すっかり前回の更新から日が開いてしまいました。というのも、一大決心をし、東京から長野へ引っ越しをしたことで、てんやわんやしておりました。夫の単身赴任は2020年の初めに決まり、当初は毎週末東京に帰ってくるという予定だったのですが、コロナの影響でいつ帰ってこれるのかも分からない状況になってしまったので、私の仕事を調整し、一家で長野に行くことを決心しました。保育園の手続きや、慣れない土地での新生活で、私は落ち込んだりもしてましたが、その一方で双子は驚異のスピードで環境に適応!! 今回はそんな新生活のお話をさせていただきます。■夫不在、引っ越しの荷造りは双子が寝た後のみ…まずは、東京から長野へ引っ越す際の準備について振り返り。夫は1ヶ月以上帰ってこれない状況が続く中、実家にお世話になりながら私は引っ越しのための荷造りに取り掛かりました。その頃はまだ保育園も再開しておらず、作業ができるのは双子が寝た後のみ(涙)仕事柄、レコードと本が大量にあり、かつ夫が服好きのため、相当な物量で、夜な夜な泣きながら荷造り作業をしておりました。荷造りを終え、引っ越し屋さんに荷物を運んでもらった時は、孤独で長い闘いが終わったようで、とてもほっとしました。長野へ引っ越し、家が決まるまでは夫の元実家を間借りして生活していました。家具がまだ揃っていなかったり、車社会の長野で、自転車もまだ東京から持ってこれていない時期は、あまりにも生活が不便で、ストレスでご飯もろくに食べれない状況に…。それも車を買ったり、家具を揃えたりすることで改善していきました。以前、双子はハイチェアに座って食事をしていたのですが、保育園での環境に合わせて長く使えるローテーブルとチェアのセットを購入。少しずつ生活リズムも整っていきました。■引っ越し後はウイルスの洗礼も!去年の夏もRSウイルスなどに繰り返しかかり、病院に何度もお世話になり、仕事もままならないこともありました。今年の夏は大丈夫かな? と思っていた矢先にまずキリちゃんが高熱に!! かなりの高熱で、なかなか下がらないので不安に襲われましたが、熱が下がってから発疹が出たので突発性発疹だということが発覚。今までかかってなかったことにも驚きですが、ダンくんもすこし遅れて同じ症状となり、入ったばかりの保育園をお休みすることに。熱が下がった後、発疹が出た後には不機嫌になる情報は得ていたのですが、あまりの性格の変貌ぶりに(特に普段穏やかなキリちゃんは怒り狂い別人の様に!!!!)両親共にしばらく振り回されました(苦笑)バタバタしている間に夏からすっかり寒い季節に…!朝はダウンコートを着て保育園に出発するのですが、コートを着せるタイミングになると、キリちゃんは必ずお気に入りのヌイグルミを連れて来ます。もちろん、保育園には持ち込めないので、タイミングを見てヌイグルミを隠さなければならず、毎朝試行錯誤するのですが、「ベア♡」と大切そうに抱き締める姿をみてしまうとついつい許してしまうダメな母親です(笑)最低でも週に1回は東京に行かなければならず、新幹線や車で長野⇄東京を往復するようになり、以前よりもワーキングスタイルがハードさを増していますが、双子の著しい成長を糧に長野での新生活を楽しんでいこうと思います!
2020年11月20日夫は家事や育児をよく手伝ってくれます。周りのママ友に話すと「イクメン」と感心されることもありますが、最初からイクメンだったわけではありません。きっかけはワンオペ育児に不満がたまり、私がプチ家出をしたこと。夫がどのようにイクメンになっていったのかを紹介します。 ワンオペ育児に不満がたまる日々長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事、育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまるなか、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事、育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方でした。 ある休日、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉に更にイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間くらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女には離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事育児を分担長女を寝かしつけたあと、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事、育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物たたみなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった1日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年10月09日保育園が再開し、ワンオペの双子の育児をしながらのリモートワークに限界を感じていた私にやっと光が見えてきました。まだ感染の恐れがあるため、様子を見ながらではありますが、双子も久しぶりに先生やお友達に会えるのが嬉しかったようです。個人的には家だとつい甘えが出て食べないものも、保育園だとしっかり食べてきてくれるのが嬉しい! 野菜や果物をしっかり食べてくれる日は来るのだろうか…まだまだ食事の悩みは続きそうです。食べて欲しいのに、食べてもらえないもの、それは「バナナ」。オンラインの掲示板などで子育ての情報を収集していると、「うちの子どもはバナナが大好物」という投稿を見るので、離乳食をスタートした頃からバナナを食べさせようとトライしてきました。しかし、結果はいつもNG! キリちゃんはお腹が空いた時は食べてくれるものの、ダンくんは口に入れようとしても、口を一文字にして入る隙を与えてくれません。バナナを食べてくれたら栄養価もバッチリなのに…と思いつつも、自分もバナナが苦手なので強くは言えない(苦笑)■双子たちのマイブームキリちゃんの最近のブームは基地作り。ひとりでせっせとクッションやオモチャ、絵本、そして麦茶の入ったマグ、タブレット(遂に購入!)を寝室に持っていき、好きな場所に配置。好きな曲をYoutubeでかけながら、クッションにゴロンと横たわって麦茶をゴクゴクするのにはまっています。あまりに大人しいので時折様子を覗きに行くのですが、我関せずでマイペースにゴロゴロ。私は動いていないと落ち着かないので、キリちゃんのその姿が何だか羨ましくもあります。自粛期間中に買ってよかったものは、子供用のタブレットとペンでなぞるとそのワードを日本語と英語で発音してくれる図鑑でした。おしゃべりブームの(送り迎えで自転車に乗っている時は必ず「ベイビーシャーク」を振り付きで歌ってくれる)ダンくんは、この図鑑が大のお気に入りに。動物や海の生物のページが特に好きでワニをペンで指す度に「スナップスナップ」と言いながら口をパクパクさせるワニの真似をしてくれます。早く動物園に行って本物の動物たちを見せてあげたいな。最近はカメラを向けて「はいポーズ!」と声をかけるとダン君はポーズをしてくれるように。以前、保育園の生活発表会の際に先生たちが作ってくれたパンダやカエルの帽子をかぶっては「撮って撮って!」とリクエストしてくるようになりました。顎のところに手を添えるぶりっこポーズが定番なのですが、自分が幼い時に全く同じポーズをしていたことが発覚(笑)DNA恐るべし…と思った瞬間でした。仕事の時間を確保できるようになって、私もメリハリをつけて子どもたちと遊んだりできるようになり、とても嬉しい! まだまだかつての日常とはかけ離れたものですが、少しずつペースを取り戻したいと思います。
2020年07月29日今や、さまざまな場面で使われるようになった『ワンオペ』という言葉。『ワンオペ』とは『ワンオペレーション』の略で、『ワン』は1人、『オペレーション』は作業…つまり1人で作業を行うという意味の和製英語です。母親の中には、家事と育児をすべて1人でこなす『ワンオペ育児』で多忙な日々を送っている人が多く存在しています。ヲポコ(@wopocco)さんはこの『ワンオペ育児』には普通の『ワンオペ育児』と『選択的ワンオペ育児』があるとし、漫画にしました。男の子だから仕事のみ出来ればいいとか料理作れなくてもいいやとか子育てに関する知識なくてもいいわとか周りが判断して機会を奪って家庭不和が起きて、最終的に男の子(夫)も妻も不幸にしてる気がするので描きました環境を、社会を変えるって大変だけど声を上げたい! #選択的ワンオペ 辛いです‼️ pic.twitter.com/LOQQK5sePy — ヲポコ魚人系さんと他9,999,999人がいいねしました (@wopocco) May 19, 2020 『選択的ワンオペ育児』に従事せざるを得ない女性の話は、SNS上でよく目にします。性格の問題とするには、あまりにも育児に非協力的な男性が多すぎることから、彼らが成長する環境に問題があるのではと考えたヲポコさん。まずは、男性自身が妻に『選択的ワンオペ育児』を強いていないか考え、改善することが大事だと訴えました。投稿にはさまざまなコメントが寄せられています。・うちの夫も全く育児に関わろうとしません。お義母さんも育児は女が1人でやるものって感じ。男性が育ってきた家庭環境も関係しているのかもしれませんね。・過去のつらかった育児を思い出し、これからの社会から『選択的ワンオペ育児』をなくしていきたいと思いました。・自分の周りを見ると、育児に参加する男性が増えていると感じることも事実です。いい方向に変わってほしいものです。『選択的ワンオペ育児』を強いている男性が、考えを改め育児に参加してくれれば、協力し合う両親を見て育った子供たちが大人になった時、よりよい家庭環境を育んでくれることでしょう。ヲポコさんは『選択的ワンオペ育児』のほかにも、自身の出産、育児の経験から感じたことなどを自身のブログにまとめています。気になった人は、ぜひヲポコさんのブログをチェックしてみてくださいね。ヲポポポコめも[文・構成/grape編集部]
2020年06月16日「結婚はしたいけど、人と住むのはストレス。」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。恋人がいるものの、現在は「仕事だけで精一杯」というトピ主さん。自分の時間を使って人のために家事をしたくない、しかし「一緒に住むとなると適当にできない」思いもあり、結婚後はその負担がストレスになりそうだと予想しているそうです。さらに「同じ空間に人がいるのが辛い」という感覚もあり、子どもも欲しくないものの、結婚はしたい……と葛藤する思いをつづっています。「完璧な妻」の価値観そのものを再検証してみようトピ主さんが結婚したい理由として、後の投稿では「専業主婦や金目的でなくても、これから生きていくのに一緒に居られるパートナーが欲しい」「結婚していないと社会的に信頼・信用がない人物だと思われる気がする」といった内容が挙げられています。加えて、事実婚やパートナーという関係は望まない、とのこと。社会一般的な形としての結婚や、精神的満足を得られる関係性が欲しい、という思いは強くあるようですね。一方、人と住むのが嫌なのは、「わざわざ家事を頑張らなきゃいけないことが苦痛」「心からリラックス出来ない」「素をみせるとなると、多分、彼氏が萎えると思います」といった理由が記述されています。ここから推測できるのは、「素の自分を見せたら異性に好かれない」というトピ主さんの強い思い込みです。外では多少意識的に“男性に好かれる自分”を演じている部分もあり、家の中では素の自分を解き放っている……そんな状態なのかもしれません。また、世間や親・祖父母世代からの刷り込みなどで、「完璧な家事をしないと妻として失格」といった強迫観念も知らず知らず持ってしまっている可能性も感じました。しかし、共働きを含めた多様な価値観も広がっている今、「完璧な妻」の価値観に従って生きていくことが、本当に自分にとって最良なのかどうか。できるだけ思い込みを外し、客観的な情報も得ながら一度検証し直してみることをおすすめします。素の自分を見せられる=「家族」になれる相手かもトピ主さんは普段ズボラで、「料理も見た目気にしないスタイル」だし、タオルにシワが付いていても気にしない……とのこと。しかし多くの家庭人からすれば、そんなの当たり前!という感覚ではないでしょうか。家事を扱う記事・雑誌などにも、「時短・手抜き・ラクチン」といったキーワードが溢れかえっていますよね。それに実際のところ、「完璧な家事をすれば、居心地のいい家庭を作れる」とは限りません。世の中には、女性が完璧な家事をしていても冷め切ってしまう夫婦もいれば、ズボラな家事をしていても、あるいは男性側が家事の多くを担っていても、円満な夫婦もいます。もちろん個人差はありますが、多少散らかっていても、パートナーがのびのびと幸せを感じながら過ごしている家のほうが居心地いい……と感じる人も、決して少数ではないと思います。投稿には「彼の為に頑張る(ハート)みたいな気持ちになる人と出会うまで、いい人を探した方が良いでしょうか?」という問いかけもされていますが、トピ主さんに必要なのは、むしろ真逆の方向への努力ではないでしょうか。「家族には素をみせられる」とのこと。結婚=家族になることだと考えれば、「恋人の前で素の自分を出せるようになる」あるいは「適当な家事も含めて許容しあえる相手を探す」ことが、トピ主さんが幸せな結婚をするためのベストな選択のように思います。「妻となる女性には仕事も家事も完璧にしてほしい」といった価値観を持つ男性を選ばないことも肝心です。素の自分を見せた場合、「2、3年経つと女として見れないと言われると思う」という記述もありますが、数年で男女の恋愛感情が落ち着くのは、生殖本能による自然の摂理。そういうものと理解した上で、お互いに裸や下着でウロウロしないなどの線引きをする、普段は仕事や家事でバタバタしていても、時々はおしゃれをして外デートをするなど「関係性にメリハリを付ける」工夫によって、男女としての関係を保っていくことも不可能ではないと思います。「苦手を補いあえる」関係性を目指してみよう子どもの有無や結婚後の暮らしのイメージは、人によって大きく異なります。今の彼と結婚を考えるような真剣交際を続けているのならば、一度話しあう必要はあるでしょう。お互いの希望を開示しあい、この先どうするかを考えてみる、そんな時期に来ているのかもしれませんね。「完璧な自分でなくても大丈夫」という気持ちを育てるには、何よりもまずトピ主さん自身が「完璧じゃない私でもイイ感じ、自分が好き」という肯定感を獲得していくことが必要です。トピ主さんの大事な友人や家族は、“何かができるからトピ主さんを好き”なわけではない……という事実をたくさん思い知ってみるのも有効です。それに案外、人は「何かをしてくれる」相手よりも、「自分が何かをしてあげたい」と思う相手に惹かれることも多いものです。無論、何もかも依存するようでは相手も潰れてしまいますが、結婚は共同生活。「苦手なところ、できないところは補いあおう」という姿勢をお互いに持てるならば、家事も含めて、協力しながらうまくやっていける可能性は十分にあると思います。応援しています。(外山ゆひら)
2020年06月08日子どもが生まれると、お母さんは否応なく生活が一変しますよね。そんな妻を横目に、仕事も遊びも以前と全く変わらないペースで生活する夫。「どうして私ばっかり…」と、イライラ・モヤモヤすることはありませんか?そんな「子どもが生まれても生活ペースを崩さない夫」への対処法についてご紹介します。■夫が生活ペースを変えない理由は3つ子どもが生まれても、相変わらず仕事人間で飲みにも行き、毎日午前様。たまに早く帰ってきても、育児や家事を自分から進んで手伝うわけでもなく、テレビやゲーム。休日はゴルフや映画、ライブといった趣味のおでかけで、妻と子どもは置いてけぼり。そんな自分の居心地の良い生活ペースを夫が続ける理由には、以下の3つが考えられます。1つ目は、子ども中心の家庭内で「自分の居場所」を作ろうとしているのでしょう。家に帰っても、ゲームをして全く動かない、寝室にこもって出てこないなどはその表れです。子どもに侵食されない居場所を作っておきたいのでしょう。2つ目は、子どもができたからといって、仕事を早々に切り上げて家へ直行するとか、休日は子どもの遊び相手をするとか、「イクメンを気取る自分が恥ずかしい、格好悪い」と考えている場合。これは、バリバリ働いてこそ格好良いといった風潮が未だに根強い職場に勤務している男性に多いかもしれません。ですから、会社の雰囲気に流されて、家事や育児を手伝い始めるタイミングを逸し、そのままなんとなく以前と同じペースで生活して現在にいたっているケース。3つ目は、育児に漠然とした不安があって、手伝うことすら怖くて嫌、面倒くさいと考えている場合です。そのため、自分のルーティンを崩さないことで「自分はできないよ」アピールをしているのでしょう。子どもが生まれても夫が生活ペースを崩さないのは、主にこれらの理由が考えられます。■ワンオペ育児に罪悪感を持たない夫たち妻が子育てで四苦八苦しているのを見ていながら、生活ペースを変えない夫は罪悪感を覚えないのでしょうか?そこには、「共感力の欠如」があるからでしょう。女性に比べて男性は、共感する力が弱いと言われていますが、子どもが生まれても生活ペースを変えない夫というのは、妻の気持ちに寄り添う共感の気持ちが足りないのかもしれません。では、どうして夫は妻のつらい気持ちに共感できないのでしょうか? それは、妻に共感しなくても、生活ペースを崩さなくても、夫にとって問題なく毎日が送れているからです。妻が家事に育児に頑張っているからこそ成り立っている生活ですが、このようなタイプの夫は自分の都合の良いところしか見えていませんので、「俺が変わらなくてもできているから大丈夫だろう」と思っているのでしょう。できれば産後の生活について、生まれる前に夫婦で話し合っておきたいものです。「生活がこう変わるから、私一人では大変だと思う。生まれたらこういう風にしてほしい」とあらかじめ“巻き込む宣言”をしていれば、夫もある程度心づもりができたかもしれません。しかし、「わざわざ言わなくても、子どもが生まれたら当然、生活は変えてくれるだろう」とたかをくくっていた場合、産後「こんなはずじゃなかった!」と後悔することに…。では、これからでもできることはないのでしょうか?■どうしたら夫を育児シフトに変えられる?解決策としては、率直に夫へ「今まで1人で頑張ってきたけれど、もう限界です」と言ってみましょう。それがまず第一歩です。これまで生活パターンを変えなかった夫ですから、すぐに変わるのは難しいでしょうが、ただ共感力が低いだけで他者に対する想像力がないというわけではないなら、そこまで言えば「やっぱり大変だったのか、悪かったな」と意識するようになるでしょう。次は具体的に「美容院に行きたいから、今度のお休みの日は子どもと留守番をお願い」「寝不足だから少し休みたいの。数時間見ていてくれる?」と頼んでみます。妻に甘えて任せっぱなしにしていたことに気づき、罪悪感を覚えた夫なら、少しずつ譲歩してくれるようになるでしょう。しかし、それでも「俺は忙しいんだ」と育児に消極的な夫も中にはいます。そういうタイプはそもそも子どもとの生活が想像できず、どう接していいかわからないのかもしれません。特に子どもの頃、父親と出かけたり遊んだりした経験が少ない男性に多いようです。父親との楽しい記憶が少ないため、「自分も子どもの頃は我慢したんだから、子どもは我慢して育つもの」と思い込んでいる可能性があります。ですから、いきなり子どもと2人きりにするのではなく、最初はママも一緒に入って家族で行動するようにしてはいかがでしょうか。子どもとはどう接したらいいかママが手本を見せることで、パパも「子どもとはこういう風に接すればいいのか」「ここまでやっても大丈夫なんだな」といった経験を積み重ねることで、パパは育児に対する不安がだんだんと薄れていくでしょう。例えば、ゲーム好きな夫なら一緒にゲーム、サッカー好きな夫なら一緒に試合観戦したり、子どもをサッカーチームに入れて応援したりと、どんどん夫を巻き込んでいくのです。そうやって、少しずつ子どもと遊ぶこと、家族で遊ぶことは楽しいし、充実した時間が持てることを夫に経験させる機会を増やしていきましょう。ただし、夫に「子どもと一緒は楽しい」という感情まで強要してはいけません。「母親は子どもを愛して当然」「女性全員が母性を持っている」と決めつけられると窮屈さを感じるように、パパもイクメンを押し付けられるとつらく感じるかもしれません。まずは、夫と子どもが一緒に過ごすようになり、夫の生活ペースに「子どもとの時間」という視点を持たせることができたなら合格点。仮に、夫がつまらなさそうな反応をしていても、ワンオペ育児の脱却が一番の目的ですからOKとしましょう。出産からかなり時間がたち「夫の生活ペースを黙認してきたから、今さら言い出しにくい」という方は、例えば、子どもが保育園や幼稚園に入る、第2子が生まれる、復職するといったタイミングに合わせればいいと思います。そういう節目の時に、夫と改めて生活ペースを見直す話し合いを持つといいのではないでしょうか。生活ペースを変えない夫に対し「いつもいつも育児を私に押し付けて…」とイライラモヤモヤしていたら、夫にも子どもにも笑顔で接するのは難しいですよね。まずは、「ひとりで育児をするのはつらい」と本音をぶつけてみましょう。それがまずは第一歩です。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年04月22日人気イラストレーターのしばたまさんが、フォロワーのみなさんから募集した実話のエピソードを漫画化!今回は…「ほっこりするお話」です!毎日一緒にいるとわからないけど、いつのまにか頼れる存在になってくれていたりするものなんですね。byしばたま▼前回の記事を見る【スカッとする話】「無痛分娩?あり得ない!」無痛で産む私におばさんが激怒。すると…【感動する話】新幹線で騒ぐ我が子…冷たい視線に耐え切れず席を立った、その時!\おすすめ動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月04日わが家は、実家も義実家も片道2時間の距離で、夫も仕事の日は朝から晩まで不在。不定休で、土日祝日や盆・正月でさえ営業日の職場です。そのため、私はいわゆるワンオペ育児が当たり前。2人目妊娠中は、つわりに発熱、体が重くて動きづらいなか、2歳の娘の面倒を見るため、本当に限界ギリギリの毎日でした。 つわりピーク! 幼稚園の入園手続きに奔走8月に2人目の妊娠がわかり、妊娠12週目の9月の終わりころにつわりがピークを迎えました。吐き気も強くなり、1日中続く倦怠感で家事・育児をこなすことが困難に。そこで一時的に実家へ帰省することにしました。2歳の娘はずーっとおしゃべりをしている子で、テレビもあまり観ず、自分が元気なときでも相手をするのが大変なほど。1週間ほど滞在し、つわりは終わっていませんでしたが、娘の幼稚園入園の手続きのために自宅へ戻りました。帰宅してから、第一志望の幼稚園が応募者多数で抽選になったことを知りました。無事に入園が決まったときは、本当に本当にホッとしたのを覚えています。 娘の預け先が見つからない妊娠14週目ごろ、1人目の妊娠中はつわりが妊娠18週まで続いたので、今回もまだまだ続くと思い、役所に日中娘を預けられるところはないか相談に行きました。 認可保育園の一時保育は登録利用していましたが、利用者が多く、月に2回しか預かってもらえません。実家にいる間に、近所の一時預かりをおこなっている保育園に電話をかけてみましたが、「3歳以上しか預かっていない」「今は新規の方を受け付けていない」と、どこからも断られてしまいました。ワラにもすがる思いで役所を頼りましたが、紹介してもらった託児所は遠方。利用には踏み切れませんでした。そうこうしているうちに、1人目のときよりも早くつわりが終息しました。 妊娠中に発熱つわりが落ち着いた妊娠17週ごろ、今度は発熱してしまいました。実家や義実家にヘルプを要請しましたが、急なことで予定が合わず、夫は早くても19時半にしか帰ってこられないとのこと。またしてもワンオペで過ごさなければなりませんでした。ソファで横になりながら娘のおしゃべり相手になり、テレビを観てもらい、どうにかこうにかやり過ごしました。娘はいつも通りではないことに拒否反応を示す時期だったので、夕方いつもの時間にいつも通り一緒にお風呂へ入りました。熱が上がって、寒くて寒くて震えが止まりませんでした。無事にその日で熱は下がりましたが、本当に倒れたらどうしようと思いながら1日を過ごしました。 今、何かあったらどうする?私は子宮筋腫があり、胎盤が子宮筋腫の近くにあったため、妊婦健診のたびに、「出血やおなかの張りなど、何かあったらすぐに来てください」と言われていました。 幸い出産前まで子宮筋腫の影響はまったくありませんでしたが、娘と2人家で過ごしていると「もし今出血して、病院に行かなければならなくなったらどうしよう」「おしゃべりな娘を連れて病院に行って処置を受けるの?」「娘が病院に行きたくないとグズったら?」と思うと頭が痛かったです。幸い陣痛は娘の就寝後に始まり、夫とバトンタッチして病院に行くことができました。 結果としては、すべてどうにかなりました。しかし、出産前の身動きの取りづらい体で、寒いなか毎日娘と散歩に出かけていた出産直前の時期も、楽しかった反面、娘がグズる日などはつらかったです。当時は本当にワンオペの限界だったので、二度とあの時期には戻りたくないと思ってしまいます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2020年03月01日私は3歳の長女と生後6カ月の次女の母です。長女を妊娠中に前職を辞めて、いったんは専業主婦の道へ。長女の育児が落ち着いたあとは、家計の足しにと細々とアルバイトをおこなっていました。ワーママに憧れはあったものの「フルタイムで働くのなんて無理」と思っていたのですが……。そんな私に転機が訪れたのです。 働きたいがワンオペ環境では難しい…夫が激務の仕事に就いており、親せきは事情があって一切頼れない環境にありました。しかし、周りのワーママへの憧れもありましたし、決してゆとりある家計でもなかったので、「本当は働いたほうがいい、でもこんな環境では働くのは無理に等しい」とずっと思い悩んでいました。そして次女の妊娠後期になり「里帰りもしないし、これでは長女の保育の手が明らかに足りなくなる」と心配になり、産前産後要件で長女を保育園に入所させたころ、転機が訪れたのです。 次女を出産。働きたい想いは募るが…私が住んでいるのは保育園が足りず激戦区の自治体だったので、長女を入所させられたのは本当に奇跡的だと思います。このまま就職しなければ、産前産後要件では産後2カ月で保育園を退園せざるを得ないという状況でした。だからこそ、この偶然の縁を大切にしたいという想いがありました。 次女の出産という一大イベントで心身共に大変な時期ではありましたが、「なんとかして働いて、このまま長女の保育園通いを継続させたい。けどどうしたらいいの? 今の私の状態で雇ってくれる仕事なんてあるの?」と、とても悩みました。 雇ってくれないのなら、自分で起業する悩み抜いた挙げ句、「雇ってくれるところがないのなら、自分で起業すればいい」と思いつきました。個人事業主という自営業のなかでも比較的規模が小さいものを選択したのですが、特に決まりなどはなく税務署で手続きを踏めば誰でも起業できるのです。 職業は「Webライタ-」を選択。育児の経験を生かした記事などを執筆しています。 現在、完全在宅勤務で長女は保育園、次女は自宅保育で隙間時間を見計らい執筆にあたっていますが、月に5万円前後の収入があります。きちんと就労しているのか審査する市役所の目もあるので、逆にそれがモチベーションとなり「頑張って稼ごう!」という気にさせてくれます。転機の流れがきたときに勇気を持って行動することが大切だと感じました。著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月03日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 平日の日中は、双子のワンオペ育児に奮闘しています。そんな私は、ベビーシッターも家事代行もしてくれるサービスを利用しています。今回は、子どもたちが1歳になるまでの大変な時期に双子育児を助けてくれたベビーシッターサービスを、どのようなときに利用したかについてご紹介します。 1人だけ体調を崩してしまったとき双子育児で一番困ったのが、1人だけ体調不良! というときでした。私ひとりで2人を病院へ連れて行くと、自分の注意が子どもたちに行ってしまい、先生の言葉が頭に入らないことが多く困っていました。 ベビーシッターサービス利用開始後は、元気な子どもは預けて体調不良の子どもだけ病院に連れて行き、先生の話に集中できるようにしています。双子ならではですが、その後元気だった子どもも同様の症状が出ることが多いので、1人目で対処方法などしっかり聞いておくことで、2人目の悪化が防げるようになりました。 家事が回らなくなったとき家事ができなくても「双子だからしょうがない」と普段から割り切っていますが、あまりにもできないことが続くと、気分が落ち込むことがあります。そのようなときには、ベビーシッターサービスを利用して、自分は在宅のまま育児に専念し、掃除や料理などの家事代行をお願いします。 家がきれいになり手作りの料理があると、心に余裕ができて、双子育児をいつもより楽しめました。ベビーシッターさんの場合、家事をしながらも2人が同時に泣いたときに助けてくれるので、家事代行のみのサービスよりも頼もしいです。 夫婦のリフレッシュわが家の双子育児は、夫も帰宅後や土日は育児に追われているため、夫婦で24時間休みなしの状況。月に1度でも、ベビーシッターサービスを利用して大人だけの時間を作ると、良いリフレッシュになります。今利用しているサービスは、登録料や月額費用が無料で、2人預けると1時間2,000円程度です。 保育園での一時保育より割高ですが、自宅での保育なので、子どもたちの荷物をかばんに詰める作業も必要なく、気軽に利用できます。2人分の荷物にすべて記名し準備するのは地味に大変なので、助かっています。 双子家庭はベビーシッターサービスを利用していることが多いようで、「他の双子ママもベビーシッターを利用していますよ!」と担当のベビーシッターさんから話を聞きました。手のかかる双子育児だからこそ、ベビーシッターサービスを利用して、少しでもラクになるように育児の負担を減らしたいと思います。 著者:浅間ゆか双子女児の母。結婚を機に引越し、住宅購入、双子育児と慌ただしい日々を過ごす。自身の経験をもとに、出産・育児などを中心にライターとして活動中。
2020年01月23日現在、3歳の長女と0歳児の次女を育てている私ですが、2人目の出産後は事情があって実家に頼ることができませんでした。そんな私が妊娠時から悩んでいたのは、「2人目の寝かしつけ」について。産後直後からワンオペ育児をせざるを得なかったのですが、自己流でラクに赤ちゃんを寝かしつける方法を編み出しました! 上の子の寝かしつけで心残りだったこと上の子の育児をおこなってきて、私の心残りとしてあったことが「寝かしつけ」についてでした。 具体的にいうと……・抱っこをして、寝たと思って布団に寝かせるとすぐに起きてしまう・眠いせいか30分以上泣き止まず、抱っこやおむつ替えなどしてもどうにもならない というように、寝かしつけの方法を確立してあげられなかったことが心残りでした。上の子のときはいくらでも時間を注げたけれど、2人目にはそんなにたくさん時間が取れないし……とだんだんと不安になってきてしまったのです。 新生児からおこなった寝かしつけの習慣上の子での経験をふまえ、2人目の寝かしつけ方法を早期に確立させることを目標にしました。上の子の育児で実感したのですが、抱っこやおっぱいなど、寝かしつけの方法はいろいろあるけれど、結局は「赤ちゃんが何をしたときに眠りに落ちるか?」というところが肝だと考えたのです。そうした考えのもと、2人目のときは、抱っこやおっぱいでウトウトしてきたら完全に寝入らせず、目を閉じたらすぐにお布団に寝かせるという方法をおこないました。これをできる限り新生児のときから取り組んだのです。 できる限り、即お布団に寝かせることで…もちろん眠りかけているときにお布団に寝かせるので、赤ちゃんが泣いてしまってうまくいかない日もありました。そんなときは泣かせっぱなしにさせず、10分以上泣いたら抱っこするという自己流ルールをできる限り徹底しておこないました。結果、生後2カ月ごろには、随分とじょうずに眠れるようになりました。また、上の子が家にいれば騒がしいときも多々あります。その対策として、日中の昼寝に関しては完全に上の子と部屋を切り離し、寝かせることにしています。夜も昼も基本的に暗くした寝室で寝ることになるので、2人目も「ここが眠る場所だ」と覚えやすかったようです。 現在、2人目は生後4カ月ですが、昼も夜もぐっすり寝てくれています。いつもと同じ場所、そして静かな環境で眠ることによって、上の子のときより圧倒的に手がかかりません。私も日中は2人目を見ながら在宅ワークもこなせています。それもこれも、よく眠ってくれるから成り立つこと。私の場合は、早期に寝かしつけの習慣をつけてよかったと感じています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身が毒親に育てられた。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月12日1ヶ月ワンオペになった我が家。【前回の記事はコチラ】 「夫が1ヶ月の出張へ…不安なワンオペ育児に備えた夫の神対応に感動!」 乗り切るための作戦!完璧にやろうとしない。まぁ日頃から完ぺきではないのですが…。できるときはやるけど、忙しい時はほどほどに手を抜くことにしました。料理に疲れたときは…手抜き夕飯です!好きなものは焼いて、ご飯は鉄板を洗うときのことを考えて食材を選んでいます!肉のかわりにベーコンやソーセージ、ちょっと豪華にしたいときはくん製のハムもいいですねえ。野菜も一緒に焼いたら、栄養バランスもばっちりです。そして難関は…なるべく怒らないこと~!私は怒ると、なかなか通常モードに戻れない性格なのですが旦那がいるときは…旦那が帰宅することで、気分が変わるというか家の中の空気が入れ替わる感じがして、怒りモードから通常モードに戻るきっかけになるのです。それがない今は、なるべく怒らないように…と「まあいっか~」精神でやっていこうと思います!最後は…つい自分よりも大変な人のことを考えて「私なんてまだまだ」と思いがちなのですが…無意味なんですよね~!無意味なうえに自分を追い込みがちになるので、そんな風に考えないように、と思っています。まだもうちょっと続くワンオペですが、この3つの作戦で頑張ろうと思います!
2019年11月30日念願の作業スペースを確保し、ラジオを聴きながらイラストを描くようになったぐっちぃさん。ある日のラジオの影響で、思いがけない家庭内変化が起き…!■作業中はラジオを聴いています!■そのラジオの翌日に起きたことラジオの効果よ…!!!!ラジオが決定打だったのかどうかは分からないけど、私が起きてきたら洗濯が終わってて、朝食のパンの具があって…ってなんて幸せなんだって思いました。ラジオって毎日聴いてると、こっちに話しかけてくれるような感覚になって、パーソナリティさんに親近感が湧いてくるんですよね。たった数週間しか聴いてない私でもそうなんだから、何年もラジオを聴いてるくまさんにとっては、きっと友達みたいなものなんだろうな(言いすぎ?)。「できれば週イチくらいで家事について話してくんないかな、ラジオさん!」って思いました(笑)。※ちなみに私の起床が遅いのではなく、くまさんが早起きすぎなんです。
2019年10月12日ニュースなどでイクメンの話題があがると、どうして我が家だけワンオペ育児なの……と思うママも多いのではないでしょうか。 夫は気が向いたときにだけしか手伝ってくれない、ママが洗い物をしている中、パパはテレビを見て寝っ転がっているだけなのに、赤ちゃんが泣いているのもおかまいなし。話を聞いてもらいたくて話しても、生返事。毎日24時間ひとりで育児に向き合っているママは、そんなパパにイライラしてしまうことも多いでしょう。 本当に「私だけ」がワンオペ育児なの?イクメンとしても有名だったオリエンタルラジオの中田敦彦さんが、ちょっと前に「良い夫やめました」宣言をされました。 これが良いか悪いかは別として、世間からは完璧なイクメンのように見え、中田さん自身も完璧なイクメンであると思っていたものの、結果的には妻の福田萌さんから見ると全くそうではなかったというお話でした。世間でイクメンと言われている人を見てみても、完璧とはほど遠い、という事実があるのです。 周りを見渡して、パパの育児においてのはたらきに満足している友人はどれくらいいるでしょうか。程度の差こそあれ、ワンオペ育児をしているのが「私だけ」ではないことに気付くのではないかと思います。「私だけ」と思うと、悲観的な気持ちが高まってしまいます。「私だけ」と思ってイライラを募らせるのはやめましょう。 ワンオペ育児がおこってしまう理由もちろん、「私だけ」ではないからと言って、夫が育児に参加しないことは良いわけではありません。では、どうして起こってしまうのでしょうか。ひとつには、おっぱいをあげるなど、どうしてもママにしかできないことがあるからです。ここからパパは「オレの仕事じゃないよね」という都合の良い理由を見つけてしまうのです。 そして、次に圧倒的な情報の差です。ママはお腹に赤ちゃんがいるときから、どうやったら赤ちゃんを育てられるのか、いろいろなところから情報を得る機会もあり、かつ得ようと努力をする場合が多いです。しかしながら、赤ちゃんができてもパパは基本、仕事が主流。育児への情報を入手する機会もママに比べると少ないでしょう。そうなると関心度合いもママと比較すると非常に低くなってしまうのです。つまり、育児を自分のこととして全く受け入れていないのです。 ワンオペ育児にしないためにできることパパにママのフォローを完璧にやってもらうためには、パパに情報を渡し、関心を持ってもらい、自分のこととして感じてもらう必要があります。かなりハードルが高いと感じるママも多いのではないでしょうか。逆に、そこまでするならワンオペ育児でもいいや、と思うママもいらっしゃることでしょう。とはいえ、これからも続く育児。パパに少しでも多くサポートしてもらうよう努力することはマイナスではありません。男性は、主観的な思いよりも客観的な事実に対してのほうが受け入れやすい場合が多いので、ママが「こんなに大変だから手伝ってよ!」というよりも、地域にいる専門家の人の話をパパに聞いてもらったり、ママがいかに大変かを記した漫画や本を読んでもらったりするのがおすすめです。 子育てと同じようにパパも育てるイメージで、焦らず、時間がかかるものと思って対応しましょう。人は自分で変わろうと思わないと変わりません。パパに変わってもらおうと思ったら、まずは「パパが変わらなければ」と思うような環境をつくることから始めてみてくださいね。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年09月29日夫が仕事で忙しいと、ワンオペ育児になりがち。私は第2子出産後にその状況が続き、精神的にかなり追いつめられました。そんな私を救い出してくれたのは、初めて利用した「ベビーシッター」でした。今回の記事では、私がベビーシッターを利用することになった背景や、そこから強く感じた「子育てはひとりでは不可能」「いざというときに頼れる人や仕組みなどを、心身ともに余裕があるときに準備しておくべき」ということについてお伝えします。辛すぎる…産後の追い詰められた精神状態第1子が4歳の時、第2子を出産しました。想定外だったのは、出産直後から夫が業務の都合上、半年ほど長期出張に行ってしまったこと。双方の実家は遠方で頼ることが難しく、いわゆるワンオペ生活になりました。私自身、「2人目だし、育児もどうにかなるだろう」と軽く構えていた部分がありましたが、実際は想像以上に大変でした。産後数週間の体で生まれたばかりの赤ん坊を抱き、上の子の保育園への送り迎えや家事をこなしていたのは、体力的にも精神的にも、かなり負担になっていたのだと思います。そんな状態が3か月ほど続いたある日の朝、自分の中で「プチッ」と糸が切れたのがわかりました。涙が止まらず、何もする気が起きません。「このままでは、明日どうにかなってしまう…」率直に、そう思ったのでした。夫は反対!?ベビーシッターを利用するまで実は私は、第1子出産の時にも、産後4か月のときに、精神的にとても落ち込みました。初めての育児で右も左もわからず、とにかくいろんなことに悩み、ちょっとしたことで涙が止まらない状態が続きました。妊娠前はまったく泣かなかったのに、出産後は何度も泣くようになった私を見て、夫は異変を感じたようです。出産直後から育児には比較的協力的な夫でしたが、そこからは、育児や家事にもより一層積極的に参加してくれるようになり、その状況を乗り越えました。第2子を妊娠した際、「もしかしたら、産後にまた同じ状況になるかもしれない」と不安を感じたので、産後サポートやベビーシッターについて調べました。というのも、私の妹が学生時代から幼児教育を学び、ベビーシッターをしていたことや、海外の友人達もベビーシッターを頻繁に使い、リフレッシュしながら上手に育児をしているというのを知っていたので、私自身はベビーシッターを利用することに抵抗がなかったのです。しかし、夫は、「家の中に知らない人を入れる」「他人に子どもを預ける」ということに抵抗感をもっていて、ベビーシッターの利用には否定的でした。ベビーシッターを利用後の私と夫の心の変化第2子出産後、夫は長期出張で不在、実家も遠く、頼る先がない私は、極限の精神状態。「もう、これは必要な支援を使う時が来た」と本能的に感じました。念のため、出張中の夫には、自分の状況を伝え、「ベビーシッターを利用したい」と話をしました。夫は遠方にいて育児を直接担えないので、利用を認めざるを得ない状況だったのが正直なところでしょう。その後、意を決して産前に登録していた市のファミリーサポートに電話しました。とにかく本当に辛かったので、電話をかけながら私は泣いていました。窓口の方が私の緊急度合いを察してくれたのか、「本来は数日前の依頼が基本ですが、明日対応可能な人が見つかったので、いかがですか?」と提案してくれました。ベビーシッターの利用自体が初めてだったので、2時間だけ依頼することにしました。その2時間で、私は子どものいる女性が運営しているマッサージ店に行きました。インターネット上で探したのですが、とにかく誰かにこの状況を聞いてほしかったのだと思います。お店への移動時間も含めて2時間しかありませんでしたが、気持ちの張りつめとともに全身凝っていたようで、マッサージ店に行くことで、心も体もかなりリラックスすることができました。2時間後、子どもの元へ戻る足どりは、今までのものとはまったく異なり、軽やかなものでした。預けている間の子どもの様子はとても落ち着いていたとベビーシッターさんから聞き、安心しました。子育てをしていくなかで、夫婦だけではどうにもできない状況もあること、ワンオペ生活が続くと、精神的に辛くなってしまうこと、そしてその状況が長く続くことの危険さを、今回の件で身をもって感じました。夫婦ともに「自分たちだけでどうにかしようとするのではなく、必要な時には必要な支援を募ろう。親が落ち着いた気持ちで子どもと向き合えることは何より大切」と思うきっかけになりました。突然来る「いつか」のために、「育児の駆け込み寺」を用意しておこう今回のできごとを経て私が思ったことは、以下の2つです。1.育児はひとりで抱え込まない2.もしもの時のために、心身ともに余裕があるときに、育児の相談先やベビーシッターも含めた育児の担い手のアウトソーシングなどを準備しておく出産前後だけに限らず、育児は自分が想像している以上に気力も体力も使います。必要な時には必要な支援をすぐ求められるように、余裕のある時に「いざというときの駆け込み寺」を用意しておくとよいと思います。なお、ベビーシッターの金額は、私が市のファミリーサポートを利用したときは1時間800円程度でした。民間団体を利用したときは、1時間1500~2000円程度。住んでいる自治体や勤務している会社から補助金などが支給される場合もあるので、ぜひ調べてみてください。育児は楽しいこともたくさんあります。しかし、ある日突然「辛い」と追い詰められてしまうことも起こり得ます。「私は大丈夫!」とは思わず、夫婦で話し合い、できる準備から始めてみることをおすすめします。<文・写真:ライターnanahi>
2019年09月26日育児は24時間年中無休。そんな毎日のなかで、育児と家事を頑張りすぎて何が1番大切か忘れてしまうほどでした。私の場合、実家が遠く夫は自営業で多忙なので、常にワンオペ状態でとてもつらかったです。今回はそんな状況下での育児体験で気付いたことや私の気持ちの変化をご紹介します。 ワンオペ育児に追われ気づけばボロボロに毎日の育児や家事であっという間に時間が過ぎていて、気づけばもう夕飯の支度をしなきゃいけない時間……。 朝から元気でパワフルな子どもを相手にしていると、自分に使える時間はほとんどないし休める時間もなかなかありません。 そんな毎日のせいか、ちょっとしたことでイライラすることが増えていきました。私の場合、実家や夫に頼ることができない環境なので、子どもが熱を出したとき、入院したとき、どんな状況であってもひとりで全部乗り越えてきました。 イライラが頂点に! ついに爆発!全部をひとりでこなすことは本当に大変で、仕事を頑張ってくれている夫にさえ感謝できないくらい気持ちに余裕はありませんでした。いつしか「なんで私ばっかりこんなに大変なの。逃げ出したい」そう思うようになっていき、私はついに爆発してしまいました。 まだ2歳にもなっていないわが子に怒鳴ってしまったのです。息子はびっくりしたようで号泣してしまい、そんな息子を見て自己嫌悪になり、気づけば私も泣いていました。どうしたら良いのかわからず息子を抱きしめ、そのときはただ泣いて「ごめんね」ということしかできませんでした。 反省、そして思ったこと少し時間が経って冷静になり、そこで初めて「こんなにストレスが溜まって爆発して息子を悲しませるくらいなら、いっそ頑張らなければ良いんだ!」「もっと休んでラクして二度と戻ってこないこの時期を楽しもう!」と思うようになりました。子どもは笑顔のママが一番大好き! ママが笑顔になることがとても大切! まずはママである私が笑顔になれる環境作りをすることが大切なんだと感じました。 その経験から、イライラしそうになったら家事や育児は手を抜いて、ママと子どもが笑顔でいれるようにしようと思いました。少し部屋が散らかっていてもすぐには片付けず寝る前にまとめて片付けたり、食事を1食だけレトルト食品にして家事の負担を減らしただけでだいぶ体力的にもラクになり、イライラする頻度も減りました。 そして、本当に大変なときやつらいときは夫に助けを求めることも必要だと思うようになりました。とにかくひとりで抱え込まないようにしよう! と思います。 著者:八木あかね一男一女の母。二人目出産を機に保険代理店を退職。夫が忙しい為、ワンオペになりがち。1年間専業主婦に徹するも、現在は自身の出産や育児の経験を活かしライターとして活動中。
2019年09月04日4歳と1歳の兄弟を子育て中のゆきです! こちらの連載では2人目(次男)を妊娠したときのことを書かせていただいてます!■夫の「家事をしない」問題、今までどうにかなっていたけど…突然ですがうちの夫はほぼ家事をしません。家にいるときにお風呂に入ろうかという時間になればお風呂を洗ってくれたり、ご飯の前にテーブルの上を片付ける…など簡単なものをやることもありますが「これは必ずやる」という家事はありません。今まで散々話し合いましが…私がとにかくせっかちということもあり、毎回「もう!私がやる!」という結果にいたります。しかし、自分でやれるのは元気な時の話。それまではゆるく最低限の家事をやっていたのですが、2人目妊娠中はつわり、坐骨神経痛、痔…などなど最低限のことすらやることが難しくなりました。■2人目妊娠中、家事と育児を回すには今まで家事をやっていなかった夫に頼んでも満足のいく家事をしてもらえなかったり、私のやってほしい時間にしてもらえなかったり…。かといって昔からの「家事は私がするべき」という思いも自分の中にあり、強く言うこともできませんでした。家事は頼れませんが、育児に関しては頼れる子煩悩な夫。不慣れな家事を夫が時間をかけてやるよりも、夫と子どもが遊んでいる間に私ができる範囲で家事している方が楽、という気持ちも大きかったので自分でやることを選択しました。そこで…私は便利家電を買うことを選択しました。■家電を買うという選択もともと乾燥機付きの洗濯機を使っていたのですが、シワになるためあまり使ってませんでした。これを機にタオルや下着だけは乾燥機を利用するようにし、他にも新たにハンディ掃除機、食器洗乾燥機、布団乾燥機を購入。さらにこちらは2人目が産まれてからですが、ロボット掃除機と洗濯物を室内干しするために除湿器も導入しました。その結果、妊娠中だけではなく産後も本当に助けられています。初期費用はかかりましたが、産前産後のストレスがかなり軽減され、その価値は十分にあったと思います!こうして見ると全く手伝ってくれないダメな夫のようですが、家事が苦手だからこそ、そのありがたみもわかるようで…と言葉をかけてくれます。また食事が手抜きだったり、2日間同じメニューだったり、掃除ができなかった日があっても全く文句を言いません。産前産後のタイミングで家事の分担を行わないことに賛否両論あるとは思いますが、「家事を自分のタイミングでやりたい」私にとってこの判断はベストだったと思います。家電のおかげもあり我が家は円満、 便利家電の導入はひとつの選択肢としてアリだと感じました。ようやく確立した理想の家事スタイルですが、私はまだ夫に家事をしてもらうことを諦めきれていません。子どもが大きくなったら一緒にご飯を作ってくれないかな~と今から期待しています(笑)
2019年06月27日以前妊娠初期症状の記事をかきましたが、その後のことです。長女を妊娠したときに、つわりで薬剤の匂いがダメになりました。また私は以前、前かがみの姿勢をしているときに流産をした経験があったことから、お風呂掃除をするのに抵抗がありました。夫をたよりたかったのですが、いつも私が家事をしていたせいか、すぐにうんとはいいませんでした。つわりのつらさは、なかなか夫には伝わりませんでした。家事をワンオペでするのが肉体的にも精神的にもつらくなり、つわりもひどかったので、しばらく実家へもどることにしました。・・・そして、実家へもどったときのことですが、私は出血してしまいました。それは生理みたいな出血でした。血に染まったトイレットペーパーを見て青ざめました。もう完全にだめだと思いましたが・・・実母につきそってもらい、病院へ行って確認すると、赤ちゃんは無事でした!けっこうな量の血が出ていたのですが、出血しても、かならずしも流産になるとはかぎらないと知りました。そのときに私は考えました。今、私が優先すべきなのは家事をきちんとすることではなくて、自分の中に生まれた命をちゃんと守りきることだと。そう思って、そのときは実家にたよることにしました。・・・そのおかげでわが家には、現在小学校3年生になった長女がいます。あのとき赤ちゃんを一番に考えて、無理をしないようにしてよかったなと思っています。※この体験記に記載された症状は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年05月01日ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは。どうも、こっさんです!さて、 前々々回の記事 (笑)で、夫の「家事分担プロジェクト」なんて言っていましたが、今回のテーマは「お風呂入れ」です。皆さん、子どもとのお風呂は壮絶じゃないですか?子どもが複数いるとさらに壮絶になるし、季節で言えば冬は風邪をひかないように風呂上りが超特急になって壮絶だし。とりあえず壮絶ですよね?さて、今回のお話は現在9歳の長男タロスと、8歳の娘キノコが2歳と1歳の小さかった頃のお話。まず夫に言いたいことは…ということ。この時期の夫は、帰宅が21時ごろで子どもたちを20時には寝かしていたので、平日のお風呂は完全に私の仕事でした。代わりに休みの日は夫が2人を入れてくれるのですが、なんていうんだろうね? あの~…言っちゃ悪いけど、本当にお風呂に入れるダケなんですよ。。。わが家は夕食前にお風呂というルーティンができているので、みんながお風呂に入っている間に私は夕食を作ってしまいたいのですが、まぁすぐ呼ばれるよね。これが本当に苦痛で…!煮物とかならまだいいけど、揚げ物しているときの中断って思った以上につらくないですか? 私だけかな?とにかくやっていることを向こうのペースで止められるのがしんどい! もう! もっとタイミング見計らって! って思うこと多し(そんなん無理や)もっといえばなんか知らんけど、風呂上がりの子どもたちって謎のテンションじゃないですか?何が楽しいのか分からないけど、めっちゃくちゃテンション高いしキャッキャキャッキャと大喜びで、それをなだめながら急いで保湿して服着せなきゃってなるのがしんどい。とてもツライ。ナニコレ。ってかよく考えたら、そのあいだ夫はゆっくりと1人入浴タイムを楽しんでるわけですよ。待って待って、夫は平日だっていつも1人でゆっくり入ってるのに、もう! お風呂入れるなら全部自分で最後まで責任もってよね! という怒りが、余裕がない時は沸々と湧き上がってくるのです。思うよね。休日は穏やかに過ごしたいと思ってるのに、結局平日と変わらない慌ただしさ!!そこで、こっさんは考えた。「そうだ、逆に私がお風呂に入れよう!」と(笑)子育ての喧騒を離れ、たまには私もゆっくり湯船につかりたい。平日は諦めるから、休みの日くらいいいよね? 夫、休みの日くらい私の大変さわかってくれよ。もちろん風呂上がりに「あれもやってない! これもやってない!」と夫にイラつきたくないので、子どもたちを出すときに「保湿クリームを塗って、パジャマ着せて、お水飲ませてね! 急いで」とやること全て言って渡します(笑)だって子どもたちが風邪をひいたら大変ですもんね(笑)とにかくゆっくりお風呂に入れたら平日の疲れる取れる気もするし、ぜひ試してみてください。でもしばらくしたら子どもたちが「ママ―」って逐一やってくるけどね(笑)
2019年03月28日我が家の旦那は繁忙期になると土日も仕事の為、必然的に何週間も娘が起きてる時間は、2人きりの生活になります。娘も4歳になりだいぶ楽になってきたものの、1人で家事育児をこなしていると、やっぱり段々とストレスが溜まっていきますが、そんな時によくやるのが、家事を放棄した娘との全力デートです。毎日おままごとや人形遊びを延々やっているのって、いくら子どもが好きでもしんどくないですかっ!?この間は30回くらい、着せ替え人形で人魚姫の再現をやりましたけど…しかも母は、人魚姫の友達の人魚役…誰…?ママっ子で家にいる時は常にべったりな娘なので、自宅にいるより外に出かける方がお互いの為になるなと思っています。それに外出すると体力を消耗してくれるので一石二鳥!イケメンは素早く効く(大事な事なので2回言いました)。勿論子どもが一番大切で、なにより大好きですが、他にも好きな事があると、ストレス解消がはかどると実感しています。色々な場所に出かけたり、知らないものを見聞きすれば、子どもの興味が広がるかなと言う思いもあり、行きたい所ややりたい事を諦めないように方法を模索しています。これからも子どもの体調や年齢、場所の雰囲気やルールを考慮しつつ、色々な所に出かけたいです。今年は音楽フェスに親子で参加しようと計画中。
2019年03月05日平成も終わりを迎える2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。■第1話 休日のショッピングモール2歳でこんなにお話上手なの!? と驚いたちさとでした。>> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年03月01日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「2人目育児の大変さたるや…! 上の子を叱ってしまったあの頃とその後」 で、アンケートを実施。育児で大変だったこと、そして“その頃の自分に言いたいこと”を、答えてもらいました。子どもはひとり育てるのだって大変。毎日寝不足になりながらの授乳やらミルク、イヤイヤ期が始まるとお出かけ先でも大暴れ、そして離乳食…。次から次へと悩みが起こり、どうすることが正解なのかわからずに、突き進まなくてはいけません。とくにママが抱えがちとなってしまう、子どもが小さいときの育児のしんどさを経験したママたちは、子どもたちが少し大きくなって落ち着いたとき、何を思うのでしょうか。■子育てに完ぺきを求めがちなママたちへちゅいママさんは現在3児の母ですが、「2人目が生まれてからの1年間が一番自分自身と葛藤した」と言います。やることはたくさんあるのに、手がまわらない。人手不足で「ヘルプミー!」状態だったとか。しかしそんな人手不足の状況でも、新米ママは手を抜いたり、ラクをしたりするのが苦手だということがアンケートからわかってきました。コメントでは、そんな一番苦しかった時期を思い出し、当時の自分に「もっと手を抜いてもいいんだよ、と言ってあげたい」というコメントが多数寄せられたのです。2歳娘と0歳双子を育児中です。もともと神経質な私。潔癖症だったので(過去形)娘が生まれてからは、毎日掃除機とアルコール消毒してからじゃないと外出できなかった。だから娘が起きる前に早起きしてせっせと家中掃除。あの頃の私に言いたい。「毎日アルコール消毒せんでも双子は生きているよ。もっと寝な! もっと手を抜きなされ!」と。いまではアルコール消毒なんてやる気にもなりませんが、みんな元気です。初めての育児。変にこだわって離乳食を手作りにしていた。目の前でギャン泣きしているわが子がいるのに、必死に。次男、そして、いまは末っ子7ヶ月を育児しているけど、ご飯作るより子どもの相手をしている私。離乳食は別にレトルトでも平気って思えるようになりました。1人目のとき、毎日同じタイムスケジュールで動いて、予定が少しでも狂うとものすごく自分が不機嫌になっていました。けれど、2人目が生まれて生活時間はおろか授乳間隔ですら適当になりました。もっと肩の力を抜け、と言いたい。子どもは親が必死にならなくてもある程度は育つよ、と。おかげで1人目はルーチンで動く方が落ち着く子になりました。子どものこととなると、「●●すべき」「●●であるべき」といったハードルをみずから作ってしまい、“手を抜けず”“譲れず”自分の首を絞めてしまう。ママ歴が長くなり、さまざまな経験を重ねていくと余裕も出てきて手抜きの仕方がわかってくるようですが、最初は完璧を追い求めすぎてしまうことが多いようです。■つらい“今”はいつか終わる。自分だけという不安は持たないで筆者は息子が生まれて間もない頃、睡眠不足が続き「私にはもうゆっくり眠れる日が訪れないのかもしれない…」と思ったのを覚えています。「夜間授乳がなくなれば今より眠れるようになる」と聞いていましたが、“今”が永遠に続くように感じていて、悲観的にしか考えられなかったのです。コメントの中でも、そんな果てしない不安に襲われていた過去の自分へのアドバイスがありました。イヤイヤ期は終わりが来る。何であんなに泣くのか理解できなくて毎日一緒に涙を流してた自分に、出口があることを教えてあげたいです。「明けない夜はない」です。ひとつ解決したと思えば、あらたな悩みや不安や心配事がやって来る育児ですが、渦中にいるときはいつまで続くのか? 永遠に解決されないのか? と泣きたくなったものですが、あとから振り返れば点のような短期間だったなと思います。必ず闇から抜け出て、進化を遂げるのです。あと、コレってうちだけ? という不安は持たなくて良いということ。ほかのお宅も言わないだけで似たりよったりの問題や不安を抱えていると思えるようになりました。ウチだけ苦戦して、よそのお宅はスマートにこなしているように見える「だけ」です。次から次へと出てくる悩みや心配事。解決されれば悩んでいたことすら忘れてしまう…なんてこともありますよね。でも、そのひとつひとつに向き合った経験が、親子の絆を強くしたり、ママの力になっていくのだと思います。■大丈夫! 子どもたちの生命力を信じよう一方、過去の自分に“反省”“後悔”しているママもいました。お風呂上がり。わが子泣いてても死ぬわけじゃないよ。そんな慌てて服を着せなくても大丈夫。それより自分のお肌。化粧水くらいつけてあげて。細胞が死んでるよ!もうちょっと、自分の体をメンテナンスしたほうがいいよ。それが結果子どものためになるから。わが子を優先しすぎて、自分をおろそかにしたこと。悲しいですが、数年後のお肌や体調にはしっかり出てきちゃうものなんですよね。また、こんな反省コメントもありました。「いまは見守っておこう! お口チャック! 好きにやらせてあげて!」。長女のとき、私があれこれ神経質になりすぎて子どものやることにいちいち口を出していました。黙って見守ることがあまりできなかったんです。そんな長女は現在5歳ですが、慎重派というか何をするにも“おっかなびっくりな性格”に。やっぱり私の影響ですよね…? 最近はチャレンジ精神で大胆にぶつかっていくことも増えてきていますが、赤ちゃん時期からもっと自由に何でもやらせてあげれば良かったなと思っています。「母乳にこだわらなくてもいいよ。離乳食も、市販のものでいいよ。世の中のすばらしいお母さま方は、しょせん他人。子どもの母親は、あなただけ。他人の意見に惑わされないで」と、伝えたいです。子育て中のママは、子どもの危険や体調にかかわることに対して神経質になったり、他人の何気ない一言にすごく敏感になるものなのではないでしょうか。よく考えるとそんなに心配するほどのことではなかったのに、不安を止められない…。ほかに「汚れてもいいから、もっと外で遊ばせればよかった」「先回りしすぎて、挑戦できない子に育ててしまった」というコメントもあり、ママたちがいろんな思いに揺れながら子育てしていることが垣間見えました。■あのときがんばったから、今のわが子がある今、つらくてつらくて、ちょっとでも多く寝たくて、逃げ出したいと思っているママは、たくさんいると思います。でも、今の自分の姿を、未来の自分はきっと覚えているはずです。力抜いて。風呂に入らなくても、ご飯食べなくても、死にはしない。がんばっているね。私はあなたががんばってるの、知っているよ。ありがとう。がんばっている! あんた、ほんまにがんばっている! 上の子は寝えへん子やし、激しい子や。無理して寝かしつけへんでもええで! 毎朝、決まった時間に起こせば良いから。幼稚園入ったら、ひとりで寝るようになるし。でも、今あんたががんばってくれたから、10年後のこの子は何でも食べられるし、ひとりで起きられるし、転勤族で転校も何回もしているけど周囲となじむのが早いし、妹弟にはキツイけど、よその子には優しいお姉ちゃんになっている。ええ子に育っていると思う。もう一回言うで! ほんまあんた、がんばっている!いつか大変だった頃を思い出して、上記のコメントのように自分をほめたり、感謝できたらステキですよね。もちろん後悔することもあるでしょう。でも、無駄なことはないと信じたいです。毎日のひとつひとつの積み重ねが、ママを、そしてわが子を作っていくのですから。子どもが低年齢の、いわゆる“子育てが大変な時期”のママの心理が見えた今回のアンケート。家庭という小さな空間で、だれに見られるわけでもなく、だれかがほめてくれるわけでもなく、ただひたすらわが子のためにお世話をするママ。本当にすごいと伝えたいです。必死になりがちですが、少しずつでも力を抜いたり、ラクする方法を取り入れながら、子育てを楽しんでいけたらいいですね。Q. 育児について「過去の自分に言いたいこと」を教えてください。回答数:86アンケート集計期間:2019/1/10~1/18
2019年02月07日はじめまして! 育児絵日記「だいごろうの1日」というブログを書いている「あざみ」と申します。この度、ウーマンエキサイトさんで連載させていただくことになりました。今回は記念すべき第1回目! というわけで、私の家族についてお話したいと思います。我家は、4歳・3歳・0歳の男の子三兄弟がいます。4歳の長男「だいごろう」は、とても優しい性格でいつもオカンの事を助けてくれる、頼りになる存在です。…たまにダークな一面を見せることがありますが、ま…ほんとたまになんで。気にしないでください!続きまして、3歳の次男「こごろう」です。とても元気で明るくて活発。家族を笑顔にしてくれる存在です。…時にオカンから笑顔を消し去る存在でもあります。あ! でも3歳だしヤンチャでもしょうがないわよね。ウフフ。0歳の三男「さぶろう」は、我家の癒し要素。とにかく可愛くて目に入れても痛くないとはこのことです。…本当に目に入れると痛いですけどね。不慮の事故! わざとじゃないし赤ちゃんだからね、平気平気!そして忘れちゃいけない、うちの大黒柱「オトン」。家族の為に毎日仕事を頑張ってくれる、とても頼りになる存在。…その仕事で年中忘年会かってくらい飲み会多いし、ワンオペ率高めだけどね!ええなぁ! こちとら1日頑張ったささやかなご褒美に家で1人缶ビール開けたが、子育てでドタバタしてるうちにビールがぬるくなってるよ! ぬるくてマズいよ! オイ!私も都会で3軒くらい飲み歩きしてぇよ!…ハッ!やだ私ったら、取り乱しちゃった。これは失礼いたしました。最後にこんな素敵な家族と共に過ごす私が、オカンの「あざみ」です。家事に育児に奮闘して、毎日がキラキラでハッピーなピッチピチのアラサーです!え、後ろにあるのは何かって? 畳むのがめんどくさくて、ずっと放置している洗濯物なんかじゃないですよ?というわけで、第1回目だし格好つけたくて「よそ行きバージョン」でお送りしましたが(隠しきれてないけど)普段は、こんな家族のカオスな日常を包み隠さず紹介していきたいと思います。どうぞ来週もお楽しみに!
2019年01月21日「生活費と家事の分担は比例でしょうか」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。同棲中の彼との家事分担について、不満を抱えているトピ主さん。以前、共働きをしていた頃は、彼も幾つかの家事を担当してくれていたものの、今は脱いだ靴下ひとつ片付けないそうです。同棲によって彼の支出は増えておらず、「お小遣いを頂いているわけではない為、養われている感覚は薄い」とのこと。「生活費を出してもらっている上で家事もしてほしいと思うのはやはり図々しいでしょうか」と問いかけています。「私ができるのはここまで」というラインを明確にしようトピ主さんは、介護を理由に一旦退職したものの、株配当などで現在も収入があるとのこと。今は教習所やボランティア活動で多忙だし、近々再就職先も決まっているそうです。以前は互いに得意な家事を負担しあえており、きれい好きなところも彼の好きなところだった。しかしトピ主さんが退職して以降、「脱いだ靴下は脱ぎっぱなし、出された料理のお皿も出しっぱなし、ゴミは何日でも無視」という状況になってしまったといいます。「どんなに私が忙しくても、在宅雑務だと暇なように思われるのか」とのことですが、トピ主さんが「やってしまう」ことで、彼に「やってもらえる」と思われてしまった可能性を感じました。家にいる時間が長くなると、家事の必要性にも先に気づきやすいですよね。渋々でもトピ主さんが多くの家事をやっていた結果、彼は「自分がやらなくても大丈夫なのだな」と理解してしまったのかも。トピ主さんが再就職すれば状況も変わるかもしれませんが、おそらく一緒に暮らしたことで、以前より二人の関係に緊張感がなくなっていることも影響しているのでしょう。家庭運営には、双方の「意思」と「合意」が必要そもそも、「片方は家事(+育児)、片方は仕事」という分担で円満にやっていけるのは、(A)双方に「共に家庭を作っていこう」という“意思”があり、(B)双方が「分担するのが家庭にとって合理的だ」と実感できている場合に限られるように思います。同棲は(A)を満たしていないですよね。投稿にも「一生養われる夫婦であればまだわかりますがただの同棲です」という一文がありますが、何の約束もないまま負担を強いられているからこそ、いっそう不満が募っているのでしょう。このまま一緒に暮らしていても嫌悪感を募らせるだけならば、思いきって一旦、同棲を解消するか、結婚について具体的に話してみるのもひとつです。その際には、ぜひ「お互いに合理的だと思える家事と生活費負担のバランス」についても話し合い、折り合えるポイントを探っていきましょう。今は変化の過渡期。どうすればうまく家事分担できる?2016年に総務省が行った「社会生活基本調査」によれば、共働き夫婦が担う家事の一日の平均時間は夫14分、妻180分。家庭差はあれど、男女の家事負担のアンバランスは、先進国のなかでもかなり特異なようです。「家事は女性がするもの」と認識している人がまだまだ男女共に少なくない現在の日本で、この価値観や習慣を変えるのは一朝一夕には難しいですよね。男女それぞれが自立した生活習慣と経済観念を持つことが必要ですし、会社の仕組みも変わらなくてはなりません。少しずつ変化も見られていますが、言ってみれば、今は価値観や制度の“過渡期”。だからと言って、諦めずに自分の家庭だけでもどうにかしたい!と思うなら、とにかくよく話し合う習慣をつけることが一助になると思います。日本はハイコンテクスト文化の国で、「察してほしい」「言わなくても分かるだろう」「交渉や議論が苦手」という人が多いのは事実。「今ある不満や感情をぶつけるため」ではなく、「人生のパートナーとして、どうしたらこの問題を解決できるか」という視点から何度でも話し合い、双方が譲歩できる形を探していく。時間はかかりますが、そうした地道なコミュニケーションこそが、良好な関係維持を支えてくれるでしょう。今のトピ主さんたちの場合は、「二人のための話し合いや努力ができる相手かどうか」ということを、同棲を通じて見ていってもいいかもしれませんね。応援しています。(外山ゆひら)
2019年01月14日「平日の夫の帰りは、子どもが寝た後」が基本の平日ワンオペの筆者です。2人目を出産後一番気になったのは、「あれ、お風呂ってどうやって2人一緒に入れるの⁉︎」ということ。そこでまわりの2人目ママたちにアドバイスをもらいつつ、実践してみて思ったことをお伝えします。いつから一緒に入れられる?まず2人目の赤ちゃんが、首すわり前か後かが一番の分かれ道のようです。赤ちゃんが首すわり前の場合首すわりまでは、別々に。赤ちゃんは、通常生後1カ月検診を終えたあたりから大人と同じお風呂に入れられるようになりますが、2人目赤ちゃんは、首が完全にしっかりしてくる3〜4カ月までは昼間にベビーバスを使う人が多いよう。また、首すわり後もサイズと重さで辛くなる6カ月ころまではベビーバスを活用するママも多くいました。昼間であれば、上の子が幼稚園や保育園に行っている場合はゆっくり入れられることができますし、上の子が家にいる場合でも、すぐそばで入れられるので両方から目を離さずにいられます。赤ちゃんが首すわり後の場合上の子がどのぐらいしっかりしているかによるところはありますが、「首がしっかりしてきた赤ちゃんと、ひとりでお風呂場で立つことができる上の子」という条件が揃うことが大事。上の子がまだまだお風呂場でひとりで立つことに不安がある場合は、部屋の中にベビーサークルなどを置いて安全を確保した上で、2人を別々に入れる方がいいようです。わが家のお風呂タイムの流れは私が、「首すわり後の赤ちゃんとひとりでお風呂に立てる上の子」をお風呂に入れる時の流れは以下の通り。赤ちゃんは、動かない月齢のときは、室内で待たせておきました。動きまわる月齢になってからは、お風呂のそばにバウンサーなどを置き、目の届くところに固定。もしくはバスチェアやベビーソファなどを使い、一緒にお風呂に入れるように。上の子とママが身体を洗ったら、赤ちゃんを洗います。上の子を少しでも湯船で待たせるときは注意が必要。その後、全員で湯船に。全員で上がって、赤ちゃんは冷えないようにタオルでグルグル。赤ちゃんの動きに注意しながら、上の子をタオルで拭いて、保湿剤などをつけて寝間着を着せます。同様に赤ちゃんも拭いて、保湿剤などをつけて寝間着を着せ、2人の着替えが完了。その後、急いで私の着替えとケア、という感じ。この一連の流れ…書いているだけで疲れました(笑)。ここまで書いて改めて思うことは、ママはまったく余裕なしで忙しすぎる!そこで、わが家の日々のお風呂タイムを助けてくれているお役立ちアイテムを紹介します。お役立ちアイテム・ママにお役立ち「タオル地のガウン」出たり入ったりを繰り返したり、すぐ洋服を着ることができないママは、吸水性の高いタオル地のガウンなどがあると助かります。・上の子にお役立ち「キッズ用バスローブ」ひとりでは着替えができない年の子の場合はバスローブがあると、ささっと着せてその間に赤ちゃんのケアができるので、先に簡単に拭いて暖かい室内で遊んでいてもらうのもアリ。もちろん、その反対で赤ちゃんにバスローブを羽織らせて上の子を先に着替えさせるのにも使えます。・赤ちゃんにお役立ち「バスチェアやベビーソファ」はじめから一緒にお風呂に入れてしまう場合は、バスチェアやベビーソファなど、お風呂で固定して座れるものがあると便利。座らせている間は冷えないように都度お湯をかけるなどケアが必要です。「バウンサーやハイ&ローチェア」途中からお風呂に入れる場合には、風呂前に置いておけるバウンサーやハイ&ローチェアが便利。タオルを敷いておけば風呂上がりはそのままのせて固定ベルトをつけるだけで、少し待っててもらうことができます。書き出すだけで、疲れてきてしまうワンオペ母と乳幼児2人のお風呂ですが、日々成長する子どもたち。思わぬところで助けてくれたり、いきなりラクになったりすることもあります。大変な今を過ごしているママたち、この時期を一緒に頑張りましょう!<文・写真:フリーランス記者水玉445>
2019年01月06日■自分なりに考えていた子どもへの愛情の伝え方■育児は褒められることが少ないから…誰かに認めてもらうコトって、生きてくうえでとても大切なことだと思うんです。パートナーでも、身内でも、友達でも、知り合いでも、ひと言でいいから「頑張ってるね」って言ってもらえたら、それだけでとてもうれしいことだと思います。私は単純だから、それだけで明日も頑張ろうって活力がわきます。ワンオペで大変な親御さん、夜泣き対応で眠たい親御さん、イヤイヤ期で大変な親御さん、反抗期で大変な親御さん…。頑張ってる! 頑張ってるよね! 私も頑張ってる!そして、また明日からも頑張りましょう! 私も頑張ります!
2018年12月21日子育て中のママたちにとって、わが子と過ごす1日のスケジュール管理は、重要タスクのひとつ。「眠い」、「お腹減った」、「まだ遊びたい」…。子どもの要望とうまく折り合いをつけながら、日々の進行管理を行うものの、ささいなことでリズムが狂い、すべての予定が噛み合わなくなることもたびたび。負のスパイラルにハマり、気力・体力を使い果たした結果、精神的に追い込まれるママたちは決して少なくないでしょう。そんな育児の苦しみや抑えがたい苛立ちと格闘する母の姿を描いた育児漫画がインスタグラムにアップされ、今もなお話題を集めています。漫画を描いたのは、コミックライターのねここあんな。( @necoco_anna )さん。「私の中には、鬼がいる」インパクトのある言葉から始まる この作品 は、ねここあんな。さん自身の体験がベースとなっており、多くのママたちにとっては、決して他人事とは思えないような衝撃的な内容になっています。■夜、寝ない…それは母親にとって想像以上の地獄ことの発端となったのは、子どもが夕方に昼寝をしてしまったことで、眠りのリズムが狂ったというささいなことでした。しかし、どんな小さな出来事であっても、致命的な問題になってしまうのが育児の辛い現実。結果、その日を境に就寝時刻は遅くなり、息子は朝から睡眠不足でイライラ、いつもよりもイヤイヤが激しくなることにつながったといいます。育児と家事で日々精一杯の母は、子どものイヤイヤと向き合うための多大なるパワーを消耗し、さらに体力を回復させるために必要な自身の睡眠時間さえ削られる始末。疲れているのに、眠れない…、そして繰り返される授乳。育児のつらさのひとつには、寝たいときに眠れないというストレスとともに、心の余裕をなくし、「自分」が「自分」でいられなくなるという想定外の苦悩を味わうこともあるのです。■もう限界…母の苛立ちが爆発したあの瞬間のこと夜寝ないわが子との日々から脱すべく、母は息子の昼寝を短く切り上げ、午前中もお昼寝後も精一杯遊ばせるなどの努力で乗り切ろうとします。しかし、そのぶん家事はまったくできず、しわ寄せが起きることに…。そんなある日の夕方、子どもの食事、お風呂と段取りを組んで、進めようとする母に対して、眠さと自分で食べたいけど食べられない…というイライラを募らせた息子が、激しいイヤイヤで応戦してきます。先にお風呂に入れたい母と眠いからおっぱいを欲しがる息子との戦いはどんどん激しさを増し、そしてついに…ずっとずっと我慢していたものが、おさえきれず、どうにも止まらなくなった瞬間。過酷な育児のなかで、ぐっとこらえていたのに、“我慢の紐がゆるんだ”一瞬のうちに、苛立ちが子どもに向かってしまったのです。してはいけないことだと頭では理解しているからこそ、ハッと我に帰り、子どもの顔を見たときに沸き起こる自己嫌悪や悲しみは、もはや言うまでもありません。■ご飯よりもお風呂よりも、もっと大切なわが子のこと苛立ちの限界を超えた自身の姿を“私の中には鬼がいる”と表現したねここあんな。さん。しかし、冷静に自らを見つめてみると、子どもの気持ちを無視して、頑なに育児や家事を進めようとした自分の行動に反省をおぼえます。そして母親の精神状態が、いかに子どもへの態度に影響し、育児に影をおとしてしまうのかについても深く理解するのです。我が子は常にかわいくて、愛おしい存在だ。それは揺るがないけど、「かわいい」も「大好き」も「愛してる」も余裕がなくなると伝えられなくなる。出典: @necoco_annaさん Instagramより 母親だって、人間。ギリギリまで気持ちが追い込まれ、心の余裕をなくせば、わが子への愛さえもうまく表現できなくなることだってあります。母性本能は、決して無敵なものではないのです。そしてインスタグラムの投稿文には、漫画を投稿する際に、「これを見て嫌な気持ちになる人がいるのではないか」という複雑な想いを抱えていたことをつづっています。どうしようかなとか思ってたけど、こんな一日を含めても我が子を愛しいと思ったことに変わりはないし、もし今余裕がなくなってる人がいたとしたら伝えられることがあるかなーと思ってpostしました。出典: @necoco_annaさん Instagramより 母親の愛が神聖なものであることを期待する世の中の風潮がいまだあることで、現実とのギャップに苦しみ、さらに「私はダメな母親なのでは…」とママたちを追い詰めてしまうということもあります。しかし、ねここあんな。さんが描く漫画のなかには、ただきれいごとだけでなく、愛するがゆえの苦しみが生々しく描かれていることで、育児で気持ちが辛くなったママたちに「あなただけじゃないよ」と、強い励ましと心の癒しを与えてくれるのです。■ねここあんな。さんの連載がはじまります!そんなねここあんな。さんのコミックエッセイの連載が、いよいよウーマンエキサイトではじまります。家事に子育てにとがんばる母親としての等身大の日常は、きっと多くのパパママたちの心に寄り添ってくれるはず。ぜひお楽しみに!ねここあんな。さん2017年2月生まれの息子さんを育てながら、コミックライターとして活躍中。育児の辛いも楽しいも、正直に描いた育児漫画がインスタグラムで話題を集めています。●ねここあんな。さんのインスタグラム: @necoco_anna
2018年12月08日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「“ワンオペ育児です!”って言いにくい空気感、ないですか?」 で、ワンオペ育児に関するアンケートを実施。子育て世代のなかで“イクメン”が話題になり、パパの育児参加が増えてきているように感じる昨今。しかし、今回のアンケートで集まったのは、「つらい」「しんどい」「助けて」など、ママたちのSOSの声でした。大きな負担を抱え、肉体的にも精神的にも追い詰められるママたち。どうすれば、そんなママたちの心を軽くすることができるのでしょうか。■“ワンオペ育児”だと感じているママは約8割今回のアンケートで、「自分はワンオペ育児をしている」と感じているか、という質問をしたところ、「やや感じている」が42%、「とても感じている」が39%と、計81%のママが「ワンオペ育児をしている」と感じていることがわかりました。Q1. 自分は「ワンオペ育児をしている」と感じますか?やや感じている 42%とても感じている 39% 感じていない 18%その他 1%“ワンオペ育児”という造語が広まった背景には、自分も「ワンオペ育児にあてはまる」、「自分だけじゃないんだ」と多くのママたちが気づきだしたこともあるのかもしれません。■“ワンオペ育児”が生まれる状況ワンオペ育児とは、パートナーの不在などにより、育児や家事をひとり=ワンオペレーションで行うこと。単身赴任で普段からパートナーが不在だったり、一緒に住んでいても仕事でほとんど家にいない、実家が遠くて周りに頼れる人がいないなどが原因で起こります。アンケートからは、ワンオペ育児に陥ったさまざまな理由と現状が挙げられました。娘が7ヶ月のとき、夫は海外赴任。そこからワンオペ生活スタート。私にとって仕事は自分のひとつの側面だったので、保育園に入れて自分も仕事復帰する予定だったけど、育休のまま育児生活を継続。娘と二人きり、すべて家のことを自分一人で行う毎日はしんどいです…。24時間365日営業、しかも一人で。お風呂、ゆっくり入りたい~!!!夫は自営扱いの契約形態で、休みが月に2日だけ。自営扱いだから、断ること、休むこともできるけど、その分仕事も回って来なくなるからめったに休めない。出産してから1歳半過ぎぐらいまでずっとそんな感じで、2歳過ぎたいまは休みが月に3~4日ぐらいに増えました。保育所に預けられるようになったので、自分も働き、夫の休みを増やしてあげたいです。一方で、「ワンオペの方がいい!」というママもいました。8歳と、0歳8ヶ月の2人のママです。わが家はダンナが家事育児にほとんど参加しないので、普段からワンオペ+ダンナの世話みたいになっていますが、むしろワンオペの方が楽です。ダンナが出張で2週間いないときは、ご飯の用意など手抜きできて楽。育児についても意見が食い違うので、ワンオペ万歳ですね。寝かしつけや宿題の邪魔(その時間にダンナ帰宅)もないと本当に楽です。■他人が「ワンオペ認定」することにモヤモヤするちゅいママさんは、「自分はワンオペだ」と言いづらい世の中になってきた、という懸念を持っているといいます。「それくらいではワンオペとは言わない」などと、ママたちの間で他人の「ワンオペ」を認めなかったり、自分の方がもっとつらいと比べたりする空気感が生まれていると感じているようです。実際にママ友に否定されて傷ついた方の経験談も届きました。育休中の妻です。平日、夫は朝7時に家を出て、夜11時帰宅なので、息子の事は寝顔しか見る事ができません。両親も遠方のため、丸1日の育児家事の担当は母親である私です。いわゆる『ワンオペ育児』で、正直しんどいと感じますが、以前弱音を吐いた際に周りからは「それを知ってて旦那さんと結婚して子どもを産んだんでしょ?」「育休中ならあたり前」「甘い」と言われ、それ以降『ワンオペ』と言うことにためらいを感じ、弱音を吐く事を辞めました。それ以降、ワンオペつらいと言っている人がいると、なんだかモヤモヤしてしまいます。また「人によって状況も、受け止めるキャパも違う。だから比べることはナンセンスだ」というちゅいママさんの意見に共感する声も。人と比べない、というのがすごく良いと思いました! 自分も、周りもそう思っていれば追い詰められないかなぁと。パパはそれぞれの仕事や育ってきた環境で、どのくらい家事育児に参加できるかはバラバラですよね。うちはほとんど手伝わないのでイライラするときもありますが、その場合もほかのパパと比べずに、夫が良いのであって、ほかの人が好きなわけじゃないと思い、なんとか乗り切っています。自分にご褒美あげまくって、心に余裕を持たないと乗り切れないですけどね!笑ほかに「ワンオペに限らず、人と比べるとよりしんどくなるし、いいことがない」という意見も。「よそはよそ」と割り切れれば、精神的にはとても楽になれるのかもしれませんね。■なぜ“しんどい”と言えないのか今回たくさん集まったSOSの声。なかには「SOSと言いたいけど相手がいない」というコメントも…。“育児は母親がするもの”という考え方が根強いことや、ワンオペと言いづらいこと、夫に理解してもらえないなど、ママたちは“しんどさ”を口に出せない傾向があるようです。1人目育児の慣れないときに旦那に「しんどい・大変・イライラ」を全面に出したら「おまえだけがしんどいんか! 世の中のお母さんはしてるや!」と言われたことがあります。なので2人目のときに、「しんどいは言ったらダメ。がんばらないと!」と思いすぎて、しんどくなってしまったことがあります。だれとも比べず、しんどいときに「しんどい! 大変!」と言えることが大事ですよね。日本人は我慢や一生懸命が美学な所がありすぎて…。疲れますよね。うちの夫は自衛官で、1年のうち1/3ほどは家にいません。義実家は遠方、私の母は他界しており、近所に頼れる親戚もいません。ファミサポも一時保育に入れるお金の余裕もありません。「疲れた~、助けて~」と言って頼る人がいません。というかだれに言っていいものやら...。ワンオペ育児なんてだれもしたくない! なのに共感するママが多いって大問題だと思います。みんな余裕がなくてみんな疲れてるこの国はどうなっているんでしょうか。だれか助けて! 毎日そう心の中で叫んでいます。ママたちのなんと孤独なことでしょう…。ほかに、「旦那に負担かけられないから助けてと言えない」というママもいました。■ギリギリまでがんばるママたち出かける準備、お弁当、幼稚園や保育園の送迎、掃除、洗濯、買い物、食事の準備に後片付け、お風呂、寝かしつけ…。そんな毎日の育児や家事をひとりで担うのは、大変なこと。でも、もしその愚痴や、大変さを「助けて!」と言える“だれか”がいたら…。保育園のママと話をしていたら、じつは旦那さんが海外に単身赴任でワンオペでしんどい、と。私も旦那が泊まりの出張続きだったり、深夜帰宅だったりで気持ちがわかりすぎたので「なにか手伝えることあったら言ってね」と伝えたらぽろぽろ泣かれた。実際に何かを頼まれたことはまだないけど、みんなギリギリのところでがんばってるよなとあらためて思った。自分の気持ちをわかってくれるママ友、家族がいてくれたら、それだけで心が軽くなるのではないでしょうか。地域の保健師さんや児童館の先生、隣家の家族でも…。つらいときは無理をせず、だれかに「助けて」と言うことは、けっして悪いことではないはずです。もし、そのときには助けがなかったとしても、声に出せただけでも、きっと孤独な子育ては、変わってくるはずだと思います。そして「自分だけが大変なんじゃない」とわかるママだからこそ、他人のつらさはつらさとして認めていくことが、自分の「助けて」サインも気が付いてもらえる一歩となるのかもしれません。 Q2. 「ワンオペ育児」について、ご意見やエピソードなどを教えてください。回答数:214アンケート集計期間:2018/9/27~10/3
2018年10月11日ワンオペ育児という言葉…今となっては、いちいち「ワンオペ育児とは」と説明しなくても伝わるほど、浸透してきたように思います。このワンオペ育児という新単語は、今までどう表現していいのか分からなかった“1人での子育ての辛さ”を表してくれる言葉として、子育て世代に急速に広まりました。そして、広まったとともにさまざまな反応も見れるようになりました。「まさに私が求めていた表現だ!」と思う人もいれば、「あんまり好きな表現じゃない」と感じる人もいます。この「ワンオペ育児」というたった6文字に、様々な感情がぐるぐると渦巻いて語られるのですから、それだけ子育ては複雑な分野なんだと感じます。そして、今、新たに感じているのは「ワンオペ認定」の空気感です。■ワンオペ育児って名乗っちゃダメ!?どういうことかと言いますと、同じように夫が忙しく(または戦力にならず)1人で育児を頑張っている同士にも関わらず、「あなたはワンオペ育児とは言わない」と他人に判定されているような空気感のことです。不思議というか、人間のごく当たり前の流れなのかもしれませんが、ワンオペ育児という言葉が世の中に生まれた時には、同じ境遇の人達にとってまさに言い得て妙な言葉だったはずなのに、少し時が経った今、「あなたの場合はワンオペとは言わない」「うちこそワンオペだ」「あなたの言うワンオペと私のワンオペを一緒にしてほしくない」という、どちらがよりワンオペにふさわしいかというの「ワンオペ認定」が繰り広げられるようになった気がしています。わが家の場合は子どもが3人いる転勤族の共働き家庭です。夫は平日は帰りが遅いですが、家事の分担として、平日も土日も食器洗いをお願いしています。お休みは土日祝なので、出張がない限りは暦通りのお休み。ただし食器洗い以外の家事と育児全部は私の役目です。育児&家事の状況をどう受け取るかは、受け取る側の環境によって違ってきます。例えば、夫は朝から晩まで忙しいけれど、子どもは1人で、実家のそばで暮らしている専業主婦の人からすれば、もしかしたら、自分のこのレベルで子育てがしんどいとか、ワンオペ育児って言っちゃいけないんだって思ってしまうかもしれません。あの人に比べたら自分なんてまだマシだ、甘えちゃいけないと、自分のしんどさを封印してしまうかもしれません。また逆に、平日も朝から晩まで旦那さんが忙しく、土日もいなく、いたとしても家事なんてひとつもやらない旦那さんがいる奥さんからしたら、「お皿洗ってくれるだけいいじゃない! うちなんて何もしてくれないわよ」と「うちの方がもっとしんどいんだから、あなたごときがワンオペ育児と名乗らないでほしい」と感じてしまうかもしれません。■「大変さ」を比べても意味がないでも、これってどちらもキリがないですよね。子どもが1人の人は、「2人の人に比べたら…」2人の人は、「3人の人に比べたら…」専業主婦の人は、「ワーママに比べたら…」ワーママは、「シンママと比べたら…」比べ出したらキリがありません。「あなたよりも、私の方がもっと大変」「だからあなたはまだマシよ。あなたはワンオペ育児とは言わないわよ」と声をかけることで、一体何が生まれるというのでしょう。大変さを比べて比較することに意味があるのでしょうか。しかし、こういった他人による判定は、男女関係なくどこの世界にでもあるようです。昔、友人のご主人が、上司に単身赴任を避けたいという話を相談したところ、上司自身が15年も単身赴任を経験中のためか、「君も大丈夫だよ。むしろ、男なら単身赴任でもバリバリ働くのがかっこいいと思えるぐらいじゃないと…!」みたいなことを言われ、豪快に諭されたそうです。(パワハラとかそういうのはいったん置いておいて)これ、相談してる人からしたら、何の慰めにも励ましにもなっていないですよね。相談者さんからすれば、家族と一緒に暮らす事が「求めている幸せの形」なのです。それを「男たるもの単身赴任してなんぼ」みたいなことを言われたって、何も響かないわけです。■「しんどさ」は他人が判定できるもの?もしかしたら皆さんも、他人が「あなたよりもっと大変な人はいる」「お前に比べたらオレなんてもっと大変」言われた経験があるかもしれません。でも、しんどさや大変さって人によって性格やキャパが違うので感じ方も違いますよね。牛乳をこぼされて「あらら」で済む人もいれば、「キー!」となる人もいるし、どこまで受け止められるかの器の大きさって本当に人それぞれです。だから、「大変さ」を他人が判定するのはそもそもおかしなことなんです。自分の大変さは自分にしか分からないし、自分が大変だなって思ったら大変なんです。子どもが1人でも、5人でも関係ありません。専業主婦でも働くお母さんでも関係ありません。だから私は、自分の器をそのままに受け入れることにしています。たぶん、私の器はおちょこほど小さくはありません。でも洗面器ほど大きくもない。牛乳瓶ぐらいです。めちゃくちゃ器が小さいわけではないけど大きなわけでもない、といったところでしょうか。でもそれでいいんです。私には牛乳瓶分なら受け止められるし、それ以上ならあふれしまうキャパシティしか持ち合わせていないので、洗面器の人やバケツの人、たらいの人を羨ましく思わないようにして、なおかつ、おちょこや、ショットグラスの人にも勝ち誇らないようにしています。他人を判定してしまう人も、きっとものすごく苦しいんだと思います。自分はこんなに苦しいのに、私よりも楽してるあの人が私と同じワンオペを名乗るなんて許せない! と思ってしまうほど苦しいんだと思うのです。でも、どんな場合でも、よその人と自分を比べて辛くなるのであれば、もう解決策はひとつ。気にしないことです!元も子もない話ですが、ほんっとに「気にしない」事が一番です。自分の大変さと他人の大変さは違うし、他人の大変さも私の大変さとは違います。自分がしんどいって思うなら、素直にしんどいって声に出していいし、誰かがしんどいって言うんなら優しい声をかけてあげるだけでいいし、どっちのほうが大変だとか、うちの方が大変だとかいちいち判定し合わずに、同じ仲間として「よそはよそうちはうち」ぐらいの距離感で、みんなで力を寄せ合って乗り越えていけたらなと思っています。同じ子育て真っ最中の仲間同士。ありのままに受け止めて、励まし合って頑張りましょう。もぉ~~! 日本のお父さん、仕事長すぎ~~~~!!!!(笑)ですよね!!【お知らせ】第89話 「子どもの歯科矯正に40万!? 1年間頑張った成果のほどは?」 の記事下アンケート「Q.子どもの歯科矯正をやっていますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「子どもの歯科矯正「費用、方法、時期どうやって選ぶ?」ママたちの体験談」
2018年09月27日無い物ねだりなのはよく分かっているのですが、仕事が立て込んできて夫婦そろって忙しい時期が重なると、身よりのない転勤族の生活に嫌気が差してきます。夫の帰りは遅いし、家を回すのは私1人だし、仕事はどんどんたまるし、私にとって家事育児仕事の3輪を1人で回すのは本当に大変です。じゃぁ仕事を辞めればいいかといえばそういう問題ではありません。仕事もしたいし、子どもも育てたいし、家事もこなせる範囲でこなしたいと思っています。ただそこに、ほんの少し手助けしてくれる「誰か」がいればうんと楽になるのになって思う瞬間がたくさんあります。■「ちょっと子どもを見てて」といえる人が欲しい日頃は自分1人で何とかしようと頑張っていますが、先日、どうしてもその日中にショッピングモールに行く予定ができたんです。仕事で使うものをその日にどうしても買わないといけなくなった上に、三男はあいにくこの日午前保育で12時には帰ってきてしまう予定でした。三男を連れて一緒に買い物に行こうかとも思いましたが、三男からしたら絶対に面白くないでしょうし、あの三男が大人しくしてくれているとも思えません。あ~~困りました。夫はもちろん帰宅が遅いし…。ほんの1時間・2時間でいいから、家でちょっと子どもたちを見ててと頼める人がいたならどんなにいいか…。ファミサポも使用したことがありますが、当日に急な予約は難しいですし、手続きが必要です。単刀直入に言うと、「ちょ~~っとお願い! 1時間おうちで子守しててっ!」と頼める実母(もしくは義母)、子どもたちにとってもおばあちゃんが来てくれたらどんなにいいか!■実母に頼んでみた我が家は転勤生活12年目。子どもたちが大きくなったら変わるかな?と思い過ごしてきましたが、大きくなってきたとしても、実家の近くに住むのが一番羨ましいです。今まで頼んだことはなかったのですが、いよいよ困り果てた私は新幹線を使って急きょ実母に来てもらおうと思い立ち、母に連絡してみました。「今日、仕事だっけ?」と。そしたら案の定、母はその日仕事でした。そうなんですよねーーー。今時のおばあちゃんたち、昔の生活とは違ってまだまだ現役で働いてる人もたくさんいますし、パートやシルバー人材で働いている人もたくさんいます。たとえ実家の近くに住んでいたとしても、親が仕事をしているご家庭も多いので、気軽に孫守りを頼めるというわけではないようです。その日も翌日も仕事だということで、結局新幹線で駆けつけてもらうのは断念しました。…となると、残るは、一時保育です。 ■ショッピングモールに託児所を発見!ダメ元でモールの中に託児があるかどうか検索したら、託児所があったんです!(おおぉっ)しかも問い合わせたら当日でも空きがあれば受け入れ可能ということだったので電話してみたら、空いていましたっ!!というわけで、三男を迎えに行った後、一緒にモールに行って、私が買い物をしている間に託児所で遊んでいてもらうことにしました。初めて訪れるモール内の託児所。扉を開けた瞬間…。正直言って、なんとも言えない雰囲気だったんです…。誤解を受けたらいけないのでどう表現したらいいのか難しいところですけど、扉を開けた時の第一印象というか、嗅覚というか、「あ、何かこの託児所すごく雰囲気が悪いな…」って感じてしまったんです。もちろんパッと入った瞬間の私の主観なのでそこに通っている人達からしたら「あなたに何が分かるのよ!」って話ですし、何も分からない私が間違ってるかもしれないのは重々承知の上ですよ(汗)でも、同じ経験された方も中にはいらっしゃるんじゃないでしょうか。託児所のドアを開けた瞬間に「あ、なんか雰囲気悪いな」って感じたこと。■「雰囲気が悪いな」と感じた理由 どこに雰囲気の悪さを感じたのかというと、まず明らかにスタッフの数が少ない。認可保育園の場合、0歳児の赤ちゃんを預かる場合、0歳児に3人に対して保育士が1人つかないといけないのですが、ここは認可外だからか子どもの数に対して保育士が足りていません。さらには保育士同士のコミュニケーションも不足していそうな感じで、私が託児所内に入った際にも事前に連絡を入れておいたにも関わらず情報が共有されておらず、忙しいからか、その会話の端々にも明らかに2人が険悪そうなのを初見の私が感じてしまうほどでした。当然2人しかいないので、赤ちゃんがあちこちで泣いていても抱っこしてあげられないし、保育士さんもどことなくイラついているというか、子どもに対しても声のかけ方がキツい感じでした…。いや、でも、分かりません!あくまで私の感じ方なので、他の人がどう感じるかはわかりませんし、現場の方からしたら「そうは言っても」な事が山ほどあるとは思います。それにこちらだって急に預かってもらえるだけありがたいという思いがある分、何も言えないわけですが、人見知りしない三男も雰囲気を感じ取ったのか、「なんか怖い…」と言って部屋に入りたがらず、一緒に行きたいよ~~とぐずりました。三男にとっては私の買い物に付き合うよりも、託児所で遊んでいる方が楽しいだろうし、お互いにとってwin-winだろうなと思っていたのですが、困りました。 嫌がる三男と一緒に部屋に入って、しばらく電車で遊んだあと、少し慣れたかな?ぐらいのタイミングでバイバイをして託児所を出ました。保育時間でお願いしているのは2時間です。しかし、買い物がわりとスムーズに済んで、本来ならそこから少し自分のものも見たいなとたくらんでいたのですが、三男が気になって1時間早く切り上げて迎えに行くことにしました。扉を開けると三男は…待ってました! とばかりに飛び出てきました。ありがとうございましたとお金を支払い、託児所を出て、頂いた報告書を読んだのですが、報告書には、ずっとゴロゴロしてました。の一言だけ書かれていました!!(笑)え!!ずっとゴロゴロ?!!(笑)どうやら電車をポンっと与えられ、電車に飽きた三男は何もすることもないのでゴロゴロしていたそうです。(その時だけかもしれませんが、他にオモチャはありませんでした…)ま、まぁね、いいんですよ!?三男はたくましいですし、ほんの1時間だったので全然どうってことないんですけど、三男曰く「全然面白くなかった。先生も全然遊んでくれなかった」という感想でしたので、たくさんいた子どもたちは毎日どう過ごしているんだろう…と少し心配になったのでした。■改めて感じる「事前見学」の大切さ保育園が不足しているのも事実ですし、保育士も不足しています。預かってくれる場所があるだけでもありがたいと思わないといけない世の中なのですが、しかし、かといって、「保育所が全てが子どもを預かってくれるありがたい場所」というワケでもないんだなという現実を見た気がします。そういう意味でも、やはり、事前の見学(特に取り繕っていない日常的な保育の様子が見れるのがベスト)や、情報収集は大事だなと感じた経験でした。個人的には立地はそんなに関係ないかな? と思います。ビルの中の保育園でも明るい保育園は明るいでしょうし、陽気なモール内の保育園でも雰囲気が良くない保育園もあるでしょうし…特に保育士さん同士のコミュニケーションは取れていそうかとか、子どもへの接し方とか言葉のかけ方とか、そもそも保育士さんの人数が足りていて、保育士さんの働く環境が悪くないかとか、人をチェックした方がいいと思いました。 園庭の広さとか、アクセスのしやすさとか気になるポイントは人それぞれでしょうが、私が重視するのはやっぱり先生の質だな~と改めて再確認した出来事でした。
2018年09月20日