キャスターの小倉智昭氏が5日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。昨年12月31日をもって解散したSMAPについて言及した。小倉氏は、「40代半ばになってグループをずっと維持するのは難しいこと。自分たちの将来を考えたときに、歩む方向が違って当然だと思う」と解散に理解。「今までの彼らの活躍に感謝」した上で、「これからはじっと見てあげるのが一番いいんじゃないか」と話した。そして、「SMAPがただの歌手だったら、ローリング・ストーンズみたいに70、80歳まで同じグループでやれると思う。ただ、彼らは歌手であり踊りも踊るし、役者でもあり、タレントでもある。そうなるとみんなバラバラになっていって当然のような気がする」と持論を展開。「それぞれの思いは違うはずだし、事務所に残ろうか出ようかというのも、先々を考えたら考え方も違う」との見方を示した。また、水道橋博士は、「もともとはSMAPファンじゃなかったんですけど、振り返っているうちにどんどんファンになっていった」と打ち明け、「SMAPっていう名前を残してほしい。SMAPは乗り物であるから、いつ再結成してもいいし、形を変えても曲を歌うための乗り物であればいい」と願った。
2017年01月05日ミサハラダ ロンドン(misaharada london)と画家・アーティストのKeeda Oikawa(及川キーダ)とのコラボレーションパナマハットが、2017年3月より発売される。原田美砂が手掛ける「ミサハラダ ロンドン」は、英国王室ご用達の帽子ブランド。愛用者にはセレブリティも多く、ローリング・ストーンズやジェニファー・アニストン、また在位50周年記念式典のパレードでは、エリザベス女王も着用し話題となった。彼女がコラボレーションの相手に選んだのは、国内外で活躍するKeeda Oikawaだ。平面作品を制作・発表する傍ら、ファッションや音楽等のテーマを中心としたイラストレーションや、ライヴ・ペインティング、様々なジャンルのクリエーターとコラボレーションなど多方面でその実力を発揮している。コラボレーションパナマハットは、ミサハラダ ロンドン2017年春夏コレクションのテーマ「Under Water Love」に合わせて、海にまつわる世界を表現。Keeda Oikawaがその世界観を一点一点ハンドペイントで描き、独創的なハットを完成させた。【アイテム詳細】ミサハラダ ロンドン×Keeda Oikawa コラボレーションハット発売時期:2017年3月価格:38,000円+税取り扱い店舗:主要セレクトショップ、百貨店(予定)【問合せ先】株式会社トークTEL:03-6434-7770
2016年12月12日ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー(73)に第8子となる男児が誕生した。これまでの結婚や交際の中で7人の子供をもうけているミックと、恋人であるバレリーナのメラニー・ハムリック(29)の間に8日、第1子となる男児がニューヨーク市内の病院で誕生した。ミックは誕生の際に病院に駆けつけていたようで、ミックの広報担当は「本日、ニューヨークにてメラニー・ハムリックとミック・ジャガーの息子が誕生し、2人とも大変喜んでいます。ミックは誕生の際、病院にいました」「母子ともに健康です。そして、マスコミの方々には彼らのプライバシーを尊重していただけますようお願い申し上げます」とコメントをしている。現在のところ、名前や体重については明かされていない。ミックは2014年に当時の交際相手でファッションデザイナーのローレン・スコットが自殺した後、メラニーさんと2年間「カジュアルに」交際をしてきているが、今回の息子誕生において、養育費250万ポンド(約3億6,000万円)とメラニーさんの希望する子供と暮らす家を提供するという話も出ているようだ。内部関係者は、ミックは今年7月、新たに子供が誕生することに驚きを隠せなかったというが、メラニーに経済的なサポートをすることはいとわないと話す。「彼は妊娠のニュースに驚きを隠せませんでしたが、メラニーと子供のためなら何でもサポートするつもりですよ」「2人は一緒に住んではいませんし、そんな予定もありません。ですが、ミックは子供の世話はかなりするでしょう。メラニーに家を買うという話も出てきています」(C)BANG Media International
2016年12月09日映画『アメリカンズ ロバート・フランクの写した時代』が、2017年4月下旬よりBunkamuraル・シネマほか全国で順次公開される。本作は、写真界の巨匠として、国際的に名を馳せるロバート・フランクの人生と彼が生きた時代を、貴重映像や各時代の空気を伝える豪華な音楽を収録したドキュメンタリー。ロバート・フランクは1924年にスイスのチューリッヒで生まれ、1947年に単身渡米。ポートフォリオが認められ「ハーパーズ バザー」や「ヴォーグ」でファッション写真、「フォーチュン」などでフォトジャーナリズム作品を発表してきた。1955年にはアメリカ全土を旅しながら撮影し、その集大成として3年後にフランスで写真集『Les Americains』を出版。この作品は、60年代以降のアメリカの写真・アート界の錚々たるアーティスト達に大きな衝撃を与えた。それ以後は映画にも活動の幅を広げ、アレン・ギンズバーグを始めとするビートニクの作家たちを映した『プル・マイ・デイジー』、ローリング・ストーンズの北米ツアーに同行した『コックサッカー・ブルース』などでメガホンを採っている。『アメリカンズ ロバート・フランクの写した時代』は、そんな彼のチャーミングな人柄と作品群に魅了されたアーティストたちの協力を得て完成した作品だ。また、「老齢を迎えた彼の遺産を残したい」という思いのこもったレガシー・プロジェクトともいえる。フランクと共に旅をするように綴られる約2時間を、是非映画館で目にしてほしい。【作品詳細】『アメリカンズ ロバート・フランクの写した時代』原題『DON’T BLINK - ROBERT FRANK』公開時期:2017年4月下旬公開場所:Bunkamuraル・シネマほか全国監督: ローラ・イスラエル撮影: リサ・リンズラー、 エド・ラックマン編集:アレックス・ビンガム音楽:ハル・ウィルナー2015年/アメリカ・フランス/82分/カラー
2016年11月12日「ハリー・ポッター」原作者J.K.ローリングが手掛ける新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、本作のNYワールドプレミアが行われ、ニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインを始め、新ヒロインのキャサリン・ウォーターストンら主要キャスト、デイビッド・イェーツ監督、J.K.ローリングが登場した。この日のワールドプレミアでは、ニュートなど『ファンタビ』のキャラクターのコスプレをした“ファンタビスト”や、『ハリポタ』のコスプレに身を包んだ“ポッタリアン”が集結し、極寒のニューヨークにも関わらず、会場は熱狂に包まれていた。そこへ、魔法動物で緑色の木の妖精ボウトラックルを胸ポケットに連れてエディが登場!21日から来日するエディは「早く行きたい!日本には『ハリー・ポッター』のマジカルなファンがいっぱいいるから、『ファンタスティック・ビースト』も楽しんでもらえれると嬉しいな」と期待を寄せ、J.K.ローリングは、「ニューヨーク以外にどこに行くかは言えないわ。今回のシリーズは世界を旅することがテーマだからね。映画を楽しんで」と語り、「2作目には中国のビーストが出る。ドラゴンじゃないけどね」とも明かした。また会見では、秘密の多かった作品についてや、ニュートというキャラクターの愛らしさを熱弁。J.K.ローリングは、ニュートのキャラクターがすごく魅力的と語っており、今回の映像化に際して最初に話があったとき、「“ちょっと待って、ちょっと待って”と言ったの。だって、ニュートを間違って描いて欲しくなかったから。私はニュートが好きだったから、彼がどんな人物だと私が思っているのかしっかりと語らなくちゃいけないと思ったの。それで、自分でも気付く前に、脚本を書き始めていたの」と映画化のきっかけを熱く語り、「結果的には最高だったと思う。これが本当に本当に私が書きたかったことだから」とコメント。エディは、「彼は本当に心の優しい人物で、愛すべき人物で、動物たちが大好きで、動物たたちは、誤解されているだけなんだと信じているんだ」とニュートについて語る。そして、ダン・フォグラーも「普通の人間なのに魔法使いの世界に紛れ込んでしまうんだ。このキャラクターはヒーローの物語に必要な笑いの役なんだ。でも、恋もアクションも描かれているんだよ」とキャラクターについて話し、「J.K.ローリングにも『ロン(ロン・ウィズリー)を彷彿とさせるわね』と言われた。ロンが好きなので嬉しかったよ」とコメント。また、エディは以前にストーリーについて秘密にしておかなくてはいけないことを話してしまったことがあるそうで、「デイビッドに『エド、言っちゃだめ』と言われることがよくあるんだ(笑)」と、ニュートのように少しおっちょこちょいのエピソードも明かした。さらに、劇中に登場する魔法動物についてJ.K.ローリングは「これを観たらみんな二フラーが欲しくなることは確かだと思う。私だって二フラーが欲しいもの。正直言って、ここにいる私たちみんな欲しいと思っているから」と述べた。今月11月21日(月)、22日(火)にはエディほか、キャサリン、アリソン・スドル、ダン、イェーツ監督、プロデューサーの6名の来日が控えている。ここでは一体何が話されるのか楽しみだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月11日『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主人公・ニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインが、同作の著者・J.K.ローリングに初めて会ったときのことを興奮気味に語った。『ファンタビ』の撮影に入る前の2作品は、『リリーのすべて』のリリー・エルベ、『博士と彼女のセオリー』のスティーヴン・ホーキングと、実在する人物を演じたエディ。伝記を読んだり、存命のホーキングには会うなどして役作りができたが、ニュートは久々のフィクションの世界の人物…。ならば著者に話を聞くしかない!と意気込んでローリングに会いに行ったそうだ。2人が確保できたのはわずか1時間。ニュートについて徹底的に話し合ったという。「素晴らしい時間だったし、ニュートの多くは彼女の個人的な話と結びついていた。彼女は素晴らしい想像力を持っているけど、実はキャラクターの多くは彼女の周りにいる、よく知っている人たちをもとに描いていると思う。だから詳しくは言えないけど、ニュートのキャラもある特定の場所から誕生したんだよ」と明かす。2人が最も深く議論したのは、ニュートは本来、全くヒーローらしくないヒーローだということだ。「ニュートは気乗りしないながらも、自分の中にヒーローっぽさを見出す。彼の魔法生物への愛と、彼の背中を押してくれる魔法生物との良き関係がそうさせるんだ」とエディはローリングとの対談で得たことを教えてくれた。(Hiromi Kaku)
2016年11月11日13日、ノーベル文学賞に選ばれたボブ・ディラン。あれからいまだに本人との連絡が付かず、同賞の選考委員会であるスウェーデン・アカデミーはついに直接コンタクトを取るのを諦めたようだ。選考結果が発表された日の夜、ボブはラスベガスでコンサートを開いていたが、口数は少なくノーベル賞に関するコメントもなかったという。翌日は音楽フェスティバル「デザート・トリップ」に出演。ボブの次にパフォーマンスを行った「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーが「ボブ、素晴らしいステージをありがとう。ノーベル賞受賞者と同じセットを共有するなんて初めてだよ」と称賛するも、またしてもボブの口からノーベル賞という言葉を聞くことはできなかった。「The Telegraph」紙によると、アカデミーの事務次官サラ・ダニウスは「いまのところ、私たちが何か行動を起こすということはありません」とこれ以上の連絡は行わない旨を述べた。「彼に近い関係者に電話やメールをしたところ、好意的な返事をいただいたき、それで十分だと考えているので」ということだ。賞や権力に対するボブのこうした態度は昔からのことで、2000年にアカデミー賞の歌曲賞を受賞した際も授賞式に欠席。ボブの大ファンであるオバマ大統領からホワイトハウスでの演奏を依頼されても“しぶしぶ”承諾し、演奏後は写真撮影もせずとっとと帰ってしまった…。そんなボブの根っからのロッカー気質がさらにオバマ大統領の心をつかんだそうだ。(Hiromi Kaku)
2016年10月18日2005年に発売した前作「ア・ビガー・バン」から11年。平均年齢72歳の大御所ロックバンド・ローリング・ストーンズが、新作のスタジオ・アルバム「Blue & Lonesome」を12月2日(現地時間)に発売する。公式ページやSNSで発表した。公式ページによると、新作アルバムのレコーディングは昨年12月、ロンドンにおいてわずか3日間で行われたとのこと。プロデューサーはドン・ウォズとグリマー・ツインズ(メンバーのミック・ジャガーとキース・リチャーズが自分たちのアルバムをプロデュースする際に使用している愛称)。オーバーダビングなし、生演奏でのレコーディングとなった本作。ミック、キースとギターのロニー・ウッド、ドラムのチャーリー・ワッツに加え、長年ツアーでサイドメンを務めてきたダリル・ジョーンズ、チャック・リーヴェル、マット・クリフォードと共に作り上げた。ローリング・ストーンズの友人で偶然にも隣のスタジオで自身のアルバム制作をしていたエリック・クラプトンも、12曲中2曲参加している。新作アルバム発表を記念し、現在ローリング・ストーンズはツイッターで質問を募集中。公式アカウントの質問募集のツイートにハッシュタグ「#Rollingstones」を付けて質問をすると、イギリス時間の12日午後7時からメンバーが答えてくれる可能性がある。また、「#Rollingstone」と打つだけで“青い舌”の絵文字が表示されるのでぜひツイートしてみてほしい。(Hiromi Kaku)
2016年10月07日ロックバンドのザ・ローリング・ストーンズが、11年ぶりとなるスタジオ・アルバム『ブルー&ロンサム』を12月2日に全世界で発売することが6日、明らかになった。日本盤も同時発売される。『ブルー&ロンサム』はドン・ウォズとグリマー・ツインズ(ミック・ジャガーとキース・リチャーズ)がプロデュース。レコーディングは、若かりしストーンズが、ブルース・バンドとしてキャリアをスタートしたリッチモンドやイール・パイ島から目と鼻の先にあるロンドン西部のブリティッシュ・グローヴ・スタジオズにて、昨年の12月にたった3日間で行われた。スタジオではオーバーダブなしで生演奏。バンドのミック・ジャガー(ヴォーカル&ハープ)、キース・リチャーズ(ギター)、チャーリー・ワッツ(ドラムス)、そしてロニー・ウッド(ギター)に、長年ツアーでサイドメンを務めていたダリル・ジョーンズ(ベース)、チャック・リーヴェル(キーボード)、マット・クリフォード(キーボード)が加わった。さらに2曲には、偶然にも隣のスタジオでアルバムをレコーディングしていた旧友のエリック・クラプトンが参加した。『ブルー&ロンサム』でストーンズは、このアルバムにも収録されているジミー・リード、ウィリー・ディクソン、エディ・テイラー、リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフの音楽を演奏していた若かりしブルース・バンドだった時代へ敬意を表している。プロデューサーのドン・ウォズは「このアルバムは、彼らの純粋な音楽作りへの愛情の証であり、そして、ブルースはストーンズにとってやること全ての源になっている」と語っている。『ブルー&ロンサム』収録曲1.ジャスト・ユア・フール (オリジナル:1960年リトル・ウォルター)2.コミット・ア・クライム (オリジナル:1966 年ハウリン・ウルフ)3.ブルー・アンド・ロンサム (オリジナル:1959年リトル・ウォルター)4. オール・オブ・ユア・ラヴ (オリジナル:1967年マジック・サム)5.アイ・ガッタ・ゴー (オリジナル:1955年リトル・ウォルター)6.エヴリバディ・ノウズ・アバウト・マイ・グッド・シング (オリジナル:1971年リトル・ジョニー・テイラー)7.ライド・エム・オン・ダウン (オリジナル:1955年エディ・テイラー)8.ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー (オリジナル:1955年リトル・ウォルター)9.フー・ドゥ-・ブルース (オリジナル:1958年ライトニン・スリム)10.リトル・レイン (オリジナル:1957年ジミー・リード)11. ジャスト・ライク・アイ・トリート・ユー (オリジナル:1961年ハウリン・ウルフ)12. アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビー (オリジナル:1956年オーティス・ラッシュ)
2016年10月07日11月に公開になる超大作映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の原作と脚本を手がけたJ.K.ローリングが、映画の公開に先がけて『北アメリカの魔法界』と題した新作をウェブサイト“ポッターモア”で独占公開しているが、このほど第3章“アメリカ合衆国魔法議会”が公開された。新作映画の舞台になるアメリカ合衆国魔法議会に関する物語が明かされる。特別映像はこちら魔法使いたちは、人間にその能力を気づかれぬよう注意を払いながら、各地で独自のコミュニティ、ルール、文化を築きあげており、新作映画では北アメリカの魔法界が舞台になっている。現在、ローリングが書き下ろしている『北アメリカの魔法界』は、新作映画の“起源”を描くシリーズだ。このほど公開になった新章で扱うのは、“マクーザ”と呼ばれる米国魔法省の誕生の物語。それはいかにして設立され、どのように運営されているのか? アメリカの独立戦争中にアメリカで暮らす魔法使いたちの間で起こった論争や、歴代の議長についての記載もあり、新作映画の主人公で、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが1920年代にニューヨークにやってきた際に、議長を務めていたセラフィーナ・ピッカリ―に関する記述も登場する。“ファンタビ”は、『ハリー・ポッター』シリーズと世界観や歴史を共有しており、物語の背後にはこれまで描かれることがなかったドラマやエピソード、キャラクターがたくさん存在する。新作映画ではその中でも多くの人々の興味を集めていた“魔法動物”が物語の重要な位置をしめており、主人公のニュートのトランクに入っていた魔法動物たちが逃げ出してしまったことから街が大混乱に陥り、ニュートと仲間たちは人間の世界と魔法の世界、両方を救うために奔走する。すでに公開されている予告編では、アメリカの魔法省だと思われるシーンも登場しており、ローリングが執筆した新作を読んでおくと、より深く映画が楽しめそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー
2016年10月06日大人のみならず、若者たちをも惹きつけてやまない70年代の音楽シーンの生みの親にして、ハリウッドエンタメ界の影の立役者、シェップ・ゴードンの破天荒な半生を描いたドキュメンタリー『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』が、9月24日(土)より公開される。シェップ・ゴードンとは、「ピンク・フロイド」やアリス・クーパーら、錚々たるアーティストをスターへと導いてきた敏腕音楽プロデューサー。そのプロデュース領域は音楽業界だけに留まらず、マイケル・ダグラスやシルベスター・スタローンら映画業界、 “カリスマシェフ”ブームの火つけ役となった料理業界など、多岐にわたる。本作には、インターネットもなかった時代にニュースを生み出し、時代を創りあげた彼の仰天アイデアと天才的マネジメント手腕が満載!アイデア勝負のクリエイターやマーケティング担当者は必見の、“SNSがなかった時代のニュースの作り方”を本作から紐解いてみた。■スターを生みだす男、シェップ・ゴードンが実際に行った仰天施策の数々シェップは、70年代の音楽シーンを作り出した数々のスターのプロデュースを手掛けてきた。例えば、当時無名だったロックシンガー、アリス・クーパーを話題にするために、ホテルの枕を盗んで引き裂き、ライブステージに羽毛を撒き散らした後、用意していたニワトリを観客席に投げ込んで観客をパニックにした…という話は有名。当時は悲惨なニュースとして話題になったが、本作中でシェップは、当時のことを笑顔でふり返りながら語っている。また、アリス・クーパーがイギリスに拠点を移した後、ライブの告知をセンセーショナルに拡散させるため、裸のカラダにヘビを巻いて写真を撮り、トラックに貼りつけ、ラッシュ時にロンドンの中心地で走らせたり、「SCHOOL’S OUT」リリースで作成したレコードにパンティを履かせ売りだし、ミリオンセラーを記録したりと、誰も思いつかないような破天荒なやり方で、彼はニュースを作りだしてきた。劇中でも描かれているが、アリス・クーパーに透明の服を着せ、体が丸見えの状態でステージに立たせた上、「裸のバンドマンがいる」とシェップ自ら警察に通報、「けしからんニュース」として新聞の見出しを狙うも、水蒸気で透明の服が曇ってしまい、結局、失敗に終わった…という出来事も笑い話として紹介されている。■SNSがなかった時代のニュースの作り方シェップ以外にも、SNSがなかった時代にニュースを作りだすため、さまざまな工夫を凝らしたプロモーションはいくつか存在した。例えば、「ビートルズ」は「アビイ・ロード」を発表する前にあえて「ポール死亡説」のうわさを世界中に流して話題性を高めた。また、「ローリング・ストーンズ」は‘75年のアメリカ・ツアー会見としてプレスを招待したにも関わらず、何時間も三流コメディアンのネタで彼らを待たせ、参加者から不満が出始めたころに会場の外から突如として大音響のベースを響かせながら登場し、「ローリング・ストーンズ」のその姿を記者たちが追いかけていくという演出を行い、破天荒ながらも話題を作りだしたことなどは有名。当時、世の中に何らかのニュースを巻き起こし、その時代の音楽シーンやカルチャーを確実に刻み続けるためには、メディアの力を存分に利用することが一番の得策だったのだろう。ニュースを作ることにおいて一番重要なのは、「何をニュースにするか」ではなく、「いま世の中が何を求めているか」を見極め、「どのように発信するか」を熟考し、「自らニュースを作り出すこと」だったようだ。SNSが普及したいまも、先月、米国大統領選挙に、アリス・クーパーが「問題のある時代には問題児を」とのキャッチフレーズで出馬宣言したのも、もしかするとシェップが裏でアドバイスをしていたのかもしれない!?『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』は9月24日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月22日(Photo by Lily Monster)若き音楽界のレジェンドらが加入している“27クラブ”をご存知だろうか? 欧米では、27歳という若さで故人となった偉大なミュージシャンやアーティストたちを、“27クラブ”のメンバーだと呼んでいるのだ。 そのメンバーたちの人生は、一体どんなものだったのか? 27歳までしか生きられなかった「若き天才たち」あなたは何歳まで生きたいだろうか? 「日本の平均寿命の83歳くらいまで」、それとも「その瞬間が充実していればいい」と先のことは考えていないだろうか? “27クラブ”と言われる、27歳で亡くなったミュージシャンやアーティストたち。 彼らの多くはドラッグやアルコールの過剰摂取により短い生涯を終えている。 その多くは60〜70年代に活躍しているが、彼らは80年代以降に名声を得たミュージシャンより相互生存率が低いという。 これについて、ある研究者は80年代以降の音楽界がそれ以前と比べて「職業化」したことを指摘している。 60〜70年代の才能あるミュージシャンたちが27歳で死んでいったのは、音楽活動を社会への反抗・自己主張のためにして身を削っていったからかもしれない。 ここではそうやって若くして散った27 clubのメンバーのうち何人かを紹介したい。 カート・コバーン(ニルヴァーナ・リードシンガー)1967-1994(Photo by Otros)ニルヴァーナのリードシンガーで“グランジロック”を世に広め、楽曲だけでなくエキセントリックな言動で若者から人気を集めた。 ドラッグを使用しショットガンで頭を打ち抜いて他界し、死因は自殺だと発表されている。 “大衆的成功”がもたらしたと言える彼の死がきっかけで、27歳で亡くなった者たちが注目され“27 club”と呼ばれるようになった。 ジミ・ヘンドリクス(ギタリスト・ソングライター)1942-1970(Photo by Fresh Air with Terry Gross)活動期間はたったの3、4年であるにも関わらず、史上最高のギターリスト、60年代カルチャーを代表する人物と称される。 ロックスターがよくするギターに火をつけるパフォーマンスをはじめたのは彼だという。 死因はアルコールと睡眠薬を併用した中毒と窒息だとされている。 そのほかには、ローリング・ストーンズの元リーダーのブライアン・ジョーンズ、ドアーズのリードシンガーだったジム・モリソン、画家のバスキア、2011年に亡くなったシンガーソングライターのエイミー・ワインハウスなど40人ほどの才能ある若者がこの27クラブのメンバーとなっている。 社会に認められるための、唯一の手段だった「歌」(Photo by Patricia Bay)このクラブのメンバーのなかでも今もなお人々に影響を与え続けているという伝説のシンガーソングライターがいる。 彼女の名はジャニス・ジョプリン(1943-1970)。 ドラッグの過剰摂取により27歳で他界しているが、“ブルースの母”と呼ばれるほどの実力、そして歌に自分らしさを求めて自由奔放に生きようとした姿が人々の心を掴み続けているのだ。 彼女がシンガーソングライターとして生きたのは社会が大きく変動した60年代のアメリカ。(Photo by Boston University)それは若者たちがカウンターカルチャーを牽引し、社会を変えるエネルギーで満ちあふれていた頃。 この時代には、ベトナム戦争に対する反戦運動や、黒人差別の撤廃と基本的人権の保障を訴えた公民権運動、女性の権利の向上を求めたウーマンリブ運動など歴史に残るムーブメントの数々が巻き起こった。 この頃の音楽は「Life fit your values(自分の価値観にあった人生)」を歌い、どれだけ自己表現ができるかにかかっていたという。 「なぜ歌いたいの?」インタビューでそう問いかけられた彼女は、 「なぜって、いろんな感情を経験できるからよ。仲間とお祭り騒ぎの毎日じゃ味わえない感情を知ることができる。想像力を働かせ真実を見出すの」と語っている。 ジャニスは彼女にとって「社会に認められる唯一の方法」だった歌に真っ正面から向き合っていたのだ。 「自由奔放な生き方」や「無邪気さ」の真実(Photo by (c) 2015 by JANIS PRODUCTIONS LLC & THIRTEEN PRODUCTIONS LLC. All rights reserved.)ジャニスの無邪気な人柄や“自由奔放さ”が人々を虜にしてやまないが、実のところジャニスの人生は楽しいことばかりではなかった。 学生時代に容姿や強い個性でいじめを受けた彼女。 「ビートニク(50年代半ばにニューヨークやサンフランシスコなどの都会に現れたボヘミアンな生き方に憧れた若者たち)」に目覚め、個性を隠さなかったことも保守的なアメリカ南部に住んでいた彼女への風当たりを強くした。 高校の同窓会へ報道陣とともに参加してみても、誰も彼女と話そうとしないほど孤独な学生時代を送っていたのだ。 (Photo by (c) 2015 by JANIS PRODUCTIONS LLC & THIRTEEN PRODUCTIONS LLC. All rights reserved.)自分の歌の才能に気づき、歌で成功してからも「自分らしさ」を追求して負った犠牲は大きかった。 「ステージで歌うこと」を愛してやまなかった彼女も、ステージを降りると「気分がどん底」になってしまっていたのだ。 それでも「歌」や「自分自身」に対して妥協せず、自分の心の声を聞いて感じたまま表現し続けたからこそ、彼女にしかすることのできない命を削ったようなパフォーマンスができたのかもしれない。 自由奔放な振る舞いからか、ウーマンリブ運動に参加している女性たちに“女を武器にしてる”と批判されたことがあったジャニス。 これに対しては「初耳だわ、私は彼女たちが理想とする自立した女よ。 何を妥協したかで人の生き方は決まるわ。つまりどこで人生の線引きをしたか。 皿洗いで満足の生き方もあれば妥協せず闘い続けて夢をかなえる人生だってある。 私はひたすら夢を追いかけて成功を手にしたわ。何で批判されなきゃならないのよ」と話している。 誰よりも「自分に素直になろうとした」ジャニスの魅力(Photo by More Vocal !)「自分らしさ」の追求は、彼女の人生とって確実に重荷となっていた。 ドラッグやアルコールを大量に摂取していたことは“ハイになって楽しむ”ためだけではなく、自分のつらさや孤独を紛らわすためでもあったことは確かだろう。 自分に妥協を許さず、その反面苦しんでいた彼女の姿は、ミュージシャンたちの心に刻まれ、大きな影響を与えているのだ。 若きジャニスと演奏していたウォラー・クリーク・ボーイズのメンバーパウエル・セント・ジョンは「妥協を許さない芯の強さが魅力的だった」と言う。 かつてジャニスが参加していたサイケデリック・ロック・バンド「ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー」のメンバーは、「彼女から学んだ教訓は自分に素直になることの大切さと自分を偽ったときの代償だ。コズミック・ブルース・バンド(ジャニスが一時加入していたバンド)では自分がなりたいような自分でなく、みんなの求めるジャニス・ジョプリンを演じるようになった。さぞかしつらかっただろう」と語っている。(Photo by hollyの音楽室)誰よりもステージに立って歌うことを愛し、誰よりも自分らしさ追求した彼女の歌は、彼女の生きた時代の雰囲気を伝えるだけではなく本当の意味で人々を魅了するのだ。 ジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー映画が現在公開されている。 コンサートやテレビ映像だけではなく、スタジオでのバンドとの一面やジャニスが家族や恋人に宛てた手紙の数々、彼女を知る人々へのインタビューで彼女の人生を目の当たりにできる盛りだくさんの映画だ。 ビッグスターだったジャニスの「等身大」の姿を探りに、ぜひ劇場へ足を運んでほしい。 ※動画が見られない方はこちら <作品情報> 【監督】エイミー・バーグ『フロム・イーブル~バチカンを震撼させた悪魔の神父~』 【製作】アレックス・ギブニー『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』 【ナレーション】キャット・パワー 【出演】サム・アンドリュー、ピーター・アルビン、デヴィッド・ゲッツ(以上、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー)、クリス・クリストファーソン、カントリー・ジョー・マクドナルド、ボブ・ウィアー(グレイトフル・デッド)、デヴィッド・ドルトン(作家)、クライヴ・ディヴィス(コロンビア社長)、ディック・キャヴェット(TVタレント)、ローラ・ジョプリン(妹)、マイケル・ジョプリン(弟)他 【アーカイブ映像】ジャニス・ジョプリン、オーティス・レディング、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ピンク他 2015年|アメリカ|カラー|DCP|103分 原題:『JANIS:LITTLE GIRL BLUE』 サウンドトラック盤:ソニー・ミュージックインターナショナル提供:キングレコード配給・宣伝:ザジフィルムズ (c) 2015 by JANIS PRODUCTIONS LLC & THIRTEEN PRODUCTIONS LLC. All rights reserved. 公式サイト:月10日(土)より、シアター・イメージフォーラム他全国順次公開。 via. Rolling Stone, Rolling Stone, All About, Ciatr この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“若者を惹きつける、70〜80年代のリアル。” 70〜80年代のファッションや音楽が、近頃リバイバルしている。この「リバイバル」の現象はなぜ起きているのだろうか?ファッション業界が「流行」を決めたかもしれ... ーBe inspired!
2016年09月16日(Photo by © 2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.)大物ロックスターのアリス・クーパーやピンク・フロイドのマネジメントやプロデュースをしてきたカリスマ、シェップ・ゴードン。 彼がプロデュースしてきたミュージシャン、映画、シェフはみんなスターの道をたどっていったという。 そんな壮大なキャリアの始まりは、ジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリクスとの“偶然の出会い”だった。 (Photo by © 2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.)60年代、それは若者がドラッグと快楽に浮かれていた時代。 そんなエネルギッシュで狂った時代を駆け抜けていった若き日のシェップ・ゴードンは、いつしかスーパーメンチ(超いい人、超偉人)と呼ばれるようになる。 たまたま泊まったロサンゼルスのホテルで、ジャニス・ジョプリンに殴られ、ジミ・ヘンドリクスに「おまえ、ユダヤ人か?ならピンクフロイドのマネージャーになれ」と言われた彼。 そんなことがきっかけでプロデューサーとしてのキャリアは始まり、話題作りのためにわざとライブ会場で警察に偽の通報をするなど突飛な発想で先々の時代を作っていくことになる。 ロン・ウッド(ローリング・ストーンズ ギタリスト)「シェップ・ゴードンとどうやって連絡を取るか知ってる?と誰もが聞いていた時代だ」 ※動画が見られない方はこちら ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリクス、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、そしてダライ・ラマなど錚々たる顔ぶれの著名人に囲まれて生きてきた彼の半生はどんなものだったのだろうか? いつもハリウッドを代表する美女たちに囲まれていたというけれど、彼は家庭を持っていたのか? そんな疑問に答えてくれるのが、シェップ・ゴードンに世話になってきた大勢のひとり、マイク・マイヤーズ(俳優、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー)初監督作品のドキュメンタリー映画「スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-」だ。 (Photo by © 2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.) スティーブン・タイラー(エアロスミス ボーカリスト)「嫌な事があるとダライ・ラマに料理を作る。精神世界でぺ◯スを立てるのさ」 マイケル・ダグラス(『ウォール街』『ブラックレイン』)「持って生まれた才能と思いやりがある。クソ野郎だけどね」「誰にも話していないことをシェップには話している。妻にも内緒だ」 「シャロン・ストーンが家をほめると、シェップは“ありがとう、案内するよ”と言い、そのまま2人はどこかへ消えてしまった」 エンタメ界の大物たちによる数々の証言をもとに、本作は彼の半生を検証していく。 (Photo by © 2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC. All Rights Reserved.) <上映情報>『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』9月24日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開 シェップ・ゴードン本人や彼に育てられてきたスターたちへのインタビュー、彼の提案によるロックスターのぶっ飛んだパフォーマンスなど、過去から現在までの映像をたっぷりと盛り込んだ本作を見にぜひ劇場へ。(Photo by Dogwoof) この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“若者を惹きつける、70〜80年代のリアル。” 70〜80年代のファッションや音楽が、近頃リバイバルしている。この「リバイバル」の現象はなぜ起きているのだろうか?ファッション業界が「流行」を決めたかもしれ... ーBe inspired!
2016年08月31日ブリトニー・スピアーズ(34)が、波に襲われて溺死しそうになったという。ハワイの美しい海で海水浴を楽しんでいたブリトニーは、6フィート(約1.8メートル)の波に巻き込まれ息ができなかったようで「海に入って、波のあるプールみたいって思ったし、『とても良いじゃない、すがすがしいし美しいわ』なんて感じだったの」「でも予期していなかったことは引き返すとき波が強くなるってことだった。5分ぐらい水中にいたのよ。溺死しそうだったわ。『ボディーガードはどこ? ここで死んじゃうわ』って思って怖かったわ。また波がきて水の中にいたわ」と当時の様子を振り返った。24日に放送されたBBCラジオ番組内のスコット・ミルズとのインタビューで音楽業界についても語ったブリトニーは、同業界には「自分だけが主役と思っている人」が多くいると明かした。「たくさんの人がエンターテインメント業界にいて、一緒に仕事をしたりプロジェクトを立ち上げようとしても、たくさんすっぽかされるわ。この業界には主役がたくさんいるの。大変よ」と続けた。一方、新作アルバム『グローリー』について「とてもゆったりしている」と以前ブリトニーは明かしており「とても楽しみだわ。1年半かけてこのアルバムを制作していて、もうじき2年になるからとても大切な作品なの。宝物よ。ちょっぴりメローであまりポップな作品ではないわ」「リラックスしていて、とてもゆったりとしているアルバムよ。私って古風なの。60年代のクラシックロックが好き。ザ・ローリング・ストーンズがお気に入りなの。ザ・ルミニアーズはとてもクールだわ。シャーデーも素敵ね。80年代の音楽も好きよ」と話していた。(C)BANG Media International
2016年08月29日先日、舞台版「ハリー・ポッター」を鑑賞した著者のJ.K.ローリングが「ハリー・ポッターの物語はこれでおしまい」と語ったばかりだったが、魔法の物語はまだ終わらないようだ。「ホグワーツ魔法魔術学校」をテーマとした3冊の短編集が来月6日(現地時間)、電子書籍で発売されることになった。「ハリー・ポッター」シリーズの世界が楽しめるウェブサイト「ポッターモア」が発表した。この短編集はいままでにポッターモアで掲載された物語と、ローリングが新たに書き下ろした物語をまとめたもので、英語・フランス語・日本語など全8か国語でリリースされる。スマホ、タブレットなどのデバイスで1時間もあれば読めるような短めのコンテンツで構成されているそうだ。3冊それぞれは、魔法薬学の教授ホラス・スラグホーン、ドローレス・アンブリッジやクィリナス・クィレルなどの重要人物の新しい物語と、“権力”や“誘惑”と結びつく魔法界の暗い一面を垣間見ることができる1冊、「ハリー・ポッター」の中で最も勇敢でアイコン的存在であるミネルバ・マクゴナガルとリーマス・ルーピンが登場し、さらにマクゴナガルの「第2次魔法戦争」での役割も初めて明かされる1冊、ホグワーツ魔法魔術学校に焦点を当て、ページをめくるごとにいろいろな秘密を発見できる1冊、との内容になっている。「ハリー・ポッター」の世界をさらに深く知る喜びを約束してくれること間違いない。(Hiromi Kaku)
2016年08月18日ロック界のトップスターとその年下の恋人に、元カレとその娘という、4人のセレブたちの誘惑と嫉妬が交錯する危険なヴァカンスを描く『A Bigger Splash』(原題)が、邦題『胸騒ぎのシチリア』として、11月、日本公開されることが決定。日本版ポスタービジュアルが解禁となった。世界的な人気を誇るロック歌手のマリアンは、痛めた声帯と心を癒すため、年下の恋人のポールとともに、シチリアのパンテッレリーア島で優雅な時間を過ごしていた。ところが、マリアンの元カレでカリスマ音楽プロデューサーのハリーが、セクシーな“娘”ペンを連れて押しかけてくる。歌って踊り続けるエネルギーの塊のようなハリーは、実はマリアンとの復縁を狙っていた。一方で、若さを持て余したペンは、ポールへの好奇心を募らせていく。マリアンの焦りが最高潮に達したとき、思いもよらない事件が起き…。「ザ・ローリング・ストーンズ」の名曲と、「ディオール(Dior)」の衣装の数々が彩る、セレブたちの危うくて華麗な、ひと夏のヴァカンスの物語を描く本作。トップスターのマリアンを演じるのは、『フィクサー』でアカデミー賞に輝き、『スノーピアサー』や『ヘイル、シーザー!』など、さまざまな役に挑み続けるティルダ・スウィントン。本作では、喉を痛めたロック歌手という設定ゆえ、セリフが極端に少ない役柄であるにも関わらず、振り回されてばかりだが奔放さが魅力的な昔の恋人と、誠実だが少し退屈な年下の恋人の間で揺れる女心を、眼差しと表情、身のこなしで演じきった。マリアンの元恋人のハリーには、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート卿や『007 スペクター』の“M”役のレイフ・ファインズ。近年では『グランド・ブダペスト・ホテル』で演じたトボケたホテルマン役も高く評価され、揺るぎなき名優の域に達した彼が、本作でも果敢に新境地を開拓。シャツもはだける、陽気で破天荒な音楽プロデューサーを大胆に演じ、強烈な印象を残している。さらに、ハリーの娘だと名乗るペンには、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソン。若さゆえの切なさと残酷さを鮮烈に体現する。マリアンの現在の恋人ポールには、『リリーのすべて』『フランス組曲』などでも注目されたマティアス・スーナールツ。2人の名優と期待の次世代俳優たちが、不穏かつ魅惑的なアンサンブルを奏でていく。今回解禁となったポスターでも、シチリアの美しい海と青い空を中心に、ティルダ、レイフ、ダコタ、マティアスの4人が配され、嵐の前の静けさともいえるかのような危うい関係を暗示。眩しすぎる太陽が、やがて彼らの理性と禁断の境界線を溶かしていくラブ・サスペンスを、ティルダとは『ミラノ、愛に生きる』(’11)でも組んだルカ・グァダニーノ監督が鮮烈に描き出していく。『胸騒ぎのシチリア』は11月、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月15日ポール・スミスがApple社提供の定額制音楽配信サービスApple Musicのキュレーターに任命され、自身の趣味やキャリアに影響を与えた楽曲をセレクトした3つのプレイリストを作成。8月8日よりApple Musicにて配信が開始した。作成したプレイリストはそれぞれ、ポール・スミスと音楽の関係を示す特定の側面にフォーカスされており、1つ目のプレイリスト「Around the World in 20 Tracks(ともに世界中を旅したお気に入りソング)」にはAstral Weeks(ヴァン・モリソン)、A Day In the Life(ビートルズ)、Living for the City(スティーヴィー・ワンダー)など、いつも立ち戻る原点ともいえる1960年代、1970年代の名曲を中心にピックアップされている。2つ目のプレイリスト「Something Old, Something New...(サムシングオールド、サムシングニュー・・・)」はヨーロッパの言い伝えであるサムシングフォー(4つの何かを身につけると幸せになれる)にちなんで過去と現在を融合した4つのパートで構成されている。選曲はTouch Me(ドアーズ)、You Can't Always Get What You Want(ザ・ローリング・ストーンズ)など。3つ目のプレイリスト「From Herbie to Holiday(ポール・スミスとジャズ)」にはMy Favorite Things(ジョン・コルトレーン)、Milestones(マイルス・デイヴィス)など若かりし頃に小さなライブ会場で生演奏を聴いた貴重な思い出が詰まったものとなっている。
2016年08月10日往年の名女優の生誕100周年を記念したドキュメンタリー『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』が、8月27日(土)より公開される。そのナレーションを、『リリーのすべて』でアカデミー賞を受賞し、その後も『エクス・マキナ』『ジェイソン・ボーン』など注目作に出演し続けるアリシア・ヴィキャンデルが務めていることでも話題だ。また、唯一無二の才能がありながら夭逝した歌姫のリアルを追い、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『AMY エイミー』が7月16日(土)に公開。この夏、相次いで公開される、“女性が憧れる女性たち”の生き様に迫ったドキュメンタリー映画2作に注目した。『カサブランカ』『ガス燈』『オリエント急行殺人事件』『秋のソナタ』などで知られる伝説の女優、イングリッド・バーグマン。2015年、生誕100周年を記念して製作された本作は、カンヌ国際映画祭でもプレミア上映された。アカデミー賞に7度ノミネートされ、3度の受賞歴を持つイングリッドは、ハリウッド黄金期の中でも特に才能光る女優の1人。「聖女」のイメージで人々を魅了していた彼女だが、プライべートは不倫騒動や3度の結婚など、実に波乱万丈。「悪女」と呼ばれたこともあった。にも関わらず、死後30年を経ても色褪せない、彼女の魅力の理由とは何なのか…。本作は、イングリッド自身が撮影した貴重なホームムービーや日記、手紙などの貴重な資料から、彼女の秘密めいた私生活に迫っている。キャリアと家庭を両立させながら、1人の女性として輝くイングリッドの生き方を映し出した本作は、現代の女性たちの道しるべとなるはず。ナレーションを担当する、同じくスウェーデン出身の最旬女優アリシアは、ハリウッドにやって来たころのイングリッドと重なる存在ともいえる。一方、英国出身のシンガーソングライター、エイミー・ワインハウスは2011年7月23日、27才の若さで急逝した。『AMY エイミー』は、「ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーや、トニー・ベネットらがその歌声を絶賛、レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバー、アデルら多くのミュージシャンたちにリスペクトされ、世界中の音楽ファンに愛された彼女の生涯を描く。複雑な家庭環境や激しい恋愛関係など、自身の人生体験を糧に独自の音楽をつくりあげ、人生をひたむきに駆け抜けたエイミーの素顔は、歌うことが大好き。友だちや恋人と人生を楽しむ普通のひとりの女の子だった。そんな彼女がなぜ、“孤高の歌姫”として波乱の道を歩んでいくことになったのか…。波乱万丈な人生を送りながらも、愛することを怖れなかった2人の女性たちは、この世を去ったいまもなお世界中の人々を魅了し続けている。賞での評価や名声を気にするのではなく、「自分らしくいる」ことを選んだ彼女たちの素直な生き様は、現代を生きるすべての女性に勇気を与えてくれることだろう。『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』は8月27日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。『AMY エイミー』は角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月16日ローリング・ストーンズのボーカル、ミック・ジャガー(72)に8人目の子供が誕生することがわかった。すでに7人の子供をもうけているミックと29歳のバレリーナの恋人メラリー・ハムリックの間に、ミックにとって第8子となる子供が誕生するという。ミックの代理人がザ・サン紙に認めており、「素晴らしいニュースです。ミックの8人目の子供になりますし、何もひるむことなどありません。彼女をしっかりと支えています」「彼女はとても賢く、活発な女性で、自分の人生の方向性についてしっかりとした考えを持っています。彼女はミックが子供たちといかに素晴らしい関係を築いているかを知っていますので、また父親になるのを見るのが待ちきれません」「2人はこのニュースを冷静に受け止めています」とコメントしている。ミックとメラニーは2014年、チューリッヒのミックの滞在中のホテルのバルコニーで抱き合っている姿を目撃された際に、初めてその関係がうわさされていた。そして今年になって、ミックはカリブ海のマスティク島にある別荘で休暇を過ごしている際に、自身の子供たちにメラニーのことを紹介していた。しかし、子供が誕生した後もメラニーはロンドンでミックと一緒に住むことはないと言われており、多くの時間を過ごしているロサンゼルスかコネチカット州の実家の近くに住むと見られているが、ミックは誕生する子供のことを愛情を持って支えていくつもりだという。5月にはローリング・ストーンズのバンドメンバーであるロン・ウッドも69歳にして38歳の妻サリーとの間に双子が誕生していた。(C)BANG Media International
2016年07月16日Slot Machineとどまるところを知らないタイ人の訪日ブーム。日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2016年1~5月にタイから日本を訪れた訪日外客数は過去最高の43万8000人(前年比15.2%増)を記録しました。それに合わせて、日本を訪れるタイ・アーティストの数もずいぶんと増えています。5~6月は日本各地で開催されたタイ・フェスティバルに出演するため多くのアーティストが来日しましたが、続く7~8月も来日が控えています。今回はそんなタイ・アーティストのライブ情報をお届けします。ぜひ足を運んで生音に触れてみてください。 海外進出に本腰を入れたロックバンドSlot Machine @ FUJI ROCK FESTIVAL ’16Slot Machineこの夏来日するタイ・アーティストの中でも目玉と呼べるのがSlot Machine。今年で結成16年を迎えた4人組バンドで、UKサウンドに強く影響を受けたスタイリッシュな音作りや、力を込めて歌いやすいタイ語の歌詞で人気を得ています。特にライブではボーカルとベースを中心に破天荒なパフォーマンスを披露することで有名。ベースを弾きながら(!)客席にダイブしたり、最後にメンバー全員が楽器を入れ替えて弾くなどの荒業もたまにあります。Slot Machine昨年後半からは海外でのライブにも力を入れ、UKツアーを皮切りに香港、台湾、シンガポールなどでも活動。5月にはU2やローリング・ストーンズなど世界的なバンドも手がけたスティーブ・リリーホワイトをプロデューサーに迎えて制作した、全曲英語歌詞の海外向けアルバム「Spin The World」をリリースしました。そしてこの7月、満を持して日本の4大音楽フェスのひとつ「FUJI ROCK FESTIVAL ’16」に出演します。彼らの出演する「RED MARQUEE」はザ・クロマニヨンズ、KULA SHAKER、THE BAWDIESなども出演するステージ。筋金入りのロックファンたちの前でどんなパフォーマンスを見せてくれるか、期待が高まります。■Slot Machine「I Know, I Know」■Slot Machin「ファン(夢)」■アルバム「Spin The World」試聴 FUJI ROCK FESTIVAL ’16・日時:7月22~24日11時~23時(Slot Machineの出演は24日11時30分~)・場所:新潟県湯沢町苗場スキー場・Web:タイのライブの雰囲気が再現される!?getsunova & Poo Blackhead @ 四谷Lotusタイならではのライブを味わいたい人におすすめなのがこのイベント。2014年に「クライ・ケーナイ・クー・クライ」(君のこころに届くまで)がタイ音楽で初めてYoutube1億回再生を記録して以降、その年のサマーソニックへの出演を決めるなど快進撃が止まらない若手バンドgetsunovaと、90年代前半から活動を続ける大人のベテランバンドBlackheadのボーカルPooがコラボするライブ・イベントです。getsunovaは現代的なエレクトリック・ロックで、メンバーが覆面やサングラスをしているなど、ファッションにもこだわったロック・バンド。私立高校を舞台に性問題や学校間の抗争など十代が直面する問題をリアルに描いたドラマ「Hormones」の主題歌を担当するなど、若者文化のシンボル的存在です。今年5月には初のフル・アルバム「First Album」をリリース、ボックスセット版をあっという間に売り切ったほか、7月にはオーストラリアでのライブを敢行するなど、まさに乗りに乗っているバンドです。2014年にも同じ会場で来日ライブを行っていますが、その際参加した知人によると、タイ人留学生やタイ好き日本人で会場は満員。大合唱が巻き起こって、タイのライブの雰囲気そのままだったとか。一方、Poo Blackheadはハードなシャウトとソフトな甘い歌声を自在に使い分けた歌い方が特徴。活動歴が長いため、だれでも知っているようなヒット曲も多く、毎回盛り上がること間違いなしのロックシンガーです。当日は日本人によるタイポップ・カバー・バンドHanumanも出演して、夜をタイに染め上げます。■getsunova「クライ・ケーナイ・クー・クライ」(君のこころに届くまで)■getsunova「テーク・ターン・ムアン・ガン」(ヘレティック)ドラマ「Hormoes」主題歌 getsunova Live in Tokyo・日時:8月19日・場所:四谷Lotus・Web:国内外のヒップホップ・アーティストと競演!Bangkok Invaders & DaBoyWay @ ZEPP東京ニューヨークの権威あるラジオ局「HOT97」が主催する大型フェスの日本版「HOT97 SUMMER JAM TOKYO」にタイ・アーティストが参戦します。参加するのはタイを代表するヒップホップ・グループThaitaniumから派生したDJユニットBangkok InvadersとMCのDaBoyWay。こちらのイベント、残念ながらチケットの先行発売がすでに締め切られていますが、Thaitaniumは横浜のレーベルHood Soundから日本デビューをするなど日本との繋がりも強いアーティストなので、前後に違うライブを行う可能性もあります。■DANDEE (Bangkok Invaders)「Macking Up」■DaBoyWay (Way Thaitanium)「NO WAY WITHOUT YOU」 HOT97 SUMMER JAM TOKYO・日時:7月29日・場所:ZEPP東京・Web:チェンマイ発のインディーズ・バンドによる来日ツアーCounterclockwise @ ONE Music Camp 2016ほか「みんなで遊ぶフェス」を合言葉に、大自然の中のアスレチック施設内で開催される兵庫県の野外音楽フェス「ONE Music Camp 2016」にオルタナティブ・ロックバンドCounterclockwiseが出演!タイ北部チェンマイのインディーズ・シーンで活動する男女5人組のロックバンド。この2年ほどの間にタイ国内の主要音楽フェスへの出演を次々と果たしたほか、昨年リリースされた1stが話題になるなど、タイのコアな音楽ファンの間で話題になり始めた新人バンドです。彼らはこの兵庫県のONE Music Camp 2016以外にも大阪、東京でのライブも予定しています(詳細未発表)。■Counterclockwise「Raining Town」 ONE Music Camp 2016・日時:8月20日12時開演・場所:兵庫県三田アスレチック 野外ステージ・Web: : fuku) タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2016年07月08日「シネ・ロック・フェスティバル 2016」が東京・丸の内ピカデリーで、2016年7月23日(土)から8月5日(金)まで開催される。※8月13日(土)から26日(金)まで、アンコール上映が行われることが決定。オアシスのライヴ映像『oasis FUJI ROCK FESTIVAL’09』が全14回(予定)にわたって上映される。詳しくは、記事下部の詳細より。「シネ・ロック・フェスティバル」は“ロックの殿堂入り”アーティストによる選りすぐりのライブ映像やドキュメンタリー映画、そしてロックな映画が映画館で上映されるイベントだ。名だたるスーパースターたちの20本以上の超貴重映像を2週間にわたって一挙上映する。上映作品は「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」や「プリンス/パープル・レイン」「セッション」などの映画作品に加え、デヴィッド・ボウイや、国内からは忌野清志郎や矢沢永吉のライブドキュメンタリーが上映される予定。中でも注目は、英国が誇るロックンロール・バンド「オアシス」による、日本で最後となったライブのフル上映。2009年7月に開催された、フジロックフェスティバルのヘッドライナーを務めた、彼らの貴重な姿が映し出される。この日のセット・リストは「ロックンロール・スター」「ライラ」「マスタープラン」「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」など、名曲の数々が盛り込まれている。【詳細】シネ・ロック・フェスティバル2016開催期間:2016年7月23日(土)〜8月5日(金)場所:丸の内ピカデリー3住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン新館5FTEL:03-3201-2881チケット価格:各作品によって異なる■oasis FUJI ROCK FESTIVAL’09上映日:全10回上映・7月24日(日)18:55、25日(月)17:00、26日(火)18:55、27日(水)19:45、28日(木)19:30・8月1日(月)19:25、2日(火)12:00、3日(水)18:50、4日(木)16:40、5日(金)21:25料金:入場券 2,500円(税込) ※全席指定・日時指定チケット:7月20日(水)13:00より先着順にて発売開始ローチケ Lコード:71215※当日券は残席がある場合のみ、丸の内ピカデリー公式サイトまたは劇場窓口にて発売■アンコール上映 上映期間:8月13日(土)~8月26日(金) ※1日1回限定上映上映時間:約100分作品:『oasis FUJI ROCK FESTIVAL’09』公開劇場:丸の内ピカデリー料金:入場券2,500円(税込) ※全席指定・日時指定チケット:丸の内ピカデリー劇場窓口及び、公式サイトにて発売予定【問い合わせ先】丸の内ピカデリーTEL:03-3201-2881
2016年07月07日映画界の巨匠マーティン・スコセッシと、ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーが手を組み、70年代のニューヨーク音楽シーンを赤裸々に描いた音楽ファン垂涎のドラマ「VINYL -ヴァイナル- Sex,Drugs,Rock’n’Roll&NY」。スターチャンネルでの独占日本初放送を記念し、この度7月5日(火)、第1話「人格の危機」爆音上映イベントが渋谷VISIONにて開催された。実に構想に20年かけて製作された本作。主人公は、崖っぷち音楽レーベル「アメリカン・センチュリー・レコード」の社長リッチー(ボビー・カナヴェイル)。その確かな“耳”で一度は名声を手にしたものの、いまでは破産寸前で会社の売却を余儀なくされている。そんな彼がもう一度音楽の可能性を信じて、人生を賭けた再起に挑むところからこの物語は始まる。キャストには、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」での演技を高く評価されたボビー・カナヴェイルほか、オリヴィア・ワイルド、新進女優ジュノー・テンプル、メグ・ライアンとデニス・クエイドの息子ジャック・クエイドら個性派キャストが白熱した芝居合戦を展開。また、リッチーが起死回生をかけて育てるパンクバンド「The Nasty Bits」のリードボーカルを、ミックの息子ジェームズ・ジャガーが演じ、父ミックの面影も相まってまさにハマリ役となり話題だ。この日行われたイベントには、招待された約70名の人たちが集まっていた。70年代のアメリカ・ニューヨークの音楽産業を題材にしたドラマということもあり、第1話の上映会の前に、音楽評論家のピーター・バラカン、そして60~70年代の洋楽ロックをルーツに挙げるロックバンド「OKAMOTO’S」のオカモトショウとオカモトレイジがゲストとして登場。ピーターさんは、ドラマに登場する衣装やセットの時代感、ドラマで描かれた1973年の音楽シーンについて語ると、「OKAMOTO’S」の2人もドラマを通じて感じた70年代の音楽が持つ魅力を語った。「劇中に登場する落書きひとつとっても、70年代の当時は30秒で落書きを描かないと警察にすぐ捕まってしまったそうなので、このドラマではそれを再現すべく、スコセッシが“30秒で描ける落書き”をスタッフに命じた、というこだわりの演出がされている」というピーターさんならではの裏話が暴露されると、それを聞いた「OKAMOTO’S」の2人も「劇中に出てくる“ストゥージズは好きだけどイギー・ポップはイマイチ”というくだりは、きっと当時の若者のリアルな感情なんだろう」と当時を経験していない世代としての印象を語った。その後も3人は本作の作品舞台である70年代のロック・シーンや、当時の裏話なども織り交ぜながらドラマの魅力について熱いトークが繰り広げられた。「VINYL -ヴァイナル- Sex,Drugs,Rock’n’Roll&NY」はSTAR1プレミアム(字幕版)が7月11日(月)より毎週月曜23時~、STAR3セレクト(2か国語版)が7月13日(水)より毎週水曜23時30分~スターチャンネルにて放送。「VINYL -ヴァイナル- Sex,Drugs,Rock’n’Roll&NY オリジナル・サウンドトラック[シーズン1]」は7月27日(水)にリリース予定。(cinemacafe.net)
2016年07月06日今回はこの「洋楽対決」記事を読んでくれた、音楽&オーディオ・ライターの田中伊佐資さんから、「どうしても訊きたいことがあるッ!」と、編集者と面識があるらしく質問を寄せてくれた(横やりとも……)。伊佐資さんは、60~70年代に発売されたオリジナル盤を集めているためか、内容もその傾向が強い。そこでまずはプログレッシブ・ロックの2大横綱的名盤『クリムゾン・キングの宮殿』(69年)と『狂気』(73年)。この2枚に甲乙つける人はいないと思うが実際、どっちが人気あるのかという質問からスタート! 今回のコメントは田中伊佐資さんによるものです。僕、御徒町は関係ないです。○キング・クリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』とピンク・フロイドの『狂気』個人的な思いとして両作はかなり拮抗しているので、なんともいえない結果が出た。例えば『狂気』が同じ数字で勝ったとしても、ああなるほどと納得してしまうだろう。3番目に「どちらともいえない」という質問がもしあったら、それが70%は占めるんじゃないかな? 『宮殿』の勝因はジャケットのインパクトだったりして。○イエスの『危機』とエマーソン・レイク・アンド・パーマーの『タルカス』続いてプログレッシブ・ロックのやはり2大名盤『危機』(72年)と『タルカス』(71年)。1問目と合わせて対戦の組み合わせに異論があるかもしれないが、どうやっても異論は出るものだ。ビジュアル的に『宮殿』の怪人と『タルカス』の怪獣が闘ってほしかった。それで結果としては、僕は圧倒的に『危機』派なので、むしろ『タルカス』が頑張った感がある。組曲「タルカス」は東京フィルハーモニー交響楽団がクラシック・バージョンを録音したり、NHK大河ドラマの劇中音楽で使われたりと、作品として一人歩きしている影響があるのかもしれない。レッド・ツェッペリンの人気作といえば、デビューしてから最初の4枚に尽きるだろう。そりゃ『聖なる館』(73年)以降も僕は好きですが、客観的にみて、ナンバーワンはこの4枚のいずれかになると考えるのが順当だと思う。○『レッド・ツェッペリンI』と『レッド・ツェッペリンII』いやはや、『II』(69年)がここまでコテンパンにやられるとは。これは予想外その1。僕は僅差で『II』が勝つと読んでいた。曲調はバラエティーに富んでいるし、キャッチーな曲も多い。ここからハードロック・バンドとして大きく開花したのに対し『I』(同)はブルースやトラッドをベースにしていて、けっこう雰囲気は渋い。しかし、この渋さに入り交じるがむしゃらな勢いは得がたく、散々ツェッペリンを聴いて、最後にやっぱ『I』だねと言う人は確かに多い。○『レッド・ツェッペリンIII』と『レッド・ツェッペリンIV』予想外その2。今回のアンケートで最大の驚き。みんなが好きなのは『IV』(71年)じゃないのか!? コレは"『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(67年)はビートルズの最高傑作だと誰もが認めているが、わりと聴かれていない現象"に近いかもしれない。こういう"裸の王様盤"は実はけっこうある。僕は9対1で『III』(70年)が好き。『IV』は緻密な構成が鼻につくことがある。それでいうと、奔放な『I』が人気あるのもわかる。次回は『I』対『III』の王者決定戦をぜひ。いや『II』対『IV』のビリ決定戦のほうが興味深い。こっちが決勝戦だと思っていたのに……。ジェフ・ベックのキャリア中、ジャズ~フュージョンに大きく傾倒した2枚の人気を知る。○ジェフ・ベックのアルバム、『ブロウ・バイ・ブロウ』と『ワイアード』この結果はうれしくなるほど順当。ファンから片寄りがなく愛されているのでしょう。2枚でワンセットみたいなものなので、この数字は美しい。ウェストコースト・ロックの王者対決。○イーグルスとドゥービー・ブラザーズイーグルスが圧勝なのはわかっていた。なにせ「ホテル・カリフォルニア」の威力は強大だ。この作品で完全にアメリカ西海岸から世界へ飛び出してしまった。だからむしろドゥービーがどこまで食らい付くことができるかが、アンケートの目的といえる。と思うと、3割弱は順当でしょう。僕としてはドゥービーの黒っぽいリズムが好きなので、両バンドへの思いはほぼイーブンなのだが。○フリーとバッド・カンパニー どっちが好き?予想外その3とまではいかないが、フリーがここまで健闘するとは思っていなかった。バドカンは未発表ライブ盤『Live in Concert 1977 & 1979』が春に出たばかりで、再評価され盛り上がっている気配もあるし。やっぱりフリーは、ポール・コゾフの啜(すす)り泣きまくるギターの魅力が絶大で、これにやられちゃっている人が多いのでしょう。僕もそのクチです。いつ聴いても新鮮。○マーク・ボランとデヴィッド・ボウイともかくデヴィッド・ボウイ、死んじゃったからなあ。このインパクトはでかい。このニュースが伝わって過去の作品に耳を傾けた人もいるだろうし、亡くなる直前に出た遺作『ブラックスター』(16年)を買った人もいるでしょう。マーク・ボランに分が悪かった。○ローリング・ストーズ、60年代と70年代これはデビュー盤から70年の『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト』までのデッカ・ロンドン時代、そして71年の『スティッキー・フィンガーズ』から『女たち』(78年)までのローリング・ストーンズ・レコード時代との対比とみるべきだろう。ローリング・ストーンズ・レコードからはこの後ずっとリリースが続くので、「ストーンズのデッカ時代は好きですか」という質問でもある。そしてもうちょい踏み込むと、時代はちょっとずれるけど「ブライアン・ジョーンズは好きですか」ということでもある。○キャロル・キングとジョニ・ミッチェル女性シンガーソングライター対決。でもこれは前述の「イーグルスとドゥービー」と似ている。キャロル・キングはなんてったって「ホテル・カリフォルニア」級の大ロングセラー盤「つづれおり」という無敵のカードを持っているわけで。ちなみに『ローリング・ストーン』誌が選ぶオールタイムベストアルバム500では「つづれおり」が36位、「ホテカリ」が37位。うわ、この異種格闘技的な投票のほうが面白かったのかも。以上、音楽&オーディオ・ライター、田中伊佐資さんのコメントを今回は掲載した。「王道編」と銘打たれて、違和感を思えたのは僕だけではあるまい。ハッキリ言って、僕はプログレは苦手だ。王道とはディープパ……だろう?気を取り直して、次回のテーマはビートルズの濃いところにフォーカスしてみたい。本日7月5日(火)19:00~7月7日(木)23:59までアンケートを募っているので、ご興味のある方はぜひ参加してみてください。詳細は会員ページを。調査時期: 2016年7月1日~3日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 40歳以上408名(男性308名 女性100名)調査方法: インターネットログイン式アンケート■プロフィール田中伊佐資音楽&オーディオライター。『ジャズライフ』『月刊ステレオ』『オーディオアクセサリー』などにルポを連載中。著作に『オーディオ風土記』(DU BOOKS)『新宿ピットインの50年』(河出書房)などがある。7月16日(土)は東京駅・八重洲のギブソンのショウルームにてロックやジャズの「レコード聴きまくり大会」(入場無料)を実施! 詳細はコチラ
2016年07月05日「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J.K.ローリングが、自身のホームページに新たな書き下ろし小説を公開したことがこのほど明らかとなった。シリーズ累計の世界興行収入が約1兆円というメガヒットとなった『ハリー・ポッター』シリーズの、新たなシリーズである『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(以下:ファンタビ)の公開を控えるローリング氏だが、本作の公開に先駆け、3月にアメリカの魔法世界を描く新たな書き下ろし小説「北アメリカ大陸の魔法界」を自身のホームページである「ポッターモア」にて、4夜連続で全世界へと同時に解禁し、大きな注目を集めている。今回新たに公開されたのは、前作「北アメリカ大陸の魔法界」でも少し触れられていたアメリカの魔法学校が描かれる書き下ろし小説「イルヴァーモーニー魔法魔術学校」。若いアイルランド人少女のイゾルトを中心に、叔母に連れ去られてしまう彼女が、逃亡の後にアメリカで新生活をスタートさせ、魔法動物やクリーチャー、また彼女が助けた2人の孤児の魔法使いと出会い、イルヴァーモーニー設立に導いていく姿が描かれる。ハリーや『ファンタビ』の主人公ニュート・スキャマンダーが学び、世界中に11校あるという魔法学校のひとつであるホグワーツ魔法魔術学校では、4人の創立者が魔法によって知恵を吹き込んだ「組分け帽子」が生徒の資質を分析し、寮の選択を行っていたが、本作では、新たに描かれるイルヴァーモーニーの組み分け方法や、4つの寮の特徴やシンボルなど、様々な秘密が明かされる。また「ポッターモア」では、ローリングが書いた質問に答えると、4つのうちのひとつの寮への組み分けがされるコンテンツもアップされている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日いつの時代にも、偉大な人には永遠のライバルがいるものだ。今回は何10年と続いている「○○の方がカッコイイ!!」という議論にアンケートをもって終止符を打ちたい。僕の趣味でオールドロック、40歳以上限定で聞いてみた。○ディープ・パープルとレッド・ツェッペリンまず、僕が一番に聞いてみたかったこと。一体全体、40歳以上のロックファンはディープ・パープルとレッド・ツェッペリン、どっちが好きな人が多いのか? だった。僕は小学生のころ、リアルタイムで「嵐の使者 Stormbringer」を聴いた。そこからがむしゃらに遡ったり、横に飛んだりして、同じころ「レッド・ツェッペリン IV」にもたどり着いた。さて、どっちが好きな人が多いのか?うーん、僕の予想ではパープル7、ツェッペリン3ぐらいだと思っていましたが、結果はご覧の通り。日本にファンが多いと言われるディープ・パープル。ジョン・ロードは亡くなってしまったけど、再結成、来日を重ねているので根強いかと思いきや……、残念です。○ビートルズとローリング・ストーンズこれもみなさんに問いたい。同時代に英国を突っ走った仲。当時「ワタシはストーンズ派!!、不良っぽくてスキ!!」なんてガールも多かったらしい。うん、やっぱりネ。ストーンズは50年以上も継続し、アグレッシブに時代とともにサウンドも変化させている偉大なバンドだが比べる土俵が違うようだ。○ついでに色々聞いてみましたもう、個人的な興味むき出しだが40歳以上のマジョリティーが僕は知りたい。では。おおっ、意外に拮抗してました。僕は毎日ジョン、ポール、ジョージ誰が好きか入れ替わります。でも今日の気分はポールだ。ついでに、ディープ・パープル好きの僕としてはコレは聞いておきたかった。ややっ、圧倒的にブラックモアかと思っていたがやはり、リーダー、ジョン・ロード。さすがにイイ線いってますね。やはり、あの重厚感はジョン・ロードとブラックモア、二人がいなければなし得なかったサウンドだ。次の機会には歴代ボーカリストもアンケートをとりましょう。○エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンなんといっても、ほぼ毎年来日しているクラプトン。若い層の取り込みも万全。でも40歳以上に限定してみるとジョージも根強い人気を誇っている。それにしてもみんなジョージを過小評価してやいませんか!今回はこれぐらいで一休みしておこう。同時にアンケートで尋ねた項目がまだあるので今週末ごろに発表しよう。どんなことを聞いたか一部を予告しておこう。キッスとエアロスミスエアロスミスとクイーンジミ・ヘンドリックスとジェフ・ベックなどなど。お楽しみに。調査時期: 2016年6月17日~18日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 40歳以上200名(男性158名女性42名)調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年06月21日「ザ・ビートルズ」の初期のキャリアを描き、1970年の『レット・イット・ビー』以来46年ぶり、TVシリーズ「ザ・ビートルズ・アンソロジー」から実に21年ぶりとなるアップル公式作品が、『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』として9月22日(木・祝)より全国公開されることが決定。公式ポスタービジュアルと日本限定のティザーポスタービジュアルが解禁となった。今年2016年は、「ザ・ビートルズ」の日本武道館公演から50周年に当たるメモリアル・イヤー。音楽シーンのみならず日本の歴史に残る“伝説の武道館公演”は、1966年6月30日から7月2日までの3日間、5回の公演で各回満席の延べ5万人を動員し、テレビ中継の視聴率はなんと56.5%を記録。当時はライブ会場として武道館を使用することは前例がなく、社会問題にまで発展したが、彼らを機に武道館はミュージシャンたちの憧れの場となっていった。大ヒットシリーズ第3弾『インフェルノ』も控えるロン・ハワード監督が手がける本作では、そんな彼らのリバプールのキャバーン・クラブ時代の初期の時代から、63~66年のツアーの様子、世界の賞賛を得たキャリアの第一期をベースとし、最後に観客の前で演奏した1966年8月29日のサンフランシスコ・キャンドルスティック・パーク公演までを描く。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、そしてリンゴ・スターがどのように集まり、この並外れた現象である「ザ・ビートルズ」になっていったか。また、彼らのグループ内の仕組み――どのように意思決定がなされ、楽曲が作られ、そして彼ら全体のキャリアを構築したのかと同時に、類まれでユニークな音楽の才能や、突出しながらも補完しあうそれぞれ個性も探っていく。今回、全世界で一斉解禁された公式ポスタービジュアルには、1964年8月22日、ワシントン州シアトル・タコマ国際空港からブリティッシュコロンビア州バンクーバーへ向かうアメリカン・フライヤー・エアラインのロッキード・エレクトラ機のタラップで撮られた4人の写真が使用されている。これは「ザ・ビートルズ」や「ローリング・ストーンズ」のツアー・マネジャーを務めたボブ・ボニスが、64~66年にかけて行われた全米ツアーに同行した際のプライベート写真の1枚で、ボニスの死後、息子によって遺品から発見された貴重3,500枚のネガ、のちの「ボブ・ボニス・アーカイブ」に含まれるものとして知られている。製作者によると「全く時代を感じさせず、まるでいま撮影されたかのような写真」との理由から、今回このビジュアルが起用されることになった。また解禁された日本限定デザインのティザーポスタービジュアルと第一弾の前売券には、日本公演にオフィシャルカメラマンとして同行したボブ・ウィテカーが撮影した、メンバーが武道館のステージに上がる後姿のモノクロ写真が使われており、こちらも貴重なものとなっている。なお、海外ではロンドンで開催予定のワールドプレミアの後、9月15日にイギリス、フランス、ドイツ、9月16日にはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドでも公開される予定。『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』は9月22日(木・祝)より角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月21日8月には主演作『ハイ・ライズ』の日本上陸も控えるトム・ヒドルストンがエリザベス・オルセンと共演し、アメリカの“伝説のシンガー”ハンク・ウィリアムスの半生を描く『アイ・ソー・ザ・ライト』が、10月1日(土)より日本公開されることが決定した。1944年、米アラバマ州。ハンク・ウィリアムスは愛する女性・オードリーと結婚し、幸せな生活を送っていた。ハンクはシンガーとして成功するが、オードリーもまた、シンガーとしての夢を諦められずにいた。そんな2人のそれぞれの想いが家庭に不穏な雰囲気を漂わせていたが、やがて息子が生まれ、彼らの人生は再び希望に満ちあふれる。しかし、ハンクは、音楽活動が順調に進むにつれ家族との溝が深まり、その淋しさを紛らわせるためにほかの女性やアルコールに逃げてしまうように。シンガーとして優等生であることを求めるレコード会社と、父親が必要な家族。翻弄されながらも、ありのままの自分であろうとするハンクは、その想いを歌に込める――。1923年アラバマ州に生まれたハンク・ウィリアムスは、二分脊椎症を抱えながら貧困の中で育ち、1947年に23歳でデビュー。その後、29歳という若さで他界するまで、6年間という活動期間にも関わらず、「キング・オブ・カントリー」「ルーツ・オブ・ロック」と呼ばれるほど、後世のアーティストたちに影響を与えた伝説のシンガー。彼が生んだ音楽は、エルヴィス・プレスリーや「ザ・ビートルズ」ら次のミュージシャンたちに受け継がれていき、多くの偉大なアーティストたちによっていまもなお歌い継がれている。彼の偉業を称えるベスト盤やトリビュートアルバムは、世界中で多く発売されており、なかでも2001年にリリースされた「タイムレス~ハンク・ウィリアムス トリビュート」には、ボブ・ディラン、ジョニー・キャッシュ、キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)、BECKと、参加ミュージシャンの名前を見るだけで、時代や世代を超え、国境・ジャンルを超えて、いまなお心に生き続ける伝説的存在であることを証明している。本作は、短い人生の中でハンク・ウィリアムスが築いた偉大な功績と、その裏で運命に翻弄される一人の男としての半生を描き出す。ハンクを演じるのは、『マイティ・ソー』シリーズ、『アベンジャーズ』の“ロキ様”でお馴染みのトム・ヒドルストン。「エンパイア」「ELLE」など名だたる英国誌が選ぶ“マン・オブ・ザ・イヤー”を受賞してきたトムは、日本でも映画雑誌「SCREEN」×イマジカBSが選ぶ英国男優総選挙2015で1位を獲得。4月に発表された「ブリティッシュ・ナショナル・フィルム・アワード」では最優秀男優賞に選ばれ 、現在“最も英国に愛される俳優”と呼ばれている。本年度エミー賞受賞のうわさが囁かれているミニシリーズ「THE NIGHT MANAGER」での演技や、過去にローレンス・オリヴィエ賞新人賞、イブニング・スタンダード・アワードも受賞したことがある英国舞台での活躍など、世界が認める実力派俳優だ。そんなトムは、本作で猛特訓の上、劇中のハンクの曲をすべて自らが歌い上げ、人生の悲哀を歌にのせることで人々に希望を与えた伝説のシンガーを見事に演じ切っている。また、その妻・オードリーを演じたのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のエリザベス・オルセン。自身もシンガーとして活動したいという想いを抱えながらも、家庭を支える女性の複雑な想いを切なく表現、ヒドルストンと交際報道も出たほどの“化学反応”を見せている。『アイ・ソー・ザ・ライト』は10月1日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月21日ローリング・ストーンズのギタリスト、ロン・ウッド(69)が禁煙したようだ。先月妻サリーとの間に双子の娘アリスちゃんとグレイシーちゃんが誕生したロンは、健康的な生活を送ろうと禁煙を決意したのだという。ある関係者はザ・サン紙に「ロンは煙草を止めました。その悪癖を失くそうとかなり真剣に取り組んでいて、電子タバコをしょっちゅうくわえていますよ。ここ50年間で最長の禁煙期間となっていますね」と語る。2012年に挙式した妻サリーはその決意を大歓迎しているというものの、ローリング・ストーンズの仲間であるキース・リチャーズ(72)はその健康志向に面喰っている様子だそうで、もう友達ではないと冗談を飛ばしているとその関係者は続ける。「サリーは大喜びしている一方で、キースはみんなに馬鹿げていると言っていますね。一緒にお酒を飲みながら煙草を吸えないのならもう友達ではないとまでロンに冗談交じりで言っていましたよ」アルコール中毒のため過去に8度もリハビリ施設入りをしているロンは、過去6年間に渡ってお酒に触れておらず、先日にはバンドのツアー中にずっとお酒を飲み続けていたら体が持たないだろうと語っていた。「若い頃の日記に『昨夜は最高だった。2回吐いた』とかいうのがちょこちょこ出てくるんだ。でもその頃はなんとかやっていたんだ。でも今同じことをやったら、たぶん1週間も持たないね」また、ロンはミュージシャン仲間や友人たちがこの世を去っていくのを目にしたことで健康的な生活を送る気になったそうで、「ここ数年間でバタバタ倒れて行ってしまった人たちをかなり目にしてきたから、自分がいかに幸運かって気づかされたんだ」と話していた。(C)BANG Media International
2016年06月10日タレントのテリー伊藤(66)が8日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。元ファンキーモンキーベイビーズのファンキー加藤のダブル不倫発覚後の対応を評価した。お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣の元妻とダブル不倫し、妊娠させたことが発覚した加藤は、7日に会見を開き、事実を認めた上で謝罪。その後、京セラドーム大阪で行われたオリックス対中日戦で始球式を務め、マウンド上でも謝罪した。テリーは、「始球式、迷惑かかるから来ないんじゃないかと思ったら来て、俺よりかっこいいなと思った」と評価し、「今回は、(当事者)4人でもう答えを出している。そこをとやかくいうのも変」などと意見。そして、「ベッキーのときも、ゲスもこういう風にやればベッキーを守れた」と、ベッキーとゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音の不倫騒動と比較した。また、「ローリング・ストーンズのミック・ジャガーが、デビッド・ボウイさんの奥さんと浮気したのを歌にして、最高にいい歌を歌っている」という話を出し、「ミュージシャンはこういう部分を持っていてもいい」と持論を展開。「今回の件も歌にすればいい」と提案し、オリエンタルラジオの中田敦彦が「すぐにやっていいのか?」と疑問を投げかけると、「いいじゃん別に」と返した。
2016年06月08日ザ・ローリング・ストーンズとエリック・クラプトンがコラボを果たした。このコラボは、ロンドン西部チジック地区にあるスタジオにたまたまエリックと同バンドが一緒に居合わせたことで実現したそうで、一緒に2曲のレコーディングをしたようだ。ある関係者はザ・サン紙に「エリックは隣のスタジオにいたので、あいさつをしに行ったんです。そしたら、セッションをすることになって結局2曲をレコーディングしたんですよ。(プロデューサーの)ドン(ワズ)は、ストーンズと一緒にやったなかで最高のことだったと思っているそうです」と明かす。エリックが同バンドと仕事したのは今回が初めてではなく、2012年にはストーンズの「50&カウンティング」ツアーのロンドンのステージにエリックが登場していただけでなく、昨年にはストーンズの曲『ブラウン・シュガー』をエリックが歌うバージョンの存在も明らかになっていた。とはいえ、全員がスタジオにそろって新曲をレコーディングしたのは今回が初めてのようだ。バンドメンバーの年齢を足すと286歳にもなるというストーンズは、ニューアルバムの制作のためにスタジオ入りしているといわれており、関係者の話では、とても曲作りの過程を楽しんでいるようだ。(C)BANG Media International
2016年06月04日