音楽ストリーミングサービス・Spotifyが、2021年の飛躍が期待される新進気鋭の国内アーティスト10組を14日、「RADAR:Early Noise 2021」として発表した。2017年に日本でスタートした「Early Noise」は、Spotifyが厳選した次世代アーティストを年初に発表し、同名のプレイリストを通じて音楽ファンにいち早く紹介するプログラム。過去にはあいみょん、Official髭男dism、King Gnuといった人気アーティストを数多く輩出していることから、業界内外で注目を集めている。5年目となる今年は、2020年3月にスタートしたグローバルプログラム「RADAR」との連携を強化し、「RADAR:Early Noise 2021」と名称を改めてスケールアップ。国内のみならず、海外のリスナーに向けても積極的に届けていく。今回選出されたのは映秀。、カメレオン・ライム・ウーピーパイ、(sic)boy、Doul、chilldspot、Tokimeki Records、にしな、PEOPLE 1、macico、LEXの計10組。発表に合わせて、彼らの曲を集めたプレイリストとコーナーも本日公開された。○■「RADAR:Early Noise 2021」アーティスト10組・映秀。(エイシュウ)2002年3月17日生まれ、大学1年生。高校時代から作詞作曲を始め、「レールが引かれていないから、そこには挑戦できないって諦めている人とか。その人たちの肩を押してあげたい」。そのきっかけになることを目指し、歌い続けている。・カメレオン・ライム・ウーピーパイオレンジの髪が特徴的なChi-によるソロプロジェクト。Whoopies1号・2号の2人を仲間に加え、作詞や作曲、レコーディング、映像のアイデア出し、小道具集めなど、撮影から編集までありとあらゆることを3人で手掛けている。2019年末に1stシングル「Dear Idiot」を配信リリース。その後のリリース楽曲も各ストリーミング・サイトでピックアップされる。・(sic)boy既存の音楽ジャンルに属さないスタイルで存在感を放つ(sic)boy。2019年にSoundCloud上で公開された楽曲が話題を呼び、活動スタートから1年余りで合計再生数160万回を突破。Spotify再生回数460万を超えた配信シングル「Heaven’s Drive feat.vividboooy(Prod.KM)を含む1stアルバム『CHAOS TAPE』をリリースした。・Doul(ダウル)福岡在住の17歳。2020年9月のデビュー曲「[16yrs]」がSpotifyを通じて世界90カ国で再生され、約9,000のプレイリスト入り。作詞・作曲をはじめ、演奏・編曲・トラックメイキング・スタイリング・アートワーク・映像のディレクションまで、総合プロデュースを自身で行う。・chilldspot(チルズポット)メンバー全員が2002年生まれ、東京都出身の現役高校生4人組バンド。2019年12月に結成し、活動を開始。2020年11月、1stEP「the youth night」を高校在学中にリリースした。シティポップ以降の空気を彷彿とさせる楽曲から10代らしい力強いロック調の楽曲まで、1つのジャンルに囚われない楽曲の数々が、幅広い層の支持を集めている。・Tokimeki Recordsノスタルジーな音楽を手掛ける音楽プロジェクト。2019年、80~90年代の邦・洋楽の名曲群をカバーするプロジェクトとして活動を開始。2020年6月、竹内まりや「Plastic Love」や中森明菜「OH NO,OH YES!」を収録した7インチレコード「OH NO,OH YES!」は、注文前から問い合わせが殺到し、即日完売した。・にしな天性の歌声と共に現れた新星・にしな。やさしくも儚く中毒性のある声、どこか懐かしく心地よいメロディーライン、繊細に紡ぎ出される言葉でリスナーを魅了する。「SPACE SHOWER RETSUDEN NEW FORCE ARTIST」の2020年下半期アーティストに選出。ikura名義でYOASOBIのボーカルとしても活動している幾田りらが所属するアコースティックセッションユニット・ぷらそにかのメンバーとして、2019年まで活動していた。川谷絵音が立ち上げたプロジェクト「美的計画」第1弾アーティストに抜てきされ、川谷も「声の良さがダントツでした」と絶賛するほどの歌声。・PEOPLE 1(ピープルワン)東京を拠点に活動する音楽家・Deuが、Takeuchi、Itoと共に結成したバンド。2019年12月、1st EP「大衆音楽」の発表と同時に活動を開始した。2020年9月に2nd EP「GANG AGE」を発表し、2020年12月25日にデジタルシングル「113号室」をリリース。ジャンル横断かつ文学的な楽曲、独創的な世界観を表現したミュージックビデオ・アートワークはネット上で話題になり、YouTubeに公開されたミュージックビデオの総再生回数は400万回を突破した。・macico(マチコ)3人組音楽グループ。J-POPを主軸にクラブ、ラウンジ、R&Bをはじめとする様々なサウンドが特徴。2020年9月から11月にかけて配信シングル「aloe」、「coin laundry / alcohol」、「hanataba」を連続リリースし、Spotifyの「日本バイラルトップ50」にてインディーズでの活動ながら10位にランクインした。また、Spotify公式プレイリストでは、「Early Noise Japan」「Spotify Japan 急上昇チャート」「Tokyo Rising」「Next Up」など数万人のリスナーが登録するプレイリストにもセレクトされている。・LEX神奈川県湘南エリア出身、2002年生まれのヒップホップ・アーティスト。14歳からSoundCloudに楽曲をアップロードし始め、2019年4月、16歳の時に1stアルバム『LEX DAY GAMES 4』で彗星のごとく現れた。2020年はコロナ禍でも「NEXT」EPの緊急リリースやオンライン・ライブの実施など、精力的に活動し、8月には15組のゲストを招いた3rdアルバム『LiFE』を発表した。
2021年01月14日薬物事件や、コロナ禍での飲み歩きなど、スキャンダルが次々と発覚した2020年の芸能界。とくに今年は、好感度の高かった芸能人による“まさかの”不倫が世間を騒がせた。そこで「女性自身」では2020年に報じられた有名人の不倫で、“どの不倫が最も許せなかったのか”を募るアンケートを実施。12月15日から12月20日までの期間中に、1,602票の回答を得た。果たして、不名誉なランキング1位に輝いたのはどの不倫だったのか?■第1位渡部建(48)多目的トイレ不倫[657票/41%]2位の東出昌大(32)と得票率わずか4%差で1位となったのは、アンジャッシュの渡部建。美人女優の筆頭格・佐々木希(32)と結婚しているにも関わらず、多目的トイレなどで複数人と不倫。行為後に1万円を渡していたこともひんしゅくを買った。その後、報道から約半年後に行われた謝罪会見では記者からの質問にはっきりと答えないことも多く、およそ100分にわたり平謝り。また、矢継ぎ早に質問を投げかけた報道陣に対しても、批判の声が上がった。アンケートでは、女性を「モノ」扱いした行為に非難が集中。お昼の情報番組のMCなどでクリーンなイメージがあったからこそ、世間の風当たりも強かった。「渡部氏は女性にお金を渡したからチャラみたいな風潮があるけど、口封じのためでしょ。女性を見くびって馬鹿にしすぎ。姑息な手口が垣間見るが、恨みを買わないために徹底してましたね。頭いいわ」(30代女性)「いい人のように振る舞っていたにも関わらず、ゲスの極みであり、再びテレビ等で人目に触れることがあれば、起用した番組も神経を疑う。二度と目にしたくない」(50代女性)■第2位東出昌大(32)唐田えりか(23)と3年愛[586票/36.6%]映画で共演した唐田えりかと約3年もの間、不倫関係にあった東出。結婚生活は約5年なので、結婚している期間の半分以上は不倫状態にあったことになる。のちに離婚した杏(34)の妊娠時からの不倫と、子供が3人いながらの行為に、非難が殺到した。不倫発覚後、初めての公の場では「唐田さんが好きなのか、杏さんが好きなのか」と問われ、「申し訳ございませんが、お相手のこともあるので、また私の心の内をここで話すことは妻を傷つけることになるので話せません」と、回答。渡部と違って、気持ちまで移ってしまった結果と、不倫相手・唐田えりかによる匂わせの数々に対しても批判が多かった。「自分自身、杏さんと同じく双子を育てています。杏さんは芸能人ですし、育児環境などは一般人に比べて違いはあるといえども育児、仕事と想像以上に大変な日々を送っていたと思います。そんな状況下で夫のこういった不倫は本当に信じられない」(20代女性)「記者会見が最悪だった。潔さも無くただの保身。汗かいて髪もべたついててつつかれないように平謝り。ここも計算してるのか、人間味が感じられない。本心が最後までわからなかった。本当に好きな人はあのとき誰だったのか?はっきり言って欲しかった」(40代女性)■第3位瀬戸大也(26)子供お迎え前の白昼ラブホ[148票/9.2%]3位は競泳選手として東京オリンピックでの活躍が期待されていた瀬戸大也。足立区の休憩4,600円のラブホテルで不倫相手と密会していた。密会の後、外車から国産車に乗り換えて子供のお迎えに向かうという、人道に反した行為が世間の逆鱗に触れることに。子守をしてくれる優しい夫だと思っていた妻を裏切る行為となった。「不倫した後に子供の迎えに行ってることが信じられない。子供がかわいそう。そんな不倫相手をさわった後の手で子供の純粋な手を握るなんて。それに奥さんは食事から生活スタイルまで全てに気を配ってらっしゃったそうなので裏切り方がひどすぎる。なんであんなこと出来たのか不思議でならない」(30代女性)「性的欲求を抑えられないのは男だからと理解できないわけではないが、その後に子供を迎えに行って罪悪感はないのだろうか……。妻は家事に育児に仕事にと忙しいと女を忘れてしまう。それぐらいに妻は忙しい姿が見えないのか!と思います。アスリートとしての経験が不倫とは情けない。子供達に夢と希望を与えるべき立場なのに…」(50代女性)■第4位近藤真彦(56)略奪5年不倫[81票/5.1%]ジャニーズ事務所の“長男”という立ち位置にも関わらず、25歳下の女性社長を当時同棲中だった彼氏から奪い、5年間にもわたり不倫を行っていた近藤。不倫がばれても「揉み消せる権力を持っている」と豪語していたという、傲慢な態度も反感を買った。また、過去のスキャンダルに触れた回答も目立つ結果に。「未だに中森明菜の事を許せないから。自分に力があると勘違いしてる」(50代男性)「年数が長い。ジャニーズ年長者としての謝罪は?会見は?」(40代女性)■第5位宮崎大輔(39)別居不倫&暴行騒動[41票/2.6%]妻との別居中にアスリートが集まる合コンに参加し、気に入った元新体操選手の深瀬菜月(26)と不倫&同棲。不倫旅行中、酔ったのち深瀬に暴行し、逮捕された。離婚調停中だったこともあり、不倫行為そのものより女性への“暴力”が許せないという意見が目立った。「不倫よりも自分より弱い女性を暴行することが許せない」(30代女性)「スポーツ選手なら力も強そうだし、笑顔に騙された感じがする」(30代女性)第6位は4年ぶり2度目の不倫が報じられた宮崎謙介(39)が36票でランクイン。相手はSNSで知り合った医療従事者だった。第7位は既婚者であることを隠し合コンに参加し不倫していた、BUMP OF CHICKENのベース・直井由文(41)だった(16票)。続いて第8位には熊本地震被災地でのボランティア中に不倫し相手へのモラハラも報じられたブラザートム(64)と、葉山の高級リゾートへの不倫旅行が報じられたZeebra(49)が同じく13票で並び、第10位は鈴木杏樹(51)とのキスやハグ、ラブホテルに消えていく様子を報じられた喜多村緑郎(51)で11票だった。■30代以下と40代以上で意見が割れた!渡部一強かと思いきや、年齢で分けて見ると、30代以下の1位は東出。40代以上の1位は渡部という結果だった。東出を1位に選んだ30代以下の意見には“本気の恋が許せない”といった内容が目立った。「正直浮気ならまだ許せる。じゃなくて本気っぽさが滲み出てるのが嫌だ」(30代女性)「東出さんの場合、共働きで子供も双子で普通の子育てより大変なときに、恋愛のような不倫をしていたから。しかも映画の共演者で恋愛シーンもあるし、テレビに出る方なので杏さんのダメージが大きいと思いました」(30代女性)そして、渡部を1位に選んだ40代以上からは“計算された行為が許せない”といった意見が多く書き込まれた。「相手(女性)に対しての愛やリスペクトがない」(50代女性)「子供のために多目的トイレ使ったことあるはずなのに、あんな行為する?って思いました。普通なら思いつかないことを思いつく頭の良さなんでしょうか(笑)。ずる賢さ、計算された行動が裏目となりましたが、そういう方なんですよ。テレビには出てもらいたくないし、出てこなくても他がいるので、これ以上見たくない」(40代男性)■世間が不倫に怒る理由は「家族への裏切り」また、本アンケートでは、それぞれ選んだ不倫に対して「許せない理由」を選んでもらった。(複数回答可)結果、「不倫を許せない理由」で上位を占めたのは、「妻や子ども、家族を裏切ったから」(1,129票)、「よき夫、よき父親アピールで世間をだましたから」(573票)だ。「そもそも不倫はしてはいけないから」という理由は、483票で3位にとどまった。つまり、妻やまだ小さい子どもを裏切り、よい夫を世間にアピールしていた、渡部と東出が頭1つ抜けた原因といえる。裏切った妻の顔が世間に浸透していることも、大きな理由といえそうだ。「清純なイメージがある人ほど、そのギャップによって悪い人に見えてしまう」(20代女性)という意見に象徴されるように、「不倫」というイメージからかけ離れた人物が、より世間からのバッシングを受けるということもわかった今回のランキング。だが、どんな形であれ、そもそも不倫はいけないこと!しっかり反省して、宮崎元議員のように繰り返さないことがいちばんだ。
2020年12月31日2020年11月17日に、歌手の近藤真彦さんが無期限で芸能活動を自粛することを発表しました。所属事務所は、一部の週刊誌が報じた近藤さんの不倫報道を受けて「自覚と責任に欠ける行動だった」とコメント。芸能活動の自粛は近藤さん自らがいい出したことだと説明しています。和田アキ子「今出すのは違う」同月21日に放送された、ラジオ番組『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)で、近藤さんにまつわる一連の報道が話題に。歌手の和田アキ子さんは、近藤さんの件について「自分はご意見番とかじゃない」「私からいうとしたら1つだけ」と前置きした上で、次のような考えを明かしました。なんか中森明菜…昔の(近藤さんと)付き合ってた頃のが記事として出るんですよ。記者会見した時のとか。中森明菜を今出すのは違うんじゃないのと思うんだけど、私は。別の問題で、そんなこといったら昔付き合ってた人、芸能人はいっぱいいるでしょ。誰と誰が付き合ってた…とか。ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回ーより引用メディアが連日のように近藤さんの話題を報道する中で、元交際相手である歌手の中森明菜さんのことまで取り上げていることに疑問を抱いたという和田さん。中森さんと、自らもかつて親交があったことを明かし、次のように想いを述べました。今、マッチの不倫してたのと、昔明菜と付き合っていて、何があったかは、これはちょっと明菜に対して失礼じゃないのかなって私は思いますね。マッチの不倫を文句いうのはいいんですけど、明菜は違うように思いますね。明菜を放っといてあげてください。本当に。ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回ーより引用和田さんは「今回の件で中森さんのことも話題にするのは違うから、放っといてほしい」と呼びかけます。最後に、近藤さんについては「やっぱり大人としてちゃんとした行動を取らないと、みんなに迷惑がかかるということです」と締めくくりました。【ネットの声】・ごもっとも!いつまでも過去の話をするのは、相手に失礼だと思う。・同感。和田さんがすごくいい指摘をしてくれた。・今回のことに限らず、芸能人に何かあるたび、過去のことを掘り返すのはやめてほしい…。特定の芸能人が起こした不祥事について、昨今は本人だけでなく、周囲の関係者のコメントを取り上げたり、過去の出来事を報じて憶測したりする傾向にあります。SNSの普及にともない、情報の伝達はいっそう速くなり、状況を多角的にとらえやすくなったのも一因でしょう。メディアとして報じる際の姿勢やマナーを、改めて見直す時なのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年11月22日柴咲コウ主演、遊川和彦脚本で描く日本テレビ系新土曜ドラマ「35歳の少女」の3話が10月24日放送。橋本愛演じる主人公の妹・愛美が泥酔し口ずさむ“昭和の名曲”にTLがざわめくとともに、鈴木保奈美演じる母の“暴走”には怒りの声が上がっている。不慮の事故で10歳にして意識不明となり25年後に目覚めた“35歳の少女”が、変わり果てた世界と自分…現実に戸惑いながらも、前を向いて生きる少女の時をこえた成長物語を描く本作。“35歳の少女”時岡望美を柴咲さんが演じ、望美の初恋相手・広瀬結人を坂口健太郎が、望美の母・時岡多恵を鈴木さんが、望美の3歳違いの妹・時岡愛美を橋本さんが、今は離婚した望美の父・今村進次を田中哲司がそれぞれ演じる。そのほか富田靖子、竜星涼、細田善彦、大友花恋らが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。家族に“成長宣言”した望美は努力するが上手くいかない。元教師の結人に勉強を見て欲しいと思うが、結人をよく思わない多恵は学習塾に通わせようとする。進次も引きこもりとなった義理の息子・達也(竜星さん)との関係を修復しようとするが、達也から100万円を要求されてしまう。その一方、仕事ぶりが評価されないだけでなく、相沢と藤子の関係を前にして公私ともに絶不調な愛美は、結人に愚痴聞き代行を頼み、散々愚痴ったあげく泥酔。相沢の自宅に押しかけ「なんであんなバカ女と付き合うのよ!」と叫ぶ…というのが今回のストーリー。その際酔った愛美が口ずさんだのが中森明菜の「難破船」…昭和の名曲を口ずさむ橋本さんの姿に「難破船のワンフレーズ歌うシーンがあった」「今日の35歳の少女の橋本愛、名演技」などの反応が。そんななか、望美と結人が会い続けるのを良く思わない多恵は、望美の部屋に監視カメラを設置、外から鍵をかけ外出できないようにしてしまう。その後、望美は多恵と仲直りしようと、幼少期の記憶を頼りに多恵に手紙を綴り、多恵は結人に勉強を教わることを許すのだが、多恵の“束縛”に「監視カメラに外から鍵って。普通ではないな」など視聴者からも怒りの声が上がっている。(笠緒)
2020年10月25日今、SNSでは興奮した若者たちのメッセージが次々とつづられている。《百恵ちゃんの曲が好きすぎてダウンロードしまくってる世代というわけじゃないけど大好き!!!》《山口百恵がトレンド入りしてたからサブスクで聞いてみたけど、結構歌える曲があってビビる…音楽の教科書に載ってた曲もあったよね。私20歳なのに、、笑やっぱすごいや》5月29日、百恵さん(61)がこれまでに発表した600曲以上にのぼる楽曲のサブスクリプション配信が“解禁”された。若い世代から大きな反響を呼んでいる――。「サブスクリプション配信とは、定額制の音楽聴き放題サービスのこと。日本では10社以上の配信元があります。それぞれ配信曲数や内容は異なりますが、月額千円前後を支払うことで、数千万曲以上の世界中の楽曲がスマートフォンやパソコンでいつでも聴けます。若者の間で“サブスク”と呼ばれ、大人気のサービスです。今回の解禁で『秋桜』『イミテイション・ゴールド』といった全シングルからライブアルバムまで配信されました」(レコード会社関係者)なぜ、このタイミングで配信を開始したのか。その狙いについて音楽評論家の富澤一誠氏はこう推測する。「百恵さんサイドはこれまで、機をうかがいながら全集や映像作品を発表することで、“山口百恵の希少価値”を高め、往年のファンを大切にしてきました。サブスク全盛期の今、解禁することで若者たちにも販路を開き、マーケット的にも取り込みたいということでしょう」その狙いどおり、当時、熱狂した世代だけでなく、若者たちも殺到しているというのだ。「配信元の1つで、多くの若者が利用するSpotifyでは、百恵さんの人気曲ランキング1位が『プレイバック part2』、2位が『さよならの向う側』、3 位が『いい日 旅立ち』でした。すべての配信元の再生回数を合わせると解禁されてから3日間で100万回以上再生されたと聞いています。百恵さん世代の歌手では異例の数字です」(音楽ジャーナリスト)夫・宇崎竜童(74)とのタッグで数々の名曲を百恵さんに提供した作詞家・阿木燿子(75)も喜んでいるという。阿木をよく知る音楽関係者は言う。「百恵さんの時代から比べてCDの売り上げはかなり下がっています。しかし、こうした形で若い世代が百恵さんの楽曲に触れ、阿木さんも『本当にありがたいです』と言っていたそうです」サブスクが巻き起こす“令和の再ブーム”の要因について前出の富澤氏はこう分析する。「CDやレコードでは聴かないけど、“サブスクで昔の曲を聴いてみよう”という若者が増えています。百恵さんの楽曲を家や車で聴いていた親も多く、“ちゃんと聴いてみたらよかった!”という若者が続出していると思います」さらに、現在の人気楽曲との親和性も。「百恵さんは『横須賀ストーリー』や『プレイバック~』といった楽曲によって“歌謡ロック”を生み出しました。その流れが’80年代に入りアン・ルイスや中森明菜へ続き、さらには若者の間で支持を集める“Jロック”の基にもなっているといえるでしょう」(富澤氏)楽曲が破竹の勢いで再生回数を増やしていくだけに百恵さんへの“印税”も期待できそうだが……。「サブスク配信は1再生あたりレコード会社に1~2円ほど入ります。そこから作曲家などに分配されるのですが、歌唱のみの百恵さんに入るのは全体の約1%。3日間で100万回再生されたそうですが、百恵さんには1万円ほどしか入らないでしょう……」(前出・音楽ジャーナリスト)引退後、芸能界復帰を固辞し、沈黙を貫いてきた百恵さん。今回の解禁には、本人もかかわっているのだろうか?「契約的にはレコード会社とアーティストの所属事務所が了承すれば、本人の承諾がなくてもサブスク配信は開始できます。しかし、本気で嫌がっていればこう大々的に解禁されないはずでしょうから、本人も了承していると思います」(富澤氏)名実ともに昭和・平成・令和と“世代を超えたスター”となった百恵さん。今年の『紅白歌合戦』での劇的復活の声も上がりそう!?「女性自身」2020年6月23・30日号 掲載
2020年06月12日LGBTQIA+の権利や文化について、世界中でさまざまな啓蒙活動が行われる6月は「プライド月間」。スポティファイ(Spotify)では、アプリ内に「Pride」コーナーを設置し、この「プライド月間」のサウンドトラックとなる国内外のプレイリストや、LGBTQIA+のクリエイターによるポッドキャスト番組を展開しています。本記事では、今年の「プライド月間」の始まりに伴い、新たに選曲・公開された国内プレイリストを紹介していきます。「Let’s March Again」「Let’s March Again」は、LGBTQIA+の文化について積極的に執筆している映画・音楽ライターの木津 毅が選曲した、注目のLGBTQIA+のアーティストにスポットライトを当てたプレイリスト。 カバーは、ロンドン在住のポップシンガー、リナ・サワヤマ(Rina Sawayama)が飾っている。彼女は、Spotifyが国内「アーリーノイズ(Early Noise)」ならびにグローバル「レーダー(RADAR)」の新人サポートプログラムにてバックアップされており、ファッションアイコンとしても注目の人物です。「中森明菜 the B-EST by Mitz Mangrove」ミッツ・マングローブ選曲の中森明菜シングルB面集「中森明菜 the B-EST by Mitz Mangrove」は、誰もが知るシングル曲のB面で綴る明菜マニアックなプレイリスト。ミッツ・マングローブのコメント レコーディング後に A 面 B 面が急遽逆転することも少なくなかったという明菜さん。背中合わ せな存在だからこそストレートに聴こえてくるリアルな温度や情景。そして改めて感じさせて くれるその歌声の魅力を存分に。Let’s Party Again シリーズ「Let’s Party Again シリーズ」は、独自のクィアカルチャーを発信するクラブイベントにスポットライトを当てたプレイリストシリーズ。「DIAMONDS ARE FOREVER」「オネエスタイルダンジョン」「MOTORPOOL」の3つのプレイリストを新たに公開。この他にも、国内外のプレイリストやポッドキャストなどを豊富にラインアップ。もっと深く知りたい! という人は、ぜひ、スポティファイの「プライド」コーナーをチェックしてみてくださいね。>>その他のSpotifyの記事はこちら
2020年06月11日音楽ストリーミングサービス・Spotifyでは、6月の「プライド」月間にあわせて「Pride」コーナーを設置し、「プライド月間」のサウンドトラックとなる国内外のプレイリストや、LGBTQIA+のクリエイターによるポッドキャスト番組を展開する。「中森明菜 the B-EST by Mitz Mangrove」は、ミッツ・マングローブ選曲の中森明菜シングルB面集。ミッツは、「レコーディング後にA面B面が急遽逆転することも少なくなかったという明菜さん。背中合わせな存在だからこそストレートに聴こえてくるリアルな温度や情景」とその魅力を伝え、「そして改めて感じさせてくれるその歌声の魅力を存分に」とコメントを寄せた。そのほか、LGBTQIA+の文化について積極的に執筆している映画・音楽ライターの木津毅氏が、注目のLGBTQIA+のアーティストにスポットを当てたプレイリスト「Let’s March Again」、新宿二丁目のAiSOTOPE LOUNGEで開催されているMCバトルイベントの熱狂を再現した「オネエスタイルダンジョン」などで「プライド月間」を祝う。
2020年06月11日お笑い芸人や女優として数々の番組で活躍している椿鬼奴(つばき・おにやっこ)さん。2015年に同じく芸人として活動している夫・佐藤大さんと結婚し、幸せな家庭を築いています。また、テレビ番組やインスタグラムで披露する、ものまねや歌ネタが注目を集め「うますぎる」と話題に。そんな椿鬼奴さんが人気漫画・アニメ『鬼滅の刃』のファンであることや、佐藤大さんとの離婚説についてなど、さまざまな情報をご紹介します!椿鬼奴が結婚プロポーズはテレビ番組で2014年11月から佐藤大さんとの交際を公にしていた椿鬼奴さん。2015年3月25日に放送されたバラエティ番組『なら婚』(日本テレビ系)の中で佐藤大さんからプロポーズされ、婚約し、結婚しています。この日は、カメラが2人のデートに密着。東京の名所を巡る中、最後に思い出の地である『新宿・ルミネtheよしもと』を訪れ、公開プロポーズが行われました。椿鬼奴さんは感動のあまり号泣し、「分かりました」と結婚を承諾。佐藤大さんから指輪を渡され、晴れてひと組の幸せ夫婦が誕生しました。椿鬼奴、旦那をネタにして離婚が噂され反省椿鬼奴さんは2019年8月26日に放送されたバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に反面教師役として出演。『ウケると思って旦那の愚痴をいっていたら、裏で旦那をズタズタに傷付けていた先生』として登場し、夫・佐藤大さんとの離婚の噂について説明しています。結婚当初、夫婦でトーク番組に出演する機会が多かったという椿鬼奴さん。「ウケるだろう」と思い、夫の『クズエピソード』や愚痴を、バラエティ番組でたびたび披露していました。結婚当初に「どんな旦那さまですか?」って聞かれた時に、やっぱり主人をおいしくしたい…主人も芸人ですから面白く思われたい。そう思って、愚痴をね、ウケるかなって思った愚痴がちょっと、テレビでは本気で受け取られてしまった。結婚当初なのに「離婚を考えている夫婦ではないか」と思われてしまったんですね。しくじり先生 俺みたいになるな!!ーより引用しかし、ウケるどころか、視聴者からは「椿鬼奴の夫はヤバいヤツ」という反応が。実際の夫婦関係は良好であるにも関わらず、世間では『離婚を考えている夫婦』として認識されてしまいます。椿鬼奴さんは、夫のためにしたとはいえ、結果的に傷付けてしまったことを深く反省。「自分が面白く感じても、世間が同じとらえ方をするとは限らない」ということを涙ながらに訴えました。そんな困難を乗り越えた2人の仲はさらに深まり、椿鬼奴さんのインスタグラムでは夫婦のツーショットがたびたびアップされています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on May 3, 2020 at 8:22pm PDT View this post on Instagram #ボルサリーノ関 @borsaseki さんが、誕生日にお花を送ってくださいました花なんて売って飲み代にしそうと思われるかもしれませんが、私は花が大好きでして、それをご存知で送ってくださる関さん!とっても嬉しくて涙が出ました関さんありがとうございます #秋田犬 は私物です。#椿鬼奴 #グランジ大 @satodaidaidai A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on Apr 15, 2020 at 12:14am PDTさらに椿鬼奴さんは、夫が作った手料理も紹介。毎回「鬼ウマっ」とコメントし、愛情たっぷりな料理を作ってくれる夫に感謝しています。 View this post on Instagram A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on May 28, 2020 at 5:16am PDT View this post on Instagram 豚が食べたい、とリクエストしたら主人が豚とろろ丼を作ってくれたよ‼️鬼ウマっ✌️‼️#グランジ大 #グランジ大の主夫メシ A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on Sep 9, 2019 at 7:44pm PDT View this post on Instagram 今日のお昼ご飯いただいた豚の分厚い部位を大さんがステーキにしてくれたよ‼️ポン酢と生姜とニンニクと黒砂糖が素晴らしい味の層を生んでくれたよ✨肉も柔らかくて美味しいからきっと良いロースだろう 今日も鬼ウマっ‼️✌️ #グランジ大の主夫メシ @satodaidaidai A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on May 31, 2020 at 10:11pm PDT椿鬼奴がインスタでものまねを披露!最近、ファンの間で椿鬼奴さんのものまね芸が「クオリティが高すぎる」と話題になっています。自身のインスタグラムでは、さまざまな人気歌手に扮した姿を披露。その一部を紹介します!氷川きよし View this post on Instagram #イッテq ありがとうございました! またまた#氷川きよし さん、やらせていただきました!♀️ものまねグランプリでは歌わせてもらえなかった #ボヘミアンラプソディー です‼️ #ソプラノリコーダー うちの壁は当然 #jump付録 #鬼滅の刃 #超空のギンガイアン 関連です! A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on May 24, 2020 at 4:44am PDT桃井かおり View this post on Instagram 昨日の「なかい君の学スイッチ」ご覧いただいた皆様ありがとうございました!「桃井かおりさんに憧れて喋り方が桃井さんになったスナックのママ」として登壇しました。生徒の沙也加ちゃんと! #なかい君の学スイッチ #神田沙也加 ちゃん A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on Oct 17, 2017 at 3:33am PDT中森明菜 View this post on Instagram 今日の20:54〜22:42テレビ東京「にちようチャップリン」テレ東お笑いフェスに中森明菜さんとして出演しました! #にちようチャップリン #テレビ東京 #中森明菜 #椿鬼奴 #ボルサリーノ関さん #アホマイルド坂本 A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on Jul 30, 2017 at 1:00am PDT桑田佳祐 View this post on Instagram A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on Apr 17, 2017 at 1:15am PDT化粧とメイク、そして持ち前の歌唱力で本人そっくりに変身!また、ほかのレパートリーとして、森進一さんや杏子さん、世良公則さんのネタもあります。さらに、椿鬼奴さんは2020年5月22日に開設したYouTubeチャンネル『椿鬼奴チャンネル』で、八代亜紀さんの名曲『舟唄』のものまねを披露しました。椿鬼奴ものまね 八代亜紀で歌う『舟唄』ネタ椿鬼奴さんは浴衣に着替え、雰囲気たっぷりに歌唱を披露。動画を見たファンからは「最高です」「似てる!」と喜ぶ声とともに、「次は中森明菜さん!」「テレサ・テンを歌ってほしい」といったリクエストが多く寄せられています。椿鬼奴は鬼滅の刃ファン!インスタでコスプレも!椿鬼奴さんは以前、バラエティ番組に出演した際に身に着けていたイヤリングが人気アニメ『鬼滅の刃』のグッズだったことが話題になりました。これを受け、椿鬼奴さんはインスタグラムで同作のファンであることを告白。 View this post on Instagram 華丸さんのもらい酒みなと旅でぶら下げてたイヤリングは、そうです、炭治郎とお揃いなのです!昔JUMPショップで買ったお気に入り!なのに、もらい酒みなと旅でハシゴしたお店のどこかに落としてしまいやっぱ飲んでる時は耳まで集中力いかないよね〜と薄々感づいていたので一個だけつけて行って一個は助かりました。 #もらい酒みなと旅2 #華丸 さん #鬼滅の刃 #竈門炭治郞 #もちろん炭治郎の目ヂカラを意識しています #junpshop で #禰豆子 のエコバッグも買った #猫を飼えるなら2匹飼って炭治郎と禰豆子と名付けたい A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on Jun 19, 2019 at 12:18am PDTイヤリングは主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が身に着けているのと同じもので、ファンからは「椿鬼奴のイヤリング、鬼滅のやつじゃん!」「思わず二度見した!」と驚きの声が上がっています。以降、椿鬼奴さんは自作のコスプレ姿を披露するなど、たびたび『鬼滅の刃愛』をアピール。 View this post on Instagram あけましておめでとう御座います 今年も夫婦共々よろしくお願いします♀️ #椿鬼奴 #グランジ大 #2020 #ぱちぱち夫婦 A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on Dec 31, 2019 at 10:48pm PST View this post on Instagram 折角ビニールテープとシールで隊服を作ったので残しておく事にしました #鬼滅の刃 A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on Nov 15, 2019 at 7:06pm PSTそんな椿鬼奴さんはもともと漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の大ファンで、2018年6月16日の投稿では、夫婦で『ジャンプ展』を訪れたことを報告していました。 View this post on Instagram ジャンプ展に行ってきました! #ジャンプ展 #ぱちぱち夫婦 #配信中 A post shared by 椿鬼奴 (@tsubakioniyakko) on Jun 15, 2018 at 7:11pm PDTお笑いだけでなく、歌や演技とマルチな才能を発揮している椿鬼奴さん。家族愛にもあふれた優しい人柄で、今後も活躍し続けてほしいと思います!椿鬼奴 プロフィール本名:宮崎雅代(宮崎は旧姓)生年月日:1972年4月15日出身地:東京都血液型:B型身長:1633所属事務所:吉本興業『NSC東京校』を4期生として卒業し、26歳で芸人デビュー。その後、お笑いコンビ『金星ゴールドスターズ』を結成するが解散。以降は『椿鬼奴』としての活動をスタートさせる。数々の有名歌手を真似たものまね芸が好評で、ものまね番組をはじめとするバラエティに多く出演。プライベートでは2015年にお笑いトリオ『グランジ』佐藤大との結婚を果たし、話題になった。最近では女優としても活躍し、映画やドラマに出演。お笑いだけでなく、音楽や芝居などマルチな才能が注目されている。[文・構成/grape編集部]
2020年06月09日「尊敬できる人に引かれます」ゴールデン・プライム帯初主演ドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ系・木曜22時〜)で、別れた彼氏を忘れられず暴走するOL・ユリカを熱演中の新木優子(25)。自身の恋愛観を聞くとそう答えた。「あと自分の周りの人以外にも気を使える人。たとえば店員さんやタクシーの運転手さんへの対応って人柄が出ちゃうと思うんですよね。車の運転も、そう。急いでいても飛ばしすぎないとか、ブレーキの踏み方が優しいとか」(新木・以下同)冷静に人を判断するタイプのよう。いつも恋愛相談を聞いてくれる親友・ひろ美役の女芸人、ガンバレルーヤのよしこ(29)とも仲よしだそう。「とても真剣に演技に取り組んでいる姿は感動します。たまに変なことを言って笑わせてくれます(笑)」現在25歳の新木だが、アイドル好きで’80〜’90年代のアイドルに興味があるという一面も。「森高千里さん、松田聖子さん、中森明菜さんも好きです。カラオケでは、森高さんの『渡良瀬橋』とかよく歌います」
2019年11月29日歌手で俳優の星野源が、細野晴臣デビュー50周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』のナレーションを務めることが決定。星野さんが映画ナレーションを務めるのは今回が初となる。本作は、音楽家・細野さんの半生をふり返りながら、50年に及ぶ音楽活動の軌跡を追体験できる唯一無二のドキュメンタリー。音楽好きなモダンガールだった母と英語が堪能でダンサーになりたかったという父のもと、海外のポピュラー音楽に親しんでいた幼少期。大瀧詠一、松本隆、鈴木茂との出会いとはっぴいえんどの結成秘話。「YMO」の爆発的なブレイク。80年代には松田聖子、中森明菜などのヒット曲を数多く生み出した作曲家としてのキャリア、映画『銀河鉄道の夜』などの劇伴作家としての側面などを、それぞれの時期の記録映像と細野さんのインタビューと一緒に辿る。また、本作には星野さんのラジオ番組に細野さんが出演した際の様子や、2人の共演が実現した横浜・中華街でのライブ「細野晴臣 A Night in Chinatown」の映像も収録。本編映像の中では、細野さんが星野さんに「音楽的に受け継がれていることがある。これからは、星野君、よろしくね。あとは、よろしく」と伝えたことを明かしている。そんな本作のナレーションを務める星野さんは、細野さんの魅力について「細野さんは、定食で言うと、『特製ランチ』みたいな人です。豪華で楽しむところが多すぎて、どこから手を付けていいか悩んじゃう。生み出してきた音楽の多様性があると同時に、職人としての一本気な部分が共存している方だと思います」とその人柄を明かし、また「この映画を観ると、普段何気なく僕たちが聞いている音楽のルーツが細野さんにあることを知ることもできます。そして同時に、偉大だけどチャーミングで、信じられないくらいアーティスティックな人なんだと触れていただける映画です」と映画についても説明している。そして、本作の監督・佐渡岳利は「今回はナレーションなので、お二人が一緒にいたわけではありませんが、画面の細野さんと星野さんの声がなんとも言えないハーモニーを生み出していて、星野さんの細野さんへの愛情が改めてわかった収録でした」と絶賛している。『NO SMOKING』は11月1日(金)よりシネスイッチ銀座、ユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年09月24日V6の岡田准一が13日、都内で行われた主演映画『ザ・ファブル』(6月21日公開)のスペシャルトークイベントに、共演の木村文乃、山本美月とともに出席した。本作は、週刊ヤングマガジン連載中で、単行本累計部数400万部を突破し、2017年度講談社漫画賞を受賞した、南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称"ファブル"(岡田)が、ボスから「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送れ」と命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる姿を描く。主人公のアキラ役を演じる岡田は、同作の試写会での評判がいいということを耳にするそうで「お笑いもあって楽しめるアクションになっているんじゃないかなと思います」と自信を覗かせ、最近は、シリアスな作品に多数出演している岡田だが、コメディ作品に出る際の気持ちを聞かれると「もともとコメディ出身なので」とコメント。これに会場の笑いが起きると「出身って言うとおかしいですけど、宮藤(官九郎)さんの作品とか、若い頃によくコメディでやらせてもらっていたので」と説明した。イベントでは登壇者による"究極のミッションバトル"が行われ、観客から事前に募集した悩みに対して、解決策を提案する企画で、保育の勉強をしている学生から「子どもたちの前でピアノの演奏するときに緊張して間違えてしまう。緊張したときはどう乗り切る?」という質問が飛ぶと、岡田は「完璧を目指そうとしなければいいんじゃないですかね。そしてもし困ったら、"ミ"と"ソ"の音で変な顔をすればいい。やってみますか?」と珍アドバイスをし、そのアドバイスを実演して変顔を披露。また、ポーカーフェイスの上司と仲良くする方法を聞かれた岡田は「真面目パターンなら理解者になったほうがいい。この人はここがすごいんだなということがわかったら、それを伝えるとか、そういうことをやっていくと、理解されているから教えたくもなるし、会話もしてくれると思う」とコメントしたが、不真面目なパターンの回答も求められると「先輩の年齢を聞いて、世代のモノマネをやって意地でも突っ込ませる」と提案。その上司が40代であることを知ると「じゃあ、中森明菜さん! すごい小さい声で喋ってください」とアドバイスをし、実際に小さい声でボソボソと喋って観客を沸かせた。さらに、お笑いが好きという意中の彼に、面白く告白したいという質問に「真面目に告白したほうがいい」と真剣なトーンで返した岡田だったが、それでも面白く告白がしたいと押されると「『好き』を変に言うしかないですね。『私、あなたのこと、す~き~!』みたいに」と答えて笑わせた。そしてバトルの結果、圧勝した岡田は、原作の南氏直筆のイラスト色紙がプレゼントされ、敗れた木村と山本は、劇中に登場するお笑い芸人・ジャッカル富岡のギャグ(リズムネタ)の全力モノマネを披露することに。これに岡田は「美月ちゃんのリズム感知っていますか? リズムが取れないんです」と暴露し、実際に山本が独特な動きで同ギャグを披露すると、岡田は「全然違うものでしたけど、かわいいですよ(笑)」とフォローした。
2019年06月14日「2月19日にブログで舌がんを公表する前に、堀は堀越学園の同窓生で’82年デビューの同期である早見優に会っていました。堀は早見に病気のことを告げるとともに、82年組のほかの同期生たちにも病気のことを伝えてもらうこと、そして同窓会を開いてほしいということを頼んだのです」(芸能リポーター)ステージ4の口腔がんであることを公表した堀ちえみ(52)。同じく“花の82年組”である早見優(52)は元シブがき隊の薬丸裕英(53)に相談し、手分けをして親しい同期生たちに連絡をとることになった。そしてがん公表後、連絡を受けたメンバーたちは堀に次々とエールを送っていた。「’80年代当時は歌番組も多く、控室も大部屋だったりで、若いアイドルたちが仲良くなる機会もいまより多かったのです」(前出・芸能リポーター)ただ82年組メンバーのなかでは昔からアーティスト路線で、一時期芸能活動も休止していた中森明菜(53)の連絡先を知っている者はいなかったという。「しかし薬丸から連絡を受けた小泉今日子(53)が、『もしかしたらたどれるかもしれない』と、明菜への連絡役を買ってでたのだとか。2人は’93年にスペシャルドラマ『瞳に星な女たち』でW主演もしており、仲も良かったのです」(前出・芸能リポーター)早見は“堀が会いたがっているにちがいない同期”という条件で、連絡網を敷いたようだが、堀と明菜の交流についてはあまり知られていない。だが’80年代アイドルにも詳しいフリーライターの堀越日出夫さんは言う。「’82年9月に発売された堀ちえみさんの著書には『親友』と題された章があります。そこには、ファーストコンサートで小泉今日子さんからメッセージカード付きの花籠をもらったと書かれています。著書には《(今日子ちゃんは)お仕事の上ではライバルだけど、2人がいい意味で競争し合えたら最高だと思います》という記述もあります。きっと堀さんは小泉さんとの縁で、その親友である明菜さんとも交流があったのだと思います」舌がんが発覚する前は、82年組ネットワークの中心を担っていた堀は、ずっと明菜のことを気にしていたようだ。堀は’10年のブログで『明菜ちゃん、ガンバレっ』というサブタイトルの記事を書いていた。「明菜は’10年10月に体調不良により、芸能活動の無期限活動休止を発表しています。その当時、堀はその3年前にテレビ局で明菜と出会ったエピソードを披露し、《元気になった明菜ちゃんと、会いたいな私は明菜ちゃんの笑顔を、いっぱい見てきたから》などと、つづりました」(前出・芸能リポーター)それから8年、いまは逆にエールを送られる立場になった堀。芸能リポーターの城下尊之さんは言う。「明菜は堀の病状を聞いて絶句したそうですが、連絡をくれた小泉に《私も応援しています。強いちえみちゃんのことだから、絶対に病気に負けずに頑張ってくれると信じています》というメッセージを託したと聞いています」手術日当日には、同期たちが空に向かって手術の成功を祈ったというが、明菜も堀との再会の日を待ちわびているに違いにない。
2019年02月26日クリスマスディナーショーのシーズンに突入したが、今年の中森明菜(53)は公演予定がないままだ。明菜は10年10月に免疫力低下で体調を崩し、開催決定していたディナーショーを中止。14年おおみそかのNHK・紅白歌合戦で復帰。以後はアルバム制作に重点を置き、本格的な復帰を目指していた。そしておととしに約7年ぶりのディナーショーを開催すると、7都市10公演のチケットが即日完売。35周年のメモリアルイヤーにあたる昨年も、ディナーショーを開催。14都市18公演でチケット料金4万8,000円~5万円と高額にもかかわらず、発売30分間で完売。根強い人気ぶりをうかがわせた。「今やディナーショーは明菜さんのファンにとって唯一、“生の明菜”に会える場となっています。だからファンはいくら高額でもチケット代を惜しみません。昨年は『この年でこれだけ歌って踊るのはキツいんだから』なんて自虐トークを繰り出したこともあり、復調ぶりがささやかれていました。明菜さん本人が『2年連続ディナーショーをやったらツアー』と目標を掲げていたため、今年も期待されたのですが……」(音楽関係者)しかし8月上旬に届いたファンクラブの会報を受け、ファンたちの間で心配の声が上がっていたという。「そこには《さみしいねぇ…ほんとォーに…みんなに…会いたい…でも…無理かもぉー》とつづられていたそうです。明菜流のジョークかと思いきや、やはりショーの告知はないまま。一部で恋人とされていたマネジャーとの破局が報じられたこともあり、心配の声があがっています」(芸能記者)果たして明菜は復調し、ファンの前に元気な姿を見せることができるだろうか。
2018年11月05日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■大沢逸美(52)/デビュー当時のキャッチフレーズは「グッドガール it’s me」「背が高かったし、中性的なイメージで勝負しようとしていたので、運動神経もいいと思われたんでしょうね。アイドル恒例の『水泳大会』のリレーではつねにアンカーを任されたものの、遅すぎて画面から消えてしまうほどでした(笑)」大沢さんが『ジェームス・ディーンみたいな女の子』で歌手デビューしたのは16歳のとき。当時全盛だった“ぶりっこタイプ”とは正反対の男装の麗人風で、「ポスト百恵」としても注目を集めた。しかし、アイドルは水に合わなかったのか、3年ほどでピリオドを打ち、以降、女優として多くの役を演じてきた。「転機は26歳でした。昼ドラ『約束の夏』でヒロインを演じたとき、相手役を本気で好きになるほど、役にのめり込んで。やっと職業欄に『女優』と記せる、と思えたし、“魅せる喜び”に目覚めていきました」一方で、私生活では25歳で父親が他界、母親を北海道から呼び寄せ、同居を開始していたという。「仕事への充実感は増していきましたけど、’02年に母が他界するまでの2年間は特に、介護に軸を置く日々でした。介護保険もない時代でしょ。私は一人娘だったし、母はほかに頼るところがなかったから」地方ロケなどは断るようになり、徐々に仕事から遠のいた。「母とは昔から折り合いが悪かったんですよ。でも、要介護になるちょっと前に、恋人との別れも重なって。介護が始まってからは『お母さんがいてくれさえすればいい』と腹をくくって向き合うことができました。母の頭を洗ってあげたりしていると、『ああ、自分もこうして育ててもらったんだな』なんて。笑顔を見せてくれれば『やっぱり愛おしいな』と思えたし。介護状態にならなければしてあげられなかった親孝行かもしれませんね」介護経験は本にもつづられ、現在は講演活動も行っている。そして私生活では、このまま独身でいくのか、この先結婚するのか――。「50代は、どこに進むのかまだわからないんですよね。でも、何かあったときにガシッと支え合える仲間たちとつながれたこと、心強く思っている自分がいます」
2018年10月14日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■森尾由美(52)/デビュー当時のキャッチフレーズは「レモンチックな17歳」「デビュー時に作られたキャラクターと、実際の私が融合したのは、結婚がきっかけかなあ。わりと冷静な性格というか(笑)」そう話す森尾さんは、26歳で結婚、母となり、10年におよぶ日米遠距離通勤で35年間、メディアに出続けてきた。「月イチの撮りだめに対応いただくなど、まわりの理解に感謝するばかり。私自身も、段取りやスケジュールを調整するのが上手になった歳月でしたね。お神セブンのみんなにはその調整力を買われて、“由美P(プロデューサー)”と呼ばれています(笑)」■松本明子(52)/デビュー当時のキャッチフレーズは「アッコ、とんがってるね」「デビューして1年後に謹慎騒動を起こしてしまって、どうしようもなくて母にSOSの電話をしたら、『よかったわねぇ、名前が売れて。これからは何でもできるじゃない』って。その言葉でスコーンと吹っ切れたんです。それからは、芸人さんに混じってコントでも、レポートでも、求められることは何でもやりました」こうして、バラドル松本明子が確立されていった。私生活でも……。「突撃精神で息子の学校行事にズンズン参加するから、同級生の女の子まで“アッコさん”と声をかけてくれて。うれしいですよ」
2018年10月14日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。それにしても、花の82年組と不作の83年組。わずか1年の違いが、なぜそこまで大きな差になったのか。コラムニストの中森明夫さんが解説してくれた――。思い当たるのが、オーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)の変容です。花の中三トリオやピンク・レディーら、スーパーアイドルを世に送ったスタ誕は、’81年末に番組が様変わり。審査員として長く番組を支えた阿久悠さん、都倉俊一さん、中村泰士さんらがいっせいに退陣するのです。振り返れば、彼らこそがアイドル発掘の目利きでした。彼らが最後の年に番組で見つけた原石こそが、ともに82年にデビューを果たす小泉今日子と中森明菜です。もし、目利きたちがスタ誕に残っていたら、もっと華々しく活躍する83年組アイドルが誕生したかもしれません。また、当時はアイドルに求められるイメージが、松田聖子に代表される“かわいい歌手”一辺倒だったのも、83年組には不幸でした。その後定着するバラドル、グラドル、アイドル女優など、世間に多様なアイドル像の受け皿があれば、もっと活躍の場があったはずです。
2018年10月14日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■木元ゆうこ(51)/デビュー当時のキャッチフレーズは「ときめいて、謎めいて16歳」「デビュー曲は、作詞が阿木燿子さん、作曲が“スタ誕”の審査員でもあった中村泰士さんという、素晴らしい作品をいただいたんですが……結果はオリコン最高位124位。レコード会社も、設立30周年記念の大型新人として大々的にPRしてくれて、駅にも大型ポスターがバーン!と。売れずに申しわけなかったですね」続くセカンドシングルも順位がつかず、サードシングルの予定はとうとうお蔵入りになった。「もうダメだ、と思って。18歳で樹本由布子に改名して、大胆なグラビアに挑戦しました。まだ10代でしたから、正直、勇気のいる決断でしたけれど。そのころから、お芝居をやりたいという思いが芽生えていて、役者としての幅を広げてくれるような気がしたんです」その後は映画『ブレイクタウン物語』に出演。『毎度おさわがせします』など人気ドラマにも出演し、軌道にのったかに見えたが……。「アイドルをやって、グラビアも女優もやって、自分を模索しているつもりが、かえって将来が見えなくなっていました。何をやっているんだろう?気持ちが疲れて。それで24歳のとき、思い切って引退を決めたんです」すると直後、何を思ったか、インドやトルコなどへバックパックひとつの放浪に出る。「いまだに『謎めいた行動だ』って言われるんですが(笑)。でも、芸能界とは対極のおおらかな自然に身を置いたことで初めて、自分と向き合うことができました。そして思ったんです。今までのことは、全部好きでやってきたことだし、全部自分で決めたこと。自信を持とうって」やがて29歳で結婚し、1男1女の母となる。「子どもたちには、芸能活動をしていたことは話していませんでした。でも、今はパソコンで何でも検索できる時代でしょう?『お前の母ちゃん、グラビアアイドルだったんだ』なんて、周囲から好奇の言葉で伝わるのを避けたかった。だから、83年組の仲間と再会して本格復帰を決めたとき、きっちり伝えました。『もし、人から何か言われたら、うちのお母さんは、自分の意志で決めて堂々と仕事していたんだと言ってやりなさい』って」今は、自宅のある神戸と東京を往復し、舞台などで円熟したバイプレーヤーぶりを発揮している。「83歳になる母が浅草で一人暮らしですから、新幹線での“お江戸行き”は親孝行でもあるし、私自身のエネルギー充電なんです」
2018年10月13日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■桑田靖子(50)/デビュー当時のキャッチフレーズは「これは、16歳の戒厳令だ」「同郷の松田聖子さんに憧れて、同じ事務所に入りたい!と願っていたら、本当にかなってしまって」13歳で上京した桑田さんは、中学卒業を待って『脱・プラトニック』で歌手デビュー。新人離れした歌唱力で、その年の音楽新人賞を総なめにした……まではよかったが、3年目以降は新曲のリリースがまばらに。活動の場はバラエティ番組がメインとなっていた。「街で『靖子ちゃん』と声をかけていただいて、ありがたかったですね。でも、子どものころから歌うことが何より好きで上京したのに、という葛藤はずっとつきまとっていて--」やはり夢があきらめきれないと、20歳のときに事務所を退所。翌年渡米し、ボイストレーニングに励んだ。’90年には本名の「咲恵子」や「Sea」名義で再出発し、アニメソングやコーラス業にも挑戦したが……。「事務所の大きな傘を抜け出たばかりでしょ。とにかく独立独歩で、自分探しの日々でした。不安や焦りもあったし、ストレスなのかな、30代目前で声が出なくなってしまったんです。ライブもドタキャンしてしまったようなんですが、じつは、このときの記憶がなくて……」そこから自信も目標も失い、歌うことを完全にあきらめた。「十数年くらい?地元の福岡に戻った時期もあるし、もう人前で歌うことはないと思っていました。それが、震災前から偶然の再会が重なって。今の事務所のボスに遭遇したり、『また歌いたいでしょ』と誘ってくれる人が現れたり。きっとまだ遅くない!と、ステージに上がることを決めたんです」かつてのボーイッシュなショートカットから一転。女らしくなったね、と言われることも。「恩師に復帰のご挨拶に行ったとき、ラフすぎる姿を指摘されたことから、今のスタイルになりました。よし!と思いたって、次に会うとき変身して行ったら“正解”をもらえたんですよ(笑)」50代を迎えた今、生きるのは「ライブの世界」。自分のスタイルを確立し、思い切り歌えている。「反応がそのまま伝わってくるのが幸せ。昔に戻りたいと思うことは一日もありません。回り道したぶん、今がいちばんいいし、未来に向けて歌うのが楽しみなんです」
2018年10月13日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■小林千絵(54)/デビュー当時のキャッチフレーズは「フレッシュルッキング」「高校1年で『スター誕生!』に落選した時点で、憧れの(桜田)淳子さんと同じ“16歳からスター街道を突っ走る”という青写真が崩れて。年齢的にもアイドルはあきらめていたんですよ。なのに?」19歳の“遅れてきた新人”に用意されたデビュー曲は、バリバリのアイドル路線だった。「キャッチフレーズが“フレッシュルッキング”って、そんな英語あります!?(笑)。そのデビュー曲はオリコン99位止まりで、2曲目以降も鳴かず飛ばず……『不発の千絵』なんて呼ばれるようになって。仕事ではフリフリの衣装だったけど、終わると黒い服に着替えて、こっそりパチンコに通い始めたのは、ハタチのころからなんです」その後は、アイドルならぬ“パチドル”として活動することになるのだが、それでも芸能界にしがみついたのは、ある出来事があったからだという。「デビュー2年目に、某テレビ局に新曲の挨拶に行ったら、ディレクターが目の前で、資料を見もせずにバサリとゴミ箱に放ったんですよ。泣けました。せめて、私のいないところで捨ててよ。そうか、売れないと、アイドル以前に人間扱いもされないんだ、って」くじけたままでは終われない。大阪育ちの“じゃりんこチエ”は、「やったるで、負けへんで!って。悔しさは胸におさめて、がむしゃらに働こう」と誓った。「以来、地方のイベントなど、どんな小さな仕事も、いつか自分の血肉になるんだと思って、真剣に取り組んできました、40歳手前までは。というのも、38歳で結婚し、子宮内膜症や子宮筋腫が見つかって。翌年に高齢出産するまでの間ですね。歌こそ売れませんでしたが、長いこと芸能界で頑張れたのは、あの体験があったからかな」今、母親として、反抗期を迎えた高校1年の息子に、アイドル時代の体験を聞かせることも。「『人生の悔しいことは、ガソリンだよ』って話すんですが、平成生まれの息子には、古臭い“昭和の教訓”に聞こえるようで、ちっとも響きませんけどね(笑)。その息子が未熟児で生まれたときに初めて、母親は私しかいないんだ、と仕事はあきらめて育児に集中しました。喪失感はあったけど、悔いはありません。何より子どもが大事だと思えたから」現在、東京の勝どき在住。わが子も、よその子も分け隔てなく「コラーッ!」と叱る姿に、地元では“肝っ玉チエちゃん”の新キャッチフレーズが付いている。
2018年10月12日斬新かつ奇抜なアイディアで世の中をあっと言わせたり、聞いているこちらがアタフタしてしまうような本音をぶっちゃけたり…。芸能界の既成概念を打ち破り、独自路線を歩んできたキョンキョンこと小泉今日子。彼女の最新映画『食べる女』では、古書店を営む雑文筆家を好演。悩める女性たちにおいしい料理をふるまう女主人・敦子(トン子)を体現している。敦子は複雑な女心を肯定し、自分なりの価値観を持って自立している素敵な女性。そのカッコイイ生き様は、仕事や人生において自分流を貫いてきた小泉さんをほうふつとさせる。そこで今回は、アイドルから実力派女優へと見事なステップアップを遂げた小泉さんの軌跡をふり返ってみる。歌に、演技に、CMに…ジャンルの垣根を越えた活躍で時代の寵児に1966年生まれ、現在52歳の小泉さんは、1982年に「私の16才」で歌手デビュー。松本伊代、シブがき隊、中森明菜らと共に“花の82年組”としてアイドル活動をスタートする。そして83年「艶姿ナミダ娘」、84年「渚のはいから人魚」「ヤマトナデシコ七変化」とオリコンチャートをにぎわせる大ヒットを連発し、第35回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしたことで一躍、国民的アイドルに。またその活躍は演技でも。初主演の連続TVドラマ「少女に何が起こったか」(1985年)では、自分の出生の秘密を探るため、ピアニストを志す少女・野川雪役を熱演。そして陣内孝則主演のテレビドラマ「愛しあってるかい!」(1989年)では高校教師・椎名吹雪役で出演し、エンディングに使用された彼女のシングル「学園天国」も大ヒット!一方、映画においても初主演作『生徒諸君!』(1984年)で主人公のナッキーとその双子の姉妹マールの2役という難役に挑むとともに、主題歌「The Stardust Memory」も担当。続く主演2作目『ボクの女に手を出すな』(1986年)でも主題歌の「木枯しに抱かれて」を、そして真田広之と共演した主演3作目『快盗ルビイ』(1988年)ではとびきりチャーミングな女怪盗を演じるとともに主題歌「快盗ルビイ」を提供するなど。“演技”と“歌”両軸で作品の顔となることも多かった。加えてコイズミ旋風はCM界にも吹き荒れた。武田薬品工業「ベンザエース」や味の素「クノール カップスープ」、CMガールを務めたカネボウ化粧品「アクアルージュ」ではイメージソング「水のルージュ」も提供。また「ジャンジャカジャーン」のフレーズがキュートだったJR東日本のCMでは1990年~94年にかけてイメージガールも務めている。当時「小泉今日子を起用すれば、売上が2割伸びる」という説がまことしやかにささやかれ、小泉さんは<CMの女王>として君臨する。2000年以降は女優を主軸に活躍~NHK朝ドラでは劇中歌も大ヒット!1995年には俳優・永瀬正敏と結婚し、少しずつアイドルから女優としての比重を高めていった小泉さん。2000年に入っても女優業を主軸に変わらぬ人気を維持していたが、そんな折、ターニングポイントとなった映画との出会いが訪れる。それは故・相米慎二監督がメガホンをとったロードムービー『風花』(2001年)。この作品で、北海道の実家で暮らす娘に会うため、謹慎中のエリート官僚・澤城(浅野忠信)と共に5年ぶりに帰郷する風俗嬢・レモン役を見事に演じきった彼女は、第25回日本アカデミー賞(主演女優賞)にノミネートされ、実力派女優としての一歩を踏み出すのだ。その後も第61回カンヌ国際映画祭(ある視点部門・審査員賞)受賞作である黒沢清監督の人間ドラマ『トウキョウソナタ』(2008年)で演じた、それぞれに秘密を抱えた一家の母親役が高く評価され、西原理恵子の人気コミックを実写化した『毎日かあさん』(2011年)では、2004年に離婚した永瀬さんと夫婦役を演じ、ぴったりと息のあった演技を披露している。そしてその翌年に放映された中井貴一とW主演を務めたTVドラマ「最後から二番目の恋」(2012年)では、仕事に恋に奮闘するテレビプロデューサー・吉野千明役をのびのびと体現。千明の本音満載のセリフが30~40代の女性たちから熱い支持を受けたこのドラマは、2014年の続編放映へとつながっていく。一方、日本中に大ブームを巻き起こしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)では主人公・アキの母親・天野春子を演じ、春子名義でリリースされた劇中映画の主題歌「潮騒のメモリー」はオリコンランキング入りの快挙に。そして二階堂ふみと演技合戦を繰り広げた『ふきげんな過去』(2016年)では、死亡したと思われていたワケありの主人公・未来子を飄々と怪演。そのお茶目ながらも一筋縄ではいかない強烈なキャラクターは、小泉さんが演じたからこその不穏な気配を漂わせる佇まいが印象的だった。小泉今日子の男前っぷりに惚れる! 最新映画『食べる女』とは?2000年以降は女優を主軸に活躍~NHK朝ドラでは劇中歌も大ヒット!小泉さんが出演する最新映画『食べる女』が、いよいよ9月21日(金)に公開される。『失楽園』や『不機嫌な果実』ほか、女性の生き様とエロスに鋭く切り込んできた脚本家・筒井ともみの小説を原作に、小泉さんほか沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香ら、いまをときめく豪華女優陣が競演する人間ドラマだ。年齢も職業も価値観も異なる8人の女たち。それぞれに違う幸せを模索する彼女たちが、信頼を寄せ、悩みを打ち明けるのは、小泉さん扮する古書店“モチの家”の女主人であり雑文筆家の敦子だ。「“おいしいゴハン”と“愛しいセックス”が、争い事を遠ざける!」がモットーの敦子は、悩める女たちに今日も趣向を凝らした愛情いっぱいの手料理をふるまう。本作では様々な境遇の女たちの「食欲」や「性欲」がセキララに語られるが、敦子はその複雑な想いを肯定し、温かく見守ってくれる。「食に、仕事に、恋に。もっともっと欲張って、“おいしい女”になれ!」と、背中をそっと押してくれる。そんな頼れるキャラクターを、小泉さんは自身の肝っ玉系イメージにかすかな淋しさをにじませながら、等身大の演技で見事に演じ切っている。デビュー以来、色あせることなく“カッコイイ”存在であり続ける小泉さん。マイナス・イメージが敬遠される芸能界で、自分の気持ちに正直に生きようとする姿に共感する者もいるだろう。最近はなにかとプライベートで話題が絶えない彼女だが、時が満ちればまたどこかで本心をぶっちゃけてくれるはず。食べることを通じて、自分の気持ちに正直に生きる大切さを描いた『食べる女』。波乱万丈の人生を歩みながらも、常に前向きに生きようとするバイタリティあふれる小泉今日子の男前っぷりも堪能して欲しい。(text:Miyuki Adachi)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年09月11日歌手でタレントの森尾由美、大沢逸美らが、2018年でレコードデビュー35週年を迎えることを記念した自主企画イベントを11月19日と20日、東京・博品館劇場で開催する。イベントに登場するのは森尾、大沢のほか桑田靖子、小林千絵、木元ゆうこ、松本明子、徳丸純子の7人。いずれも1983年にデビューした。堀ちえみや中森明菜など一世を風靡したアイドルが登場した"花の82年組"に比して"不作の83年組"とも呼ばれてしまった彼女らだが、今回のイベントではそのデビュー当時の衣装を着て、当時を振り返りながら歌も披露する。イベントのタイトルは、「35周年イベント☆83年組アイドル 不作と言われた私たち『お神セブン』と申します」。お神セブンは、家庭では妻や母として"おかみさん"の風格を持つようになりながらも、「心はアイドル」ということから平成のアイドルグループにならったネーミングだという。2013年から少しずつ再会を重ねていったが、7人が初めてそろったのは2014年1月。それから、ランチ会を重ねては「35周年は、皆で何かやりたいね! この7人の楽しい、面白い関係を形にしたいね!」という共通の夢を膨らませてきた。企画だけでなく構成も7人が行うイベントは、11月19日(19時から)と20日(14時からと19時から)に開催。会場は、東京・博品館劇場となる。
2018年07月20日「16年末に7年ぶりとなるディナーショーで、公の場に復帰した明菜さん。昨年末にも公演数を増やして開催しましたが、チケットは即日完売の人気ぶりでした」(音楽関係者) 2年連続でディナーショーを成功させ、“完全復活”が期待される中森明菜(52)。今年はさらなる“ビッグイベント”の計画が持ち上がっているという。 「実は、“夏のスペシャルライブ”の開催が計画されているんです。発表はギリギリの1カ月前を予定しているので、近い関係者以外はだれも知りません。主に東京都内と神奈川県内の会場が候補で、すでにいくつか仮押さえしているそうです。時期は7月末〜8月だと聞いています」(イベント関係者) 明菜の“夏ライブ”といえば、09年が最後。今夏開催されれば9年ぶりとなる。 「明菜さんはディナーショーが上手くいったことで、ようやく自信をつけたのでしょう。『今年こそ年に2回の公演を実現させ、ファンに元気な姿を見せたい!』と、本人がいちばんやる気になっているそうです」(前出・イベント関係者) 支えてくれたファンのため、決断した“夏ライブ”。とはいえ、こんなハードルもーー。 「ディナーショーと比べてライブはパフォーマンス時間が長いので、身体への負担はどうしても大きくなります。ただその分、これを乗り越えられたら本当の意味での“完全復活”と言えるでしょう」(前出・音楽関係者) ステージ狭しと歌って踊る明菜に、早く会いたい!
2018年05月10日写真を撮られている最中、「僕、カッコいいでしょ?(笑)」と、冗談ぽく笑いながらカメラマンに尋ねる姿がチャーミングだった野村周平さん。場の雰囲気を和ませ、盛り上げる明るさとパワーを持っている。彼が真島太一役として出演する映画『ちはやふる ―結び―』は、“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生の青春を描いた、大ヒットシリーズの完結編。作品への思いやプライベートについて、インタビューしました。――いよいよ、最後です。野村:前作の『ちはやふる ―下の句―』の舞台挨拶のときにサプライズで、続編の製作が決まったことを知りました。(広瀬)すずが隣で喜んで泣いているのを見て、“よかったね”とは感じながらも、また、あのハードなかるたをやるのか…とも思いました。そのくらい、かるたって想像以上に疲れるし、しんどいんです。それに年齢的にも、そろそろ高校生役はキツいかもしれないなとも思いましたね。でも、実際に撮影が始まって制服を着てみたら、まだ似合っていたので安心しました(笑)。童顔だからなのか、ハマったと思います。学生役は今しかできないことなので、求められる限りは、やりたいなと思っています。――演じる真島太一は、好意を持つ綾瀬千早の願いを叶えるため、一緒にかるた部を作ります。野村:大切な人のために何かしたいという気持ちはわかるし、実際に行動を起こすことも、僕も太一と同じようにするとは思います。でも、本当はやりたくないっていう気持ちが、顔に出てしまうと思う(笑)。めちゃくちゃ楽しくなさそうにやるだろうから、相手にもバレてしまうはず。思ったことを我慢できないんですよ。もし、逆の立場だったら、僕のことを思ってくれる気持ちは嬉しいけど、楽しくないなら無理はしないでほしいかな。申し訳ないじゃないですか。――競技かるたの最高峰に君臨する周防久志名人(賀来賢人)は、絶対的な存在です。そういう人に会ったことはありますか?野村:どちらかというと、絶対的だと思っていたものが違ったと感じた経験のほうが多いような気がします。周りの影響を受けやすいので、新しく友だちができたりして環境が変わることで価値観も変わるんです。そういう意味では、自分だけが絶対的な存在かもしれません。――今作で太一は、かるたを続けるか、受験に集中するために部活をやめるか葛藤します。ちなみに野村さんは、俳優になる覚悟を決めるまでに迷いはありましたか?野村:仕事を始めてからしばらくはありました。事務所の人から大学に行ったほうがいいと勧められたこともありましたし、進学しようかとも考えたけれど、やっぱり行きたくなくて…。そのときに俳優をやっていこうと決めたんです。やめようと思ったことも、何度もあります。そのときは周りに流されてばかりいて、自分というものがなかった。お芝居をしていても、自分がいいと思う先輩の芝居を真似しているだけだったりして…。そうして、このままではダメだと気づいたときに、プライベートに目を向けるようにしたんです。――それは、なぜでしょう?野村:お芝居を好きになるにはどうすればいいかと考えたときに、自分が好きなものがなぜ好きなのか、その理由を見直してみようと思ったんです。僕はスケボーが好きなんですけど、それは、自分のスタイルでやっていることで、誰にも流されていないものだから好きなんだなって気づきました。じゃあ、芝居での自分の好きなスタイルは何だろうと考えてみたら、カッコつけるのをやめて、自分が楽しいと思うような話し方をすることだった。その結果、こんな感じになっているんですけどね(笑)。そのうち、だんだんと作品に出させていただくようになり、友だちから「見たよ!」と言われるのが嬉しくて、今に至ります。――インスタグラムを見るとスケボーをしている写真や動画がたくさんアップされてますよね。野村:真剣にやっています。俳優は仕事で、スケボーやBMXは本気の趣味ですね。仕事はきちんとするから遊ぶときは遊ばせてほしいなと。でも、スケボーをしている姿を動画に撮られるのが好きなので、映像に映りたいとか、カッコよく魅せたいと思っている点では、演技もスケボーも一緒ですね。演技もスケボーのワザも「できるようになりたい」と思って諦めずに努力する。うまくできないと悔しくて腹が立つし、その怒りは、納得がいくまで練習をしてクリアすることでしか、解消できないんです。――スケボーもですが、野村さんの生活にはストリートカルチャーの要素が色濃く感じられます。以前、雑誌で「ストリート系の服を着るならカルチャーを理解した上で着ないと、嘘っぽくなってしまう」と話していましたが…?野村:僕は、スケボーをするからこの服、このブランドというふうにアイテムを選ぶんです。やっぱり、背景にあるカルチャーを知ってから着たいという気持ちがあるし、リアルが大事だから。たとえば『シュプリーム』を着ている人に「スケボーやるんだ?」と聞くところから話が広がっていったりもする。服で話せることってあると思うんです。もちろん、自分以外の人が何を着ていても、気にしないですからね!「スケボーしないのに、なんで着てるんだよ!」とか、そんなことを思ってるわけではないです(笑)。ファッションは自由ですから。――音楽もお好きですよね。野村:ヒップホップはずっと好きですが、最近はテクノも聴き始めました。YMOがカッコいい。もともと日本の‘70~‘90年代の曲が好きで、自分で調べたり、友だちに教えてもらったりして細野(晴臣)さんや山下達郎さんを聴いているうちに辿り着きました。中森明菜さんやチェッカーズも好きですね。メロディがいいし、歌詞が直球だし、気分が上がる。バラードや切ないミュージックじゃないのにラブソングを歌っていたりするのもカッコいいです。それに、欧陽菲菲さんの「ラブ・イズ・オーヴァー」のように、カラオケで歌っていて気持ちがいい曲もいい。楽しく歌ったり、踊ったりできるのっていいじゃないですか。キャッチーな曲、大好きです。大ヒットシリーズの3作目にして完結編となる映画『ちはやふる ―結び―』(小泉徳宏監督)が現在、全国公開中。野村さん演じる真島太一は、想いを寄せる幼なじみ・綾瀬千早(広瀬すず)らと瑞沢高校かるた部で活躍する一方、受験を前に部活と学業の両立に悩み始めて…。コーデュロイジャケット¥32,000(AURALEE/AURALEETEL:03・6427・7141)スウェット¥12,000(Bronze/PROVTEL:03・6447・0660)※『anan』2018年3月28日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)スタイリスト・猪塚慶太ヘア&メイク・NORIインタビュー、文・重信 綾
2018年03月20日《年末までのディナーショーの…つかれが…出てしまったのか…ひっくりかえっていましたああー!!!!》 2月に発行された“ファンクラブ会報”で、過労で倒れてしまったことを告白した中森明菜(52)。その原因は、昨年末のディナーショーだったようだ。 「明菜さんは7年ぶりとなった16年に続き、昨年もディナーショーを敢行しました。過酷なスケジュールで、最後には体調を崩してしまったようです」(音楽関係者) 昨年12月、横浜で行われたディナーショーに駆けつけた女性ファンはこう語る。 「歌声や見た目は若い頃のままで、『さすが明菜ちゃん!』って感心しました。でもMC中は『この歳でこれだけ歌って踊るのはキツイんだから』とか『50超えると大変なの、20歳の時とは違うの』と“自虐老化ネタ”を言って、会場の笑いを誘っていました(笑)」 52歳にして、ファンのために限界まで頑張った明菜。実はそんな彼女を癒したのが、“ロサンゼルス&ラスベガス旅行”だったという。 「今年に入ってから、明菜さんはプライベートで米国旅行に行ったそうです。所有しているロスのコンドミニアムを拠点にラスベガスにも足を延ばし、カジノや買い物を楽しんだといいます」(前出・音楽関係者) 豪華“ギャンブル旅行”で、身も心もすっかりリフレッシュしたようだ。 「もともと海外旅行好きの明菜さんですが、いまでは英会話もマスター。『今後はもっと英語の曲も出したい』と、新たな挑戦に胸を膨らませています」(別の音楽関係者) 52歳の歌姫は、まだまだ意気軒昂だーー。
2018年03月15日経済状況や社会的な風潮が異なる、母親世代とわたしたち娘世代では、結婚相手に求める条件に違いがあると言います。それはどんなことでしょうか?知人親子の協力のもと、両者の考えを比較してみました。両親との結婚相手についての会話に温度差を感じている際の、ヒントとなるかもしれません。■バブルと就職氷河期…理想年収の温度差「オッケーバブリー!の平野ノラの出で立ちはデフォルメではなく、あれが本当にイケてたの」そう笑うY美さんのお母さまは1968年生まれ。青春時代は松田聖子さんよりも、中森明菜さん派だったそうです。高校卒業のタイミングでバブル経済のピークを迎え、当時は売り手市場と呼ばれていたこともあってか、大手金融機関に就職しました。「ちょっと疲れたらタクシー。ボーナスも百万単位でウハウハだった」お母さまのバブリーな思い出話を聞きながら、表情が強張るY美さん。バブル崩壊後、1990年生まれの27歳です。就職難と言われる時代に直面し、現在は派遣社員として働いています。そんな母と娘に、お母さまには娘の理想の結婚相手像を、Y美さんには自身の理想の結婚相手像を聞きました。「子育てとか、共働きになったときにあうんの呼吸で家のことも協力してほしい」(Y美さん)「今の若い人って年収300万くらいって聞くけど、それじゃあ生活厳しいでしょう。せめて、ねえ。毎月手取りで30万以上はないと」(Y美さんのお母さま)Y美さんは相手の年収は気にはしないけれど、世帯収入を維持するために働き続けたいので、子育てや家事分担についての考え方が重要だとしています。一方、お母さまは多くの女性が家庭に入った時代に出産を経験していることもあってか、相手の年収を重視しています。それもこれもオッケーバブリー!な時代の恩恵を受けていたからだと思われます。いまは給料も上がりにくいし、初任給も厳しい時代ですよね。■同居で嫁姑戦争を経験した母と、その娘30代のバリキャリR子さん一家は、父方の実家で祖父母と同居してきました。数年前に祖父母が他界してからは、父母は都心に中古マンションを購入し、暮らしています。とにかく嫁いびりが生きがいだったような祖母と、何度もR子さんを連れて実家に帰りながらも、結婚生活を継続した母。壮絶な嫁姑戦争を目の当たりにして育ったR子さんとそのお母さまに、結婚相手の理想像を聞きました。「結婚したくない。するならうちに婿に来てほしい。マスオさん?」(R子さん)結婚への理想以前に、結婚生活の窮屈さよりもキャリア形成して自立したいというY美さん。宣言通り、現在はデザイン会社の部長さんだそうです。「30代半ばですし、そろそろとは思うけど、わたしたちがあまりいい家族像を示していないから。もし結婚してくれる人がいれば、女だからこうとか、嫁はこうすべきとか縛り付けない寛容なご家族がいいですね」(R子さんのお母さま)お母さまは自身の経験から、嫁いびりにあわないことを望んでいました。男女雇用機会均等法など、男女の社会での平等性を叫ばれ始めたのは、まだまだ最近のこと。お母さまは、女だからこうしろ、ああしろという古い考えが強い義父母のもとで苦しみました。これからの時代には、あってはならないことですよね。■女手ひとつで育てた母と非行に走った娘20代後半のE奈さんは幼い頃に父と死別。以降、お母さまが女手ひとつで育ててくれました。彼女は現在婚約中で、来年の夏に入籍予定です。そんなE奈さんは、お母さまがかけもちで働く姿に感謝をしつつも、さみしさから非行に走ったことがあるそうです。「もう自分の代でも廃れてたけど、レディースってやつ。いつも仲間がいる安心感でつるんでました。万引きしたり、悪いことをしたかったわけじゃない。ただ仲間がいたから行くって感じ」(E奈さん)当時は周囲のお友達に悩んだというお母さまですが、「いまではみんな家庭を持っていたり、子どもがいたり、落ち着いているのよ」とも言います。そんな、苦労を共にしたE奈さん母子に理想の結婚相手像を聞いてみました。「今の彼氏。同棲するようになって、家事とかいろんなことのやり方が違う家庭で育ったから、うちはうちのルールを作ろうって、洗濯物のたたみ方も聞いてくれる。家庭を作ろうって気持ちがしっかりある人。強要はしてきません」(E奈さん)「多くは望みませんけど、悲しい思いはさせないでほしいです。これからずっと寄り添ってくださればいいと思います」(E奈さんのお母さま)早くにご主人を亡くしたお母さまの言葉は、重みがあります。E奈さんも、家族を築くことを楽しみにしているようでした。■終わりに前述した通り、世代や環境により、母娘間でも結婚相手像にずいぶん温度差があるように感じました。みなさんのご家族はいかがでしょうか。すべてわかり合うのは難しいと思います。どうしても埋められない価値観の違いがある、と知っておいたほうが、お互いに楽になるかもしれません。ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2018年01月09日「こないだの夜もNHKを見ていたら、明菜が歌う場面が流れてね……。いつの間にか、私は大号泣。涙が止まりませんでした。あの子とのいろんなことが走馬灯のように頭の中をよぎってね。家族で連絡を取れないのは、あの子だけですから」 そう言って目を伏せたのは、中森明菜(52)の実父・明男さん(83)。11月にはニューアルバム『CAGE』もリリース。“行きたいディナーショー”第1位に選ばれるなど、今も絶大なファンの支持を誇る明菜。 本誌が報じたとおり明菜は家族に22年前から一切連絡せず、一家は断絶してきた。それでも我が子・明菜を陰ながら見守り続けている明男さんは週3〜4日、働きに出ながら都内の自宅で暮らしている。 「耳も遠くなってね……。今では補聴器を使ってもあまりよく聞こえないんですよ」 そう断りながら、本誌のインタビューに応じてくれた。 「去年、明菜のディナーショーに行こうと思ったけれど、やめたんです。でも後で本当に悔やんでね……。私ももういつ逝ってもおかしくない歳ですから。まだ結婚しないで家に残ってる(明菜の)妹の明穂もね、明菜がテレビに出るんじゃないかと、歌番組があるとテレビをつけては『小泉今日子ちゃんは今日も出ていたのに、なんでうちのお姉ちゃんはテレビに出ないの?』って言いながら、毎日、目を皿のようにして見ています。ディナーショーにも“行きたい、行きたい”と言っていましたから」 明男さんは「ぜひ明菜に伝えたいことがある」という。 「じつは明菜の一番上の姉に、この3月、孫が生まれたんですよ。明菜によく似た女の子で、あの子からは大姪に当たります。明菜もそんな歳なんですよ。それをあの子に伝えてほしいんです。祝ってあげてほしいと……」 そう明男さんは目を細めた。 「明菜が七五三をあげた赤坂の日枝神社に、新年、家族全員で行きたいねえ……。明菜と会えたら……涙で言葉が出ないかもしれません」 11月上旬、明菜のファンクラブ会報がファンに届いた。 「みんなの笑顔を思ってがんばってる、あたしです」 年老いた父親のことも、思い出してあげてほしいーー。
2017年11月29日時代は今、“AKINA”を求めていると思う。 昭和の歌姫のひとり、中森明菜さん(51)が10年に体調不良で活動休止してから6年。昨年末にディナーショーで歌手復帰しました。 高額といわれたチケットは完売し、「明菜復活!」と喜んだ方も多かったことでしょう。しかし年が明けた17年、表立った活動はゼロ。『女性自身』の取材によるとテレビなどのオファーを断り続け、今は南国の島でバカンス中だとか。体調が回復したのは良かったけど、自発的に開店休業状態とは残念すぎる。だって時代は今、中森明菜を求めているんですもの! 「時代は」なんて大きく出ましたが、半分は本当、半分は個人的な愛です。何を隠そう私、大の明菜チャン好き。仕事中は彼女の曲をほぼ毎日聴いているのです。ディナーショーは残念ながら行けませんでしたが、コンサートをやるなら絶対に行きたい!そんな私の個人的な愛は置いておくとしても、時代は明菜の復活を待っている。それには2つの理由があります。 1つは最近世の中に“バブルブーム”が再来していること。景気の話じゃありません。流行の話でございます。たとえばメーク。最近太眉に赤リップというバブル時代を彷彿とさせるメークが流行っています。お笑いもバブル芸で笑いを誘う、平野ノラさん(38)がブレーク。それ以外も田中美奈子さん(49)がバブル時代のパロディCMにミニスカボディコン姿で出演して話題を呼びました。 こうして着々と「バブル時代ってすごかったんじゃない?」という空気が若い世代に浸透している今、必要なのはあの時代の音楽シーンを盛り上げた人。そう明菜チャンが必要なのです! そして2つ目の理由は、今の“アイドル戦国時代”の難しさ。現在アイドルはメジャーから地下まで、数多く存在しています。しかしほとんどが複数人での活動で担当カラーやグループコンセプトを前面に押し出し、没個性化している女子が多い。身近で応援したくなることがアイドルの素養の1つだからって、今のクオリティが日本のカルチャーシーンを占領していてよいのでしょうか。 だからこそ“あのころのスゲエ奴”が必要なのです。アイドルから歌姫へと変身、今もなお多くのファンを持ち、伝説となっているアイドルであり歌手……。明菜チャンがいるじゃないですか。デビュー時の愛らしさがどんどん妖艶になり、そして曲ごとに変化していくパフォーマンス。あのすごさがもっと若い世代に知られたら、音楽シーンは変わるんじゃないかと本気で私は思うのです。 ちなみにおまけではありますが、昨年「アモーレ」という言葉が流行語大賞トップ10入りしました。今やギャグみたいに使われていますが、あの言葉だって元は中森明菜さんの代表曲『ミ・アモーレ』が大ヒットしていたから浸透したようなものです。 「時代は中森明菜を求めている」は嘘じゃない。ご本人は乗り気ではないようですが、もう一度音楽シーンに戻ってきてほしい。潜在的なファンが増え、多くの人が明菜チャンにDESIRE(=欲望)を抱いている今だからこそ戻ってきてほしいのです。
2017年04月11日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:次男誕生のディーン・フジオカ。愛情を注ぐもう一人の家族がいた!『週刊女性』がディーン・フジオカ(36)の家族にまつわる秘話を報じた。3月11日、ディーンはインスタグラムで次男の誕生を発表。アップされた赤ちゃんの写真には、ファンから3000件以上の祝福コメントが書き込まれた。ディーンは2012年に2歳年上の中国系インドネシア人の女性と結婚し、2014年には男女の双子が誕生。4月スタートの報道情報番組『サタデーステーション』への出演が決まるなど、仕事の幅は広がる一方で、公私ともに順風満帆だ。3人の子宝に恵まれたディーンだが、実は「他にも家族が存在している」という。それは妻がディーンとの結婚前に産んだ20歳の息子。インドネシア在住で、双子の面倒も見ているほか、家族写真にも一緒に収まるなど、"事実上の長男"なのだろうか。しかも、「どことなくディーンに似た雰囲気のイケメン」で、「日本のアニメや漫画が好きで、自身を"オタク"と言い、昨年秋葉原を訪れた」というから何とも親近感が持てる。ディーンは、「妻と出会った当初から、彼女に子どもがいることは知っていました。そのことも含め彼女のことを好きになり、つき合い始め、結婚しました。その子は私の大切な家族の1人です」と、さすがの男前コメント。見た目、演技、音楽、語学、武術など、魅力ばかりで欠点が見当たらない上に、妻の連れ子も愛する男なんて、それこそアニメや漫画のヒーローだ。■4位:中森明菜、テレビ番組からのオファーを50本も断っていた!今週、最も「オヤッ?」と思わされた見出しは、『女性自身』の「中森明菜、テレビ番組からオファー50本 ぜ~んぶ拒否の理由」。中森明菜(51)は、昨年12月に7年ぶりのディナーショー全10公演を成功させ、「完全復活」と報じられるなど、その後の動向に注目が集まっていたが、その後の動きなし。「また体を壊したのでは?」と心配する声もあがっていた。ただ、昨今の1980年代アイドルの復活ブームもあって、明菜のもとにはテレビ局からの出演オファーが殺到しているという。音楽番組、バラエティ、特番など、その数50本以上。しかし、明菜サイドは「本人が出たくないと言っている」の一点張りで話は進まず、VTR出演でも駄目らしい。なぜなのか? 同誌は、「大好きな"南の島"でバケーションをエンジョイ中」であり、中森明菜を知っている人がいない海外でリフレッシュし、「5月からサンフランシスコで新曲作りに入る予定」と報じた。テレビ局のオファーに応じない理由は、「彼女の心の問題」と推測。ディナーショーのような自分を応援してくれるファンの前ならいいが、「自分を嫌っている人たちがいるかもしれないテレビや公の場では、いまだに歌うことさえできない」という。これが本当なら、まさに心の問題。テレビに出ればニュースとして報じられ、歌や見た目に関する勝手なコメントにさらされ、心痛は免れないだろう。ただ、今年の年末もディナーショーを予定しているなど、体調が良さそうなのはファンにとって朗報。「明菜ちゃん、無理してテレビに出なくていいからね」なんて声が聞こえてきそうだ。■3位:イモトアヤコ、「ギャラは30万円」も、NHK女優に登り詰めた『週刊新潮』が、今をときめくイモトアヤコ(31)を深掘り。イモトは今、『世界の果てまでイッテQ!』で「珍獣ハンター」として世界を駆けめぐりながら、一方で虎視眈々と未来の自画像を思い描いているという。太眉とセーラー服をトレードマークに、命がけの過酷なロケを繰り返すイモトのギャラは1本約30万円。「1つの海外ロケで5~6日間かかるから、日割りすると数万円に過ぎないらしい。ただ、それでも当初は10分の1程度だったからというから、10年間努力した結果と言えるだろう。そんなイモトが17日にNHKのドラマ『あなたにドロップキックを』に主演を果たした。日本テレビ以外の局に初めてドラマ出演を果たしたのだから、ただごとではない。現在のイモトは老若男女すべての層から好感度が高く、キャスティング担当にとっては気になる存在。同誌は「自分でもそんなアドバンテージを理解していて演技の方向にシフトしていく」とつづっている。面白かったのは、「地元の鳥取でサインを書くとき、"珍獣ハンター"という肩書を消している」という噂。これが本当なら、"女優 イモトアヤコ"というサインを書く日がくるのかもしれない。「狙うは泉ピン子のポジション」なんて声もあり、「なるほど、ありそうかも」と思わされる。■2位:山本裕典、所属事務所から「断腸の思い」で契約終了された理由山本裕典(29)が所属事務所から契約解除。この一報を聞いて驚いた人は多かっただろう。「本日まで数えきれないほど、山本裕典本人と話し合い、何度も熟考を重ねました。しかしながら、本日までの一連の諸事情を鑑み、山本裕典が弊社の考える基準に至らなかったため、契約内容に違反したと考え、断腸の思いで、契約を終了することにいたしました」。所属事務所の使ったフレーズの一つ一つが重い。しかも、「法的に問題になるような違反をしたわけではない」というから、なおさら契約解除の理由が気になってしまう。確かに山本はこれまで何度も、週刊誌にゴシップを書かれることが多かった。「六本木のキャバクラに入り浸っている」「女性とのベッドイン写真」「地下アイドルのお持ち帰り」など女性絡みのトラブルを連発。さらに、「事務所に内緒でバーを経営し、接客することもあった」「怪しい人物との交流がネックになった」という報道も見られる。芸能界関係者だけでなく、一般人の目撃談も多いのもつらいところだ。ここまでトラブルの多いタレントを雇う事務所は、少なくともしばらくの間は現れないだろう。となると、バーの経営に本腰を入れるのだろうか。それはそれで、また何かのニュースで騒がせてくれそうな人でもある。■1位:中居正広、武田舞香と6年愛のウラで、隠してきた年下女性先週、日本中を驚かせた中居正広(44)の熱愛報道。相手が振付師兼ダンサーの武田舞香(32)で、すでに6年間も愛を育み、所属事務所が交際を否定しなかったことも大きな反響を呼んだ。今週はそのニュースを受けた『週刊女性』が、何ともキナ臭い続報。「同じ時期に中居が親密交際をしていた女性がいた」というのだ。同誌は2012年に、最も親しい仲間を連れてオーストラリアへお忍び旅行したことを報じていたが、そこに同行していた女性が武田ではなかったと断定。「30代くらいのスラリとした美人を、中居さんが連れていたので驚いてしまいました」「浮ついたところがなく、落ち着いた雰囲気でしたね。あえて、中居さんとは一定の距離を取っていたところもさすがという感じでした」「周囲に"彼女"として紹介していた」と意味深につづった。さらに、「中居さんと武田さんの関係は、6年間ずっと順風満帆だったというわけではなく、くっついたり離れたりを繰り返していた時期もあった」と指摘。「オーストラリア旅行のときは離れていた時期だったのではないか」と推察した。女性の写真も掲載されているが、「友人の妻」「中居くんとは関係ない人」と反論する声もあり、この報道が真実かどうかは分からない。当の中居本人は、熱愛報道に関するリポーターの質問をのらりくらりとかわしていた。「交際は順調なのではないか、結婚もあるのではないか」と密かに応援している人は多く、今回の記事を書いた記者ですら内心そう思っているのではないか。□おまけの1本「川越シェフ、『世の中から忘れてもらいたい』の真意とは」『週刊文春』が、川越達也シェフ(44)の近況を意味深に報じた。それにしても、見出しに書かれた「世の中から忘れてもらいたい」という文字はショッキングだ。何があったのか。川越シェフは、代官山のレストラン「タツヤカワゴエ」を長期間にわたって休業しているという。ホームページには「別の事情に携わるためお休み」と書かれているが、すでに休業期間は1年以上。かつて経営していた渋谷、白金台、故郷・宮崎県の店も閉めたほか、シェフとしての仕事すらしていなかった。ブログには、ショッピングモールでの料理イベントや、コラボメニューの仕事がいくつか確認できる程度。毎日テレビでその姿を見られた時期もあっただけに何とも寂しい。同誌は「イケメンやテレビ受けするコメント力で有名になり、多店舗経営に乗り出したが失敗。テレビでも飽きられて露出が減り、客足も遠のいて休業となった」と辛らつだ。当の本人は 「もう僕は皆様に忘れていただきたくてしょうがなくて」「家庭のことと子育てもありますし、出来る限りというか、出来る事なら世の中の人から、僕の存在は忘れてもらいたいくらいです」「若いときはテレビも仕事の一環でしたけど、今はプライベートを充実させたいので」とコメントした。昨年、三度目の結婚をし、秋に女児が生まれたことで心境の変化があったのだろうか。ただやはり、あんなに目立ちたがり屋で、"川越スマイル"を連発していたのは何だったのか……と思ってしまう。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年03月26日「昨年末に7年ぶりのディナーショーを行い、完全復活を印象づけた明菜さんですが、年明け以後、まったく近況が聞こえてきません。ファンから、また体を壊したんじゃないかと心配する声も聞こえてきます」(アイドル評論家・中森明夫さん) 昨年12月、全10公演のディナーショーを開催。ひさびさに元気な姿を見せた中森明菜(51)。だが期待された“完全復活”とはほど遠い状況だ。 「じつはいま、明菜にはテレビ局からの出演オファーが殺到しているんです。音楽番組、バラエティ、特番……、50本以上の依頼があると聞いています」 そう話すのは、長年、明菜を追いかけてきたワイドショーの芸能デスクだ。だが、それに対する明菜サイドの答えは――。 「オファーを伝えても、返って来る答えは、『本人が出たくないと言っている』の一点張り。そこから一歩も前に進まないんです。生放送ではなくVTRの出演でもと譲歩しても、答えは変わりません」 さらに、あるテレビ局関係者が、声をひそめて明菜の現状を教えてくれた。 「びっくりするんですが、彼女は今、大好きな“南の島”でバケーションをエンジョイ中です(苦笑)。体調は悪くないですよ。いや、ディナーショー前よりはるかによくなっています。海外に行けば中森明菜を知っている人はいませんからね。そこでのびのびリフレッシュ。そして、5月からはサンフランシスコで新曲作りに入る予定だと聞いています」 なんと、明菜の体調は問題ないのだ。ならば、なぜテレビ出演オファーを“全拒否”するのか。 「それは彼女の心の問題なんです。彼女は、自分を応援してくれるファンの前ならば、ああやってディナーショーも開けますが、自分を嫌っている人たちがいるかもしれない、テレビや公の場では、いまだに歌うことさえできません。体調はよくなっても、心がそれに追いついていないのです」(前出・ワイドショーデスク) 明菜は、“なぜ嫌な思いをしてまで、ファンではない人たちの前で歌わなければならないの?”と思い詰めているとのだいう。完全復活まであとわずか。だが、その“あと一歩”が果てしなく遠いようだ――。
2017年03月23日2月22日(水)NHK放送センターにて、平成30年前期の連続テレビ小説の作品・脚本家発表が行われた。第98作目のタイトルは「半分、青い。」、脚本は北川悦吏子が担当する。ヒロインの台詞から取られたという印象的なタイトルは、90年代~00年代にかけて「あすなろ白書」、「ビューティフルライフ」など、数々の大ヒットドラマを生み出した、通称“恋愛の神様”と呼ばれる北川さんが名付けた。大阪万博の翌年、1971年。岐阜県東濃地方のとある町の小さな食道に、鈴愛(すずめ)という女の子が生まれた。元気な子だったが、小学生のとき、病気で方耳を失聴してしまう。そんな彼女を励ましたのは、両親と同じ日に同じ病院で生まれた幼馴染の男の子だった。高校卒業後、持ち前のユニークな感性を生かして少女漫画家を目指し、鈴愛はバブル真っ只中の東京に出る。やがて結婚してひとり娘を授かるも、離婚。シングルマザーとして故郷に戻った鈴愛は、思わぬ転機を迎えることになる。北川さんは1989年、ドラマ「月曜 女のサスペンス」の一篇「赤い殺意の館」で脚本家デビューを飾った。その後、安田成美と中森明菜のW主演で女の友情を描いた「素顔のままで」、大学生の男女の恋愛模様の「あすなろ白書」、山口智子と木村拓哉の年の差恋愛で社会現象を巻き起こした「ロングバケーション」など90年代を席巻。脚本以外では近年、映画監督としても活動し、『ハルフウェイ』、『新しい靴を買わなくちゃ』など、マルチな才能を見せ、満を持してのNHK連続テレビ小説への挑戦となる。「半分、青い。」というタイトルについて、北川さんは「私はタイトルから浮かんだ物語を作ることが多々あって、今回もそうです。片方の耳が聞こえない女の子の話で、雨の日に傘をさすと、左側は聞こえないので、右側しか雨が降らないと。傘を閉じたときに、ヒロインが半分、青いと言ったら素敵だと思いました」と、目を輝かせて説明した。そして、自身も方耳を失聴したことがあると明かし、「不謹慎かもしれませんが、考え方によってはロマンチックなエピソードが思い浮かべやすく、創作魂みたいなものに火がついたのが、とっかかりです」と、北川ワールドへの期待がかかる言葉を残した。ベテランの脚本家人生の中で、初挑戦となる連続テレビ小説。長く原稿を書くことについて、北川さんは「4~5年前ですけど、企画を思いついたときに、朝ドラで書かせてもらえないかと思いました。自分の人生を生き直す気持ちで書いています。自分が経験してきたこと、感じたことをぎゅっと凝縮して、ドラマの中に光るようにリアルなものが流し込んでいけたらと、熱を持って書いています」と、自分が生んだ鈴愛というキャラクターにすでに愛着が湧いている様子だった。平成30(2018年)度前期 連続テレビ小説 「半分、青い。」は2018年4月2日(月)~2018年9月29日(土)全156回放送予定。(cinamacafe.net)
2017年02月22日