株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:飯窪成幸)は、米国を代表する作家、スティーヴン・キングの小説『ビリー・サマーズ 上・下』の刊行を4月8日に予定しています。凄腕の殺し屋ビリーが受けた「最後の仕事」。なんと標的を待つために小説家を装うことに!?――今年、作家デビュー50周年を迎えた巨匠による、企みに満ちたクライム・ノベルです。同作の刊行に先立ち、本日より、電子書籍『デビュー50周年!たっぷり試し読み 「ビリー・サマーズ」ガイドブック』を無料配信いたします。*訳者・白石朗氏と担当編集者による読みどころ解説*本編2章ぶんの試し読み*文藝春秋より刊行しているスティーヴン・キングの作品紹介以上の内容を収録した、大作『ビリー・サマーズ』への、格好の入門コンテンツとなっています。76歳にして衰えを知らない「モダン・ホラーの帝王」スティーヴン・キングの創作活動。『ビリー・サマーズ』は、1月刊の文庫版『アウトサイダー 上・下』に続き、今年2作目の邦訳作品刊行となりますが、今後も、夏……文庫オリジナル長篇『レイター(仮)』秋……新作+レア作品の日本独自中篇集『エレヴェイション/コロラド・キッド/ライディング・ザ・ブレット(仮)』冬……全米100万部、コロナ禍でキングがもっとも書きたかったファンタジー超大作『フェアリーテイル(仮)』の3作を続々刊行予定です。50周年を飾るにふさわしいラインナップに、どうぞご期待ください。■書誌情報書名:『S・キング50周年たっぷり試し読み 「ビリー・サマーズ」ガイドブック』編者:文藝春秋電子書籍編集部価格:無料配信開始日:3月25日(月)(※『ビリー・サマーズ 上・下』紙書籍版ならびに電子書籍版は、4月8日発売予定です。)配信電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、ReaderStore、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を配信している主要書店商品URL: ■スティーヴン・キングについて1947年、米国メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆を続け、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりといわれる。■関連URL文藝春秋 スティーヴン・キング作家50周年特設サイト 文藝春秋 電子書籍編集部公式X 文藝春秋 翻訳出版部公式X 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月25日「スティーヴン・キング大全」が河出書房新社より2月27日に発売された。1974年、「キャリー」で衝撃的なデビューを飾ったホラーの帝王スティーヴン・キング。その後も作家生活50年の間、数々の驚異的な世界的ベストセラー作品を生み出し続けている。本書「スティーヴン・キング大全」は、2022年9月21日のスティーヴン・キング生誕75周年に合わせクアルト社から刊行された「The Stephen King Ultimate Companion: A Complete Exploration of His Work, Life, and Influences」の日本語翻訳版。キングのデビューから時系列に沿って、キング自身と、作品ごとの執筆の背景、周囲の影響などの解説を豊富な図版とともに掲載した、決定版コンプリートガイドだ。キング自身のコレクションから、個人的および仕事上の書簡、手書き原稿、本の表紙、映画のスチール写真、未公開の詩の抜粋などをたっぷりと掲載。数十年にわたるキングのインタビューも随所に引用されている。キングの小説や映画がどのように生まれたかの裏話や、小説の着想のきっかけ、全作品のレビューも収録。巻末には、キングの全著作、中短編、映像化作品の一覧もついている。◎「キャリー」「シャイニング」「クージョ」「ペット・セマタリー」「IT」「ミザリー」…。数々の名作が誕生したきっかけとは?◎キングが「クリスティーン」を「シャイニング」以来の真正ホラーとみなしている理由とは?◎なぜキングはアイデアノートをつけないのか?◎「IT」でペニーワイズが登場するあの名場面を思いついた瞬間とは?◎映画「スタンド・バイ・ミー」の公開時、原作者のキングの名が伏せられた理由とは?◎「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「スタンド・バイ・ミー」……、あの名作映画の原作はどのように書かれたのか?など、キングに関する数々の疑問に対する答えも。著者はキングとの共著も刊行しているベヴ・ヴィンセント。翻訳は「スティーヴン・キング論集成」や「ホラー小説大全」などの著書があり、日本推理作家協会賞を受賞している風間賢二が務める。「スティーヴン・キング大全」は河出書房新社より発売中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月03日予測不可能な衝撃的ラストが待ち受ける傑作SFスリラー『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』が、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される「未体験ゾーンの映画たち2024」にて2月2日(金)より公開。予告編と日本版ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、町の子どもたちが殺人鬼へと変貌する恐怖を描いたSFスリラー。アメリカ・ネブラスカ州の町、ライルストーン。かつてはトウモロコシの栽培で栄えたが、いまはすっかり寂れている。農業関連企業に勧められた除草剤と遺伝子組み換え栽培が原因だった。トウモロコシ畑のそばには孤児院があり、イーデンをはじめとする子どもたちが暮らしていた。イーデンはトウモロコシ畑に棲むという異形の存在を信奉していた。ある日、ボイドという少年が職員を次々と惨殺する。保安官と農夫たちはボイドを制圧しようと家畜用の麻酔ガスを送り込むが、イーデン以外の子どもたちが巻き添えになり命を落としてしまう。それは、血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった――。監督は『リベリオン』『ウルトラヴァイオレット』のカート・ウィマー。製作は全米No.1のタイムループ・ホラー『ハッピー・デス・デイ』シリーズのジョン・バルデッチ。スティーヴン・キング原作「Children of the Corn」を大幅アレンジした本作は、キングから「小説版よりも良く出来ている」と絶賛されている。前代未聞の設定と予測不可能な展開、そして衝撃のラストが待ち受ける。『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』は2月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催「未体験ゾーンの映画たち」にて公開。シネ・リーブル梅田でも近日公開予定。動画配信サービス「U-NEXT」にて2月9日(金)~3月8日(金)の期間、オンライン上映も実施。(シネマカフェ編集部)
2024年02月01日マーベルの『Thunderbolts(原題)』から、出演予定だったスティーヴン・ユァンが降板したことが分かった。本人が「Variety」誌に認めた。スティーヴンが演じる予定だったのは、セントリーというキャラクター。いまも「マーベル映画に出たい」というスティーヴンは、「辞退せざるを得なくなったことをどれほど残念に思っているかを伝えるのに、メールを何度も書き直しました」と製作側に詫びたことを明かしている。将来的に、どんなマーベル映画に出演したいかと尋ねられると「それを言うにはちょっと早すぎるかなと思います。きっとたくさんの人をがっかりさせたことでしょうし。だから、いま言えるのは『私を起用してくれてありがとう』ということですね」と語った。出てみたい作品はあるが、「よく、言ってしまうと叶わなくなると言われるので、心の中にしまっておきます」とも。降板を決めるきっかけとなったのは、昨年WGA(全米脚本家組合)とSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)のダブルストライキにより同作の撮影が中断され、スケジュール調整がつかなくなったことのようだ。「私が思うに、時が過ぎ、物事が変わっていく中で、なんだか身を引くことになったという感じです」と話している。「でも(監督の)ジェイク(・シュライアー)は素晴らしい作品を作ってくれると思いますよ」とシュライアー監督にエールを送った。(賀来比呂美)
2024年01月05日スティーヴン・ユァンがマーベルの『Thunderbolts』を降板した。昨年の脚本家組合、映画俳優組合のダブルストライキのせいで製作スケジュールが大幅に押したことが原因のようだ。ストライキ前、この映画の公開予定日は2024年7月だったが、新たに設定された公開日は2025年7月。撮影はまだ始まっておらず、ユァンのスケジュールが合わなくなったようである。『Thunderbolts』はマーベルのアンチヒーローを集めた映画で、デビッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセルらが出演する。監督はジェイク・シュライアー。シュライアーとユァンはNetflixのシリーズ『BEEF/ビーフ〜逆上〜』でも組んでいる。ユァンの次回作は、ポン・ジュノ監督の『Mickey 17』。共演はロバート・パティンソン。文=猿渡由紀
2024年01月04日『フェイブルマンズ』をはじめ、アカデミー賞の常連のスティーヴン・スピルバーグ監督が初めてシリアスな作品に挑戦した『カラーパープル』が、ミュージカルとして映画化。公開日が2024年2月9日(金)に決定し、予告編映像とともに場面写真も解禁となった。製作総指揮に、スピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、オリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズを迎え、新鋭ブリッツ・バザウレが監督を務めた本作。スティーヴン・スピルバーグ原作はピュリッツァー賞を受賞したアリス・ウォーカーの同名小説で、受賞40周年にリメイクが実現した。オプラ・ウィンフリーこの度解禁された予告編は、姉妹が「離れ離れになっても、姉妹の心はひとつ」と誓い合うシーンから始まる。妹役は、『リトル・マーメイド』でも見事な歌声を披露していたハリー・ベイリー。そして、グラミー賞受賞のファンティジア・バリーノ演じる大人になった姉セリーの魂を振りしぼるような歌声が響く。続く映像では、アカデミー賞とグラミー賞受賞のH.E.R.をはじめ、未来を信じて何度でも立ち上がる女性たちの姿が映し出される。その合間に挿入される力強いミュージカルシーンと、華やかな夢のシーンは、女性たちの不屈の魂とどんな逆境にも負けない強さを感じさせ、魂を揺さぶる映像に仕上がっている。本作は、父から性的虐待を受け10代にして望まぬ結婚をさせられた主人公セリーが、最愛の妹と生き別れ、不遇な日々を送る中でも不屈の精神で人生を変えていく物語。型にははまらない生き方をする女性たちとの出会いと絆によって、女性たちは自分の価値に目覚め、自らが輝く場所を見つけていく。逆境にあっても未来を信じる彼女たちの姿、その絆と歌声が魂を揺さぶるミュージカル映画に注目だ。『カラーパープル』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日「モダン・ホラー」の帝王として君臨する巨匠、スティーヴン・キング。1974年のデビューから『呪われた町』『シャイニング』『IT』といったホラー小説を次々に執筆してきたスティーヴン・キングが、間もなく作家生活50周年を迎えます。本日発売の『異能機関』は、超能力少年少女と謎の組織〈研究所〉の対決を描く、SFエンターテインメント作品。電子書籍編集部では本作の発売を記念し、電子書籍の主要ストアにて既刊作品がお得に購入できる〈スティーヴン・キングの世界フェア〉を開催します。さらに、〈スティーヴン・キングの世界フェア〉の告知ツイートをフォロー&リツイートしていただいた方の中から抽選で50名様に、「キング50周年記念ステッカー」をプレゼントします!■ 1)電子書籍フェア「スティーヴン・キングの世界フェア」開催!『シャイニング』や『ミザリー』などスティーヴン・キングの名作が、期間中30%ポイントバックでご購入いただけます。【開催概要】概要:対象作品30%ポイントバック(一部ストアでは、クーポンでの実施となります)期間:2023年6月26日(月)から7月9日(日)まで対象作品:『シャイニング』『ミザリー』『アウトサイダー』『ペット・セマタリー』など、キングの既刊作品50コンテンツ以上【実施電子書店】Kindleストア、楽天Kobo、honto、Reader Store、BOOK☆WALKER、DMMブックス、紀伊國屋書店Kinoppy、COCORO BOOKS、yodobashi.com※詳細は、各電子書店のページをご確認ください。■ 2)フォロー&リツイートで、オリジナルステッカープレゼント作家生活50周年の日本第1作『異能機関』の発売を記念して、文藝春秋電子書籍編集部ツイッター @bun_den をフォローして、当該ツイートをリツイートしていただいた方の中から抽選で50名様に、キングの似顔絵入り50周年特製ステッカーをプレゼントいたします。応募期間:2023年6月26日(月)12:00~7月9日(日)12:00賞品:キング50周年オリジナルステッカー当選人数:50名詳細は、スティーヴン・キング特設サイト( )をご覧ください。書名:『異能機関』上・下著者:スティーヴン・キング 白石朗[訳]価格:2,800円(税込) ※電子書店によって異なる場合があります配信開始日:2023年6月26日(月)主要販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、Apple Books、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、ブックライブ、honto他、電子書籍を販売している主要書店商品URL:『異能機関』上巻 『異能機関』下巻 ■スティーヴン・キングについて1947年、米国メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆を続け、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりといわれる。■関連URL文藝春秋電子書籍編集部公式Twitter 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月26日スティーヴン・キングの原作を人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」製作陣が映画化した『ブギーマン』が、8月18日(金)より全国公開されることが決定した。母の突然の死から立ち直れずにいる高校生の姉セイディと幼い妹ソーヤー。セラピストである父親もまた、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合うことができずにいた。そんな心に闇を抱えたバラバラの家族を得体の知れない“ナニか”が狙う。暗闇からしのび寄る、恐ろしいものの正体とは…?“ブギーマン”とは欧米で古くから根付く昔話に出てくる、特定の姿形を持たない恐怖の存在で、その言い伝えを基に書き上げたスティーヴン・キングの短編小説を映画化した本作。6月2日に公開されたアメリカでは並み居る超大作と肩を並べる全米3位のスマッシュヒットを記録している。(※Box Office Mojo 6月2日~4日ランキングより)スティーヴン・キング Photo by Scott Eisen/Getty Images for Warner Bros.姉セイディにはディズニープラスで独占配信中の「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」で改造ギャングドラッシュを演じたソフィー・サッチャー、妹ソーヤーには同じくディズニープラスで独占配信中の「オビ=ワン・ケノービ」で若きレイアを演じ、ユアン・マクレガーをはじめスタッフ・キャストから惜しみない賛辞を受ける天才子役ヴィヴィアン・ライラ・ブレア。そして、父親ウィルは『AIR/エア』、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』などに出演したクリス・メッシーナ、謎の患者レスターは『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のデヴィッド・ダストマルチャンが演じる。監督は、ロックダウン中の物語を描いたホラー映画『ズーム/見えない参加者』でブレイクし、次世代のホラー映画界を担うと期待されるロブ・サヴェッジが務める。解禁された予告編では、得体のしれない“恐怖”に怯える妹ソーヤーと、その言葉に不信感を募らせる姉セイディに、少しずつその“恐怖”が忍び寄る様子が描かれる。怪しく点滅する赤いライトを見つめていると、部屋の隅に存在しない“ナニか”を目撃してしまうソーヤー。ソーヤーは“ナニか”の存在を訴えるも、セイディは一向に取り合おうとしなかった。一方、セラピストである父親ウィルは、彼の元を訪れた男レスターから怪しげなメモを渡され「闇にまぎれてヤツは来る」と聞かされる。2人の娘の異変に気づいたウィルは娘たちを救うべく動き出すが、そんな彼の元にも“ナニか”が迫っていた。「ただの妄想だ、モンスターなんていない!」とソーヤーの必死の訴えを否定するセイディに、そして「心配ない」と娘たちを守ろうとするウィルに襲い掛かる“ナニか”の正体とは?さらに、併せて解禁されたポスターは、消えかけたいくつものロウソクが置かれた部屋の奥に光る2つの目を背景に“恐怖”を見つめる「妹ソーヤー版」と、同じく光る2つの目を背景に暗闇を照らすジッポライターを手に“恐怖”の正体を見定めようと「姉セイディ版」の2種類が用意された。<暗い顔してると、来るよ。>というコピー通り、心の闇に棲みつく“ナニか”が迫りくる恐怖を感じるビジュアルとなっている。『ブギーマン』は8月18日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月14日株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:中部嘉人)は、米国を代表する作家、スティーヴン・キングの小説『異能機関 上・下』の刊行を6月26日に予定しています。超能力少年少女を拉致する謎の〈研究所〉。天才少年ルークはこの秘密機関から逃れられるのか――? “恐怖の帝王”キング、王道のSFホラー巨弾です。来年にはデビュー50年を迎えるスティーヴン・キング。そこで、新作刊行と50周年を記念し、無料の電子書籍『デビュー50周年記念! スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』を、本日6月2日より配信いたします。同書に収録されるのは、まず、短編「ローリー」。本邦初訳となる、ここでしか読めない作品です。短編とはいえ単行本換算で40ページ超と、読み応えは十分。また、『異能機関』の試し読み版として、1章「夜まわり番(ナイトノッカー)」の抜粋もたっぷり収録しています。『異能機関』の翻訳者、白石朗さんも登場。同書の担当編集者を相手に、新作の魅力を通して「いま」のキングの楽しみ方を語っていただきました。そして「キング代表作マトリックス」。縦軸に「リアル―幻想と怪奇」、横軸に「怖い―エモい」を取り、キングの代表作をそれぞれ位置づけ、解説を付しました。キングを読んでみたいが、その膨大な作品群からどれを選べば……と悩んでいる人にとって、格好のガイドになっています。キングファン、ホラーファン、そしてキング初心者、いずれの方々にもご満足いただける無料電子書籍です。■『デビュー50周年記念! スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』目次より◎訳者×担当編集者対談 作家生活五十年、キングの「いま」を楽しめ!◎完全オリジナル短編「ローリー」◎新作長編試し読み(『異能機関』1章抜粋)「夜まわり番(ナイトノッカー)」◎初心者にも安心! 一目でわかる、キング代表作マトリックス◎文藝春秋のスティーヴン・キングの本■書誌情報書名:『デビュー50周年記念! スティーヴン・キングを50倍愉しむ本 』編者:文藝春秋電子書籍編集部価格:無料配信開始日:6月2日(金)より配信電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、ReaderStore、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を配信している主要書店商品URL: ■スティーヴン・キングについて1947年、米国メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆を続け、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりといわれる。■関連URL文藝春秋電子書籍編集部公式Twitter 文藝春秋翻訳出版部公式Twitter 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月02日スティーヴン・ソダーバーグ監督とチャニング・テイタムが再タッグを組んだ映画『マジック・マイク ラストダンス』が3月3日(金)から公開になる。2012年の第1作目に続いて『マジック・マイク』シリーズを手がけたソダーバーグ監督は、これまで通り、自ら撮影も手がけ、シリーズに携わってきたスタッフ&キャストと共にダンス、キャラクター表現、そこで描かれるドラマのすべてを進化させたようだ。チャニング・テイタム主演『マジック・マイク』は、かつてテイタムがストリップ・ダンサーをしていた経験にインスパイアされた脚本家リード・カロリンが執筆したオリジナル脚本がベースになっている。テイタムが演じる主人公マイクは、家具のビジネスをするのが夢で、ストリップ・ダンサーなどの仕事を掛け持ちしている男だった。ステージには様々な男たちが集い、彼らそれぞれに夢があり、挫折があり、ステージに立つ理由と事情があった。マイクはその後、ダンサーを辞めてついに家具のビジネスを始めていたが、最新作『…ラストダンス』の冒頭では家具の仕事を廃業し、バーテンダーとして働いてることが明らかになる。夢を叶えるためにステージに立ち、ついにチャンスをつかむも、すべてを失ってしまったマイク。しかし、彼はバーテンダーとして出向いた先で、謎の女性マックスに出会う。彼女に頼まれ、再び踊るマイク。その瞬間、ふたりの距離は近づいていき、マイクはマックスから“ある提案”を受ける。それはロンドンにある劇場で、まだ誰も観たことのないショーを手がけることだった。彼女とロンドンに向かったマイクは世界中からダンサーを集めて、新たなショーの創作を始める。なぜ、マイクは再びステージに戻るのか? 彼はこの仕事を通じて何を得るのか? マイクと新たな仲間たちの“ラストダンス”が描かれる。本シリーズで描かれるパフォーマンスは刺激的で、時には過激な内容だが、その完成度は高く、本作でも全編に渡って圧巻のステージを堪能できる。と同時に、本シリーズでは、その場に立ち会った観客の反応や変化、熱狂、興奮も巧みに描いてきた。ここで描かれるのは“舞台中継”ではない。ステージと客席の間に感情の交換があり、両者が変化を遂げていくドラマが中心に据えられている。「ダンスはコミュニケーションの選択肢だと考えるとユニークなもので、他にダンスのようなコミュニケーション手段はないのではないかと考えます」とソダーバーグ監督は語る。「だからこそ、ユニークなコミュニケーション手段であるダンスを映画に取り入れることが出来たら、非常に面白いものになると考えました。それは視覚的だし、凄くエモーショナルでもあります」ここで表現されるものは煽情的かもしれない、ショーを盛り上げる“記号的な表現”かもしれない。しかし、そこにはダンサーと観客の感情のやり取りがある。さらに本作では、マイクと彼が出会った女性マックスの間にも“ダンス”が描かれる。「マイクはマックスに対して、ダンスを通じて何かを伝えようとしているわけです。ふたりの間でダンスを通じてメッセージを伝えあう、コミュニケーションを取るということは、非常にエキサイティングなことだと思っています」シリーズを続けることで生まれた“ラストダンス”そこで本作を撮影する上ではつねに“明確さ”が重視された。「私は他の映画を観た時に、ステージで混乱を生み、自分が何を観ているのかわからなくなるような編集をしている映画は好きではありません。だからこそ、私にとってのゴールはいつも“明確さ”です。さらに今回は“パフォーマーをしっかり見せる”というのを意識しました。身体全体を別々に見せる時間は出来る限り制限して、ワイド撮影にすることで全体をとらえて、今何が行われているのか、全部見せるようにしました。つまり、“明確さ”と“信頼性”を大事にし、『今誰を見ているのか』『どのようなパフォーマンスが行われているのか』をしっかり見せるように心がけました」自ら撮影も手がけたソダーバーグ監督は、アングルだけでなく、カットごとのカメラの動きやフォーカスまで丁寧に制御し、そのシーンで描きたいポイントを明確に映し出している。「本作に関わったみんなが3作目に向けて進化していったと思います」と監督は振り返る。「過去の2作のアイディアは小さなものでした。それが段々と広がっていき、男女関係にも繋がっていったのです。1作目(『マジック・マイク』)は、マイクが男女関係に進むかな? というところで終え、2作目(『マジック・マイクXXL』)は関係を終えているところから始まります。3作目で、マイクが恋愛関係にある姿をやっと描くことが出来ました。本作に関わっているチーム全体が、映画について男女関係やファンタジー、欲望、官能性などについて議論して考えた結果、この3作目が出来ました。恐らく11年前の1作目では、私たちはまだ準備が出来ていなかったのではないかと思います」1作目のマイクは自分にやりたいビジネスがあり、その資金を集めるため、日々の生活を成り立たせるためにステージに上がっていた。しかし、彼はその後、仲間のために踊り、踊る行為を通じて自身の本心や生き様を相手に伝えるようになった。マイクの変化と成長は、本シリーズとそこに関わったスタッフ・キャストの変化・成長でもあったようだ。「チャニング・テイタムについては、核となる部分は変わっていなくて、2010年に出逢ったときと同じく非常にリアルで誠実な人でした。もちろん、彼は色々な人生経験をしてきていて、物事に対する考え方は変化していると思いますし、それは私たち全員にも言えることではないかと思います」シリーズ開始から10余年を経たからこそ描ける“ラストダンス”は、また観客を圧倒することになるだろう。S・ソダーバーグ監督『マジック・マイク ラストダンス』3月3日(金) 公開(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2023年02月28日『オーシャンズ』シリーズのスティーブン・ソダーバーグ監督の最新作『マジック・マイク ラストダンス』が、2023年3月3日(金)より日本公開されることが決定し、場面写真2点が初解禁となった。本作は、知られざる男性ストリップダンスの世界とそこで奮闘するダンサーたちの裏側を迫力のダンスシーンと共に描く、チャニング・テイタム主演映画『マジック・マイク』の3作目。破産で全てを失い、長期間ステージから遠ざかっていた元ストリップダンサーのマイクが、人生の再起をかけて世界中のダンサーと“人生最後の挑戦”、一夜限りのラストショーに挑む。過去2作は、無名時代にストリップダンサーだったチャニング・テイタムの経験をもとに制作され、公開時には名だたる批評家からも絶賛コメントが飛びかうなど話題となり、ダンス映画史上NO.1大ヒットを記録した。最終章となる本作最大の見どころは、主人公マイクが世界中のダンサーと共に繰り広げるラスト30分の圧巻のダンスシーン。1作目で監督を務め、監督としてカムバックしたスティーブン・ソダーバーグも「全ての始まりである“ダンス”に焦点をあてる。最後の30分にわたる壮大なダンスシーンにこれまでの映画の全てをかけた」とコメント。ヒップホップ、ジャズ、クラシックバレエなど様々なジャンルのダンサー達が鍛え上げた筋肉を惜しげもなく披露するダンスシーンは必見だ。また、指導者となったマイクが世界中の若手ダンサーたちに振り付けや演出を行うストーリーは、映画の世界的ヒットを受け世界ツアーを実施した人気ミュージカル舞台『マジック・マイクステージ』で、構想・総監督を務めたチャニング・テイタムの実体験に基づくもの。1作目の成り立ちからミュージカル、劇場版最後となる本作まで『マジック・マイク』に人生を注ぎ込んでいるチャニング・テイタムの全てが映画に盛り込まれていると言っても過言ではないだろう。今回、初解禁された場面写真は、マイクとシリーズ初登場となる謎のキャラクター・マックス(サルマ・ハエック)とのシーン。鍛え上げられた腹筋をチラ見せするマイクと、彼にそっと触れる資産家の女性マックス。彼女はどん底だったマイクのダンスに可能性を見出し、彼に最後のチャンスを与えるが、実はマックスには別の目的があり……。多くのダンサーたちと一夜限りのラストショーを迎えるまでの苦労やトラブルを乗り越え、果たして、マイクはラストショーを成功させ人生のリスタートを切れるのか?その答えと圧巻のダンスシーンは、ぜひ映画館の大きなスクリーンで確認いただきたい。『マジック・マイクラストダンス』( )2023年3月3日(金)公開(C) 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年12月23日「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション NO.23」(ハリコン23)にスティーヴン・ユァンがゲスト登場することが分かった。2012年より約10年に渡り開催されてきた「ハリコン」は、ハリウッド俳優とファンとの交流イベント。これまで、クリストファー・ロイドやノーマン・リーダス、トム・フェルトンらが参加した。2020年からはオンラインでの開催となっていたが、今回ついに3年ぶりのリアル開催が決定。今回来日が発表されたスティーヴンは、大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」にてグレン・リーを演じ、世界中で一躍人気者に。アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ミナリ』では主演を務め、ジョーダン・ピール監督最新映画『NOPE/ノープ』では、リッキー・“ジュープ”・パーク役で出演。過去に開催されたハリコンでも4回来日しており、今回が5回目の参加。当日、会場においてファンとの写真撮影会およびサイン会のほか、ファンとの交流パーティーも予定されている。なお、スティーヴンのサイン会をはじめとする各種チケットは、明日12月10日(土)よりチケットぴあでも発売開始となる(※ハリコンサイトでは発売中)。「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション NO.23」は12月29日(木)10時~東京プリンスホテルにて開催。(cinemacafe.net)
2022年12月09日巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的映画『The Fabelmans』(原題)が邦題『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金)より全国公開されることが決定し、併せて場面写真が解禁された。『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』など、50年にわたるキャリアの中で変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作。初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年が両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。先日行われたアカデミー賞の前哨戦といわれる第47回トロント国際映画祭では最高賞である観客賞を見事受賞。同映画祭にて観客賞を受賞した作品はアカデミー賞を獲得することが多く、過去10年の受賞作品はもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされているなど、本年度の最有力候補として大きな注目を集めている。本作でサミー・フェイブルマン少年を演じるのは、『ザ・プレデター』「アメリカン・ジゴロ」シリーズのガブリエル・ラベル。サミーの母親役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。父親役は『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のポール・ダノと豪華実力派俳優が集結した。そしてこの度、場面写真4点が解禁。まさに“夢”の始まりとも言える両親と一緒に映画館へ遊びに行きサミーが映画の魅力に心奪われるシーンや、6人全員が別の方向を向き、どこか浮かない表情ですれ違いを感じさせる家族写真、青年期のサミーが夢中でカメラを覗き込む印象的なシーンなどが切り取られている。スピルバーグ監督自身が「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とまでコメントするなど、熱い想いが込められた渾身の最新作に期待が高まる。『フェイブルマンズ』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Fabelmans(原題) 2023年、全国にて公開フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年11月30日2023年2月16日から26日まで開催される第73回ベルリン国際映画祭で、スティーヴン・スピルバーグ監督が金熊名誉賞を受賞することが決定した。「素晴らしいキャリアを持つスティーヴン・スピルバーグ監督は、世界中の何世代もの観客を魅了してきただけでなく、夢の工場としての『シネマ』に新しい意味を与えました。ティーンエイジャーのいつまでも変わらぬ魔法の世界の中でも、歴史が永遠に刻んだ現実の中でも、彼の映画は私たちの感情を満たしてくれる面となり、別の次元へと連れ出します」と同映画祭のディレクターコンビが公式HPで声明を発表した。また、プレスリリース内でスピルバーグ監督について「キャリアを通じて計19回アカデミー賞にノミネートされ、現在までに3度オスカー像を手にしている。史上最も成功した映画監督」と説明。金熊名誉賞は1982年に創設されたベルリン国際映画祭の名誉賞で、映画界に大きな貢献をした業界人に贈られる。これまでの受賞者にはジェームズ・スチュワート、アレック・ギネス、オリヴァー・ストーン、ウィレム・デフォー、ヘレン・ミレン、イザベル・ユペールらがいる。授賞式にてスピルバーグ監督の最新作『The Fabelmans』(原題)が上映されるという。(賀来比呂美)
2022年11月24日スティーヴン・スピルバーグ監督の幼少から青年期のエピソードを基に描いた『The Fabelmans』(原題)が、トロント国際映画祭で初上映を迎えた。続いて、予告編も解禁された。今作はスピルバーグ監督がメガホンを取り、同監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』の脚本を手掛けたトニー・クシュナーと共同で脚本を執筆。主人公のサミー・フェイベルマンの幼少期を新人のマテオ・ゾリオン・フランシス=デフォード、青年期をガブリエル・ラベル(『ザ・プレデター』)が演じ、サミーの母ミッツィをミシェル・ウィリアムズ、父バートをポール・ダノが演じる。予告編は、サミーが「映画は、決して忘れることのできない夢だ」と説くミッツィからカメラを渡されるシーンからスタート。サミーは小さな頃から映画作りに没頭するようになる。ピアニストのミッツィ、コンピューターエンジニアのバートを親に持つサミー。ミッツィは「うちは科学者対芸術家の家。サミーは私のチーム。私にそっくりだ」と誇らしげだ。一方、バートは…?ミッツィはバートに、「サミーの創造性をサポートしていない。サミーがやっていることを、ただの遊びで想像にふけっているだけのことだと思っている。もう少し余裕を持って励ましてあげたら?」と批判する。それでもサミーの映画製作への愛を「趣味」とみているバートは、サミーに「趣味って言うのをやめて」と言われてしまう。どうやらフェイベルマン家には溝がありそうだ。それでもサミーはカメラを回し続ける。映画ファンの予告編への感想は、「ついにミシェルがオスカーを手にする時が来た!」「スピルバーグ監督の2本目のオスカー作品賞に!」とオスカーを期待する声や、「予告編から泣けた」と感動の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2022年09月12日スリラー映画『炎の少女チャーリー』が、2022年6月17日(金)より公開される。スティーヴン・キングの傑作をブラムハウスが新解釈スリラー映画『炎の少女チャーリー』は、『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』など人気作を次々に生み出しているハリウッドの製作会社ブラムハウス・プロダクションズによる最新作。1984年にも映画化された、スリラーの巨匠スティーヴン・キングの傑作小説『ファイアスターター』を原作に、最新技術を駆使してリメイクした。超能力少女映画の“原点”をリメイク当時の天才子役ドリュー・バリモアがチャーリー役を演じた1984年公開のオリジナル版は、超能力少女映画(パイロキネシス)の“原点”とも言える作品。公開から現代にいたるまで、Netflix作品『ストレンジャー・シングス』やアーティストのミュージック・ビデオなど、様々な作品に影響を与えている。時代を超えてオマージュされる名作に、ブラムハウス・プロダクションズがどのような“新解釈”を加えたのか、注目だ。<映画『炎の少女チャーリー』あらすじ>アンディとヴィッキーには、生まれながらに不思議な能力を持つチャーリーという娘がいた。彼女が成長するにつれ、その能力は覚醒し始め、多感な10代を迎えるころには、感情の揺らぎに呼応するようになりチャーリー自身もコントロールできないパワーへと変化していた。父親アンディはその能力を懸命に隠し続けようとしたが、政府の秘密組織“ザ・ショップ”はついにチャーリーの存在に気づき、軍事利用しようとスパイを差し向ける。逃亡する親子と追跡する工作員。かくしてチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルが繰り広げられるのだった―。彼女の持つ能力は果たして神か悪魔か…?キャスト■チャーリー...ライアン・キーラ・アームストロング生まれながらに不思議な能力を持ち、戸惑いつつも次第に覚醒していく少女チャーリー。『ブラック・ウィドウ』や『トゥモロー・ウォー』といった大作で、子役として活躍するライアン・キーラ・アームストロングが抜擢された。■アンディ...ザック・エフロンチャーリーの父親。成長と共に自分の力を制御できなくなっていく娘を懸命に守る。『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など、幅広い作品に出演するザック・エフロンが担当。監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』の新鋭キース・トーマス。脚本は『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズが務める。【詳細】映画『炎の少女チャーリー』公開日:2022年6月17日(金)原題:Firestarter監督:キース・トーマス出演:ザック・エフロン、ライアン・キーラ・アームストロング、シドニー・レモン、カートウッド・スミス、ジョン・ビーズリー、マイケル・グレイアイズ、グロリア・ルーベン原作:スティーヴン・キング「ファイアスターター」音楽:ジョン・カーペンター、コディー・カーペンター、ダニエル・デイヴィス製作:ジェイソン・ブラム、アキバ・ゴールズマン製作総指揮:ライアン・テュレック、グレゴリー・レッサンズ、スコット・ティームズ、マーサ・デ・ラウレンティス、J.D.リフシッツ、ラファエル・マーグレス提供:ユニバーサル・ピクチャーズ配給:東宝東和
2022年05月05日オスカー俳優エイドリアン・ブロディ主演&製作総指揮、スティーヴン・キング原作の小説に基づいたドラマ『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)がAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で、12月1日(水)より独占配信される。それに合わせて特別番組『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』(全4回)が配信されることが決定した。『チャペルウェイト 呪われた系譜』はスティーヴン・キングが大学時代に執筆し、1978年出版の短編集『深夜勤務』に収録された短編小説『呪われた村<ジェルサレムズ・ロット>』に基づいて、新たなキャラクター設定と脚色でドラマ化したゴシックホラーである。放送が決定した特別番組には、こがけん(お笑い芸人)や風間賢二(翻訳家)、丸屋九兵衛(万物評論家)、伊藤さとり(映画パーソナリティ)、森瀬繚(ライター、翻訳家)が出演。スティーヴン・キングやクトゥルフ神話の話等を交えながら作品の魅力がたっぷり語られる。第1回は本作を観る前の方向け、2回目は1話を観た方、3回目は5話まで観た方、4回目は全話観た方向けとなっており、作品を観ながら合間合間に楽しめる内容となるはずだ。また、約2分30秒のロングバージョンの予告映像も公開。エイドリアン・ブロディ演じるチャールズ・ブーンの幼い頃の記憶、大人になって自身の家族を連れて住み始める屋敷“チャペルウェイト”と、町に住む人々からブーン家が疎まれる様子が伺える。「この家は病の源と思われています」や「不幸に取り巻かれている」という不穏な言葉と、チャールズの息子、テインが「ここは安全?」と不安げに聞く様子に謎が深まるばかり。これまでのスティーヴン・キング作品にも共通する不穏さにホラーファンの期待を誘う予告映像だ。■配信情報『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』12月1日(水)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で第1話配信12月24日(金)より全話配信12月14日(火)~BS10スターチャンネルで放送『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)12月1日(水)より、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて第1話配信12月24日(金)より全話配信<BS10 スターチャンネル>※12月19日(日)17:00~字幕版 第1話 先行無料放送【STAR1 字幕版】12月21日(火)より 毎週火曜23:00 ほか【STAR3 吹替版】12月24日(金)より 毎週金曜22:00 ほか特設サイト:
2021年11月16日スティーヴン・スピルバーグ監督の製作会社「アンブリン・パートナーズ」がNetflixと提携し、複数の映画製作を行うことが明らかになった。Netflixのツイッターが「伝説的なフィルムメーカーの会社が、Netflixに各年複数の新作映画を製作することになりました。とてもワクワクしています」と発表した。Netflixの共同CEOテッド・サランドスは「スティーヴンは、クリエイティヴで明確なビジョンを持ったリーダーです。世界中の多くの人にとってそうであるよう、私も彼が作り出した思い出深いキャラクターや物語を見て育ちました。刺激的で気付きを与えてくれる、不朽の作品です。『アンブリン』のチームと一緒に働くのが待ちきれません。スティーヴンの映画の歴史において、この章では私たちがその一部になれる。光栄で心が躍ります」とコメント。スピルバーグ監督といえば2019年、Netflix作品はオスカーではなく、エミー賞で選考されるべきだと発言して話題となった。同年のオスカーで、アルフォンソ・キュアロンが監督したNetflix映画『ROMA/ローマ』が監督賞、外国語映画賞、撮影賞を受賞したことがきっかけだった。スピルバーグ監督は、映画芸術科学アカデミーの役員会で、「Netflix作品には出品資格がない」というルールを設けるよう提案もしていた。そのため、一部のファンは「Netflixのことが嫌いなんだと思っていた」「お金の力ってすごい…」と辛らつなコメントを寄せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年06月22日4月25日(現地時間)に開催される第93回アカデミー賞授賞式において、出席者はマスクの着用を求められないことが明らかになった。主催者の映画芸術科学アカデミーが行ったZoomミーティングで発表されたという。「Variety」誌が伝えた。授賞式はテレビ/映画製作に当たるため、カメラに映っている間はマスクを着用しなくていいが、一方で、カメラに映っていないとき――例えばコマーシャルタイムなどには、マスクを常に着用する必要があるとのこと。なお、先週土曜日に行われたZoomでのプレス会議には、今回の授賞式のプロデューサーを務めるスティーヴン・ソダーバーグが出席していたが、「マスク着用が必要ない」ということには触れなかった。「マスクは今回のオスカーの物語を伝えるのに重要な役割を果たす」という意味深なコメントはしていた。また、出席者が170人に限定され、授賞式の間に入れ替えを行うことも明らかになった。候補者たちは会場の1つであるロサンゼルスのユニオン駅に到着後、会場への出入りのタイミングが記された予定表をそれぞれが受け取る。出席者には当日のユニオン駅での体温チェックはもちろんのこと、当日までに少なくとも3回のPCR検査が課されている。今年のアカデミー賞授賞式は、例年の開催地ドルビー・シアターに加えユニオン駅と2か所で行われる。また、海外にも会場を設置することも決定しており、その1つはロンドンであることが分かっている。(Hiromi Kaku)
2021年04月20日4月25日(現地時間)に開催される世界最高峰の映画の祭典「第93回アカデミー賞授賞式」を、WOWOWではアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアター他より独占生中継。案内役としては14回目の出演を果たすジョン・カビラ、そして初の案内役を務める宇垣美里に話を聞いた。新型コロナウイルスの影響が長引く中、開催が危ぶまれた第93回アカデミー賞授賞式は例年の2月開催から4月に延期に。映画館の閉鎖が続く現状を考慮し、インターネットを通じて配信された作品も各部門のノミネート資格を得る異例の条件が加えられた。その結果、作品賞にノミネートされた8作品は、オスカー前哨戦で強さを見せる『ノマドランド』、デヴィッド・フィンチャーがNetflixと手を組んだ『Mank/マンク』、さらに80年代、アメリカに移住した韓国人一家の過酷な運命を描く『ミナリ』など、例年以上に多種多様なラインナップに。一筋縄ではいかないのが、アカデミー賞の常ではあるが、今年は例年以上に予想が難しい。作品賞の最有力は2人そろって『ノマドランド』!――ずばり作品賞に輝くのは、どの作品だと思いますか?カビラ:日本からハリウッドを見守る僕らファンとしては、劇場公開を優先する作品がいつまで牙城を守れるか。それとも配信系の作品が、ついに栄冠に輝くか?そういう意味では『ノマドランド』と『Mank/マンク』の争いに注目ですね。振り返ると、アルフォンソ・キュアロン監督がNetflixと製作した『ROMA/ローマ』で監督賞を獲得しましたが、作品賞に及ばなかった(第91回)。うーん、でも最有力は『ノマドランド』かな。個人的には『ミナリ』に期待する部分もありますし。日本でも大ヒットしていますもんね。宇垣:私も「受賞するだろう」という意味で、劇場公開された『ノマドランド』が一番作品賞に近いと思います。実際に作品を拝見し、映像の美しさ、それに寄り添う音楽、主演を務めるフランシス・マクドーマンドの素晴らしさ…、作品としての完成度が非常に高いですよね。前哨戦でも評価されていますし、6部門ノミネートというのも強み。個人的に注目しているのは、『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題)』。現代に地続きになった“Black Lives Matter”のメッセージが描かれた作品で、今回エントリー期間が延びたおかげで、候補にあがったので、どこまで伸びるのか未知数ですし。今年のアカデミー賞は“多様性の賛歌”になる!――監督賞に2人の女性(『ノマドランド』のクロエ・ジャオ、『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル)、主演男優賞と助演女優賞に『ミナリ』からスティーヴン・ユアン、ユン・ヨジョンがそれぞれノミネートされています。カビラ:“多様性”といかに向き合い、包括していくかはアカデミー賞にとって長年の課題だったわけで、今回のノミネーションは1つの回答だと言えますね。監督賞に韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョン(『ミナリ』)が名を連ねているのも快挙。単純に優劣をつけるのは難しいですが、今年のアカデミー賞が“多様性の賛歌”になるのは、間違いないと思います。宇垣:カビラさんがおっしゃる通り、多種多様な方々がノミネートされていますよね。特に俳優部門は、昨年受賞者が全員白人だったこともあり、これまでの反省をくんでいるのかなと。こういったアカデミー賞の選択は、とても前向きで素敵なことだなと思います。映画館だからこそ“没入”できる!配信の利便性に勝る魅力――近年のアカデミー賞は配信作品をどう扱うかが、大きな課題になっています。映画を観る方法もまた“多様”になる時代、おふたりにとって理想の映画体験はどんなスタイルですか?宇垣:コロナ禍で家から出られない状況が続きましたし、配信で映画を楽しむことができるのは、ありがたいことだと思います。見たいときに、何度でも見返せる利便性もありますし。一方で、私は映画館で映画を観るのが大好きなんです。やはり、あの没入感は自宅では得られませんから。カビラ:本当ですよね!同感です。暗闇で感性を研ぎ澄ませて、作品と対峙する体験は何物にも代えがたい。チケットを買って…、まあ、今はスマホで予約の時代ですけど、劇場に足を運ぶことで、映画はもちろん、出演者や作り手と“チームメイト”になれる感覚こそが、映画館の醍醐味ですから。――そういう意味で、コロナ禍では映画館で映画を鑑賞すること自体が、非常に貴重な機会となりました。カビラ:本当にそんな1年でしたよね。まだまだ先行きは不透明ですけど、もうエンターテインメントに対する渇望感は限界に来ています。不要不急っていったい何?って。心の潤いに、エンタメは絶対に必要不可欠なものですから。シアターがいかに貴重であり、必要であるか痛感しています。宇垣:私もエンターテインメントを摂取するために生きていますから、実際に緊急事態宣言が明けて、映画館に行ったときは、どれだけ自分が“この感覚”を求めていたか、そのありがたみも含めて、思い知りましたね。同じ空間で、一緒に感動を共有できる人がいることが、どれだけ私のことを支えてくれていたか…。ですから、自分なりに(エンターテインメントに対し)恩返しもしなくてはと思っています。コロナ禍での授賞式「驚きの連続をめちゃくちゃ期待」――エンターテインメントの真価が問われる現在、アカデミー賞が受賞式でどんなメッセージを発するのか大いに注目ですね。昨年の受賞式の映像を改めて見直してみると、もはや「これって夢なんじゃないか?」って思ってしまうほどで…。カビラ:超“密”じゃん!ってね(笑)。みんな普通にハグとかしていましたし。だからこそ、今年は厳しい制約の中で、どんな魔法をかけてくれるか?歌唱とかどうするんでしょうね…。それでも、スティーヴン・ソダーバーグら、プロデューサーたちが、想像を超えたマジックで魅せてくれるはず。実は、驚きの連続をめちゃくちゃ期待しているんですよ!一生に一度。もちろん(コロナ禍での授賞式は)これっきりにしてほしいですけど、だからこそ必見です。それでも夜は明ける、です!宇垣:そういう映画もありましたね(笑)。私も「魅せてくれるよね」って期待感が大きいです。いつか「第93回はいろいろ大変だったけど、良いセレモニーだった」とふり返ることができればいいなって。生中継のスタジオは、カビラさんがご一緒だから、安心して、授賞式を楽しもうと思っています。あっ、でも「ここは覚悟しておいたほうがいい」ってアドバイス、ありますか?カビラ:ないです!完全に気持ちを解放してください。ただ、僕が急に大声を出しても、驚かないでくださいね(笑)。話が脱線したら、引き戻してもらって。当日は式典の流れをある程度把握していますが、基本的には、視聴者の皆さんと同じ目線。例年通り、一緒に感動をシェアできればうれしいですね。「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」は4月26日(月)午前8:30よりWOWOWプライムにて放送。4月26日(月)21時~WOWOWプライムにて放送。(text:Ryo Uchida/photo:Jumpei Yamada)
2021年04月19日先日、『ミナリ』の演技が評価され、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたスティーヴン・ユァンが、同作を製作したA24と今度はテレビドラマでタッグを組むことが決定した。「Deadline」などが報じた。スティーヴンはコメディアンのアリ・ウォンとともに主演&製作総指揮を務める。現時点でのタイトルは未定だが、1話30分、全10話のコメディドラマになるという。スティーヴンがドラマにレギュラー出演するのは、「ウォーキング・デッド」以来となる。クリエイター・ショーランナー・脚本を務めるのは、スティーヴン&アリが声優で共演したNetflixのアニメドラマ「トゥカ&バーティー」で脚本を執筆したイ・ソンジン。最近のA24は、映画だけでなく「ラミー 自分探しの旅」や「ユーフォリア/EUPHORIA」など、ドラマ作品でも高い評価を受けている。映画に関しては『ミナリ』がアカデミー賞で作品賞を含む6部門でノミネート。スティーヴンはアジア系アメリカ人として初めて主演男優賞にノミネートされた。史上最高齢でのノミネートとなったアンソニー・ホプキンス、故チャドウィック・ボーズマン、リズ・アーメッド、ゲイリー・オールドマンと競い、アジア系アメリカ人初の主演男優賞獲得となるかに注目が集まる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年03月18日「ウォーキング・デッド」のグレン役で人気を博し、映画『バーニング 劇場版』では物語のカギを握る謎の男を怪演したスティーヴン・ユァンが主演し、映画賞レースを席巻中の『ミナリ』。この度、スティーヴンが演じた、アメリカンドリームを夢見る父親・ジェイコブの場面写真をいち早く入手した。1980年代、農業で成功することを夢見て、アメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く本作。今回解禁となった場面写真には、ジェイコブ(スティーヴン・ユァン)がアーカンソーの荒れた土地を前に少年のように目を輝かせている表情や、農作業へ打ち込む姿などが写し出されている。タイトルの『ミナリ』とは、韓国語で香味野菜のセリ(芹)のこと。たくましく地に根を張り、2度目の旬が最もおいしいと言われていることから、次なる子ども世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている。優しい眼差しで息子を見つめる写真からは、「子どもたちに成功する姿を見せてやりたい」と願うジェイコブの熱い想いが溢れ出すかのようだ。スティーヴンは本作でも確かな演技力を発揮、強引なやり方に反対する妻(ハン・イェリ)との衝突や予期しない困難が降り注ぐ中、農園を作る夢の実現のために揺るぎない意志をみせるジェイコブを、泥臭くも人間味たっぷりに演じている。サンダンス映画祭でのグランプリ・観客賞受賞を皮切りに、ナショナルボード・オブ・レビューで作品トップ10に選出、助演女優賞(ユン・ヨジョン)とオリジナル脚本賞受賞など、各国の映画祭、映画賞にて早くも138ノミネート、50受賞(※TOP10選出含む/2月1日現在)を記録。現地時間2月3日(水)に発表となるゴールデン・グローブ賞では作品賞の対象外となったことに疑問の声が多く上がるほど、数多くの人の共感を呼んでおり、「『パラサイト 半地下の家族』に続きアカデミー賞で波乱を起こす作品」と注目を集めている。『ミナリ』は3月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年02月03日キアヌ・リーブスが初主演を務め、今日に繋がるブレイクのきっかけとなったコメディ映画の最新作『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』。本シリーズには、ハリウッドの大物監督にもファン多数、『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『レディ・プレイヤー1』でも言及されていたことが分かった。テッド役を演じたキアヌの原点ともいえるシリーズ第1作『ビルとテッドの大冒険』(1989)は、著名人の中にも多数のファンを持つ傑作コメディだ。公開から約30年にわたり『ビルとテッド』シリーズは映画やテレビ作品の作中やタイトルで幾度となく引用され、その回数はなんと180回以上!(※12月15日時点、IMDb調べ)『アベンジャーズ』シリーズ完結編として全世界歴代興行収入1位を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、ローディ/ウォーマシンがハルクやアントマンとの会話の中で、タイムトラベル映画の例として『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』と並び、『ビルとテッドの大冒険』を挙げている。ポップカルチャーにまつわる小ネタや引用が大量に盛り込まれたスティーヴン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』では、仮想世界"オアシス"の天才創始者であるハリデーが、物語のヒントとなる重要な場面で『ビルとテッド』を引き合いに出している。「後ろに進んだっていいじゃないか。全速力で逆走したらどうだ。アクセル踏んで。『ビルとテッド』みたいに」と語るシーンだが、自由に我が道を行くビルとテッドに憧れを持つところは、ルールや大人のしがらみを嫌うハリデーらしい。また、『ビルとテッドの大冒険』の原題『Bill and Ted’s Excellent Adventure』にちなんで、タイトルに「Excellent Adventure」を含める作品も多数存在する。「マーベル エージェント・オブ・シールド」の最新シーズンでも、エピソードタイトル「The Totally Excellent Adventures of Mack and the D」に引用されている(シーズン7・エピソード7)。ほかにも、『レゴ(R)ムービー2』や「スーパーナチュラル」、アニメーションの「ファミリー・ガイ」の複数エピソードでも、『ビルとテッド』が小ネタとして盛り込まれていたり、エピソードタイトルに引用されていたりする。プロデューサーのスコット・クルーフは、そんな熱狂的な支持を得るシリーズの最新作『ビルとテッドの時空旅行』を作ることについて周囲に「“ねえ、興味ある?”と尋ねるたびに、驚くほど情熱的な反響が返ってきた」とふり返っている。『オーシャンズ』シリーズでも知られるスティーヴン・ソダーバーグは、「僕はこのシリーズのチアリーダー」と豪語しており、新作『ビルとテッドの時空旅行』を脚本の段階で読み、エグゼクティブ・プロデューサーを買って出た。本作にカメオ出演しているラッパーのキッド・カディも『ビルとテッド』の大ファンだ。『ビルとテッド』がファンから広く受け入れられている理由について、キアヌは「『ビルとテッド』はとにかくユニークだった。だからファンにウケたんだと思う」と分析。そして「『ビルとテッドの時空旅行』はファンがいなかったら作れなかった。この作品には僕たちの感謝の気持ちが込められているんだ」と続けている。『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』は12月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! 2020年12月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Bill & Ted FTM, LLC. All rights reserved.
2020年12月16日映画芸術科学アカデミーが、第93回アカデミー賞授賞式のプロデューサーを発表した。ジェシー・コリンズ、ステイシー・シェール、スティーヴン・ソダーバーグの3人。コリンズはここ数年連続でグラミー賞、BETアワードなどの制作を担当。そのほかにも数々の授賞式やテレビ番組のプロデューサーを務め、エミー賞にノミネート経験もある。ツイッターで「このような素晴らしい機会をありがとうございます!」とアカデミーに感謝を伝えている。シェールは『エリン・ブロコビッチ』『ジャンゴ 繋がれざる者』で2度アカデミー賞作品賞にノミネートされたほか、『パルプ・フィクション』『コンテイジョン』などの多数の有名作品でプロデューサーまたは製作総指揮を務めてきた。ソダーバーグは『トラフィック』でアカデミー賞監督賞を受賞。メガホンを取った『エリン・ブロコビッチ』では、シェールとともに仕事をした。アカデミーの会長デヴィッド・ルービンとCEOのドーン・ハドソンは連名で「来るオスカーは、授賞式の可能性を再構築、そして刷新するのに素晴らしい機会です。いまの時代に直接反応を見せてくれる、夢のようなチームを結成しました」と3人を紹介している。第93回アカデミー賞授賞式は、2021年4月25日に、バーチャル開催ではなく通常通りのスタイルで開催予定。(Hiromi Kaku)
2020年12月09日スティーヴン・スピルバーグ&ケイト・キャプショーの末娘デストリー・アリーン(23)が、インスタグラムで婚約したことを発表した。「親友と共に人生を歩めることに、すごくワクワクする! 最高の日! 大好き!」と絵文字で飾ったキャプションと婚約者のゲンク・レグランドのツーショットを掲載。ゲンクの首に手を回し、頬にキスしているデストリーの左手薬指にはダイヤモンドの指輪が光っている。2枚目の写真には2人が繋いでいる手が写っており、指輪もよりクローズアップされている。コメント欄にはエル・ファニングが「あああ!! おめでとう、美しいカップル」と祝福メッセージを寄せ、ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デヴァーらも祝いの言葉を贈った。交際開始時期は不明だが、2人のインスタグラムには、2017年10月頃からツーショットが掲載されるようになっている。両親同様、数年前から映画業界で女優、監督、プロデューサーとして活動しているデストリー。お相手のゲンクはスイス出身の俳優で、キャリアを求めてロサンゼルスに移住。リー・ストラスバーグ・シアターで2年間の演技コースを修了したという。(Hiromi Kaku)
2020年07月06日平日の午後に名作の数々をオンエアするテレビ東京「午後のロードショー」では、4月23日(木)本日、スティーヴン・セガール主演のアクション巨編『沈黙の傭兵』を放送する。セガールが湾岸戦争の英雄に扮し、戦友の仇を討つ!幼少期から格闘技に触れ、17歳の時に来日。禅や合気道、剣道、柔道はもちろん太極拳などの日本武道や中国武術を学び、『刑事ニコ/法の死角』で映画デビューすると1992年公開の『沈黙の戦艦』が大ヒット。その後同作は続編『暴走特急』が製作されこちらも大ヒットするが、日本ではその後の主演作に『沈黙の~』という邦題をつけることが増え、昨年公開された『沈黙の終焉』に至るまで多数の“沈黙シリーズ”で知られるように。一方、現実世界でも2012年から保安官を務めるようになり、その姿を追ったドキュメンタリーが製作されるなど、ほかのアクションスターとは一線を画すストイックなキャリアを重ね続けるセガール。本作は2006年に公開された“沈黙シリーズ”の1作となる。南アフリカの小国ガンモラル。この国の国民たちを独裁政府から救おうとシーガー(スティーヴン・セガール)ら傭兵たちは戦いを繰り広げていた。しかしこの戦いはCIAの汚職捜査官ドレシャム(ルーク・ゴス)と、闇のフィクサーであるチャペル(ロジャー・グーンヴァー・スミス)が画策した金がらみのミッションだった。その事実を知らないシーガーたちはフランス軍の介入を受け、絶体絶命の状況に追い込まれる。シーガーの戦友ジョーンズが敵の銃弾に倒れ、妻と息子を守ってくれとシーガーに言い残し息絶えた。ドレシャムらの裏切りを知ったシーガーは、なんとか自力で戦場からの脱出に成功する。1週間後、シーガーはジョーンズの妻エディと息子ションドラの元を訪れ、必ず彼の遺体を国に連れ帰り手厚く葬ると約束するのだった。しかし家から出てきたシーガーをドレシャムの送り込んだ殺し屋が襲う。殺し屋たちを倒すシーガーだが、同じくシーガーを追っていたクルーガーを筆頭とする傭兵たちに拉致され、チャペルの元へと連れて行かれる…というストーリー。セガール扮するシーガーは戦友の妻子を救い、その仇を討てるのか? 『沈黙の傭兵』は4月23日(木)13時35分~テレビ東京「午後のロードショー」枠で放送。(笠緒)
2020年04月23日アメリカでは2018年に出版されベストセラーになり、日本語訳版はまだ未発売のスティーヴン・キングの犯罪ホラー小説を「HBO(R)」がドラマ化した「アウトサイダー」。この度、キング自身や主人公のベン・メンデルソーン、シンシア・エリヴォらが本作について語る特別動画が、いち早くシネマカフェに到着した。同じく「HBO」の「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」でエミー賞にノミネートされたリチャード・プライスの脚本で映像化した本作。キングは「信じられないようなことを信じさせる怖い話を書いた。『トワイライト・ゾーン』でスタッフから学んだが、人は現実世界の試金石があるから信じるんだ」と語る。「ここ(第1話でジェイソン・ベイトマン演じるテリーが11歳の少年を殺害した容疑で逮捕されるシーン)から超自然現象が始まる。同じ人間が同時刻に異なる所にいる、そんな着想があった。そこで思いついたのは事件に個人的関与がある主人公だ」と、制作にあたっての着想を明かす。主人公であり、物語の軸となる事件を担当するベテラン刑事のラルフ・アンダーソン役を演じたのは、『レディ・プレイヤー1』『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン。「小説でも映画でもスティーヴンはこのジャンルの第一人者だ。真面目な人柄のアンダーソン刑事が自身の許容範囲を超えた状況に直面する」と、自身が演じるラルフが向き合うことになる問題について回想しながら語った。また、「ミスター・メルセデス」シリーズにも登場するキャラクターである天才私立探偵ホリー・ギブニーについて、キングは「ホリーは過去に書いたことのない面白い役柄だ」と語り、本作でホリー役を演じる『ハリエット』のアカデミー賞ノミネート女優シンシア・エリヴォは、「私立探偵だけれど少し変わっている」と、ひと癖あるホリーの役柄について匂わせた。続けてキングは「世の中には奇妙なことやこの物語のようなことがある。人は信じられないような出来事に対しどう対応する?」と本作で起こる不可思議な超自然現象に直面した人々の選択について、問いを投げかけている。なお、本日4月1日(水)より「アウトサイダー」の配信に先駆け、キングの作品を豪華スタッフ&キャストでドラマ化した「ミスター・メルセデス」シーズン1~3をAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」にて全シーズン一挙配信されることも決定している。(text:cinemacafe.net)
2020年04月01日スティーヴン・キング原作のベストセラー・クライムホラーを「HBO」が初めてドラマ化した「アウトサイダー」。この度、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて4月23日(木)より独占配信、映画専門サービス「BS10 スターチャンネル」にて4月23日(木)23時より独占日本初放送されることが決定した。「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」や「ナイト・オブ・キリング失われた記憶」でエミー賞を受賞するなど、クライムドラマでもハイクオリティな作品を制作してきたHBOがキング作品をドラマ化するのは本作が初めて。アメリカで2018年に出版されベストセラーになり、日本語訳版はまだ発売されていないキングの犯罪ホラー小説「THE OUTSIDER」を「ナイト・オブ・キリング失われた記憶」でエミー賞、『ハスラー2』でアカデミー賞にノミネート経験のあるリチャード・プライスの脚本で映像化。『レディ・プレイヤー1』『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン、「オザークヘようこそ」『モンスター上司』のジェイソン・ベイトマンら実力派キャストのほか、『ハリエット』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた期待の新星シンシア・エリヴォが、謎を追う天才私立探偵役で出演する。序盤から繰り広げられる衝撃の展開!アメリカの片田舎の静かな住宅街を舞台にすることが多いキング作品。本作も例のごとく、ジョージア州の小さな町で11歳の少年の惨殺死体が見つかったところから物語が始まる。さらに少女が見る幻覚、現場に姿をちらつかせる不気味な男...など、続きが気になる仕掛けが溢れ、ハマってしまうこと間違いなし。また、シンシア演じる天才私立探偵ホリー・ギブニーは、同じくキング作品の「ミスター・メルセデス」シリーズに登場するキャラクターであり、さらに真犯人を「IT」と呼ぶセリフが出てきたりと、キングファンを楽しませる要素も随所に散りばめられている。「スティーヴン・キングと『X-ファイル』の融合」批評サイトで高評価!1月12日に第1話、第2話をまとめて放送した米国では、「IMDb」スコア9.1、「Rotten Tomatoes」では96%(audience)の高い評価を獲得。「スティーヴン・キングと『X-ファイル』の融合」「ドラマ化されたキング作品の中で久しぶりの傑作」などの評価の声が上がっている。「HBO」の第1話視聴者数は約72万4,000人(初回放送分のみ)と、2019年10月に放送が始まった「ウォッチメン」の初回(約79万9,000人)に次ぐ好調な数字で、視聴者の期待度の高さが伺えるものとなっている。(text:cinemacafe.net)
2020年02月28日スティーヴン・キング作「キャリー」が、再び映像化されることになったという。「Collider」などが伝えた。「キャリー」は1976年にブライアン・デ・パルマ監督&シシー・スペイセク主演で初めて映画化された。キャストのシシーとパイパー・ローリーが、それぞれアカデミー賞主演女優賞、助演女優賞にノミネート。1999年には映画の続編として『キャリー2』が製作された。テレビ映画やブロードウェイミュージカルのテーマとなったこともある。さらに2013年、キンバリー・ピアース監督&クロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクもされている。今回は米テレビ局の「FX」と製作スタジオ「MGMテレビジョン」が、リミテッドシリーズのドラマとして制作する。いまのところは企画のごく初期段階だといい、脚本家などは決まっていないとのこと。この2社がタッグを組んで制作したドラマには、最近では「FARGO/ファーゴ」がある。キングの作品のドラマ化が報じられたのは、ここ1週間で2度目。米テレビ局「Epix」がキングの短編の「Jerusalem’s Lot」(原題)をエイドリアン・ブロディ主演で制作し、2020年秋に放送予定だとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャリー 1977年3月より公開キャリー(2013) 2013年11月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2019年12月24日2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』からマーベル作品でお馴染みのアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が、マーベル・コミックスとDCコミックスのライバル関係を描くドキュメンタリードラマを製作するという。プラットフォームは動画配信サービスの「Quibi」。「Variety」誌などによると、タイトルは「Slugfest」(原題)に決定しており、リード・タッカー著の「Slugfest: Inside the Epic, 50-Year Battle between Marvel and DC」(原題)を基に作られるとのこと。「Slugfest」とは、「殴り合い」や「打撃戦」を意味する。ルッソ兄弟は製作総指揮を務める。同ドキュメンタリーで、これまでほとんど語られていないマーベルとDC間の歴史に迫ると意気込んでいる製作陣。内容の具体例としては、両社のスーパーヒーローたちを作り出したクリエイターへのインタビューを挙げている。また、70年代にスーパーマンとスパイダーマンが登場したという2社間のクロスオーバー作品についても語られるとのこと。昨年『Believer』(原題)を監督し、ハリウッド映画賞でドキュメンタリー賞を獲得したドン・アーゴットが、同作でプロデューサーを務めたシーナ・M・ジョイスとともにメガホンを取る。「Quibi」はミレニアル世代をターゲットとした動画配信サービスで、2020年4月6日に開始予定。ルッソ兄弟のほかにも、スティーヴン・スピルバーグ、ギレルモ・デル・トロ、サム・ライミ、スティーヴン・ソダーバーグらとのプロジェクトを進めている。(Hiromi Kaku)
2019年11月14日