湿疹やアトピーに効果のあるステロイドの塗り薬。かゆみや症状の悪化を防ぐのに欠かせない薬ですが、正しい塗り方を知っていますか。「もったいないから少しずつ使っている」「効果がありそうだから患部にすり込むようにしている」という人がいるかもしれません。けれど、その塗り方は間違っている可能性があります。ステロイド軟膏の正しい塗り方を教えてくれているのは、薬剤師の中野昇(sho_molth_)さん。中野さんは、Instagramで「薬剤師が教える薬の知識」や「意外と知らない食品知識」を発信しています。薬剤師が教えるステロイド軟膏の正しい塗り方とは、どのような方法なのでしょうか。人差し指の第一関節までの量を優しく伸ばすように塗る25gチューブの塗り薬を、人差し指の先から第一関節まで出した量が、手のひら二枚ぶんの面積に相当するようです。意外とたっぷり使うことに驚きました。また塗る時には、すり込むのではなく優しく伸ばすように塗布するとのこと。ティッシュが付くほど、表面がベタついている状態がいいようです。「正しい塗り方をすると、30〜60分ほどで効果が出てくる」と中野さんはいいます。 この投稿をInstagramで見る 中野昇(@sho_molth_)がシェアした投稿 この動画に、以下のような声が寄せられていました。・少量をすり込んでました。なんてこった。・今日見た動画で一番ためになるものでした。・塗り方を変えたら、びっくりするほど効果がでた。今回の投稿を見て、どれほど「いい薬」を使っていても、正しい使い方をしなければ、効果が得られないということが分かりました。塗り薬の量として「大人の両手のひらにぬるのに最適な量は約0.5g」とされていますが、薬のチューブは容量によって口径が異なります。容量が違うチューブで同じ長さを出しても、量は同じではありません。塗り薬を使う際には、チューブの容量を確認してから、上のイラストを目安に正しい量を使いましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月07日社会人になりたてのころ、お姉さん的存在だった先輩。先輩が結婚し、子育てのタイミングで退職してからは、よき友人となり、遠方に暮らしていながらもよく連絡を取り合っていました。しかし、少し前の2~3年の間、ぱったり連絡が途絶えてしまったのです。あとから聞くと、ある皮膚疾患と闘っていたそうです。顔中が熱く腫れ上がる、耐えがたい不快感あれは、忘れもしない48歳の夏。日焼け止めを塗って庭のお手入れをしていると突然、顔中が熱く、腫れ上がるような感覚に襲われました。耐えがたい不快感で、すぐに室内に入り鏡を見ると、顔中が真っ赤で、目元や口元、頬までボコボコに腫れてしまっていました。最初は日焼け止めや化粧品の影響を疑い、その場で顔を洗い、その日は濡らしたタオルで冷やして過ごしましたが、翌日になっても赤みが残り、じんじんとした違和感が続いたため、近くの皮膚科を受診することにしました。皮膚科の医師の診断は「日光じんましん」。初めて聞く疾患名でしたが、その名のとおり、「日光に当たった皮膚がアレルギー反応を起こして出るじんましん」と説明を受けました。肌は強いほうではないと自覚していたものの、これまで48年間、日光に当たっても何もなかったのに、突然症状が出たことに驚きました。日光が怖い、外出が怖い…皮膚科を受診してからは、ステロイドを含む塗り薬を中心とした治療が始まりました。日光の下に出るときは、日焼け止めをしっかり塗って、皮膚を露出しないようにと医師からのアドバイスがありました。そこで、これまで縁のなかった二の腕までの長い手袋やサンバイザー、UV加工の長袖パーカーなどを購入し対策しました。しかし、塗り薬で少しずつ症状が改善しても、少しでも強い日差しに当たると、あっという間にパンパンの赤ら顔に逆戻りしてしまい、日差しの弱い早朝や夕方しか外出できなくなってしまいました。外出するときは、顔が見えないほど目深にサンバイザーをかぶり、真夏なのに長袖・長ズボン、首にはストールを巻いた重装備。私自身が気にするあまり、周りからジロジロ見られているような気がしてストレスでしたし、実際に不思議そうに見つめてくる人もいて恥ずかしい思いをしました。そして次第に日光が怖い、外出が怖いと感じ、家にこもるようになってしまったのです。他人の反応が気になり…人に会うのもおっくうに私は当時から専業主婦で、娘たちは中学生だったので、自分の都合で外出時間のやりくりができたのは助かりました。しかし、部活動や学校行事など娘たちの都合で日中に外出しなければならないこともあり、その際はいつもの重装備。顔見知りの親御さんからは「どうしたの?」と心配そうに尋ねられたり、悪意なく「日焼け対策?すごいね~!」と声をかけられ、人に会うこともおっくうに感じていました。私がひどく気にして、落ち込んでいると知っていた娘たちは何も言いませんでしたが、母親に向けられる好奇の目は敏感に感じ取っていたことでしょう。娘たちの前で明るく前向きに振舞ったり、異様な重装備で「ごめんね」と謝ったりできなかったことは申し訳なかったですが、それができないほど当時の私は常に気がめいっていたのです。やっと軽快した今、冷静になって思うこと薬が手放せず、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら2~3年。やっと、日中に外出できるようになりました。当時の忌まわしい記憶は鮮烈で、今でも日差しの強い時間や場所に出るときは、お守りのように、長袖の羽織物とサンバイザーを持ち歩いてしまいます。振り返ってみると、日光じんましんが出た当時は、親の介護問題や、私自身の更年期障害の症状を抱えていた時期でもありました。冷静に考えてみると、ストレスや更年期障害の影響など、いろいろな可能性を考えて、他の診療科を受診したり、セカンドオピニオンを求めることも方法の1つだったかもしれない、そうしていたらもっと早く軽快したり、精神的に救われていたかもしれないと思うこともあります。まとめ連絡が途絶えた2~3年の間に、先輩が日光じんましんに苦しんでいたとはまったく知りませんでした。当時に話が聞けていたら、代わりにいろいろ調べたり、セカンドオピニオンを勧めるなど、私にもできることがあったのではないかという思いも。自分がいっぱいいっぱいになっているときほど、周囲に吐き出して相談することも大切なのではないかと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。著者/山口がたこマンガも描ける主婦ライター。2016年生まれの「ムスメ」とできすぎた「神ダンナ」との大阪暮らし。Instagramでは、おうちごはんや子育てエピソードを更新中! Instagram:@gatako_w
2022年06月09日こんにちは。皮膚科医の赤池智子です。前回までは、ステロイド薬の働きや副作用についてお話ししました。今回は、皆さんが最も手にすること、目にすることが多いと思われる「ステロイド塗り薬」について。クリームやローションなど、いろいろなタイプがあるけれど、使い分けはどうすればいいのか、どれくらいの量をどんな風に塗れば良いのか、さらに、よく聞かれる質問についてお話しします。■塗り薬は主に3タイプある大きく、軟膏(なんこう)、クリーム、ローションの3つのタイプが一般的です。軟膏はワセリンがベースとなって、有効成分が混ざっています。使用感はやや重く、ベタつきが気になる方もあるかもしれません。クリームやローションは、油と水が混ざり(乳化:にゅうかと言います)吸収されやすく、肌に塗ると、伸びやすく塗りやすいです。軟膏に比べるとすーっと馴染みやすい使用感があると思います。基本的には使用感や、塗る面積に応じて塗りやすさなどで、使い分けていただいて大丈夫です。ただ、皮膚の炎症が強く、掻きむしってしまい、ただれが見られる場合などは、最も低刺激な軟膏基材が肌を守ってくれるでしょう。クリーム、ローションは肌の状態によっては、刺激になることもあると知っておいてください。■どれくらいの量を、どう塗ればいい?「強い薬なので薄く塗ってください」とどこかで聞いたこともあるかもしれません。こう聞いて、不安になってしまう方もいらっしゃると思いますが、もっともだと思います。「強い薬なので薄く塗って」という言い方は、厳密に言うと正しくはないです。では、一体どれくらい塗るのがいいの?わからない方も多いと思うので、簡単な目安をお伝えします。人差し指を出して、指先から最初の関節までにステロイドの塗り薬を取り出してください。撮影:赤池智子「1Finger-Tip Unit= 1FTU」と表されることもあります。人差し指先〜第一関節までに乗る量の軟膏を指し、だいたいこれが0.5グラムに相当し、両手のひら分 (体の表面積の2%)を塗ることができるというものです。ローションの場合は、だいたい1円玉の大きさで1FTU、つまり両手のひら分塗ることができます。これが基本の量となるので、今後はこれを目安に塗ってみてくださいね。■「ステロイドを塗ったら肌が黒くなる?」への答え最後に、よく聞かれる質問「ステロイドを塗ったら肌が黒くなる?」に対する、皮膚科医からの答えを書いておきます。塗り薬としてのステロイドは、かゆみなど炎症があるところに、その炎症を抑える働きを期待して処方されるものだということは、前回お話しましたね。実は、そもそもの炎症そのものが治る過程で赤味を帯びた状態から、くすんだ茶色かかった色になり、炎症の程度によって、皮膚が少しむけたような状態になり、徐々に治っていきます。特にもともとの炎症が強かった場合には、「炎症後色素沈着」といったややくすんだ色素が残ることがあります(※)。※この状態になった場合は、日焼け止めを数時間おきに塗るなど、日焼け対策をすることが大切です。つまり、ステロイドのせいではなく、もともとの炎症のために起き得ることだといえます。ステロイドを塗ったことによって炎症が落ち着き、その過程で赤々した色から茶色かかった色になるので、「ステロイドのせいだ」と思いやすく、このように言われることがあるのでしょう。この他にも「ステロイド薬は体内に蓄積する」と耳にして、心配する方もいらっしゃいましたが、これも間違いです。以上が、ステロイド塗り薬のお話となります。今後、皆さんが必要なときに、正しい使い方をするときの参考にしていただけたらと思います。これでステロイドについてのコラムは最後となります。今まで読んでいただき本当にありがとうございました。画像/Shutterstock
2019年03月14日皮膚科医の赤池智子です。前回まで薬として使われる、いわゆる「ステロイド」、副腎皮質ホルモンの体の中での働きについてお話ししました。では、ホルモンと同じような働きをするステロイドという「薬」には一体どんな効果があるのでしょうか。大きな効果としては「抗炎症作用」「抗免疫作用」があります。以前の記事「ステロイドは怖くない」で例えたように、「火」で例えてみましょう。お湯を沸かしたり、料理に使ったり、寒いときには暖をとったりと、現代の生活では火を使うことなしに生活するのは難しいですよね。しかし、誤った使い方をすると、一気に燃え広がって火事になります。ステロイドも使い方、バランスが大切です。■炎症反応を和らげるステロイド身体のどこかが傷ついたり感染したりしたときに、体が戦って元に戻そうとするために免疫が働き、結果として炎症が起こります。たとえば、細菌やウイルスに感染すると、体は元に戻そうと戦い、炎症反応が起きます。赤味を帯びたり、熱っぽくなったり、そういった経験があると思いますが、それも炎症反応の結果のひとつなのです。このように炎症が起きるのは、体にとって非常に大切な働きですが、時にその免疫の働き、炎症反応が過剰となってバランスが崩れ、逆に問題となってしまうことがあります。アトピー性皮膚炎や、喘息、特定の食べ物や金属へのアレルギーなどがありますね。火事と一緒でそうなると今度は、勢いを抑える消火活動が必要になります。その際、ステロイドがとても役に立ちます。炎症反応を和らげ、火消しをするような働きをするのです。■ステロイドの副作用を考える上で大事なことステロイドの薬には、いろいろな形態があります。飲み薬である内服薬、点滴などで使われる注射薬、これらは投与されると血液に取り込まれ、「全身」に作用します。一方、皆さんに最も馴染みがあるのが、塗り薬、耳や目、鼻などに投与される点耳・点眼・点鼻薬、そして、吸い込んで使う吸入薬などのステロイド薬だと思いますが、基本的にはこれらは使われた部分、「局所」にだけ作用するもの。ステロイド薬の副作用について考えるときは、「全身」に作用する形態でのことなのか、それとも「局所」で働くものなのか、さらにそれが数日〜数週単位の「短期的」に使われるのか、もしくは月、年単位の「長期的」に使われるのか区別することが非常に大切です。「全身」であっても「局所」であっても、短期的に使われる場合、ステロイド薬に特徴的な副作用が問題となることはほとんどないと安心していただいて大丈夫です。問題となるのは「長期」で使われる場合です。■ステロイドを局所的に使うときは心配ないまず、「局所」で使われる場合。かゆみなど問題があるときに、ところどころ局所的に使う場合、問題となることはほとんどなく、安心して大丈夫です。しかし、同じ場所に長期間使う場合は、皮膚が薄くなったり(皮膚萎縮)、その部位だけ毛が濃くなったり、細かな血管が目立つ(毛細血管拡張)こともあります。このようなシチュエーションでは、必要な期間は必要な量だけしっかりと使い、ステロイドで炎症を抑え、症状が和らいだらステロイドから違う作用のものへの切り替えを考えることが大切です。ステロイドを無闇にダラダラと使うのは避けてください。次に「全身」に作用するものの場合。このタイプのお薬が長期で必要となるのは、成人女性でかかる方もいる膠原病や(※)や、腎臓などの自分の臓器がうまく働かずに、移植が必要となった方が拒絶反応を防ぐため、免疫の働きを抑える必要があるときなど、基本的には一般的なケースではありません。※自分の体を異物として間違って捉え、攻撃してしまう自己免疫疾患と呼ばれる病気予想される副作用としては、不眠や筋肉の萎縮や感染症にかかりやすい状態、その他、骨がもろくなる骨粗鬆症などが挙げられます。■ステロイドのメリット、デメリットを押さえて使うステロイド薬のメリット、デメリットを考慮した上で、必要な場合に処方され、副作用が起きないように予防的な治療を前もってしたり、炎症が治まったらステロイドと異なる働き方をする薬と組み合わせたり、切り替えたり、症状に合わせて調節されます。以上がステロイド薬のはたらき、そして副作用のお話となります。この記事は最初にお話ししたように、どんなときもステロイド薬を推奨するというものではありません。「火」と同じで、大切なことはしっかりと正しい使い方、問題点を知った上で、うまく利用することです。火事が起きる可能性があるから火を使わない、という考え方が極端なように、しっかりと知っていただくとステロイドに対する漠然とした不安は消え、何に気をつければ良いかがわかると思います。Text/赤池智子医師、内科/皮膚科医。アメリカ University of Washington皮膚科勤務。患者の視点に立った医療を行うことを何よりも大切にし、論文執筆、学会発表と共に日常診療を第一に行っている。2006年準ミス日本の経歴も生かし、女性ならではの視点から正しい医療知識に基づいた女性の病気、健康、美容に関する情報も発信し定評がある。画像/Shutterstock
2019年02月26日医師の赤池智子です。皆さん、お久しぶりですが、お元気でしょうか。多くの方が花粉症で悩んでいた春が終わり、症状が落ち着いたと思ったら、この暑さ。汗で体がかゆい、虫やくらげに刺されてしまった、日焼けで肌が真っ赤になり火傷のようになってしまった……。そこで、病院へ行くといろんなタイプ(塗り薬、目薬、吸入薬、飲み薬など)の「ステロイド」を処方されたけれど「本当に使っても大丈夫なの?」そう聞かれることが最近たくさんあります。こうやってよく処方される「ステロイド」。これは、副腎という臓器から出される副腎皮質ステロイドホルモンの働きを薬にしたものだという話をしてきました。このホルモンはわたしたちの体では、早朝に分泌される量がピークを迎え、徐々に下がっていき、夜になると少なくなります。それはなぜだかわかりますか?このホルモンは、「ストレスホルモン」と呼ばれることもあります。これから起きて活動するのにあたり、いろいろな刺激、ストレスに対処するためになくてはならない「命に関わる大切なホルモン」だからです。ストレスで夜、目が冴えてしまって眠れない、なんて経験した方もいると思いますが、強いストレス下に置かれた状況で、このホルモンが夜も過剰に出てしまうことが理由のひとつとして考えられます。ストレスが過度にかかっていると、寝ている場合ではありません。だから覚醒する方向になってしまうのですね。今回はこのホルモンの体内での働きをお話しします。■ストレスホルモンは体の中でどう働いている?まずいろいろな刺激、ストレスと戦うためには、「糖」を上げる必要があります。血中での糖(血糖)を高めるために、体の隅々にある細胞が血中の糖を取り込んで消費するのを防ぎます。またせっかく筋肉という形で蓄えてあるタンパク質をグリコーゲンという糖の形にしようと、なんと筋肉を分解する働きをします。確かに、動物が獲物を狩るために戦いにいく、ストレスがかかる状況では、将来の蓄えよりも「今この瞬間」を乗り越えることが優先されます。また、このホルモンはいわゆる「ステロイド」として薬で使われる大きな理由となる「抗アレルギー・抗炎症作用」を持ちます。冒頭でお話しした症状や、喘息、アトピー、その他膠原病と呼ばれている自己免疫疾患は、過剰なアレルギー反応、炎症、免疫反応が原因のひとつであるため、この抗アレルギー・抗炎症作用を薬として利用して、抑えようとしているのです。もちろん、こういった働きが必要もない状況で強くなると、血糖が高くなりすぎて、糖尿病のような状態になったり、筋肉が萎縮したり、免疫系の働きが抑制されて感染症にかかりやすくなったりします。そのため、このホルモンは正常な体内では見事としかいいようがないくらい、うまく制御・コントロールされています。ここまでのお話は伝わったでしょうか?問題となるのは、このような働きをする「ステロイド」が薬として外から入ってきた場合、働きが過剰になったり、期待していた作用以外の私たちにとって有害な働き=副作用、を起こすということになりますが、このことについて次回以降説明していきますね。徐々に理解が深まるとステロイドに対する漠然とした不安が、何が問題となり、何に気をつける必要があるのか、そして、何が実は巷で言われていることと違うのか、などわかってきて、皆さんにとって大切な知識になると思います。Text/赤池智子医師、内科/皮膚科医。アメリカ University of Washington皮膚科勤務。患者の視点に立った医療を行うことを何よりも大切にし、論文執筆、学会発表と共に日常診療を第一に行っている。2006年準ミス日本の経歴も生かし、女性ならではの視点から正しい医療知識に基づいた女性の病気、健康、美容に関する情報も発信し定評がある。
2018年08月03日