フィンランドのデザインハウス「マリメッコ」と、伝統的な日本美を進化させ提案する和菓子店「HIGASHIYA」が、マリメッコのアイコンでもあるウニッコ柄の誕生50周年を記念してコラボレーションを展開。東京・銀座中央通りの「HIGASHIYA GINZA」にて10月25日(土)~11月3日(月・祝)の期間限定でUNIKKO CAFÉをオープンする。大胆な色柄で時代を超えて、今や世界中で愛されているウニッコ(ケシの花)柄。その誕生には、自由な創造力で時代を切り開いてきたブランド精神を象徴するような秘話があったという。ウニッコ柄が誕生したのは、マリメッコの創設者であるアルミ・ラティアが、マリメッコは今後花柄をプリントしないと公表した直後の1964年のことだった。ラティアは花は生地になるよりも、ありのままの方が美しいと思うと同時に、当時すでにテキスタイル業界の中心であった花柄の代わりに、何か新しいものを作りたいと考えていたという。 ところが、デザイナーのマイヤ・イソラはこれに対して抗議の意味を込めて赤いウニッコを描いた。それは新しく、生き生きとし、とても特徴的に見えたため、ラティアは一度見るなりすぐにコレクションに入れ、それ以降ウニッコは何百もの配色で洋服やバッグ、食器やステーショナリーに至るまで、様々な商品に使われている。今回、HIGASHIYA GINZAにて期間限定オープンするUNIKKO CAFÉでは、ウニッコスペシャルプレートが展開され(数量限定)、併設の売場とHIGASHIYA man(青山店)では、お持ち帰り用のウニッコの和菓子も販売される。ウニッコ菓子は、昔ながらの木型を使用して成形され、天然の材料により梔子や紅毬、竹炭、抹茶などで色付けされている。中には、こし餡、ピンク餡、白餡が入っており、ウニッコならではの愛らしいよそおいながら、日本の和菓子らしい素材感や季節感の感じられる仕上がりになった。お持ち帰り用和菓子セットは、ウニッコ柄の風呂敷に包まれたお菓子4個入りと9個入りを用意。風呂敷の色は、詰め合わせの菓子の色に合わせ赤と黒の2色がある。(数量限定)さらにウニッコカフェの開催を記念し、全国のマリメッコショップでアニバーサリースペシャルカラーのファブリックバッグを限定数販売するほか、お買い上げ金額に応じてウニッコの落雁をプレゼント! こちらも併せてチェックしたい。(text:Miwa Ogata)
2014年10月10日ファブリックをはじめ、ファッションやテーブルウェアなど幅広いアイテムを発表し、日本でも大人気のフィンランドのライフスタイル・ブランド『マリメッコ』。そのデザインを手がける憧れのデザイナーたちの住まいやアトリエを紹介する本が、ジュウ・ドゥ・ポゥムより発行!まず表紙を飾るのは、『マリメッコ』のパターンデザイナーとしてインテリアとファッションのデザインを手がけている、アイノ=マイヤ・メッツォラさんの仕事場。水彩を得意とする彼女がデザインした“コンポッティ”という名の大胆なファブリックが目を引く壁面がポイント。お母さんから譲り受けたという70年代の『マリメッコ』のヴィンテージワンピースもステキです。デザイナーのマイヤ・ロウエカリさんが家族4人で暮らす自宅のベッドルームは、ヴィヴィッドな色使いの“ティルックタッキ”のカーテンが印象的。そのほか、ベッドリネンにも『マリメッコ』の様々な柄のファブリックを使用。センスあるミックス・コーディネートが光る、楽しい空間が広がっている。テーブルウェアやキッチングッズ、ステーショナリー・コレクションを手がけるデザイナーのサミ・ルオツァライネンさん。彼のアパルトマンは、ミニマルでとても洗練された雰囲気でいっぱい。真っ白な壁に『マリメッコ』ならではの鮮やかな色彩が映える部屋は、ファッションデザイナーのニナ・ピルホネンさんのアパルトマンの一室。壁面に飾られているガーランドは、出産を1週間後に控えていたニナさんの手づくりだとか! ファブリックの組み合わせ方も、さすがです。ふだんはなかなかお目にかかることのできない本社のオフィスも紹介。オフィス入口への階段には、ダイナミックなファブリックが何枚も飾られ、これぞ『マリメッコ』といった感じ!ファッション・ファブリックを手がけるデザイナーのサトゥ・マーラネンさんのアトリエも訪問。有名な建築家とシェアしているというこのアトリエで、力強さとエレガンスを兼ね備えたデザインを生み出し続けている。子ども心をくすぐるような、ユニークなデザインが持ち味のデザイナー、イェンニ・トゥオミネンさん。ご主人とふたりで暮らす自宅は、彼女の作風を反映したようなカラフルでとても可愛らしい空間。隅々まで見逃せない!また巻末には、フィンランド国内にある『マリメッコ』の代表的な店鋪に加え、日本初の直営店である東京・表参道店の紹介も。バッグや文房具などの小物から、ファッション、インテリア、ファブリックまで幅広く揃う表参道店。ぜひ実際に訪れて、『マリメッコ』の世界を楽しんでほしい!個性豊かな『マリメッコ』のファブリックやアイテムが彩る暮らしは、眺めているだけでも楽しく、お手本にしたいヒントもいっぱい。デザイナーたちのステキな住まいやアトリエが楽しめるのはもちろんのこと、オフィス内にあるアート・ワークスタジオや、ファブリックが生まれる工場見学まで見どころ満載の一冊。永久保存版です!『マリメッコのデザイナーの暮らし』著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・128ページ・オールカラー定価:1,785円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥム 公式サイト 文章/田辺香
2013年10月24日marimekko(マリメッコ)は、日本で22店舗目となる丸の内店を、2012年9月6日(木)グランドオープンする。続く9月12日(水)には、西武池袋店にもオープンが決定している。マリメッコは、1951年にフィンランドのアルミ&ヴィリオ・ラティア夫妻によって誕生したブランド。”斬新”、”ユニーク”、”飽きのこない”、”美しい” をコンセプトに、ファッション・インテリア・バッグ・生活雑貨など多岐にわたる商品を展開している。著名なベテランから優れた若手まで第一線で活躍デザイナーが機能的・実用的にこだわりマリメッコらしさを追求したライフスタイルを提案する。今回新しくオープンする丸の内店は、今まで白を基調としていた従来のショップとは異なり、黒のカラーを壁面に取り入れるなど、大人の雰囲気が味わえる店内となっている。また、2012年9月12日(水)には西武池袋店でのオープンが決定しており、各店共に10,000円以上購入すると、先着150名にノベルティをプレゼント。【marimekko丸の内】グランドオープン/2012年9月6日(木)住所:東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル1FTel: 03-5224-3103【marimekko西武池袋本店】グランドオープン:2012年9月12日(水)住所:東京都豊島区南池袋1-28-1西武池袋本店4FTel.:03-5956-7831お問い合わせ先:ルックブティック事業部tel.03-3794-9139元の記事を読む
2012年09月06日駐日フィンランド大使館によると、フィンランド造幣局からマリメッコ特別記念10ユーロ硬貨が発売された。表には創立者のArmi Ratiaの顔、裏にはMaija Isolaによるウニッコの柄が彫られている。詳しくはこちら。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日