「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。生後3カ月近くの息子と2人きりの時間が長くなってしまうことから、支援センターに足を運んだなな子さん。 しかし、そこにいたママたちの視線は冷たく、「まだお座りもできないのに連れてきたの?」「赤ちゃんはつまらないと思うけど……」と言われてしまいました。 せっかく子どもと楽しめそうな場所へ行ったはずなのに、「あなたは母親として未熟」と言われたような気がして落ち込んでしまったなな子さん。その日の出来事を夫へ相談することにしました。 息子と2人きりの時間がつらい…夫は頼れないしもう限界! 支援センターのママたちに「お座りできていないのに連れてきたの?」と冷たく言われてしまったことを夫に相談してみるも、「利用を控えるしかないよね」とひと言。解決策も励ましの言葉もなく、相談してもあまり意味がありません。 支援センターも行きづらく、息子と2人の状況が続くことでだんだんと追い込まれてしまったなな子さん。 そんなとき、実家の母から電話があり帰省することに。実家では母が食事を作ってくれ、育児を手伝ってくれます。ゆっくりごはんを味わい、大人と会話ができるだけでも息抜きになります。 息子をひとりでお世話する孤育ては、孤独を感じどんどん余裕がなくなってしまいますよね。ひとりで悩みを抱えるのではなく、つらいときは周囲の人に助けを求めることも大切ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター みほはは男の子ふたりの母。専業主婦だったが「お母さんでもきっとできることがある!」と一念発起し、フリーランスのイラストレーターとして独立。SNSでは子どもたちとの思い出や夫婦のことをテーマにマンガを公開している。
2023年03月31日先日、第2子となる男の子が誕生したわが家。出産にあたって、夫が初めての育休を取ることになりました。それまで「専業主婦の妻が家事・育児をするのは当たり前」という考えを持っていた夫でしたが、育休をきっかけに子どもを育てながら家事をする大変さを知ることになり、態度が一変。その後の夫婦関係にも大きな影響を与えた、わが家のパパ育休体験談です。妻が家事・育児をするのは当たり前?2年前に長男を出産してから、慣れない育児に奮闘しながらも、仕事の忙しい夫のためほとんどの家事をこなしていた私。普段から育児には協力的な姿勢を見せてくれる夫ですが、専業主婦の家庭で育った夫にとっては、基本的に妻が家事・育児をすることが当たり前という考えのようで、あまり感謝の言葉を口にされることもありませんでした。 それどころか、夫に「自分が稼いでくるおかげで生活できている」という発言をされることも……。そんな夫の態度に、私はどこかモヤモヤした気持ちを抱えていました。 夫、初めてのワンオペ育児に挑戦その後、次男を妊娠。今回は長男もいるため里帰りせず、自宅近くの産院で出産することになりました。2歳の長男を見ながら赤ちゃんのお世話をするのは大変だろうと思いましたが、夫婦で一緒に乗り越えたいと思い、夫に相談。すると、夫の職場で育休を取得する人が増えていたことも後押しし、夫は4カ月間の育休を取得してくれることになったのです。 出産にあたり、私が入院する5日間、夫と2歳の長男が初めて2人で生活をすることになります。これまで時々私の息抜きのため、夫が長男と2人で過ごしてくれることはありましたが、それでも数時間程度。 長男と一対一で過ごした経験が少ない夫に「5日間も大丈夫?」と尋ねると、「毎日一緒に遊ぶから全然平気だよ」との答え。「長男と一緒に20時に寝ちゃうし、家事もやればできるから」と。あまりにあっさりとした回答に、私は正直「家事・育児をナメているな……」と思わずにはいられませんでした。 夫の育休がスタート!結果は…そしていよいよ次男が生まれ、夫の育休がスタート。あんなに「大丈夫」と言っていた夫はというと、慣れない家事・育児で想像以上に疲れ切った様子。それでも毎日頑張ってくれる夫に、私はとても感謝していました。 そしてまもなく4カ月間の育休が終わるというころ、夫から「家事・育児よりも仕事のほうが大変だと思っていたけど、間違っていた。経験してみて初めて大変さがわかった。育休を取って本当によかった」と言ってもらえ、とても感動しました。 それから夫は育休が終わったあとも、まるで人が変わったかのように家事を積極的に手伝ってくれるように。「いつも本当に頑張ってるね、すごいよ」と労いの言葉までくれるようになりました。私もそんな夫に日々感謝できるようになり、夫婦の絆がより深まったような気がします。わが家にとって、思った以上に大きな収穫のある育休となりました。 イラスト/ななぎ著者:咲良ゆいか2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
2023年03月29日夫の仕事は毎日のように残業があり、出張も多く激務です。わが家には5歳の息子と0歳の娘がいて、私はワンオペ育児をしています。夫の仕事が忙しいことは理解しているので、夫が休みの日も含め、私がワンオペ育児になることは仕方がないことだと思っています。しかし夫が、自分はしっかり育児をしている「イクメン」だと思っていたことが、夫のある発言で判明したのです! ほとんど育児に参加しない夫夫は休みの日の前日に遅くまで仕事をしていることが多いため、休みの日は昼前に起きてきて、午後からも気づいたら横になって昼寝をしています。育児は私がどうしても手が離せないときに、私からお願いをすればしてくれる、といった状況。 例えば、娘のおむつ替え。普段からやり慣れていないからか、おむつがズレていて、後から漏れてしまうことも頻繁にあります。その後の処理をするのは決まって私。実は第1子である息子が赤ちゃんのときからその調子で、夫はおむつ替えを数回しかしたことがないのです。 会社の後輩の話を聞いた夫は…そんな夫がある日、「この前3人目の子どもが生まれた後輩(男性)、おむつ替えを1度もしたことないらしいよ! ありえないよね!」と、後輩のことを何もしていないパパだと嬉々として話し始めました。自分のことを棚に上げている夫の様子に驚いた私。そして「いや、パパも同じようなもんだよ。パパだってそんなにやったことないじゃん……」と、つい正直に言ってしまったのです。 しかし、私の発言に夫はもっと驚いていました。続けて、「俺はおむつ替えしたことあるから! 後輩は抱っこもあまりしないし、子どもと遊ぶこともそんなにないらしいよ! 俺は抱っこもするし、子どもと遊ぶじゃん」と言うのです。私からすれば、夫はおむつ替えだけでなく、抱っこも遊びも積極的にしているわけではありません。 人と比べず自分自身を見つめなおして!夫は後輩と自分を比べて「俺はイクメンだな」と言うので、私は「人と比べて自分はできている、という考え方は違うのでは?」と伝えました。また実際、私が普段どれだけの育児をしているのか具体的に伝え、私は夫のことをイクメンだと思っていないことも伝えました。すると夫は「たしかにイクメンではないか……」とつぶやき、理解してくれたようでした。 そもそも私は、ワンオペ育児に不満を感じていたわけではありません。夫にはもっと育児に参加してほしいのですが、仕事が忙しいからできてなくても仕方ないと納得していたのです。しかし夫が「俺は十分に育児に参加している。自分より育児をしていないパパはたくさんいるのだから」と安心しているのであれば、それは不満に思います。 家庭環境は人それぞれで、親子の関わり方や考え方もさまざまだと思います。私は夫に、他の家庭と比べずに「自分自身の子どもとの関わり方はどうなのか?」を考えてほしいのです。また、私も「ワンオペ育児は仕方ない」と思って、何でも自分だけでおこなってしまっていたことが、夫をこのように勘違いさせてしまった一因だったと反省しています。これからは夫に任せられる育児は少しずつ任せて、“一緒に”子育てをしていきたいと思います。 作画/キヨ著者:海原えめ5歳息子と0歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。
2023年03月25日静子さんは2歳の娘・ちかを育てる専業主婦。毎日ほぼワンオペで家事や育児をこなす静子さんに対し、夫のふみとは仕事を理由に何もしません。それでも夫を責めることはありませんでした。しかし、ある日夫のスーツから見つかった一枚の名刺がきっかけで、静子さんも知らなかった夫の本性が明らかに!イヤイヤ期真っ只中の娘に、朝から晩まで振り回される静子さん。 夫のふみとはその光景を目の当たりにしても、手伝うどころかため息をついて、嫌味を言う始末。毎日育児に家事に、大変な毎日を送っていました。父親としてどうなの?育児放棄する夫 泣いている娘を見てうっとうしそうな態度をとる夫のふみとに、静子さんは少しくらい関心をもってほしいと伝えました。 しかし夫は「俺は金を稼ぐのが仕事だから」と、専業主婦の静子さんが家事や育児のすべてを担うべきだと主張します。しかし給料からは最低限の生活費しか渡されていません。それなのに、「金が欲しけりゃ、お前が働けよ」とまで言う夫。 それでも静子さんは夫なりに仕事が大変なのだろうと理解を示し、産後の体の変化や子育てのストレスに悩みながらも育児に奮闘するのでした。 「魔の2歳児」と呼ばれる子育ての大変な時期は、誰でも一度はうんざりしてしまうのではないでしょうか。隣人からの苦情や苦しい家計にも耐えながら、娘と向き合う静子さんの姿は応援したくなります。 夫のふみとが育児をしてくれたら、そして静子さんの話を少しでも聞いてくれたら……と思うところはありますが、モラハラ発言で反論してくる人間に、まともに取り合っても自分のストレスが増すだけかもしれませんね。 夫には自分の発言や行動が家族を少なからず苦しめていることに気づいて、育児に興味をもち、父親として家族に接していってほしいものです。作画:sayora著者:ライター 静子イヤイヤ期を迎えた2歳の娘の育児に奮闘している主人公・静子。夫は仕事を言い訳に、家ではソファーでゲームばかり。毎日の家事と育児に疲弊していたある日、夫のスーツから風俗店の名刺を発見してしまい……。
2023年03月01日子育ては決して楽しいことばかりではありません。第1子の場合は初めてということもあり、より多くの壁にぶつかってしまうでしょう。ごぼふく(gobohuku)さんが漫画で描いたのは、初めての子育てで心身ともに追い詰められていた、ある母親のエピソード。母親は子育てが初めてな上に、ほぼ1人で我が子の世話をする『ワンオペ育児』の状態だったため、疲れきっていたといいます。鬱々とした気持ちで、スーパーマーケットに立ち寄った母親。そこで彼女は、ある1人の行動によって心を救われました。子育てで追い詰められた母親に声をかけた、女性店員きっと、我が子の夜泣きによる寝不足もあり、母親は心身の疲労が顔に出ていたのでしょう。そんな彼女を見かねた女性店員は、「よく頑張っているね、大変ね」とねぎらいの言葉をかけ、袋詰めなどを手伝ってくれたのです。どれだけ頑張っても、なかなか努力を認めてもらえなかったり、心配してもらえなかったりする、ワンオペ子育て。1人で頑張っていると、身体よりも心に負担がくるといいます。だからこそ、店でたびたび出会う女性店員の気遣いは、限界寸前だった母親の心を優しく包み込み、背中を押してくれたのでしょう。子育てを経験した人ならば、個人差はあれどその苦労はよく分かるはず。人の温かさが伝わるエピソードは、多くの人の心を打ちました。・店員さんの優しさに泣いた…。ちょっとした声かけって本当に大事。・なんて素敵なエピソード…!自分もこうなりたいな。・子育てに限らず、人ってこういうさりげない気遣いに助けられているんだよね。女性店員の行動を受け、漫画を読んだ人たちは「自分も、こんなふうに優しくできる人になりたい」と思った模様。あなたのちょっとした行動で、困っている人や、つらい状況にいる人を助けることができるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年02月26日へー子さんは出産後、「これから3人での生活が始まるんだ……幸せ……!」と、思っていましたが、深夜に泣き叫ぶフクちゃんのお世話に追われて、毎日ぐったり。夫の帰りも遅く、ワンオペ育児に疲れてしまいます。そんなある日、外へ出たへー子さんは疲れのせいか突然意識を失い、救急搬送! 壮絶な産後のトラブル体験談です。フクちゃんの沐浴を無事に終えた夫。しかし、へー子さんは夫が助けてくれるたびに妙な罪悪感を感じてしまっていました。そんな中、義両親がへー子さんの家にやって来たのです。義母は何かと世話を焼いてくれて、へー子さんは人がいる騒がしさと頼もしさで安心感を覚えました。 そして、義両親が家にいる間に、沐浴の仕方を教わりました。義母は沐浴がじょうずだったのです。へー子さん夫婦は動画を撮って、沐浴のときに大事なポイントをメモ。 そんなこんなで、あっという間に義両親が帰る日がやってきてしまいました。さらに、夫の育休も残りわずかになっていたのです……。 昨日買った物全部食べたの!? 義両親が帰ったあとも、積極的に家事・育児をやってくれた夫。 へー子さんは感謝の気持ちと同時に、夫の育休が終わりワンオペになったときのことを考えると不安になってしまいます。 「なんとかなる」と自分に言い聞かせても心の不安は体に現れ始め、へー子さんは毎日2〜3袋のスティックパンを食べるように。 そして、ついに夫の育休終了日がやってきて、へー子さんのワンオペ育児が始まったのでした。 ◇◇◇ 「誰かに助けを求めること」は決して悪いことでも、ダメなことではありません。シッター代の捻出が厳しいのであれば、自治体に問い合わせて公共の産後サービスなどを受けるなども一案です。へー子さんも肩の力を抜いてじょうずに周りに頼れるようになると良さそうですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター へー子Instagramで長女・フクちゃんと次女・苺ジャム氏の育児日記や日常を描いているママ。
2023年02月21日神奈川県内にある、高齢女性がワンオペで営業している飲食店を酷評したことが問題視されているYouTuberグループ「夕闇に誘いし漆黒の天使達」。いまだ批判が止まないなか、“擁護”した人気YouTuberのラファエルにも延焼している。夕闇に誘いし漆黒の天使達は’22年10月、Googleマップでレビューがついていない店を訪れ、初レビューを投稿するという動画を投稿(現在は削除済み)。しかし店主の女性から「事前に時間がかかる」と説明を受けていたものの、テロップには「1品目がくるのに40分かかりました」との表示が。さらに店を後にすると、メンバーは「婆ちゃんのワンオペだったな」「急ぐ気がなかったのが腹立ちましたね」などの苦言を連発。会計時にもらったお菓子についても「ムカつくしね」と悪態をつき、店名も公表していた。この動画がTwitterで拡散されると、非難が殺到することに。そして、夕闇に誘いし漆黒の天使達は2月7日にTwitterで謝罪文を発表したが、しかし《さきほど店舗様に直接電話してこの度の件を謝罪させていただき店主の方には謝罪を受け入れていただきました》とあったため、《電話で済ますって信じられません》など呆れるような声が上がっていた。そんななか8日、YouTubeにショート動画を投稿したのがラファエル。夕闇に誘いし漆黒の天使達の行動をどう思うかという質問に対して、「あー、全然いいんちゃう?」と笑いを含みながら一言。そして「言い方にもよるし影響力がある人がそんなんやるんだったら、それはかわいそうとか色々あるけど、少なからず俺らもレビューはするでしょ、人の。評価するでしょ」といい、「どんだけ丁寧な言葉で言ったって、いじめと一緒で傷つく人は傷つくでしょ。まぁ、結局みんな同じようなことをしてるわけですから」と発言。そして、こう続けた。「言い方とか背景、よくわかんないですけど。実際どんなことがあったのか。結果、炎上してるって、言い過ぎたんでしょうね。言わない方がいいですけど、公の場では。まあでも、そういうもんじゃないの。レビューするでしょ、僕らだって。服着ても『この服ダサいな』っていうでしょ」夕闇に誘いし漆黒の天使達はYouTuberであり、動画を通して収益も得ている。そのためラファエルの“擁護”に異論が噴出し、ネットでは厳しい声がこう上がっている。《あれはレビューとは違うでしょ。そもそも店主は提供遅くなることも伝え、気遣いもしてた。それでも、バカにしてるみたいな酷評を言いまくって、あれは営業妨害よ》《仲間内で汚い言葉で酷評するのと、それをYouTubeにアップすることが同じだと考えているならマジで認識ズレすぎだわな》《一般人はレビューをしてもそれを金儲けの道具にはしないよ》またラファエルは動画で「言い方とか背景、よくわかんないですけど」などと前置きをしているため、《何も見ないで擁護してるみたい》《分からんのに首突っ込んで擁護とか意味分からん》と疑問視する声も上がっている。Fm yokohamaは8日、夕闇に誘いし漆黒の天使達のレギュラーラジオ『めっちゃラジオ』について《報道された事案の重大性に鑑み、2月4日の放送をもって終了とさせていただきました》と公式サイトで発表している。
2023年02月10日育休、産休を巡る発言で批判を浴びている岸田文雄首相(65)。1月27日に国会で、「育児中など様々な状況にあっても、主体的に学び直しに取り組む方々をしっかりと後押しして参ります」と発言し、産休・育休中にリスキリング=学び直しをするという取り組みを支援する考えを示した岸田首相。この発言に、ネット上で《育休中に勉強している時間なんてない》《育児をしていない人の発言》と批判が殺到したのだ。その後30日に行われた2023年度当初予算案の実質審議内で、自身の発言についての批判に対して質問を受けた岸田首相は、次のように反論している。「私自身、3人の子供を持つ親であり、まず子育て自体が経済的にも精神的にも、また時間的にも大きな負担があるということは経験しておりますし目の当たりにしているところです」決して育児を軽視した発言ではないと強調した上で、リスキリングについては「ライフステージのあらゆる場面において、学び直しを取り組もうとする際に『本人が希望した場合』にはしっかり応援できる後押しできる、こうした環境整備を強化していくことが重要だということを申し上げました」 と、自由意志を尊重する意図だったと釈明した。防衛費増額のための増税や、新型コロナによるマスク着用のルール緩和……支持率が低迷する中、多方面からその言動に懐疑の目が向けられている岸田首相。そんな中、首相夫人である岸田裕子さんの過去の”ある発言”が、注目を集めている。その発言とは、2022年3月号『文藝春秋』に掲載された、フリーアナウンサーの有働由美子(53)との対談企画で話されていたもの。対談中、首相夫人となってからの記憶を振り返るなかで、「子育ては広島でお一人でという、今でいう『ワンオペ育児』ですか」と聞かれた裕子夫人は、「そうです。子どもが小さい頃は一人が夜中に熱を出したら他の子をどうするかとか、そういう時は結構大変でしたね」と答えていた。さらにその後も、反抗期の息子3人という子育てについて「大変そう」と言われると、自身の息子たちについて「人をあまり頼らないというか、自分のことは自分でやるというか。だからワンオペ育児でも平気だったのかもしれないですし」と語っている。この裕子夫人の「ワンオペ育児」発言がネット上で注目を浴び、自身を「3人の子供を持つ親」と主張した岸田首相の発言に批判的な声が相次いだ。《岸田さんの奥様はインタビューでワンオペだったといってるのに、「私も三人の子育てをしてきた」は流石に全信頼失うね 》《えーーーw 奥さんワンオペだったって言ってるよw奥さんに話を聞こうね 》《岸田よ。お前育児しとらんやないか。奥さんがワンオペ育児っていってるぞ。お前が思ってる育児は全然違うぞ》《単身赴任で夫に頼れず常時ワンオペで男3人兄弟育てたのに、夫が「俺育児したよ」なんて他人に言いまくってたらアタイならブチギレ》《もう岸田妻がワンオペと言ってるじゃん笑! なのに、育児を経験しましたドヤ、ってよくできるな岸田! 》
2023年01月31日ワンオペ育児、いわゆる「孤育て状態」で毎日が疲労困憊。家事は手抜きしたくないと何もかも自分でおこなっていましたが、次女が生まれてからついに心身ともに限界を感じるように。そこで負担を軽減するために家事をある方法に変えてみたら劇的にラクになって、育児を楽しめるようになりました。 ワンオペ育児と家事に疲労困憊の日々私はもともと家事は手抜きをしたくないタイプ。何もかも自分でおこなっていました。しかし、第二子である次女が生まれると、それまでのワンオペ育児でのあふれる家事に疲労困憊になり、限界を感じるように……。そこで、自分の家事、育児の方法を見直すことにしたのです。まずおこなったのは、家事のやる・やらないを分けること、「家事の断捨離」です。 掃除に洗濯、食事に関する家事全般など、毎日やるべき家事にあふれています。今まで、毎日すべての部屋に掃除機をかけていましたが、家事の断捨離後は、リビングダイニング、洗面所、キッチンのみに。普段利用していない子ども部屋や、寝室、玄関掃除は頻度を減らしました。 また、毎日洗濯物の種類によって2~3回洗濯機を回していましたが、1日1回のまとめ洗いに変更。食器洗いは手洗いをやめ、少量でも食洗機を利用すると、忙しい朝の時間帯に余裕が生まれるようになりました。 さらに、家事の時間帯を変えると…!?次におこなったことは、家事の効率化です。具体的には、1日の家事の流れを簡単に書き出し、朝に集中していた家事を夜にシフトしてみました。 それまで朝は、料理・洗濯・掃除をおこないながら子どもたちから頻繁に呼ばれては家事を中断。なかなか進まない家事にイライラしていることも多くありました。そこで、洗濯機を回す、洗濯物を干す、トイレ掃除、簡単な朝食の下ごしらえなどは、子どもたちが夜寝たあとにおこなうことにしたのです。すると、子どもたちに中断させられることがないのでスムーズになり、家事が進まずイライラすることが劇的に減るといううれしい変化が! そして朝、子どもたちとテレビを見たり、お絵かきをしたり、ゆっくりと触れ合いながら家事・育児をこなせるようになったのです。 「大変な家事」が「大切な時間」に!最後に、時間に余裕が生まれたことで長女と一緒に家事をおこなう楽しみもできました。洗濯物をたたむ、食器を片付ける、食事の配膳などできる範囲から徐々にお手伝いのバリエーションを増やしました。すると、私も助かるだけでなく、長女も一緒にできる喜びを感じて張り切ってお手伝いをするようになりました。大変だった家事が、少しづつ子どもと時間を共有する大切な時間に変わりつつあります。 家事の内容や手順を一度すべて見直し、断捨離・効率化をおこなったことで、毎日の家事が劇的にラクになり、省エネ育児へとつながりました。また、家事はイライラの原因でしたが、長女とおこなうことで改めて家事の大切さや丁寧に心がけることでとても気持ちがよいものだということに気付かされました。これからも子どもの成長に合わせて家事を見直し、省エネ育児をグレードアップしていきます。 イラストレーター/さくら監修/助産師 松田玲子 著者:渡辺あや4歳と1歳の女の子ママ。元幼稚園教諭の経験をもとに、幼児教育や英語学習関連の記事を執筆中。
2023年01月28日自称・意識低い系妻のmitoさんは、パパが海外出張で家にいないことが多く絶賛ワンオペ育児中。そんなmito家は、饒舌なうーたろうくんと新しく加わった弟おとじろうくん & 猫ちゃん2匹がいる賑やかな毎日。可愛い4兄弟に癒されたり、事件が起きたり、振り回されながらも幸せな日々を育児マンガで綴ります。相変わらず旦那は不在だった為、ワンオペでバタバタしていた年末年始。大掃除ではうーたろうが戦力となり助かる一方、我が家の問題児、ミロ&おとじろうには頭を抱えました(苦笑)今年は末っ子おとじろうが幼稚園入園(4年保育)うーたろうはいよいよ年長さんなのでラン活開始。1年って早いなー……2023年も4兄弟と賑やかに過ごして行きたいと思います。次回は”4兄弟と鬼退治”というお話です。PROFILEmitoさん東京都在住。2匹の猫と3歳&0歳の息子たちとたまーーに帰国する夫と暮らしております。ブラック企業の社畜を経て専業主婦に。Instagram(@sitter_nico)やブログ(意識低い系妻のワンオペ育児)で絵日記やエッセイを描いています。
2023年01月11日子どもをお風呂に入れるのはいつも夫の担当。私は着替えやスキンケアを担当しています。ただ、夫が夜勤の日は私ひとりでお風呂に入れないといけません。久しぶりのワンオペ風呂の結末は……? 久しぶりのワンオペお風呂で… 息子が1歳1カ月のころのお話です。久しぶりのワンオペ風呂に調子に乗っていた私は、冷水の洗礼によって目を覚ましました。油断してはならないと……。私も夫も、息子とお風呂に入る際は温度を何度も確認するようにしています。 監修/助産師 松田玲子著者:みや子偏食で鉄道大好きな1歳の息子「なあくん」の母。コロナ禍の妊娠・出産を経験しました。教員を退職後、自宅保育をしながらイラストレーターとして活動しています。思い通りにいかない子育ても明るく前向きに楽しみたいです。日常のちょっとした幸せや息子の成長の喜びを中心に、まったり育児漫画を描いています。
2023年01月05日同じ敷地内に住む義父が大けがを負って入院したことで、育児・家事だけでなく認知症を患う義母の介護が加わり、精神的に追い込まれていたときのお話。 過去に義父から虐待を受けていた義姉は人の気持ちを理解する力が乏しく、心を通わすことは困難だと悟ったチャト子さん。夫と2人で入院する義父のお世話と、家にひとり取り残された認知症の義母の介護が始まりました。その生活は想像以上に過酷すぎて……!? 少しずつ心の余裕をなくしていき… 義姉と心を通わせることも、義父母の介護をサポートしてもらうことも無理だと悟ったチャト子さんは、夫にも手伝ってもらいながら義父母の世話をすることになりました。 とはいえ、日中はほぼワンオペ状態。子ども2人の育児だけでなく、入院する義父の見舞いや認知症を患う義母の介護に多くの時間が割かれ、少しずつ心の余裕をなくしていってしまいます。そこで、藁にもすがる思いで行政に相談に行ったり、介護サービスを受けたりして、なんとかやり過ごしていました。 そんな中、入院中の義父の身勝手な行動により、看護師さんたちに迷惑をかけていることを知ります。仕事の合間に見舞いに訪れていた夫が代わりに頭を下げ、義父にも言い聞かせるものの……。 こんなにも義家族に振り回される生活が続くと、チャト子さんの心が消耗してしまわないか心配になってしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター チャト子2人の子どもを育てるアラフォー主婦。元フリーデザイナー・飲食店経営(火災に遭い休業)。リアルでは人に話せないような実体験などを漫画のネタにして昇華しています。
2022年12月07日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。毎日のワンオペ生活は思っている以上に大変… 生活環境が改善されたからといって、すべてがうまくいったわけではありませんでした。しかし、自分を許してあげられる「合言葉」を口に出すと不思議と森田さんは、自分を責めすぎることはなくなったと言います。 そしてあっという間に月日は経ち、森田さんの息子が小学1年生として学校に通うのも慣れてきたころ、いよいよワンオペ育児が終わろうとしていました。 夫がいない半年間。過ぎてしまえばあっという間な期間でしたが、想像以上に大変な毎日だったと森田さんは思い返しました。「母親だからといって、毎日ごはんを手作りしなくてもいい」「自分の理想とかけ離れていても大丈夫」と、自分に言い聞かせて、森田さんは半年間のワンオペ育児を乗り越えました。「お帰りなさい。半年間本当にお疲れ様でした!」 森田さんはそう言って、夫を出迎えました。 ◇◇◇ 周りを頼ってワンオペ育児を乗り越えた森田さん。自分が苦しんだからこそ、「母親だって手抜きをしても周りを頼ってもいいんだ」そう、マンガを通してママたちに伝えてくれているのでしょうね。家事も育児もずっと続くのでこれからもいろいろなことがあるかもしれません。どんなときも夫婦で助け合いながら、そして楽しみながら乗り越えていけるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年11月30日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。単身赴任になり、慣れていない家事を自分でこなし、どんなに仕事が忙しくても期待に応えなきゃと必死だった夫。 テレビ電話で家族の様子を目の当たりにすると、早く帰りたいなと思わずにはいられませんでした。 そんな気持ちで家に帰ってきて安心したのか、夫は家事をする気になれなかったのです。森田さんと夫は、お互いの気持ちを隠して我慢していたことがわかりました。「もっと正直に伝え合っていれば良かった……」森田さん夫婦は後悔。 そして数日後、つらかったら電話することを約束して、夫は夫は単身赴任先へ戻って行きました。 ワンオペ育児に戻った森田さんは、睡眠時間や自分の口癖を改善していこうと動き出したのです。そうだったのか。うーん… 次に森田さんが改善しようとしたのは仕事。 ひとりではこなせない量の仕事量だということを部長に伝え、人を増やしてもらえるようにお願いしました。 すると部長は「話してくれてありがとう。人事に早急に伝えるよ! つらい思いをさせてしまったね……」と、言ってくれたのです。 今までは人に頼れなかった森田さんですが、上司や同僚に頼るようになり仕事がラクになりました。 自分が大変だと思っていること、つらいなと感じたことを周りの人に伝えて、改善することで森田さんのストレスは軽減。前までしていた耳鳴りも聞こえなくなり、体調が悪くなることも減りました。育児や仕事で自分がつらいと思ったことを相手に伝えるのが不安だった森田さん。 しかし、周りの人たちは「助けたい」「もっと頼ってほしい」と思っていることに気づいたのです。 そして森田さんの生活環境が改善されてからは、驚くほどに早く月日が経っていきました。 ◇◇◇ 森田さんは、気を遣い過ぎるところがあり、人に何かを頼むことに苦手意識を持っているのだとか。そこで、人にお願いするときには、何をしてもらえるかを選んでもらうように心がけたのだそうです。みなさんは誰かに何かをお願いするときに、工夫していることなどありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年11月29日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。 夫婦喧嘩を見ていた息子が、「やめてよっ!」と泣きながら懇願してきました。自分のせいで、喧嘩をしていると思い込んで、必死になって喧嘩を止めようとしてくれていたのです。 息子の涙を見て、森田さんは頭が冷えました。 そして子どもたちを寝かしつけた後、夫婦2人で話し合うことに。 森田さんは自分が想像していたよりも、ワンオペ育児が大変だったこと、仕事との両立が難しいこと、子どもの命を守る責任に重いプレッシャーを感じていることなどを夫に打ち明けました。 すると、夫は森田さんに「ごめん」と謝りました。そして「実は単身赴任の生活がきつくて、今まで通りの生活をしているママがうらやましかったのかもしれない」と、心に抱えていたものを森田さんに話してくれたのです。自分が弱音を吐いたらいけないと思って言えなかったけれど… 夫も「うらやましい」という感情を抱いていたことに、森田さんは驚きました。 「自分の都合で、ママがワンオペ育児になってしまったのに、弱音を吐くのは申し訳ない」そう夫は思っていたと言います。 慣れていない家事を自分でやって、どんなに仕事が忙しくても期待に応えなきゃと必死だった夫。 テレビ電話で家族の様子を目の当たりにすると、早く帰りたいなと思わずにはいられませんでした。 そんな気持ちで家に帰ってきて安心したのか、夫は家事をする気になれなかったのです。森田さんと夫は、お互いの気持ちを隠して我慢していたことがわかりました。「もっと正直に伝え合っていれば良かった……」と、森田さん夫婦は後悔。 そして数日後、つらかったら電話することを約束して、夫は単身赴任先へ戻って行きました。 ワンオペ育児に戻った森田さんは、自分の睡眠時間を改善しました。そして、ストレスを感じたらひとりで抱え込まないで、夫に伝えることに。 さらに、「母親だから」「みんなやっているから」「私がやらなきゃ」という自分の口癖も直した森田さん。知らないうちに自分自身に課していた「母親の責任」から解放できるようになりました。 「母親だから絶対なんてことはない」 「口癖」を変えることで「行動」も変わっていき、何よりも森田さんの心がラクになっていったのです。 ◇◇◇ 森田さんは旦那さんとの大喧嘩を通して、大事なのは「伝え合うこと」だと改めて感じたのだそうです。夫婦の間で普段から会話をたくさんしたり、こまめに電話やメールをしたり、定期的に話し合う時間を設けたりするよう、心がけたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年11月28日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。 夫が単身赴任から一時的に帰ってきて、数日経ったある日のこと。 息子と温泉に行きたいと夫が言いました。それを聞き、あぜんとしてしまう森田さん。温泉はおむつをはいている娘は入れず、森田さんが行きたくても行けないところなのです。 「私が行けないってわかっているのに、なんでそんなことを言えるの?」 森田さんは、そう言いたいのをグッと飲み込みました。大切な人だから嫌われたくない。その気持ちが強くなり、本当に言いたいことが言えませんでした。 それからも我慢の連続だった森田さん。いつしか我慢が不満に、さらに、不満が怒りへと変わってしまいます。 「ワンオペの私にはできない」 うらやましい気持ちがねたましい気持ちへと変わっていくのを、森田さんは感じていました。 単身赴任先から帰ってきて物理的な距離は近づいたのに、森田さんと夫の心の距離は離れていってしまったのです……。あなたの子どもなのに、なんで他人事のように言うの…? 今まで森田さんは、夫とめったに喧嘩をしてきませんでした。しかしこのときは、お互いの心に余裕がなくなってしまい……。 「不満とねたましさ」という感情が行き着ついたのは夫婦の衝突でした。きっかけは、娘がぐずりだしたことでした。 娘が泣いているところを見て、「おーいっ! これ、あんこちゃん眠いんじゃないの?」「どうすんの? スマホいじってないでさー」と、夫。 他人事のような夫の言い方にイライラが爆発した森田さんは、「なんでっ!! いつも私がやんなきゃなの!?」と、自分でも驚くほど大きい声を出してしまいました。 いつもなら折れて謝ってくる夫も、このときは余裕がなかったようで、言い返してきました。 「なんで私は『大切な人』を自分自身で傷つけているのだろう」 そう思った森田さんでしたが、一度溢れ出た怒りの感情を止めることはできませんでした。 そして泣き叫ぶ娘を抱っこしたまま、史上最大の夫婦喧嘩は続いてしまったのです……。 ◇◇◇ 娘が泣いているのに、他人事のような言い方をする旦那さん。子育ては夫婦でするものなのにと、ママはイラっとしてしまいますよね。「どうすんの?」ではなく、「抱っこ代わるよ」「洗濯物は干しておくよ」などの言葉を旦那さんがかけてくれたら喧嘩に発展することもなかったのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年11月26日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。 寝ているとき、ふと横を見たら息子がいなくなっていたという夢を見た森田さん。自分ひとりで子育てをして、親である責任を担う限界を感じていたのです……。 次の日、息子に感情的になって怒ってしまったことを謝り、なんで「うるさい」と言ったのかを聞くと……。 「だって……いつもあんこちゃんばっかりずるいよ」と、息子。 その言葉を聞いた森田さんは、「息子のだけの特別」を増やしていくことにしたのです。「特別」扱いをされた息子は、とても嬉しそうな様子。そして次第に、息子に笑顔が増えていきました。 少しづつ余裕ができてきたころ、夫が4日間だけ帰って来れることに。森田さんは、夫が帰ってきたらワンオペ生活をしていた自分のことを労ってくれると思っていました。 しかし、夫はごはんも洗い物もノータッチ。家事をすることなく子どもと遊んでいる夫の姿に、森田さんはモヤモヤが止まらなくなってしまったのです……。ワンオペの私はそんなことできないよ 夫が単身赴任から一時的に帰ってきて、数日経ったある日のこと。 息子と温泉に行きたいと夫が言いました。それを聞き、あぜんとしてしまう森田さん。温泉はおむつをはいている娘は入れず、森田さんが行きたくても行けないところなのです。 「私が行けないってわかっているのに、なんでそんなことを言えるの?」 森田さんは、そう言いたいのをグッと飲み込んで「うん。いいよ〜。あんこちゃんは私がお風呂に入れとくね……」と言ってしまいました。 大切な人だから嫌われたくない。その気持ちが強くなり、本当に言いたいことが言えませんでした。 そして娘をお風呂に入れることになりましたが、娘はお風呂に入りたくない日らしく……。それでもなんとかお風呂に入れることができましたが、森田さんは疲れてぐったり。 「なんで夫は、ワンオペ育児を頑張ってきた私を労ってくれないの……?」 我慢の連続で、我慢が不満につながっていきました。さらに森田さんの中で、不満が怒りへと変わってしまいます。 「ワンオペの私にはできない」 うらやましい気持ちがねたましい気持ちへと変わっていくのを、森田さんは感じていました。 単身赴任先から帰ってきて、物理的な距離は近づいたのに、森田さんと夫の心の距離は離れていってしまったのです……。 ◇◇◇ 他人を頼ることが苦手な森田さん。言わなければ伝わらないこともあるとわかっていても、相手に悪気がないときなどは、なかなか思っていることやしてほしいことを口に出すのは難しいのかもしれませんね。けれど、森田さんのストレスがたまらないように、早めに伝えられるとよいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年11月25日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。 寝ているとき、ふと横を見たら息子がいなくなっていたことに気づいた森田さん。息子を探しに、急いで階段を降りました。しかし、トイレにもリビングにもいません。 そして何気なく、玄関を見ると……。 なんと、息子の靴がなかったのです。玄関の扉を見てみると、鍵も開いていました。 「私が怒鳴ったからだ……私のせいだ……」と、森田さんは震えてどうしたら良いのかわからなくなってしまいます。 「はるくんっ!!」と名前を叫んだところで、ハッと目が覚めました。隣を確認すると、すやすや眠っている息子の姿が。 森田さんは、自分が見ていた夢だったことに安堵し、涙が溢れました。孤独な子育ての中で、いつの間にか「親である責任」が森田さんの身に重くのしかかっていて、森田さんは限界を感じていたのです……。モヤモヤしたけど、久しぶりに夫に会えたから… このままでは自分にとっても、息子にとっても良くないと思った森田さんは、これからのことについて考えてみました。 次の日、息子に感情的になって怒ってしまったことを謝り、なんで「うるさい」と言ったのかを聞くと……。 「だって……いつもあんこちゃんばっかりずるいよ」と、息子。 その言葉を聞いた森田さんは、「息子のだけの特別」を増やしていくことにしたのです。「特別」扱いをされた息子は、とてもうれしそうにしていました。さらに、森田さんは息子と「2人きり」の時間を作ることにしました。この2つの効果があってか、息子に笑顔が増えてきたのです。 少しづつ余裕ができてきたころ、夫が4日間だけ帰って来れることに。森田さんは、夫が帰ってきたらワンオペ生活をしていた自分のことを労ってくれると思っていました。 しかし、ごはんも洗い物もノータッチ。家事をすることなく子どもと遊んでいる夫の姿に、森田さんはモヤモヤが止まらなくなってしまったのです……。 ◇◇◇ 森田さんは、旦那さんが帰ってきたときの出来事を思い返すと、「いやいやいやいや、不満があるなら言えばいいじゃん!!」と、当時の自分に対して思うのだそうです。昔のことを思い返して、「ああしておけば良かった」と思うことはありますよね。けれど、悩んでいる最中は行動に移すのがとても難しく思えてしまうのもわかります。ちなみに、現在旦那さんは単身赴任を終えて、お皿洗い担当になったそうですよ。 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年11月24日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。 月末の繁忙期に、娘が発熱してしまい保育園からお迎え要請がきた森田さん。病院へ行き、診察してもらうとただの風邪で一安心。しかし、娘の機嫌が直らず森田さんはイライラを募らせていました。 そのとき、「あーーーっもう!!うるさいっうるさいっっ」と、息子が言ったのです。息子の言葉を聞いた、森田さんは「プツン」となにかが切れた音を感じました。 いつもなら、息子をやさしくなだめることができるのに、このときはどうしてもできなかった森田さん。 「なんでそんなこと言うの!? ママだって一生懸命やってるでしょ!!」 泣きながら叫んでしまったのです。 森田さんは自己嫌悪で、この日はなかなか寝つけませんでした。それでもやっと眠れそうだと思ったときに、隣を見てみると……、隣で寝ているはずの息子の姿がないことに気付いたのです。トイレに行っただけだよね…? 森田さんは息子を探しに、急いで階段を降りました。しかし、トイレにもリビングにも息子の姿はどこにも見当たりません。 そして森田さんが何気なく、玄関を見ると……。 なんと、息子の靴がなかったのです。玄関の扉を見てみると、ドアの鍵も開いていました。 「私が怒鳴ったからだ……私のせいだ……」と、震えてどうしたら良いのかわからなくなってしまいます。 「はるくんっ!!」と名前を叫んだところで、ハッと目が覚めました。隣を確認すると、すやすや眠っている息子の姿が。 森田さんは、自分が見ていた夢だったことに安堵し、涙が溢れました。自分ひとりで子育てをして、親である責任を担う限界を感じていたのです。 ◇◇◇ 森田さんは、旦那さんが単身赴任になり、ワンオペ育児になってから、子どもがいなくなる夢をよく見るようになったそうです。そして目が覚めて、子どもがいることを確認してホッとするなんてことを何度か経験したのだとか。旦那さんに子育てを頼ることができず「親の責任」をひとりで抱えてしまったことで、育児中、森田さんは不安でいっぱいだったのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年11月23日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。 仕事に向かっている途中、ウトウトしながら運転をしていた森田さん。次の瞬間、「キキーッ」「ドォンッ」という衝撃音が聞こえてきました。その音の正体は、森田さんの前を走る車が、脇道から出てきた車とぶつかった音だったのです……。 大きな音がしたものの、両者ともに怪我はなかったよう。森田さんはそれを見て、「もしも、自分が事故を起こしていたら自由時間ができるのかな……?」と思ってしまいました。そう思ってしまうほど、森田さんはワンオペ育児に追いつめられ、自由な自分の時間を欲していたのです。 さらに森田さんは、ワンオペ育児の忙しさだけでなく、小学1年生になった息子の「喋り方」にも悩みを抱えていました。小学校入学前からもときどき症状が… 森田さんは、息子の「吃音」について気にしていました。どうにかしてあげたいと思い、森田さんは吃音について調べ、いろいろ試してみたのですが症状が良くならず……。 ある日、同じ学童の女の子に「なんでそんなしゃべり方なの?」と息子が言われました。それを聞いていた森田さんは、うまく返答することができませんでした。 「なんで治してあげられないの?」そう女の子に言われているような感覚に陥りました。 涙を流し、うつむく息子の姿を見て「あぁ私ってなんてダメな母親なんだろう」と、森田さんは思ってしまいます。次第に森田さんは、「ダメな母親」というレッテルを自分自身に貼りつけてしまうことに。 そして、うまくいかない日ほど嫌なことが続いてしまい……。月末の繁忙期に、娘が発熱をして保育園からお迎え要請が。 病院へ行き、診察してもらうとただの風邪で一安心。しかし、娘の機嫌が直らず森田さんはイライラを募らせていました。 そのとき、「あーーーっもう!! うるさいっうるさいっっ」と、息子が言ったのです。息子の言葉を聞いた、森田さんは「プツン」となにかが切れた音を感じました。 いつもなら、息子をやさしくなだめることができるのに、このときはどうしてもできなかった森田さん。 「なんでそんなこと言うの!? ママだって一生懸命やってるでしょ!!」泣きながら叫んでしまったのです。 森田さんは自己嫌悪で、この日はなかなか寝つけませんでした。それでもやっと眠れそうだと思ったときに、隣を見てみると……隣で寝ているはずの息子の姿がないことに気付いたのです。 ◇◇◇ うまくいかない日は余裕がなくなって、子どもに対して感情的に怒ってしまい、その後反省するという経験が森田さんにはたびたびあるのだそうです。似たような経験をしたことがあるというママは多いのではないでしょうか。みなさんは感情的に怒ってしまいそうなとき、どのようにして自分の感情をコントロールさせていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年11月22日1歳差の年子で1歳・2歳・3歳の子どもたちを育てる日々。夫は仕事がとても忙しく、ほぼワンオペ育児状態でしたが、追い打ちをかけるように夫の単身赴任が決まり……。それでも子どもたちに向き合うために私が心がけたことをご紹介します。元々ほぼワンオペ育児状態のわが家わが家は元々ほぼワンオペ状態でしたが、子どもたちがパパを好きでいてくれるように毎日写真や動画を見せて、とにかくパパを褒めていました。おかげで子どもたちはなかなか会えなくてもパパ大好き! 特に末っ子の1歳の娘はパパがいるとニコニコ笑顔でした。ほぼワンオペ状態とはいえ、そんなパパ大好きな子どもたちのため、毎日の育児に奮闘していました。 パパ大好きな子どもたちのケアパパが単身赴任になったことを、2歳と3歳の上2人は何となく理解している様子でした。しかし問題はパパ大好きな1歳の末っ子。パパが使っていたコップなどを見ては泣いたりしていました。それと同時に以前は朝までぐっすり眠っていたのに夜泣きが始まったり、体調を崩したり……。心身ともに不安定な状態でした。 週末にパパが帰宅し、また出発した日は抱っこしていないとずっと泣き通すほど寂しい様子。私自身も社会復帰後に完全ワンオペ育児でてんてこ舞いだったこともあり、どのように接していいのかわからなくなってしまいました。 完全ワンオペ育児だから「1日1ハグ」育児・家事・仕事と心身ともにヘトヘトでした。気がつけば余裕がなく怒ってばかりの日々。触れ合う時間さえ忘れていました。これではダメだと考えて、思いついたことが「1日1ハグ」。どんなに忙しくても1日1回以上は3人それぞれを抱きしめることにしました。それまで離れると泣いていた1歳の末っ子もひとり遊びを再開してくれ、2歳と3歳も笑顔で過ごせる時間が少しずつ増えていったように思います。 今でも完全ワンオペ育児は続いていますが、3人でお手伝いをしたがるようになってくれたり、「ママ大丈夫? 」と聞いてくれたりするように。どんなに忙しくても触れ合うことって大切なことなんだなと感じられ、子どもたちと過ごす時間を今まで以上に大切にできるようになりました。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2022年11月19日近年、SNSでよく見かける『ワンオペ育児』という言葉。ワンオペ育児とは、夫婦のどちらか1人が家事や育児を行うことを指します。子供が幼ければ幼いほど目を離せる時間がないため、ワンオペで育児をするとなると、家事を済ませることが難しくなってしまうでしょう。夫に子供を任せて美容院に行った結果?ぬぴ(poko_nupi)さんは、息子さんが0歳の頃のエピソードを漫画に描き、Instagramに投稿しました。投稿者さんは美容院に行くため、夫に息子さんの育児を数時間お願いすることに。この日は、投稿者さんが長時間息子さんと離れるのも、夫がワンオペ育児をするのも初めてだったといいます。投稿者さんは美容院で施術を受けている最中、夫と共有している育児の状況を記録できるアプリを通して、状況をチェックしていました。4時間が経過した後に自宅に戻ると、そこには、疲れ果てた夫の姿が!ようやく息子さんの寝かしつけを終えたという夫は、4時間の出来事を振り返り、次のようにつぶやきました。「分かっているつもりでいたけど、ワンオペってこんなに大変なんだね」同日、初めて息子さんに付きっきりでワンオペ育児を行った夫。息子さんから目を離せないこと、家事や自分の用事が済ませられないことなど、ワンオペ育児の現状を目の当たりにし、大変さを痛感したといいます。日々育児をする投稿者さんに尊敬の意を込めて、感謝の言葉を伝えてくれたのです。夫の言葉に、投稿者さんは感動。感謝と労いの言葉をかけたのでした。【ネットの声】・こんな風に感じてくれるのは、夫が4時間しっかり育児に真剣に向き合った証拠ですよね。私なら号泣しちゃいます。・パートナーが育児の大変さに共感してくれるのって、大切。この作品が世の中に拡散されてほしい!・感謝を言葉で伝えてくれるなんて素晴らしい!素敵な家族で、心が癒されました…。当事者にならないと、その人の苦労などを完全に理解するのは難しいこと。特に、乳児や幼児を育てる『育児』は、パートナーと協力し合い、どちらか一方に負担がかからないよう工夫することが大切です。子供がいる人もそうでない人も、投稿者さんのエピソードをもとに、パートナーと今一度、育児について話し合ってみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年11月19日私は小学生の子どもを育てながら働いています。夫の雅也は帰りが遅いため、ワンオペ育児とパート勤務で毎日疲労困憊で…。夫の雅也は基本的に毎日終電帰り。家のことは何ひとつしません。真矢のことは私がパートしながら対応していました。それなのにたまに早く帰ってきたと思えば「褒める育児」!?私は夫の身勝手な言葉に腹が立ってしょうがなかったです。次回に続く(全8話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2022年11月17日旦那が単身赴任をして10か月…長男長女は成人済みとはいえ、次男は中学生・次女は小学生でまだまだ手がかかるし、成人済みの上の子2人も地味に手がかかるのですよ…。毎日の洗濯が多い…。旦那一人分減ってるはずなのに多い!土日は自分でたたませるのですが、平日は日中に私が一人でやっています。「片づけなさい~!」というと、たいてい誰か一人は「あとでやる~!」と言うのですが、それって絶対やんないよね? お約束だよね?…でこうなります。ほぼ毎日起こるこの現象。頑張ったことを台無しにされるのも、注意するのも、疲れるんだよね…。そして最近の悩みは…苦手な掃除を頑張った時ほど…もうね…ガッカリだよね…!長男は仕事が終わるのが夜遅め。帰ってすぐに食事をすればいいのに、なぜか夜中になってから食べようとするんですよね。自分で料理するのはいいけど…片付けをしない…。「片づけないなら料理しないで!」って言ってもダメなんですよね。こういうとき旦那がいたら、ガツンと注意してもらえるのですが、それもできないワンオペ状態…。母は日々の疲れが蓄積しています。
2022年11月12日最近残業で帰りが遅い夫。そして、相変わらずワンオペ育児を頑張るしかないさくらさん。それでも自分で決めたことだからやるしかない……。 子どもがいるからしっかりしなきゃ。結婚も出産も自分の選択なのだから。 日々子育てに向き合い、子どもの成長に翻弄されつつも、なんとか必死にふんばるさくらさん。とはいえ、頭から離れない「本当に夫は残業なの?」という疑念。果たして夫は仕事をしているのでしょうか……。 残業で帰りが遅い夫に深まる疑念 子どもの成長は、一進一退。ひとりぼっちの育児につらくなりながらも、「この子がいるから、しっかりしなくちゃ」と、懸命に前を向こうとするさくらさん。 「残業なら仕方がないし、妻として支えたい……」 夫に対しても、気持ちを切り替えようとしているのですが……!? 子どもがいるにも関わらず、飲み会三昧の旦那さん。さくらさんは、残業で遅くなると言われても、これまでの言動から、本当に残業なのかと疑い始めているようです。旦那さんに対するネガティブな思いが、これ以上降り積もっていかないことを願うばかりです。次の話。 著者:マンガ家・イラストレーター おかめ長男おまめ(2015.7月生まれ)と長女こまめ(2021.2月生まれ)の5歳差兄妹の育児漫画を描いています!
2022年11月10日初めての出産育児で大変なのに、夫は飲み会三昧。ワンオペ育児に疲れた妻に追い打ちをかけるのは……。忙しい夫の助けを借りれず、ひとりで育児に向き合う毎日のさくらさん。 赤ちゃんの夜泣きや寝かしつけ……。育児には休みがありません。 「もう少し飲み会減らしてくれない?」涙ながらに助けを求める妻にかけた夫の無神経なひと言とは?ワンオペ育児の妻が感じる孤独と絶望 夫の助けを借りられない孤独な毎日……。涙ながらに夫に「助けてほしい!」とつらい気持ちをぶつけても、追い打ちをかけるような無神経な言葉をかけられ絶望を感じてしまいます。 「なんで私だけひとりぼっちなの?」「誰か助けて……」 何を言っても、夫に自分の言葉が届かない……。味方であるはずの育児パートナーの態度に、誰だって孤独を感じざるを得ないのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター おかめ長男おまめ(2015.7月生まれ)と長女こまめ(2021.2月生まれ)の5歳差兄妹の育児漫画を描いています!
2022年11月07日里帰り出産から帰宅しても、夫は会社の飲み会優先で、孤独なワンオペ育児が続くさくらさん。悲劇はそれだけにとどまらず……。初めての出産だからこそ、楽しみでしかたなかった夫と子どもと3人の新生活がスタート。でも現実は、夢見ていた幸せな生活とは程遠いワンオペ育児に追われる毎日。夫は飲み会を優先してもう限界……。夫に助けを求めたさくらさんの悲劇とは!?子どもが生まれて幸せになれると思っていたのに… 少女マンガのように幸せな生活を想像していたさくらさんにとって、育児に無関心な夫の対応へのショックは計り知れません。 夫からの無情な「今日も飲み会」連絡もなんだか落ち込んでしまいますよね。そして、追い打ちをかける「保活の全滅」……。ひとりで立ち直るには、ハードルが高すぎる問題ではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター おかめ長男おまめ(2015.7月生まれ)と長女こまめ(2021.2月生まれ)の5歳差兄妹の育児漫画を描いています!
2022年11月06日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。音の聞き取りづらさに気がついた森田さんは、会社を早退して耳鼻科を受診したところ「低音障害型難聴」だと診断されました。 自宅へ帰り、ごはんを食べて終え、薬を飲みながら先生に言われた言葉が引っかかっていた森田さん。 「あまり無理はしないように」 この言葉は、ワンオペ育児になってから何度も言われた言葉でした。森田さんはこの言葉を聞く度に、モヤモヤしていたのです。 「結局、私が無理をして動かないと生活が回らないじゃん」 そう思って生活をしている森田さんは、体だけでなく、心も徐々にむしばまれていくことになるのです。自分の時間が欲しいなとウトウトしていたら… 耳鼻科を受診後、ストレスを発散しないといけないと思った森田さんは、前から欲しかったデジタルペンを購入。 デジタルペンを買ったことにより、趣味のお絵描きがラクになりました。しかしこのころ、娘の夜泣きがひどくなり、夜中に何度も起きてしまうことに……。 ストレス解消のために、デジタルペンを買ったはずなのに、娘の夜泣きで描きたいのに描けないストレスが溜まりました。森田さんはとにかく自分の自由時間が欲しくてたまりませんでした……。 ある日、仕事に向かっている途中、ウトウトしながら運転をしていた森田さん。次の瞬間、「キキーッ」「ドォンッ」という衝撃音が聞こえてきました。その音の正体は、森田さんの前を走る車が、脇道から出てきた車とぶつかった音でした。 大きな音がしたものの、両者ともに怪我はなかったよう。森田さんはそれを見て、「もしも、自分が事故を起こしていたら自由時間ができのかな……?」と思ってしまいます。 そんなことを、思ってしまうほど今の森田さんは自由時間が欲しかったのです。 そして、森田さんは小学1年生になった息子の「喋り方」にも悩みを抱えていました。 ◇◇◇ 森田さんは目の前で起きた事故を見たとき、自分が事故を起こしたら「自分の自由時間」が持てたのかなという思いがよぎったようです。寝不足や、自分の時間がまったくとれないというストレスが積み重なって、かなり心身が疲れていたのでしょうね。 みなさんは、自分の時間を持つことができていますか? 育児中はなかなか難しい場合もあると思いますが、家族に頼る、行政のサービスを利用するなどして、少しでも自分の時間が持てるとよいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年10月31日以前紹介したオニハハ。さんのマンガ「ワンオペ育児からの脱出!!」の続編です。再びワンオペ状態に戻ってしまったオニハハ家。ただ言ってもウザがられるだけだと考えたママは、ある秘策を実行するが……。早速「夫のマネ」作戦をスタートすることにしたママ。でも、ただ寝ているだけなんて……。やっぱり気になっちゃう。 「夫のマネ」作戦!本当に大丈夫? 子どもたちが何をしていようと、罪悪感にかられながらも我慢して寝たふりを続けてみたママ。もしかしたらパパ、すっごい怒ってるかも……?ついに直接対決!ママブチギレ!? 著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2022年10月30日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。森田さんは仕事中、電話機の音が小さく感じたので、音量を上げていました。すると、上司に「森田さんの電話機、音が大きすぎてびっくりしちゃった。」と言われてしまいます。 それを聞いた森田さんは、自分が思っていた電話機の調子の悪さと真逆なことに気づき、驚いてしまいます。このとき、やっと森田さんは体調の悪さに気がついたのです。じゃあ、誰が私の代わりにやってくれるの…? 音の聞き取りづらさに気がついた森田さんは、会社を早退して耳鼻科を受診。聴力検査をしてみたところ、先生に「低音障害型難聴です。あまり無理はしないように」言われ、また2週間後に受診することになりました。 そして、森田さんは子どもたちを迎えに行って、自宅へ帰りました。ごはんを食べて、薬を飲みながら先生に言われた言葉が引っかかっていた森田さん。 「あまり無理はしないように」 この言葉は、ワンオペ育児になってから何度も言われた言葉でした。森田さんはこの言葉を聞く度に、モヤモヤしていたのです。 「結局、私が無理をして動かないと生活が回らないじゃん」 そう思って生活をしている森田さんは、体だけでなく、心も徐々にむしばまれていくことになるのです。 ◇◇◇ ワンオペ育児と仕事で疲れが溜まってしまっている森田さん。2週間後の受診では、耳の調子が良くなっているといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年10月30日