もみじ銀行はこのたび、営業店窓口で受験料の振込に来店した顧客に対し、合格祈願(お守り)「落ちない葉っぱ(カード・しおり)」をプレゼントしている。もみじ銀行では2009年より顧客へのプレゼントを行っており、今回で4回目になるという。同行本支店の窓口へ受験料の振込に来店した顧客、先着4000人が対象。各支店によってプレゼント数は異なり、なくなり次第終了する。なお、「落ちない葉っぱ」はヤマコウバシの枯れ葉だ。ヤマコウバシの枯れ葉は、冬の間、冷たい風にも雪や雨にもじっと耐え、しっかりと枝につき春に花が咲くまで落ちないという。葉が「落ちない」ということは、すなわち「合格」に通じ、受験生の人がこの葉を持っていれば、厳しい状況を乗り切り、平素からの実力を発揮して首尾よく試験に合格できるという由来となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日眼鏡ブランド「クーレンズ」の製造・販売を手掛けるエヌ・ティ・コーポレーションは12月25日、本格的な受験シーズンに向けて、数量限定の「すべらないメガネ」を、全国17カ所にある同ブランド取扱店舗にて発売する。価格は5,900円。2010年に登場した、受験生応援メガネの3代目となる同商品は、フレーム素材に、軽くて弾力性に富み衝撃に強い「TR-90」を使用し、シリーズ最軽量(重量6.5グラム)を実現している。同素材は、もともと医療用器具向けに開発された素材のため、金属アレルギーや敏感肌の人にも優しいという。また、鼻にあたる接地面を広く取った、羽のような形状と薄さが特徴の「ストレスフリーノーズパッド」を開発。テンプル(耳掛け先端)箇所にはラバー加工を施すなど、メガネのズレ落ちを軽減するための、すべりにくい工夫を導入している。さらに、メガネをケース内側から引っ掛けることにより、”すべらない”仕様になっているオリジナルメガネケースを製作。メガネ拭きは、合格をイメージした「桜」(2パターン)と「だるま」、計3種類のデザインを用意しているとのこと。なお、メガネケースとメガネ拭きには、古代ローマの将軍カエサルが、紀元前47年の「ゼラの戦い」に勝利した際、本国に送った手紙に書いたとされる言葉「veni、vidi、vici」(来た、見た、勝った)を印刷しているほか、大阪市東住吉区の「中井神社」に、同社社員が同商品一式を運び、合格祈願のおはらいを受けているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日ロッテは25日より、個別指導塾の明光義塾とコラボした受験生応援商品「クランキー<受験パック>」を全国発売する。同商品は、チョコの中にサクサク食感のモルトパフが入ったクランキーの個包装に、受験前に見ると元気になれるという15種類の各種デザインを施したもの。中身は通常のクランキーとなっている。個包装デザインは3パターン。今年受験した明光義塾の生徒150名へのアンケートから選ばれた元気がでるメッセージ8種、受験生応援メッセージを書き込めるフレーム4種、解答が受験生を元気づけるようなメッセージになったクイズ3種の、計15種類となる。パッケージは、クランキーの特長であるサクサク食感にかけて「サクサクすすめ、受験生!」というメッセージと、絵馬、桜のイラストなど合格をイメージしたデザイン。12月25日から全国発売。価格はオープン、想定小売価格は198円前後。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日トライオンはこのほど、iPhone/iPad向けの小学校お受験勉強準備アプリ「お受験パパずかん2014年度」を、AppStoreで提供開始した。同アプリは、国立・私立小学校の過去問題や小学校受験対策問題集などから、出題問題のパターン、果物・動物・野菜・植物・生物・生活場面・物語など出題素材の傾向を分析のうえ制作したお受験準備アプリ。すでに「かぞえるドリル」「えらぶドリル」「おはなしドリル」が提供されており、同作はシリーズ第4弾となる。収録されている種類ごとに15冊の図鑑が用意されており、1つめの「やさいずかん」は、アプリ本体に同梱され無料で提供。その他有料提供される図鑑を追加して使用できる。有料図鑑は「くだものずかん」「しょくぶつずかん」「どうぶつずかん」「みずにすむいきものずかん」「とりずかん」「むしずかん」「がっきずかん」「のりものずかん」「どうぐずかん」「かていずかん」「ようふくずかん」「きせつずかん」「てんきずかん」「どうわずかん」の14種類を用意した。アプリ対応機種はiPad、iPhone(3GS以降)、iPod touch。ダウンロードは「AppStore」で行え、有料図鑑は85円、170円、350円(図鑑により異なる)。一括購入の場合は30%引きの2,200円となる。詳細は「トライオン公式ページ」で確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日森永製菓は、缶タイプ甘酒飲料のブランドである「森永甘酒」から、サクラの花をイメージしてデザインした「春の甘酒」を12月25日より2月末まで、全国コンビニエンスストアを除く、全チャンネル(販売経路)で販売する。価格は120円(内容量190グラム)。酒かすを使わずに仕上げた同商品は、アルコールが0.00%のため、受験生や、子ども、妊婦、運転者、アルコールが苦手な人など、さまざま人が甘酒を楽しむことができる。受験勉強のエネルギー補給のほか、車の運転中や、身体を温めたいとき、甘いものが欲しいとき、疲れたとき、小腹がすいたときなどに適しているとのこと。詳細は、同社公式ホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日ネスレ日本は2013年の受験シーズンに向け、受験生応援商品である「ネスレ キットカット ミニ 受験メッセージパック」、「ネスレ キットカット ミニ紅白パック」を、12月17日より期間限定で販売する。このほど発売する商品は、「キットカット」国内販売では初となるAR(拡張現実)機能を付加。これは、スマホをパッケージにかざすとキットカット受験生応援アーティストであるナオト・インティライミさんがパッケージ上に飛び出し、3Dの桜のもとで歌い出すという仕組みとなっている。ナオト・インティライミさんが歌う歌は、今回、受験生のために書き下ろした受験生応援ソング「Life pallet」。歌とともに桜が画面いっぱいに広がり、曲が終わるとナオト・インティライミさんによる「キット、サクラサクよ。」というせりふが締めくくる。同企画の撮影では、ナオト・インティライミさんは一発OKにこだわり、気合十分で本番に挑んだという。ナオト・インティライミさんの気合もあり、5テイクで撮影は終了。どんな時に受験生にこの映像を見てほしいか尋ねたところ、「自分を追い詰めて頑張りすぎてもよくない。キットカットを食べながら映像を見て、花を咲かせてるな~とリフレッシュして勉強に集中してほしい」と語った。2013年「ネスレ キットカット」受験生応援商品は、「ネスレキットカットミニ受験メッセージパック」15枚入り(525円)と3枚入り(105円)、「ネスレキットカットミニ紅白パック」(525円)の3種。「ネスレキットカットミニ受験メッセージパック」3枚入りは、コンビニエンスストア限定販売となる。なお、AR(拡張現実)機能の実施期間は、12月17日~2013年3月31日まで。無料アプリ「キットカット応援ARライブ」のダウンロードが必要となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日ロッテは、受験生応援商品「トッパ」を、12月25日より全国で発売する。同商品は、通常のチョコレート味の「トッポ」が2袋入りで、想定小売価格は148円前後。今年もTOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」とコラボレーションし、同番組を通じて受験生を応援するさまざまな企画を展開する。同商品のパッケージの裏面には、受験生を応援するメッセージとともに、番組で募集したリスナーがモデルとして登場。今年は新たに団体モデル枠を1種新設し、合計で全6種類のパッケージを用意した。なお、過去のモデルから、俳優の千葉雄大さん、乃木坂46・井上小百合さんを輩出しているとのこと。さらにパッケージ裏面には、待ち受けメーカーを入手できる特設サイトへアクセス可能な、二次元コードも印刷。今年は同商品が発売されて7年目であるため、自分が7番目のトッパモデルのようになれる待ち受けメーカーを提供する。できあがった待ち受けは、友人や知り合いに送って、受験生のお守りや応援ツールとしても使うこともできるという。なお、SCHOOL OF LOCK!は、TOKYO FM系全国38局ネットで、月~金曜の夜10時から放送中。新企画については番組内で発表し、1月上旬には「ロッテ応援LOCKS!」として特別編成で生放送を予定しているとのこと。詳細は、同社公式ホームページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日埼玉県・宮代町にある「東武動物公園」はこの冬、サンタの衣装でトナカイと記念撮影ができるサービスを、12月中の土曜・日曜・祝日および25日に、1日2回(各1時間ほど)実施。また、そのほかにも、ホタルイベントや冬至イベント、受験生応援・開運成就キャンペーンなど、各種イベント・キャンペーンを開催している。1年を通してホタルを鑑賞できる「ほたリウム」では、12月22日、23日、24日、25日に、ホタルの卵・幼虫・成虫の光の違いを見たり、その仕組みを飼育係が解説したりする「ウィンターファンタジー」を開催。また、1月2日・3日・4日・5日・6日には、ホタルが光る仕組みについて実験する「ほたると明けましておめでとう」イベントを実施する。時間は、両イベントともに16時15分から17時。冬至イベントでは、ホワイトタイガー舎内のプールと、アカゲザルのサル山の中腹にあるプールで「ゆず湯」を実施し、ゾウとカバには「かぼちゃ」をプレゼントする。今年5月に誕生したカバの子どもが、小さな口を開けてカボチャを食べる姿を見ることができる。開催日は、12月22日。開催場所と時間は、サル山が11時30から、カバ舎が13時から、ゾウ舎が13時30分から、ホワイトタイガー舎が14時40分から。12月15日からは、「幸運」「開運」を招く動物といわれるホワイトタイガーにちなみ、「受験生応援・開運成就キャンペーン」を開始。キャットワールドの中央に登場した「白虎神社」では、今年1月に永眠した、ホワイトタイガーの「リュウくん」が枕代わりに愛用していた石を「白虎眠り石」と名付け展示している。また、ホワイトタイガーが爪を研いだ木を加工し、飼育係の手作りで製作された、「志望校を捉(トラ)える」お守り「白虎お守り」(500円)の販売も行っているとのこと。詳細は、同園公式サイトから見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日明治は、同社のスナック菓子ブランド「カール」から、”試験に受か~る”に通じる語呂合わせネーミングのスナック菓子「ウカール」を発売した。希望小売価格は126円。パッケージは、お守り袋をイメージしたししゅう風になっており、生地にチーズを練り込んだ「チーズあじ」、こんぶのうまみにこだわった和風の「うすあじ」、じっくり煮込んだカレー味「元祖カレーがけ」の3味を展開する。また、同社ホームページでは、今年も受験生応援サイト「ウカール合格神社」をPCサイト、携帯サイトに期間限定で開設。”願掛け絵馬”や”応援用川柳大会”などを通して、受験生とその家族を応援していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日テーマパークの経営・運営などを行っているオリエンタルランドは、同社が運営する「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」で、受験生を応援する4種類の合格祈願お菓子を、12月14日より発売した。「受かれー!」という思いを込めた「カレー味」のソフトせんべい(650円)や、桜型のチョコレート(550円)のほか、「星に願いをかける」をテーマにした、ぶどう味の星形キャンディー(500円)を展開。また、個包装に「夢がかないマウスように」や「ステキな未来につながりマウスように」など、6種類のメッセージが書かれたチョコインクッキー(450円)も販売される。いずれの商品も、パッケージには、ミッキーマウスのイラストと「合格できマウスように」という応援メッセージが入っているとのこと。東京ディズニーランドでは、パーク内最大のお菓子専門ショップ「ワールドバザール・コンフェクショナリー」、東京ディズニーシーでは、キャンディーやチョコレート、クッキーなどのお菓子ショップ「ヴァレンティーナズ・スウィート」で販売される。(C)Disney【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日2012年11月18日の日曜日、第175回 TOEIC試験を受験してきた。どうして、TOEICを受けようかと思ったのは、このコラムのネタでもある。連載第6回で申し込んでいた。しかし、試験をいざ受けるとなると真剣にならざるをえない!試験当日は、もう、とてつもなく過酷な2時間だった!何が一番過酷かといえば、休憩なしの2時間の無音状態での試験だ。これは、いくら普段の勉強でも、音楽を聴きながら、リラックスした状況で、コーヒー片手にネットを見ながら、優雅にやっていてはダメなんだと痛感した。試験のテストは、2時間、インターネットなし!音楽なし!トイレなし!休憩なし!の状況だ。当然、その静寂な中での集中トレーニングを積んでおくことの重要さが、今回受験をしてみて、一番よくわかった。考えてみると、会議で2時間なんて普通にあるが、黙々と一言も喋らず、試験をこなすという2時間は体験していない。ボクの場合は2時間黙っているということは苦行に等しい。2時間の試験は、2時間、泳いだり、2時間走り続けるのと同じで、普段から2時間を黙々と試験をこなす耐性を自分の体の中に創っておかなければならないと痛感した。ヒアリングや試験よりも、まずはこの2時間のテストに耐えられるかどうかだった。●受験票にしっかりと目を通そう!TOEICの試験を申し込むと、試験前の2週間ほど前に受験票が送られてくる。ようやくあと試験まで2週間しかないと身がその瞬間だけは引き締まるが、あれよあれよという間に試験前夜となってしまう。マークシート方式だから当然だが、鉛筆と消しゴムしか使用できない。社会人になってからは、鉛筆や消しゴムはほとんど使う必要がない。どこかにあるだろうと思ったが、結局、当日にコンビニで購入することになった…。また、写真と身分証明書(免許や保険)も必須だ。これは、なりすましで受けて高得点を取ってくれるバイトがいたからだ(笑)ボクの受けた教室でも約100名ほどいたが、2名ほど、本人確認で手こずっている人がいた。●試験会場には早めに到着しよう!試験開始は13時より。説明が12:30から開始。受付は11:30より12:30まで。試験会場をiPhoneアプリを頼りに行ったけど、最後の最後でうまく検索できない。11:45分頃到着。試験番号によって貸しホールの階が違う。あわてて試験番号を見直す。飛行機などの場合は、搭乗時間ギリギリの方が待たずに乗れるので、好きだが、TOEICの場合は、早めに行って余裕を持っておくことが大事だと思った。しかし、朝から何も食べずに15時まではきびしいので、試験会場で、シャーペンと一緒に購入してきたパンを食べていたら、怒られてしまった。食事は外で済ましておこう!年に9回行う試験だから、当然会場は貸しホールみたいな場所だから、その会場によってレギュレーションは違ってくる。満腹にしていくと、満腹中枢を刺激し眠たくなる。かといって空腹すぎるのもストレスが貯まる。ボクは、常にお腹の調子があまり良くないタイプなので、受付は早めにいって、自分の座席にとりあえずの荷物を確保し、貴重品を持って、全ての用を足しておくことをオススメしたい。会場に早く到着してから、最後の最後まで勉強するのもありだ。会場の雰囲気に慣れておくのは余裕につながるはずだ。受付は12:00くらいが一番のピークとなった。年齢層は、受験時期にもよると思うが、大学生から社会人30歳くらいまで、男女同数くらいな感じだ。日曜日なのでスーツを来ていないと、最近の社会人と大学生はまったく見分けがつかない。おそらく、ボクが最年長なのは確定(笑)●TOEIC試験の説明12:30になった…時間ピッタリに始まる!TOEICの試験でユニークだと思ったのが、解説はほとんど音声テープ(ディスク?)での解説。全国どこでも同じ条件にするからだろう。当然、ヒアリングテストがあるので、会場のスピーカーの音質なども重要だ。会場は静寂で、音声は非常にクリアだ。そういった意味ではTOEICの会場は、どの場所からもクリアに聞こえるという条件で選んでいるんだろう。会場側にとってもTOEICテストに採用されているホールだとすると付加価値が増しそうだ。TOEICもそのホールをTOEIC使用会場として、認定することをすれば双方にいい関係性が生まれるのではないだろうか?ボクが受けた場所などは、日曜日にはよく右翼の街宣車がまわっているので、その巡回がないように願った。それはそれで、TOEIC側がどんな対応をするのかが見たい気もしたがその日は静寂すぎるほど静寂だった。試験説明で、一番、気になったのが、携帯電話の音声やバイブレーションの注意だ。すべて一度、机の上に置きスイッチ類がオフになっていることを確認する。しかも、音声やバイブを鳴らせた受験者は、すぐにその場で退場となるそうだ。ひえ~!これは、思わず、電子機器類がいつも鳴っているボクとしては恐怖だった。パソコンの電源も落とし、タブレット端末も落とし、もちろんiPhoneの電源も落とし、他のストップウォッチやキッチンタイマーなど、時計もアラームが制止していることを再度確認。……それでも、まだ何か鳴りそうだ。受験生なら当たり前のことだが、会議でも携帯のバイブくらいならば、ちょうどまとめる時間あたりで、そろそろ結論をという意味で鳴らすようにしているのが日常だから、バイブやアラートが絶対に鳴らない設定するのが意外にストレスフルだった。それを考えても、早めの到着は実に正解だ。二番目に気になったのが、答案用紙も回収するという…。それは、持ち帰って出題問題集作られる権利関係もあるからだろう。しかし、その注意の中に、問題用紙にメモ書きなども一切禁止ということだ。ヒアリングの時に消去法で問題に可能性のない解答に×を入れることもできないという…。これは、やばい!何気なく、普段のようになんでもメモるクセがあるのはこういう時に活かされない。●名前もすべてマークシートで記入するとは!センター試験世代には当たり前なのかもしれないが、解答用紙の表面はすべてマークシートで記載することばかりだ。これは説明書を読んで初めて思った。念のためにコンビニで買ったシャーペンの芯は予備に一針しかない。しかも、シャーペンのお尻についているオマケの消しゴムは消しにくい…。消しゴムはちゃんと買っておくべきだった!すべて記載したつもりだったが、名前までTOSHIAKI KANDA を26文字の中から一文字づつ鉛筆で塗りつぶしていかなくてはならない…。どうして人間がこんな理不尽なことを何十年もやっているんだろうと思う。twitterアカウントやfacebookアカウントでもOKにしてほしいものだ。受験番号までも、マークシートで塗りつぶす作業をする。表面をマークシートで塗りつぶすだけで、かなりの神経をすりつぶしてしまった。●いよいよ、TOEIC試験問題が配布される!12:46説明会が終わった。前のホワイトボードに試験終了時刻「15:01」と書かれた。つまり、13:01から始まり15:01までぶっ通しの120分一本勝負の始まりだ。マークシートで塗りつぶした表面から裏面に変え、すべての参考書類、時計とシャーペン1本のみを残して、受験票の半券を回収され、答案用紙が配布される。ふくろ綴じのエロ本のようだ。しかも、日本語はどこにもない様子だ。スピーカーから今から試験開始ですとアナウンスされた。一斉に、エロ本のふくろ綴じを開ける音がした(笑)TOEICTESTのはPart 1~Part 7まである。リスニングはPart 1~Part4までで45分、リーディングは、Part 5~Part 7までで75分だ。その間に休憩がない120分だったとは…。※リスニングセクション Part 1は、写真描写問題10問 Part 2は、応答問題30問 Part 3は、会話問題30問 Part 4は、説明文問題30問 ※リーディングセクション Part 5は、短文穴埋め問題40問 Part 6は、長文穴埋め問題12問 Part 7は、読解問題48問 解説書ではよく掲載されていたが、問題のアナウンスは一回限りということ、問題にメモすら取れないということ。これは実際に試験を受けてみてはじめてわかった。もっとウェブで調べておくべきだった!●Part 1写真描写問題10問最初は白黒の写真がでているPART 1の絵解き問題。PART 1の10問は、楽しい、これなら楽勝!と思えた。想定外は音声の問題は一度きりしか読まれないことだった。ポッドキャストなどの問題では、丁寧に2度読んでくれて、日本語などのレッスンもあるのだが、TOEICのテストは国際テストなので、最初の問題からすべて英語なのだ。あっという間の10問。これは、回答文を見るとある程度想像がついた。よし、この調子でいくぞ!と思ったが…●Part 2 応答問題30問いよいよ、応答問題だ。ヒアリングしながら、質問文を横目で見ながら、応答文を選ぶ。ヒアリングには自信があったつもりだが、アメリカ英語とはアクセントが少し違うかも…しかもかなりスピードもある。質問文が気になる、解答文も目に入ってくるので気になり、ヒアリングに集中できない。最初は、なんとなく追跡できるが、いやこっちかなと迷いだすとヤバい!シャーペンのお尻の消しゴムで消し始めると、なかなか消えない……。さらに、次の問題のヒアリングが聞こえてくる。やばい。次の質問に追いつかなくなる……。消しゴムは必須だ!当たり前だが……。気分を取り直して、ヒアリングの時は目をつぶって、集中!集中!集中!と唱える。それで目を開けて質問のところを指でなぞりながら、直感でマークして追いつく。マークシートと問題番号がズレていないのかも要チェックだ。あっという間に30問終了。こりゃあ、テンションが終わりまで続くかどうか不安になる。●Part3 会話問題30問Part2よりも、会話なシーンのヒアリングなのでイメージしやすい。知らない単語もでてくるが…いや、知っていても発音される単語と一致していない可能性が高い。もう一度聞ければなぁと思うが、一度だけだ。こんなに人の会話に聞き耳を立てるのは生まれてはじめてだ。それだけでもTOEICが英語力の指標となっているのがわかる。このヒアリング問題を受験テクニックで丸暗記することはできないだろう。4つの選択肢があり、その中から選ぶ。もう、この時点で集中力が途絶えてきている。●Part 4説明文問題30問リスニングセクションの45分はまさに地獄の集中力だ。最後のパートだと思えば、ちょっと安堵の気持ちが……。いやいや、気は全く抜けない。このペースでは、ほとんど考えている暇はない。リスニングセクションで感じた事は、すべてテストは天の声に集中することだ。視点は解答用紙なのか、会場のスピーカーなのか、マークシートなのか、色々と想像する。会場を見渡せないが、目の前にいる人たちは黙々と机に視点を落としている。スピーカーを見つめているのはボクだけのようだ。人の話を聞く時に、その方向へ見ていない練習も今後は必要だ。●Part 5 短文穴埋め問題40問さぁ!いよいよリーディングセクションの開始だ。まったく休憩が入らないのがここまで大変だったとは。ここからはヒアリングと違って自分のタイミングで進行できるので、少し安心したい気分だ。しかし、リーディングだけでも、100問ある。最初にざっと試験の物量を確かめてみる。後半のPart 7はeメールのお返事やら招待状やらの、イラストつきでどうやら楽しそうだ。まずは、Part 5の穴埋め問題。ここは文法力が多いにチェックされる。参考にしたのは、小石裕子さんの「新TOEICテスト中学英文法で600点!」と、福田一さんの「中学3年間の英語を10時間で復習する本」もっとしっかり読み込んでおけばなぁ…と後悔先にたたず、文章を読み直し、消去法で考えていくがあまりにも単調でありながらも、頭が回らないので、最後に攻略するとして、次のPart 6へ。リーディングは75分間を自分で好きなように使い方をデザインできるし!●Part 6 長文穴埋め問題12問このPartは、先程のPart 5の一発問題と違って、全体の文脈から判断することができるPartだ。しかし、読解するのには時間がかかる。長文とわからない単語との間に、色々と穴が埋まっている。なんとなくの直感で判断しながら問題を勧めていった。Part 5の文法よりも、全体で何が語られているのかが理解できることが重要だ。●Part 7は、読解問題48問いよいよ、最後のPart 7の読解問題。海外とのやり取りでは、一番よくやり取りをする事例だ。ウェブのマーケティングの話から、レセプションのパーティーのお誘いの文章案についてのやり取りに至るまで。ただ、問題はここでは、辞書もないし、Google翻訳で翻訳させることもできない(笑)一問真剣に説いていたら10分近くもかかってしまった。これはまずい。ここのPartは、さらに集中力が必要だ。そう考えると、ここのPartは捨て、一問あたりの消費時間の少ないPart 5に戻り、Part 6 、そしてPart 7は、もう2列分ほど全部「B」を選択した。4択ということは、25%の確率で当たるということだ。とにかく時間がなくてもマークシートは埋めた。あっという間に時間は終了。「ペンをおいてください!」と試験官のはじめての指示がここで出た。●TOEICは受験してからが勝負だと思った!TOEICの高得点者は必ず、複数回TOEICテストを受けている理由が分かった。自分の得点よりも、まずはこの時間とこのテストの仕組みを知ることのほうが重要だ。まずは、この雰囲気に慣れることが必要だ。運転免許の試験と一緒で、教習所(TOEIC専門の学校)に通っていない人は、まずは、最初は試験会場の仕組みを理解するべきだ。ボクにとっては、まず、ネットもコーヒーも音楽もないところでテスト勉強することが重要だし、基本の文法力がまったくダメな事がものすごく理解できた。もちろん、単語力もだ。特にPart 7は日常業務でもあるので、時間内に処理できる能力をもっと上げる必要があると自己分析し、スコアが出る前に痛感することができた。さっそく、来年のTOEICテストも受けようと思う。年4回受ければ、英語のモチベーションも下がらないはずだ。むしろ、この2時間、無言で戦い続けるという、学生時代の勉強意欲を経験できたことの法が重要だ。すべての邪念をふるいはり、自分のスコアに望む。なんだか、アスリートの気分になれた。早速だが、来年の2013年1月13日(日)の第177回の試験(東京)を受けることを決定!料金は、5,565円(うち消費税等265円)リピーターは、4,950円。クリスマスの忘年会を、ひとつ参加しない料金負担だけで、自分の中のファイターな部分が目を醒ましたことを実感できる。受験勉強だけでなく、英語に対するモチベーションが確実にアップした2時間だった。しかし、こんなに、頭を使ったのは本当に何年ぶりだろう……。TOEIC公開テストは年9回、全国80都市で開催されている。人にTOEICのスコアを言う前には最低でも2回受験しておく必要があると感じた。ということでまた来週!文/Paul toshiaki kanda 神田敏晶神田敏晶 KandaNewsNettwork,Inc.代表取締役 ビデオジャーナリスト / ソーシャルメディアコンサルタント神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピューター雑誌の編集とDTP普及に携わる。その後、 マルチメディアコンテンツの企画制作・販売を経て、1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。ビデオカメラ一台で、世界のIT企業や展示会取材に東奔西走中。1999年に米国シリコンバレーに進出、SNSをテーマにしたBAR YouTubeをテーマにした飲食事業を手がけ、2007年参議院議員選挙東京選挙区無所属で出馬を経験。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日日本能率協会総合研究所は11月15日~22日にかけて、全国の受験生(小学6年生・中学3年生・高校3年生)の保護者1,000人を対象に、子どもの体調管理についてのアンケートを実施した。まず、受験を控えた子どもの体調管理のためにどの程度気を配っているか尋ねたところ、全体で69.5%が気を配っていると回答した。親の性別でみると、父親よりも母親のほうが気を配っているようだ。受験を控えた子どもだけではなく、家族全員の体調管理に気を配っている割合は69.2%で、受験を控えた子どもと同程度の結果となった。受験を控えた子どもの体調管理対策について聞くと、半数以上が「うがい・手洗いの徹底(56.5%)」、「規則正しい生活と十分な睡眠(51.2%)」、「予防ワクチンの接種(51.0%)」、「食事の栄養バランス(50.1%)」を挙げていた。続いて、受験生の子どもの風邪・インフルエンザ予防のために利用したいものについて尋ねると、1位は「マスク」(53.5%)、2位は「ハンドソープ」(45.8%)、3位は「うがい薬」(41.3%)だった。「免疫力を向上させる食品」は33.6%が利用したいと回答している。「免疫力を向上させる効果・効能があること」を知っている食品について聞くと、「ヨーグルト・乳酸菌飲料」が85.4%で最も高かった。受験を控えた子どものために興味がある食品でも、「ヨーグルト・乳酸菌飲料」が67.8%と最も高く、「緑茶」(31.4%)、「バナナ」(30.0%)がそれに続いた。インフルエンザ等感染症予防を目的として子どもに取らせたいものについて尋ねたところ、「明治ヨーグルトR-1」(40.5%)、「明治ブルガリアヨーグルト」(33.8%)、「ヤクルト」(25.9%)と回答した人が多かった。特に「明治ヨーグルトR-1」は、受験生の体調管理への意識が高い母親の半数以上が「取らせたい」と回答している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日テレビなどでよくタレントさんが「教員免許を持っている」や「看護師資格がある」といって紹介されているのをよく見かけます。また、身近な人の中にも、実は教員免許を持っている、看護師の資格がある、という人がいたりしますよね。では、そういった教員免許や看護師の免許を持っている人は実際どれくらいいるのでしょうか?また、毎年どれくらいの人がそういった免許を取得しているのでしょうか?それぞれの免許の管轄である文部科学省と厚生労働省に話を伺い調査をしてみました。■教員免許の取得者は毎年10万人以上文部科学省の統計データによると、小学校、中学校、高等学校の教員免許取得者は、毎年10万~13万人もの数になります。その内訳をおおまかな数字で言うと小学校が約2万人、中学校が約5万人、高等学校が約6万人といった数字になります。例えば、文部科学省が公表している統計データによると、平成18年度は小学校の教員免許取得者が17,198人、中学校が51,912人、高等学校が73,458人となっています。さて、この教員免許取得者数というのが昔より減っているのか増えているのかと言いますと、実は大きく減っているのです。昭和59年度のデータを見ると、小学校が29,171人、中学校が88,339人、高等学校が80,465人となっています。小学校と高等学校については、1万人ほどの減少ですが、中学校が3万人と大きく減っています。教員免許の取得者の減少の理由は、景気の問題、少子化、採用率の低さなどさまざまあると言われています。では、毎年10万人以上もの人が教員免許を取得している訳ですが、採用率が低い中、どれくらいの人が実際に教壇に立つことができるのでしょうか?先ほど取得者数の例に挙げた平成18年のデータでは、●小学校の教員免許取得者17,198人採用者数11,598人競争率4.6倍●中学校の教員免許取得者51,912人採用者数6,170人競争率9.8倍●高等学校の教員免許取得者73,458人採用者数2,563人競争率14.2倍となっています。免許を取得しても採用してもらえる学校がない、なんて話をよく耳にしましたが、本当にそうなのですね。こうした採用率の低さから、取得しても採用試験を受けない人も非常に増えているそうです。また、免許取得者の大半が「持っていると何かの役に立つかも?」と考える人や、「大学で取得できるのなら取っておこう」という人だそうです。■看護師免許取得者も意外と多い?次、厚生労働省に看護師免許について話を伺ったところ、看護師としての登録人数はこれまで累計で164万3,481人に上るとのことでした。簡単に考えると、これだけ多くの人が看護資格があるということですよね。次に毎年どれだけの人が看護師免許を取得しているのか、調査してみました。厚生労働省・医政局看護課からいただいたデータによると、平成21年受験者数……50,906人 合格者数……45,784人(合格率89.9%)平成22年受験者数……52,883人 合格者数……47,340人(合格率89.5%)平成23年受験者数……54,138人 合格者数……49,688人(合格率91.8%)平成24年受験者数……53,702人 合格者数……48,400人(合格率90.1%)といった数字になっています。毎年5万人近い人が看護師免許を取得しているのですね。また、厚生労働省によると、保健師は年間13,000人ほど、助産師は2,000人ほどが免許を取得しているそうです。先生や看護師さんなど、身近な職業の免許。調べてみると、意外なほど多くの方が毎年取得されているようでした。ちなみに、調理師免許は毎年約4万人、美容師免許は毎年約2万人が取得しているそうです。そう考えると、教員免許取得者は際立って多いと考えられます。読者のみなさんの中にも、もしかしたらこういった免許を実は持っている、という人がいるかもしれませんね。(貫井康徳@dcp)
2012年12月15日日清食品は、「チキンラーメン 受験生応援カップ ぽっかぽかジンジャー風味」と「チキンラーメン 受験生応援カップ スタミナガーリック風味」を12月25日から全国で新発売する。希望小売価格は1食178円。今回発売する2商品は、”頑張る受験生を応援するカップ麺”をテーマに、それぞれジンジャーとガーリックという、寒い冬の受験勉強を元気に乗り切るための具材を使用。「チキンラーメン」ならではのローストじょうゆの香ばしさに、ジンジャーやガーリックの特徴ある香りが加わり、風味豊かなカップ麺に仕上がっているという。さらに、AR(Augmented Reality:拡張現実といわれるデジタル技術)アプリ「ひよこちゃん受験生応援アプリ」を期間限定で配信。同アプリを使って商品パッケージを写すと、ふたの上から飛び出したひよこちゃん神主が、すべらない神社として知られる富山県氷見市の「火神社」から登場し、受験生の合格を祈願してくれるという。アプリの配信期間は、12月25日から3月31日17時まで。ダウンロード方法は、商品のふた裏にあるQRコードを読み取り、キャンペーンサイトへアクセスして行う。携帯電話、スマートフォンに対応しているが、一部の機種では使用できない場合があるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日東洋水産は2013年1月1日より、「マルちゃん がんばれ!受験生 俺の塩で俺は勝つ 丸鶏だし塩焼そば」「同 麺づくりで点づくり 丸鶏だし塩白湯スープ」「同 桜色の鶏だしうどん 丸鶏だし使用」を発売する。価格は各170円(税別)。同商品は、受験シーズンに合わせ、”マルちゃんはがんばる受験生を、特製の焼そば・ラーメン・うどんで応援する”というコンセプトで発売するもの。3品共通で丸鶏のだしを使用し、「丸鶏だしでマルを取ろう」という応援メッセージで、合格へのストーリーを展開する。商品展開のストーリーは、焼そばは、”「俺の塩」から派生させ、力強く「俺は勝つ!」と合格を誓う”。ラーメンは、”「麺づくり」と「点づくり」をかけ、試験で高得点を取る”。うどんは”桜色のパッケージのように、合格して桜の花が満開に”、としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日亀田製菓は17日より”がんばる受験生応援企画”として、「120g合格するぞ! ハッピーターン」「100g合格するぞ! ハッピーターンちょこっとチーズ味」「9枚合格手塩屋」を期間限定で発売する。「ハッピーターン」は、第1次オイルショックの影響を受け、不景気で暗い時代に、「幸せ(ハッピー)がお客さまに戻って(ターン)来る」ように、と願いを込めて作られたという。同社では、今年も多くの受験生にハッピーが訪れますように、との思いで、昨年の「120g合格するぞ! ハッピーターン」に加えて、「100g合格するぞ! ハッピーターンちょこっとチーズ味」を発売する。ラッキーアイテムとして、個包装のパッケージのサイドに描かれている「星」がまれに「桜」に、さらに超ラッキーアイテムとして、ハートの形をした「幸せのハッピーターン」が入っているという。見つけられる確率は秘密とのこと。実勢価格は共に230円前後。「手塩屋」は、こんがりと焼き上げて、かつおと昆布のうま味を効かせた特製の「だし塩味」のお煎餅。「合格手塩屋」は、パッケージに合格祈願の絵馬をあしらい、パッケージの真ん中にある「て」の中に「合格」があることで、「合格を手に入れる」ということを表しているという。個包装には、「手」「塩」「屋」にまつわることわざや熟語を紹介。受験生の勉強の息抜きに、家族で楽しめる。実勢価格は210円前後。また、これらの商品の発売に合わせ、12月17日(予定)に、「合格するぞ! ハッピーターン」受験スペシャルページを期間限定オープンする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日菓子メーカーの明治は、大きさが通常の約3倍ある”カール”が入った「でかカールコーンポタージュ味」を、12月11日から全国で発売する。参考小売価格は126円。同商品には、スイートコーンが使用されており、パッケージには、同商品のキャラクターである「カールおじさん」と、実物大の”でかカール”がプリントされている。なお、同社では今年も受験シーズンにあわせ、受験応援商品「ウカール」を、12月18日から期間限定で発売。「ウカール」は”試験に受か~る”を語呂合わせした商品名で、パッケージも「お守り袋」をイメージしたデザインになっている。味は、「チーズあじ」、「うすあじ」、「元祖カレーがけ」の3種類を展開。同社では今後、受験生応援サイト「ウカール合格神社」をパソコンサイト、携帯、スマートフォンサイトに期間限定で開設し、「応援川柳大会」などを通じて、受験生とその家族を応援していくとのこと。詳細は、同社サイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日アサヒフードアンドヘルスケアは12月10日、タブレット菓子「ミンティアミラクルパンチ」を期間限定発売する。同商品は、クエン酸配合の甘酸っぱいチェリーソーダ味タブレット。チェリーのさわやかな甘みと、炭酸飲料を思わせる爽快な味わいに仕上げたという。製品には、従来品のタブレット型に加え、さくら色の”桜タブレット”と勝ち星を意味する白色で星型のレリーフ入り”白星タブレット”を用意。”白星タブレット”は”桜タブレット”より出現率が低く、運だめし感覚の楽しさを狙った。パッケージにはピンク色の容器を採用。色とりどりの星を配し楽しさを表現した。また、”受験生応援”企画と題して「勝てそーだ!チェリーソーダ!」の応援メッセージを記載。決戦の時期を迎える受験生を応援していく。価格は50粒入り100円。詳細は「アサヒフードアンドヘルスケア」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日ベネッセコーポレーションは26日、「大学生が振り返る大学受験調査」の調査結果を発表した。同調査は、現役の大学生と専門学校生を対象に、高校生活や受験期の学習の様子などを振り返ってもらうことで、高校時代の学習・生活と入試形式や入学大学のタイプ、受験を通しての成長感や大学での学びとの関係について明らかにするというもの。調査は8月にインターネット上で行われ、大学生(短大生・付属高校推薦による入学者を除く)4,101名の回答を分析した。「高校3年生時の1日あたり学習時間」を聞いたところ、推薦・AO入学者は、高校3年生の1日あたりの学習時間「1時間未満」の比率は、4月が56.4%、9月が45.0%となっており、約半数が1時間未満しか勉強していなかった。12月時点での「1時間未満」は62.2%に上った。対して一般入試による入学者を見ると、「1時間未満」と答えた人は4月が39.9%、9月が16.0%、12月が9.1%だった。入試難易度(進研模試の偏差値基準)別に見ると、偏差値が低いほど「1時間未満」の比率が高まり、偏差値49以下に限ると、4月は75.4%、9月は64.8%となった。「受験対策をしたか」との問いには、推薦・AO入学者の5人に1人(20.1%)が「受験対策をしなかった」と回答した。中でも、入試難易度が低い大学(偏差値49以下)への入学者では29.8%だった。他方、受験対策をした学生であっても、一般入試のための教科学習を経験した学生は半数に満たなかった。「受験に対する態度」を聞いたところ「あきらめずに努力し続けた」は推薦・AO入学者で38.2%、一般入試による入学者で49.2%だった。また、合わせて「大学生活について思うこと」を聞いたところ、「あきらめずに努力し続けた」と振り返っている学生ほど、大学への満足度や大学での学びに対する意欲が高かった。中でも推薦・AO入学者のうち「あきらめずに努力し続けた」学生の大学への満足度や大学での学びに対する意欲は、一般入試による入学者よりも高かった。「あきらめずに努力し続けた」と回答している推薦・AO入学者を分析したところ、早い段階から受験対策を開始し、学習時間を確保する期間も長期であることが分かった。同調査の詳細内容は「ベネッセ教育研究開発ページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日楽天リサーチは11月5日・6日の2日間、日本の英語教育に関するインターネット調査を実施した。調査は楽天リサーチに登録しているモニターの中から、未成年の子供を持つ16歳から69歳の男女計1,000人を対象に行った。「日本の英語教育に満足しているか?」と尋ねたところ、86.6%が「満足していない」と回答した。その理由については、「実用的な英語力が向上しない授業内容(68.8%)」、「英語を話す機会が少ない(66.4%)」、「受験英語と実践英語の乖離(かいり)(60.2%)」がトップ3。勉強しても使えないことへの不満という点で共通しているようだ。次に、「自分の子供にグローバルな視点を持ってほしいか?」と聞いたところ、93.6%が「はい」と回答。「子供に国際競争で戦える能力を身につけさせたいと思うか?」という質問では、「思う」が83.3%だった(やや思う32.0%、思う29.3%、かなり思う22.0%の計)。「子供に国際競争で戦える能力を身につけさせたいと思う」と回答した人を対象に、「そのためにどのような英語教育が必要だと思うか」と質問。すると1位は、「ネーティブや専任教師、国際経験のある教師の積極的な採用(54.4%)」、2位が「受験英語から実践英語に授業・勉強方法を切り替える(52.8%)」、3位が「英会話に重点を置く(51.5%)」だった。さらに、「国際競争に勝てる人材に育てるために、海外留学をさせたい(あるいは、すでにさせている)か」と尋ねると「はい」が33.1%、「いいえ」が17.0%、「分からない」が49.9%。「はい」と回答した人に、海外留学の期間を聞いたところ、「1年以上2年未満」が42.0%で最も多く、次は「半年以上1年未満」(20.8%)だった。最後に、学校以外の教育機関で英語を学ばせているかどうか質問。意外にも、79.5%が「いいえ」と答えており、学校の英語教育に不満はあっても、それ以外の手段で英語を学ばせていない親が多いことが明らかとなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日日本郵便とネスレ日本は2013年の共同企画商品として、「キットメール」を全国の郵便局と一部の簡易郵便局で12月5日から販売する。同商品は、受験生のお守りとして親しまれている「キットカット」に、手書きのメッセージを添えて郵送できる商品。2009年に販売以来、受験シーズンの人気商品となっている。今回は、「センター試験前に贈りたい」という要望に応えるため、12月から販売を開始する。パッケージは満開の桜をモチーフにデザイン。2013年バージョンの「キットメール」では、初のポップアップ式パッケージを採用した。「キットメール」の箱を開けると満開の桜のポップアップが飛び出し、「キットカット」のリズムで音が鳴る仕組みとなっている。同商品は、キットカットミニ2枚、キットカットミニホワイト2枚入り。販売期間は12月5日から2013年3月29日まで。全国の郵便局(一部の郵便局は除く)と一部の簡易郵便局で、250円で販売する(簡易郵便局での販売価格は、異なる場合があり)。また、郵送の場合は別途140円分の切手貼付が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日通信教育事業などを行っている「ベネッセコーポレーション」の社内シンクタンクである「ベネッセ教育研究開発センター」は、2012年9月、首都圏の公立小学校の子ども(3年生から6年生)をもつ父親・母親5,256名を対象に、「首都圏保護者の中学受験に関する意識調査」を実施した。「お子さまに、中学受験をさせる予定ですか?」と尋ねたところ、小学校3年から6年生全体の17.5%(6年生のみでは23.3%)が「はい(中学受験をさせる予定)」と回答。小学校3年生で、「中学受験をさせない」と回答した保護者は約5割(48.2%)にとどまり、約4割(38.8%)は「まだ決めていない」と保留の回答を得た。小学校6年生で「まだ決めていない」と回答した人も1割弱(9.1%)いることから、小学校6年生まで、「受験する・しない」の検討は長期化していることが伺える。そのうち、52.8%が「私立中学校」を、7.5%が「国立大学の付属中学校」を、33.9%が「公立中高一貫校」を第一志望にしていた。「これまでお子さまの中学受験をやめさせようと思ったことがありますか?」という質問では、「中学受験をさせる予定」の保護者(6年生)のうち4割強(44.3%)が、受験をやめさせようと思ったことが「あった(「何度もあった」、「時々あった」)」と回答。一方で、「中学受験をさせない予定」の保護者(6年生)のうち2割強(22.6%)が、受験をさせようと思ったことが「あった(「何度もあった」、「時々あった」)」と回答している。「中学受験をさせる予定」の保護者が、受験をやめようと思った理由の上位には、「受験勉強が大変だから」、「子どもがやる気にならないから」、「子どもが疲れやストレスを感じるから」、「子どもらしいゆとりある生活を送れないから」など、子どもの負担に関することがあがった。次いで、「受験費用(塾など)にお金がかかるから」、「私立中学校は授業料が高いから」、「親子関係が悪化するから」など、金銭面の負担や、親子関係に関することがあげられている。なお、調査の詳細は、同センター公式サイトの調査・研究データのページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日「結婚したい」と言いながらも、なかなか結婚できない女性を見ていて、不思議に思うことがあります。「見た目も悪くなければ、常識もあるし思いやりもあるし、性格に問題もない。色気がないかというとそんなこともない。なんでこんなに感じの良い女性が結婚できないんだろう?」もちろん、私自身も結婚したいと思いつつできていないので、その私の観察が正しいかどうか、大いに疑わしいところではあるのですが、そういう女性にはあるひとつの共通点があるような気がしてきました。それは、彼女たちがみんな、学生時代は「真面目な優等生」だった、ということです。私自身もそうなのですが、子供の頃は親の言うことを聞く「いい子」でした。そういう子供は親にホメられたくて勉強しますし、言いつけを真面目に守ります。しかし、男女のあれこれについては、親は教えるどころかむしろ禁止してくるのが普通です。「日が暮れる前には帰ってきなさい」「誰と電話してるんだ、いい加減にしろ」など、男女交際を禁止するような家のルールもありますし、もちろんテレビでベッドシーンが流れようものならチャンネルを変えられます。そんな生活の中で、得られる情報といえば少女マンガの中のドリーム全開の男女交際像か、もしくは逆に、父親が隠し持っているエロ全開のエロ本……。本来なら、学生時代に友達とのコミュニケーションの中で、自然に自分の恋愛感情や、それを表現する方法を身につけていくはずなのに、ファンタジーばかりを摂取して現実のコミュニケーション能力が身につかないのです。中学時代は「高校受験でそれどころじゃない」、高校時代は「大学受験でそれどころじゃない」と塾や予備校に通っていた人間が、晴れて大学生になって「さぁいざ恋愛しよう!」と思っても、中高で恋愛修行を積んできた人たちとの間には、もう埋められないほどの恋愛力の格差ができあがっているのです。恋愛をする能力とは、意図してルールを乗り越え、一線を乗り越える能力でもあります。真面目に優等生をやってきた人間には、この「コミュニケーションで一線を越える」ことが、非常に難しい。もちろん、もういい大人ですから「学生時代がああだったせいで、私は結婚できないんだ」なんて嘆いてるヒマなんかありません。自分でどうにかするしかないのです。恋愛の猛者たちの中で、いまさら初陣をやるのは大変なことです。でも、「したい」という気持ちがあるのなら、それは勇気を振り絞って「してみる」べきなのです。真面目な優等生だった人には、いままでさぼってきた「恋愛」や「異性とのコミュニケーション」という科目は非常に難しいものに見えるかもしれませんが、他の科目と同様、学ばなければ伸びないのです。他の科目とは違い、相手のあることですから、思いやりを忘れず、良い関係を築けるように、大事にひとつずつ学んでいけるといいな、と思います。イラスト: 野出木彩【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日日本製粉は“がんばれ、受験生!!”をテーマとした、「オーマイ はぃろうきてぃ!合格パスタ」3品を限定発売する。出荷期間は2012年11月15日から2013年1月10日まで。同商品は、「ハローキティ」にちなんだ「はぃろうきてぃ」を受験応援キャラクターとして起用。スパゲティ2品(1.5mm結束タイプ、1.7mm結束タイプ)、マカロニ1品を発売する。パッケージには志望校合格を祈願した、「はぃろうきてぃ」の絵馬をデザインした。また、同商品の購入者を対象に、「ハローキティ」グッズが当たる「オーマイ ハローキティグッズプレゼント!キャンペーン」も実施する。対象商品3品のバーコード1枚を官製はがきに貼って応募すると、抽選で3,000名にオリジナルストラップやステンレスボトルが当たる。詳細は同社公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日サッポロビールが設立した日本ビール文化研究会は、第1回「日本ビール検定」を9月23日に開催し、10月下旬に合格者への通知が完了した。今回の合格者は、3級・2級あわせて3,543名。同検定は、ビールの歴史・製法・原料・種類などの基礎から、おいしく飲むための方法など幅広い分野で試験を実施。受検者数は目標を上回り、5,008名だった。受験者数は男女とも31~40歳が最も多く、20~30歳がそれに続いた。受験者数の6割は20~40歳が占める形となった。受験者からのアンケートによると、受検動機は「ビールが好きで知識を深めたい」といったご意見が一番多かった。受験前は、今まで飲んだことのなかったビールを飲んだり、ビール工場を訪ねたりして勉強をした人が多かったようだ。「1級にチャレンジしてみたい」との声も多く、ビールに対する深い知識欲がうかがえる。3級の合格者数は2,327名。合格率は95.3%だった。2級の合格者数は1,216名で、合格率は47.4%。満点合格者は3級で2名、2級の満点該当者はいなかったという。職業別に見ると、酒類・飲食関係者は受検者全体の約2割に留まった。今回の検定は、飲食関係者よりも一般の消費者の方が興味を持ったようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日教学社は2012年3月5日から8月17日にかけて、2012年4月難関大学入学者142人を対象に、スケジュール管理ツールについてのアンケートを実施した。「勉強計画や日々のスケジュールをどのように管理していましたか?」と質問したところ、女性1位は「手帳(69.8%)」、2位が「記憶(25.6%)」、3位が「ノート(23.3%)」。男性1位は「手帳」「記憶」だった(同率32.3%)。いずれも携帯電話の割合は少なく、手帳でスケジュール管理している人が多いことが分かった。また、同社赤本ウェブサイト「受験生・保護者の方」ページでも、受験生を対象に「何でスケジュール管理する?」というアンケートを実施。調査は2010年12月21日から2012年11月17日にわたって行った。投票数は2,261で、ここでも「手帳」が60.7%で1位。「携帯電話・パソコン(17.2%)」「記憶する(14.7%)」「カレンダー(7.3%)」がそれに続いた。同社では毎年、難関大学入学者の合格体験記を集めており、合格者の多くが、時間の使い方や学習計画などの自己管理を重視しているという。「時間を意識的に管理する」「月単位で大まかな学習計画を立て、週単位や日単位で調整していく」などの声も寄せられており、手帳はそれらをうまく実践できるツールとして支持されているようだ。ここで指す難解大学とは、北海道大学・東北大学・筑波大学・千葉大学・お茶の水女子大学・東京大学・東京医科歯科大学・東京外国語大学・東京工業大学・一橋大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・大阪市立大学・神戸大学・広島大学・九州大学・青山学院大学・学習院大学・慶應義塾大学・国際基督教大学・上智大学・中央大学・法政大学・明治大学・立教大学・早稲田大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日年の瀬が近づくと同時に、いよいよ本格的に受験シーズンに突入する。一足先にはじまっている推薦入試などを含めると、受験生は約半年にわたり悲喜こもごもな日々を送ることとなる。その間、ご利益のある神社なんかがあると聞けば祈願に訪れたくなるもの。愛媛県内のとある駅なんかは、受験生なら誰しも、用がなくても下車したくなるとか……。その駅の名前は「ごうかく駅」。松山市と高知市のちょうど間あたりにある、JR「落出(おちで)駅」から四国カルスト方面へ向かって国道440号線を進んだ山中にある。この道はもともとJR四国バスが走っていたのだが、時代の中で営業は廃止に。今はその後を引き継いだ久万高原(くまこうげん)町営バスが、1日4本運行している。それにしても、なぜ「ごうかく駅」というのだろうか。バスを管理する柳谷産業開発公社に問い合わせたところ、「この一帯は郷角(ごうかく)という地区なんです。地名にあやかり、JR四国バス運営当時に合格切符など売り出したところ、人気に火がつきました」との回答。当時の駅長が「受験グッズを作ったら売れるかも!」とひらめいたんだとか。ごうかく駅を走る久万高原町営バスは古味(こみ)線と呼ばれているが、その路線には「大成(おおなる)」という駅もある。読み方は違うが、「合格して大成するように」ということで、毎年受験シーズンが近づくと、この2つの駅を結ぶ専用切符(640円)が売り出されるのだそうだ。さらに、別路線の岩川線に「旭(あさひ)」という駅があるが、この駅とごうかく駅を結ぶ専用切符も用意されている。「2つの切符を合わせると“朝日(旭)が昇れば合格(ごうかく)し、物事を立派に成し遂げることができる”という意味になります」(柳谷産業開発公社)。ちなみに毎年12月初旬になると、この地域にある応神天皇などを祀った「五社八幡神社」で、切符の合格祈願の奉納も行われている。切符以外にも、地域のお年寄りが手作りしているという破魔矢と五角形(ごうかく)の鉛筆、そしてそれらを立てる鉛筆立がセットになった「ミニ破魔矢セット」(1,800円)も用意されている。これらのセットは、もちろん「ごうかく駅」に行けば買える。しかし、駅がかなり不便な場所にあることから、近隣の鉄道駅など3~4カ所でも販売しているそう。ちなみにネットでも購入可能だ。とはいえ、ごうかく駅の近くには、日本三大カルストのひとつに数えられている四国カルストなどの観光名所もある。受験生本人は無理かもしれないが、代わりに親や兄弟などが、観光がてらに買いに行くのもいいかもしれない!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日検定ポータルサイトを企画・運営する日本出版販売は、第1回「不思議の国のアリス検定」を来年1月27日に、東京、名古屋、大阪で開催することを決定した。申し込みは同社が運営する「検定、受け付けてます」の公式ページにて、12月21日まで受け付ける。受験料は6,500円。第1回は「不思議の国のアリス」ファン初級者レベルの「白ウサギ級」を実施。問題はルイス・キャロル著「不思議の国のアリス」から出題し、知識を公正に審査する。出題形式はマークシート形式で、三者択一方式。全80問中、正答率60%以上で合格となる。来年3月上旬頃に全受験者へ合否通知を送付し、合格者には合格認定証が送られるとのこと。なお、受験者特典として、検定を受検した人全員に、イラストレーター「左」が描くアリスの描き下ろしイラスト入りBOX付きキャンドルグラス(非売品)をプレゼント。また、検定の開催を記念して「左」、「カズアキ」、「serori」などのイラストレーター陣が描く「不思議の国のアリス」描き下ろしイラストが入った、合格認定カードや懐中時計など検定オリジナルグッズを販売する。詳細は、「同検定公式サイト」を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日ダイヤモンド社の学生・若者向けWebサイト「メンター・ダイヤモンド」は、全国の読者投票による「行きたい学園祭ランキング2012」を実施。1位は早稲田大学の「早稲田祭」という結果になった。同調査は全国の大学100校を対象に、8月1日から10月5日までインターネットを通じて実施した。総得票数約3万4,338票で、1位の早稲田祭は6,606票だった。早稲田祭(早稲田大学)は、例年約16万人が訪れるマンモス学園祭で、学園祭参加団体は約460にのぼる。今年は大隈講堂前でのステージ企画が復活することもあり、例年以上に注目を集めているという。2位は新宿祭(工学院大学新宿キャンパス)で、5,833票を集めた。1階から29階を駆けのぼる来場者参加企画「鉄人29階」、1階アトリウムに設置された240インチの巨大スクリーンを使ったショーなど、校舎の特長を生かした企画を予定している。3位は5,537票を集めた、明大祭(明治大学和泉キャンパス)。同時期に学園祭が開催される同大理工学部の「生明祭」も第7位にランクイン。同大学は受験者数全国1位を誇る人気校であることから、受験前の下見として父兄や高校生が訪れたいという意向もあるようだ。4位は約4万人の来場者があるという創大祭(創価大学)、5位には著名なミュージシャンを招いての音楽ライブが人気の青山祭(青山学院大学)がランクインした。同サイトでは、「行きたい学園祭2012」で20位までにランクインした学園祭に実際に足を運び、審査により全国1位の学園祭を決める「ベストオブ学園祭2012」を企画している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日■TOEICの経済効果は約1028億円2012年の11月18日(日)に行われるTOEIC試験を実際に申し込んでみた。自分の英語力をKPI化(見える化)するひとつの方法として、TOEICテストを受けてみるのはこのコラムもあることだし、いい機会だと思った。また、皆さんにもチャレンジを共有することができる。もちろん、英語のコラムを連載しながら、ひどい得点を皆さんにさらしたくないというモチベーションも働く。一方ではかなり自虐的な結果が待っているのかもしれない(笑)。むしろ、そうでもしないと英語学習のモチベーションはあがりにくいものだ。ボクにとって、このTOEICテストのスコアは、人生の行方を変えるものではない。しかし、これからの新卒採用では、TOEICのスコアが人生の行方を左右する時代になりそうな気配がしている。そもそも、TOEICとは、国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)のこと。1979年、日本経済団体連合会と通商産業省の要請に応えて公的テスト開発機関、米国ETS(Educational Testing Service)社が開発した。タイム社の極東総支配入であった北岡靖男と通産官房長の渡辺弥栄司が、文法重視ではなく実際に英語を使うためのテストとして制作を依頼したのがきっかけ。1986年、通産省の認可を受けた財団法人 国際ビジネス・コミュニケーション協会(IIBC)が運営している。コンセプトは「ビジネスの現場で必要とされるコミュニケーション英語能力を測定する、世界共通のテスト」 日本で227万人(2011年)韓国で200万人(2008年)で世界200カ国の9割を占め、受験総数は500万人(2008年)に至る。TOEICの及ぼす経済効果を、ざっとフェルミ推定で計算してみると、市場規模は約1,028億円になる。内訳は、日本だけの試験料金5,565円×227万人の単純計算で126億3,255万円。世界全体500万人では約278億2,500万円の試験料金の市場規模だ。そして、受験者全員が約5,000円の教材を購入し(+250億円)、10人に1人が英語学校などへ10万円分通ったとする(+500億円)で算出してみた。さらに、TOEICの基礎編となる「TOEIC Bridge」などが幼小中高のK12(幼稚園から高卒までの13年間)市場へ向けて普及するとさらにこの市場は拡大するだろう。■2011年大卒新入社員のTOEICスコア平均は494点2011年大卒新入社員のTOEIC平均スコアは494点だった。また、実施企業は954社、受験者数は38,473名だった。意外だったのがこのリスニング(Listening)とリーディング(Reading)のグラフの差だ。日本人はリスニングが苦手だけど、読み書きは得意との先入観を持っていたが、このグラフを見る限りでは、リスニングは得意、リーディングが不得手と見ることもできそうだ。これは、TOEICテストの特徴なのかもしれない。受験する人が、まったく初回だと、日本語が全く使用されない問題に対して不慣れな状況だったのだろう。むしろ、「英語」ではなく「English」の理解度を測るためのテストであり、世界約120カ国で使用されているため、当然日本語はない。当然ながら英訳、和訳なんて問題もない。だからこそ、日本の英語学習の効果がスコアに反映されにくいテストだ。むしろTOEICのReadingでは、中学時代の英文法をしっかり理解しているかどうかで得点の差がでる。4択問題などではそんな問題が多い。■TOEIC、英検、TOEFLその違いは?TOEICは資格試験でも採用試験でもない。しかし、その人の英語力を客観的に判断するための指標としては、わかりやすい。ポイントによるスコア制度なので、合否がなく、10点から990点までに必ず分布されるからだ。英検(文部科学省系)などの指標だと合格寸前でも合格しないことにはその級を名乗れない。英検では3級以上には面接試験があるが、TOEICには面接試験がない等、試験の仕組みが違うので、TOEICのスコアと英検を単純に比較することは難しい。しかし、英検取得者のTOEICスコアという分析では、下記などが目安になりそうだ。あくまでも目安だが。TOEIC 930英検1級 TOEIC 700英検準1級 TOEIC 570 英検2級 TOEIC 450 英検準2級 TOEIC 340英検3級 TOEIC 260英検4級 NCC総合英語学院調べTOEICのほかにTOEFL(トーフル)も有名だ。TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、1964年、英語を母国語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、TOEICと同じ、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されたテスト。主に、大学の入学前のテストとして世界標準である。ただ、大学で学ぶ外国人のためのものであり、語彙も学術に関するものが含まれるため、ビジネスを照準としたTOEICとはテストの質が異なる。留学を考えるのであればTOEFLは必須だ。■新卒採用にTOEICスコアを求める企業社内公用語を英語とした楽天の新卒でスコアは650点以上、ユニクロのファーストリテーリングの新卒700点以上となっている。続いて、ソフトバンク、武田薬品工業の新卒は730点以上、楽天の上級管理者は750点以上、NTTコミュニケーションズの新卒は850点以上、外資系のサムソンは900点以上と明確に新卒社員にTOEICスコアを数値化している企業がある。この動きは日本の企業で今後、一段と広まっていくとボクは考えている。それは日本の企業が国際化、グローバル化しないと生き残れないことがわかっているからだ。ゴールドマン・サックスのレポート「more than an Acronym (2007年3月)」によると、2050年(今から+38年後)までに世界の経済規模は現在の約3.2倍に膨らむそうだ。しかし、その時の日本は、なんと、GDP世界比率は12%から3%へと1/4にもシュリンクするそうだ。【参照】連載第3回 10年後のNipponをイメージしてビジネス英語とつきあおう!また、それだけでなく、何万人も応募してくる企業では足切りとしてのTOEIC策もあるだろう。さらに昇進試験などでは、英語とはかかわりのない企業でさえ、新卒と同じ条件を提示すればリストラ対応のリストアップにもつながる。企業に入る障壁が上がり、入ってからもますます障壁が上がる状況だ。さらに、英語の場合は使わないとすぐにサビが現れるからなおさら大変だ!当然、企業が変われば、次は大学が変わる。大学時代から日本の企業を目指すならばTOEICという選択枝に照準を合わせた英語学習が必要となるだろう。いや、むしろ大学への受験勉強が成功したら、英文法主体ではない、TOEIC対策用の授業や講義、ネイティブとの会話の機会などが重要だ。そんな意識改革からようやく、日本人の英語に対する意識が変化してくることだろう。■東大秋入学は、教育改革へとつながるのか?東京大学が9月期秋の入学を検討していることが話題になった。5年の準備期間をかけてだったが、2012年9月26日の東大総長の第二次所信である「総合的な教育改革の加速に向けて」では、「1日も早く」という言葉が新たに織り込まれた。これは大学側が国際的な入学と卒業の基準に合わせるためのものである。9月入学となれば、教授陣の移動時期にも対応できるので、海外から優秀な教授をスカウトできる可能性が高まる。もちろん、ネイティブな外国人教師も増えることだろう。また、海外からの優秀な学生を受け入れることもできる。世界215カ国の大学の約6割が9月入学を採用し、欧米の8割にいたる。すでに、12大学からなる「教育改革推進懇話会」が、東大をはじめ北海道、東北、筑波、東京工業、一橋、名古屋、京都、大阪、九州の国立大10校と、早稲田、慶応の私立大2校で構成(東大と慶応大が幹事役)。■世界の大学、入学時期(1月)シンガポール (1月下旬~2月上旬)オーストラリア、ニュージーランド (2月)ブラジル (3月)アフガニスタン、韓国、アルゼンチン (4月)日本、インドネシア、ペルー (5月)タイ (6月)フィリピン (8月)ハワイ (9月)アメリカ、イギリス、アイルランド、サウジアラビア、カナダ、 カザフスタン、中国、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、 オランダ、エジプト、香港、台湾、トルコ、メキシコ、キューバ、ロシア (10月)ナイジェリア、カンボジアこれを見る限りでも、G8の国で9月始まりでないのは日本だけなのである。これは、入学や卒業だけでなく社会に出るタイミングが主要国からズレているという見方もできる。本来、日本も9月が新学期だった時期があったのだ。1872年(明治5年)から1920年(大正9年)の48年間だ。4月入学になった原因は、国の予算会計年度と一致させたためであり、陸軍の徴兵が9月から4月へと早くなったことにも起因する。さらに、その大元である日本の会計年度は、農業国家であった日本の稲刈りの繁忙時期をはずしたことなどの影響を受けていた(笑)。すでに稲刈りも徴兵もないのだから、いつ9月に戻しても問題はないはずだ。むしろ、問題は、100年近くも4月始まりで育ってきたこの日本の文化だ。もはや、誰も日本人の9月始まりを経験していない。桜が咲くころに3学期が始まるのはピンとこないかもしれないが、これはもう慣れしかない。小学校、中学校、高等学校、大学、企業、役人、国家試験すべてが4月入学体制で動いてきた。一気に国家主導で行うのか、個別に行うのか?東大をはじめ、一流大学が変われば、受け皿となる官僚の国家試験や企業も変わるだろう。4月入社組と9月入社組とに大別するかもしれない。これは、採用活動の一極集中をさける意味でも効果的だ。就職浪人という言葉も緩和されるかもしれない。9月入社があると、海外からの外国人雇用や帰国子女たちにも活路が広がる。企業の中で一気にグローバル化していく。むしろ、日本の企業が発展するのはこの手しかないと思う。日本の文化的な背景は残しながらも、斬新な海外からの空気を取り入れるのだ。すると、英語は本当のコミニュケーションツールとなる。企業が変わり、大学が変われば、あとは簡単だ。高校、中学、小学校と順次変わる。学習指導要綱も見直され、英語嫌いを量産してきた英文法英語からようやく脱却できる時がくる。9月採用が始まり、9月入学が始まるとすると、半年間、半年早まるのか遅くなるのかが問題となる。そのたった半年でグローバルな世界とのリンクが取れるのならば、貴重な半年だと思う。■2017年、新たな外国、日本の登場東大が掲げる5年後と言えば、2017年だ。実質あと4年後となる。4年もあれば学生ならば真剣にTOEFLにトライして留学を視野に入れることもできる。入社時期が緩和されるとカナダやオーストラリアで、半年間(通常1年以内)ワーキングホリデーで語学を習得してから大学へ行く、現地で仕事を見つけるなどと、いろんな人生の選択枝が増えることだろう。日本の官僚システムである国家試験などもすべて4月入学の体制なところも影響している。しかし、どこかで調整せざるを得ないだろう。その半年のために、いろんなメリット・デメリットが協議され、国民全体がその意識に動き出す。そのような意識改革の上で政府や国がどう対応するのか、そして政党はどんな票取りのためのマニフェストを掲げるのか?教育関連ビジネスにとって、これはビッグチャンスだ。教育機関は、国際化に関心を向けるだろうし、受験のための受験勉強から本当の意味でのアカデミックな場を求め、企業側も少子化時代の優秀な人材をさらに欲する。予備校も単なる受験対策だけでなく、グローバル人材育成の素地を作る教育に目覚める。その中で「英語」は一番影響を受ける。英語によるコミュニケーション、そしてスキルやツールだけではなくグローバル人材育成の重要性がさらに重要となる。2017年、新たな外国としての日本が登場するのだ。■TOEICテストは最初の試金石にすぎない。テストの主体は受動的な「リスニング」と「リーディング」だ。英語コミュニケーションにおける、能動的な「ライティング」や「スピーキング」は残念ながらメジャーなテストではない(TOEIC スピーキングライティングテストというのがあるが…)。また、TOEICでは、過去の問題集を、かつての受験テクニックで丸暗記するだけで800点までは取得できると言われている。さらに、4択のマークシートなので、どれかにチェックを入れれば1/4の確率で250スコアは取れてしまう。必ずしもTOEICテストのスコアで英語が使えるという判定にはならない。しかしだ、今までの「英文法」というすべての学生に言語学者のような知識を求める勉強のやり方よりは実践的な事は確かだ。そのために時間を浪費してきたことを、もっとヒアリングやリーディングに置き換えることだってできる。英語を理解するための英文法を覚えるのに「関係代名詞」や「分詞構文」といった漢字を、どれだけボクたちは、覚えてきたのだろう。もうこれ以上、英語嫌いを量産する仕組みで未来の日本を苦しめるのはヤメにしたい。ということで、また来週!文/Paul toshiaki kanda 神田敏晶神田敏晶 KandaNewsNettwork,Inc.代表取締役 ビデオジャーナリスト / ソーシャルメディアコンサルタント神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピューター雑誌の編集とDTP普及に携わる。その後、 マルチメディアコンテンツの企画制作・販売を経て、1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。ビデオカメラ一台で、世界のIT企業や展示会取材に東奔西走中。1999年に米国シリコンバレーに進出、SNSをテーマにしたBAR YouTubeをテーマにした飲食事業を手がけ、2007年参議院議員選挙東京選挙区無所属で出馬を経験。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日