今回、ご紹介するのは、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』。4人の高校生の切なすぎる片思いを描いた青春ラブストーリーです。浜辺美波さん、北村匠海さんとともに主人公を演じた、福本莉子さんと赤楚衛二さんにお話をうかがいました。写真・北尾渉 文・田嶋真理 スタイリスト・武久真理江(福本莉子さん) 壽村太一(赤楚衛二さん) ヘアメイク・冨永朋子(アルール/福本莉子さん) 廣瀬瑠美(赤楚衛二さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 63「映像を初めて観たときにキュンキュンしました」咲坂伊緒氏の伝説的人気少女コミック『ストロボ・エッジ』と『アオハライド』。その流れを受け継いだ、咲坂伊緒・青春三部作の最終章『思い、思われ、ふり、ふられ』が満を持して、実写映画化を果たしました。主人公は、明るく社交的な朱里(浜辺美波さん)、クールな理央(北村匠海さん)、内向的でうつむきがちな由奈(福本莉子さん)、爽やかで天然な和臣(赤楚衛二さん)の4人。偶然出会ったタイプの全く違う4人が繰り広げる、切ない片思いを描いています。実写版のメガホンを取ったのは、映画『ソラニン』『僕等がいた』『アオハライド』などで知られる、恋愛映画の名匠・三木孝浩監督。『君の膵臓をたべたい』のゴールデンカップル・浜辺美波さんと北村匠海さんが、第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した次世代のシンデレラ・福本莉子さん、仮面ライダー出身のイケメン俳優・赤楚衛二さんとともに4人の主人公を熱演。エンディングでは、Official髭男dismの名曲『115万キロのフィルム』が流れ、切ない片思いを経てたどり着く結末を優しく包み込んでくれます。ーー撮影前に原作を読まれたそうですね。赤楚さん 僕はあまり少女漫画を読んだことがなかったのですが、苦手意識を感じることなく、すっと読むことができたんです。絵の美しさや登場人物の心情表現、言葉の選び方などがとても素敵な作品だなと感じました。福本さん この作品のオーディションのお話をいただく前から、咲坂先生の『ストロボ・エッジ』を読み集めていました。『思い、思われ、ふり、ふられ』を初めて読んだとき、女の子ふたりがヒロインで、主人公が4人という物語は、珍しい作品だなと思いました。ーーどのキャラクターの目線で、物語を楽しみましたか?赤楚さん 朱里と由奈です。原作自体が女性ヒロインふたりの気持ちを詳しく描いているので、女性の目線でキュンキュンしながら読みました(笑)。福本さん 自分の役柄が由奈と決まっていたこともあって、由奈目線で読みました。由奈のウソがつけないところや頑固なところは自分と似ているなと思いました。恋愛観で言えば、由奈よりも朱里に共通点を感じました。ーー赤楚さんは、和臣の恋愛観に共感できましたか?赤楚さん 僕は気になる女の子がいたら、アクションを起こしたいタイプです。そこは和臣の恋愛観と違うところかなと思います。ーー演じる際に心掛けたことは?赤楚さん 撮影に入る前、和臣を演じることに不安を抱いていて。そんなときに、三木監督からお手紙をいただいたんです。和臣の、自分のやりたいことをあきらめかけているところや人との距離感などが僕とリンクするところがあるから、一緒に作り上げていきたいというメッセージが書かれていて。思わず涙してしまいました。演じる際は、和臣の天然で真っすぐな気持ちを表現しようと心掛けました。例えば、“今日は良い天気だな”“これ、おいしいね”など、見たものや思ったことをそのまま口に出すように心掛けました。福本さん 私は初めてこのような大きな役をいただき、“どうして自分が由奈役に選ばれたんだろう”とずっと悩んでいたんです。クランクインした後で壁にぶつかったときに、三木監督やプロデューサーさんから、由奈の芯の強さが私の中にあり、そこが役の核になっていると教えていただいて。由奈と自分との共通点に気づいてからは、お芝居がやりやすくなりました。ーー浜辺美波さん、北村匠海さんと共演して、印象に残ったことを教えてください。福本さん 浜辺美波さんと私は同じ年ですが、事務所の中では先輩です。これまでに『思い、思われ、ふり、ふられ』を含めて4作品で共演させていただきました。浜辺さんが一緒だったことで、撮影前から心強かったです。北村匠海さんは、私と年齢はあまり変わらないのに、すごく博識で落ち着いている方なんです。共演シーンを撮っているとき、たまたま雨が降っていて。撮影の合間に北村さんが虹の七色に関する豆知識を教えてくださって、楽しかったですし勉強にもなりました。赤楚さん おふたりとも、お芝居や考え方が成熟していて。一緒に演じていても、その時々のお芝居が心に入ってくるんです。学ぶところが多かったですね。ーー最後に、本作の見どころをお願い致します。赤楚さん 『思い、思われ、ふり、ふられ』は恋愛映画ですが、恋愛だけの物語ではありません。将来へ向けて一歩踏み出す勇気や思っていないことを言って相手を突き放してしまう、そんな姿も描いています。ーーキュンキュンしてしまうシーンもたくさん登場しますね。福本さん 演じているときは由奈の気持ちになっているので気づかなかったのですが、“俺、こっち(※劇中、北村さん演じる理央が、うつむく由奈の両頬に手を添えて、自分のほうに顔を向けるシーンがある)”のシーンを初めて映像で観たときにキュンキュンしました。学生生活は女子校だったので、初めての経験でした(笑)。赤楚さん 浜辺さんと福本さんが浴衣を着ているシーンが好きです。とてもかわいかったです(笑)。ーーこれから映画館で観る観客の方もきっとキュンキュンしてしまうシーンがたくさんあると思います。本日は楽しいお話をありがとうございました!インタビューのこぼれ話友人同士という設定がとてもハマっていた、浜辺美波さん、北村匠海さん、福本莉子さん、赤楚衛二さん。今回、取材させていただいたおふたりのお話から、4人の意外な共通点が判明! 「撮影前にグループLINEを作って、敬語はなしというルールを作りました」(福本さん)。「グループLINEを作った後は、4人全員がB型ということもあって(笑)、自由な雰囲気でやり取りをしていました」(赤楚さん)。チームワークの良さの秘訣は、血液型だったのかも!?Information映画『思い、思われ、ふり、ふられ』8月14日(金)より全国公開出演:浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二ほか主題歌:『115万キロフィルム』Official髭男dism(LASTRUM Music Entertainment Inc.)© 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 © 咲坂伊緒/集英社福本莉子さん 衣装協力:yee、YOAK、NORTH WORKS、Create Clair
2020年08月11日青春時代特有の切なさが胸に蘇る映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、同じマンションに住む高校1年生の男女4人の、文字通り、片思いが交錯する物語。主演の4人を務めたのは、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二というキャスト勢で、どこかノスタルジックなルックを漂わせる4人にぴったりの、ビタースイートな1本となった。浜辺さん・北村さんといえば、2017年、月川翔監督作『君の膵臓をたべたい』のW主演で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した、ゴールデン・コンビ。実写映画では『君の膵臓をたべたい』以来3年ぶりの共演、さらに、『思い、思われ、ふり、ふられ』は月川監督の師匠にあたる三木孝浩監督が手掛けていることも踏まえると、集まるべくして集まったという言葉が浮かぶ。ふたり揃ってのインタビューは2017年以来となったが、当時、やや固く感じられたような彼らの空気感は、2020年、開放的で明るいムードへと変化していた。浜辺さんが10代半ばから10代終わりへ、北村さんが10代後半から20代へと、年を重ねたことも関係するだろうが、それ以上に、この3年間、多くの現場で培った得難い経験が、うら若きふたりのほのかな自信として、たたずまいを変えたのだろう。浜辺さんと北村さんに、今の心境をインタビューした。外への壁が厚かった3年前、ゴールデン・コンビの今の心境は――?――シネマカフェでのおふたりのインタビューは3年ぶりです。当時、少し固かったような印象もありましたが、雰囲気が変わったように見えます。変化は感じていますか?北村:確かに、あのときはお互い、外への壁が厚かったですね(笑)。僕は、そこで自分を守っていた気もしますし。僕がいまの美波ちゃんの年齢で、美波ちゃんはもっと若かったという時期的なこともあると思うんですけど。浜辺:当時、年上の人とあんなに一緒にいることもなかったですし、「何を話したらいいんだろう?」みたいな気持ちもあったんです。私は、もともとしゃべるのも得意じゃないし、「これが自分なんだから」と思ってやっていたところもあったんですけど…、それだといいことが全然なかったから(笑)、変わりました。北村:そっか。美波ちゃん、すごく変わったというか、なんか楽しそうだよね。浜辺:「人の感情は移るんだな」と思ったときがあったんです。誰かが暗いと周りも暗くなるけど、明るい人がいると逆に明るくなる。だから、自分のことも変えようと思って、いつからか、1本ネジが外れたように明るくなりました。北村:そんな美波ちゃんを見ていると、「楽しそうで本当によかった」と、僕はちょっとお兄ちゃん目線になりますよ(笑)。今回びっくりしたのが、これまで僕らは連絡先すら知らなかったけど、美波ちゃんのほうから、「SNSのグループを作りましょう」と、僕ら3人に提案してくれたこと!浜辺:SNSでは、すごいシュールな会話をみんなでしていましたよね(笑)。今回、三木さんが「みんな、設定が同い年なんだから、ため口でいきましょう」と提案してくださって、初めてため口になれたんです。匠海くんもですけど、それで、一気に4人の距離が近くなった印象があります。――ゴールデン・コンビの再タッグということについて、プレッシャーはありましたか?北村:僕は全然なかったですね。美波ちゃんと一緒にやれて、僕たちが義理の姉弟という設定も楽しみでした。しかも、三木監督は『君の膵臓をたべたい』の月川監督のお師匠さんですし、面白いなと思っていました。浜辺:私も、そういう意味での緊張はありませんでした。「北村さんだから頑張らなきゃ」とかもなく、心強い方とご一緒できるから本当に安心していましたし、いい作品になりそうだなと思っていました。求められた繊細な演技は「得意な土俵」、「全然無理をしていない」――三木監督の持ち味であるファンタジックな映像も楽しめつつ、4者4様の想い合いが切ない、おっしゃる通り「いい作品」でした。気持ちのうつろいの部分では、非常に繊細な演技が求められたと思うんですが、苦労もありましたか?北村:まさに、そういった繊細なお芝居を意識していました。観ている人に、「うん?」と思わせなきゃいけないのが課題だったので。表情とは裏腹の感情だったり、台詞で言っている言葉とは逆の思いもあって、感情を表に出すだけじゃなくて、引いていく芝居も大事にしていました。ただ、僕としては、わりと得意な土俵だったので楽しかったです。――北村さんは秘めている役が多い印象ですし、おふたりとも、言葉にならない感情を表現することが達者ですよね。北村:ありがとうございます。『君の膵臓をたべたい』以降もそういう役が多かったんですよね。1回そこから脱した自分がいて、で、また帰ってきた感じがしているんです。僕は、やっぱり理央みたいな、無理していない役を演じるたびに、「お芝居って楽しいな」と思うんです。あとは、僕も学生時代は理央のように、親に対しても、友達に対しても、仕事においても、何かを伝えたりするのが苦手でした。逆に、伝えずに抱えている己にうぬぼれている感じもあったりして…(苦笑)。長らくそういうタイプだったので、そこはすごく似ているかなと思ってやっていました。浜辺:私も、今回、全然無理をしていないというか、不自然に感じるような部分がまったくなかったので、すごくやりやすかったです。本心を言うわけではないけど、伝えないといけないことはあって…という感じだったので、そこは丁寧に演じていました。女の子同士の友情のところでは、共感してもらえるように、リアルにできたらと思ってやっていました。それに私自身は、朱里として成長しながら青春を送ったという感じが強かったです。実際の生活ではあまり青春っぽいことをやってこなかったからこそ、この作品が青春だったのかなという気がしています。俳優の醍醐味「僕らしか味わえない感覚や感動があると思うので、やめられない」――おふたりとも、「お芝居が楽しい」という思いは共通かと思いますが、特に俳優として楽しさを感じるのは、どんな瞬間ですか?北村:いわば自分ではない自分をやるので、台詞があって、段取りがあって、テストがあって、本番となるわけですけど。たまに、台詞や芝居じゃない次元にいってしまうときがあるんです。本当にぽんぽん口から会話が出てくる感覚があって。子役のときから、ガッと入りこむとき、仕事ではない感覚になれるような瞬間は、本当に楽しいと思っています。浜辺:準備期間では悩むことも多いですし、つらいと思うことも同じくらい多いんですけど…それでも続けられるのは、本当にお芝居が楽しいからに尽きます。向いている、いないは別として、「私にはこの仕事しかないのかな」という気持ちで、いつもいるんです。北村:あと、映画が完成する場合だと、僕らしか味わえない感覚や感動があると思うので、やめられないですね。試写会が嫌いな人も多いんですけど、…美波ちゃん、苦手だよね?浜辺:はい(笑)。北村:僕は全然好きなんですよ。むしろ撮影中から「早く完成を観たい」と思うほうで。映画館という特別な空間で、自分たちをすごく俯瞰で観られると、新しい感覚になれるんです。すごく好きです。――浜辺さんは、試写でご覧になるのが苦手なんですか?浜辺:自分の演技どうこうより、感想をすぐに求められてしまうところが、ちょっと緊張してしまって苦手なんです(笑)。自分のツボなシーンだと笑ってしまいそうになるんですけど、笑うと目立ってしまうし、自分の作品なのに泣くのも恥ずかしいし…とかいろいろ思ってしまって。観ていて一番好きなのは、自分の名前が流れてくる瞬間です。「こんな風にできあがっていたんだ」と思うんですよね、好きですね。(text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社
2020年08月10日BTSが歌う主題歌『Your eyes tell』に乗せて編集された映画『きみの瞳が問いかけている』の特別映像が公開された。本作は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『ホットロード』の三木孝浩監督最新作となるラブストーリー。不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われながらも、明るく健気に生きようとする女性・明香里を吉高由里子が演じ、かつて将来を有望視されていたキックボクサーだったものの、過去の事件によって心を閉ざし、今は日雇いバイトで食いつなぐ毎日を送る無口な青年・塁を横浜流星が演じる。公開された映像は、三木監督の編集による1分間の作品。BTSのJUNG KOOKが作曲した美しいメロディと、本作を観て書き下ろされ「なぜ、こんなにも涙が溢れるの」という問いかけで始まる歌詞が印象的だ。映像では主人公のふたりが出会いと幸せな日々を大切に思う様子、明香里の笑顔を守るために塁が選ぶ悲壮な決断が描き出されていく。三木監督は編集でのこだわりを「歌詞が寡黙な塁の目線で書かれているので、少しでも映画を見た時に共感してもらえるように編集しました」と語った。また最初に主題歌のデモテープを耳にした瞬間を「メロディの美しさ、声の艶やかさに、聴いた瞬間鳥肌が立ちました」と振り返り、「キャラクター達に寄り添い、映画の世界観をさらに広げる素晴らしい歌になりました」と太鼓判。さらに映像の見どころについては「本当に素敵な曲なので、画を当てていく作業が楽しかったし、フルコーラスで作りたかったです。でも、フルコーラスはぜひ映画館の大音量で映画とともに聴いていただきたいので、お楽しみは劇場で!ということで(笑)」とコメントした。『きみの瞳が問いかけている』10月23日(金)全国ロードショー
2020年08月05日吉高由里子、横浜流星が共演する映画『きみの瞳(め)が問いかけている』から、「BTS」による「Your eyes tell」の美しく切ないメロディに乗せた主題歌特別映像が解禁。メガホンをとった三木孝浩監督が編集した。先日、主題歌情報が解禁されるや、SNSでは「#Your eyes tell」が世界トレンド1位に入り、iTunesトップソングチャートでは日本語曲にもかかわらず、日本のみならずアメリカ、イギリス、イタリア、ブラジル、ロシアなど97の国と地域で1位を獲得という記録を打ち立てた。この度解禁となった映像は、その話題の主題歌「Your eyes tell」にのせ、本作の監督であり、MVの世界でもその名を轟かせる三木監督が自ら編集、本編シーンがふんだんに使用されている。「BTS」のJUNG KOOKが作曲した美しいメロディと、本作を観て書き下ろされた「なぜ、こんなにも涙が溢れるの」という問いかけに始まる深く胸に刺さる歌詞にのせ、吉高さん演じる明香里と横浜さん演じる塁が出会い、ささやかながらも幸せな日々を大切に思う様子や、明香里の笑顔を守るために、塁が選んだ決断が描き出されていく。塁の「俺が、明香里さんを助けるから」というひと言に秘められた壮絶な覚悟と悲しみ、そして強い愛が胸を打ち、本編を期待せずにはいられない特別映像。BTSも「ニューアルバムに収録される『Your eyes tell』の特別映像ができました。映画の映像をたっぷり使ったこの映像は、映画の監督でもある三木監督が作ってくれました」と紹介している。三木監督は「歌詞が横浜流星くん演じる塁の目線を意識して書かれているので、寡黙な塁の想いが少しでも伝わって、映画を見た時により共感してもらえるよう意識して編集してみました」と明かす。そんな監督はJUNG KOOKが手掛けた主題歌のデモテープを初めて耳にした瞬間を「メロディの美しさ、声の艶やかさに、聴いた瞬間鳥肌が立ちました」とふり返り、さらに「完成した楽曲は、キャラクター達に寄り添い、映画の世界観をさらに壮大に広げてくれる素晴らしい歌になったと思います」と映画との出会いによって生まれたこのコラボレーションに大満足の様子。本映像の見どころについては、「本当に素敵な曲なので、画を当てていく作業がめちゃくちゃ楽しかったし、フルコーラスで作りたかったです。でも、フルコーラスはぜひ映画館の大音量で映画とともに聴いていただきたいので、お楽しみは劇場で!ということで(笑)、短い映像ではありますが、映画本編への期待を膨らませつつ公開をお待ちいただけたら嬉しいです」とコメント。さらに「実は映画の本編中『Your eyes tell』がエンドロール以外にも流れるところがあって、シーンによって印象が違って聴こえるのも見どころの一つなので、ぜひ楽しみにしててください!」と楽曲にほれ込み、急きょ本編の大切なシーンでも挿入曲として採用したことを明かしている。『きみの瞳が問いかけている』は10月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年10月23日より全国にて公開©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年08月05日吉高由里子と横浜流星がW主演を務める映画『きみの瞳が問いかけている』(10月23日公開)の特別映像が5日、公開された。同作は喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』にインスパイアされ、韓国で2011年に公開、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした純愛映画。不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高)と、将来を有望視されていたキックボクサーだったものの現在は心を閉ざした青年・篠崎塁(横浜)の物語を描く。今回公開されたのは、グローバルスーパースター BTSが担当する主題歌「Your eyes tell」の特別映像。先日、主題歌決定情報が解禁されるや、SNSでは世界トレンド1位に「#Your eyes tell」が入り、iTunesトップソングチャートでは日本語曲にもかかわらず、アメリカ、イギリス、イタリア、ブラジル、ロシアなど97の国と地域で1位を獲得した。本映像は三木孝浩監督自ら、映画のシーンを主題歌にのせて編集した1分の作品。BTSのJUNG KOOKが作曲した美しいメロディと、本作を観て書き下ろされた「なぜ、こんなにも涙が溢れるの」という問いかけに始まる。深く胸に刺さる歌詞にのせ、2人が出会い、ささやかながらも幸せな日々を大切に思う様子や、明香里の笑顔を守るために、塁が選んだ悲壮な決断が描き出されていく。同曲に惚れ込んだ三木監督は、エンドロールのみならず、楽曲にほれ込み急きょ本編の大切なシーンでも挿入曲として採用したことを明かした。○三木孝浩監督 コメント・はじめて「Your eyes tell」を聞いた時の感想。最初、歌詞もまだ定まっていないデモ状態のものをいただいたのですが、メロディの美しさ、声の艶やかさに、聴いた瞬間鳥肌が立ちました。完成した楽曲は、キャラクター達に寄り添い、映画の世界観をさらに壮大に広げてくれる素晴らしい歌になったと思います。・今回特別映像を編集するにあたってのこだわり歌詞が横浜流星くん演じる塁の線を意識して書かれているので、寡黙な塁の想いが少しでも伝わって、映画を見た時により共感してもらえるよう意識して編集してみました。・これからご覧になる特別映像の見どころ本当に素敵な曲なので、画を当てていく作業がめちゃくちゃ楽しかったし、フルコーラスで作りたかったです。でも、フルコーラスはぜひ映画館の大音量で映画とともに聴いていただきたいので、お楽しみは劇場で! ということで(笑)、短い映像ではありますが、映画本編への期待を膨らませつつ公開をお待ちいただけたら嬉しいです。実は映画の本編中「Your eyes tell」がエンドロール以外にも流れるところがあって、シーンによって印象が違って聴こえるのも見どころの一つなので、ぜひ楽しみにしててください!○BTS コメントニューアルバムに収録される「Your eyes tell」の特別映像ができました。映画の映像をたっぷり使ったこの映像は、映画の監督でもある三木監督が作ってくれました。是非ご覧ください!
2020年08月05日咲坂伊緒(『ストロボ・エッジ』『アオハライド』)の人気コミックを映画化した『思い、思われ、ふり、ふられ』の公開を記念し、8月4日にYouTube生配信イベントが行われ、出演する浜辺美波、北村匠海が登場した。同じマンションに住む4人の高校生の、すれ違う思いと言えない秘密が複雑に絡み合う様を描く。三木孝浩監督による実写版が8月14日、潘めぐみ、鈴木毬花、島崎信長、斉藤壮馬らが声優を務めるアニメ版(黒柳トシマサ監督)が9月18日にそれぞれ全国公開される。浜辺と北村の共演は『君の膵臓をたべたい』以来、およそ3年ぶり。生配信イベントでは、同作公開時に行われた全国キャンペーンを追ったドキュメンタリー映像も配信され、「試写会があるのが普通だと思っていたので、(コロナ禍で)それがないのは不思議な感覚」(浜辺)、「日本中まわって、めっちゃ大変だったよね。本当に今回はこういう状況で、(ファンに)直接思いが伝えられず、苦しい気持ちもある」(北村)としみじみ語っていた。浜辺は北村を相手に初めてのキスシーンにも挑んでおり「撮影を引っ張っていただき、一発OKを連発してくださった」と感謝の意。撮影は大雨の中で行われたといい「寒かったですよね。手足や顔面も感覚がなくて」(浜辺)、「キスってことより寒すぎて…。頑張って早く終わろうと思った」(北村)と苦労を回想した。トークの話題が“ふり、ふられ”に及ぶと、浜辺は「演じていても、もどかしかったし、切なかった」。北村は「ふり方って難しいですよね。優しさが残酷なときもある」と話していた。この日は人気YouTuberのエミリンが特別ゲストとして登場。少女漫画や恋愛映画の大ファンだといい「よくある感じなのかと思ったら、全然違って、めちゃくちゃ面白かった。ただのキュンキュンじゃなくて、人生の葛藤がすごく上手に描かれていて、感情移入しやすく、すごくリアルだった」と作品を絶賛し、浜辺とともにしばし女子トークを繰り広げると、北村は「女子会って、こんな感じなのかなと。この“女子会感”についていけない」と圧倒されていた。取材・文:内田 涼『思い、思われ、ふり、ふられ』8月14日全国公開
2020年08月04日浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二らが出演し、咲坂伊緒の漫画を実写化した『思い、思われ、ふり、ふられ』より、本作の主題歌「Official髭男dism」の「115万キロのフィルム」が流れる特別映像が公開された。明るく社交的だが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手な不器用なヒロイン・山本朱里を浜辺さん、朱里の義理の弟で葛藤を抱えるクールな山本理央を北村さんが演じるほか、内向的な市原由奈を福本さん、由奈の幼なじみ・乾和臣を赤楚さんが演じ、この夏最も切ない青春ラブストーリーが描かれる本作。今回到着したのは、本作の主題歌である「Official髭男dism」の「115万キロのフィルム」にのせて、『思い、思われ、ふり、ふられ』の本編映像を三木孝浩監督が特別編集した<主題歌特別映像朱里ver.>。自分のことは後回しにしがちな朱里にフィーチャーしたこの映像では、理央との複雑な関係や由奈との友情、和臣への気持ちの戸惑いが彼女目線で描かれ、ラブソング「115万キロのフィルム」が、これをやさしく包み込んでいる。「朱里の送った青春の日々が、感情豊かに詰め込まれていて、自分が演じた日々でもありますが、なんだか眩しく感じました」と映像の感想を語った朱里役の浜辺さんは、「もともと存在していた曲だったはずなのに、ふりふらの主人公たちの心情にぴったりで。朱里としては乾くんが、みんなを思って描いた曲のように聴こえて、映画をみたあとにもう一度聴くと、歌詞が染み込んできて、また違った景色が浮かびます。朱里の心情に寄り添ってくれている素敵な映像をたくさんの方にみていただきたいです」とコメントしている。なお、この特別映像は理央ver.、由奈ver.、和臣ver.も製作されており、順次公開する予定だという。『思い、思われ、ふり、ふられ』は8月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社
2020年07月11日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』「みんなの願いを叶えます! ふりふらリモート七夕祭りイベント」が7日に都内で行われ、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が登場した。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。浴衣姿で登場したキャスト陣は「夏らしくていいですね」(浜辺)、「あんまり着る機会がないし、今年は特に着れないと思っていたので、こういうイベントで着させていただいて、ウキウキしてます」(福本)と喜ぶ。一方、赤楚は「浴衣がキツくて呼吸が浅い」と訴えていた。イベントではコロナ禍でイベントなども中止になってしまった学生たちとリモートで繋がり、「キスシーンの撮影の時にいつもどんなことを考えていますか?」とまさかの質問が飛び出す。「私も聞いてみたい!」という浜辺に、北村は「「まずしっかり歯磨きをすること。抜かりのない自分で向かう。そして、適度に緊張する」と照れたように明かす。北村は「人生のファーストキスがドラマで、小学校5年生の時。マネージャーさんもいなくて、11歳の時に母親の前でキスシーンをやったので、無の境地に。自分の気持ちを芝居で覆いかぶせる」と心境を明かした。「いや、私にはその境地は……」という浜辺は、「今回初キスシーンだったんですよ、お世話になりました」と北村に一礼する。「どうしようかなと思ってました。自分からのキスじゃなくてよかったな。『どんなんなんだろう?』みたいな。『テストってチューするのかな?』みたいな」と振り返ると、三木監督も「その辺、監督も聞きづらいんですよ」と互いに探り合っていた様子。浜辺が「北村さんは『あ、じゃあここはしなくていいんですね。本番だけやりま〜す』って」と真似すると、北村が「そんなんじゃないでしょ!」とつっこむも、浜辺は「慣れてらっしゃるなって。ありがたかったです」と感謝する。キスシーンへのリアルな心境の吐露に、北村は「初めてしゃべりました」と苦笑していた。
2020年07月06日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』「みんなの願いを叶えます! ふりふらリモート七夕祭りイベント」が6日に都内で行われ、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が登場した。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。浜辺と北村が出演していた、大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』の舞台挨拶がちょうど3年前の今日だったことを知らされると、「3年前ですって」(浜辺)、「大人になっちゃって!」(北村)と互いに驚く。北村は「2人でど緊張して、僕は雨も降ってないのに『お足元も悪い中……』って言ったんですよ。今でも言われる」と苦笑。浜辺は北村について「びっくりするくらい変わらないですね。本当に精神的には大人ぽい方だと思っていたので、そのままずっとしっかりされて」と印象を明かし、「さらに、悟りを開かれたのかな。最近達観されてらっしゃって、すごく面白いです」と笑顔を見せた。一方北村は、浜辺について「だいぶ変わった。会うたびに花が開くように」と表現。「昔は2人とも壁を作るタイプで、なかなか会話もないままだったけど、今となってはなかなか面白い方だな、という。ワードセンスがある」と称賛し、「シュールさが、年々増していってる」と語った。またこの日はコロナ禍でイベントなども中止になってしまった学生たちとリモートで繋がり、七夕のお願いを聞くことに。「誕生日なので、お祝いしてもらいたい」という学生の言葉には、「猫 / THE FIRST TAKE」がヒット中の北村に注目が集まる。全員で歌ったハッピーバースデーの歌で、最後に北村がハモると、浜辺も「ハモってる人がいた! さすが!」と感心していた。学生からの「夢がない」という悩みには、福本が「高校1年生の時に友達の推薦でオーディションを受けて。これといった夢みたいなものがなかったんですけど、『人生、一度切りだし』という思いがすごく強くあった」と振り返る。「初舞台のお仕事は、今でも自分の中ですごい大切なものになっていて、そのお仕事があったから、お芝居が楽しいって思えたし、自信にもなった瞬間でした」と明かした。赤楚は「最初に仕事をやりたいと思ったのが高校1年の時。人を楽しませることがすごい好きで、どうやったら人を幸せにできるか考えたら、『昔、家族4人で映画を見てたな』と思い、映画の世界に入ろうと思って決めました」と語る。「何がしたいとか、何が好きというのを突き詰めたら選択の幅も広がるんじゃないかなと思います」と真摯にアドバイスをしていた。
2020年07月06日伝説的SF小説『夏への扉』が、山﨑賢人主演で初の実写化。映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』として、2021年6月25日(金)に公開される。タイムトラベルSF小説の原点『夏への扉』初の実写化『夏への扉』は、ロバート・A・ハインラインによるSF小説。“タイムトラベル”を題材に、1956年にアメリカで発表されて以来色褪せない名作として世界中から愛されている。時間を旅行する“タイムトラベル”という1ジャンルを確立させた作品でもあり、後のハリウッドSF映画にも大きな影響を与えた。今回が初の実写化となる映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』では、舞台を日本に再構築。1995年から2025年へ時を超え、人生のすべてを奪われたロボット科学者が未来を取り戻す冒険物語としてストーリーを展開する。1995年のレトロな世界観やSF要素全開のセット、時代性を反映した衣装などにも注目だ。ストーリー将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。早くに両親を亡くしずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子と愛猫ピートを、家族のように大事に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。目を覚ますと、そこは30年後の2025年の東京。宗一郎は研究も財産も失い、璃子は謎の死を遂げていたーー。失って初めて、璃子が自分にとってかけがえのない存在だったと気づく宗一郎。人間にそっくりなロボットの力を借り、30年の間に起こったことを調べ始めた宗一郎は、ある物理学者にたどり着く。驚きの事実を知った宗一郎は、再び1995年へと時を超える。ただ、璃子を救うために。登場人物/キャスト山﨑賢人が“時を超える”天才科学者に主演を務めるのは、2019年に興行収入57億3000万円ものヒットを記録した『キングダム』にも出演する俳優・山﨑賢人。騙され奪われた研究の結晶ともいえるロボットや会社、大切な人を30年の年月を超えて取り戻しに行く、孤独な天才科学者の主人公・高倉宗一郎を演じる。時を超えて、どん底からのリベンジを誓う新たなヒーローをどう演じるのか注目だ。山﨑賢人は出演にあたり「愛おしくて、ワクワクするような映画をお届けできる日を楽しみにしています」とコメントしている。主人公・宗一郎の恩人であり養父の松下の娘・松下璃子役を演じるのは、清原果耶。映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』で主演を務めた清原が、数奇な運命に翻弄されながらも、宗一郎を慕う意志の強い女子高生を熱演する。2025年のヒューマノイドロボット PETE(ピート)役は、日本の人気俳優・藤木直人が担当。未来を変えようとする宗一郎を支える、装置の異常で好奇心をもってしまった未知のキャラクターに挑む。藤木はキャスティングに関して、「“2度とないであろうロボット役”に驚きながらオファーを受けた」とコメント。また、「以前連ドラで共演した山﨑賢人君と、バディもの的な作品で再びご一緒できて嬉しかったです」と喜びの声を寄せている。監督は三木孝浩なお監督としてメガホンをとるのは、『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』なども手掛けた三木孝浩。物語で描かれる1995年当時の雰囲気を詳細に再現し、30年の時を超えた数々の場面を劇的に描き出している。【詳細】映画『夏への扉 ーキミのいる未来へー』公開日:2021年6月25日(金)※当初2021年2月19日(金) 公開予定だったが、延期となった。出演:山﨑賢人、清原果耶、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨 臨、原田泰造、藤木直人監督:三木孝浩脚本:菅野友恵原作:ロバート・A・ハインライン/福島正実訳『夏への扉』(ハヤカワ文庫)主題歌:LiSA「サプライズ」
2020年07月02日浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二らが出演し、咲坂伊緒の人気少女漫画を実写化する『思い、思われ、ふり、ふられ』。この度、本作のリアルな青春を写し出したメイキング写真が公開された。恋だけにはとどまらない、いまを生きる若者たちが未来に望む夢や希望を得るために必死に葛藤し、青春を駆け抜ける姿を描く本作。一部のシーンを除いて、約1か月に渡りオール神戸ロケが行われた。到着したメイキング写真では、キャストのテンションも上がったという、夏祭りのシーンで浜辺さんと福本さんが浴衣姿を披露。また、文化祭のシーンでの王子姿の北村さん、教室やカフェなどでキャストに寄り添い演出する三木孝浩監督の姿も確認することができる。さらに、涙を流すシーンの撮影を終え、涙が止まらない福本さんを、浜辺さんと三木監督が囲み談笑する姿も切り取られており、撮影現場の雰囲気の良さが伝わってくる。ほかにも、浜辺さんと北村さんが笑顔の監督を囲むクランクアップ時の写真、教室でメインキャストが集まった写真など、まるで本当の同級生のような写真となっている。『思い、思われ、ふり、ふられ』は8月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社
2020年07月01日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)のメイキング画像が1日に公開された。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。一部のシーンを除いて、約1カ月に渡りオール神戸ロケが行われた本作。解禁となった写真では、本物さながらの夏祭りの雰囲気にキャストのテンションも上がったという、夏祭りのシーンでの浴衣姿の浜辺、福本の姿や文化祭のシーンでの王子姿の北村の姿が映し出されている。これまでに多くの現場で経験してきた浜辺も「三木組はとても温厚で心地がいい」とコメントしている通り、涙を流すシーンの撮影を終え、涙が止まらない福本を浜辺と三木孝浩監督が囲み談笑する姿など、現場での良い雰囲気が伝わる写真も。浜辺と北村が笑顔の監督を囲むクランクアップ時の写真や教室での浜辺、北村、福本、赤楚の集合写真など、まるで本当の同級生のように青春を謳歌し、撮影に臨んでいたことが見てとれるものとなっている。
2020年07月01日人気若手俳優の山崎賢人を主演に迎え、世界中で愛される名作「夏への扉」を映画化することが決定。監督は、『ソラニン』『僕等がいた』の三木孝浩が務める。原作の「夏への扉」は、ロバート・A・ハインラインによる伝説的なSF小説。1956年にアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛されてきた。そんな本作が、初実写映画化される。今回は舞台を日本に再構築し、1995年から2025年へ時を超え、人生の全てを奪われたロボット科学者が、未来を取り戻す冒険物語を描く。今作の主演を務めるのは、「グッド・ドクター」『斉木楠雄のΨ難』『キングダム』など近年主演作が続く山崎さん。騙され奪われた研究の結晶ともいえるロボットや会社、大切な人を、30年の年月を超えて取り戻しに向かう孤独な科学者・高倉宗一郎に扮する。時を超えて活躍する、どん底からのリベンジを誓う新たなヒーローを演じる山崎さんは、もともとSF好きだそうで「SF小説の原点ともいえるような名作をもとにした作品に出演させて頂けたこと、そして三木監督と一緒にこの作品を作ることができたことをとてもうれしく思います」と喜ぶ。ストーリーについて「SFという非現実的な世界観の中で、宗一郎や周りの登場人物が見せるあきらめの悪さを描いた人間臭い物語です」と表現し、「1995年を舞台にしたレトロでチャーミングなセットや、SF要素全開のセット、90年代の衣装に近未来的な衣装…毎日ワクワクしながら現場を過ごしました。まだ映画を見れていないのですが、各部署がこだわりぬいて作った世界がどのように映画として形になっているのか、僕も今から楽しみです。原作とは違った映画ならではの設定も加わり、とても素敵な映画になっていると思います」と公開が待ち遠しいとコメントしている。撮影は今年の初旬に行われ、1995年時の撮影では当時使われていた小道具を集めたり作ったりしながら詳細に再現。ドラマティックな数々のシーンを紡ぎだした。ストーリー1995年東京。ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎は、尊敬する偉大な科学者であった亡き父の親友・松下の遺志を継いだプラズマ蓄電池の完成を目前に控えていた。愛猫のピートと松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する日々を送っていたが、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまう。さらに宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めたとき、そこは2025年の東京だった――。『夏への扉』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年06月29日俳優の山崎賢人が、映画『夏への扉』(2021年公開)の主演を務めることが29日、明らかになった。同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めた時そこは、2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。メガホンをとるのは、『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などで知られる名匠・三木孝浩。撮影は今年の初旬に行われ、1995年時の撮影では、当時使われていた小道具をスタッフが集めたり新たに作り上げたりしながら、詳細に再現。キャスト・スタッフが一丸となり30年の時を超えて描かれるドラマティックな数々のシーンを紡ぎだした。○山﨑賢人 コメントもともとSF好きな僕が、SF小説の原点ともいえるような名作をもとにした作品に出演させて頂けたこと、そして三木監督と一緒にこの作品を作ることができたことをとてもうれしく思います。『夏への扉』はSFという非現実的な世界観の中で、宗一郎や周りの登場人物が見せるあきらめの悪さを描いた人間臭い物語です。1995年を舞台にしたレトロでチャーミングなセットや、SF要素全開のセット、90年代の衣装に近未来的な衣装……毎日ワクワクしながら現場を過ごしました。まだ映画を見れていないのですが、各部署がこだわりぬいて作った世界がどのように映画として形になっているのか、僕も今から楽しみです。原作とは違った映画ならではの設定も加わり、とても素敵な映画になっていると思います。愛おしくて、ワクワクするような、そんな映画をお届けできる日を楽しみにしています。○三木孝浩監督 コメント古典中の古典である名作SF小説『夏への扉』を今の日本で映画化???最初、小川プロデューサーからこの企画の話をいただいた時、そのチャレンジのあまりの無謀さに不安を感じる一方、それ以上にワクワクしてしまっている自分がいました。思い返せば、幼き頃に観て心躍らせた80年代ハリウッドSF映画は、まさにこの原作のような、荒唐無稽だけどどこかファニーでドキドキするアトラクションのような作品ばかりでした。そんな原作を日本で実写化するチャレンジャーとして任命された事を本当に光栄に思います。同じくこの企画に賛同し集まってくれたステキなキャストの皆さんと共に、やるからにはあの頃の自分と同じように心躍らせながら老若男女みんなで楽しめるエンタテイメント作品に仕上げたいと思います!○小川真司プロデューサー コメントオールタイムベストのアンケートをとれば常に上位、SFファンの間で名作の誉れ高い『夏への扉』。1979年の初読以来、映画化はずっとずっと個人的な夢でした。原作者は『機動戦士ガンダム』の設定に影響を与えハリウッドでも映画化された『宇宙の戦士』(映画タイトル『スターシップ・トゥルーパーズ』)で有名なSFの巨匠作家ロバート・A・ハインライン。タイムトラベルものは映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』も含めて数々あれど、時間旅行ものというジャンルを確立させた本作は後の作品に大きな影響を与えた古典中の古典と言えるでしょう。だからこそ映画化という高いハードルを乗り越えるためには強力な監督脚本コンビが必要で、『陽だまりの彼女』でいっしょに組んだ三木孝浩監督と菅野友恵さんしかいない! と二人に依頼、再びタッグを組んでいただきました。そしてピュアさ誠実さの表現に関しては当代随一の山﨑賢人さんを主演に迎えることができました。重要な登場猫のピートと山﨑さんの共演も大きな見所の一つです。どん底からの逆転とタイムトラベルをミックスしたストーリーの面白さをあますところなく入れこんだ本作、未来が不明瞭な今だからこそ、皆さんに早くお届けしたいと思っています。
2020年06月29日北川景子、新木優子、小松菜奈、窪田正孝、北村匠海、中川大志らが所属するスターダストプロモーション制作3部が27日、ドラマプロジェクト『SSS ~Special Short Story~』を発表した。同プロジェクトには、昨年までファッション誌『Seventeen』の専属モデルを務め、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18)、『うちの執事が言うことには』(19)など近年多数の話題作に出演している田辺桃子をはじめ、ボーカル&ダンスユニット・M!LKの吉田仁人、ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGON・松村和哉、デビュー次世代ユニット「原因は自分にある。」小泉光咲、『FAKE MOTION』に出演の吉澤要人、「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリ受賞の松本大輝、『インハンド』(TBS)などに出演の高橋春織、『そして、ユリコは一人になった』(カンテレ)、『いいね!光源氏くん』(NHK)、『小説の神様』(公開日未定)に出演の柴田杏花ら若手俳優陣が集結。今回の『SSS ~Special Short Story~』はタレント自らが撮影。オリジナルショートストーリーを制作し、スターダストプロモーション制作3部の公式YouTubeチャンネルで順次配信していく。現在、第1弾から第4弾までの配信が決定しており、小泉光咲、松村和哉、高岡凜花が出演する第1弾「フィフティー・フィフティー」は、27日正午から配信を開始した。各作品の企画・監督は、三木孝浩氏、八重樫風雅氏、東かほり氏、渡邉安悟氏、吉野主氏といった注目の若手クリエイターが務める。テーマソングは、「原因は自分にある。」の「嘘から始まる自称系」。同プロジェクトでは、第4弾以降の制作も予定している。■第1弾「フィフティー・フィフティー」出演:小泉光咲(原因は自分にある。)、松村和哉(SUPER★DRAGON)、高岡凜花脚本・監督:八重樫風雅ストーリー:高校生のシンゴ(小泉)は、親友・レイジ(松村)に相談を持ちかける。その内容は、同じクラスの朝比奈(高岡)へのリモート告白。それぞれの思いが交錯し、思いもよらぬ事実も発覚していく。■第二弾「男子を飼う」出演:田辺桃子、小野寺晃良、柴田杏花、永井彩加、吉倉あおい、関めぐみ脚本・監督:東かほり配信開始時期:6月下旬ストーリー:山下拓真(小野寺)が、江藤リカ(田辺)の呼び出しのもと、柴田、永井、吉倉、関演じる女性5人に監視される。なぜ監視されているのか。5人に隠された共通点とは何か。女性同士が様々な議論を展開し、真相に迫っていく。 最後に明かされる衝撃の事実とは……。■第三弾「駆ける帰宅部に明日はあるのか」出演:松村和哉(SUPER★DRAGON)、松本大輝、高橋春織、冬野心央、吉田仁人(M!LK)、宇野愛海、永井彩加、吉澤要人(原因は自分にある。)脚本:渡邉安悟・深井眠監督:渡邉安悟配信開始時期:7月上旬ストーリー:野田ケイジ(松村)、吉村コウタ(松村)、川崎スズカ(高橋)、畑中トオル(冬野)の帰宅部4人が部員募集に奔走するコミカルな物語。個性豊かな帰宅部候補生の入部オーディション、伝説の帰宅部OBのアドバイス、部活クラッシャーとの最終決着…!果たして、帰宅部は存続できるのか。■第四弾「タイトル未定」脚本・監督:吉野主配信開始時期:7月中旬ストーリー:休校期間が間も無く終わろうとしている中、手探りのまま始まる学校生活に疑問を感じる高校生たち。Twitterのタイムラインに流れてきたあるハッシュタグから、男女6人の青春群像劇が始まる。
2020年06月27日芸能プロダクション「スターダスト」に所属する映画監督・役者らが脚本をリレー形式でつないでいく企画「リレー空想映画」で完成した2つの脚本を、完全リモートでサウンドドラマ化、デジタルコンテンツとしてリリースすることが決定した。「リレー空想映画」は、SNSで公開しながらリレー形式で繋いでいく脚本を読んで、閲覧者それぞれの脳内に再生される空想映画を楽しんでもらうという企画。今回リリースされるリレー空想映画は、脚本に北村匠海&中川大志らが参加した『嘘とマーガレット』、葵わかな&清原翔らが参加した『もう一度逢えたら必ず』の2作品。第1弾『嘘とマーガレット』本作は、高校生のリクがある日、机の上に置かれていた一輪のマーガレットと手紙を見つけ、同級生のシュウヘイに相談。もしかして告白かもと、リクがニヤけているところに、幼なじみでリクに恋心を寄せるアヤミが来てからかう。そして、フワッと花の香りがすると、リクは幼いころに起きた出来事を思い出す…というあらすじ。リレー脚本に参加したのは、北村さん、中川さん、三木孝浩監督、中島良監督。実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』、『坂道のアポロン』で三木監督作品に出演している繋がりもあり、監督が北村さんと中川さんに声を掛け、2人は小学生のレッスン生時代から交流があることも功を奏して快諾。また順番は、2番目と3番目は電子あみだくじで決定し、三木監督、北村さん、中川さん、中島さんの順番に決まり、さらにタイトルはSNSの投票システムを使い、これから書くストーリーのタイトル候補3つを挙げ、投票数が一番多いタイトルに決定した。そして1日1話更新、500文字程度、リレー2周して完成させる、一切の打ち合わせもないリレーがスタート。北村さんは脚本の中に新キャラクター「アヤミ」を登場させたり、必然的に「アヤミ」のことを書かないといけなくなった中川さんが「1000文字ぐらいになった・・・笑」と筆が止まらなくなってしまったり。さらに最終話では、2つの終わり方を思いついた中島監督が、フォロワーへアンケートも行った。今回のサウンドドラマ化では、リク役を北村さん、シュウヘイ役を中川さんが担当。アヤミ役は田辺桃子、ミサキ・ナギサ役は高橋春織が一人で二役に挑戦。ナレーションは川津武大。リクとミサキの幼少期を谷垣有唯と柴山愛理が担当。そして、三木監督がサウンドドラマの監督に初挑戦。収録は完全リモートで、三木監督の編集により完成した。北村さんは「自分たちの関わった脚本だし、とっても愛着がある物語です。ふんわりマーガレットのように優しく包んでくれるものになっていると思います」と自信をみせ、中川さんは「頭を抱えながらストーリーを繋いでいった経験は、表現者として沢山の学びもあり、めちゃくちゃ楽しかったです!この時代を過ごした記憶と共に、この作品が残っていったら嬉しいです」とコメントしている。第2弾『もう一度逢えたら必ず』そして2作目は、脚本に葵さん、中村ゆりか、清原さんが参加。再び1番と最後の5番を監督が担当し、2~4番は電子あみだくじに委ね、中島監督、清原さん、葵さん、中村さん、三木監督の順番に決定。同じくSNSの投票システムを使って決めたストーリータイトル。物語は、彼氏にフラれたばかりのくるみが、会社の先輩・つきと居酒屋でヤケ酒を呑んでいる。そんなつきもまた、元彼に心残りがある様子…。ある日、くるみが遅刻した罰として、今度はくるみがつきに付き合って特急列車である場所へ。彼女たちの気持ちが徐々に癒されていく――というストーリーだ。脚本リレーでは、葵さんと中村さんの書くセリフは、リアルな女子トークになっており、特にセリフ部分は清原さんにおいても、役者であることが生かされているようで、数々の台本を読みこなしているからこそ書ける脚本に仕上がった。そしてサウンドドラマでは、脚本リレー当初からそれぞれが思っていた配役になり、くるみ役は葵さん、つき役は中村さん、そうた役は清原さん。さらに、ヒロ役に渕野右登、いしかわ役を小柳心。ナレーションはロックバンド「FLOWER FLOWER」のyuiが初挑戦。葵さんは「自分に物語を作っていくことが出来るのかどうか、始まる時は不安の方が大きかったのですが、いざ始まってみると本当に楽しかったです!」と参加した感想を明かし、中村さんは「画面越しで声の収録をした際に離れているので声の距離感が掴めなかったり、回想と現在のテンションの変化が難しかったです」と苦労した点を語る。一方「今まで文章を書くということが苦手で逃げていた」という清原さんは、「この企画を頂いてどうしようかすごく迷いましたが、意外にも好評価を頂けました(笑)。リレー形式ならではの、ストーリーが自分の考えの範疇から超えていくのがすごく面白かったですし、参加させて頂けて本当に良かったです」と話している。リモート座談会を収録脚本をリレー形式で繋ぐのは初めてのことということで、それぞれがどんな感想を抱いたのか、リレー終了後に各チームでリモート座談会を開催。どう考えてこのような展開になったのか、新キャラクターはどういうつもりで登場させたのか、執筆にどれくらいの時間を費やしていたのかなど、音声が収録されている。また、劇伴音楽も自宅で作れるということを条件に、スターダスト所属のアーティストに依頼。『嘘とマーガレット』の劇伴音楽は、シンガーソングライターのK。『もう一度逢えたら必ず』は、クリエイターのJUNEが担当。ジャケットイラストは、コントグループ「テニスコート」のメンバー神谷圭介(『嘘とマーガレット』)、脚本リレーにも参加した中村さん(『もう一度逢えたら必ず』)が手掛けた。なお、ステイホームにより生まれた企画という思いから、デジタルコンテンツの収益の一部は公益社団法人日本医師会へ寄付されるという。リレー空想映画『嘘とマーガレット』は6月18日(木)、リレー空想映画『もう一度逢えたら必ず』は6月25日(木)リリース。※全てデジタル商品(cinemacafe.net)
2020年06月18日芸能プロダクション・スターダストに所属する役者や映画監督が、脚本をリレー形式でつないでいく企画「リレー空想映画」を5月10日よりスタートさせ、2つの脚本が完成。このたび、その2つの脚本を完全リモートでサウンドドラマ化し、デジタルコンテンツとしてリリースすることが決定した。北村匠海、中川大志らが参加した『嘘とマーガレット』は6月18日、葵わかな、中村ゆりか、清原翔らが参加した『もう一度逢えたら必ず』は6月25日にリリースされる。「リレー空想映画」は、ステイホームの時間を少しでも楽しんでもらいたい、そして自分たちも楽しめるコンテンツを作りたいと考えた企画。1つの脚本をリレーで書いていくことで、それぞれの解釈や好みが加わり、思いもよらない方向へストーリーが展開し、見ているひとや脚本を書いている筆者自身もその過程を楽しむことができる。サウンドドラマ化に際しては、映画監督・役者・アーティスト・ナレーター・芸人・作家など、多彩な才能が集まるスターダストならではの、所属者だけで完成させることができるコンテンツに。なお、ステイホームにより生まれた企画という思いから、デジタルコンテンツの収益の一部を公益社団法人日本医師会へ寄付する。第1弾の脚本リレーに参加したのは、北村匠海、中川大志、三木孝浩監督、中島良監督の4人。三木→北村→中川→中島の順番で、1日1話(500文字程度)更新し、リレー2周して完成させた。タイトルは、候補3つを挙げ、投票数が一番多いタイトル『嘘とマーガレット』に。一切の打ち合わせもなく行われたリレー。自分の番が来たらその日に脚本の続きをアップしないといけないというプレッシャーのなか、次の人にバトンを渡す際に無茶ぶりをするなど、それぞれが楽しんでいる様子がうかがえる。北村は脚本の中に新キャラクター「アヤミ」を登場させてすぐに中川へバトン。必然的に中川は「アヤミ」のことを書かないといけなくなる。中川が担当の日になかなか脚本がアップされない様子が気になり聞いてみると「1000文字ぐらいになった・・・笑」と、筆が止まらなくなったようだ。最終話を書くにあたり、2つの終わり方を思いついた中島は、フォロワーの皆さんへアンケートを実施。「爽やかなハッピーエンド」「切ないハッピーエンド」のうち「切ないハッピーエンド」が多数となり、その意見を取り入れてストーリーをしめくくった。サウンドドラマのキャストは、リク役を北村、シュウヘイ役を中川が担当。そしてアヤミ役は田辺桃子、ミサキ・ナギサ役は高橋春織が一人で二役にチャレンジ。リクとミサキの幼少期は谷垣有唯と柴山愛理が担当した。ナレーションには、男性キャスターユニット、イケキャス.の川津武大が抜てきされた。収録は完全リモートで、和気あいあいとした雰囲気で行われ、三木の編集により完成させた。第2弾は、葵わかな、中村ゆりか、清原翔、三木監督、中島監督の5人が参加。中島→清原→葵→中村→三木の順番で行われた。タイトルも同じくSNSの投票システムを使い、3つの候補の中から『もう一度逢えたら必ず』に決定した。第2弾の脚本リレーは居酒屋でヤケ酒する失恋女子トークからのスタート。2番手の清原のストーリーがやけに短いのはある理由があった。そして新キャラクター「いしかわ」を登場させた意図は、リレー終了後に各チームで開催した座談会で明らかに。葵と中村の書くセリフはリアルな女子トークになっており、特にセリフ部分は清原においても役者であることが生かされているようで、数々の台本を読みこなしているからこそ書ける脚本になった。サウンドドラマでは、脚本リレー当初から皆が思っていた配役になり、くるみ役は葵、つき役は中村、そうた役は清原に。さらにヒロ役には渕野右登、いしかわ役は小柳心がユニークに演じた。そしてナレーションにはロックバンド・FLOWER FLOWERのyuiがあの琴声で初挑戦した。劇伴音楽も所属アーティストがリモートで制作。『嘘とマーガレット』は、ドラマ『1リットルの涙』の主題歌「Only Human」が大ヒットし、昨年公開された映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』で書き下ろした主題歌「光るソラ蒼く」では多くの感動を与えたシンガーソングライター・K、『もう一度逢えたら必ず』は、嵐への作詞提供やw-inds.、Little Glee Monsterなど数多くのアーティストへの楽曲提供、アレンジを行っているクリエイター・JUNEが手掛けた。また、『嘘とマーガレット』のジャケットイラストは、ナンセンスコメディをベースにしたコントを展開するコントグループ「テニスコート」のメンバーである神谷圭介が担当。『もう一度逢えたら必ず』の脚本リレーにも参加した中村ゆりかは、キャラクターの動きや心情、情景などの演出を説明する“ト書き”で情緒豊かな表現をしており、そのイメージでイラストを描いてみてはということでオファーし快諾した。参加メンバーからコメントも寄せられた。【北村匠海】サウンドドラマという形で芝居をするのは初めてでした。リモートで実際距離は遠いものの、三木監督の下、心の距離は近く作品をみんなで作れたかなと思います。自分たちの関わった脚本だし、とっても愛着がある物語です。ふんわりマーガレットのように優しく包んでくれるものになっていると思います。【中川大志】初めて現場から長い期間離れ、家で多くの時間を過ごしていた時に、こんな時だからこそ何か発信できないかと声をかけてもらったプロジェクトでした。頭を抱えながらストーリーを繋いでいった経験は、表現者として沢山の学びもあり、めちゃくちゃ楽しかったです!この時代を過ごした記憶と共に、この作品が残っていったら嬉しいです。【葵わかな】自分に物語を作っていくことが出来るのかどうか、始まる時は不安の方が大きかったのですが、いざ始まってみると本当に楽しかったです! みんなで物語を作っていくのが、自分にはない世界を見せてもらえるようで、ワクワクしたし、どう書いたら自分の思う情景を伝えることができるんだろう、と言葉について考える時間もたくさん持てました。サウンドドラマでキャラクターとしても参加させていただけると聞いた時はとても嬉しかったです! 収録しながら、今まで以上に作品やキャラクターに愛着が湧いていくのがわかりました。全てリモートで行った新しい形のエンターテイメントが、どんな形で皆さんに受け取っていただけるのか、とても楽しみです。【中村ゆりか】撮影がストップし、自粛生活をしている中「リレー空想映画」という新しい企画に参加できてとても嬉しかったです。リレーがあっという間に終わってしまい、まだ書きたいなと思うほど本当に楽しみながら行うことができました。画面越しで声の収録をした際に離れているので声の距離感が掴めなかったり、回想と現在のテンションの変化が難しかったです。今回初めてなのですが、三木監督の優しい丁寧な演出にとても助けられました。完全リモートでのサウンドドラマを是非、皆さんにも楽しんで頂けたら嬉しいです。【清原翔】今まで文章を書くということが苦手で逃げていたので、この企画を頂いてどうしようかすごく迷いましたが、意外にも好評価を頂けました(笑)。リレー形式ならではの、ストーリーが自分の考えの範疇から超えていくのがすごく面白かったですし、参加させて頂けて本当に良かったです。【三木孝浩】世界規模で大変な状況が続く中、出来ることが限られた状況下で、少しでも皆さんにエンタテイメントをお届けできないかと、始まったこの『リレー空想映画』。でもひょっとしたら創った僕たちが一番楽しんでたかもしれません(笑)。想像は力になります。未来を暗いイメージで埋めるのではなく、明るくワクワクするような空想をすることで明日がちょっとでも楽しみになってくれたら嬉しいです。【中島良】これまで物語を作るときは、結末からの逆算で作ってきました。しかし、リレー形式で作っていくということで、他の皆さんがどんな続きを描くのか、毎日ドキドキしながら取り組みました。そしてリレーに参加されたキャストの皆さんがサウンドドラマにも出演されたことで、より物語の面白さが表現されていると思います。ネットで読んでくださった方々の応援によって作られた部分も大きいと思います。ありがとうございました。ぜひお楽しみください。
2020年06月18日浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二らをキャストに迎え、咲坂伊緒の漫画を三木孝浩監督が実写化する『思い、思われ、ふり、ふられ』から、予告映像と主題歌が初解禁となった。「好きだ。伝えるはずだった思いはあの雨にかき消されてしまった」という理央(北村匠海)のセリフから始まる予告編では、高校生の男女4人の切なくすれ違う恋模様が瑞々しく描かれている。青春感たっぷりの映像に映し出されるのは、自分の気持ちを表すのが苦手で現実的な恋をする朱里(浜辺美波)。そんな彼女に気持ちを伝えられないまま家族となり、叶わない恋にとらわれる理央。理央の気持ちを知りながら彼に惹かれ、初めての恋に戸惑う由奈(福本莉子)。そして、まだ恋を知らない和臣(赤楚衛二)。秘密や葛藤を抱える彼らだが、自分の気持ちや恋心を寄せる相手に向き合っていく。中でも、「姉弟」と笑い飛ばそうとする朱里に理央が隠していた想いをぶつける切ないキスシーンは要注目だ。最後は、「それが、誰も傷つかない方法だった」という朱里のセリフで締めくくられ、それぞれの恋の行方を最後まで見届けたくなる映像に仕上がっている。そんな4人の切なくすれ違う片思いにやさしく寄り添い、彩るのは、「Official髭男dism」の名曲「115万キロのフィルム」。三木監督から「ごく普通の高校生の男女四人の日々の心の揺らめきを切り取ってゆく『ふりふら』のテーマとこれほど合致する曲は他にない」とオファーがあったというが、「Official髭男dism」も「この主人公たちの日々、それをご覧になる皆さんの日々に、もしこの歌が寄り添えたなら、バンドとしてとっても幸せ」と語る。そして、完成した本作を見た浜辺さんと北村さんからも「この映画のために作られたのでは!? と思ってしまうくらい、ぴったり」(浜辺さん)、「こんなにもこの作品に浸らせてくれるピッタリの曲は他に絶対ありません」(北村さん)と絶賛の声が上がっている。『思い、思われ、ふり、ふられ』は8月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社
2020年06月17日咲坂伊緒の漫画を、三木孝浩監督が実写化する映画『思い、思われ、ふり、ふられ』より、悩み、もがきながら青春を駆け抜ける、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二といったメインキャスト4人の場面写真が一挙公開された。到着した場面写真では、少し不器用なヒロイン・山本朱里(浜辺さん)、朱里の義理の弟・理央(北村さん)、内向的な市原由奈(福本さん)、由奈の幼なじみ・乾和臣(赤楚さん)の4人が、屋上で並んで微笑む1枚をはじめ、朱里と理央が雨の中見つめ合う、何か言いたげな表情を見せる場面、授業中の朱里と和臣の姿。また、明るい性格の朱里と、おっとりとした性格の由奈、2人の性格の違いが伝わってくるような登校シーン。王子姿の理央と、普段と少し雰囲気の違う由奈が見つめ合うカット。そして、4人がどこか遠くを見据えるシーンと、爽やかな青春の1ページが切り取られている。『思い、思われ、ふり、ふられ』は8月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社
2020年06月12日吉高由里子&横浜流星W主演で最高純度のラブストーリーを紡ぐ三木孝浩監督最新作『きみの瞳が問いかけている』の新たなキャストが発表された。不慮の事故で視力と家族を同時に失ってしまった明香里(吉高さん)と、かつて将来を有望視されていたキックボクサーだったものの、過去の事件によって心を閉ざし日雇いバイトで食いつないでいる塁(横浜さん)がひょんな勘違いから出逢い、次第に惹かれていく純愛映画。そんな主演の2人に加え今回、やべきょうすけ、田山涼成、野間口徹、奥野瑛太、般若、森矢カンナ、坂ノ上茜、町田啓太、そして風吹ジュンの参加が明らかに。塁のキックボクシングコーチで兄貴分の原田陣役に、『クローズZERO』シリーズのやべさん。塁が所属していたジムの会長・大内役に、「ハンチョウ~神南署安積班~」「特命係長 只野仁」などに出演する田山さん。明香里に気があるカスタマーセンターの上司・尾崎隆文役に、「SP」「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の野間口さん。半グレ集団「ウロボロス」メンバー、久慈充役に『SR サイタマノラッパー』の奥野さん。さらに、キックボクシングの賭博試合に賭ける極竜連合のヘッド、金井役に般若さん。明香里が毎週楽しみにしている連ドラ「LAST LOVE」のヒロイン・麻衣子役に森矢さん。明香里が店長を務めるインテリアショップの店員・津ノ森恵子役に坂ノ上さん。塁の幼なじみで半グレ集団「ウロボロス」のリーダー・佐久間恭介役に町田さん。塁が育った修道院のシスター・大浦美恵子を風吹さんが演じる。『きみの瞳が問いかけている』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年秋、全国にて公開予定©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年03月27日青春恋愛映画の名手・三木孝浩の映画監督デビュー10周年を記念して、映画上映イベント「三木孝浩 filmo day ~音楽と映画~ 2020」の開催が決定。スクリーンで観られる機会はめったにない作品ばかりを上映予定だ。『ソラニン』『僕等がいた』などを手掛ける三木監督の映像作家としての始まりはMV。当時、レコードメーカーでMVのディレクターとして「ORANGE RANGE」など数々のMVを制作し、「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005」最優秀ビデオ賞、「SPACE SHOWER Music Video Awards 2005」BEST POP VIDEOなどを受賞。「JUJU feat. Spontania」の「素直になれたら」の世界初のペア・ムービーでは「カンヌ国際広告祭2009」メディア部門金賞を受賞した。そして2010年に『ソラニン』で長編映画監督デビューし、『僕等がいた』は前後篇あわせて42億円を超える大ヒットを記録。以降も映画を中心にTVCM、ショートフィルム、MVと精力的に制作を続ける中、映画はこの10年間で15作品を発表(公開前作品含む)。今後は、浜辺美波、北村匠海らが出演する人気漫画の実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』や、吉高由里子と横浜流星が共演する『きみの瞳が問いかけている』の公開を控えている。そんな三木監督の作品を上映するイベントを開催。三木作品の単独上映イベントは、前回の映画監督デビュー5周年記念上映イベントから5年ぶり。進行MC全てを三木監督がまわすスタイルは変わらず、今回はこれまでの監督作品の中から、映画3本、ショートフィルム、そしてMVをスクリーンの大画面で上映する。また上映後には、ゲストを招いての舞台挨拶&ティーチインも実施。これまでの作品をふり返りながら、当時の秘話を語る。本イベントは、作品ごとに出入り自由な音楽ライブフェスのような上映イベント“三木フェス”となっている。今回の開催に関して三木監督は「10年というこのタイミングで、自分の辿ってきた足跡を見つめ直すと、自分の作品が本当に素敵な音楽に支えてもらってたんだなぁと改めて感じます。そんな素敵な音楽たちに想いを巡らせながら上映作品を楽しんでいただけたら嬉しいです!」と呼びかけている。なお、本イベントのチケット申込受付(抽選)は2月13日(木)18時から行われる。「三木孝浩 filmo day ~音楽と映画~ 2020」は4月19日(日)ユーロライブ(東京・渋谷)にて開催。(cinemacafe.net)
2020年02月13日「ストロボ・エッジ」「アオハライド」の咲坂伊緒原作漫画を、三木孝浩監督が実写化する映画『思い、思われ、ふり、ふられ』。この度、邦画業界初となる本作の“動き出すポスター”が公開された。今回の特別なポスターは、三木監督自らのディレクションのもと、ポスターやスマホの画角に合わせて縦型で新規撮影。山本朱里役の浜辺美波、市原由奈役の福本莉子、山本理央役の北村匠海、乾和臣役の赤楚衛二が床に寝そべって空を見上げているところから始まり、それぞれ1人ずつの表情をとらえた後、「恋、それぞれの結末へ」とコピーが転換され、全員揃った4分割の構図に切り替わる。監督自身も撮影時から縦型で撮影するのは初めての試み。「思春期のキャラクター達の、一か所に留まらずたゆたうように動き続ける想いを描いた本作の空気感を、静止画ではなくこの“動き出すポスター”で表現出来たらと思って創りました」と制作への思いを明かしている。なお、この30秒ポスターのほか、メインキャラクターの4人それぞれのキャラクター編も制作。新宿ピカデリー(※12/13~先行上映)、OSシネマズ神戸ハーバーランド(※12/13~)をはじめ、各地の映画館でも順次展開予定だ。この発表に先駆け、Wヒロインの浜辺さんと福本さんが新宿ピカデリーでサイネージに流れている様子をチェック!実際に完成したポスターを見た2人は「すごい動いている!懐かしい!いいですね!」と大興奮。この企画に最初は「正直想像がつかなかった」という浜辺さんも「今日完成したものを見て、やっと分かりました。一見綺麗なポスターのようだけど、表情やシーンが映像として移り変わっていくのが見ていてすごく楽しくて面白いです」と絶賛。福本さんは「30秒の短い映像を作り上げるために、何度も何度もアングルを変えながら何時間も撮影していたので大変でした」と撮影をふり返った。『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年8月14日(金)より全国にて公開。アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年5月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』 2020年5月29日より全国にて公開© 2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会© 咲坂伊緒/集英社
2019年12月12日女優の吉高由里子(31)と俳優の横浜流星(23)が映画「きみの瞳(め)が問いかけている」(三木孝浩監督、来年秋公開)で初共演することを、一部スポーツ紙が報じた。記事によると、2011年公開の韓国映画「ただ君だけ」が原作。吉高が演じるのは不慮の事故で視力と家族を失うも、明るく生きる明香里。そして横浜が演じるのは将来を期待されていたものの、過去の事件から心を閉ざしたキックボクサー・篠崎塁。そんな2人の純愛を描くという。そんな格闘家役に挑むことになった横浜だが、中学3年生の時に極真空手の世界大会で優勝した経験があることが知られている。劇中で横浜演じる塁は明香里の手術代のために、高額賞金が出る賭博試合への出場を決意するという。そのため役作りでは“本気モード”の横浜が見られそうだ。「横浜さんは小学6年生の時にスカウトされて現在の事務所へと入りました。しかしその後も、中学時代は極真空手の練習を熱心に続けていたそうです。将来的に世界王者も目指せるほどの逸材だったと聞きました。今回は極真空手ではなくキックボクシングですが、種目が違ったとしてもその才能は行かされるはず。その肉体美も相まって、迫力のあるシーンが期待できそうです」(芸能関係者)得意の格闘技を武器に、さらに俳優としてステップアップしそうだ。
2019年10月04日恋愛映画『きみの瞳が問いかけている』が、2020年10月23日(金)より全国ロードショー。吉高由里子×横浜流星W主演。韓国が涙した純愛ラブストーリーが原作原作は、観客動員数130万人を超えるヒットを記録した韓国の恋愛映画『ただ君だけ』。盲目の女性に、報われることのない無償の愛を捧げ続ける男を描いたチャールズ・チャップリンの名作『街の灯』をモチーフにした純愛ラブストーリーで、劇中では視力を失った女性と過去の過ちを抱えながら生きる元ボクサーを主人公に描いている。運命のいたずらによって翻弄されていく2人の物語は、当時多くの観客の涙を誘った。<ストーリー>目は不自由だが明るく愛くるしい明香里(吉高由里子)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜流星)。小さな勘違いから出会った2人は惹かれあい、ささやかながらも掛け替えのない幸せを手にした――かに見えた。ある日、明香里は、誰にも言わずにいた秘密を塁に明かす。彼女は自らが運転していた車の事故で両親を亡くし、自身も視力を失っていたのだ。以来、ずっと自分を責めてきたと言う明香里。だが、彼女の告白を聞いた塁は、彼だけが知るあまりに残酷な運命の因果に気付いてしまっていた――。登場人物(キャスト)吉高由里子×横浜流星がW主演日本版として生まれ変わる『きみの瞳が問いかけている』では、吉高由里子×横浜流星を迎えて映画化。吉高由里子演じるのは、不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われながらも、小さな楽しみを糧に明るく健気に懸命に生きようと奮闘するヒロイン・明香里(あかり)。「東京タラレバ娘」「わたし、定時で帰ります」など話題ドラマへの出演が絶えない吉高だが、恋愛を主軸とした映画作品に出演するのは『僕等がいた』以来8年ぶりの出来事となる。また横浜流星は、かつては将来を有望視されていたキックボクサーだったが、過去の事件によって夢を諦めた青年・塁(るい)役を演じる。『いなくなれ、群青』『チア男子!!』など、2019年主演映画が絶えない横浜は、その演技力はもちろん、世界選手権優勝の記録を持つ得意の空手を活かした高い身体能力も発揮できるにちがいない。主役を取り巻く登場人物2人を取り巻くキャラクターには、実力派俳優が参加。激動のドラマにさらに深みを加えていく、彼らの演技にも注目だ。原田陣役(やべきょうすけ)…塁のキックボクシングコーチ。今も昔も暖かく塁を受け入れる兄貴分。大内役(田山涼成)…塁が所属していたジムの会長。事件前は塁の才能に惚れ込んでいたが… 。尾崎隆文役(野間口徹 ) …明香里の働くカスタマーセンターの上司。明香里に気がある。久慈充役(奥野瑛太)…佐久間率いる半グレ集団「ウロボロス」メンバー。金井役(般若)…キックボクシングの賭博試合に賭ける極竜連合のヘッド。麻衣子役(森矢カンナ)…明香里が毎週楽しみにしている連ドラ「LAST LOVE」のヒロイン。津ノ森恵子役(坂ノ上茜 )…明香里が店長を務めるインテリアショップの店員。佐久間恭介役(町田啓太)…半グレ集団「ウロボロス」のリーダー。塁は修道院からの幼馴染。シスター大浦美恵子役(風吹ジュン)…塁が育った修道院のシスター 。監督に、三木孝浩なお監督を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』など、話題の恋愛映画を掛けてきた三木孝浩。本作の制作に至っては、「今回はメイン二人の物語になりますので、特に重視したのは彼らの距離感です。最初に出会った時から、ラストへ向けてどう変化していくか。物語の流れに沿った順撮りではないので、シーンが変わる度に二人と確認し合いました。」と、撮影におけるこだわりを明かしてくれた。三木組へ初参加した横浜も、「一つのシーンを、いろいろな角度からたくさん撮ることによって、その場面の登場人物たちの心情を大事に作ってくださる監督で、ご一緒していて非常に心強かったです。現場でも様々なアドバイスをくださっていたのですが、言われたことをただそのまま形にするのではなく、監督が何を求めているのか自分なりに解釈して、塁の気持ちを見つめながら演じるようにしました。」とコメントを寄せている。【詳細】映画『きみの瞳が問いかけている』公開時期:2020年10月23日(金)監督:三木孝浩キャスト:吉高由里子、横浜流星、やべきょうすけ、田山涼成、野間口徹、岡田義徳、町田啓太、風吹ジュン
2019年10月04日吉高由里子と横浜流星のW主演で、ソ・ジソプとハン・ヒョジュによる大ヒット純愛映画『ただ君だけ』を『きみの瞳が問いかけている』として日本でリメイク。盲目の女性とキックボクサーによる最高純度の“純愛”映画に挑む。吉高さんが演じるのは、不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われながら、小さな楽しみを糧に明るく健気に懸命に生きようと奮闘する女性・明香里。横浜さんは、かつては将来を有望視されていたキックボクサーだったものの、過去の事件によって心を閉ざし、今は日雇いバイトで食いつなぐ毎日を送る無口な青年・篠崎塁を演じる。ひょんな勘違いから出逢った2人は、次第に惹かれあっていくことに。青年の頑なな心は彼女の天真爛漫な性格によって解きほぐされていき、目の見えない彼女にとって、彼の寡黙ながら実直な声と言葉は、天涯孤独の寂しさを埋めてくれ、安心をもたらしてくれるものだった。やがて一緒に暮らし始めた2人。彼女が新しい仕事を始めようと踏み出す一方で、彼の方は再びキックボクシングの道を目指そうとトレーニングを始めたが、あるとき、自分の過去の事件と彼女の失明した事故の間にある因果を知ってしまう。彼女の目の手術代を稼ぐため、また自身の過去と決着をつけるため、高額な賞金が賭けられた不法な賭博試合のリングに再び立つことを決意する――。チャップリンの名作にインスパイアされた韓国映画をリメイク本作は、釜山国際映画祭のオープニング作品として上映され、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』が原作。「ごめん、愛してる」のソ・ジソプと『ビューティー・インサイド』のハン・ヒョジュが共演した同作のモチーフとなったのは、喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』。盲目の女性に、報われることのない無償の愛を捧げ続ける男の想いと生き様が、世界中の涙を誘い、いまもなお純愛映画の金字塔として名前が上がる不朽の名作だ。吉高由里子は『僕等がいた』以来の恋愛映画そんな物語を日本版として生まれ変わらせるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』など話題の恋愛映画を続々手掛ける三木孝浩監督。運命に拒まれ、すれ違うがゆえに想いを募らせていく切ないラブストーリーの世界に観客を誘う。いまや同世代女性を代表するアイコン的存在として圧倒的な人気を誇る吉高さん。朝ドラ「花子とアン」や「東京タラレバ娘」「わたし、定時で帰ります。」などドラマでの活躍で知られるが、意外にも恋愛を主軸としたラブストーリーへの出演は少なく、8年前に出演した『僕等がいた』以来。そのメガホンをとったのが三木監督で、前後篇で42億円を越える大ヒットを記録した黄金タッグが、再び実現した。また、横浜さんといえば、今年「初めて恋をした日に読む話」と「あなたの番です‐反撃編‐」という2本の大ヒットドラマと主演映画3本という活躍ぶりで、2019年上半期ブレイク俳優ランキング1位となった、いま最も旬な俳優。極真空手世界選手権の優勝経験者という異例の肩書を持つ彼にとっては、キックボクサー役という身体能力の高さもこれ以上なく発揮できる役柄に挑む。なお、タイトルは戯曲「ロミオとジュリエット」の中に登場するロミオのセリフ。「彼女の目が問いかけている。僕は答えなければ」と続く言葉で、主人公・明香里が「ロミオとジュリエット」を好きで、このセリフの点字シールを自分のPCに貼っている。吉高由里子「2人の物語を純粋に育んでいくことを楽しみに」今回、私が演じさせていただく「明香里」という役は、ある事故により視力を失ってしまった女性です。脚本を読ませていただいたとき、目が見えなくなっても、明るく前向きに生きていこうとする彼女がすごく魅力的だなと感じました。また1人の男性と出会うことによって変化していく互いの運命の残酷さと儚い部分を表現できればと思います。難しい役への挑戦となりますが、今回三木監督とまたご一緒できることがとても心強いです。そして横浜さんと一緒にこの2人の物語を純粋に育んでいくことを楽しみにしながら、撮影を心待ちにしたいと思います。横浜流星「今キックボクシングの練習をしつつ、肉体改造も」台本を読んで、愛についてすごく考えさせられました。孤児な男が1人の女性に出会い、惹かれ、閉ざしていた心を開いていく姿を繊細に表現出来たらと思います。また、人を愛することの素晴らしさをこの作品を通して伝える事が出来れば良いなと思います。個人的には、今キックボクシングの練習をしつつ、肉体改造もしています。空手が身体に染み付きすぎていて、キックボクサーの動きに修正する作業はとても難しいですが、撮影が楽しみで仕方ないです。三木監督とはお会いした時にこの役は横浜くんしかいない。という有難いお言葉を頂きました。その言葉を胸に、全力で撮影に臨みたいと思いますし、今回本格的にご一緒することができてうれしいです。吉高さんとご一緒するのは初めてですが、今回ご一緒することができてとても光栄に思います。吉高さん演じる明香里を心の底から愛し、支えられるように全力で篠崎塁として生きたいと思います!三木孝浩監督「吉高由里子さんは、まさに戦友のような存在」自分にとってターニングポイントとなった作品『僕等がいた』でご一緒した吉高由里子さんは、まさに戦友のような存在であり、またこうしてタッグを組めることを本当に嬉しく思います! 彼女の溢れる優しさとひたむきさがこの愛の物語に新たな輝きをもたらしてくれると確信しています。そして、今もっとも勢いがあり、ほとばしる熱量を内に秘めた俳優・横浜流星くん。この二人がどう化学反応を起こすのか? 今から本当に楽しみです!!『きみの瞳が問いかけている』は2020年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月01日吉高由里子と横浜流星がW主演を務める映画『きみの瞳が問いかけている』(2020年秋公開)の製作が1日、明らかになった。同作は喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』にインスパイアされ、韓国で2011年に公開、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした純愛映画。不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高)と、将来を有望視されていたキックボクサーだったものの現在は心を閉ざした青年・篠崎塁(横浜)の物語を描く。意外にも恋愛を主軸としたラブストーリーの出演は8年前に出演した『僕等がいた』以来という吉高は、前後篇で42億円を越える大ヒットを記録した同作のメガホンを取った三木孝浩監督と再タッグ。また空手の世界選手権の優勝経験者という異例の肩書を持つ横浜がキックボクサー役で身体能力の高さを発揮する。クランクインは10月中旬を予定している。○吉高由里子さんコメント今回、私が演じさせていただく「明香里」という役は、ある事故により視力を失ってしまった女性です。脚本を読ませていただいたとき、目が見えなくなっても、明るく前向きに生きていこうとする彼女がすごく魅力的だなと感じました。また1人の男性と出会うことによって変化していく互いの運命の残酷さと儚い部分を表現できればと思います。難しい役への挑戦となりますが、今回三木監督とまたご一緒できることがとても心強いです。そして横浜さんと一緒にこの2人の物語を純粋に育んでいくことを楽しみにしながら、撮影を心待ちにしたいと思います。○横浜流星 コメント台本を読んで、愛についてすごく考えさせられました。孤児な男が1人の女性に出会い、惹かれ、閉ざしていた心を開いていく姿を繊細に表現出来たらと思います。また、人を愛することの素晴らしさをこの作品を通して伝える事が出来れば良いなと思います。個人的には、今キックボクシングの練習をしつつ、肉体改造もしています。空手が身体に染み付きすぎていて、キックボクサーの動きに修正する作業はとても難しいですが、撮影が楽しみで仕方ないです。三木監督とはお会いした時にこの役は横浜くんしかいない。という有難いお言葉を頂きました。その言葉を胸に、全力で撮影に臨みたいと思いますし、今回本格的にご一緒することができてうれしいです。吉高さんとご一緒するのは初めてですが、今回ご一緒することができてとても光栄に思います。吉高さん演じる明香里を心の底から愛し、支えられるように全力で篠崎 塁として生きたいと思います!○三木孝浩監督 コメント自分にとってターニングポイントとなった作品『僕等がいた』でご一緒した吉高由里子さんは、まさに戦友のような存在であり、またこうしてタッグを組めることを本当に嬉しく思います! 彼女の溢れる優しさとひたむきさがこの愛の物語に新たな輝きをもたらしてくれると確信しています。そして、今もっとも勢いがあり、ほとばしる熱量を内に秘めた俳優・横浜流星くん。この2人がどう化学反応を起こすのか?今から本当に楽しみです!!
2019年10月01日人気コミック「思い、思われ、ふり、ふられ」が実写映画化され、2020年8月14日(金)に公開。また9月18日(金)には、アニメーション映画も公開される予定だ。咲坂伊緒の人気コミック“ふりふら”が実写映画化原作は「ストロボ・エッジ」、「アオハライド」も手掛けた咲坂伊緒のコミック「思い、思われ、ふり、ふられ」。2015年7月号から「別冊マーガレット」にて連載され、2019年5月13日(月)発売の6月号にて最終回を迎え、全12巻で完結する予定。繊細で瑞々しい物語が高く評価され、電子版も含むシリーズ累計部数は、2019年4月現在で、既刊11巻で450万部を突破している。物語は、4人の高校生男女の切なくすれ違う恋模様を瑞々しく描いた傑作青春ラブストーリー。それぞれ違った個性を持つ4人全員が物語の主人公であり、秘密や葛藤を抱えた彼らが恋愛や友情を通して、自分自身・他者と向き合いながら成長していく。キャスト&監督山本朱里役:浜辺美波山本朱里を演じるのは、『君の膵臓をたべたい』『映画 賭ケグルイ』に出演する浜辺美波。社交的な性格で恋愛に対しても現実的で積極的だが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手で、空気を読む役に徹してしまう不器用な性格の女の子を演じる。山本理央役:北村匠海朱里の血のつながらない弟・山本理央役には、『君の膵臓をたべたい』『君は月夜に光り輝く』『十二人の死にたい子どもたち』などにも出演する実力派俳優・北村匠海。朱里のことをずっと好きで告白しようとしていたが、親の再婚により血のつながらない姉弟になってしまい、その想いを伝えることができないまま胸の内に抱えるキャラクターを演じる。市原由奈役:福本莉子市原由奈役は、若手女優の福本莉子。福本演じる由奈は、夢見がちで恋愛に対して消極的な女の子。正反対な性格の朱里と、彼女の異父姉弟である理央に出逢い、理央に片想いをする。乾和臣役:赤楚衛二由奈の幼馴染で、理央や朱里のよき理解者となっていく乾和臣役は、「仮面ライダービルド」にてクローズ役を演じた赤楚衛二。天然キャラの和臣だが、厳格な両親に育てられ、自分の将来の夢に関しては、本当の気持ちを言い出せずに悩んでいる。同じように家庭環境に悩む朱里に共感し、次第に惹かれていくが、理央の朱里に対する気持ちに気づいてしまう。監督は三木孝浩監督は、三木孝浩。『僕等がいた前篇・後篇』、『陽だまりの彼女』、『アオハライド』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『フォルトゥナの瞳』など数々の青春・恋愛映画を手掛けている。音楽にOfficial 髭男 dismの名曲「115 万キロのフィルム」劇中ですれちがう4人の<片想い>に優しく寄添うのは、人気バンド・Official 髭男 dismの名曲「115 万キロのフィルム」。“『ふりふら』のテーマとこれほど合致する曲は他にない”と大絶賛した三木監督からのオファーがあったというが、バンドメンバーも「この主人公たちの日々、それをご覧になる皆さんの日々に、もしこの歌が寄り添えたなら、バンドとしてとっても幸せ」と、喜びの声を寄せている。実写版ストーリー明るく社交的な【朱里】、内向的でうつむきがちな【由奈】、クールな【理央】、爽やかで天然な【和臣】。偶然出会ったタイプの全く違う4人は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。 親同士の再婚で「家族」となり、朱里に言えない恋心を抱える理央。そんな理央に憧れるけど自分に自信が持てない由奈。和臣に惹かれていき、自分の感情に戸惑う朱里。ある秘密を目撃してしまい自分の気持ちに蓋をしてしまう和臣。1人の告白をきっかけにそれぞれの感情は複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違ってしまう。4人の切なすぎる《片想い》の行方は――詳細映画『思い、思われ、ふり、ふられ』〈実写版〉公開時期:2020年8月14日(金)原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」(集英社「別冊マーガレット」連載)監督:三木孝浩脚本:米内山陽子、三木孝浩出演:浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二
2019年04月26日人気漫画『思い、思われ、ふり、ふられ』(通称:ふりふら)が実写&アニメーションでW映画化することが23日、わかった。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里と由奈、朱里の義理の弟の理央と由奈の幼馴染の和臣が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。大人気原作を映像化するにあたり、実写にするか、アニメーションにするか2つの選択肢がある中で、同時に両方の映像化をするべきだということから企画が展開。原作の咲坂も一緒に脚本づくりを行い、実写映画は2020年8月、アニメ映画は2020年5月に公開される。実写版の監督は三木孝浩が務め、撮影は3月20日~4月20日にオール神戸ロケで行われた。実写版では、浜辺美波が『ふりふら』1人目のヒロイン・山本朱里を演じる。恋愛に対して現実的で積極的、かつ社交能力が高いが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手で、すぐに先回りして空気を読む役に徹してしまう不器用な性格。親の離婚や再婚など複雑な家庭環境の中で無理をして顔をあげて生きていく。夢見がちで恋愛に対して消極的な2人目のヒロイン・市原由奈を演じるのは、第8回東宝シンデレラオーディションでグランプリを受賞した福本莉子。正反対な性格の朱里と、彼女の義理の姉弟である理央に出逢い、理央に片想いをするが、朱里と理央の間に隠された秘密を知ってしまい、悩み、傷つきながらも成長していく。また浜辺とは『君の膵臓をたべたい』以来の実写映画共演となる北村匠海が、朱里の血のつながらない弟・山本理央を演じる。イケメンで女子からもてる所謂“王子様”タイプだが、実は朱里のことをずっと好きで告白しようとしていた。親の再婚により血のつながらない姉弟になってしまい、その想いを告げられないままずっと胸のうちに抱えている。最後に、由奈の幼馴染で、やがて理央や朱里のよき理解者となっていく乾和臣を演じるのは、『仮面ライダービルド』にてクローズ役を演じ注目を集める新星・赤楚衛二。真っ直ぐな好青年で、思ったことをそのまま口に出してしまうような天然キャラだが、厳格な両親に育てられ、自分の将来の夢に関しては、本当の気持ちを言い出せずに悩んでいる。朱里に共感し惹かれていくが、理央の朱里に対する気持ちに気づいてしまい、踏み出せなくなってしまう。4人の切ない恋が描かれていく。○浜辺美波コメント以前から原作が大好きで実写化されるとしたら誰が演じるんだろうと思って読んでいました。咲坂伊緒さん×三木孝浩監督の青春実写という、私の憧れのコンビネーションの映画に出演出来ることにとてもご縁を感じ、嬉しかったです。朱里は人との距離のとりかたは器用ではありますが、傷つく怖さをちゃんと知っている女の子です。朱里として、1度しかない青春を必死に、駆け抜けたいと思います。共演の北村さんは何度かご一緒させて頂いていますが、最初にご一緒した時から雰囲気が変わらず安心感があります。福本さんは2回目の共演でも、同い年なので、撮影当初から話しやすく楽しかったです!赤楚さんは今回初めまして。そして4人の中だと最年長でいらっしゃるのですが、同級生のように話しかけてくださり、緊張せずに撮影できました! とても居心地のよい雰囲気で撮影に臨むことが出来ました。○北村匠海 コメント原作のイメージを壊さないように心がけるのはもちろん、映画内の4人のコントラストを大切にしたかったのでテンション感はたくさん考えました。役作りに関しては、’’言葉とは裏腹の気持ち’’をとにかく大事にしました。前向きな言葉とは反対の表情をしてみたり、それがすごく理央らしさに繋がっていくのではないかと思いました。共演者の浜辺さんも、福本さんも、赤楚くんも、とても真っ直ぐでひたむきな方々でした。浜辺さんとは’’キミスイ’’以来でしたが、花が咲いたようなキラキラした雰囲気が溢れていて、同じ空間にいてとても楽しかったです。4人で楽しくやりながら、青春時代を謳歌できていたと思います。また三木監督とは僕がまだ小さい頃から作品を一緒にやらせて頂いていて、映画は実に6年ぶりくらいだったのですが、変わらずあたたかい人柄でスタッフさん含むみなさんを包んでいました。芝居しやすかったですし、自由にやらせてもらえるなかにも監督の意図もしっかりあって、話し合いながら進めていくことが出来ました。○福本莉子 コメント初めて原作を読んだ時に、この作品はきっと誰にとっても共感出来る青春の物語なんだと思いました。待っているだけで降ってくる幸せより、4人が努力して掴んだ幸せだからこそ心から応援したくなるキラキラとした物語になっているんだと感じました。私が演じた由奈ちゃんは人見知りで自分に自信が持てない女の子ですが、まっすぐな芯を心の中に秘めているので、その純粋さやまっすぐさを大切に演じました。そしてどんどん成長していく由奈ちゃんを表現する為に視線でのお芝居もかなり意識しました。今回2度目の共演になる浜辺美波さんは事務所の先輩であり同い年でもあるので私にとって心強い存在で、初共演の北村さんや赤礎さんとは初日に敬語を使わずに話すことを決めて、4人全員が本当の同級生のように和気藹々とした現場でした。撮影に入る前に三木監督から作品に関するお手紙を頂いて、それが役作りをする時の道標になり、撮影に入ってからも親身になって話を聞いて想いを共有してくださるのでとても助けられました。○赤楚衛二 コメント『ふりふら』を初めて読んだ時、4人の関係性や、想いの複雑な絡み合いにドキドキしながらも前を向き一歩を踏み出す勇気を貰えました。和臣は明るく真っ直ぐで、可愛らしさもあるけど、自分と向き合う事を諦めて、本当の想いを奥底に蓋をしてる人間でもあるんだと感じました。和臣を演じる事で心がけたのは素直でいる事、そして彼が感じてる、抱えてる想いを表にはなるべく出さずにいる事です。彼自身の心の微妙な変化に気を付けて演じました。共演した美波ちゃんはお淑やかで、様々な場面で周囲に心配りができ、いるだけで華やかになる素敵な方でした。匠海くんは自分をしっかり持っていて博学多才な見たままの好青年で、現場では引っ張っていく力を持っている凄く魅力的な方だなと思いました。莉子ちゃんは居心地の良い空間を常に作ってくれて、自分の世界観を持っており、関西弁で親しみやすい方でした。そして三木監督は柔らかい雰囲気の方で、作品に対する想いや情熱は凄く熱いです。どう見えるか、どう映ってるか等を丁寧に教えて下さって、繊細な心のひだを導き出して下さる素敵な監督さんでした。○三木孝浩監督 コメント漫画ではできない色や音、動きの連続性のある映像の世界に落とし込んだ時、どんな表現になるのか想像するだけで今からとても楽しみです。実写、アニメとも、脚本の打ち合わせにはプロットから参加させていただきました。私が、キャラクターやひとつひとつのシーンに込めた思いやどうしてもいれてほしいポイントを双方の脚本家の方達、スタッフの皆さんと共有しながら脚本の成立に関わることができたのはとても貴重な機会でした。時には実写ならでは、アニメーションならではの見せ方の違いに感心することもありました。実写では映画『アオハライド』でもお世話になった三木監督に再び撮っていただけると分かった時、「また三木監督とお仕事するのが私の夢です」と言って握手していただいたあの時の言葉が現実になった!と興奮したのを覚えてます。漫画原作ではありますが、それでも人の感情の生っぽさを大事にしていただきたいと常に思っているので、そこを安心してお任せできる三木監督に撮っていただけて本当に光栄です。そしてそれを十分に理解してくださるキャストさんばかりに集まっていただけたことも、本当にすごい事だと思っています。そしてさらにアニメーション映画の制作がA-1Picturesさんに決まった時、その時点で絶対いいものを作ってくださると確信しておりましたが、制作過程を見せていただくたびにその気持ちは強くなる一方です。漫画では動くことのない絵が、2次元のまま滑らかに動くアニメーションというのは漫画家にとってロマンです。ふりふらのキャラクターたちがこの世界ではどんなふうに動くのか私も早く観たい気持ちでいっぱいです。漫画でしかできない事、実写にしかできない事、アニメーションでしかできない事、この3つ全ての視点から楽しんでいただく事で、ふりふらという一つの作品を皆様の中で完結させていただければ幸せです。(C)2020 映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社
2019年04月23日映像化もされた「ストロボ・エッジ」「アオハライド」などで知られる咲坂伊緒の最新作「思い、思われ、ふり、ふられ」が、この度2020年に実写&アニメーションでW映画化されることが決定した。■人気漫画をW映画化!2015年7月号から「別冊マーガレット」(集英社)にて連載開始、次回6月号(5月13日発売)にて最終回、全12巻で完結予定となっている咲坂氏の「思い、思われ、ふり、ふられ」。第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し、その繊細で瑞々しい物語が高く評価。電子版も含むシリーズ累計部数は、4月現在450万部を突破している。■ストーリー偶然出会ったタイプの全く違う【朱里】と【由奈】、朱里の義理の弟の【理央】と由奈の幼なじみの【和臣】は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。理央に憧れる由奈、朱里に言えない想いを抱える理央、秘密を抱える朱里、ある秘密を目撃してしまった和臣。それぞれの思いは複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違っていき、切なすぎる恋が動き出す…。■実写映画キャストには旬の若手俳優が集結本作のヒロインで恋愛に対して現実的で積極的だが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手で、すぐに先回りして空気を読む役に徹してしまう不器用な山本朱里を、『君の膵臓をたべたい』「賭ケグルイ」シリーズの浜辺美波。またもうひとりのヒロイン、自分に自信が持てず夢見がちで恋愛に対して消極的な市原由奈を、第8回東宝シンデレラオーディションでグランプリを受賞した福本莉子が演じる。さらに、朱里の血のつながらない弟で、由奈に片想いされるが実は朱里のことが好きでその想いを告げられないままずっと胸のうちに抱えている山本理央を、『君の膵臓をたべたい』「グッドワイフ」の北村匠海。由奈の幼なじみで、やがて理央や朱里のよき理解者となっていく乾和臣を、「仮面ライダービルド」万丈龍我/仮面ライダークローズの赤楚衛二がフレッシュに演じる。■浜辺美波「必死に、駆け抜けたい」「以前から原作が大好きで実写化されるとしたら誰が演じるんだろうと思って読んでいました」と元々原作のファンだという浜辺さんは、「朱里は人との距離のとりかたは器用ではありますが、傷つく怖さをちゃんと知っている女の子です。朱里として、1度しかない青春を必死に、駆け抜けたいと思います」と意気込む。『君の膵臓をたべたい』以来の実写再共演となる北村さんについては「何度かご一緒させて頂いていますが、最初にご一緒した時から雰囲気が変わらず安心感があります」とコメントしている。■北村匠海「青春時代を謳歌できていた」北村さんは役作りについて「言葉とは裏腹の気持ち」を特に大切にしたと言い、「前向きな言葉とは反対の表情をしてみたり、それがすごく理央らしさに繋がっていくのではないかと思いました」と説明。共演者については「浜辺さんも、福本さんも、赤楚くんも、とても真っ直ぐでひたむきな方々でした。浜辺さんとは“キミスイ”以来でしたが、花が咲いたようなキラキラした雰囲気が溢れていて、同じ空間にいてとても楽しかったです。4人で楽しくやりながら、青春時代を謳歌できていたと思います」と撮影をふり返っている。■福本莉子、浜辺美波は「心強い存在」同じくヒロインを演じる浜辺さんについて福本さんは「今回2度目の共演になる浜辺美波さんは事務所の先輩であり同い年でもあるので私にとって心強い存在」と語り、「初共演の北村さんや赤礎さんとは初日に敬語を使わずに話すことを決めて、4人全員が本当の同級生のように和気藹々とした現場でした」と撮影の様子を明かす。また役に関しては「由奈ちゃんは人見知りで自分に自信が持てない女の子ですが、まっすぐな芯を心の中に秘めているので、その純粋さやまっすぐさを大切に演じました」とコメントした。■赤楚衛二、共演者の印象明かす真っ直ぐな好青年だが天然キャラでもある和臣について、「和臣を演じる事で心がけたのは素直でいる事、そして彼が感じてる、抱えてる想いを表にはなるべく出さずにいる事です。彼自身の心の微妙な変化に気を付けて演じました」と赤楚さん。共演者については「美波ちゃんはお淑やかで、様々な場面で周囲に心配りができ、いるだけで華やかになる素敵な方でした。匠海くんは自分をしっかり持っていて博学多才な見たままの好青年で、現場では引っ張っていく力を持っている凄く魅力的な方だなと思いました。莉子ちゃんは居心地の良い空間を常に作ってくれて、自分の世界観を持っており、関西弁で親しみやすい方でした」とそれぞれ印象を語っている。なお、実写映画の監督は『アオハライド』の三木孝浩。すでにオール神戸ロケで撮影は終了しているとのこと。また、アニメーション映画は「A-1 Pictures」が製作を手掛ける。アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年5月、公開予定。実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年8月、公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月23日百田尚樹の同名小説を『坂道のアポロン』の三木孝浩監督が実写化したラブストーリー『フォルトゥナの瞳』が本日から公開になる。本作は、神木隆之介が主人公、有村架純がヒロインを演じ、他人の死が見えてしまう不思議な力(=フォルトゥナの瞳)を持つ慎一郎が、孤独な人生に彩りを与える最愛の女性・葵の死に立ち向かう姿を描く。神木と有村は『3月のライオン』など過去4度、共演しているが、本作で初めての恋人役。完成披露試写会で神木は本格的なラブストーリーに主演することについて「ついに来たかという気持ち。不安と楽しさの両方があり、頑張るしかなかった」と語り、有村は「見たことがない表情の神木くんがそこにいました。肩の力を抜いて、身を委ねることができた」と撮影を振り返っている。また、神木が演じる主人公は幼い頃に両親を亡くし、仕事にのみ生きる修理工という役どころで、三木監督は公開前の試写イベントで「背中で語る男らしさというか、今までにない神木くんの魅力を引き出したいなと思い、神木くんも(体を)ちゃんと仕上げて、撮影に臨んでくれた」とコメント。子役からキャリアをスタートさせ、実写の演技だけでなくアニメーションで声の演技も務めるなど、幅広いジャンルで才能を発揮してきた神木の“新たな一面”が見られる作品になりそうだ。現在、「ぴあ」では『フォルトゥナの瞳』の特集を掲載中。神木、有村のインタビューや試写会レポートを通じて作品の魅力に迫っている。
2019年02月15日