ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は6月11日の金融政策決定会合で、政策金利を従来の3.50%から3.25%へ引き下げることを決定しました。市場では政策金利が維持されるとの見方が優勢だったことから、今回の決定を受けてニュージーランド・ドル(以下、NZドル)が売られ、対米ドルで約5年ぶりの安値水準となりました。なお、対円では1NZドル=86円台半ばと、今年2月初めに見られた水準にまで低下しました。ニュージーランド経済は、過去に比べて低い金利水準や移民の流入増加、活発な建設投資、燃料価格の低下などを背景に、先進国の中でも堅調に推移しています。しかし、ニュージーランド準備銀行は、乳製品を中心とする同国の輸出品の価格下落や足元での原油価格の持ち直しなどを背景に、今後、国内需要の鈍化やインフレ率の下振れが見込まれるとして、今回、約4年ぶりとなる利下げに踏み切っただけでなく、追加利下げが必要となる可能性に言及しています。また、同準備銀行のウィーラー総裁は、NZドルが依然、過大評価されているとして、一段の下落が正当化されるとの見解を示しました。実質ゼロ金利政策が続けられてきた米国で、年内にも利上げが開始されるとの見方が足元で強まっているほか、ユーロ圏ではデフレ懸念が和らぎ、ドイツ国債の利回りが上昇しているなど、市場が浮足立つ中、ニュージーランド準備銀行が市場の予想よりも早いタイミングで利下げを実施したことを受け、NZドルの下振れは大きくなったと考えられます。ただし、今回の利下げ後もニュージーランドの金利水準は先進国の中で相対的に高いこと、一方、デフレからの脱却を目指す日本では、量的金融緩和策が今後も継続される見通しであることなどから、NZドルの対円での下落は限定的となっています。なお、乳製品については、足元の価格水準が多くの国における平均生産コストを下回っているとみられることから、今後、供給増加ペースが鈍化すると見込まれ、価格面への好影響が期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2015年6月11日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年06月11日ニュージーランド航空は5月14日、3カ国にわたる伝説のサーフィン・スポットで歴代の偉大なサーファーたちを集めて撮影した機内安全ビデオ、「サーフィン! サーフィン! サーフィン! 」編を発表した。同社はユニークな機内安全ビデオを製作していることでも知られており、これまでもYouTubeで公開後、数日で100万Viewを達成した「思いがけないブリーフィング」や世界的に有名な英国人冒険家ベア・グリルスを起用した作品、映画『ホビット』とのコラボ作品などを発表してきた。機内安全ビデオでありながら、ここ最近は飛行機が登場していないのも同社ならではのユニークな取り組みとなっている。今回の「サーフィン! サーフィン! サーフィン! 」編は、日本のトップサーファーである大野修聖氏、2014年世界チャンピオンのガブリエル・メディナ氏(ブラジル)、3度の世界チャンピオン、ミック・ファニング氏(オーストラリア)、ビッグ・ウェーブ・サーフィン のレジェンドであるレアード・ハミルトン氏(米国)、米国の人気サーファーであるアラナ・ブランチャード氏とアナスタシア・アシュリー氏、そしてニュージーランドのトップクラスのサーファーたちが出演している。同機内安全ビデオは、世界でもっとも美しく象徴的なサーフィン・スポットから3カ所を選び、米国のマリブ、オーストラリアのゴールドコースト、そしてニュージーランドのラグランとピハにて撮影した。日本人史上、最高位にランクされるプロサーファー大野氏は、本ビデオ出演のために訪れたニュージーランドのピハに関して、「ニュージーランドには魅力的な波があり、その文化や独特な雰囲気は他の多くの国々と違ったものだ。ニュージーランド北島の素晴らしいサーフィン・スポットであるピハで、『サーフィン!サーフィン!サーフィン!』編の撮影ができたことは、本当にラッキーだった。日本人観光客の皆さんには、サーフィンをする方もしない方も、ニュージーランドへの旅をお勧めしたい」とコメントしている。また、レアード氏はラグランでの撮影で、ハイドロボードで巨大な波に乗るシーンに登場。「ニュージーランドには、世界でもトップクラスのサーフィン・スポットがいくつかある。ラグランでの私のサーフィン体験が、サーフボードを持ってニュージーランドに来て、国中をロード・トリップする夢を描いている世界中の何千人ものサーファーたちの心に火をつけられたらいいと思う」とコメントしている。
2015年05月15日ニュージーランド航空は4月30日に就航75周年を迎えた。この就航75周年を記念して、同社が開発した世界初のソファ状になるシート、エコノミー 「スカイカウチ」を5月18日までの期間限定で、特別割引価格にて提供している。同社は1940年4月30日、オークランドからシドニーへの初フライト以来、ニュージーランドのフラッグシップ・キャリアーとして、国の歴史や成り立ちに重要な役割を担ってきた。また、2014年にはボーイング787-9型ドリームライナーを世界で初めて受領するなど、新しい機材や最先端テクノロジーへの投資も行っている。エコノミー「スカイカウチ」は横1列3座席からなり、フラットなスペースが生まれるよう設計。ファミリーやカップルでの利用にも最適なシートになっている。ひとり利用の場合は4万5,000円(通常8万円、-43.8%)、2人利用の場合はひとり当たり1万5,000円(通常4万円、-62.5%)、3人利用の場合はひとり当たり7,500円(通常1万5,000円、-50%)。なお、「スカイカウチ」は大人3人では利用できず、3人で利用する際は小児・幼児がひとりまたは2人含まれている必要がある。販売期間は5月18日までで、旅行期間は出発が5月24日~6月30日、帰国が5月24日~7月31日となっている。詳細はホームページを参照。
2015年04月30日ニュージーランド・ドルは、年内の利上げが予想される米国と、金融緩和の継続が予想される日本の金融政策の方向性の違いなどを背景に、対米ドルで軟調ながら、対円では底堅い推移となっています。ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)が、昨年7月に利上げの一時的な中断を示唆したことなどから、ニュージーランド・ドルは下落基調となりましたが、10月末に日銀が追加金融緩和を決定すると、対円では大きく上昇しました。その後、RBNZが今年1月の政策決定会合で、原油安の影響で同国のインフレ率が目標レンジ(1~3%)を下回る見通しを示し、今後の金融政策については経済指標次第で利上げも利下げもあり得る中立的な姿勢としたことなどから、対円、対米ドルで大きく下落しました。しかし、2月以降は、国内の堅調な雇用環境や主な輸出品である乳製品の価格が回復傾向となったことなどから、ニュージーランド・ドルは、対円、対米ドルで値を戻す展開となっています。昨年、乳製品価格は、過剰在庫を抱えた中国の輸入減少や、ロシアが経済制裁に対抗して乳製品の輸入禁止措置をとったことで、ユーロ圏の製品がだぶついたことなどにより、2014年2月の高値から約50%下落しました。しかし、12月以降、米国でのバターや東南アジアなどでの粉乳類の需要増加などから、乳製品価格は回復基調となり、足元で約3,400米ドル/トンと昨年12月中旬から約30%の上昇となっています。今後、ニュージーランドのインフレ率がさらに低下するなどして、金融政策が利下げに向かう場合や、米国の利上げが市場予想に反し速いペースで進む場合は、ニュージーランド・ドルは短期的に軟調となる可能性があります。しかし、ニュージーランドの金利水準は他の主要先進国と比べて魅力的な水準にあり、日本との金利差も継続すると見られることに加え、乳製品価格が回復基調にあることなどから、ニュージーランド・ドルは対円で底堅く推移するものと期待されます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2015年3月4日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年03月04日ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は29日の金融政策決定会合で、政策金利を3.5%に据え置きました。今後については、経済指標次第で政策金利の引き上げ・引き下げともに可能性があるとし、前回会合時に比べてややハト派寄りな姿勢が示されたことから、29日のニュージーランドドルは軟調に推移しました。ニュージーランドドルは原油価格の急落やギリシャのユーロ離脱懸念の高まりなど、不透明感が強まった局面でも、相対的に堅調に推移してきました。この背景には、日欧の緩和的な金融政策を受けて世界的な低金利環境が継続する中において、ニュージーランドの相対的に高い金利水準が選好されていたことなどがあると考えられます。さらに、ニュージーランド経済は、移民の増加や、2015年から2016年にかけてピークになるとみられるクライストチャーチ地震の復興需要などを背景に好調で、今後のインフレ率などの動向次第では利上げに動くものとみられます。米国を除く主要先進国の利上げが見込みにくいなかで、金利面での優位性は今後も維持されるものと考えられます。また、ニュージーランドの主要輸出品目である乳製品などのソフトコモディティは生活必需品であることから、価格が景気動向に左右されにくく、相対的に安定しているとされています。実際、2014年7月以降、原油価格や鉄鉱石価格は大きく下落しているものの、乳製品の価格の下落幅は限定的なものとなっています。今後については、米国の利上げの他に、乳製品価格のさらなる下落がリスクとしてあげられますが、ソフトコモディティであることから、中国需要の影響を受けやすい鉄鉱石価格や、依然として先行き不透明感の強い原油価格に比べ、リスクは限定的とみられます。また、ユーロ圏の成長減速懸念については、ニュージーランドの主な貿易相手がアジアであることから、その影響は比較的軽微となると考えられます。主要先進国のなかで経済が相対的に堅調なうえ、金利水準が高く、利上げの可能性が残されている数少ない国ということもあり、ニュージーランドドルは底堅く推移することが期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2015年1月30日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年01月30日ニュージーランドには3つの世界遺産が登録されており、1990年に自然遺産に登録された『テ・ワヒポウナム』は4つの国立公園から構成されている。その公園のひとつであるマウント・アスパイアリング国立公園は、山脈や氷河、渓谷、湖などが織り成す幻想的な世界が広がっていることでも有名だ。マウント・アスパイアリング国立公園に接する南島のワナカは、ニュージーランドの人たちからも避暑地として愛されており、シーズンを問わず様々なアクティビティーが楽しめるところ。国内4番目の大きさを誇る透明度の高い湖は、大自然の美しさをも映し返してくれる。今回、マウント・アスパイアリング国立公園周辺で様々なアクティビティーを提供している「ワナカ・リバー・ジャーニー」のツアーに参加してみた。○世界遺産の間を走り抜ける同社ではジェットボートやヘリコプターを用いたアクティビティーを用意しているが、実はジェットボートはニュージーランド発祥だという。ちなみに、バンジージャンプもニュージーランド発祥のアクティビティーである。自然豊かなニュージーランドを思いっきり楽しむために生み出された、と言っても過言ではないだろう。ジェットボートは外から見えるプロペラは付いていないため、水深数cmの浅い場所でも航行可能。幅の狭い渓谷や小石の積もった河原の間も、爽快に走り抜けることができる。走行中、ドライバーが手をクルクル回したら、それは180度回転する「スクリュー」の合図だ。激しい水しぶきをあげながらスクリューした後、「川に落ちた人はいないかな」とおどけながら参加者の様子をうかがうドライバーにも、自然と親しみを感じてしまう。○物語が始まりそうな風景次は空の旅へ。ヘリコプターはその日の気候によって高度を調整するが、条件に恵まれれば9,000フィート近くまで上昇するという。山はうっすらと緑をかぶったもののほか、氷河を抱えたものものある。訪れた12月はニュージーランドでは夏にあたるのだが、山を覆い隠すように広がる氷河は夏であることなどどこ吹く風。しっかり顕在だ。「氷河の上に降りてみようか?」というドライバーの提案で、着陸可能な氷河の上で小休止。大自然が織り成す幻想風景を前にして、なぜピーター・ジャクソン監督が「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」のロケ地にニュージーランドを選んだのかが少し分かった気がした。確かに、この場所から物語が始まりそうなのである。空の旅の後は森の旅、ブナの木が生い茂るマウント・アスパイアリング国立公園内の中へ。公園はこけむす森になっており、枯れたブナは栄養となって新芽のブナの成長を助けるなど、ブナたちは世代を越えて豊かな森を守っているそうだ。公園内を流れる川の先には滝もあり、心身ともにやすらげる。ワナカの中心街では、ハイカーの姿を見かけることも多い。雄大な自然が街からもアクセスしやすいところに広がっているワナカで、爽快なひとときを堪能してみてはいかがだろうか。※記事中の情報は2014年12月取材時のもの
2015年01月16日ニュージーランドで歴史や伝統を今に伝える街と言えば、南島のダニーデンだろう。スコットランド移民が開拓したダニーデンは、19世紀に起こったゴールドラッシュを機に一大産業物流拠点となった。その当時の華やかな建造物は丘陵の景色も相まって、街探訪にもってこいのスポットとなっている。○ジャガーでクラシックな街をゆく今回は、街の散策に「クラシックジャガー・ダニーデン・シティ・ヘリテージツアー」を利用。ドライバーとともに筆者たちを迎えてくれたのは、2013年モデルの「ジャガー XJ」だったが、同社は1970年代の「ジャガー 420G」など様々な車をそろえている。また、中には1971年にニュージーランドを訪れた英国のエリザベス女王が使用した車もあるという。なお、街には同社のほかにもツアーを提供している会社はあり、時間や目的などに合わせて自由にプランを選ぶことも可能だ。○大学や駅舎も観光名所1869年設立・1871年開校のオタゴ大学はニュージーランドで最も歴史が古く、"医学部ならオタゴ大学"などと言われる名門校。特に、時計台のあるネオ・ゴシック建築校舎は観光名所としても知られており、12月初旬の学期末には、卒業したばかりの学生たちが家族と記念撮影をしている姿も見かけた。また、1906年に建てられたダニーデン駅も豪華な装い。ホールのモザイク床には、英国王室御用達ロイヤル・ドルトン製の磁器タイルが惜しげもなく使われており、光を浴びてきらめくステンドガラスも優雅だ。フレミッシュ・ルネッサンス様式の駅は、改修を加えながら今でも現役である。とはいえ、この駅を通る列車は現在、タイエリ峡谷などを望む観光用列車として活躍しているという。ダニーデンでは毎日曜日の10時と19時に、約60mの尖塔(せんとう)からベルの音が響き渡る。1873年に"初めて人が集まった教会"というゆえんでそのまま名づけられたファースト教会は、内部の天井にニュージーランド原産のトタラ木材を使用しており、重要文化財にも指定されている。大きなバラ窓のそばにはオタゴ連隊の旗が掲げられているなど、この街が歩んできた歴史を垣間見ることもできる。○チョコとビールの工場見学も実はこの街の中には、ギネスブックに「世界一急な通り」として認定されている場所がある。それが、ボールドウィン・ストリートだ。ダニーデン郊外の住宅地にある坂で、最大勾配は35%にもなる。実際に車で上ってみると、「このままひっくり返ってしまうのではないか」というほどの勾配を実感させられた。下りは歩くことにしたが、そのままころんと転がりそうでなかなか足が前に進まない。この辺りに住んでいると、必然的に毎日この坂を通らないといけないので、かなり足腰が鍛えられることだろう。なお、ダニーデンにチョコレート工場を構えているお菓子メーカーのキャドバリーは、この坂の上から約7万5,000個のチョコボール「キャドバリージャファ」を転がすチョコレート祭りを開催している。この祭りは、約7万5,000個の中からナンバリングされたチョコボールを見つけ出した人に景品をプレゼントするというもので、坂一杯にチョコボールが駆け出す姿は圧巻の一言に尽きる。今年のこの祭りは7月17日に予定されている。ちなみに、キャドバリーのチョコレート工場は見学もできるので、あわせて楽しんでみるのもいいだろう。また、「プライド・オブ・ザ・サウス」と記されたニュージランドビール「スペイツ」は、ダニーデンに醸造所をかまえている。ビールの飲み比べ付き醸造所ツアーを実施しているほか、昼から営業しているレストラン&バー「スペイツ・エールハウス」も併設しているので、ここで本場の味を心行くまで堪能するのもありだ。○成功者たちの栄光に触れる一大産業物流拠点として栄えたダニーデンでは、事業で成功した人たちが著名な建築家に設計させた邸宅に美しいアンティークの調度品や美術品を飾り、優雅な生活を営んでいた歴史も垣間見ることができる。そのひとつが、貿易商だったデイビッド・セオミン氏が築いたオルヴェストン邸だ。邸内には、セオミン氏が世界を旅行して収集した美術工芸品が所狭しと収蔵されている。陶磁器や刀剣など日本から収集された物の多さからも、セミオン氏が日本の美術工芸品に深い関心を持っていたことが分かる。セオミン氏の娘であるドロシー嬢の死後、邸宅は遺言によりダニーデンに寄付された。現在でも、書斎や食堂、応接間、ビリヤード室などは当時のまま保存されている。また、ニュージーランドに現存する唯一の城であるラーナック城も、このダニーデンにある。城はもともと、銀行業で財をなしたウィリアム・ラーナック氏の邸宅で、建設には約200人がかりで3年かかったという。海抜320mの高さに立てられた城からは、オタゴ湾の先に広がる島々も見下ろすことができる。そんなラーナック氏はというと、3度の結婚で6人の子どもの父となり、政治家としても活躍していたものの、1898年に自殺するなどと波乱万丈の人生を歩んだよう。城はその後、いったんは荒廃してしまったようだが、現在の所有者であるベーカー家の下で大規模な修復工事が行われ、かつての輝きを取り戻した。城と庭園は観光客に一般開放されているほか、ホテルやカフェ&レストラン、結婚式、ダンスパーティーなどと多目的に活用されている。ダニーデンでは街めぐりのほか、オタゴ半島で「イエローアイド・ペンギン」や「ニュージーランド・シーライオン」(アシカ)などの固有種に会えるエコ・ツアーも楽しめる。ありのままの姿で魅了してくれる野生動物に会いたいなら、できればダニーデンでの予定をもう1日増やすことをオススメしたい。※記事中の情報は2014年12月取材時のもの
2015年01月06日「赤くて毛むくじゃらのモンスター」と言えば、「ガチャピン・ムックの……」ではなく、ぜひここはニュージーランド発のクッキー専門店「クッキータイム」のキャラクター、「クッキーマンチャー」を連想していただきたい!2013年12月には東京・原宿に海外ショップ第一号が誕生したが、その本社はニュージーランド南島の玄関口・クライストチャーチの街中から、車で20分程度行ったところにある。そして、本社に併設されたファクトリー内ショップには、通常よりもお得にクッキーを楽しむことができるという。○ニュージーランド中で目にする名物モンスター無添加・無着色の"オーガニック"にこだわった「クッキータイム」は、2013年に30周年を迎えた。チョコがごろっと入った食べ応え十分のあま~いクッキーは、ニュージーランドのフラッグキャリアであるニュージーランド航空でも機内のスナックとして提供されることがあるなど、ニュージーランドには欠かせないスイーツとなっている。また、ホテルのルームバーでも備えられているほか、ニュージーランドのスーパーでは大概どこでも「クッキーマンチャー」が描かれたクッキーが並んでいる。そんな国民的お菓子「クッキータイム」を提供している会社「クッキータイム」は、本社にファクトリー内ショップを併設し、同社が展開する様々な商品を販売している。○お徳用パックはお忘れなく!特にファクトリー内ショップでおススメしたいのが、割れたクッキーをお得に買える詰め合わせだ。量が多く、お土産には向かないかもしれないが、「クッキータイム」を手軽にたくさん楽しめる詰め合わせはぜひ押さえていただきたい。また、クッキーの種類も「オリジナルチョコレート」のほか、「トリプルチョコレート」や「ホワイトチョコレート」、ナッツやフルーツが入った「ブレックファスト」、アプリコットが入った「アプリコットチョコレート」、また、グルテンが入っていない「グルテンフリーチョコレート」などもある。同社はクッキーのほか朝食やおやつにぴったりのバーも展開しており、ファクトリー内ショップでは様々な味のバーをそろえている。店内では焼きたてのクッキーとともにコーヒー(NZ3.5ドル=約320円)などのドリンクも提供。ドリンクを注文すると、小さいクッキーが付いてくるのがうれしい。ショップ内にはカフェのほか、子供がお絵書きして遊べるスペースも設けている。ちなみに同社は、1992年4月に世界最大となる487.15平方メートル(直径24.9m、厚さ2.5cm)のクッキーを焼き上げたとしてギネス記録に認定された。その後、2003年実施・2008年認定でアメリカのクッキー会社にタイトルを奪われてしまったが、ファクトリー内ショップでは世界最大のクッキーに挑んだ当時の様子を紹介した記事が展示されている。残念ながら、本社では工場見学を実施していないようだが、ショップの周りにはちょっとした撮影スポットも設けられているので、お近くの際にはぜひ立ち寄っていただきたい。実際、ニュージーランドではいたるところで「クッキーマンチャー」を目にすることができたのだが、きっとニュージーランドを発った後は「クッキーマンチャー」が恋しくなってくるはずだ。※1NZドル=91.9円で換算。記事中の価格・情報は2014年12月取材時のもの
2014年12月19日ニュージーランドの人たちは自分たちのことを"kiwi(キウィ)"と呼んでいるが、実はニュージーランドのマクドナルドには、「キウィバーガー」というメニューがある。そして、国民的グルメとも言える"あのグルメ"も、諸事情あってマクドナルドにて復活しているのだ。これらのボリューム、ラグビー世界ナンバーワンの国のファストフードらしい大きさなのである。○巨大パティに野菜もこんもりニュージーランドと日本のマクドナルドの大きな違いは、ドリンクが飲み放題ということ。日本でもよく見るコーラやオレンジジュースなどとともに並んでいる「L&P」は、ニュージーランドならではの炭酸飲料だ。"レモン アンド パエロア"の略で、ニュージーランドの北島にあるパエロアが発祥。レモンの風味とともにやや甘味が強いドリンクだが、子供のみならず年配の人もL&Pを好んでいるようだ。"ニュージーランド人のバーガー"という意味の「キウィバーガー」は、オリジナルの「キウィバーガー」(単品6.9NZドル=約630円、Mセット9.9NZドル=約910円)と、100%アンガスビーフのパティをはさんだ「キウィアンガスバーガー」(単品8.5NZドル=約780円、Mセット11.5NZドル=約1,060円)がある。具はパティやチーズ、レタス、トマトのほか、赤カブや目玉焼きが入っている。ニュージーランドのスーパーや市場に行くとしばしば赤カブを目にすることがあるが、赤カブはニュージーランドでも一般的な食材とのこと。パティが大きければトマトも厚切り。そしてレタスもこんもり入っているので、片手で持とうとするとレタスがポロポロとこぼれてしまう。ボリュームの割にさっぱりとした食べ応えなのは、野菜もしっかりとれるからだろう。○あのパイの復活を国民が求めるそして、ニュージーランドのマクドナルドと言えば「ジョージ―パイ」である。ニュージーランドでは毎年、専門家たちが審査するパイの全国大会が行われるほど、ニュージーランドの人たちはパイを愛してやまない。そのため、町のパン屋やカフェには必ずと言っていいほどパイが用意されている。このジョージ―パイはパイをメインとしたニュージーランドのファストフードショップで、その昔、全国にチェーン店を展開していた。しかし、1998年には経営難からマクドナルドに買収されることになり、全国にあったジョージ―パイの店舗はマクドナルドへ姿を変えていった。そんな中、学生たちが自主ビデオを作成するなど、ジョージ―パイを忘れられない人々が復活への願いを全国に発信。その結果、マクドナルドにて2013年よりジョージ―パイが再び登場することとなった。○見た目も大きければ中身もぎっしりパイの種類はジョージ―パイ時代にもあった、ミートチーズパイの「ステーキ ミンス "N" チーズ」と、チキンパイの「チキン "N" ベジタブル」、そして、このほど新登場した「アップル "N" ブラックベリー」(全て単品4.5NZドル=約410円)。ジョージ―パイ時代を知る地元の人に、マクドナルドの「ステーキ ミンス "N" チーズ」の感想をうかがったところ、「ジョージ―パイは確かにこんな味だったと思う」というコメントをいただいた。ただ、「キウィバーガー」同様、こちらのボリュームもすごい! パイそのものもそうだが、中の具もしっかり詰まっている。普段からパイを食べ慣れていない人などは、ひょっとすると1個食べるのも結構大変かもしれない。量もそうだが、最後まで食べ飽きずにおいしく食べるには、ふたりで2個のパイをシェアするくらいがちょうどいいように感じた。メニューをよく見てみると、コンボに+4NZドル(約370円)でパイをセットにすることができるそうだ。個人的にはコンボのみ、パイのみでも十分のような気がしたが、「こんなものをモリモリ食べながら、世界に誇るラガーマンがニュージーランドで育つんだ」という地元の人の言葉に納得させられた。※1NZドル=91.9円で換算。記事中の価格・情報は2014年12月取材時のもの
2014年12月18日英国主権下時代を経て国が築かれてきたニュージーランドは、食料自給率が300%(カロリーベース)とも言える農業・酪農大国。新鮮で安全な素材が容易に手に入るのが何といってもこの国の魅力だ。朝食を外で食べる人も多いらしいが、そんなニュージーランドの朝食にはちょっと興味深いプレートがある。○簡単な朝食+モーニングティ朝食のスタイルは都市か地方かでも変わってくるが、最近の傾向では忙しいビジネスパーソンでもささっと食べられるシリアルやミューズリー、シリアルバーが朝食の定番のよう。パンなら、ボーゲル・ブレッドと呼ばれる穀物をたっぷり使ったパンにマーマイトと呼ばれる酵母からできたペーストを塗ったり、ベイクドビーンズやアボカド、缶詰めのスパゲティをパンにのせて食べたりなど、比較的簡素なものを朝食に選んでいる。そして、簡素な朝食を補う役割としても、英国伝統のモーニングティとアフタヌーンティ文化がニュージーランドには根付いている。ニュージーランドの一般的な会社には、10時と15時に15分程度のモーニングティとアフタヌーンティの時間があるようで、スコーンやキャロットケーキのようなお菓子とともに、紅茶やコーヒーで小休止をするという。町のカフェにはこうしたお菓子もそろえられているが、どれもサイズが大きく、クリームがたっぷりだ。○肉も卵もポテトもドーン!!街のカフェに行くと様々な朝食が楽しめるが、ニュージーランドならではというと、一日中食べられる「ビッグ ブレックファスト」だろう。ただし、これを注文するなら覚悟が必要だ。カフェによって内容は異なるが、ベーコン、ソーセージ、目玉焼き、ハッシュドポテト、焼きトマト、トーストが一般的なメンツ。「どうぞ」と目の前にプレートが来た時、そのあまりのボリュームについ笑ってしまった。筆者が食べた「ビッグ ブレックファスト」は17.9NZドル(約1,650円)。肉汁があふれ出す巨大なソーセージ、カリっとした歯ごたえのベーコン、味に変化をもたらしてくれるトマトレリッシュ、ホクホクのハッシュドポテトを2つ、目玉焼きを2つ、トーストを食べて……と言いたいところだが、やはりひとりでは食べきれなかった。「本当にこれを朝食に食べるんですか?」と地元の人に質問したところ、朝食というよりかは昼食で食べる人が多いとのこと。カフェは夕方くらいまで開いているようなので、好きな時間に「ビッグ ブレックファスト」をチョイスするようだ。とは言え、プレートはシェアするのではなくひとりで食べるのが一般的だという。もちろん、「ビッグ ブレックファスト」以外にも、エッグ ベネディクトやサンドイッチ、ベーグル、トーストなど、日本でも知られているメニューも朝食に登場する。カフェで周りを見てみると、がたいのいい男性が店員と談笑していた。ニュージーランドのエネルギッシュな人たちにとってぴったりの朝食が、この「ビッグ ブレックファスト」なんだろうなと確信した。※1NZドル=91.9円で換算。記事中の価格・情報は2014年12月取材時のもの
2014年12月16日ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は11日、政策金利を3.5%に据え置きました。ただし、今後の政策金ニュージーランド準備銀行利の引き上げが示唆されたことから、ニュージーランド・ドルは対ドルで大きく上昇し、対円でも上昇する展開となりました。同準備銀行は、今年3月以降4会合連続で政策金利を合計1%引き上げましたが、ニュージーランド経済に成長鈍化の兆しがあるとして、7月を最後に政策金利の引き上げを休止し、様子見姿勢を続けていました。今回の声明で同準備銀行のウィーラー総裁は、経済が力強く拡大しており、向こう2年において拡大基調が続くとの見方を示しました。また、足元のインフレ率が低水準であることなどから急ぐわけではないものの、今後、政策金利の一段の引き上げが必要になると述べ、利上げの再開時期として、2015年後半の可能性を示唆しました。ニュージーランドでは、主な輸出品である乳製品の価格が今年2月以降軟調な推移となっていますが、移民の増加やクライストチャーチ地震の復興需要などを背景に建設投資や個人消費が増加するなど、堅調な景気回復が続いています。同準備銀行は、景気情勢とインフレ水準を注視しながら、当面は政策金利を据え置くと見られるものの、インフレ率の上昇圧力が高まるようであれば、金利引き上げ時期の前倒しの可能性も考えられ、今後の金融政策の行方が注目されます。ニュージーランドは、主要先進国のなかで景気が比較的堅調なうえ、金利水準が高いことに加え今回の会合において利上げの方向性が示されたことから、ニュージーランド・ドルへの注目が再び高まると考えられます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2014年12月11日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年12月11日●日本路線初となる「スカイカウチ」でエコノミークラスが極上空間にボーイングの最新機種・787-9のローンチカスタマーであるニュージーランド航空は12月2日、787-9での成田~オークランド便運航を開始した。787-9そのものはANAがすでに国内線を就航しているが、長距離路線になるほど力を発揮するのが787-9である。今回、成田~オークランド線の初便に搭乗し、その乗り心地を体験してみた。○エコノミークラスでフルフラットニュージーランド航空が787-9を受領したのは7月9日。同機による成田~オークランド線は、パースーオークランド線に続く2路線目の定期路線となる。成田就航日には同社が特別な機体にのみ使用しているブラックカラーの787-9が登場。なお、同社が現在保有している787-9は3機ある。今回の就航を記念して、搭乗前には機長からのあいさつのほか、搭乗者には特別仕様のポストカードがプレゼントされた。そして、この787-9の就航で初めて日本に開かれたサービスが「スカイカウチ」である。スカイカウチはエコノミークラスの席を3席丸ごと使用できるサービスで、同社のホームページより購入した場合、ひとりなら片道+8万円、ふたりなら片道+4万円で、エコノミクラスからグレードアップできるというもの。しかし、ただ広くなっただけではない。フットレストをシートと水平の高さまで全て持ち上げると、縦155cm・横74cmのベットができあがる。くつろぎ空間をしっかり確保できるため、カップル利用のほか、子連れ旅行にもぴったりだ。なお、エコノミークラスでは3-3-3配列となっており、スカイカウチは窓からの風景を楽しみつつ、通路へのアクセスにも困らない。○ふかふかのマットレスでぐっすりともちろん、ビジネス・プレミアもフルフラットである。787-9のビジネス・プレミアは18席限定で、斜めに配置された席では周りを気にすることなくゆったり自分の時間が過ごせる。個人モニターやテーブルは自由に位置を調整できるので、食事やPC利用、機内エンターテイメントの視聴など目的にあわせて便利に活用が可能だ。各シートにはクッションや羽毛布団のほか、形状記憶マットレスも用意。全長201cmのシートで横になっていると、「ここって飛行機の中だったっけ?」と思ってしまうくらい、機内でぐっすり休むことができた。また、アメニティーには鮮やかなデザインのソックスをはじめ、メイド イン ニュージーランドの品々がポーチに収められている。○長距離路線ほど魅力が生きる787-9が日本から長距離路線で利用できるようになった今、あらためて787-9の利便性を見直してみよう。1万5,400kmもの航続距離を持つ787-9は、787-8の胴体を6.1m延長したモデル(787-8は全長56.7m、787-9は全長62.8m)で、787-8の約1.2倍の座席と貨物を搭載できる(座席は国内線仕様機材での比較、貨物は搭載可能重量での比較)。また、787-9は787-8よりもさらに高い23%の燃費性能を有している(767-300ER対比)。利用者としてのメリットは、燃費性能向上による価格調整だけではない。空の上では一桁台の湿度を示すことが通常だが、787-9の場合、その2~3倍にまで湿度が上がる。また、従来機よりも気圧を高くすることができるので、実感はしにくいかもしれないが、ワインの風味や機内食の味をより地上に近い感覚で楽しむことができるというメリットもある。分かりやすいところで言うと、窓の大きさが従来機より1.3倍大きい。窓はUVカットもされているので、紫外線が気になる空の上でも、大きな窓から景色を楽しむことができる。総じて言うと、787-9は燃費や身体にかかる疲労度・乾燥などの面も含め、長距離になればなるほど、会社も利用者もその良さを実感できる飛行機なのである。●和の味わいを生かした機内食は厳選されたニュージーランドワインとともに○選べるニュージーランドワインニュージーランド航空の機体には、ニュージーランドの先住民族・マオリの伝統模様である「コルー」がデザインされている。色彩も鮮やかな制服をまとった客室乗務員たちに迎えられた機内は、同社のイメージカラーでもあるパープルで照らされていた。飛行機の中では、機内食を一番楽しみにしている人も多いだろう。成田を18:30発・オークランドに9:20着のフライトではディナーとブレックファストを、オークランドを9:45発・成田に16:55着のフライトではランチとディナーを用意している。同社の機内食はニュージーランドの素材を生かしつつ、ポイントに和の食材や調味料をプラスするなど、ワールドワイドな料理が楽しめる。エコノミークラスでは2種類からチョイスできるようになっている。この時は、ディナーはビーフ(すき焼き)とチキン(クリームカレー)から、また、ブレックファストはエッグ(スクランブルエッグ)とフィッシュ(鮭の味噌和え)から好きなものを選べた。寿司ブームのニュージーランドでは、すき焼きや味噌和えのような和風テイストの料理も、割と一般的に食べられているようだ。また、提供されたワインは赤・白ともにニュージーランドワインで、ともに2種類用意。味わいは客室乗務員が説明してくれるので、普段はあまりワインを飲まないという人も、ぜひここは本場のニュージーランドワインを楽しんでいただければと思う。一方、ビジネス・プレミアでは、オークランドとロンドンに店を構えるピーター・ゴードン氏が監修した機内食も用意。前菜は2種類から、メインは3種類から、デザートも3種類から選べるコース料理となっている。なお、ビジネスクラスでは、メインのひとつに和食も用意している。ドリンクはというと、搭乗後すぐに提供されるニュージーランド産のスパークリングをはじめ、2~3種類そろえた白・赤ワイン、そして、ビールにもニュージーランド産のものを2~3種類用意している。ニュージーランド産のデザートワインもそろえているので、希望する人は客室乗務員に一声かけてみよう。○ラバトリーまで見逃せない!同社ならではのサービスとしては、ユニークさやデザイン性があげられる。例えば、機内の安全設備を説明するビデオでは、ニュージーランドを舞台にして制作された映画「ホビット」の登場人物とともにピーター・ジャクソン監督も登場する。「ホビット」以外にも、同社が過去に展開していたビデオには、登場人物が全員裸にボディーペイントをしていたり、フィットネスしながら説明したりと、新作がリリースされる度に話題になっているのだ。そして、同機に搭乗するならぜひ利用してほしいのが、実はラバトリーなのである。エコノミークラスには3つデザインが施されたラバトリーが設けられている。中でも、客室乗務員がおススメしてくれたのがバタフライルーム。また、ラバトリーには音楽も流れており、ちょっとした癒やし空間となっている。ただし、施設の限られた機内の中なので、長居をされないようにしていただきたい。親しみを感じさせる客室乗務員のサービスも同社ならではの特長だろう。撮影にも気軽に応じてくれ、「うまく撮れましたか? フェイスブックに掲載してくださいね」などとウインクをしながら声をかけてくれた。成田からオークランドまでは約10時間。787-9の就航でさらに快適性が高まった空の旅を、ちょっと陽気な客室乗務員にもてなしてもらいながら、ニュージーランドワインとともに楽しんでみてはいかがだろうか。
2014年12月11日ニュージーランド航空は10月24日、同社機内安全ビデオの最新作となる「壮大すぎる機内安全ビデオ」の日本語版を公開。この新作は、映画「ホビット」シリーズの完結編である「ホビット 決戦のゆくえ」公開にちなんだもので、映画「ホビット」全3作品に出演しているキャラクターたちも登場している。○映画「ホビット」のスタッフも参画本ビデオは6日間をかけて、「ホビット庄」やセントラル・オタゴなど、映画「ホビット」シリーズのロケ地をはじめ「中つ国(ニュージーランド)」各地で撮影。衣装や150以上の特殊メイクを担当したウェタ・ワークショップや、特殊視覚効果の技術をもつウェタ・デジタルなどのクリエイティブスタッフも、本ビデオの制作に関わっている。映画「ホビット」シリーズのピーター・ジャクソン監督は、「この新しい贈り物は、映画の出演者やロケ地と、ニュージーランド航空のユニークなパーソナリティとを上手く結び付けています。私自身、ワイティティ監督やチームのメンバーとともにビデオに出演できて、非常に楽しかったです。機内でこのビデオが観られるのを楽しみにしています」とコメントしている。「壮大すぎる機内安全ビデオ」は、ホビットをテーマに制作したニュージーランド航空の機内安全ビデオ第1弾「思いがけないブリーフィング」の続編。前作は1,200万以上のオンライン視聴を獲得し、メディアやSNS等でも大きく取り上げられた。今回はさらに、ニュージーランド航空の機内安全ビデオに日本人として初めて、横浜ベイスターズの清水直行選手がカメオ出演している。清水氏はニュージーランド野球連盟ゼネラルマネジャー補佐兼ニュージーランド代表統括コーチで、7月にはニュージーランド航空、ニュージーランド政府観光局、オークランド観光局の協力のもと「ニュージーランド観光大使」に就任した。これまでのニュージーランド航空の機内安全ビデオには、冒険家ベア・グリルスを起用した「ベア・エッセンシャルズ」、ベティ・ホワイトが登場する「昔ながらの機内安全説明」、そしてフィットネス番組で知られるリチャード・シモンズ主演の「フィット・トゥー・フライ」などがある。同社の機内安全ビデオに関するオンライン上のヒット数は、これまでのすべての作品を併せると合計で3,000万件以上にもなっている。
2014年10月24日ニュージーランド・ドル(対円)は、堅調な国内景気や政策金利の引き上げなどを背景に、上昇基調が続いていましたが、9月下旬以降、軟調な展開となっています。主な輸出品である乳製品の価格が今年2月以降軟調な推移となっていることに加え、7月に実施された今年4回目の利上げ時に、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のウィーラー総裁が利上げの一時的な中断を示唆したことなどから、ニュージーランド・ドルは対米ドルで下落基調となっていました。その後、9月下旬に政府要人から通貨高をけん制する発言があったことや、ニュージーランド・ドル売りの為替介入が8月にあったことが明らかとなったことなどから、対米ドルで下げ幅が拡大し、対円でも下落基調となりました。足元で、乳製品価格はかなり調整が進んでいると見られるうえ、比較的高い成長が続くアジア地域の底堅い需要は、中長期的な下支え要因になると考えられます。また、為替市場における円安基調や日銀による金融緩和の継続が見込まれることに加え、日本の貿易収支の赤字が続いていることなどから、対円では底堅さを維持すると考えられます。なお、9月以降の対円でのニュージーランド・ドルの騰落率(10月8日時点)は▲2.2%と、対米ドルの▲5.6%に比べて、下落幅が限定的となっています。今後、追加の為替介入が行なわれる場合や、米国の利上げが市場予想よりも早期となり、対米ドルでニュージーランド・ドルの下落が加速するような場合は、対円でも短期的に下落圧力が高まる可能性があります。しかし、中長期的には、ニュージーランドと日本の相対的に高い金利差は継続すると見られることや、堅調な国内景気を背景にインフレ圧力が高まる場合は、来年半ばにも利上げが再開されるとの見方もあることなどから、ニュージーランド・ドルは対円で底堅く推移するものと期待されます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2014年10月9日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年10月10日アサヒ飲料とセブン-イレブン・ ジャパンは10月14日、ニュージーランド生まれの果汁飲料ブランド「チャーリーズ」から、果汁飲料「チャーリーズ キウイ PET330ml」と「チャーリーズ アップル&マンゴー PET330ml」を全国のセブン-イレブンで先行発売する。「チャーリーズ」ブランドは、ニュージーランドを拠点とした清涼飲料メーカー「THE BETTER DRINKS CO.」が発売しているプレミアム果汁飲料。濃縮果汁ではない"ストレート果汁"にこだわり、素材を生かしたシンプルなおいしさが特長となっている。日本で発売する2商品も、同ブランドのこだわりである「ストレート果汁」ならではの果実感を楽しめるドリンク。厳選したストレート果汁を「純水」と「ひと搾りのレモン」で仕上げた。ニュージーランドの代表的な果実である「キウイ(12&混合果汁入り)」と、アップル果汁にマンゴー果汁をブレンドした「アップル&マンゴー(18%混合果汁入り)」の2フレーバーで展開する。価格は190円(税込)。
2014年10月08日ニュージーランド航空はこのほど、「南極 - 途方もない大地、途方もない任務」キャンペーンとして、南極遠征隊員を募集している。○研修や滞在費補助、モバイル貸し出しも同キャンペーンは、当選者がナショナルジオグラフィック社のカメラマン ジェイソン・エドワーズ氏とチームを組んで2週間の氷上生活をするというもの。賞品としては、日本とニュージーランド・クライストチャーチ間のエコノミークラス往復航空運賃や、クライストチャーチでの約1週間の事前研修、クライストチャーチから南極スコット基地までの往復の旅、2週間~2週間半の南極滞在費、期間中に必要なモバイル機器やカメラの貸し出しなどが与えられる。任務内容は、観測隊やスコット基地のメンバーとの交流や、氷上で実施されている科学調査の記録、ツイートやブログの投稿による発信作業、メディアへの登場と宣伝活動への協力となっている。任務と待機期間は2014年1月11日~2月28日。応募資格があるのは満20歳以上の男女で、募集期間は10月17日~11月7日。応募方法や選考プロセスの詳細は、専用キャンペーンサイトで確認できる。
2013年10月18日デミ・ムーアに新しい年下の恋人ができたようだ。昨年アシュトン・カッチャーと破局して以来、私生活が乱れ気味だったデミだが現在、37歳のニュージーランド出身の新進俳優、マーティン・ヘンダーソンと交際しているという。デミとマーティンはコネチカットでロマンティックな休日を過ごしているようで、先日2人がレストランで一緒にランチを楽しんでいる姿を目撃されており、2人が“イチャイチャ”していたと「Life&Style」誌で報じられている。目撃者は、「デミはマーティンの横に座っていて、コルビー・キャレイの曲が流れ出すと、デミは歌い、はしゃぎながら誘うようなダンスをし始めたんです。ランチの後、2人は近くの雑貨店に立ち寄り、その後バケーションのために2人が泊まっていた部屋へと車で戻って行ったんです。2人ともお互いにとても居心地が良さそうでしたね」と話している。その休日の3日前には、2人は友人たちとアウトドアパーティに参加しており、同席した関係者によれば「ずっと笑いながらおしゃべりしていた」、「デミはとても楽しそうでしたね。口数も多く、健康的で幸せそうでした」とのこと。デミの新しいお相手・マーティンは、オーストラリアのTVシリーズ「Sweat」でヒース・レジャーと共演し一躍脚光を浴びるようになり、その後ブリトニー・スピアーズの「Toxic」のミュージックビデオや映画『プライドと偏見』などにも出演している若手注目株。元カレ・アシュトンも先日ミラ・クニスとの同棲のうわさを報じられたばかりだが、どうやら2人とも新しい恋愛への一歩を踏み出したようだ。
2012年07月27日安藤証券は、7月27日まで、 「エイチエスビーシー・バンク・ピーエルシー(HSBC Bank plc)ニュージーランド・ドル建ディスカウント社債」の売り出しを行っている。同債券は額面10,000ニュージーランド・ドル単位で申込み可能。発行日は7月30日、償還日は2027年7月30日で、利回りは年4.276%、利率は年0.50%(課税前)。売り出し価格は額面金額の58.50%、償還価格は額面金額の100.0%となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日安藤証券は、7月31日まで「夏のニュージーランドキャンペーン」を実施している。同キャンペーンでは、期間中に、対象商品(ニュージーランド株式ファンド、HSBC Bank plc ニュージーランド・ドル建ディスカウント社債)の買付金額合計が1,000万円に達する度に、5万円分のVJAギフトカードが贈呈される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日安藤証券は9日、昨年7月に設立した子会社のカレラアセットマネジメントによる第一号の投資信託「ニュージーランド株式ファンド」の取扱いを開始したと発表した。同ファンドは主に、ニュージーランドの上場企業または同国で主要な事業を展開する企業の株式、預託証券、優先株式ならびに株価に連動する効果がある有価証券、不動産投資信託証券等に投資するファンドで、中長期的な信託財産の成長を目指すという。募集期間は7月9日から25日。設定日は7月26日(以降継続募集)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日きれいなサシの入った霜降り肉が長らく人気の主流とされてきた日本でも、牛肉を食べるなら赤身肉!と赤身肉を支持する話をよく耳にするようになった。赤身肉が支持される理由のひとつに、霜降り肉よりも俄然ヘルシーであることが挙げられる。特に「ダイエットや美容に良い」とも言われる栄養価の高さが注目されているが、その赤身肉の中でもずば抜けた栄養価の高さを誇る「ニュージーランド牧草牛」をご存知だろうか?「ニュージーランド牧草牛」は、文字どおりニュージーランドの広大な牧草地で“100%牧草だけで育った牛”。牛は牧草で育つのは当たり前と思いきや、なんと世界では短期間に霜降り肉を生産しようと、穀物や人工飼料を与えて運動を制限する飼育法が主流なのだとか。そんななかで、広大な牧草地を自由に歩き回り牧草だけを食べて育つ「ニュージーランド牧草牛」のレアな存在や栄養価の高さに注目が集まっている。風味の特長は、脂肪が少ないのに肉質がやわらかいこと。「赤身肉って、少し堅いんじゃない?」と思いがちだが、「ニュージーランド牧草牛」は、とにかくその概念をくつがえすやわらかさに驚かされる。その存在は魚のマグロで例えるならば、いまやお鮨屋さんでも珍重されるようになった特上赤身のようなもの。マグロやカツオなどの赤身魚と同様に旨み成分の代表格であるイノシン酸やグルタミン酸がたっぷり含まれているため、牛肉本来の食味の豊かさや旨みがぎゅっと凝縮されているような味わい。脂肪分の少なさゆえに調理もしやすく、醤油ベースなどの和風の味付けにもぴったりだという。その他、緑黄色野菜に豊富なカロテン、細胞の老化を防止するコエンザイムQ10やカルノシン、皮下脂肪がつきにくい身体をつくる共役リノール酸、免疫力を高めるヘム鉄なども豊富に含まれているため、老化防止やダイエットを気にする人にもぜひおすすめしたい食材なのだ。「ニュージーランド牧草牛」のような赤身肉は、霜降り肉とは異なる調理法が必要とのこと。ただし調理の仕方はあくまでもシンプルで、ポイントさえ押さえればレストランでいただくのと同じような味わいが家庭でも楽しめるそうだ。今回はその「ニュージーランド牧草牛」を美味しく調理するためのコツを、ニュージーランドのトップシェフのひとり、ダレン・ライト氏に教えていただいた」【ポイント1】 焼く前に塩をもみこんでおく「まず、大切なポイントは、焼く前に肉の表面に少ししっかり目に塩をもみこんでおくこと。今回はニュージーランド産の粒の粗い岩塩を使用しています」【ポイント2】 フライパンの温度を管理「そして、第二のポイントはフライパンの温度をしっかり管理すること。肉を焼く前にはもちろん、事前にフライパンをしっかり温めていくことが大切です」【ポイント3】 中までしっかり火を通す「温まった段階でフライパンに少したっぷりめのバターを入れ、少し湯気が立ち上がるくらいを目安にお肉を投入。溶けたバターをスプーンなどですくいながらお肉の表面にまんべんなくかけ、中までしっかり火を通します」【ポイント4】 肉を一旦フランパンから取り出す「そして、表面にきれいな焼き目ができたら、肉を一旦フライパンから取り出すこともポイントのひとつ。肉を火からいったんおろして熱を下げることで、熱のストレスから肉を解放するのです。数分間このままの状態で表面の粗熱が少し取れたところで、肉をふたたびフライパンに投入し、最後の仕上げにかかります」【ポイント5】 ハーブ香るバターで仕上げ!「先ほどのバターの中にローズマリーを入れます。使用するのはできれば生のハーブがおすすめ。ハーブの香りがバターの中い溶け込んでしっかり引き出されたら、ここでふたたびお肉を投入。先ほどと同じ要領で溶けたバターを肉全体にかけ、まんべんなく火が全体に行き渡ったら調理は完了です」シェフの説明どおり、プロセスはいたってシンプルだが、目でフライパンから立ち上る湯気を見極め、ジュゥッという心地よい焼き音を耳で聞き分け、香りで肉の焼き具合を感じること、つまり、目と耳と鼻を駆使しながらフライパンと肉の熱をきちんと管理することが大切なポイントなのだそう。焼き上がったお肉は、確かにこれが赤身肉かと驚くほどやわらかくジューシー。噛むほどに肉本来の旨みもしっかりと感じさせながら、赤身肉であるがゆえに後味がさっぱりとしていて、口の中でいつのまにかスーッと溶けていくような感覚が印象的だ。「ダイエットで牛肉を避けていた」なんて人には特に朗報。味わいが豊かな上に、脂肪が少ない分栄養がぎっしりつまったパワフルなビーフ、「ニュージーランド牧草牛」に要注目だ。お問い合わせ:ビーフ アンド ラム ニュージーランド Tel. 03-6277-4611 取材/松浦明
2012年06月22日『ホビット 思いがけない冒険』のワールドプレミアがニュージーランドで開催されることが明らかとなった。日本では12月14日(金)より公開予定の同作が、世界公開に先駆けたワールドプレミアを、撮影が行われたニュージーランドの首都・ウェリントンにあるエンバシー・シアターで11月28日(現地時間)に開催するという。同作の監督を務めたピーター・ジャクソンは「撮影の始まったこの地以外で本作のベールを解くことは考えられない」とコメント。ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンの小説を基にしている本作は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の物語の60年前を描いており、マーティン・フリーマン演じる主人公のビルボ・バギンズが失われたドワーフ王国を邪竜・スマウグから奪還するために冒険に出るというストーリーである。『ロード・オブ・ザ・リング』3部作にも出演していたイライジャ・ウッド、オーランド・ブルーム、イアン・マッケランは同じ役柄を引き継いでおり、さらにアンディ・サーキス扮するゴラムもモーションキャプチャーを駆使して再登場する。本作は2部作となる予定で、後編『ホビット ゆきて帰りし物語』は2013年12月13日(金)に日本公開される予定。■関連作品:ホビット ゆきて帰りし物語 2013年12月13日より全国にて公開ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年06月11日2012年、日本とニュージーランドが国交60周年を迎えた。また、昨年は2月22日にニュージーランドの南島・クライストチャーチ、3月11日に日本の東日本地域で大震災が発生。両国はこの一年間、共に復興に向けて歩んできた。Tourism New Zealand (www.newzealand.com)そんな中、日本とニュージーランドのハーフでありシンガーのJAY’EDが、日本で活動しながら、もう一つの母国であるニュージーランドをもっと多くの日本人に好きになってもらいたいという想いで、スペシャルなツアーを企画。ニュージーランド航空と日本通運株式会社の協力のもと、JAY’EDの“癒し”の歌声を育んだ、ニュージーランドの雄大な自然をJAY’ED本人と一緒に楽しむツアー『JAY’ED Inspiring Journey in NZ』を実施した。ニュージーランド到着1日目。【オークランド】空港から専用バスに乗った一行は、【ロトルア】を目指す。途中の【ポケノ】では40年以上も続くアイスクリームの店で、シングルサイズでも成人男性の握りこぶし程の大きさの巨大アイスクリームを堪能。また、【タウランガ】でフィッシュ&チップス、【マウント・マンガヌイ】でリゾート地の雰囲気を楽しみながら【ロトルア】に到着。【ロトルア】は温泉リゾートとして有名な地熱地帯で、先住民であるマオリ族の伝統文化も色濃く残る場所だ。この日宿泊するホテル『Holiday Inn Rotorua』でJAY’EDと合流し、その後は『TE PUIA』へ。ガイドツアーに参加すると、最初にウェルカム・セレモニーがあり、マオリ族の儀式を見ることが出来る。続いて、建物の中に入るとマオリ・ショーがスタート。力強く美しい歌声や踊りが次々に披露される。途中、男性の参加者は“ハカ”、女性の参加者は“ポイ”という楽器をステージで体験することが出来る場面も。ショーを楽しんだあとはいよいよ『ハンギ料理』でディナー。“ハンギ”とはマオリ族の伝統的な料理で、鶏・豚・牛の肉やジャガイモ・カボチャ、キャベツなどの食材を、蒸し焼きにしたとてもヘルシーな料理だ。食事を終えると、最後に『間欠泉』へ。陽が沈みゆく夕暮れの中、ホットチョコレートを飲みながら、運良く間欠泉から温水が吹き上げる瞬間に立ち会うことの出来たJAY’ED一行。とても感動的な景色を見ることが出来た。>>2日目以降の様子は こちらで
2012年04月17日