ケヴィン・スミス監督が、子ども&ファミリー向け番組を制作している「WildBrain」とタッグを組み、「グリーン・ホーネット」をアニメ化するという。「グリーン・ホーネット」は1930年代にアメリカでラジオ番組から始まったヒーローもので、その後テレビ番組、コミックなどで展開。1966年の同名ドラマでは、主人公のグリーン・ホーネットをヴァン・ウィリアムズ、相棒カトーをブルース・リーが演じた。2011年にはミシェル・ゴンドリー監督、セス・ローゲン主演で映画化された。スミス監督は「グリーン・ホーネット」の大ファンであり、ゴンドリー版の映画がリリースされる7年も前の2004年に、ミラマックスから脚本家として映画化を打診されたこともある。スミス監督が構想していたアイディアが映画化されることはなかったが、2010年にコミックブックとして出版された。今回スミス監督が手掛けるアニメ「グリーン・ホーネット」は、ファミリーをターゲットとした内容になるとのこと。舞台は現代で、主人公はオリジナルのグリーン・ホーネット&カトーそれぞれの息子と娘。スーパー・ハイテクカーの「ブラック・ビューティー」も登場する。スミス監督はツイッターで「WildBrain」に「ブラック・ビューティーの運転をさせてくれてありがとう」とジョークを込めた感謝を述べ、今回の報道を認めている。(Hiromi Kaku)
2020年07月31日『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督と先日亡くなった映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んだ『海の上のピアニスト』が日本劇場公開から20年の時を経て、8月21日(金)より色鮮やかな4Kデジタル修復版でスクリーンに蘇る。また、9月4日(金)からは当時日本では公開されなかった、170分にも及ぶイタリア完全版(HDリマスター)も待望の日本初公開に。現在、新型コロナウイルスの影響で、『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』といったジブリ作品、ブルース・リーの『死亡遊戯』、そして『ニュー・シネマ・パラダイス』までも、通常なら劇場では観られない名作中の名作が続々とスクリーンに戻ってきている。その中から、この夏見逃せない名監督の3作品をピックアップした。愛くるしい少女のつぶらな瞳とさみしげな顔が目に浮かぶ『ポネット』誰もが味わう、大切な人を亡くすことの悲しみ。痛ましい出来事に向きあう4歳の少女の純粋な姿を通し、「死」という人間の本質的で普遍的なテーマに迫る本作は、初公開から20年以上の時が過ぎたいまも決して古びることはない。主演したヴィクトワール・ティヴィソルが、1996年のヴェネチア映画祭で女優賞を史上最年少で受賞。監督は名匠ジャック・ドワイヨン。日本での劇場初公開は23年前の1997年で、東京の公開館では33週間のロングランを記録する異例の大ヒットとなった。映画史に輝く美しき傑作が、4Kレストアの高精細デジタルリマスター版で蘇る。―――ユーロスペースにて公開中。実在の人物の半生を描くデヴィッド・リンチ監督作『エレファント・マン4K修復版』19世紀のイギリス・ロンドンを舞台に、特異な容姿から「エレファント・マン」として見世物小屋に立つジョゼフ・メリック(ジョン・ハート)の生涯と、彼を研究対象として病院で預かるトリーヴズ医師(アンソニー・ホプキンス)や彼を取り巻く人々の交流を、実話をもとにモノクロ映像で描いた作品。日本では1981年に公開され、同年の公開作品の中で1位の配給収入(当時)を記録し、第53回アカデミー賞にて作品賞を含む8部門にノミネート。いまなお、私たちの心に突き刺さるデヴィッド・リンチ流の詩的な問題作。―――新宿ピカデリーほか7月10日(金)より公開。海の上で生まれ、生涯一度も船を下りなかったピアニストの伝説『海の上のピアニスト』『ニュー・シネマ・パラダイス』のトルナトーレ監督とモリコーネがタッグを組んだ不朽の感動作。煌びやかな豪華客船の内部や、青く透き通るような海など、これまで表現しきれなかった細部まで4Kデジタル修復版で色彩豊かに蘇る。また、トルナトーレ監督が本当にやりたかった全てを描き切った170分にも及ぶイタリア完全版(HDリマスター)も待望の日本初公開。インターナショナル版としてカットされた40分以上のシーンが復活、タイトルやクレジットロールもイタリア語で演出されるなど、本作のファンが長く待ち望んでいた内容が盛り込まれている。―――8月21日(金)~4Kデジタル修復版はYEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町ほか、9月4日(金)~イタリア完全版順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月12日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回ご紹介するのは、映画『スーパーティーチャー熱血格闘』です。カンフー映画といえばジャッキー・チェンが有名ですが、この映画の主演男優、ドニー・イェンをご存じですか?ブルース・リーの実在の師匠をモデルにした映画『イップ・マン序章』がヒットし、シリーズ化されてトップスターになった俳優です。記者は彼の気品あるたたずまいと宇宙最強といわれるカンフーのすごさに一目ぼれ。そんなドニーが初めて教師役に挑戦した映画がDVDになりました。■『スーパーティーチャー熱血格闘』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray4,800円、DVD3,800円(ともに税別)。発売・販売元/バップ大学進学率ゼロで廃校の危機にあるタックチー学園に赴任した、アメリカ帰りのチャン・ハップ。クラスは学級崩壊状態で、チャンは押しつけがましくない授業でみんなを引きつけていきます。事情のある生徒の家にも足を運び、家族との絆を取り戻させますが、生徒を悪の道に誘う拳闘ジムの社長らと大乱闘に。その戦いぶりがニュースに流れ、チャンは一気に生徒の人気を集めるのですが……。問題児とされる生徒たちが美形ぞろいで、日本のドラマ『ドラゴン桜』を彷彿とさせます。でも違うのは、大学合格がゴールではないこと。多くを語らないチャン先生は、生徒にそれぞれ向き合って将来の夢を引き出していきます。教育や学校ってまさにそのためにあるんですよね。話が進むにつれ、チャン先生の過去や人間関係も少しずつ明らかに。戦いっぷりも迫力満点で、記者は改めて、凛としたドニーにほれ直したのでした。(文:西元まり)「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月06日シリーズ集大成となる『イップ・マン 完結』の公開を記念して、6月26日(金)より新宿武蔵野館にてシリーズ過去3作の特集上映が決定した。ブルース・リーがその生涯で唯一師匠と呼んだ詠春拳の達人イップ・マンを、ドニー・イェンが演じる『イップ・マン』シリーズ。今回特集上映されるのは、池内博之も参加し戦時下の日本軍との闘いを描いた『序章』(’08)、英国統治下のイギリス人との闘いを描いた『葉問』(’10)、詠春拳同士の戦いを描いた『継承』(’15)という過去作3本。特に、『序章』『葉問』は35mmフィルムでの上映となり、『継承』『葉問』上映時には、スクリーンではもう二度と見られないかもしれない公開当時の貴重な予告編上映も行われる。そして、過去作特集上映に加え、最新作が劇場公開に先駆けて1日早く観られるプレミア上映も決定。さらに109シネマズ川崎では、6月19日より『継承』、スピンオフ作品『イップ・マン外伝 マスターZ』の上映も決定した。『イップ・マン 完結』は7月3日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン葉問 2011年1月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2010 Mandarin Films Limited. All Rights Reservedイップ・マン 継承 2017年4月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2016 Starbright Communications Limited All Rights Reservedイップ・マン 完結 2020年7月3日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年06月19日ドニー・イェンが詠春拳の達人イップ・マンを演じるシリーズ完結版『イップ・マン 完結』の新たな公開日が7月3日(金)に決定。併せて、インタビューを含むメイキング映像が解禁となった。“イップ・マン”シリーズ最新作にして完結編の舞台はアメリカ、教え子ブルース・リーと再会したイップ・マンが、残される息子への思いを胸に、異郷に生きる人々、そして自らの武術家としての誇りを守るため、最期の闘いに臨む。先日5月6日に発表された第39回香港電影金像奨(香港アカデミー賞)でユエン・ウーピンがアクション監督賞を受賞したほか、編集賞、音響効果賞の3部門で受賞した。その劇場公開を前に、シリーズ10年以上にわたり、イップ・マンを演じ、本作ではプロデューサーの1人でもあるドニー・イェン、そしてウィルソン・イップ監督らの熱い思いが垣間見られるインタビュー含むメイキング映像が解禁。アクションとドラマの感情表現の両方に手腕を発揮し、シリーズ全作品を成功に導いたウィルソン・イップ監督は、本作について「イップ・マンと息子、父子の物語に焦点を当てました。イップ・マンは自分が病気であることを知り、そのため息子の未来を考えるのです」と話す。そして、監督いわく「衣装を身に着けた瞬間にイップ・マンに変身する」というドニー・イェンは、「息子のため留学先をみつけようとしますが、海外で暮らすことが息子にとって最良か疑問に思うのです」と、1人の父親としてのイップ・マンの思いを語る。また、監督が「シーンごとでアクションが変化し、結果、関係性を感じることができる」と説明するアクションシーンの撮影風景も必見だ。「イップ・マンシリーズの魅力は、カンフー映画としてのアクションのみならず人間性がより深く描かれているため観る者の心を動かすのです」というドニー・イェンの言葉には、シリーズに魅了され続けたファンも大きく頷くことだろう。『イップ・マン 完結』は7月3日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年7月3日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年06月04日平日午後の映画番組「午後のロードショー」では、6月2日(火)にブルース・ウィリス主演、アレック・ボールドウィンらの出演による『マーキュリー・ライジング』を放送する。『ダイ・ハード』シリーズが大ヒットを記録したことで一躍ハリウッドスターへの階段を駆け上がることになったブルース・ウィリス。1994年には鬼才クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』に出演、さらにテリー・ギリアム監督の『12モンキーズ』、リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』、超メガヒットとなったマイケル・ベイ監督の『アルマゲドン』、M・ナイト・シャマラン監督作品『シックス・センス』と世界で注目される監督とのタッグで次々とヒット作を世に送り出した。今年1月にはエドワード・ノートンが監督・主演を務めた『マザーレス・ブルックリン』に出演、常に第一線で活躍を続けるブルース・ウィリスがFBI捜査官に扮したのが本作となる。FBIの潜入捜査官アート(ブルース・ウィリス)は、潜入先のテロ組織が起こした人質立てこもり事件での説得を無視した強行突入により犯人グループの少年を死なせてしまう。怒ったアートは強引な突入指示を出した上司を殴り、潜入捜査班から外されてしまう。そんなアートのもとに無理心中事件の捜査が舞いこむ。現場に出向いたアートは事件は何者かによる殺人だと疑い、子ども部屋でサイモン(ミコ・ヒューズ)が隠れているのを見つける。保護され病院に入院したサイモンだったが何者かに命を狙われ、アートは間一髪で救出。病院を抜け出したアートとサイモンは執拗に追ってくる殺し屋をなんとか振り切る。サイモンは自閉症でパズルに関して天才ぶりを発揮、彼が偶然パズル雑誌で解いた暗号は、NSA(国家安全保障局)が開発した絶対に解けないとされる“マーキュリー”という暗号システムで作られたもので、NSAのクドロー中佐(アレック・ボールドウィン)は国家機密保持のため、暗号を解いたサイモンを抹殺しようとしていた…という物語。サイモンを狙うNSAのクドロー中佐には『レッド・オクトーバーを追え!』のジャック・ライアン役や、『ミッション:インポッシブル』シリーズなどの作品で知られるアレック・ボールドウィンが出演している。午後のロードショー『マーキュリー・ライジング』は6月2日(火)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年06月02日ドニー・イェンがブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マンを演じるシリーズの最新作『イップ・マン 完結』が、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言下の状況を鑑み、公開を延期することが決定した。5月8日(金)より公開を予定していた本作は、原題タイトル『葉問4 完結篇』の文字が表すとおり、シリーズ4作目にして完結篇。舞台は、『継承』の物語から5年後の1964年サンフランシスコ。最愛の妻と死別したイップ・マンが、愛弟子ブルース・リーの招待を受けて渡米するも、サンフランシスコのチャイナタウンで米海軍との闘いに立ち向かうことに。なお公開については、近日公開を予定。すでに購入済みのムビチケは、延期した後の公開でも使用できる。『イップ・マン 完結』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 近日公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年05月01日ブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マン(葉問)を描く『イップ・マン』シリーズ3作品が、4月19日(日)より3週連続でTOKYO MXにて放送されることが分かった。TOKYO MXがプロデュースする映画館「キネマ麹町」は、毎月特集テーマを決めて、幅広く名画を上映中。今月、4月の上映テーマは、<“宇宙最強の男”ドニー・イェン>。『イップ・マン』シリーズを3週連続で放送する。まず4月19日(日)は、戦時下の日本軍との闘いを描いた『序章』(’08)を放送。1937年に日中戦争が勃発、佛山は日本軍の占領下になってしまう。家族のために石炭運びの仕事をする中、ある事件をきっかけに日本兵に中国武術を教えることを拒否したイップ・マンは、誇りをかけ、日本武術の名手である日本軍将校三浦(池内博之)と生死をかけた対決に挑む。続く2週目26日(日)は、英国統治下のイギリス人との闘いを描いた『葉問』(’10)を放送。日中戦争後の1949年、佛山から詠春拳を広めるべく香港に移住してきたイップ・マン。新聞社の一角で道場を開き、彼の元には多くの弟子が集まっていった。そして56年、後のアクションスターとなるブルース・リーと出会うことに――。そして5月3日(日)の3週目は、詠春拳同士の戦いを描いた『継承』(’15)を放送。1959年の香港を舞台に、裏社会を牛耳る最凶の不動産王・フランクによる暴挙から町を守るため、イップ・マンは立ち上がるが、同時に自身の家族をも命の危険にさらすことを意味しており…。イップ・マンの最凶の敵として元世界ヘビー級王者マイク・タイソン、新たな詠春拳の使い手としてマックス・チャンが参加しており、ドニー・イェン含め三者三様の迫力あふれるアクションは必見だ。(cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン葉問 2011年1月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2010 Mandarin Films Limited. All Rights Reservedイップ・マン 継承 2017年4月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2016 Starbright Communications Limited All Rights Reserved
2020年04月13日ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの三女タルーラ・ウィリスがインスタグラムに投稿した写真が話題となっている。ブルースとデミは1987年に結婚、2000年に離婚しているが、離婚後も友好的な関係を築いていることが知られていた。今回公開された写真から、その仲良しぶりが実によく分かる。タルーラ、彼氏のディロン・バス、ブルース、デミ、愛犬が、みんな同じ緑×白のストライプのパジャマを着て1枚の写真に収まっている。ブルースとデミが真ん中でお互いの腰に手を添え、ブルースはガッツポーズ、デミはサムズアップをして笑顔。タルーラはその後ろのソファの上でY字バランス、ディロンは小さな犬を抱えてカメラから目線を外して真顔…という、タルーラの添えたキャプション通りの「混沌にして中立」な様子を感じさせる。この写真を見たある人から、おそらくブルースとデミたち家族が“一時的に”一緒にいるのだと察し、「社会的距離が取れていない」との指摘があった。これに対し、タルーラは明るく「ハイ!」とあいさつし、「私たちは(新型コロナウイルス感染)予防のためにみんなで自主隔離することにして、もう27日も一緒に過ごしています。家にこもり、手を洗ってください!」とコメントを返している。デミのインスタグラムでは、さらに家族のメンバーと犬が増えて迫力満点の1枚がアップされている。(Hiromi Kaku)
2020年04月08日ドニー・イェンが、ブルース・リーの師匠である詠春拳の達人を演じるシリーズの完結版『イップ・マン 完結』。その最期の闘いと“伝説”を伝える予告編が解禁となった。中国で昨年末公開されるや『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を押さえて初登場1位を記録した本作。本年度香港電影金像奨(香港アカデミー賞)では9部門(監督賞、新人賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装&メイクアップ賞、アクション監督賞、オリジナル作曲賞、音響効果賞)にノミネートされた。今回解禁となった日本版予告編は、なんと悪性腫瘍が見つかったイップ・マンが、残された時間を使い、愛弟子であるブルース・リー(李小龍)に逢うためアメリカ、サンフランシスコへと渡る場面から始まる。しかし、そこで西洋人に中国武術を伝えるブルース・リーが中華街の掟を破った者として師匠たちの怒りを買っていることを知ったイップ・マンは、ブルースを庇い、太極拳の達人であり、中華総会長のワン(ウー・ユエ)と対峙することに。お互いの信念をかけて、無言でガラスの円卓を押し合う場面は必見!さらに、異国で暮らす同郷の人々を追い詰めていたアメリカ海兵隊軍曹バートン(スコット・アドキンス)の暴挙に、「不正に立ち向かう、それが武術を学んだ理由だ」と病に侵された身体で最期の闘いに挑むイップ・マンの姿も胸アツ。このほか、前作では激闘シーンがなかったチャン・クォックワン演じるブルース・リーのヌンチャク姿もチラリと映り、台湾のアイドルグループ「F4」のヴァネス・ウーの姿も。そしてシリーズファンには印象的な、前3作品のシーン(『イップ・マン 序章』池内博之演じる三浦との闘い、『イップ・マン 葉問』サモ・ハン・キンポー演じるホンとの闘い、『イップ・マン 継承』マイク・タイソン演じるフランク&マックス・チャン演じるチョン・ティンチとの闘い)も回想され、まさに完結となる本作に期待値の上がる予告編が完成した。『イップ・マン 完結』は5月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年5月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年03月19日ドニー・イェンが詠春拳の達人イップ・マンを演じる“イップ・マン”シリーズ最新作にして完結版となる『イップ・マン 完結』から、本ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。2019年12月に中国で公開されるや、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を押さえて初登場1位を記録、前作を超えるシリーズ最大の世界興行収入を叩き出した本作。2月に香港で発表された香港電影金像奨(香港アカデミー賞)では、監督賞、新人賞、撮影賞など9部門にノミネートされ、話題を呼んでいる。今回解禁となった日本版の本ポスタービジュアルには、「さよなら、イップ・マン」のコピーとともに、燃える木人椿の前で詠春拳の構えを取るイップ・マンの姿が。背景には、ブルース・リーとの再会、そして息子の未来のために渡米した彼を表現するアメリカ合衆国の地図、舞台となるサンフランシスコを象徴するゴールデンゲートブリッジがデザインされている。併せて解禁された場面写真には、『ドクター・ストレンジ』のスコット・アドキンス演じる凶悪なアメリカ海軍曹バートンや『SPL 狼たちの処刑台』のウー・ユエが演じる太極拳の達人ワンと闘うイップ・マンの姿が。さらに、今回満を持して登場するチャン・クォックワン演じるブルース・リーのお馴染みのポーズ、ブルース・リーの弟子を演じた台湾のアイドルグループF4のヴァネス・ウーの姿も収められている。そのほか、前作『イップ・マン 継承』で逝去した妻の墓前にたたずむ場面や、最愛の息子が木人椿を打つ姿を見守るイップ・マンの表情をとらえたシーンなど見ごたえのあるシーンが切り取られている。現在、公開劇場、メイジャーなどにて、中国・香港公開時のオリジナルビジュアルのポストカード特典付きムビチケが数量限定で発売中。特典は、現在発売中の第1弾に続き、第2弾が3月20日(金)に発売予定。『イップ・マン 完結』は5月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年5月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年02月27日ブルース・ウィリスとメーガン・フォックスが『Midnight in the Switchgrass』に出演することになった。犯罪スリラーで、ふたりの役はFBI捜査官。ほかに、地元の刑事の役でエミール・ハーシュも出演する。監督は『アイリッシュマン』など100本以上の映画をプロデュースしてきたランダル・エメット。今作が監督デビュー作となる。撮影は来月9日、プエルトリコで開始。ウィリスの最近作は、エドワード・ノートンが主演と監督を兼任した『マザーレス・ブルックリン』。ハーシュは今年のオスカーに10部門でノミネートされたタランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演している。文=猿渡由紀
2020年02月18日映画『ヲタクに恋は難しい』(2月7日公開)の公開初日舞台挨拶が7日に都内で行われ、高畑充希、山崎賢人、菜々緒、斎藤工、福田雄一監督が登場した。同作は、イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載された、漫画家・ふじたによるWEB漫画を実写化。累計発行部数は700万部を突破、2018年4月にはアニメ化もされた。周囲にヲタクであることがバレることを恐れる“隠れ腐女子”の桃瀬成海(高畑)と、成海の幼馴染で同僚、“重度なゲームヲタク”の二藤宏嵩(山崎)のピュアなラブストーリーを描く。イベントでは、高畑&山崎、斎藤&菜々緒のペアでジェスチャーゲームに挑戦。じゃんけんで負けた高畑&山崎が先行となるも、山崎の独特なジェスチャーに高畑は苦戦する。最初に出た「バーのマスター」というお題では、山崎が作中でマスター役をするムロツヨシの物真似をしてしまったためにまったく意図が伝わらず、かなりの時間を食ってしまう。続く「ラッパー」「サイリウム」は当たったが、山崎が「サーフィン」のジェスチャーをしているところで時間切れとなってしまった。一方菜々緒は、斎藤の「DJ」「歌舞伎」「モデル」というジェスチャーを軽快に当てていき、息の合ったところを見せる。「福田監督」というお題では、実際に登壇していた監督を指差すという技も。「バンジージャンプ」等、苦戦したお題もあったが、最終的には斎藤&菜々緒ペアが勝利となった。最後、挨拶を任された山崎は決め顔で「俺、言います。やるときはやります。この映画は、ドント フィンク シール!」と言ったものの、違和感に会場はざわつく。MCから「逆です!」と指摘され、「うわ〜、最悪だ。本当に最悪。ブルース・リーも大好きなのに!」と慌てる山崎に、高畑も爆笑。さらに山崎は「この映画は、みなさん……わかんなくなってきちゃった」とパニックになっていたが、最後は「Don’t think feel !」と決めていた。
2020年02月07日痛み知らずのアクション・ヒーロー・エンターテインメント『燃えよスーリヤ!!』から、主人公のスーリヤを演じるアビマニュ・ダサーニーの本作へのアツい思いが伝わるメイキング映像がシネマカフェに到着した。主人公であるスーリヤというキャラクターの大きなインスピレーションは“ブルース・リー”と語るヴァーサン・バーラー監督。そんなスーリヤを演じたアビマニュ・ダサーニーは本作で俳優デビューを飾る新人。映画も殺陣も初の体験だった彼は、監督に自ら「スタントは自分でやる!」と話し、安全装置は最低限にとどめ、吹き替えなしでトレーニング期間9か月で見事に演じきった。今回解禁となったメイキング映像では、そんな彼の体を張って演技した代償ともいえる痛々しいケガをした姿や、腕立て伏せや懸垂などトレーニングに勤しむ姿が収録されている。共演者であるグルシャン・デーヴァイヤーは「彼は映画と自分の役に全身全霊を傾け、ストイックに撮影に臨んでいた。彼の血と汗で本作はできている」とアビマニュの奮闘を称える。「自力でやりたかった。ケガはしたけど有言実行できて誇らしかったよ」と話すアビマニュだが、本作のヒロイン・スプリを演じたラーディカー・マダンもその姿を目撃していたよう。彼の印象について「とにかく満身創痍で痛そうだった」と語り、続けて「とても優しくて謙虚で仕事熱心な人よ」とストイックさに太鼓判を押した。「殺陣の間に擦りむいた。指は2か所骨折してる。撮影が1つ終わると指を固定して、痛めた肩やヒザを手当てする。そして次の準備ができると全部外して、撮影再開だ」とカメラに話しながらケガを見せるアビマニュ。多くのケガに見舞われながらの撮影だったことがうかがえる。そんなストイックな役作りの甲斐あって、本作は2018年のトロント国際映画祭のミッドナイトマットネス部門観客賞を受賞。そしてアビマニュは、インド人の俳優として初めてマカオ国際映画祭で最優秀新人男優賞を受賞した。ヴァーサン監督は、「実際に会ってみて彼しかないと思った。彼以外のスーリヤは考えられない」とスーリヤは彼のハマり役だったとすぐに確信し、手応えを感じていた。『燃えよスーリヤ!!』は12月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃えよスーリヤ!! 2019年12月27日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© 2019 RSVP, a division of Unilazer Ventures Private Limited
2019年12月23日ドニー・イェン主演シリーズ最新作『イップ・マン4完結篇』(原題)が邦題を『イップ・マン 完結』として2020年5月8日より公開することが決定。併せて、日本版ティザービジュアルが解禁となった。本国版ティザー予告では、これまでのシリーズである戦時下の日本軍との闘いを描いた『イップ・マン 序章』、英国統治下のイギリス人との闘いを描いた『イップ・マン 葉問』、詠春拳同士の戦いを描いた『イップ・マン 継承』での孤高な闘いをふり返りつつ、最愛の妻と死別したイップ・マンが、ブルース・リーの招待を受け息子と渡米したサンフランシスコのチャイナタウンで繰り広げられる米海軍との闘いに立ち向かう姿を紹介している。さらに本国公開を前に解禁された予告編では、ドニー・イェン演じるイップ・マンが『ドクター・ストレンジ』のスコット・アドキンス、『SPL 狼たちの処刑台』のウー・ユエ、クリス・コリンズらとの新たなる闘いに臨む場面も描かれている。今回、本作の日本版ティザービジュアル2種が解禁。1種は後ろ手を組むドニー・イェンの握った拳が印象的なデザイン。もう1種のデザインでは、でかでかと踊る数字の「4」の中で詠春拳の構えを取っている彼の姿が確認でき、イップ・マンの最後の闘いに期待が膨らむビジュアルに仕上がっている。また、このデザインを用いたティザーチラシを12月20日(金)より、“イップ・マン”シリーズの聖地・新宿武蔵野館ほか全国公開予定の劇場にて設置予定。ティザーチラシは本国のティザーチラシ2種を表裏に配した特別版で、“イップ・マン”ファンにとっては、コレクターズアイテムとなること間違いなしだ。『イップ・マン 完結』は2020年5月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン4完結篇(原題) 2019年、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開予定© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2019年12月20日三池崇史監督、窪田正孝主演の映画『初恋』が今年4回目を迎えたマカオ国際映画祭フライングダガー部門に出品され、窪田さんと内野聖陽、ベッキー、三池監督が参加した。同映画祭は、現地の若い世代の映画文化を反映し、人気作やジャンル作品を中心に構成される国際映画祭。三池監督は第1回マカオ国際映画祭に『土竜の唄 香港狂騒曲』で参加して以来2回目、窪田さんらは今回が初参加。出品された「フライングダガー部門」(Flying Daggers section)とはノンコンペティションで、世界から選りすぐりのジャンル映画を上映する部門となる。窪田正孝、念願のボクサー役を「頑張りました!」と笑顔12月7日(土)に行われた海外メディア向けの囲み取材には、アジアメディア、インターナショナルメディアが集結。三池監督は、多岐にわたるジャンルの作品を手掛けるなかで香港映画からの影響は受けているかという質問に対し「僕は映画監督になりたかったというよりも、ブルース・リーになりたかった!カンフー映画は子供頃からたくさん観ているので、監督として以前に人間として影響受けている」と答え、ジャッキー・チェン以前の香港映画からも強い影響を受けていることを明かした。窪田さんは、役作りについて聞かれると「ジムのシーンを一日で、前日は試合のシーンがそれぞれ1日で撮影したのは体力的に辛かったですが、念願のボクサー役だったので頑張りました!(笑)」と、厳しい撮影を笑顔でふり返る。また、ベッキーさんは、本作に携わった感想を聞かれ、「憧れであった三池監督に声をかけていただいたので、すぐに出演のお返事をさせていただきました。私が感情爆発させる時は皆さんが空気を作ってくれて。明るすぎるわけでも、暗すぎるわけでもなく、居心地のいい現場だった。シーンに合う現場でやりやすかったです」と感無量の様子でコメントした。「誰よりも現場を楽しんでいる姿が10年間変わらない」三池監督マカオ国際映画祭の印象について聞かれると、窪田さんは「ギラギラでした!これからたくさんの海外の方々に見ていただく中でジャンルを問わず映画って楽しいなって思っていただけると嬉しいです」、そして三池監督は「マカオは1回目に来た時からギラギラしていました(笑)。マカオ映画祭は4回目を向かえて成長してきていると思うしこれからも楽しみな映画祭です」とコメント。三池監督とほかの監督との違いについて問われた窪田さんは「いろんな現場でやってきた中で、誰よりも現場を楽しんでいる姿が10年間変わらない三池監督はすごい。主要キャストだけでなく、通行人や周りの出演する人全員に対して愛をもって役を導いているのは素晴らしいなと思う」と明かす。内野さんは「映画にかけるやんちゃぶりは素敵だと思う。日本映画の現場はいろんな制約があるものの、前向きに捉えて、作品を愛して戦い続ける姿は見ていて嬉しかった。高みに挑んでく姿は、みんながついていきたくなるくらい、三池監督の映画愛は別格」と絶賛。ベッキーさんも「初めてご一緒したのに、こんなに私を理解してくださる方がいるんだって有難かったです」と、それぞれ三池監督に対する特別な思いがあることを明かした。さらに、本作での海外映画祭は初めての参加となった内野さんは、「実際に三池監督の作品がどのように受け入れられているのか反応をみるのが楽しみです。私は劇中でバイオレンス担当なのですが、そのようなところもどのようにみられているのか楽しみです」と答え、観客の反応に期待している様子だった。レッドカーペット&舞台挨拶も大歓声「海を越えて一人でも多くの人に」同日の夜に行われたレッドカーペットでは多くの観客が詰めかけ、大きな歓声が止まないなか4人のサインを求める人々で溢れかえっていた。そんな熱烈的なファンの声援に、ひとつひとつ丁寧に答えるなか10分ほど押して舞台挨拶がスタート。600席の場内がほぼ満席となる中、窪田さんが広東語でひと言挨拶をすると会場からははちきれんばかりの黄色い歓声が!続けて、「この作品を通して、日本映画の素晴らしさが海を越えて一人でも多くの人に届くといいなと思っています。渾身の力作なので、観終わった人に身近な助けてくれる人へ感謝の気持ちが芽生えてくれたら嬉しいです」と本作にかける熱い思いを明かした。内野さんも広東語の挨拶でファンを沸かせると、「今や絶滅危惧種となっているヤクザという過激な役を演じています。ぶっとんだ映画になっていますので、最後まで楽しんでください」とコメント。エンドロールでは万雷の拍手が鳴りやまず、上映後には盛大な歓声があがっていた。「カンヌの時はお客さんと一緒に作品を見られなかったけれど、今日皆さんと観られて、笑いたいところは笑うという素直に映画を楽しんでいる様子を伺えて嬉しかったです!」と窪田さん。観客もキャストも大興奮の様子となった。現地の観客からは、「役者の方もみんな素晴らしくて、窪田さんの目の演技がすごい!」「バイオレンスも激しかったけど、しっかり純愛も描かれていて感動した」「窪田ファンなので、全然他の作品と演技が違くてよかった!素晴らしい!」といった声が上がっていた。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年12月09日綾瀬はるか主演で昨年の夏クールに放送したドラマ「義母と娘のブルース」が、「2020年謹賀新年スペシャル」として1年後を描くスペシャル版が放送されることが決定した。桜沢鈴による同名4コマ漫画をドラマ化した本作は、昨年夏に火曜ドラマとして放送。綾瀬さん演じる主人公のキャリアウーマンが、8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走する日々、10年間の物語が描かれた。今回放送するスペシャル版では、そこから1年後をドラマオリジナルストーリーで描く。物語は、綾瀬さん演じる義母・亜希子の再就職から1年後の2019年秋。亜希子は大阪、娘・みゆきは東京と、離れて暮らしていた。ある日、突如クビを宣告され帰京することになった亜希子は、久しぶりにみゆきのアパートを訪れると、ベーカリー麦田の店長・麦田がタオル1枚の姿で風呂場から出てくるのに遭遇。さらに麦田の腕には、なんと赤ん坊が抱きかかえられていた…。本作は、そんなドタバタから始まる。キャストには主演の綾瀬さんをはじめ、麦田役の佐藤健、みゆき役の上白石萌歌、井之脇海、浅利陽介、浅野和之、麻生祐未ら連続ドラマのレギュラーキャストが顔を揃え、また病気で亡くなった亜希子の夫・宮本良一役の竹野内豊の出演も決まっているという。さらに、レギュラーキャスト以外にも個性豊かな俳優陣が出演予定だ。<出演者コメント>綾瀬はるか不器用で、生真面目で、でも愛に溢れた亜希子さんが私自身も大好きです。みなさんに楽しみ、親しんでいただいた作品となり、こうして再び亜希子さんを演じることができます。ありがとうございます。みなさんへの感謝も込めてお正月の一時を温かい気持ちで過ごしていただける作品をお届けできるように頑張ります。竹野内豊昨年の連続ドラマが終わり、早1年が過ぎ、スペシャル版として、再び戻って来ることになりました。私が演じていた宮本良一さんは、すでに虹の橋を渡ったはずなのに、スペシャル版に出演すると聞き、どう言うことだ・・・? と思いながら台本を開き、なるほど。なるほどね。と、呟きました・・・。2020年のお正月に、ご家族と一緒に楽しんでいただけるドラマになると思います。ご期待ください!佐藤健親しみあるこのチーム、そして素晴らしい脚本のもと、また麦田を演じられることをうれしく思います。今現場では最高に可愛い赤ちゃんに毎日癒されながら撮影をさせていただいておりますが、今回の脚本を読んで、子育ての見えないところでの苦悩、大変さ等を改めて感じています。全国のお母様方への敬意を精一杯詰め込んで演じます。よろしくお願いいたします。上白石萌歌私にとって大切なこの作品にこうしてまた戻って来られることが心から幸せです。去年の夏、情熱を燃やしながら時間を共に過ごしたキャスト、スタッフのみなさんと再会し、新たな物語を紡いでいく。うれしさと緊張が共存しています。みゆきちゃんと一緒にちょっぴり成長した自分をお見せできたらいいなと思います。気がつかないだけで実は毎日起こっている小さな奇跡や、本当の愛の意味について考えていただけたらと思います。是非ご家族でご覧ください!井之脇海続編があればいいなと心から思っていたので、こうやってまた撮影が決まってとてもうれしいです。脚本を読んだ時、相変わらず登場人物がみんな愛らしくて、読みながらクスクスと笑ってしまいました。同時に、子育ての大変さや人と人とが向き合うことの大切さを、改めて感じました。またヒロキとしてみゆきを見守ることができて幸せです。きっと、どなたが見ても、クスっとして、ほろっとして、最後はほっこりできるドラマだと思います。新年のスタートに相応しいブルースをお届けできるよう頑張りますので、ご期待ください!!「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」は2020年1月2日(木)21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月16日クエンティン・タランティーノ監督作の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、4つの新しいシーンを含む10分の未公開映像を加え、再び北米の映画館で公開される。ソニー・ピクチャーズが発表した。ソニーで配給権を担当するエイドリアン・スミスが、「観客のみなさんは、この作品に絶大な支持を寄せてくれました。私たちはこの映画を本来意図された形で、映画館の大きなスクリーンでまた見てもらうという機会をもうけることにしたのです。クエンティン・タランティーノが贈る60年代のさらなる世界や音楽を、特別な楽しみとして付け加えて」と語っている。25日(現地時間)から北米の1000館の映画館で再公開されるという。この情報は、25日にオリジナル版の公開が予定されていた中国において、公開が「保留」になった直後に発表された。中国では公開前から同作でのブルース・リーの描写が問題視されており、タランティーノ監督はそのシーンを再編集して公開するつもりはないと宣言していた。大きな映画市場である中国で未公開にもかかわらず、同作はタランティーノ作品の中で『ジャンゴ 繋がれざる者』に次ぐ大ヒットを記録している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年10月24日インド発のアクション・ヒーロー・エンターテインメント『Mard Ko Dard Nahin Hota』(原題)が『燃えよスーリヤ!!』の邦題にて公開されることが決定。併せて、ビジュアルと予告が解禁となった。主人公スーリヤは何の変哲もない青年。ただし、彼はどんな痛みも感じないという特別な体質の持ち主。幼い頃に祖父から渡されたカンフー映画に衝撃を受けて以降、街の悪党を倒すことを目標として独自にカンフーの特訓を積んできた。ある日、スーリヤは離ればなれになっていた幼なじみのスプリが街を牛耳る悪の組織に狙われていることを知り、カンフーと痛み知らずの身体を武器に悪の組織との全面戦争を決意する――。第43回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にて観客賞を受賞した本作。監督は『めぐり逢わせのお弁当』の製作に携わり、本作で長編監督2本目となるヴァーサン・バーラー。主人公スーリヤを演じるのは本作で銀幕デビューとなるアビマニュ・ダサーニー。今回解禁された予告編では、子ども時代のスーリヤがいじめに遭うも痛みを感じず、無理やり「イテッ」と言う様子が映し出される。じいちゃんに渡されたVHSを再生すると、胴着の男が片足で「百人組手」に挑むアクションが映し出され「かっけえええ!!」と絶叫。アクション映画に影響を受け、カンフーヒーローになる道を歩み始める。成長し、大人になったスーリヤは相も変わらず痛み知らずだったが、ヒロインである幼なじみのスプリとの再会で胸に痛みが走る。それが恋だと気づいた彼は愛する彼女を守るため、憧れの格闘家マニ、その弟子でもあるスプリと共に街を牛耳る悪の組織との壮絶な戦いに挑む。ナレーションを担当するのはカンフー界のヒーロー、ジャッキー・チェンの吹き替えを長年務める石丸博也。スローを多用したVFX満載のアクションシーンでは、どんな攻撃を受けても動じないスーリヤの心の声を代弁するように石丸さんが「痛くなーーーーーい」と絶叫。新たなスーパーヒーロー誕生を期待させる映像に仕上がっている。予告編と同時に解禁となったポスターでは、ブルース・リーをオマージュしたカンフースタイルのポーズを決めるスーリヤをはじめ、スプリ、マニ、悪の組織のボスであるジミー、スーリヤにアクション映画で英才教育をたたき込む強烈な祖父ら個性溢れるキャラクターたちが、漫画を意識したコマ割りの中で思い思いのポーズをとっている。「痛みを知らずに悪を討つ!」のコピーとともに悪の組織に立ち向かう意気込みが溢れだす構図となっている。『燃えよスーリヤ!!』は12月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月25日鬼才クエンティン・タランティーノ監督の9作目となる長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(公開中)。これまで実現することのなかった豪華二大スターを迎え、古き良き時代だったハリウッド黄金時代の光と影を映し出している。脚本制作に5年を費やし、徹底的なリサーチの下に再現された60年代・ハリウッドの文化や街並みは圧巻!衝撃的な事件が起こった1969年を舞台に本作で描かれるのは、ロサンゼルスに住む主人公2人が織り成すノスタルジックでマジカルな夢物語だ。ヒッピー文化の頂点を迎えた60年代アメリカの息吹1960年代、ベトナム戦争真っ只中のアメリカでは、キング牧師やマルコム・X率いるアフリカ系アメリカ人らを中心とした公民権運動が盛んに行われ、男女の賃金格差や貧困、人権問題など、様々な社会的矛盾への抗議によって国内は分裂の危機に瀕していた。その一方で、若者を中心に新たなる価値観を求めるカウンターカルチャーが隆盛に。ロックンロールやアメリカン・ニューシネマが大人気となり、ドラッグ&フリーセックスや男性の長髪&ひげなど、独特のファッションセンスと思想を持つムーブメント=ヒッピー文化が頂点を迎えた時代だったのだ。ハリウッドを震撼させた「シャロン・テート事件」とは?そんなヒッピー文化最盛期の1969年8月9日。当時『ローズマリーの赤ちゃん』(1968年)で時代の寵児となっていたロマン・ポランスキー監督の妻で女優のシャロン・テートと友人らが、カルト集団「マンソン・ファミリー」のメンバーによって惨殺される事件が起こる。自分流に「聖書」を解釈し、自らをキリストもしくは悪魔と称したチャールズ・マンソンは、家出娘たちを集めてセックスや幻覚剤LSDなどを使って洗脳。ロサンゼルス郊外のスパーン牧場で約20人もの大所帯となるヒッピーコミューンを形成する。そして彼を信奉する3人の女性がポランスキー宅に押し入り、テートの全身を刃物で切り裂き、その血で玄関扉に“pig”と書き残して逃走。当時テートは妊娠8か月、26歳という若さだったという。「昔むかし、ハリウッドで…」タランティーノがかけた魔法このシャロン・テート事件を下敷きにした本作で、タランティーノは落ち目のテレビ俳優とそのスタントマンの悩ましくも夢のような日々と友情に焦点を当て、狂騒的かつ平和でもあった60年代のワンダーランドを見事に再現してみせた。タランティーノがかけた最大の魔法は、これまで共演することが一切なかったハリウッドが誇る二大スターの姿をスクリーンに同時に映し出したことだろう。レオナルド・ディカプリオ:俳優リック・ダルトンピークを過ぎたテレビ俳優リックは、映画スターへの転身を試みるもうまくいかず、精神的に不安定になっていた。いよいよ追い込まれたリックは、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演することになるが…。外ではスターとして格好良くきめていても、家では必至にセリフを覚え、撮影でやらかした失敗に激しく自分を責めるリック。夢を見続けたいと願う落ち目の俳優が、自分の現在の価値を思い知らされ悔し涙を流す~そんな悲しくも滑稽な姿を、ディカプリオは切なさとともに魅力的に演じている。悪役として参加した西部劇でみせた彼の渾身の演技は必見! 目頭が熱くなること請け合いだ。ブラッド・ピット:スタントマンのクリフ・ブースまたリックのスタントマンを務めるクリフは、雇われのお世話係でもあり、車の運転やテレビアンテナの修理など細々とした用事も全て行っている。リックと同じくジリ貧ながらも、マイペースにリックを支える日々だ。仕事以上の深い関係で結ばれる2人だが、その関係にも変化のときが…?妻を殺したとうわさされるクリフ。暴言を吐く妻の姿がフラッシュバックされたり、ブルース・リーと“人殺し”について会話したりするシーンはあるものの、その過去は謎に包まれている。リックに変わり危険なスタントをこなすクリフ役を演じたブラッド・ピットは、55歳とは思えない軽やかなフットワークと鍛え上げられた肉体を披露。余裕たっぷりのアクションシーンにもキュンキュンさせられる。さりげないタイミングで登場するサービス・ショットもお楽しみに!リックの隣人、ロマン・ポランスキー監督&シャロン・テートまた坂の上の豪華な住宅エリアに暮らすリックの隣人は、ハリウッドで最も勢いがあるロマン・ポランスキー監督と女優のシャロン・テートだ。2人はつい最近引っ越してきたばかりで、リック&クリフとは対照的に、華やかなハリウッドを謳歌している。物語はリックとクリフを追う一方で、将来に期待がかかる若手女優であるテートがパーティーに興じたり、自分が出演する映画を観るため映画館を訪れたりと、ハリウッドを満喫する姿も映し出す。扮するマーゴット・ロビーはきらびやかで夢あふれるテートを体現するが、その姿には常に不穏な空気がつきまとう。そして本作が“タランティーノ作品”であることに気づいた観客は、そっと息を詰めて最後まで見届ける決意をさせられるのだ。そして1969年8月9日、映画史を塗り替える事件が起きる。シャロン・テート事件からちょうど50年の節目に、映画を心から愛する監督が渾身の想いでつむぐ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。上映時間2時間41分、タランティーノの映画愛とノスタルジックな魔法に、どっぷりと浸ってみてはいかが?(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年09月02日おとな向け週末映画ガイド今週オススメしたい映画は、この4作品。ぴあ編集部 坂口英明19/8/30(金)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は14本。全国で拡大上映される『引っ越し大名!』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』と、ミニシアターなどで上映の11本です。その中から、おとなの映画ファンにオススメしたい作品をご紹介します。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 』ぴあ(アプリ版)の名物企画「水先案内」で、エンタメ目利きのプロ、過去最多の11人が推している映画。鬼才クエンティン・タランティーノの新作です。皆さん絶賛の理由は3つ。まず、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピッドという超ビッグな俳優の初共演。ディカプリオはやや人気にかげりのあるTVのアクションスター、ブラピは彼と仲のいいスタントマンという役どころ。つぎに、1969年8月のハリウッド、という時代と場所の面白さ。スティーブ・マックイーンやブルース・リーなどの当時のスター、映画スタジオ、映画館、街の風景の細かいところまで再現していて、これが映画ファンにとっては、たまりません。そして、シャロン・テート事件の描かれ方。私もこの結末には驚きました。これら全てを、映画オタクのタランティーノがいかに凝って作り上げたか、が最大の魅力です。上映時間が2時間41分と相変わらず長いのですが、あれもこれも好き放題入れたせいで。逆にそれが高評価の理由にもなっています。『やっぱり契約破棄していいですか!?』やっぱりイギリスはブラック・ユーモアが冴える国です。ノルマに追われる殺し屋なんて、かつて「どうも雑用が多くて、いけねえ」とつぶやいた、われらが宍戸錠さん以来のおかしさです。現代のロンドン。この映画に登場する殺し屋は、英国暗殺組合のベテラン会員なのですが、課せられたノルマの達成が困難になってきた今日このごろ。未達だと「卒業」せざるをえません。そこで考えついたのが、自殺の名所に行き、自殺志願者に声をかけ、その手伝いとして殺人契約を結び、目標を達成しようというアイデア。夜のチェルシー橋で、身投げをしようとする若者を見つけ、やっと契約にこぎつけます。若者は小説家志望だが人生に絶望、実に7回も自殺に失敗していたのです。にもかかわらず、この殺し屋と契約を交わしたとたん、運命が開けてきて、タイトルのようなことになってしまい……。クールな殺し屋なんだけれど、定年間際のサラリーマン家庭のような日常、組合活動とか、研修も受けなきゃいけないし、雑用も多い。そのへんのギャップと、老いと若きの人生を賭けたドタバタがなんとも楽しいコメディです。『ガーンジー島の読書会の秘密』第2次世界大戦中、イギリス海峡に浮かぶガーンジー島は、イギリスで唯一、ドイツの占領下にありました。家畜を没収され、外出にも制限が加えられたこの島で、住民は、密かに読書会を開いていたのです。戦後、この読書会の存在を知ったロンドンの作家が、彼らを取材し、『タイムズ』に記事を書こうと、島へ渡るのですが……。戦争中にこの島で何がおきたのか? それを探る作家を演じるのはディズニー『シンデレラ』の主演、リリー・ジェームズ。彼女を探偵にしたロマンティック・ミステリーです。アメリカ人の裕福な恋人がいる彼女、読書会をめぐるいくつかの人間ドラマに接し、魅力的な人たちに出会うことで、気持ちに微妙な変化が出始めます。そして思わぬ展開が。当時のファッションや、時代背景の描写、緑豊かな島ののどかな暮らしなど、アンティーク感も楽しめます。イギリスではおなじみの「フッシャーマンズセーター」、その元祖ともいえる「ガンジーセーター」はこの島から生まれたそうです。『おしえて!ドクター・ルース』日本では知名度の低い人物ですが、アメリカにおいてはニューヨーク・タイムズに誕生日を祝う記事が載るほどの有名人。こういう人がいるんだ、と感動し、元気になれます。アメリカのメディアで活躍する、セックス・セラピスト、ドクター・ルースを描いたドキュメンタリーです。90歳でエネルギッシュに世界を駆け回る彼女。話題になったのは1980年代のラジオ出演から。ニューヨークの独立局で始まった日曜深夜のトーク番組が、密かな人気を博しました。誰もが知りたいけれど、話すのをためらう、性の悩み。ルースおばさんが、ストレート、かつリアルな言葉でわかりやすく解決してくれたのです。ついに84年には全国ネットのテレビ番組に進出。140センチと小柄で、実に愛嬌のあるひょうきんな顔。テレビで人気になるのもうなずけます。実はドイツ生まれのユダヤ人。波乱万丈とはこのこと。ホロコーストで家族を失い、イスラエルからアメリカへ流浪の人生を送ったつらい過去があります。パレスチナ時代に一時ついた仕事にも、驚きます。詳しくは、是非、映画館で。特集上映では。「獅子文六 ハイカラ日和」(ラピュタ阿佐ヶ谷) 9/1〜11/30「獅子文六 ハイカラ日和」(ラピュタ阿佐ヶ谷) 9/1〜11/30本屋さんの文庫本コーナーで、最近見かける小説家、獅子文六。戦後まもない頃のベストセラー作家で、作品はユーモア小説とよばれています。これがなぜかいま受けて、シリーズ累計25万部突破、だそうです。そういう人気作家ですから、当時絶頂期だった映画界も目をつけ、映画化された作品も多いのです。そんな獅子文六原作の、1950年代から60年代初頭に発表された14本が上映されます。株屋の「ギューちゃん」を加東大介が演じた『大番』シリーズ4作。松竹・渋谷実監督の不思議なタイトル『てんやわんや』『やっさもっさ』と『自由学校』。チラシに使われた『特急にっぽん』は川島雄三監督作品で、原作のタイトルは『七時間半』。東京ー大阪を7時間半で結んだ特急こだまの食堂車を舞台にしたコメディです。*編集部からご愛読いただいている「おとな向け週末映画ガイド」は9月から「おとな向け映画ガイド」として、掲載を毎週月曜日に変更させていただきます。次回掲載は、9月2日(月)です。よろしくお願いいたします。
2019年08月30日日本テレビ系「アナザースカイII」の8月9日(金)放送回に、好評放送中のドラマ「あなたの番です 反撃編」に出演中、いま最も注目される俳優のひとり、横浜流星がゲスト出演。写真集の撮影で訪れた香港を再訪する。2014年放送の「烈車戦隊トッキュウジャー」で注目を集めると、「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」や『オオカミ少女と黒王子』などへの出演を経て『キセキ -あの日のソビト-』や『兄友』『虹色デイズ』などの作品で人気俳優へと成長。今年1月クールの「初めて恋をした日に読む話」で演じたピンク髪の不良高校生・由利匡平役で大ブレイク。今年前半だけで『愛唄 -約束のナクヒト-』『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』『チア男子!!』と3本もの映画が公開。さらに人気を加速させるなか、7月からは「あなたの番です 反撃編」に田中圭演じる主人公のバディ的存在となる大学院生役で出演。表紙になった「anan」は即完売と、いま最も“熱い”俳優となった横浜さんは、中学時代は極真空手に打ち込み、世界大会で優勝するほどの実力の持ち主。そんな横浜さんの“アナザースカイ”は写真集の撮影で訪れた街、香港。あれから1年を経て大きく成長を遂げたいま、男らしさに磨きをかけるべく憧れのアクション俳優、ブルース・リーゆかりの地を巡る。さらに極真空手の道着を身にまとい、本場のアクションにも挑戦。中学時代に世界チャンピオンになった実力を存分に見せてくれるほか、地元で人気の屋台で男メシも堪能、これからの夢を熱く語ってくれる。横浜さんはドラマ「あなたの番です 反撃編」にこの7月から出演中。田中さん演じる手塚翔太が原田知世演じる年上妻・菜奈と引っ越してきたマンション「キウンクエ蔵前」で住民同士の“交換殺人ゲーム”に巻き込まれ、次々と住民が殺されていくなか、翔太は菜奈や西野七瀬演じる黒島沙和らとゲームを止めようと奔走する。しかし翔太の最愛の人、菜奈が犠牲に。そこに引っ越してきたのが横浜さん演じる大学院生の二階堂忍。二階堂は自らの研究テーマであるAIを駆使して犯人探しに協力する…というのが同作の物語。沙和に恋心を抱いた二階堂だが、そんな矢先、沙和が何者かに駅のホームから突き落とされてしまう。先日放送された15話のラストで意識が回復した沙和に二階堂がいきなり「好きです」と告白する場面には、SNSで大きな反応が寄せられた。11日(日)放送の16話では二階堂が退院した沙和とデート。SNSが大きく沸きそうな予感だ。「あなたの番です 反撃編」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系で絶賛放送中。「アナザースカイII」は8月9日(金)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年08月09日7月26日、歌手のGACKT(46)がインスタグラムを更新。《詠春拳は奥が深い》とつづり、中国の伝統武術である「詠春拳」の練習風景を投稿した。25日にも《ジークンドーは哲学。武道は奥が深いからこそ極めたくなる》と武術家の一面を見せており、驚きの声が続々とよせられている。《イップマンだ!詠春拳もできるんですか!?ブルースリーも学んだ詠春拳…》《ジークンドー?初めて聞きました》《コレがジークンドーなのですね。哲学。なるほど~。ブルース・リーの生き様だったのですね…哲学、生き様…奥が深いです》《武道が哲学なんて言えるのは、常に学んでいらっしゃるGACKTさんだけだと思います》GACKTはこれまでにも、日頃のトレーニングの様子をSNSで披露してきた。さらに公式プロフィールでも、テコンドーや空手を得意分野としてあげているほどの「肉体派」だ。GACKTが修練を積む詠春拳とジークンドーに共通するのは、伝説のアクションスターのブルース・リー(享年32)だ。幼い頃から詠春拳や様々な武術を学び、のちにジークンドー(截拳道)を創設。武術を通じて人間の生き方を説き、多くの人々に影響を与えた。今やアクション俳優とも呼ばれている岡田准一(38)もジークンドーを習得した一人だ。身体だけでなく、精神の鍛錬にも余念がないGACKT。そんな彼に《是非GACKTくんに師事してもらいたいです》《GACKT道場に体験入門したいです》と弟子入りを志願する声もあがった。
2019年07月29日ディースクエアード(DSQUARED2)は、2020年春夏ウィメンズコレクションを、イタリア・ミラノで2019年6月16日(日)に発表した。今季も、ウィメンズ&メンズの合同ショー形式での発表。ハリウッド映画や70’s香港シネマのファイターズから着想インスピレーション源となったのは、ハリウッド映画や70年代香港シネマ。香港のネオンサインやムービースターの輝きを投影したウェアの数々は、ポップカルチャーの中で闘志を燃やすファイターズのごとく、エネルギーに満ち溢れている。東洋的な表現の柄や造形ウィメンズのルックにおいても、メンズと共通して、オリエンタルな表現が散見された。例えば、金、白、黒、赤といった色彩で花模様をキルティングしたレザーのミニドレスやパンツは、漆塗りや反物のような華やかさを演出。和服のように直線的なパターンメイキングで仕立てられたボンバージャケットは羽織ると丸みを帯びたシルエットとなり、抜き衿のような形に。緩やかなドレープパンツに帯のようなコルセットを組み合わせ、戦士のユニフォームを思わせる、緩急のはっきりとしたスタイリングに仕上げている。また、チャイナ風に結んだ紐を配したバッグや、鼻緒を配したピンヒールなど、小物のディテールにも東洋的な表現が施されている。ゴールドでパワフルにシャイニーなゴールドのウェアに、ハトメ、ファスナーを多用した金属的なデザインは、力強いインパクトを残していく。ゴールドで全て統一したジャンプスーツには、前身頃を縦断するように2本ファスナーが施されており、開閉することでタイトにしたり、うねりを作ったり、変形させることができる。繁る薮の中にいる虎を描いたジャケットとハイウエストのパンツのセットアップもまた、ゴールドのグリッターによってパワフルな表情に。ハイウエストのパンツは、ふくらはぎにかけてのテーパードによって腰回りのボリューム感を際立たせ、メリハリのあるシルエットに仕立てている。フェミニンなフォルムの強調極端に丈の短いショートパンツや、華奢なタンクトップやキャミソール、フリルギャザーのキャミソールドレスといった、フェミニンさを強調した形のウェアも特徴の1つ。花や孔雀などを描いた複数の和柄をコラージュし、ギャザーとフリルで装飾したキャミソールドレスは、アシンメトリーに重ねられたラッフルがふんわりと空気を孕み、ファビュラスな空気感を放っている。1つ1つ異なる柄同士が呼応し、まるで交ざり合っているかのごとく統一感を感じさせる点も印象的だ。着物をコートにショーのラストを飾ったルックは、色鮮やかな着物を羽織って登場。よく見ると裏面にキルティングが施されており、着物とは異なるコートの分量感であることに気が付く。中には、ブルース・リーのシンボリックなプリントTシャツ、和柄の虎を描いたペプラム、ダメージデニムのスキニーパンツをコーディネート。アイキャッチな要素が盛り沢山だが、アウターとなる着物と、中に着たウェアのフォルムや色彩のコントラストによって、鮮やかなバランスを見せている。
2019年06月20日ディースクエアード(DSQUARED2)は、2020年春夏メンズコレクションを、イタリア・ミラノで2019年6月16日(日)に発表した。今季も、ウィメンズ&メンズの合同ショー形式での発表となった。ハリウッド映画&70年代香港シネマから着想ハリウッド映画や70年代香港シネマからインスパイアされた今シーズン。ランウェイに登場したのは、ポップカルチャーの平和主義のために戦うファイターズだ。鮮やかな色使いと、精緻なデザインを組み合わせた、エネルギーに満ちたウェアが登場した。東洋の趣を投影コレクション全体に漂っていたのは、オリエンタルな趣。迫力のある筆致で描かれた虎と孔雀のプリントを配したアノラックやシャツは、躍動感とともに強いインパクトを残す。その他にも東洋美術を思わせる、タンポポの綿毛の絵を配した艶やかなノッチドカラーシャツや、紅く染まった葉と、孔雀の羽をきめ細やかに描いたブルゾンなどが登場。ブルース・リーのオリジナル映画のポスターをダイナミックにプリントしたTシャツも、象徴的な1着だ。エキゾチックなシャツやTシャツは、チノやデニムのベーシックなパンツとスタイリング。ボトムスのウエストから、菊の花やサル、タイガーストライプなどの柄を配したボクサーパンツを見せるようにして着用することで、メリハリのある、独自のハイウエストスタイルを提示した。着物やカンフー練習着を彷彿させるフォルムモチーフだけでなく、フォルムにも東洋的なエッセンスが投影されている。ダブルのボタンを配し、裾を断ち切りにしたデニムのチャイナシャツや、着物もしくは武道着の合わせを思わせるノースリーブのバイカージャケット、着物のように直線的なパターンのガウンなど。ハトメやファスナーを配したスポーティーなブルーナイロンのジャンプスーツや、プレーンなタンクトップにハーフパンツを合わせたスタイリングは、カンフーの練習着を彷彿させる。西洋の服作りの文脈に、東洋的なアイディアを反映したこれらのルックは、いずれも絶妙なバランス感でコンテンポラリーなスタイリッシュさを見せており、ディースクエアードの表現手法の幅広さが見て取れる。黒が際立たせる装飾性デコラティブなデザインにブラックを取り入れることで、その装飾性を際立たせていた点も印象的。極彩色の花々は、光沢のあるブラックのロングコートやジャケット、パンツに適度に空間をとりながらあしらわれている。藪の中にいる虎を、ゴールドのグリッターとともに描いたシャツやガウンには、ブラックレザーのパンツを組み合わせ、エッジを効かせながらもスタイリッシュな表情に仕上げた。
2019年06月20日ストックホルム発のユニセックスジュエリーブランド「オール ブルース(ALL BLUES)」による“飛行機の窓”モチーフのイヤリング「エアプレイン ウィンドウ(Airplane Window)」を紹介。「オール ブルース」のジュエリーは、リサイクルされたスターリングシルバー又は18カラットのゴールドを使って、ストックホルムの職人達が手作業で作り上げている。ミニマルなデザインながらも、コンセプトのある独創的なデザインが特徴だ。“飛行機の窓”をモチーフにしたイヤリング「エアプレイン ウィンドウ」は、シルバーフレームの内側の美しいグラデーションによって、窓の外に広がる景色を表現。青空の"ブルースカイ"、夕焼けの"サンセット"、薄暗い"ナイト"といった3種のカラーバリエーションが用意されている。蛇の生態からインスピレーションを得てデザインされた「スネーク(Snake)」コレクションにも注目。獲物を飲み込むとお腹がふっくらと膨らんでしまう蛇の姿から着想したユニークなフォルムのイヤリングやリングが用意されている。【詳細】オール ブルース 新作ジュエリー■エアプレイン ウィンドウ発売中 ※2019年5月現在販売店舗:ビオトープ価格:Earrings – Airplane Window 各53,000円+税■スネーク発売中 ※2019年5月現在販売店舗:ビオトープ、伊勢丹、トゥモローランド(TOMORROWLAND)、デプレ(DES PRÉS)、インターナショナルギャラリー ビームス、エイチ ビューティ&ユース・Earrings – Hungry Snake – Silver – Polished – 1 38,000円+税・Ring – Fat Snake – Vermeil – Polished – 1 29,000円+税【問い合わせ先】エドストローム オフィスTEL:03-6427-5901
2019年05月24日昨年、フジテレビ系で放送されたドラマ『コンフィデンスマンJP』が、映画『コンフィデンスマンJP』(5月17日公開)となって待望の復活を遂げる。映画の舞台はなんと香港!“コンフィデンスマン=信用詐欺師”であるダー子(長澤まさみ・31)、ボクちゃん(東出昌大・31)、リチャード(小日向文世・65)の3人が、香港マフィアの女帝が持つダイヤを手に入れるため、壮大なコンゲームを繰り広げる。そんな『コンフィデンスマンJP』トリオが、香港ロケの裏側などを語ってくれた。――香港ロケはどうだった?長澤「世界を股にかけてる感じがすごく楽しくて。浮かれた気持ちが、いい意味で映像にも反映されてると思う!」小日向「とくに浮かれたのはブルース・リーの格好をしたときじゃない?オープンバスでモノマネしながら撮影してたら、地元の人に写真撮られちゃったりして」長澤「コヒさん(小日向)、SNSに画像上げられてたよね。私はブルース・リーの映画をあんまり見たことがなくて、コヒさんにモノマネ指南してもらった(笑)」東出「そう!『もうちょっとアゴ出して!』とか言われたよね」小日向「でも、東出くんがいちばん本格的だった!やっぱり剣道有段者だから」東出「それは、関係ないんじゃないかな(笑)」――撮影中、楽しかった思い出は?東出「ホテルの部屋に集まって、初めて一緒にお酒を飲んだこと!すでに気心知れた仲だけど、いろいろ深い話ができて、キラキラした時間だったな」長澤「広がりのある作品だし、これからもずっと続くといいねって話もしたよね」東出「それと、すごい覚えてるのが都市伝説の話!コヒさんが急に“宇宙人はもう地球に来てる”って言いだして(笑)」小日向「いや、みんな気付いてないだけで、当たり前の話だから!」――じつは、詐欺師に向いてないのは誰?小日向「真面目だから、東出くんかな!」東出「たしかに嘘つくの苦手だから詐欺師に向いてない(笑)」小日向「僕なんかは、むしろすぐだまされるほうだと思う。まさみちゃんは意外と冷静だから、だまされることはないかもね」長澤「私、疑り深いからね。石橋を“叩いて叩いて叩き割る”タイプだもん(笑)」小日向「でも、宇宙人は信じてるんでしょ?」長澤「うん!それは信じる!」東出「そこは疑わないんだ(笑)」
2019年05月20日『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』『トリプルX:再起動』のドニー・イェン主演シリーズ最新作『イップ・マン4完結篇』(原題)の中国公開決定を受け、日本でも年内公開が決定。海外版ティザー予告編(日本語字幕付)も到着した。ブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マン(葉問)を描く本シリーズ。去る3月16日、香港フィルマートの会場にてイップ・マンを演じるドニー・イェン、監督のウィルソン・イップ、アクション監督のユエン・ウーピン、製作のレイモンド・ウォン、さらにイップ・マンの妻ウィンシン役のリン・ホンほかスタッフ、キャストが集結し、『葉問4 完結篇』が7月に中国公開予定と発表。それにあわせて、本作のプロデューサーでもあるドニー・イェンがディレクションに参加したティザー予告編などが続々公開された。今回、原題タイトルの「完結篇」の文字が表すとおり、シリーズ4作目にして完結篇であることを公表。本国で解禁されたティザー予告では、これまでのシリーズ、戦時下の日本軍との闘いを描いた『イップ・マン序章』、英国統治下のイギリス人との闘いを描いた『イップ・マン 葉問』、詠春拳同士の戦いを描いた『イップ・マン継承』での孤高の闘いを振り返りつつ、最愛の妻と死別したイップ・マンを映し出す。さらに愛弟子ブルース・リーの招待を受けて渡米、チャイナタウンで繰り広げられる米海軍との闘いに立ち向かう姿を紹介しており、イップ・マンの新たな、そして最後となる闘いを期待させている。■ストーリー1964年、最愛の妻との死別後、ブルース・リーの招待を受け息子とともにサンフランシスコに渡ったイップ・マン(ドニー・イェン)。しかし、ブルースが開いた詠春拳の道場が、現地チャイナタウンと米海軍との抗争に巻き込まれ…。遥かアメリカの地で、最強子弟タッグがついに誕生する――。『イップ・マン4完結篇』(原題)は2019年、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 継承 2017年4月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2016 Starbright Communications Limited All Rights Reserved
2019年03月27日『イップ・マン』シリーズから誕生した新たなヒーローを主人公にして描く『イップ・マン外伝マスターZ』。この度、主演マックス・チャンと“謎の殺し屋”を演じたトニー・ジャーの超絶アクションシーンを収めたメイキング特報が到着した。『イップ・マン/継承』で強烈な印象を残し、『パシフィック・リム:アップライジング』などでハリウッドにも進出するマックス・チャンと、香港アクション界の巨匠ユエン・ウーピンがタッグを組んだ本作。今回到着したのは、バトル・オブ・マスターズ(達人たちの果たし合い)なアクション・シーンの激烈!メイキング特報第1弾【トニー・ジャーの巻】の映像。観る者の血を滾らせ、テンションをMAXに上げる、壮絶とスリリングにもほどがある映像となっている。■カンフーVSムエタイ、凄腕のマスター同士が完璧にシンクロイップ・マンに敗れ、一度は詠春拳を捨てながらも、愛する家族・仲間達を守るため、再び苛烈な闘いへ身を投じるチョン・ティンチ(マックス・チャン)の前に突如現れた、全身黒ずくめのミステリアスな殺し屋(トニー・ジャー)。カンフーとムエタイ、全くスタイルの違う凄腕のマスター同士が、互いに、自らのテリトリーで相手に"致命的な一撃"を狙う。そんな異種格闘技戦的展開が、撃ち合い、蹴り合いを重ねるごとに一気に加速!最後には、2人の達人の動きが完璧にシンクロする圧巻のアクションのメイキング映像からは一瞬たりとも目が離せない。『ドラゴン×マッハ!』(15)に続き2度目の競演となったマックス・チャンとトニー・ジャー。ジャーもまた、『ワイルド・スピード SKY MISSION』『トリプルX:再起動』、さらに実写版『モンスターハンター』とハリウッド映画でも大活躍を見せている。互いの驚異的な身体能力、武術家としての圧倒的力量を認め合った達人同士が、ウーピン監督のもとアクション映画史に名を刻む独創的なバトル・シーンを創り上げて行く様は、必見だ。さらに、メイン館・新宿武蔵野館といえば、「イップ・マン」シリーズ上映時の風物詩・“木人椿”が今回もお目見え。“木人椿”とは、ブルース・リーが創始した格闘芸術ジークンドーでの基盤でもある詠春拳の代表的な鍛錬具。劇中でチョン・ティンチ(マックス・チャン)の心技体を支える重要な存在として登場する“木人椿”が、新宿武蔵野館にて2月16日(土)より展示公開。来場者は実際にこの“木人椿”を打って、体験することもできる(設置場所の注意事項を厳守のこと)。『イップ・マン外伝マスターZ』は3月9日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン外伝マスターZ 2019年3月9日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2018 Mandarin Motion Pictures Limited All Rights Reserved
2019年02月16日『パシフィック・リム:アップライジング』でハリウッド進出も果たして波に乗る“香港アクション界の最終兵器”マックス・チャンを主演に迎え、『イップ・マン』シリーズから誕生した新たなるヒーローを描く『イップ・マン外伝マスターZ』。本作の日本公開日が3月9日(土)に決定し、そのティザービジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。イップ・マンとの闘いに敗れ、一度は詠春拳を捨てた男がいま、再び正義のために拳を握る…。ブルース・リーの唯一の師にして、詠春拳の達人として尊敬を集めた実在の武術家イップ・マンの半生を描き、中国語圏をはじめ世界中で大ヒットを記録したドニー・イェン主演、ウィルソン・イップ監督の『イップ・マン』シリーズ。本作は、シリーズ第3作『イップ・マン継承』で詠春拳の正統をめぐってイップ・マンに挑戦し、敗れた男が主人公。『ドラゴン×マッハ!』『イップ・マン/継承』で強烈な印象を残し、ハリウッド進出も果たしたマックス・チャンを主演に、“香港アクション界の巨匠”ユエン・ウーピンがメガホンを取った究極のマーシャルアーツ・アクション・ムービーとなる。さらに、『クレイジー・リッチ!』も記憶に新しいミシェル・ヨー、実写映画版『モンスターハンター』で注目されるトニー・ジャー、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのデイヴ・バウティスタら豪華競演陣と繰り広げる壮絶なクンフー・バトル、熱き男たちの闘いに、この春、日本が沸騰すること間違いなし!主演のマックス・チャンが「身の危険を感じた」と語ったワイヤーアクション・シーンを始め、香港アクション映画の粋が詰まった濃密にして壮絶なアクション・シーンの連続と、父と子の愛情を軸にエモーショナルに描かれるひとりの男の再起と復活のドラマが、観る者の心躍らせ、血を滾らせ、胸を打つ。ユエン・ウーピン監督自身が「自らのベストの1本」と語った傑作に注目だ。■物語詠春拳の正統争いでイップ・マンに挑み、敗れたチョン・ティンチ(マックス・チャン)は武術界を去った。請け負っていた闇の仕事からも足を洗い、ティンチは生活のため小さな食料店を営みながら息子フォンと穏やかな生活を送り始めていた。ある日、ティンチは街を仕切る長楽グループの反逆児キットとその手下に追われていたジュリアとナナの窮地を救う。だが、そのことで彼はキットの恨みを買い、住居兼食料品店に放火され、店も住む場所も失ってしまう。ジュリアはそんなティンチ父子を、バーを経営している兄フーに紹介し、仕事と住居の世話をする。一方、長楽グループの女ボス、クワン(ミシェル・ヨー)は組織を合法的企業にしようと考えていたが、弟のキットはそれに反旗を翻し、外国人犯罪組織の黒幕デヴィットソン(デイヴ・バウティスタ)と組んで麻薬の密売に手を染め始める。やがて、キットとデヴィットソンの卑劣な策略によってナナやフーが命を落としてしまい…。ティンチは封印していた武術を正義のためにつかうべく、単身、悪の巣窟へと乗り込んで行く。『イップ・マン外伝マスターZ』は3月9日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年01月16日