スパイク・リー監督が21日、人気歌手プリンスさんの死を追悼したストリートパーティーをブルックリンで開催した。同日午前に遺体が発見されたプリンスさんの死を悼んで、リーは自宅前に集まった1,000人以上のファンたちと共にプリンスさんのヒット曲の数々に合わせて踊り明かした。スパイクはその場で「僕たちはみな彼の突然の死に驚いているけど、彼はスピリットという形でまだここにいるし、僕らはそんな彼が大好きなんだ」「だから僕らはただ歌って踊って叫びまくるのさ!」と話した。警察もこのパーティーに協力し、その一角を通行止めにしていたという。ファンたちはニューヨークのアポロ・シアターやロサンゼルスのレイマート・プラザ・パーク、『パープル・レイン』が撮影されたミネアポリスにあるナイトクラブ、ファースト・アベニューなど各地で同じような追悼パーティーを開催したようだ。ファースト・アベニューのフェイスブックでは「私たちの心は痛みに打ちひしがれています。プリンスはファースト・アベニューの守護聖人でした。彼はこのステージで成長し、その後は指導しました。それに彼は私たちの都市をひとつにしてくれたのです...安らかにお眠り下さい」と追悼メッセージが投稿されている。(C)BANG Media International
2016年04月25日『インディ・ジョーンズ:レイダース/失われたアーク』映画全編をオーケストラによる生演奏付きで上映する「シネマオーケストラシリーズ」。同シリーズの最新公演「インディ・ジョーンズ in コンサート」「E.T. in コンサート」が8月に東京と大阪で開催される。【チケット情報はこちら】シネマオーケストラシリーズは昨年、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『ゴッドファーザー』、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』などの作品をテーマに上演。今回、公演の題材となる2作の映画『インディ・ジョーンズ:レイダース/失われたアーク<聖櫃>』『E.T.』はどちらもスティーヴン・スピルバーグが監督を努め、作曲家ジョン・ウィリアムズが音楽を担当。『E.T.』における少年たちが宙に浮くシーンや、『インディ・ジョーンズ:レイダース/失われたアーク<聖櫃>』におけるレイダース・マーチが高らかに鳴り渡るシーンなど、数々の名場面がオーケストラによる生演奏で楽しめる。また、公演期間中、会場には写真撮影を行えるフォトスポットが設置される。インディ・ジョーンズのような冒険ファッション、もしくはE.T.のように白い布をかぶって写真を撮ってみては。チケットの一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行先着プリセールを実施中。受付は「インディ・ジョーンズ in コンサート」「E.T. in コンサート」ともに東京公演が4月23日(土)午前9時30分、大阪公演が4月23日(土)午後11時59分まで。■「インディ・ジョーンズ in コンサート」8月5日(金)開場18:00 / 開演19:00東京国際フォーラム ホールA(東京都)8月6日(土)開場16:30 / 開演17:30東京国際フォーラム ホールA(東京都)8月12日(金) 開場18:00 / 開演19:00フェスティバルホール(大阪府)■「E.T. in コンサート」8月6日(土)開場11:30 / 開演12:30東京国際フォーラム ホールA(東京都)8月7日(日)開場11:30 / 開演12:30東京国際フォーラム ホールA(東京都)8月12日(金) 開場13:30 / 開演14:30フェスティバルホール(大阪府)
2016年04月07日俳優のハリソン・フォードとスティーブン・スピルバーグ監督が、『インディ・ジョーンズ』第5弾で再びタッグを組むことになった。シリーズ前4作を生み出してきた2人が返り咲くことになった2019年7月19日公開予定のタイトル未定の第5作について、ウォルト・ディズニー・スタジオのアーロン・ホーン会長は「インディアナ・ジョーンズは映画界の歴史における最高ヒーローの一人です。2019年にスクリーンで再び彼を見ることを待ちきれません。監督、プロデューサー、俳優と役柄がこれほどまでに完璧なコンビネーションを持つ作品はなかなかありません。ハリソンとスティーブンとともに新しい冒険をスタートさせることをこれ以上ないほど楽しみにしています」とコメントしている。プロデューサー陣にはキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャルが参加する。1981年作の第1弾『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を筆頭に、1984年作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、1989年作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』、2008年作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』と製作されてきた同シリーズでは、前作の第4弾でシャイア・ラブーフがインディアナの息子として登場していたが、新作にも出演するかどうかは今のところわかっていない。これまでにリリースされた4作品の世界興行収入は計約20億ドル(約2,272億円)にものぼる。今回第5弾の製作に乗り出したスピルバーグ監督は以前、クリス・パインがインディアナ役を引き継ぐのではないかと飛び交っていた噂とは裏腹に、インディアナの役はハリソン以外演じることはできないとし、「ハリソンのインディ役の代役なんて誰も考えられないよ。まあそんなことはまず起きないだろうね」「スパイダーマンやバットマンをいろんな役者たちが演じてきたようにインディをほかの俳優に演じさせるなんて間違いなく僕の意図ではないね」「インディアナ・ジョーンズを演じる唯一の俳優はハリソン・フォードだけなんだ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年03月17日今度はあの超大作『インディ・ジョーンズ』シリーズの5作目が製作決定!ディズニースタジオが正式に発表した。「ハイスクール・ミュージカル」、『プリティ・プリンセス』など過去の大ヒット作の続編製作のニュースが飛び交うハリウッドで、またファンにうれしい知らせだ。いまから35年も前の1981年に製作された1作目の『レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫』から今回決定になった5作目までハリソン・フォードが主演、スティーブン・スピルバーグが監督し、フランク・マーシャルがプロデューサーを務めることに。ディズニースタジオの会長アラン・ホルンは「インディ・ジョーンズは映画の歴史の中でもっとも偉大なヒーローの1人です。そんな彼が2019年にスクリーンに戻ってくるのが待ちきれません」と「E!News」に語っている。考古学者インディ・ジョーンズの冒険物語を描いたこの映画シリーズはいままでの興行収入がなんと20億ドル(約2,268億円)にのぼるという。公開予定は2019年7月19日とのことだが、少し気になるのがハリソンの年齢。その頃には77歳になる彼に、「アクションとか、大丈夫?」「いくらなんでも年が…」と冒険家を演じるには年がいきすぎているとの声が多く上がっている。否定的な声に負けず、ハリソンがどんな演技を見せてくれるか乞うご期待!(Hiromi Kaku)
2016年03月16日トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズが、「この星の~」と地球調査する人気CMシリーズの第53弾「プレミアム城跡篇」が、3月1日(火)からオンエア開始。今回は、おなじみのタモリと女優の満島ひかりとともに、“天空の城”として有名な竹田城の上で戦国時代にタイムスリップ!?甲冑姿を披露していることが分かった。新CM「プレミアム城跡」篇は、宇宙人ジョーンズがハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら未知なる惑星・地球の実態調査を行う、という大人気シリーズの最新作。「プレミアムボス」のシリーズでは、毎回、宇宙人ジョーンズがタモリさんに夢のように“プレミアム”なひとときをプレゼントすることで知られているが、今回の舞台となるのは“雲海に浮かぶ城”として国内外で話題を集めている兵庫県・竹田城跡。「この惑星の竹田城跡という場所は、天空の城と呼ばれているらしい」というナレーションをバックに、石段を上る現地ガイドのジョーンズとタモリさん。「この石垣は野面(のづら)積み?」という“城通”タモリさんの質問に答えず、「敵を防ぐためとはいえ、すごい段差だね」と言いながら懸命に上るタモリさんを尻目に、ジョーンズは「コチラデス」とどんどん先へ進んでいく。やがて、天守閣跡では雲海に囲まれた絶景が目の前に広がり、思わず「お~。こりゃ絶景だね」「いや~。こんなとこあったんだ」と歓声を上げるタモリさん。すると、その隣でカメラを構えていたカメラマンの満島さんが「つい最近なんですよ。知られるようになったの。ずっとここにあったのに」と話しかけてくる。「あなたは?」というタモリさんの質問を遮って、「コチラデス」とまた声をかけるジョーンズ。すると、ジョーンズはいつの間にか雲の上に立ってタモリさんを手招き。タモリさんが恐る恐る雲の上に立つと、突然目の前が真っ白になり、いつの間にか戦国時代にタイムスリップ!すっかり戦国時代の武将の格好をしたジョーンズと、凛々しい女武者姿の満島さんに「あれ、どうしちゃったの?」と驚くタモリさん。軍配で静かに前方を指したジョーンズに続いて、満島さんもまた同じく前方を指差す。「ただ、この惑星のプレミアムな風景は、新鮮だ」というジョーンズのナレーションに続いて現れたのは、雲に浮かぶ戦国時代の竹田城!幻想的なその風景に、タモリさんも「夢見てんのかね」と思わず呟く。最後に、タモリさんが「またお会いできますか?」と満島さんに声を掛けると、ジョーンズが先に「スケジュール、パンパンデス」。タモリさんは「あんたじゃないんだけど」とツッコミを入れるのだった――。竹田城跡を舞台にした今回の設定について、タモリさんは、「いつか行ってみたいと思っていたけど、まさかこんな形で実現するとは」。野面積み(=自然の石をそのまま積み上げた石垣)や、敵の侵入を防ぐためにわざと大きな段差をつけた石段、そして竹田城の天守閣跡から眺める雲海に囲まれた絶景など、日常では見られないさまざまな裏話に関心を寄せ、何度も「すごいね」と発していた。そしてCM後半、戦国武将の姿で登場するシーンでは、ジョーンズがどんなときも冷静沈着な宇宙人らしく、「僕にとっては、ただの衣装に過ぎないよ」と終始、落ち着いた様子。それでも、大の親日家で黒澤明監督の映画をこよなく愛するベテラン俳優だけに、専門のスタッフの手を借りて、飾りのついた兜や両肩、胴回り、腰回りの鎧、篭手、すね当て、足袋など、戦国武将のフル装備が完了した際には、自然と表情を緩め、思わず「黒澤映画のようだ」と呟き、つかの間の戦国武将姿を楽しんでいた。また、今回、ボスのCMシリーズ初登場の満島さんの役どころは、竹田城跡の魅力に取り憑かれた女性カメラマン。三脚にセットしたカメラのレンズを覗いてポーズを取ると、スチールを撮影する本物のカメラマンに向かって、「私、ちゃんとカメラマンに見えますか?」と訊ね、プロからお墨付きをもらっていた。タモリさんとは、一緒のお芝居は初めてながら、息の合った見事な掛け合いでOKテイクを連発。休憩中もタモリさんが出演中のテレビ番組の裏話を披露して笑いを取り、盛り上がっていたという。そんな満島さんの武将姿は、ジョーンズさんの赤備えの甲冑に対して、全身ブルー系で統一した鎧兜で、さながら青備えといったところ。黄金色の鉢金に、長い黒髪をなびかせて颯爽と現場入りする、その凛々しい姿にはタモリさんはじめ一同、すっかり見惚れてしまうほど。監督の「もっと侍っぽく」というリクエストにも、即座に対応していたという。現代ドラマではもちろん、時代劇ですらなかなか着ることのない衣装と髪型の満島さんと、 すっかりご満悦の“サムライ”ジョーンズさん、“歴史好き”のタモリさんをぜひチェックしてみて。サントリーコーヒー「プレミアムボス ザ・ラテ」新TV-CM「プレミアム城跡」篇は3月1日(火)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年02月28日ラグビー前日本代表ヘッドコーチで、現在はイングランドで代表チームのヘッドコーチを務めるエディー・ジョーンズが、1月1日より三越伊勢丹グループの新春広告に登場する。エディーは、15年のラグビーワールドカップにおいて歴史的快挙を成し遂げ、日本中を沸かせたラグビー日本代表チームの指揮をとった人物。三越伊勢丹グループは「日本人は、現状に満足せず、もっと自分に期待することでさらに輝くことができるはずだ」というエディーの強い信念に共鳴し、日本初となる広告契約を結んだ。新春広告は、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越の巨大懸垂幕にも掲出するほか、元旦の朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、日本経済新聞朝刊に掲載される。新春広告のメッセージは「あなたに、期待してください。」このメッセージには「『勤勉さ』と『クリエイティビティ』を兼ね備えた日本人は、今よりももっと世界で活躍することができる。現状に満足せず、もっと自分に期待をすることで、『this is japan.』を世界に発信していこう」という意図が込められている。『this is japan.』とは、三越伊勢丹が日本の伝統・文化・美意識が作り出す価値を再認識し、新しい価値として客に提供する取り組み「ジャパン センセィズ(JAPAN SENSES)」を更に深化させ、2015年に新たな企業メッセージとして設定したもの。同社ではこれを経営戦略レベルに位置付け、新たな店作りの基軸として、商品や販売サービスなど“世界に通じる日本の良さ”をグループを挙げて提案している。エディーは撮影時のインタビューで、“日本という国のヘッドコーチ”になったら何を伝えたいかという問いに対し、「信じる勇気を持つこと。ゴールを達成するために、訓練し続けて」とコメントしている。この様子は、三越伊勢丹のスペシャルサイト(URLは下記参照)でも公開される。
2016年01月01日『サヨナラの代わりに』でオスカー女優ヒラリー・スワンクと共演し、好演を見せたエミー・ロッサムと、『MR.タスク』で“セイウチ人間”を演じたジャスティン・ロングがパラレルワールドで紡がれる恋人たちを演じる『COMET/コメット』。12月12日(土)に迫った公開を前に、予想外の愛の告白が展開される本編映像の一部が到着した。本作は、ある恋人たちの6年間がパラレルに展開してくラブストーリー。本作が長編デビューとなった新鋭の映像作家サム・エスメイルは、ミシェル・ゴンドリー、スパイク・ジョーンズに継ぐ才能といわれるだけあり、叙情的な映像センスで独特の世界観を描き出す。エスメイルによる「時間」と「空間」を巧みに使った夢か現実か判断できない美しい世界にちりばめられた会話は、2人の結末を読み解くヒントとなるのか…?観る者誰もがこの恋人たちに翻弄される、“新感覚”ラブストーリーとなっている。今回、そんな本作から公開された本編映像は、ラブストーリーに欠かすことのできない“胸キュン”の告白シーン。ひょんなことから墓地でほろ酔いデートをしているキンバリー(エミー・ロッサム)と、彼女にひと目惚れをしたデル(ジャスティン・ロング)。ふと、デルが冗談で誰かに「カネ返せ」と言うのは楽しい、と言い始める。試しにまずキンバリーがデルに向かって「カネ返せ」と言い放つと、2人は次第にヒートアップ、ついにはキンバリーが彼に強烈ビンタを食らわせてしまう!それでも、ふざけてニコニコがとまらないキンバリー。一方、本気で叩かれ、一瞬、訳の分からないデルだが、そのあと発する予想外のひと言に、キンバリーは思わず胸キュン!2人の心の距離は急速に縮まり、墓地デートもよりロマンチックになっていく。なんと本作をきっかけに、キンバリー役のエミーとエスメイル監督は交際をスタートさせ、婚約まで発展したというから、監督のこの恋愛成就テクは必見!?今冬とっておきの幻想的なラブストーリーから、恋のヒントを見つけてみては?『COMET/コメット』は12月12日(土)よりヒューマントランストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日『インディ・ジョーンズ』シリーズの監督を務めたスティーヴン・スピルバーグは、インディアナ・ジョーンズを演じられるのはハリソン・フォードだけだと感じているそうだ。スピルバーグは、クリス・プラットなどが次のジョーンズ役の候補とうわさされていたものの、その考古学者役をハリソン以外の俳優が演じるなど考えられないと発言した。スピルバーグは「インディアナを演じられるのはハリソン以外いないと思うよ。そんなことは起こらないだろうね」「スパイダーマンやバットマンを数多くの俳優が演じてきたように他の俳優がハリソンのわらじを履くなんて間違いなく僕の意図ではないね」「インディアナ・ジョーンズを演じる俳優はただ1人であって、それはハリソン・フォードなのさ」とスクリーン・デイリーに語った。つい先日には、ハリソン本人もシリーズ5作目を作りたいという意向を明かしていたばかりで、その際にハリソンは「またインディアナ・ジョーンズをやりたいね。歴史と可能性のあるキャラクターだし、観客にとってもとても楽しい映画だし、スティーヴン・スピルバーグが監督だろ。嫌いになる理由があるかい?」と口にしていた。(C)BANG Media International
2015年12月07日ヒラリー・スワンクとの共演でも話題の『サヨナラの代わりに』のエミー・ロッサムが、『そんな彼なら捨てちゃえば?』『MR.タスク』のジャスティン・ロングと描く新感覚ラブストーリーを『COMET/コメット』。このほど、『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリーや『her/世界でひとつの彼女』のスパイク・ジョーンズのような幻想的な世界観を思わせる予告編映像が到着した。彗星の夜に運命的に出逢ったデル(ジャスティン・ロング)とキンバリー(エミー・ロッサム)。それはめまぐるしく変化するふたりの6年間の激しくも儚い恋のはじまりだった。出逢ったL.A.の公園、パリのホテル、再開の列車…別れと再会を繰り返していくうちに、2人の記憶の欠片が、現実とパラレルワールドの境界線を越えていく。二つの太陽が昇る朝、キンバリーが口にしたある告白にデルは衝撃を受けるーー。ある恋人たちの6年間がパラレルに展開していく新感覚ラブストーリー。本作で長編デビューとなった新鋭の映像作家サム・エスメイルが、終始交わされる恋人たちの会話を「時間」と「空間」を巧みに使い、叙情的な映像センスで独特の世界を作りだした。また、エスメイル監督が手掛けた海外ドラマ「ミスター・ロボット」(原題)は続編も決定し、いま、期待の“新星”に注目が集まっている。到着した予告編では、ジャスティン演じるデルとエミー演じるキンバリーの出会いからさまざまな時間が切り取られ、ランダムに展開していく様子が描かれている。“型破りな方法”“類まれな映像美”“独創的で創造的”と称される通り、夢なのか現実なのか判断できない美しい世界で2人の会話が繰り広げられる。そして予告編最後にキンバリーが放つ「もしくは、これも現実じゃなくて、夢の続きかもよ」という言葉の真意とは…?さらに今回は、その美声に翻弄される女性が続出中の声優・小西克幸がナレーションを担当。彗星が降る夜に始まった、恋人たちの甘くも切ない“大人の恋愛”と、幻想的な映像美を、まずはこちらから確かめてみて。『COMET/コメット』は12月12日(土)よりヒューマントランストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月02日「ブレイキング・バッド」などで注目を浴びたクリステン・リッターが、動画配信サービス「Nelflix」がマーベルと共同で製作した主演ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」の配信開始を前に共演のレイチェル・テイラーと共に来日。11月2日(月)に会見に臨んだ。マーベルらしい“ヒーロー”作品かと思いきや、クリステン演じる主人公のジェシカ・ジョーンズはある事件をきっかけにスーパーヒーローをやめてしまった“元”ヒーロー。NYで私立探偵を始めた彼女だったが、特殊な能力を有するが上に様々な事件に巻き込まれていく。一方のレイチェルは、ジェシカが最も心を許す親友のトリシュを演じている。実は、クリステンはかつて、日本に滞在し、モデルとして雑誌「オリーブ」などに登場した経験を持つ。クリステンは以前の来日時の思い出や日本の印象を尋ねられ「I love Japan!生まれて初めて飛行機に乗ったのが東京に来た時でした。その時はエコノミークラスで、しかも3人掛けの真ん中のシートで…(苦笑)。日本ではいくつかの雑誌に出たし、まだあるのかな…?『レキシントン・クィーン』というクラブに行ったのも覚えてます。今回、こうして自分の作品を持って戻ってこられて幸せです。明日は観光できそうだし、お寿司も食べたいです!」と笑顔で語った。レイチェルも過去に来日した経験があるそうで「数か月、滞在して前回は富士山を見に行ったんだけど、その2日後にカメラをなくしてしまったんです(苦笑)。今回はキレイな写真をいっぱい持って帰りたいです!」と語った。作品については2人とも出来栄えに自信満々!クリステンは「これまでTVで見たことのないシリーズであり、マーベルにとっても初めてのサイコスリラーです。特に女性が見てワクワクする内容になっていると思います」と語り、レイチェルも「ジェシカ・ジョーンズという主人公ひとつをとっても、ひと言で言えない深みを持っていて、決して完璧ではない欠陥のあるヒーローです。女の友情の部分は、私が出演するにあたって大きく惹かれた部分ですが、それも単純ではなく複雑にリアルに描かれていて、心に響きます」と見どころを訴えた。リッターはジェシカ・ジョーンズに対する「マーベル作品らしからぬ美貌の女性ヒーロ-」という賛辞に「アリガトウゴザイマス!」とニッコリ。「実は、オーディションは4~5回受けたんですけど、決まってから説明された私に決めた理由は『シリアスもコメディもできるから』というものでした。こう見えて私、ユーモアもあるの(笑)」と力強く語っていた。「ジェシカ・ジョーンズ」はNetflixにて11月20日(金)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2015年11月02日シネマカフェがおすすめするサウンドトラック入門。6回目となる今回は、バラエティ豊かな楽曲が並ぶ豪華な2枚と異色の1枚をご紹介。■『ピッチ・パーフェクト2』全世界で大ヒットを記録し“ピッチ旋風”を巻き起こしたシリーズ2作目『ピッチ・パーフェクト2』のサウンドトラック。1作目のサウンドトラックも大ヒットを記録したが、2作目のサントラは、1作目のファンへのサービスはもちろん、新規ファンも楽しめる豪華な楽曲満載の一枚に仕上がっている。登場人物がアカペラカバーする楽曲群が本シリーズのサントラのなによりの魅力であることはもちろんだが、グラミー賞受賞アーティストや、アメリカンアイドルに代表されるようなオーディション番組からデビューを果たしたシンガーや、最新のR&BシンガーやDJによるヒットチューンも数多く収録されており、アメリカを中心としたポップソングのトレンドを感じることができる点でも、サントラの枠を越えて楽しめる作品に仕上がっている。映画冒頭から“ベラーズ”によって披露されるマイリー・サイラスやJessie Jといった、前作おなじみのアーティストの楽曲はもちろん、ライバルチームとして本作に登場する「Das Sound Machine」が歌う、ベラーズとはまた異なる「MUSE」や「FALL OUT BOY」といったロックバンドのアカペラカバーも聞きごたえ十分。ほかにも、本作のテーマとなる“オリジナリティ”を体現した楽曲として披露される、 『007 スペクター』の主題歌を手がけるサム・スミスが作曲に参加したJesse Jの「Flashlight」や、一大ブームとなった“CUPS”の別バージョンが披露されるのもファンとしては嬉しいところだ。さらに、“CUPS”で話題となった「When I’m Gone」が、もとは「カーター・ファミリー」による30年代のカントリーソングであったこともそうだが、本作の面白いところは、アメリカンポップスの歴史の中でクラシックやオールディーズとして数えられるナンバーが、現代的にカバーされているところだ。ベラーズの合宿シーンでは、1940年代から60年代、90年代、そして2000年代と、年代別にヒットソングが披露される。中でも74年にヒットしたコーラスグループ「Labelle」による「Lady Marmalade」が、ラストのパフォーマンスシーンでは2007年にクリスティーナ・アギレラによってカバーされたバージョンで披露されている。最新のヒットソングからクラシックな名曲まで、アメリカのポップソングの深い鉱脈を感じることができる一枚としても、ぜひおすすめしたい作品だ。■『EDEN/エデン』フランスの新鋭ミア・ハンセン=ラブ監督が、DJとして活動していた実の兄をモデルにフランスのダンスミュージックシーンの興隆を描いた『EDEN/エデン』。1992年から2013年の11年にも渡る物語では、時代とともに移ろいゆくクラブシーンを彩った41もの楽曲が使用されている。主人公ポールが結成するDJユニット「Cheers」が志向していた“ガラージ” というジャンルは、あまり日本においては馴染みのあるものとは言えないが、本作で数多くの楽曲が使用されている「ダフト・パンク」は、日本でもファンの多いアーティストだろう。CMでも使用された「One More Time」はもちろん、『her/世界でひとつの彼女』のスパイク・ジョーンズが監督したMVでも話題を呼んだ「Da Funk」、2013年のグラミー賞を総ナメした傑作「ランダム・アクセス・メモリーズ」収録の「Within」などの楽曲が、本編では実に印象的に使用されている。中でもやはり「ダフト・パンク」のトマとギィが、はじめて「Da Funk」を披露するシーンでは、BPMがぐっと抑えられた圧倒的にシンプルで強度をもつそのサウンドに人々が熱狂する姿が映し出されるのも、本作の見どころのひとつだろう。また、ミアの兄スヴェンが監修していると思われるトラックリストは、当時フロアを確かに賑わせていた楽曲ばかりが続くので必聴!映画のタイトルバックを飾る「Seno Latino(Illusion First Mix)」をはじめ、合唱が沸き起こるシーンが印象的な「Aly-Us」の「Follow Me」、シカゴハウスの創始者フランキー・ナックルズの「The Whistle Song」、おそらくミア自身の体験と思われる、ポールが妹にピアノで弾かせようとする「Liquid」の「Sweet Harmony」など、素晴らしい楽曲が並んでいる。全収録時間は270分にも渡るので、“『EDEN/エデン』ナイト”を企画して一晩中音楽を楽しむのもいいかもしれない。■『合葬』柳楽優弥と瀬戸康史がW主演をつとめ、本年度映画化作品として『百日紅~Miss HOKUSAI~』も公開された杉浦日向子原作の映画化『合葬』。「Asachang & 巡礼」が手がけるサウンドトラックは、今年発売されたサウンドトラックの中でも一際異彩を放っている一枚とも言える。「Asachang & 巡礼」は、最近ではアニメ「惡の華」のエンディングを飾る楽曲「花」でも知られ、映画との関わりとしては、同曲が永瀬正敏主演映画『けものがれ、俺らの猿と』の主題歌に使用されている。ギタリストでありプログラマーの浦山秀彦と、現在数多くのアーティストの作品に参加しているタブラ奏者のU-Zhaanの脱退を経て約6年ぶりのアルバムリリースとなる本作は、新メンバーとしてバイオリン奏者の須原杏とサックス奏者である後関好宏を迎え入れてからはじめての作品となる。ストリングスや太鼓、笛、はたまたエレクトリックギターやロックドラムスなど、さまざまな楽器によって鳴らされた楽曲は、物語全体にただよう“喪”の情景をミステリアスに、そして叙情的に彩っている。ナレーションのカヒミカリィをはじめ、ミュージシャン陣の参加も注目したい本作だが、中でも「Curly Giraffe」による英語詞で披露される楽曲「朝日さす」は、本編でも独自の存在感を放っており、アルバム中でも白眉の一曲。そしてなにより本作は、「Asachang & 巡礼」の他のアルバムでも感じられる、類をみない圧倒的なオリジナリティを十分に感じることができる作品に仕上がっている。これまでにも、時代劇の現代的な解釈によるサウンドトラックが制作されてきてはいるが、本作もそのひとつとして名を連ねられるであろう作品であり、小林監督が「新しい時代劇の、新しい映画音楽をどうぞ」と語るとおり、時代劇と音楽の新しい出会いを感じることができる一枚として、ぜひおすすめしたい。(Text:Toshihiro Horiai)
2015年10月19日『MR.タスク』ジャスティン・ロングと『オペラ座の怪人』エミー・ロッサムが共演する、新感覚ロマンティック・ラブストーリー『COMET/コメット』が12月に公開することが決定。併せて、本作のポスタービジュアルが解禁された。本作は、ある恋人たちの6年間をランダムに切り取りながら展開されるラブストーリー。彗星が振る夜に運命的に出逢ったデルとキンバリー。その日から、2人の6年間の恋がパラレルに交差し描写されていく。舞台は出逢いの公園、再会の列車、パリのホテルと目まぐるしく移り変わるが、キンバリーの告白にデルは衝撃を受ける――。幻想的な夜にヒロイン・キンバリーに一目惚れしてしまう青年モデルを演じるのは、ジャスティン・ロング。『そんな彼なら捨てちゃえば?』『ダイ・ハード4.0』などに出演し、最近では『MR.タスク』で“セイウチ人間”を演じるなど多くのコメディ映画に出演。私生活ではハリウッドの有名女優にモテモテのようだ。そしてヒロインのキンバリーには『オペラ座の怪人』でゴールデン・グローブ賞ノミネート、『サヨナラの代わりに』ではオスカー女優ヒラリー・スワンクと共演も果たすエミー・ロッサムが好演する。今回解禁されたポスタービジュアルでは、ジャスティンとエミーが横になって見つめ合う。そこには“彗星の夜、愛の終わりがはじまった。”という文字が書かれ、どこか幻想的で叙情感を漂わせるビジュアルだ。また、本作で長編デビューとなった新鋭の映像作家サム・エスメイルが監督・脚本を担当。『エターナル・サンシャイン』ミシェル・ゴンドリー監督や『her/世界でひとつの彼女』スパイク・ジョーンズ監督のような作家性を感じさせ、終始交わされる恋人たちの会話を「時間」と「空間」を巧みに使い、新感覚のラブストーリーに仕上げた。さらに、エスメイル監督が手掛けた海外ドラマ「ミスター・ロボット」(原題)も話題となり、期待の“新星”に注目が集まっている。さらに、先日婚約を発表したエスメイル監督とロッサムは、本作をきっかけに交際を開始させたことでも話題に。6年間で移り変わる女性の様々な感情を見事に演じ切ったロッサムの演技にも注目したい。『COMET/コメット』は12月、ヒューマントランストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月02日映画『インディ・ジョーンズ』の代表的なシーンが現実で再現可能か否かを検証する番組が4日23時から、ドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で放送される。この『映画「インディ・ジョーンズ」の検証』は、フリーの特殊効果マンのアダム・サベージと、化学や物理学や工学等をはじめとした諸分野に幅広く精通したジェイミー・ハイネマンの"伝説バスターズ"コンビがさまざまな実験を行う番組。シリーズ『怪しい伝説』の企画で、過去には映画『スター・ウォーズ』の検証も行った。『インディ・ジョーンズ』はスティーヴン・スピルバーグ監督が手掛け、考古学者で冒険家のインディアナ・ジョーンズをハリソン・フォードが演じる人気シリーズ。1981年に第1作が公開され、これまで4作品が製作された。今回は「古代神殿の毒矢の罠を走って回避することができるか」をはじめ、「ムチで敵の銃を落とすことができるか」「ムチを丸太に引っかけて穴を飛び越えられるか」「ムチの先端が音速を超えるか」など代表的シーンを取り上げる。まずはシリーズ第1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)から「毒矢の罠」。最初の作業は、映像を観ながらインディが走った距離を割り出し、セットを製作。走行距離は9メートルほどで、さらにスイッチとなる地面の石の大きさや間隔などを計測し、16本の毒矢の代わりにペイント弾を設置した。石を踏んでから毒矢が発射されるまでの「1秒のずれ」まで再現したところ、思わぬ結論に至る。次に「ムチで敵の銃を落とす」シーン。「正確に狙えるのか」と「銃を落とせるほどの威力があるのか」にポイントを絞った。カンガルーの革が「世界で一番丈夫なレザー」と判断し、何度も編み込んだ2.5メートルのムチに木製のハンドルを取り付けて完成。エネルギーを最大限増幅させるために先細りの形状にした。缶を的に実験をはじめるも当たる気配はなし。しかし、かつてハリソン・フォードを指導したアンソニー・デ・ロンジスに助けを求めて再チャレンジしたところ、ここでも意外な結果が待ち受けていた。『怪しい伝説』シリーズの新エピソードは4日放送の今回をはじめ、11日には身近にあるものがどのような凶器になるのかを探る「芝刈り機の罠」、18日にはドリフトがコーナリングに有利なのかなどを検証する「ドリフト走行は本当に速い?」、25日にはスナイパーの映画の名シーンを再現する「超人的な狙撃手」が放送される。(C)2015 Discovery Communications, LLC.
2015年07月04日ハリウッド俳優 トミー・リー・ジョーンズが出演する、サントリーの企業テレビCM「宇宙人ジョーンズのサントリー調査シリーズ」の第3弾が5月9日から放送される。同シリーズは、とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、サントリーの社員に扮し、“水と生きる SUNTORY”をコーポレートメッセージに掲げる同社の社会貢献活動について調査する様子を描いていく企業テレビCM。第1弾「入社前」篇では、コーポレートメッセージの意味を理解するために、森の中で大きな滝に三日三晩打たれ続け、第2弾「天然水の森・レクチャー」篇では、森の整備活動を行う「サントリー 天然水の森 事業部」に配属され、先輩社員からレクチャーを受ける姿がユニークに描かれた。第3弾となる今回のCMは、「天然水の森・現地調査」篇。同社が森林整備活動を展開する“天然水の森”を現地調査するジョーンズの姿が描かれる。森が健康かどうかを見極めるために“フクロウ”に変身する、コミカルなトミー・リー・ジョーンズの姿と演技が見どころだ。30秒と60秒の2バージョンを備える。CMのテーマ曲はシンガーソングライターの森山良子が担当。楽曲『Edelweiss(エーデルワイス)』に乗せて、すべてを包み込んでくれるような優しい歌声が物語をいっそう引き立てる。なお、同社グループは、水源涵養(かんよう)林として高い機能を持つ森を育てるとともに、豊かな生物多様性を持つ森づくりを行う「サントリー 天然水の森」の活動を2003年から推進。現在、全国18カ所・約8,000haの森において、地域や学識経験者と連携しながらCMの「天然水の森 事業部」のモデルとなっている「エコ戦略部」が保全活動を行っている。
2015年05月08日『メン・イン・ブラック』『ノーカントリー』で知られるハリウッドの名優、トミー・リー・ジョーンズ。このたびサントリーグループの企業広告に、缶コーヒー「BOSS」のテレビCM「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」でのコミカルな演技でも話題を集めているトミー・リー・ジョーンズの起用が決定、第3弾となる新CMの内容が公開された。とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、サントリーの社員に扮し、サントリーという企業について調査する様子を描く本シリーズ。第1弾「入社前」篇では、“水と生きる”というサントリーのコーポレートメッセージの意味を理解するために、森の中で大きな滝に三日三晩打たれ続け、第2弾「天然水の森・レクチャー」篇では、実際にサントリーへ入社し、“水”を育む森の整備活動を行う「サントリー 天然水の森 事業部」に配属され、先輩社員からレクチャーを受ける姿が描かれた。そして5月9日(土)より公開となるシリーズ第3弾「天然水の森・現地調査」篇では、サントリーが森林整備活動を展開する「天然水の森」を現地調査するジョーンズの様子が描かれる。豊かな地下水を生み出す健康な森を育むための活動を、自分の目で見て学ぶジョーンズ。そこで先輩社員から、健全な森を見極めるためのバロメーターは“鳥”だと教わり、自ら鳥に変身。「どうやらこの会社は水のために、鳥まで守っているらしい」と感慨深そうにレポートしている。今回CMのバックで流れる楽曲「Edelweiss(エーデルワイス)」を担当しているのは、「涙そうそう」「さとうきび畑」など数々のヒット曲を生み出しているシンガーソングライターの森山良子。すべてを包みこんでくれるような優しい歌声が、物語をいっそう引き立てている。フクロウに変身するトミー・リー・ジョーンズの姿は、本CMくらいでしか見ることができないかもしれない。新TV-CM「天然水の森・現地調査」篇は、5月9日(土)から全国オンエア開始。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「bjork:archives」ビョーク(bjork)世界的に人気のアーティスト、ビョークが93年に発表したアルバム『debut』からのソロ活動をまとめた作品集で、5冊のブックレットとビョークのアルバムやシングルのジャケットをデザインしたポスターが封入された豪華なアーカイブ集。3月8日からスタートしたニューヨーク近代美術館(MoMA)での回顧展に合わせて発刊された。ブックデザインは、エムエムパリス(M/M Paris)によるもの。ミシェル・ゴンドリーや、スパイク・ジョーンズ、クリス・カニンガムによるミュージックビデオの写真や、長年コラボレーションをしていたアイスランドの詩人ショーン(Sjon)の詩的な文章に加え、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)やフセインチャラヤン(Hussein Chalayan)による息をのむような衣装をまとったビョークの写真が収められている。カメラマンはナン・ゴールディン、ユルゲン・テラー、荒木経惟らによるもので、世界的に活躍するアーティストとビョークが作り上げてきた世界観を堪能できる。【書籍情報】「bjork:archives」著者:bjork出版社:Thames&Hudson言語:英語函入り(4冊+ポスター)/305×241mm発刊:2015年価格:9,350円
2015年03月12日キーラ・ナイトレイが美声を披露し、音楽&映画ファンの心を捉えている『はじまりのうた』、そして全米を震撼させたレスリング五輪金メダリスト射殺事件を映画化した『フォックスキャッチャー』。現在公開中の両作に出演しているのが、『アベンジャーズ』でも知られるマーク・ラファロだ。SNSで「キャラの振り幅がスゴすぎる!」「すぐに気付かなかった!」など早くも話題沸騰となっている、実力派俳優の変貌ぶりに注目した。『フォックスキャッチャー』は、故フィリップ・シーモア・ホフマン主演『カポーティ』(’05)、ブラッド・ピット主演『マネーボール』(’11)など、これまで実在の人物と事件を丹念に描いてきたベネット・ミラー監督による最新作。1996年にアメリカで起きた、デュポン財閥御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件を映画化した。孤独、葛藤、富と名声、心の暗部でつながれた大富豪とレスリング金メダリストの病的ともいえる心理を鮮烈に描き、見事カンヌ国際映画祭で「監督賞」を受賞。第72回米ゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門「作品賞」「主演男優賞(スティーブ・カレル)」「助演男優賞(マーク・ラファロ)」の3部門にノミネート、さらに2月23日(日本時間)に発表される第87回アカデミー賞では「監督賞」「主演男優賞」「助演男優賞」など全5部門にノミネートされている。本作で、チャニング・テイタム演じるレスリング五輪金メダリスト、マーク・シュルツの兄で同じく金メダリストのデイヴ・シュルツを演じたのが、マーク・ラファロだ。過去、『死ぬまでにしたい10のこと』『エターナル・サンシャイン』『ゾディアック』など数々のヒット作に出演し、『キッズ・オールライト』ではアカデミー賞「助演男優賞」にノミネート、『アベンジャーズ』では超人ハルクを演じるなど、幅広いキャラクターと演技力が評価され、ハリウッドで最も人気のある俳優のひとりであるラファロ。舞台と映画の間を行き来し、いままでにアン・リー、マーティン・スコセッシ、マイケル・マン、スパイク・ジョーンズ、デヴィッド・フィンチャー、フェルナンド・メイレレス、ミシェル・ゴンドリーなど、錚々たる監督らと仕事をしてきた。そして今回、名匠ミラー監督と初タッグを組んだのが『フォックスキャッチャー』だが、実は公開直後から、「これもマーク・ラファロなのか!」「誰だか一瞬分からなかった!」「マーク・ラファロはすぐに気付かなかった! このヒゲもじゃの男か!」「マーク・ラファロの頭がハゲちらかしている!」といったコメントがSNSに殺到。『フォックスキャッチャー』より1週間前に公開され、全国10館のスタートながらスマッシュヒットを記録している『はじまりのうた』でのラファロとの違いに、驚愕する観客たちが続出しているのだ。『はじまりのうた』では、キーラ演じるグレタの才能を見出す落ち目の音楽プロデューサーを演じ、最初はどうしようもない夫で父で音楽プロデューサーでありながらも、その軽妙さと愛らしさがたまらないキャラクタ―をつくりあげているラファロ。これに対し、『フォックスキャッチャー』ではレスリング選手ということもあり、約7か月もの間厳しいレスリングの準備を続け、全く真逆のキャラクタ―を見事に演じ切っている。実はラファロは高校時代にレスリングを経験したことがあるが、実在したデイヴ・シュルツは左利きであったため、レスリングを一から学び直して右利きから左利きへと変更。45歳のラファロが、かつて “史上最高のレスラー”といわれた33歳の男を演じるに当たり、説得力を持たせるべく、肉体的にも非常に過酷なトレーニングを積んだという。その成果となる劇中の白熱した試合のシーンは必見だ。また、よりデイヴに近づけるため、徹底的な外面改造も行った。広く後退した毛髪、それに反するように激しく蓄えられたヒゲ、レスリングなどの寝技系のファイター達によく見られる耳の変形などもきちんと再現、さらには大きく筋肉質なレスリング選手としての肉体、特徴的なデイヴの構え、動き、スタイルなどを体得し、まさにパッと見、ラファロとは気づかないほどのビジュアルへと変化させていった。「単に役を脚色するのとは異なり、実在の人間を演じるということは、確かに責任がある。僕は自分の能力の限りを尽くして、デイヴに敬意を表したかった」と語り、徹底した役づくりを見せたラファロ。今年は『アベンジャーズ』の続編となる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』も控えており、ハルクことブルース・バナーとして再び登場する予定だ。振り幅の広さを示し続けるマーク・ラファロに、これからも目が離せない。『フォックスキャッチャー』『はじまりのうた』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォックスキャッチャー 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) Photo by Scott Garfield(c)MMXIV FAIR HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED.はじまりのうた 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年02月20日『インディ・ジョーンズ』のリブート版に、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットが主演するかもしれない。Deadline.comが伝えるところによると、まだ製作準備のかなり早い段階だが、ディズニーはプラットを候補に考えているとのことだ。ディズニーは、2013年に『インディ・ジョーンズ』の権利をパラマウントから取得している。『ガーディアンズ…』の大ヒットで、プラットはたちまち主役級のビッグスターになった。次回主演作は、6月に北米公開予定の『ジュラシック・ワールド』で、これもまたヒットが期待される。また、アントワーン・フークア監督でリメイク予定の『荒野の七人』にも出演が噂されており、決まればデンゼル・ワシントンと共演することになる。『ガーディアンズ…』続編は、2017年公開で製作準備が進行中だ。文:猿渡由紀
2015年01月28日2015年1月、シネスイッチ銀座ほかで公開されるイギリス映画『おみおくりの作法』。ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で「監督賞」含む4賞ほか、数多くの映画祭を席巻してきた本作は、身寄りなく亡くなった人を弔う仕事をする公務員、いわば“イギリス版おくりびと”のような主人公の物語。本作のようにいままでなかなか知られなかった職業や、初めて耳にする職業にスポットをあてた映画は数多い。今回は、そんな一風変わった仕事を描いた映画の数々をピックアップ。また、本作のようにコツコツ真面目に仕事と向き合うことから人生が輝きだす主人公たちにも注目してみた。『おみおくりの作法』は、ひとりきりで亡くなった人を弔う、几帳面で誠実なロンドン市の民生係ジョン・メイが、故人の人生を紐解き、人と出会うことで新たな人生を歩みだす物語。死者にも、誰に対しても丁寧にあたたかく向き合う主人公の姿と思いがけないラストには、万国共通に観る者の胸を打ち、ヴェネチア国際映画祭始め、世界各国の映画祭で数多くの賞を受賞した。監督は大ヒット作『フル・モンティ』を生み出した名プロデューサー、ウベルト・パゾリーニ。死と向き合う民生係という難しい役どころを情感豊かに演じるのは、『戦火の馬』『思秋期』などで知られる、イギリスを代表する名優、エディ・マーサン。また、共演には、大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」で注目されているジョアンヌ・フロガットなど、個性的な俳優が集結する。こんなお仕事まで! 映画から知る珍しい職業の数々例えば、本作『おみおくりの作法』の舞台となったイギリスでは、実際に主人公のジョン・メイと同じ仕事をしている民生係は存在するものの、その職業についての認知度は低く、映画を観るまで「こういった職業があることすら知らなかった!」とも言われていたという。日本でも、葬儀にあたり亡くなった人の体を清め、おくりだす納棺師という職業の主人公を描いた『おくりびと』では、納棺師という職業に初めてスポットが当てられた。同作は改めて日本の葬儀様式や死生観、“おみおくり”について考えさせる作品となり、第81回アカデミー賞「外国語映画賞」受賞するなど、海外でもそれは受け入れられていた。また、パゾリーニ監督のプロデューサー作『フル・モンティ』では、やむなく男性ストリッパーとなった男たちを描いており、“クリニクラウン”(クリニック+クラウン:道化師)と呼ばれる個性的な医師が主人公となるロビン・ウィリアムズ主演『パッチ・アダムス』、武器商人を描いた『ロード・オブ・ウォー』、風俗店の風変わりなサービスを描く『やわらかい手』、数学者の苦悩を描いた『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』、映画予告編や映画音楽の製作者が登場する『ホリデイ』、ピアニストの演奏中に楽譜をめくる『譜めくりの女』などのほか、スパイク・ジョーンズ監督がオスカー「脚本賞」を受賞した『her/世界でひとつの彼女』では、“手紙の代筆行”をしている主人公とOSとの恋がテーマとなった。堺雅人主演、沖田修一監督の『南極料理人』では、南極観測隊員たちのために基地で食事を作る料理人が主人公となり、思いもよらない南極での生活や、限られた食材(生もの一切なし)で食事を作る工夫と困難、そして食事を通して人々の想いが繋がっていく様がコミカルに描かれていた。一方、オスカー俳優フォレスト・ウィテカーが主演した『大統領の執事の涙』では、1950~80年代という激動の時代のアメリカで、アイゼンハウワー、ケネディ、ニクソン、レーガンら8人の大統領のもとで歴史を目撃してきた黒人の執事の人生に迫ったことも記憶に新しい。イギリス発といえば、ジュリアン・ジャロルド監督『キンキーブーツ』では、倒産寸前の靴工場で、ひょんなことから知り合ったドラァグクイーン(キウェテル・イジョフォー)の助言を元に女物の紳士靴=キンキーブーツを作り出し、再起をかける靴職人(ジョエル・エドガートン)を描き、次第に育まれてゆくふたりの友情も見どころとなっていた。頑張った分だけ人生が輝くことを教えてくれる、お仕事映画さらに、『おみおくりの作法』では、主人公ジョン・メイはプライベートも仕事も、何事も丁寧に規則正しくこなす人物だが、彼が最後に担当した“おみおくり”の仕事と真剣に向き合うことによって、その人生が変化していく姿も物語の重要なテーマだ。仕事が人生のすべてではなくても、仕事によって人生が変わる可能性はある。優しい視点から、そう教えてくれる映画は、これまでにも数多く公開されてきた。黒澤明監督によるヒューマンドラマの名作『生きる』では、志村喬演じる、仕事の情熱を失った定年間際の市役所市民課長が、自身が余命いくばくもないと知ったことから、残された時間の中で「自分にできること」について改めて考え、仕事への情熱を取り戻す姿が描かれている。ウィル・スミスの親子共演が話題となった『幸せのちから』が描くのは、事業の失敗により一度はホームレスにまでなりながら、最終的には成功をつかみ、億万長者となった実在の男の半生。愛する息子との生活のため、証券会社の正社員をめざす父親の奮闘は単なるサクセスストーリーではなく、父子の愛情や絆を感じさせた。家族の絆といえば、マット・デイモン主演、キャメロン・クロウ監督『幸せへのキセキ』は、自宅として買い取った動物園を再生させるべく、飼育員や地域住民と協力して苦難を乗り越えていく男の物語だった。半年前に妻を失った悲しみや、意思疎通が難しくなっていた子どもたちとの関係は、動物という命と向き合う仕事を通じて修復されていった。また、ジョン・メイの生真面目さは、第37回日本アカデミー賞「最優秀作品賞」受賞作『舟を編む』で、松田龍平が演じた辞書編集者・馬締にも通じるものがある。馬締だけでなく、一人ひとりが言葉に対して真摯に取り組み、8年もの年月をかけて1冊の辞書が完成するまでの裏側を見せつつ、まじめに生きるものの達成を見せていた。まじめにコツコツと慎ましく生きてきたものの、不況のため職を失い、次から次へと災難が降りかかてしまう、アキ・カウリスマキ監督の『浮き雲』の夫婦も同様だ。だが、レストラン経営という新たな活路を見いだし、奮闘する彼らの真面目さとふたりの絆は、最後には小さな幸せを運んできてくれた。ちょっと珍しいお仕事でも、丁寧に向き合い、自分の人生を見い出していく主人公たち。それまで真面目にコツコツ頑張ってきた努力が報われる、そんな心に染みる感動のラストは、どの作品でも共通項といえそうだ。『おみおくりの作法』は2015年1月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月26日5回のアカデミー賞「助演女優賞」ノミネートという輝かしいキャリアと実力を持つエイミー・アダムス。これまでも名監督たちと仕事を共にしてきた彼女だが、今回選んだのは、ハリウッドの鬼才スパイク・ジョーンズの最新作『her/世界でひとつの彼女』だ。AIと人間との恋を軸にした奇想天外な物語ながら、恋の真実を描いた本作へは、「ホアキン・フェニックスに惹かれて出演した」というエイミー。彼女の役どころは、ホアキン演じるセオドアの良き理解者である女友達のエイミーだ。2人の関係について彼女はこう語る。「2人の共通点は、私たちのどちらもが岐路に立っていることね。感情的な岐路に立ち、物事を違う目で見ているのだと思うわ。2人を結びつけているのは友情。皮肉も遠慮もない純粋な愛といえるわね」。『ザ・マスター』以来2度目となるホアキンとの共演をとても楽しんだという。「実は、私たちが本当に心を通わせる場面は1シーンしかないの。あとは、ホアキンからとても遠ざかっているわ。私のキャラクターと彼のキャラクターは、別のチームで動いていたから、あまり一緒に演じていないの。でもすでに共演していたから、及び腰にならずに済んだわ。私は簡単に怖気づくのよ。でも、今回は心地良かった。ホアキン自身と、セオドアとしてのホアキンの両方と知り合えて楽しかったわ」。本作では、セオドアと彼のために最適化されたAI型OS“サマンサ”との関係が描かれている。エイミー自身は、テクノロジーとどのように付き合っているのだろう?「私たち昔はどうしていたのかしら?もう思い出せないぐらい(笑)。トーマス・ガイドという地図があったわよね?オーディションに行くのに、トーマス・ガイドを持ってロサンゼルスを回ったものよ。400ページくらいあって、必死になって場所を見つけようとしていたわ。いまでは地図の使い方なんて分からなくなったわ。グーグルマップとかに打ち込むことに慣れ過ぎたから。でもいま、娘には地図の読み方を教えておく必要があると思っているわ!」。「アーケイド・ファイア」がオリジナルサウンドトラックをプロデュースし、レコーディングしていることについては?「『アーケイド・ファイア』のことは知らなかったの。流行に敏感じゃなくて、全然ダメなの、本当よ。でも映画に素晴らしい価値を加えてくれたと思うわ。映画を台無しにすることも、目立ちすぎることもない。ただ孤独と希望を伝える手助けをしているの。スパイクはこの作品に完璧な音楽を見つけたと思う。彼は完璧なものを見つける方法を知っているわ。スパイクの審美眼は見事だし、完璧な素材を完璧に混ぜ合わせるのよ」。最後に、テクノロジーを超えて、人間には他者との繋がりが必要であることを描く本作についてはこう語ってくれた。「スパイクの素晴らしいところは、何事も明らかで現実的な方法ではやらないことなの。それは会話やディテールを通して表現されるの。素晴らしい台詞からも分かるわ。彼はキャラクターたちの居場所を書いているの。この2つのキャラクターが素晴らしいのは、2人が常に人生を探求していること。その探求を通して2人は繋がるために必要な会話をしていくの。アカデミー賞を始め、ここまで多くの賞を受賞したことは、スパイクにとって本当の勝利だと思う。もちろん、ホアキンは素晴らしいし、ほかの俳優たちもいつもながらに素晴らしいわ。この作品のように、型にはまらない映画が人々を感動させ、評価を得られるなんて素晴らしいことだと思うわ」。(text:June Makiguchi)■関連作品:her/世界でひとつの彼女 2014年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013 Untitled Rick Howard Company LLC All rights reserved.
2014年06月27日いよいよ開幕する2014 FIFAワールドカップブラジル大会。今回は機能的かつオシャレに進化したスパイクが発表されている。ブランドごとに着用プレーヤーを織り交ぜつつ紹介する。「ナイキ(NIKE)」は、パフォーマンスフットウエア4種を発表している。ナイキフットボールのデザインディレクターであるデニス・デコビッチは、「ロナウドがマーキュリアルR9を着用した1998年と同様に、今年はナイキがスパイクを一変させた年として記憶に残るだろう。色使いだけでなく大胆なアイデアやイノベーションを盛り込んだ」とコメント。2013年5月にリオデジャネイロで発表された「ハイパーヴェノム」は、アタッカーのために開発。ブラジルのネイマール(Neymar)、イングランドのウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)やダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)などが支持し、大久保嘉人、大迫勇也、柿谷曜一朗が「ハイパーヴェノム ファントム」を着用する。「ティエンポV」は、クラシックなデザインに21世紀の最新技術を搭載。伊野波雅彦、森重真人が「ティエンポ レジェンドV」を着用予定。「マジスタ」はフィット、ボールタッチ、トラクションの進化にフォーカスしたデザインで、ハイカットのシルエット。山口蛍が「マジスタ オブラ」を着用する。独自の製造技術であるナイキ フライニットによりスピードを追求した「マーキュリアル スーパーフライ」は、5月にクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がマドリードで発表。長友佑都が着用予定。ハイパーヴェノムとマーキュリアルは鮮やかなレッドとゴールド、ティエンポとマジスタはネオンイエローとゴールドの2カラー。マジスタは現在販売中で、マーキュリアル、ハイパーヴェノム、ティエンポは6月13日発売。
2014年06月12日2014 FIFAワールドカップブラジル大会開幕まであと1日。機能的かつオシャレに進化したスパイクが発表されている今回。ブランドごとに着用プレーヤーを織り交ぜつつ紹介する。「プーマ(PUMA)」は、ワールドカップブラジル大会に向けたスパイク「プーマ トリックス」をローンチした。右はピンク、左はブルーの特徴的なカラーリングで、着用する選手の信念とサポーターの祈りを表現。プーマの今夏フットボールキャンペーン「ザ ネーチャー オブ ビリービング(The Nature of Believing)」の中核となるプロダクトで、スポーツが持つ力「ビリーフ メークス ザ ディファレンス(Belief Makes The Difference)」を象徴。パワーと正確性を追求した「エヴォ パワー」(1万6,500円)は、素足の動きに合わせて伸縮。日本代表の長谷部誠、川島永嗣、イタリアのマリオ・バロテッリ(Mario Balotelli)、ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)とジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)、スペインのセスク・ファブレガス(Francesc Fabregas)、コートジボワールのヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)が着用。スピード追求型の「エヴォ スピード」(1万5,800円)は軽量、柔軟性、フィット感を重視。日本の酒井宏樹、西川周作、アルゼンチンのセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)、フランスのオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)、フランスのガエル・クリシー(Gael Clichy)、イタリアのマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)が着用する。
2014年06月11日スパイク・ジョーンズ監督の4年ぶりの長編最新作『her/世界でひとつの彼女』。本作で“声だけ”でスカーレット・ヨハンソンが演じる人工知能型OSに恋をする男・セオドアを演じたのは、アカデミー賞に3度ノミネートされているホアキン・フェニックス。見えないヒロインと共演した心境を、ズバリ語ってもらった。“代筆ライター”として働くセオドア(ホアキン・フェニックス)は、現在の妻・キャサリン(ルーニー・マーラ)と離婚調停中。心に寂しさを抱えていたある日、最新式人工知能(AI)型OSと出合う。自宅でOSを起動させると、聞こえてきたのはAIとは思えないほど明るくてセクシーな声だった。彼女の名前はサマンサ(スカーレット・ヨハンソン)。サマンサは、自らの意思を持ち、人間以上に人間らしくユーモラスだ。彼女は、セオドアのスケジュール管理だけでなく、彼が落ち込んでいるときには優しい言葉をかける。そうして徐々に、2人は恋に落ちていくのだが――。見えないヒロインと共演したホアキンだが、意外や意外、そこに難しさはなかったと言う。「本来なら『ものすごい大変な努力をしたんだ』と答えるべきかもしれないけど、実際は、俳優は普段から家で独り言を言いながら、ぐるぐると歩き回ったりするのに慣れてるからね。僕はいつもそうやってひとりでリハーサルをしてるから、それと比べると大きな違いがあったわけではなかった」とサラリと答える。一方、ホアキンたちの撮影後から参加することになったスカーレットは、その撮影は「これまでのどの現場でも経験したことのなかったもの」と話す。「ホアキンとのいくつかのテイクを見せてもらって、そこで少し作業したの。4日間の録音は本当に大変なプロセスになると思ったわ。時々、ホアキンと一緒に録音もした。彼はいつでも対応できるようにと準備してくれていたわ!ホアキンが部屋にいるときは、彼と一緒にいくつかセッションをしたり、時々はスパイクを相手に演技することもあったわ。どんな感じかを見るために、プレイバックを相手に演技したことも。セットで撮影するのとは、まったく違う経験だったの」。パソコンの中に住むサマンサとの恋。手を繋いだり、抱きしめたりはできない、ちょっと不思議な恋人だけど、誰よりも自分を理解し、認めてくれる唯一の存在でもある。果たして、そんなセオドアとサマンサの恋の行方は?見えない恋人を優しく見つめるホアキンの表情と、何だか姿が見えてくるようなスカーレットの声に注目あれ!『her/世界でひとつの彼女』は6月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:her/世界でひとつの彼女 2014年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013 Untitled Rick Howard Company LLC All rights reserved.
2014年06月10日本年度ベルリン国際映画祭「銀熊賞(審査員グランプリ)」を受賞し、公開するやいなや各国で次々と記録を更新、ウェス・アンダーソン監督最高の大ヒットとなり、世界中で大旋風を巻き起こしている『グランド・ブダペスト・ホテル』。先日、一般の方を抽選で募った『グランド・ブダペスト・ホテル』リレー試写会が行われ、上映後のトークショーには、かねてからアンダーソン監督と親交の深いファッションライター・エディターの野村訓市氏が登壇したが、なんと、そこに『her/世界でひとつの彼女』のプロモーションで来日していたスパイク・ジョーンズ監督が、飛び入りで参加していたことが分かった。世界大戦前夜の1932年、美しい山々を背に優雅に佇む、ヨーロッパ随一のグランド・ブダペスト・ホテル。エレガントな宿泊客たちのお目当ては、“伝説のコンシェルジュ”グスタヴ・H(レイフ・ファインズ)だ。ある日、グスタヴの長年のお得意様である伯爵夫人のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺され、遺言で貴重な絵画「少年と林檎」を贈られたグスタヴが容疑者にされてしまう! グスタヴは自らの潔白を証明するため、そして命より大切なホテルの威信を守るために、愛弟子のベルボーイ・ゼロ(トニー・レヴォロリ)と共に、ヨーロッパ大陸を逃飛行しながら謎に挑む──。一般試写会後のトークショーに登壇したのは、数々のファッション誌、カルチャー誌にてライター・編集者をしている野村さんと、そのこだわりとセンスから圧倒的支持を得ている男性誌「POPEYE」編集長の木下孝浩氏。実は野村さんは、アンダーソン監督初期の作品から出演し続けているビル・マーレイやエイドリアン・ブロディ、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントン、さらにウィレム・デフォー、ジュード・ロウ、シアーシャ・ローナン、レア・セドゥら超豪華なキャストに混じって、日本人ツーリスト役として出演を果たしていたのだ。「撮影が行われたのは一昨年の1月で、少し会うつもりだったのに、急にウェスのスタッフからメールがガンガン届くんです。身長は何センチだ、髪型はどんなだ、髭は生えているか?とか」と、ふり返る野村さん。本作は現代、1960年代、そして大戦前夜の3つの時代が描かれているが、ジュード・ロウも出演する60年代のシーンで出演することになったという。仕事で事前のフィッティングが出来ず、衣装を自前で用意することになったのだが、アンダーソン監督独特のこだわりから、持っていったパンツの裾を有無を言わさずバッサリ切られてしまったという野村さん。それを受け、木下さんは「この作品に限らずですが、とにかくファッション、セット、スタイルが洒落ていますよね。N.Y.のテイラーで自分のスーツを作り続けていたり、こだわりが普通じゃなくて、ほかのニューヨーカーとは違う」と監督のセンスを絶賛。「あとは彼が取材嫌いっていうのも編集者としてはそそられます」と話した。また、野村さんは「現場での夕食は必ずみんなで食べるのが決まり(笑)。僕は数日でしたが、ほぼずっといたレイフ(・ファインズ)は『たまには外でひとりで食べたい』と言っていたが、ウェスに『だめだ』と言われたそうです」と、アットホームな雰囲気を感じさせる撮影中のエピソードも明かしてくれた。すると、質疑応答でサプライズが!野村さんとやはり親交があり、飛び入り参加していたスパイク・ジョーンズ監督がなんと挙手!野村さんに役作りについて質問し、会場は一気にヒートアップした。最後は、野村さんが「『グランド・ブダペスト・ホテル』が豪華キャストによるミステリー仕立てのエンターテイメントだとしたら、『her』は主役のホアキン・フェニックスと声だけの出演だけどスカーレット・ヨハンソンの感情の揺れ動きを描いたエモーショナルな作品。同世代のふたりの監督が互いに違ったアプローチで作ったこの2作品を、ぜひみなさん観てください!」と締めくくった。『グランド・ブダペスト・ホテル』は6月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グランド・ブダペスト・ホテル 2014年6月6日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Foxher/世界でひとつの彼女 2014年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013 Untitled Rick Howard Company LLC All rights reserved.
2014年05月29日スパイク・ジョーンズ監督4年ぶりの長編最新作『her/世界でひとつの彼女』(6月28日公開)に、多くの著名人がコメントを寄せていることが22日、明らかになり、スタジオ・ジブリの鈴木敏夫プロデューサーの直筆メッセージも公開された。『her/世界でひとつの彼女』は人口知能型AIとの恋を描いた作品。第86回アカデミー賞で脚本賞を受賞し、作品賞を含む5部門にノミネートされたほか、ナショナル・ボード・オブ・レビュー最優秀作品賞・監督賞を受賞するなど、数々の映画賞を受賞している。主人公セオドアをホアキン・フェニックスが演じ、主人公を魅了し翻弄する人工知能型OSシステム"サマンサ"の声をスカーレット・ヨハンソンが演じる。一足早く本作を鑑賞した鈴木プロデューサーは「人間だって愛を知った日がある。AI(人工知能)だって愛を知る日がある。」と直筆のメッセージを寄せ、『ゆれる』の西川美和監督は「ほんとうに新しく、ほんとうに今を生きる私たちの虚空と共に在ろうとする、素晴らしい映画だ」と絶賛。女優の鈴木杏は「光、風、温度のすべてを無意識に人は声に込めているいきものなのかもしれないと、サマンサが教えてくれました」と作品に込められた思いを受け取ったようだ。また、実業家の堀江貴文も「VR技術が発達すると本当に人工知能と愛し合える時代が来るのかもしれない。しかしその後の展開はさらにそれを上回るくらいのインパクト。なるほどなあ。。。と唸らされる」と共鳴。お笑いコンビ・ダイノジの大谷ノブ彦は「見えないギターが見えるっていうように、恋も本当は実体のない何かを求め続けることなのかもしれない。沢山嬉しかったし、沢山傷ついた。心底思う。恋をしてきたよかった、と」と、相方・大地洋輔のエアギターと恋を重ねながら、恋の素晴らしさを感じたとコメントを寄せた。
2014年05月23日『ミリオンダラー・ベイビー』『クラッシュ』のポール・ハギスが、リーアム・ニーソン、ミラ・クニス、ジェームズ・フランコら豪華キャストを交えて魅せる愛の群像劇『サード・パーソン』。本作で、リーアム演じる小説家の若き愛人であり、作家志望の野心的な美女役を演じているオリヴィア・ワイルド。先日4月20日(現地時間)には第一子となる男の子を出産したばかりの彼女が、大胆なオールヌード、しかも全裸でダッシュという体当たりの挑戦をしていることが明らかとなった。『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本で、劇場長編映画デビューにもかかわらず、アカデミー賞ノミネートを果たし、翌2004年の監督デビュー作『クラッシュ』でアカデミー賞「作品賞」「脚本賞」をW受賞したポール・ハギス。本作では、NY、ローマ、パリの3つの街を舞台に、3組の男女が織りなす愛、信頼、そして裏切りを描き、一見、何の接点もないようなそれぞれの愛が、クライマックスに向けて加速しながら交錯していく様を、ハギスらしい手腕で紡ぎ出していく。3組の男女のうち、オリヴィアが演じるのは、最新小説を書き終えるために、パリのホテルのスイートルームにこもるピューリッツァー賞受賞作家のマイケル(リーアム・ニーソン)と不倫関係にあるアンナ。マイケルは妻エレイン(キム・ベイシンガー)とは別居中の身だ。2人は同じホテルに宿泊し、時には熱い情事を、時には冷たい態度を取り合い、お互いの心の内を探りながら、駆け引きを楽しんでいる。だが、アンナにはもうひとり、秘密の恋人もいるのだ。オリヴィアがヌードシーンに挑戦したのは、そんな形で駆け引きを楽しんでいる最中の出来事。マイケルが部屋で小説を書いていると、突然部屋を訪れたアンナの姿は、バスローブ1枚…。「バスローブを借りてたの。朝着る物がなくなるでしょ」と話すアンナに、「2着ある。でもシャワーを浴びたから湿っているかもしれないから、それが必要だ」と、大人の言葉の駆け引きを始めるマイケル。するとアンナは部屋の外にも関わらずバスローブを脱ぎ落とし、そのまま生まれたままの姿に! なのにマイケルは、裸のアンナにバスローブを拾わせた挙句、そのまま扉をバタンと閉めてしまうのだ!アンナはそのままの姿で部屋まで帰ることになってしまうのだが、「この最低男!」と言いながらも、部屋まで走るアンナの表情はとても楽しそう。そして、マイケルもアンナがそれを楽しんでいることを知っている様子だ。そんなスリリングで挑発的な関係を演じたリーアムとオリヴィアは、その年の差、なんと31歳。ハリウッドの大先輩でもあるリーアムの前でスタイル抜群の裸体をさらけ出すことになったオリヴィアだが、「この映画での忘れられない経験が、おそらくホテルのセットを全裸で走ったことだわ。それを私は、どの映画でもやるべきだと思ったくらいよ」と、その時の撮影をふり返っている。そして、「撮影第1週目にスタッフとの間にある緊張をほぐしてくれたし、いったんそういうことをすれば、もう何も怖がることがないから」と、彼女は言う。「見せかけを何もかも捨てるのはリスクがあるけれど、それなりの理由もある。私はポール(・ハギス)があのシーンで初めて“アクション”と言った時を決して忘れないわ。どんな人にも、男でも女でも、カメラの前で裸になることが大変なのはわかってもらえると思う。でも裸になって階段を駆け下り、“ああ、私、この物語が大好きだわ”と思う私がいたのも事実なの」と話し、ハギス監督への信頼と作品にかけた思いを打ち明けてくれた。6月には、ホアキン・フェニックスと共演するスパイク・ジョーンズ監督の『her/世界にひとつの彼女』も公開されるオリヴィア。彼女が本作で体を張って挑んだパリの物語は、どんな結末を見せるのだろうか。『サード・パーソン』は6月20日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:サード・パーソン 2014年6月20日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開(C) Corsan 2013 all rights reserved
2014年04月24日「Esquire」が選ぶ最もセクシーな女性スカーレット・ヨハンソンが、人工知能を有するオペレーション・システムとして“声”のみの出演を果たし、各映画賞で多くの注目を集めている映画『her』(原題)の邦題が、『her/世界でひとつの彼女』に正式決定。6月28日(土)より日本公開されることになった。近未来のロサンゼルス。長年一緒に暮らした妻・キャサリン(ルーニー・マーラ)と別れたセオドア(ホアキン・フェニックス)は、人工知能搭載OSの“サマンサ”(スカーレット・ヨハンソン)に恋してしまう。そうはいっても、“彼女”は実体などなく、コンピューターや携帯画面の奥から発せられる、ただ声だけの存在。けれど、“彼女”は驚くほど個性的で、繊細で、クレバー。それでいてセクシーだった。次第にセオドアは、“彼女”と一緒に過ごす時間だけを幸せに感じるようになり、“彼女“に魅了されていく――。脚本・監督は現代アメリカを代表する若手映画作家、スパイク・ジョーンズ。本作は、『かいじゅうたちのいるところ』(09)以来約4年ぶりの長編映画であり、初の単独脚本作品となる。本作は、去る12月にはナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国批評会議賞)において「作品賞」&「監督賞」をW受賞。この「作品賞」に輝いた作品は13年連続でアカデミー賞「作品賞」ノミネートを果たしているだけに、オスカーへの出馬はほぼ確実となった。また、1月12日(現地時間)に授賞式が行われるゴールデン・グローブ賞では、主演のホアキン・フェニックスの「男優賞」始め3部門にノミネート。そのほか、米批評家協会賞で「作品賞」「監督賞」のノミネーション、そして、何と言ってもスカーレット・ヨハンソンが史上初、声だけの出演で第8回ローマ国際映画祭「最優秀女優賞」を受賞しており、オスカーでも各賞をにぎわせる可能性大。主人公セオドアを魅了し、ときに翻弄する “サマンサ”ことスカーレット・ヨハンソンは、人間よりも人間らしく、かつてない魅力を持ったガールフレンド=“彼女”を声だけで熱演。思わず恋に落ちてしまうセオドアの気持ちにリアリティを与えている。これまで誰も感じたことのない、愛おしさと切なさがぎゅっと詰まった、史上初のラブストーリーがついにお目見えする。『her/世界でひとつの彼女』は6月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))
2014年01月10日10月1日(現地時間)、YouTubeは同社主催の初の音楽賞「YouTube Music Awards」を11月3日にニューヨークで開催することを発表した。米エンタメ情報サイト「The Hollywood Reporter」が伝えるところによると、授賞式にはレディー・ガガ、エミネム、アーケイド・ファイアら人気ミュージシャンに加え、CDZAやリンジー・スターリングなどYouTubeをマーケティング活動の場に利用しているアーティストもパフォーマンスを披露するとのこと。イベントのクリエイティブ・ディレクターには映画監督のスパイク・ジョーンズ、授賞式の司会は『ムーンライズ・キングダム』(’12)でお馴染みの映画俳優ジェイソン・シュワルツマンが抜擢された。イベントの模様はYouTubeでライブストリーミングされる。さらにはこの90分間のイベントではソウル、モスクワ、ロンドン、リオデジャネイロからの中継ライブも予定されているそうだ。この音楽賞はユーザーの投票で決まることになっており、10月17日(現地時間)にはYouTubeからノミネーションが発表される予定。ノミネートされた作品にはユーザーが、それぞれのカテゴリーに投票していくことになる。ノミネート作品への投票方法は、SNSで投票をシェアするだけ。従い、受賞する動画は最も多くシェアされた動画ということになる。YouTubeによれば、ノミネーション作品は、昨年の視聴数と共有数の高いコンテンツがベースになるとのこと。投票に際し、ノミネートされたYouTubeアーティストは、公式音楽PVやカバー動画、パロディ、ライブ、インタビュー、ファン動画などを作成していき、配信をするという。日本では認知がまだまだ低いが、海外ではYouTubeで人気を集めて成功するアーティストの事例が数知れないため、この音楽賞が秘める可能性ははかり知れない「YouTube Music Awards」が音楽を取り囲む様々なクリエイターにもっとスポットライトが当たるようなきっかけになるのではと、業界では注目されている。(text:Mieko Nakaarai)
2013年10月02日43歳のいまも、20代の頃と変わらない体型を保ち続けるキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。その秘訣は過酷なダイエットでもなければ、プロの専属トレーナーによる特別なエクササイズでもないという。「私、トレーナーは雇っていないの。すごいでしょ?」と得意げなキャサリンは、「だって、誰かに発破をかけてもらう必要はないから。私はエクササイズが大好きなのよ」と語る。とりわけ、いまハマっているのがフラフープ。「毎日20分やってるわ。私たちが子供の頃に遊んだみたいな古いタイプのものじゃなくて、もっと小型だけど、重量があるの。『ダンスキン』(エクササイズ・ウェアなどを扱うブランド)で見つけたのよ」。ニューヨーク州・ウエストチェスターにある自宅のプールで泳ぐことも。「時間があるときは30分間泳ぐわ。マンハッタンのアパートでもエクササイズは欠かさない。毎日、最低45分間はやるわ」と言う。さらに「バターやクリームが大好き。でも、穀類やフルーツもたくさん摂るようにしているの」と健康的な食生活も心がけているのだとか。「でも、グラマラスであるためには強さと自信が大切よ。女性として強くなければならいの」。昨年、双極性障害で治療を受けたことを告白したキャサリン。つらい病気を克服した彼女の言葉だけに、説得力がある。(text:Yuki Tominaga)© Visual Press Agency/AFLO
2012年11月22日俳優の藤岡弘、が12日に都内で行われたブレーレイBOX『インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ』(9月14日発売)のPRイベントに、ワイルドな“インディ”ルックで登場した。その他の写真かつて探検番組で“隊長”として世界各地を旅した藤岡は、「アマゾンの村で、弓矢を構えた無数の若者に囲まれた」「サソリの大群に遭遇した」などインディ顔負けの冒険談を次々と披露。さらにインディ同様「実はヘビが嫌いなんだよ」とも明かし、「機会があれば、和製インディを演じてみたいね」と意欲を見せた。ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグという映画界の2台巨頭がタッグを組んだ、アドベンチャームービー4部作が待望のブルーレイ化。リストア修復された第1作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』をはじめ、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』もリマスターされ、輝かしい伝説が高画質・高音質で完全網羅される。初収録のドキュメンタリー2種類を含む、計7時間の特典映像もファン必見だ。「観るたび、ドキドキワクワクするのがインディの魅力。今回はブレーレイだから、映像の美しさが全然違うし、特典映像もぜひ楽しみたいね」と語る藤岡、は『…最後の聖戦』に登場するペトラ遺跡にも足を運んだことがあるそうで「映画を思い出したし、自分がインディになった気持ちになったね。世界はまだまだロマンに満ちあふれている」と熱弁。「冒険なくして、何がある! 男はチャレンジしなくちゃ。ロマンがないと人生つまらない」と世の草食男子にエールをおくった。イベントでは、インディのトレードマークであるムチを使った競技“ターゲットウィップ”にも挑戦。「ナイフは得意だけど、ムチは初めてだよ」というが、見事なムチさばきで『レイダース…』に登場する黄金像をゲットした。この日はファッションモデルの中村アンもスペシャル・サポーターとして同席し「私自身、好奇心旺盛で、アドベンチャーが大好き。一緒に(ブルーレイを)観るならインディや藤岡さんみたいな頼りがいがある男性がいい」と語った。『インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ』9月14日(金)発売ブルーレイBOX1万3650円発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年09月12日