2021年6月23日付にて、YouTubeチャンネル『NONSTYLE井上365 ノンスタイル井上』では、カジサックこと、キングコングの梶原さんとノンスタイルの井上さんのコラボ企画の動画を配信中です。実はこの2人、同期でありながらツーショットでのトークは初めてで、梶原さんが半年ごとに井上さんを口説き続け、ようやく実現したとか。2000年にデビューした後、すぐにスターになったキングコングと、『追いつけ追い越せ』でやってきたノンスタイルは、かつて『不仲説』もささやかれていました。本動画は、そんな2人が、2021年6月22日付でYouTubeチャンネル『カジサック KAJISAC』と『NONSTYLE井上365 ノンスタイル井上』にて初のツーショット・トークを終えた翌日のもの。井上さんのYouTubeチャンネルでは『恋愛』をテーマにすることも多いようで、井上さんは、ヨメサックさんと知り合って15年以上という梶原さんに、かなり突っ込んだ質問をしているようですよ。さて、どんな話が聞けるのか、さっそく動画をご覧ください。梶原さん曰く、常に夫婦で恋愛する秘訣は、子供が寝たら「恋人に戻る」とのことでしたが、なかなかできることではないような…。どうやら不仲説は『デマ』だったようで、時々ボケながらも、仕事に対し本音で熱く語っている2人の姿がとても印象的でした。もし、前半のトークをご覧になりたい方は、こちらもご覧ください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年07月21日井上芳雄が信頼を寄せる作・演出家、蓬莱竜太と6年ぶりにタッグを組む舞台『首切り王子と愚かな女』が6月に上演される。“ミュージカル界のプリンス”と呼ばれる井上の、プリンスではない個性派俳優としての顔を引き出してきた蓬莱が、今回井上に用意したのはなんと“王子”役。ただその王子も、やっぱり一筋縄ではいかないキャラクターのようで……。井上に、作品に対する期待や意気込みを訊いた。井上と蓬莱の出会いは2009年の舞台『Triangle~ルームシェアのススメ~』(蓬莱が脚本を担当)。この時に「すごく面白くてびっくりして、そこから蓬莱さんの作品を観に行くようになりました」という。その魅力については「よく言われていることですが、緻密な人間関係を描き、みんな感じてはいたけれど、見て見ぬふりをしていたようなことを物語の中でバンっと提示するところが魅力。でも作風は実は一作ずつ全然違っていて、常に新しくなり続けている。最近も劇団で人形劇ムービー(しがらみ紋次郎~恋する荒野路編~)を作っていらっしゃいました。挑戦し続けているところが、カッコいいですね」と話す。今回も蓬莱としては異色の、架空の王国を舞台にした大人のファンタジー。癇癪持ちで自分勝手、反乱分子の首を次々に落とす“首切り王子”と、生きる理由がわからず死のうとしている“愚かな女”をめぐる物語だ。井上は「僕、ネタでよく「自分は20年プリンスをやっています」みたいなことを言っていますが、実際、もうそんなに王子役って来ないんです。久しぶりに王子役が来たと思ったら“首切り王子”でした(笑)」と笑いながらも、演じる役柄を楽しみにしている様子。「僕はどうしても、正しい側の人を演じることが多いのですが、蓬莱さんは毎回そうじゃない役をくれる。今回もどうやら、複雑な設定がある模様です。こういうおとぎ話風のものを書くのは初めてだと仰っていましたが、やっぱりその中での人間模様は蓬莱さんらしく、痛いところを突いてきます。もともと蓬莱さんは「こんな時期だし、楽しいものが書きたい」と仰っていたのに、蓋を開けてみたら、全然楽しいだけの話じゃなかったのですが(笑)、僕としても人間の悲しさとか、愚かだけど可笑しいという面を演じられたら、と思っていますので。こういう役柄に挑戦できるのは、役者として嬉しいです」。王子と運命的に出会う“愚かな女”を演じるのは伊藤沙莉。「とても旬の……もちろん子役からずっとやってきての今だと思いますが、今、勢いがあって実力もある女優さん。芸歴が長い大女優みたいなところと、これからが期待される若い方だという、どちらの魅力もある。ご一緒するのが楽しみです。」『首切り王子と愚かな女』は6月15日(火)から7月4日(日)まで東京・PARCO劇場にて上演。その後大阪、広島、福岡公演も予定している。取材・文:平野祥恵
2021年06月07日プロボクサーの井上尚弥が、メンズエステティック「MEN’S TBC」のイメージキャラクターに起用された。今回のイメージキャラクター起用について、井上は「広告オファーをいただいたことを大変光栄に感じています」と謝意。続けて「自分は打たれないボクシングを心掛けて、なるべくなら美しいボクサーでありたいと思っています」と、自身が理想とするボクサー像を明かした。井上は普段から美容に対し関心が高く、同社の「美への追求」に共感してイメージキャラクターを務めることになったそうで、「スタイリッシュでカッコいいイメージを持っていたMEN’S TBCにサポートしてもらえることを嬉しく思います」と喜びのコメント。そして最後に「これまで以上に強く美しい井上尚弥を目指しますので、皆さんご声援をよろしくお願いします」とメッセージを送っている。なお、井上が登場する新CMは、14日から放送される。
2021年05月12日女優の森川葵が1日、NON STYLE・井上裕介のYouTubeチャンネル『NON STYLE井上365 ノンスタイル井上』に出演。合コンの“最強メンバー”として、プライベートでも交流のある3人の名前を発表した。この日公開された動画「【芸能界飲み会事情】トップ女優森川葵の豪華な交遊録! 出てくる名前がすごい!」で、合コンの“最強メンバー”を聞かれた森川は、「広瀬アリス。楽しいですよ。めちゃくちゃ面白いですよ」と言い、続けて、「島崎遥香。ぱるる、良い子よ。面白いし、独特の世界観持ってるし」と、仲が良い2人を猛プッシュ。最後に、浜辺美波の名前を挙げつつ、「でも多分、女子側の意思疎通がとれない」と、笑いながら明かしていた。今を時めく豪華メンバーに、井上は、「この合コン、最高に楽しいやろうな~。絶対行くよ。正直、俺20万円かかっても行くわ」と大興奮。一方で、「俺が来たら、どんな顔するやろな?」と、心配そうな表情を浮かべると、森川は、「アリスはめっちゃ喜ぶんじゃないですか? 楽しいの大好きだから。みーたん(浜辺)も、はじめは、えっ? てビックリするかもしれないけど、徐々にその状況をすごい面白がっていくと思う」と歓迎ムードだった。しかし、「楽しいのが好きやん? だから、ワーッてしゃべるやんか。でも、そこから1ミリでも口説く感じを出してきた瞬間……」と井上が続けると、「みんなで帰ると思います。帰ろっか~って言って」と笑顔でバッサリ。自分を含め、広瀬、島崎、浜辺の4人が集まると、コミュニケーションがとれないことを危惧していた森川だが、「そこの意思疎通だけはとれると思う」と、いたずらっぽく笑っていた。
2021年05月05日ミュージカル『魔女の宅急便』が約3年ぶりに再演される。主人公のキキを演じる井上音生に話を聞いた。ミュージカル『魔女の宅急便』の公演情報はこちら井上は、’16年に第8回「東宝シンデレラ」オーディション特別賞・りぼん賞をW受賞し、’18年に映画『嘘を愛する女』で女優デビュー、’19年に舞台『魍魎の匣』で初舞台を踏んだ16歳。今作が舞台2作目、初主演となるが「出演が決まってうれしかったです。小さい頃からジブリ映画の『魔女の宅急便』を観ていて、私も魔女になりたいとか、魔法を使ってみたいと思っていたので、その頃の夢が叶いました」と軽やかな笑顔を見せる。自身の演じるキキについては「16歳になった今、台本や原作(角野栄子氏の児童書)を読むと、小さい頃に映画で観たキキとは印象が違いました。以前は魔法が使えてかわいい魔女だと思っていたのですが、今は、13歳の普通の女の子なんだなってことに気づきました。同い年の子に嫉妬もするし、ちょっといじわるもしたくなるし、ニキビが気になるところは私と同じで(笑)、親近感が湧きました。私は昨年4月に愛媛から上京したのですが、その時に不安だったことや戸惑ったことは、キキがコリコの町で暮らし始めた時の気持ちと重なると思います。そういう自分との共通点を見つけていって、自分らしいキキをつくっていきたいです」と語る。ミュージカルへの出演は初挑戦だが、小さい頃から観劇をすることは多く、劇団四季の『ライオンキング』や『オペラ座の怪人』、『レ・ミゼラブル』などを観てきたそう。その中でも「一番感動した」と明かすのが、朝夏まなとがアン王女を演じた『ローマの休日』。「アン王女が本当にきれいで、舞台の上でキラキラしていて。それを観て、私もやってみたいと強く思いました」と熱く語る。演出の岸本功喜からは「ミュージカルの歌は台詞なので、台詞として感情を込めて歌ってほしいと言われました」とアドバイスももらったそうで「稽古でも心掛けたい」と意気込む。今は「日々、女優の勉強」だと言い、「愛媛からの上京は、芸能活動にもっと向き合いたくて自分で決めました。自分が決めたからにはがんばらなくちゃいけないと思っています」と語る姿がキキとも重なる井上。フレッシュなキキに期待したい。ミュージカル『魔女の宅急便』は、3月25日(木)から28日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、4月10日(土)から11日(日)まで愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、4月15日(木)から18日(日)まで大阪・メルパルクホール大阪にて上演予定。取材・文中川實穂
2021年03月05日法人の垣根をこえて、障害福祉施設の生産品を販売!ECサイト『あさがお広場』Upload By 発達ナビニュース『あさがお広場』は、障害者支援施設で生産された食品を中心に販売を行っているECサイトです。障害者就労支援事業所にて生産した加工食品は、地元の食材にこだわった商品や、品質の高い商品が数多くあります。しかし、販売チャネルが少なく、福祉施設が自らオンラインショップ運営を検討しても、経費負担の問題、アイテム数の問題等、サイトの立ち上げまで至らないケースが多く存在しました。また、新型コロナウイルスの影響から、店舗での販売が難しい状況もあります。そうした中で、オンラインショップ『あさがお広場』が立ち上げられました。『あさがお広場』では、北海道、東北の福祉事業所を中心に、品質の高い、美味しい商品を多数提供しています。地元食材を使用した商品などの紹介で、日本全国の人たちに、北海道、東北の魅力を知ってもらうとともに、この取り組みを通じて社会課題にもなっている「就労支援事業所の工賃問題」の改善にも貢献したいと考えているそうです。まずはサイトを訪れて、こだわりのつまった商品を見てみてはいかがでしょうか。【お問い合わせ先】合同会社あさがお広場(福島県白河市)メール:sys@asagao-hiroba.com2021年3月1日から障害者の法定雇用率が引き上げに、対象事業主の範囲も拡大出典 : 年3月1日から、障害者の雇用法定率が引き上げになり、対象となる事業主の範囲が拡大します。そもそも企業における障害者の法定雇用率は、2018年の4月1日に施行された改正障害者雇用促進法によって、民間事業主2.3%、国・地方公共団体2.6%まで引き上げられたものの経過措置として、民間事業主2.2%、国・地方公共団体2.5%となっていました。しかし、3月1日からは予定通り、民間事業主2.3%、国・地方公共団体2.6%に引き上げられることになります。また、対象となる事業主の範囲にも変更がありました。これまでは、「従業員が45.5人以上」の企業主が対象でしたが、このたび適用の範囲が「従業員が43.5人以上」となりました。下記におもな変更点をまとめて掲載しています。あわせてご確認ください。【変更点】<法定雇用率の改正>Upload By 発達ナビニュース<対象となる事業主の範囲>従来:従業員が45.5人以上2021年3月1日より:従業員が43.5人以上LITALICO発達ナビ 「オンラインまなびフェスタ2021」開催のご案内Upload By 発達ナビニュース2021年に5周年を迎えたLITALICO発達ナビが贈る、「オンラインまなびフェスタ2021」が2021年3月7日(日)に開催されます。当日は幅広いテーマのセミナーをご用意しており、専門家や企業と一緒に、家庭学習が楽しくなる教材や、進路選びのポイント、おすすめの学用品などをチェックすることができます。他にも、公認心理師による子どもの「かんしゃく」について解説した専門家セミナーや、特別講演として、鳥取大学大学院で教授をつとめ臨床心理学の講座をもつ井上雅彦先生と発達ナビ編集長牟田によるトークライブもご用意。未就学~中学生まで、発達が気になるお子さんの保護者の方々にぜひ知っていただきたい情報が満載です。また、オンライン開催なので、全国どこからでもご参加可能となっています。<開催概要>【日時】2021年3月7日(日)10時~17時※後日アーカイブ配信も予定しています。【参加費用】無料【形式】Zoomなどオンラインツールを用いた配信【参加方法】事前申込必須。2月中旬より参加申し込みを受け付けます。【内容】専門家講演、発達が気になるお子さんを応援する企業によるセミナーその他、イベントに参加すると応募できる抽選会なども企画しています!※予定のため、今後変更となる場合もございますイベントの詳細は下の記事からご確認ください。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年02月15日2021年2月7日現在、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長を務める森喜朗氏の発言に対し、批判の声が上がっています。森会長は同月3日に出席した、日本オリンピック委員会の臨時評議員会で「女性の多い会議は長引く」といった発言をしました。同月4日には発言内容を撤回する釈明会見を行いましたが、その後も批判の声はやんでいません。森喜朗氏の『差別発言』に各国大使館が…?「ありがとう!」「かっこよすぎる」鈴木紗理奈「森さんのような人はどこにでもいる」同月7日放送の、情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、森会長の発言について特集。コメンテーターとして出演していたタレントの鈴木紗理奈さんは、「お世話になっているから指摘ができないという状況は誰にでもある」と語りました。私のいる世界(芸能界)にも、どの世界にも、森さんのような人がいらっしゃるんですよ。どこにもこういう価値観はあって。たぶん、女性だったらそれぞれが生きている世界でそれを感じているけど。実際にそういう方たちが力を持っていて、そういう方たちが積み上げてきたものの中で活躍させてもらっているからモノがいえない。サンデー・ジャポンーより引用鈴木さんは「多くの人が、差別を指摘できない立場にいる」と持論を展開。自身もそういった状況にあるものの、「勇気を持って声を上げたい」と主張しました。井上貴博アナの『疑問』に共感の声もコメンテーターとして出演していたモデルの長谷川ミラさんは、「差別的発言を受けた時には『今の発言、古いんじゃないですか?』『もう、今は令和ですよ!』みたいに、フランクに指摘したい」と意思を表示。長谷川さんのコメントを受け、MCとして出演していた井上貴博アナウンサーは、「失言をした人に対して、気を使わなければいけない状況がある」と、現状に疑問を呈しました。つまり、いわれたほうが気を使っているってことですよね。フランクに返さなきゃいけないような空気があるっていう。結局、女性側が気を使っているじゃないかと。サンデー・ジャポンーより引用その後も同番組ではさまざまな意見が交わされ、「差別をなくしていくためには、男女や立場などに関わらず、周囲が勇気を出して批判の声を上げていくことが大事」という結論に至っています。同番組内の一連の議論に対し、視聴者からはさまざまな意見が上がりました。・鈴木さんのいう通り、森会長のような発言をする人はどの業界にもいる!私の働く業界にも。そういう権力のある人に対して、間違いを指摘するのは難しいよね。・長谷川さんの意見、本当にそうだと思う。いいにくい相手だとしても容認していてはだめですね。フランクにでも、指摘していかなければいけないと思いました。・井上アナのひと言にハッとしました。なぜ、差別発言を受けた側が気を使わなければいけないのかと腹が立ちます。でも、結局は地道に指摘していくしかないんですよね。・僕も、自分の発言で周りに気を使わせているのではないかとドキッとしました。気を付けたいです。自身の中に根付いた価値観を変えることは、難しいこともあるでしょう。しかし、世間の価値観や常識は、時代とともに変わっていくものです。年齢を重ね、地位や権力を手にしたとしても、周囲の言葉に耳を傾け、注意や指摘を受けた時には、素直に考えを改められる人になりたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月07日「オンラインまなびフェスタ2021」が大切にしているのは、発達ナビユーザー皆さんの声です。2021年に5周年を迎えたLITALICO発達ナビが贈る、「オンラインまなびフェスタ2021」が2021年3月7日(日)に開催されます。皆さまのお役に立てますよう、専門家や企業と一緒に、家庭学習が楽しくなる教材や、進路選びのポイント、おすすめの学用品など、幅広いテーマのセミナーを準備しています。未就学~中学生まで、発達が気になるお子さんの保護者の方々にぜひ知っていただきたい情報が満載!オンライン開催なので、全国どこからでもご参加可能。事前に行ったアンケートでは、95.8%の発達ナビユーザーのみなさんに「参加したい」とご回答いただきました。2月中旬より参加予約を開始しますので、ぜひスケジュールを空けておいてくださいね。Upload By 発達ナビ編集部「オンラインまなびフェスタ2021」を企画する上で、何より大切にしているのは発達ナビユーザーのみなさんの声です。事前アンケートで寄せられた声を踏まえ、・発達が気になるお子さんの育児や療育に専門的な視点を取り入れられるようになること。・暮らしをサポートする商品・サービスについて知り、お子さんに合うかもしれないものの選択肢を増やすこと。を、このフェスタで実現できるように準備を進めています。Upload By 発達ナビ編集部また、特に興味のあるテーマとして声の集まった、「親子の関わり」や「進路選びや将来の仕事」、「学校の勉強・生活」について、役立つ情報に溢れた1日となるようにと企画をしています。そのためにも、専門家やたくさんの企業、そしてLITALICO全体のサービスを総動員して、発達ナビユーザーの皆さんにとって有意義な時間をつくっていきますので、どうぞお楽しみに!Upload By 発達ナビ編集部■日時:2021年3月7日(日)10時~17時後日アーカイブ配信も予定しています。■参加費用:無料■形式:Zoomなどオンラインツールを用いた配信■参加方法:事前申込必須。2月中旬より参加申し込みを受け付けます。■内容:専門家講演、発達が気になるお子さんを応援する企業によるセミナーその他、イベントに参加すると応募できる抽選会なども企画しています!※予定のため、今後変更となる場合もございます今回は先行して、「オンラインまなびフェスタ2021」のコンテンツの一部をご紹介させていただきます。特別講演:「親子関係のことから学校でのお悩みまで発達障害子育てQ&A ー鳥取大学院 教授・井上先生に質問ー」特別講演は、井上先生と発達ナビ編集長牟田によるトークライブです。「発達が気になる子の子育て」にまつわるお悩みや不安など、みなさまからの事前質問を受付け、当日はその中からピックアップして井上先生にお話を伺います。さらに、当日はチャット機能を使ってリアルタイムで井上先生に質問できるチャンスも!貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。(時間の都合上、すべてのご質問を取り上げることは難しい場合もございます)その他の特別公演情報も追ってお知らせいたします。Upload By 発達ナビ編集部井上雅彦先生鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 / 公認心理師 / 臨床心理士/専門行動療法士 / 自閉症支援士エキスパート / LITALICO研究所 客員研究員応用行動分析学をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のための様々なプログラムを開発している。専門家セミナー:「発達が気になるお子さまの『かんしゃく』が起こる背景と手立て」毎月の個別相談やオンライン勉強会を通して、発達が気になるお子さまの子育てをオンラインサポートする「発達ナビPLUS」。本セミナーでは、発達ナビPLUSで、個別相談やオンライン勉強会の講師を担当している公認心理師・菅佐原先生に、お子さまの「かんしゃく」をテーマに登壇いただきます。発達ナビPLUSでよくご相談いただく、お子さまのかんしゃくのお困り。家庭学習や習い事などお子さまのまなびをスムーズに進めるために、かんしゃくとうまく付き合うことが大切になるケースも多いです。かんしゃくが起きてしまう仕組みや、対応するときのポイントについて解説します。Upload By 発達ナビ編集部菅佐原 洋先生公認心理師/臨床心理士/臨床発達心理士慶應義塾大学先導研究センター研究員、常磐大学助教を経て、現在LITALICOジュニアとLITALICO発達ナビのチーフスーパーバイザーに。発達障害のあるお子さまへの直接支援、幼・小・中学校での特別支援アドバイザー、大学・教育センター・医療機関でのスーパーバイズなど発達臨床歴20年超。発達ナビPLUSについて詳しくはこちら企業セミナー:発達が気になるお子さんを支える、商品・サービスのご紹介「まなびフェスタ2021」は、発達が気になるお子さんの成長を応援する、たくさんの企業の皆さまに協賛をいただいております。育児や療育、普段の暮らしをより豊かにする商品・サービスをご紹介いただきますので、ぜひご期待ください。今回ご参加いただく企業の皆さまから、当日お話される内容をいただきましたのでご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部"遊び"を通して新たな支援、遊具メーカーが創る~発達障がいという言葉を使わない社会~アネビーは、「発達障がい」を「感覚障がい」と言い換えます。なぜなら感覚の違いは他の障害と違って、環境の設定や社会の理解が深まることでなくすことができるからです。遊具は医療器具と同じような役割を果たし、子どもたちが一日をいちばん長く過ごす場所の環境を、遊び=遊具の力で変えていきます。本セミナーでは、「感覚障がい」を特性に変える遊具の効果を紹介します。ぜひ、ご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部株式会社アネビーUpload By 発達ナビ編集部ワンダーボックスは、「感じて、考えて、作り出す」体験を通じて、自分らしく生きるための土台となる思考力や創造性を育てる、新しい通信教育です。アプリと毎月届くキットを組み合わせて、STEAM教育領域の多彩なテーマを学びます。基本的に無学年制で、お子さま一人一人の特徴や発達段階に合わせて、自由に取り組むことができます。思考力教材制作のプロチーム「ワンダーラボ」が自社制作しており、IQや学力にも効果があることが、本教材にも収録されている思考力育成アプリ「シンクシンク」を用いた実証実験で確認されています。当日は、弊社代表の川島が皆さまからの質問に直接回答いたします。皆さまのご参加、心よりお待ちしております。Upload By 発達ナビ編集部ワンダーボックスについてはこちらUpload By 発達ナビ編集部学習教材「すらら」の学習者数が2020年12月末時点で約33万人となりました。お子さん1人ひとりに合った学習が求められる時代、「無学年方式」はこれからの教材トレンドです。全国学習塾1,016校、学校1,026校が採用し「勉強のプロが認める教材」としてブランド先行しておりますが、それに迫る勢いで家庭学習サービスとしてのご利用者も年々、増えてきております。家庭学習の利用者の半数以上が不登校、発達障害、2020年も多くのお子さまを導くことができました。2021年も是非、注目いただけたら嬉しく思います。Upload By 発達ナビ編集部株式会社すららネットUpload By 発達ナビ編集部コクヨの「しゅくだいやる気ペン」は、家庭学習の習慣化をサポートする、まったく新しいコンセプトのIoT文具です。いつもの鉛筆に取り付け、専用のスマートフォンアプリと連動させることで勉強への取り組みを分析し、日々の努力を見える化します。子どもには家庭学習に取りかかりやすく、保護者には褒めやすくするきっかけを与え、親子の円滑なコミュニケーションを通して「やる気」を育む体験デザインを目指しました。「かきたくなる。ほめたくなる。」の好循環を生み出すことで、子どもたちが楽しく自発的に学習する習慣を促します。Upload By 発達ナビ編集部コクヨ株式会社Upload By 発達ナビ編集部「ふわりぃランドセル」でおなじみの、ランドセルメーカー、株式会社協和です。当社は創業以来、70年以上にわたり千葉県にある工場でランドセルを作り続けております。この度のイベントでは、からだに負担なく快適に背負え、お子さまにとって使いやすいパーツを選ぶ事ができるランドセル「オーダーメイドUランドセル」を中心に、ランドセルの機能や選び方のポイント等をご紹介いたします。市販のランドセルと同等の価格なのにさまざまなパーツや色を選んでカスタマイズできるランドセルです。是非ご覧いただき、ランドセル選びにお役立ていただきたいと思っております。より多くの皆さまのアクセスを、ふわりぃランドセルスタッフ一同、心よりお待ちしております。Upload By 発達ナビ編集部株式会社協和Upload By 発達ナビ編集部明蓬館高等学校は「未来のジブンが好きになれる高校」です。学び辛さや生き辛さのある生徒のためのSNEC(スペシャル・ニーズ・エデュケーション・センター / スネック)には、教員だけではなく「支援と伴走」を実現させて、生徒の興味関心を引き出し社会進出に向けて能力の伸長をサポートするため、支援員やスクールカウンセラーが常駐しています。通信制のメリットを最大限活用しながら、生徒たちと一緒に高校卒業や、その先の進路に向けて学習をしたり、特別講座を開催したりしています。また、保護者の方や学校の先生等に向けての勉強会を開催も行っています。「ぷれすね」という、SNECのノウハウを活かして中学生が楽しく学ぶ環境もあります。Upload By 発達ナビ編集部明蓬館高等学校Upload By 発達ナビ編集部「あったらいいな」をいちばんに。いい保険って何だろう?保険に求める安心や満足は、きっと、一人ひとりの暮らし方やその時代によって変わっていくはずです。私たちがいちばん大切にしたいこと。それは、お客さま自身でさえ気づいていない「あったらいいな」を敏感に感じとって、新しい発想で保険を創り出していくことです。あった。よかった。たすかった。新しい保険で、みんなをもっと笑顔にできますように。「あったらいいな」をいちばんに。ネオファースト生命は、保険を通じて新しい安心や満足をお届けする、第一生命グループの生命保険会社です。Upload By 発達ナビ編集部ネオファースト生命保険株式会社他にもまだまだ参加予定!また随時お伝えいたします。参加者向けの楽しい企画も準備中!発達が気になるお子さんの役に立つ商品を抽選でプレゼント!「まなびフェスタ2021」をより楽しんでいただくための企画もご用意しています。協賛いただいた企業から発達が気になるお子さんに役立てていただける商品をご提供いただいております。今後もプレゼント商品は増える予定です!詳細は2月中旬公開の記事第2弾でお伝えするのでお楽しみに!Upload By 発達ナビ編集部wemoは手首に巻くバンドタイプのメモ帳です。油性ボールペンで書き、消しゴムや指で簡単に消せ、何度でも書き消し可能です。手首に巻いて使用、安全性にも配慮、なくすこともなく、何時でも確認できます。“見通しメモ”として、発達障害の子どもたちに安心感を与えられると、保護者の方々に大変ご満足をいただいております。について詳しくはこちらUpload By 発達ナビ編集部京都大学COI(センターオブイノベーション)では、企業と大学が共同で研究開発から商品化までを行っています。今回は、ユニ・チャーム(株)と共同開発した楽しくオムツ離れができるトイレトレーニングパンツ「トレパンマン」をプレゼントとしてご用意しました。その他にも、トイレトレーニング無料アプリ、ナチュラルムーニーや(株)ほっこりーのプラスと共同開発したLINEで子育ての困りごとに答えてくれる「ほっこりAI」(開発中)などをご紹介しておりますのでよろしければサイトもご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部トレパンマンについて詳しくはこちら【アンケート実施中】専門家の先生、企業の皆さんへの質問を、どしどしお寄せください!当日のコンテンツをより磨いていくために、発達ナビユーザーの皆さんにアンケートを実施します。専門家や参加企業への質問などを受け付けておりますので、下記のボタンよりぜひご回答ください。ぜひ皆さんと一緒に、有意義な1日をつくることができたらと思っております。フェスタでの開催内容について、新たに決定したことについては、随時発達ナビユーザーの皆さんにお伝えしていきます。こちらも楽しみにしていただけると嬉しいです。たくさんの方のご参加を、心よりお待ちしております。
2021年01月21日女優として活躍している井上真央(いのうえ・まお)さん。そのかわいらしさと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな井上真央さんの現在の姿や活躍ぶり、アイドルグループ『嵐』の松本潤さんとの関係など、さまざまな情報をご紹介します!井上真央の現在の活躍や画像は?井上真央さんの近年の活躍ぶりを見てみましょう。2018年9月に、井上真央さんは、メ~テレ開局55周年記念ドラマ『乱反射』(テレビ朝日系)に加山光恵役で出演。俳優の妻夫木聡さんと夫婦役を演じました。 #妻夫木聡 × #井上真央 、初共演✨監督は #石井裕也 。 #貫井徳郎 の傑作ミステリー小説を、日本映画界を代表する俳優・監督・スタッフが集結し映像化メ~テレ開局55周年記念ドラマ⚡️『乱反射』テレビ朝日系列全国ネットで今秋放送です! pic.twitter.com/FqA4xD6NoY — メ~テレ (名古屋テレビ/メーテレ) (@nagoyatv_6ch) August 10, 2018 昨日19日(水)「 #乱反射 」の記者会見が行われました✨ #妻夫木聡 さん、 #井上真央 さん、原作の #貫井徳郎 さんが登壇し、後半サプライズで子役の #小岸洸琉 (ひかる)くんも登場 #9月22日土曜 #よる10時15分 #メ~テレ開局55周年記念ドラマ #テレビ朝日系列全国ネット pic.twitter.com/NRqsM6wakI — メ~テレ (名古屋テレビ/メーテレ) (@nagoyatv_6ch) September 20, 2018 2019年10~11月にかけて放送されたドラマ『少年寅次郎』(NHK総合)では、主人公・車光子役を熱演。土曜ドラマ【 #少年寅次郎 】第2話ご覧くださりありがとうございます。来週は第3話。W寅ちゃんです。あ、その前に再放送は30日の夜中、31日の0:55からです。 #NHKドラマ pic.twitter.com/U3WDHwAbad — NHKドラマ (@nhk_dramas) October 26, 2019 土曜ドラマ【 #少年寅次郎 】絶対に絶対に絶対に観てもらいたい最終話。放送まであと1時間。語り継がれる回になる予感! #NHKドラマ pic.twitter.com/RwdDQwewF8 — NHKドラマ (@nhk_dramas) November 16, 2019 同年12月公開の映画『カツベン!』では、橘琴江役を演じました。映画『 #カツベン !』公開2日目本日は公開記念舞台挨拶を行いました✨豪華キャスト陣がご登場さらに成田さんが活弁の口上を生披露成田さんの挨拶にもあった通り、公開してからの映画は皆々様のもの‼️ぜひ劇場でご覧ください #成田凌 #黒島結菜 #周防監督 pic.twitter.com/mKMCjFGlIU — 映画『カツベン!』公式 (@suofilm) December 14, 2019 最近では、2020年7月公開の映画『一度も撃ってません』に出演。福原歌留多役を演じています。【キャストコメント紹介】公開まであと8日!!本作出演の #井上真央 さんのコメント!!良~いキャラを演じられています! お楽しみに! #一度も撃ってません #7月3日公開 pic.twitter.com/ZIOzr003Fz — 絶賛公開中!【公式】映画『#一度も撃ってません』 (@eiga_ichidomo) June 25, 2020 2021年1月公開の映画『大コメ騒動』には、主人公・松浦いと役で出演。\ キービジュアル解禁 //もう我慢できん!!健保もない!生保もない!明日食べるお米もない!〈超格差社会〉を変えた、100年前の女性たちの実話!! #大コメ騒動 #井上真央 #室井滋 #夏木マリ #立川志の輔 pic.twitter.com/gj2d5pg4M3 — 映画『大コメ騒動』公式 (@daikomesodo) August 27, 2020 ほかにも、ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ系)では佐倉麻衣役を演じることが決定しており、井上真央さんは同作の公式サイトで意気込みをこのように語っています。ー「二月の勝者」塾講師役・佐倉麻衣での出演についてプロデューサーの熱意に後押しされ、飛び込んでみようと思いました。原作のような現代のリアリティーを大切にしながらも、ドラマだからこそ描ける部分も大事にしていきたいです。塾講師としては新米の役ですので、生徒や家族との触れ合い、また目の当たりにする現実などを通して、成長していく過程を丁寧に演じられたらと思っています。『二月の勝者-絶対合格の教室-』公式サイトーより引用ー本作への、意気込み受験を経験された方、これから迎える方がご自身と重ねながら共感し、皆さんで楽しんで頂ける作品になればと思っています。子どもたちと共に成長していく思いで頑張りますので、宜しくお願い致します。『二月の勝者-絶対合格の教室-』公式サイトーより引用7月スタートの新土曜ドラマ『 #二月の勝者 ―絶対合格の教室―』情報解禁‼️ #柳楽優弥 さん演じるスーパー塾講師 #黒木蔵人 と対照的な情熱女性塾講師役 #佐倉麻衣 に #井上真央 さんが決定✨✨井上真央さんのコメントはコチラ➡ #日テレ pic.twitter.com/RdXE2onokI — 二月の勝者-絶対合格の教室-【公式】 (@2gatsu_ntv) March 1, 2020 井上真央と『松潤』の現在の関係は?井上真央さんとの交際が長らくささやかれているのが、『松潤』こと松本潤さんです。ドラマ・映画『花より男子』シリーズで共演したことをきっかけに交際をスタートさせたといわれている、2人。たびたび結婚もささやかれていますが、近年では「破局した」との報道も一部で流れているため、井上真央さんと松本潤さんの関係が現在、どうなっているのかは分かりません。井上真央さんが素敵な恋愛をしてくれていたら嬉しいですね。井上真央ってどんな人?4歳の時に『劇団東俳』に入団し、5歳の頃から子役として活動をスタートした井上真央さん。1992年放送のドラマ『真夏の刑事』(テレビ朝日系)でデビューしました。1999~2003年にかけて放送されたドラマ『キッズ・ウォー』シリーズ(TBS系)に出演したことをきっかけに注目を集め、同作は井上真央さんの代表作の1つとなりました。2005年には、ドラマ『花より男子』(TBS系)で主人公・牧野つくし役を演じ、ブレイク。同作は、続編や劇場版が制作され、『キッズ・ウォー』シリーズと並んで、井上真央さんの代表作の1つとなっています。以降も、ドラマ『ファースト・キス』(フジテレビ系)や『獣医ドリトル』(TBS系)、『トッカン 特別国税徴収官』(日本テレビ系)、『明日の約束』(フジテレビ系)、連続テレビ小説『おひさま』(NHK)、大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)など、多数のドラマに出演。ドラマ『ファースト・キス」』制作発表(左から)劇団ひとり、松雪泰子、伊藤英明、井上真央、平岡祐太、阿部サダヲ 2007年また、映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』や『ダーリンは外国人』、『八日目の蝉』、『白ゆき姫殺人事件』、『焼肉ドラゴン』、『一度も撃ってません』など、数々の映画でも魅力的な演技を見せています。井上真央さんのこれからの活躍も応援しています!井上真央 プロフィール生年月日:1987年1月9日出身地:神奈川県身長:158cm4歳の時に『劇団東俳』に入団し、5歳の頃から子役として活動をスタート。1992年放送のドラマ『真夏の刑事』でデビューし、1999~2003年にかけて放送されたドラマ『キッズ・ウォー』シリーズに出演したことをきっかけに注目を集める。2005年には、ドラマ『花より男子』で主人公・牧野つくし役を演じ、ブレイク。以降も、数多くの映画やドラマに出演している。井上真央の現在は?「結婚するなら?」と聞かれて語った男性は…[文・構成/grape編集部]
2020年10月26日学校では教えてくれない、発達障害当事者の「将来」の描き方「進路や職業を考えろと言われるけれど、自分には何ができるのか分からない」年若い、発達障害当事者の友人から、そんな悩みを聞かせてもらったことがあります。「中学、高校、大学と進むにつれて支援が薄くなっていく。我が子の将来をどう考えればいいのか」発達障害のあるお子さんを育てる保護者の方から、そんな不安をお話しいただいたことがあります。発達障害者支援法が制定されてから15年が経ち、「発達障害」という概念やその特徴に対する認知は高まってきました。学校での特別支援教育や、児童発達支援・放課後等デイサービス、就労移行支援といったさまざまな福祉サービスも少しずつ、ですが着実に、充実してきたと言えるでしょう。しかし、思春期・青年期の子ども・若者たちの進路や職業選択に関するサポートはまだまだ手薄いのが現状です。世の中にはさまざまな職業があり、生き方がありますが、このような生の声は学校では教えてくれません。「他の多くの人と同じような人生を送ることはしたくないし、できない、しかし何がやれるのか分からない」「好きなことはあるけれど、自信がなくて諦めざるを得ない」と嘆く子どもたち・若者たちも少なくないと思います。そこでこの度、発達障害の診断のあるミドルエイジの先輩方から思春期の後輩たちに向けた、仕事・人生に関するアドバイスやメッセージを届けていく『すてきなミドルエイジをめざして:発達障がいのある子どもたちの人生設計のために』(仮)という企画をスタートしました。職業やライフスタイル、診断や特性、年齢もさまざまなミドルエイジの発達障害当事者の先輩方のインタビューを重ね、学苑社(特別支援教育関連図書を発行する出版社)さんからの書籍出版を予定しています。今回、LITALICO発達ナビとの連動企画として、書籍出版に先がけて、ウェブ上でのインタビュー記事連載をお届けします。職業も特性も多種多様。ミドルエイジの先輩たちが「自分らしい生き方」に至るまで記念すべき連載第1回は、落語家の柳家花緑さんのインタビューです(2020年9月23日に記事を公開します)。Upload By 鈴木悠平2017年に、発達障害の一種で文字の読み書きが難しいディスレクシア(読字障害・読み書き障害)であることを著書で公表した落語家の柳家花緑さん。幼少期の悩みや、落語家の道を進み、自信をつけるまでの過程を語っていただきました。研究者、事務職、整備士、バーテンダー、作家、心理士、ショップ店員などなど、これからご紹介するインタビュイーの方々の職業や働き方も多種多様です。働き方や生き方に、万人に通じるたったひとつの「正解」というものはありません。「発達障害だから」こういう仕事ができる・できないと決めつけることもできないし、するべきではないと思います。だからこそ、この連載では「答え」を提示するのではなく、多様な先輩たちの多様な生き方と、そこに至るまでの考え方や道のりをなるべく丁寧に共有していきたいと考えています。「これから」を考える思春期・青年期の若い発達障害当事者の皆さんが、自分らしい生き方を考える上での「ヒント」を、それぞれに見つけてもらえるような、そんな連載・書籍にしていきたいと思います。ぜひお読みいただき、感想をいただければ幸いです。企画メンバーからのメッセージ連載企画をスタートするにあたって、企画メンバーからのメッセージです。Upload By 鈴木悠平皆さんの将来の夢はなんでしょう?この企画では、発達障害のあるミドルエイジの人の仕事や生き方にフォーカスしていきます。自分のやりたいことと自分のやれることのギャップに悩んでいる人、障害があることを理由に夢を諦めようとしている人、また子どもの将来に不安を持つ保護者の方にはぜひお読みいただきたいと思います。連載で取り上げられる職業の中には一見、発達障害がある人には向いてなさそうな仕事で活躍している人もいます。自分の特性に周りの環境をいかに合わせるか、先輩達の工夫から「発達障害」の考え方自体が変わるかもしれません。プロフィール:鳥取大学医学系研究科臨床心理学講座教授 LITALICO社外取締役専門は、応用行動分析学、自閉症と発達障害への支援、臨床心理学、特別支援教育。 ペアレントトレーニングシステム、強度行動障害研修プログラム、不登校支援プログラムなどの支援プログラムを開発し、LITALICOジュニアのプログラム監修も務める。学生時代はオフロードバイクにテントを積んで各地を放浪、長らく続いたバイク乗り行動も最近は周囲のご批判から黄色信号。大人になりきれないアラフィフ。井上研究室ホームページ井上雅彦TwitterUpload By 鈴木悠平思春期はどんな人でも悩む時期です。発達障害の特性のある方は、さらに人付き合いや家族のこと、進路で頭がいっぱいになってしまうこともあるでしょう。実際、私も何をやりたいのか、やりたいことがあっても実際にそれで食いっぱぐれずに生活していけるのか、不安だらけだった時期がありました。誰に相談すればいいのかも分かりませんでした。でも、これからご紹介するミドルエイジの先輩たちならば、きっと乗り越えるためのヒントを何かしら知っているはずです。連載、どうぞご期待ください。プロフィール:フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本史学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。猫が好き過ぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。著書に『私たちは生きづらさを抱えている発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)、『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)、『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』(ディスカヴァー21)趣味はサウナと読書、飲酒。姫野桂TwitterUpload By 鈴木悠平進路のこと、仕事のこと、将来のこと。未だ来ずの「未来」のことなんか分からない。「早めに考えてしっかり準備する」なんてこと、僕にはとても出来ませんでした。今もあんまり分かっていません。これから連載を読んでくださる皆さん、特に、思春期・青年期の若い世代の皆さんには、だからどうか、焦らずじっくり、考えたり悩んだりする時間を大事にしてほしいなと思います。今回の企画では合計8名のミドルエイジの先輩方のインタビューをお届けしますが、参考になることもあれば、ならないこともあるでしょう。全部を無理に取り入れようとする必要はありません。でも、たくさんのインタビューの中から、何か1つでも2つでも、皆さん一人ひとりにとって「お守り」となるような、言葉や考え方が見つかると嬉しいな、と思っています。楽しんでもらえると嬉しいです。ぜひ感想もお聞かせくださいね。プロフィール:文筆家/インターミディエイター® 1987年生まれ。株式会社閒 代表取締役。LITALICO発達ナビの初代編集長として、2016年〜2019年4月までの3年間、発達ナビユーザーの皆さんと一緒に歩んできました。現在は独立し、文筆・研究を中心に活動しています。ADHD/ASD混合型。体調を崩したり色々ありながらも、仲間たちと助け合いながら無理なく健やかに働き続ける方法を模索中です。閒 - あわい -鈴木悠平TwitterUpload By 鈴木悠平年を重ねるにつれて、支援は薄くなっていく――これは障害のある子どもを育てる私にとっても常に心のどこかで不安を感じ、懸念していることです。そしてそれは保護者の方が多く感じていることだと思っています。「才能を生かして自立すればいい」と言われ、なぜ障害のある子ばかりがそう言われなくてはいけないのか、そのように吐露してくださった保護者の方は一人や二人ではありません。「手に職を」と言われ、まだ将来の夢も描き切れない幼いうちから職につながる進路選択を迫られることへの悩みを話してくれた中学生もいました。生き生きと等身大で暮らす当事者の取材を通して、将来に悲観することなく、今を大切に生きる道しるべを届けられたらと願っています。プロフィール:LITALICO発達ナビ編集長。慶應義塾大学法学部政治学科卒。大学卒業後、約15年大手出版社で雑誌・書籍の編集に従事。その後、事業会社の広告宣伝部を経て現職。子どもは高校生と小学生の2人。長女には先天性の重度知的・身体障害がある。発達ナビ上でのダイアリーへの投稿、コラムへのコメント投稿、編著メンバーのSNSへのリプライなども大歓迎です。
2020年09月11日関係性へのアプローチに着目!『発達障害のある子どもと周囲との関係性を支援するコミュニケーション支援のための6つのポイントと5つのフォーカス』本書は、学校や児童発達支援センター、放課後等デイサービスの支援者に向けて「コミュニケーション支援」について書かれている本です。LITALICO研究所所長の野口晃菜さん、 LITALICOワークスのシニアスーパーバイザー・LITALICO研究所のチーフリサーチャーを務める陶貴行さんが編著、そして7名の専門家が執筆しています。著者の野口さんはかねてより、発達支援や特別支援教育の現場では、コミュニケーションに困難さがある子どものみに変化を促す偏った支援や教育が行われていると感じていたそうです。そこで本書では、コミュニケーションはそもそも双方向で行われるものであり、支援には子どもと周囲の人の「関係性」にアプローチすることが重要であることを、数多くの事例を紹介しながら解説しています。専門用語をできるだけ使わずにやさしい言葉で解説されているほか、イラストも多く挿入されているなど工夫が凝らされているため、とても読みやすい一冊です。自閉症の娘との葛藤と喜びの9年間――『うちの子、個性の塊です』本書を執筆したのは、LITALICO発達ナビで、発達障害のある子の育児コラムが人気の漫画家、SAKURAさん。長女のあーさんは、自閉症スペクトラム障害のある女の子です。真面目で心優しいあーさんは、今9歳。2歳のときにあーさんが「ほかの子と違う」と気づいてから今までの記録が書かれています。また、各章ごとに、監修の鳥取大学大学院の井上雅彦教授による解説も挿入されています。タイトルにもなっている「個性の塊」という言葉は、著者のSAKURAさんが主治医から言われた言葉でした。もともと、SAKURAさんはあーさんが他の子と違うことに葛藤を抱いていたそうです。しかし、この主治医の言葉によって、「娘の個性をもっと楽しもう」という前向きな方向に変わったとSAKURAさんは語ります。あーさんは今9歳で、家族と楽しく暮らし、学校にも楽しく通っています。そんな幸せな日々を送るための、家庭での療育から、学校との関係、親としての周りの人との折り合いのつけ方にいたるまで、こまやかな秘訣がこの本にはたくさん描かれています。言葉が遅い娘に試みた言語トレーニング、就学先選び、娘の障害告知など、発達が気になる子どもの保護者の皆さんが悩んだり迷ったりすることが多いことについて、SAKURAさんが試行錯誤してきたことを、専門家である井上先生からの視点とともに読むことができます。学習や行動のつまずきに「感覚統合」の視点がヒントになる!?――『感覚統合の発達と支援』本書は、保護者が子どもの学習のつまずきや問題行動の原因のひとつに、感覚統合の問題があることに気づき、何が起きているのかを理解して支援するきっかけとなることを願って書かれたものです。著者は感覚統合理論の生みの親であるアメリカの作業療法士、エアーズ博士。感覚統合理論は1960年に発表され、今ではアメリカだけでなく日本でも感覚統合への認知が広がり、多くの療育支援が実践されています。今回、そんなエアーズ博士の名著が25年の時を経て、より保護者向けの内容にリニューアルされました。脳の感覚統合という観点から、子どもが抱える困りごとを科学的かつ網羅的に解説した本書は、専門的でもありながら保護者が知りたいと思っている情報を分かりやすく紹介してくれています。「もしかしたら、感覚統合の問題があるのかしら」と不安に感じていた保護者の方だけでなく、現場で支援をする人にも役立ちそうです。社会スキルが漫画で学べる――『10代のためのソーシャルシンキング・ライフ』本書は私たちが生きていくうえで欠かせないスキルである、「ソーシャルシンキング」について解説しています。「ソーシャルシンキング」とは、他者の感情や考えを推察することです。私たちはこのスキルを使いながら「その場に合った求められる行動の選択」を繰り返しています。私たちは日々さまざまな選択を行いますが、それによって、状況は「いい方向」にも「悪い方向」にも変わります。本書では、同じ状況下で下す選択によって「いい方向」および「悪い方向」にいくパターンを漫画で分かりやすく紹介しています。また、巻末には自身で書き込める「問題解決メーター(感情コントロール)」表と「ソーシャルフォーチュン/ソーシャルフェイトの対人行動マップ」表が付いています。これらを活用しながら、実際に行動をシミュレーションすることも可能です。漫画を中心に分かりやすく説明されている本書は中高生にも理解しやすく、手に取りやすい一冊です。安全で楽しい水泳の教え方が写真でわかる!――『発達が気になる子への水泳の教え方』本書を執筆したのは、アクアマルシェ代表の酒井泰葉さん。スイミングスクールでアルバイトをしていた大学1年生のときに、知的障害のある人が楽しそうに水で遊ぶ姿に引き込まれたそうです。そういった経験から、もっと多くの人に水泳を楽しんでほしいと思うようになったと酒井さんは語ります。しかし一方で「水が怖い」という不安や恐怖心がぬぐえず、尻込みして全然入れない、水際で嫌がって泣き叫ぶ…そんな経験から、プールから遠ざかってしまったというお子さんも少なくありません。本書では、そういった不安を解決するために細かく段階が設定されており、最初の「水慣れの練習」の章では、子どもが水に慣れ、水の中でも安心して過ごせるという感覚を知るための16の方法が紹介されています。支援方法や、教え方についても写真やイラストを交え分かりやすく解説されているので、泳ぐことが苦手なお子さんが、楽しく水泳に取り組むための指導のヒントをたくさん得ることができそうです。「こうしたらもっと伝わる」スキルがたくさん――『大人が変われば、子どもが変わる発達障害の子どもたちから教わった35のチェンジスキル』長年、発達障害のある子とその家族の相談支援に携わってきた星槎大学大学院の阿部利彦教授によって執筆された本書では、発達障害のある子を育てている保護者をはじめ、大人が身につけると良い「応援スキル」が紹介されています。本書の中で阿部教授はこのように語っています。「発達障害のある子どもたちを育てている保護者だって、人間です。イライラしたり、つまずいたりしながらも、いつも子どもの一番の応援団でありたいと願っています。」本書は、そんな保護者が子どもに思いを適切に伝える方法について、具体例を示しながら教えてくれています。「また怒っちゃった」「いつもガミガミ叱ってしまう」と落ち込むこともあるでしょう。そんなときに本書を手に取れば、前向きになれるのではないでしょうか。どんなふうに接したらいいの?どんな声掛けなら心に届く?そんな疑問や不安にこたえてくれる一冊です。
2020年08月20日計12名様に! 日々のお子さんとの関わりに役立つ書籍をプレゼントしますLITALICO発達ナビでは、書籍レビューコラムや新刊情報コラムにて、発達障害や子育てに関する本の情報をお届けしています。今回は「夏の読書企画」と題し、発達ナビユーザーの皆さまに話題の新刊を抽選でプレゼントします!出版社のご協力のもと、発達ナビでおなじみのライターさんの著書などをご用意しました。ぜひ興味のある書籍を選んで応募してください!2020年夏の書籍プレゼントキャンペーンの応募期間は、2020年8月21日(金) 18時まで。下記の応募要項を確認の上、奮ってご応募ください!【応募要項】■ご応募はお1人様1回までです。■当選した方には、書籍の送付先をお伺いするため8月31日(月)までにメールにてご連絡いたします。ご応募の際は必ず受信確認ができるメールアドレスをご入力ください。※ご連絡が取れない場合、期日までに送付先情報がいただけない場合には、当選は無効となります。■個人情報取扱の注意事項にご同意の上お申込ください。お申込いただいた時点で同意いただけたとみなします。発達ナビでコラム連載中のSAKURAさんの著書です。SAKURAさんの長女のあーさんは、自閉症スペクトラム障害のある女の子です。本書はあーさんの9年間の成長過程をまとめたものとなっていて、幼稚園時代から小学校入学、学校や放課後等デイサービスでの出来事が綴られています。進路先選びや、通常学級から特別支援級へと転籍した際のエピソードなども。さらに、鳥取大学大学院の井上雅彦先生による解説も各章ごとに入っています。タイトルにある「個性の塊」という言葉は、あーさんの発達支援センターの先生から言われたものでした。それまで、あーさんが他の子と違うことに葛藤を抱くこともあったというSAKURAさん。しかし、この主治医の言葉によって、SAKURAさん自身の気持ちが、「娘の個性をもっと楽しもう」という前向きな方向に変わったのだそうです。そこから、SAKURAさんはあーさんが一人で行動するようになったときに困らないように、と「今できること」として療育をスタートします。この本には、そんな療育についての手がかりを見つけるヒントがたくさん詰まっています!著者は、発達ナビでコラム連載中の楽々かあさん。楽々かあさんが育児を続けるうえで、効率のいい声かけ例をまとめた自作の「声かけ変換表」が書籍化されました。自身も3人の子育て真っ最中の楽々かあさん。かつては自分も怒ってばかりでうまくいっていなかったと本の中で語っています。この本ではそんな著者の苦い経験から、どんな子にも伝わりやすい166もの声かけ変換例を、身近な話を用いて具体的に分かりやすく紹介しています。著者は「子育ては長期戦、無理なく続けられることが大事」と語っており、毎日がラクになる親子コミュニケーションのヒントもたくさん掲載しています。「お子さんに言っていることが『伝わらない』」という方は、本書をヒントに声かけを変換してみるといいかもしれません。著者は、長年にわたり発達障害のある子とその家族の相談支援に携わってきた経験をもつ、星槎大学大学院の阿部利彦教授。著書も多数あり、発達ナビのイベントでの登壇もいただいているので、ご存知の方も多いでしょう。7月に発売された新しい著書は、発達障害のある子を育てている保護者をはじめとした大人が身につけたい「応援スキル」を紹介する一冊です。本のなかで、著者は「保護者の方も自分の人生を楽しむことを忘れないでほしい」と語っています。発達障害のある子どもたちを育てている保護者だって、人間です。イライラしたり、つまずいたりしながらも、いつも子どもの一番の応援団でありたいと願っています。本書は、そんな保護者が日々子どもと接し声かけする中で思いをより適切に伝えるためのスキルを、具体例を示しながら教えてくれています。「また怒っちゃった」「こんなときはどうしたらいいのかな」と思ったときに本書を手に取れば、「次はこうやってみよう」と前向きになれるのではないでしょうか。「コミュニケーションが苦手」などと表現されることはよくあるかと思いますが、そもそもコミュニケーションとはどのようなものなのでしょうか。本書ではコミュニケーションは“双方向のやりとり“であると定義し、「社会モデル」で捉えながら、その人の特性だけではなく身近で関わる人々や環境にまで視点を向けた支援を行うことの重要性と、そのポイントについて解説しています。LITALICO研究所所長の野口晃菜さん、 LITALICOワークスのシニアスーパーバイザー・LITALICO研究所のチーフリサーチャーを務める陶貴行さんが編著、そして7名の専門家による支援事例の紹介も含んだ構成となっているので、理論と実践を結びつけて学びやすく、支援の現場で役立てられる内容が詰まっています。
2020年08月10日6月と7月の2夜にわたり、井上芳雄をホストに迎えた番組「僕らのミュージカル・ソング2020」をWOWOWで放送することが決定。井上さんからコメントも到着した。「僕らのミュージカル・ソング」は、2015年に同じく井上さんをホストに迎えて行われたWOWOWオリジナル・ライブ。今回、ミュージカル界で活躍するスターたちが集うスペシャル番組として復活することに。番組では、井上さんの歌とトークを中心に、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマにスペシャルプログラムで放送。なお、出演者や詳しい内容は、これから順次発表されていくという。またリクエスト企画「あなたのミュージカル・ソング」も復活。Twitter上でリクエストを募り、その中から井上さんの歌唱曲が決定する。今回の放送に関して井上さんは「今年は世界中が想像もしていなかった事態となり、演劇・ミュージカル界も大きく影響を受けました。毎年生中継していたトニー賞授賞式も開催延期ということで、例年の時期には中継できませんでした。日本のミュージカルでもたくさんの公演が中止となっています。ミュージカルの灯を絶やさぬように、また、お客様が劇場に戻ってくださるまでの、“お楽しみ”として、今回、WOWOWでこのような番組をやらせていただくことになりました」と言い、「日本だけでなく、ブロードウェイも含めた今のエンターテインメント界の状況も、トークを含めてお届けする予定です。ミュージカルがお好きな方にも、そうではない方にも、エンターテインメント界の“今”を知るという意味でもぜひご覧いただきたいです」と呼びかけている。「僕らのミュージカル・ソング2020」第一夜は6月20日(土)20時~、第二夜は7月25日(土)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年06月03日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介が26日、都内で行われた大学ミスコンテスト「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」でMCを担当。授賞式後の囲み取材で、井上は“自宅での過ごし方”について語った。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、無観客で行われた同イベント。井上は、イベントなどの中止・延期が相次いでいる今の状況について、「仕方ない部分ではあると思います。人命第一が絶対なので。でも、なるべく早くお客さんが集まってくれるような時が来てくれればいいなと、一刻も早く。それは思いますね」と話した。すると、石田が「週末、自宅待機したほうがいいってなってますけど」と、東京都の小池百合子知事が都民に今週末の不要不急の外出自粛を要請したことに触れ、過去に接触事故で活動自粛していた時期があった井上に対して「井上さん自宅待機が得意な時期あったじゃないですか。アドバイスがあったら…」とコメントを求めて笑いを誘った。石田にイジられた井上は、「長期自宅待機すると頭がおかしくなります。自宅待機はしないといけないんですけど、外に出ることは大事だと思います」と経験者として意見。また、自宅でのおすすめの過ごし方を聞かれると「写経になりますね。1回精神統一するという意味で、写経が…」と語った。石田と井上は、「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」グランプリに輝いた日本大学2年の西脇萌さんと、「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」グランプリに輝いた桜美林大学2年の一光希さんグランプリとともに取材に対応。2人は井上のアドバイスを笑いながら聞き、西脇さんは「勉強になります」と話していた。
2020年03月26日1983年に作家・劇作家の井上ひさしが立ち上げ、以降、井上作品を専門に上演し続けている制作集団・こまつ座が、井上が戦争前後の庶民の営みを描いた“昭和庶民伝三部作”の第1作となった音楽劇『きらめく星座』を、3月10日(火)から15日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演する。物語の舞台は昭和15年の東京・浅草。小さなレコード店・オデオン堂では、家族4人とふたりの間借り人が仲良く暮らしている。ある日、陸軍に入隊していた長男の正一が脱走し、すぐさま憲兵伍長“蝮の権藤”が乗り込んでくる。さらに、長女みさをが“ハガキの束から選んだ”という夫・源次郎が家族に加わるが、堅物の愛国主義者で傷痍軍人の源次郎は、音楽好きでジャズを流す家族たちが許しがたい。こうしてオデオン堂には大嵐が吹き荒れることになり……。本作は1985年に初演され、井上自身が演出した数少ない作品のひとつ。太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの1年間を描く物語で、その時代は決して明るくはなく、戦争の愚かさを痛切に浮かび上がらせる。一方で、ピアノの生演奏にのせて『青空』や『一杯のコーヒーから』などの昭和初期の流行歌の軽快なメロディと数々の名セリフが劇空間を弾ませる。生前、井上はこの物語を「涙と笑いに満ちた懐かしい香りのするもの」とし、私戯曲的と位置付けている。これまで多彩な顔ぶれにより上演され、既に延べ500回の公演回数に達している舞台。演出は井上が絶大な信頼を寄せ、本作を手がけるのは4度目となる栗山民也。そしてキャストには久保酎吉、松岡依都美、高橋光臣、粟野史浩、瀬戸さおり、後藤浩明、高倉直人、村岡哲至、木村靖司、大鷹明良が揃い、上質なアンサンブルを紡ぐ。文:伊藤由紀子
2020年03月04日未然に防ぎたいトラブル...弁護士がまとめた事例と対策『事例で学ぶ発達障害の法律トラブルQ&A』発達障害のある人が生活していく中で、当人同士では解決できないトラブルが起こったとき、法律に照らし合わせて解決するとどうなるか、34の事例とQ&Aの形で分かりやすくまとめられた書籍が発売されました。発達障害のある人のトラブルを多く扱う弁護士、鳥飼康二さんの著書です。お金や仕事、恋愛でのトラブルから、「いじめ被害にあった場合」「合理的配慮を学校に求める」など学齢期に起きる可能性のあるものまで、当事者にとっても保護者にとっても他人事ではない事例が並びます。法律に関する内容ときくと難しそうに感じますが、法律の解説、解決のヒントが易しい言葉で書かれているので、専門知識がない人にも読みやすい書籍です。トラブルは未然に防ぎたいもの。読んでおくと、トラブルを防ぐために日常生活の中で気をつけたいポイントも見つけられそうです。わが子に合った手立てを考えるヒントがたくさん!『発達障害&グレーゾーンの小学生の育て方』発達ナビユーザーに向けて実施したアンケートから、ニーズの高かったお悩みについて、どのように考えて対応していくとよいかを紹介している書籍です。鳥取大学大学院教授の井上雅彦先生が監修しています。ユーザーアンケートがもとになっているので、取り上げられているお悩みは家庭生活から対人関係に関する内容まで、小学生の生活の中で困りごととしてあがりやすいものばかり。「やることの優先順位付けや時間配分が苦手」「同じ質問や確認を何度もする」「人と協力して何かをすることが難しい」など、気になる内容が並んでいます。それぞれのお悩み事例につき3つの対策が提案されていますが、それらはあくまで例であり、お子さんに合う方法はこの3つ以外のものかもしれません。本に書いてあることを参考にしながら、ご自身のお子さんの得意や苦手にあわせたサポート方法はどのようなものか、考えていくきっかけとなる一冊です。当事者であり支援者でもある。だからこそ伝えられるメッセージ。『こちら、発達障害の世界より』自閉スペクトラム症とうつ病の当事者であり、支援者でもある著者の難波寿和さんが、当事者・支援者の2つの目線からみた発達障害の世界についてまとめています。子どものころから生きづらさを感じていた難波さんが、発達障害であると診断されたのは大人になってから。診断を受けたあと、支援者として仕事を続けるかどうか葛藤した胸中、二次障害のこと、再び支援者として活躍するようになるまで...当事者としての日々が赤裸々に綴られています。後半には支援者として活躍する難波さんの支援に対する思いや自身のライフハック術が紹介されています。根底に当事者としてのスタンスがあるためとても具体的で支援者としての信念も伝わってきます。最後には当事者に向けてのやさしいメッセージも書かれており、当事者がみる世界を改めて捉え直したいときに読みたい一冊です。育児で絶望した日々を経て、後輩ママたちへ伝えたい『そのママでいい発達障害の子を育てるあなたに贈る43のエール』発達障害のある人やその家族が生きやすい社会になるよう活動している、発達障害コンサルタントの橋口亜希子さん。前向きに社会に向けて発信を続ける橋口さんにも、過去には子育てに悩み辛い日々を過ごしていた時期がありました。過酷な日々の中で抱えた葛藤や、気になった周りの人の目。現在はイキイキと活動している姿が印象的な橋口さんは、壮絶な毎日からどのように前を向いていったのでしょうか。そのきっかけとなった人との出会いやお子さんからの言葉、現在に至るまでと、20年の子育ての経験がありのままに綴られています。現在の活動に込める思いや原動力などにも本の中で触れており、その中にも1人のママとしての経験、後輩ママへの思いが溢れていることが分かります。辛いことや不安が尽きない日々の子育てに悩んでいるママたちを包み込み、勇気づけてくれるような一冊です。
2020年01月21日計54名様に!日々のお子さんとの関わりに役立つ書籍をプレゼントしますLITALICO発達ナビでは、書籍レビューコラムや新刊情報コラムにて、発達障害や子育てに関する書籍の情報をお届けしています。今回は4周年を記念して、発達ナビユーザーの皆さまに書籍をプレゼント!各出版社様にご協力いただき、さまざまな種類の書籍が集まりました。ぜひ興味のある書籍を選んで応募してください!4周年書籍プレゼントキャンペーンの応募期間は、2020年1月31日(金)まで。下記の応募要項を確認の上、ぜひ奮ってご応募ください!【応募要項】■ご応募はお1人様1回までです。■当選した方には、書籍の送付先をお伺いするため2月14日(金)までにメールにてご連絡いたします。ご応募の際は必ず受信確認ができるメールアドレスをご入力ください。※ご連絡が取れない場合、期日までに送付先情報がいただけない場合には、当選は無効となります。■個人情報取扱の注意事項にご同意の上お申込ください。お申込いただいた時点で同意いただけたとみなします。子育てや支援の考え方について考えたいときに読みたい7つ多くの発達障害の方を診てきた精神科医の田中康雄先生が、日々お子さんや親御さんと関わる中で大切にしている考え方に触れることができます。医師として診断名をつけることはもちろん大切ですが、診断名でその子を捉えるのではなく、一人ひとりの思いに目を向けてその子や家族に合った関わり方を一緒に考えることを大事にする田中先生。その姿勢は保護者や支援者としての子どもたちとの関わりにもヒントを与えてくれそうです。富山県砺波市にある「みやの森カフェ」は、さまざまな人が訪れ、誰にとっても居場所になります。障害の有無も老若男女も関係なし。海外からきた人も不登校の人も...みんなが「カフェのお客さん」という共通点でつながり、心地よいコミュニティが形成されていきます。福祉でもない、支援でもない、新しい形の居場所はどのように成り立っているのでしょうか。その魅力と可能性が詰まった一冊です。感情や行動を自分自身でうまくコントロールできない子どもたちを支援する際に必要とされる、子どもの心理を読み解く理論やアプローチ方法を、仮想事例を用いて分かりやすく解説している専門的な書籍です。子ども本人との向き合い方から、生活の基盤となる家族や地域環境との関わり方といった環境へのミクロアプローチ、社会システムのあり方のようなマクロ環境へのアプローチまで幅広い視点から説明されており、支援者がより質の高い支援を提供するために知っておきたい知見が詰まっています。発達ナビでコラム連載中のかなしろにゃんこ。さんの著書です。ADHDと軽い自閉症スペクトラム障害があるリュウ太くんの、「キレやすい」「イライラしやすい」「おしゃべりが止まらない」といった行動にずっと悩まされていたかなしろさん。その行動の理由を、大人になったリュウ太くん本人が語ってくれています。前川あさ美先生(東京女子大学教授)の解説も交え、「行動の理由や背景」を解き明かしていきます。どうして?と頭を抱えてしまうような行動があっても、その背景を理解した上で関わることで、きっと子どもは成長してくれる...かなしろさんの楽しい漫画とともに、発達障害のわが子との向き合い方を学んでみてはいかがでしょうか。発達ナビでもコラムを好評連載中の寺島ヒロさんの、発達障害のあるお子さん2人とのエピソードがまとめられたコミックエッセイです。大変なこともたくさんある日々の中でも、好きなこと・得意なことはのびのびと取り組ませ、できないこと・苦手なことは理由を探しながらあたたかく見守る様子は、読んでいてほのぼのとした気持ちになれます。子どもたちのありのままを受け止めて楽しむ寺島家のお話は、肩の力を抜くことの大切さに気づかせてくれそうです。発達ナビユーザーへのアンケートから、ニーズの高かったお悩みについての考え方を紹介している書籍です。監修は鳥取大学大学院教授の井上雅彦先生。日常生活、学校生活、人間関係など、小学生はさまざまな場面で困りごとに直面します。その際、どのように子どもと向き合いサポートしていくのがよいか、その答えは1つではありません。本の中では3つの対策が提案されています。複数のサポート方法に触れながら、ご自身のお子さんにはどんなサポートが合っているのかを考える参考にしてみてはいかがでしょうか。二次性徴でのからだの変化の大きさや、女子グループ特有のコミュニケーションの複雑さなどから、女性が抱えるストレスは思春期前後から大きくなっていく場合があります。周囲から見えにくく自分自身でも認識が難しいこうした困難について、この本では、「からだ」「こころ」「関係性」の3つの軸から理解し、支援していくことが提案されています。発達障害のある16人の女性たちの実際の支援事例が紹介されており、当事者、保護者、支援者がどのように困難を理解し、サポートを受けてどのように変化していったかを事例を通して知ることで、現在またはこれから思春期に入る女の子のサポートを考えるヒントが得られそうです。支援方法を学べる事例やワークが詰まった書籍発達ナビでもコラムライターとして大人気の、かなしろにゃんこ。さんの著書。話す・聞く力を身につける「イイトコサガシ」のソーシャルスキルのワークショップの内容が、かなしろさんと長男リュウ太くんが実際に参加した様子の漫画とともにまとめられています。会話力を伸ばすためのワークとそのポイントが分かりやすく解説されており、家庭でも支援の場でも実践できそう!2017年に刊行された書籍『発達が気になる子の脳と体をそだてる感覚あそび』(合同出版)で紹介されている68の遊びがさらに明確化・具体化され、支援の際に活用しやすいカード型で発売されました。カードには身体のどの感覚・機能を伸ばすかや、遊びに必要な人数・場所などがアイコンで分かりやすく記載されており、子どもの得意不得意や環境に合わせて取り組む遊びを選択できます。各カードにはQRコードもついていて、動画で遊びの流れが確認できるので、保護者や支援者がどのように遊ぶか事前に確認し、より適切な支援を行うことや、遊び方のモデルの提示がスムーズにできることも特徴です。コミュニケーションが苦手という人でも、「この場面ではこうする」というような、状況に合わせて「うまくいくスキル」を身につけられれば、楽しく過ごせたり、自立や就労に繋げることができたりする場合も。この本では「声の大きさの調整」「困ったときに助けを求める方法」など苦手な子どもも多いスキルがワークになって紹介されています。ワークには子ども自身が考えて記入できる欄もあり、子ども自身も取り組みやすい設計になっています。支援者向けの指導のポイントやQ&Aページもあり、子どもがスキルを獲得するためのヒントがたくさん詰まった一冊です。発達が気になるお子さんを育てたり支援したりする中で、「どんな支援が必要なのか」と不安に思う場面もあるかもしれません。そんなとき、子どもの発達の段階と現状の課題が把握できると、接し方を考えやすくなります。この本では、その子の発達段階や困りごとを”見える化”するシートとその活用方法が紹介されています。見える化した子どもの様子は、子育てや支援の見通しを立てる際にはもちろん、専門家に相談する際の情報共有に使用することも。著者は特別支援教育コーディネーターの安部博志先生。教育現場で実際に使用しながら、専門的な知識がなくても活用できるようアップデートを繰り返して刊行されています。性の行動に関して正しい知識を身につけることは、自分の身を守るためにも他者を傷つけないためにも大切です。そんな性の行動に関しての知識を、発達障害のあるお子さんでも学びやすいよう具体的な指導方法とともにまとめた書籍です。月経指導用グッズ、性感染症の液体実験、恥じらいやマナーの学習用カードなど指導に使用できるアイディアも多数紹介されており、性教育の実施に活用できます。子ども自身が考えられる4コマ漫画形式のワークもあり、日常の中で遭遇するかもしれない問題を学んでおく際にも役立てられるので、支援者だけでなく保護者が読んでも参考になる一冊です。さまざまな感情がうまれる毎日の中で、自分の感情とうまくつき合うことが難しい子どももいます。そして感情との向き合い方の中でも、どのように感情を言葉にすればよいかが分からなかったり、感情のコントロールが苦手であったりと、困りごとの種類も多様です。この本では、場面ごとに自分や他者の感情に気づき、感情を調整すること、友達とうまく関わることなどの方法やコツを学ぶことができる50ワークが、さまざまな場面設定に合わせて紹介されています。お子さんが気持ちを大切に育んでいけるよう、一緒に読み、活用してみましょう。将来就職できるのか、ひとりで生活していけるのか――大人になる前に身につけて欲しいことはたくさんありますが、どのように教えていけばよいのでしょうか。本書では、思春期の子どもに身につけてもらいたい身だしなみや家事、お金やスケジュールの管理、コミュニケーション方法などの具体的なスキルの教え方が紹介されています。また、家庭学習、ゲームや動画サイトの閲覧など気になる人が多いテーマについて、実際のご家庭での取り組みやエピソードを紹介するなど、実用的な内容を多数取り上げていることも特徴です。悩みや子育ての難しさに寄り添いながらも、将来に向けて踏み出す保護者をサポートしてくれます。お子さんの日々の学習をもっと学びやすく!苦戦するお子さんも多い時計の読み方を、特別支援学校教諭が日々の指導の中で作成した教材をもとにスモールステップで学べるワークです。短針、長針をステップを分けて読む練習をしたり、前半はメモリの数字が細かく振られていたりと、段階にわけた補助も活用しながら理解を深めることができます。「がんばりシール」「ごほうびカード」もついており、お子さんの達成感を大切にしながら学習をすすめられそうです!視覚に障害のある子どもたちを教える教員で構成される日本視覚障害社会科教育研究会がつくった、使いやすい工夫が詰まった「みんなの地図帳」。必要な情報だけに絞り、色使いも配慮しているのでシンプルで見やすく、また図の読み方を身につけやすいレイアウト設計にもこだわっているため、情報を探し出すのが苦手な方でも使いやすいデザインになっています。1ページあたりの情報量は減らされていますが、小学校と中学校の学習内容はすべて記載されており、学校の学習にも活用できます。
2020年01月20日~未就学期から将来の就労・自立まで~上尾市主催「発達障害児家族支援講座」「発達障害児家族支援講座」(埼玉県上尾市主催)は、発達障害があるお子さんの保護者を対象に、お子さんへの支援や関わり、社会的資源について、未就学期から将来の就労・自立までさまざまなライフステージにおける支援を学ぶ講座です。2019年10月14日(祝)に行われた鳥取大学大学院教授 井上雅彦先生の基調講演をかわきりに、お子さんそれぞれの発達を育むLITALICOジュニア、就労移行支援を行うLITALICOワークス、障害のあるお子さんとご家族のライフプランのサポートをするLITALICOライフプランニングのスタッフが全4回のリレー講座を行います。発達障害のある子どもへの支援~学習支援を中心に~お子さんの発達の心配や育児の悩みをサポートする「発達障害児家族支援講座」。講座第2回目は「発達障害のある子どもへの支援~学習支援を中心に~」をテーマに、・発達が気になるお子さんへの学習支援・ ”個”と”環境”へのアプローチ・学習支援の具体例について、LITALICOジュニアのスーパーバイザー・阿部先生が登壇、紹介しました。発達が気になるお子さんが通うLITALICOジュニアでの「授業についていけない」「特別支援学級在籍だが、学校ではなかなか勉強が進まない」という学習ニーズのあるお子さんへのサポート例について紹介。各単元の予習や復習より優先するのは・学習しづらい要因は何か どうすれば学びやすいか・困ったときに何ができるか等を一緒に考えること。学習でのつまずきの背景には、一人ひとり違う困難があります。それに気づき、解決策を考えていくのです。例えば、順を追って文章を読むのが苦手なお子さんには「国語のテストでは、定規を当てて印をつけながら読むと飛ばさずに読めるね」、計算が苦手でパニックになってしまうお子さんには「算数の公式をノートの上に書いてから計算を始めてみよう」というように、お子さん一人ひとりに合わせて考え、サポートすることが大切です。続いて、“個”と“環境”へのアプローチについて説明。Upload By 発達ナビ編集部お子さんの困りごとは、周囲との相互作用によって生まれます。個とは、子ども自身にある特性。環境とは、ご家庭・教育機関・地域・配慮などの個をとりまく全てを指します。双方がうまくかみ合わないと困りごとが生まれてしまいます。お子さんが「視界がせまい」「聞き取りづらい」「不安になりやすい」場合、「正面に座る」「静かな環境を整える」「相づちを打つ・笑顔を向ける」ことで、困りごとを減らしていくことができます。このように、お子さんにフィットするように、環境面を整えていくことが大切です。「氷山モデル」についてもご紹介しました。Upload By 発達ナビ編集部今は水面下に隠れているけれど、これから表出する可能性がある困難さがあるかもしれないという考え方です。例えば、板書を写すのが遅いお子さんの場合、(板書が)見えていない・書くことが苦手・モチベーションが上がらない・文字情報の認知の困難さ・記憶の困難さ、といった可能性が考えられます。また、お子さんを褒めることで「自己肯定感を上げる」重要性についてもお伝えしました。自己肯定感が下がってしまうと、環境を整えても本人が挑戦する気持ちが生まれにくくなります。褒めるポイントがうまく見つけられないときは、「褒めるハードルを下げる」「(結果ではなく)努力していることを褒める」「困った行動をしていないことを褒める」などのコツがあります。LITALICOジュニアでは、好きや得意を活かせたり、楽しく学べたりするためにさまざまなタイプの教材を用意しています。その理由は、お子さんがいろいろな教材を試してみて、覚えやすい方法を「自分で選ぶ・決める」体験をしてほしいと考えているからです。お子さん自ら「こうやってみよう!」と思いつく状態をつくることで、自信やモチベーションのアップにつなげていきます。学習支援の講座を終えてUpload By 発達ナビ編集部今日は40名以上の方にご参加いただきました。皆さんが熱心に聞いてくださり、また講義後のアンケートでも「環境を整えることが大事だと再確認できた」「学校との面談の参考にしたい」等のお声をいただくことができ嬉しかったです。お子さまの抱える困りはさまざまなので、一人ひとりの思いや願いを大切に日々の支援に携わるようにしています。特に今回のテーマでもあった学習支援においては、ご本人にあった学び方や考え方を見つけられると「これならできる!」という自信や「もっとやってみたい!」という意欲につながります。学習面での自己肯定感が低いお子さまも少なくないですが、自分の得意な学び方を見つけて今後に活かしていってほしいなと思います。私には短期記憶障害をもつ弟がおり、講義の中で彼の学生時代や仕事上の困難さについてもお話しさせていただきました。彼自身も学校のテストや実習で大変苦労していましたが、自分に合う学び方や苦手なこととの向き合い方を見つけながら一つひとつ乗り越えています。自分なりの方法が見つかるまでは少ししんどいですが、一人でも多くのお子さまが「これならできる!」「こうすれば分かる!」という自信を見つけてほしいと思っています。
2019年12月22日聴覚過敏と診断された娘、対策はどうする?「聴覚過敏」と診断された小学校3年生の娘イロハ。特にイロハは「左耳が人より数倍よく聞こえている」ということもわかりました。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみイヤーマフについて周囲に理解してもらいたいそれまで頻繁に頭痛を訴えていたため、学校の先生もとても心配してくださっていました。そのため、まずは口頭で聴覚過敏という診断結果やイヤーマフの使用について話しました。そしてもうひとつ、クラスのみんなにもわかるように説明してほしかったため、NHKの「わたしのトリセツ」をダウンロードして、イロハと相談しながら困りごとや対策とお願いを書いてみることにしました。そして学校だけでなく学童や通っている英会話スクールにも渡し、詳しく説明することにしたのです。Upload By ひらたともみNHK 印刷して使える”私のトリセツ”鳥取大学大学院教授・井上雅彦先生 By ひらたともみさて、イヤーマフを着用するようになったイロハの症状はその後どうなったか...おかげさまで学校や公共の場の音に悩まされることがグンと減り、保健室に通うこともなくなりました。担任の先生のおかげもあり、興味本位でイヤーマフ着用をからかわれたりするなど、嫌な思いは一度もないそうです。『治療法がない』と聞いて、「一生このままなのか」とも思いましたが、主治医によるとそうとも言えず、脳の発育や内耳の変化により、イヤーマフを手放せる日もくるかもしれない...と言われました。見えないところの苦痛を見つけることの難しさを、今回改めて知りました。さてさて、イロハは今後どうやって聴覚過敏とつきあっていくのでしょうか...。それも含めて、娘の成長がとても楽しみです。
2019年11月28日【最新動画5選】友達・学校の先生…学校生活のお悩みをピックアップユーザーの皆さまから寄せられた「学校生活」に関するお悩みについて、編集部が鳥取大学大学院教授 井上雅彦先生にインタビューした動画。新しいコンテンツをYouTubeにて続々公開中です。「行事が苦手だけれど、参加させたほうがいい?」「宿題に取り組むペースがつかめないみたい」などのお悩みについて、井上先生にお話しいただいています。「『友達関係を築くのが面倒だ』と言ってクラスメイトとも必要なこと以外話さず、友達をつくろうとしません。このままで良いのでしょうか?」友達と必要最低限しか交流しない、小学校高学年のお子さん。仲のよい友達がいたほうがよいのではないかと心配になりますよね。こういう場合、保護者はどのように考えたらよいのか、井上先生にお話しいただきました。「子どもが行事への参加を嫌がります。本人が嫌がっている場合やスキルに合わない内容でも、参加させたほうがよいでしょうか」普段と違う活動内容やスケジュールに対応する必要があり、苦手に感じるお子さんも多い学校行事。本人が嫌がっている場合はどうしたらよいでしょうか。アドバイスをいただきました。「宿題や家庭学習をすごい勢いで進めたり、全くやらなくなったりの繰り返しで、ちょうどよいペースで取り組むことができないようです。どうサポートしたらよいでしょうか」宿題や家での学習は、一定のペースで計画的に取り組むのがなかなか難しいというお子さんも多くいらっしゃいます。中学生からは定期テストなどもあって計画的に勉強してほしいと思いますよね。家庭学習のペースのつくり方について、井上先生にお話を伺いました。今後も、【LITALICO発達ナビ YouTubeチャンネル】では発達障害のあるお子さんの子育てで悩んだとき、考え方のヒントになるような動画を配信していきます。サイトとあわせてチェックしてみてくださいね。チャンネル登録もよろしくお願いします!
2019年11月25日【最新動画5選】友達・学校の先生…学校生活のお悩みをピックアップお子さんの友達関係や学校の先生とのコミュニケーション。今回は、ユーザーのみなさまから寄せられた「学校生活」に関するお悩みについて、編集部が鳥取大学大学院教授 井上雅彦先生にインタビューした5つの動画をご紹介します。お忙しい日々の隙間時間に見ていただきやすいよう、5分ほどの動画を中心に、音を出せなくても分かりやすい字幕付きでお届けします!「特別支援学級内には友達がいるけれど通常学級在籍の友達をつくろうとしません。ベストな交流方法は?」特別支援学級と通常学級のお友達の交流について、先生やお友達の協力を得ながらできることや気を付けたいことについてお聞きしました。「これまで大人しかった子どもが、お友達の影響を受けて荒い言動をとるようになりました。やめさせたいのですがどうすればよいですか?」お子さんを否定せず見守った方がよいのか、ルールを明確にするなどの対応をしたほうがよいのか、井上先生のアドバイスは?「学校生活の中で配慮してほしいことがあるのですが、どのように学校側にお願いしたらよいですか?」誰にどのように相談すればいいのか、支援会議を行う場合の参加メンバーやポイントについて具体例とともに解説いただきました。「発達障害グレーゾーンで通常学級に在籍していますが、配慮してほしいことを学校側にお願いしてもよいのでしょうか?」障害者手帳や医師の診断がない場合の合理的配慮の求め方について、アドバイスをいただきました。「先生の専門性が低いように感じて不安です。学校とどのように連携していけばよいですか?」お子さんにあった支援をしてもらうために、どのような工夫ができるのか教えていただきました。今後も、【LITALICO発達ナビ YouTubeチャンネル】では発達障害のお子さんのことで悩んだとき、考え方のヒントになるような動画を配信していいきます。【LITALICO発達ナビ サイト】とあわせてチェックしてみてくださいね。
2019年11月08日井上陽水が本日10月20日、東京・東京国際フォーラム ホールAで「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」を開催する。1969年のデビューから今年で50周年となる井上陽水。11月27日には細野晴臣、宇多田ヒカル、椎名林檎、槇原敬之、福山雅治ら豪華アーティストたちによるトリビュート作品『井上陽水トリビュート』のリリースも決定している。本日の公演は今春からスタートしたライブツアーの一環。当公演では懐かしい曲から最近の楽曲まで、誰もが楽しめるセットリストになるだろう。当ツアーの東京公演は本日が最後。この記念すべき公演をお見逃しなく。■公演情報「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」日時:10月20日(日)開場17:00/開演18:00場所:東京・東京国際フォーラム ホールA
2019年10月20日戦後日本を代表する劇作家・小説家の井上ひさしが、『蟹工船』の作者・小林多喜二を描いた『組曲虐殺』。2010年にこの世を去った井上ひさしの最後の戯曲であり、存命中だった2009年の初演時に数々の演劇賞に輝いた本作が、2012年の再演を経て3度目の上演を迎えている。井上ひさしをよく知る栗山民也の演出と、初演時に役者として大きく脱皮した井上芳雄の主演、さらに著名なジャズピアニスト小曽根真の音楽担当は変わらず。そこへ上白石萌音や土屋佑壱が初参加、新たな装いで井上ひさしの“遺伝子”を伝える。9月上旬に訪れた稽古場の様子から、本作の魅力をお届けしよう。【チケット情報はこちら】物語は昭和初期、29歳で生涯を終えた多喜二の、最後の2年9か月を描く。子供の頃から貧しい人々を見てきた多喜二(井上)は、言葉の力で社会を変えようと、プロレタリア文学を書くようになる。『蟹工船』が検閲を受けるなど特高警察に目をつけられ、治安維持法違反の名目で逮捕・監視されるようになる多喜二。それでも以前と変わらぬ穏やかさをもって活動を続ける多喜二を心配し、姉のチマ(高畑)や恋人の瀧子(上白石)は、しばしば彼のもとを訪れる。多喜二の同志・ふじ子(神野)に瀧子がやきもきし、刑事の古橋(山本)と山本(土屋)も多喜二の人柄に魅せられていくなか、ついに“その日”がやってきて……。稽古場に入ると、そこには無造作な髪にカーキ色のシャツ、サンダルばきの井上の姿が。その表情と佇まいは見慣れたミュージカルスターではなく、多喜二に魅入られ没頭する、いち役者のそれだ。この日はまだ“本読み”だったが、その段階から小曽根がピアノで生演奏をつけていくのが本作のスタイル。“本読み”が始まると、小曽根は劇伴だけでなく、演者の声の強弱や音楽とのタイミングにも指摘を入れていく。栗山の演出も受け、井上はすぐに別の歌い方をやってみせる。隣で聞いていた上白石が、必死に井上に食らいついていく。井上の成熟と上白石のポテンシャル。すかさず高畑と神野らが陰影豊かな表情とセリフ回しで呼応すれば、小曽根のピアノもますます色を帯びてゆく。それはまさに、クリエイトの現場だけがもつ熱気だった。井上ひさしの作品らしく、軽妙な笑いと心が温まるシーンは本作でも健在。だが物語を貫いているのは、紛れもなく、不条理な力に対する抵抗だ。経済格差が進むなか、2008年に何度めかの『蟹工船』ブームがあったことは知られているが、井上芳雄は今回特に「今の時代のことを書いているのかと思えるくらい、内容がリンクしていて怖い」と感じたという。“本読み”の合間の会話では、栗山から「ワーキングプア率が上がるばかりの日本。この物語と今は変わらないんだよ」という言葉も聞かれた。そんな時代だからこそ「人間の大きさや、娯楽小説も読んだりするところが好き」と演じる井上が言う温かな多喜二の姿が、じわりと心にしみる。2019年の今、改めて味わいたい舞台だ。取材・文:佐藤さくら
2019年10月09日井上ひさしの没後10年を記念した「井上ひさしメモリアル10」シリーズの掉尾を飾る『組曲虐殺』が、本日10月6日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕する。亡くなる前年の2009年に初演された、“井上ひさし最後の戯曲”。数々の演劇賞に輝いた初演と再演(2012年)に続き、井上芳雄が「演じることに使命を感じる」と語る小林多喜二役に7年ぶりに挑む。貧しい人々が苦しむ姿を見て育ち、言葉の力で社会を変えようと発起、プロレタリア文学の旗手となった小林多喜二。特高警察に目をつけられた彼は、言論統制の激化に伴い次第に追い詰められていくが、その信念は決して揺るがない。潜伏先を変えながら執筆を続ける多喜二と、彼を心配しながらも明るく力強く生きる姉のチマ(高畑淳子)、恋人の瀧子(上白石萌音)、同志のふじ子(神野三鈴)。多喜二の人柄に共感しながらも、職務を全うしようと手を尽くす刑事の古橋(山本龍二)と山本(土屋佑壱)。そしてついに、その日は訪れる……。一人の内気な青年が、なぜ29歳4か月で死に至らなければならなかったのか。栗山民也演出のもと、実力派のキャスト陣と小曽根真の音楽が、重いテーマを明るく描き出す。もしかしたら初演や再演時以上にこの作品が求められているのかもしれない2019年、小林多喜二と井上ひさしの言葉と思いは、きっと観客の胸に深く響くことだろう。文:町田麻子
2019年10月06日LITALICO発達ナビのYouTubeチャンネルを開設しました!今までLITALICO発達ナビでは、コラムを中心に情報を発信してきました。今後、よりコンテンツの幅を広げていきたいと考えています。そこで、動画での情報配信をスタートさせました。お届けするコンテンツは、子育てのちょっとした合間時間でみられる、お子さんとの関わり方のヒントや、発達ナビで実施したイベントの様子、親御さんを招いた座談会、専門家へのインタビュー動画などなど、文字だけでは伝えきれない、動画ならではのコンテンツをお届けしていく予定です。すでにいくつかの動画をアップしていますので、ご紹介します。3月に行った発達ナビ初のイベント。当日は500名ほどの方にご来場いただきました。その際に行われた、井上雅彦先生の講演のダイジェスト動画をご覧いただけます。発達ナビのサイト上でもおなじみの親子のヒントを、隙間時間でさっとみられるよう、動画にしてお届けします。初回はお悩みの方も多い「お片付け」について。実際に家でお子さんと一緒に実践している様子も撮影!ご家庭での実践の参考にしてみてください。ユーザーのみなさまから「学校生活」に関するお悩みを募集し、編集部が井上雅彦先生にインタビューを実施。初回は「友達関係」に関するお悩みについてのインタビューです。お子さんのことで悩んだとき、考え方のヒントになるようなお話をこれからも配信していく予定です。今後も定期的に動画を公開していく予定なので、サイトとあわせてチェックしていただけると嬉しいです!
2019年09月13日井上ひさし没後10年のメモリアルイヤーである今年、最後の書き下ろし戯曲となった『組曲虐殺』が7年ぶりに再々演される。主人公の小林多喜二を三度演じるのは井上芳雄。10年前の初演以来ずっと心にあったと語るほど思い入れのある作品に、今どう向き合い、何を伝えてくれるのだろうか。『組曲虐殺』について、「自分が演劇をやらせてもらう意味があるかもしれないと思わせてくれた特別な作品」と井上は言う。演じたのは、プロレタリア文学の旗手として、貧しい人々が苦しむ世の中を変えたいと活動した小林多喜二。言論統制が激化して命を脅かされるような状況下にありながら信念を貫いた青年である。「初演は、こんなに大きな人物を演じるに値しないと思いながらも、みなさんの力に支えられてただただ一生懸命やらせてもらいました。そして、井上ひさし先生や多喜二に恥ずかしくない人間でいたいと思うようになったんです。だから、理想論かもしれないですけど、世の中が少しでも良くなるような生き方ができたらと思いますし。そういう使命感を基本に持ちながら、作品や役を表現できたらと思っているんですね」。再々演への思いは強い。自身にとっても大切な作品であるうえに、格差や排他感情、全体主義的な動きが激しくなるばかりの今、世界が多喜二の時代に逆戻りしている気がしてならないからだ。「井上先生はきっと今を見越しておられたんだと思いますが、やっぱりもう一度あの時代に戻るわけにはいかないですから。観て何を感じていただくかは自由ですし、演劇にできることは本当に小さいかもしれないんですけど、こういう時代があったんだという事実はちゃんとお伝えしたいなと思っています」。しかも、その事実の伝え方に、楽しい工夫がされているのが井上ひさし作品である。「井上先生が描いている多喜二は周りの人に愛されていて、多喜二も含め、みんな本当に明るく生きているんです。だから、悲劇的な面だけではなく、その力強さも表現するのが務めだろうなと思っています」。そしてその表現には音楽も使われる。「なかでも『信じて走れ』には、希望をつないでいこうという井上先生のメッセージを感じて、歌うたびにすばらしい曲だなと思うんです」。今回の上演では、初演から続投する神野三鈴、山本龍二、高畑淳子に加え、上白石萌音、土屋佑壱の新メンバーも加わる。こうしてまた作品がつながっていくことも喜びのひとつ。「みんなで“今”の『組曲虐殺』を作って、初演を超えたいと思います」。(取材・文:大内弓子)組曲虐殺は10/6(日)~10/27(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演後、福岡、大阪、松本、富山、愛知を巡演。
2019年09月06日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介の全国ツアー、NON STYLE LIVE 2019「Re:争論~リソウロン~」がきょう21日に開幕。北海道公演を皮切りに全国8カ所を巡り、笑顔を届ける。開催に先立ち2人にインタビュー。今回のライブへの意気込みや、相方への思いなどを聞いた。――まず、今回のツアーはどんな内容を予定しているのか教えてください。石田:今までは漫才だけにこだわってずっとやってきたんですけど、今回はあえて、僕たちも若手の頃にやっていた単独みたいに、漫才やってコントあってトークあるみたいな。今回も漫才が多いですが、コントを長いことやっていなかったのでもう1回やることにしました。井上:僕はいつも決まってから教えられるので、内容に関して一切ノータッチです。ネタを送ってもらって、稽古を頑張るという感じです。――ネタを作られるのは石田さんですが、ネタ合わせのときに意見がぶつかることは?石田:もうないですね。井上の気分が乗ってないと意味がないので、やりにくそうだったら変えますし。井上:僕は何も関与していないので、文句言う権利もないです。――石田さんは脚本家としても活躍されていますが、脚本を書き出したきっかけは?石田:僕は、ザ・プラン9の久馬さんに憧れてこの世界に入ったんですけど、その方がずっとそういうことをやっているので、憧れている人の真似をしているだけです。最初はできないと思っていましたけど、継続は力なりと信じているので、なんでも続ければある程度まではいけるだろうと思って。――井上さんは、脚本家としての石田さんをどう見ていますか?井上:素晴らしいと思いますよ。僕にはできませんし。それこそ(ピースの)又吉(直樹)みたいになってくれれば。何かで評価されるのを願っています。そのほうがコンビとしてもやりやすくなると思いますし。石田:僕が又吉になったら井上さんにニューヨーク行ってもらわないと(笑)井上:そうですね。そのときはニューヨーク行きます(笑)――井上さんは、日めくりカレンダー『まいにち、ポジティヴ!』が大ヒットし、今年4月に書籍『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』も発売。ポジティブキャラで大活躍ですが、昔からポジティブだったのでしょうか?井上:もともと自分の中にはある感情なので、生まれたときからそうなんだと思います。ポジティブだからって落ち込まないわけではなく、落ち込むけど次の日に持ち越さないということ。嫌なことがあったら落ち込みます。――石田さんは井上さんのポジティブぶりを見てどう感じていますか?石田:井上が生きていくためのディフェンス方法なんやろうなと思います(笑)――改めてお互いの魅力をどう感じているか教えてください。井上:真面目なところ。たくさんいる芸人さんの中でベスト10に入るくらい真面目だと思います。ずっとネタも書いてますし、子育ても仕事も。真面目なところがいいところであり、真面目なところがつまらなくもあり、でも今の時代では一番いいんじゃないかなと思います。石田:定期的に型落ちしていくというか、イケメン度がちゃんと落ちていくところが才能ですよね。しっかり老化に負けていく感じが、僕からするとうれしいです。ペンが走る。僕のペンが進むのは井上だから。ネタが尽きないですね。俺のために劣化してくれいるのかなと思ったりもするので(笑)井上:神様が与えた老化には勝てないです(笑)――井上さんが接触事故で謹慎した時期がありましたが、あのときにコンビの絆をとても感じましたし、笑いで返していくんだという強い思いも感じました。あの時期を乗り越えて成長できた部分など、振り返ってみていかがでしょうか。石田:また同級生に近づいた感じがして、いろんなもんが楽になった気はしました。お互い背伸びをしていたんじゃないですか。頑張りすぎていた部分もあったのが、いい距離感に戻れた気はします。井上:人も仕事も、残るものもあったし、残らないものもあったし、いい意味で現実を知ることができた。休んだことで離れていった先輩後輩もいたし、密につながった先輩後輩もいたし、そういうのがいい意味でジャッジできました。今の会社の騒動を含めてですけど、俺が例えば闇騒動で休んだら、事故で謹慎したときに残ってくれた人は残ってくれるんだろうなと。相方だけでなく、この世界を辞めてもつながっていける人間が見えたかなという感覚です。――お二人の今後の目標は?石田:井上にはいつも煙たがられるんですけど、月1でお見合い写真を送りつけているので早く成就してほしいですね。――石田さんがSNSでアップされるお子さんの写真に癒やされますが、井上さんにも家族の幸せを感じてほしいという思いが?石田:幸せ振りまいてすいません! まあ、差を見せつけているだけなんですけど(笑)――井上さんも、今年の目標として結婚を掲げられていましたよね?井上:そうなんですよ。今年は誰かとうまいことまとまって結婚できればと思っています。頑張っているところです。――最後に全国ツアーを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。井上:日本全国なるべくたくさんの方を笑顔に、幸せにできるように頑張ります!石田:全力の内輪ゲンカを見に来てください!
2019年07月21日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が21日、自身のツイッターを更新し、心境を吐露した。反社会的勢力との闇営業問題で19日に吉本興業から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮が、20日に都内で会見。一連の闇営業騒動を謝罪する一方で、吉本興業の岡本昭彦社長から「全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力がある」など圧力があったことを告発した。井上はツイッターで「色々ありました。色んな気持ちで、胸がいっぱいですし、こんがらがってもいます。ただ、目の前の方を笑顔にさせたい。たくさんの人に笑ってもらいたい。純粋に、ただそれだけなんです」と心境を吐露。この日、NON STYLEの全国ツアーが幕を開けるが、「色んな人の色んな気持ちを背負いながら、北海道釧路で単独ライブツアー頑張って来ます」とつづった。
2019年07月21日発達が気になる小学生の保護者の「知りたい」を詰め込んだ本に小学校生活では、勉強や友人関係、学校のきまりや行事など、さまざまな場面で「困った!」を感じるお子さんや保護者の皆さんも多いのではないでしょうか?出版社・すばる舎は、発達が気になる小学生の家庭生活から学習まで、さまざまな「困りごと」を解決するヒントを詰め込んだ本を制作しています。この書籍の制作にあたり、発達ナビ編集部も制作協力を、発達ナビのコラムの監修をしてくださっている井上雅彦先生も総監修としてかかわることになりました。Upload By 発達ナビ編集部そこで、発達が気になるお子さんを育てる保護者の皆さんから、子育ての中で感じている不安や疑問からご家庭での工夫まで、さまざまなご意見をいただき、よりニーズに合う内容の本にしたいと考えています。勉強・友達・家庭生活…どんなことに困っている?何が知りたい?アンケートを実施Upload By 発達ナビ編集部この本では、次のような内容について、具体的な困りごととその背景にあるもの、対応方法などを紹介していきたいと考えています。●家庭生活・身辺自立●学習・運動●学校・集団生活●人間関係●お金・時間・気持ちのコントロール「わが家では特にこれが困っている」「こんな風にしたらスムーズにできるようになった」といったさまざまな声を生かした本にしたいと考えています。ぜひ皆さんの声を寄せてください!【対象】5歳~15歳のお子さんを育てる保護者※該当するお子さんが2人以上いらっしゃる場合は、まずはお一人についてご回答ください。2人目以降のお子さんについては、お手数ですが再度フォームにご回答いただければ幸いです。【回答期限】2019年5月17日(金)本アンケートは、無記名で選択式及び記述式となっており、所用時間は15分程度です。
2019年05月10日3部構成の講演会で語られた、学校選びと子どもの「好き!」の伸ばし方Upload By 発達ナビ編集部コンベンションホールで行われた講演会は3部構成。まずは第1部、井上雅彦先生の基調講演からスタート。井上先生は鳥取大学大学院 医学系研究科 臨床心理学講座教授、子どもから成人期までの心理臨床が専門。学童期の子育ての悩みに答え、鳥取大学の相談室では大学生のカウンセリングをしています。講演の内容は「学童期の⼦育ての悩みに応える⼦どもの将来に向けて今親ができること」。たくさんの事例も交えて話してくださいました。親にできる大切なことは「子どもの好きなことをたくさん見つけて言葉にしてみること」。大好きなことを続ける中で自己肯定感・自己管理力が育ち、自己肯定感はやる気につながるという話題は、このあと2部、3部のパネルトークの中でもたびたびテーマとして上がりました。「好きなことを見つけてあげて、というと、保護者からは、『好きなことでは食えない』といった否定的な意見が出たりします。でも、好きなことは将来の役に立ちます。気分を変えたいとき、趣味があることが、生きていくエネルギーになるんです。カウンセリングをしていてしんどいと感じるのは、『好きなものはなくなりました、かつてはあったけど』とか『何もしたくありません』という言葉です」(井上先生)たしかにお金を稼ぐことにはなかなか直結しないことだけれど、「好きなこと」があるおかげで、不登校だった中学生が高校へ行き始めたという例もありました。在籍学級は、何度でも選び直しができる。ベストよりベターを選ぼうUpload By 発達ナビ編集部新1年生は、今まさに入学式シーズンですが、7月には、来年度の就学相談が始まります。通常学級なのか、特別支援学級なのか、特別支援学校なのか、どういう選択肢がわが子に合うのか、その選び方で迷う保護者も多いところです。「まず情報集めですが、これは住んでいる地域によっても差があるし、情報を集めれば集めるほど、それぞれにメリット・デメリットがあると分かります。そうすると、かえって追い詰められる気分になってしまうこともあるでしょう。でも、覚えておいてほしいのは『選び直しはできる』ということ。ベストよりもベターを選ぼう、と考えてほしいです。6年間は長いのですが、その間に変えることができるんです。合わなかったら変えてもいい、そんな風に思っていてください。」(井上先生)学校だけでない学びの場や方法について、パネルトークUpload By 発達ナビ編集部講演会第2部は、「発達が気になるお子さまの学習について」と題し、子どもの学習に関する新しいサービスを展開している2社の代表によるパネルトーク。株式会社すららネット佐々木章太さん、株式会社WOODY中里祐次さんが登壇しました。すららネットは、発達が気になる子どもの家庭学習の困りごとを解決するサービス。学習塾や放課後等デイサービスへも教材提供をしています。学年の枠にとらわれない「無学年式」の学習教材がメインですが、それだけでは解決できない問題について、新しいサービスをリリースしたのだそう。それは、学習指導の困りごとを解消し、保護者の方々が子どもとの関わり方を学びながら楽しく子育てができるよう支援する”勉強”におけるペアレントトレーニング(通称:勉強ペアトレ)です。どんな風に関わることで、子どもの自己肯定感を育み、勉強への意欲につなげられるかなどを学ぶことができる、オンライン型のサービスです。すららネットの「勉強ペアトレ」は、子どもだけでなく保護者の自己肯定感にも向き合うプログラムで、第1部の井上先生の話とも共鳴する内容でした。参考:すららネットWOODYは、「好きで自信をつくり、好きで社会とつながる」ために、好きなことを見つけるマッチングサービス「Branch」を提供。好きなことをどう極めていくかを教えてくれる「メンター」と、親子をつなぐのがブランチの役割です。例として、ある小学生のケースが紹介されました。小学校1年生のころに学校の先生に怒られ続けて不登校になり緘黙になったその子は、小学校6年生のころに「メンター」と出会いました。数学、物理、サッカー情報、債券市場などが好きな子で、気になると何時間でも調べているそう。親以外との社会とのつながりがなかったその子は、初めてメンターとつながることにより社会との接点ができ、今は他の国で学校に行っているそうです。学校の成績を上げるということも大切ですが、子どもが「家庭以外にも安心できる場所を作ることも大切」と中里さんは話します。好きなことを言語化する手伝いをしていくのがBranchというサービス。これも、「好き」を軸にしていくことが大切という井上先生の話ともリンクしていました。参考:ブランチインクルーシブ教育を進めるための「戦略」とは?専門家と保護者がディスカッションUpload By 発達ナビ編集部第3部は、発達障害のある子どもを育てている保護者2人と、星槎大学大学院准教授阿部利彦先生によるパネルトーク。まずは2人の保護者の自己紹介から。白砂ゆき子さんは、長男が小学校1年生で通常学級に在籍しながら特別支援教室を利用しています。古山真紀子さんは、中1の長女(ASD・ADHD・LD)、小4の長男(ASD・ADHD・LD)、3歳の次男(グレーゾーン)の3人を育てていて、「どれだけ親子で楽にいられるか」をテーマに発達障害の啓発活動をしています。続いて「発達が気になる子どもの学級選びと進路・小中学生編」と題して、阿部先生の講演。第1部の井上先生の学級選びの考え方の話に、さらに具体的な考え方、行動のしかたについて言及されました。長く相談支援員として活動してきた阿部先生ならではの切り口で、通常学級の担任の先生のタイプによって、合理的配慮をしてもらうための「戦略」をどう練るかといったかなり実践的なことにまで言及されました。Upload By 発達ナビ編集部白砂さん、古山さんは深くうなずきながら聞き、その後ディスカッションに。白砂さんからは「一人だと分からないままで不安だから、同じような悩みを持つ人とつながることが大事だと痛感しています。少し先輩の存在の大切さですね」という意見が。古山さんからは、「ずっと『この子の秀でたところを探さなきゃ』と思っていましたが、そうじゃなくて、この子の好きなことを探せばいいと分かりました。好きなことだったらがまんもできるし、伸びるんですよね。漠然と『この先どうなるの?』と大きな風船を抱えていた感じだったのが、一つひとつ不安の中身が分かったら、小さい風船がいくつもあるような感じになりました。これを一つずつつぶしていこうと思います」という感想が上がりました。展示・販売ブース、ワークショップも充実!Upload By 発達ナビ編集部講演会と別のフロアでは、発達障害のある子どもや、その保護者のニーズに合う商品・サービスの展示や販売、ワークショップが行われました。出展していた7つのブースは、ただ商品を紹介するだけでなく、さまざまな実体験ができるコーナーもあり、親子で楽しめる工夫がいっぱい。コープみらいのプリンやヨーグルトの試食コーナー、睡眠障害が軽減されるというラーゴム社の「チェーンブランケット」を実際に試せたり、書籍販売、デザイン性と軽さ、機能性を両立させた「ふわりぃランドセル」を背負って写真ができるフォトブースも。ピーエーエス社の「pinto」シリーズの商品の展示もありました。学校や家の椅子に取りつけることで正しい姿勢を保つサポートができる座位保持シートの展示コーナーでは、実際に座ってみる親子の姿が見られました。ニューロネット・ジャパンでは、「ニューロトラッカー」をミニ体験できるコーナーを設けていました。ニューロトラッカーは、視覚による知覚認知能力を活性化することで、脳の高次機能注意力を鍛えるメンタルトレーニングツールです。3D眼鏡をかけて、画面のボールを追います。実際には、ボールはただ画面の上下左右に動くだけでなく、遠くなったり近くなったりして見えています。ターゲットに決めたボールを記憶して目で追いかけ、ターゲットを正解して、ステージをクリアしていきます。トライした4歳の男の子は、「面白かった」と話してくれました。会場ではワークショップも。「お金」のセミナーは注目の的Upload By 発達ナビ編集部予約制で開催された5つのワークショップにも多くの方の参加がありました。すららネットによる「ペアトレ」体験、仕事体験テーマパーク「カンドゥー」による、魔法使いになって”ねるねるねるね”をつくる体験、ASDの特徴のひとつ「知覚過敏」を体験できるVRなど、見る・聞くだけでなく体を使って、親子で学び・遊べるワークショップ。tobiraco(トビラコ)のブースでは、子ども向けと保護者向けのワークショップが開催。アロマ粘土を使ったワークショップに参加した子どもたちは、思い思いの作品を自由に作って楽しんでいました。保護者向けには、アロママッサージが行われました。また、保護者にとって気になる話題、「発達が気になるお子さまの『親なきあとのお金』セミナー」では、参加者が熱心にメモをとる姿も。講師の行政書士・渡部伸先生と三菱UFJ信託銀行の小谷亨一氏の分かりやすいお話は、聞くと安心できる内容で、「子どものためにいくらのこすか、よりも、どうのこすかが大切」と、実践的な話題がいっぱいでした。ゆったり広々した会場で、たくさんの人がそれぞれに楽しむことができる「発達ナビ子育てフェスタ」。「子どもの将来へのヒントが見つかりますように。そして日常を離れて少しでもリラックスして過ごしてもらえたらうれしいです。またぜひ、会員同士の交流の場にもしてほしいです」という、開会の言葉通りのイベントとなったのではないかと感じられました。イベントのスポンサー紹介今回のイベントには、多くの企業の皆さまにご協賛いただきました。以下では、スポンサー企業のみなさまのサービスをご紹介します。発達が気になるお子さんにも合いやすい学習・トレーニングサービスや、生活の困りごとを解消するサービスをご提供されています。ぜひご覧ください!Upload By 発達ナビ編集部LIFULL HOME’S 住まいの窓口は、住まい選び・家づくりの無料相談窓口です。発達が気になるお子さまをお持ちのご家族向けにも、住宅購入に関する相談を承っております。ハウジングアドバイザーがご希望の条件を整理し、あなたの要望に沿った会社をご紹介します。店舗は首都圏27店舗ございます(※2019年4月1日現在)。詳しくはサイトよりご確認ください。Upload By 発達ナビ編集部「個別指導のコーチング1」は発達障害・グレーゾーン専門の個別指導塾・家庭教師を提供しています。自立して学習を行うためのコーチングのノウハウを発達障害のあるお子さまの学習指導に応用しています。授業中だけでなく、授業外での週間計画を作成し、お子さまの学習習慣を築き上げていきます。中学受験・高校受験対策を行う発達障害専門の進学塾です。Upload By 発達ナビ編集部「ラーゴム・ジャパン」が手がける、スウェーデン生まれの”チェーンブランケット”は、適度な重みがあり、まるでハグされているような感覚をつくることで、不安感が不眠につながっている人に効果があると言われています。チェーンが内蔵されたこのブランケットには、4キロから14キロまで6タイプの重さのバリエーションや、キッズ向けタイプもあり、好みに合わせて選ぶことができます。Upload By 発達ナビ編集部「ニューロトラッカー」は、北アメリカで生まれた、脳トレ・ツールです。アメリカでは、発達障害がある子どもの注意力・集中力・作業メモリーなどの向上のために活用されているほか、アスリートのメンタル・トレーニングとしても取り入れられています。パソコンを使って、ゲーム感覚でトレーニングに取り組むことができます。上記のサイトをご覧になって、ニューロトラッカーに関心を持たれたご家庭向けの、モニター募集も実施中。以下のフォームからご応募ください。ニューロトラッカー体験モニター応募フォーム取材・文:関川 香織撮影:鈴木 江実子
2019年04月11日