ガーリーカルチャーのアイコン、ソフィア・コッポラが新境地に挑み、カンヌ国際映画祭で話題をさらった最新作の邦題が『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』に決定。ニコール・キッドマンら豪華キャストが集結した本作が、2018年2月23日(金)より日本で公開される。ポップで可愛いガーリーカルチャー全開の世界観の造り手として、不動の人気を誇るソフィアが今回挑むのは、南北戦争期、閉ざされた女子学園に1人の負傷兵が転がり込んでくることで巻き起こる女たちの愛憎劇。1971年にクリント・イーストウッド主演『白い肌の異常な夜』として映画化もされているが、ソフィアは本作のメガホンを取るにあたり、「あくまでリメイク作品ではなく、原作を”もし女性視点で描いてみたら…” という発想で本作を制作した」と述べている。キャスト陣には、ソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集結!秩序を守る女学院の園長役にはニコール・キッドマン、小悪魔な生徒役にエル・ファニング、恋に恋する純粋な教師役をキルスティン・ダンスト、負傷兵役をコリン・ファレルが演じるほか、『スパイダーマン:ホームカミング』『ナイスガイズ!』のアンガーリー・ライス、『サウスポー』『ピートと秘密の友達』のオオーナ・ローレンスなど、美少女たちも極上のミステリーに彩りをそえる。今年5月に世界に先駆け初披露された第70回カンヌ国際映画祭では、ソフィアは女性監督としては実に56年ぶり2人目の快挙となる監督賞を受賞。6月の北米公開を皮切りに、世界中のメディアや評論家を唸らせていることからも、期待は高まるばかり。世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人は、秩序と欲望、どちらを取るのか。彼女たちが最後に下した決断とは――。ソフィア・コッポラが満を持して新境地のスリラーに挑む意欲作から目が離せない。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2018年2月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日ホラー小説界の頂点に君臨するスティーヴン・キングの小説を原作に、アンディ・ムスキエティがメガホンをとった『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。この度、“最恐ヴィラン”に扮するイケメン俳優ビル・スカルスガルドに恐怖を募らせた、子どもたちのコメント入り特別映像が到着した。本作のタイトルにもある“IT”は、このストーリーのヴィランのこと。子どもたちにしか姿が見えず、彼らのもっとも深い恐怖を体現し、彼らをむさぼっていくのだ。そんな子どもたちを恐怖のどん底に陥れる、人間離れした最恐のペニーワイズを怪演したのは、『ドラゴン・タトゥーの女』『アベンジャーズ』のステラン・スカルスガルドを父にもち、さらに兄は『ターザン:REBORN』のアレキサンダー・スカルスガルド、妹はモデルという芸能一家で育ったビル。2011年にスウェーデンの映画賞ゴールデン・ビートルにて『シンプル・シモン』で主演男優賞にノミネートされたことで注目を集め、映画とTVの両分野においてハリウッドで最も期待される若手俳優の1人だ。ムスキエティ監督は1986年にホラー作家スティーヴン・キングが描いたストーリーについて、「スティーヴン・キングはあこがれの小説家だ。ペニーワイズは小説のエッセンスに忠実に描きながら、新しい観客に訴求できるようエッジの効いた描写を狙った」と時代を超えてペニーワイズを現代の観客に訴求できるように描いたことを明かしている。また、本作で“それ”に勇敢に立ち向かっていく自称“ルーザーズ(負け犬)・クラブ”のメンバーである子どもたちは、ビルの演じたペニーワイズに本当に恐怖を感じたそうで、疑心暗鬼のスタンリー役を演じたワイアット・オレフは「あのメイクと衣装でやってくると怖い」、太っちょボーイのベン役を演じたジェレミー・レイ・テイラーは「怖かったよ、多くの人が怖がるに違いないと確信した」と正体が分かっていながらもビルのあまりの変貌ぶりに恐怖を感じたと語っている。一方、主人公ビル役を演じたジェイデン・リーバハーは、「邪悪なピエロだけがテーマなのではない。友情を描いている」、負け犬の子どもたちのグループの紅一点ベバリーを演じたソフィア・リリスも「恐怖に打ち克って人生を変えていくの」と恐怖だけでなく、子どもたちの友情も見どころだとコメントしている。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は11月3日(金・祝)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月19日シャーリーズ・セロンが、ブロンドの最強スパイを演じる『アトミック・ブロンド』。本作には、『キングスマン』『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で注目を集めるソフィア・ブテラ、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のビル・スカルスガルドなど、注目俳優やベテラン陣がずらり。このたび、そんな本作から日本でも高い人気を誇るジェームズ・マカヴォイの圧巻アクションシーンがシネマカフェに到着した。本作では、東西ベルリンの裏も表も知り尽くしたMI6のスパイ、デヴィッド・パーシヴァルを演じているマカヴォイ。今回解禁された映像は、マカヴォイ演じるパーシヴァルが、警察を相手に身軽なアクションで魅せる本編の1シーン。脚本家のカート・ジョンスタッドは、このパーシヴァルについて、「冷戦下のベルリンはこの男特有の才能や性分におあつらえ向きだった。MI6のベルリン支局長なので、基本的に独りでやっている。ロンドンの詮索の目から離れ、自分の狭い領地を持っている。ベルリンの壁の両側にいる知人や仲間のネットワークで簡単に裏取引ができ、楽しんでいる」と説明する。いわば、1人でベルリンを任されていた一匹狼のだったわけだ。マカヴォイも自身が演じるキャラクターについて、「パーシヴァルは動揺する。これまで5年間ベルリンを仕切ってきたのに、他人が入り込んできて自分のことをかぎ回られたくないからだ」と語り、MI6の優秀なスパイであるロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)の登場に対するバーシヴァルの気持ちを分析する。そんなマカヴォイに、「彼は演技の達人だよ。僕は彼の大ファンなんだ。パーシヴァルの役を演じることを引き受けてもらえて、夢が実現した。彼は実に多くのものをキャラクターに持ち込んで、いきいきとさせてくれた」と、手放しで大絶賛を贈るのは、本作の務めたデヴィッド・リーチ監督。映像では、2人の警官をあっという間に倒してしまい、制服と車を奪って壁に進撃。小気味よいワイルドなアクションを披露するマカヴォイ。本作に期待を寄せるファンの声も、SNS上で盛り上がりを見せている。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月18日スポーツをするのが大好きなオーストラリアの11歳の女の子、Sofia Myhre(ソフィア・ミーレ)。彼女は小学校の制服でスカートを着なければならないせいで、休み時間に男の子みたいにスポーツができないのに怒りを感じていたという。そこで文部大臣に「女子生徒が制服のスカートを強要されることは公平ではない」と手書きの手紙を出し、なんと小学校の規則を変えてしまった。確かに…。この話を聞くと今まであまり考えても見なかったが、不思議に思ってしまう。そもそもなんで女の子はスカートを強要されなきゃいけないの?ソフィアちゃんの文部大臣に向けた手紙Photo via GOODスカートを履かなければならないというルールに意味はあるのか。スカートを履きたい子も入れば、履きたくない子もいる。それは女の子にも男の子にも言えることである。ジェンダーや性に関係していることもあれば、そうでない場合でもだ。それなのに現在、ほとんどの制服のある学校では体が女の子の子にだけスカートを強要しているのが事実。あまりにも長いことそれが「当たり前」だったため、疑問にすら思わない人もいるかもしれない。でも11歳のソフィアちゃんの行動から考えさせられることがあるのではないだろうか。「スポーツをやりたいのに、スカートだとできないから不公平」。実に単純明快であり、確かにソフィアちゃんがスポーツを諦めてまでスカートを履くことに意味はあるのかと聞かれたら、論理的に「ある」と答えられる人はいないと思う。スカートはそもそも女性権利的視点から見れば、女性に「女性らしさ」を強制する古臭い考えに基づいていると批判の対象になったり、逆に60年代を見れば欧米でのフェミニストが率先してミニスカートを「女性の性の解放」の象徴と呼んだり、実に様々な意味を持つ。そういった面でも考慮することがいろいろあるなか、体の性別が女の子の子にスカートを強制することは不公平だと言える。そしてその上、スカートを履くことにこれといった意味は見つからない。つまり、制服のスカートは中身のないルールだということではないだろうか。学校という教育の場では、多様な思想を尊重できるように自分で選択できるようにするのが当然である。スカートとはジェンダーや性にまつわる日用的なアイテムだからこそ、オプションを作ることが教育の場として当たり前のデリカシーではないだろうか。こういった社会に存在する根本的な意味がないように思える上に、誰かの自由を制限するルールはどんどん変えていかなければならない。Text by Noemi Minami ーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!「男は大、女は小」。ズボンのポケットに隠された男女差別 みなさんはこれまで「ポケット」について考えたことがあるだろうか?ポケットと言って思い浮かぶのはハンカチ、ティッシュ、それとも携帯?普段特に気にするような物ではない。しか...
2017年10月15日ディズニー映画のヴィランズ(悪役)の子どもたちが主人公となる、世界的ヒットシリーズの第2弾「ディセンダント2」のプレミアイベントが10月12日(木)、都内で行われ、初来日を果たした主演ダヴ・キャメロン&ソフィア・カーソンが出席した。「ハイスクール・ミュージカル」シリーズや『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』のケニー・オルテガが手掛け、マレフィセント(『眠れる森の美女』)の娘マル、イーヴィル・クイーン(『白雪姫』)の娘イヴィ、ジャファー(『アラジン』)の息子ジェイ、クルエラ・ド・ビル(『101匹わんちゃん』)の息子カルロスら“子孫”の冒険と成長を描く人気シリーズ。ファン待望の新作「ディセンダント2」では、善人たちが住むオラドン合衆国での新しい環境にようやく馴染み始めたヴィランズの子どもたちに新たな局面が訪れることに…。マル役のダヴ、マルの親友イヴィを演じるソフィアが会場に登場すると、幸運なファン300人は大歓声!手の込んだコスプレで来場したファンも多く、その熱気に2人は感激した様子で、何度も「ダイスキ!」と日本語で愛を表現していた。もちろん、写真撮影などにも積極的に応え、ファンとの交流を満喫していた。その後、改めて、ファンへのコメントを求められると「これだけ温かい歓迎は、いままで記憶にないわ。初めて日本に来て、まずやらなくちゃいけないと思っていたのは、皆さんに会うこと。それが実現して、喜びでいっぱいよ」(ダヴ)、「皆さん、本当に美しいわ。ファンの方々からもらう愛と応援は、とってもうれしいの。今日という日は一生忘れないわ」(ソフィア)と感無量の面持ちだった。演じる役柄について、ダヴは「誰もがもっている繊細さ、そして大きな愛と忠誠心の持ち主」だと語り、「今回も美しいメッセージがたくさん描かれている。(日本語で)見てね!」とアピール。ソフィアも「テーマは自分を愛し、自分らしく生きること。そうすれば、世界は変わるわ!」と力強く宣言していた。イベントにはディズニー・チャンネルの大ファンという河北麻友子と、「ディセンダント2」の楽曲をカバーした番組スペシャルサポーターのミラクルベルマジックが駆けつけた。「ディセンダント2」はディズニー・チャンネルにて10月21日(土)19時30分~日本初放送。11月22日(水)よりDVD発売、デジタル配信開始。(発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン)(text:cinemacafe.net)
2017年10月12日“ホラー作家の頂点”スティーヴン・キングの原作を、俊英アンディ・ムスキエティが映画化した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。全米では早くもホラー映画の金字塔『エクソシスト』を超え、史上No.1となった話題の本作から、この度、本作の原作者であるスティーヴン・キングのコメント入り特別映像が到着した。今回到着した映像では、スティーヴン・キングが「子どもは想像力が豊かだ。大人たちよりも信じる心があるし色々と気づく。『IT』に登場する子どもたちは迷信深いがなんでも信じるわけではない」と子どもたちの持つ性質を明かし、「あの怪物と戦えるのは子どもたちだけだ。怪物の存在を信じるのは唯一子どもたちだから」と子どもたちの純粋さが“それ”と戦うことの出来る武器になることを明かしている。本作のタイトルにもある“IT”は、このストーリーのヴィランのことで、“それ”は子どもたちにしか姿が見えず、彼らのもっとも深い恐怖を体現し、彼らをむさぼっていく。そして“それ”は一度見えてしまうと排水口だけではなく、自宅の地下室、バスルーム、図書館、そして町の中にも表れ子どもたちを襲い、何かに恐怖を感じるたびに“それ”は、どこにでも現れるという、まさに神出鬼没、変幻自在で決して逃れられることはできない。また“それ”に勇敢に立ち向かっていく子どもたちは、自分たちをルーザーズ(負け犬)・クラブと称し、周囲からのけ者にされている7人の仲間たち。メンバーは、内気で吃音のビル、おしゃべりでお調子者のリッチー、常に薬を持ち歩き神経過敏のエディや疑心暗鬼のスタンリー、太っちょボーイのベンやチョーズンなど学校ではいじめられっ子の男子たちに加えて、紅一点の女の子・ベバリー。映像では彼らを演じたキャスト達も登場。ビル役を演じたジェイデン・リーバハーは「キャラクターそれぞれに魅力があり、とても共感できる」と明かしながら、「だからこそ怖い。酷いことが次から次へと起こる。調べていくうちにデリーの連続殺人事件や子どもたちの失踪は全て繋がっていることが分かる」と語り、ベバリー役のソフィア・リリスは「いなくなった子どもたちを探し出そうとするのだけど、その裏にはとてつもなく邪悪な存在が潜んでいる」と明かし、また、映像内では子どもたちが自分たちの住む町がほかの町とは違い、殺人や不明者の数が平均の6倍であることに気づくシーンも収められている。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は11月3日(金・祝)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月11日ディズニー映画のヴィランズ(悪役)の子どもたちが主人公となる、世界的ヒットシリーズの第2弾「ディセンダント2」のDVDが、11月22日(水)よりリリース&デジタル配信されることが決定。あわせて予告編が公開され、主演ダヴ・キャメロン&ソフィア・カーソンの初来日も決定した。前作では、“悪役の子どもは悪なのか?”というテーマで、ヴィランズが住むロスト島から善人たちのオラドン合衆国へ移り住んだ『眠れる森の美女』マレフィセントの娘マル、『白雪姫』イーヴィル・クイーンの娘イヴィ、『アラジン』ジャファーの息子ジェイ、『101匹わんちゃん』クルエラ・ド・ビルの息子カルロスの姿が描かれた。本作では、彼ら選ばれしヴィランズの子ども4人はオラドン合衆国の暮らしに馴染もうと奮闘中。『美女と野獣』ビーストの息子ベンと恋人になったマルは、王室の一員になるプレッシャーから逃れるため、悪のルーツである生まれ故郷・ロスト島へ。そこでは、『リトルマーメイド』アースラの娘ウーマが仲間を率いていた。自分たちをオラドン高校に招かなかったと妬むウーマは、『ピーターパン』フック船長の息子ハリーと、『美女と野獣』ガストンの息子ギルを引き込み、悪巧みをする――。ディズニーヴィランズやディズニープリンセスの子どもたちが続々登場し、あの「ハイスクール・ミュージカル」シリーズや『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』のケニー・オルテガが手掛けた「ディセンダント」の待望の続編となる本作。前作は2015年に放送が開始され、全米で1220万人、全世界では1億人以上が視聴という驚異の大ヒットを記録した。今回は、善人たちが住むオラドン合衆国での新しい環境にようやく馴染み始めたヴィランズの子どもたちに新たな局面が訪れる。前作に引き続き、製作総指揮と監督はオルテガが担当。よりパワーアップした歌やダンスと共に、“自分らしさ”とは何か?というヴィランズの子どもたちが抱える等身大の悩みや、生まれた環境や人間関係の中で葛藤しながら成長していく姿について丁寧に描かれていく。さらに、アースラの娘ウーマや、フック船長の息子ハリー、実写版の世界的大ヒットも記憶に新しい『美女と野獣』のガストンの息子ギルなど、新たなヴィランズの子どもたちも登場し、物語を盛り上げる。DVDには、ここでしか見られないバックステージ・トークやミュージック・クリップ、テレビ未放送のもう1つのエンディングなど、ボーナス映像が盛りだくさん。なお、本作のディズニー・チャンネルでの日本初放送(10月21日)にあわせ、主人公マル役で一躍人気者となったダヴ・キャメロンと、イヴィ役ソフィア・カーソンの初来日も決定している。「ディセンダント2」DVDは11月22日(水)より発売。同日デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年09月06日シャーリーズ・セロンが最強のスパイを演じる『アトミック・ブロンド』。このほど、アクション満載の本予告と本ビジュアルが公開された。まず、本ビジュアルでは「最強の女スパイ、現る。」のキャッチコピーに、銃を手にしたシャーリーズ演じるロレーンの美しい横顔が大々的に映し出され、ブロンドヘアがより印象的な仕上がりに。あわせて公開された予告編では、“潜入と脱出、接近戦のプロ”であるロレーンが、エレベーターの中で息を整える姿からスタート。そして、エレベーターが到着するやいなや容赦なく群がる殺し屋たちと圧巻のバトル・シーンを繰り広げていく!シャーリーズの生々しい痛みまでも伝えるかような、入魂のアクションは必見だ。また、映像にちりばめられたヒットナンバーの数々にも注目。80年代を代表するイギリスのニュー・ウェイブバンド「ニュー・オーダー」の「ブルー・マンデー1988」、LAのエレクトロノイズロックバンド「ヘルス」による同曲のカバーから、「ブラック・スキンヘッド」(カニエ・ウェスト)、「パーソナル・ジーザス」(デペッシュ・モード)のマッシュアップバージョン、「キラー・クイーン」(クイーン)が美しき最強の女スパイの降臨を華々しく盛り上げている。クールでヤバすぎるシャーリーズに加え、ベルリンに潜入中のMI6のスパイ、デヴィッド・パーシヴァル役のジェームズ・マカヴォイ、アメリカ中央情報局CIA主任のカーツフェルド役のジョン・グッドマン、MI6の主任でありロレーンの上司グレイ役のトビー・ジョーンズに加え、さらに『おみおくりの作法』のエディ・マーサン、『シンプルシモン』『ダイバージェントFINAL』のビル・スカルスガルドといった豪華キャストの姿も!さらに、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のソフィア・ブテラも登場。彼女が演じるのは、ローレンを尾行するフランス対外治安総局DGSEのスパイ、デルフィーヌ。今回の映像では、本国でも話第となったシャーリーズとソフィアとの濃厚な絡みのシーンが初お披露目されている。「誰かがワナを仕掛けてる」「結末はひとつ」――「始末する」と言いながら、最後まで圧倒的アクションを披露するシャーリーズの姿を、ここから確かめてみて。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月01日オスカー女優シャーリーズ・セロンがブロンドの最強スパイを演じ、『X-MEN』のジェームズ・マカヴォイや『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のソフィア・ブテラと共演する『アトミック・ブロンド』。本日8月7日(月)のシャーリーズの誕生日に合わせ、クールかつ、妖艶な姿をとらえた最新場面写真がシネマカフェに到着した。本作で、ベルリンを舞台に、圧巻のアクションを披露する美しき女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるシャーリーズ。監督は、『ジョン・ウィック』の共同監督を務め、『デットプール』の続編監督にも決定しているデヴィッド・リーチという強力タッグが実現した。南アフリカ出身のシャーリーズは1975年生まれ。1996年にジェームズ・スペイダーら共演の『2daysトゥー・デイズ』で映画デビューした彼女は、『ワンダーウーマン』で女性監督作品の歴代興行記録をつくったパティ・ジェンキンス監督の『モンスター』で殺人犯を演じ、アカデミー賞主演女優賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門主演女優賞など数々の賞を受賞。近年では、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役が日本でも大人気に。先日、全米でひと足早く封切りされた本作は、シャーリーズ単独主演作としては過去最高のオープニング成績をたたき出している。このたび届いた場面写真では、真っ白なコートに身を包み、サングラスをかけて颯爽と歩くシャーリーズ演じる女スパイ、ロレーンの姿が。どこか人を寄せつけない空気感を醸し出している。また、赤いライトに照らされ何かを見つめる姿の写真では、肩から腕にかけてのラインに要注目。本作のために鍛え上げた、逞しくも美しい筋肉を確認できる。さらに、いま話題のソフィアとのツーショットも解禁!セクシーなドレスに身を包んだ2人がバーカウンターに立ち、言葉を交わしている様子はまさに“絵になる2人”。先日行われたベルリンプレミアでも仲睦まじい姿を目撃されている2人だが、劇中での関係性も気になるところだ。『モンスター』や『マッドマックス怒りのデス・ロード』などと並ぶシャーリーズの代表作の1つになる、といわれている本作。SNS上では本作の公開を心待ちにする期待の声が後を絶たないという。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月07日トム・クルーズを主演に迎え、『ミイラ再生』を現代に新しく生まれ変わらせた、「ダーク・ユニバース」の第1弾『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。7月28日(金)より公開中の本作から、ソフィア・ブテラ演じる王女アマネットのモンスターになる様子を捉えた本編抜粋映像がシネマカフェに到着した。灼熱の太陽が降り注ぐ現代の中東で、米軍関係者のニック(トム・クルーズ)と考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)は謎の地下空洞に隠された巨大な棺を発見。調査のため棺を輸送するが、想定外の事態により飛行機は墜落。即死であったはずのニックが次に目を覚ますと、無傷で遺体安置所に横たえられていた。混乱するニックはジェニーを連れ、棺の行方を捜すためにその場を後にする。ニックが目を覚ましたその頃、飛行機が墜落したロンドン郊外では、かつてファラオから裏切られ、復讐のために邪悪なモンスターと化し、棺に封印されていた古代エジプト王女アマネット(ソフィア・ブテラ)が現代に蘇り、5,000年の時を経て人類への復讐をはじめようとしていた――。『魔人ドラキュラ』(1931)、『フランケンシュタイン』(1931)など、その歴史のはじまりから今日まで世界中の人々を魅了し続けてきたユニバーサル・スタジオのモンスター映画を、次世代向けにリメイク・シリーズ化する「ダーク・ユニバース」シリーズ。第1弾となる本作では、“ミイラ”というキャラクターの原型である作品『ミイラ再生』を現代に生まれ変わらせた。古代エジプト、強く美しい王女アマネットは、ファラオから認められ次期女王の座が約束されていたが、ファラオに息子が産まれ、その約束が裏切らてしまう…。今回到着した映像では、そのことに絶望したアマネットが、“死者の書”に記された魔術を使い、死の神であるセトと契約を交わす。赤い宝石がはめ込まれた短刀を手渡されると、アマネットは苦しみ、その体にはヒエログリフが刻まれ、顔を上げたアマネットの瞳孔は4つに分かれ、邪悪なモンスターとして生まれ変わる様子が映し出されている。そんな悲しい出来事により、恐ろしい力を手にしてしまう様は、まるで『アナと雪の女王』のエルサのようにも思える。5,000年の時を経て、憎悪にまみれたアマネットが現代に蘇り、全ての人間たちへの想像を絶する復讐を描く本作とあって、恐ろしい映画にする必要があったと語るものの、観客がモンスターの中に残る人間らしさに気づき、共感を覚えるようにしたかったと語ったのは、アレックス・カーツマン監督。また、ユニバーサル作品のモンスター映画のファンであったという監督は「モンスター映画で重要なのは、彼らに対して恐怖を感じるのと同時に、愛情も抱くことなんだ」とそのこだわりを明かしている。このアマネット役は、『キングスマン』での義足の殺し屋ガゼルを観て、監督の熱烈なラブコールにより決定したというソフィア。なんとトムよりも先に出演が決まっていたそうで、ソフィアは劇中で元ダンサーならではの身体能力を生かしてキレのあるアクションを披露するだけでなく、観る者に恐怖を与えさせると共に、モンスターの中に残る人間らしさを見事に表現し、初の女性ミイラを熱演している。ソフィアはアマネットについて「アマネットを邪悪で憎むべき存在として描くのはすごく簡単なこと。でもアレックスは決して彼女をただのモンスターとして描かなかったし、そこが気に入っている」と言い、続けて「厳密にはモンスターだけど、彼女の心理的な部分を描いて、なぜ彼女が生き残るためにあんなことをしたのかを理解することが重要だった。皆も彼女に同情するわ。私にとって、アマネットはモンスターではなく、サバイバーなの」と力説。一方、トムも「ソフィアはミイラ役として最適のキャスティングだ。彼女はエキゾチックな魅力とパワーをミイラにもたらしている。ソフィアのパフォーマンスは圧倒的だ」と絶賛しており、ますます本作を観る上で彼女の演技に注目せざるを得ない。『アナと雪の女王』では凍っていた心が溶け、エルサは無事また新たな人生の一歩を踏み出す“ハッピーエンド”で締めくくらているが、本作ではアマネットはどんな結末を迎えるのだろうか?『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 2017年7月28日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年08月02日朽ちた肉体を包帯でぐるぐる巻きにされたモンスター、ミイラ…。1932年の名作『ミイラ再生』に馴染みのない世代でも、「ミイラ」と聞けば、古代エジプトの棺に横たわる姿や、両手を伸ばし、よろよろと歩く姿など、脳裏にはある一定のイメージが浮かぶはずだ。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は、そうしたこれまでのミイラのイメージをガラリと変えてしまった。生きたままミイラにされ、数千年の眠りから蘇る点は同じでも、85年の時を経て現代に新たに現れたミイラは、かつての“砂漠の王女”だった。しかも演じるのは、『キングスマン』の義足の殺し屋ガゼル役で一躍注目を集めたアルジェリア系フランス人女優のソフィア・ブテラ。本作の日本公開を前に、演じた砂漠の王女について、そして初共演したビッグスター、トム・クルーズについて、ソフィアがたっぷりと語ってくれた。フランケンシュタインや透明人間、狼男など、往年のモンスターたちを現代の世に蘇らせるユニバーサル・スタジオのプロジェクト「ダーク・ユニバース」。その1作目として先陣を切る本作の監督アレックス・カーツマンには、プロジェクトの立ち上がりからスクリーンに初めての“女性のミイラ”を登場させるというビジョンがあった。そして、そのカーツマンを誰よりも魅了したのが、『キングスマン』で鮮烈な印象を放っていたソフィア。なんと、トムよりも先に彼女の起用が決まっていたという。「『スター・トレック BEYOND』の撮影がちょうど終わるころに監督からアプローチをされたの。もともと子どものときにオリジナルを観ていて印象深かったんだけど、その素晴らしい作品のリメイクということと、このミイラを自分が演じるということについて、不安だったし怖いと思っていたわ」と、ソフィアはふり返って語る。『スター・トレック』で演じた激強で優秀なエンジニア、ジェイラと同様、おそらく何時間も特殊メイクが必要なこと、何より名作ホラーのリメイクであることに大きなプレッシャーを感じたのも無理はない。「でも、最終的には、逆にそのことがまさに自分がこの役をやりたいと思った理由になった」とソフィア。カーツマン監督はソフィアにOKをもらうべく、彼女を想定したデザイン画などを用意し、プレゼンを繰り返したそうだが…。「監督のビジョンとか、オマージュというものもすごく気に入ったし、自分自身がかつては名優が演じたミイラのキャラクターを演じられるということ、そして、この『ダーク・ユニバース』というモンスターの世界に踏み入れられることに、結局はとてもワクワクしたからなの」。「最初の映画史に残るホラーでありモンスター映画に、また命を吹き込むということだもの。その中でも、映画史に新たな歴史を刻むシリーズ1作目の主要な女性キャラクターを演じられたことは特に、私にとってすごくエキサイティングなことだった」と、ソフィアは続ける。「ミイラというのは、ユニバーサル作品の中でアイコンとしてみんなの中に刻まれている。監督がミイラ役を女性に、しかも私をそのキャラクターに当てはめて思ってくれていたことが、まず何より感動したわ。女性を力づけてくれる、そんな強いキャラクターだと思うの。モンスターだからといって、女性じゃいけないという道理なんてないと思うし、こういうキャラクターを女性が演じるのは、もっとやってもいいんじゃないかと思ってる。むしろ、女性のほうがより荒々しいんじゃない?(笑)」。とはいえ、砂漠の王女アマネットになるためには、実に「24回もスクリーンテストを繰り返した」という。その神秘的なメイクには毎回3~4時間かかったそうで、いつ撮影の声がかかってもいいように、ソフィアとメーキャップチームは午前3時からスタンバイすることもあったとか。また、絢爛ドレスを身に纏ったまま、生きながらにミイラにされたという“ミイラ”アマネットの姿は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』全作を手がける伝説的衣装デザイナー、ペニー・ローズが苦心のすえに編み出した。「この作品を成立させるためには、アマネットのキャラクターが成立していなければいけなかったの。やっぱり、観客みんなのマインドに何かしっかりと爪あとを残すような、ハッとさせるようなルックスが必要だったし、アマネットが再生していくさまも見せなければいけないから、そのことも含めて、とにかくいままで見たことがないようなユニークなルックスというのを求めた結果だったわ」。では、美しき砂漠の王女は、そもそもなぜ、そんな運命を辿ってしまったのだろうか。「彼女は父親に捨てられた、と私は思っているの。努力してファラオ(王)になるべく頑張ってきたのに、たまたま父親に(次に)生まれた子どもが息子だったというだけで、全てのポジションを奪われてしまったの。そこにはやっぱり、なんで女性じゃダメなのかという想いもあったと思うし、だから騙されたということと、それによって心が折れてしまった、そうゆう女性なんだと私は思うわ」と、ソフィアは王女の悲運に思いを馳せる。アマネットはいわば、自分を一番愛してくれるはずだと思っていた人に裏切られたキャラクターであり、「彼女に起きる変化というのは、実は彼女の心の中で起きていることの全部メタファーだと私は見ているの」とソフィア。「演じる私としては、やっぱり彼女にシンパシーを感じなければ、自分なりに彼女が誰であるのかをちゃんと理解して、彼女の行動を正当化しなければ、ただの邪悪な存在としてだけだったら、やっぱり演じることはできなかった。それが何かを見つけることが、自分にとっては重要だった」と明かしてくれた。そんな王女アマネットを、ソフィアはカリスマ性たっぷりに見事に体現する。外見のみならず、その立ち姿や所作、果ては“ナイフの振り下ろし方”1つとっても、たおやかで威厳たっぷり。マドンナのバックダンサーなどで活躍してきた、ダンサーとしての素養が生かされている。「実は何をやるにしてもダンスをしていることは、私の大きな助けになってくれるの。例えば、自制心とか鍛錬とかの精神面を含め、アクションもダンスの振付のように覚えていくタイプだから、本当に役立っているわ」とソフィア。もちろん、予告編でも見せているようにキレキレのアクションは本作でも健在で、時にはあのトム演じる主人公ニックを吹っ飛ばすことも!「そう言えば、映画の中で顔を引っぱたいていたわよね、忘れちゃってたわ(笑)」とお茶目に笑うソフィア。「でも、そんな彼と共演できたことは本当に私にとってラッキーなことだった」と真摯に語る。「彼との仕事は、喜びのひと言ね。本当に楽しくて、もちろんすごく素晴らしいアクターでもあるけれど、現場での熱意がすごいの。自分の時間や知識も惜しみなく分け与えてくれる懐の深さがあって、楽しいうえに、彼からたくさん学ぶことができたわ」と明かす。「知識も豊富だし、とにかく自分が大好きな映画作りに対する献身、全てを捧げる姿勢とか、努力を惜しまないところとか、映画作りに対する仕事量とその時間の掛け方が半端ではないの。“だからトム・クルーズはトム・クルーズなんだ”と思うほどのものだったし、心から作品作りを大切に思っている。それってたぶん、スクリーン越しに伝わる部分じゃないかな」。さらに、「現場ではたくさんの質問を彼にぶつけることができて、どれにも丁寧に答えてくれたわ」という。例えば、どんなこと?「かなり技術的なことで、例えばレンズの話ね。私はいままでレンズとか、フレーミングとか、カメラには詳しくなかったんだけれど、それはどの役者も知っているべき知識として、彼が結構、細かいところまで教えてくれたわ。いままではそういったものに不慣れだったのに、トムとこの作品を経験したことで、いまはそういったものが分かるようになったわ。(演技が)やり易くなったの。あとは仕事の仕方、そして現場での振る舞い方などを含め、本当にたくさんのことを彼から教わったわ」。そんなトム演じるニックは、ソフィア演じる王女アマネットによって“選ばれ”、墜落した飛行機からも無傷で生き残り、彼女に立ち向かっていくことになる。ニック、そして王女アマネットの運命は、どんな結末を迎えることになるのか…。ずばり、今後の「ダーク・ユニバース」でもアマネットに会える可能性は!?「できれば、そうあってほしい。このキャラクターが本当に大好きだし、アマネットのバックストーリーをとても気に入っているから、ぜひ演じたいとは思っているわ」とソフィア。「ダーク・ユニバース」の幕はまだ上がったばかり、「これからどんな展開が待ち受けているのか、どんな作品が届けられるのか、とにかくワクワクしているわ」という彼女自身も、今後はシャーリーズ・セロンと共演する『アトミック・ブロンド』をはじめ、話題作がひっきりなし。また新しいキャラクターで、私たちファンをワクワクさせてくれるに違いない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 2017年7月28日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年07月31日今年のカンヌ国際映画祭で、女性監督として史上2人目の監督賞に輝いたソフィア・コッポラ。彼女が初めて演出を手がけたオペラ公演「La Traviata」(原題)の模様が、『ソフィア・コッポラの椿姫』として限定公開。このほど、世界的ハイブランド「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の創始者ヴァレンティノ・ガラヴァーニが担当した衣装も確認できる、貴重な劇中カットがシネマカフェに到着した。『ヴァージン・スーサイズ』(’99)で監督デビューし、『ロスト・イン・トランスレーション』など注目作を発表し続け、最新作『The Beguiled』(原題)ではカンヌ監督賞を受賞したソフィア・コッポラが、オペラを初演出。演目は、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの人気悲恋オペラ「椿姫」。華やかなパリ社交界に生きる高級娼婦ヴィオレッタが、数々の裕福な男たちをとりこにしながら見つけた真実の愛、そして誇り高く生きる女性の運命を描き出す。本公演は、ローマ歌劇場で2016年5月24日から行われた公演で、指揮は「ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団」のアソシエイト・コンダクターをつとめていたヤデル・ビニャミーニ、ヴィオレッタ役はここ数年注目されてきているフランチェスカ・ドット(ソプラノ)、アルフレード役に来日公演も増えてきているアントニオ・ポーリ(テノール)が出演する。そして今回、本作の劇中カットが到着。衣装を担当したヴァレンティノ・ガラヴァーニは、ソフィアの代表作のひとつ『マリー・アントワネット』を見て感銘を受け、名作にモダンなタッチを加えるために直々にコッポラに演出をオファー、今回の公演の実現に至ったという。ガラヴァーニは自らヴィオレッタの衣裳をデザイン、そのほかの人物のデザインをマリア・グラツィア・キウリ、ピエールパオロ・ピッチョーリらが手掛けている。今回解禁になった写真は、まず、第1幕、ヒロイン・ヴィオレッタの屋敷で、ヴィオレッタが運命の相手アルフレードと出会い、2人きりになるシーン。そして、2枚目は第3幕で肺結核により生命が尽きかけているヴィオレッタがアルフレードと最後に言葉を交わすクライマックスのシーン。先日、日本公開決定時に解禁となった2人の愛がぶつかり合う第2幕のシーンと併せて比較すると、ガラヴァーニの衣装の鮮やかさが一目瞭然。一方、ソフィアはガラヴァーニからオペラ演出の依頼を受けたときのことをこう語る。「彼から電話で頼まれて、もちろんイエスと言ったわ。まさかオペラを演出する日が来るとは思わなかったし、演出の方法も知らなかった。でも彼にノーとは言えなかった。ヴァレンティノ・ガラヴァーニと働けることは素晴らしい機会だし、自分にとってやりがいのあることだから」。巨匠と天才のタッグで実現したオペラ「椿姫」を、豪華な衣装とともに日本のスクリーンでも堪能してみて。『ソフィア・コッポラの椿姫』は10月6日(金)よりTOHOシネマズ日本橋にて2週間限定公開ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月26日『ミイラ再生』(’32)を現代に新しく生まれ変わらせた、「ダーク・ユニバース」の第1弾『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。本作には、ハリウッドきっての大スター、トム・クルーズを吹っ飛ばすほどの(!?)2人の女性キャラクターが象徴的に登場する。本作は、現在のロンドンに隠された地下迷宮を舞台に、古代エジプトの神話に封印された邪悪なる“王女”の復活の物語を描くアクション・アドベンチャー超大作。このたび到着した、2人の女性キャラクターに注目した映像では、トムが「ジェニーとアマネットの2人が、この物語を盛り上げている」と語るように、主人公ニックと共に行動を共にする考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)と、5,000年の時を経て蘇り、人類への復讐を始める王女アマネット(ソフィア・ブテラ)という2人の女性キャラクターが、印象的に描かれている。役づくりにおいて、マイケル・ダグラスとキャスリーン・ターナーのコンビが活躍するアクション映画の名作『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(’84)を参考にしたというアナベル・ウォーリスは、自身が演じたジェニーについて、「私が演じるジェニーは、有能で行動派なの。人が行かない道を選ぶような女性よ。現代の女性像ね」と説明する。そんなアナベルに対して、アレックス・カーツマン監督は「アナベルのおかげで役に深みが増した。知的な女性という役どころに、彼女らしさも持たせている」と大絶賛。また、アマネットを演じたソフィア・ブテラを、「ソフィアは魅力的かつ恐ろしい役を作り上げた」と称えるのはトムだ。一方で、ソフィアは自身が演じたアマネットについて、「アマネットは本能的に生き延びようとあがいてきた。想像を絶する力だそうよ。多くの作品でモンスターは男性よ。女性目線なのは珍しいわ。誰の心にも潜むモンスターに従って、アマネットは生きている」と、新たなキャラクターの誕生に言及する。映像からも分かるように、劇中ではトム演じるニックに対し、ジェニーが平手打ちをくらわせたり、アマネットが片手で彼を吹っ飛ばしたりと、たくましく美しい2人には思わず目が釘付けに。アナベルが「タフな女が男に一発お見舞いするわ」と笑いながら話すように、この女性たちの存在は大きな見どころとなる。現在、日本でも大ヒット中の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』では、聡明で強い意志を持つ天文学者カリーナ・スミスが、ジャック・スパロウたちと危険な冒険を繰り広げている。公開中の『メアリと魔女の花』では、好奇心旺盛で天真爛漫な主人公メアリ、8月4日公開の『トランスフォーマー/最後の騎士王』では、主人公ケイド・イェーガーと共に戦う、オックスフォード大学の教授ヴィヴィアンと勇ましいストリートキッドのイザベラ、8月25日公開『ワンダーウーマン』では、美貌のみならず腕力・頭脳ともに“地上最大級”のワンダーウーマンなど、魅力的な女性キャラクターが描かれる作品が続々と登場している。冒険を恐れず、日々パワフルに生きる生命力あふれるパワフルな女性たちが増えている昨今、映画の中でも現代の女性像が多く反映され、ストーリーの重要な要素の1つとして成り立っているといえそうだ。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 2017年7月28日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年07月22日ソフィア・コッポラ初演出のオペラ『ソフィア・コッポラの椿姫』が映像化。2017年10月6日(金)よりTOHOシネマズ日本橋にて2週間限定公開、その後順次全国公開となる。ソフィア・コッポラとは映画監督のソフィア・コッポラは『ゴッドファーザー』で知られる、フランシス・フォード・コッポラの娘であり、兄弟や親戚に監督や俳優が多い、芸術一家の生まれ。『ヴァージン・スーサイズ』(99)で監督デビューし、『ロスト・イン・トランスレーション』(03)など注目作を発表し続けてきた。人気悲恋オペラ『椿姫』を演出今回コッポラが初演出するのは、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの人気悲恋オペラ『椿姫』だ。主人公は華やかなパリ社交界に生きる、高級娼婦のヴィオレッタ。数々の裕福な男たちを虜にしてきた彼女が、見つけた「真実の愛」の行方を描く名作にモダンなタッチを加えた。本公演はローマ歌劇場で2016年5月24日(水)から行われたもので、ヴィオレッタ役としてフラン チェスカ・ドット、そしてアルフレード役として来日公演も増えてきているアントニオ・ポーリが出演している。なお今回の演出は、ヴァレンティノ(VALENTINO)創始者であるヴァレンティノ・ガラヴァーニが、彼女の代表作のひとつ『マリー・アントワネット』(06)を見て感銘を受け、直々にオファーしたそう。衣装にも注目鮮やかな赤色が印象的なヴィオレッタの衣装はヴァレンティノ・ガラヴァーニがデザイン。さらに、劇中の衣装は、ヴァレンティノのデザイナーとして活躍するピエールパオロ・ピッチョーリや、ヴァレンティノのデザイナーであったマリア・グラツィア・キウリ(現ディオール(Dior)のデザイナー)が手がけており、本公演の見どころの1つとなっている。舞台美術にも注目また舞台美術には、ハリウッドで数々の大作を手掛け、『プレステージ』(06)、『ダークナイト』(08)、『インターステラー』(14)でアカデミー賞美術賞に3度ノミネートされ、話題の作品『ダンケルク』も手掛けるプロダクションデザイナーのネイサン・クロウリーが大抜擢されている。【詳細】『ソフィア・コッポラの椿姫』公開日:2017年10月6日(金)※TOHOシネマズ日本橋2週間限定公開、その後順次全国公開演出:ソフィア・コッポラ指揮:ヤデル・ビニャミーニ合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ舞台美術:ネイサン・クロウリー衣装:ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、マリア・グラツィア・キウリ、ピエールパオロ・ピッチョーリキャスト:ヴィオレッタ:フランチェスカ・ドット、アルフレード:アントニオ・ポーリ、ジェルモン:ロベルト・フロンターリ原題:La Traviata©Yasuko Kageyama
2017年07月21日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役が高い評価を受けたシャーリーズ・セロンが、今度は“最強の女スパイ”を演じる『アトミック・ブロンド』。7月17日(現地時間)、本作のワールドプレミアが物語の舞台となったドイツ・ベルリンにて開催され、シャーリーズと共演のソフィア・ブテラが登壇した。『ジョン・ウィック』共同監督で、『デットプール』続編のメガホンもとるデヴィッド・リーチが手がける本作。主人公のブロンドヘアの女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるのは、アカデミー女優のシャーリーズ。共演には、トム・クルーズ主演『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で“王女ミイラ”役に起用されたソフィア、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ、さらに『キングコング:髑髏島の巨神』などのジョン・グッドマン、「SHERLOCK/シャーロック」のトビー・ジョーンズなど実力派俳優が脇を固めている。この日、ベルリン・ポツダム広場劇場には、最強の女スパイ、ロレーンを演じたシャーリーズ、そして、いま最も注目を集める新進女優であり、ロレーンに接近する謎の“フランス人スパイ”を演じたソフィアをひと目見ようと、大勢のファンが集結。真っ赤なリップに、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の真っ白なブラレットとハイウエストのマイクロミニスカートという大胆衣装をまとったシャーリーズは、大歓声の中、レッドカーペットに到着。ファンのもとに駆け寄り、サインや写真撮影に応じた。その後、スパンコールが施された黒のロングドレスに身をつつんだソフィアをリードするように、手をつなぎながらフォトコールに登場し、取材陣を圧倒。フォトコール中もシャーリーズとソフィアは終始談笑しており、その姿からも2人の仲の良さが伺えた。プレミア上映への期待のコメントを求められたシャーリーズは、「緊張と興奮が入り混じった気分。初めて作品を見せる機会なのでドキドキしている」とコメント。ソフィアも「女性を勇気づける素晴らしい作品に仕上がっていると思う。シャーリーズは驚異的な存在。参加できてすごく光栄」と共演に喜びを示した。続いて、上映前に劇場に姿を現したシャーリーズとソフィア。シャーリーズは会場に集まったファンに、「今日まで長い旅でした。ベルリンを舞台にした作品を手掛け、この土地で撮影できたことを誇りに思う。ベルリンの皆さまにお披露目できるなんて私たちにとって本当に特別なひとときです」と感慨深げ。「撮影に協力してくれた全てのクルー、あなたたちが1人でも欠けていたら、映画は完成しませんでした。ソフィア、あなたの素晴らしい才能に感謝してるわ。映画を楽しんで!ベルリンありがとう!」と、ソフィアをはじめ、すべてのキャスト・スタッフに感謝と尊敬の意を表しながら、隣に立つソフィアと熱いハグを交わしていた。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月19日映画『アトミック・ブロンド』が、2017年10月20日(金)より全国ロードショー。シャーリーズ・セロンが魅せるスパイアクションMI6の女スパイ、ロレーン・ブロートンが、消えた諜報員と最高機密のリストの奪還を命じられ、世界中のスパイたちと争奪戦を繰り広げるアクションムービー『アトミック・ブロンド』。ブロートンは、接近戦のプロ”で、エレベーターが到着するシーンでは“潜入と脱出、容赦なく群がる殺し屋たちとの激しいバトルを繰り広げる。その他にも、ピンヒールを使った攻撃、敵の首に縄を括り窓から飛び降りるなど、次々とアクションを繰り広げていく。主人公の女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるのは、『モンスター』でアカデミー賞を受賞し、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などでも高く評価されている。シャーリーズ・セロンは『アトミック・ブロンド』で大迫力のアクションを入魂の演技で体現する。フランスの美しき女スパイ「デルフィーヌ」ブロートンと心を通わせようとするフランスの美しき女スパイがデルフィーヌ。周囲が信用できず1人任務遂行のために命を賭けているブロートンの唯一の救いとも言えるキャラ。両者のやり取りは、どこか危険で妖艶な美しさを漂せている。この役を演じるのはソフィア・ブテラ。ヒット映画『キングスマン』では義足の殺し屋ガゼルを演じで大きなインパクトを残した。ソフィアは、デルフィーヌについて次のように話す。「出会った瞬間からデルフィーヌはブロートンに魅了されます。とても美しく、自信に満ちていて、威厳がありますから。デルフィーヌの愛情は、ブロートンの冷たい外見や態度を少し溶かし始めていくんですよ。」可憐な衣装また、可憐な衣装も見どころのひとつ。「80年代のファッションから最高にカッコいい要素を見つける」というテーマの元、当時のベルリンにあった60年代・70年代のアイテムも巧みに取り入れつつ作り上げられたそのスタイルは、まさにシャープでスタイリッシュ。セロン本人からの「革のコートを着てガーターベルトを付けて変装しているスパイがいたらどうだろう」というアイディアも加わり、独特なスタイルが完成している。その他のキャスト監督は『ジョン・ウィック』の共同監督で、『デッドプール』の続編監督にも決定しているデヴィッド・リーチ。キャストには、『X-MEN: アポカリプス』や『スプリット』の主演を務めた演技派俳優ジェームズ・マカヴォイ、ジョン・グッドマン、トビー・ジョーンズらが出演。作品詳細映画『アトミック・ブロンド』公開日:2017年10月20日(金)監督:デヴィッド・リーチ出演:シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカヴォイ、ソフィア・ブテラ、ジョン・グッドマン、トビー・ジョーンズ他配給:KADOKAWA© 2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2017年06月27日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の無双女子・フュリオサ役も記憶に新しいアカデミー女優シャーリーズ・セロンが『ジョン・ウィック』&『デットプール2』の監督と組んで贈る、スタイリッシュ・スパイアクション『アトミック・ブロンド』(全米公開:7月26日)の日本公開が決定。シャーリーズの“ブロンド”がクールな、ティザービジュアルと特報映像が解禁となった。『モンスター』でアカデミー賞を獲得し、近年では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で高い評価を受けているシャーリーズが、最強の女スパイを演じる本作。『ジョン・ウィック:チャプター2』でもキッレキレの友人キアヌ・リーブスとトレーニングを重ねたそうで、激しいアクションに生身で挑んでいる。メガホンをとったのは、『ジョン・ウィック』の共同監督であり、2018年公開の『デットプール』続編の監督にも決定しているデヴィッド・リーチ。共演には、『X-MEN』シリーズや『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイに、『キングスマン』のガゼル役で一躍注目され『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』では王女ミイラ役に抜擢されたソフィア・ブテラ、さらに『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・グッドマン、『キャプテン・アメリカ』シリーズのトビー・ジョーンズなど、豪華実力派俳優が脇を固めている。そんな本作から初解禁された特報映像は、「これは私が選んだ人生」とシャーリーズ演じるMI6の女スパイ、ロレーン・ブロートンの独白と、華麗なるガンアクションから幕を開ける。消された諜報員と消えた最高機密のリストの奪還を命じられたロレーンは、世界の運命を握るリストの行方を追ってベルリンへ。映像には、シャーリーズ演じる女スパイのプロポーションの美しさがひと際映える格闘シーンが、クイーンの名曲「キラー・クイーン」に乗せ、繰り広げられる。中でもピンヒールを使った攻撃や、敵の首に縄を括り窓から飛び降りるなど、前代未聞のアクションシーンは圧巻のひと言。マカヴォイやブテラらの姿も確認できる。また、同時に解禁されたティザービジュアルは、印象的な“ブロンド”のロレーンが、クールにサングラスをきめ、革のニーハイブーツを履きこなすスタイリッシュなもの。銃を片手にこちらを見つめる、まさに「最強の女スパイ」の姿とともに「誰も信じるな」というコピーが印象的。その言葉が意味する、最強の女スパイの前に立ちはだかる敵とは…?超豪華なキャストとスタッフが放つ、クールな女スパイの超絶アクション。今後の続報にも期待していて。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日6月18日は「父の日」。そこで、近年に父親が他界した有名人女性が、“親子の絆エピソード”を語ってくれた。愛を込めて――天国のお父さんへ「ありがとう」。 「昨年11月、父が倒れたそのとき、私は米国から日本へ向かう機内にいました。病院へ着くと、ベッドに横たわる父の意識はすでにありませんでした。駆け寄って、その手を握りしめると、私のことがわかったのか、わずかに反応が。弱っている父の姿など一度も見たことがなく、私は父の手を握りしめ『頑張って』と声をかけ続けるしかありませんでした」 そう話すのは、女優の武田久美子さん(48)。それから1日半の間、武田はベッドの傍らで父・邦廣さん(享年77)と手をつないだまま、さまざまなことに思いをはせた。 「私が8歳でモデルの仕事をはじめたときは、父からは『学校にはちゃんと行かなければならないよ』と諭されただけで、黙って見守ってくれていました。13歳で大きなオーディションのヒロインに選ばれたときは、『自分の娘であって、そうではないような、遠くへ行ってしまう気がするな』と少し寂しそうでしたね。仕事が忙しくなり、ドラマやグラビアとさまざまな仕事にチャレンジしましたが、父から批評されたことはありませんでした。母から聞いたところ、実は無関心ではなく、作品もちゃんと見ていてくれてはいたのですが、口は出さないようにしていたようです」 武田さんが結婚し、米国に移住するときも「久美子の選んだ道だから」と送り出してくれた。「思えばあのとき、家族になにかあったとき、遠く離れた日本に駆けつけることができるだろうか、という一抹の不安がよぎりました」と彼女は語る。 「私が到着して3日目の朝、私の手を握りしめたまま、家族に見守られながら父は息を引き取りました。死因は内臓の血管が損傷したことによる出血でした。あと10年は大丈夫と信じていたため、いっしょに過ごした最後の夏も、娘のソフィアと実家に滞在したのはわずか3日間でした。もっと長くいっしょにいればよかった……、そう悔やむいっぽうで、会えただけでもよかったとも思います。とにかくソフィアの顔をみせることができて、父の77歳の誕生日を祝うことはできたのです」 武田さんがアメリカへ帰るときも邦廣さんは駅まで送ってくれ、ふつうに「またね」と。それが言葉を交わした最後となった。 「父は亡くなる直前の一瞬、私の手を強く握り返してくれたのです。私の手のなかでひとりの人間が亡くなっていくという経験は初めてのことで、お通夜・葬儀と慌ただしく終えたあとも、しばしぼうぜんとしていました。それでも偶然のタイミングで父のもとに駆けつけることができ、最期のときに傍らにいられたことに感謝しています」
2017年06月17日米BOX OFFICE MOJOは6月9日~6月11日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて『ワンダーウーマン』が首位をキープ。公開後3日間で早くも1億ドルを突破した前週からさらに興収を稼ぎ、累計興行収入2億500万2,503ドルと2億ドルの大台を早くも超えるヒットを続けている。2位は初登場の『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。1932年公開の『ミイラ再生』をトム・クルーズ主演でリブートした作品で、砂漠とロンドンの地下の迷宮を舞台に繰り広げられるアクションアドベンチャーだ。『トランスフォーマー』。『スター・トレックイントゥ・ダークネス』、『アメイジング・スパイダーマン2』など数々のヒット作でプロデュース・監督・脚本などを務めたアレックス・カーツマンが監督を務める他、『スター・トレックBEYOND』のソフィア・ブテラや『ナイスガイズ!』のラッセル・クロウらが共演している。前週2位に初登場したCaptain Underpants: The First Epic Movie(原題)』は3位にランクダウン。4位『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』、5位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』もワンランクずつ順位を下げている。6位は初登場の『It Comes At Night(原題)』。恐怖をもたらす謎の存在から家族を守ろうとする男を描いたホラー映画で、2015年の『ザ・ギフト』で長編映画監督デビューも果たしたジョエル・エドガートンが主役を務めている。その他『ファンタスティック・フォー』のケイト・マーラ主演の『Megan Leavey(原題)』が8位に初登場。イラク戦争で女性兵士と共に活躍した軍用犬との交流を描く実話をもとにした伝記映画だ。
2017年06月12日世界的に活躍する女性映画監督ソフィア・コッポラが、「Panthère de Cartier Watch(パンテール ドゥ カルティエウォッチ)」(以下パンテール)の新コレクションを記念したスペシャルショートムービーを製作。主演を『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコートニー・イートンが務めていることが分かった。独自のスタイルとフェミニティに象徴される「The Maison Cartier(メゾン カルティエ)」。同ブランドの、80年代の世相を反映し陽気で大胆なスピリットをまとって生まれたフェミニンウォッチ“パンテール”。30年近い時が流れ、新たに甦ったこのウォッチは、あらゆる女性独自のスタイルとパーソナリティを表現し、ウォッチ時計ではなく、ジュエリーとしての存在感を持つ。今回公開されたショートムービーの監督を務めたのは、スタイル、テイスト、そしてモダンエレガンスのアイコンとして際立った存在感を示すソフィア・コッポラ。次回作『The Beguiled』(原題)では2017年カンヌ国際映画祭にて、女性監督として56年ぶりとなる監督賞を受賞し話題となっている。コッポラ監督は、パンテール ウーマンを“エレガントで洗練された、シックでグラマラス、そして陽気でありながら色気のある女性”と捉え、ダウンタウンユニオンステーション、ジョルジォ・ナイトクラブ、ハリウッドのホテル、“フォックスレジデンス”など数日間にわたるLAでの撮影を行い、そのムードや“旅する女性”を表現した。ショートムービーに起用されたのは、モデルであり2015年公開作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で女優デビューも果たしたコートニー・イートン。魅力的で自然体なコートニーが“パンテール ウーマン”を体現し、グラマラスなパンテールの舞台を作り上げた。また、コートニーがナイトクラブに繰り出すシーンには、以前にもコッポラ監督に出演したブルックリン姉妹やアマンダ・サッダーノが出演している。「パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ」は6月2日(金)より発売中。※一部モデルは7月、発売予定。(text:cinemacafe.net)
2017年06月09日プーマ(PUMA)とロンドン発のシューズブランド「ソフィア・ウェブスター(Sophia Webster)」のコラボレーションが決定。2017年9月9日(土)よりプーマストアおよびプーマ取り扱い店舗にて発売される。「ソフィア・ウェブスター」は、花や蝶などをモチーフにしたポップで遊びココロの効いたシューズを展開する、ロンドンのシューズブランド。その造形的なデザインを好んで、ビヨンセやケイティ・ペリーなどが愛用するシューズとしても知られている。過去にはバービーとのコラボレーションシューズも発売してきた。今回発表されたプーマとのタッグでは、ダンスから着想を得たシューズとアパレルが展開される。プーマのアイコニックなアイテムが、ソフィア・ウェブスターのフィルターを通したポップなデザインに。第1弾は、ブラックの光沢と透け感のある手書き風パターンや、極楽鳥の異名を持つフクチョウをモチーフにした蛍光色の鮮やかなデザインが登場する。第2弾には、パステルなカラーリングながら力強いグラフィックやスポーティーなメッシュを所々使用した甘すぎないデザインがラインナップ。さらに、このコラボレーションで最も注目したいのは、スニーカー「パールケージ(Pearl Cage)」シリーズだ。このシリーズのためにソフィア・ウェブスターが手掛けたラバーケージが色鮮やかにスニーカーを縁取り、プーマらしいスポーティーさとソフィア・ウェブスターオリジナルシューズのキュートさが見事に融合している。【詳細】プーマ×ソフィア・ウェブスター発売日:2017年9月9日(土)取り扱い:プーマストアおよびプーマ取り扱い店舗【問い合わせ先】プーマ お客様サービスTEL:0120-125-150
2017年06月08日ソフィア・コッポラ監督最新作の映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が、2018年2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開となる。ソフィア・コッポラの新境地、ダークな女性像を描くソフィア・コッポラ監督の長編劇映画第6作目となる『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は、1966年にトーマス・P・カリナンが発表した同名小説「The Beguiled」を原作にしている。物語の舞台は、南北戦争期アメリカの男子禁制の女学園。負傷した北軍兵士を女学園にかくまったことから、性へ過敏になった女性たちに競争心が芽生え、学園内の均衡が崩れていくというスリラーが描かれている。1971年にドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演の『白い肌の異常な夜』として映画化されているが、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』ではシーゲル監督の作品とは異なり、“女性の登場人物の視点から描いた作品”だとしている。また、これまでのソフィアの作品に見られた、女性のポップでガーリーな魅力とは一転して、女性のダークな一面を垣間見ることができるという。ニコール・キッドマンら豪華キャストキャスト陣にはソフィア映画史上最も豪華ともいえる面々が集まった。女学院の園長役にニコール・キッドマン、恋に恋する純粋な教師役にキルスティン・ダンストを起用。そして、負傷兵役をコリン・ファレルが演じる。なお、2017年5月に開催された第70回カンヌ国際映画祭では、ソフィア・コッポラが監督賞を受賞。また、女学園の校長を演じたニコール・キッドマンが第70回記念名誉賞に輝いている。エル・ファニングの魅せる妖艶な演技中でも注目したいのは、ソフィア・コッポラの作品に『SOME WHERE』以来2度目の出演となるエル・ファニング。当時は子役として演技を光らせていた彼女が、本作では女子寄宿学園に暮らす早熟な少女・アリシアを熱演する。学園に運ばれてきた負傷兵マクバニーを挑発的に誘惑していくが、果たして彼の心を掴むことはできるのか……近年『パーティで女の子に話しかけるには』など、新作への出演が絶えないエル・ファニングの新たな魅力に期待したい。ストーリーアメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは―作品詳細『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』公開日:2018年2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開監督:ソフィア・コッポラキャスト:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング2017/アメリカ/93分/英語/ヨーロッパビスタ/ドルビーデジタル/原題:The Beguiled提供:東北新社配給:アスミック・エース STAR CHANNEL MOVIESPG-12©2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.■写真展概要「Andrew Durham Set Pictures Behind the Scenes with Sofia Coppola」発売記念写真展期間:2018年1月16日(火)~1月19日(金) 11:00~21:00場所:ルミネ 0 スタジオ(新宿ニュウマン 5F)住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55料金:無料※メモリアル・フォトブックは、1月16日(火)より、BOOKMARC、ツタヤ トウキョウ ロッポンギにて先行発売され、2月2日(金)より全国書店にて発売。問い合わせTEL:㈱東北新社 版権営業部 劇場配給・宣伝チーム 03-5414-0441
2017年06月01日ソフィア・コッポラが“ガーリー”を卒業し、自身の集大成として手がけた最新作『The Beguiled』(原題)が、第70回カンヌ国際映画祭にて見事、監督賞を受賞。さらに第70回記念名誉賞を、本作はじめ2作品がコンペ部門に出品されたニコール・キッドマンが受賞した。本作は、1966年にトーマス・P・カリナンが発表した同名小説を基に映像化。1971年に一度、クリント・イーストウッド主演、ドン・シーゲル監督で邦題『白い肌の異常な夜』として映画化されている。舞台は南北戦争期、ヴァージニアの男子禁制の女子学園。負傷した北軍兵士が治療をすべく学園に匿われたことから、女性たちは性に過敏になり、競争心が生まれ、驚くべき事態へと展開していく、という極上のミステリー。ニコールに、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、さらに兵士役に『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ロブスター』のコリン・ファレルという豪華キャストが、ソフィア・コッポラ監督のもとに集結。『ヴァージン・スーサイズ』(’99)で監督デビューし、『SOMEWHERE』や『ブリングリング』など注目作を発表し続けてきた彼女の新作が、『マリー・アントワネット』(’06)以来11年ぶりにカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、公式上映には豪華キャスト陣も華やかに集結した。そして、現地時間5月28日(日)午後7時15分から「LUMIERE」で行われた授賞式。コンペティション部門には、アメリカからトッド・ヘインズ、ノア・バームバック、アジアからは『光』の河瀬直美ほかホン・サンスとポン・ジュノ、フランス勢としてミシェル・アザナビシウスに加えジャック・ドワイヨン、フランソワ・オゾン、ロバン・カンピロの4名、さらにミヒャエル・ハネケ、ヨルゴス・ランティモス、ファティ・アキンら、18人の監督の作品が出品されていた。この強豪たちを見事に制し、ソフィア・コッポラが監督賞を受賞!『マリー・アントワネット』でコンペに出品し、無冠で敗れて以来、11年の時を経て屈辱を晴らした形となった。また、第70回記念名誉賞には、本作で女子学園の校長を演じたニコールが選ばれた。これまでのソフィア・コッポラ作品といえば、『マリー・アントワネット』などに見られる“女性の可愛さ”が象徴的に描かれていたが、本作では一転して“女性のダークな部分”を見ることができる作風に。特に女性キャスト陣は、ニコールやキルスティン、エルと過去にソフィアの監督作に出演してきた“ファミリー”ともいえる面々が揃い、集大成的な作品ともいえそう。カンヌ映画祭会期中のインタビューでソフィアは、「本作はシーゲル監督の作品と同じ物語を下敷きにしているけど、新たな解釈であって、リメイクではないの。女性の登場人物の視点から描いた作品よ」と、本作のオリジナリティを説いていた。また、ニコールは「本作を監督するのは女性でなければならないと思うわ。女性の本質から作り出される物語なの」と、象徴的な言葉で語っている。『The Beguiled』(原題)は今冬、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年05月29日フランケンシュタイン、透明人間、ドラキュラなど数々のモンスターを生み出してきたユニバーサル・ピクチャーズが、トム・クルーズ主演『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を皮切りに、往年のモンスター映画を次世代向けにリメイク!その名も「ダーク・ユニバース」としてシリーズ化することを発表し、特別映像と豪華スターが集結したスペシャルショットが公開された。『魔人ドラキュラ』『ミイラ再生』『透明人間』『フランケンシュタインの花嫁』『狼男』『オペラ座の怪人』などのクラシック・モンスター映画のダイジェストと共に、「ダーク・ユニバース」の誕生を知らせる特別映像。ユニバーサルのクラシック・モンスターシリーズがこれまで築いてきた歴史を、改めて確認することができる。“DARK UNIVERSE”という黒に染め上げられたモーションロゴにかかるテーマ曲は、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をはじめティム・バートン作品の音楽を長年担当してきたダニー・エルフマンによるもの。その記念すべき新シリーズの立ち上げとなるのは、1932年、ユニバーサル・スタジオが世に送り出した『ミイラ再生』(原題:The Mummy)を現代に生まれ変わらせた『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(7月28日公開)。新たなロゴも、同作から初めて劇場でお披露目される。この「ダーク・ユニバース」のクリエイティブの中核を担うのは、『ザ・マミー』の監督兼プロデューサーを務めるアレックス・カーツマンと、史上最高額の全世界オープニングを記録した『ワイルド・スピード ICE BREAK』をはじめ6作の「ワイルド・スピード」シリーズを手がけてきクリス・モーガンだ。さらに、アカデミー賞を受賞したクリストファー・マッカリー(「ミッション:インポッシブル」シリーズ、『ユージュアル・サスペクツ』)や、デヴィッド・コープ(『宇宙戦争』『ジュラシック・パーク』)といったプロフェッショナルが、本プロジェクトに参加する。カーツマンとモーガンは、「ユニバーサルから往年のモンスター・キャラクターを現代に甦らせるという話を受けたとき、継承した遺産に敬意を払いながら、同時に近代的なアドベンチャー映画にしなくてはいけないという責任を感じた。ぼくらがダーク・ユニバースの構想を練りだしてから、スタジオと仲間達が難題を突き付けつつも支えてくれた。この先もファンを夢中にし続け、新しいシリーズの想像力をかきたててくれればいいなと思っている」とのコメントを発表している。また、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』に次ぐダーク・ユニバースの次回作には、『フランケンシュタインの花嫁』(仮題)を予定。映画史上最大のミュージカル映画となった『美女と野獣』を手がけたアカデミー受賞監督ビル・コンドンがメガホンをとり、2019年2月14日(木)に全米公開予定。その“花嫁”となる主演女優は近日発表される予定というが、ダーク・ユニバース作品は、世界的スーパースターと期待の新星が象徴的なキャラクターに起用されることが一番の特徴となるらしい。新たに“透明人間”と“フランケンシュタイン”をそれぞれ演じるのは、共に7月公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に出演している大スターのジョニー・デップと、アカデミー俳優ハビエル・バルデム。このたび解禁となったスペシャルショットでは、この2人が、『ザ・マミー』で主人公ニックを演じるトム、ヘンリー・ジキル博士を演じるオスカー俳優ラッセル・クロウ、タイトルロールである“呪われた王女ミイラ”、アマネットを演じるソフィア・ブテラと共に集結。そして、一連のダーク・ユニバース作品を繋ぎ合わせるのは、多国籍の人物たちから成る“プロディジウム”という秘密組織だ。謎に包まれた天才、ヘンリー・ジキル博士(ラッセル・クロウ)を筆頭に、モンスターという形でこの世に存在する悪を追い、研究し、必要であれば破壊することがプロディジウムの目的であり、どんな政府機関にも属さず、何千年もの間、明かされることのない手法で文明社会と隣り合わせにある悪の存在から人々を守る役目を担っている。もちろん、ダーク・ユニバースの第1弾作品となる『ザ・マミー』にも登場するこの“プロディジウム”。今後、どのような形でシリーズ作品に関わってくるのか、期待大。スーパーヒーローのシリーズとはまたひと味違う、往年のモンスターたちが現代に蘇る新シリーズに引き続き注目していて。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月24日トム・クルーズが主演を務める“ミイラ”映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の公開を記念したイベント「ザ・マミー・デイ」が、5月20日(現地時間)ロサンゼルスで行われ、トムと“王女ミイラ”を演じたソフィア・ブテラ、監督のアレックス・カーツマンらが出席した。1932年、ユニバーサル・スタジオが世に送り出した『ミイラ再生』(原題:The Mummy)。世界中で大ヒットした本作に登場した、恐ろしさと悲しみを秘めた“ミイラ”は、その後生み出された数々の作品やキャラクターに大きな影響を与えてきた。その名作が、トム主演でアクション・アドベンチャーとして現代に降臨。この日、「ザ・マミー・デイ」と題されたイベントには、主演のトムたちがお祝いに駆けつけ、映画の鍵となるサルコファガス(棺)が全長約23m、幅約8.5m、重さ約7tの超ビッグサイズでお披露目されるなど、大盛況となった。炎天下の中、会場に集まった多くのファンを前にカーツマン監督、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、ソフィアが次々登場し歓声が上がる中、最後にトムが登場すると一番の歓声があがり、会場は一気にヒートアップ。トムも「皆さん、元気?愛してるよ。どうもありがとう」と笑顔で応えていた。「ザ・マミー・デイ」と名付けれたこの日について、トムは「とてもおめでたい日だよ」とコメント。続いてカウントダウンが開始され、トムが除幕のボタンを押すと、巨大なサルコファガス(棺)が登場!劇中でソフィア演じる呪われた王女ミイラが封印された棺の超巨大版は、王女アマネットの頭部だけで、約4mの高さを誇り、棺の内部には約232平方m以上の鋼が使用されたという。すべてのパーツを所定の位置に移動させるためには18台ものトレーラーが必要だったそうで、2つの建設会社が分担し、合計8週間、160時間以上が製作に費やされたとか。また、棺には、王女アマネットの人々への裏切りの物語、そして現世と来世まで彼女を封印しようとする試みが行われたことを意味する何百ものヒエログリフ(古代エジプトの象形文字)が刻まれている。その迫力に、会場からは大きな歓声があがり、トムも「すごい!素晴らしいね!」と感動した様子をみせ、一方、王女アマネットを演じたソフィアは、「自分の家のように感じるか?」というユーモアあふれるMCの質問に「ええ、家の中にいる感じね(笑)」と返答、アレックス監督も「撮影現場で見るより、はるかに大きい。すごい。本当にすごい!」と語るなど、すっかり驚嘆した様子だ。トムは、ユニバーサル・ピクチャーズが生み出したモンスター映画の大ファンだったそうで、「子どものころは金曜日と土曜日の夜によく観ていたよ。映画を観ていると、すごく怖かったし、別の時代へ行くような感じがした」とコメント、本作についても「現代的にリメイクできて嬉しい。とても強烈で冒険的で面白い映画だ。さまざまなトーンで楽しみながら撮ることができた。ソフィア演じるミイラも素晴らしかったよ」と太鼓判を押す。そんな王女ミイラを熱演したのは、『キングスマン』や『スター・トレック BEYOND』で鮮烈な印象を放ったソフィア。「本当に光栄だったわ。私も子どものころにクラシックなモンスター映画をよく観ていたの。おかげで自分の想像力を豊かにすることができたわ」と明かし、「オリジナルの80年以上もあとに、ミイラの役を演じられて本当に嬉しいわ」と喜びを表した。また、『ジュラシック・ワールド』やドラマ「New Girl /ダサかわ女子と三銃士」で知られるジェイクは、トムとの共演を「(身体的に)痛い経験だった(笑)」と笑顔でふり返りながら、「“ケガしないように気をつけて”と言われたよ。本当に痛い経験だったが、いい仕上がりになったはずだ」と、こちらも手応え十分。アクションといえば、予告編でも観られる無重力状態で撮影した“飛行機の墜落シーン”について質問されたアナベルは、「生き抜くのに必死だったわ。まず、それだけね(笑)」とコメント。「命を危険にさらして撮影するなら、このすばらしい人たちと一緒に撮影したいと思ったわ。つまり、トムとトムのチームのことよ。ウキウキする体験だったし、あのシーンは映画を一層面白くするシーンよ。一生、忘れられない経験になった」と明かしている。なお、「ザ・マミー・デイ」を公式な日とするため、ロサンゼルス市のエリック・ガーセッティー市長、市議会のハーブ・ウェッソン議長、そして13地区議会議員ミッチ・オファレルが署名したという宣言書をもった代理人が会場に登場。トムを含めたキャスト陣と監督は、その宣言書を掲げてフォトコールに応じていた。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月22日トミー ヒルフィガー デニム(TOMMY HILFIGER DENIM)より、カプセルコレクション「トミー ジーンズ(Tommy Jeans)」の2017春夏新作ウェアが登場。トミー ヒルフィガーの一部店舗にて、2017年6月1日(木)より発売される。90’sから着想を得た「トミー ジーンズ」2016年春夏シーズンから発売され好評の「トミー ジーンズ」コレクション。過去のアイコニックなセレブスタイルからヒントを得た、90年代の息吹を感じさせるデニムパンツやジャケット、Tシャツなどを展開しており、象徴的なトミーヒルフィガーのロゴがコレクション全体に散りばめられている。今季はポップカルチャー/ストリートカルチャーをミックス今季は90年代スタイルに、ポップカルチャー/ストリートカルチャーの要素を融合。ウィメンズからはダメージの効いたデニムショートパンツや、トミーヒルフィガーのロゴと袖にあしらわれたスポーティーなラインが特徴のクロップドTシャツのほか、ダンガリーサロペット、ノースリーブTシャツワンピースなどが登場。一方メンズからは、背面にあしらわれたロゴとスリーブに書かれた「TOMMY JEANS」の文字が効いたアノラックのほか、カモフラージュ柄のショーツ、デニムジャケットがお目見え。デザインだけでなく、カラーにもパステルトーンのピンク・グリーンといった色合いを取り入れ、これまでに増してポップに仕上げている。ビジュアルにラッキー・ブルー・スミスやアンワル・ハディッドビジュアルには、同コレクションの2016年春夏と秋冬シーズンにも登場したモデルのラッキー・ブルー・スミスに加え、ライオネル・リッチーの娘であるソフィア・リッチー、そしてジジ・ハディッドとベラ・ハディッドの弟、アンワル・ハディッドを起用。新作ウェアをエッジィに着こなし、コレクションの魅力を表現した。【詳細】トミー ジーンズ 2017年春夏コレクション発売日:2017年6月1日(木)取り扱い:トミー ヒルフィガーの一部店舗アイテム:・ウィメンズカモフラージュジャケット / Tシャツ / ノースリーブTシャツワンピース / ノースリーブTシャツ / 袖パーカ / ダンガリーサロペット / スポーティーショーツ / スニーカー・メンズデニムジャケット / アノラック / パーカ / Tシャツ / カモフラージュショーツ / バックパック / スニーカー【問い合わせ先】PVHジャパンTEL:0120-266-416
2017年05月19日パリス・ヒルトン宅でゴージャスな「ガールズ・ナイト・アウト」が行われたようだ。パリス宅に、ケイティ・ペリー、イギー・アゼリア、ソフィア・リッチー、ベラ・ソーン、キアラ・フェラーにという豪華なメンバーが集合。自称“元祖セルフィークイーン”のパリスは、インスタグラムでその女子会の模様を逐一報告した。ソフィアとベラには自慢のシューズ用クローゼットに案内し、3人で記念撮影をして「#チャーリーズエンジェル」をタグ付け。もちろん、真ん中を陣取っているのはパリスだ。ソフィアと2人で撮った写真には「大好きな妹と」とキャプションを添えている。こちらの写真も、やはり主役はパリス…。Paris Hiltonさん(@parishilton)がシェアした投稿 - 2017 5月 15 3:43午後 PDT愛犬家として有名なパリスは、同じく動物が大好きなケイティを犬専用のハウスに案内した様子や、自身の特大パネルを真ん中に置き、ケイティと3人で写真を撮る様子を動画でも公開している。パリスはケイティとの仲良しぶりが最も現れた動画も投稿。その動画は、ケイティがパリスの巨大なモザイク画を撫でて、絵のパリスの唇にキスをするというもの。パリスは「目が覚めて、この動画を見たの。私の一日を最高にしてくれたわ。ケイティ・ペリー、あなたが大好きよ!あなたは本当に美しくてマジカルなクイーンよ!」と大喜びした。Paris Hiltonさん(@parishilton)がシェアした投稿 - 2017 5月 14 11:22午後 PDT(Hiromi Kaku)
2017年05月16日唐沢寿明が演じるアツすぎる“昭和デカ”と、窪田正孝が演じる草食系“平成刑事”の凸凹コンビが文字どおりスクリーンで大暴れする『ラストコップTHE MOVIE』。ついに公開された本作と連動したスピンオフドラマ「another story of THE MOVIE」2作が、Huluで配信されている。GWの後半、本作をはじめ現在公開中の映画や、まもなく公開される人気シリーズの予習・復習として見ておきたい作品をピックアップ。また、大型連休といえば、前から気になっていたドラマシリーズをイッキ見して、その世界にひたれる絶好の機会。自宅に居ながらにして楽しめる配信作品を中心に、オススメをご紹介しよう。■最新作に備え人気シリーズをイッキ見!2015年に日テレ×Hulu共同製作のドラマとして誕生した「THE LAST COP/ラストコップ」。2人の刑事の名(迷)コンビぶりや豪快なアクション、笑って泣ける胸アツストーリーなどで人気を博し、配信ドラマから地上波ドラマを経て、その集大成となるべく映画化が実現した。30年の昏睡状態から目覚めた京極浩介(唐沢さん)は、刑事に現役復帰するも、平成生まれの現代っ子で自分の娘・鈴木結衣(佐々木希)と付き合っている若手刑事・望月亮太(窪田さん)とコンビを組むことになり、ハチャメチャながらも事件を解決していく。彼らのほか、和久井映見、竹内涼真、藤木直人、桜井日奈子、武田玲奈、伊藤沙莉、宮川一朗太、黒川智花、松尾諭、田山涼成、佐野史郎らの豪華競演も見逃せない。“伝説”といわれた生放送の地上波最終回も含め、これまでの全ドラマが配信されているので初見の人にもオススメ。また、映画のイッキ見なら、アイアンマンやキャプテン・アメリカなどのヒーローたちが同じ世界観を共有する、全世界累計興行収入1兆円超え(!)のマーベル作品はいかが?Huluにて期間限定で配信されているのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』をはじめ、『アントマン』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』など11作品。これらは「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と呼ばれ、それぞれの作品は密接に関連し合っている。製作順に見るもよし、ヒーロー別に見るもよし。イッキ見してみると、ヒーローたちの性格や背景、関係性などがより明確になり、『シビル・ウォー』や『アベンジャーズ』などで共演する際の人間ドラマも楽しみの1つになる。最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が連休あけ5月12日(金)より劇場公開、ベネディクト・カンバーバッチ主演『ドクター・ストレンジ』がデジタル先行配信中だが、彼らも今後“アベンジャーズ”の仲間入りを果たすだけに、チェックしておきたい。さらに、最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』が日本公開を迎え、週末3日間で興行収入8億超えというシリーズ最高の成績で大ヒットスタートを切った『ワイルド・スピード』シリーズにも注目。『ICE BREAK』は世界的にも大ヒットを爆走中で、全米では3週連続No.1、全世界興収では早くも10億ドル超え。これほどまでに右肩上がりに興収を伸ばし、人気と高評価を獲得していく超大作シリーズは本当に珍しい。しかも今回は、“ファミリー”の要であるヴィン・ディーゼルが“サイバーテロリスト”シャーリーズ・セロンの手に堕ち、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲスらと訣別!だが、前回登場したジェイソン・ステイサムや“新顔”スコット・イーストウッドが加わり、彼らの絆のみならず、アクションも空前絶後のスケールアップ。まだストリートを疾走していたころの第1作目『ワイルド・スピード』(2001年/みんな若い!)からシリーズをふり返ってみると、在りし日のポール・ウォーカーの活躍や、いまや『ワンダーウーマン』となったガル・ガドットらの姿も目にすることができる。同じく、前作超えのシリーズ歴代最高の大ヒットスタートとなったのが、「名探偵コナン」の劇場版最新作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』。1997年公開の第1作目『名探偵コナン 時計仕掛けの摩天楼』から歴代の名作を、配信で楽しむことができる。最新作では久しぶりにコナンと平次がコンビを組むこともあり、Huluでは2人が組んだ過去のTVシリーズ回も。ちなみに、主題歌を歌う倉木麻衣の「名探偵コナン」主題歌メドレーライブも配信されている。劇場版といえば、Amazonプライム・ビデオでは『映画クレヨンしんちゃん』と『映画ドラえもん』のシリーズを配信中。「クレヨンしんちゃん」は、昨年の『映画クレヨンしんちゃん爆睡!ユメミーワールド大突撃』などの劇場版はもちろん、Amazonオリジナルの外伝シリーズも好評だ。近未来宇宙を舞台にした「クレヨンしんちゃん外伝 エイリアン vs. しんのすけ」、原作41巻の「フィギュアウォーズ」をバージョンアップした「クレヨンしんちゃん外伝おもちゃウォーズ」、最新のシーズン3「クレヨンしんちゃん外伝 家族連れ狼」と、非日常の世界観を描く外伝は休日にぴったりかも。■気になる海外ドラマのイッキ見こそ大型連休の醍醐味!?まずは、8年ぶりに帰ってきた「プリズン・ブレイク」のシーズン5が、dTVでCS「FOXチャンネル」の放送に合わせてリアルタイム配信中。また、シーズン1から4まで過去の全シーズンも一挙配信中だ。ハマった海外ドラマとして、「24 -TWENTY FOUR-」や「LOST」などと並んでよく名を上げられる本作だけに、楽しみにしていた人も多いはず。今回は、死んだと思われていたマイケル(ウェントワース・ミラー)が、実は中東イエメンの刑務所で生きているかもしれない…というところから物語が始まっている(各エピソードは配信開始日から20日間の限定配信なので御注意を)。また、5月病とはいかないまでも、新年度から1か月経ち、ちょっと疲れ気味…という人には、Netflixオリジナルドラマからご紹介。ファッションサイト「ナスティ・ギャル」のカリスマオーナーだったソフィア・アモルーソのベストセラー自伝を基にした“アメリカ版ビリギャル”「ガールボス」は、オシャレ女子にオススメ。ソフィアは学なし、職なし、金なし、でも自分を押し殺して誰かの下で働くなんてまっぴら、という女の子。自ら古着販売サイトを立ち上げ、さまざまな事態に巻き込まれながらも年商100億円超えのサイトオーナーとなっていく。主演のブリット・マーリングは、そんなソフィアのぶっ飛び半生を独創的なファッションも体現しながら好演。製作総指揮には、『ピッチ・パーフェクト』シリーズの脚本家ケイ・キャノンとソフィア本人、さらにシャーリーズ・セロンが名を連ねている。一方、『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が描く「ゲットダウン」では、若きヒップホップグループ“ゲットダウンブラザーズ”のクールなパフォーマンスと、ヒロイン・マイリーンの圧倒的な歌声を楽しみたいところ。だが、ディスコクイーンとしてスターダムに押されていくマリーンとのすれ違いや、仲間との音楽活動と堅実な将来との間で葛藤を抱えていく主人公“ジーク”ことエゼキエルのように、若者たちの恋と友情、人生を見つめながらの成長にはほろ苦さも…。70年代後半のニューヨーク、ヒップホップの黎明期にタイムスリップしてみては?さらに、女性のお仕事ドラマとしては、1920年代のマドリード、当時最先端の職場だった国営電話会社を舞台に、境遇も性格も異なる4人の女性交換手が火花を散らす「ケーブルガールズ」も登場。現在のアメリカの若者たちを映し出す作品として、有名大学を舞台に“ダイバーシティ”に辛辣なツッコミをいれる「親愛なる白人様」、高校を舞台に生きづらさを抱える若者の姿を描くセレーナ・ゴメス製作総指揮「13の理由」なども、じっくりと観ることができそう。なお、マーベル×Netflixのドラマ「Marvel アイアン・フィスト」も要チェック。飛行機事故で行方不明になっていた大富豪ダニー・ランドが、炎を操る神秘の技“アイアン・フィスト(鋼鉄の拳)”を手に入れてNYに舞い戻り、奇怪な犯罪組織との壮絶なバトルを繰り広げていく。これまで、「デアデビル」2シーズンに「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」と配信されてきたが、今夏には、彼らが一堂に会して最強ヴィラン(シガニー・ウィーバー!)に立ち向かっていく「Marvel ディフェンダーズ」が控えている。まさにNetflixドラマ版の“アベンジャーズ”といえる作品だけに、いまのうちに個性的なヒーローたちについて知っておきたいところだ。いずれも魅力的な映画・ドラマばかり。見たいものが多すぎて、結局、時間が足りなくなってしまいそう!?(text:Reiko Uehara)
2017年05月06日フランシス・フォード・コッポラ夫人にして、ソフィア・コッポラの母であり、最高のスタッフとしてコッポラ家を陰で支えてきたエレノア・コッポラ。彼女が自身の体験を基に描いた長編実写作品監督・脚本デビュー作『PARIS CAN WAIT』(原題)が、邦題『ボンジュール、アン!』として日本公開されることが決まった。アン(ダイアン・レイン)は人生の岐路に立っている。長年連れ添った映画プロデューサーの夫(アレック・ボールドウィン)は、成功を収めているが妻には無頓着。ある日、夫の仕事仲間(アルノー・ヴィアール)とともに、カンヌからパリへ車で向かうことになる。ただの7時間のドライブのはずが、美しい景色、おいしい食事とワイン、ユーモアと機知に富んだ、新たな発見の旅となり始め…。仕事ばかりで家庭には無頓着な夫を持つ大人の女性が、子育ても落ち着き、人生のひと区切りを迎えようとしていたころ、思いがけないパリへの旅を通して、自分自身を見つめ直し、人生の喜びや幸せを新たに発見することになる物語。監督・脚本を務めたのは、コッポラ家を陰で支えながらアーティストとしての輝かしいキャリアを持ち、2冊のノンフィクション本も執筆、そしてエミー賞を受賞した「ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録」をはじめ数十本のドキュメンタリー作品を制作しているエレノア・コッポラ。80歳にして本作が初の長編実写作品となる。エレノア自身を投影させたアン役には、『運命の女』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でも献身的に家族を支えるトランボの妻を見事に演じきっていたダイアン・レイン。そのほか、俳優のみならず監督・脚本家としてもフランスを中心に活躍しているアルノー・ヴィアール、舞台・映画・テレビと幅広く活躍し、現在は声優を務めた『The Boss Baby』(原題)が全米大ヒット中のアレック・ボールドウィンなどが脇を固める。美味しい食事やワイン、コート・ダジュール地方の美しい景色や遺跡など、フランスの魅力がギュッと詰まった本作は、人生に迷える全ての大人へ一歩踏み出す勇気をくれる、“心にも美味しい”作品となっている。『ボンジュール、アン!』は7月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月30日23歳で年商100億円超えのファッションサイトのオーナーとなったソフィア・アモルーソ。彼女が自らの奮闘を綴ったベストセラー原作をドラマ化した「ガールボス」でエグゼクティブ・プロデューサーを務めるケイ・キャノンから、日々頑張る女性たちにエールを贈るコメントが到着した。本作は、ネットオークションサイトeBay(イーベイ)で古着販売をしたのをきっかけに、ファッションサイト「ナスティ・ギャル」を立ち上げ、カリスマオーナーとなったソフィアの著書「#GIRLBOSS」をベースにドラマ化。学歴なし、職なし、金なし、あげくに万引きの常習犯…。いつまでも大人になりきれない女の子が、年商100億円越えのファッションサイトを立ち上げるまでの破天荒な実話を、友情や恋、家族との交流を織り交ぜながらユーモラスかつファッショナブルに描き出す。本作でエグゼクティブ・プロデューサーを務めているのが、誰もが予想だにしなかった世界的大ヒットとなり、社会現象を巻き起こした『ピッチ・パーフェクト』シリーズの脚本家ケイ・キャノンだ。「CNNマネー」の“40歳以下の起業家40人”、「フォーブス」誌の“30歳未満で最も影響力が大きいファッション・リーダー30人”に選出されるなど、女性からカリスマとして仰がれているソフィア。そんな彼女の奮闘を、『トゥモローランド』でジョージ・クルーニーと共演したブリット・ロバートソンが個性豊かに演じている。そんな2人の共通点を踏まえて、キャノンは「2人とも威勢がいいところがあるの。劇中でも“戦闘的”なところが描かれているからピッタリだわ」と、本作が“女子パワー全開”であることを明かす。続けて、「視聴者がソフィアを愛し、彼女の生き方が刺激になってくれることを願っているわ」というキャノン。「彼女が思い切って最悪なことをして、失敗するところを観てほしい。“自分の人生のボスになるために”恐れに直面したら、少しでもトライしてくれることを願っているわ。深すぎるメッセージかしら(笑)」と、作品に込められた熱い思いを語った。そのメッセージを受け取ったかのように、ロバートソンは「ソフィアというキャラクターがファッションについて学ぶにつれて、私もキャラクターと一緒にたくさんのことを勉強したわ」と、知識を学ぶことにトライしたことをふり返っている。負け組女子のまさかの大逆転ともいえる成功を、ありのままに描いた本作は、まるで“アメリカ版ビリギャル”ともいうべき、女子パワーMAXの必見サクセスストーリー。きっと、世のあらゆる女子たちに元気を与えてくれそうだ。Netflixオリジナルドラマ「ガールボス」は4月21日(金)より全世界同時配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年04月19日