旅先での楽しみ方は人それぞれだが、今回おすすめしたいのが現地で楽しめるアートスポットだ。近年、経済成長の著しい東南アジアではシンガポールを筆頭にアートも盛り上がりを見せており世界も注目!センスの光るギャラリーやファミリーでも楽しめるミュージアムなど五感で楽しむアートスポットはいかが?■歴史も学べる!正統派ミュージアム編1. National Museum of Singapore in シンガポール国内最古&最大の博物館として街の中心で華やかな存在感の国立博物館。シンガポールの歴史が分かるヒストリーギャラリーは見どころ満載だ!記事を読む>2. Islamic Arts Museum Malaysia in マレーシア・クアラルンプール国教はイスラム教で人口の6割がイスラム教を信仰しているマレーシア。日本ではあまり触れる機会のないイスラムの文化に触れてみるのはいかがだろうか?記事を読む>■体感型ミュージアムで遊ぼうMade In Penang Interactive Museum in マレーシア・ペナン2013年秋にオープンした新名所!巨大壁画のトリックアートは、ペナンの風景や文化などを取り入れた作品が多くとてもユニーク!記事を読む>■気軽に楽しめるカフェ&ギャラリー編1. GOJA in タイ・バンコクいまバンコクで注目のギャラリーカフェ。アートギャラリー兼カフェなのでコーヒーを飲みながら気軽にアート鑑賞できるのが魅力だ。記事を読む>2. Soul Cafe in マレーシア・ペナン定期的に行われる写真展やアート展を楽しみながら、コーヒーや食事が出来るフォトグラファーカフェ。カメラのレンズ型カップなどオーナーのこだわりにも注目!記事を読む>3. Dia.Lo.Gue Artspace in インドネシア・ジャカルタKemangと呼ばれるお洒落エリアにあるアートギャラリー。インドネシアや日本、他各国から集めた、ギフトショップも併設されておりゆっくり楽しめる!記事を読む>■移動途中にも楽しめる!街中編Marking Georgetown その1 in マレーシア・ペナンユネスコ世界文化遺産であるジョージタウンの歴史遺産への理解と関心を深めてもらうために昔の人々の生活の様子をユニークに表現したワイヤーアート『Marking Georgetown』!記事を読む>Marking Georgetown その2 in マレーシア・ペナン『Marking Georgetown』第二弾!カフェなども多いので休憩しながらゆっくり散策するのがおすすめ!記事を読む>グラフィティアートを楽しむ旅! in インドネシア・ジョグジャカルタジョグジャカルタの現代アートの街としても有名!世界的に著名なアーティストを産み出している街ということもあり、街中でグラフィティアートが楽しめる!記事を読む>
2014年12月08日2015年4月25・26日、六本木の街を舞台に一夜限りのアートフェスティバル「六本木アートナイト2015」が開催される。このイベントでは六本木ヒルズや東京ミッドタウン、サントリー美術館など、街に点在する様々な施設にアート作品を展示。インスタレーションを中心に、音楽、映像、パフォーマンスなど様々な作品を見ることが出来、中には観客参加型のアートも出品される。昨年に引き続きアーティスティックディレクターを務めるのは、現代美術家の日比野克彦。さらに、メディアアートディレクターとして、ライゾマティクスの齋藤精一を招聘し、アートナイトの新たな形を模索していく。なお、今回初の試みとして、一般から作品を募集する「オープン・コール・プロジェクト」を開催。応募されたプログラムのうち、優秀な作品は2次審査へと進むことになり、審査委員会の前で企画者自らがプレゼンテーションを行うことになる。この様子は一般に公開され、以降もこうしたプレプログラムを本番までに実施していく予定だ。【イベント情報】六本木アートナイト会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21デザインサイト(DESIGN SIGHT)、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース日時:2015年4月25日10時から26日18時まで入場料:無料(一部を除く)
2014年11月21日武蔵野美術大学は15日~24日、東京都小平市との連携で行っているアートプロジェクト「小平アートサイト2014 GATE-アートとつながる-」を開催する。○美術を身近に感じていない人に美術を体感してもらうプロジェクト同プロジェクトは、同学の彫刻学科研究室と学生生活課が主体となり、美術を身近に感じていない人に美術を体感してもらいながら、地域の交流を深めていくことを目的として、毎年開催されている催し。今年で28回目の開催となる同プロジェクトのテーマは、「GATE-アートとつながる-」。学生のために、大学の門をくぐり抜け外へ発信できる場をつくり、自分自身を向上させる制作をしてもらいたいという思いと、普段美術と関わりのない地域の人が、美術に興味を持つきっかけとなる入り口として来場してもらいたいという思いを込めて、同学の学生が考えたテーマだという。東京都小平市内の公園や地域センター、公民館など市民の生活の場で作品を展示し、さらにパフォーマンス・イベントやスタンプラリーなど、地域住民と積極的に交流するためにさまざまなイベントを開催する。また、今回初の試みとして、大道芸人を招いて学生の彫刻作品の中に紛れるパフォーマンスを行う。会期は15日~24日、9時~17時。会場は東京都小平市・小平市立中央公園、鷹の台公園、上水公園、美大前緑地、玉川上水緑道(会期中無休)。屋内会場は小川1丁目地域センター(休館第1、3火曜日)、コンカフェ くるみの木(火曜日定休日)。オープニングパーティーは15日17時より小平市立中央公園で開催。小平市在中のジロー今村さんを中心としたパフォーマンス・イベントは15日、16日、22日、23日、24日に小平市立中央公園で開催。また、出品者によるパフォーマンスイベントも開催する。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科3年・市岡一恵さんの作品「プレゼント」は、立体作品展示、および立体作品を舞台装置とした親子向け朗読劇。開催日時は15日、16日、22日、23日の13時~、15時~に開催(1回約15分)。場所は小平市中央公園・地下通路出て右手の林。武蔵野美術大学デザイン情報学科3年・福田恵理さんと、日本大学芸術学部演劇学科3年・櫻井美穂さんの作品「落下」は、フェミニズムと姉弟の関係に関する、劇場外の演劇。開催日時は15日、16日の15時30分~、16時30分~(1回約30分)。場所は小平市中央公園・噴水横広場。
2014年11月13日ベルリンのアートシーンが最も盛り上がる季節がある。それは「ベルリン・アートウィーク」が開催される秋。期間中には街の至る所で展示が行われ、アートに多くの注目が集まる1週間となる。今年で3回目となる本イベントは9月16日から21日まで開かれ、ベルリンの街はアート一色に染まった。ベルリン・アートウィークの枠組みでは、時期を合わせてアートに関連する様々なイベントが開かれる。開催されるのは美術館での展覧会や、美術作品の販売を行うアートフェアなど。開催時期が重なり、短期間で多くの展示を見ることが出来るため、今ではベルリンの秋の恒例イベントになっている。国際的に重要な美術館が参加しており、多くの素晴らしい展示を見ることができる。例えば、市内中心部にある美術館「アカデミー・デア・クンスト(Akademie der Kunste)」での展覧会。本イベントの開幕を祝う式典が行われた美術館では、インスタレーションや映像、そしてパファーマンスなど様々な作品を見せる展示「Schwindel der Wirklichkeit (リアリティのめまい)」が開催された。会場にはオラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)の鏡を使った作品やトマス・デマンド(Thomas Demand)の写真作品などが並ぶ。その一方で変わった作品も展示されている。それは会場の監視員が来場者に展覧会の意義を尋ねるティノ・セガール(Tino Sehgal)のパフォーマンス作品。観客は作品を眺めるだけでなく、美術作品にかかわり、それについて考えを巡らすことにもなる。このように普通の展示には見られないような作品もあり、訪れる人々を驚かせていた。ベルリン・アートウィークの中心となっているのは「abc」と呼ばれる個性的なアートフェア。一般的には作品の販売が重視され、参加ギャラリーは売りやすい小作品を見せることが多い。だがabcではアーティストの紹介に力を入れており、ギャラリーは一区画に1人のアーティストを紹介する決まりだ。そのため展示の質は保たれ、素晴らしい作品を見ることが出来るのだ。abcで特に驚かされたのは、ベルリンのギャラリー「スプルゥース・マーガース(Spruth Magers Berlin London)」が見せた作品。特徴的なパフォーマンスで知られるヨーン・ボック(John Bock)が会場に屋台を用意して、来場者に手作りのトーストを提供していた。また、それを載せる紙皿には彼のドローイングが描かれており、来場者は作品も無料で入手できる。アートフェアは作品を売り買いする場だが、ここでは来場者がアートを楽しめる場所にもなっていた。このように美術館での素晴らしい展示や、個性的なアートフェアが人々を魅了するが、それらばかりがイベントを盛り上げるわけではない。公式には参加していないギャラリーも、多くの来場者を目当てに時期を合わせて展示を行う。こうしてベルリンの至る所では無数のアートに関連したイベントが開催され、世界中からコレクターや美術関係者が集まるのだ。まさに芸術の秋。もしベルリンのアートを楽しむのであれば、最も盛り上がる秋を逃す手はないだろう。
2014年10月10日青山通りと表参道をつなぐ約300mの通称“青参道”で、今年もエリア型アートフェア「青参道アートフェア」が、東京がアートやデザインのイベントで賑わうデザインウィーク中の10月23日(木)~10月26日(日)の日程で開催となる。原宿・表参道・青山のショップを巡るこのアートフェアは、アートで通りが賑わうこと、そして若手現代アーティストの作品を「購入する」楽しみを知ってもらうことを目的としており、敷居は低く、クオリティは高く、毎回注目の若手アーティストが多数登場する。今年は、約30店舗が参加し、40組以上のアーティスが出展する。今日多くの人の生活に欠かせない「写真」にフォーカスして開催される。MAPを見ながら散歩がてらに、お気に入りのフォトアートを手に入れてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2014年10月07日ドールは10月1日~11月30日、「極撰バナナを使った極上スイーツが当たるキャンペーン!」を実施する。○「キル フェ ボン」とコラボした極上スイーツが、590名に当たる同キャンペーンは"厳選したフルーツを使用したタルト専門店"の「キル フェ ボン」とコラボレーションし、同社の"極撰バナナ"のバーコードを集めて応募した人の中から590名にオリジナルスイーツが当たるというもの。「キル フェ ボン」のロングセラー焼き菓子「バトン」に極撰バナナをふんだんに練りこみ、しっとりと焼き上げたスイーツ「極撰バナナのオリジナルパウンドのバトン」を590名に進呈する。「極撰バナナのオリジナルパウンドのバトン」は、同キャンペーンのために特別に作ったオリジナル商品。甘み・香り・食感において極上の"極撰バナナ"をふんだんに配合し、バターの風味豊かな生地を丁寧に焼き上げたリッチな味わいのスイーツになっているという。プレーンとショコラの2種類を楽しめるよう、セット(各6本・計12本)でプレゼントする。対象商品は、「ドール 極撰バナナ(バーコード2枚)」「ドール極撰バナナ2本パック(バーコード4枚)」。対象商品についているバーコード(2枚または4枚)1口として、専用応募はがき、または郵便はがきに貼り、住所・氏名(フリガナ)、年齢・性別・電話番号・Eメールアドレス、購入店名を明記の上、応募する。応募期間は、10月1日~11月30日で、当日消印有効。
2014年09月30日平均年齢15才・10名の新メンバーにて結成されたガールズグループ・東京パフォーマンスドール(通称TPD)が、東京・渋谷のCBGK シブゲキ!!で行われる自身の公演「PLAY×LIVE『1×0』」(プレイライブ『ワンバイゼロ』、11月21日(木)より)に先がけて、11月9日、10日の2日連続で、アイドルの聖地・秋葉原の街を練り歩きゲリラ宣伝活動を行った。東京パフォーマンスドール チケット情報両日、メンバーは恒例のTPD一文字オリジナルTシャツに、自身のTVレギュラー番組『東京号泣教室~ROAD TO 2020~』のユニフォームであるピンク色のジャージを着用し、秋葉原駅電気街口前の広場に登場。インパクトのある10人の姿に、何も知らない通行人たちは誰もが足を止め、会場は一時騒然となった。リーダーの高嶋菜七は「初めまして、東京パフォーマンスドールです。これから秋葉原の街を練り歩き、ひとりでも多くの方に、私達のことや公演のことを知ってもらえるよう活動させていただきます」と挨拶。メンバー全員が秋葉原に来た経験がなく、アイドル・アニメ・ゲーム・電気機器などがひしめき合う独特の街並に、目をキラキラさせながらお練り活動は進んでいった。そして、今年7・8月に渋谷で行われたお練りでも話題を呼んだPRスタイル(横一列に並び、T-シャツの文字で“東京パフォーマンスドール”とつなげたり、先代TPDも行っていた人文字作成)を、ここ秋葉原でも披露。街行く人たちを楽しませた。その後、TPDの活動拠点である渋谷に移動し、タワーレコード渋谷店前にて“オリジナルうちわ”を配布。このうちわにメッセージを記入して、TPDの公演当日の開演30分前までに持参すれば、メンバーが直筆で返事を書いて公演後にスタッフを通じて戻してもらえるという企画だ。懸命にうちわを配りながら、声出しをしている姿に、ショップを訪れていた多くのお客の「TPDって復活したんだ!」「メンバーみんなかわいいですね!」という声。終了後、メンバーの上西星来は「秋葉原のお練り活動で、初めて私達のことを知ってくれ、渋谷にまで会いにきてくれた方がたくさんいて、とても嬉しかったです。あとは私達の公演の芝居・歌・ダンスを見てもらえるようもっと頑張ります!」とコメントした。「PLAY×LIVE『1×0』」エピソード4は11月21日(木)から24日(日)まで、エピソード5は12月20日(金)から25日(水)まで。チケット発売中。
2013年11月14日立命館大学は、同大学の文学部教授である北岡明佳のアート作品がレディー・ガガの最新アルバム『アートポップ』の盤面やトレイ下部分に採用されたと発表した。このたび採用された錯視の作品は、2008年に北岡教授が考案した「ガンガゼ」というもの。放射状に描かれたウニのトゲのような静止画で、錯視の効果で浮き出てくるようにガクガクと動いて見えるのが特徴だという。最新アルバム『アートポップ』への作品提供は、同アルバムのアートワークを担当したジェフ・クーンズらから依頼を受け、実現した。北岡教授は「錯視のデザインに注目してもらえて光栄に感じている。錯視はまだあまり知られていない分野。これを機に、錯視の面白さが世界中の多くの人に伝わると嬉しい」と喜びを語っている。
2013年11月07日ドールはこのほど、野菜の機能性成分に注目した新カテゴリーの野菜「ウルトラベジ」を発売することを明らかにした。第1弾として、解毒・抗酸化作用があるとされる成分「スルフォラファン」を通常よりも多く含む「ドール『機能性ブロッコリー』」(398~500円予定)を、9月1日より全国の百貨店・スーパーなどで発売する。生活習慣病対策がクローズアップされるようになってきた昨今、健康増進などの効果が科学的に裏づけされた野菜を積極的に摂取することで、健康の維持・増進やアンチエイジングを図ろうという考え方が広まっている。「ウルトラベジ」は、従来の野菜に比べてこういった健康に資する機能性成分の高い品種を選定し、「機能性野菜」というカテゴリーとして開発・販売を行う。同社が今回発売する「機能性ブロッコリー」は、体内の酵素生成を促進し、解毒・抗酸化作用を高めるとされている「スルフォラファン」を、通常のブロッコリーの2・5~3倍ほど含むという。味や見た目は今までと変わらず、国内の自社農園で栽培しており、安全・品質面にも細心の注意を払っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月22日DIESEL ART GALLARY(ディーゼルアートギャラリー)は、ロンドンの「fabric(ファブリック)」から発表されたアートワークを展示する、世界初のエキシビジョンを開催する。ディーゼルアートギャラリーは、世界中から様々なジャンルのアーティストを招いて年4回のアート展を開催しており、今回は世界で最も影響力のあるクラブのひとつでもある、ロンドンの「fabric」のアート作品が今年最後のエキシビジョンとして登場する。fabricは、90年代にロンドンで主流となった商業的なクラブとは正反対を目指し、音楽のパフォーマンスとリリースに専念したクラブ。エキシビジョンでは、13年間に渡るナイトクラブの歴史を象徴するポスターやイメージを見ることが出来る、貴重な機会となっている。今回の取り組みは、fabricが初めてロンドンを飛び出して、その哲学や精神が視覚的に表現されたアートワークを展示。さらにオープニングに合わせてクリエイティブディレクションを務めるキース・ライリーが来日し、「今回DIESEL ART GALLERYで皆様に私たちのアートを紹介する機会を与えてもらったことに非常に感謝しています。日本という確かな審美眼をもった国で、私たちの最初のエキシビションができることに喜びを感じています。かねてより日本文化と、繊細な美を表現する能力に尊敬の念を持っていて、影響を受けているので、そういった経緯からある種の凱旋のように私は感じています。展示作品は、写真やモデルメイキング、純粋なデザインといった広範囲かつ集中的なプロセスの結晶です。それらを構成しているのは私たち自身の投影であり、作品は私たちの情熱や存在、そしてハートを写し出す鏡です。すなわち、作品は"私たち自身"なのです。この機会に皆さんが少しでも私たちの作品の中に美を見つけてくれたらと願っています。」とコメントしている。【US by fabric】アーティスト: キース・ライリー期間: 2012年11月16日 (金) ~ 2013年2月15日 (金)場所: DIESEL ART GALLERY東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F時間: 11:30~21:00DIESEL ART GALLERY公式サイト: 公式サイト(英):元の記事を読む
2012年11月01日27日夜(現地時間)、第65回カンヌ国際映画祭の授賞式が行われ、下馬評どおり、ミヒャエル・ハネケ監督(オーストリア)の『Amour』(=愛)がパルム・ドールに輝いた。映画は、長年連れ添った老夫婦が愛に殉じる姿を描いており、『男と女』(’66)のジャン=ルイ・トランティニャンと、『二十四時間の情事』(’59)のエマニュエル・リヴァが、愛の美しさ、悲しさ、辛さを見事に体現。受賞会見でハネケ監督は、「私はロマンチストなのです」と語った。オーストリア出身のハネケ監督は『白いリボン』(’09)に続く2本連続のパルム受賞という快挙。また、審査委員長のナンニ・モレッティは、「この作品の栄誉は、ジャン=ルイとエマニュエルに対してのものでもあります」とフランスの名優2人を称えた。男優賞にはデンマーク作品『The Hunt』(原題)のマッツ・ミケルセンが選ばれ、マッツは「全く予想だにしていなかったので、本当に驚き、感激している。この賞の90パーセントは監督のトマス・ヴィンターベアのおかげです」と語った。『007/カジノ・ロワイヤル』の悪役ル・シッフルで名を馳せたマッツは本作で、幼児虐待の噂を立てられ現代の魔女狩りに遭ってしまう幼稚園教師を演じている。審査員のユアン・マクレガーは「繊細で美しい演技。彼を通して僕たちはキャラクターと物語にコンタクトすることができる」と、マッツの演技を称賛した。批評家たちに評判の高かったレオス・カラックス監督(フランス)の『Holy Motors』(原題)が無冠に終わり、賛否両論だった『Post Tenebras Lux』(原題)のカルロス・レイガダス監督が監督賞に輝いたことに対して質問されたモレッティは「カラックスとレイガダスの作品は、審査員の間でも最も意見が分かれた。そのうちの一つが受賞し、一つが逃したということだ」と語った。映画への愛を奇想天外な形で見せた『Holy Motors』が受賞を逃したことはとても残念だが、それ以外はほぼ妥当な結果となった。主な受賞結果は以下の通り。パルム・ドール(最高賞):ミヒャエル・ハネケ監督『Amour』(愛)グランプリ:マッテオ・ガローネ監督『Reality』(現実)監督賞:カルロス・レイガダス監督『Post Te nebras Lux』(闇の後の光)審査員賞:ケン・ローチ監督『The Angels’ Share』(天使の取り分)男優賞:マッツ・ミケルセン(『The Hunt』<狩り>)女優賞:コスミナ・ストラタン、クリスティーナ・フルトゥ(『Beyond the Hills』<丘の向こうで>)脚本賞:クリスティアン・ムンジウ(『Beyond the Hills』)(photo/text:Ayako Ishizu)特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:The Hunt (原題)Post Tenebras Lux (原題)Reality (原題)Amour (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】ロバート・パティンソン、ホテルにこもりきりの撮影裏話明かす【カンヌレポート】ザック・エフロン、ニコールとの恋に「全く年の差感じなかった」【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす【カンヌレポート】『愛と誠』の和製“愛”、海を越えスタンディング・オベーション!【カンヌレポート】ブラピ、主演作会見でアンジーとの順調ぶりアピール
2012年05月28日六本木の街を舞台とした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2012」が、3月24日(土)10時から、3月25日(日)18時まで開催される。© 2010 六本木アートナイト実行委員会今年の「六本木アートナイト2012」のテーマは、「アートでつくろう、日本の元気」。このテーマのもとに、国内外様々なアーティストがメッセージ性の強い作品や、元気を与えるような作品を多数展開予定。Yayoi-chan, Ring-Ring © YAYOI KUSAMA 新作イメージ画像水玉をモチーフにした作品が印象的な前衛芸術家の草間彌生さんの参加が決定し、新作プロジェクト<愛はとこしえ、未来は私のもの!>を発表する。草間彌生さんは、バルーンを用いた全長10mの新作<ヤヨイちゃん~リンリン>を披露する他、ドットに彩られた「水玉カフェ」も登場し、六本木が草間ワールドに彩られる。©YAYOI KUSAMA他にも、京都を拠点に活動する気鋭のアーティスト「Antenna」は、ユニークなキャラクター「ジャッピー」をモチーフにした御輿や、お堂など祭りに関わる日本の伝統文化を表現する。Antenna《六本木伝承2012》 2012年また、美術館をはじめとする文化施設のオールナイト開館を含む開館時間延長、屋外でのインスタレーション、作品展示など、このオールナイトのアートの饗宴を安心して楽しめるよう、飲食店の営業時間延長や無料のバス運行なども行う予定。「六本木アートナイト2012」で、新しいアート・新しい六本木を感じ、特別な一夜を楽しんで。お問い合わせ: 六本木アートナイト2012公式サイト
2012年03月12日韓国出身の人気9人組ガールズ・グループ、少女時代が、10月17日(月)から全国放映される「e-maのど飴」(UHA味覚糖)の新CM『ドールハウス篇』に出演する。同編は、今年2月にCM初出演した『少女の晩餐(ばんさん)編』の第2弾となる。少女時代の新CMの写真新CMは、美脚が強調されたミニ丈サイズのメイド服を可愛く着こなしたメンバー達が、ヨーロッパ調のおしゃれなダイニングテーブルの上で無邪気に戯れる様子をハイスピード映像で描いている。CMソングには、80万枚を突破した日本1stアルバム『GIRLS’ GENERATION』の収録楽曲『BAD GIRL』が使用されている。撮影では、彼女たちをドールサイズに見せるため、実物の何倍もの大きさのe-maのど飴(デッカイーマ)やフランスパンなどの美術を用意。負担がかかる撮影にもかかわらず、メンバーは互いに仲良くふざけあったり、笑顔を見せるなど、和やかな雰囲気で行われ、新たな表情が詰まった新CMとなった。なお、メンバーの直筆サイン入りのデッカイーマやオリジナルビッグタオルが当たるプレゼントキャンペーンも同17日(月)より実施される。
2011年10月13日8月上旬、SFサスペンス「ドールハウス」のDVDリリースに合わせて主演女優のエリザ・ドゥシュクが来日。インタビューに応じ、女優業について、私生活について、いろいろなことを明かしてくれました。そこで、今月はエリザをはじめとする海外ドラマ界の美女を徹底フィーチャー!美しい彼女たちの魅力やキャリアに迫ります。ご紹介するのは、もちろんエリザから。「トゥルー・コーリング」のヒロイン、トゥルー・デイビーズや「バフィー 〜恋する十字架〜」、「エンジェル」のフェイスとしても知られる彼女は、いまや米TVドラマ界を代表するスターのひとりになりました。エキゾチックな顔立ちでセクシー女優ランキングにも常連のエリザですが、「子供の頃は、3人の兄たちと走り回ってばかりいるお転婆娘だったの。母は私を綺麗だと言ってくれるけど、兄たちは『妹がセックスシンボルだなんて!』と笑っているわ。ちょっとシュールよね」だそうです。また、美しくあるには「他人の美を羨むのではなく、自分自身を愛するべき」とも語るエリザ。「ドールハウス」では華麗なアクションを披露していますが、日々の鍛錬は絶対に怠らないのだとか。「週に5日は泳いだり、走ったり、犬たちと散歩するようにしてるわ。でも、食べることは大好き(笑)。だから、週に1日だけは“今日は食べちゃうわよ!”という日を作っているの。普段は控えめにして、ここぞというときは食べる!要はバランスが大事だと思うの」。子役としてキャリアをスタートさせ、現在29歳。順調にして堅実なキャリアの裏には、「節度を持ったライフスタイル」があるとも言います。「10代の頃はパーティにも行ったし、無茶をしたけど、いまは節度を持ったライフスタイルを心がけているわ。旅をしたり、姪と遊んだり、ハリウッドヒルズの自宅でガーデニングをしたり…。日本の庭をモチーフにした庭作りもしているのよ。女優の仕事は、物語を語ること。それには魂の栄養を養うことが必要だと思うの。そう考えられるようになった明確な転機があったわけじゃないけど、成長しなきゃと思ったのでしょうね。昔は自分のことばかり考えていたけど、いまは周りに目を向けられるようになった。でも、人間だからたまにワガママになることもあるけど(笑)」。「周りにも目を向けられるようになった」エリザは、「ドールハウス」にプロデューサーとしても参加。自身の製作会社“ボストン・ディーバ・プロダクション”も設立しています。「写真家のロバート・メイプルソープに関する伝記映画や私が声優を務めたゲームの実写化企画を進めているところなの。後者では、また私のアクションを披露できると思うから、ぜひ楽しみにしていてほしいわ」。(text:Hikaru Watanabe)「ドールハウス」DVD<レンタル>・シーズン1vol.1〜7:レンタル中・シーズン2vol.1〜4:10月2日(土)レンタル開始vol.5〜7:11月5日(金)レンタル開始<セル>「ドールハウスDVDコレクターズBOX」価格:10,920円(税込)発売中「ドールハウスシーズン2DVDコレクターズBOX」価格:10,920円(税込)発売日:11月5日(金)発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン© 2010 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:ドールハウス [海外TVドラマ]© 2010 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連記事:海外ドラマ「ドールハウス」主演女優がレンタル開始日にTSUTAYAでDVDをレンタルシネマカフェ的海外ドラマvol.1332010年の注目ドラマをチェック!
2010年09月09日海外ドラマ「ドールハウス」のレンタルが本日8月4日(水)よりスタートするが、これに合わせて先日より来日している主演女優のエリザ・ドゥシュクが、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIを訪れてDVDを借りるという、異例のプロモーションを行った。人間の記憶を書き換える技術を手に入れ、“アクティブ”と呼ばれる様々な人格を持つドールを顧客に提供し、彼らの欲望を満たす闇の企業“ドールハウス”の陰謀と、任務のたびに違う人格を刷り込まれていくアクティブの運命を描くSFアクション。物語の鍵を握るアクティブのエコーを演じているエリザ。「トゥルー・コーリング」、「バフィー 〜恋する十字架」などに出演し日本でも高い人気を誇る彼女だが、来日は今回が初めてということで、日本の印象を尋ねると「ずっと来たいと思っていた場所。見るもの全てが素敵で、期待を裏切らない。毎秒毎秒楽しみたいと思う」と語った。来日初日は渋谷や原宿でショッピングを楽しんだそうで「日本の人たちは、女性も男性もファッション、メイク、ヘアどれをとってもオシャレで個性的で、大胆な表現で素晴らしいと思います」と話した。この日は、本作のレンタルが開始されたTSUTAYAに、オレンジ色のミニのシャツワンピースで現れ、DVDを片手に「今日は、私の出ている『ドールハウス』のレンタル版を借りに来ました」とニッコリ。来日したハリウッド女優が直接、レンタル初日にショップを訪れるというのは異例のことだが、「ここには『トゥルー・コーリング』や『バフィー』など、自分の出ている作品がたくさん並んでいて嬉しい。そこに新しい『ドールハウス』を携えて来日できたことを嬉しく思います」と語った。本作の撮影について尋ねると「セカンドシーズンの撮影時には、肘を骨折してしまいました。でも、すぐに戻って撮影を続けなければならず大変でした」と明かしてくれた。ちなみに彼女のTwitterのフォロワーは約60万人を数えるが、来日してからもエリザはたびたびつぶやいているようで、この日も、彼女のTwitterを見たファンが数多く詰めかけた。そんな熱心なファンに向けて彼女は「たくさんの素晴らしい役者さんが集まって作ったドラマです。ユーモアもあれば、セクシーもいっぱいあります。みなさんに楽しんでいただけると思います。さあ、私は今度は誰になればいいですか!?」と呼びかけ、会場をわかせた。「ドールハウス」DVD vol.1-4はレンタル中。vol.5-7は9月2日(木)よりレンタル開始。DVD コレクターズ BOXの発売も9月2日(木)より開始。「ドールハウス」DVD コレクターズ BOX発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン価格:10,920円(税込)発売日:9月2日(木)※vol.1-4レンタル中、vol.5-7は9月2日(木)よりレンタル開始■関連作品:ドールハウス [海外TVドラマ]© 2010 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.1332010年の注目ドラマをチェック!
2010年08月04日