近くの公立ではなく魅力的な私立へ。コロナ禍以降、有事における対応の速さや、学習環境の良さ、中学受験対策などを理由に、私立小学校へ子どもを進学させる親御さんが増えています。まだ幼稚園に通い出したばかり、文字も読めない子どもたちを、どのように合格に導くのでしょうか。小学校受験専門「コノユメSCHOOL」を運営し、10年以上小学校受験をする親子を見て来た大原英子さんにお話を伺いました。■“生活全般”が試験範囲となる小学校受験、「親の修行という部分もあると思います」首都圏の小学校受験は、8~10月に願書受付、9~12月に面接や試験が行われ、11月にはほとんどの学校の結果が出ています。試験内容も、ペーパー試験だけでなく、行動観察、運動テスト、指示行動、口頭試問、絵画・工作、面接など多岐にわたり、事前の準備や練習が必要です。限られた時間の中で子どもを合格に導ける親の特徴として、大原さんは、「言い訳をしない」「子どもを中心にする」「判断力をもつ」の3つを挙げています。「小学校受験は生活全般が試験範囲。やることが多いので、言い訳をしていると進まないんです。働いているから時間がない、子どもがやらない、子どもの気持ちがわからない、ではなく、そういう現状を前提にして、どうするかを考えるしかない。ポジティブに自分がコントロールできるところをどうしたらいいか考えていけば前に進めるのですが、言い訳をしていると何も現実は変わらないので、『言い訳をしない』ことが大事です」(大原さん、以下同)大原さん自身もお子さんの中学受験を通し、子どもが思い通りに動いてくれない歯がゆさは経験済み。その上で、「親のマインドシフト」が大切だと話します。「受験は、親の忍耐、親の修行という部分もあると思います。私自身は比較的優等生タイプで親に言われたことを素直にやってきたのですが、私の息子たちは全く違う。どうして宿題をやらない状態であんなに元気に学校に行けるかな、と不思議に思うぐらいです(笑)。でも『自分ならこうする』と考えてもストレスしか溜まらないので、自分の成功体験や考え方、こうすべき、こうあるべきをいったん全部横に置いて、子どもがどうしたらもっとやりたくなるかを考える。そのマインドに親がシフトできると、強いと思います」■受験に必須の習い事はある?「親の言葉は絶大、子どもの気持ちを汲み取るのも励ますのも親にしかできない」受験に向けて準備を進めていくうちに、あれもやらせたい、これもやらせたいと課題やノルマが山積みになることも。「親が出すぎてしまうと、子どもはボーっとして置いてきぼりになってしまいます。親は全速力で走っているのに、子どもは付いて来ていないという状態の家庭は意外と多いんです。子どもの状態を良く見て、子どものペースに合わせて理解させていくのが小学校受験の勉強には必要です」受験すると決めたのは親なので、親のやる気が空回りするのかもしれませんが、そこは我慢。小学校受験の隠れテーマは「親子バトル」と言われるぐらい、幼児も「やらされることは嫌」なのです。遊び感覚で楽しく取り組めるよう、子どもとの向き合い方、声掛けの仕方などを親が工夫していく必要があります。これは習い事についても同じです。「受験に役立つと言われている習い事もあるのですが、習い事で合否が決まることはないので、子どもがやりたいといったものを習わせてあげたらいいと私は思います。何を習うかよりも、習い事をどう親子で取り組んでいるか、それをどう成長につなげているかが大切です」子どもが習い事を辞めたいと言ったときも、親の対応が子どもの成長を左右します。「本当に辞めたがっているなら辞めさせてあげて、何かにつまずいているだけなら親が手助けしてあげるなど、子どもの気持ちが大事なんです。3歳から6歳って、まだ生まれて数年じゃないですか。つい最近なんですよ。そんな子たちが親の声掛けによってすごく頑張れるんです。親の言葉は絶大で、苦しい気持ちを汲み取るのも、励ますのも親しかできないこと。そこで親御さんが子どもをしっかり見てあげると、逆に成長の機会になってくれるんです」■ネット上にあふれる情報「良し悪しを判断する能力が求められる」限られた時間の中で前向きに、かつ、子ども中心に取り組んでいても、“お受験初心者”の親子が合格への最適解を見つけるのは困難なケースも多いです。ましてや、ネット上にあふれる情報が正しいのか、自分たちに必要なのかを判断するには経験値が圧倒的に足りません。それを補うのが、経験者や専門家のアドバイスであり、大原さんがサポートしたいと考えている部分の一つです。「小学校受験って中学校受験よりも情報量が少ないのでブラックボックスというか…情報の正しさや子どもとの相性などを、一つ一つ判断していく必要があるんです。コノユメSCHOOLでは、私が精査した情報の提供や、在校生の親と話す機会を設けていますし、オンラインライブ講座での質問も受けていますので、足りない部分や抜けている部分を補えているのかなと」例えば、志望校選びや願書対策の情報収集は熱心なのに、合否に直結する入試傾向分析が手薄になる家庭が多いので、その点も注意して欲しいと言います。「小学校受験には、『巧緻性(こうちせい)』といって手先の器用さを見る試験があるのですが、雙葉小学校では1分程度でひたすらビーズを通して玉結びをする…など、毎年短時間でちょっとした作業をすることが求められます。一方、横浜双葉小学校は、紙を丸く切って色を塗って画用紙に貼って束ねる…などと指示がいっぱい出て、それをどんどんやっていくような試験が出ます。このように学校ごとに試験内容の傾向が違うのに、的外れなものを練習してしまう家庭がけっこうあるんです」入試傾向が変わる可能性があることを前提に土台を固めることは必要ですが、最終的な学校別の対策も必要。それなのに親御さんの中には、なんとなく幼児教室に通わせて満足している方やイメージで動いている方が多いのです。「生活にまつわる全てが試験範囲となる小学受験。洗濯物をたたんだり、お弁当包みしたり、体操もあれば、みんなで飾り付けしたりゲームしたりと。試験範囲が幅広すぎるからこそ、志望校にどんな試験が出るかはちゃんと見ておく必要があります」■親の心配が子どもを落ち込ませる「1つ1つの変化を重く受け止めすぎ」4月~5月は様々な環境の変化があり、子どもの集中力がなくなってしまうケースも多く見られます。イマイチやる気がでない五月病のような状態で夏休みに突入し、スランプのような状態のまま、受験直前期に突入してしまうご家族も。このスランプ状態から立ち直るためには、どのようなことができるのでしょうか。「そういう時は、しっかりと休ませることが大事です。4月になって年長さんの役割が出てきたり、先生が変わったり、部屋が変わったり…大人だって環境が変わったら緊張して疲れるじゃないですか。子どもはもっと小さくて、もっと疲れやすいのに、親御さんはスランプだと思ってしまう。お子さんの1つ1つの変化を重く受け止めすぎちゃうんです」親にとっても、それが初めて経験する子どもの受験であることが多いです。経験値が低いため、不安で繊細になってしまいます。冷静になって周囲を見れば、皆が同じような状態なのに、自分の子どもだけを見て心配を募らせてしまのです。そんな時、一番良くないのは、「親も元気をなくしてしまうこと」だと大原さんは言います。「子どもが元気なくなる大きな理由のひとつが親なんです。親が心配して、『大丈夫?』『できた?できてない?』と言い続けていると、呪文のように聞かされ続けた子は『自分はできてないんだ』『元気がないんだ』って思い込んで、元気がなくなっちゃうんです。だから、何かうまくいかないと感じた時は、親がリセットしなければいけないんです」ところが、多くの親御さんは自分がリセットしなければならないとは思っていない。そのため、親子ともに元気のないまま悩み続けてしまうのです。「子どもがスランプだ、元気がないと感じたら、いったん落ち着きましょう。大丈夫です。3ヵ月前と比べてみてください。できることがすごく増えているはずですから」■幼い子どもには酷?小学校受験の経験をどのように“糧”とするか「昔は模試だと言って本番に向かわせることが多かったのですが、今は子ども自身が受験と認識して受ける時代。面接で、『この学校の名前はなんでしょう?』『なんでこの学校に来たの?』と聞かれるので、子どもが本番と意識していかなければ対処できません。だからこそ、不合格だった時は親子ともに自分のせいだと落ち込んでしまうこともあります。でも、どれだけ頑張っても落ちるときは落ちるのが受験です。全力でやっても、いいときも悪いときもあり、それは誰のせいでもないんです」社会人になってからは結果だけが求められることもありますが、子ども時代の失敗は成長のプロセス。全力でやったのなら問題ないと大原さんは断言します。「10年ほどスクールを運営していますが、実は小学校受験がうまくいかなかったご家庭から連絡をいただくこともあります。『小学校受験は全部落ちたけど中学受験で難関校に受かりました』とか『学ぶ習慣がつきました』とか『これを頑張ろうって決めたことをその後も頑張って特技になりました』など、物事に対する取り組み方を幼い頃から学んだので頑張れたという声をいただけるんです。合否に関わらず、小学校受験の範囲は生活全般なので、この時期学んだことは、生活力や考え方、プレゼンテーションなどの土台になると思います」準備に必要な時間や労力は親子共に相当なものになる小学校受験。それでも、子どもの将来を考え、悩み、一緒に過ごした時間は、子ども自身と家族の成長を促す大切な時間となることは間違いありません。取材・文/森下なつPROFILE/大原英子株式会社コノユメ代表取締役東京大学卒業後、大手通信会社勤務。その後、自身の母親が30年続けている受験絵画教室のメソッドを活かし、2011年小学校受験専門幼児教室設立。小規模教室ながら、慶應義塾幼稚舎42名、早稲田実業学校初等部39名、慶應義塾横浜初等部46名(2022年度実績)など、難関校に多数合格者を輩出。2022年5月に株式会社コノユメを設立。苦しい子育てをクリエイティブでエキサイティングな子育てに変えるべく奮闘中。自身も二児の母。
2024年05月31日小学校の頃、支援級に通っていた次男ですが、大学生の今は、支援を必要としていません。今回の特集では、環境調整(※1)をすることを第一に心がけながら、彼を育てた中高時代について書いてみます。■中学校の調査書に障害のことを書くべきか?中学校になれば本人をとりまく環境は、親の目の届かない範囲まで広がります。言い換えれば、「社会に委ねるしかないフェーズ(局面)」が増えるのです。今回は、私が社会とどのようにコミュニケーションをしたのか? について書いてみます。次男は中学受験をして、私学に通いました。中学入学時に学校に提出する調査書には「学校側に何か知っておいて欲しいことはありますか?」という問がありました。この欄に「支援級に通っていたことを書くかどうか?」について、小学校6年時の担任の先生に相談に行くことにしました。なぜなら、小学校を卒業する時点で、彼はまだ小さな支援が必要だったからです。たとえば、物の管理が苦手なので、「親が学校に置きっぱなしになっている上着7枚をとりにいく。そのついでに、ロッカーやお道具箱を整理する」といったことです(本人に何度言っても、上着を持ち帰れることはありませんでした)。小学校の担任の先生からは、こんなアドバイスをいただきました。「彼は学級経営に支障をきたすタイプではありません。調査書で先入観を持たれるよりも、湧太くんを見てもらった後の情報開示の方が良いのではないでしょうか?」。■校風が子どもにはとても重要小学校の担任の先生のアドバイスどおり、調査書には何も書かず、中学1年生に入学した最初の個人面談で、口頭で担任の先生に次の3項目をお伝えしました。(1)通級経験があり、広汎性発達障害という診断がついています(2)彼に定型発達の子のような育ちは、望んでいません(3)学級経営に支障が出ない限りは、「彼にはできないこともある」と考慮いただけると嬉しいです万一学級経営に支障をきたすような場合は、家庭で全力フォローをするのですぐに教えてください。その時の担任の先生の回答は、「大丈夫ですよ。全員が湧太くんみたいな子だったら困りますが、湧太くんみたいな子は、どの学年にもいますから」でした。この先生には、中1~高2まで担任して頂きました。もしかしたら、「自分の手元に置いておこう」と、ご配慮くださったのかもしれません。その後の個人面談でも、「授業態度、生活態度、忘れ物など、彼はすべての項目でクラスのワースト3に入っていますが、ワースト1の項目はないので、まぁ、良いんじゃないですか?」と、手綱をゆる~く持って接してくださっていた印象です。彼の通った学校は、キリスト教をベースにした家庭的でおっとりとした校風です。彼なりの育ちを見守っていただけたという意味で、この校風に助けられました。もしガチガチに管理するタイプの学校だったら、親子ともども苦しかったと思います。■子どもが発達障害であることをカミングアウトする?私学中学に通うとなると、お友だちも総替わりです。小学校時代は支援級に通っていたこともあり、周囲は「叱られるようなことばかりする湧太」を、「そういう存在」として受容してくれていました。私は、この状態を「市民権がある」と表現しています。▼目指すは、市民権の獲得!「あいつ、ちょっと変わっているけど、いいところもあるし、いいんじゃないの?」みたいな存在です。私は、発達障害のある子の子育てで目指すラインは「ふつう」ではなく、「市民権の獲得」だと考えています。何を隠そう、発達障害の特性が強い私の生存戦略が「市民権の獲得」だったからです。▼部活のママ友には早めにカミングアウトここからは、「私は、こう考えた」という私見として話を聞いて欲しいと思います。中学・高校という難しい時期に、発達障害の特性を周囲に伝えることの是非は、100人いれば100とおりの考え方があるでしょう。私の場合は、大きく2つの理由で、彼が入っている部活のママ友には早めにカミングアウトをしました。(1)部活は、彼の学校生活の多くの時間を占める場所であること(2)万が一問題が起きた時、早めに対処するため「変な遠慮はせず、早めに教えてもらいたい」と考えてカミングアウトしたせいか、ママ友には、随分と助けていただきました。▼カミングアウトのおかげで助かった部活トラブル高校2年生の時は、家庭として「部活の会計係」をお引き受けしました。精算すべきレシートは息子が預かって私に渡すはずですが、全紛失。息子の同級生たちは、お母さん経由で精算金額を教えてくれました。そして私も、同級生くんに「精算金を息子に渡したのでピックアップをお願いします」とお母さん経由でお伝えしていました。協力体制をお願いしておいて、本当によかったです。■「できない」ことを諦める発達障害というのは、「できることと、できないことの差が激しい状態」です。「できない」ことを、あたかも「できる」風にするには、他の人の数倍の労力を使います。そうであるなら、最初から「そこはできない」と諦める。そして周囲にSOSを出したり、ご迷惑をおかけしていたならば、襟を正してお詫びをする力も必要です。息子は、多動で不注意ゆえに、「やらかす」ことが多々ありました。たとえば、足を出して友だちを転ばせケガをさせる、友だちの持ち物を壊す、細々とした校則違反…。保護者会の前に、息子に「私が知っておくことは?」と聞くと、「家庭としてお詫びが必要な案件」が数件出てくるのが常でした。保護者会では、菓子折りを複数持ってクラスをまたいでお詫びをしたり、保護者会の後に先生にお詫びに伺ったり、「お詫び行脚」をしていました。今では、懐かしい思い出ですが。■発達障害の特性を「怠けている」と言われた場合2019年度から、特別支援教育に関する内容が、教職課程の必須科目になりました。「先生が発達障害についてまったく理解がない」ということは今後、減っていくと思います。けれども、実際の社会では、いまだ発達障害への理解が進んでいない人もいます(中高年に多い印象です)。私自身が、発達障害の傾向がある当事者です。発達障害についての理解がない人から、「怠けている。努力が足りない」とお説教をされたり、特性を理解してもらおうと話をしても、それを「発達障害と言えば何でも通ると思って、開き直っている」と言われたこともあります。ここについては、今でも私自身、トライ&エラー中です。自分として試行錯誤をした結果、発達障害について理解がない相手とは、適正な距離をとるのが良いように感じます。世界は広いのですから、相手を価値観を変えようと奮闘するより、他の世界に目を向けた方が建設的だと思います。こんな自分の経験を踏まえ、発達障害の特性がある場合、最終的には、大きくは次の3つが必要だと私は考えています。1)発達障害の特性を否定されない環境(人間関係も含め)を選ぶ2)必要に応じSOSを出す、迷惑をかけた場合は素直に謝る3)生活上の細かい部分は工夫をする上記は、その人が置かれている生活環境によって違うので、自分でトライ&エラーで学んでいくしかありません。私は、息子が家庭にいるうちに「この子と一緒に、トライ&エラーが何回できるかな?」と、考えています。トライ&エラーの回数を増やすことは、経験値という息子の財産を増やしていることだと思います。イメージとしては、「将来大きな花が咲くために、植木鉢に栄養を蓄えている」といった感じでしょうか。■発達障害の診断を受けた息子の今!中学校・高校時代の母の支援について、本人はどう思っていたのでしょうか? 湧太:母のお蔭で、担任や周囲が障害のことを理解してくれていた。学校生活は、のびのびと過ごすことができました。次回は、生きていくための必須項目、「お金の管理」について考えてきたことを書いてみます。※1【環境調整とは?】次男への支援を考える時、私はWHOの社会モデルを使って障害を捉えました。「社会のスタンダード」にわが子を矯正するのではなく、「社会のスタンダード」に対してと、わが子ができないことを見極め、具体的な「手立て」で環境を整える。そんな視点での支援です。本記事はあくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は専門機関にご相談ください。■楢戸ひかるの著書 『ギフテッド応援ブック −生きづらさを「らしさ」に変える本−』(小学館刊) 定価1,760円(税込)/192ページ著:楢戸ひかる監修:片桐正敏(北海道教育大学旭川校教授)取材協力:小泉雅彦/日高茂暢/ギフテッド応援隊マンガ:黒川清作 ギフテッドの生きづらさをリアルに描いたストーリーマンガ80ページと、約100ページの解説で構成。 当事者たちの「生きづらさ」を「らしさ」に変えるために必要なサポートのあり方についても提案した書籍。
2024年05月30日旅行などで家を空ける時、ペットは飼い主がどこかへ行こうとしているのを察するのかもしれません。ピットブルのミックス犬である、ハニーちゃんの飼い主(misshoneythepitbull)さんは、旅行に行くための準備をしていました。彼女は友人の結婚式に出席するため、ハニーちゃんを連れて行くことはできなかったのだそう。すると、飼い主さんが荷物を詰めたスーツケースを見たハニーちゃんは…。こちらをご覧ください。@misshoneythepitbull i wish i could bring you, miss honey!!! #pittielove ♬ Monkeyshine-JP - Lt FitzGibbons Menお気に入りのカワウソのぬいぐるみをスーツケースに入れようとしているハニーちゃん。このぬいぐるみを持って、自分も一緒に旅行に行く気まんまんです!飼い主さんを見つめる表情はまるで「このカワウソも連れて行ってね!」とお願いしているみたいですね。「あなたも連れて行けたらいいんだけどね、ハニーちゃん!」とつづられた動画には、ハニーちゃんに同情する声が上がりました。・こんな顔されたら、私なら行くのをやめてしまう!・かわいすぎる。一緒に行きたいんだね。・せめてこのオモチャだけでも連れて行ってあげて!飼い主さんは、このハニーちゃんの行動で家を出るのがすごくつらくなったのだとか。しかし、ハニーちゃんは留守中に世話をしてくれるドッグシッターのことが大好きなので「それが唯一の救い」とつづっています。やむを得ない理由で、旅行に犬を連れて行けないこともあるでしょう。そんな時は、旅行から帰った後に、いい子で留守番をしていた愛犬をたっぷりとかわいがってあげたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年05月27日一般社団法人千葉県私立中学高等学校協会(会長:佐久間 勝彦)は、千葉県内の私立中学25校が一堂に会する「2024千葉私立中学進学フェア」を2024年6月16日(日)に千葉工業大学 津田沼キャンパスにて開催いたします。■開催概要[主催]一般社団法人千葉県私立中学高等学校協会[開催日時]2024年6月16日(日) 9:30~16:00(入退場自由)[会場]千葉工業大学 津田沼キャンパス 2号館・6号館[アクセス]「東京駅」から「津田沼駅」までJR総武線快速で27分「秋葉原駅」から「津田沼駅」までJR総武線で34分JR総武線「津田沼駅」南口駅前新京成線「新津田沼駅」徒歩3分[参加校数]25校■女子校国府台女子学院中学部和洋国府台女子中学校■共学校市川中学校暁星国際中学校光英VERITAS中学校三育学院中等教育学校志学館中等部芝浦工業大学柏中学校渋谷教育学園幕張中学校秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校翔凜中学校昭和学院中学校昭和学院秀英中学校西武台千葉中学校専修大学松戸中学校千葉日本大学第一中学校千葉明徳中学校東海大学付属浦安高等学校中等部東邦大学付属東邦中学校成田高等学校付属中学校二松学舎大学附属柏中学校日出学園中学校八千代松陰中学校流通経済大学付属柏中学校麗澤中学校[申込方法]事前申込不要[参加費]無料[ホームページ] [お問い合わせ]一般社団法人千葉県私立中学高等学校協会〒260-0028 千葉県千葉市中央区新町18番地10 千葉第一生命ビルディング8階TEL:043-241-7382FAX:043-248-4021■「2024千葉私立中学進学フェア」とは千葉県内25の中学校が一堂に会する、中学受験情報が集まるイベントです。各校の学校説明や個別相談はもちろん、部活動発表や大手塾の講演会なども行われ、親子で楽しみながら中学受験について学ぶことができます。■2024年の中学受験は2024年の中学受験は、大学入試改革の影響を受け、ますます複雑化することが予想されています。「2024千葉私立中学進学フェア」では、各校の入試制度や特色について詳しく知ることができるので、自分に合った学校選びに役立ちます。■こんな方におすすめ千葉県内私立中学受験を考えている方複数の学校をまとめて見学したい方各校の入試制度や特色について知りたい方部活動や学校行事について知りたい方中学受験について不安や疑問がある方■充実のイベント内容個別相談 :各校の入試担当者が、受験のことや学校生活のことなど、個別にご相談にお答えします。学校説明 :各校の教育理念や特色、入試情報などをわかりやすく説明します。部活動発表:一部の学校は、部員たちによるステージ発表を行います。講演会 :大手塾(市進学院・SAPIX)による中学受験に関する講演会を実施します。■事前予約不要で参加可能「2024千葉私立中学進学フェア」は、事前予約なしでどなたでも参加いただけます。ご家族そろってぜひお越しください。■最新情報はホームページにて 【主催者コメント】「2024千葉私立中学進学フェア」は、千葉県内の中学受験情報を一度に知ることができる、年に一度のビッグイベントです。千葉県内の私立中学校25校が一堂に参加し、さらに充実した内容でお届けします。中学受験を控えるご家族の皆様、ぜひこの機会にご来場ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月21日株式会社日本教育指導総合研究所JET(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:屋口 京子)が運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.が、過去総勢8,000名以上が申し込んだ「クラスアップセミナー」をリアルで開催します(2024年5月27日、28日)。去年に引き続き、生の声を届けるため今年も対面で実施いたします。今年も中学受験まであと9ヶ月と迫った小学6年生に向けて、通っている塾に合わせた最良・最善の学習方法、模試の傾向・対策などを提供します。これまで、数多くの受験生を合格へと導いてきた、プロの講師だからこそ伝えられるノウハウを、生徒そして保護者の皆さんに知ってもらいたいという熱い思いを、是非直接体感してください。※希望者はオンライン受講も可能となります。テキストの郵送はございません。SAPIX・四谷大塚・早稲田アカデミー 塾別 クラスアップセミナー 2024年クラスアップセミナー【講演担当者】受験Dr.のメソッド開発者、最上位指導コースの講師がセミナーを担当します。また、ご希望者には、セミナー資料に加え、次回のテストに向けたトレーニングブック(算数・理科・社会・国語)を特典としてお持ち帰りいただきます。【時間割】10:00~12:45塾長挨拶、4教科講演12:45~個別学習相談会(希望制)両日ともに、9:30開場となります。<対象者>6年生保護者※5年生以下の申込みは可能ですが、講演内容は6年生対象です。ご承知の上でお申込みください。<セミナー会場>四谷本部校東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7階<参加費>8,800円(税込) ※講演資料、トレーニングブック含む<お申込み締め切り>5月25日(土)21時まで<定員>両日とも20名となります。定員に達した時点で締め切ります。参加希望の場合、お早めにお申込みください。■受験Dr.について「受験Dr.」は【目の前の1人を勝たせる!】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド指導の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」「オンライン授業」のサービスを提供しています。開成中学校の合格者数は2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年の6年で計63名となり、個別指導No.1の合格実績を達成しています。■会社概要商号 : 株式会社日本教育指導総合研究所JET代表取締役社長: 屋口 京子所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7階設立 : 設立 1998年2月/法人化 2003年10月事業内容 : 中学受験プロ講師による個別指導塾・家庭教師 受験Dr.校舎 : 四谷本部校、代々木校、麻布十番校、自由が丘校、吉祥寺校、東京校、成城学園校、白金高輪校、横浜校、京都駅前校資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月20日皆さんは、義家族関係の悩みはありますか?今回は「娘の教育に口出ししてくる義母」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。娘の受験で義母と口論に中学受験を控える娘を持つ主人公。ある日、義母から「中学受験させるって本当なの?」と連絡が入ります。義母は娘が受験することが気に入らないようで…。「娘が決めたことなんです」と伝えても、義母は「女に学はいらない」と古い価値観を押しつけてきました。そんな義母に主人公が「これ以上口出ししないでください」と反論すると…。義母の心無い発言出典:Youtube「Lineドラマ」「お義母様にそんな口を聞いて!」と激怒する義母。さらに「あんたの娘なんだから受験なんて失敗する」とひどい言葉を投げかけてきたのです。あまりの暴言に主人公は「なんてひどいことを…!」と絶句するのでした。読者の感想義母の言葉は主人公に対しても娘に対してもすごく失礼な発言だと思います。こんな義母と今後も付き合っていかないといけない主人公に同情してしまいました…。(30代/女性)娘の中学受験を頭から否定する義母に驚いてしまいました。主人公の娘が決めたことなので、これ以上口出ししないでほしいですね。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年05月16日麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井讓)の中学2年生は、5月2日の自分(ゆめ)プロジェクトにおける探究学習の一環で、建築家の森藤 文華(もりとう ふみか)氏を招き、「持続可能な都市モデル・まちづくりの構想」というテーマでトップランナーから学ぶ特別講演会を実施します。本校では、生徒が様々な経験をする中で、自分自身を見つめなおし、世界との関わりを探究するため、「探究学習プログラム“MIETAN”」を実施しています。このプログラムは株式会社ミエタの代表取締役である村松 知明(むらまつともあき)氏のご協力のもと行われるものです。本講演会では、森藤 文華氏の専門分野である建築やアートの手法を用いた課題解決のためのアイディアをご提案いただきます。日本国内各地における過疎化や自然災害は、年々解決すべき課題として浮き彫りになってきています。持続可能な都市モデルをもとに、現地で暮らす人々にとって「本当に課題となっていることは何か」をリサーチし、その課題を解決するための建築物や空間を考えていきます。本プログラムの目的は、地域社会で起きている諸問題に興味関心を持ち、それを解決するためのアプローチの方法を学ぶと同時に、調査した内容を他者に伝える「発信力」を養うことです。視覚効果のあるスライド作成の技法から、聴衆に伝わる発表方法を習得することで、今後の人生に役立つプレゼンテーション能力の向上を目指していきます。この講義終了後、生徒は実際に各々の地域課題について調査し、スライド作成とプレゼンテーションを行います。発表後は講師による解決策の提案とフィードバックをいただき、9月に実施予定の文化祭(麗鳳祭)に向けてブラッシュアップしていきます。グローバル化が進み、変化の激しい時代を生きる生徒にとって、自ら課題を発見し、他者と協力しながら解決する力は必要不可欠です。探究学習の「型」を経験することで、今後新たな問題に直面した際にも、広い視野で物事を考え、課題解決に向けた提案ができる人材を育てていきます。本校では「自分(ゆめ)プロジェクト」と呼ばれる独自のテーマ学習カリキュラムがあり、中学2年生の段階では、日本の歴史や文化への深い教養を身につけ、社会とのつながりを探究することを目的としています。今回の探究学習のテーマに「地域の課題解決」を提案した中学2年生学年部長の越 朋美(こし ともみ)主任教諭は「日本の有名観光地以外にも活性化できる場所はたくさんあるはずです。生徒たちには日本全体に視野を広げ、過疎化している地域を発展させるために何ができるのかを主体的に考えてもらいたいと思います」とコメントしています。新型コロナウイルスが5類の位置づけになり、海外から多くの観光客が訪れるようになりました。日本の文化や歴史を海外に発信するために、私たちにできることは何なのか。持続可能な都市モデル・まちづくりの構想をテーマとすることで、生徒が日本の伝統を守り続けるための意識づけをしてまいります。今回の探究学習プログラムの概要・詳細は以下をご確認ください。【探究学習プログラム“MIETAN”について】■日程:2024年5月2日(木)※,5月9日(木),5月30日(木),6月20日(木),6月27日(木)※,7月11日(木)※■時間:各日14時20分~15時10分 (6 時限目)ただし、※印箇所の日程は14時20分~16時10分(6・7時限目)■内容:地域や社会の課題解決をテーマにした探究学習プログラム■対象:中学2年生 合計 149 名【トップランナーから学ぶ特別講演会について】■日時:2024年5月2日(木)14時20分~16時10分(6・7時限目)■内容:地域の課題解決における「持続可能な都市モデル・まちづくりの構想」について■対象:中学2年生 合計 149 名■場所:麗澤中学・高等学校 校舎■方法:対面形式■講師:森藤 文華 氏(建築家)■講師プロフィール:広島県出身。一級建築士。早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻修士課程修了。坂茂建築設計勤務後、2.5 architectsを共同主宰。建築のみならず、アート、プロダクトデザイン、インスタレーションと活動の場を広げている。東京ビエンナーレ、East West Art Award finalists’ exhibition at La Galleria in London、中之条ビエンナーレなど多くの展覧会に出展。講師:森藤 文華 氏(建築家)【株式会社ミエタについて】実社会を題材とした探究学習プログラム「MIETAN(ミエタン)」で、医療・地方創生・テクノロジーなど多彩なテーマの第一線で活躍する講師陣と、生徒の「自分事化」を促すファシリテーター、そして学校ニーズや実態に即したカスタムメイド教材で実践的で刺激的な学びを提供します。さらに、探究・進路指導コーディネーターを派遣し、特色教育のカリキュラム策定や、多様化する入試対策など、煩雑化する校務を専門人材がサポートします。株式会社ミエタ公式ホームページはこちら : 【麗澤中学・高等学校について】麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。麗澤中学・高等学校公式ホームページはこちら : ● 【プレスリリース】中学2年探究学習特別講演会を実施~持続可能な都市モデル・まちづくりの構想~.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月26日皆さんは、義家族との関係に悩んだ経験はありますか?今回は「娘の受験をバカにする義母」にまつわる物語とその感想を紹介します。義母が衝撃発言夫と中学受験を控えた娘と暮らしている主人公。あるとき義母に「女に学歴はいらない!」と娘の受験に反対するような発言をされます。主人公は「娘は夢のために努力している」と反論するのですが、義母は娘のことをバカにしました。あまりに非常識な発言に腹が立ち、主人公が言い返すと…。私の方が格上の存在だと…出典:Youtube「Lineドラマ」「私の方が格上の存在だから、反抗するな」と信じられない発言をする義母。そんな義母に困り果てた主人公は、夫に相談をします。すると夫が反撃をしてくれて、義母から「何てことしてくれたの!?」と焦ったLINEがきました。実は娘の中学受験をバカにしていたことを、義母の友人にバラした夫。義母の本性を知った友人は「孫をバカにするなんて許せない!」と激怒します。その結果、悪評が広まった義母は周囲から孤立するのでした。読者の感想「女に学はいらない」と時代錯誤な考え方を押しつける義母に、うんざりしました。孫のことを思うのなら、余計な口出しをせずに静かに見守ってほしいですね。(30代/女性)義母の悪評が広まり、周囲から孤立するのは仕方のないことだと思います。どんな関係性であれ、お互いに思いやりをもって接することが大切だなと感じました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年04月11日背伸びしない志望校選びと、子どもに過剰な負担をかけないために…こんにちは。『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』ほか、著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。お子さんが「とにかく地元の公立中には行きたくない」という場合や、「小学生に過剰な受験勉強をさせたくないけど、もし、うちの子が楽しく過ごせる学校があるのなら……」などと考えているご家庭向けに、うちの3兄妹の私立中高一貫校、3回の「塾なし」中学受験を踏まえた私の経験を元にお話しします。・志望校の選び方・面接対策のポイント・やる気とモチベーションUPのコツ・メンタルケアと親の接し方について、ご参考になれば幸いです。Q:志望校はどうやって選んだの?長男の場合はA中学に「一目惚れ」状態でした。次男と長女は兄が通う姿を見て「自分もA中学に行きたい」となりました。それまで私は、子どもの私立中学進学は全く頭になく、県内の超有名進学校ですら「どこかで聞いたことがあるような?」という程度で、私立中学各校への事前知識や先入観は皆無でした。そんな私たち親子が、最初に「A中学」という、地元でも「知る人ぞ知る」という感じの小規模校を知るまでの経緯を……。うちは地方都市在住のため、首都圏ほどには私立中学の数自体が多くありません。そして、子どもたちには感覚過敏などがあるので、通学の負担があまりに大きいと、たとえどんなに素晴らしい学校でも6年間自分で通うのは難しいと判断し、志望校を探す最初の段階で、「ドア・ツー・ドアで通学1時間以内」の学校に検索対象を絞ってしまいました。そこから、受験勉強の負担が大き過ぎる超難関校や、「男子校は絶対無理!」など、子どもの希望条件に合わない学校を除外していくと、実質、選択肢は2校程度。そのうちの1校のWebサイトを長男と一緒に見て、「へえ、パパの職場の沿線に、こんな学校があるんだね〜」と興味を惹かれ、最初に学校見学に行ったのが、A中学でした。開放的な雰囲気で、合理的で自由な校風のA中学は、長男の個性にピッタリの学校で、ひと目見てすっかり気に入ってしまい、一応もう一つの学校も見学したのですが、長男は「A中学しか受けない」と早々に決めてしまいました。私も小学校では「空気が読めない」と見られがちだった長男が、体験授業の時に少々ズレた質問をしても、積極的に発言できたことを先生が非常に好意的に高評価で受け止めてくれたので、「この学校なら、長男を”できる子”として扱ってくれるだろう」と確信しました。一途な性格の長男は、「絶対A中学に行きたい」という目的意識ができ、やや遅まきの受験勉強スタートでも行きたい学校のためなら、持ち前のド根性&過集中パワーを発揮して頑張れました。次男と長女も、兄の受験のときに見学会や体験授業に一緒に連れて行ったり、行事や文化祭などで度々A中学に訪れたりして、学校のイメージや受験へのモチベーションができていったのだと思います。Q:うちの子、面接が苦手そうなんだけど…コミュニケーションが苦手なお子さんほど、面接の練習は十分な時間と量を確保して対策すれば、やればやるだけ効果が出やすいと思います。「志望校の専願入試は、一般入試より合格しやすいし、科目が少なくて学力試験の負担が少ないけど、面接があるのよね……」「うちの子は人と話すのが苦手だから、面接試験なんてハードル高そう」など、面接ありの入試方式に、二の足を踏むご家庭もあるでしょう(私もそう思っていました)。でも私は、人と話すのが苦手な子ほど、小学生のうちから面接練習をしたほうがいいと思います。中学受験に限らず、この先、大学受験(推薦・総合型など)、バイトの採用、就職活動など、人生の節目節目に「面接」はついてきます。親がしっかりフォローできる今のうちから、時間をかけて面接に慣れておくとお子さんの人生の選択肢が広がります。また、うちの子たちは面接練習を通して、自分自身を客観的に見つめたり、自分のことを自分の言葉で伝えたり、相手の話に耳を傾け質問の意図を汲んで、言葉のキャッチボールをする練習をしたりすることは、本当に良いSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)にもなりました。結果にかかわらず、面接練習はやっておいて損はないと思いますよ。かなり独自のものですが、うちの面接対策のポイントは……・志望校のイベントにフル参加して、体験授業や文化祭での具体的な経験を得る・出願書類、自己分析、よくある質問、学校資料などをまとめたファイルを親子でつくる・親以外の人にも面接官役をお願いする(数回でもOK。塾や学校の先生、スクールカウンセラーなど)・本番一ヶ月前から毎日、面接と同じ時間(10-15分程度)を確保して、入退出含めて練習・動画を撮ってセルフチェックする・日頃から、親子でたくさん雑談する……などでした。Q:やる気とモチベーションUPのコツは?「子ども本人が中学受験に主体的になる」ということを、うちでは特に意識しました。親のフォローや協力なくしては、小学生が中学受験するのは難しいと思いますが、それでも、受験勉強するのも、試験を受けるのも、その中学に通うのも、当然ながらその子自身なのです(代わってあげたいときもありましたが……)。ですから、志望校や受験方式を決める際も、勉強の進め方や内容・学び方も、私が強制的に親の考えややり方を一方的に押し付けることのないよう、その都度子ども自身の意志を確認・反映しながら進めました。ただし、子どもの要望の中には現実的には難しいことや、「そろそろコレをやっておかないと入試に間に合わない」といった学習計画上の都合もあるので、そこは事情を説明して相談しながら、一緒に作戦会議を繰り返しました。子ども自身が自分で決めたこと・選んだことや、多少妥協しても納得できたことならば、主体的に頑張れると思います。また、計画表や工程表、「やることリスト」などを作って壁に貼ったり、使用済みの「ふせん」やノートを集めたり、負担が大きな時期には「ポイント手帳」のポイントUPをしたり、小目標を達成したときの「ごほうび設定」をしたり……など、「頑張りが見える工夫」をすると、やる気UPに効果的でした。それから、勉強の前に親子でトランプやかるたであそぶ時間を作ったり、行き詰まったらストレッチしたり、お城や博物館にお出かけして(みんなに内緒で)美味しいものを食べたり、一緒にゲームしたり歴史系のアニメ観たり……など、適度に息抜きしながら身体を動かしたり、勉強にも体感型学習やあそびの要素を取り入れるのもいいと思います。Q:メンタルケアや親の接し方はどうしたらいい?まず、大前提として、どんなにしっかりしたお子さんでも、どんなに聡明で利発なお子さんでも、「小学生は小学生」だということを、周りの大人たちは忘れないようにしてあげてほしいと、私は思っています。発達障害のある・なしにかかわらず、どんな子でも心身共に発展途上にあるのが「子ども」なのです。ましてや思春期の入り口に立っている子どもたちは、さまざまな面でアンバランスで繊細でもあり、たとえ難関校志望でなくとも、小学生が受験をすること自体、多少なりとも心身に負担がかかってしまいます。ましてや、元々発達障害や不登校傾向のある子などには尚更、細心の注意と配慮が必要でしょう。そこでうちでは、まず、受験勉強中でも基本的な生活習慣は極力変えないようにしました。私は子どもの心身の健全な発達には、十分な睡眠とあそびの時間が最優先で必要だと考えているため、「うちの中学受験の鉄則」として……・睡眠時間は一切削らない(どんなに勉強のやり残しがあっても、夜9時には「終わり」)・勉強時間は、小学校の宿題+1日1時間まで(休日/長期休暇は+2時間まで)・いつもどおりにあそぶ(好きなゲームや友だちとあそぶ時間は直前期まで制限しない)……といったことだけは守るようにしました。勉強時間については、集中力にムラがある長男は、朝と夜の2回に分けたり、15分ずつに区切ったりしました。体調を崩しがちな次男は勉強時間をさらに少なくし、内容も必要最小限にしました。それに加えて、・できるだけ子どもの話を聴き、ストレスをこまめに解消する(場合によっては、スクールカウンセラーや医療機関も頼る)・学習計画は無理のないように、子ども自身の意見や意志を聞きながら調節する・疲労やストレスが溜まってきたら、勉強を休ませる…なども、心がけました。「そんなことでは、志望校に到底受からない」と思われる方も中にはいるでしょうが、そもそも、そこまで努力しなくては合格できない学校は、うちでは最初から志望校リストから除外済みなので、本命A中学に絞った受験勉強ならこれで十分でした(それでも、それぞれに課題を抱えた子ども達にとっては、決して「ゆる受験」「ラクな受験」などではありませんでした)。結果、3人共無事A中学に合格し、入学後も比較的すんなり新しい環境に馴染むこともできました。あまりに受験勉強の負担が過剰だったお子さんの中には、せっかく合格しても、入学直後に燃え尽きて通えなくなったり、突然勉強が手につかなくなったり、中1から教室で荒れたりして、適応できなくなってしまう子もいると聞きます。わが子の幸せを願って中学受験したはずなのに、それでは本末転倒になってしまいます。一般的な勉強時間などの目安がどうであれ、ストレスや疲労、プレッシャーなどへの耐性や回復力は、一人ひとりの子で違います。お子さんの様子を日頃からよく観察し、「心身に負担がかかり過ぎている」と判断したら、志望校や入試方式を見直したり、場合によっては中学受験から潔く撤退するのも賢明な選択ではないかと思います。まとめ中学受験に対して「小3から塾通い」というイメージが強いと、お子さんに合った私立中学に進学させたくても、「うちの子には受験勉強なんてハードル高すぎる」と感じられるご家庭も多いと思いますが、志望校や受験方式次第では、5年生頃からの自宅学習でもなんとかなると思います。それでも「小学生は小学生」なので、勉強内容やスケジュールなどに無理のないように配慮して、お子さん自身の意志を尊重しつつ、親子でたくさん話し合い相談しながら、その子の学び方のペースに合わせて個別に調整していくといいでしょう。「塾なし」は親も大変だと思いますが、親子で乗り越えた時間は、結果にかかわらず、この先の本格的な思春期・青年期を支える親子の信頼関係の土台になってくれると、私自身の経験から実感しています。親御さんのほうも、くれぐれもご無理のないように、応援しています。文/大場美鈴(楽々かあさん)(監修:井上先生より)お子さんの意見を聞きながら、やる気が出るように学習ペースを見える化して親御さんが見守ること、なおかつ教え方もその子に合わせて工夫をされたのでしょう。誰にでもまねできるものではないかと思いますが、上のお子さんの経験を下のお子さんにも活かされているのかと思いました。中学受験や高校受験でよく相談を受ける内容として、発達障害があることを事前に伝えるかどうかというものがあります。一つの基準は、入試に際してどの程度の配慮が必要かどうかというのが挙げられます。仮にオープンにしたとして、入試に対してマイナスになることはないですが、教室での試験や面接に際して合理的配慮が必要でなければ、入学前にオープンにする必要性は低くなるかと思います。入学後は必要に応じて、合理的配慮を要求する場合には障害についての情報共有をしていけるとよいでしょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年04月08日普段から何かにつけて、近所の人と孫のことで張り合いがちな義父。息子が小学5年生になる直前、そんな義父から突然、中学受験の提案がありました。「近所の子もしているから、孫もするべき!」と言う義父に、息子は……? 近所の人と張り合うために…? 義父は、近所の人と孫のことでやたらと張り合おうとする節があります。息子が小学5年生になる直前、突然そんな義父から中学受験の提案が。その場で即答できる内容ではないため、返事はいったん保留に。家族で話し合い、息子に中学受験をして中高一貫校に入学した場合と、公立の中学校に入学した場合のメリットやデメリットを分かりやすく説明します。そしてその話を聞いてよく考え、本人が出した結論は「中学受験はしない」というものでした。義父にそのことを伝えると諦めがつかないようでしたが、息子が「自分の進路は自分で決めたい」という強い意志を伝えると、最終的には納得した様子。 その後、息子は地元の公立中学で充実した中学校生活を送り、やがて第一志望の公立高校へ進学。高校3年生になる直前、それまで勉強に本腰を入れていなかった息子が突然「難関大学を目指す」と宣言して塾に通い始めました。中学受験をしないと義父に伝えたときの言葉どおり、自分自身で進路を決めたからこそ、大学受験に向けて頑張れているようです。 当時は中学受験を強くすすめていた義父も、今の息子の頑張りを応援してくれています。子どものためを思ってつい「こうしたら?」と言ってしまいがちでしたが、子どもが自分で考えて決めるまで見守ることも大切だと気づけた出来事です。 作画/ひのっしー著者:樫原有香
2024年04月02日こんにちは、ツムママです。これは私が小学6年生のときの話を元に、フェイク&わかりやすいように脚色を加えています。舞台は当時、通っていた中学受験専門の塾です。塾は勉強好きの姉が通っていたので、張り合って「私も通いたい!」と親に頼んで通い始めました。両親は何度も「本当に通いたいの?」と聞いてくれてました。多分張り合っていたことに気づいてたんだろうな…。親には本当に感謝しています。塾は嫌いじゃないですが、この話のことを思い出すと今でも塾の前を通る時、胸がぎゅーっとなります。心配される人がいるかもしれないので注意書きを入れますが、ほとんどの先生はいい人ですし、ほとんどの生徒はトラブルなく過ごしていました。でも、受験というのはストレスがどうしても掛かるので、年に何回かはトラブルもありました。この話はその年に何回かのトラブルに私が巻き込まれたというお話です。■私だけ呼ばれない…■なんでそんなウソをつくの?中学受験専門の塾で、先生が出席を取っています。すると、「良子は…、今日も休みか…」と重い雰囲気でつぶやく先生。さらに、主人公・つむ田ツム子の名前が呼ばれず…。どうやらそれは、ツム子が「良子をいじめた加害者」だと先生に思われているからだというのですが…!?次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月01日地元の公立中に行くのはつらい。でも、ハードな中学受験勉強はちょっと…こんにちは。『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』ほか、著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。今回のコラムは、中学受験を考え始めたご家庭に向けて。特に、公教育がお子さんの体質的に合わなかったり、小学校時代にいじめ・不登校などのつらい経験があったりで、「とにかく地元の公立中には行きたくない」という場合や、「小学生に過剰な受験勉強をさせたくないけど、もし、うちの子が楽しく過ごせる学校があるのなら……」などと考えているご家庭に向けて、うちの3兄妹の私立中高一貫校、3回の「塾なし」中学受験を踏まえた私の経験を元に、お話しします。・中学受験を決めた時期・全体のスケジュール・塾なし中学受験について、ご参考になれば幸いです。難関校じゃなくていいのなら…うちの子たちが受験・進学した私立中高一貫校(以降、「A中学」と表記)は、いわゆる超難関校ではありません。私は子どもたちの志望校を探す際に、偏差値や知名度は参考にしなかったので、A中学の偏差値を正確に把握しないまま受験に臨みましたが、学校がWebサイトなどで公表している入試情報などと過去問の内容から「まあ、中堅校と言われるグループなのかな?」と推測します。とはいえ、コロナ以降も中学受験は過熱気味の傾向が続き、受験者数は増加傾向にあるようで、地方の私立中高一貫校であるA中学でも、年々志願者数が増加し(特に、ここ数年で急増)、1年前に長女が受験した時には、倍率が6年前の長男の受験時の倍以上になっていました。ですので、難関校の受験でなくとも、早めに動くに越したことはないとは思いますが、かといって、あまりに早くから塾通いなどでお子さんに受験勉強の負担を過剰にかけたり、保護者の方が必要以上に不安に感じることもないと思います。以下は「難関校じゃなくていいのなら……」という前提でのお話ですが、背伸びしない志望校での中学受験の全体像がイメージできるよう、保護者の方の疑問や不安にお答えする形で、うちの実例を交えたポイントをお伝えします。いつごろ中学受験することにしたの?中学受験をすることを決めたのは、それぞれ、長男は小5の秋、次男は小6の春、長女は小4の秋くらいでした。……遅いですよね(笑)まあ、中学進学に関して子どもの意志を尊重しようとすると、これぐらいの年齢になるまで分からないのは当たり前だとも思います。一般的には「中学受験は小3から塾通いが常識」などと聞きますが、難関校を目指すのでなければ、小5からでも十分間に合うと思います(小6からではかなり遅いですが……)。ただ、6年生で受験勉強と並行して複数の学校のオープンキャンパス、説明会や体験授業などに参加するのは大変なので、「まだ中学受験するか分からない」「志望校がはっきりしない」というご家庭も、できるだけ4・5年生のうちに、気になる学校のオープンキャンパスや説明会には参加しておいたほうがいいでしょう。受験を迷っている子も、一応小学校レベルの基礎学習だけでも、苦手なところがあれば学年をさかのぼって、穴埋めしておくのがオススメ。ちなみに、うちの3兄妹が中学受験することにしたのは、それぞれ理由が違います。発達障害のある長男は「地元の公立中に行くなら、不登校する!」と宣言し、私立中学以外の選択肢も考慮に入れつつの進学先選びに。5年生から体調不良で小学校を休みがちだった次男は、私立入学後にすぐに友達ができた長男の姿を見ているうちに「おれも」と希望。4年生でコロナ休校となった長女は、自宅でプリント学習をする傍らで、兄たちがオンライン授業を受ける姿を目にしたことなどが影響しました。結局3人共、A中学1校のみを受験。もし不合格だった場合、長男は、公営フリースクール(自治体の教育支援センター)+ホームスクールが"滑り止め”で、次男と長女は「公立中に進学する」とのことでした。併願せずに「本命一校しか受けない」のはかなりハイリスクなので、皆さんにオススメはしませんが、その分、その学校のみに絞った受験勉強・対策ができるので、子どもの負担は減ると思います。「万が一不合格でも、フリースクールや公立中でOK」と考えられるご家庭なら、有りかもしれません。全体のスケジュールはどんな感じ?うちの例は、あまり一般的ではないかもしれませんが、おおまかなスケジュールをご参考程度まで。志望校のA中学1校のみを、総合型選抜(専願のみ、算国+面接)と、一般入試(併願可、算国理社)の両方の入試方式で受験した場合です(ただし、それぞれの子によって、勉強の内容やスケジュールなどは個別に調整したので、以下はあくまで私が思う"理想的な”目安です)。<小4〜小5>・学校案内などの資料請求・オープンキャンパス、見学・説明会、文化祭などへの参加・総合型選抜対策として、自己PRポイントの実績づくり、体験授業への参加など・体感/体験型の自宅学習(理科実験や城巡りなど)・小学校レベルの基礎固め、さかのぼり学習、テスト直しなど<小6・夏ごろまで>・体験授業への参加(2回目)・中学受験用の基本問題集・検定試験の受験(算数検定、漢字検定など。自己PRと試験慣れするため)<小6・秋ごろ>・A中学で特によく出る分野を重点的に学習・過去問、時事問題・A中学主催の模擬試験・面接対策講座の参加・出願書類(志望理由書、自己PR文などの専用フォーマット)の入手<小6・12月〜1月上旬>・志望理由書などの出願書類の準備・面接練習(毎日10-15分)・苦手分野の特訓、暗記系の復習<小6・1月中旬〜>・出願(一般入試=インターネット出願、総合型選抜=出願書類の郵送)・過去問をひたすら繰り返し解く・総合型選抜入試(2科目+面接)・一般入試(4科目、A日程/B日程)<合格発表後>・入学手続き・制服のオーダー、指定体操服などの購入・小学校卒業式・入学説明会、新入生クラス編成テスト塾に行かなくても大丈夫?うちでは、塾なし自宅学習✕3回の中学受験(4教科と面接・総合型選抜対策)を、親子でなんとか乗り切りましたが、親の負担が大きく「誰にでもオススメ」とは言えません。でも、中学受験でも入試方式が多様化しているので、自宅学習でも十分大丈夫なことも。塾に通わなかったのは節約の意味もありますが、うちの子たちは小学校に行って帰って宿題をやるだけでもピーピー言っていたので、帰宅後さらに大手塾などに夜遅くまで通って大量の課題をこなすなんて、到底「無理ゲー」だと判断したからです。小学校自体の負担が大きな子の場合には特に、一般的な中学受験塾は、心身に過剰なストレスやプレッシャーが長期的にかかってしまうように思います。そんなワケで(半分やむを得ず)、私がマンツーマンで子どもの受験勉強に付き合うことになりましたが、子どもの負担を3分の1にしようとすると、親がその3倍の時間と労力を使うことに……。特にうちの子たちは、公教育の学び方が合わないタイプだったので、4教科を一人ひとりの子に合わせた内容・学び方で対応したため、私は数年間かかりきりで疲労困憊。その間きょうだいにも寂しい思いをさせたかもしれません。私は個人事業主なので仕事量の調節が可能でしたが、夫婦で正社員・フルタイムで働くご家庭などには「塾なし」は親の負担が大きいと思います。特に、公教育の学び方が合わないお子さんは、親が勉強に十分付き合えない場合、経済的に可能であれば、丁寧に個別対応できる家庭教師や個別指導塾などを頼るのがいいでしょう。とはいえ、難関校を目指すのでなければ、自宅学習でも十分対応可能だと思いますよ。昨今、大学入試同様、中学受験でも入試方式が多様化してきているので、特に、専願での自己推薦・総合型選抜入試や、1科目・2科目入試を実施する私立中学は多いですし、中には、得意なことを活かせる独自入試などを行う学校や、不登校・発達障害のあるお子さんを積極的に受け入れている学校もあります。ですので、志望校や受験方式によっては、必ずしも「中学受験の常識」通りに小3から塾通いして、膨大な知識と努力を必要とする4教科をまんべんなくできるようになる必要はないでしょう。背伸びしすぎない志望校で、受験科目を絞ったり、その子に合った入試方式で受験したりすれば、自宅学習でも十分大丈夫(親のフォローは必要ですが……)。また、試験の空気感に慣れるために塾の外部模試に参加したり、短期集中的に通塾したり、面接対策だけお願いするなど、ピンポイントで賢く受験塾を活用するのもいいと思いますし、オンライン学習や通信教育、動画学習などを併用して、親の負担を減らす方法もあります。うちの中学受験時代を振り返ってみると、確かに「塾なし」で親が根気よく付き合うのは大変ではありましたが、本格的な思春期になる前の子どもたちそれぞれと密に過ごし、親子でいろんな体験を一緒にしたり、たくさん雑談したり……と、貴重な時間でもありました。文/大場美鈴(楽々かあさん)(監修:井上先生より)楽々かあさんの書かれているように、志望校選びは頭を悩ませる大きな問題になります。できるだけ早めに情報収集をしていくことと、実際にオープンキャンパスなどに行って学校の現状を知っておくことが大事だと思います。大切なのは何より本人の意思が重要なので、本人の意見を聞きながら絞り込んでいくことです。1クラスの人数が多いところや少ないところがありますが、相性の悪いお子さんがいた場合の配慮や授業の進め方、合理的配慮、先生との相談のしやすさなどもポイントになるのではないでしょうか。入学したけれど学校の勉強についていけなかったというお子さんもいるので、受験をクリアするだけでなく、学習のスピードや教育課程が比較的ゆるやかに組まれているかなども確認できるとよいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年04月01日ADHDだけど公立中学校に通っているコウですUpload By 丸山さとこ現在中学生のコウは、神経発達症(発達障害)があります。ADHDの特性から話の聞き漏らしや忘れ物が多かったり、ASDの特性によりコミュニケーションでつまずくことがあったりします。そんなコウが現在通っている中学校はごく一般的な地域の公立中学校です。それについて、コウの神経発達症のことを知る人からは「どうして中学受験しなかったの?」と聞かれることがあります。初めてそのように理由を聞かれた私が感じたことは、「え!?中学受験って『しなかった理由』を聞かれるものなの?」という驚きでした。Upload By 丸山さとこわが家の地域では、大半の小学生は中学受験をしません。自宅から通学できるエリアに私立中学校と公立の中高一貫校が、併せて20校ほどしかないからです。受験を経験する小学生は、1つの小学校の1学年に1~3人いるかどうかだと思います。そのため、中学受験を選んだ家庭が『する理由』を聞かれることはあっても、中学受験をしない家庭が『しない理由』を聞かれるということは、わが家の地域ではまずありえないことなのです。とはいえ、全国的に見れば今や中学受験は珍しい選択肢ではないことも分かります。都市部の私立中学校や公立中高一貫校の数はとても多いですし、東京に住む友人からは「クラスの約半数が中学受験をしてる感じだよ」と聞いたことがあります。ほかの都市部に住む友人の話を聞いても、一学年の生徒の内1~3割は中学受験をしているようです。地方在住の小学生であっても、選択肢に入り始めた「中学受験」このような理由で、中学受験が全国的には珍しくないものだと知りつつも「うちには関係ないかな」とフワッと考えていたコウと私でしたが、小学校高学年の時には「中学受験も視野に入れたほうがいいのかな?」と迷ったこともありました。ケースワーカーさんから「中学受験をするのも選択肢の一つです」と、提案していただいたことがきっかけです。ケースワーカーさんは、地域の状況についても「課題の未提出や聞き漏らしの多い小学生で、かつ学力が高い場合は、私立中学校を選ぶ家庭が増えています」と詳しく教えてくれました。Upload By 丸山さとこ中学受験の悩ましいところは、「しなくてもいいものだけれど、『したほうがいい理由』はある」ところだなと私は思います。しなければならないことであれば迷う余地はありませんが、地域の公立中学校に通うこともできるため、積極的に選ぶには動機の後押しが足りない状況ではあります。とはいえ、高校受験には内申点が影響してきます。課題の提出や話の聞き取りに心配があるコウが、公立中学の通常学級に入学しても大丈夫なのか。(内部進学にある程度の内申点は必要だろうけれど、高校受験がない)中高一貫校を選択した方がよいのではないか。中学受験は『したほうがいい理由』もハッキリしていました。中学受験をするべきか、見送るべきか……「どっちでもいいよ~」と言うコウの意見を受けて夫と2人で考えたものの、なかなか答えは出ませんでした。Upload By 丸山さとこ「学校見学に行く?」と提案しても、「しんどいし、家でノンビリしたいから今はいいかな」と言うコウです。そんな彼を見ているうちに、私は「地域の公立中のほうがよいのかもしれない」と考えるようになりました。当時のコウは気力体力共に低い状態が続いており、小学校に対しても「行きたくない」と登校渋りが見られていたためです。これまで家庭学習をほとんどしていないコウが受験勉強をすることは負担が大きいだろうと感じました。仮に合格したとしても、毎日バスや電車を乗り継いで遠くの私立中学校に通うことを考えると、その通学時間の長さもコウにとっては負担になるのではないかと感じました。「もしかしたら」は尽きないけれどもしかしたら、中学受験に乗り気ではなかった当時のコウも、車で学校見学に連れて行ったら「ここに通いたい!」という意欲が湧いたかもしれません。そうして、中学校生活に対して「こういう学校生活を送りたい」「こんな学びをしたい」というコウからの強い要望が生まれたとしたら、中学受験を選択していたかもしれません。Upload By 丸山さとこですが、毎日家でダラダラごろごろと過ごしていた当時のコウに受験勉強をさせようとしたら、かなり大変だっただろうと思います。学習時間やモチベーションのアップダウンに振り回される毎日が目に浮かびます(実際に、現在高校受験でそうなりつつあります)。仮に中学受験に合格したとしても、私立中学に通っているコウが登校渋りを続けたとしたら、心の狭い私は心配しつつも「高い学費を払っているのに!?」などの思いを隠し切れなかったかもしれません。そこのところ、公立中学校は通うのに時間もお金もかからないため、コウの朝の支度がダラダラしていようが「眠い~、今日学校休もうかな~」と床に突っ伏していようが、広い心で「そっか~、お母さん仕事あるけど、1人で寝ていられる?」と聞くことができます。Upload By 丸山さとここうして、わが家なりの理由によって、コウは地域の公立中学校に通うことになりました。入学前の予想通りに聞き漏らしや忘れ物が多い状態のまま、もうじき中学3年生への進級を迎えようとしています。高校受験のための内申点のことを考えると胃がキリキリしそうですが、毎日ニコニコと登校していくコウを見ていると「今の環境が合っているようでよかったな」と思います。コウの話を聞くと、先生方から「宿題出せよ~!」とマメに声をかけられつつも、「お前はすごいヤツだって、先生たちは知ってるからな!」と励まされていることが分かります。そんな先生方の関わりにより、コウも前向きな気持ちを保てているそうです。部活動も楽しいと言っています。(「部活動へ行くために登校しよう!」と気力を保つ日もあるようです)Upload By 丸山さとここれは、コウの通っている公立中学校が現在たまたまそのような状況にあるだけなのだろうと思います。先生方の移動や、その年度のクラスメイトのめぐり合わせによってはつらい中学校生活になった可能性もありますし、残り1年間もどうなるかは分からないと考えています。ですが、私はそこに関してはあまり心配をしていないところがあります。手を尽くしても学校という環境が合わないようであれば、いつでもホームスクーリングに切り替えてよいと考えているためです。わが家は「登校渋りや不登校のことを考えて公立中学校にしよう」と決めましたが、「リスク低減のために中学受験をして環境を整えよう」という選択肢もまた、意義のある選択だと思います。そのときどきの状況に合せて、『正しいかは分からないけれど、今はこれがいいと思える選択肢』をコウと一緒に探していけたらいいなと思います。執筆/丸山さとこ(監修:森先生より)「正しいかは分からないけれど、今はこれがいいと思える選択肢を探していく」と考えられるのは素晴らしいですね。「もしこうだったら?」とシミュレーションすることも大切かもしれませんが、それが「後悔」となってしまうと、「現在のお子さんの姿」を否定することにつながってしまうかもしれません。保護者にできることは、判断材料も体力も時間もお金も限られた中で、その時点でのお子さんにとっての最善の道をお子さんと一緒に考えることだけです。良い先生、良い部活仲間にに恵まれている今があるのであれば大正解です。もし仮に学校生活が合わずつらい環境であれば、ホームスクーリングにするのも手ですね。選択肢はいつでも複数あり、分岐点も思っているよりもたくさんあることを忘れないようにしましょう。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年03月25日今回はLINEをもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。娘の中学受験を反対する義母主人公は義母からずっと嫁イビリを受けています。さらに義母は、主人公の娘の中学受験も否定して反対していました。義母があまりにも娘をバカにするため、主人公は反論します。義母に反論出典:Youtube「Lineドラマ」受験結果は?出典:Youtube「Lineドラマ」義母から「受験結果は出たんでしょ?どうだったのよ?」と聞かれ…。主人公は結果を伝えました。ここでクイズ娘の中学受験の結果は?ヒント!義母は何も言えなくなってしまいました。合格した出典:Youtube「Lineドラマ」正解は…正解は「合格」でした。主人公の娘は当然不合格だと思い込んでいた義母。「合格した」と告げられ「へ…?」と驚く義母なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年03月22日この漫画は書籍『すべては子どものためだと思ってた』(著者:しろやぎ秋吾)の内容から一部を掲載しています(全16話)。 ■これまでのあらすじ立て続けに塾の成績が落ちてしまったこうた。くるみは勉強に集中させるため、大好きな空手を辞めさせ勉強の時間にしてしまいます。その悔しさをバネに勉強をがんばれとこうたに言うのですが…、楽しみにしていた空手まで奪われたこうたは、心の寄りどころを失います。くるみは、自分が一緒にこうたと伴走することで、良い方向に導いてあげれると信じていたため、強引なやり方でこうたを支配していくのでした。こうたに一番合うと思って選んだ学校だから、何が何でも合格させてあげたい。やれることは全部やった、こうちゃんならできる! と息子を強く信じるくるみ。しかし、合格発表で待っていたのは、合格ではなく不合格。受け入れられない現実に戸惑うくるみ。いったいどこで歯車が狂ってしまったのか…。気になる続きは書籍で。 『すべては子どものためだと思ってた』 著者:しろやぎ秋吾(KADOKAWA) 「すべては子どものためだと思ってた」はこちら 未熟児で生まれた長男・こうたは、体が弱く大人しい性格。小学校内のクラスメイトからこうたが下に見られがちであることを知ってた母・くるみは、こうたに普通の生活を手に入れて欲しいという思いから中学受験を決意しますが、その決断が後に家庭を犠牲にしてしまうことになるとは思ってもいなかったのでした。
2024年03月15日芝浦遥は夫の和也、息子の輝と3人暮らし。息子が小学4年生のとき、私立中学を目指すことになり、中学受験塾に入塾。5年生になったある日、夏期講習のお知らせが。中学受験に無知な遥は、12万円という受講料に驚き、戸惑うけれど…。■夏期講習代が12万円!?「息子を母校に入れたい」という夫の希望で、息子の輝が中学受験を目指し、入塾。小学5年生になった息子は週3回、お弁当持参で塾に通う日々。母親の遥は自分に中学受験の経験がなく、小学生が弁当を持参してまで勉強するなんて信じられず、まったく未知の世界でした。そんなある日。予想以上の金額に驚きを隠せない遥。その後、夫の和也に話してみると。「年収2000万円あれば余裕では?」と言う遥に…夫は準備していただけあり、中学受験のシステムをしっかり理解しているようでした。■母親の不安は募るばかりある日、輝がなかなか塾から帰ってこない日があり、遥が心配しながら待っていると、迎えに行った夫とともに帰宅したのですが…遥の不安も募る一方でした。そんなある日、遥は同じ会社の美咲さんに、中学受験にかかるお金について相談することに。家庭教師に一体いくらかかるのか聞いてみると。塾代だけでも高いと思っていた遥は驚くばかりでしたが…ますます不安になる遥。息子の受験にこれからどう向き合っていくのでしょうか。こちらは投稿者のエピソードを元に、2021年9月13日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。■読者の体験談も参考にまずは今回の漫画に共感する声などをご紹介。・都心の中学受験文化の豊かな地域以外では、ガラパゴス状態で向かうようなもの。仲間はほしいけれども健全であってほしい。こうした経験談からでも共感が得られて励みになります。・子どもが素直で一緒にがんばれる環境なら、何とか乗り越えられるのだろうな…と思いました。・うちは今年受験が終わりましたが、妹もいますし、懐かしさと、みなさん同じように頑張ってらっしゃるんだ、という気持ちで読ませていただきました。・初めて中学受験される方は不安がいっぱいだと思います。私もそうでした。 親がしてやれることは、送迎とお弁当づくりと気持ちのフォロー。こういうサイトを見て、いろんな意見を聞いてきたからこそ、乗り越えられたと思います。・たしかに中学受験にはお金が必要です。成績上位なクラスほどお金がかかりました。・続きが気になります。中学受験、安いチャレンジではないので、途中でやめられた方の勇気と理由も気になります。・中学受験を経験した家庭はみな程度の差はあれ、経験する思いだと思います。また、母親の遥については厳しい意見が。・自分で対策や解決策を考えるでもなく、金銭についての真っ当な思考をするでもなく、他人の意見に流されて騒いでいる奥さんがうざい。自分で何も考えれないなら、黙って夫の意見聞いて「なるほどねー」と思っていればいいのに。・母親があまりにも無知です。もし本当にここまでお花畑の発想のまま、中学受験当日まで過ごすのならば、息子さんが第一志望校に合格したとしても、この受験は失敗です。受験までは家族の受験。甘いです。・塾代のことで旦那さんに反対されたとしても「私が働いて塾代は払います」と言えるくらいの母の強さが必要だと思いました。・母親が何も考えていない。子どもが中学受験をするのであれば、まず希望する学校がどのような生徒を求めているのか、自分の子どもにどのような大人に成長してほしいのかなどの一番大切なところをないがしろにして、お金に執着しているようにしか見えない。・妻があまりにも金管理できない、書類も碌に読んでない、どうするかも自分で考えないし決めれない、他人がやってることに流される、という展開になんかモヤッとする。読者の体験談も多く、中学受験に対する考え方や、実際に中学受験を経験してみてわかったことなど、さまざまな意見が届きました。・中学受験はお金もかかりますが、どれだけ親の時間を子どもに割けるかの勝負になってきます。また小学生が1人で勉強を進めるのは現実不可能です。自己学習のチェックを家庭教師がするのか、個別指導の塾がするのか、親がするのか、どの選択を取るにしても親の本気度が試されます。・中学受験は本人次第かと思います。親は金銭面に先走りがちですが、もっと子どもを見て勉強も運動も関わった方がいいのではと感じます。入塾説明を対面でしたとき、塾長に親御さん自身、中学受験経験してない親御さんにはキツいです。覚悟がないとできませんとぴしゃりと言われ、私自身もやる気になって受験に挑みました。・本人のやる気が1番重要だから、本人がやりやすい方法で詰め込みすぎないことが大事だと思う。・我が家はサラリーマン家庭です。受験は課金ゲームだと思っていました。でもそれは子どもの能力がある程度あってこそのことです。あれもこれもと勉強時間を増やしても、子どもにとってはキャパオーバー。塾&家庭教師に使うお金があることは羨ましいことですが、受験生の親子にとって何を選ぶべきかなんて正解はないです。体や心を壊さず健康なのが一番。受験するお友だちで学校では寝てしまい、どんどん性格がきつくなっている子も何人かいました。・周りがやっているから自分も、と思いがちですが、自分のポリシーをしっかり持っていれば、流されないと思います。うちはいつもの塾だけで行ける中学に行こうと思っていました。無理して背伸びした学校に行っても後が辛いかなと。・学校生活との両立が厳しかったです。当時、娘の小学校は6年生のみ夏休後半から秋の大運動会のメインであるマーチングの練習を始める慣習がありました。団体競技なのでやむを得えず、塾の夏季講習を欠席。何より娘の身体がキツかった。秋は大運動会以外にも学芸会や展覧会などその年度によって催される学校行事があり、普段の学校生活と異なりがちなので、その対応は辛かったです。・田舎の公立小学校から受験しました。同級生からは受験を理由にいじめられ、また日教組の担任からも凄い嫌がらせを受け、教師不信になりました。その後、晴れて合格して片道2時間かけて通いました。担任の先生をはじめ多くの先生が素晴らしく、先生不信はなくなりました。・兄妹2人3歳差で中学受験を経験し、学校選びは1からのスタートになるので男子・女子の場合は情報取集に苦労しました。2人とも成績の伸び方が異なるし、タイプも違うので声の掛け方には気をつける日々でした。・長男、次男、長女の受験を経験しました。3人それぞれ大変さは違いましたが、共通して大変だったと思うことはモチベーションの維持です。親も含めてですが。小3の2月からの3年間は長いです。金銭面だけでなく、子どものモチベーションの維持の大変さなど、子どもの中学受験は経験してみないとわからないからこそ、いろいろな体験談や意見は参考になりますね。さて、不安いっぱいの芝浦家の中学受験はどんな展開を迎えるのでしょうか…。▼漫画「中学受験のお金・芝浦家の場合」
2024年03月13日新潟県内最大級の受験者規模を誇る高校入試模試を運営する新潟県統一模試会(新潟市中央区、事務局長:黒木 是徳)は、令和6年3月10日、新中学3年生を対象に第一回新潟県統一模試を新潟市と長岡市の2会場で実施しました。当日は、入試さながらの緊張感の中で120人を超える学生が受験しました。会場受験の様子新潟県統一模試会は、毎年、高校受験者の2人に1人が受験する新潟県内最大規模の高校入試模試を運営しています。年9回実施する模試のうち、7月、10月、11月、12月、2月の5回の模試で会場受験を実施していましたが、このたび第一回模試としては初めて新潟市と長岡市限定で3月10日に会場受験を実施しました。令和6年新潟県高校入試が3月6、7日に行われた直後ということもあり、新潟市と長岡市の2会場で計120人を超える受験者が高校入試と同様の時間設定の中で国数英理社の5教科を受験しました。近年、少子化に加えて修学支援制度の影響もあり、新潟県公立高校の入試志願者数は昨年の13,220人から13,020人と200人減少したものの、普通科の受験倍率は昨年と同様、農業、工業などの専門教育を主とする学科では昨年度よりも志願倍率が上昇しました。また、志願変更による動きも控えめで高倍率を維持した学校もあり、志願校に関わらず様々な状況に対応できるようしっかりと受験対策をしておく必要があります。このような入試状況から令和6年の新中学3年生は早期に受験対策に取り組む傾向があり、今回の受験者数からも、志望校に関わりなく入試に向けた動きが活発化していることが予測されます。なお、第一回模試は、3月10日会場受験の他、4月7日まで在宅受験が可能となっています。【第一回新潟県統一模試】詳細ページ : 受験料 : 4,600円(税込)試験教科 : 国語、数学、英語、理科、社会申し込み方法: 新潟県統一模試会のホームページから申込可能受験形態 : 会場受験、在宅受験、通学している塾での受検も可能【新潟統一模試会概要】会社名 : 株式会社ウイネット 新潟県統一模試会事務局長 : 黒木 是徳所在地 : 新潟県新潟市中央区弁天3-2-20 弁天501ビル2階コーポレートサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月12日この漫画は書籍『すべては子どものためだと思ってた』(著者:しろやぎ秋吾)の内容から一部を掲載しています(全16話)。 ■これまでのあらすじ学校でクラス替えがあり、かえでと別のクラスになったことを残念がるこうた。先生にも不満を持っていたが、かえでとは空手で、勉強は塾ですればいい、とくるみは考えていました。塾では友達に勉強を教えてもらうなど、良い刺激を受けている様子のこうた。そんな姿を見て、もっと我が子の力になりたいと思ったくるみは、こうたにとっていいものを効率よく準備しておこうと、情報収集に力を入れるのでした。みんなと同じように遊びたい様子のこうた。そんな様子を見たくるみは、「上位クラスに上がったら夏のバーベキューに参加OK」と目標を掲げます。そしてクラス分けテストの結果は…見事、上位クラスに進級することに!嬉しそうな表情のこうたを見たくるみは「自分の選択は間違っていなかった」ことを確信。こうたはできる、もっと上を目指せる、と思うのでした。次回に続く(全16話)「すべては子どものためだと思ってた」連載は7時更新! 『すべては子どものためだと思ってた』 著者:しろやぎ秋吾(KADOKAWA) 「すべては子どものためだと思ってた」はこちら 未熟児で生まれた長男・こうたは、体が弱く大人しい性格。小学校内のクラスメイトからこうたが下に見られがちであることを知ってた母・くるみは、こうたに普通の生活を手に入れて欲しいという思いから中学受験を決意しますが、その決断が後に家庭を犠牲にしてしまうことになるとは思ってもいなかったのでした。
2024年03月11日皆さんは、義家族関係の悩みはありますか?今回は「娘の教育に口出ししてくる義母」にまつわる物語とその感想を紹介します。義母と口論に中学受験を控える娘を持つ主人公。しかし義母は娘が受験することが気に入らないようで…。「女は“嫁”に行くもの!」と決めつけて、娘に教育は必要ないと言ってきました。「どうせ失敗する」と娘の受験失敗を願う義母と思わず口論になった主人公。実はこれまでも、主人公は義母からひどい嫁イビリを受けてきました。娘のことまでバカにされ、さすがに耐えられなくなった主人公は夫に相談することに。話を聞いた夫は「俺に任せて」と言ってくれました。激怒する義母出典:Youtube「Lineドラマ」後日「あなたがやったのね?」と怒って連絡をしてきた義母。娘が受験した中学の理事長の奥さんから義母が叱られたと言うのです。義母は理事長の奥さんと友人関係で、理事長に話したのは主人公だと思っているようですが…。実は夫が義母を懲らしめるため、義母のこれまでの悪事を理事長に報告していたのです。主人公は「10年間、悪口に耐えた甲斐がありました」と言い放ち、意外な方法で義母を成敗したのでした。読者の感想自分の考えを押しつけて、孫の受験失敗を願うなんてひどい義母ですね。夫が機転を利かせて義母を懲らしめてくれてスカッとしました。(30代/女性)自分が嫁イビリされるならまだ耐えられますが、娘のことまで言ってくる義母は許せないです。義母を懲らしめられたので、娘が安心して中学生活を過ごせるといいですね。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年03月10日この漫画は書籍『すべては子どものためだと思ってた』(著者:しろやぎ秋吾)の内容から一部を掲載しています(全16話)。 ■これまでのあらすじ空手を通じてかえでとすっかり仲良くなったこうた。かえでから、家に遊びに来てと言われてお邪魔することになったくるみとこうた。そこで、かえでママから、公立中学校が荒れていて学級崩壊になっているクラスもあるのだと聞いて…。生徒に必要以上に厳しくできない先生の状況もあるようで、そんな環境に子どもを置くことに不安になるのは当然という心理から、私立の中学を目指して中学受験をする家庭が半数くらいあるのだと知ったのです。まさか、公立の中学校がそんな状況とは知る由もなかったくるみは、果たしてこうたがそんな環境の中やっていけるのだろうかと不安が襲ってくるのでした。かえでのママから中学受験のことを聞き、いろいろと調べてみたくるみ。子どもに合った環境が選べるとわかり、早く気づいて良かったと胸をなでおろします。さっそくこうたの気持ちを確認して、中学受験の塾に行くことに。クラス分けのテストの結果、こうたは一番下のクラスからのスタート。くるみは「まだ2年ある、大丈夫」と言い聞かせ、「こうたを私立中学に行かせるためならなんでもする」と誓ったのでした。次回に続く(全16話)「すべては子どものためだと思ってた」連載は7時更新! 『すべては子どものためだと思ってた』 著者:しろやぎ秋吾(KADOKAWA) 「すべては子どものためだと思ってた」はこちら 未熟児で生まれた長男・こうたは、体が弱く大人しい性格。小学校内のクラスメイトからこうたが下に見られがちであることを知ってた母・くるみは、こうたに普通の生活を手に入れて欲しいという思いから中学受験を決意しますが、その決断が後に家庭を犠牲にしてしまうことになるとは思ってもいなかったのでした。
2024年03月09日生活を豊かにするためには、何かをやめることも一つの方法かもしれません。この記事では、さまざまな人々が「やめたこと」によって、どのように日々の生活が豊かに変化したかを探ります。※人生観はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。30歳/会社員/Eさんの場合無理して人の輪に入ろうとすることをやめたら、人間関係に悩むことがなくなりました。必要以上に何かに縛られず、自由な生活を楽しんでいます。26歳/会社員/Kさんの場合夜更かしをやめて早寝早起きに切り替え、1日の行動時間が増えました。自分が楽しいと感じることを大切にして、豊かな生活を送っています。23歳/アルバイト/Rさんの場合ゲームや動画サイトでの暇つぶしをやめ、その代わりに勉強に時間を充てることで成長を感じました。自分だけでなく、周りの人に気を配り、優しい気持ちで毎日を過ごすことが、本当に豊かな生活だと思います。豊かな生活を自分にとって必要ないのに、つい続けてしまうことってありますよね。何かをやめることが、充実した日常へつながるかもしれません。皆さんは、何をやめてみたいですか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月28日日常の中で何かをやめることで、変化が現れることがあります。この記事では、さまざまな人々が「やめたこと」によって、どのように日々の生活が豊かに変化したかを探ります。※人生観はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。28歳/無職/Kさんの場合たくさんの化粧品を買うことをやめて、選択の手間がなくなりました。これにより、時間に余裕ができ、自分に時間を充てられるようになりました。38歳/主婦/Nさんの場合我慢しすぎることをやめて、素直に感じたことを口に出すようにしました。これにより、心が楽になりました。小さなことにも幸せを感じ、それを口に出すことで豊かさを感じられます。38歳/主婦/Cさんの場合見栄を張ることをやめました。その結果、無駄に高いものを買わなくなりました。豊かな生活は欲しいと思ったときに手に入るものがある暮らしです。日常を豊かに……何かをやめることで、新たな気づきやポジティブな変化が現れるのがわかります。日常の中のちょっとした変化が豊かさの鍵かもしれませんね。皆さんは、何をやめてみたいですか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月27日生活を豊かにするためには、日々の習慣を見直してみるといいかもしれません。この記事では、さまざまな人々が「やめたこと」によって、どのように日々の生活が豊かに変化したかを探ります。※人生観はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。39歳/パート/Fさんの場合本当に欲しいものしか買わないようにしました。その結果、物を大切にするようになりました。日々感謝できる心を持つことが重要です。32歳/主婦/Cさんの場合他人と比べることを辞め、気持ちが楽になりました。豊かな生活とは、毎日お腹いっぱい食べられて、暖かい部屋で寝られることだと感じています。30歳/主婦/Kさんの場合頻繁にお風呂のお湯を追い焚きすることをやめました。すぐに入るとき以外は追い焚きをしないことでガス代を節約し、その分を雑費に回すことができました。豊かな生活とは心が満たされて、のびのびとした気持ちで生活ができることだと思います。豊かな生活を日々の生活の中には、案外なくても平気なものがあるようです。大切なのは心の満足と感謝の気持ちなのかもしれませんね。皆さんも、生活を見直してみませんか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月26日今回はLINEをもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。娘の中学受験に反対する義母主人公の義母は「女に学はいらない!」という考えで、娘の中学受験にも反対でした。さらに嫁いびりにも悩まされていた主人公は夫に相談することに。考えがあるという夫を信じ、主人公は娘のサポートに専念していました。するとある日、怒った義母から連絡がきます。怒っている義母出典:Youtube「Lineドラマ」身に覚えがない主人公出典:Youtube「Lineドラマ」どうやら娘が受験した中学の理事長の奥さんが義母の友達のようでした。そして義母が娘の受験失敗を願っていたことを知り、義母は奥さんに叱られたのです。義母はチクったのが主人公だと考えているようで…。ここでクイズチクった犯人を主人公だと思った義母の主人公に対する発言はなんでしょう?ヒント!主人公は義母ほどではないと思いました。本当に陰湿出典:Youtube「Lineドラマ」正解は…正解は「あなたって本当陰湿ね!!」でした。その後、理事長の奥さんに義母の悪事を密告したのは夫だということが判明。義母にいびられていた主人公でしたが、夫が救世主となり義母をピンチに追いやってくれたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年02月24日日々の生活で当たり前になっていることの中には、やめたら豊かになるものも含まれているかもしれません。この記事では、さまざまな人々が「やめたこと」によって、どのように日々の生活が豊かに変化したかを探ります。※人生観はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。23歳/アルバイト/Eさんの場合SNSを必要以上に見ることをやめました。その時間を他のことに使うようになり、気持ちも楽になりました。キラキラした部分を見て比較することから解放され、生活は人に見せるものではなく、自分がどれだけ楽しく生きられるかだけが大切だと実感。豊かな生活とは、お金や物に溢れた生活ではなく、心が安定して、小さな幸せを見つけながら生きることだと感じます。39歳/フリーランス/Nさんの場合欲しいものはすぐに購入していましたが、無駄遣いをやめることにしました。その結果、本当に必要かどうかを考えるようになり、生活が豊かに……。欲しい気持ちだけを優先して、先々を考えていませんでした。常に気持ちが穏やかでいることが豊かな生活だと思います。27歳/会社員/Xさんの場合気を使う人や、あまり好きでないコミュニティの飲み会を減らしました。そのおかげで、時間とお金ができました。家族との時間が増えて、より豊かな生活を送れるようになったと感じます。無駄な飲み会や関係性にお金と時間を費やしていたことを後悔しています。豊かな生活とは、好きな人と好きな時間を共有でき、時間的な余裕もあることだと思います。やめたら豊かに当たり前になってしまっていることでも、やめたら気持ちが楽になることもあります。まずは、自分にとって負担となっていることを見つけてみましょう。あなたは何をやめてみたいですか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月22日日々の生活の中でやることはたくさんありますが、ときには何かをやめることで豊かになることもあります。この記事では、さまざまな人々が「やめたこと」によって、どのように日々の生活が豊かに変化したかを探ります。※人生観はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。33歳/会社員/Rさんの場合毎月自分の服を買うことをやめ、収納用品などは100均で購入するようにしました。見えないものは安価なものを選び、新しい服を毎回購入する癖も改めました。これにより、余計な支出が減り、毎月安定した貯金ができるようになりました。40歳/パート/Tさんの場合頻繁な外食をやめました。今は、できるだけ手作りの食事を心がけています。外食は楽しいですが、子どもと一緒に料理すると楽しさが倍増します。節約にもなり、子どもにとっては有益な経験となり、家族全体が無理なく楽しく生活できるようになりました。43歳/自営業/Wさんの場合新品を買わずに中古品を選ぶようにしました。使えるものは寿命まで大切に使うことを考えました。リサイクルをしている実感があり、地球のためになっていると感じます。今は、気持ちに余裕がある生活を楽しむことができています。やめることで変化が今まで当たり前のように行なってきたことも、やめることで変化が訪れるのかもしれませんね。皆さんは、何をやめてみたいですか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月21日生活を豊かにするためには、ときには何かをやめる勇気が必要なのかもしれません。この記事では、さまざまな人々が「やめたこと」によって、どのように日々の生活が豊かに変化したかを探ります。※人生観はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。35歳/専業主婦/Cさんの場合外食を控えるようになって、生活が豊かに感じます。食費の節約はもちろんのこと、家で料理を作ることが増え、子どもに「料理のお手伝い」の経験や、家庭菜園を始めるきっかけにもなりました。子どもが小さかった頃、もっと手の込んだ手料理を作ってあげればよかったと後悔しています。当時は夫婦共働きで家事にかけられる時間も気力もなかったけれど、「我が家の味」や「我が家といえばこの料理」といった美味しそうな手料理の思い出を子どもに残せていないことが悔やまれます。子どもが大人になったとき、「そういえば小さい頃によく夕飯に出てきた料理、好きだったなぁ」といった思い出話ができるような生活が、私にとっての「豊かな生活」です。33歳/会社員/Dさんの場合間食をやめたことで、生活が豊かになりました。無駄な出費が抑えられ、体重増加を防ぐことができ、健康面での向上しました。ただ、間食を一切辞めるのは豊かとは言い難いので、自分の中でルールを決めて楽しむようにしています。制限やルールを持つことで、好きなだけ食べているとそれが美味しいのかどうかも分からなくなってきます。メリハリをつけることで、間食がよりおいしく感じられます。豊かな生活とは、気持ちにゆとりがあり、生活をする上でのストレスやハードルが非常に低い状態のことだと思います。47歳/医療事務/Aさんの場合推しに関するもののコレクションをやめたら一気に豊かになりました。単純にお金を使いすぎていたので、余裕が生まれました。買って並べて満足しているところが大きかったので、無駄遣いだったと後悔しています。今ではゆとりがあり、たまにプチ贅沢をするような生活を楽しんでいます。思いきってやめることで……やめることで心に余裕ができ、生活に変化が出てくることもあるようです。皆さんは、何をやめてみたいですか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月20日生活を豊かにするためには、やめることで変化が生まれることもあるようです。この記事では、さまざまな人々が「やめたこと」によって、どのように日々の生活が豊かに変化したかを探ります。※人生観はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。37歳/専業主婦/Bさんの場合小皿や取り皿をやめ、ひとりワンプレート方式に変えた結果、洗い物が減り無駄な出費が減少。更に時短にもなり、自分の時間が確保できるようになり、生活が豊かに感じるようになりました。有効な時間の使い方、家族との大切な時間、無駄遣いをなくすことが生活をより充実させるのだと思います。40歳/会社員/Fさんの場合無駄な飲み会をやめました。その結果、時間もお金も余裕ができました。本当に必要なものや、人だけを大切にしていきたいです。34歳/会社員/Gさんの場合スマホゲームをやめると豊かになりました。時間を拘束されることなく、他の趣味に充てられるようになったので余裕ができました。余裕がある生活でストレスを少なくしていきたいです。気持ちに余裕を日々の習慣となっていることをやめるのは案外難しいもの。しかし、何かをやめることで気持ちや時間に余裕ができることもあるようです。みなさんは、何をやめてみたいですか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月19日忙しい毎日の中、何かをやめることで生活が豊かになることもあるでしょう。この記事では、さまざまな人々が「やめたこと」によって、どのように日々の生活が豊かに変化したかを探ります。※人生観はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。29歳/会社員/Aさんの場合デリバリーをやめ、自分で料理をしたり、コンビニやスーパーで惣菜を買うようにしました。その結果、食べる量が減り体型にも変化があり気分がよくなりました。食費も節約でき、生活が豊かに感じます。豊かな生活は人それぞれですが、私はお金の心配なく、健康的な生活をしながら自分のやりたいことに没頭したいです。26歳/事務員/Tさんの場合細かいことを気にするのをやめました。以前は、納得がいくまでやり続けていましたが、やめた途端に時間にゆとりができるようになり、心が穏やかに……。生活の中でパートナーとケンカをすることも減りました。心身ともに余裕があり、毎日の生活を楽しめることが大切なんだと思います。47歳/自営業/Jさんの場合行きたくない食事会の誘いを断るようにしました。以前は行きたくない食事会に参加していたため、数日前から憂鬱になり、当日はつまらない会話に愛想笑いをして疲れていました。人間関係でストレスを感じることなく、仕事とプライベートを充実させたいです。豊かな生活を日々の生活の中で、やることはたくさんあります。そんな中で、ときには何かを手放してみることも大切なのかもしれません。あなたは何をやめてみたいですか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月18日皆さんは、義家族との関係に悩んだ経験はありますか?今回は「娘の受験失敗を願う義母」にまつわる物語とその感想を紹介します。義母からイヤミLINEが…ある日、義母から「娘を中学受験させるって本当なの?」と聞かれた主人公。義母は娘が受験をすると知り「女に学はいらない」と口出しをしてきて…。最低な発言…出典:Youtube「Lineドラマ」「あなたの子なんだから、中学受験なんて失敗する」とひどい発言をする義母。そんな義母の嫁イビリに困り果てた主人公は、夫に相談をします。夫は「1つ考えがある」と言い、娘が受験する学校の理事長と知り合いだった夫は義母のことを告げ口しました。すると理事長の奥さんと、友人だった義母は…。理事長の奥さんに「孫の受験の失敗を願うなんて許せない」と激怒されます。意外な方法で、義母の成敗が実現するのでした。読者の感想主人公が気に入らないからと娘のことまで悪く言うなんて、義母のひどすぎる嫁イビリにうんざりしますね。夫が主人公の味方をしてくれ、反撃してくれてスカッとしました。(20代/女性)受験の失敗を願う義母がいるとは驚愕です。自分の考えを押しつけ「女に学はいらない」と決めつける義母には呆れますね。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年02月17日