火曜日(現地時間)、故デヴィッド・ボウイが1963年、16歳のときに録音した未公開のデモテープがオークションにかけられ、約4万ポンド(約600万円)で落札されたという。予想落札価格は1万ポンドとみられていたため、約4倍の価格がついたことになる。「BBC」によれば、このデモテープはデヴィッドがまだ本名“デヴィッド・ジョーンズ”として、最初のバンド「The Konrads」時代に録音されたもの。録音は18分に渡り、「I Never Dreamed」という楽曲が収録されている。デヴィッドはバンド内でサックスを担当していたが、このデモテープを録音するにあたり、初めてボーカリストのポジションに就いたそうだ。しかし、イギリスのレコード会社「デッカ・レコード」により却下され、日の目を見ることはなかった。同バンドのドラマーだったデヴィッド・ハドフィールドが自身のロフトで発見し、「オメガ・オークション」への出品に至った。ハドフィールドは、「当時デヴィッドは歌手になろうとは思っていなかった。世界で通用するサックス奏者になりたかったんだ。だけど、ぼくらのエージェントで、ローリング・ストーンズのマネージャーをしていたエリック・イーストンが、デッカのオーディションのためにデモテープを作らせんだ。そのとき、デヴィッドが歌手に挑戦したんだよね」と語っている。デモテープと一緒に出品されたボウイが描いたスケッチとバンドの書類は17,130ポンド(約250万円)、バンドの1963年のポスターは6,600ポンド(約95万円)で落札された。(Hiromi Kaku)
2018年09月12日英国ロックにまつわるグッズを集めたイベント「THE BRITISH ROCK」が、2018年10月13日(土)から11月26日(月)まで、東京・池袋パルコ本館7階の特設会場にて開催される。ポール・マッカートニーをはじめ、キング・クリムゾン、ディープ・パープルらレジェンドアーティストの来日、クイーン、エリック・クラプトンの映画公開、レッド・ツェッペリン結成50周年と、英国ロックにまつわる様々な話題が注目を集めている2018年。日本最大の公式ロックグッズストア「PGS」がプロデュースを手がける本イベントには、同ストアが選定した英国ロックにまつわる様々なグッズが集結。限定商品の販売や各種キャンペーン、イベント、プレゼントなどを通して、英国ロックの魅力を紹介する。【開催概要】「THE BRITISH ROCK」開催期間:2018年10月13日(土)〜11月26日(月)会場:池袋パルコ本館 7F 特設会場(東京都豊島区南池袋1丁目28−2)営業時間:10:00〜21:00入場料:無料<出店>■ショップビートルズ専門店GET BACK、ローリング・ストーンズ専門店GIMME SHELTER、クイーン、エリック・クラプトン、キング・クリムゾン、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイド、デヴィッド・ボウイ、フー、イエス、ディープ・パープル、ブラック・サバス、THE1975、デフ・レパード、レディオヘッド、ストーン・ローゼズ、ブリング・ミー・ザ・ホライズン、セックス・ピストルズ、クラッシュ、ジューダス・プリスト、アイアン・メイデン、モーターヘッド■ブランドAMPRIFIED、BLACK LABEL、PRETTY GREENなど
2018年09月10日KOKAMI@network vol.16『ローリング・ソング』が開幕、それに先がけマスコミ向けに一部シーンの公開と囲み会見が行われ、会見にはトリプル主演を務める中山優馬、松岡充、中村雅俊と、作・演出の鴻上尚史が登壇した。【チケット情報はコチラ】本作は、作家で演出家の鴻上尚史が書き下ろし、森雪之丞が作詞・音楽監修を手掛けた新作オリジナル音楽劇。夢に翻弄される20代・40代・60代という三世代の男たちを、中山、松岡、中村が演じる。公開されたのは3つのシーン。まずは元バンドマンで父の納豆の会社を継いだ雅生(松岡)が、母親(久野綾希)から「結婚しようと思うの」と実は結婚詐欺師の小笠原(中村)を紹介されるシーンだ。久野と中村による『恋をしたの、私』の歌唱では、雅生を置いてけぼりにして熱唱するふたりがチャーミング。鴻上が「雅俊さんの役は結婚詐欺師ですが、本人、非常に楽しそうです」と明かし、さらに松岡についても「作業ジャンパー姿で、髪を切り、黒くしていただきました!ありがとうございます!」と紹介した。次に公開されたのは、娘(森田涼花)に頼まれ、雅生が良雅(中山)と会うシーン。3人のテンポのいい会話、コミカルな芝居は観客の笑いを誘う。中山・松岡・森田によるポップな楽曲『夢と才能』では、20代と40代が描く“夢”の変化を歌う中山と松岡のハーモニーも印象的だ。そして最後に公開されたのは、小笠原が良雅に「僕が20代のときはこんな歌に助けられた」と歌い励ますシーン。楽曲は、鴻上が「雅俊さんとやるときに、この曲を歌ってもらいたいとリクエストした」「歌詞がこの作品のテーマと合致している」と語った中村の『あゝ青春』。全7曲中唯一の既存曲となる名曲を、中村と共に中山も熱く歌い上げた。囲み会見で中山は念願だったという鴻上作品への出演に「本当に楽しいです」と笑顔。今回、ギター初挑戦だが「優馬がギターを弾き出すとふたり(松岡・中村)が寄ってくる」(鴻上)という稽古場だったそうで、松岡に「食べてしまいたい」と溺愛されるなど和やかな空気が漂う。松岡は作品について「自分の人生がもうひとつあったら、こういう作業服を着て一生懸命現実の事情を背負いながら生きる男になっていたかもしれないと思う。(芝居のなかで)新たな人生を歩ませていただいてる」と語った。最後に中村が「どんなに素敵な舞台も歌も、観てもらわないと聴いてもらわないと始まらない。ぜひ足を運んでいただきたい!」と言い、賑やかに会見を後にした。公演は9月2日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演後、9月5日(水)・6日(木)に福岡・久留米シティプラザ、9月14日(金)~16日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼを巡演。取材・文:中川實穗
2018年08月14日山形県出身で、2005年に結成し8枚のアルバムを発表してきたロックンロール・バンド、THE BOHEMIANSが、7月25日(水)に初のベスト盤『That Is Rock And Roll~Best Of THE BOHEMIANS』をリリースした。平田ぱんだ(vo)、ビートりょう(g)に話を聞いた。【チケット情報はコチラ】インディーズで1枚、メジャーで3枚のアルバムを発表後、the pillowsの山中さわおが主宰する「DELICIOUS LABEL」に移籍して4枚、この時期に初めてベスト盤を出すことになった経緯を聞くと「プロデューサーのさわおさんに“お前らちょっと作品が多すぎる”って言われて、ライブ観たファンがどのCD買っていいかわからないから、物販にベスト盤的なものをさりげなく置いといたら?ということになって。でもそれではもったいないという声もあって、“じゃあまた別の機会に”って流れたんですね。でも昨年のアルバムが8枚目で、THE BLUE HEARTSだったら終わってんじゃんとか思い出したら、すげえなと思って」(平田)。バンド・ストーリー的に先人に習ってこのタイミングで出したいと思い始めたという。「そんなこと考えてたら、急にビートりょうから“昨日夢でベストアルバムを出せっていう啓示が来た”って。“じゃあ出すか”ってさわおさんを説得するために1万文字のメールを送って(笑)」(平田)1stから4thまでの収録曲は“Growing up version”として再録音された。再録が9曲、現レーベル移籍後が7曲で全16曲。選曲の基準については「ライブ基準で。“最高のセットリストを考えよう”って16曲並べましたね」(平田)。「再録ばっかりやるのもいいんじゃないかって(笑)。実際、ローリング・ストーンズってその都度ライブ盤出すじゃないですか。30年以上も前の曲を70歳になっても演(や)ってる。曲がチューンアップされる、磨かれてる感じが悪くないと思うんですけどね」(ビート)再録にあたってのこだわりを聞くと「全くなくて、単純にライブのままに演ろうって、そこはビートりょうがかたくなで(笑)。当時こうやってたからこのギター重ねよう、だと思ってたら“違う、俺はライブでできないことはやらない”って」(平田)。「1stアルバムの頃めちゃギターを重ねてたんですけど、結局ライブではその重ねた音のどれかを演る訳で。結局ライブで残ったフレーズを今演ってる感じだから」(ビート)9月より全国ツアーが決定。11月10日(水)に地元・山形でファイナルを迎える。この会場、昨年はthe pillowsを迎えた2マンで即日完売、今年9月1日(土)にthe pillows主催で再び行う2マンもすでに完売だが、いよいよ自身のワンマンでの挑戦となる。「ここを埋めて俺たちは男になりたい!“ベスト盤出して集大成なツアー、山形でやらないでどうするんだ”って。ほんとは泣きそうですけどね、怖くて(笑)」(平田)取材:文/浅野保志(ぴあ)
2018年08月03日写真家 デヴィッド・ベイリーの作品を"なめし皮"にプリントした作品展「ローハイド・レベリオン:デヴィッド・ベイリーのオフカット(Rawhide Rebellion: David Bailey’s Off Cuts)」が、 表参道のポール・スミス スペースギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)にて開催。会期は、2018年7月26日(木)から9月18日(火)まで。50年以上ものキャリアにおいてファッション、音楽、映画界のアイコン的人物たちを撮り続ける、世界的な写真家デヴィッド・ベイリー。「ローハイド・レベリオン:デヴィッド・ベイリーのオフカット」では、ビヨンセ、デヴィッド・ボウイ、ジェーン・バーキン、ザ・ローリング・ストーンズなど、ベイリーよって撮影されたアイコニックな写真が"なめし皮"の上に登場。ユニークな捻りをきかせた全19作品が展示される。作品のベースとして選ばれた"なめし皮"は、実は古くから反抗的な個性を象徴するモチーフとして知られる素材。ベイリーは、世界中で自分自身の道を築いたと信じている人物たちを"なめし皮"の上にのせることで、"反逆者"を表現。またひとつひとつの作品に拘りを散りばめ、被写体の個性に合わせた"なめし皮"を選んで制作している。なお本展は、ポール・スミス(Paul Smith)とデヴィッド・ベイリーがコラボレートする4度目のエキシビション。作品は全て1点物で、購入も可能だ。【詳細】「ローハイド・レベリオン:デヴィッド・ベイリーのオフカット」会期:2018年7月26日(木)~9月18日(火)場所:ポール・スミス スペースギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前5-46-14 3F電話:03-5766-1788定休日:不定水休■作品販売価格:10,000~20,000 USD
2018年07月26日日本でも『ART』『大人は、かく戦えり』(ロマン・ポランスキー監督で「おとなのけんか」として映画化)などが上演されているフランスの女性劇作家ヤスミナ・レザの最新作『大人のけんかが終わるまで』が、6月30日・7月1日の東京・THEATRE1010でのプレビュー公演を皮切りにスタートした。キャストは、メインとなる不倫中のカップルに鈴木京香と北村有起哉、彼らが出くわす夫婦に板谷由夏と藤井隆、その姑に麻実れいという“大人の”充実した顔ぶれ。そんな5人の浅いような深いような会話で編み上げたレザ戯曲を、自身のセンスも交えて上演台本にしたのは岩松了。今春に文学座を退座し新たな一歩を踏み出した演出家・上村聡史が、それらを束ねて人間くさくも洒落た悲喜劇に仕上げた。チケット情報はコチラローリング・ストーンズ「サティスファクション」が流れる冒頭。シングルマザーのアンドレア(鈴木)と妻子持ちのボリス(北村)は粋なレストランでデート中だが、些細なことから口論が始まる。帰ろうと車を発進させたそのとき、ある奇妙な老女と接触。その女性・イヴォンヌ(麻実)は、ボリスの妻の親友・フランソワーズ(板谷)の夫(厳密には内縁関係)・エリック(藤井)の母であり、彼らもイヴォンヌの誕生日を祝いに、このレストランを訪れていた。「一杯だけでも」とアンドレアたちを誘ったエリックの一言で、2組のカップルと老女が織り成す嵐のような一夜が始まる……。タイトルにあるごとく、劇中の会話の7割は“けんか”。大げさかもしれないが、体感としてはそんな印象だ。アンドレアvsボリスだけでなく、対戦カードはめまぐるしく入れ替わる。会社経営者のボリス、弁護士のエリックら登場人物は皆ハイクラスの人間。だがひと皮むけば、ボリスは破産寸前だし、フランソワーズは認知症傾向にある義母イヴォンヌの世話でストレスが溜まっている上に、夫の関係も安泰ではない。それらがわかると、縁遠いセレブ層の物語と感じていたであろう観客との距離はどんどん縮まり、仮面を脱ぎ出した彼らも、元も子もない「みんなクソッタレだ!」発言や大人気ない取っ組み合いで、真の姿に近づいていく。その意味では、パートタイマーでシングルマザーのアンドレアは唯一最初から取り繕っていない人物。己の欲望に忠実すぎる奔放な女性像は日本の観客に受け入れられるのが難しいようにも思えるが、鈴木の柔らかな持ち味で包むことにより、その正直さが好感を与えるキャラクターに着地した。それにしても……ナイフも銃も登場しないが、言葉はかくも人を傷つけ、(心を)血みどろにするのかと思い知る。イイ大人たちの、100分間の仁義なき口げんか!その結末は劇場で。公演はこのあと、7月14日(土)から29日(日)の東京・シアタークリエほか、愛知・静岡・岩手・大阪・広島・福岡・愛媛・兵庫でも上演される。(取材・文:武田吏都)
2018年07月04日エリック・クラプトンの波乱に満ちた壮絶な人生を、貴重なアーカイブ映像とともにドキュメンタリー映画『エリック・クラプトン~12小節の人生~』が、2018年11月より、TOHOシネマズ シャンテほか全国の劇場で公開される。エリック・クラプトンの波乱の生涯を凝縮エリック・クラプトンは、富や名声よりも音楽重視。愚直なまでにブルースに身を捧げ天才の名を欲しいままにしていたが、私生活では欲望、愛情、快楽と幸せ、絶望など様々なシチュエーションに立たされてきた。いつも“何か"を探してさまよい続けてきた。母親に拒絶された少年時代の孤独、ギターの腕を競いあった仲間たちの死、ヤードバーズやクリームなど様々なバンドを渡りあるいた初期、女性関係、ドラッグとアルコールに溺れた日々、そして最愛の息子コナーの死。天国と地獄を行き来するような、数奇に満ちた人生を経て、初めて自分の居場所を見つけた今だから振り返ることができる、音楽と愛と魂の軌跡。グラミー賞の受賞は18回、長年音楽界を引っ張ってきた、ミュージシャン エリック・クラプトンの人生を凝縮し、赤裸々に描いていく。音楽の歴史を彩るミュージシャンたちエリック・クラプトンの輝かしい歴史を象徴するのが、彼と同じ時代を生きたアーティストたち。ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリックス、B.B.キング、ザ・ローリング・ストーンズをはじめ、客演したこともあるザ・ビートルズなどの貴重なアーカイブ映像が満載。クラプトン本人によるナレーションとともに、ヤードバーズ、クリームなどのバンド時代、そしてソロと、未発表の映像、私的な日記や手書きの手紙やデッサンなどをふんだんに取り入れていく。クラプトンのゆかりある女性たちのインタビューもあり、例えば、親友ジョージ・ハリスンの前妻で、最初の妻となったパティ・ボイドなども登場する。監督はアカデミー作品賞を受賞したリリ・フィニー・ザナック『ドライビングMissデイジー』を制作したリリ・フィニー・ザナックが監督を務め、『シュガーマン 奇跡に愛された男』のジョン・バトセックがプロデュースを担当。編集に『AMY エイミー』のクリス・キングが、音楽は『ブロークバック・マウンテン』のグスターボ・サンタオラヤが担当す。作品詳細『エリック・クラプトン~12小節の人生~』公開時期:2018年11月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー原題:ERIC CLAPTON : LIFE IN 12 BARS監督:リリ・フィニー・ザナック(『ドライビングMissデイジー』製作)製作:ジョン・バトセック(『シュガーマン 奇跡に愛された男』、『We Are X』) 編集:クリス・キング(『AMY エイミー』) 音楽:グスターボ・サンタオラヤ(『ブロークバック・マウンテン」)出演:ミュージシャン:エリック・クラプトン、B.B.キング、ジョージ・ハリスン、パティ・ボイド、ジミ・ヘンドリックス、ロジャー・ウォーターズ、ボブ・ディラン、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズなどイギリス映画/英語/135分/配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES
2018年06月21日「ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」のアイコンロゴである“リップス&タン”をモチーフにしたソファ「ザ・ローリング・ストーンズ ソファ(The Rolling Stones SOFA)」が登場。2018年6月1日(金)より、55台限定で発売される。日本の有名テーマパークなどを手掛ける造形職人たちと、伝説的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のコラボレーションで誕生した「ザ・ローリング・ストーンズ ソファ」。長く伸びる舌と艶かしい光沢感で、バンドの代名詞となっているロゴをそのまま立体化したような、空間の中で圧倒的な存在感を放つインテリアとなっている。なお、全商品にNo.1からNo.55までのシリアルナンバーがソファ背面のステンレスプレートに刻印されている。シリアルNo.0に関しては、「ザ・ローリング・ストーンズ」本人たちへと贈呈されるという。【商品情報】ザ・ローリング・ストーンズ ソファ(The Rolling Stones SOFA)発売日:2018年6月1日(金)価格:1,962,000円+税 ※送料別本体仕様:<寸法>W1240×D1580×SH440×H830<仕上>ウレタン系特殊弾性コーティング材<カラー>赤色(D-05-40V)<本体>軟質ポリウレタンフォーム<重量> 約24kg製造・発売元:株式会社デザインアーク※55台限定。※受注生産品。※ノベルティとして「クリスタルトロフィー」が同梱。【問い合わせ先】rs-sofa@designarc.co.jp受付時間:平日 9:00~18:00 ※土日祝定休
2018年06月04日ギタリストMIYAVIの写真展「MIYAVI SAMURAI SESSIONS vs 15 PHOTOGRAPHERS 写真展」が、マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)の手掛けるブックストア・ブックマーク(BOOKMARC)にて開催される。MIYAVIは、ピックを使わずに、エレクトリックギターを全て指で弾くという独自の“スラップ奏法”で、世界から注目を集めるギタリスト。これまでに約30カ国300公演以上のライブと共に、6度のワールドツアーを成功させている。また、アンジェリーナ・ジョリー監督映画『アンブロークン(Unbroken)』では俳優として、ハリウッドデビューも果たすなど、精力的に活動の幅を広げている。そんなMIYAVIは、ソロデビューして以来、東京でライブを開催する際に、毎回1名、合計15名のゲストを迎えてパフォーマンスを続けてきた。その各回を15人の写真家がそれぞれのレンズに捉え、一冊の写真集「MIYAVI SAMURAI SESSIONS vs 15 PHOTOGRAPHERS」が誕生した。写真集の製作には、ローリング・ストーンズのオフィシャルフォトグラファー・有賀幹夫、数々の著名音楽アーティストを中心にシャッターを切る、三浦憲治、日本の広告業にも貢献してきた操上和美ら、豪華な顔ぶれが揃う。「MIYAVI SAMURAI SESSIONS vs 15 PHOTOGRAPHERS 写真展」では、出版される写真集のエキシビションを開催。切り取られた時間と共に、MIYAVIの15年に渡るライブの軌跡を辿る。また、写真展開催日前日には、MIYAVIと写真家・操上和美を招いてトークセッション&MIYAVIのサイン会が行われる。【詳細】「MIYAVI SAMURAI SESSIONS vs 15 PHOTOGRAPHERS 写真展」会期:2018年3月4日(日)~3月11日(日)12:00~19:00場所:ブックマーク 地下ギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14 入場方法:2月28日(水)11:00より、ブックマークにて「イベント参加券」を配布。イベント対象商品の購入者1名につき1点のみ受け渡し。予約不可。※対象商品は数量限定販売。参加券がない場合入場不可。■写真集「MIYAVI SAMURAI SESSIONS x 15 Photographers」販売価格:4,000+税参加フォトグラファー:有賀幹夫、池田敬太、江森康之、佐藤ジン、三浦憲治、長塚誠志、柿本ケンサク、大和田良、田村和一、鈴木親、操上和美、富永よしえ、伊島薫、久保憲司、井出情児■スペシャルトーク MIYAVIx操上和美日時:2018年3月3日(土)16:00~(開場15:30)
2018年03月02日日常生活に欠かせないもののひとつとして、「音楽」を挙げる人も多いと思いますが、そんな音楽好きにオススメの海外ドラマをご紹介します。その作品とは、2月16日より新シーズンが始まったばかりのアマゾン・プライム・オリジナルドラマ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』。そこで今回は、本作の見どころについて主人公のロドリゴを演じたこちらの方にお話を聞いてきました。それは……。メキシコが誇る人気俳優ガエル・ガルシア・ベルナル!【映画、ときどき私】 vol. 143これまで映画を中心にキャリアを積み重ね、日本でも女性ファンの多いガエルさんですが、本作はアメリカの連続ドラマに初出演となったことでも注目を集めた作品。クラシック音楽業界の裏側を描き、多くの支持を得ているドラマですが、シーズン4となる今回は日本を舞台に繰り広げられており、加瀬亮さんや藤谷文子さんなど日本の俳優陣が出演していることでも話題となっています。そこで、撮影のために日本を訪れたガエルさんを直撃し、本作の魅力について語ってもらいました。まずはこの作品に出演を決めた理由は?ガエルいまではAmazonでたくさんの映像作品を観ることができるというのは知られているけれど、5年くらい前にこの企画の話を聞いた当時はあまり理解できていなくて、最初は「なぜAmazonが?」と思っていたくらいなんだ。でも、新しいコンセプトとして知ったときにはすごくワクワクしたのを覚えているよ。それから、素晴らしい才能を持った製作陣とのコラボレーションや音楽にも惹かれたんだけど、僕にとってそれまでとは違う楽しい経験になるんじゃないかという直感もあったんだ。そして、実際に飛び込んでみたらその通りになったよ。本作は、第73回ゴールデングローブ賞においてテレビの部ミュージカル・コメディ部門の作品賞だけでなく、ガエルさんも主演男優賞を受賞するなど、とにかく高い評価を得ているドラマ。こんなにも人を惹きつけている秘訣は何だと思いますか?ガエル僕自身このシリーズですごくオープンになれたのだけど、みなさんも僕が感じているのと同じ気持ちを抱いてくれているからじゃないかな。今回演じている天才指揮者のロドリゴというのは、数学的に音楽を考えることができるキャラクターなんだけど、僕にはその能力がないから、彼に手を引いてもらうようにして、この広大で無限な世界に歩み出しているんだ。そうやってこの世界観に触れ合えることに僕は幸せを感じているんだけど、おそらく観ている人たちにとっても同じで、そういうところに惹かれているんだと思っているよ。撮影中に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。ガエルメキシコでの撮影中にすごくうれしかったのは、バイオリンを習っている子どもが「実は指揮者になりたい」と話してくれたことだね。かなりバイオリンの上手な子だったんだけど、このドラマを観て指揮者志望になったそうだよ。まあ「ガエルができるなら僕にもできる」と彼も思ったのかもしれないけどね(笑)。僕たちは大きな冒険に飛び立とうとするとき、後押しみたいなものが必要なときというのがあるけれど、彼の場合はこの作品がそうだったんじゃないかな。では、観る人をそういう気持ちにさせることができるのがこのドラマの魅力だと感じていますか?ガエルシリアスなドラマではなくてコメディだから、心から楽しめるというのが人気の理由ではあるけれど、そんなふうにインスピレーションを受けることができるというのも魅力なのかなと思っているよ。あと、クラシック好きはもちろん、そうではない人でもこのシリーズをきっかけにすごく盛り上がってくれていて、僕にとってはそういうことすべてがうれしいんだ。だから、この作品の魅力を挙げたらきりがないよ(笑)。今回は指揮者という役どころですが、どんな準備をして挑みましたか?ガエル実はいまもまだ演奏シーンに対する怖さというのはあるんだけど、例えて言うなら水が冷たいとわかっていても飛び込むような感じで演じているんだ。指揮のレッスンもかなり受けたけど、そうは言っても基本レベル。だから、あとはフィーリングで「これが正しいんだ」と自分が信じるやり方でやるしかないという感じだね。今回はLAのフィルハーモニーを実際に指揮した映像も一部は使われているよ。それと、シーズンを追うごとに音楽に対する興味もどんどん増してきているので、ハーモニーを学ぶコースを受けたりもしたし、家にピアノがあるから、それをときどき弾いたりもしているんだ。そうやって音楽への理解も深まってきているので、演奏を見ていても、何が起きているのかというのが前よりもわかるようにはなったと思うよ。そんなガエルさんにとって音楽とは?ガエル音楽の魅力というのは、音楽の手のなかに自分の身を預けて、自分を解放できること。今回はそうやって演じているけれど、それが僕にとっては、すごく心地よいものでもあるし、楽しい作業でもあるんだ。そしてもうひとつは、誰にとってもパーソナルな視点を持てるものであり、それぞれの解釈には価値があるということ。たとえば、ローリング・ストーンズの一曲だけでも、何が満足なのかというのは、聞いた人それぞれによって違うわけで、そういう意味でも音楽というのは、それぞれの解釈ができるチャンスを与えてくれるものでもあるんだ。だからこそ、それを楽しむことによって人をひとつにできるし、対話を生む力を音楽は持っているんじゃないかな。ロドリゴはガエルさんから見てどんな人物ですか?ガエル「天才ミュージシャンと言われる人は、こういうタイプ」みたいなのがみなさんの頭のなかにもあると思いますが、彼にはそれをうまく使った遊び心があると思うよ。ひとつのことに秀でている人は、銀行の口座がどうだとか日常的なことが一切できなかったり、人間関係が苦手なところがあったりするけれど、ロドリゴにもそういうところは通じているんじゃないかな。元サッカー選手のマラドーナみたいに(笑)。でも、人間って何かに長けているけど、そうじゃないところもあるというのはみんな同じかもしれないね。あとは、簡単に言うと夜になると変身してみたいキャラクターでもあるかな。なぜなら、ロドリゴには「これはやっちゃいけない」という限界がないんだ。そんなふうに自由でありたいし、彼みたいにいろいろな楽器を演奏できたらいいなと思うね。演じていて、自分と似ているところもあると感じることはありましたか?ガエル僕もロドリゴと同じようにメキシコに本拠地があるんだけど、仕事でよく旅をしているし、いろんな言語で話をしたりしているから、そういう意味で彼は僕のドッペルゲンガー的な存在で、重なるところはあると思うよ。それと、役者としての醍醐味は、ロドリゴみたいにすごく複雑な側面を持ったキャラクターを演じられること。シーズンのなかでも気持ちにいろんなアップダウンがあるから演じていても楽しいんだ。いまでは彼のクレイジーな行動も完全に理解できるようになっているし、そんな彼を演じられることは本当に最高だよ!最後に今シーズンで注目のところを教えてください。ガエルシーズン4のなかで非常に興味深いのは、人間関係。いままで経験してこなかったような確固たる人間関係に自分の身を置いてみようとロドリゴが思うんだ。あとは、恋の物語にも発展があるよ。インタビューを終えてみて……。部屋に入ってくるだけで女性陣を色めき立たせ、空気を一変させてしまうガエルさん。軽くウインクで挨拶されただけで、腰から崩れ落ちそうになりましたが、いくつになっても相変わらずの色気とチャーミングさは健在。これからもずっと追いかけ続けたいと改めて心に誓いました。ぜひ、また日本での撮影や来日があるのを心待ちにしたいと思います。華やかな舞台の裏にこそドラマが潜んでいる!実在するプロのオーボエ奏者が自身の経験をもとに綴った小説『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル セックス、ドラッグ、クラシック』が原作となっている本作。これまで「クラシックは敷居が高い」と思っていた人ほど、知られざるスキャンダラスなクラシックの世界にハマってしまうかも!?ストーリー歴史のあるニューヨーク交響楽団に新たに就任したのは、若き天才指揮者といわれるロドリゴ。しかし、変わり者でもある彼はことあるごとに騒動を引き起こしていた。そんななか現れたのは、大きなチャンスをつかもうと必死のオーボエ奏者ヘイリー。ところが、楽団存続の危機など、次々と問題が起きるばかりだった……。胸が高鳴る予告編はこちら!作品情報Prime Original『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』シーズン4Amazonプライム・ビデオにて独占配信中写真・金子怜史(ガエル・ガルシア・ベルナル)
2018年02月16日PUNKでROCKな空間! シンバルの照明が目を惹くお店東京・代官山にある「立道屋(たてみちや)」はパンクミュージックがBGMとして流れる、パンク居酒屋。お店は地下にあり、階段で下りて向かいます。店内に入ると、壁1面にずらりと並んだ焼酎のボトルが目を惹きます。天井まで飾られているその光景は、まさに圧巻。広々としたカウンター席やテーブル席、中2階のロフト席があり、ワクワクするようなつくりです。高い天井からは、シンバルが使われたオリジナリティあふれる照明が下がっており、PUNK ROCKの精神を感じさせるお店と言えます。なんと! あのミック・ジャガーも来店するお店パンク居酒屋というだけで居酒屋として特色がありますが、「立道屋」は世界中に名をはせるロックバンド、ローリング・ストーンズのボーカルであるミック・ジャガーも来店するお店なのです。店主は料理と音楽が好きな方。その好きな2つを融合させたお店が立道屋です。お店では70年代のパンクミュージックがBGMとして流れており、懐かしさを感じさせます。「名物! 自家製厚揚げ(納豆付)」は人気のメニュー「名物! 自家製厚揚げ(納豆付)」はお店のイチオシメニュー。オーダーが入ってからお豆腐を揚げ厚揚げを作ります。さらに熱々に熱した器に厚揚げを乗せ、香ばしく焼きあげ、納豆とネギをたっぷり乗せた1品です。器がテーブルに運ばれてくると、ジュウジュウと音を立てる厚揚げの良い香りが広がります。ふわふわの厚揚げに、とろりとした納豆が絡み、シャキシャキのネギがアクセント。ビールがすすむ一品です。「出汁巻玉子」や「霜降ロースせいろ蒸し」も絶品「出汁巻玉子」も、お店がオススメする人気メニュー。玉子を4個も使っており、ボリューム満点です。お出汁の旨みがじゅわっと溢れる、ふっくらと焼き上げられた出汁巻玉子の優しい味をご賞味ください。また「霜降ロースせいろ蒸し」もオススメの1品。薄切りの牛ロースを、30秒間さっと蒸しており、牛ロースの旨味をダイレクトに味わうことができます。軽く火が入ったロースは柔らかく、舌の上でふんわりと舞い、シンプルながら、味わい深い料理です。「自分たちが食べたいもの」を提供する、落ち着けるお店「自分たちが本当に食べたいと思うものを出す」ことをコンセプトにしており、定番ながらも工夫が凝らされた、お酒が進むおいしいメニューばかりです。「ROCKが好きな方はもちろんですが、そうではない方にも足を運んでいただきたい」と、語る店主が出迎える「立道屋」は、一人で行っても、大人数で訪れても不思議と落ち着けるのが魅力。秋には数量限定のラーメンの販売も予定しており、期待が高まります。東急東横線の代官山駅から、5分程。正面口から出て、「槍ヶ先交差点」を目指して進みましょう。交差点側の「第一斎良ビル」地下1階にお店があります。あなたも「立道屋」で、お酒とBGMに酔いしれながら、おいしいお料理を味わってみませんか。スポット情報スポット名:立道屋住所:東京都渋谷区猿楽町30-8 B1F電話番号:03-5459-3431
2018年01月31日アンダーカバー(UNDERCOVER)とタカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.、以下ソロイスト.)が、1月11日に伊・フィレンツェ市内の旧レオポルダ駅で2018-19年秋冬コレクションをジョイントショー形式で発表した。ピッティ・イマージネ・ウオモ93(PITTI IMMAGINE UOMO93、以下ピッティ・ウオモ)のメインプログラムとして開催された同イベントは、イタリアンクラシコの聖地で大喝采を浴びた。ミラノからフィレンツェに向かうユーロスター車内でピッティ開催期間中に配られるファッションマガジン。今回のピッティ・ウオモ93で同じくショーを行うイタリアの新人デザイナー、ルカ・マウリアーノ(LUCA MAGLIANO)は特集インタビューの中で、今回のジョイントショーに関して「アンダーカバーとソロイスト.は僕にとって神話」という表現をしていた。イタリアでは百貨店やセレクトショップなどで扱われている両ブランドの商品は、クラブカルチャーやヒップホップが急速にファッションに影響を与え始めたイタリアの若い世代のファッションクリエイターにとって、今、流行の表現を使えば“神”なのだ。前92回展のメインゲストがオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)とJ.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)。今回が高橋盾と宮下貴裕。メンズファッションビジネスにおける世界最大の展示会で彼らがメインゲストに招かれた意味は、日本のメンズファッションの歴史上、大きな出来事だ。ショーは旧駅舎跡そのままの空間。中央にレールが残る長いランウェイの上手と下手を、それぞれのブランドが正面に使用し始まった。----SFが現実だという事実をスポーツウェアで語るアンダーカバーグレーのマキシプリーツスカートにやわらかな薄いニットだけのファーストルック。アナウンスや舞台にブランドサインもないため一瞬どちらのブランドから始まったのか戸惑う(編集部注: 当日は各シートに「Part1 UNDERCOVER, Part2 theSoloist.」と記されたステッカーが置かれていたが、始まる前に持ち去られるケースもあった)。続くマキシスカートにパーカー、チェックの縮重加工されたジャケットのセットアップなどで、アンダーカバーが先行を得たことを判別し、少し驚かされる。というのも、2009年6月の同展で、アンダーカバーはメンズコレクションを既に一度発表しており、今回海外で初めてのランウェイ・コレクションを発表するソロイスト.がトリという順番自体が、通常の常識や感覚を裏切っていたためだ。しかしながら、確かに両者らしい選択。天然素材中心に洗いをかけたやわらかな風合いのアイテムを中心に、リュックや斜めがけバッグ、ゴム長ブーツなどのアイテムによってキッチュでポップなカラーがミックスされていく。マウンテンジャケットやダウンベストなどのレイヤード、高密度ナイロンやリフレクト素材などのテクニカル素材を、洗いや大胆なフォトプリントなどさまざまな加工やテクニックで、分かりやすいスポーツアイテムに仕上げる創造性は、イタリアの専業メーカーが今まさに変化への対応を急がれている見本のようなワードローブ。Human Errorとプリントされたアイテムや、『2001年宇宙の旅』の映画シーンのプリント、フィナーレは宇宙服のようなダウンアイテムに身を包んだロボットが歩くというシニカルな演出で「Order/Disorder」という今回のコレクションテーマの謎解きを観客に委ねる。「人間が機械に支配されていることへの警告的な意味合いはあるが、ネガティブなメッセージを発信したかったわけではない」とショー終了後のバックステージで高橋盾が外国人プレスに囲まれながら丁寧に質問に答える。スタート時から変わらない自身のデザインソースへのアティチュードを穏やかに示す態度は、パリコレを舞台に積み上げてきたこれまでのキャリアの深さと重さを感じさせる。----繊細なアブストラクトアイテムで、驚愕させたソロイストの海外デビュージョイ・ディヴィジョン(Joy Division)の「Atomospher」からスタートしたアンダーカバーのエレクトリックな音源から一転して、クラシックなアコースティックな音楽で静かにスタートしたソロイスト。モデルはすべて頭からすっぽりマスクと頭巾で覆われている。暗い照明、ダークで重い空気感は10月東京で行った初のランウェイの記憶を蘇らせる。軽量高密度ナイロンの素材を中心に、黒、グレー、白のダークな世界。チェックのウーステッドのスーツ素材、シルクなどエッセンシャル・マテリアルを思わす光沢感のある素材が、シャーリングやボンテージ、ベルテッドなどのテクニックやディティールによって、茫漠たるスタイルが連続していく。背中にはジャケットを裏返して背負い、寝袋が解体されたコクーンシルエットなコート、たっぷりの用尺で細かく手の入ったカーフのマント、サンダルに五本指靴下、ボディスーツかジャケットとパンツか、アイテムのボーダーさえ不明瞭なデコンストラクトなアイテムが、誰も真似が出来ない世界を構築していく。後半のオレンジのエマージェンシーバッグのナイロン素材とテーラーリングのアブストラクト。アンダーカバーとは反対の「Disorder/Order」のテーマは、無秩序と秩序の分岐点を探すこちらの行為をあざ笑うかのように、テーマの意味性をも剥奪する。フィナーレの音楽はナインインチネイルズ(Nine Inch Nails)。マスクを外したモデルたちが曲のタイトルである「The day The World Went Away」がプリントされたエマージェンシーブランケットのポンチョで行進する。グランドフィナーレは鐘の音が印象的なストリングスによるローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のThe Last Time(編集部注: The Andrew Oldham Orchestra/「The Rolling Stones Songbook」)。アンダーカバーはファーストルックの生成りのマキシプリーツスカートだけのモデルは全員上半身は裸。ソロイストは黒のスキニーパンツにディッキーといずれも腕に腕章を付けるユニフォームアプローチで、長いランウェイを往復する。昨年10月にアンダーカバーが東京で行ったサカイ(sacai)とのウイメンズでのジョイントショー同様に、これまで同じステージに立つことのなかった日本を代表するツートップのブランドが、歩をそろえる姿はエモーショナルな風景だ。Text: Tatsuya Noda
2018年01月18日マーベル・スタジオを代表するヒーローたちが大集結する『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』直前に公開される最新作『ブラックパンサー』。本日11月29日は、本作で主人公となる若き国王ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じるチャドウィック・ボーズマンの41歳の誕生日!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でヒーローデビューを飾った彼は、ハリウッドで今後の活躍が最も注目されている俳優の1人だ。1976年生まれのチャドウィック。ワシントンDCのハワード大を卒業し、英国の名門ブリティッシュ・アメリカン・ドラマ・アカデミーでも演技を学んだ実力派。LAで「Law&Order」や「ER」などTVシリーズのゲスト出演を得るまでは、5年間ハーレムで演劇を教えていたこともあったという。そんな“チャド”が、まず大きな注目を集めたのはハリソン・ウォードと共演を果たした『42~世界を変えた男~』(’13)。アメリカ野球界に歴史を刻んだ実在の黒人初メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを熱演し、人種差別に苦しみながらもただ直向に野球に取り組む彼の姿は野球ファンのみならず、観る者の涙を誘った。さらに「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーが製作にかかわった『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』(’14)では、伝説のソウルミュージシャン、ジェームス・ブラウン役を務めた。ファンクの帝王といわれ、破天荒ながらも、そのカリスマ性で全世界の音楽界に影響を与えたといわれる伝説の人物を演じ切ったチャドウィック。この作品ではダンスや歌、ジェームス・ブラウンの十八番であるシャウトなど圧倒的なライブパフォーマンスも披露し、高い評価を得た。これまで、偉大な功績を築いてきた偉人たちを見事に演じてきたチャドウィックだが、先日アメリカで公開された『マーシャル/Marshall』(’17/原題)でも、アフリカ系アメリカ人で初めて米最高裁判所判事となったサーグッド・マーシャルを演じた。共演は、『アナと雪の女王』のオラフの声や『美女と野獣』のル・フウ役で知られ、日本での公開が迫る『オリエント急行殺人事件』にも出演するジョシュ・ギャッド。彼が演じるユダヤ系法律家とともに、人種差別に立ち向かっていく役どころで、同作は映画賞レースでも注目を集めそうだ。そしてチャドウィックが今回演じる『ブラックパンサー』は、彼のキャリアの中でも間違いなく大きな出来事になるだろう。演じるのは、ある時は超文明国ワカンダを統治する国王ティ・チャラ。またある時は、キャプテン・アメリカの持つ盾と同じ材質(ヴィブラニウム)からなるスタイリッシュな漆黒のスーツを身にまとい、鋭い爪と優れた戦闘能力で戦うヒーロー・ブラックパンサーだ。数々の偉業をなしとげ、人々に希望を与えてきた偉人を幾度も演じてきたチャドウィックは、ティ・チャラ/ブラックパンサーとしてまさに打ってつけの俳優といえる。『シビル・ウォー』で初登場を果たすと、国王とヒーローという2面性を持ち、しなやかな身のこなしで信念を持って戦う姿に多くの観客が目を奪われた。単独作品の公開が待ち望まれていたキャラクターだけに、本作への期待値も計り知れない。もちろん『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも出演する。2018年は、日本でも彼の活躍に注目が集まりそうだ。『ブラックパンサー』は2018年3月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月29日永遠のキング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンが主演・原案・プロデュース・振付・製作総指揮を手掛けた1988年公開の映画『ムーンウォーカー』。このほど、本作の日本公開30周年を記念し、一夜限りの「ライヴ絶響上映」が東京と大阪で行われることになった。昨年9月の「レッド・ツェッペリン」に始まり、「メタリカ」、プリンス、「ザ・ローリング・ストーンズ」「ポール・マッカートニー・アンド・ウィングス」「ピンク・フロイド」、デヴィッド・ギルモア、「ブラック・サバス」、デヴィッド・ボウイと約1年間で世界最高クラスのミュージシャンのライヴを紹介してきたライヴ絶響上映。次回、2018年の“絶響はじめ”は、2018年8月に生誕60年を迎えるマイケルの主演映画で、日本公開30周年を迎える大ヒット作『ムーンウォーカー』(1988年10月29日日本公開)に決定。■あらすじスーパースター、マイケル・ジャクソン。しかし彼の私生活は、完全に謎のべールで包まれていた。実は彼は、地球の愛と平和を守るため愛の守護神コスモから遣わされた「ムーンウォーカー」という名の使者。ある日、友人である3人の孤児たちとともにピクニックに出かけたマイケルは、ふとしたことからミスター・ビッグ(ジョー・ペシ)率いる暗黒組織のアジトにもぐり込んでしまう。そこでマイケルは子どもたちを麻薬漬けにして世界を支配しようとしている彼の企みを知る。持ち前のコスモパワーで「ムーンウォーカー」に変身した彼は、暗黒組織を叩きつぶし、子どもたちを悪の手から救い出すのだった――。マイケル・ジャクソンの世界を巡る、魔法のような音楽旅行「未知のアドベンチャーへ、出発の用意はできたかい」。目も眩むスペシャル・エフェクトを散りばめた、ゴージャスこの上ないミュージカルとして知られる本作。「BAD WORLD TOUR」での圧巻のライブ・パフォーマンスに始まり、マイケルのデビューからの四半世紀をたどる、めくるめく映像の数々、また当時の最新鋭SFX駆使したミュージック・ビデオを収録。片や、冒頭1曲目に収録された人種差別、環境破壊、人類の愚かな争いに反対するメッセージが込められた「MAN IN THE MIRROR」をはじめ、マイケルにとっての永遠のテーマ“世界平和”の願いや強い意思が随所に散りばめられている。「スムーズ・クリミナル」は子どもたちを悪の手から助けるために活躍するショートストーリーをインサートした、42分もの長編ミュージック・ビデオになっており、そのVer.は本作でしか観ることができない貴重なもの。現在も、マイケルといえばコレ!と必ず紹介される、足を地面につけた状態で体全体を45度傾けるスゴ技“ゼロ・グラヴィティ”が披露されている。このビデオは、グラミー賞最優秀長編ミュージック・ビデオ部門にもノミネートされた。空前のスケールで歌と踊りが展開される本作は、当時20代という若さで主演・原案・プロデュース・振付・製作総指揮を手掛け、非凡な才能を遺憾なく発揮したマイケルの総合芸術の1つともいえ、その歴史の中で永遠に輝き続けるマスターピース。監督を務めたジェリー・クレイマーも、「映画『ムーンウォーカー』はマイケル・ジャクソンの手による、マイケル・ジャクソンについての素材を、魅惑的に結びつけた映画だ」とも語っている。グラミー賞8部門受賞し、売上枚数世界NO.1で未だその記録を破られることなくギネスにも認定された1982年作の名盤「THRILLER」で全世界を席巻、1987年には大ヒットアルバム「BAD」が発売され、今世紀最大のエンターティナーと呼ばれ、ステージでも華麗なその姿を見せるスーパースターにして、名実ともに”KING OF POP”となったマイケルのまさしく全盛期の姿を観ることができる貴重な映像作品。今回のライヴ絶響上映では、2010年にブルーレイ化された際の劇場上映Ver.にて上映。2018年の絶響初めは、マイケルの絶叫と神がかったパフォーマンスに酔いしれてみては。「祝!劇場公開30周年記念!『マイケル・ジャクソンムーンウォーカー』一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪」は2018年1月15日(月)、東京・Zepp Tokyo/大阪・Zepp Nambaにてライヴ絶響上映。(text:cinemacafe.net)
2017年11月22日銀座三越にて、バレンタインイベント「GINZA Sweets Collection 2018」が開催。期間は2018年1月24日(水)から2月14日(水)まで。今年は「Wonder Land~甘くとろける魔法~」をテーマに、チョコレートを見た人、食べた人が魔法をかけられたようにドキドキできるものが盛りだくさん。フランスで人気の日本初上陸ブランドや銀座三越限定のチョコレートなど、約66ブランド展開される。<銀座三越初出店>日本初上陸!仏注目のキューブ型ショコラやオレンジ色の贅沢チョコショコ オ キャレ(フランス)パトリック・ロジェなど数々の名店で修業を重ね、2017年2月に自身の店をオープンし、パリで大人気となったショコラが日本初上陸。同ブランドのアイコンであるルービック型で斬新な色彩をしたチョコは、プラリネ、キャラメル、ガナッシュなどの味のアソートメントで登場する。ザグマイヤー(フランス)ブランドを代表するオレンジ色の「ル ミカーン」は、マンダリンオレンジの一種であるクレメンタインを半分に切り、中にガナッシュを詰めた贅沢な一品。オレンジの香りが口いっぱいに広がるショコラは、一口かじると中からガナッシュがとろけ出す。コーヒーや紅茶だけでなく、お酒との相性もばっちり。<銀座三越限定>昨年大人気のイチジク板チョコやカラフル大玉チョコなどリリアン・ボンヌフォア(フランス)昨年、日本に初上陸し、品切れ商品が続出した同ブランドが、今年も登場。板チョコの上に、イチジクを大胆に乗せた大人気のタブレットや、ボンボンショコラなどが今年も展開される。フランソワ デュッセ(フランス)イチジク、リンゴ、サクランボ、イチゴの4種の果物の果汁やピューレを用い、チョコレートで覆った彩り豊かな大玉チョコのアソートメント。黄緑とピンクのかわいいボックスに、フルーツの酸味とチョコレートの甘さが絡み合う、銀座限定のチョコレート。大人なあなたに向けたお酒チョコ佐田宗二商店鹿児島県産の芋焼酎「晴耕雨読」を使ったチョコレートは、焼酎の酸、キレとカカオの苦みが混じりあった上品でツウ好みな味わい。ジョンカナヤジョンカナヤからは、生クリームを使わず、ブランデーでガナッシュを仕上げた本格派の葉巻ショコラや、季節限定のラグジュアリーボンボンを含むアソートメントボックスが登場。お酒の風味を楽しみたい大人向けのショコラだ。<三越伊勢丹限定>かわいいボックスやトートバックが付いてくる2度おいしいチョコたちデルレイ(ベルギー)ベルギーからは、ピンクダイヤモンドのボックスに入ったチョコレートが登場。中を開けると、キャラメル、アーモンドプラリネ入りのガナッシュなど4つのダイヤモンドショコラと赤とピンクが目を引く2つのハートショコラの6つのチョコの詰め合わせ。かわいいボックスは食べ終わった後に小物入れとして活躍してくれそうだ。ザ・ローリング・ストーンズ(イギリス)イギリスのロックバンド「ローリングストーンズ」のアイコンがプリントされたガナッシュ。チョコレートには、洋酒やフルーツがふんだんに使われている。チョコレートが入ったボックスには、銀のチャームが付属。さらに、オフィシャルのトートバッグも付いてくる。その場で味わえるイートインも充実タイチロウモリナガタイチロウモリナガからは、チョコレートと生クリームを60%も使用した濃厚なショコラアイスとコクを追求したバニラアイスの味わい深いクレープアイスが登場。(画像はイメージ)スイーツ男子にもおすすめのシックなこだわりショッパーブボ バルセロナカカオ サンパカ【詳細】「GINZA Sweets Collection 2018」期間:2018年1月24日(水)から2月14日(水)※1月30日(火)は店舗休業日、2月14日(水)は18:00に終了。場所:銀座三越 7階 催物会場・9階 銀座テラス/テラスコート住所:東京都中央区銀座4−6−16展開ブランド数:約66【チョコレート早朝お渡しサービス】店頭にて購入したチョコレートを2月14日(水)早朝に渡してもらえるサービス。●預かり期間:2018年1月24日(水)~2月10日(土)●早朝お渡し日:2月14日(水)8時~21時45分●早朝お渡し場所:地下化粧品口
2017年11月12日『ハリー・ポッター』の原作者J・K・ローリング(52)がヨーロッパで今年最も稼いだ著名人に輝いた。フォーブス誌が発表した今年最も稼いだ著名人ランキングで、推定年収7100万ポンド(約106億円)とされるローリングが見事1位を獲得した。ローリングによるシリーズ最新作『ハリー・ポッターと呪いの子』は、イギリス国内だけで130万部を売り上げ、2016年のベストセラーとなった。また、かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したクリスティアーノ・ロナウドが、レアル・マドリードとの高額契約や数々の広告出演などにより7000万ポンド(約104億円)で2位につけている。さらに、ランキング20位までの大部分はミュージシャンが占めており、コールドプレイが6600万ポンド(約98億円)、アデルが5100万ポンド(約76億円)、エルトン・ジョンが4500万ポンド(約67億円)、ポール・マッカートニーが4000万ポンド(約59億円)でトップ10入りを果たしている。トップ20入りを果たした女性著名人はローリングとアデルのみで、そのほかには有名テニスプレーヤーのロジャー・フェデラーが4800万ポンド(約71億円)、プロゴルファーのローリー・マキロイが3700万ポンド(約55億円)、F1レーサーのルイス・ハミルトンが3400万ポンド(約50億円)など、アスリートも多くランクインした。(C)BANG Media International
2017年10月18日J.K.ローリングが“ロバート・ガルブレイス”のペンネームで執筆している「私立探偵コーモラン・ストライク」シリーズが、ハリウッドからのオファーを蹴り、イギリスのBBCでテレビドラマ化された。現在までに3作品が出版されている同シリーズが、「Strike」(原題)のタイトルでドラマ化が実現。製作総指揮のルース・ケンリー=レッツは「ローリングのエージェントに、ハリウッドのスタジオから相当な回数の電話がかかってきたんだって。本当に多くの人からね」と「Digital Spy」にドラマ化への経緯を明かした。「でも、彼女は今後もこのシリーズを書き続けるつもりだし、何作品になるかもわからない。だから、(ハリウッドで映画化するより)ドラマ化する方が自然でふさわしいように思えたんだ。それに、BBCが製作にすごく乗り気だったこともあって、ぼくらはその道を進むことにしたよ」。ローリングはドラマ製作のすべてのプロセスに積極的に関わっており、原作を映像化するにあたって内容を少し変えなければならない部分にも寛大な心で対応しているという。8月27日(現地時間)から放送されるシーズン1は、全3話。シリーズ1作目「カッコウの呼び声」をベースにしているとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月24日「ローリング・ストーンズ」のギタリストのロニー・ウッドが、約3か月前に肺がんと診断されていたことを「Mail On Sunday」紙に明かした。ツアー前の定期検診で医師が病変を発見し、5時間に及ぶ手術で肺の一部を切除したとのことだ。「ちょっとした肺がんと闘ってきたんだ。どっちに転ぶかわからない、危ない時期も一週間くらいあったよ。『さよなら』を言わなければならないのかなって。何が起こるかなんて、わからないんだからね」。肺がんと診断された際、医師に治療方針の希望を聞かれたロニーは「とっちゃって」とシンプルに伝えたそうだ。それから一週間、リンパ節に転移していないかを確認する検査が行われ、「悪い結果にも備えていたけど、『大丈夫だ』とも信じていた」。リンパ節に広がっていた場合、化学療法はしないと宣言するつもりだったロニーだが、幸いにも転移はなく、外科的手術のみで済んだ。現在は3か月ごとの検診に通っている。「初期で見つけてもらったからね。みんな、とにかく検診に行かなきゃだめだよ」とロニーは検診の重要性をアピールした。「俺はすごくラッキーだった。強靭な守護天使も見守っていてくれてるしね」とのスピリチュアルな発言も。(Hiromi Kaku)
2017年08月07日十数年前に名前をイニシャルにして「ハリー・ポッター」シリーズを出版した理由を「著者が女性であることを男性の読者に隠すため」と語ったJ.K.ローリング。CNNと対談したローリングが再びこの件につい語った。「『ハリー・ポッター』の出版社が、『この本を男の子にも女の子にもアピールしたい』と言ったのね」とふり返るローリング。「私はそれを聞いて『素晴らしいじゃない!』って大喜びだったんだけど、彼らが『じゃあ、(作家名を)イニシャルにしていい?』って」。そうして、ファーストネームのジョアン、ミドルネームは持っていなかったため祖母のキャスリーン名前をとり、「J.K.ローリング」が誕生したという。しかし、「ハリー・ポッターと賢者の石」はさまざまな賞を獲得し、本国イギリスの約一年後にアメリカでも発売され、世界中で大ブームに。ローリングが“女性”であることはすぐさま知れ渡った。『ハリー・ポッター』が出版されるというチャンスにひたすら感謝していたローリングは、「正直に言うと、名前を“ルパート”にしろと言われていても、きっとそうしていたでしょうね」と素直な気持ちを明かしている。作家として、J.K.ローリングという名前はお気に入りだという。「ペンネームを持っているというのはとてもいいことだわ。アイデンティティーが感じられる。私はプライベートでは、ジョー・マレー(と呼ばれている)。ペンネームを持つことでしっかりと境界線を引ける気がするの」。(Hiromi Kaku)
2017年07月11日先日、孤高の海賊ジャック・スパロウ役のジョニー・デップも来日を果たし、いよいよ日本でも盛り上がりを見せている『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』。このほど、本作にカメオ出演する、あの世界的ロックスター、ポール・マッカートニーの“海賊”ヴィジュアルが日本初解禁となった。全米で公開され、世界38の国と地域で初登場NO.1の大ヒットスタートを切った本作。先日はジョニーをはじめ、ヘンリー・ターナー役のブレントン・スウェイツ、女性天文学者カリーナ役のカヤ・スコデラリオが来日し、ジャパンプレミアには彼らと、日本語吹き替え版声優の栗山千明、中川大志が顔を揃え、大盛り上がりとなったばかり。気になる本作でのポールの役どころといえば…ジャック・スパロウのおじ「アンクル・ジャック」!濃いアイメイクに、ワイルドに編み込まれた髭を蓄えたその姿は、“ナイト”の称号を持つポールとは思いもよらない、まさに海賊そのもの。牢屋に投獄されたジャック・スパロウと偶然出会い、エキセントリックでユニークな会話を繰り広げ、歌声も披露している。本シリーズといえば、今回は出演していないが、「ローリング・ストーンズ」のキース・リチャーズがジャック・スパロウの父親役を演じているのは有名。本作で元「ビートルズ」のポールがジャックのおじ役を演じる、ということは、ポールとキースは兄弟ということになるのか?と早くも話題騒然。ポールとキースの2大ロックスターと、自身もバンドを組むジョニーのジャックという、華麗なるロックな“ジャック・スパロウ ファミリー”が誕生している。なお、ポールへの出演交渉をしたのは、なんとジョニー本人だったという。「ジャックが牢獄でおじのジャックと鉢合わせするという奇妙なアイデアが僕の頭に浮かび、その役にはポール・マッカートニーがぴったりじゃないかと思ったんだ。彼は世界一優しい人物で、間違いなく最高の才能を持つ人物だけど、僕から彼に尋ねるだけの勇気が湧くかどうか、ちょっと不安だったよ。だけど、とにかく尋ねてみたんだ」と明かす。ポールとの共演について、ジョニーは「僕は本当に幸運だよ。これは素晴らしい賜りものさ。僕のためにポールがやってきて、演技をしてくれたなんて、本当にとんでもないことさ」と打ち明ける。「彼は、ポール・マッカートニー役として以外で映画に出たのはこれが初めてなんだ。彼はこれまでキャラクターを演じたことはなかったんだよ。ポールが出演してくれたことを、僕は一生絶対に忘れないよ。ポールはビートルズで世界を変えた。彼は文化を変えた。そして、いまでも歌い続けている。彼こそが本当のインスピレーションさ。そんな偉大な男だから、僕には彼から永遠に目を離せないんだ」と、彼に対する思いは実にアツい。演技に初挑戦したポールの劇中の姿は見逃せないが、いち早く、本作を観た日本の音楽関係者たちもまた、世界的ロックスターの思いがけない出演に驚きと興奮のコメントをよせている。「有名スターのカメオ出演はいろいろあるけれど、あの丸っこい瞳はそのままに、歌もセリフもあって、思わず『ひゃぁ~!カワイイ』と拍手。ポール・マッカートニー・ファン、必見!!です」とコメントするのは湯川れい子氏(音楽評論家・作詞家)。また、「実に心憎い演出。音楽界のレジェンド、ポールマッカートニーが出演しているとは!一度見ただけではわからないかも、もう一度観に行かねば!!」と神保彰氏(ドラマー)も語っている。世界中から愛されるキャラクター、ジャック・スパロウと世界的ロックスター、ポール・マッカートニーの夢の競演にも、ぜひ注目していて。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日(土)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2017年7月1日より全国にて公開(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2017年06月27日キース・リチャーズが、元恋人で3人の子どもをもうけたアニタ・パレンバーグへの追悼を表明した。キースは15日(現地時間)、13日(現地時間)に73歳で亡くなったアニタの若き日のモノクロ写真(撮影:マイケル・クーパー)をツイッターにアップし、「最も素晴らしい女性。いつも俺の心の中に」とコメントを添えた。キースとアニタは1965年にローリング・ストーンズのドイツ公演のバックステージで出合ったが、彼女はキースではなくブライアン・ジョーンズと恋人同士になった。その後、ブライアンとの関係は悪化して破局、キースとつき合うことになった。47歳の息子マーロンと45歳の娘アンジェラ、1976年に生後数週間でこの世を去った息子タラをもうけたが、正式に結婚はしないまま、1980年に破局した。70年代からキース共々、重度のドラッグ中毒に陥っていたが、80年代に克服していた。最近は闘病生活を送っていたというが、死因は明らかにされていない。アニタはドイツ系イタリア人で、60年代にモデルとして活躍。女優としてジェーン・フォンダ主演の『バーバレラ』やミック・ジャガー主演の『パフォーマンス』などに出演した。「ローリング・ストーンズ」のミューズでもあったアニタは「悪魔を憐れむ歌」のバックコーラスにも参加している。(text:Yuki Tominaga)
2017年06月16日元ビートルズのポール・マッカートニーの映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』出演は、主演を務める俳優ジョニー・デップにより携帯メールで依頼されたそうだ。同作の製作陣は当初、以前にも登場したローリング・ストーンズのキース・リチャーズに出演を依頼しようとしていたものの実現に至らなかった経緯があったそうで、ポールが出演してくれると聞いた時には大喜びだったようだ。監督の1人であるエスペン・サンドベリは「それで違うロッカーが必要になって、僕らのリストの1番はポール・マッカートニーだったんだ。そしたらジョニーが『彼の電話番号持ってるけど』って言ったんだよ。それでジョニーが携帯メールを送りだしたんだ。しばらくやりとりしてポールが承諾してくれたんだよ。だから僕らは有頂天だったね」とその様子を振り返る。第5弾となる待望の新作は、2011年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』から登場していなかったオーランド・ブルームがウィリアム・ターナー役で復帰することでも話題になっている。(C)BANG Media International
2017年05月20日百貨店から新しい音楽カルチャーを発信する「Rock Time Line PART」が4月26日から5月14日まで、伊勢丹新宿店にて開催される。音楽そのものを、より広く、より深く感じられるプラットフォームとして、アーティストとリスナーのそれぞれの想いを、時を超えて、繋ぎとめる場所となるよう企画された「Rock Time Line」。PART Iとなる4月26日から5月2日は、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにてクリエイティブ・スタジオのA4Aが装飾、映像を手掛けた空間には、旅を続けるロックバンドの「くるり」、一貫してインディペンデントで活動を続ける「相対性理論」、現役大学生で多彩な才能を発揮している「ぼくのりりっくのぼうよみ」、福岡を拠点に何かを企む超常ハイカラギターロックバンドの「ポルカドットスティングレイ」、アメリカでもっとも優秀なDJと評される「ポーター・ロビンソン」、120本/年のライブをこなす「My Hair is Bad」、23歳のシンガーソングライター「ReN」、そして森山直太朗の8組のアーティストたちが参加する。また、伊勢丹新宿店がキュレーターとなってアーティストらとコラボレーションしたこれまでにない音楽体験として、VR(ヴァーチャルリアリティ)とBluetoothヘッドフォンによるライブ/ツアー体験や、ミュージックビデオの衣装展示、上映が行われる他、ソニーの最新ステレオレコードプレーヤーでのレコード体験スペースも設置する他、コラボレーションTシャツやツアーでしか購入できないグッズなどの販売も行われる。PART IIとなる5月3日から14日には伊勢丹新宿店メンズ館1階=プロモーションにてザ・ローリング・ストーンズにフィーチャーする。古き良き時代を振り返り、モダナイズして今へとつなげるフォトグラファーとのコラボレーションアイテムが展開される他、彼らに影響を受け、未来を切り開くアーティスト「GLIM SPANKY」をクローズアップする。ボーカルである松尾レミによる“LIPS&TONGUE”をモチーフとした描き下ろしイラストが落とし込まれたTシャツやバッグの販売も行われる。
2017年04月23日「クリスチャンルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」の2017年春夏コレクションより“60’s collection ”が登場。ポップミュージックとサイケデリックな色使い、ステートメント・ファッション、これら軽快な年代からインスピレーションを得た、クリスチャンルブタンの最新コレクションとなっている。さまざまな高さのヒールや大胆な色使い、モッズの影響を受けたデザインは、ローリング・ストーンズやザ・フーの音楽で一晩中踊り明かした懐かしい時代へと誘う。BIBABA 97,000円(税抜)光沢のあるブラックパテントレザーで仕上げ、1960年代のR&Bの雰囲気を漂わせるBibabaには、魅惑的なFifiの木型を使用し、ヒールにはゴールドカラーのスペッキオレザーをあしらっている。クラシックなメリージェーンスタイルのストラップに、幾何学的なスタッズでコントラストをつけ、コレクション全体に流れるテーマを表現。Bibababy 97,000円(税抜)コルベットでのドライブにぴったりなBibababyは、クリアなアクリル製のヒールが最高にロックな雰囲気。Zerlit 104,000円(税抜)フランソワーズ・アルディの歌を聴きながら「Paris Match」誌をめくる、そんなハイソサエティ・ガールをイメージしたZerlitaやZerlisixty。クラシックなFifiの木型を使い、ブラックのパテントレザーでエレガントさを打ち出したZerlitaは、Tストラップのホワイトやヒールに施したゴールドカラーのスペッキオレザーがポイント。Zerlisixty 130,000円(税抜)新しく仲間入りしたZerlisixtyは、バレリーナシルエットをベビーピンクのパテントレザーで仕上げ、ホワイトのリボンがアクセントになっている。
2017年04月19日92歳で亡くなるまで、自然に寄り添った暮らしをしながら創作活動を続けた、アメリカを代表する絵本作家ターシャ・テューダーを追ったドキュメンタリー『ターシャ・テューダー静かな水の物語』が、いよいよ4月15日(土)から全国公開される。本作は、絵本作家として70年間も活躍し、子育てを終えた56歳のときにバーモント州の山奥で18世紀風の農家を建て、2008年にこの世を去るまで自然とともに暮らしたターシャ・テューダーの最晩年を追ったドキュメンタリー。さらに、その生い立ちから、魅力たっぷりの彼女の人となりにも迫る。まるで楽園のような空間を自分の力で作り上げたナチュラルライフを送ったことから、“スローライフの母”として、日本のみならず世界中のガーデナーたちが憧れる存在だったターシャ。生計を支える糧でもあった“絵本作家”としての顔、また、家族を愛するひとりの女性としての素顔にも迫り、心豊かに生きるための人生哲学や、ユーモアたっぷりの言葉の数々など、ひと言では語り尽くせないターシャのさまざまな一面を紐解いていく。これまでターシャのことを知らなかった人にも、その魅力を垣間見られる“入門編”としても楽しむことができる。「思うとおりに歩めばいいのよ」と語り、時間をかけて少しずつ夢を叶え、心豊かに生きたターシャの自由な精神あふれる言葉や生活を彩るこだわりの数々は、現代を生きる私たち女性たちにも響く、生きるヒントとなるはず。また、この春は、本作以外にも自分磨きをめざす女性にぴったりの、“学び”のあるドキュメンタリー映画が続々と公開される。■『メットガラ ドレスをまとった美術館』(4月15日公開)『メットガラ ドレスをまとった美術館』は、“プラダを着た悪魔”こと米「ヴォーグ」誌編集長のアナ・ウィンターが主催する、ファッション界最大級のイベントに追ったドキュメンタリー。ニューヨークのメトロポリンタン美術館(MET)で毎年開催される“メットガラ”。本作は、2015年5月2日の“メットガラ”開催に向けての準備から当日の模様まで、およそ8か月にわたりカメラが密着。一流メゾンと豪華セレブリティが彩る陶酔の一夜の全貌が明らかになる。■『パリが愛した写真家ロベール・ドアノー<永遠の3秒>』(4月22日公開)『パリが愛した写真家ロベール・ドアノー<永遠の3秒>』は、フランスの国民的写真家ロベール・ドアノーの人生と創作に迫ったドキュメンタリー。彼の名にピンとはこなくとも、雑踏の中でキスを交わす男女のモノクロ写真「パリ市庁舎前のキス」を目にしたことのある人は多いだろう。本作では、庶民たちの日常をとらえた写真で高い評価を得たドアノーの代表作となる「パリ市庁舎前のキス」の撮影秘話や、当時の映像資料、親交のあった著名人たちによる証言を通じて彼の写真家人生や、その写真が時代を超えて愛される秘密に迫る。■『エルミタージュ美術館美を守る宮殿』(4月29日公開)『エルミタージュ美術館美を守る宮殿』は、世界三大美術館のひとつといわれるロシアのエルミタージュ美術館の魅力に迫る。世界遺産にも登録され、世界一といわれる所蔵品の数々にも迫り、同国でも最高レベルの警備が付くエリアで捉えた貴重な映像も見どころのひとつ。また、専門家も知り得なかった250年の美術館の歴史=ロシアの重厚な歴史にも触れることができる貴重なドキュメンタリーとなっている。■『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』(4月29日公開)『Don’t Blink ロバート・フランクの写した時代』は、ジム・ジャームッシュをはじめとする名匠たちからも尊敬を集めている、写真界の巨匠・映画監督であるロバート・フランクが初めてその人生を語るドキュメンタリー。その人生を通じて度重なる事態に翻弄されてきた彼が、生きることの悦びを見出し、写真や映像作品に刻み続けたメッセージが詰まったものとなっている。「ローリング・ストーンズ」やボブ・ディランをはじめとする豪華アーティストがフランクのために提供した楽曲の数々も聴き逃せない。どの作品にも共通するのは、圧倒的なビジュアル世界のみならず、作品を通じて得られる発見や学びに満ちあふれていること。新しいことを始めたくなる新年度、まずは映画館に足を運んでみては?『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』は4月15日(土)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターシャ・テューダー静かな水の物語 2017年4月15日より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2017 映画「ターシャ・テューダー」製作委員会エルミタージュ美術館美を守る宮殿 2017年4月29日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開(C) Foxtrot Hermitage Ltd. All Rights Reserved.メットガラドレスをまとった美術館 2017年4月15日よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2016 MB Productions,LLC
2017年04月13日イギリスの人気グループ「ワン・ダイレクション」のメンバーとして活躍したハリー・スタイルズがソロデビュー。シングル「サイン・オブ・ザ・タイムズ(Sign of the Times)」を2017年4月7日(金)にリリースする。全世界同時にリリースされた「サイン・オブ・ザ・タイムズ」は雄大でドラマティックなロック・アンセムで、普遍的メッセージが込められた楽曲。繊細なピアノ・イントロに始まり、情感溢れるエレクトリック・ギターと次第に高まっていくバックコーラスと共に、ハリーの優しくエモーショナルなヴォーカルが美しく響く。ワン・ダイレクションでは知ることのできなかったハリー・スタイズの魅力が引き出された。この曲のソングライティングをハリーと共に手掛け、プロデュースも務めているのはジェフ・バスカー。彼はエド・シーランやブルーノ・マーズ、ローリング・ストーンズ等数多くの人気アーティストたちのヒット曲を手掛けてきた名プロデューサー/ソングライターである。そのため、今後リリース予定のアルバムはブルーノ・マーズとのコラボレーションが噂されている。なお、ハリーは『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などの大ヒット映画で知られるクリストファー・ノーラン監督による、9月公開の『ダンケルク』で俳優デビューも果たしている。今年は歌手、そして俳優として新たな一面が見られそうだ。【詳細】シングル「サイン・オブ・ザ・タイムズ/Sign of the Times」発売日:2017年4月7日(金)取り扱い:iTunes、Apple Music、Spotifyにて配信
2017年04月10日ハリー・スタイルズが4月の終わりか5月の初めに、ファーストアルバムからの1曲をリリースするという。「HITS Daily Double」によると、ハリーのアルバムはカニエ・ウェストやローリング・ストーンズ、ブルーノ・マーズなどと組んできた敏腕プロデューサーのジェフ・バスカーが手掛けているとのこと。その曲調は「ワン・ダイレクション」時代とは打って変わって「70年代のブリティッシュロック風」で、「デヴィッド・ボウイとクイーンをミックスさせた感じ」の仕上がりとなっているもようだ。歌手としてソロデビューを果たすためにコロンビア・レコードと契約を結んだハリー。昨年から今年は俳優としてクリストファー・ノーラン監督作の『ダンケルク』で出演する機会を得て多忙を極めたが、「レコーディングはすでに終了している」と同レーベルのCEOロブ・ストリンガーが発言している。「1D」のメンバーのナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソンはすでにソロデビューシングルを披露済みで、リアム・ペインも5か月前にインスタグラムで1分ほどのデモを公開。リアムに関しては、仲の良い歌手のコナー・メイナードが「リアムはアルバムのレコーディングをほぼ終えているけど、まだ収録する曲を探している」と先日「Bang Showbiz」に明かしている。(Hiromi Kaku)
2017年03月23日J.K.ローリングが、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』続編の脚本とみられる書類の写真を、自身のツイッターで公開した。ローリングは、「J.K.ローリング著作」「機密」「ワーナー・ブラザース」という文字が見える書類が写った写真を投稿。「今日はビースティーな日だったわ」とコメントを添え、ファンたちを歓喜させた。昨年公開されたワーナー・ブラザース製作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』第1弾は、ローリングの同名タイトルの書籍を基に自身が脚本を担当し、「ハリー・ポッター」シリーズの最終4作品のメガホンをとったデヴィッド・イェーツが監督を務めた。魔法生物学者ニュート・スキャマンダー役でエディ・レッドメイン、魔女ティナ役でキャサリン・ウォーターストン、魔法使いグレイブス役でコリン・ファレルらが出演していた同作品は、26日に行われたアカデミー賞の授賞式でコリーン・アトウッドが衣装賞を獲得し、「ハリー・ポッター」関連の映画で初のアカデミー賞を勝ち取った。2018年11月公開予定の第2弾に関する詳細はあまり明らかになっていないが、ジョニー・デップがゲラート・グリンデルバルド役で出演することは発表されている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編は、ワーナー・ブラザースとローリングによってすでに4作品製作されることが計画されている。(C)BANG Media International
2017年03月01日「丸の内 バレンタイン マーケット 2017」が、丸ビル1階マルキューブにて2017年2月6日(月)から14日(火)まで開催される。イベントでは、「ゴディバ」や「カカオ サンパカ」、「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」といった、丸の内にショップを構える人気店のバレンタインショコラから、限定登場するアイテムまで、幅広いラインナップのチョコレートが展開される。「サンス・エ・サヴール(Sens & Saveurs)」のショコラボックスは、丸の内でしか手に入らないアイテム。フルーツの味を生かしたチョコレートが、まるでレストランのデザートの様な綺麗な見た目に仕上げられている。ザ・ローリング・ストーンズをデザインに用いた独創的なチョコレートは、イギリスのショコラティエ、ステファン・トリグが手掛けた本格派。オレンジやパッションフルーツ、シーソルトキャラメルといったフレーバー4種のショコラが入っている。ロゴを描いたトートバッグも付属する。こちらは本イベント初登場のアイテムだ。ほかに、「アンティカ オステリア デル ポンテ」からも丸の内限定スイーツが登場。ベネズエラ産チョコレートをたっぷり使用した、ピスタチオやカシス、ココナッツなどのマカロン6つのアソートだ。【詳細】丸の内 バレンタイン マーケット 2017期間:2017年2月6日(月)~14日(火)時間:11:00~21:00 ※12日(日)は20:00まで。場所:丸ビル1階マルキューブ住所:東京都千代田区丸の内2丁目4−1参加店舗:・丸の内店舗:アンティカ オステリア デル ポンテ/サンス・エ・サヴール/オザミ トーキョー/ドゥバイヨル 丸ビル店・丸の内オアゾ店/キタヤ 六人衆 丸ビル店/ユーハイム 丸ビル店/丸の内ロフト/紫野和久傳 丸の内店/カカオ サンパカ/ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内店/ソルト バイ ルーク マンガン/ショコラティエ パレ ド オール/ゴディバ/成城石井 新丸ビル店/TWG Tea 丸の内・イベント限定店舗:サティー/ザ・ローリング・ストーンズ/オリジンヌ・カカオ/ジョン カナヤ/デメル/ル・ボヌール 芦屋/東京會舘/ショコラボ/ホタルノヒカリ/パレスホテル東京 SWEETS&DELI/ジャン=ミッシェル・モルトロー/ル・コフレ・ドゥ・クーフゥ【問い合わせ先】丸の内コールセンターTEL:03-5218-5100(11:00~21:00)
2017年01月28日バレンタインまであと少し!FASHION HEADLINEでは、来るバレンタインに向けて「女友だちと楽しむチョコ」「恋する彼に渡すチョコ」「キッズと一緒に味わうチョコ」「独り占めしたいほどの逸品チョコ」と4つのカテゴリーでオススメのチョコレートを紹介。“好きな人に告白する日”というより、“チョコレートを楽しむ日”としてのカルチャーが広まる昨今。まだ何を買うか決めていない人も、お目当てのブランドがある人も、新しさを更新し続けているチョコレートの今をチェックしてバレンタインを存分に楽しもう。バレンタインが“チョコレートを楽しむ日”に様変わりしつつあるとはいえ、「恋する彼」にチョコレートを贈るというのもバレンタインならではの思い出に。そこで「彼の好みに合ったセンスある一品を選びたい!」という願いを叶えるチョコレートを7つセレクト。■レーヴ・ドゥ・ビジュー(Reve De Bijoux)「イァン・アンドリュース×ボウキング」(2個入り/5,500円)ベルギー王室御用達のショコラティエ、イァン・アンドリュース(Jan Andries)によるプラリネ味のチョコレートに、ベルギーブランド「ボウキング(Bowking)」の蝶ネクタイをセット。おしゃれを愛する、紳士な男性に贈りたい。■ザ・ローリング・ストーンズ(THE ROLLING STONES)「スティッキー・フィンガーズ」(4個入り/1,463円)音楽好きな彼には、ザ・ローリング・ストーンズのオフィシャルチョコレート×ロゴトートバッグを。チョコレートは、地中海産のオレンジフレーバーなど、個性的な味わい。■ジョンカナヤ(JOHN KANAYA)「LUXURY BONBON Whisky Assorted」(5個入り/2,300円)ジャパニーズ、アメリカン、アイリッシュ、スコッチ、カナディアンと世界5大ウイスキーのガナッシュは、味比べができるボンボンショコラのアソートタイプ。甘いだけのチョコレートでは物足りない違いのわかる男性にオススメ。■ジョンカナヤ「葉巻ショコラ繁・ボンボンショコラセット」(葉巻ショコラ1本、ボンボンショコラ5個入り/5,500円)三越伊勢丹限定で展開するウイスキー「繁」を練りこんだ葉巻ショコラと、シャンパンや山椒、すだちと刺激的なフレーバーのボンボンショコラを詰め合わせたセット。お酒好きの彼にもぴったりな一品。■プラリベル(Pralibel)「カフェショコラ」(12個入り/2,000円)コーヒー好きのあの人に。カップ型のチョコレートに注がれたモカやバニラクリーム、ジャンドゥーヤなど異なる味のコーヒーとチョコのマリアージュが楽しめるセット。カフェタイムのお供にも◎。■ヴェルティエ(VERDIER)「レザンドレ・オ・ソーテルヌ“貴腐”限定BOX ブルー」(3種×各25g/2,000円)ボルドーの貴腐ワインに浸したレーズンをビターチョコレートで包んだ一品。数ヵ月経つと熟成されて味わいが変わるので、ちょっとずつ食べてその変化を楽しむのがポイント。ワインとの相性もぴったりだから、ワイン好きの男性にぜひ!■カカオサンパカ(CACAO SAMPAKA)「ケソ グルメセレクション 4種」(1,900円)ブルーチーズやパルメザンなどチーズで作ったボンボンショコラのセット。チーズをショコラにするのは至難の業といわれる中で生まれたグルメな一品は、おつまみにも◎。ーー1人1箱持ち寄りルール!シェアして楽しむ贅沢チョコ【女子会で楽しみたいチョコレート】へ ーーミニカー付きや量り売り!バラエティー豊かなチョコを囲むバレンタイン【キッズも楽しめるファミリー向けチョコレート】へ ーーバイヤーにこっそり聞いた、バレンタインに独り占めしたいチョコ 【自分で食べたい特別なチョコレート】へ 【イベント情報】SWEETS COLLECTION 2017会期:2017年2月8日~14日会場:伊勢丹新宿店本館6階=催物場時間:10:30~20:00(最終日は18:00まで)
2017年01月21日