ブラット・ピットが初めて宇宙に挑み、かつてないほどの繊細な演技を見せている『アド・アストラ』。この度、ブラッド演じる主人公ロイの恋人役をつとめたリヴ・タイラーが初共演の撮影秘話を明かしてくれた。第76回ヴェネチア国際映画祭のコンペ部門にも正式出品され、ブラッドが12度目の来日を果たすなど、話題を呼ぶ本作。リヴ・タイラーが演じる女性イヴは、過酷なミッションに命を懸けるロイを案じる、この物語に欠かせない重要な人物。今回の共演について、リヴは「本作のブラッド・ピットの存在は美しく大きなもので、特別なものよ。私自身も彼の素晴らしい演技に惹かれているわ。ピットは誰に対しても心がオープンで驚くべき俳優なの」と初共演のときめきを語る。続けて、自身の演じたキャラクターに関して「私の演じたキャラクターは時々、夢の中にいるような感じなの。彼女は、ロイの記憶と夢の中に訪れるのよ」と、漆黒の宇宙へと旅立つロイにとって重要な存在であることを明かした。これまで数多くのハリウッド作品に出演し、20代の頃から美形ぶりと醸し出す色気で世界中で人気を博してきたブラッド。米ピープル誌の「世界で一番セクシーな男性」(’00)をはじめ、あらゆるランキングで1位を獲得し、現在公開中の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では肉体美を披露するなど、55歳となったいまも渋いかっこよさで世を虜にしている。また、プライベートでは数々の女性とのロマンスが報じられてきた彼は、スーパーモデルからハリウッドを代表するグウィネス・パルトロウやジェニファー・アニストン、アンジェリーナ・ジョリーなどまで、豪華すぎる交際も世間の話題を集めてきた。本作でブラッドとついに共演を果たしたリヴもまた、これまで『アルマゲドン』のヒロインや『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのエルフ族の姫など数々の大作で印象を残し、その美貌で世界中を魅了してきている。ブラッドは本作で描かれる“愛”について、「人は誰でも隠そうとしてもなんらかの痛みを抱えている。よりオープンになることによって“愛する人”との関係がより良いものになるんじゃないか?と考えながら作品を作り上げていったんだ」と持論を明かす。果たして、2人の関係性はどのように描かれているのか?2人の“愛”の形にも注目してみてほしい。『アド・アストラ』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アド・アストラ 2019年9月20日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年09月16日おとな向け映画ガイドオススメはこの3作品と新文芸坐の鈴木英夫監督特集。ぴあ編集部 坂口英明19/9/16(月)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は21本。とても多い週です。全国100スクリーン以上で拡大上映される『アド・アストラ』『HELLO WORLD』『アナベル 死霊博物館』の3本と、ミニシアターや一部シネコンなどで上映される18本です。この中から、おとなの映画ファンにオススメしたい作品をご紹介します。『アド・アストラ』やっぱり、こういう映画は、映画館の大画面で観ると最高です。ブラッド・ピット主演・製作のSF大作です。『スター・ウォーズ』を始めとしたスペースオペラや、ホラーの味付けをしたものとは異なり、科学的なリサーチを徹底し、リアリティを重視した作品です。とはいえ、エンタテインメントとして、面白いストーリー、わくわくする展開、ちょっと考えさせられる内容もほしい。そういう期待にも充分答えてくれます。近未来。地球上で大規模火災や事故が頻発。海王星周辺から発信される電流が原因とわかります。この時代は、月はもちろん、太陽系で人間の移動があたりまえになっているのですが、海王星はさすがに遠く、謎めいています。地球を滅ぼしかねない怪電流に、16年前に消息をたった探査船の船長が生存し、関係をしているかも、という極秘情報があり、「アメリカ宇宙軍」の命令で、その船長の実の息子で現役の宇宙飛行士が、父を探しに宇宙に飛び立ちます。英雄であり崇拝もしていたが実は家族には冷たかった父。果たして生きているのか、そして本当に邪悪な存在になってしまったのか……そんなストーリー。主演がブラピ、父親役はトミー・リー・ジョーンズです。どのくらいの未来なのかはわかりません。映画のディテールで想像するしかありません。それを考えるのも楽しいことです。宇宙服は逆に懐古的で、月旅行ロケットには客室乗務員がいますし、着いた月のターミナルは安っぽい地球の普通の空港のようです。いろいろツッコミどころもないわけではありませんが、そのあたりも面白いんです。プレス用資料でちらっと触れられていますが、『地獄の黙示録』を私も連想しました。エンドタイトルもあの映画と関係ありそうで……。親しい人と観終わって、あれこれ話したくなる映画です。『葬式の名人』このところ絶好調の前田敦子さん主演作です。大阪の茨木市がスポンサーになって作られた映画。当地で青春時代を過ごした川端康成の、初期小説に想を得ています。高校卒業から10年、突然届いた同級生の訃報で級友たちが集まります。葬儀場のトラブルでもめている間、思い出話の勢いで、野球部のピッチャーだった故人を偲び、母校まで棺を担いでいくことになります。話はもりあがり、お通夜はこちらで行うことになるのですが……。その高校が川端の母校でもある茨木高校です。前田さんの役どころは、同校の卒業生で、シングルマザー。同級生役で高良健吾も出演しています。話のなかにインサートされる青春時代のエピソード、謎のできごと、謎の登場人物、明かされる新事実など。ミステリアスで楽しめる一夜の青春ファンタジー映画です。ゲストスターが多彩です。まず、伝説の女優・有馬稲子、謎の役どころです。他に、僧侶役で栗塚旭、やくざの親分役で中島貞夫監督と京都時代劇の斬られ役者の福本清三がカメオ出演するなど、映画ファンにはうれしいキャスティングもいろいろ。びっくりしたのは上方落語の人気者、桂雀々。伊丹十三監督の『お葬式』で、江戸家猫八が演じた葬儀屋を完コピしています。映画評論家でもある樋口尚文監督の遊び、というか伊丹監督へのオマージュが粋です。『アルツハイマーと僕 〜グレン・キャンベル 音楽の奇跡〜』この作品、マジに感動します。アルツハイマーを患ったカントリー歌手グレン・キャンベルの、最後のコンサートツアーを収めたドキュメンタリーです。キャンベルは60〜70年代に活躍、『ジェントル・オン・マイ・マインド』『恋はフェニックス』『ラインストーン・カウボーイ』などの大ヒット曲を持つ、アメリカを代表する歌手のひとりです。2011年にアルツハイマー病であると発表、その病をおして、2年間で151回ものコンサートで全米を回ります。愛妻と、3人の子供を含むバックバンドとのツアーです。いつもにこやかに笑っています。もう子供の名前も思い出せない。いま、どこにいるのか、も実はあいまい。でもすごいですね。「ハロー!ニューヨーク!」とか、ご当地の地名もいれてコンサートのMCも立派にこなしていきます。体にメロディーが染み込んでいるのでしょう。かつてザ・ビーチボーイズの奏者として参加したこともある、ギターのストロークは確かです。一度、歌が止まったシーンがあります。歌詞を映し出すプロンプターが故障してしまうとお手上げです。歌詞は覚えていないのです。「2回歌いたいんなら歌って」「間違ったって全然かまわない」、温かいファンたちは、もう観られるのは最後、と覚悟しています。どこも満員の盛況です。ツアーの途中、2012年2月にはグラミー賞の特別功労賞生涯業績賞を受賞します。歌い終わり、スタンディングオベーションのあと、ポール・マッカートニーが興奮の面持ちで声をかけます。他にもブルース・スプリングスティーン、シェリル・クロウ、ジ・エッジ(U2)、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)など多くのミュージシャンが賛辞をよせています。2012年11月、ツアーを終え、最後のレコーディングに臨みます。バックは、あの伝説のスタジオ・ミュージシャングループ、レッキング・クルーです。映画はここまで。グレン・キャンベルはそれから5年後、17年8月8日に亡くなります。享年81歳。なんという人生!特集上映、映画祭では。「精緻と克明 鈴木英夫の手腕」池袋・新文芸坐(9/20〜30)「精緻と克明 鈴木英夫の手腕」池袋・新文芸坐(9/20〜30)鈴木英夫監督は、現役を退いてだいぶ経ってから評価された映画監督です。三軒茶屋の西友(元ams)のなかに、かつてスタジオamsというスペースがあって、「1994年にここで、鈴木英夫特集を組んだのが、現在の鈴木英夫評価のきっかけでしょう」(川本三郎共著『日本映画 隠れた名作』)。ここに通った映画好きが、鈴木英夫を広めていったのです。その後も作品は、特集上映などでよくかかるようになりました。私も名画座で『非情都市』などを観て、すごい監督がいるなと思ったものです。今回は久しぶりの監督特集。代表作『その場所に女ありて』や、丹波哲郎主演で、戦後の人気ストリッパー、ジプシー・ローズが出演している『殺人容疑者』など、10本が上映されます。ぴあアプリの人気企画、水先案内では、居酒屋評論家の太田和彦さんが「待ってました!の鈴木英夫特集はすべて観る価値あり」と書いています。これは通わねば。
2019年09月16日来日した俳優のブラッド・ピットが13日、東京・六本木のTOHO シネマズ 六本木ヒルズで行われた主演映画『アド・アストラ』(9月20日公開)のジャパンプレミアイベントに登場した。劇場の外に敷かれたブルーカーペットに、約2年ぶりの来日となったブラピが姿を現すと、日本のファンは大興奮。ブラピは声援に笑顔を見せ、サインや写真などファンサービスに応じた。そして、宇宙をテーマにした本作にちなんで用意されたロケットのオブジェの隣に立ち、報道陣向けの記念撮影にも上機嫌に対応。ブラピをひと目見ようと敷地の外に集まった大勢のファンを見つけると、そちらに近づいて手を振り、その優しさに歓喜の声が上がった。その後、劇場内で舞台挨拶が行われ、ブラピは「時間を割いて観に来てくれてありがとう」とファンに感謝。日本を楽しめたか聞かれると「時間がいつも足りない。いつも『次回は!』って言うんですけど、毎回あんまり時間がない」と今回も時間が足りないようで、「日本の方々、文化も素晴らしいし、生活の仕方も大好きなので、次回は絶対ゆっくり、仕事抜きで来たい」と語った。ブラピが主演・製作を務めた本作は、エリート宇宙飛行士ロイ・マグブライドが、知的生命体の探索の中で行方不明となった父の消息を追うスペース・アドベンチャー。宇宙飛行士役に初挑戦したブラピは「誇りに思っている。ほかのSFものとはまったく違うものになったと思う」と自信を見せた。また、本作のテーマについて「いくつかある。アドベンチャー映画だけど、本当は自分自身を探すという物語だと思う」と説明。最後に世界中の映画を楽しみにしているファンへのメッセージを求められると「みんな人には優しくしましょう」と呼びかけ、笑いと拍手が起こった。
2019年09月13日第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、高い評価を得た映画『アド・アストラ』の来日記者会見が9月12日(木)、東京・日本科学未来館で行われ、12度目の来日を果たしたブラッド・ピットが出席した。ブラッド演じる主人公の宇宙飛行士、ロイ・マグブライドが、宇宙の彼方で消息を絶った父(トミー・リー・ジョーンズ)と、その謎の答えを探すため、銀河を舞台に衝撃の救出ミッションを繰り広げる超大作。メガホンをとるのは、ジェームズ・グレイ監督。ブラッド率いる「PLAN B」が製作を手掛け、自身もプロデューサーを務めた。「昼は俳優、朝と夜はプロデューサーさ」(ブラッド)。宇宙飛行士を演じるのは初めての経験で「宇宙服を着た状態で、ワイヤーに吊るされるんだ(笑)。まるでピーターパンだよ。正直、きつい体験だった」。SFテイストが強い作品への出演もめずらしく「このジャンルは優れた作品が数多くあるからね。でも、今回はジェームズ(・グレイ)が優れた企画を準備してくれた。壮大な宇宙を舞台にしているけど、描いているのは1人の男の葛藤だ。出来ばえに本当に満足している」と強い思いと手応えを語った。本作でオスカー候補の呼び声も高い一方、一部報道で“俳優休業”がささやかれるが「今後も自分のハートが惹かれるプロジェクトには、俳優としてもプロデューサーとしても参加していく」とファンにはうれしい発言も飛び出した。台風の影響で、来日が1日延期となったが「実はいま、日本の鯉が大好きなんだ。できれば、養殖している場所を見学したい。鯉の話なら、1時間はできる!」と目下の関心事も教えてくれた。会見当日は“宇宙の日”とあって、「このタイミングに、この会場。『アド・アストラ』には最高だよね!」と上機嫌。日本科学未来館の館長である毛利衛氏、宇宙飛行士の山崎直子氏が駆けつけると、「本物の宇宙飛行士の方々ですね」と瞳を輝かせ、「宇宙から地球を見つめた気持ちを教えてください」「また、宇宙に行きたいですか?」と質問攻め。ブラッドは9月13日(金)に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われるジャパンプレミアに出席する予定だ。『アド・アストラ』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アド・アストラ 2019年9月20日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年09月12日9月11日、ブラッド・ピット(55)が2年4カ月ぶりに来日。成田空港でファンを前に“神対応”を連発した。今回は、20日公開の映画「アド・アストラ」にちなんで来日したブラピ。同作はすでに世界各国で高く評価されており「ブラッド・ピット史上、最高の演技」ともいわれている。日本でも公開前から期待値の高い作品だが、当日に集まったマスコミはまばら。というのもブラピはもともと前日に来日する予定だったが、台風15号の影響で搭乗予定だった飛行機が運行休止。そのため、1日遅れての来日となったのだ。そんななかブラピは黒いハンチングにサングラス、白いTシャツにスニーカー姿で登場。だがスケジュールが変わったこともあってか、空港に集まったマスコミはテレビ局が1社、そして通信社が3社のみ。それでも集まった各社に、笑顔をみせた。また気づいた乗客が握手を求めると、やはりご機嫌な様子で応対。動く歩道では転んだ女性を助け、気遣うシーンもあった。到着ロビーに待ち受けたファンもやはり、20人ほど。だが歓声をあげる女性たちに、ブラピは笑顔で手を振る。それだけでなく端から端まで一人一人、サインや握手を行なっていく。なかには自撮りスタイルでツーショットを求めるファンもいたが、嫌がることなくサービスしていた。さらに通信社から「カメラに向かって一言!」と求められたブラピは「日本に戻って来られて、とても嬉しいよ!」とにこやかにコメント。ファンの大満足な様子に笑顔を見せると、軽やかに空港を去っていった。
2019年09月11日ブラッド・ピットが主演し、共演にはトミー・リー・ジョーンズを迎えた本格スペース・アクション超大作『アド・アストラ』より、緊迫の本編映像が長尺で到着した。ブラッドが初めて宇宙に挑み、「この映画は、これまで自分が手がけてきた作品の中でも、最もチャレンジングな作品でした」と語った本作は、太陽系の彼方に消えた父の“謎”を追うストーリー。今回到着した映像では、「父を探し出せ」というミッションが与えられたロイ(ブラッド・ピット)が、父の旧友プルイット大佐(ドナルド・サザーランド)と経由地点の月に到着。しかしそこでは、地球各国から移住した人々が資源を巡る争いを繰り広げていた。そしてローバーに乗り込み、青い地球を見てひと時の癒しを感じたのもつかの間、突如“略奪者”が接近し、銃撃とカーチェイスが繰り広げられる。さらに、映像ラストでは、断崖に投げ出されてしまうシーンも。思わず手に汗握る緊迫の映像となっている。ジェームズ・グレイ監督は「映画をできる限り信じられるものにし、出来るだけ本物にこだわるというアプローチをとるようにした。そして未だかつて観たことのない最高にリアリティーのあるスペース・アドベンチャーを創ることが私のミッションなんだ」と語っており、“リアルさ”と“未体験の映像体験”の実現を追求したことを明らかにしている。この迫力の映像は是非大きなスクリーンで体感して。『アド・アストラ』は9月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アド・アストラ 2019年9月20日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年09月10日エドウイン(EDWIN)はブランドを代表するジーンズ「503」シリーズを刷新し、2019年9月14日(土)より、一部の直営店およびオンラインストアで先行販売する。エドウイン「503」が生まれ変わるエドウインの「503」シリーズは、1997年の誕生以来、ブランドを象徴するモデルとして愛されているデニムパンツ。1997年の発売当時にはブラッド・ピットをキャンペーンキャラクターに起用したことでも話題を呼んだ。今回のリニューアルでは、男女を問わず、現代の日本人の生活や体型に合わせたジーンズを追及。シルエット、ロゴ、糸、仕上げ方もアップデートし「現代のスタンダードデニム」として再発進する。刷新ポイント1.シルエット新しく生まれ変わる「503」シリーズで展開されるのは、「レギュラー ストレート(REGULAR STRAIGHT)」「スリム テーパード(SLIM TAPERED)」「ルーズ ストレート(LOOSE STRAIHGT)」の3種類のシルエット。いずれのジーンズも、日本人の体型に合わせた最適な股上バランスに再設定し、男女ともに合わせやすいシルエットに仕上げている。レギュラーフィットの「レギュラー ストレート」は、足元まですっきり見せるストレートシルエットのジーンズ。どんなアイテムにも、バランスよく合わせやすい。新しく登場するスリムフィットの「スリム テーパード」は、足を細く長く見せてくれるジーンズ。ひざからくるぶしまで徐々に細くなっていくテーパードシルエットとなっている。ルーズフィットの「ルーズ ストレート」は、ゆとりのある太めストレートのジーンズ。裾幅が太すぎないため、すっきりとした印象に仕上がっている。刷新ポイント2.ディテールシルエットだけでなく、ボタン、リベット、ファスナー、革パッチのデザインも一新。品質の高いYKK製のボタン、リベット、ファスナーに、EDWINのロゴを刻印。腰裏にはエドウインの自社工場で生産していることの証である「MADE IN JAPAN」ネームを配している。革パッチのデザインも、大胆な「503」グラフィックを用いて刷新。バックポケットにはエドウインのアイコニックな「W」ステッチを施している。刷新ポイント3.デニム生地新しい「503」ジーンズのために、クラボウ(倉敷紡績株式会社)の特許製造技術を用いた3本の粗糸から成る精紡交燃糸を経糸に使用した新技術を開発。通常の経糸と比較すると光を反射する効果があり、シャープで美しい生地の表面、クリアなインディゴブルーの発色が実現した。また強度も生まれ、弾力性、ハリコシのある生地に仕上がっている。刷新ポイント4.加工ユーズド・ウォッシュ加工は、通常、生の状態でヒゲや擦りなどの加工を施した後に洗いをかけるが、新しい「503」は最初に前洗いを行い、ジーンズを縮めた状態から加工。一度洗って縮め、穿き込んで色落ちしていくというジーンズの本来の育て方を再現することで、よりナチュラルな風合いに仕上げている。【詳細】エドウイン「503」シリーズ・レギュラー ストレート 8,900円+税〜9,800円+税 ※素材による先行発売日:2019年9月14日(土)・スリム テーパード 8,900円+税〜9,800円+税 ※素材による発売日:11月1日(金)・ルーズ ストレート 8,900円+税〜9,800円+税 ※素材による発売日:12月1日(日)※エドウイン公式オンラインショップでは9月14日(土)の先行発売に先駆け、予約販売を受付中。【問い合わせ先】エドウイン・カスタマーサービスTEL:0120-008-503
2019年09月06日タランティーノ監督の最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が現在公開中、日本でも絶大な人気を誇る世界的ハリウッド・スター、ブラッド・ピットが初めて“宇宙”に挑む『アド・アストラ』。第76回ヴェネチア国際映画祭コンペ部門にも正式出品され、ブラッドの緊急来日も決定するなど話題を呼ぶ本作では、“完璧ではない”キャラクターを繊細に演じるブラッドの演技力が改めて注目されている。本作で初めて宇宙飛行士役を演じたブラッドは、よりリアルな主人公ロイ・マグブライドの心情を表現することに何よりもこだわったという。「人は誰もが自分なりの苦悩、子供の頃の心の傷、後悔などを抱えている。それを演技に活かすのが役者の仕事なんだ。僕自身が正直でなければ、観客にとっても正直な映画にはならないんだ」と強い想いを語る。続けて、本作で演じるロイについて「彼は宇宙飛行士としては有能だが、人と親しくなるためには努力が必要な人物だ。そしてその完璧ではない弱さから力が生まれるんだよ」と、ロイが“弱さを持った”魅力溢れるキャラクターであることを明かす。また、ブラッドの演技を間近で見たジェームズ・グレイ監督は、その類いまれな才能と演技を絶賛する。「ブラッドは、興味深い人物で豊かな才能に溢れている。映画スターのルックスとカリスマ性を備えているだけでなく、自分なりに演技の可能性を広げていくんだ。まるで演技をしていないかのように見えるけれど、観客が彼の手法に気付かないだけなんだ」と、彼しかなしえない演技力を分析した。これまで数々の名作に出演し、世界中で不動の人気を博しているハリウッド・スターであるブラッド。スクリーンに映る彼を思い浮かべると『オーシャンズ』シリーズ(’01~’07)や『ワールド・ウォーZ』(’13)、『フューリー』(’14)などハリウッド超大作に目がいきがちで、近年では『ムーンライト』をはじめ名プロデューサーとしての活躍も目立つが、人間ドラマが描かれた作品で見せる繊細な演技は彼の魅力の一つ。アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(’08)では老いた姿で生まれ、徐々に若返っていき、人生の喜びや悲しみを経験する一人の男の生涯を演じ、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされた『マネーボール』(’11)では弱小球団を常勝球団に育て上げた男の苦悩と喜びを演じるなど、人間の“完璧ではない側面”を見せる難しい役どころの演技はこれまでも幾度となく称賛されてきた。ブラッド自身の役への深い愛と理解があるからこそ、人々は彼が体現するドラマの虜になるのかもしれない。「役を得たら、僕だけが役に対してできることって何だろう?と常に考えているんだ」と語るブラッドが本作で演じるロイは、太陽系の彼方で失踪した父(トミー・リー・ジョーンズ)の謎を明かすべく、宇宙へと冒険に出るキャラクター。多彩なドラマで観客を虜にしてきたブラッドは、本作で一体どんな演技で魅せてくれるのか期待が高まる。『アド・アストラ』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アド・アストラ 2019年9月20日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年09月05日8月31日、9月1日の全国映画動員ランキングは、公開7週目の『天気の子』(全国362館)が先週に続いてトップを飾った。今週は1位から4位まで変動がなく、公開4週目の『ライオン・キング』(全国374館)、公開2週目の『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(全国314館)、公開4週目の『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』(全国352館)という並び。新作では、星野源主演、犬童一心が監督を務めた時代劇『引っ越し大名!』(全国325館)が初登場5位。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが主演を務めたクエンティン・タランティーノ監督の新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(全国285館)が初登場6位。暁なつめのライトノベルが原作の人気TVアニメシリーズの劇場版『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』(全国100館)が初登場8位に入った。次週は『アス』『いなくなれ、群青』『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』『SHADOW/影武者』『台風家族』『タロウのバカ』『フリーソロ』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『天気の子』2位『ライオン・キング』3位『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』4位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』5位『引っ越し大名!』6位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』7位『トイ・ストーリー4』8位『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』9位『ロケットマン』10位『二ノ国』
2019年09月02日鬼才クエンティン・タランティーノ監督の9作目となる長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(公開中)。これまで実現することのなかった豪華二大スターを迎え、古き良き時代だったハリウッド黄金時代の光と影を映し出している。脚本制作に5年を費やし、徹底的なリサーチの下に再現された60年代・ハリウッドの文化や街並みは圧巻!衝撃的な事件が起こった1969年を舞台に本作で描かれるのは、ロサンゼルスに住む主人公2人が織り成すノスタルジックでマジカルな夢物語だ。ヒッピー文化の頂点を迎えた60年代アメリカの息吹1960年代、ベトナム戦争真っ只中のアメリカでは、キング牧師やマルコム・X率いるアフリカ系アメリカ人らを中心とした公民権運動が盛んに行われ、男女の賃金格差や貧困、人権問題など、様々な社会的矛盾への抗議によって国内は分裂の危機に瀕していた。その一方で、若者を中心に新たなる価値観を求めるカウンターカルチャーが隆盛に。ロックンロールやアメリカン・ニューシネマが大人気となり、ドラッグ&フリーセックスや男性の長髪&ひげなど、独特のファッションセンスと思想を持つムーブメント=ヒッピー文化が頂点を迎えた時代だったのだ。ハリウッドを震撼させた「シャロン・テート事件」とは?そんなヒッピー文化最盛期の1969年8月9日。当時『ローズマリーの赤ちゃん』(1968年)で時代の寵児となっていたロマン・ポランスキー監督の妻で女優のシャロン・テートと友人らが、カルト集団「マンソン・ファミリー」のメンバーによって惨殺される事件が起こる。自分流に「聖書」を解釈し、自らをキリストもしくは悪魔と称したチャールズ・マンソンは、家出娘たちを集めてセックスや幻覚剤LSDなどを使って洗脳。ロサンゼルス郊外のスパーン牧場で約20人もの大所帯となるヒッピーコミューンを形成する。そして彼を信奉する3人の女性がポランスキー宅に押し入り、テートの全身を刃物で切り裂き、その血で玄関扉に“pig”と書き残して逃走。当時テートは妊娠8か月、26歳という若さだったという。「昔むかし、ハリウッドで…」タランティーノがかけた魔法このシャロン・テート事件を下敷きにした本作で、タランティーノは落ち目のテレビ俳優とそのスタントマンの悩ましくも夢のような日々と友情に焦点を当て、狂騒的かつ平和でもあった60年代のワンダーランドを見事に再現してみせた。タランティーノがかけた最大の魔法は、これまで共演することが一切なかったハリウッドが誇る二大スターの姿をスクリーンに同時に映し出したことだろう。レオナルド・ディカプリオ:俳優リック・ダルトンピークを過ぎたテレビ俳優リックは、映画スターへの転身を試みるもうまくいかず、精神的に不安定になっていた。いよいよ追い込まれたリックは、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演することになるが…。外ではスターとして格好良くきめていても、家では必至にセリフを覚え、撮影でやらかした失敗に激しく自分を責めるリック。夢を見続けたいと願う落ち目の俳優が、自分の現在の価値を思い知らされ悔し涙を流す~そんな悲しくも滑稽な姿を、ディカプリオは切なさとともに魅力的に演じている。悪役として参加した西部劇でみせた彼の渾身の演技は必見! 目頭が熱くなること請け合いだ。ブラッド・ピット:スタントマンのクリフ・ブースまたリックのスタントマンを務めるクリフは、雇われのお世話係でもあり、車の運転やテレビアンテナの修理など細々とした用事も全て行っている。リックと同じくジリ貧ながらも、マイペースにリックを支える日々だ。仕事以上の深い関係で結ばれる2人だが、その関係にも変化のときが…?妻を殺したとうわさされるクリフ。暴言を吐く妻の姿がフラッシュバックされたり、ブルース・リーと“人殺し”について会話したりするシーンはあるものの、その過去は謎に包まれている。リックに変わり危険なスタントをこなすクリフ役を演じたブラッド・ピットは、55歳とは思えない軽やかなフットワークと鍛え上げられた肉体を披露。余裕たっぷりのアクションシーンにもキュンキュンさせられる。さりげないタイミングで登場するサービス・ショットもお楽しみに!リックの隣人、ロマン・ポランスキー監督&シャロン・テートまた坂の上の豪華な住宅エリアに暮らすリックの隣人は、ハリウッドで最も勢いがあるロマン・ポランスキー監督と女優のシャロン・テートだ。2人はつい最近引っ越してきたばかりで、リック&クリフとは対照的に、華やかなハリウッドを謳歌している。物語はリックとクリフを追う一方で、将来に期待がかかる若手女優であるテートがパーティーに興じたり、自分が出演する映画を観るため映画館を訪れたりと、ハリウッドを満喫する姿も映し出す。扮するマーゴット・ロビーはきらびやかで夢あふれるテートを体現するが、その姿には常に不穏な空気がつきまとう。そして本作が“タランティーノ作品”であることに気づいた観客は、そっと息を詰めて最後まで見届ける決意をさせられるのだ。そして1969年8月9日、映画史を塗り替える事件が起きる。シャロン・テート事件からちょうど50年の節目に、映画を心から愛する監督が渾身の想いでつむぐ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。上映時間2時間41分、タランティーノの映画愛とノスタルジックな魔法に、どっぷりと浸ってみてはいかが?(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年09月02日世界的ハリウッド・スターのブラッド・ピットが、第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され大きな話題となっている主演映画『アド・アストラ』を引っさげ、緊急来日することが分かった。今回のブラッドの来日は、2017年のNetflixオリジナル映画『ウォー・マシーン 戦争は話術だ!』での来日以来、12回目。9月12日(木)には日本科学未来館にて記者会見が実施され、翌日はTOHOシネマズ六本木にて盛大なプレミアが予定されている。ブラッドが初めて宇宙に挑み、『メン・イン・ブラック』シリーズのトミー・リー・ジョーンズをはじめとする超豪華な共演陣が話題となっている本作は、ブラッド演じる主人公ロイ・マグブライドが、宇宙の彼方で消息を絶った父と、その謎の答えを探すために宇宙へと旅立 つ衝撃の救出ミッションを描くエンターテインメント大作。父の背を見て育ち、自らも宇宙飛行士の道を選んだロイについて、ブラッドは「ロイは、宇宙などで危機にさらされた時はとても有能だけど、日常では人と親しくなるために努力が必要な人物なんだ。監督のジェームズ・グレイとは、人と人の繋がりとは何かについて話し合ったね」とそのキャラクターについて語っている。そして出演だけでなく、製作者としても名を連ねるブラッド。ジェームズ・グレイ監督は「ブラッド・ピットと一緒に仕事が出来ることは、とてもうれしい驚きだった。長年、一緒に映画を作りたいと願ってきたが、スケジュールやタイミングが合わなかったんだ。彼が参加できると知って、本当に大喜びをしたよ」と今回念願が叶ったと明かしている。『アド・アストラ』は9月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アド・アストラ 2019年9月20日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年09月02日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットのW主演(しかも初共演!)が話題の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。全米では7月末に公開され、全9作のタランティーノ監督作品のなかでも、最高のオープニング興行成績を収めた話題作だ。日本での公開直前にクエンティン・タランティーノ監督とレオナルド・ディカプリオ、プロデューサーのシャノン・マッキントッシュが来日し、記者会見とジャパンプレミアレッドカーペットイベントが行われた。ディカプリオとタランティーノの2人が、日本で揃うのは初めてということで、会見には、日本全国から取材陣が駆けつけ、人が溢れかえっていた。写真(イベント)・文 黒瀬朋子会見スタート! 登場からハイテンション。タランティーノ監督は「Hello! Everybody!」と手を挙げ、にこやかに登場。間もなく父になるタランティーノに、司会がお祝いの言葉をまず投げかけると、「もうすぐ家は、小さなタラちゃんでいっぱいになるでしょう。サンキュー!」と言い、会場は一気に和みモードに。ディカプリオは今回が11回目の来日。「初来日の『ギルバート・グレイプ』から日本のみなさんには毎回、温かく歓迎していただいて、心から感謝します」と、とても落ち着いた口調であいさつをした。(オレンジとブラックの、左右色違いの靴紐を結んだスニーカーを履いた監督よりも大人に見えるくらい!?)プロデューサーのマッキントッシュは初来日の喜びを語り、「2日間東京を見てあるき、美しい街だと思いました」とコメントした。リックという役のリサーチは未知の世界の旅だった『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、1969年のハリウッドを舞台に、実際に起きたシャロン・ステート殺人事件にからめながら、架空のキャラクター、少々落ち目のテレビ俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、彼の親友でスタントマンのクリフ・ブース(ブラッド・ピット)を登場させ、2人の友情や業界の浮き沈みを描いた物語。出演を決めた理由を、ディカプリオは、「キャラクターに惹かれたから」と答えた。「50年代にテレビスターとして西部劇に出ていたけれど、時代は変わり、悪役ばかりをやらなければいけないという、彼にとっては考えられない状況に陥っている。リックとクリフはコインの表裏一体のような関係。監督から、2人が過去にどんな作品に出演し、どんなふうにパートナーシップを築いていったのか、背景となる物語をすべて聞かされていたので、すごくやりやすかったです」リックという人物は、当時、大勢いた、さまざまな俳優をミックスしてつくりあげたというタランティーノ。「テレビの出現によって、多くのスターが登場しました。でも、50-60年代の過渡期にはその後どうなるかが見えていなかった。スティーブ・マックイーン、クリント・イーストウッド、ジェイムズ・ガーナーのように、映画へ活躍の場を広げられた俳優はいましたが、うまく移行できなかった俳優もたくさんいます。出演した映画の質が悪かったり、ヒットしなかったり、他の理由でも」普段から、役のために徹底的にリサーチをするというディカプリオ。データベースのように知識豊富な監督から、過去のたくさんの俳優たちのことを学んだ。「僕たちが愛したいろんな作品に貢献した俳優たち。その多くは忘れ去られていると思うんです。この作品のリサーチの旅に出たときは、未知の世界に入り込んだようで、知らないことばかり。でも、すばらしい経験になりました。この映画は、ある意味、ハリウッドという街と映画業界の祝祭のようなものだと思います」Quentin Tarantino, Leonardo DiCaprio and Brad Pitt on the set of ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD.誰もが駆けつけたくなるタランティーノの現場タランティーノ監督の撮影現場について、『デス・プルーフ in グラインドハウス』以降、何作もタランティーノ映画に携わったプロデューサーのシャノン・マッキントッシュはこう絶賛する。「タランティーノ作品はマジカル。現場も本当にすばらしいんです。初監督作の『レザボア・ドッグス』のころからのスタッフも大勢おり、ファミリーが再集結するような感じ。みな一緒になって作ろうとしますし、非常に多くのインスピレーションを受けます。撮影の合間、準備の時間には監督による〝歴史の授業〟が始まり(これを受けて、タランティーノ爆笑)、いろいろな映画やテレビ作品を勧められます。たくさんのことが学べて本当に楽しいんです」ほかの仕事を断ってでもタランティーノ作品に参加したいと思うスタッフは多く、新しい脚本を書き出したという噂を聞きつけると、いつごろ撮影になりそうか、スケジュールの問い合わせが、マッキントッシュPのもとに来るそうだ。会見の間にも、タランティーノ監督の映画マニアっぷりは披露された。最近、初めて知った日本の監督について、ひと言触れたいと前置きし、「1957年ごろ『I’m still waiting』でデビューして、1969年に日本映画の興行収入が一番だった『Safari 5000』を撮ったケラハーラ監督、ご存知の方いますか?」と記者席に質問。会場中に「?」が広がるなか、ひとりのカメラマンが「『南極物語』の蔵原惟繕監督では?」と答え、全員が胸をなでおろす一場面も。タランティーノは、「『Safari 5000(邦題:栄光への5000キロ)』の英語字幕付きDVDを持っていらっしゃる方がいたら、絶賛募集中です!」とリクエストし、横でディカプリオが「ぜひ、お願いします」というようなゼスチャーをしていた。業界で仕事ができているのは奇跡この日の会見とイベントを通して、強く印象に残ったのは、タランティーノとディカプリオの謙虚さだ。たとえば、ディカプリオとブラッド・ピットを起用した理由は? という質問にタランティーノは、「ひと言で言えば、リックとクリフのキャラクターにぴったりだったから」と答えた後、こう言葉を添えている。「その質問はよくされるのだけれど、僕が選んだのではなく、2人が僕を選んでくれたんだと思っています。オファーが殺到するなか、山積みになった脚本の上のほうに、きっと僕の脚本があったのでしょうね(笑)。個人的にもレオとブラッドをキャスティングできたことは、世紀のクーデターじゃないかと思います(笑)」また、「身の回りで起きた奇跡は?」という質問に対して、「1986年に自分がビデオショップで働いていたことを思うと、この業界にいられて、9本も映画が撮れて、こうして日本に来ても僕が誰かということをみなさんが知っていてくださるというのは、まさにミラクル。仕事だからとか、お金のためというのではなく、ひとりのアーティストとして映画を作り、物語を紡いでいけるのは幸運。このことは絶対に忘れないでいたいと思います」とコメント。レッド・カーペットイベントでも、「レオとブラッドの共演シーンの画角を決めるのに、ファインダー越しに初めて見たときは、街中のロケなのに、映画館で大スターを見ている気持ちになった」と素直な感想ももらしていた。ディカプリオもまた、自身の成功どころか、俳優を続けていられる幸運を実感している。「世界中からたくさんの人が夢を抱いてハリウッドにやってきます。僕はたまたまラッキーなことにLAで育ち、学校帰りにオーディションにいく生活ができたから、こうしていますが、多くの人が夢を叶えられないのが現状。自分に仕事があり、(出演作の)選択肢もあるということ自体が俳優としては奇跡だと思う。99%の人はこういう奇跡に出合えず仕事を得られません。自分の現状には日々感謝しています」ハリウッドへの特別な思いディカプリオもタランティーノも、LA育ちだからこそ、ハリウッドへのリスペクトと愛は深い。「ハリウッドには〝映画業界〟と〝ハリウッドという街〟の2つの意味があり、映画ではその両方が描かれています。ハリウッドはいまなお住んでいる街であり、大きな成功/中ぐらいの成功/中ぐらいの失敗/大きな失敗のすべてが隣り合わせにある場所。そんななかで、さまざまな人のポジションが変化していく。ここに長年いると、同じ高校に通い続けているような感覚があって(笑)、10年くらい会わなかった人でも、再会できるととても嬉しい。4年間のはずの高校生活が、20~30年ずっと続いているように感じるけど、レオはどう思う?」とタランティーノが投げかけると、ディカプリオも頷きながら、「僕にとって生まれ育った場所だから、もしかしたら偏見があるかもしれませんが、たしかに、ひどい人もいるにはいます。でも、僕自身は家族がいて、いい友達もいて、この街はもはや自分の一部になっている。ここは夢の工場。世界中から集まったすばらしい人々に出会えます。政治的な意見が合う人もね(笑)。僕は常にLAに帰るとハッピーな気持ちになるんです」そんなハリウッドを、CGを一切使わず、実際に人や車が行き交う現在のLAの街中で、衣装や美術、映画のあらゆるマジックを使って撮影した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。50年前の街を再現できたことに、監督自身とても満足しているそうだ。夕方に行われたジャパンプレミア レッド・カーペットイベントは、550人のファンが集い、生のレオ&タラ2ショットに大歓声をあげていた。タランティーノは、ロックスターのように大きな手振りを交え、「日本に帰ってこられて、タラちゃんはとっても幸せです! キャリアの当初から日本はすごく歓迎をしてくれて、本当に感謝しています! 妻が妊娠し、ちっちゃなタラちゃんがこれから生まれようとしています」とあいさつ。会場中から「おめでとうー!!」の言葉を受け取った。会見では、静かな印象だったディカプリオも、ファンの前では満面の笑みで手を振り、「アリガト! 20年以上日本に来続けています。そのなかでも今日のみなさんは最高のファンだと思います。この映画で一番よかったことは、クエンティン・タランティーノと一緒に仕事ができて、リックという役の人物を話し合いながら作り上げられたことです。(完成した作品について)ここから先は、僕は何もすることができません。セ・ラ・ヴィ! みなさんに託します。みなさんがぜひこの映画を気にいってくれることを祈ります」と言葉を締めくくった。ストーリー物語の舞台は、1969年のハリウッド。かつてはテレビ俳優として大活躍していたリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)だが、時代の変化に乗り切れず、迷走気味。リックのスタントマンとして、長年タッグを組んでいる親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)に支えられながらなんとかやっていた。そんなあるとき、リックの隣の家に、ロマン・ポランスキー監督と妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)が越してくる……。現実に起きた、シャロン・テート殺人事件をもとに、リック&クリフという架空の人物を登場させ、当時のハリウッドの街やヒッピー文化や音楽、ファッションなどを余すところなく描いた痛快作。Information2488029 – ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国ロードショー配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2019年08月30日クエンティン・タランティーノ監督のもとレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターが初共演した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。この度、ブラッド演じるスタントマンと、その“もうひとり”の相棒を演じて第72回カンヌ国際映画祭“パルム・ドック”を受賞した名優犬との仲睦まじい本編映像が解禁となった。1969年のハリウッドを舞台に、レオ演じる人気のピークを過ぎたTV俳優リック・ダルトンと、ブラッド演じるスタントマンのクリフ・ブースの友情と絆を軸に、ハリウッド黄金時代の光と闇に迫る本作。今回解禁された映像は、クリフ・ブースが暮らすトレーラーハウスでの一幕。専属スタントマンを務めているTV俳優リック・ダルトンを送り届け、帰路についたクリフ。彼の自宅であるトレーラーハウスで待っていたのは愛犬・ブランディ。クリフはお腹を空かせながら愛する主人の帰りを待っていたブランディのために早速晩ごはんの準備を開始。複数のドッグフードをドッグボウルに豪快にぶち込んだ“クリフ・スペシャル”を手際よく用意すると、尻尾をフリフリしながら合図を待つブランディに向かって、スマートに舌を鳴らしてGOサイン!勢いよく走りだして、食事にありつく愛犬の様子を微笑ましく眺めるクリフは、リックといるときとは違う一面を見せている。本作でブラピと見事なコンビネーションを見せているのは俳優犬のブランディ。毎年、カンヌ国際映画祭開催にあわせて発表される“パルム・ドッグ”を受賞した名優犬の演技は名優たちが勢ぞろいするなかでも目を引くこと間違いなし!また、この屈強そうなブランディは雌犬。タランティーノ監督が「彼女は素晴らしい女優だ」とその演技を褒め称え、パルム・ドッグ賞の授賞式に参加できなかった彼女の代わりに名誉ある「首輪」を受けとったという。レオ様に次ぐ、タランティーノ監督絶賛のブラピの“もう一匹の相棒”がどんな活躍を見せてくれるのか、期待していて。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月30日マリリン・モンローの伝記映画『Blonde』のキャストが固まってきた。モンロー役に決まったのは、『ブレードランナー 2049』のアナ・デ・アルマス。ほかに、エイドリアン・ブロディ、ボビー・カナヴェイル、ジュリアン・ニコルソンが出演する。監督、脚本は『ジェシー・ジェームズの暗殺』のアンドリュー・ドミニク。プロデューサーにはブラッド・ピットも名を連ね、Netflixが製作、ストリーミング配信する。撮影は間もなくL.A.でスタートの予定だ。文=猿渡由紀
2019年08月30日稲垣吾郎(45)と香取慎吾(42)がクエンティン・タランティーノ監督(56)と対談をしたと8月28日に発表された。映画界の巨匠と2人の共演にネットは湧いている。各メディアによると対談の様子は9月に放送される「7.2 新しい別の窓」(AbemaTV)内の「インテリゴロウ」で公開される。稲垣は「本当に夢のような時間でした」と感激の様子で、さらに「タランティーノ監督は初めてお会いした時の印象と同じく、長く多くを語ってくれる方なので、撮影秘話を聞けて楽しかったです」とコメントしているという。27日、Twitterで《ただいま、ななにーロケでタランティーノ監督と対談中。タランティーノ監督に聞きたいことを募集します!》と投稿した稲垣。ツイートには《タランティーノ監督といえば日本のアニメにも精通していますが、最近のお気に入りの作品はありますか?》《もし吾郎さんで映画を作るとしたら、どういう役にしますか?》といった質問が上がった。さらに草なぎ剛(45)からも《新作映画の見所は?》とのリプライが。稲垣と草なぎの投稿は、どちらも2.1万回以上の“いいね”を記録している。タランティーノ監督は94年の映画「パルプ・フィクション」でカンヌ国際映画祭・パルムドールやアカデミー賞・脚本賞を受賞している。さらに30日からはレオナルド・ディカプリオ(44)とブラッド・ピット(55)が初共演することで注目を集めている最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が公開される。今回の対談は、香取とタランティーノ監督が三池崇史(59)監督映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(07年)で共演し、「シンゴ」「タラちゃん」と呼び合う仲となったために実現した。またタランティーノ監督も、09年11月、「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の「ビストロSMAP」にピットとともに登場したことが。提供される料理のクオリティに感激していたことから、“胃袋を掴んだ”のも対談につながったのかもしれない。Twitterでは、今回の対談を喜ぶ声が上がっている。《大好きなインテリゴロウのコーナーにタランティーノ監督が出演して下さるなんて凄すぎる ななにーが益々楽しみになりました》《タランティーノ監督!ななにー へようこそ!ネット番組なのに出演してくださるってすごいことだ思うの… 縁って強いね》《旦那に自慢しないとー!!吾郎さんがねー!タランティーノ監督とねー!》タランティーノ監督が、『新しい地図』の3人を撮る日は来るのか!?
2019年08月28日ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督4年ぶりの最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(8月30日公開)を引っさげ、レオナルド・ディカプリオとタランティーノ監督がそろって来日。プロデューサーのシャノン・マッキントッシュと共に、26日にザ・リッツ・カールトン東京で開催された来日記者会見に登壇した。本作は、ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させた話題作。ディカプリオが演じるのは、かつて人気の西部劇ドラマに出演していたが、今は落ち目になっている俳優リック・ダルトン役。ブラピは、リックを支える付き人で彼のスタントマン、そして親友でもあるクリフ・ブース役を演じた。2人の友情と絆を軸に、1969年というハリウッド黄金時代の光と闇が綴られる。最初の挨拶で、妻で歌手のダニエラ・ピックが第1子を妊娠中のタランティーノ監督が祝福の言葉を受けると「“タラちゃん”がたくさんいるような日も近いと思う」とパパになる喜びを語った。また、ディカプリオとブラピのキャスティングについて「僕自身が彼らを選んだというよりも、彼らが僕を選んでくれた感じだ。2人が数多くのオファーの中から、僕の作品を選んでくれたのはラッキーだった。レオとブラッドをキャスティングができたことは、世紀のクーデターだと思っている」と興奮しながら語った。ディカプリオは、リック・ダルトン役へのアプローチについて「たくさんの往年の俳優さんたちをリサーチして参考にした。監督はシネフィルで、ものすごい知識の宝庫だから、いろんな作品や俳優を紹介されたよ。ある意味、この映画は、ハリウッド映画界を祝福する作品でもあると思う」と、タランティーノ監督とのタッグで役を完成させていったようだ。また、ディカプリオは「僕は、LAで、ハリウッドで生まれ育っているから、ハリウッドで俳優としてやっていくことがいかに大変なのかも知っている。多くの人がこの夢の国にやってくるが、なかなか夢を叶えられない。僕は学校が終わってから、オーディションを受けに行くことができたが、今こうして、自分が俳優として、決定権をもって仕事ができていること自体が奇跡だと思い、日々感謝している」と溢れる思いを口にした。タランティーノ監督も「僕はハリウッドで生まれ育ったわけではないけど、もう20年も住んでいるから、ハリウッドは大好きだし、今は故郷になっている」とハリウッドへの愛を炸裂させた。ディカプリオは『レヴェナント: 蘇えりし者』(15)で2016年3月以来、3年5か月ぶり11度目、タランティーノ監督は『ジャンゴ繋がれざる者』(12)で、2013年2月の来日以来、6年半ぶりの来日となった。タランティーノ監督たっての希望で、日本がプロモーションツアー最後の地となった。
2019年08月26日レオナルド・ディカプリオとクエンティン・タランティーノ監督の“タラレオ”コンビの来日を目前に控えた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』から、レオが“親友”ブラッド・ピットの肩で涙する本編映像が公開された。映像とともに到着したのは、長年ハリウッドのトップスターとして君臨し続けるレオとブラッドが、お互いについて語った貴重なコメント。2人はブレイクの時期がほぼ同じ。互いに切磋琢磨してきて、本作が満を持しての初共演となる。共演はとても楽しかったようで、ブラッドは「ものすごく楽に演じられたし、本当によく笑ったよ!2人とも同じような時期にこの世界に入ったし、共通の知人も大勢いるんだ」と初共演についてコメント。また、レオは、2人が演じたピークを過ぎたTV俳優リックと彼のスタントマン兼運転手のクリフとの関係性について、「僕らは業界で生きているアウトサイダーで、なんとか成功しようと日々努力しているんだ。この街で年を重ねてきた自分に関連する役柄だったし、ブラッドと共演できたこともあって、彼らがどんな男たちかということや、業界内で泳ぎ、生き抜くために暗黙のうちに互いを頼りにしていることを、初日からすんなり理解できたんだ」と、自身とブラッドとの関係性と映画の役柄を重ね合わせ、名バディぶりをアピールした。そして、レオ演じるリックとブラッド演じるクリフの関係性が最も伝わるのが、リックが俳優としてのキャリアに苦悩し、クリフの肩におでこをぶつけて涙するシーン。アル・パチーノ演じるシュワーズに言われた言葉に傷つき、駐車場で泣き出してしまう情緒不安定なリックをクリフが優しくなだめ支えるシーンは、2人が親友であると同時に、実際の彼ら同様に、お互いを信頼しきっていることがわかる一幕となっている。何より、世界中から注目され続けるトップスターであるレオが「落ちぶれた現実にブチ当たった」と泣き出し、ブラピを困らせる、というシチュエーションだけでもかなりユーモラス。いよいよ週明け8月26日(月)にはレオ&タランティーノ監督来日が迫っており、ますます本作に期待が高まる映像となっている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月22日常識にとらわれないスケール、アクションの代名詞といえるシリーズへと成長したワイスピ最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』。全米では2週目となる週末3日間(8月9~11日)も勢いは留まらず2週連続No.1を記録(Box Office Mojo調べ)している本作から、スタントマン出身のデヴィッド・リーチ監督ならではの“規格外”アクションシーンが収められた特別映像が到着した。今回解禁となった映像で「ずっと好きだったシリーズでアクションの経験が生かせて本当にうれしい。元は振付師やスタントをしていた。だから“僕ならこうする”と体が勝手に動いてしまう。戦うの大好き」と、子どものような表情で語るリーチ監督。彼は、1990年前半にスタントマンとしてキャリアをスタートさせ、スタントだけでなく、ジャン=クロード・ヴァン・ダムやブラッド・ピット、マット・デイモンのスタントダブルとしても活躍していたという特異な経歴を持つ人物。そんなアクションのプロであるリーチ監督ならではのアクションを捉え、臨場感を高めるカメラワークが本作の見どころのひとつであるが、本作で最強の敵であるブリクストンを演じたイドリス・エルバは「時にカメラまで操っていた」と明かす。数々のアクション映画で活躍しているジェイソン・ステイサムは、「デヴィッドは天才だ。動きを知り尽くしてる。アクション映画への情熱がハンパじゃない」、ドウェイン・ジョンソンは「本作の肝はアクションだ。デヴィッドの作るアクションはハリウッド随一だ。観客を第一に考えてる」と熱を込めて語り、ハリウッドきってのアクションスターたちがリーチ監督に尊敬の眼差しを向けていることが分かる。また、過去の振付師やスタントをしていた経験から「アクションは想像以上に重要で戦い方でキャラクターが分かる」と語るリーチ監督。本作で本格的なアクションに挑戦することになったヴァネッサ・カービーも「全員がデヴィッドに絶対的信頼を寄せてた」と、アクションを知り尽くした監督へ絶大な信頼を寄せていたことを明かした。そんな豪華俳優陣から信頼を寄せられるリーチ監督が「シリーズのDNAを受け継ぎつつ、アクションには僕の色を出したんだ」と語る本作のアクションは、軍用トラックがビルを突き破ったり、身の回りにあるもので敵をなぎ倒すだけでなく、サモアでは銃も使わずに原始的な武器で戦うという、“規格外”のスーパーヤバイ、アクションマシマシなシーンが盛り沢山!ワイスピの熱い夏はまだ始まったばかりだ。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード/スーパーコンボ 2019年8月2日より全国にて公開(C)Universal Pictures
2019年08月18日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット、豪華スターが共演するクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』から、シャロン・テートに扮したマーゴット・ロビーが登場する本編映像と場面写真が到着した。人気のピークを過ぎたTV俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、彼を支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)の友情と絆、そしてハリウッド黄金時代の光と闇に迫った本作は、すでに全米で公開され、過去タランティーノ作品最大オープニング成績となっていた『イングロリアス・バスターズ』の3807万ドルを更新し、4035万ドルの大ヒット。タランティーノ史上最大のオープニング成績を飾った。今回到着した映像は、本作に登場し、ストーリーの軸ともいえるマーゴット・ロビーが演じる実在の女優シャロンの登場シーン。シャロンは1960年代にテレビの小シリーズに出演し、その後、『吸血鬼』(’67)で共演したことが縁でロマン・ポランスキー監督と結婚。しかしその翌年の1969年8月9日に、狂信的カルト指導者チャールズ・マンソンの信奉者たちによって、妊娠8か月の身重の身でたまたま自宅に訪れていた友人と共に、ロサンゼルスの自宅で殺害され、犯罪史上未曽有の猟奇的殺人事件として全米を震撼させた。そんなシャロン殺害事件を引き起こしたのは、チャールズ・マンソンと“マンソン・ファミリー”。マンソンは自らをキリストの復活、悪魔とも称し、社会からドロップアウトした若者たちを意のままに操り、本作でもファミリーたちがスパーン映画牧場でマンソンとともに暮らす様が不気味に描かれる。本作では、この“シャロン・テート殺人事件”を軸に展開。到着した映像では、マンソン・ファミリーたちに殺害される前の幸せの絶頂にいる時のシャロンの姿が映し出される。自身が出演する『サイレンサー第4弾/破壊部隊』(’68)を鑑賞しようと、映画館のチケット売り場に現れたシャロン。通常の客と同様にチケットを購入しようとするも、「もし私が映画にでていたら?」と受付嬢に茶目っ気たっぷりに問いかけ、「映画に出ているの。シャロン・テートよ」と説明。そして劇場の支配人に迎え入れられる――というシーン。本編では、自身が出演した作品で笑い声をあげる観客を観て喜んだり、流行ファッションに身を包み、男性誌「プレイボーイ」の創設者ヒュー・ヘフナーの豪邸でのパーティに夫ポランスキーと共に繰り出したりしている。そんな等身大の女性としても描かれるマーゴット演じるシャロン・テートにもぜひ注目してみて。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月09日女優アンジェリーナ・ジョリーの長男が韓国の大学に留学する。来週18歳の誕生日を迎えるマドックス・ジョリー=ピットは、ソウルにある延世大学校で生化学を学ぶという。関係者はピープル誌にこう語っている。「他の大学も合格していたのですが、延世を選びました。彼は今、韓国語を勉強しているところです。1週間に複数回授業を受けています」カンボジアの孤児だったマドックスを養子縁組したアンジェリーナは、息子と共に大学に赴き、生活が落ち着く手助けをしてからアメリカに帰国するようで「8月に息子を残して行きます。彼女はとても誇りに思っており、会えないことを非常に寂しく思うでしょうが、彼の方は準備ができています」と前述の関係者は続けた。昨年11月に同大学のキャンパスを初めて訪れていたアンジェリーナ親子だが、それは国連難民高等弁務官事務所(UNHCRの特使としての公式訪問だった。ブラッド・ピットと結婚していたアンジェリーナには、マドックスのほか、5人の子供がいる。一方でアンジェリーナは表紙を飾った英版エル誌9月号の中で、子供たちについて「姉妹のことをリスペクトしたり、されたりするなど、青年になりつつある息子たちのことを誇りに思わずにいられない」とつづっている。(C)BANG Media International
2019年08月07日ロンドンで開催されたクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のプレミアで、レナ・ダナムの“行動”が批判の的になってしまった。プレミアにはタランティーノ監督とレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、それにレナらキャストが参加。キャストが横並びになったとき、レナとブラピの間にはディカプリオらがいて距離があったが、レナはタイミングを見計らってツカツカとブラピに歩み寄った。ハグをしたかと思うと、ブラピの唇めがけてキス。ブラピはとっさの機転でレナに頬を向けたため、唇の左半分のみが奪われる形となったが、ツイッター上では「お願いだからブラピにセクハラするのは止めて」「レナがブラピにキスしたことを、勇気があると褒めちぎったり、うらやましがったりする人がいる。でも、もし男性が女性にこういうことをしたら #MeToo問題だと騒がれるでしょ?」とレナの行動が「不適切」であると非難の声が上がっている。レナとブラピは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の撮影中にかなり親しくなったようで、5月にはブラピがレナの誕生日パーティーに出席するほどだった。また、レナは撮影中にブラピと「イチャついた」と、ジョークなのか本気なのか分からないコメントもSNSに残している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月05日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターが初共演し、2人の友情と絆を軸にハリウッド黄金時代の光と闇に迫ったクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。この度、すでに公開されているアメリカで「レオがキュート!」と観客の心を鷲掴みにしている、俳優リック・ダルトンの場面写真をシネマカフェが独占入手した。本作の舞台は1969年のロサンゼルス。ディカプリオが演じる落ち目の俳優リックは、50年代から60年代にかけて主演したTVシリーズで人気を博しながらも、キャリアは下降し仕事が激減。何かと自信を失いがちで、自身のスタントマンを担当するクリフ・ブース(ブラッド・ピット)にいつも支えられている。劇中では、キャリアが下降していることをアル・パチーノが演じる実在したプロデューサーであるマービン・シュワーツから指摘され、イタリアでマカロニ・ウェスタンに出るように勧められると“自分のキャリアはおしまい”だと人前で涙を流し、撮影中では台詞がうまく言えずに取り乱した挙句にやっぱり泣き出したりと、スターらしい羽振りの良い格好に似合わない小心者で泣き虫という一面を披露。アメリカでは「レオがキュート!」と、母性本能をくすぐられた観客のハートを鷲づかみにしているらしい。結局、リックは再び俳優としてハリウッドに返り咲くためにイタリアへと向かう決意をする、果たして、華々しい栄光を取り戻すことができるのか?その結末は劇場で確かめてみてほしい。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月04日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターの初共演に、マーゴット・ロビーらが参加するクエンティン・タランティーノ監督の9作目『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。7月26日(金)全米で公開され、タランティーノ作品最高のオープニング成績を収めたことが分かった。5月の第72回カンヌ映画祭でワールドプレミアとなった本作は、全米公開までの2か月間、その全貌はヴェールに包まれていたが、先週ついに全米公開、多くのタランティーノファン、映画ファンが劇場に詰めかけた。すると、これまでタランティーノ作品最高オープニング成績となっていた2009年8月23日公開の『イングロリアス・バスターズ』の3807万ドルを更新、4035万ドルのオープニング成績でタランティーノ作品歴代No.1の大ヒット!本作でプロデューサーをつとめる、『ハリー・ポッター』魔法シリーズや『ゼロ・グラビティ』でもお馴染みのデヴィッド・ハイマンが「クエンティン作品の中でも極めてユニークかつ最も感情がこもった作品」というだけあって、タランティーノ自身が実際に育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを描くべく、5年の歳月を費やして脚本執筆。常日頃から「映画を10作撮ったら監督を引退する」と公言し、本作はタランティーノの「最後から2番目の監督作」とされていたが、本作完成後のキャンペーン中には「この作品で最後にする」とタランティーノ自身の口から発せられるほど、彼の映画人生を賭けた渾身の作品となっている。また、本作はこの夏公開されるスタジオ作品の中で唯一のオリジナル脚本作品であり、シリーズ大作やリメイクがメインストリームである現在のハリウッドに対し、監督、脚本、製作を一手にこなすフィルムメイカー=タランティーノが一矢報いる形のヒットとなっている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は今後ヨーロッパ、アジアなど世界各国で公開され、日本では8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年07月29日ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督4年ぶりとなる最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のL.A.プレミアが開催され、ハリウッドの輝ける最後の瞬間を描いた作品に相応しく、映画の聖地にレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、タランティーノ監督が一挙に集結した。会場となったハリウッドを象徴する名所、L.A.のチャイニーズ・シアターでは60年代のハリウッドの映画館や看板を再現。華やかで、映画への愛が溢れるプレミアとなり、タランティーノ監督を筆頭に超豪華キャスト陣が集結し、映画の聖地ハリウッドで本作のお披露目を迎える心境を激白。また、併せて30秒予告も解禁された。タランティーノ監督「この10年で最高のキャスティング」執筆に5年の歳月を費やした本作についてタランティーノ監督は「すごく楽しめる映画だと思うよ。観客が僕の映画を好きでいてくれるとしたら、その理由の一つは、僕が観客のために映画を作るからだと思うよ。観客のリアクションを引き出すように作った大がかりなアクションに浸れる」と語り、「僕の作品を観に来たら、ただ目の前を通り過ぎてゆく映像を見るようなことにはならない。双方向の映画体験ができる。僕にとってはそれが映画館での最高の夜の過ごし方だ」と自信をみせるとともに、自らが考える最高の映画体験を提供することを保証。また、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという今世紀最大の2大スターの初共演が実現したことについて「ラッキーだった。この時代で一番とは言わないまでも、この10年で最高のキャスティングだ。彼ら二人がそれぞれのキャラクターに乗り気になってくれていなかったら、うまく行っていなかった。よく聞かれるんだ。あの二人が念頭にあったのかってね。もちろんあったよ。でもこんなに幸運に恵まれるかどうかなんて、わかっていなかった」と、奇跡のキャスティングが叶ったことを満面の笑みを浮かべながら喜んだ。「僕らが演じているのは、コインの表と裏のような男たち」その奇跡のキャスティングの一人、人気のピークを過ぎたTV俳優リック・ダルトンを演じたディカプリオは「僕らが演じているのは、一枚のコインの表と裏のような男たちなんだ。(ピット演じる)ブースは僕のスタントダブルなんだけど、二人はすごくユニークな関係を築いていて、そのおかげで二人ともなんとか生き抜いてきた。そうしたたくさんの異なるピースが、クエンティン・タランティーノの素晴らしい頭脳によって一つにまとめられているんだ」と、リックを支える付き人にして、スタントマンかつ親友でもあるクリフ・ブースとの特別な関係性に触れた。一方、ブースを演じたピットは「(ディカプリオとは)フィットしたんだ。大抵そういうものなんだよ。ぴったりはまったように感じた。そして二人とも納得できたから走り始めた。それ以降ずっと最高(の関係)だったよ」と、ディカプリオとの初共演についてコメント。さらに両者はタランティーノ監督について、「クエンティンはリアリティを持たせるのがうまいんだ。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』というタイトルになっているように、彼の作品にはおとぎ話のような側面があるにも関わらずね」(ディカプリオ)、「会話は、タランティーノの会話に限るね」(ピット)と、タランティーノ映画が持つ独自のリアリズムや特徴的な会話劇について言及し、その手腕を称えた。映画史を塗り替える“事件”に巻き込まれるマーゴットは「パーフェクト」タランティーノ監督が「マーゴットがイエスと言ってくれなかったら、あるいはマーゴットのお母さんがマーゴットのお父さんに出会っていなかったら、一体どうしていたのか見当もつかないよ。彼女はパーフェクトだったから、彼女以外の人があの役を演じることなんて想像もできない」と絶賛を贈るのは、本作の重要な鍵を握るシャロン・テートを演じたマーゴット・ロビーだ。「これだけのアンサンブルが一つの映画のために揃ったのは見たことがないわ。クエンティンのような監督だからこそ実現することよ。本読みのときのことは忘れないわ。周りを見回すと、アル・パチーノ、ダコタ・ファニング、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、数えたらきりがないくらい。素晴らしい人たちばかり。確かにとんでもなくすごいキャストだったわ。(撮影は)ワイルドで楽しくてクールな経験だった。ええ、本当に楽しい経験だったわ」と、タランティーノ監督だからこそ実現した超豪華キャスティングの一員として参加した撮影を興奮を隠せない様子でふり返っていた。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年07月24日ブラッド・ピットとトミー・リー・ジョーンズが初共演、宇宙飛行士の道を選んだ親子を演じる『アド・アストラ』が9月20日(金)より公開。この度、ブラッドの熱い視線から壮大な宇宙の旅と重厚なドラマを予感させるティザーポスタービジュアルが解禁となった。今回、解禁となったポスタービジュアルには、壮大な宇宙をバックにブラッド演じる宇宙飛行士ロイ・マグブライドの姿が大きく映し出される。深遠な宇宙空間の中で彼の見つめる視線の先には一体何が待ち受けているのか?「必ず、見つけ出す。」のコピーと相まって、太陽系の彼方で消息を絶った父の謎を追うロイの熱いドラマを予感させるビジュアルとなっている。ハリウッドの実力派ブラッド・ピットが、“初めて”宇宙へ!主演を務めるブラッドといえば、これまで数々のハリウッド大作に出演してきたが、宇宙を舞台にした作品へ出演するのは今回が初めて。大泥棒チームの参謀やゾンビから地球を守る研究者など多彩な役どころを演じてきた彼が、どんな宇宙飛行士を演じるのかに期待がかかる。共演には『メン・イン・ブラック』シリーズでもお馴染みのトミー・リー・ジョーンズ、『アルマゲドン』で主人公の娘役を演じたリヴ・タイラーがロイの愛する恋人役に。さらには『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで知られる名優ドナルド・サザーランドなど豪華キャスト陣が脇を固める。宇宙飛行士役を演じるブラッドとの共演についてリヴは「本作におけるブラッド・ピットの存在は美しく大きなもので、特別なものよ。私自身も彼の素晴らしい演技に惹かれているわ」と、早くも大絶賛。本作でしか見ることのできない、彼らの夢の共演にも注目だ。「人類の次の大きな一歩」となるスペース・アドベンチャーそして、本作の監督を務めるのは『リトル・オデッサ』で長編映画デビューし、ブラッドのプランBエンターテインメント製作『ロスト・シティZ 黄金都市』などを手掛けたジェームズ・グレイ監督。彼は本作について、全て現代の地球の開発に基づいており、現在ある可能性の上に成り立っていることを力説する。「未だかつて観たことのない史上最高のリアリティーのあるスペース・アドベンチャー作品を創ることが私のミッションだ。本作は『ブレード・ランナー』『2001年宇宙の旅』のような、人類の次の大きな一歩を可能にしようと動いている世界だ。壮大なコンセプトと圧倒的なビジュアル、そしてチャレンジが待っているよ」と、自信のほどを語っている。『アド・アストラ』は9月20日(金)より全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:アド・アストラ 2019年9月20日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年07月17日ポケモン映画シリーズ最新作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』の公開を記念して、『ポケモン』映画20作目として2017年に公開された『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』が7月6日(土)にテレビ放送される。番組の最後には最新作の情報も紹介される。あなたは知っていますか?ふたりの出会いを――。いまや最高のパートナーとして知られるサトシとピカチュウだがその出会いはサイアクだった!サトシの言うことを聞かないピカチュウと、ピカチュウと仲良くなりたいサトシ。ふたりは本当のパートナーになることができるのか?マサラタウンを旅立つ日、空を飛ぶホウオウを見上げたふたりは誓った。「いつか一緒に、あいつに会いに行こうぜ!」光輝く虹色の羽根に導かれ、いま、ふたりの冒険が始まる。自分に懐かないピカチュウを相手に手を焼くサトシが、冒険を続ける中で徐々にピカチュウとの絆を深め、やがて本当のパートナーになっていくという、『ポケモン』の原点ともいえるサトシとピカチュウの出会いを描く本作は、1997年4月1日に放送されたテレビアニメ第1話「ポケモン!きみにきめた!」を再度描きつつも、1話のラストで空を飛ぶ伝説のポケモン・ホウオウを見つけたサトシとピカチュウが誓った「いつか、あいつに会いに行こうぜ!」という“約束の続き”が完全オリジナルストーリーで描かれている。サトシ役でお馴染み松本梨香をはじめ、出演する『Diner ダイナー』が大ヒット中の本郷奏多、バラエティでも活躍する佐藤栞里、ブラッド・ピット、マイケル・キートンなどの吹き替えや本シリーズにも多数出演している山寺宏一、「俺のスカート、どこ行った?」も話題となった古田新太、本シリーズの劇場版に数多く出演する中川翔子らが声優として出演。またエンディングを飾る主題歌「オラシオンのテーマ ~共に歩こう~」を2003年公開の『七夜の願い星 ジラーチ』以来14年ぶりに林明日香が歌唱したことも話題となった。なお、シリーズ最新作となる『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は7月12日(金)より全国東宝系にて公開。ポケモン映画シリーズ第1作目をフル3DCGで描く同作で“進化”し続けるポケモンワールドの最新映像を体感して欲しい。『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』は7月6日(土)12時30分~テレビ東京で放送。(笠緒)■関連作品:劇場版ポケットモンスター キミにきめた! 2017年7月15日より全国東宝系にて公開© Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku © Pokemon © 2017 ピカチュウプロジェクト
2019年07月05日ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔『眠れる森の美女』に隠されていた物語を描き、全世界で空前の大ヒットとなった『マレフィセント』。その続編『マレフィセント2』が日米同日の10月18日(金)に公開決定!アンジェリーナ・ジョリー演じる“邪悪な妖精”のポスタービジュアルもお披露目された。本作の主人公は、『眠れる森の美女』のヒロイン、オーロラ姫…ではなく、彼女に“永遠の眠り”の呪いをかけたマレフィセント。ヴィランからの視点という大胆な解釈で、誰も知らなかった“本当の物語”として描かれた前作では、これまでの善悪の概念を覆し、オーロラ姫に呪いをかけたマレフィセントの本当の姿と真実の愛を映し出した。その運命的なドラマといまを生きる女性像は、マレフィセントを演じたアンジー自身のライフ・スタイルとも重なり、多くの女性から賛美と共感を呼ぶことに。世界興行収入7億5,853万9,785ドル(※Box Office Mojo 調べ)を記録し、日本ではアンジー主演作としても史上No.1を記録した。待望の続編となる『マレフィセント2』では、“邪悪な妖精”として恐れられていたマレフィセントが真実の愛を見つけた数年後が舞台。穏やかに暮らすマレフィセントとオーロラの絆を引き裂き、マレフィセントを再び邪悪な存在への連れ戻そうとする敵が忍び寄る――。オーロラ姫の婚礼の日にかけられた“新たなる呪い”をめぐり、新たな物語ではマレフィセントの“究極の愛”が試される。マレフィセントを演じ、製作総指揮も手掛けるのはもちろんアンジェリーナ・ジョリー。長年のパートナーであったブラッド・ピットと離婚し、新しい道を歩む彼女がどのようなマレフィセントの女性像を描くのかに期待が高まる。オーロラ姫役も前作同様、いまや数多くの主演作を持つ若手トップ女優となり、ファッション・アイコンとしても世界的な人気を集めるエル・ファニング。注目の新キャストとして、2人の運命を左右する謎の王妃イングリス役として名女優ミシェル・ファイファーが参加。監督には『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のヨアヒム・ローニングが起用され、美しくファンタジックな世界観に、ダイナミックなスケール感を加えた映像体験を実現する。今回到着したポスターは、アンジー演じる“邪悪な妖精”マレフィセントが、妖艶ながらも、どこか憂いを感じさせる複雑な表情で魅せるビジュアルとなっている。『マレフィセント2』は10月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マレフィセント 2014年7月5日より全国にて公開© 2014 Disney Enterprises, Inc.
2019年07月02日映画『アド・アストラ』が、2019年9月20日(金)より、全国の劇場で公開される。ブラッド・ピット主演・製作映画『アド・アストラ』は、ブラッド・ピットが主演・製作を務める本格スペース・アクション。『バイス』『ビール・ストリートの恋人たち』『ビューティフル・ボーイ』『ムーンライト』など数々の話題作を生み出す、ブラッド・ピットの製作会社プランBがプロデュースを手掛ける。地球から32億キロの彼方へ、英雄だった父の謎を追うブラッド・ピット演じる主人公ロイ・マグブライドは、地球外知的生命体の探求に人生を捧げた英雄の父を見て育ち、自身も宇宙士の仕事を選んだ。しかし、その父は地球外生命体の探索に出た船に乗ってから16年後、43億キロ離れた太陽系の彼方で行方不明となった。だが、父は生きていたー。地球から32億キロ離れた太陽系の彼方で消息を絶った父。彼はなぜ生きていたのか?そして、なぜ危険な実験を抱えたまま彼は姿を消したのか?父の謎を追い、宇宙の彼方でロイ・マグブライドが見たものとは? 隠された秘密が明らかにされていく、壮大なストーリーが展開される。ブラッド・ピットとトミー・リー・ジョーンズが初共演主人公ロイ・マグブライドの父親役は『メン・イン・ブラック』『ジェイソン・ボーン』などに出演し、日本ではCMでもお馴染みのトミー・リー・ジョーンズが演じる。ブラッド・ピットとトミー・リー・ジョーンズは『アド・アストラ』が初共演作品となる。その他、『アルマゲドン』のリヴ・タイラーがロイの恋人役として登場するほか、『ハンガー・ゲーム』シリーズで知られるドナルド・サザーランド、『ラビング 愛という名前のふたり』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたルース・ネッガなど豪華キャストが顔を揃える。監督には『リトル・オデッサ』で長編映画デビューし、『エヴァの告白』『ロスト・シティ Z 黄金都市』などで知られるジェームズ・グレイ。脚本はジェームズ・グレイとドラマ『FRINGE/フリンジ』のイーサン・グロスが共同執筆した。【詳細】映画『アド・アストラ』公開日:2019年9月20日(金)原題:Ad Astra監督:ジェームズ・グレイ製作:ブラッド・ピット他脚本:ジェームズ・グレイ&イーサン・グロス出演:ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランド
2019年06月24日ブラッド・ピット主演・製作、トミー・リー・ジョーンズら共演の本格スペース・アドベンチャー大作『アド・アストラ』(原題:AD ASTRA)の日本公開が、全米と同日の9月20日(金)に決定。第1弾予告映像&ポスタービジュアルが到着した。ブラッドが演じるのは、エリート宇宙飛行士ロイ・マグブライド。また、オスカー俳優のトミー・リーがその父親を演じ、ハリウッドの実力派大スターの初共演が実現。タイトルの『アド・アストラ』とは「TO THE STARS=星の彼方へ」という意味のラテン語。地球から32億キロ離れた太陽系の彼方に父の謎が…本作の主人公ロイ・マグブライドは、地球外知的生命体の探求に人生を捧げた英雄の父を見て育ち、自身も宇宙飛行士の道を選んだ。その父は地球外生命体の探索に出てから16年後、32億キロ離れた太陽系の彼方で行方不明に。だが、父は生きていたーー。到着した予告編の前半、人々から尊敬を集めていた父の影響もあり、地球外での危険な仕事にも懸命に挑みながら活躍するロイの姿を映し出す。そんな命がけで働く彼に、陸軍幹部は「信じ難いだろうが、君の父親は生きている」と衝撃的な事実を告げる。さらには、ロイが尊敬する父親は太陽系の全てを滅ぼす力を持つ実験“リマ計画”に関わっていたことも。父の謎を追うロイが、宇宙の彼方でマグブライドが見たものとは?ブラッド演じるロイの妻役に、『アルマゲドン』『ロード・オブ・ザ・リング』のリヴ・タイラーほか、『ハンガー・ゲーム』シリーズで知られる名優ドナルド・サザーランド、『ラビング 愛という名前のふたり』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたルース・ネッガなど豪華キャストが脇を固める。監督には『リトル・オデッサ』で長編映画デビューし、『エヴァの告白』『ロスト・シティZ 黄金都市』などで知られるジェームズ・グレイ。脚本はグレイと海外ドラマ「FRINGE/フリンジ」イーサン・グロスが共同執筆。ブラッドの製作会社「プランB」がプロデュースする。『アド・アストラ』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月21日『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で故ジェームズ・ステイシーを演じたティモシー・オリファントが、「The Rich Eisen Show」(原題)に出演。同作での撮影現場における、独特なルールを明かした。「クエンティン・タランティーノ監督の撮影現場は、ぼくがいままで経験したものとはまったく違った。スマホを持ち込んじゃいけないんだ。決して。クビにだってなる。スマホを出してしまったら家に追い返されちゃうんだよ」という厳しい「NOスマホ」ルールがあったと語った。スマホのチェックや電話はセット外に設けられた小さなブース内のみで可能だったそうだ。司会のリッチ・アイゼンは、その厳格なルールの理由は「撮影に集中するため?それとも、シーンのリークを防ぐため?」とティモシーに尋ねると、「クリエイティブな環境作りのためなんだと思うよ。この作品は、ここにいるみんなで作っているんだっていうことを自覚するための」と返答。結果として、このルールは「タランティーノ監督がスタッフと俳優たちに与えてくれた、最高の贈り物の一つになった」という。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、カート・ラッセル、ダコタ・ファニング、故ルーク・ペリーなど豪華キャストが出演していることも話題になっている作品。彼らみんなが、スマホを使いたいときはブースに移動していたことを想像すると、ちょっとおもしろい。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年秋、全国にて公開予定
2019年06月11日