたんだな。美人でおとなしい今の彼女とは婚約したし、言うことなしだよ」。 元彼の言葉に、私たちは「(ん? A社?)」と顔を見合わせました。そんなことを気にせず、元彼はまだひとりで高らかと自慢をし続けます。「お前、元彼がA社勤めだなんてくやしいだろ~? 残念だったな! まあお前たちは低レベル同士、仲良くやってくれよ」と。 延々と私たちを見下す発言をし続ける元彼。すると、今お付き合いしている彼氏が口を開きました。 今彼の正体は…「あの、僕が誰かわかりませんか?」と。口調は穏やかですが、まあまあ怒っている様子が感じとれました。そして……「僕は、そのA社の社長を務めています。わが社の中途採用に応募してくれてありがとう」と、彼は自身の正体を明かしたのです。 「あなたの営業能力は素晴らしいのかもしれない。でも、人を見かけで判断して貧乏人だなんだと見下すような人材を採用していたとは……。これからは人事部の教育も徹底しないとな」。彼氏の告白に、元彼はポカンとした表情を浮かべています。あれだけ自慢していたくせに、元彼は転職先の社長の顔も知らなかった様子……。正直、呆れてしまいます。 そして、私も言ってやりました。「私、今A社で働いているの。くだらない男にフラれて落ち込んでいるより、仕事を頑張ろうと思って。そうしたら、彼と出会ったの」と。 思わぬ結末が?何も言えなくなっている元彼。そんな元彼に、彼氏が「わが社では人間性から厳しく鍛えさせてもらわないとダメかな」と言うと、ようやく状況を理解したのか、突然うろたえはじめました。 そして、「俺は……。とんでもないことを……」と真っ青になってうなだれ、とぼとぼと店を去っていったのです。私たちはホッと胸を撫でおろし、お店の人に迷惑をかけてしまったことを謝罪。その後、引き続きおいしく食事をいただきました。 後から聞いた話ですが、なんと元彼は内定を辞退したそう。私たちに合わせる顔がなかったのかもしれません。 そして、私たちはと言うと……。私は彼からプロポーズを受けました。もちろん、私が望むなら結婚後も仕事をバリバリ頑張ってほしいと彼は言ってくれました。価値観が合う彼と一緒なら、キャリアを磨きつつ、素敵な家庭を築いていけるなと、今は幸せな気持ちでいっぱいです! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月20日子どもが生まれて以来、ワンオペで育児をしていたこともあり、ずっと行けずにいた美容院。夫の仕事が落ち着いたこともあり、久しぶりにヘアカットに行けることになりました。髪の毛はのびっぱなしでボサボサ。ケアをする余裕もなかったのでボロボロです。せっかくなので都会のおしゃれなサロンに行ってみたいと考えて、人気の美容院を予約しました。産後初めての美容院都会の美容院はまるでお城のよう! シャンデリアが飾られ、イスもふわふわです。久しぶりの美容院ということもあり、ワクワクしつつも少し緊張していると、アシスタントと思われる女性が数冊のヘアカタログを渡してくれました。 ふんわりボブにハンサムショート、前下がりボブ……どれもかわいくて迷ってしまいます。どんなスタイルが似合うかわからないので、美容師さんにお任せすることにしました。 しばらくして、私を担当してくれる美容師のお兄さんがやってきました。タカシと名乗るその男性は、SNSのフォロワー数も多いカリスマ美容師なのだそう。そんな人に切ってもらえると思うと、とても楽しみでした。 失礼な美容師しかし鏡越しに私を見たタカシは、なんだか浮かない表情を見せます。「どんな感じにしたいの……?」と、明らかに低いテンションで聞いてきたので、私は「オシャレにしてください!」と言いました。 するとタカシは、鼻で笑って言いました。「元がダサいから、無理じゃね?」 悲しい気持ちになったけれど、夫に子どものお世話をお願いして作った貴重な時間なので、今日を逃すわけにはいきません。なんとか髪型を決めました。 シャンプーをして席に戻ってきても、タカシは他の席でカラーをしている若い女の子との会話に夢中。私の席には手が空いたわずかな隙にやってきて、髪を切っているようです。 それでもなんとかカットが終了。しかし仕上がりを見てびっくり! のばしっぱなしだった状態よりも酷い頭をしていました。 思わぬ出会い「もっと今時な感じになりませんか?」と言ってみるも、タカシは「あなたの顔や骨格ではこれが限界ですね」と笑って、直そうとしてくれません。 鏡を見て言葉を失っている私。すると隣に座っていた男性が声をかけてくれました。「悪いのはあなたじゃなくて、あの美容師の腕だから」そう言って男性は立ち上がり、タカシのハサミを拝借し、私の髪の毛を切り始めました。 男性はとんでもない速さでハサミを操りながら「僕も美容師をしていて、空いた時間で他の店舗の接客やサービスを勉強しているんです」と話してくれました。 鏡越しに顔を確認した私はビックリ! なんと大人気インフルエンサー美容師だったのです。フォロワー数はタカシの比ではありません。子育てのリフレッシュあっという間にカットが終了。想像を超えるおしゃれな髪型に感動してしまいました。 男性は「キミはイチから学び直したほうがいいかもね。技術も接客も」とタカシに言い、颯爽と帰っていきました。タカシは悔しそう……。受付で待っていたお客さんは一部始終を見ていたようで、予約を取り消して帰っているようでした。 家に帰ると、夫も大絶賛! 私にとっても子育ての良いリフレッシュになりました。 そして夫に一部始終を話したところ、そんなふうに馬鹿にされるほど美容院に行く機会を作れなかったことを謝られてしまいました。これからは定期的に私ひとりの時間を作ってくれると約束したので、今日助けてくれた男性の働く美容院に通うつもりです。 子育てをしていると、なかなかひとりの時間がとりにくくなってしまうもの。せっかくのひとり時間は、子育てや仕事、家事をこれからも頑張ろうと思えるくらいリフレッシュできる時間にしたいと思うはずです。嫌な思いはしましたが、素敵な美容師さんに出会えてよかったですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月20日私は29歳の会社員。夫はもともと取引先の社員で、現在は義母と3人で暮らしています。良い職場環境で働いていたのですが、21歳のある新入社員が入ってきて、憂鬱な毎日が始まりました……。この新入社員の女の後輩はとにかくサボり癖がひどく、仕事中も化粧直しやネットショッピングばかり。注意しても聞く耳を持ちません。 「早く旦那さんと離婚して譲ってもらえます?」そんなある日、夫が仕事場に現れ部長と話をしていると「誰あれ!? 超イケ~メン♡」と後輩が大騒ぎ! 私の夫だと伝えると、「全然釣り合わないから、早く旦那さんと離婚して、譲ってもらえます?」なんて失礼なことを言う始末。 親友の元カレの浮気相手も!?仕事終わりに、親友に愚痴をこぼしていると、「私の元カレが浮気してた女も同じ名前だったなぁ」と言って写真を見せてきました。 すると、まさかの同一人物! 世間は狭いものですね……。 夫婦は離婚、別々の道へ……しばらくたったある日、夫が仕事場に現れました。実は私たちは離婚を決めており、部長に離婚のことを伝えました。 その話を立ち聞きしていた後輩はガッツポーズ!「じゃあ、私と結婚してよ~♡」と言い始めたのです。 そしてこの後輩は元夫にアプローチし、すぐに2人は再婚。後輩は会社を辞めて、家事に専念することにしたそうです。 その後、ボロボロの後輩が現れて……!?ある日、私が仕事を終えて会社を出ると、髪はボサボサで服はヨレヨレ、げっそりと痩せた後輩が「た、助けてください!」と現れました。どうやら毎日義母にいびられまくり、夫がまったく助けてくれないそう。 実は、私たちの離婚原因も義母だったので、こうなることは予想通り。後悔して泣き叫ぶ後輩でしたが、もう時すでに遅し。結婚相手は顔だけでなく、性格や親族もよく知ったうえで選んだ方が良さそうですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月19日私の職場は自然に囲まれた幼稚園です。元気いっぱいの子どもたちに囲まれて、幼稚園教諭として働いています。そんな私も家に帰れば3歳の男の子のママ。仕事と家庭の両立は大変ですが、職場にはたくさんのママがいるので、助け合いながら頑張っていました。とある夕方、私は同僚ママ・ユキエさんの家のインターホンを押しました。私の職場では、どうしても仕事が終わらないときは、互いに子どもを預けあっています。厄介な若夫婦今日もにこやかに出迎えてくれたユキエさん。子どもたちは遊んでいる最中ということで、家にあがらせてもらい、少しの間おしゃべりを楽しんでいました。 しばらくすると、インターホンが鳴りました。その音に、肩をビクッとさせるユキエさん。「出ないの?」と聞くと、シーっと人差し指を口に当て、そっとモニターを確認してから深いため息。後ろから画面をのぞき込むと、若い男女が立っています。 若い男女は「車停まってるのにおかしいな……マヨネーズ貰おうと思ってたのに」と言って去っていきます。2人はユキエさんのお隣に最近引っ越して来た若い夫婦とのこと。 引っ越し初日に挨拶に来て以来、こうして夕方になると何かしらを貰いにくるのだとか。なんだか厄介そうな夫婦です。 うちにもよこせ!翌日、私が幼稚園の畑で作業をしていると、例の若夫婦にバッタリ。「わあ! たくさんお野菜ありますね! 少し分けてもらえませんか?」と、畑で育っているジャガイモを欲しそうにしています。 しかしここは幼稚園の畑。私が判断できることではありません。お裾分けを断ると、若夫婦は「ケチ!」と吐き捨て去っていきました。 それから数日後。農業を営んでいる実家の両親からたくさんの野菜が届いたので、私はユキエさんにお裾分けをすることにしました。たくさんの野菜を抱えて歩いていると、そこに例の夫婦が現れて「やっぱり野菜をあげられないなんて嘘だったんだ! タダで貰えるじゃない! うちにもよこせ!」と叫びます。 私がやんわり断ると「じゃあ自分で貰うから!」と去っていきました。なんだか嫌な予感しかしません。 ジャガイモがない!それから数日、その日は職場の幼稚園で芋掘りをする日です。掘り起こしたジャガイモでじゃがバターパーティーをすることになっています。楽しみにしている子どもたちを連れて畑へ行くと、なんだか様子がいつもと違います。 慌てて近寄ってみると、なんとほぼすべての芋が掘り起こされているではありませんか。どれだけ掘っても何も採れず、子どもたちは泣き始めてしまいました。幼稚園の畑には、動物被害の対策としてカメラを設置しています。泣いている子どもたちをなだめて幼稚園に戻り、映像を確認することにしました。すると、予想通り犯人はあの若夫婦でした。 若夫婦の家を訪ねると、あっさり罪を認め「野菜なんていくらでも育つのだから分けてくれてもいいだろう」と開き直ります。そんな態度に呆れつつも、この畑は幼稚園のもので、私はお世話を任されているだけだと説明しました。園長のカミナリが!すると「幼稚園のもの……?」と2人は顔面蒼白に。そこに園長も登場して「そういうことだ! なんてことしてくれたんだ、オマエたちは」と、2人を叱り飛ばしました。 話を聞くと、若夫婦はもともとこの幼稚園の卒園生。園児のときから園長は手を焼いていたようで、今でも頭があがらないのだそう。大の大人だというのに、子どものように怒られていました。 若夫婦は幼稚園にやってきて園児に謝罪。盗んだジャガイモを全部持ってきて、予定通りじゃがバターパーティーを開催しました。さらに、改めて芋掘りができるように、休みの日を使っての畑仕事を引き受けたよう。さすがの卒園生、手慣れた手つきで畑を耕し、さつまいもの苗を埋えていました。秋には無事、さつまいも堀ができそうです。 畑で実際に野菜が育っている様子を見るのは、子どもたちへの食育として非常に大切です。そんな機会を自分たちの欲のために奪っていった若夫婦の罪は大きいですね。子どもたちのために畑仕事をしっかりやり、立派なさつまいもを育てて欲しいものです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月19日私は25歳の会社員。27歳の夫とは1年の交際期間を経て結婚しました。幸せな結婚生活が待っていると思っていたのですが、一緒に住んでみると今まで気づかなかった夫を知ることになったのです……。今まで手料理を夫に食べさせたことはなかったけれど、私は一生懸命料理を作りました。結婚当初、夫は「作ってもらえるだけでうれしい!」と言っていたのですが、月日が経つにつれ「もう少し濃い味付けが好きかな」とリクエストをしてきました。 「ママの味、見習えよ」ですって!?そんなある日、夕飯は自信作のハンバーグにすることに。しかし、夫は一口食べるなり醤油をドボドボとかけ始めたのです……。 「全部味がしない。ママの味見習えよ」 そう言って、さらにポケットから塩の小瓶を取り出し、醤油まみれのハンバーグに塩を振りかけました。 義母の手料理は茶色……その上、「ママの手料理を食べさせてやるから、勉強しろ」と義母の手料理を食べに行くことになりました。 笑顔で出迎えてくれた義母の手料理はすべて茶色や黒!「あなたの料理って薄味なんでしょ?」と出された料理は、しょっぱすぎて一口で限界……。 暴言連発の夫に限界!このことを親友に相談してみると、「あなただって体悪くするよ。離婚もありじゃない?」と背中を押してくれました。その後も夫は、 「なにこの料理? やる気あんのかよ?」「学習能力ないわけ?」「全然おいしくないし、薄すぎ!」「何回言ったらわかるんだよ。本当使えないな」と暴言連発! もう、我慢の限界です……! 録音データをもとに、慰謝料請求に成功!私が「もう限界よ。あなたの味覚にはついていけない。離婚して」と伝えると夫は驚いて謝罪してきましたが、もう後のまつり。 毎日続いた、夫の罵る声、怒鳴り声、ダメ出しも録音してあり、慰謝料を請求することに成功しました。 その後、夫は今までの生活がたたって義母と一緒に体を壊したそう。後先考えずに体に悪いものを食べ続け、気づいたころには時すでに遅しなのでした。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月17日私の職場に新入社員が入ってきたときの話です。私の職場では業務の性質上、派手なメイクやネイルは禁止されているのですが、新入社員はバッチリメイクにキラキラしたストーンのついた爪をしています。人事担当と揉めているのを横目に「大変そうだな〜」と思っていた矢先、教育係に任命されてしまいました。新人が入社してから3カ月。何度言ってもメイクをやめず、そのたびに教育係の私まで怒られる日々が続いていました。厄介な新人そんなとき、社員の持ち物がなくなる事件が起きていました。最初は化粧品や雑貨だったのですが、近ごろはお金がなくなったという話もチラホラ……。 平和な私の職場では初めてのこと。私たちは自衛として机に鍵をかけたり、どこへ行くにもカバンを持ち歩いたりするようになりました。それと同時に、疑われ始めたのが例の新人です。彼女が入社してから盗難が起き始めたので、仕方がないのかもしれませんが……。 しかし「なんでみんな急に鍵をかけ始めたんですか?」と新人は訝しげ。今までが不用心だっただけだと答えましたが、新人は納得がいかないようです。「みんなで私を疑っているみたい!」と大騒ぎ。騒ぎを聞きつけた課長に、全員が怒られる事態になりました。 犯人を見つけ出せ!もし新人が犯人でなければ、疑われるのはあまりに気の毒です。職場に泥棒がいると思いながら過ごすのも嫌なので、私はある計画を実行することにしました。 私の考えた作戦とは、手持ちの札のスミに鉛筆で小さなマークをつけておくこと。財布には最低限のお金しか入れず、紙幣の番号はすべて写真を撮って控えておきました。机に鍵をかけるのもやめ、トイレにもカバンを持っていかないことにしたので、犯人はきっと私の財布を狙うでしょう。 お金がなくなったタイミングで、次の飲み会の集金を呼びかけるつもりです。集金額は4000円。1枚くらい私の財布から抜いた紙幣を使うはずです。罠にかかった犯人作戦を決行した数日後、思ったとおり中身が減っていました。今がチャンス! 私はその日の昼休みに集金を呼びかけました。 しかし新人が出してきた4000円には、私がつけたマークがありません。作戦は失敗だと思ったそのとき、別の同僚から渡された千円札に、私がつけたマークがありました。まさかこの人が……とショックを受けましたが間違いありません。私は、証拠として残しておいた写真を見せて、同僚を問い詰めました。 同僚はすぐに罪を認め、破天荒な新人が入った今なら雲隠れできると考えたと自白。ほんの出来心だったと言いますが、許されることではありません。新人のその後その後、被害にあった全員が被害届を提出。同僚は解雇されました。そして見た目だけで新人を疑ったことを、私たちは深く反省しました。 もちろん見た目で決めつけたことは間違っていますが、新人も職場の決まりを守らなかったことで疑われてしまったと反省したようです。これからは会社の一員としてルールを守ると約束してくれました。 その新人は今ではわが社のルーキーに。教育係としても嬉しい限りです。 人を見た目で判断してはならないと、身にしみてわかった出来事でしたね。しかしルールを守れないことでそのような目で見られて損をするというのも事実。決まりを守ることも大切ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月17日当時、私は26歳。実家を離れ、交際している彼との関係も良好……なはずでした。高校時代の同級生に久しぶりに会うまでは……。 会いたくなかった!ある日のデート中。私は高校時代の同級生に遭遇しました。実は彼女とはいろいろあって卒業後は音信不通状態に。数年ぶりに偶然再会することとなったのです。 彼女は私と彼の全身から足元まで見ると、「そちら、ご主人?」と聞いてきました。「(ロックオンしないで……)」と心の中で叫んだ私。そう、「いろいろあった」というのは主に男関係のこと……。彼女はかつて、ことごとく私の彼を奪った「人のモノ大好き女」なのです! 「まだ主人じゃないですけど、そのうちは……」などと照れている彼を横目に、私は警戒心MAX。すると同級生は「じゃあまだ誰のものでもないですよね~?」としたり顔を見せ……。その場は「じゃあ、これで……」と別れることになったのですが、なんとこの日以降、彼の様子が変わってしまったのです。 それまでは毎日連絡しあっていたのに、3日以上間があくようになり、返事もそっけないものばかり。デートをドタキャンされることも多くなりました。「どうして?」「何かがあったの?」とモヤモヤしていると、突然彼から「話がしたい」という連絡があって……。 言われたのは?待ち合わせ場所のカフェに着いた私は、先に入店。10分ほどして彼がやってきたのですが、私は向かい合わせに座った彼を見て、あんぐり口を開けてしまいました。なぜなら、あのとき再会した同級生も一緒だったからです。すると、彼は信じられないことを口にしました。 「俺、彼女と付き合うことにしたんだ。だから別れてくれ」と――。 「彼女は俺がいないとダメだけど、君はしっかりしているから、ひとりで生きていけるだろ?」。 そりゃあ、浮気男なんていなくても生きてはいけます。ただ、彼だけはこんなことしないと信じていました。だからこそショックが大きく……。しかし、何を言っても自分が惨めになるだけだと思った私は、諦め「帰るわ……」と席を立とうとしました。そのときです。 予期せぬ展開に近くの席に座ってきた男性がスッと私のほうに近づいてきて……「話はもう終わった? 遠くから君のことを見ていたんだ。彼と別れたということは今はフリーだよね? 俺と結婚しない?」と言ったのです! もちろん、彼は赤の他人。「は……?」と突然のことの続きで、私は自分が置かれた状況にまったくついていくことができません。「(公衆の面前で彼氏から別れを告げられた、かわいそうな女をからかいにきたのだろうか)」そんな思いになり、いろいろな感情が渦巻いて……「もう……やけくそだ!」と、彼の言葉に乗ってみることにしたのです。 「あいつ(彼氏)よりあなたのほうが300倍イケメンだし、結婚を考えちゃってもいいかもな~。2人でゆっくりお話ししましょ♪」と。 そして、2人でそのままカフェをあとにしたのです。店を出てから、彼と歩きながら少し立ち話をしました。話し上手な人で、私自身、彼氏に裏切られたことを忘れられるほど笑ってしまいました。 別れを告げられてから3カ月後…それから3カ月後、新しい彼氏ができた私は、幸せな毎日を過ごしていました。しかし、そういうときに限って会いたくない人に会うもの……。そう、あの同級生とまた会うことになってしまったのです。彼女は私を見つけるやいなや、鬼の形相で私に掴みかかってきました。 「あんたのせいで大変なのよ! 私、借金まみれになっちゃったんだから!」と彼女は言います。「え?何のこと?」と私は目が点。すると彼女は怒りで顔を真っ赤にして「あんたの今の彼氏よ!」と言い捨てたのです。 そこで、隣にいた今お付き合いしている男性を紹介した私。すると彼女は「は!? 誰よ、その男!」「3カ月前にカフェで言い寄られていた男と付き合っているんじゃないの!?」と慌て出し……。 そこでようやく私は思い出しました。元彼から別れを告げられた際、カフェでチャラそうな男性から突然「結婚しない?」と言われたことを。実は、あの彼はカフェで私たちのやりとりを見て、元彼と同級生の行動に怒りを覚えたそう。そして、わざと軽々しく私に話しかけてお店の外に連れ出してくれたのです。カフェを出たあと、「嫌な思いをしていたらごめん」と言われましたが、彼のおかげで心が軽くなったのはたしか。彼はホストをしており話もじょうずで彼のおかげで元彼のことなど忘れられることができたのです。 でも、私たちが交際に至ることはありませんでした。彼女は、その男性が私の今の彼氏だと思い込んで、また私から奪おうとしたようなのです。 人のモノ大好き女に鉄槌私がそのホストと付き合っていると思い込んでいた同級生。男性が働いているホストクラブを探しだし、手に入れるために、彼が拒否しても強引にお金を相当貢いだのだとか……。お金を失ったことはかわいそうだなとは思いますが、完全に彼女の勘違いが原因で起こったことです……。 私を掴んで「どうしてくれんのよ!」と泣き叫ぶ彼女。すると、隣にいた彼が私から彼女を引きはがしピシャリとひと言。「人の幸せを邪魔する人間は自分も幸せになれないんだよ。今まで浮気性のくだらない男を奪ってくれてありがとう。おかげで俺は、ずっと片思いしていた彼女とやっと付き合えたよ」と。 彼のひと言に何も言えなくなった同級生。ブルブルと体を震わせ悔しそうな表情を見せながら、その場を去っていきました。 その後、彼女と出会うことはなく、彼女がどのように過ごしているかはわかりません。元カレとも、あのときのホストとも会うこともなく、私は今、同級生にピシャリと言い放ってくれた彼氏と結婚し、幸せに過ごしています。正直、このままもう彼女とは会うことのない日常を送れることを……願うばかりです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月16日私と娘のたまの楽しみは、お気に入りのカフェにランチに行くことです。日常とは違うひとときが、大切なリフレッシュの時間になっていました。ある日、行きつけのカフェに行こうと家を出たときのこと。娘の友だち・エリちゃんとママのサオリさんにばったり会ってしまいました。子ども同士は仲が良いものの、ママ同士はあまり面識がありません。 しかし娘が友だちをランチに誘ってしまい、エリちゃんとサオリさんは大盛り上がり! 一緒にランチに行くことになってしまいました。気を使わず食事がしたかったので憂うつです。 何しにきたの!?カフェに入っても、サオリさんはメニューを開きません。私たちがオーダーを決めている様子をニコニコと見ているだけ。 「何にする?」と私が聞くと「おなか空いてないから水だけでいいわ」と言うのです。 「え!? 何しにきたの!?」と言いたい気持ちをグッと抑え、私と娘はスペシャルランチとお子様ランチをオーダーしました。4人で来たのに、オーダーは2人前……。なんだか気まずい気持ちです。 ひと口ちょうだいしばらくして、私と娘のごはんが運ばれてきました。サオリさんたちに見られながら食べるのは気が引けますが、いらないと言ったのは彼女です。冷めないうちに食べ始めることにしました。 するとエリちゃんは「いいな〜エビフライおいしそう! ひと口ちょうだい」と言って、大きく口を開けるのです。しかし1本しかないエビフライ……大人気ないかもしれませんが、他人の子どもにわけてあげられるほど私は寛大ではありません。 「この子、海老フライが大好きなの~」と、さも分け与えて当たり前のようなサオリさんの態度に、私は追加オーダーをすすめました。でも、サオリさんはひと口だけでいいと言い張ります。 私が断ると「ケチじゃん」と言い出す始末。30分前、一緒にランチに出かけた自分を殴りたい気分です。図々しいママ友を成敗したのは…すると、お店の奥から店長と思われる男性が出てきて、サオリさんに声をかけました。 「いつもご来店いただきありがとうございます。うちのお店、見ての通り小さいので、せめて大人の方は1オーダーいただかないと困ってしまいます。それに毎回人が頼んだ食事をもらおうとしているのは目に余ります。今後、ご注文いただけないのであれば入店をお断りいたします」 この言い方、きっとサオリさんは常習犯なのでしょう。お店側から注意されると思っていなかったサオリさんは恥ずかしさで真っ赤に……。店長の言うことはもっともなので、かける言葉もありません。粋なはからいに感動!サオリさんが怒りをあらわにしながら席を立とうとすると、再び店長がやってきて「二度と子どもにこんな思いはさせないでくださいね」とひと言。娘とエリちゃんに小さなフルーツ盛り合わせをサービスしてくれました。 きっと、おなかを空かせたエリちゃんを気遣ってのことでしょう。店長のキッパリとした対応と粋なはからいに、ますますこのお店のファンになりました。サオリさんもこれに懲りて、非常識な振る舞いはしないでほしいと願います。 子どもにとって、一番身近な大人である親の存在は絶対です。そう考えると、今回の一番の被害者はエリちゃんなのかもしれませんね。無邪気な顔で物乞いする姿を想像すると、胸が痛みます……。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月16日私は両親との3人暮らしで、父が清掃員・母がパート勤務をしています。決して裕福ではないけれど、友だちにも恵まれて幸せな日々を過ごしているのですが、世の中には職業で人の生活レベルを勝手に決めつける人もいて……。金持ちマウントにうんざりそれは高校時代の夏休みのこと。大学受験に向けて補講に出ていた私に、「わざわざ補講に来たの? あんた、お金に困っている貧乏人なんだからバイトでもしたら?」と、同じクラスのAが絡んできました。親が会社の経営者のため、昔からお嬢様育ちでわがまま放題、金にものを言わせて何でも奪い取ってきたタイプです。私のことが気に入らないなら構わないでくれればいいものの、なぜか突っかかってくる厄介者。私はしばらく無視していたのですが……。「勉強して大学に受かっても、あんたの家じゃ入学金も出せないんじゃ? 父親が清掃員でしょ。大学受験なんてやめて就職しなさいよ。そのほうが親のためになるんじゃ?」あきれてものも言えない私を置き去りにし、Aは取り巻きたちと高笑いしながらその場を去って行ったのです。それから20年が経過それから20年がたち、その日は高校の同窓会がありました。国内一と言われる高級ホテルが会場のため、学生時代とは打って変わって皆、華やかでスマートな装いです。友人たちとの久しぶりの再会に盛り上がり、楽しくおしゃべりしていると……。あのAがやって来ました。相変わらず取り巻きを引き連れて、マウンティングをしてきたのです。「誰かと思えば! 今はお父様の跡を継いで清掃員でもしているの? 参加費、貸そうか?」言い返すのも無駄、と私が返事をしないでいると、彼女は調子に乗り出しました。「このホテルは私みたいなセレブが使うところ。いくら同窓会だからって平気で来るなんて、貧乏人は図太いわね」思わずため息が出てしまった私。「何も変わっていないようね……」「貧乏人のくせに何? 私はね、お父様のコネでハイスペックな夫と結婚したの。変わっていないどころかアップグレードよ」と鼻息を荒くするAでしたが、私はうらやましくもなんともありません。こちらが冷ややかな目をしていることにも気付かず、彼女は金持ち自慢を連発し、昔のように私の父の清掃員という仕事を見下し続けたのです。反撃スタート親のことをあまりにもバカにされたので、ついに私は反撃に出ることにしました。「そういえば、この間あなた、ずいぶん若い男性と腕を組んでこのホテルに入ってきたわよね? ご主人は年下?」それを聞いて、Aの取り巻きたちが不審そうな顔に。「Aのご主人って10歳年上じゃ……?」「あら、じゃああの方はどなた……? 宿泊フロアで見たんだけど」Aはそう白になって私につっかかってきました。「あんたみたいな貧乏人がこの高級ホテルにいるわけないじゃない。ましてや宿泊フロアだなんて、作り話でしょ! 詳しく言えるものなら言ってみなさいよ」しかしそれは私のでまかせなどではありません。「まあ、たしかに宿泊はしていないけれど……。話していいなら話すわよ? いつもお連れ様が変わることも言ってもいいのかしら?」正体を明かすとき目が点のAに私は告げました。「私はこのホテルのオーナーよ」「20年前、進学か就職かで悩んだけれど。勉強よりも社会に出て、両親や誰かの役に立ちたいと思って。それで受験をやめてホテルに勤めたの。あなたに就職をすすめられたのも多少は影響しているかもね」驚くAに、さらにたたみかけます。「偶然、日本国内の宿泊施設を偵察に来ていた米国系ホテルのオーナーからスカウトされて、みっちりアメリカ現地でホテル業を学んできたのよ。実は先月こっちに戻ってきたばかり。日本のオーナーとして腕を振るうよう言われてね。人生何が起こるかわからないわよね」Aはブルブル震えています。「週3回も当ホテルのスイートをご利用いただきありがとうございます。ちなみに今回の同窓会でも、会場提供のお力になれて光栄です」立場が逆転!?Aの取り巻きがつぶやきました。「今ご主人は出張中だよね? 一体誰と泊まっているの……?」そう、Aが一緒に泊まっている若い男性たちは不倫相手。このホテルには、前からAの不貞を疑っていた夫が依頼した探偵も来たため、事情を説明された私はすべてを知っていたのです。その後、私たちは楽しく同窓会を過ごしましたが、取り巻きたちから白い目で見られたAはとぼとぼと会場を出て帰ってしまいました。間もなく、Aは夫kら離婚を言い渡されたと風のウワサで聞きました。一方の私は、今もホテルのオーナーとして頑張っています(もちろん、お客様の個人情報は、ご本人に命令でもされない限り簡単に話すことはありません)。--------------金持ちマウンティング同級生は、高飛車なだけでなく、若い男性と不倫を楽しむトンデモ女性でした。結果、彼女が離婚となったのも自業自得です。ともあれ、20年越しに逆襲できたようでよかったですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2024年03月15日私は29歳の専業主婦。同じ年齢の夫と2人暮らしをしています。人当たりの良い夫は友だちも多く、会社の同僚や先輩を家に連れてきて、私が手料理を振る舞うことも。結婚当初は夫も「妻と結婚できて幸せ」と周囲に話すほど仲良しだったのですが……。 横柄な態度にうんざり結婚後1年過ぎるころには、夫の態度が徐々に横柄に。「俺が食べたいものくらい察しろよ!」と、夕食を外で済ませることが増えてきました。 私が体調を崩しても心配することなく、「専業主婦だろ!? 家事サボるなよ」と言う始末。あるとき、40度もの高熱が出たので、「早く帰ってきてほしい」と電話をかけるも、「飲み会中だから無理」と一蹴されました。 もう、我慢できません……! 我慢の限界!離婚を突きつけ夫が飲み会の席で「嫁が熱あるって飯作るのサボるんだわ。あんな嫁、使えないし、要らないわ~」と笑うのを見て、一緒に飲んでいた同僚や先輩が「は? 身勝手すぎるでしょ!」と怒ってくれたそう。 帰ってきた夫は、「会社でのイメージが下がった」と不満気。そんな夫を見て私は離婚を切り出し、焦って謝る夫を置いて家を出ていきました。 夫は両親にも見放され、会社でも陰口を言われるようになり、居づらくなって退社に追い込まれたとのこと。 一緒に過ごす時間が長い家族だからこそ、一番大切にしないといけないもの。みなさんも大切な人にこそ、日ごろの感謝を言葉にして伝えてみませんか? 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月15日娘を出産し、育休をとっていたときの話です。当時住んでいたのは、夫が結婚前から一人暮らしをしていた1DK。マイホームを買うために、頑張って節約していました。夫はやさしい人ですが、まだ学生気分が抜けきっていないのが困りどころ。最も厄介だったのがーー。宅飲み大好き夫夫は家に人を招くのが大好き! 学生時代は夫の家で頻繁に宅飲みをしていたようで、今でもその場のノリで同僚や後輩を連れて帰ってきます。でもいきなり連れてこられても食べ物はなく、部屋も散らかっています。 夫はビールや簡単なおつまみを自分たちで調達してくるからか、私に迷惑をかけているという自覚がありません。しかし、コップを洗うのもゴミを片付けるのも私。彼らが帰った後のトイレ掃除なんて、憂うつでしかありません。 でも、毎回翌朝には「突然でごめんな。ありがとう」と感謝を伝えてくれるので、私も強く言えませんでした。 もてなすのは当たり前!?子どもが生まれれば変わるという希望を持っていたものの、産後もまったく変わりません。慣れない育児にフラフラになっていても、お構いなし。 ただでさえ狭いわが家……、ダイニングとそこにつながる寝室、両方使って宴会を始めるので、おむつ替えや授乳をする場所がなくなってしまいます。授乳は仕方なくお風呂場で……。娘を寝かせる場所もないので、脱衣所に布団を敷くしかありません。 学生時代の仲間をいきなり10人も連れてきたときにはさすがに我慢ならず、近くの居酒屋に行ってほしいと伝えました。それでも夫は「大黒柱の大切な友人をもてなすのは、嫁として当たり前じゃない?」と、まったく理解がありません。 夫にわかってもらうには、これしかない!しかし私がイラついているのを察した後輩の1人が、夫にそっと苦言を呈してくれました。それでも夫は「気にするな!」と言い宴会を続けます。後輩は「いい加減にしないと離婚されますよ」と言い、それを皮切りにみんな帰っていきました。 そこまでされて、初めてヤバいと気付いた夫は平謝り。しかし、あまりに配慮が足りない夫に怒った私は、夫が休みの日、予告なしに後輩を10人呼ぶことにしました。わが家では生活費を完全に折半しているので、私も「大黒柱」であるはずです。大切な人をおもてなししてもらう権利があります。 いつも夫がするように宴会をスタート。氷ちょうだい、つまみが足りない、こぼしたから布巾とって……いつも夫に言われている「おもてなし」をしてもらいました。もちろん娘のお世話も夫にお任せです。 心を入れ替えた夫夫は1時間でヘロヘロに。自分がやってきたことがどれだけ罪深いことなのか、やっと理解してくれました。これで予告なしに人を連れて帰ってくることもなくなるでしょう。 その上夫は、遠慮する同僚や後輩を無理やり宅飲みに誘っていたようで「子どもが生まれて間もないのに、家で宴会をしようとするヤバい奴」と噂されていたそう。今では一緒に飲んでくれる相手もほぼいないようです。 それ以来、家事や育児に積極的に関わってくれるようになった夫。これなら安心して仕事に復帰できそうです。マイホームの夢を叶えた暁には、夫の大好きな宅飲みも事前に相談してくれたときのみ、解禁しようと思います。 結婚して家族を持った以上、家は自分だけのものではありません。勝手な振る舞いはせず、家族のことも考えて行動してほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月15日最近、妊娠していることが判明した私は、子どもができたことを心からうれしく思っていました。ところが、夫は私に意見を合わせていたようで、本音では子どもはいらないと思っていた様子。それどころか、つわりがひどいせいで家事ができない私に「サボり嫁」と言ってきたのです。こういった夫の言動に、私はついに限界がきてしまって……。 夫の本心は「子どもはいらない」だった29歳で専業主婦の私は、去年に病院で「妊娠しづらい体質かもしれません」と言われてから、子どもを諦めていました。ところが最近になって、おなかの中に赤ちゃんがいることが判明! うれしくなった私はさっそく夫に報告しました。 すると、夫は「マジかよ……俺、子どもなんていらないんだけど」と言い出したのです。夫はこれまで私に合わせて「子どもが欲しい」と言っていたものの、本当は「お金がかかるし面倒を見るのも大変だから子どもはいらない」と思っていたとのこと。 夫の本心が分かったこの日から、私たちの仲はどんどん険悪になっていきました。 私はあなたの家政婦じゃない!その後、私はつわりがひどくて体調が優れず、家事ができないときが出てきました。それに夫は不満を抱いたらしく、「家事をサボる女が嫁なんてハズレ引いたなぁ~!」「うちの母さんは父さんの言うことを黙って全部聞くのになぁ~!」などと嫌味を言ってきます。義母はやさしくて気が弱い性格のため、義父に逆らう勇気がないのかもしれません。しかし、私ははっきりと思っていることを言うタイプです。夫の言葉に耐えられず、私は離婚届を突きつけました。 すると、夫は「離婚して困るのは俺じゃなくてお前だろ? 働いていないし」と言うのです。結局、話し合いはうまくいかず、私は肩を落としてしまったのでした。 そして、夫との関係が険悪になって数カ月が経ったころ。台所で夫のお弁当を作っていたときに「手抜きじゃんか! 作り直せ!」と文句を言われたため、私は「そんなこと言うなら明日から自分でお弁当を作ってよ」と反論。すると今度は「家事はお前の仕事だろ! 作り直さなかったら、俺、この家から出て行くからな!」と脅されました。 どうやら夫は、現在住んでいるマンションを解約したら、私が住む家がなくなって困り、言うことを聞くようになると思っているようです。昔から「女を手懐けるのなんて簡単だ」「住む場所がなくなって困るから離婚なんてできないだろ?って離婚届をチラつかせながら脅せばいいんだよ」と言っている義父の入れ知恵でしょう。 ただ、私ももう我慢の限界です! すでに離婚を考えていた私は、夫が仕事に出かけたあとに母に電話をかけ、里帰り出産をする意思を伝えたのでした。 母と義母が味方になり良い方向へ!母から「いつでも帰っておいで!」と言われていた私はすぐに荷造りを開始! 夫にも一応「里帰り出産する」とメールで伝えたところ、数秒後に電話がかかってきました。しかしそのときも「その間、誰が俺の面倒をみるんだ!?」と、夫は自分勝手な発言ばかり。これ以上ストレスを抱えたくなかったので、途中で電話を切りました。 そのとき、マンションのインターホンの音が鳴りました。玄関のドアを開けると、そこにいたのはなんと義母でした。私のことを心配してくれていた義母は、義父に内緒で5日分のごはんを作って持ってきてくれたのです。彼女のやさしさのおかげで少し気持ちがラクになりました。 そして私は数時間後には実家へ。夕食のとき、家族みんなで義母の作ったオカズを食べながら、今後について話し合います。 そんななか、実家に帰省して2日後に夫から「これ以上家を空けたら本当に離婚するぞ!」という脅しの電話が。そして、夫の欄だけ書かれた離婚届が実家に届きました。夫は離婚したら住む場所がなくて困るだろうから、私が離婚に踏み切れないと思い込んでいるようです。 しかし……出産後に本格的な離婚話をしようと思っていた私は、手間が省けて大喜び! 意気揚々と離婚届を追記し、役所へ持って行ったのでした。 ついに離婚の準備が整って…それから2日後、私は夫に電話をかけることに。夫の側には義父もいるらしく、夫は「母さんは冠婚葬祭で留守にしている」と言います。 「俺に離婚されたらお前、困るよな!? わかったら、俺の命令通りにとっとと帰ってこい!」と怒鳴る夫。そこで、私は離婚届を提出したことをはっきりと伝えました。かなり動揺している様子の夫に、実家が最近リフォームして民宿を始めたことと、部屋数が多いため、住む場所に困らないことを教えてあげました。 その勢いのまま、夫にもう1つの報告も伝えることに。「そういえば……お義母さんも離婚届を出したみたいよ」。実は、義母も以前に義父から離婚届を突きつけられて「なんだかんだ言ってもお前は離婚なんてできないだろ?」と言われたことがあるそう。義母はそのときの離婚届をずっと保管していて、先日、義母も離婚届を提出したのです。そして、義母は今、私の隣にいます。 義母の身の安全を考えて、夫や義父には今後も知らせないでおこうと思っているのですが、義母は、私の両親の民宿で住み込みで調理の仕事をすることになりました。そういった経緯があり、ついに義父から逃れることができたというわけです。 自分勝手な夫との縁切りに成功!翌日、夫と義父が私の実家へやってきました。 義父が「母さんの居場所を教えてくれぇぇえ!!」、夫が「許してくれぇぇぇえええ!!!!」と大号泣。しかし私の心は動かず、「これ以上騒ぐのなら近隣の方にも迷惑だから警察を呼ぶよ」と告げ、彼らには帰ってもらいました。 現在、私は元気な女の子を出産し、育児の合間に実家の民宿を手伝いながら生活しています。元義母もすごく楽しそうに働いていて、あのときに2人とも離婚に踏み切ってよかったと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月14日来月結婚することになった兄のお話です。お相手は、とても美人でよく気が利いて、兄にはもったいないくらい素敵な女性です。実はこの2人、ちょっとおもしろいことがきっかけで結婚することになったのです。兄は昔からあまり器用ではなく、人とのコミュニケーションもうまくありません。そのため得意分野の研究を活かした仕事に就くはずが、配属されたのはまさかの営業部。なかなか仕事で結果が出せない中でも、真面目な兄は試行錯誤しなんとかやっていこうとしていました。兄が仕事を頑張れるワケそんな兄の趣味は推し活。とあるアイドルに熱を上げています。あるときは、プレゼン成功のお守りと言って、自分の名前を入れた婚姻届をファイルに入れていました。成約したらファンレターに入れて推しに送るというのでそれはさすがに止めたものの、推しの存在が兄の心の支えになっているのはたしかです。 大きな商談を控えている兄は「上司に認められたいから、頑張らないと」と言い、今週も部屋に閉じこもって準備をしています。 兄曰く、上司はかなりやり手の美人だそう。とても厳しい人だと聞くので、うまくやれているのか、妹ながら心配していました。そんなこともあり、私も商談の練習相手になったり質疑応答の練習に付き合ったりと、できる限りの協力をしていたのです。 兄の失敗しかし、あれだけ準備していたのに商談は不成立。かつてないほどに落ち込む兄に、何と声をかけていいのかわかりません。しばらくして部屋から出てきた兄は、退職願と書かれた封筒を持っていて「上司に迷惑をかけるのでもう続けられない」と静かにつぶやきました。せっかく頑張って入った会社ですが、兄が決めたのなら私は背中を押すのみ。翌日、兄は退職願を出したようです。 退職願を出した兄は、吹っ切れた様子で部屋の片付けを始めました。ところがしばらくして、兄の部屋から叫び声が聞こえてきたのです。 何ごとかと思って駆け付けると、兄の手には退職願が握られていました。でも、退職願は出したはず。なんと兄は、記入済みの婚姻届を封筒に入れていたのでした。 上司が持ってきたものは…翌日、兄が残務のために出勤すると、上司は封筒を持って近づいてきました。兄が謝ろうとすると、上司は「これ……了解です」と言って、封筒を差し出します。中身を確認した兄は思わず二度見。そこには上司のサインが入れられ、すぐに提出できる状態の婚姻届が入っていたのでした。上司は新人研修のときから兄に好意を抱いてくれていたよう。配属を決める会議でも、こそり私情を挟み、兄を自分の部署に入れたと言います。アイドルしか見えていないと思った兄も、実は上司のことが好きだったそうで、仕事を頑張っていたのは上司に認められるためだったのでした。 この退職届と婚姻届を間違えたことをきっかけに、2人は付き合い始め、ついに結婚が決まりました。ちなみに兄は退職届を取り下げ、開発部に異動。今では自分の知識を活かして、大活躍中! 人生は何が起きるかわかりませんね。 今回はいい方向に話が進んでくれたので、結果オーライでしたが、本来であれば、重要な書類は提出する前にしっかりと確認しなければなりません。兄にとっても教訓になったことでしょう。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月14日私は30歳の専業主婦。少し離れた幼稚園までバス通園をしている4歳の娘は、最近仲良しの友だちができたそうです。私が「今度お友だちのママも誘って、一緒に公園に行こうか!」と提案すると、娘は大喜び!娘の友だちのママとも仲良くなるチャンスだと思い、私は幼稚園のお迎えに行ったのですが……。 子どもを勝手に預けていなくなるママ友娘が仲良くなった友だちは、とても礼儀正しくかわいらしい女の子です。園庭で待つこと1時間。スウェット姿で金髪の女性が慌てて園庭を駆け抜けて来ました。その女性が娘の友だちのママだったのです。 連絡先を交換したのですが、このママは公園で会うたびに子どもを置いたまま「買い物してくる」「美容室に行ってくる」とすぐにいなくなり、不信感が募ります。 休日の朝に突然……とある休日。急に朝からこの友だち親子が家にやって来たのです! 約束もしていなかったので断るものの、「私これから用事あるんだよ? 娘をよろしく~♪」と置いて行ってしまいました……! しかも迎えに来たのは夜9時過ぎ。私は「もう来ないで」と強めに伝えました。 「うちの子、迎えに来たよ~」え、預かってないけど!?翌週、私たちは家族で終日お出かけし、家を留守にしていました。 すると夜遅く、昨日も家に押し掛けてきたママ友が「うちの子、迎えに来たよ~」とやって来たのです! え……? 預かってないけど!? 話を聞いてみると、どうやら留守中に勝手に娘を連れてきて、私たちが帰るのを玄関前で待つように言い、娘を置いて出かけたとのこと。 ママ友は娘の心配ではなく、「夫にバレちゃう……!」と大慌て。 結局友だちは、自分で交番へ行き、父親が迎えてに来てくれて無事でした。 その後、ママ友がどうなったかというと……? すべてバレたママ友。離婚を突き付けられるじつは、ママ友が出かけていたのは、不倫相手のところ。 今回の一件で、夫にも義実家・実家にもこのことがバレて、離婚へ。慰謝料と養育費も借金して払うことになったそうですよ。もちろん娘の親権は父親になったようです。 娘たちは今まで通り幼稚園でとても仲良く過ごしています。子ども同士が仲良くても、非常識なママ友は困りますね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月13日私と夫は、病院のリハビリ室で出会いました。交通事故に遭って足がわずかに不自由になってしまったのですが、リハビリを頑張れたのは夫のおかげ。今では家の中では杖などもなくても、生活できるようになりました。しかし、夫の実家ではそうはいきません。古い日本家屋で段差も多く、遊びに行くたびにヒヤヒヤしてしまいます。そんな事情もあって、来月に予定されている義祖父の法事に出席するか迷っていました。 夫の地元では法事は各家庭でおこなうため、女性は食事の支度や給仕で忙しいそう。私の足では満足にお手伝いはできないかもしれません……。義実家の法事へ夫は、手伝いなんてしなくていいと言ってくれますが、そういうわけにはいきません。私だけ座っているのも肩身が狭い思いをするに決まっています。親戚の方々に挨拶をしたかったのも山々ですが、とても迷っていました。 そんなとき、義母から1本の電話が入りました。「手伝いはしなくてもいいからぜひきてほしい」と声をかけられ、法事に出席することを決めたのです。 実家に到着すると、男性陣は買い出し・女性陣は食事の支度と、忙しそうに動いていました。しかし私は、義母から「神経質な親族から嫌味を言われるかもしれないから、足が不自由なことは隠して座っていて」と念を押されました。 これって方言?しかし、自分だけ座っているのはさすがに気が引けます。義母にもう一度お手伝いを申し出ました。すると義母は「いいのよ〜でくのぼうのままで!」と笑顔で言ったのです。 実は私は海外育ちで日本語があまり得意ではありません。「でくのぼう」という言葉の意味を知らず、てっきり方言かと思って意味を尋ねると、義母はニヤニヤして黙ったまま。検索しようにも義実家のある地域は電波が弱く、スマホが役に立ちません。 そうこうしているうちに親族が集まり、法事が始まりました。食事の席では、義父が私の隣に座り、上機嫌でお酒を飲んでいます。 そんな中親戚のおじさんが「田舎の法事は独特だから、わからないことがあれば何でも聞いてくれ」と言うので、私は気になっていた「でくのぼう」の意味を聞いてみたのです。 言葉の意味を知ってびっくりすると義父はビックリした表情を見せ、誰に言われたのかと逆に聞き返されてしまいました。私が義母に言われたと伝えると、その場の空気が一瞬で凍りついたのです。 何かまずいことを言ってしまったのかと思い義母を見ると、真っ青な顔で座っていました。状況がさっぱり理解できなかった私に、夫が「でくのぼう」は気が利かない人をののしる言葉だと教えてくれました。いつもやさしい夫ですが、とても怒っているのがわかります。ニコニコ笑ってお酒を飲んでいた義父も一瞬で鬼のような形相に……。義母と離れに移動し、何やら話をしていました。キツく説教されたに違いありません。 後から義父母に謝られたときに、「座っていて」と言ったのも親戚からの印象を悪くしてやろうと思ってのことだったと知りました。結果オーライ!?義母のおこないは最低ですが、結果的には義母の意地悪を察した親族が私にやさしくしてくれました。「ずっと座ったままで図々しい嫁だ」と思われていたのでは……とビクビクしていたのですが、“意地悪な義母を笑ってかわせる器の大きな嫁”と私のイメージも良い方向へ……。 今回はそのイメージを保とうと、義母の謝罪を受け入れることにしました。もちろん、この恨みは忘れませんが……。 アウェイな環境で大人しくしている嫁には何をしても大丈夫だと思ったのでしょうか。意地悪な発言をしたことが明るみに出なければ、義母の意地悪はエスカレートしたかもしれません。早めに制することができたのがせめてもの救いですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月13日当時30歳の私は女運が悪く、今まで付き合ってきた女性にはことごとく金ヅルにされてきたのですが、当時付き合っていた彼女のSは、おねだりなどしないすてきな女性だと思っていました。前から結婚願望の強かった彼女を喜ばせようと、プロポーズをする予定でレストランに呼び出したときのお話です。婚約指輪を見た彼女は?私は、ポケットから指輪を取り出して言いました。「俺と結婚してください!」するとSは指輪を受け取り、まじまじと見てから「何これ?」とつぶやいたのです。私が、自分で作った指輪だと伝えると、彼女は「は? 手作り?」と驚いた様子です。そこで私は昔話を始めました。「その指輪に付いている宝石は、恩人がくれたんだよ……。俺には昔、両親や弟妹ともどもお世話になった恩人がいて、婚約指輪にはめ込んだのはその人がくれた石なんだ。俺に大事な人ができたらこの石を使ってほしいと渡された、思い入れのある宝石だよ」と。そのとき、Sは心底嫌そうな顔で指輪を突き返し、信じられない言葉を私に投げたのです。「何それ気持ち悪! 人からもらった石で手作り? 婚約指輪なのに!? こんな汚い石が付いている指輪なんていらないわよ。ダイヤとかが付いたブランド物じゃないと、何の意味もない……」本性があらわにさらに、Sの本性があらわになりました。「私があんたと付き合ってやっていたのは、金持ちだと思っていたからよ! 初対面のときに高そうなブランド物を着ていたし、高級レストランもたくさん知っているし……。実は借金して無理していたとか?」そして、私が口を開く間もなくブチ切れしたのです。「よく考えれば、仕事について何回聞いてもサラリーマンって言うだけでごまかしていたわね。どこの弱小企業?」私はたしかに、彼女に仕事のことは詳しく話していませんでした。婚約したらちゃんと説明するつもりでいましたが、これまでの経験上、初めは黙っておきたかったのです……。「これまでぜいたくを我慢してわがままを言わずおとなしくしていたのに! 本当にただの貧乏人だったのね……さようなら」。そう言うとSは、あろうことが指輪を窓の外へ投げ捨てたのです。これには私もビックリ。私は慌てて指輪を探しにレストランの外へ。その間に彼女は帰ってしまい、私たちはそれきりになりました。数年後に再会心ないSの言動に傷付いた私は、その後長らく落ち込んだままでした。しかし、とあるご縁で知り合った女性のHが、傷付いた私に寄り添い、癒やし続けてくれました。そうして数年後、ようやく立ち直った私は彼女と婚約。私がプロポーズをしたら、彼女は大泣きして喜んでくれました。婚約記念に旅行に出かけた私たち。予約した高級ホテルに着き、彼女がお手洗いに行っている間に私がチェックイン手続きをしていると……。なんと、あのSとバッタリ遭遇してしまったのです。彼氏らしき男連れのS。あえてそっぽを向いていた私に気付くと、向こうから絡んできました。「うわ、久しぶり~。ここ、高級ホテルなんだけど……。また女にいい顔して、借金でもしてきたわけ? それに比べて私の今彼は 大企業〇△社のエリート社員よ? どこかの誰かさんと違って、婚約指輪には大きなダイヤも付いているわ」実は私は…すると、Sの横にいた男が私を見て、血相を変えたのです。「あなたは……! 彼は、わが〇△社の次期社長じゃないか!」訳がわからない様子のSは、ポカンと口を開けています。「次期社長!? でも数年前、あんたはただの貧乏サラリーマンで……」私は静かに言いました。「あのとき君は、人の話も聞かず、私に借金があるだの貧乏だのと決めつけていたっけ。実は私、女運がなくて……。就職してからの元カノは皆、金目的で私と交際していたから、君には黙っていたんだ。金じゃなくて、私自身を愛してほしかったから」と、そこでHが登場。私たちの会話が聞こえていたらしいのです。彼女は、「あなたがSさんですか? お話は聞いています、初めまして。私は〇△社の会長の孫娘、Hと申します。この人の婚約者です」と言いながら、Sに左手の薬指の指輪を見せました。SSはビックリ仰天。「それって昔、私に渡そうとしていた手作りの婚約指輪に付いていた貧乏くさい石……!」思い出の石はプライスレス!Hは満面の笑みで答えました。「貧乏くさい? この石は、世界に数個しかない貴重な石ですよ? 価値にしたら、億は超えるのは間違いないみたい」固まるSに構わず、Hは続けました。「ちなみに、これは祖父が昔この人に渡した大事な石。私たち2人を引き合わせてくれたプライスレスの宝石です」そう、Hは恩人の孫娘。恩人が〇△社の会長と知ったのは後からでしたが、私のことを見込んで雇用してくれただけでなく、努力を認めて重要な役を任せてくれるようになったのです。さらに、偶然か必然か、Hと恋仲になったことで、私は次期社長を任命するまでに。「誰かさんがバカにした手作りの指輪を、この人は私のために作り直してくれたの。世界に1つのハンドメイドの逸品に、お祖父ちゃんとの大事な思い出の石をはめてね」これを聞いたSは、「それは私のよ! 返して!」と、なりふり構わず叫び出しました。慌てたのは隣にいた婚約者。「次期社長の前でなんて態度だよ? 俺の面目は丸つぶれだ! ダイヤをねだられて少し引いたけど、ここまで金にがめついとは思わなかった……」その後、2人がどうなったかは知りませんが、私は心から愛してくれるHと結婚し、幸せな新婚生活を送っています。--------------手作りの婚約指輪を見下した元カノ。話も聞かず投げ捨てるとは非常識ですよね。数年後に再会してもその本性は変わっていなかった様子。彼女ではなく、本当に自分のことを思ってくれる女性と結婚できて、結果オーライですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2024年03月12日私の会社にはちょっと厄介な同僚がいます。経理部に所属する彼女は「贅沢するな!」「節約しなさい!」が口癖。経費の精算をしようとしても、彼女が内容を隅々までチェックして、納得がいかないと差し戻されることも多く、本当に困っています……。彼女はどんな理由があっても締め切り後には経費を受け付けてくれません。子どもの体調不良で数日休んでいたときも、経費の処理があったので、体調の悪い子どもを母にお願いしてわざわざ出社したこともありました。厳しすぎる経費チェックその日も、出張帰りに会社に立ち寄った私。子どもが待っているので家に直帰したいところでしたが、経費の差し戻しがあったため仕方がありません。 疲れた顔で社内を歩いていると「お疲れ様!」と声をかけられました。声の主はわが社の社長です。社長は社内の様子を見るために頻繁に各部署をまわり、困ったことや悩んでいることがないか、聞いてくれる気さくな人です。社長としばし会話を交わしたのち、経理部へ足を運んだのですが「宿泊費が高い! もっと節約して!」と怒られてしまいました。安いビジネスホテルを選んだはずなのですが……。 取り締まり強化!同僚はいつも私の経費が不透明だとグチグチ言い続け、ついには「社長に報告する!」と私の手を引き社長室に向かいました。しかし、話を聞いた社長は、私の領収書を必要経費だと言い、同僚には「過度な経費削減は社員のモチベーション低下につながる」と苦言を呈してくれました。社長の思いがけない返答によって、同僚の経費チェックが少し緩くなったものの、1週間もするとまた元通り……。むしろ、さらにエスカレートしてしまいます。そのきっかけは、ある日の朝礼で営業部長が「最近業績が低下しているからみんなで協力しよう」と言ったことでした。同僚は「使っていないのに無駄!」と鼻息荒く、オフィスのエアコンを切ってまわります。 社長が激怒したワケエアコンが切られたオフィスはたちまち震えるような寒さになり、私は他の社員と協力しながら急いでプラグを差し直し、電源をつけてまわりました。 しかし、同僚は数時間起きに「節約!」と乗り込んできてはプラグを抜き、電源を消してまわります。それ以外に仕事がないのかと思うほどに目を光らせているので、イタチごっこに付き合っていると仕事になりません。 しかし翌日、意気揚々とフロアのパトロールをする彼女に向かって、社長は「君、一体何をした?!」と強い口調で言いました。普段温厚な社長の怒った顔を見たのはこれが初めてです。どうやら、亡き奥様から贈られて大切に育てていた鉢植えの木が、社長の出張中に空調を勝手に切られたことで枯れてしまったそう。大切に水をやったり剪定したりしている姿を見ていたので、私も悲しくなってしまいます。同僚は過度な節約の強要は絶対にしないようキツく言われ、厳しい取り締まりは終わりを迎えました。残念すぎる結末幸い枯れたと思っていた大切な木は、植物のプロに相談しながらお世話を続けた結果、少しずつ元気を取り戻しているようです。社長に寄り添うように、今日も社長室に置かれています。 そして、せっせと電源を切ってまわっていた同僚でしたが、わが社の設備の場合、こまめにオンオフすると余計に電気代がかかったようで、ちっとも節約になっていなかったようです。あまりに残念な結末に、苦笑いしかありませんでした。 何事も、やりすぎには注意が必要です。自分ではよかれと思ってやっていることでも、まわりに迷惑をかけていないか、冷静になって判断しなくてはなりませんね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月12日私は35歳の専業主婦。夫と小学2年生の娘と3人家族です。近所にはたくさんのママ友もいて、楽しい毎日を過ごしています。 最近、近所に夫婦と男の子の3人家族が引っ越してきました。夫はとてもいい人だったのですが、その妻と子どもがとんでもない人だったのです……。 この親子、まったく話が通じない……!ある日、その男の子や、他のお友だちを呼んで娘の誕生日会を開催しました。私たち親からは娘に、ゲーム機をプレゼント。夫からのおさがりのゲーム機が壊れたところだったので、娘も大喜び! すると男の子が「その壊れたゲーム機、俺にちょうだい!」と言い出しました。壊れていると説明しても、「お父さんに直してもらうから」の一点張り。あまりにも騒ぐので、しぶしぶ了承してしまいました。 予想外!ママ友の怒り男の子の母であるママ友には説明した上で壊れたゲーム機を渡したのですが、後日「はぁ? 使えないの!?」とまさかの大激怒で家にやってきました。 「こっちはソフトも買ったの!お金出して!」「お金が払えないなら、新しいスイッチをよこしなさい!」と言いだしました。 その日はなんとか帰ってもらったのですが、後日悲劇が……。公園で遊んでいた娘のゲーム機を男の子が奪い、そのまま転んで画面が破損。娘が大泣きで帰ってきたのです。 ママ友の家に集まった人だかり私はこの一件を他のママに相談すると、実は同じような目にあった人がたくさんいることが発覚! 私たちは被害に遭った人を集め、「謝罪しなさい!」とみんなで家に押しかけました。さすがのママ友も動揺を隠せません。 男の子は、「お母さんに『欲しいものがあったら全部自分のものにした方が人生得する』って言われたから……」と泣きながら謝罪。 子どもに何ということを教えていたのでしょう……。 傲慢なママ友の末路そこに、ちょうどママ友の夫が会社から帰ってきました。 結局ママ友は迷惑料を支払うことになり、夫からは離婚を言い渡されたそう。男の子は父親の実家で厳しく育てられているそうです。 子どもには、きちんと善悪を教えられるような親でいたいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月11日