デアゴスティーニ・ジャパンは7日、毎号付属するパーツを組み立てるとRCモデル「ドローン」が組み立てられる週刊誌「週刊スカイライダー・ドローン」を発表した。創刊は2月3日。価格は税込2,290円で、創刊号は999円の特別価格で提供する。今回組み立てる小型のラジオコントロール機「スカイライダー・ドローン」は、フェラーリのデザインなどで知られる世界的デザイン会社「ピニンファリーナ」がデザイン。ユニット構造を採用し、初心者でも組み立て製品を目指した。センサー類は加速度、GPS、磁気計、ジャイロスコープを搭載。内蔵GPSの搭載により、離陸地点へと自動的に帰還して着地する帰還機能も備える。カメラは720pの映像が撮影でき、aviフォーマットで保存できる。別途アクションカムも装備可能。本体サイズはW39×D45×H19.5cm、重量は1.53kg。ヨーイング速度は220度/秒。飛行時間は9~10分で、バッテリ容量により増減する。最大傾斜角度は45度(転倒防止機能付き)上昇/下降速度は5m/秒、前進速度20m/秒。全57号で完成する。全号購入した場合の概算は129,239円。
2015年01月08日住信SBIネット銀行は5日、同行が取扱う住宅ローン(提携住宅ローンを除く)の固定金利5年(当初引下げプラン)では過去最低水準という年0.49%の特別金利を適用する「Mr.住宅ローン」特別金利キャンペーンを開始した。○<Mr.住宅ローン>特別金利キャンペーン概要住宅ローン借入期間:1月5日(月)~3月31日(火)対象となる顧客:上記「住宅ローン借入期間」中に「Mr.住宅ローン」の借入れを行った個人の顧客。キャンペーン開始前に申込みした場合も、期間中に借入れすれば対象となる住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。
2015年01月06日東急リバブル、凸版印刷、三菱東京UFJ銀行、三井住友信託銀行、ソニー銀行、三菱UFJ信託銀行はこのたび、タブレット端末を使用した『住宅ローン事前審査申込システム』について、1月以降本格運用を開始すると発表した。このたび6社が本格運用するシステムは、凸版印刷が開発したASP サービス、ペーパーレス申込システム「SmartEntry Tab(スマートエントリー・タブ)」をタブレット端末専用のアプリとして住宅ローンの事前審査申込に活用したものだという。同システムを利用することにより、専用申込用紙への手書きによる記入に比べ、顧客の負担軽減、審査スピードの向上、情報セキュリティの強化を実現できるという。運転免許証や名刺などの読み取り機能によって該当項目が自動入力されるほか、1回の入力で複数行への審査依頼が可能となり、顧客の手間を大幅に削減することが可能としている。2013年10月より、東急リバブルの2店舗にて、三菱東京UFJ銀行への住宅ローン事前審査申込を対象に試行を開始。また、2014年8月からは東京都の城南エリアを中心とする13店舗に拡大し、iPad版アプリによる試行を行ってきた。この間、試行店舗において三菱東京UFJ銀行へ申込みをした顧客の内、約半数の人に同システムを利用してもらい、操作性の確認や顧客からの評価などが得られたため、本格運用開始に至ったという。このたびの本格運用開始にともない、1月より東急リバブルでの導入店舗を23店舗(首都圏は学芸大学、自由が丘、田園調布、目黒、五反田、武蔵小山、旗の台、大井町、大森、蒲田、二子玉川、たまプラーザ、藤が丘、青葉台、長津田、つくし野、つきみ野、町田、鴨居の各センター。仙台は、仙台、仙台駅前、泉中央、長町南の各センター)に拡大する。同社では、すでに売買仲介営業の全担当がiPadを携行しているため、2015年度末までに全国のリテール売買仲介店舗へ導入していく予定だという。また1月より、従来の三菱東京UFJ銀行に加え、三井住友信託銀行およびソニー銀行に対する申込みにも、新たに同システムの運用を開始する。当初の取扱い店舗は学芸大学、自由が丘、田園調布、目黒、五反田、武蔵小山、旗の台、大井町、大森、蒲田の各センター。さらに、今後は三菱UFJ信託銀行への申込みにも運用を予定しており、みずほ銀行をはじめ、その他の金融機関に対しても検討を依頼しているとしている。住宅ローンの事前審査は、顧客が直接金融機関に申込むものであり、東急リバブルおよび凸版印刷が受け付けるものではない。○『住宅ローン事前審査申込システム』の主な特徴顧客の負担軽減タッチペン入力により記入負担を軽減。また、タブレット内蔵カメラでの撮影により、運転免許証から名前・生年月日・住所・免許証番号、名刺から会社名・所属部署・勤め先住所・電話番号などの自動読み取りが可能1回の入力で複数行への審査依頼が可能審査スピードの向上申込情報は連携する金融機関にデータ伝送されるため、審査期間が従来の1週間程度から約2~3日まで短縮可能情報セキュリティの強化申込内容はタブレット端末を通じて、すべてクラウド上にデータ暗号化され保管されるため、申込書のFAX送信作業が不要。それにともない、FAX誤送信リスクの軽減および情報セキュリティの向上が図れる
2015年01月06日住宅金融支援機構は5日、長期固定型住宅ローン「フラット35」の35年ローンの金利が、最も低いもので年1.47%になったと発表した。前月より0.09%低下し、6カ月連続で過去最低を更新した。借入期間が21年以上35年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.47~2.12%(前月1.56~2.19%)。最も多くの取扱金融機関が提供する最頻金利は年1.47%(同1.56%)だった。借入期間が20年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.20~2.02%(同1.29~2.11%)。最頻金利は年1.20%(同1.29%)で、3カ月連続で過去最低を更新した。「フラット35」は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利住宅ローン。最長で35年、金利が固定されるほか、保証料・繰上返済手数料が無料といったメリットがある。
2015年01月05日楽天銀行は22日、「楽天銀行教育ローン」の取り扱いを開始した。「楽天銀行教育ローン」は楽天銀行が提供する初めての教育資金専用のローンとなる。楽天銀行は2009年4月より「楽天銀行スーパーローン」(カードローン)、同年5月より「フラット35」、2012年1月より「フラット35」と変動金利住宅ローンを組み合わせた「固定と変動」、そして2013年11月より「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」を提供してきたが、このたびの「楽天銀行教育ローン」の取扱い開始で、より顧客の資金用途に合わせたローンニーズに対応できるようになるという。○「楽天銀行教育ローン」の特徴簡単な申し込み方法申し込みフォームの入力は楽天銀行ウェブサイトから行う。また、必要書類はスマートフォンのカメラで撮影し、「楽天銀行アプリ」から送ることができるので、郵送の必要はない。「楽天銀行アプリ」を利用しない顧客は、必要書類を郵送する必要があるスピーディーな融資審査結果は原則翌営業日に回答する。また、申し込みから最短で翌営業日に融資するので、急ぎの顧客も利用できる。申し込み受付時間によっては審査結果の回答が翌々営業日以降になる場合がある選べる金利タイプと魅力的な金利金利タイプは「変動金利」と「固定金利」を用意したので、顧客のプランに合わせて選ぶことができる。また、「変動金利年3.36%」(22日現在)、「固定金利年3.90%」(同)と、魅力的な金利で提供しているという○商品概要なお、楽天銀行アプリはAppStoreおよびGooglePlayから無料でダウンロードできる。楽天銀行は、今後も魅力ある商品・サービスの提供を続けていくとしている。
2014年12月26日今やダブルインカム(共働き)が当たり前な世の中になっていますね。特に住宅ローンを抱えている家庭では、夫婦ともに働かないと厳しい経済状況となっていることも多いと聞きます。今回は、住宅ローンを抱えた共働き世帯の生命保険の見直しを、どのように考えたらよいかを考えてみましょう。夫婦のどちらか一方が単独でローンを組んでいる場合夫婦のどちらかが単独で住宅ローンを組んでいる場合、まず「団体信用生命保険」が住宅ローンに付いているかどうかで見直し方法が変わってきます。なぜなら、団体信用生命保険は、住宅ローンを借りている人に万一のことがあった場合に、残りの住宅ローンが返済される保険だからです。例えば、夫が住宅ローンを借りていて、夫に万一のことがあった場合には、団体信用生命保険によって住宅ローンの残りは全額返済され、残された妻には返済負担のないマイホームが残されます。夫婦二人暮らしで、妻の働きで生計を維持できる場合は、夫の死亡保障は特に用意しなくてもよいかもしれません。しかし、子どもがいる場合は少し違ってきます。団体信用生命保険によって住宅ローンの残債は無くなりますが、残された妻と子どもの生活を考えなくてはなりません。妻が正社員等で、自分の収入と遺族年金等で生活に困らないのであれば、夫に大きな死亡保障は考えなくてもよいかもしれません。ただ、妻がパートなどの家計の足しという働き方をしている場合は、夫に万一のことがあったときの死亡保障をしっかり備えておく必要があります。とはいえ、住宅ローンと子どもの教育費の積み立てだけで精一杯で、死亡保障の保険料負担までは無理、というご家庭も多いのではないでしょうか。そこで、保険料をできるだけ抑えつつ必要な死亡保障をカバーしたい場合、「収入保障保険」という選択肢があります。図1 収入保障保険の仕組み例図はイメージで、実際の商品とは異なります資料:執筆者作成収入保障保険は、保険金が毎月一定額ずつ支払われる保険で、被保険者が万一の場合、残された家族が毎月お給料感覚で保険金を受け取ることができる保険です。また、亡くなったときから保険期間満了になるまで保険金が支払われるので、早期に死亡した場合に受取総額が多くなり、徐々に逓減していくという特徴があります。必要保障額は子どもの成長と共に減少していくので、効率のよい保険の掛け方ができます。そしてなにより、保険料が安く抑えられるというメリットがあります。図2 契約年齢:30歳 保険期間・保険料払込期間:60歳満了 年金(保険金)月額10万円の場合資料:執筆者作成夫婦で連帯してローンを組んでいる場合夫と妻の双方の収入を合算して住宅ローンを組む場合、どちらかを主債務者、もうひとりを連帯債務者とする場合があります。この場合、主債務者のみが団体信用生命保険に加入するのが一般的です(「フラット35」には夫婦ともに保障対象となるものがあります)。主債務者に万一のことがあった場合には夫の分の住宅ローンは無くなりますが、連帯債務者が亡くなった場合には住宅ローンは残ります。夫婦の収入にもよりますが、一般的に夫が主債務者、妻が連帯債務者だった場合、もし妻が亡くなったとしても住宅ローンはまるまる残ることになるのです。この場合、連帯債務者である妻の死亡保障を考えることが重要です。ここでも、収入保障保険を活用しましょう。残された主債務者である夫が、それまでの妻の分まで一人で住宅ローンを負担することになるのですから、経済的にはかなり厳しくなることが予想されます。住宅ローンの返済期間にあわせて収入保障保険を準備しておけば、ローン残高に合わせて保険金も減るため合理的で、妻に万一のことがあっても対処できます。なお、主債務者である夫が亡くなった場合も、妻の分の住宅ローンは残りますので、収入保障保険でローン返済や子どもの教育費、生活費に備えておくとよいでしょう。夫婦で別々にローンを組んでいる場合夫と妻が別々にそれぞれローンを組む場合は、団体信用生命保険を別々に付けることになるため、万一の場合は亡くなった方の分のローンが無くなります。残された側は今までと変わらず自分の住宅ローンを払うことになりますが、共働きからシングル世帯となることから経済的に厳しくなることも予測されます。子どもがいる場合は、やはり夫婦ともに住宅ローンの返済期間に合わせて、収入保障保険を準備しておくとよいでしょう。他に考えるべき保険の見直しどのパターンの住宅ローンの組み方をした場合でも、夫や妻が健康で収入を得られることが前提となっています。たとえ「万一」は無くても、体を壊して入院ということになっては、ローンの返済計画も見直しを余儀なくされることがあります。元気でいられるのがベストですが、病気やケガへの備えも大切です。共働きの場合、夫婦どちらが入院したとしても、どちらかの収入が途絶えると、毎日の生活に支障が出ます。特に子どもが小さい間は、家事代行や子どもの送り迎えを有料サービスでお願いしたり、託児所に依頼したりするなど、思わぬ出費がかさむ可能性があります。家事代行などは、2時間程度で5,000円?8,000円程度かかります。託児サービスも一時預かりだと費用がかさみます。このような出費に対処するためには、夫婦で「医療保険」を準備しておくとよいですね。夫婦ともに日額5,000円?1万円程度の入院保障を付けていると、ひとまず安心です。ダブルインカムで住宅ローンを返済しているご家庭では、夫婦のどちらにどんなことがあっても対処できるように、少ない金額で保障を付けられる、収入保障保険と医療保険で万全の準備をしておきましょう。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年12月16日SBIモーゲージはこのたび、2014年11月に住宅ローン残高が2兆円を突破したと発表した。同社は、2001年5月に日本初というモーゲージバンク(証券化を資金調達手段とした住宅ローン貸出専門の金融機関)として、インターネットチャネルを活用した全期間固定金利の住宅ローンの販売を開始した。2007年2月には対面での相談を希望する顧客のニーズに応えるべく、対面型店舗の展開を開始し、今現在全国175店舗(2014年3月31日現在)を展開しているという。また、2012年10月には借り換えによるメリット金額を提示する「借り換えメリット査定サービス」や、2013年8月には住宅ローンの借り換えチャンスをメールで自動通知する「レートウォッチャーサービス」を開始するなど、店舗とインターネットを活用し、顧客の利便性を高めるべく、新サービスの開発にも注力しているという。その結果、住宅金融支援機構提携の【フラット35】融資実行件数において、全330金融機関中4年連続No.1(2010年度~2013年度における【フラット35】融資実行件数。【フラット35(保証型)】を含む。SBIモーゲージ調べ)のシェアを獲得、そして2014年11月に住宅ローン残高2兆円突破を達成した。SBIモーゲージは、今後も住宅ローン専門の金融機関として信頼と安心を提供し、全国の店舗網拡大と金融商品・サービスの拡充により、顧客一人一人に対して最適な金融商品を提供できる、「真のワンストップサービスの実現」を目指していくとしている。
2014年12月10日今や国民病といえるがんの診断と治療技術は、日進月歩で進歩しています。最近のがん治療は通院(外来)で行われることが増えてきました。そのため、入院治療主体の従来型のがん保険では、治療実態と乖離(かいり)し、十分な保障が得られない可能性があります。そこで、最近のがん治療や最新のがん保険について考えてみました。国民の約2人に1人はがんにかかる!?がんは国民病といっていいほど、身近な病気になりました。一生涯のうちにがんと診断される人の割合は、男性58.0%、女性43.1%。約2人に1人ががんにかかるのです。そして、がんは昭和56年(1981年)から日本人の死因第1位を占めています。平成25年のがんによる死亡者数は36万5,000人で、全死亡者のうち28.6%でした。がんは30年以上にわたって死因の第1位を占めていますが、医療技術の進歩によって徐々に治る病気になりつつあります。ただ、治療は長期にわたることもあり、公的医療保険が適用される治療だけを受けても、毎月の医療費負担は家計の重荷になります。もし、高額な先進医療の技術を受けることになると、経済的なダメージはさらに大きくなります。また、がんにかかると、通院のために職場の配置転換や離職を余儀なくされることもあり、収入減や収入途絶が追い打ちをかけます。こういった経済的ダメージへの備えとしてがん保険があるわけですが、最近、保障内容に変革が起きています。それは、治療方法が変わってきたからです。では、最近のがん治療はどう変わったのでしょうか。がん治療は「集学的治療」が主流以前のがん治療は、「入院して手術」が主流でした。現在でも、手術はがん治療の有効な治療法ですが、最近はこれに、放射線治療や抗がん剤治療を効果的に組み合わせる治療法が主流となっています。これを「集学的治療」といいます。放射線治療や抗がん剤治療は通院だけで行われることもあり、手術も技術の進歩で日帰りや短期間の入院ですむケースがあります。こういった治療法の進歩で、がん治療は入院から通院にシフトしているのです。下表は、がんの受療率の年次推移ですが、平成17年を境に、通院治療の方が増えています。ところが、入院・手術を前提とした従来型のがん保険では、通院だけの治療では受け取れる給付金はがん診断給付金くらいで、通院については十分な保障が得られるとは言い難いのです。そこで、最近のがん治療に合わせた保障内容を盛り込んだ新しいがん保険が登場してきています。このタイプをここでは新型がん保険と呼ぶことにします。大きく、「通院重視型」と「一時金重視型」に分かれる新型がん保険の傾向をみてみると、通院だけでも給付金が支払われる「通院重視型」と、診断給付金・治療給付金などまとまったお金の給付を重視した「一時金重視型」に大別されます。通院重視型は、文字通り、手術・放射線治療・抗がん剤治療などの治療を受けるために通院すれば、日数分の給付金が支払われます。入院の有無にかかわらず、がんの治療のために通院すれば給付されるのが通院重視型の新型がん保険の特長です(経口投与による治療は対象外になる等、保障内容は保険商品により異なります)。もちろん、入院治療でも給付金は支払われます。一時金重視型は、診断給付金や治療給付金としてまとまったお金を受け取って、自由に治療費、あるいは生活費の補填等にあてられるタイプの保険です。どちらのタイプがいいかは、その人の考え方によります。入院・通院のどちらの治療を受けても日数分の給付金を受け取りたい人は通院重視型、まとまったお金をもらって治療費などにかかる費用を賄う方がいいと考える人は一時金重視型がいいでしょう。新型がん保険を検討する際は、がん診断給付金の内容もチェックしてください。診断給付金はがんと診断されると支払われるがん保険がほとんどで、入院を伴わなくても受け取れます。ただ、最初のがん診断時に1回のみしか受け取れないがん保険と、複数回(2年に1回が限度の商品が多い)受け取れるがん保険があります。がんは再発や転移が心配な病気なので、複数回の方が安心でしょう。ただ、保障が手厚い分、保険料は高くなるので、1回のみしか受け取れないがん保険でもいいと割り切ることも必要かもしれません。先進医療の保障は、どちらのタイプのがん保険にもセットされているか、特約でつけられるようになっています。がんに関する先進医療の技術料は高額なものがあるので、今や必須の保障といっていいでしょう。通算限度額は1,000万円、2,000万円などがあり、2,000万円が主流になりつつあります。これは、1,000万円か2,000万円あればよいでしょう。ただし、現在ご加入の医療保険に先進医療の保障がセットされていたら、がん保険にはなくてもいいでしょう。医療保険の先進医療でがんの先進医療もカバーしているので、両方につけると重複してしまうからです。なお、公的医療保険適用、自由診療(海外では治療に使われているが、日本国内では承認がおりていない抗がん剤を使用する治療などのこと。治療費が公的医療保険対象部分も含めて全額自己負担になる)のどちらの治療を受けても、先進医療の治療費を含めてかかった治療費の全額が支払われるがん保険もあります。5年以上前にがん保険に加入した人は、保障内容は従来型のがん保険のケースが多いので、この機会に見直しをしましょう。コラム執筆者プロフィール 小川 千尋(おがわ ちひろ)ファイナンシャルプランナー/子育て・教育資金アドバイザー/終活カウンセラー/整理収納アドバイザー1994年AFP資格取得。独立系ファイナンシャルプランナーとして、主にマネー誌、一般誌、新聞などのマネー記事の編集・執筆・監修、セミナー講師などで活動。オールアバウト「生命保険」ガイドも務めている。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年12月09日住宅金融支援機構は1日、長期固定型住宅ローン「フラット35」の35年ローンの金利が、最も低いもので年1.56%になったと発表した。前月より0.05%低下し、5カ月連続で過去最低を更新した。借入期間が21年以上35年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.56%(前月1.61%)~年2.19%(同2.25%)。最も多くの取扱金融機関が提供する最頻金利は年1.56%(同1.61%)だった。借入期間が20年以下で融資率が9割以下の場合の金利は、年1.29%(前月1.34%)~2.11%(同2.16%)。最頻金利は年1.29%(同1.34%)だった。「フラット35」は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利住宅ローン。最長で35年、金利が固定されるほか、保証料・繰上返済手数料が無料といったメリットがある。
2014年12月01日住信SBIネット銀行はこのたび、12月1日から2015年2月27日までの対象期間中に住宅ローンを借換えをした顧客を対象に、もれなく現金1万円をプレゼントする「住宅ローン借換え応援キャンペーン」を開始すると発表した。同キャンペーンは、11月から取扱いを開始した保障が充実の「Mr.住宅ローン」と、従来から取扱っている「ネット専用住宅ローン」のいずれの商品への借換えも対象となる。○キャンペーン概要期間/住宅ローン借入期間:12月1日(月)~2015年2月27日(金)対象となる顧客:住信SBIネット銀行のWEBサイトより「Mr.住宅ローン」または「ネット専用住宅ローン」への借換えを申込み、「住宅ローン借入期間」中に借入れをした個人の顧客特典内容:現金1万円特典提供時期:2015年3月末頃に代表口座の円普通預金に入金予定住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。
2014年11月28日ハイアス・アンド・カンパニーは27日、住宅FPサービス「リライフクラブ」において、認定資格「住宅FPマスター」を2015年1月から開始すると発表した。これにより、一定の相談スキルを備えた住宅営業スタッフを増やし、エンドユーザーが安心して住宅取得のための相談を受けられる環境整備を目指すという。同資格は、住宅に関する優秀なFPであることを証明するもの。リライフクラブが展開している研修を全て受講した後、同クラブ独自のシミュレーションシステム「ハイアーFP」を活用した現場での相談事例を論文として提出し、その中から優秀な事例を発表したユーザーに対して資格を付与する。2015年4月に行われるリライフクラブの全国大会では、全国よりFPマスターが集結して事例を発表。最も優れた事例を発表したスタッフに対して「グランドマスター」の称号を与えるとともに、特典としてハイアスが刊行する書籍などで表彰する。リライフクラブは、ライフプランに基づいた住宅FPサービスを提供する住宅・不動産会社の全国ネットワーク。個人の経験に依存しがちな住宅に関する資金相談ノウハウを誰でも学べるように形式知化し、ユーザーは研修を通じてその提案ノウハウを学習することができる。2014年11月現在、450社、1,700人のユーザーがいる。
2014年11月28日「年収103万円を超えないように働きたい」パートやアルバイトで働いたり、働いた経験のある方なら、こう考えている方も多いのでは?働く時間を調整して年収を103万円以下に抑える「働く妻」は多く、ある調査によると、パートタイマーの実に34.5%もの人が就労調整をしています。以下にその理由を見てみましょう。<就労調整している理由(複数回答)>配偶者控除の適用を受けるため103万円以下に抑えるようにしている:42.4%配偶者の社会保険に被扶養者として加入するため130万円未満に抑えるようにしている:42.4%自身の収入に所得税がかからないよう103万円以下に抑えるようにしている:41.7%出典:「短時間労働者の多様な実態に関する調査」/独立行政法人 労働政策研究・研修機構 2013年5月「年収103万円の壁」とはなんでしょうか。会社員の妻がパートタイムなどで年に103万円以上働くと、税金や、夫の会社からの配偶者手当の支給の打ち切りなどから、世帯としての手取り額が減ってしまうことがあります。そのため、「働いても手取りが減ってしまうなら103万円以内で働こう」とする人が少なくなく、103万円が一種の壁になっていることを表した言葉です。ところが、この「年収103万円の壁」が崩れる可能性が出てきました。どのようなことか解説していきましょう。そもそも年収103万円を超えるとどうなるの?現行制度では、年収103万円の壁を超えて働くと、どのような影響があるのでしょうか。(1)働く妻自身の所得税が発生する働く妻自身の所得税を計算する上で、パート収入から控除することができるのは、「給与所得控除」と、どの納税者も受けられる「基礎控除」の2つ。パート年収が103万円で他に収入がない場合、「給与所得控除」の65万円と「基礎控除」の38万円を控除することができます。結果、働く妻自身の所得は0円となり税金はかかりません。しかし103万円を超えると、他に受けられる控除(生命保険料控除など)がない場合は所得税が課税されます。ちなみに、働く妻自身の住民税については、年収100万円を超えると課税されます(なお、パート収入が100万円以下でも、お住まいの地域によっては住民税がかかる場合があります。詳しくはお住まいの市区町村の窓口でおたずねください)。(2)夫の所得税の配偶者控除が受けられなくなる「配偶者控除」とは、配偶者の合計所得金額が38万円以下の場合に受けられる控除です。夫が「配偶者控除」を受けるためには、妻の年収が103万円以下である必要があります。妻の年収が103万円であれば、「給与所得控除」の65万円を控除すると合計所得金額が38万円となるからです。(3)代わりに「配偶者特別控除」が受けられるように103万円を超えると、「配偶者控除」の代わりに「配偶者特別控除」(※)を受けられるようになります。もし妻のパート収入が104万円になった場合、合計所得金額は104万円から「給与所得控除」の65万円をひいた39万円となります。合計所得金額が38万円超40万円未満の場合、夫は38万円の「配偶者特別控除」を受けられますが、妻の収入が上がっていくにしたがって、夫が受けられる特別控除額は次第に減っていく仕組みとなっています(図表1参照)。この「配偶者特別控除」は、妻の収入が141万円未満まで受けることができます。(※)「配偶者特別控除」は夫の合計所得金額が1,000万円(給与収入金額が約1,231万円)を超えると受けられなくなります。図表1:配偶者特別控除の所得ごとの控除額資料:国税庁ホームページをもとに執筆者作成(4)103万円を超えると夫の会社から手当がもらえなくなることも多くの企業では、配偶者手当の支給条件を、国の配偶者控除に合わせて妻の年収が103万円以下の場合としているため、手当がもらえなくなることがあります。以下、年収103万円以下と超えた場合の違いについて、まとめます。図表2:年収103万円以下と超えた場合との違い資料:執筆者作成「103万円の壁」が崩れるとは?現在、国は上記(2)で触れた「配偶者控除」の見直しに向けて議論しています。安倍内閣は、女性がもっと働ける世の中にするためにさまざまな女性活躍推進施策を打ち出し、配偶者控除の制度が女性の働く意欲を阻害しているのではないかという考えなどから、見直しに向けて動いているのです。しかし世論では、反対の声も少なくありません。女性が安心して働く環境が十分に整っていないうちに早計ではないかという意見などです。103万円以上に働きたくても、子どもや介護の依頼先がないなどの事情で働けない妻がまだたくさんいるからです。「130万円の壁」の影響はさらに大きいさて、現在議論されている「配偶者控除の見直し」以上に、家計への影響が大きく、多くの妻が働くことを制限せざるを得ない壁があります。それが「130万円の壁」です。働く妻の年収が130万円を超えると、妻自身の社会保険(年金・健康保険)の保険料納付義務が生じ、家計に大きな影響を与えます(年間約25万円の負担増)。しかも、2016年10月からは短時間労働者に対する厚生年金・健康保険適用の基準が拡大される見込みで、一定の条件に当てはまる場合、年収106万円(※週20時間以上で月額賃金8.8万円以上、勤務期間1年以上、学生は除く)を超えると社会保険料負担が生じます。当初は従業員501人以上の企業での実施になりますが、「103万円の壁」どころか、さらに影響が大きい「106万円の壁」がもうすぐ出現するのですね。以下、まとめてみましょう。図表3:働く妻の年収と税金・社会保険料・夫の配偶者控除等の関係資料:執筆者作成もし廃止されたらどうしたら良い?現在、年収を103万円以下に抑えている方にとって、配偶者控除が廃止・縮小された場合以降の働き方は悩むところかと思います。次の2つのポイントについて考えてみましょう。<1> 103万円以上働くことによる家計への影響は?上記図表2で触れたように、103万円以上働いた場合、妻自身が所得税を支払うことになり、さらには夫の会社から支給されていた配偶者手当がもらえなくなる場合があります。手当が大きい場合は、少し年収が増えても、手当がもらえなくなる損失分の方が上回る場合もあるので注意が必要です。<2>自分自身の今後の働き方について今は子どもに手がかかるので、短時間でしか働けないが、手がかからなくなったらフルタイムで働きたい、将来に向けてキャリアを積み重ねたいなど、働く妻自身が、今後どのように働いていきたいか、長期的な視点で考えることが大切です。「配偶者控除の見直し」について、現在国は検討をしている段階ですので、ニュースなどをチェックして、今後の動向に注目しましょう。と同時に、家計に与える影響や、ご自身の今後の働き方について、もう一度じっくり考えるきっかけとされてはいかがでしょうか。コラム執筆者プロフィール 鈴木 さや子(すずき さやこ)(株)ライフヴェーラ 代表取締役/mamaTanoマネーサロン 代表/CFP(R)/1級FP技能士/住宅ローンアドバイザー/キャリアコンサルタント(CDA)家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けに、セミナーやコラム記事などを通じて情報発信。保険などの商品を一切販売しないファイナンシャルプランナーとして活躍中。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。女性の心に寄り添う個人相談にも定評がある。企業講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年11月25日ネクストは6日、同社が運営する不動産・住宅情報サイト「HOME’S」内の住宅トレンドニュースサイト「HOME’S PRESS(ホームズプレス)」にて実施した「住宅ローンの頭金と内訳」に関する調査結果を発表した。それによると、住宅ローンの頭金額は二極化していることがわかった。住宅を購入する際、どのくらい頭金を用意したかと尋ねたところ、平均は753万円。金額別では、「頭金なし(0円)」が15.4%で最も多く、次いで、「1,000~2,000万円未満」が15.0%、「2,000万円以上」が11.7%、「500~700万円未満」が11.3%、「400~500万円未満」が10.8%、「300~400万円未満」が7.9%などとなった。頭金なしが最多となった一方、1,000万円以上が合わせて26.7%を占め、二極化が顕著にみられた。頭金の集め方については、「夫の今までの貯金」が46.8%でトップ。以下、「家族で貯めた貯金」が40.4%、「妻の今までの貯金」が31.5%、「夫の両親からの資金提供」が18.2%、「妻の両親からの資金提供」が11.3%、「親・親族から借りた」が8.4%、「株を解約した」と「消費者金融」が同率の2.5%と続いたほか、「宝くじに当たった」も1.5%あった。年代別に見ると、20代は他の年代と比べて夫や妻の両親からの資金提供や、親族、消費者金融に借りたという回答が多かった。同調査は、2014年10月16日~17日にインターネット上で行われ、過去5年以内に住宅ローンを組んで住宅を購入した20~59歳の個人240人から有効回答を得た。
2014年11月11日大垣共立銀行は4日、住宅ローンを利用中の顧客を対象に「8大疾病補償付債務返済支援保険」の取り扱いを開始した。同保険は「病気やケガ」により30日を超えて就業できなくなった場合に毎月のローン返済額を支払う「月額返済補償」と、8大疾病(がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、肝硬変、慢性膵炎、慢性腎不全)を原因として月額返済補償が12カ月継続した場合に住宅ローンの残債額を支払う「残債一括補償」を組み合わせた商品だという。OKB大垣共立銀行は住宅ローンの利用開始時に加入可能な"8大疾病"対象保険として「ローン返済支援保険」「3大疾病+5つの重度慢性疾患補償付団体生命保険」を提供している。同保険の取り扱い開始により、既存の"8大疾病"対象保険に加入していない人でも、8大疾病への備えとして中途加入できるようになったという。OKB大垣共立銀行はこれからも、顧客の幅広いニーズに応えることができるよう商品の充実に努めていくとしている。
2014年11月10日住信SBIネット銀行はこのたび、10月31日時点において、住宅ローン取扱額が2007年9月24日の営業開始以来7年1カ月で2兆円を突破したと発表した。2012年3月13日に1兆円を突破し、わずか2年8カ月で1兆円から2兆円に到達したことになる。2013年11月より充実した補償の「Mr.住宅ローン」の取扱いを開始し、1年が経過した。「ネット専用住宅ローン」と「Mr.住宅ローン」の2つの商品から顧客自身にあった商品を選ぶことができるようになり、より多くの顧客のニーズに応えることができるようになっているという。同社が取扱う住宅ローンは、魅力的な金利に加え、以下の充実したサービスを付帯しているとしている。ネットと郵送で手続き完結一部繰上返済手数料や、団信・8疾病保障の保険料が無料万が一の交通事故や、地震への保障も充実(「Mr.住宅ローン」)女性の顧客にはがん診断給付金付き(「ネット専用住宅ローン」)「Mr.住宅ローン」は固定金利5年(当初引下げプラン)が年0.520%(基準金利からの引下げ幅年-2.00%)、「ネット専用住宅ローン」については、固定金利10年(当初引下げプラン)が年1.060%(基準金利からの引下げ幅年-1.55%)と、魅力的な金利となっていて、多くの顧客から支持を得ているとしている。また、WEBサイトからの申込みのほか、提携不動産会社を通じた申込みも順調に増加。提携不動産会社や提携チャネルにおける顧客から厚い支持を得たことも、取扱額2兆円突破に大きく寄与したという。8月に提携チャネル向け営業拠点を大阪にも設置した。さらに多くの顧客に支持してもらえるよう、営業体制も強化していくとしている。住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。
2014年11月10日全国で「1000万円均一の注文住宅」をフランチャイズ・チェーン(FC)展開する千金堂はこのほど、1,000万均一住宅のベースとなる建物外形規格「ソリッドモジュール」に、新しいラインナップ「ロジアユニット」を追加した。○思い思いに利用できる"半戸外空間"を実現同社が10月に発表した、フル装備住宅「A1000」の新デザイン「A1000 2015 MODEL」の特徴は、この「ロジアユニット」として半屋外空間をユニット化している点にある。「ロジア」は"半戸外空間"を意味し、ロジアを設けることで内部と外部が緩やかにつながり、室内から屋外へと生活空間が広がる。外部からの視線が気にならないプライベートスペースとして、気持ちの良い風を感じながらくつろいだり、室内ではできない作業スペースにするなど、思い思いに利用できる半戸外空間となるという。「ロジア ユニット」は、2×2ユニット、3×2ユニット、3×3ユニットを用意、さまざまなライフスタイルに対応できる形となっている。
2014年11月07日エイブルはこのほど、ユニバーサルデザイン住宅「HANARE(はなれ)」プロジェクトを開始した。○高齢世帯向けの、ユニバーサルデザイン住宅プロジェクト同プロジェクトは、「高齢者世代に住み慣れた土地での終の棲家を」「子育て世代へ広く住みやすい住宅の供給」という基本コンセプトのもと、高齢世帯に向けた新提案を行うもの。「既存住宅を貸し出して家賃収入を得る」「安心・安全なユニバーサルデザイン住宅」「スケルトン・インフィル」の3つのポイントを軸に展開。今使用している大きな家は、需要の高い子育て世代に賃貸として提供し、自身は同敷地内に"HANARE(はなれ)"を建築、そこを終の棲家とするプロジェクトとなる。木材建材製造・流通大手の住友林業より住宅資材を調達し、日本電気が提供するクラウドサービス「JHOP」のCAD・積算システムなどを利用し、高齢者向け木造APS工法平屋建てのユニバーサルデザイン住宅(長期優良住宅仕様)を提供する。施工体制は、アップルピンシステムズとE・M・LUMBERが、各地域の工務店へ技術指導を行うと同時に、日本建築士連合会による高度な知識や技術、経験豊富な建築資格である"専攻建築士"による設計・工事管理および建築により、全国各地で「安全で安心な建物」を提供するという。販売価格は、750万円(税別)。坪単価は58万7,300円(税別)。床面積は42.23m2(12.77坪)。設備サイズは、浴室1,616mm、キッチン1,650mm、洗面台750mm。主な設備は、バストイレ別、オープンキッチン、3口ガスコンロ、TVモニター付インターホン、ウォシュレット、室内洗濯機置場、独立洗面台、追炊機能、浴室乾燥機、ユニバーサルハンドル(引違い窓)、床暖房(タタミコーナー)、緊急通報システムなどとなる。
2014年11月06日大垣共立銀行は14日、進学ローン「合格応援キャンペーン」を実施すると発表した。同キャンペーン期間中は「ライフプラン『進学ローン』(金利変動型)」を通常よりもおトクな金利で借入れできるとともに、「ライフプラン『進学ローン』」または「進学ローン『カード型』"青春太鼓判"」を契約した顧客に図書カードをプレゼントするという。OKB大垣共立銀行はこれからも、顧客の役に立てるよう、魅力あるサービスを届けていくとしている。○キャンペーン概要実施期間:10月14日(火)~2015年5月29日(金)対象商品:ライフプラン「進学ローン」(金利変動型・金利固定型)、進学ローン「カード型」"青春太鼓判"対象となる人:期間中、上記対象商品を申し込みのうえ、2015年6月30(火)までに借入れ(契約)した顧客内容:ライフプラン「進学ローン」/金利変動型 - (1)融資金利を年1.8%(通常時は年3.225%)とする(2)保証料を通常よりも引下げる(3)図書カード(1千円分)をプレゼントする/金利固定型 - 図書カード(1千円分)をプレゼントする、進学ローン「カード型」"青春太鼓判" - 図書カード(1千円分)をプレゼントする
2014年10月16日じぶん銀行はこのたび、カードローン(じぶんローン)のローン融資残高が2日に400億円を突破したと発表した。じぶんローンは、2008年12月に商品のサービスを開始し、昨年1月に融資残高200億円、その1年2か月後の今年3月に融資残高300億円を突破した。それからわずか7か月後での融資残高400億円突破となった。多くの顧客から支持を得たことで、残高増加のペースは年々上がっているという。これからも、顧客のニーズに応えるべく商品性や利便性、サービスの向上に取り組んでいくとしている。○じぶんローン5つの特長1.最大500万円までおまとめ・借り換えが可能。毎回の返済額が軽減されるチャンス2.最短でその日のうちに顧客の口座へ振込む最短即日融資3.限度額300万円までなら収入証明書原則不要4.ATM手数料は完全無料で、全国のコンビニなどで365日利用OK5.じぶんローンの金利は3.9%~17.5%(年率)。auユーザー限定で最大年0.5%の金利優遇
2014年10月08日前回、バンクローンの特徴として「変動金利」であることをお伝えしましたが、もう1つの特徴として「担保」が設定されていることがあげられます。バンクローンは、相対的に格付が低い企業に対する貸付債権なので、その企業が破たんするなど、不測の事態が起こる可能性が考えられます。そこで今回は、バンクローンの不測の事態に対する『備え』の機能について押さえていただきたいと思います。バンクローンは、多くの場合、相対的に信用力が低い企業に対する貸付債権なので、その分利回りは他の資産と比較して魅力的な水準となっています。相対的に信用力が低い企業ということは、デフォルト(債務不履行)に陥る可能性が考えられます。しかし、バンクローンには、「担保」(※)が設定されていることが多いので、その企業がデフォルトした時には、債権者(貸し手)は、優先的に債権(貸付金)の回収ができるため、元本回収率は、社債などと比較して高い水準といえます。また、その企業がそもそもデフォルトしないよう、財務面などで厳格な審査を行ない、貸付けた後も、その条件を満たしているかチェックを行ないます。※ 機械設備、売掛金、在庫、不動産、保有株式、商標権、特許権など、有形・無形、全ての資産が担保の対象となります。(※上記はイメージであり、実際とは異なる場合があります。)米国では景気が徐々に上向きつつある反面、世界的には不安定な要素もあります。このような環境のもと、『備え』の機能があり、元本の保全性が比較的高いバンクローンの魅力が高まっています。(2014年9月30日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、コールセンターに寄せられたお客さまの素朴な疑問に、毎回漫画入りでわかりやすく回答する「こよみ」からの転載です。→「こよみ」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが投資信託の仕組みについてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年09月30日みずほ銀行はこのたび、太陽光発電システムを搭載した新築住宅を購入する顧客向けに、「太陽光発電住宅ローン」の取り扱いを開始した。同商品は、顧客の太陽光発電システムを搭載した新築住宅の購入ニーズに従来以上に応えていくため、主要ハウスメーカーと提携契約を締結し、メガバンクとして初めてという太陽光発電システムから得られる売電収入を年収に合算して審査する住宅ローンになるという。太陽光発電システム部分への融資期間を「再生可能エネルギー固定価格買取制度」の適用期間内(最長20年)とし、住宅部分(同35年)へのローンと併用で支援するとしている。なお、太陽光発電システム部分についても住宅ローンと同一の金利で借り入れることができる。近時、政府による再生可能エネルギーの普及促進支援もあり、太陽光発電システムを搭載した新築戸建て住宅が浸透しつつあるが、同行は、同取り組みを通じて、政府の「革新的エネルギー・環境戦略」における「住宅用太陽光発電」の普及に貢献していくという。みずほフィナンシャルグループは中期経営計画『One MIZUHO New Frontier プラン~みずほの挑戦~』を掲げ、「"新しい金融"の姿を目指し、他に先駆けて、金融の新時代を切り拓くべく、<みずほ<一体となって取り組む」こととしているという。同件を通じて、「サービス提供力の向上による顧客に選ばれ続ける金融グループ」の実現に向けて取り組んでいく所存だという。同行は引き続き、顧客の多様なニーズに応えるための魅力のある商品・サービスの提供に努めていくとしている。
2014年09月30日夢のマイホームを手に入れる手段として、住宅ローンの利用を検討する方が多いでしょう。「金利の低い変動金利と最後まで安心の固定金利のどちらを選ぶべきか」という悩みは永遠のテーマですね。今回は、住宅ローンの金利タイプの選び方のポイントをおさらいしてみましょう。■変動・固定 金利、みんなはどっちを選んでいるの? 実際に住宅ローンを組んだ人は、いったいどちらを選んでいるのか、気になりませんか。住宅金融支援 機構「民間住宅ローン利用者の実態調査2014年1月2月期」によると、変動金利42.8%、固定期間選択型33.7%、全期間固定金利23.5%という結果でした。やはり、実質1%を切る変動金利の低さに魅力を感じている方が多いのですね。2014年7月のイオン銀行の変動金利ですと、0.57%という驚くべき低さ。ちなみに、固定期間選択型を選んだ方は、10年固定型を選んだ方が最多でした。おそらく住宅ローン減税期間の10年で完済してしまおうという計画なのでしょう。・固定金利のメリットとデメリットメリット:金利が変わらない安心。将来設計がたてやすい。デメリット:変動金利より金利が高くなる。・変動金利のメリット・デメリットメリット:1%を切る金利の低さ。デメリット:将来設計がしにくい。未払利息が発生するリスク。■住宅ローン金利の選び方のポイント3つポイント1 性格で選んでみようあなたは物事を楽観的に捉えるタイプですか。それとも、何か考え始めてしまうと悲観的な思考にとらわれてしまいがちなタイプですか。悲観的になってしまうネガティブタイプの方なら、全期間固定金利を選んでおいた方が心休まることでしょう。固定金利なら、最後まで毎月の支払額が変わらない安心が手に入ります。変動金利ほどではありませんが、35年ローンでも2%以下の商品がある超低金利時代なのです。ポイント2 リスク許容度で選ぼう1)月々の返済額が上がっても耐えられる家計である2)子どもの教育費の掛かる時期はもう終わっている上の2つの問いに対して、どちらも「はい」と答えられるご家庭であれば、金利が上がっても返済に行き詰まる可能性は低いので、変動金利を選ぶことができます。反対に、今の変動金利の返済額を返すのがやっとだったり、子どもの教育費がかかる高校生や大学生になる年齢まで住宅ローンを組む予定なら、将来的に住宅ローンの負担に苦しむことになります。ポイント3 最後は自分の好みがいちばん住宅ローンの選び方について、いろいろお話してきましたが、結局のところ、あなた自身の好みが一番なのです。この先金利が急上昇するのかしないのかは誰にも分からないのですから。固定金利と変動金利、それぞれのメリット・デメリットをしっかり確認した上で、自分が選びたい方を選びましょう。そして、自分で決めた事を誰のせいにもせず、自分の選択に責任を持ちましょう。それが一番シンプルで満足度が高い方法です。<参考リンク> 独立行政法人 住宅金融支援機構
2014年08月25日賃貸か分譲か……。悩んだ末にマイホーム購入を決断したものの、自分の収入でどの程度の額の物件を購入できるのかは気になるものだ。また、上限額ギリギリでローンを組んだ場合、その後はどんな生活が待っているのだろうか。今回はファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太さんに住宅ローンの借入額について解説していただく。○年収600万円で3300万円の家を購入住宅ローンを組む際に、一体いくらぐらい借りることができるのかは気になるポイントです。結論から言えば、一般的にローンの限度額は「年収」「自己資金」「返済方法」の3つによって決まります。ここでは、年収600万円の人が年利3%で25年のローンを毎月均等に返済していく方法で考えます。まず、年収から毎月返済額を計算すると、返済負担率を25%とすれば600万円×25%÷12カ月=125,000円(年収×返済負担率÷12カ月)となります。ちなみに、返済負担率25%は一般的な目安と考えてください。この金額が毎月住宅ローンで返済する場合のマックスの金額とみなすことができます。ちなみに、借り入れ可能額は、このケースの場合およそ2,636万円となります。一般的な住宅ローンの場合には、借入額は物件価格の80%というケースが多いため(90%や場合によっては100%といったケースもあり)、3,295万円、およそ3,300万円の家を買おうと思った人がこのケースに該当します。頭金も用意でき、諸費用も払うことが可能であったとして、上記住宅を購入し、毎月125,000円を支払うことになったとした場合を想定してみてください。年収600万円の人の場合、状況によっても異なりますが、おおよその可処分所得(収入から税金、社会保険料控除後)は、450~500万円前後。そこから年間の住宅ローン150万円を差し引くと残り300~350万円前後となります。この金額の中で住宅費を除く生活費をまかなう必要があります。一見、なんとかなりそうと思われますが、子どもが誕生した場合には生活費の他、教育費がのしかかってきます。将来のことを考えて、老後資金を貯めたいとお考えであれば、この中から老後資金を確保する手立てを考える必要があります。毎月の生活費が住宅費を除いて15万円かかるとすれば、貯蓄できる金額は年間で120~170万円。20万円かかるとすれば60~110万円の貯蓄となります。この貯蓄で子どもの教育費や老後資金がカバーできれば問題ないですが、結構大変かと思われます。そのため、自宅を購入することを検討される際には、十分な頭金を確保し、限度額目いっぱい借りるような状況は避け、その後の返済において無理なく返済できることを大前提とすべきです。上記事例の場合には、まだ貯蓄が確保できる可能性が高いですが、頭金なしに住宅購入を考える場合などは、場合によっては年間のキャッシュフローが赤字となり、家計が火の車となることも考えられます。せっかくの夢のマイホームを手放すことになっては意味がありません。住宅ローンを組む場合には余裕を持たせることができるようにプランニングしておきましょう。※画像は本文と関係ありません。
2014年06月27日SBIモーゲージは12日、全国保証と保証基本契約を締結したと発表した。また、保証基本契約締結と合わせて、新たに住宅ローン「SBIフリーダムG」の提供を開始した。SBIモーゲージは、2013年1月より「SBIフリーダム」として変動金利型及び固定金利選択型の住宅ローンを提供している。このたび、民間金融機関の住宅ローンに対する保証業務を中核事業として展開する全国保証と保証基本契約を締結することで、より幅広い層の顧客のニーズに応えることができる「SBIフリーダムG」の提供が可能になったとしている。「SBIフリーダムG」は、これまでの「SBIフリーダム」と比べて、対象地域、資金使途、融資可能額などに関する融資対象範囲が大幅に拡大されたという。「SBIフリーダムG」の加入により、「SBIフリーダム」は、「SBIフリーダム001A」、「SBIフリーダムプレミア」及び「SBIフリーダムG」の三種類となる。これらの商品はそれぞれ金利体系や審査基準が異なるが、同社ではこれらの商品を同時に申込むことができ、審査結果に応じて顧客に最も有利な商品を薦めるという。従って、顧客は、複数の金融機関に申し込むことなく、最適な住宅ローンを選択することが可能になったとしている。SBIモーゲージは、2001年5月に日本初のモーゲージバンクとして創業以来、インターネットチャネルや対面型店舗を活用した住宅ローン商品の販売により、順調に事業を拡大してきたという。今後もSBIモーゲージは、住宅ローンと共に長期に亘って顧客の支えとなるよう、常により良い商品及びサービスを提供していくとしている。
2014年05月14日将来のことを考えたときに、結婚と同じぐらい気になるのが、一生賃貸マンションに住むか、一戸建てに住むかではありませんか。ずっと高い家賃を払い続けるのと、住宅ローンを組むのと、どちらか選ぶのは難しい問題です。そのためにも、今から情報を収集しておくのは大切なことです。特に4月から消費税が8%になったこともあって、住宅の駆け込み需要の報道を耳にしたことのある人は多いはずです。そこで、経済評論家・坂口孝則さんによる、実際の住宅市場の動きや、増税後の今、住宅購入を検討するうえで知っておくべき制度についてなどおはなしを聞いてみました。消費税の増税にともなって、住宅の駆け込み需要は増え、実際公示地価は上昇、2013年全体の住宅市場も新設住宅着工戸数98万戸と活況だったそうです。けれども、今後、夏前までは住宅市場が落ち込むだろうという見方があるそうなのです。さらに、消費税増税によって、所得の伸びよりも物価上昇が上回り、それが消費者心理に買い控えを植え付ける、とする見方もあり、坂口さんは住宅市場の先行きは楽観視を許さない状況と考えているとのことです。しかし焦る必要はないとのことです。なぜなら、増税後の住宅購入のほうがお得な人もいるというからです。これは驚きですね。例えば、「住宅ローン減税制度」は2014年4月から拡充され、2015年10月に予定されている消費税10%への増税後であっても、2017年12月末までは、最大控除額などの内容は変わらないとされているので、住宅購入を検討する際のひとつの材料としてもよいかもしれません。また、消費税増税にともない導入された注目すべき制度は、2014年4月から新しく導入された「すまい給付金制度」です。これは2017年12月末まで、収入などの条件に応じて、一時金が給付される制度です。こういった控除や給付金など行政から受け取る(減らしてもらう)側面について知っておくことは大切ですね。そのうえで、住宅ローンを組む上で注意すべき点を、坂口さんはこの2点と言います。ひとつは支払総額は金利の変動によって増加してしまう可能性があるということ、そしてもうひとつは、借り手の返済能力がずっと同じとは限らないことです。このようなリスクがあると考えると、住宅ローンを組むのが不安になりますが、そこで最適な住宅ローンの条件は、「長期の借り入れ金利が低い」ことは当然として、「繰り上げ返済が容易」で、「手続きがしやすく、借入時の諸費用が低い」ことだそうです。繰り上げ返済とは月々の返済とは別に、手元の余裕資金を住宅ローンの返済に充て、支払期間を短縮することですが、例えばフラット35なら100万円以上からでないと繰り上げ返済できないのに対し、ソニー銀行なら手数料無料で、1万円からいつでも何度でも繰り上げ返済をすることが可能となっています。また借入時の諸費用の中でも大きな金額となる保証料についても、数10万の保証料が生じるものもある一方、ソニー銀行や新生銀行などでは保証料ゼロという住宅ローンもあるとのことです。住宅ローンを組むとなると、想定返済総額のみを気にしがちですが、繰り上げ返済や借り換えについても考え、借り手に正確な情報を与え、また借り手のリスクを軽減できる住宅ローンを提案できるかが、今の時代に選ばれる銀行と坂口さんは言っています。このようにさまざまな情報を集めることから、将来について考えていけるといいですね。そうすることで、不安に思っていたことも、確かな選択が見えてくるかもしれません。・ソニー銀行 公式サイト
2014年05月12日LIXIL住宅研究所ジーエルホームカンパニーは26日、「北米デザイン」にこだわった戸建て住宅「New WoodsHill~アーリーアメリカンスタイル~」を発売した。○2×4工法40年の原点に立ち返ったデザイン同商品は、2014年が2×4工法のオープン化40周年に当たることから、オープン化以前より同工法を手掛けてきた同社の原点に立ち返り企画された住宅。北米デザインの代表ともいえる「アーリーアメリカンスタイル」を採用した。商品では、日本家屋でいうところの軒先・縁側である、「カバードポーチ」と呼ばれるミッドテリア空間を提案。また、「アティック」と呼ばれる小部屋空間を設定し、居住スペースとして快適性を備えたデザインとした。さらに、本物にこだわった魅力的なヴィンテージ仕様を投入。外装はアーリーアメリカンを象徴する横張りの外壁のラップサイディングやアンティーク調の屋根材を用意し、内装には無垢フローリングや無垢の室内建具などを採用した。また、さらなる省エネ性能向上を図るため「2×6工法」を採用した「ウッズヒル2×6」も用意した。販売地域は北海道、中四国、九州、沖縄及び一部地域を除く全国。建物本体参考価格帯は2,253万円~2,794万円。初年度は300棟の契約を見込んでいる。
2014年04月30日前回は、3つの制度のうち「住宅ローン減税の拡充」と「すまい給付金」についてお話ししました。2,000万円を超える住宅ローンを組む場合、消費税が上がる前に購入するよりも有利になるケースがあること、すまい給付金は住宅所有者の所得等によって定額で支払われることをお伝えしました。今回は、3つ目の制度「住宅取得等資金贈与の特例」の仕組みと、これらを使った活用術について紹介します。「住宅取得等資金贈与の特例」とは何か消費税が10%に上がる前に家を購入したいと思ったとき、悩ましいのが自己資金の問題ではないでしょうか。「なるべく早く買いたいけれど、頭金が十分に貯まっていない・・・」。そんなときに検討したいのが、「住宅取得等資金贈与の特例」です。住宅取得等資金贈与の特例とは、実の父母や祖父母等の直系尊属から、住宅取得等資金の贈与を受けた場合に適用される、非課税制度です。親から子へ、祖父母から孫へ、マイホーム取得等のための資金を贈与する際に、通常の贈与(暦年課税等)とは別に贈与税を非課税にする枠を設ける、というものです。期間限定の制度で、年内で終了予定となっているものです。2014年中の贈与であれば、2015年3月15日までに引き渡し(または棟上げ状態になっている)が完了し、同期日内に申告すれば、贈与を受けた人1人につき、所定の省エネ・耐震対応住宅で1,000万円まで、その他の住宅で500万円までの贈与が非課税になります。暦年課税の基礎控除110万円と合わせて使えるので、贈与を受ける人1人あたり1,110万円(省エネ・耐震対応住宅の場合)、または610万円(その他の住宅)までの贈与に関しては贈与税がかからないことになります。住宅資金贈与を受ける場合の注意点この制度を利用する場合の注意点は、次に挙げる2つです。契約前に、棟上げ・引き渡し時期を確認する住宅資金をもらった時期が記録に残るようにしておくこれから家を建てるという場合は棟上げ(屋根が完成している状態)のタイミングを、建売住宅やマンションを購入する予定なら、引き渡し時期がいつになるかを必ず確認しましょう。たとえば、2014年3月に実父から500万円、実母から100万円の贈与を受けて、現在工事中の分譲マンションの売買契約を締結したとしましょう。2015年2月に引き渡され、同年3月15日までに贈与税の確定申告を行ったら、2014年贈与分の特例が適用されます。しかし、2015年4月の引き渡しとなると、この特例の対象とならず、通常の贈与として基礎控除110万円を差し引いた、490万円に対する贈与税82万円を納めなければいけなくなります。年内に親や祖父母からの贈与をもとにマイホームを取得する場合は、売買契約を結ぶ前に引き渡し日、または棟上げ状態になる日を必ず確認しましょう。メリットを活かしつつも、振り回されない対応を2回に分けて3つの制度(「住宅ローン減税の拡充」「すまい給付金」「住宅取得等資金贈与の特例」)について解説しました。最後に、利用するにあたっての考え方を整理しておきます。まず、いずれの制度も生活ありきです。制度をフルに利用しようとするあまりに、住宅ローンを借りすぎたり、父母等の老後の生活に支障をきたすほどの贈与をお願いしたりしないこと。住宅ローン減税の拡充のみに注目すると、2,000万円超4,000万円以下のローンを組むのが賢明に感じますが、最も重要なのは「無理なく返済できるかどうか」です。高額なローンを組むために返済期間を長期で設定するなら、繰り上げ返済の計画も同時に立てておくこと。制度に振り回されてはいけません。共働きの場合は、夫婦で互いにローンを組むことを検討しましょう。それぞれが住宅ローンを組むことになるので、各自で住宅ローン控除、すまい給付金、団体信用生命保険(団信)の対象になります。パートナーに万一のことがあったときの死亡リスクを分散させることができますし、それぞれで住宅ローン控除が使えるので、「借入額を2,000万円以上にしないと、住宅ローン減税拡充の恩恵が受けられない!」なんて悩まなくてすみます。すまい給付金は50歳未満の場合、「住宅ローンを組んだ住宅所有者」が対象者となるので、それぞれの親等から贈与を受けたとしても、住宅の持分割合相当の給付金をそれぞれが受けられます。親と同居する家を購入する場合で、親から資金援助の話が出た場合は、「住宅取得資金贈与」として取り扱うか、「親が出した資金分を、親の名義として登記するか」が問題になります。相続税対策として行うのであれば、住宅取得資金贈与として取り扱うのが賢明です。相続税の心配のないケースであれば、主に住宅ローンを組む人の所得に応じて判断するとよいでしょう。すまい給付金の対象とならないのであれば、親負担分を親名義にしておくことで、親自身がすまい給付金の給付対象になる可能性があります。それぞれの制度の特徴を理解した上で、賢く利用してください。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年04月17日家計簿をつけているけど、なかなかお金が貯まらない。大きな買い物をするときは、いつもローンに頼ってしまう・・・。新年度に向けて、こんな生活からさよならしたいと思ったなら、ライフイベント表を作ってみてはいかがですか?ライフイベント表とは、各年に予定している出来事(教育進路等のイベントや希望)と、それを行うために必要な資金を書き込む表のことです。これを作ると、その年に支払う大きなお金がはっきりわかるので、日々のやりくりや資産づくりの目安になりますよ。紙と鉛筆を用意して、ライフイベントを書き出そう家計管理の基本は「家計簿をつけること」。でも、長続きしなかったり、節約効果があらわれなかったりする場合があります。なぜだかわかりますか?それは・・・家計簿をつけること自体が目的になっているからです。収入と支出をやみくもに書いているだけでは、家計は改善しません。明確な目標があってこそ、人は工夫をするし、面倒くさいことも続けてみようと思うのです。たとえば、「5年後に3,000万円のマンションを買うぞ!」という目標があるとしましょう。すると、頭金として、いくら貯めておかなければいけないかを考えます。「貯金が貯まったら買おうかなぁ~」では、いつもと同じ暮らし方をしてしまいがちですが、期日(5年後)までに何を買うか(3,000万円のマンション)が決まったら、それまでに用意する金額が見えてきます(「物件価格の2割、600万円を貯めよう!」等)。そうなると、それを5年間で貯めるには、毎月どれだけ貯金すればいいのかがわかり(「1年で120万円だから、月5万円にボーナスで、半年で60万円貯めればいいね!」等)、それを捻出するために減らせる支出はないか、家計簿とにらめっこしながら真剣に検討するはずです。人間は自分に甘い生き物です。いつまでに、どれだけの資金を用意しなければならないのかがわかっていないと、散財はなかなか直りません。ライフイベント表は、そういうゴールを明確に描けていない場合に有効なツールなのです。ライフイベント表の書き方は表1のとおりです。表1:ライフイベント表の記入例(物価上昇率2.0%で計算)西暦、経過年数、家族年齢を記入して、家族それぞれのイベント(その年に起こりうる出来事や目標等)を書き込みます。予想されるライフイベントには、次のようなものがあります。子どもの進学や習い事の計画(例/2020年、長男 私立中学入学等)子どもの結婚(資金援助を予定している場合)マイホーム取得自宅の増改築自動車や家電品、パソコン等の買い替え旅行資格取得転職・独立開業引越し趣味関連のイベント(例/2015年、ホノルルマラソン挑戦等)お金のことは考えずに、思いつくまま希望を書き出していきましょう。パパのイベント、ママのイベント、家族みんなのイベント・・・のようにそれぞれの希望を分けておくと、さらにわかりやすくなります。物価上昇率を加味した「将来価値」を書き込むイベントを書き込んだら、どれだけのお金が必要なのかを調べます。子どもの教育費に関しては、統計データ(表2)を参考に記入します。ここに通わせたいという学校がはっきりしている場合は、学校に直接問い合わせるか、そこに通っている子どもがいるお母さんに聞いてみることをオススメします。それは、よりリアルな数値が分かっているほうがやる気が出るからです。イベントにかかる資金を記入する際に注意してほしいのは、「現在の必要資金額(現在価値)」から「将来必要となる金額(将来価値)」を算出して、将来価値で合計額を出すことです。現在100万円のものであっても、10年後は物価が上昇して110万円になっていたり、逆に、デフレで90万円の資金で済んだりということがあります。今よりもどれくらい物価が上がるか(または下がるか)を正確に予測することはできませんが、政府の経済シナリオ(内閣府「中長期の経済財政に関する試算」)によると、消費者物価上昇率は、概ね2年程度で前年比2.0%程度まで伸ばし、その後1.2~2.0%で物価が推移するように、目標が設定されています。今回作成するライフイベント表では、物価上昇率が1.2%と2.0%の2種類の終価係数を用意しました。「予算」の下段に現在価値を記入したら、その年の終価係数を乗じて将来価値を算出してください。インフレにしっかり対応したい場合の物価上昇率・・・2.0%ゆるやかなインフレを想定する場合の物価上昇率・・・1.2%将来価値がわかったら、ライフイベント表の「予算」の上段に金額を書き込みます。それぞれの家族の予算を各年単位で足し合わせた合計が、その年に必要な資金です。こうやって表に書き込むことで、いつまでにどれくらいのお金が必要になるかがはっきりと実感できるはず。表を作ったことで、夢と現実のギャップに呆然とすることもあるかもしれませんが、そこに気付くことこそが、家計見直しの第一歩となるのです。表3:印刷して記入しよう!「ライフイベント書き込みシート」コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年03月20日住宅ローンの借り換えは「金利差1%以上、返済残期間10年以上、ローン残高1,000万円以上」の条件を満たしたときに効果があるといわれていました。しかし、ローン諸費用の低廉化等により、3つすべてを満たさなくても借り換え効果があるものが増えています。あなたの住宅ローンはメンテナンスが必要か、効果的な借り換えをするために押さえておきたいポイントを3つ紹介します。借り換え諸費用から逆算して、効果を測定する借り換えをするのにお金が必要であることをご存知ですか?古いローンを払いきるときに「全額繰上返済手数料」と「抵当権抹消登記手数料」が、新たにローンを組むときに「保証料」「事務手数料」「抵当権設定登記手数料」「契約書貼付印紙税」「司法書士に支払う報酬」がかかります。これらの費用を払っても、借り換えをする価値があるかどうかがポイントになります。いったいいくら位かかるのでしょうか。表1:借り換え諸費用※1抵当権抹消登記※2消費貸借にかかる借用書抵当権抹消登記手数料と抵当権設定登記手数料、契約書貼付印紙税は、どの金融機関を利用しても同じ額です。借入額1,000万円であれば、3つ合わせて5万2,000円(=抵当権抹消登記手数料(土地+建物2,000円)+抵当権設定登記手数料4万円+契約書貼付印紙税1万円)となります。司法書士手数料は誰に頼むかによって金額は異なりますが、一般的には5万円(+税)程度です。保証料と事務手数料を除いても、10万4,500円の費用が発生することになります(消費税5%で計算)。一般的に、保証料は借入額の2%(+税)、事務手数料は3万円(+税)です。借入額が1,000万円であれば、24万1,500円もかかることになります(消費税5%で計算)。抵当権設定登記手数料等と合算すると、34万6,000円の出費です。「金利1%、返済期間10年、借入額1,000万円」にかかる利息は51万2,494円ですから、「金利差1%以上、返済残期間10年以上、ローン残高1,000万円以上」を借り換えの目安とすれば、借り換え先選びに時間を割かなくても、メリットを享受することができます。しかし、保証料と事務手数料、全額繰上返済手数料は金融機関によって格差があります(保証料と事務手数料は表2参照)。保険と同様に、住宅ローンも「調べて選ぶ」ことで無駄な支出を軽減させることができるのです。金利差が1%未満でも、返済期間が10年未満でも、ローン残高が1,000万円未満であっても、借り換えを検討する価値があるのはこのためです。表2:保証料と事務手数料比較 借入額1,000万円、返済期間10年の場合※筆者作成(2014年2月20日現在)※1:付帯サービスにより金額が異なる保証料、事務手数料、金利の3点に注目する借り換え先を選ぶ際には、保証料、事務手数料、金利の3点に注目しましょう。手持ち資金が心許ない場合には、保証料無料のローンからチェックします。保証料ありの住宅ローンの中にも「借入時の支払いがなく、金利が0.2%上乗せになる仕組み(保証料内枠方式)」のものもあるので、選択肢に入れておきましょう。一方、保証料無料の中には、事務手数料が「借入金額×2%(+税)」となっているものもあります。この場合、借入額1,000万円なら20万円(+税)、2,000万円なら40万円(+税)かかります。借入額によっては保証料以上に負担が重くなることもあるので、気をつけてください。手持ち資金に不安のない場合は、返済期間に応じて「保証料+事務手数料」を重視するか、「金利」を重視するかを決めます。返済期間が10年以上残っている場合は、金利差の影響を受けやすいので「金利」から、10年未満の場合は「保証料+事務手数料」からチェックしていくのがスマートです。固定金利から変動金利に借り換えする場合の注意点変動金利の適用金利が1%未満(2014年2月現在)である今、固定金利(全期間固定、固定金利選択型)から変動金利への借り換えを検討している人は少なくありません。この場合、気をつけてほしいのは「金利上昇リスク」です。現在は低金利が続いていますが、未来永劫この金利水準が約束されているわけではありません。変動金利は、半年ごとに金利が見直されます。金利が上がると毎回返済額に占める利息の割合が大きくなり、元金の減りが緩やかになります。返済期間内に元金を払い終えられない場合は、満了日に一括で支払うか、返済期間が延長されることになるのです。変動金利に借り換える場合は、短期間で返しきることが大事です。毎回の返済額はできるかぎり変えず、返済期間を短く設定するようにしましょう。借り換えせずに、金利を下げる方法もあります昔は「一度組んだ住宅ローンは、よほどのことがない限り条件変更できない」のが常識でしたが、最近では、条件変更の交渉に応じる銀行が増えています。借り換えを実行する前に、今借り入れをしている銀行に「住宅ローンの借り換えを検討している」と相談すると、「借り換え後と同程度まで金利を下げるので続けてください」という提案を受けた、という話を聞く頻度が上がっているのです。このように、諸費用をかけずに金利を下げる機会もあります。借り換えを実行する前に、トライしてみることをオススメします。<住宅ローン借り換えの3つのポイント>保証料、事務手数料、金利の3点に注目する変動金利に借り換える場合は、毎回返済額を変えずに返済期間を短縮する借り換え手続きをする前に、現在の借入先と金利引き下げ交渉をするコラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年03月13日東京スター銀行は10日、幅広い資金ニーズに対応可能な個人向け「スター不動産担保ローン」の取り扱いを開始した。「スター不動産担保ローン」は、申し込み時の年齢が満20歳以上69歳以下の人で、完済時の年齢が84歳以下の人であれば利用できる、使いみち自由のローン(事業性資金を除く)。自宅のリフォームや家族の教育資金、結婚資金などへの利用はもちろん、現在利用中の不動産担保ローンからの借り換えや、現在借り入れ中の複数の消費者ローンをまとめて1本化することも可能。金利は4種類(変動・固定3種)から選択可能で、金利帯もそれぞれ3%台からと、現在他のローンを利用中の人にとっては、同商品に借り換えることで毎月の返済負担を軽減できる商品になっているという。同行はこれまでも、おまとめローンやのりかえローン、リバースモーゲージなど、顧客本位の発想で数々のユニークな商品を開発してきたという。今後も企業理念である「ファイナンシャル・フリーダム~お客さまをお金の心配から解放する~」に基づき、付加価値の高い商品・サービスの提供を目指していくとしている。
2014年03月11日