近藤史恵の人気小説シリーズを原作に、西島秀俊がシェフを演じる新グルメミステリードラマ「シェフは名探偵」。この度、追加キャストとして、佐藤寛太と橋本マナミの出演が明らかになった。グルメな人がこぞって訪れる噂のレストラン「ビストロ・パ・マル」を舞台に、シェフ三舟忍が人並み外れた洞察力で訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解いていく本作。「劇団EXILE」の佐藤さんが演じるのは、原作にも登場し、飲食店を手広く展開する青年実業家で「ビストロ・パ・マル」のオーナー・小倉大輔。橋本さんは、客と思いきや、三舟と親しげに会話する、黒いコートに身を包む謎の人物・上原美里を演じる。佐藤さんは「僕が演じる小倉は人生を楽しく生きてるキャラクターだということを大事に演じさせていただきました。豪華キャストの皆さんとの共演が本当に楽しみでしたし、中でも西島さんは現場での姿勢や、話してる姿、更にはキッチンに立ってる後ろ姿まで素敵でした」と撮影をふり返り、「誰かが血を流すようなサスペンスが起こるわけではなく、日常の中で巻き起こるプチ事件を西島秀俊さん演じる三舟シェフが次々と解き明かす平和な日常の推理劇です」と本作について語っている。「どの話もコミカルで面白いのに最後はグッと感じるものがあり、内容もレストランのお話ですが、ドラマとしてもフルコースを食べたくらいの満足感が得られました」と物語の印象を明かした橋本さんは、「西島さんとは2度目の共演なのですが、今回は私も結婚&出産したあとだったので、子供の話をするのが楽しかったです」と撮影中のエピソードを明かした。ドラマプレミア23「シェフは名探偵」は6月、テレビ東京ほかにて放送予定。Paravi&ひかりTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年04月12日佐藤健、阿部寛、清原果耶、林遣都、永山瑛太らが出演する映画『護られなかった者たちへ』の公開日が10月1日(金)に決定。合わせて特報映像と第2弾ポスタービジュアルが到着した。本編映像初解禁となる今回の特報映像では、佐藤さん演じる利根が泥水に顔を押し付けられ叫ぶ、いきなり衝撃的なシーンからスタート。逃走する容疑者・利根と、刑事・笘篠の緊迫感に満ちた追走劇と鬼気迫る演技のぶつかり合い、利根が永山さん演じる三雲に掴みかかり、激しく怒りをぶつける姿など、印象的なシーンが次々に登場。途中、利根の笑顔も垣間見え、彼の秘められた過去にも興味をかき立てられる。そしてラストには、利根と笘篠が涙する場面も確認することができる。なお、4月23日(金)からはムビチケオンライン(オンライン前売券)も発売がスタートする。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年04月08日佐藤健と阿部寛が共演した映画『護られなかった者たちへ』の公開日が10月1日(金)に決定。また、本作のムビチケオンライン(オンライン前売券)が4月23日(金)に発売されることが決定し、さらに特報と第2弾ポスタービジュアルも公開された。本作品は「このミステリーがすごい」の受賞作家である、中山七里の傑作小説を映画化したもの。殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都ら日本映画界を代表する豪華演技派キャストが集結する。監督は瀬々敬久(『64-ロクヨン-前編 / 後編』)、脚本は林民夫(『永遠の0』)、瀬々敬久と、これ以上ない布陣で贈る第一級のヒューマンミステリーだ。物語は全身を縛られたまま餓死させられるという、異様な手口の連続殺人事件の発生から始まる。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根(佐藤)という男。刑事の笘篠(阿部)は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第3の事件が起きようとしていた。なぜ、被害者はこのような無残な殺され方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、事件の裏に隠された切なくも衝撃の真実が明らかになっていく。本編映像初公開となる特報は、佐藤健が泥水に顔を押し付けられながら「ふざけんな!」と叫ぶ衝撃的なシーンからスタートし、逃走する容疑者・佐藤とそれを追う刑事・阿部寛の緊迫感に満ちた追走劇が鬼気迫る演技のぶつかり合いで描かれる。さらに永山瑛太演じる三雲の胸ぐらを掴み激しく怒りをぶつける利根(佐藤)の姿など、印象的な場面がたたみかけるように続き「10年前に秘められた真相とは―」というテロップ。利根の笑顔も垣間見え、彼の秘められた過去にも興味をかき立てられる内容だ。後半には豪華キャスト陣のそれぞれに思惑を抱えた表情も。彼らがどう事件に関わってくるのだろうか。そして佐藤健、阿部寛が涙を見せる理由とは。ラストの「魂が、泣く。」というコピーからも心震える感動の人間ドラマへの期待が高まる。『護られなかった者たちへ』10月1日(金)公開
2021年04月08日中川大志、石井杏奈がW主演し、井之脇海、清原果耶、松井愛莉、北村匠海、堤真一ら豪華キャストが出演する映画『砕け散るところを見せてあげる』。この度、本作のメイキング映像とともに、『朝が来る』河瀬直美監督や、「劇団EXILE」の青柳翔・鈴木伸之・町田啓太・佐藤寛太、「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の登坂広臣から本作を鑑賞したコメントが到着した。メイキング映像には、海外からも高い評価を得るSABU監督のもと、清澄役を演じる中川さんが自らワイヤーをつけ、何度もテイクを重ねたという濁流の川で少女を救出するシーンが映し出される。また、先日公開されたSABU監督制作スペシャルトレーラー“正義の味方篇”の裏側が明らかに。学年一の嫌われ者・玻璃を演じた石井さんは、トイレに閉じ込められ、ずぶ濡れになるシーンに挑んだ。この日は石井さんの撮影初日。バケツの水をかけようとするスタッフへの「お願いします!」という言葉に、本作にかける気合がうかがえる。さらに、真夜中の沼でのシーンの裏側も公開。冷たい沼に飛び込む撮影が続く中川さん。撮影は10月でかなり冷え込んでおり、冷え切った身体にお湯をかけて暖を取る様子も。本メイキング映像からも伝わる、2人の迫真の演技に注目だ。各界著名人も2人の演技を絶賛!コメント到着河瀬直美/映画監督(『朝が来る』『あん』『殯の森』など)石井杏奈の新境地、ここに参上ヒーローになりたい人は見るべし。松永大司/映画監督(『トイレのピエタ』、『ハナレイ・ベイ』など)SABU監督作品での堤真一さんの存在感が凄まじい。 大好きでたまらない。池田千尋/映画監督(『記憶の技法』『スタートアップ・ガールズ』など)人がヒーローたるためにはこれほどの犠牲が必要なのか、これほどの強さが必要なのか。目を伏せたくなるほどの圧倒的な純度を見せつけられた。そして、私たちは問われる。「境界線はここにある。そっちにいるか、こっちにくるか。お前はどっちだ」と。ウェイン・ワン/映画監督(『女が眠る時』『スモーク』など)本質的な意味でのヒューマンなラブストーリーを持った作品です今千秋/アニメーション監督(『極主夫道』『劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal』『ゴールデンタイム』など)最後に彼女が見せた笑顔。普通の10代の少女の、ちょっと照れてはにかんで、それでも幸せを隠さない笑顔。つながり、離れ、砕け散る物語の最後に彼女が見せた笑顔には、SABU監督が作品にこめた思いと優しさを感じました。高橋泉/脚本家(『朝が来る(共同脚本)』『ひとよ』『坂道のアポロン』など)清澄と坡璃が人差し指を立てていう。「ヒーローは、自分のためには戦わない」 この二人がめちゃくちゃ可愛いし、格好いい!自分を守るために、必死に言葉で争う毎日に、時代にそぐわないはずのヒーローの条件が突き刺さる。ぐるんと回ってしまった世界に立つ二人が、ずっと愛おしい。青柳翔/俳優清澄と玻璃の清らかな心に釘付けにされ、SABU監督の世界観に心を奪われました。時間が経つのを忘れ心抉られました。名作です!鈴木伸之/俳優トレーラーの段階からずっと観たかった作品。SABU監督の世界観に裏切られることなく2時間があっという間に過ぎていきました。そして個人的に石井杏奈という女優さんと出会って10年。とても素晴らしい演技を改めて見せつけられたなと感じ、惹きつけられました。是非皆さんにも大きいスクリーンで観ていただきたいと強く思いました。町田啓太/俳優体内の温度が上がっていくのを感じました。僕はどう繋がってきたのだろうか。そしてどう繋いでいきたいのか。本心を砕こうとするくらいに問いただしてくれる作品でした。佐藤寛太/俳優キャストの皆さん、1コマ1コマが素晴らしすぎました、この作品に携わりたかった。素直に嫉妬しました。自分への活力になりました。SABU監督ありがとうございます。とてつもないパワーを持った映画です。公開されたらまた劇場で観させていただきます。登坂広臣/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEこの作品を拝見し、人を想う事の『強さ』『深さ』、作品の中に溢れる『愛』『闇』に直面しました。主演の2人はもちろん、全てのキャストさんに強く惹きつけられて離れられない、そう思わされる作品でした。『砕け散るところを見せてあげる』は4月9日(金)より新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:砕け散るところを見せてあげる 2021年4月9日より全国にて公開©2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
2021年04月06日佐藤健が事件の容疑者として追われる主人公を、阿部寛がそれを追う刑事を演じる中山七里原作映画『護られなかった者たちへ』。この度、本作に出演する新たなキャスト13名が発表された。まず、『友罪』、『64 -ロクヨン-』など、これまでも瀬々敬久監督作品に出演してきた永山瑛太と緒形直人が、不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく重要な役どころで出演。第一の事件の被害者で、仙台市若葉区福祉保健センター課長の三雲を演じる永山さんは「瀬々監督は、真っ直ぐに芝居をみてくれます。そしてしっかりと芝居をつけてくれます。また一緒に作品作りに携わることができて、嬉しい気持ちでドキドキしながら現場へ向かいました」と当時をふり返り、「瀬々監督が今、この御時世に発信したいメッセージとは何なのか、この映画を通じて、皆様の胸の内にある答えをみつけて、明日へと繋げていただけたら幸いです」とコメント。第二の事件の被害者で、杜浦市福祉保健事務所の元所長・城之内を演じる緒形さんは「瀬々監督からは、『今回は物語の縦軸に関与する人物です。人間臭く演ってください。』との言葉を頂き、監督の創り上げる作品の中にしっかり根を生やす事を心掛けて演じました」と語っている。さらに、ケースワーカーとして働く円山(清原果耶)の上司・楢崎役で岩松了。利根(佐藤さん)を見守る保護司・櫛谷役で三宅裕司。震災で母親を亡くした少女カンちゃんの伯父・鈴木役で波岡一喜。笘篠(阿部さん)の亡くなった妻・紀子役で奥貫薫。円山の同僚・菅野役で井之脇海。連続殺人事件の捜査指揮をとる笘篠の上司・東雲役で鶴見辰吾が出演。ほかにも、西田尚美、宇野祥平、原日出子、黒田大輔、千原せいじの参加も明らかになった。『護られなかった者たちへ』は秋、公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年秋、全国にて公開予定©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年03月31日Eテレの法廷ドラマシリーズ「昔話法廷」の最終章、「『桃太郎』裁判」の放送が決定。天海祐希、佐藤浩市、仲野太賀、仲里依紗らが出演することが分かった。「昔話法廷」は、昔話の登場人物を現代の法で裁く、若い世代をターゲットにした教育番組。検察官、弁護人、被告人、証人のやりとりを一人の裁判員の目線で描くワンシチュエーションの法廷ドラマだ。2015年からスタートし、「三匹のこぶた」「カチカチ山」「浦島太郎」など、これまで10本を制作。最終章は「桃太郎」を現在放送中の「天国と地獄~サイコな2人~」を担当する森下佳子脚本で新たに描く。今回の被告人は、仲野さん演じる桃太郎。鬼ヶ島に押し入り、持っていた刀で鬼たちを殺傷。財産を奪った強盗殺人の罪に問われる。証人には、仲さん演じる殺された鬼の妻をはじめ、桃太郎のおばあさん、桃太郎と一緒に鬼を襲った犬が出廷。桃から生まれた桃太郎は何者か、鬼はなぜ鬼ヶ島に住んでいるのか、昔話の空白部分に大胆な解釈を加え、昔話のその後をドラマに。ほかにも、天海さんが検察官、佐藤さんが弁護人、白石加代子が桃太郎のおばあさん、恒松祐里が裁判員として登場する。なお、「昔話法廷」スペシャルウィークとして、最終章の放送を前に関連番組や過去作を連日放送していく。キャストコメント●天海祐希「昔話法廷」の“桃太郎”編に出演し、桃太郎と一騎打ち、弁護人と丁々発止を続ける検察官の役を全力で演じました。大人がみてももちろん面白いですし、お子さんたちには楽しんでいただくと同時に、いろいろな問題を考えていただける作品になると思います。この法廷劇がどなたかとの会話の糧になれたらとてもありがたく、幸せに思います。●佐藤浩市奇想天外な発想の中で物語が進みながら、語られていることは、今の社会でも通じることです。そういう意味では、「犬と会話をする」というありえない設定であっても「リアリズム」をもって伝えられるように見せなければいけない。だからこその役者の真剣みが問われるわけで、そこに嘘があってはいけないと思って演じました。●仲野太賀今はネットやテレビといったメディアの力がすごく強いので、自分で考えるという思考が停止してしまうことがあると思います。でも本当は、自分の価値観で考えて判断するべき局面も多いですよね。子どもたちがこのドラマを見たら、きっとよくわからない気持ちになると思いますが、その「よくわからない」というのはすごく大切なことですし、その上で自分自身の答えを出してみてほしいと思います。●仲里依紗本来の「桃太郎」には、私が演じた「鬼の妻」は出てこないと思うんです。でも桃太郎に退治された鬼にも家族がいて、生活があったんだという発想を子どもたちに抱いてもらって、そこからいろいろな立場の人の気持ちを想像してもらえると嬉しいですね。子どもたちが学校の授業やご家庭で見た時に、この作品について楽しくディスカッションし、いろいろな意見が出る場になることを願っています。「昔話法廷~『桃太郎』裁判~」は3月29日(月)9時~Eテレにて放送。(cinemacafe.net)
2021年03月01日佐藤正午のベストセラー小説「鳩の撃退法」が、藤原竜也主演、共演には土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司を迎え、映画化が決定。謎だらけな特報映像も公開された。かつては直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。津田は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。「大量の偽札」 「囲いを出たハト」 「一家失踪事件」 「裏社会のドン」…。鳥飼は、津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた――。原作は、「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤さんの最高到達点との呼び声高いエンターテインメント小説。累計発行部数16万部を突破し、第6回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得、実写化不可能と言われ続けてきた名作だ。それが今回、実写映画として“観客参加型謎解きエンター<転>メント”に生まれ変わる。藤原さんが演じるのは、藤原さん史上最も謎めいた元直木賞作家の津田伸一。土屋さんが演じるのは、そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみ。「撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでした」という藤原さんは、「演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました」とコメント。津田が小説を読ませる担当編集者を演じる土屋さんは藤原さんとの共演について「16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後『這い上がってきたなぁ』とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!」と語っている。そしてある日、突然家族と共に姿を消すバーのマスター・幸地秀吉を、約5年ぶりの映画出演となる風間さん。津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本を西野さん。彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る倉田健次郎を豊川さんが演じる。監督は、ドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太。小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語となっており、いくつもの謎が仕掛けられ、観客が楽しみながら謎に挑める映画となっている。到着した映像では、2人目の藤原さんが語りかける意味深な映像から始まり、怪しげに積まれた札束や、バーでの小説家と編集者のやり取りも少し映し出されている。さらに津田が意味深な眼差しを向ける小説のようなデザインの第1弾ポスタービジュアルも公開された。原作者・キャスト・監督コメント原作者・佐藤正午/キーワード:ウソとホントの境界線あちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。藤原竜也/キーワード:囲いを出た鳩撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。土屋太鳳/キーワード:翻弄と真実この動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか…佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!風間俊介/キーワード:ピーターパンの本『物語』という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く『物語』、現実にあった出来事を語り継ぐ『物語』。 この映画は、そのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。 僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた『物語』という概念を揺さぶる『鳩の撃退法』 是非、劇場でご覧ください。西野七瀬/キーワード:コーヒーの滲みクランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。豊川悦司/キーワード:床屋の決闘「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。タカハタ秀太監督/キーワード:本の栞担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」------------------------------------------------------------恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故『鳩の撃退法』というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鳩の撃退法 2021年8月27日より全国にて公開©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
2021年02月25日山崎賢人、土屋太鳳 W主演、佐藤信介監督最新作で送るNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』が全世界同時独占配信されている。この度、12月18日(金)より“希望を武器に、絶望と戦え。バケットリストチャレンジキャンペーン”の開催が決定。そのキャンペーンに先駆け特別映像が公開された。原作『今際の国のアリス』は、2010年から2016年まで『週刊少年サンデーS』『週刊少年サンデー』にて連載された、麻生羽呂原作のコミックス。2020年10月からは、新章『今際の国のアリスRETRY』が『週刊少年サンデー』にて連載されている。Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』は、人生に夢や生き甲斐を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも“生きる意味”を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”でともに信頼を築き、“生き延びる”ために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く。今回決定したキャンペーンは、アリスとウサギたちが“今際の国”で繰り返される理不尽な“げぇむ”と戦いながら自分と向き合い、“希望”を糧に力強く生きる姿を描いた本作にちなんだ、“希望を武器に、絶望と戦え。バケットリストチャレンジキャンペーン”。バケットリストとは、自分の中に眠る「生きているうちにやりたいこと」と向き合い、それを書きあげることで自分の生を身近に意識し「生きる希望」を感じることができると言われているリストのこと。「日常」の概念が一変した2020年の最後にバケットリストを作り、そして「生きる」意味を正面から描いた『今際の国のアリス』を観ることで、「希望」を身近に感じてほしいという祈りが込められた。このキャンペーンに先駆け、W主演を務める山崎、土屋、そして村上虹郎、三吉彩花、朝比奈彩、金子ノブアキ、仲里依紗が生きているうちにやりたいことを語ったバケットリスト特別映像が公開された。「生きているうちに暮らしたい場所」といったシンプルな夢から、「生きているうちに吐き出したい感情は」「生きているうちに起きてほしい奇跡は」といった心を丸裸にするような質問まで、各キャストが真剣に向き合ったバケットリストを披露。公開された映像は140秒のダイジェスト版だが、12月18日(金)からNetflix公式YouTubeチャンネルでは山崎、土屋のソロバージョンや、7名キャストの10分を超えるロングバージョンなども公開される。またキャンペーンでは特別映像に出演したキャスト7名のバケットリストと本編の写真を使用したオリジナルブックの配布や、Twitter bot、Instagramフィルター、新聞広告をはじめ、渋谷「MIYASHITA PARK」でのバケットリストチャレンジイベントなど様々な展開を予定している。渋谷に新たなランドマークとして生まれ変わり、エンタテインメントの発信地として様々な取り組みを行っているMIYASHITA PARKには、『今際の国のアリス』をモチーフにした特別なクリスマスツリーが展示中。さらに12月19日(日)からは、渋谷の街中で”謎解きスタンプラリーげぇむ”も続々開催。“げぇむ”に見事クリアした方には、オリジナルグッズをプレゼントされる。詳細はキャンペーンサイトに随時更新される。オリジナルシリーズ『今際の国のアリス』全世界同時独占配信中※山崎賢人の「ざき」は「たつさき」が正式表記
2020年12月17日映画『護られなかった者たちへ』が、2021年10月1日(金)に公開。佐藤健と阿部寛が共演する。殺人の容疑者と刑事の想いが交錯するヒューマンミステリー映画『護られなかった者たちへ』の原作は、「このミステリーがすごい」受賞作家・中山七里の同名小説。連続殺人事件の容疑者とそれを追う刑事が繰り広げるヒューマンミステリーを、日本を代表する豪華キャスト陣で映像化した。■『護られなかった者たちへ』ストーリー震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。容疑者として捜査線上に上がってきたのは、別の事件の刑期を終え、出所してきたばかりの利根という男。刑事の笘篠は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた――。なぜ、このような無残な殺し方をしたのか?利根の過去に何があったのか。やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく――。佐藤健vs阿部寛主人公・利根:佐藤健主人公は、過去に起こした放火事件で服役し、出所したばかりの男・利根泰久。全身を縛られたまま“餓死”させられるという異様な手口の連続殺人事件が発生し、容疑者として捜査線上に名前が挙がることとなる。彼はなぜ捜査線上に浮上したのか?過去の事件と連続殺人事件との関連はー?演じるのは、『るろうに剣心』で主役を務めた佐藤健だ。刑事:阿部寛利根を追い詰める刑事の笘篠は、『疾風ロンド』『のみとり侍』主演の阿部寛。事件の奥に隠れた、衝撃の真実を突き止めていく。その他、『宇宙でいちばんあかるい屋根』の清原果耶や倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都ら豪華キャスト陣が名を連ねている。主題歌は桑田佳祐「月光の聖者達」主題歌は、桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」。「月光の聖者達」は桑田佳祐の4枚目のオリジナルアルバム「MUSIC MAN」 に収録されている楽曲で、「現在 (いま)がどんなにやるせなくても 明日(あす)は今日より素晴らしい」という歌詞が、映画の登場人物たちの心情と共鳴している。なお監督は、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』でメガホンを取った瀬々敬久が担当。ラストに明かされるのは真実か、愛か。ミステリーの先に待ち構える心震える人間ドラマの行方に注目だ。【詳細】『護られなかった者たちへ』公開時期:2021年10月1日(金)監督:瀬々敬久脚本:林民夫、瀬々敬久原作:中山七里「護られなかった者たちへ」キャスト:佐藤健、阿部寛、清原果耶、林遣都、永山瑛太、緒形直人、吉岡秀隆、倍賞美津子主題歌:桑田佳祐「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」
2020年12月13日山崎賢人、土屋太鳳がW主演、『キングダム』『アイアムアヒーロー』『GANTZ』などの佐藤信介監督が手掛けるNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」が本日12月10日(木)より配信開始。今回は、土屋さん演じるウサギの驚異的な身体能力が明らかになる本編シーンが公開された。人生に夢や生き甲斐を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で共に信頼を築き、“生き延びる”ために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く本シリーズ。今回解禁となったのは、山崎さん演じる主人公・アリスと驚異的な運動神経を持つクライマー・ウサギが出会った“げぇむ”の1シーン。アリスとウサギが初めて協力して危機を乗り越えるシーンだ。マンション内で、馬のマスクを被った“おに”から逃げながら、制限時間内にどこかに隠された「じんち」をタッチしなければならない「おにごっこ」。持ち前の観察力と洞察力で、とある攻略法を見つけ出したアリス。その方法を聞いたウサギは即座に対応し、全参加者に忠告していくが、不運にも“おに”に出くわしてしまう。そんな絶体絶命の状況の中、ウサギはマンションの腰壁を乗り越え、パイプをつたって上の階に移動するという見事なクライミングを魅せる!遠くからこの場面を見ていた村上虹郎演じるチシヤも「クライマー、やるね」と感嘆の声を漏らすほど。実際の撮影では、本シーンのようなクライミングや全力疾走など、体力勝負なシーンが多かったこともあり、土屋さんは「もし自分が“げぇむ”に参加するとなったら、肉体勝負のスペードの“げぇむ”でなら生き残る自信があります」と語っており、漫画でしか表現できないようなアクションシーンは彼女だからこそ演じることができたと言える。知性派のアリスと体力系のウサギ。初対面の2人が見事な連携を見せる、まさに運命的なシーンは必見となっている。Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」は世界同時配信中。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年12月10日中山七里の小説を瀬々敬久監督が映画化するヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』が、来年秋に公開決定。この度、容疑者に扮する佐藤健と、刑事に扮する阿部寛の表情を切り取った本作の第1弾ビジュアルが公開された。待望のビジュアルでは、佐藤さん扮する殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根が、激しい怒りをむき出しにし、鋭い目で睨みつけ、一方、阿部さん扮する彼を追う刑事・笘篠は、胸中に渦巻く想いを抱えながら事件の奥に隠された真実を解き明かそうと、じっと見据えるような眼差しを向ける。緊迫感漂う1枚が完成した。なお、本作の音楽を『思い出のマーニー』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などを手掛けた村松崇継が担当することが決定した。『護られなかった者たちへ』は2021年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年12月10日映画『泣く子はいねぇが』(20日公開)の公開記念オンライントークイベント「呑んで語らう秋の夕べ」が25日に都内で行われ、主演の仲野太賀、佐藤快磨監督、写真家の草野庸子氏、司会として本作プロデューサーの伴瀬萌氏が登場した。同作は是枝裕和監督が才能に惚れ込んだ、新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公・たすくが、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。本イベントは、現在下北沢・BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示写真を見ながらさまざまなエピソードが披露された。仲野は、地元での大失敗から逃げ出した東京で、古川琴音演じる酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝のシーンをセレクト。視聴者からは「アドリブはありましたか?」と質問が寄せられた。後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わず掃除グッズを持ってしまうリアクションは仲野からの提案だったが、そのあと落としてしまったのは「事故」だったそうで、結果的に奇跡のシーンになったことが明かされる。続けて、草野氏はたすくの兄役・山中崇と母役・余貴美子が実家で夕食を食べるシーンをピックアップ。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と喜びを語った。佐藤監督が選んだのは、たすくと、吉岡里帆演じる妻のことねが車中で会話をする場面。久しぶりに会う2人という緊張のシーンだったため、気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野氏はこそこそと隠れるように撮影したという。同じくこのシーンでは、寒い中でも堤防で1人感情を作っていた吉岡に、演出のため勇気を出して声を掛けたという佐藤監督。「太賀くんも吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ謙虚な感想が笑いを誘っていた。さらに「太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか」という質問に仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントをもらいました」と、父で俳優の中野英雄が吉岡の大ファンであることを明かした。親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで、その演技には「勉強になりました」と感想を寄せられたそう。さらに、再び見た際にはなんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎。たすくの親友・志波役)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、爆笑に包まれた。最後に仲野が「『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした。ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて真摯な気持ちを伝え、イベントを締めくくった。(C)2020『泣く子はいねぇが』製作委員会
2020年11月26日新進気鋭の監督・佐藤快磨(さとう・たくま)の劇場デビュー作で、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』が公開中だ。この度、映画公開を記念したオンライントークイベントが、11月25日に本作の写真展が開催されている下北沢BONUSTRACKで行われ、主演の仲野、佐藤監督、オフィシャルスチールを務めた写真家・草野庸子、伴瀬萌プロデューサーが登壇。写真展に飾られている写真にまつわる思い出話や本作への想い、制作秘話などが語られた。本作は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統行事「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。9月に行われたサン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部門では、撮影の月永雄太が最優秀撮影賞を受賞している。トークイベントでは、はじめにイベント会場と隣接している飲食店で展開されている本作とのコラボメニュー、映画で登場したサザエおにぎりと秋田名物だまこ汁が全員に振舞われ、ロケ地となった秋田県男鹿市に思いを馳せながら佐藤監督が乾杯の音頭を取った。劇中ではサザエおにぎりを食したたすくが、サザエと米の相性の悪さに思わず「まっず!」と驚愕するシーンを演じた仲野だったが、今回のコラボメニューのおにぎりは「美味しい!なんで劇中ではあんなにまずかったの?」とコラボメニューを絶賛し、「撮影のときのサザエおにぎりはトラウマ級にまずかったです」と答えて笑いを誘った。本イベントは現在、下北沢BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示している写真をチョイスして、その写真にまつわる出来事や思い出話を披露する形式で行われた。最初に仲野がピックアップした写真は、仲野と古川琴音との共演シーン。地元での大失敗から逃げ出した東京でたすくが、酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝に繰り広げられる、絶妙な間とアドリブで笑いを誘うシーンは「じつは一番やりたかったかもしれない」と語った佐藤監督。視聴者からの「アドリブはありましたか?」という質問に、古川演じる後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わずクイックルワイパーを持つ、という部分は仲野からの提案で撮影されたようだが、そのあと落としてしまったのは実は事故だったそうで、結果的に奇跡のシーンが撮れたと裏話を披露した。続けて、草野が選んだ写真は、たすくの兄と母を演じた山中崇と余貴美子が実家で夕食を食べるシーン。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と当時のキャスティングについての喜びを語った。また、同シーンについては企画の是枝裕和にも助言を得た上で、完成されたシーンということで、佐藤監督も特に思入れ深いと振り返った。佐藤監督が選んだのは、たすくとことね(吉岡里帆)が車中で会話をする場面。久しぶりに元妻のことねに会うたすくという緊張のシーンで気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野はこそこそと隠れるように撮影したという。しかしそんな大事な撮影前、寒い中堤防でひとり感情を作っていた吉岡に声を掛けたという佐藤監督。演出のため勇気を出して声をかけたという監督は「太賀君も吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ感想を述べて笑いを誘っていた。視聴者からの質問コーナーでは「娘の発表会のシーンで、成長した娘をさがすたすくの姿が印象的だった」という声に、仲野は「お遊戯会を見に行くシーンは自分も好き。たすくなりの張りつめた感情はどこで緩むべきか、どこで感情の起伏を作るべきか悩んでいたけれど、このシーン一点突破で行けた。とにかく脚本がすばらしかった」と佐藤監督の脚本を絶賛。続けて「エンドロールの後の映像が印象的だった」というコメントに佐藤監督は「ナマハゲがずっと続いてほしいという想いがあった。今日まで絶やさないようにしている方々への感謝を込めたかったんです」と地元・秋田県への愛を語った。また、ナマハゲのシーンでは山に登り、寒さに震えながら撮ったカットでもあったそうで、「使わないと……」という脅迫観念もあったと笑いながら明かした。そのエピソードには仲野も「信じられないくらい手間暇がかかってますね」と感心。さらに“太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか?”という質問には、仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントもらいました」と吉岡の大ファンでもあるという中野英雄らしい感想がまずあったとか。また中野英雄と親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで「(柳葉の演技に)勉強になりました」と感想を寄せた。さらにもう一度見に行った際になんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、全員が爆笑。終始和やかな雰囲気の中イベントは進行し、最後に仲野が「なかなか初日を終えて後も、こうやってトークライブをさせてもらえてとても楽しかったです。たくさんの視聴者の中には本作を見てくれた方も、まだ見てくれていない方もいると思います。映画を愛し、この作品を愛したスタッフたちが手間暇かけて作った作品です。まだ見ていない方がいたらぜひ劇場に観に来ていただきたいです。『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした!ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて、真摯な気持ちを伝え、イベントの幕を引いた。『泣く子はいねぇが』公開中
2020年11月26日映画『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、仲野太賀、吉岡里帆、寛 一 郎、柳葉敏郎、佐藤快磨監督が登場した。同作は是枝裕和が才能に惚れ込んだ、新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた。仲野は父・中野英雄の兄貴分である柳葉について「僕にとってはお正月は毎年"柳葉詣で"という中野家の伝統行事があって、ちっちゃい頃からわんさか泣かされました。秋田の人にとってのナマハゲがあるとしたら、僕にとっては"ヤナギバ"」と笑わせる。「対面するだけで震え上がるような……」という仲野に、柳葉が「正直に言え」とけしかけると、仲野は「本当に身近な存在でして、そういう方と父親がわり、まるで親子のような関係性の共演ができたというのは、僕自身役者をやっていて本当に感慨深いものがあります」としみじみと語った。柳葉も「くう〜」と顔を覆い、「本当に、生まれた時から知ってまして、来るたびにちょっかい出して、帰る時は必ずベソ書いて帰ってたというね。そんな彼がこうしてこの場にいて、自分が共にできるというのは本当にご両親も喜ばれてると思うんですけど、胸がいっぱいです」と胸中を明かす。「それが功を奏したと言いますか、役の上でもその気持ちを表現できる間柄の設定だったので、現場は本当にあったかい空間の中で過ごさせてもらいました」と振り返り、「な、太賀おめでとう」と祝福した。
2020年11月21日山崎賢人、土屋太鳳W主演、佐藤信介監督のNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』が、12月10日(木)に全世界同時配信される。この度、本作の新たなビジュアル、さらに第2弾予告映像が公開された。原作は、麻生羽呂(あそう・はろ)のサバイバル・サスペンスコミック。2010年から2016年まで『週刊少年サンデーS』『週刊少年サンデー』にて連載され、2020年10月からは、新章となる『今際の国のアリスRETRY』が『週刊少年サンデー』にて連載されている。人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリス(山崎)と、どんな苦境でも生きる意味を探し続けるウサギ(土屋)が、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”でともに信頼を築き、生き延びるために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く。W主演の山崎、土屋に加え、本作を支えるキャストには、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、柳俊太郎、渡辺佑太朗、水崎綾女、吉田美月喜、阿部力、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗といった面々が集結している。発表されたダブルアートは、異様な雰囲気を感じる無人と化した東京をバックに、過酷な世界で生き抜くアリスとウサギのシリアスな表情が印象的なビジュアルとなっている。果たして、ふたりの見つめる先にある未来とは絶望か希望か――。さらに、第2弾となる予告映像も公開。突如、世界が一変し、無人と化した東京。アリス、チョータ、カルベの3人は、理由もわからぬまま、生きるか死ぬかの究極の“げぇむ”が繰り広げられる不気味な世界に放り込まれる。この世界で生き延びるための、それは“げぇむ”をクリアし生き残ることだ。かつてないほどに「生きる」ことに正面から向き合い、生き抜くために助け合いながら自分を乗り越え成長していく様を、超一級の俳優陣が総力を挙げて描き出す。※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記。※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記。■配信情報Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』12月10日(木)Netflixにて全世界独占配信
2020年11月18日サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』。本作は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”“人としての道徳”というテーマを見出した完全オリジナル作品。そんな本作で、仲野さん演じる主人公を“ほどよい距離感”で支える親友役に扮した寛 一 郎の本編映像を独占入手した。この度解禁された本編映像は、2年ぶりに地元に帰ってきた主人公・たすく(仲野太賀)が、親友の志波(寛 一 郎)に会いに行くシーン。たすくは志波が持参したおにぎりを一緒に食べるが、おにぎりに入っていた思いがけない具に違和感を覚え、「何だこれ…」と戸惑う。志波は「男鹿にも東京にねぇもんいっぱいあんだろ!」と自信満々に言い放つが、たすくは「何これ…サザエ?臭っ!! 不味っ!!」と声を荒げる。しかし志波は「東京にねぇべ?」と飄々と問いかけるが、たすくから「いや…合わない…」と告げられ、首を傾げる。たすくと志波の付き合いの長さと心を許した関係性も伝わる、コミカルなシーン。志波を演じる寛 一 郎さんは、実際には仲野さんの3歳年下。映画『菊とギロチン』で俳優として初めて演技に挑み、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『心が叫びたがってるんだ』『チワワちゃん』、最近ではドラマ「グランメゾン東京」や映画『劇場』など話題作への出演を着実に重ねている。本作を撮り終えた後、仲野さんと関係性について寛 一 郎さんは「太賀君も僕も、考えたい時間があるのでずっと一緒にいるわけではなかったのですが、良い距離感を保ちつつ、すごく仲が良い関係でいさせてもらえました。集中したいときは集中して、話したいときは話してという距離感がすごく心地よかったです。すごくメリハリのある関係性だったのかなと思います」と、自身の役作りには仲野さんとの良い関係性があってこそだったとコメント。本作でのたすくと志波もまさに、適度な距離感を保ちつつ、いつでも昔と同じ温度で語り合うことができる親友同士。仲野さんと寛 一 郎さんのケミストリーに注目だ。『泣く子はいねぇが』は11月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣く子はいねぇが 2020年11月20日より全国にて公開© 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会
2020年11月17日山崎賢人、土屋太鳳W主演、佐藤信介監督のNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』が、12月10日(木)に全世界同時配信される。この度、本作の場面写真が一挙公開された。原作は、麻生羽呂(あそう・はろ)のサバイバル・サスペンスコミック。2010年から2016年まで「週刊少年サンデーS」「週刊少年サンデー」にて連載され、2020年10月からは、新章となる『今際の国のアリスRETRY』が「週刊少年サンデー」にて連載されている。人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも生きる意味を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”でともに信頼を築き、生き延びるために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く。W主演の山崎、土屋に加え、本作を支えるキャストには、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、柳俊太郎、渡辺佑太朗、水崎綾女、吉田美月喜、阿部力、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗といった面々が集結している。この度公開された場面写真は、森の中ふたりでしゃがみこみ、何かに驚いているようなアリス(山崎)の姿や、人のいない渋谷スクランブル交差点の大型ビジョンに映し出される「ようこそプレイヤーのみなさま まもなく【GAME】を開始します」の文字の前に、呆然と立ち尽くすアリスとチョータ(森永)とカルベ(町田)。さらには、首輪のようなものをつけられたアリスが動揺しているカットなど、不穏な空気が映し出されている。Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』12月10日(木)全世界同時配信※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記。
2020年10月24日仲野太賀が“山里亮太”役を演じて、山里さん原作の小説をドラマ化する「あのコの夢を見たんです。」。その第4話が10月23日深夜オンエア。今回は飯豊まりえと佐藤寛太がゲスト出演。飯豊さんがラストで見せた表情を視聴者が高く評価している。本作は「南海キャンディーズ」山里さんが実在する人気女優やアイドル、モデルたちをイメージした“妄想”を短編小説にした「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」が原作。仲野さんが山里さん役に扮し、毎回注目の若手女優がゲスト出演。これまで中条あやみ、芳根京子、森七菜が登場してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話では飯豊さん演じる大学生のまりえが、大好きだった拓海(佐藤さん)に告白するもフラれ、部屋で「死にたい」と泣いていると、そこに謎の男(仲野さん)が現れ、納得した1日を過ごすため、瞬時にあらゆる後悔を消すことができるアイテム「わがままリセットボタン」を渡す。早速ボタンを押すまりえ。すると時が巻き戻り、今度は拓海に告白せず、フラれることもなく“納得いく1日”を過ごすことができる。しかし再び現れた謎の男は“納得いく1日”と引き換えにまりえの命を要求。まりえは1日に納得しなかったと答え、それからリセットボタンを使いまくるように…いろいろなことに挑戦、完璧な人生を歩んで、拓海とも交際するのだが、今度は人生がつまらなく感じるようになってしまう…というおはなし。ラストですべてを再びリセット。拓海に告白しフラれるまりえ…すがすがしいような、でもやはり悲しさをにじませながら、うっすらと涙を浮かべ、立ち去る拓海を見送るその表情に「ラストの、好きですからの飯豊さんの芝居が大変良かった」「最後のまりえさんの表情がとてもよかった」「飯豊まりえちゃんは声とか表情とかで魅せる人だなあ」「飯豊まりえちゃんのドラマ面白くて見入っちゃってた」といった感想も多数寄せられている。(笠緒)
2020年10月24日佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場 中劇場にて上演された舞台『いまを生きる』が、2021年、東京、大阪、名古屋にて再演されることが分かった。この度、佐藤をはじめ各キャストのコメントが公開された。1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督によって制作されたアメリカ映画を基に、16年10月〜12月にオフブロードウェイで舞台化された『いまを生きる』。映画は第62回アカデミー賞脚本賞を受賞し、脚本を務めたトム・シュルマンが舞台版の脚本も手がけて話題となった。2018年に上田一豪が演出した日本での初演は、映画版のロビン・ウィリアムズ演じる主人公キーティングとも違った、生徒と真摯に向き合うオリジナルの佐藤版キーティングに、思春期の少年たちが自由に生きることの素晴らしさに目覚める輝きを鮮烈に描き、好評を博した。本舞台も初演に引き続き、演出は上田一豪。主人公である、厳しい規律で縛られてきた男子高校生たちに新たな視点や影響を与える若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が再び演じる。新たなキャストとして選ばれたのは、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒のひとりであるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なる。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。各キャストコメントは以下の通り。■佐藤隆太コメント「こうしてまたキーティング先生を演じる機会をいただけて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押してもらえたおかげの様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、ともに悩み、笑い、しっかりと心のつながりを持てたように思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどのように心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。ぜひ僕らの新しい教室を覗きに来てください」■佐藤新(ジャニーズJr.)コメント「これまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください」■瀬戸利樹コメント「ニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気な『いまを生きる』に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒たちが直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです」■影山拓也(ジャニーズJr.)コメント「他のキャストの方々の顔ぶれを見て、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います」■基俊介(ジャニーズJr.)コメント「自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います」■三宅亮輔コメント「チャーリー・ダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っているいま、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの“いまを生きる”活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!」■市川理矩コメント「僕が演じさせていただくキャメロンは、とても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台『いまを生きる』を観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います」『いまを生きる』東京公演:2021年1月16日(土)~1月31日(日)新国立劇場 中劇場大阪公演:2021年2月11日(木)~2月14日(日)サンケイホールブリーゼ名古屋公演:2021年2月20日(土)~2月21日(日)東海市芸術劇場
2020年10月15日俳優の佐藤隆太が主演を務める、舞台『いまを生きる』の再演が15日、明らかになった。同作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督で制作されたアメリカ映画を2016年にオフ・ブロードウェイで舞台化した作品。ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、赴任してきた英語教師と学生たちの交流を描く心温まる学園ドラマとなっている。2018年に上田一豪が演出、佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場中劇場にて日本初演版が上演された。初演に引き続き演出は上田、主人公の若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が演じる。新たなキャストには、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒の一人であるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なるが決定。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。東京公演は新国立劇場 中劇場にて2021年1月16日~1月31日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2021年2月11日~2月14日、名古屋公演は東海市芸術劇場にて2021年2月20日~2月21日。○佐藤隆太 コメントこうしてまたキーティング先生を演じる機会を頂けて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押して貰えたお陰の様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、共に悩み、笑い、しっかりと心の繋がりを持てた様に思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどの様に心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。是非僕らの新しい教室を覗きに来て下さい。○佐藤新(ジャニーズJr.) コメントこれまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください。○瀬戸利樹 コメントニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気ないまを生きる」に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒達が直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです。○影山拓也 コメント他のキャストの方々の顔ぶれをみて、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います。○基俊介 コメント自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います。○三宅亮輔 コメントチャーリーダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っている今、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの"いまを生きる"活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!○市川理矩 コメント僕が演じさせて頂くキャメロンはとても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台「いまを生きる」観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います。
2020年10月15日稀代の脚本家・坂元裕二が、菅田将暉、有村架純と共に打ち上げる、今世紀最強のラブストーリー『花束みたいな恋をした』。この度、清原果耶、細田佳央太、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫が出演することが分かった。本作は、東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まるひとつの恋の5年間の行方を、同時代のカルチャーを背景にしながら、坂元さんによる唯一無二のセンスで紡いでいく物語。今回新たに発表された清原さんが演じるのは、麦(菅田さん)と絹(有村さん)がかつてのお互いの姿を重ねる若い男女2人組のひとり、羽田凜。もうひとり、水埜亘は、『町田くんの世界』で映画初主演を果たした細田さん。オダギリさんが、絹の勤務先であるイベント会社の社長・加持航平。戸田さんと岩松さんは、絹の両親・早智子と芳明を。小林さんは麦の父・広太郎を演じる。ほかにも、劇中で麦と絹が“神”として評する映画監督の押井守が出演。サブカルチャー好きの麦と絹を繋ぐきっかけとなる存在として、本人役で登場。韓英恵、中崎敏、小久保寿人、瀧内公美、森優作、古川琴音、篠原悠伸、八木アリサ、佐藤寛太、岡部たかし、萩原みのり、福山翔大、萩原利久、片山友希、宇野祥平、佐藤玲、水澤紳吾らも参加する。『花束みたいな恋をした』は2021年1月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:花束みたいな恋をした 2021年、全国にて公開予定©️2020『花束みたいな恋をした』製作委員会
2020年10月12日阿部寛(56)が9月28日、竹内結子さん(享年40)への追悼コメントを発表した。各メディアによると阿部は「信じられません」といい、「常に明るい笑顔で輪を大切にする彼女の姿を何度も見てきました」「ご冥福をお祈りいたします」とつづったという。03年4月期のドラマ「笑顔の法則」で初共演となった2人。以降、08年2月の映画「チーム・バチスタの栄光」や09年3月の「ジェネラル・ルージュの凱旋」、14年10月の「ふしぎな岬の物語」といった作品で共演を重ねてきた。「阿部さんは撮影現場で、竹内さんの存在に助けられることもあったといいます。特に『チーム・バチスタの栄光』で監督の指示に悩んでいたとき、竹内さんも同様に苦悩。そんな姿が同志のようで嬉しかったそうです。また2人は、現場以外でも息ぴったり。冗談を言い合うなど、取材時も和気あいあいとしていました」(映画関係者)また、竹内さんも阿部のことを慕っていた。「撮影中にどんな演技をしても阿部さんは臨機応変に対応してくれるため、竹内さんは安心していました。彼女によると、阿部さんは役柄によって撮影時以外でも雰囲気が変わるそうです。映画『ふしぎな岬の物語』では『子供の頃から可愛がってくれているお兄さんのようだった』といい、自然と話す機会が増えていったそうです」(前出・映画関係者)何度もタッグを組んできた阿部と竹内さん。その思い出は、永遠に輝き続けることだろう――。
2020年09月30日映画『小説の神様 君としか描けない物語』(10月2日公開)の公開直前イベントが28日に行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、橋本環奈、佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、片岡愛之助、久保茂昭監督が登場した。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。初共演となったW主演の2人だが、大樹は「ツンツンした役のイメージもあったので、そういう人なのかなと思ったら、初めてお会いしたとき、コンビニ袋1枚くらいの荷物できてて。こんなに何も飾らずにフランクに話してくれる女優さんいないなと思って、一ファンとして、国民的に愛されてる理由がわかりました」と絶賛する。橋本は「恐縮です。EXILEのパフォーマーとしての佐藤さんもありますし、お芝居をしているイメージもあったので、お会いするのが楽しみでした」と返し、W佐藤、杏花との文芸部メンバーについて「撮影の前日に4人で仲良くなって。なかなかないんですよ。そんないい雰囲気でできたのは、コミュニケーション能力が高かったイメージがある」と分析する。すると流司は「取材とかでも仲がいいって、言うんですけど、コーヒーを買ってこいだとか、インスタントのやつじゃんだめで……」と泣き真似を始め、橋本から「この空気だから言えるけど、活字にしたらネットニュースとかさ!」と抗議される。杏花も苦笑する中、流司が「本当に、無視とかされて……」とさらに泣き真似をすると、キャスト陣も「嘘はやめよう!」(大樹)、「どういう設定なの!?」(橋本)とつっこみ、流司は「ふざけたくなっちゃう」と笑顔に。大樹が「流司くんがグループメールを作ってくれて、その日にごはんに行こうと言って、意気投合しまくちゃって、次の日の4人のシーンを見た監督が『何があったの』というくらい、部室の雰囲気になった」と感謝すると、流司は「終始全裸だったしね」と返すなど、最後までボケ倒していた。また、主演の2人が互いのことを「〇〇の神様」と作品タイトルにかけて表すコーナーでは、大樹が「コミュ力の神様」、橋本が「令和のマルチの神様」と掲げる。橋本は「(大樹は)ボケるときに『俺は令和の〇〇だ』と使いたがるんですよ。あと、パフォーマーとしてもできるし、お芝居もできるし、マルチに活躍している」と意図を説明。大樹は、「令和の」と使いたがることを暴露されて恥ずかしがりつつ、「響きが好きだなというのと、頭良さそうに見えるから」と理由を明かした。
2020年09月28日白井晃の演出による、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「音楽劇『銀河鉄道の夜2020』」の幕が上がる。8月下旬、初日を約1ヵ月後に控えて稽古に臨むジョバンニ役の木村達成、カムパネルラ役の佐藤寛太(劇団EXILE)に話を聞いた。【チケット情報はこちら】KAAT10周年プログラムのキックオフとなる本作は、1995年に初演され、翌96年に再演された「イーハトーボの音楽劇『銀河鉄道の夜』」を新たに“再生”するもの。初演では宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」を題材に、能祖將夫が上演台本、バイオリニストで作曲家・編曲家の中西俊博が音楽監督、シンガーソングライターのさねよしいさ子が作詞・作曲・出演を担った。今回の上演版には、演出を手がける白井をはじめ、初演のクリエイティブスタッフが再集結。キャストには木村と佐藤のほか、ザネリ・青年役の宮崎秋人、男(ケンジ)役の岡田義徳が名を連ね、初演に続いてアメユキ役をさねよしが演じる。稽古スタートから2週間が経ち、佐藤は「作品テーマの解釈はキャストに委ねられている気がする」と白井の演出スタンスを紹介。木村も「僕たちが受け取ったものを演技に出してほしい、という白井さんのメッセージを感じます」と続く。だとしたら、二人はこの作品をどのように捉えているのか──。ジョバンニとカムパネルラの旅路には、座礁したタイタニック号の被害者が銀河鉄道の乗客として居合わせるなど“死”の影がつきまとう。これに、佐藤は「生きていることや日常のありがたさを実感する」「日ごろあまり身近でない“死”に触れることで、宮沢賢治の死生観をキャッチしてもらえたら」と語った。カムパネルラの取った行動に「他人のために生きる自己犠牲について深く考えた」と話すのは木村。また劇中の“生きていたことを証明する、それが残された者の務め”というセリフを挙げながら、「周りの人が亡くなることは誰にでも起こり得ることで、その人たちを忘れないでいることが、ジョバンニに象徴された役割だと思います」と自負した。個人で捉えた作品のテーマを述べながらも、木村と佐藤は「感じ方は人それぞれ」と多様な価値観を持つ観客に向けた気配りも忘れない。「賢治がこの作品から何を受け取ってほしかったのか、僕らも役を全うしながら読み解いていきます」「劇中にたくさん散りばめられた胸を打つセリフから自由に感じてください」と観客に呼びかけ、取材を結んだ。公演は9月20日(日)~10月4日(日)に、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールにて、まもなく開幕。取材・文:岡山朋代
2020年09月18日佐藤寛太にとって現在稽古中の音楽劇『銀河鉄道の夜2020』は「今年の仕事の中でも、最も楽しみにしていた作品のひとつ」だったという。そして、その期待は、稽古が進む中である種の確信へと変わった。「この作品に出演したことが、役者としてだけでなく、この先、生きていく中でのひとつのターニングポイントになる気がしています」とまで語る。なにがそこまで特別なのか? なにがそこまで彼の心を震わせるのか? 本作への思いを聞いた。
2020年09月10日中村倫也主演、小池栄子、小芝風花らが共演した「美食探偵 明智五郎」が6月28日の放送で最終回を迎え、SNSには中村さんの“和装”と“風呂上がり&パジャマ”姿に視聴者が歓喜の声を上げているほか、キャストに対する賞賛もあふれている。中村さん演じる明智五郎が、自ら生み出した殺人鬼“マグダラのマリア”と対決していく本作。小池さんが“マグダラのマリア”を、小芝さんが移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で明智の助手となる小林苺をそれぞれ演じる。また北村有起哉が捜査一課の刑事・上遠野透役、佐藤寛太が上遠野の部下・高橋達臣役、富田望生が苺の友人・桃子役、マリアファミリーとして武田真治がシェフ・伊藤役、志田未来が林檎役、仲里依紗がれいぞう子役、武田玲奈が地下アイドルのココ役で出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。苺が拉致され救出に向かった明智だが、マリアは明智とともに奈落の底に落ち遺体も発見されない。だが事務所で待つ苺と桃子のもとに明智が無事戻る。それからマリアがらみの犯罪は起こらなくなり、苺は“明智がマリアを手にかけたのでは?”という疑惑を抱きながら過ごしていた。それから半年、明智の母・寿々栄すずえ(財前直見)が事務所を訪ね、実家「扇屋」の系列ホテルで開かれるサミットで供出される和菓子の選定会に駆り出される。しかし当日、会場にマリアファミリーが現れ、毒入り和菓子を紛れ込ませたことで、総理ら要人が毒に侵され外務大臣が死亡するという国家的事態に…というのが最終話のストーリー。苺はファミリーに再び拉致され、明智も呼び出され、明智とマリアの“最期の晩餐”が繰り広げられるのだが、そこに上遠野たちがやってきて、マリアをかばった伊藤が撃たれ、マリアは再び崖に落ち、明智は探偵を辞める…というラストだった。冒頭で明智の和服姿、ラストで風呂上がり&パジャマ姿が披露され、視聴者からは「明智さん和服お似合い」「和装爆イケすぎて直視できない」「風呂上がりのパジャマの中村倫也の破壊力」「さすがこのドラマは中村倫也のことをよくわかってる!」などの声がSNSに殺到。また和装に黒ドレスと様々な衣装で明智との“最終対決”に臨んだマリアを演じた小池さんにも「かっこいいがあってるのか?色っぽいのが正しいのか?いや美しい?もう言葉じゃ無理」「マグダラのマリアは小池栄子さんのハマり役」「気迫と妖艶さと切なさと。毎回すごかった」という感想が。前回の放送でもその演技力が高く評価されていた苺役の小芝さんにも「小芝風花ちゃん可愛すぎじゃちくしょう!」「やっぱり風花ちゃんが最高すぎる」など、改めて賞賛の声が送られていた。(笠緒)
2020年06月29日もうすぐ最終回を迎える4月ドラマ「美食探偵 明智五郎」。6月24日(水)の昨日、主演・中村倫也と共演の小池栄子、小芝風花の撮影が終了し、ついにオールアップを迎えたことが分かった。最終話の舞台は、総理大臣も参加する国際的なサミットで出す茶菓子の選定会。再び動き出したマリア・ファミリーの暗躍により、和菓子に盛られた毒で政府の要人が死亡する大惨事に。一方、異変に気づいた苺は伊藤(武田真治)に拉致される。そして混乱の中、上遠野警部(北村有起哉)と高橋刑事(佐藤寛太)から犯人を問い詰められた明智は、マリアの手を取り現場から逃走する…というあらすじ。私立探偵・明智五郎役の中村さんと、殺人鬼“マグダラのマリア”へと変貌した主婦役の小池さんがオールアップしたのは、その選定会の会場となったホテルの地下駐車場で、明智がマリアの手を取り逃走するシーン。都内某所の実際のホテルの駐車場で行われ、2人の息の合った芝居で無事、撮影が終了した。「クランクインの日を、忘れもしません」。そう語る中村さんだが、「1月14日……15日。いや、13日?すみませんちょっと忘れてしまったのですが」と言いながら、「まさか皆さんと梅雨を一緒に迎えることになるとは。まさか寒くないようにと選んだ明智のスーツの厚めの生地が僕に牙を剥くことになるとは。あの日は思いもしませんでした。予想外の出来事でスタッフの皆さんも入れ替わりがあったり、初めて経験することが多かったと思うのですが、皆さんの人柄、仕事に対する真摯な姿勢の全てに救われました。本当にありがとうございました」と感謝を述べる。そして「皆さんとこのドラマを作り上げることができたことが、間違いなく、僕の人生の『誇り』の1つになったと思います」とコメントした。小池さんは「やりがいのある楽しい役をありがとうございました。演じながらワクワクしていました。倫也を始め共演者の皆様が、一緒に芝居をしていて鳥肌が立つと言いますか、負けていられないな……という気持ちにさせてくれるメンバーで、とても楽しかったです」と撮影をふり返り、「倫也、貴方のいつもフラットなテンションが、とても芝居がしやすくて助けられました。本当にありがとうございました!」と挨拶した。またこのシーンの出演はなかった苺役の小芝風花が、中村さんにサプライズで花束を贈呈する一幕も。その数時間後、小芝さんもアップを迎え、1月から半年間に渡って行われた本ドラマ全ての撮影が終了した。最後のシーンは、拉致された苺が口にガムテープを貼られ、バンに乗せられている場面となり、セリフは一言もないシーンでのオールアップに。そして、自身のオールアップ後も現場に残り、最後まで撮影を見守っていた中村さんが花束を贈呈した。「最後、まさか台詞が一言もないシーンで、(ガムテープで)ほっぺたがヒリヒリして終わるとは思ってもみなかったです(笑)」と最後の撮影をふり返った小芝さんは、「撮影のために(自動車運転)免許を取ったのですが、1回しか運転するシーンがありませんでした(笑)でも、みなさんがすごく優しくて、楽しい方ばかりだったので、現場に来てずっと笑っていられました!最後まで楽しく撮影できたのは、みなさんのお陰です! 本当にありがとうございました!!」と語り、笑顔をみせていた。「美食探偵 明智五郎」最終話は6月28日(日)22時~日本テレビにて30分拡大SPで放送。(cinemacafe.net)
2020年06月25日東村アキコの原作を中村倫也主演でドラマ化した「美食探偵 明智五郎」の8話が6月21日にオンエア。マリアから苺を守る明智に「過保護」の声が殺到するとともに、ラストの小芝風花の演技に「胸が痛い」「心震える演技」と賞賛する声も上がっている。食に通じる私立探偵・明智五郎に中村さん、明智が愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の小林苺に小芝さん、明智が生み出した“マグダラのマリア”に小池栄子。苺の友人で“助手二号”の桃子に富田望生。マリアの手に堕ちたファミリーたちとして志田未来、武田真治、仲里依紗。捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉、高橋達臣に佐藤寛太といったキャストが集った本作。苺の友人で地下アイドル“爆音エンジェルズ”メンバーのココ(武田玲奈)が、ストーカーと化したファンの“ルシファー”こと田畑(森永悠希)の暴走に悩み、苺の紹介で明智がボディーガードをすることになったが、マリアがココに接触。毒キノコを使ったナポリタンを田畑にふるまわせ、田畑はライブハウスで倒れる…というのが前回のあらすじ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。その後意識を取り戻す田畑だが、マリアファミリーによって病院から連れ去られてしまう。一方、ココが田畑に食べさせたのが、一度症状が改善してから7日後に死に至る“ドクツルタケ”だと気づいた明智も病院へ急ぐが、そこに田畑の姿はなく代わりに現れたマリアから、次は苺を殺すと告げられる。明智は苺を守るため「事務所で一緒に暮らさないか」と提案。桃子と3人での生活が始まるが…というのが今回のストーリー。苺の代わりに食材に買い出しに出かけ、デリの仕事も自粛しろと告げる…苺を守ろうとするあまり彼女を束縛しまくる明智の姿に、ネット上では一斉に「過保護」の声が上がる。「過保護の明智さんたまらん」「明智さん、、、セコムみたい」といった反応が上がる一方で「急に過保護になった明智さん、好きー」という声も多数。だが、明智の心配をよそにデリの仕事を再開した苺に、マリアの魔の手が迫る。ケータリングで向かった先で捕われの身となった苺。そこに現れた明智にマリアは自らと共に最期を迎えようとせまる。そんな明智に苺は「私はあなたのことが好きです。だから行かないで!」と絶叫する…。この“涙の絶叫告白”に「小芝風花ちゃんめっちゃ演技上手い」「心震える演技を魅せる」「泣きの演技だれよりも好き」など絶賛の声が集まる。そんな苺と対峙するマリアを演じた小池さんにも「小池栄子史上最高の小池栄子」「小池栄子さんの芝居はさすがすぎ」などの感想が寄せられている。(笠緒)
2020年06月22日中村倫也主演「美食探偵 明智五郎」が放送再開。6月14日放送の7話は苺の旧友・ココがマリアの手にかかるという展開。ココ役の武田玲奈の“闇落ち演技”に称賛の声が集まるとともに、4話に登場した“れいぞう子”みどりの“マリアファミリー入り”に驚きの声も上がっている。幼いころから美食を味わい続けたことで、食に対し尋常ならざるこだわりを見せるようになった私立探偵の明智五郎を中村さんが演じる本作。明智に浮気調査を依頼したことがきっかけで自らの内に隠された狂気に目覚め、明智への歪んだ愛から殺人を繰り返す“マグダラのマリア”に小池栄子。明智がいつもランチに利用する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で、明智に恋したことでマリアから狙われることになる小林苺に小芝風花。苺の友人・桃子に富田望生。捜査一課の上遠野透に北村有起哉、上遠野の部下・高橋達臣に佐藤寛太。マリアの“ファミリー”として殺人に加担する林檎に志田未来、伊藤に武田真治、“れいぞう子”ことみどりに仲里依紗といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。苺の学生時代からの友人で、今は地下アイドル“爆音エンジェルズ”のメンバーとして活動するココ(武田さん)が、熱烈なファン・田畑(森永悠希)からストーカー被害を受けていると相談され、苺は明智に相談しボディーガードをお願いすることに。自宅まで押しかけてくる田畑から逃れるため、ココだけでなくメンバーも含め明智の事務所で共同生活が始まるのだが、明智はココが摂食障害に苦しんでいることに気づく。さらに明智の事務所を監視していたマリアたちがココに接触。追い詰められたココに、田畑を毒殺させようとする…というのが7話のストーリー。今回、マリアによって“堕天使”へと変貌を遂げていくココを演じた武田さんの演技に「武田玲奈の闇堕ち良かった」「ラストステージの演技が凄く光ってた!」など称賛が相次いで寄せられる。「堕天使も仲間入りしそうな予感」と“マリアファミリー”入りを予想するツイートも。また仲里依紗演じる“れいぞう子”ことみどりが生きていたことが判明。今回よりマリアファミリーに加わったれいぞう子に「れいぞう子生きてたのは驚き!」「れいぞうこちゃん生きてたか…」などざわめきの声が上がっている。(笠緒)
2020年06月15日中村倫也主演の美食サスペンス「美食探偵 明智五郎」は、現在“特別編”と題し、地上波未放送のオリジナルストーリーをお届け中。第三夜となる6月7日(日)は北村有起哉演じる上遠野と草川拓弥演じる六郎のエピソードを放送する。東村アキコの初サスペンス漫画を映像化、類まれなグルメの見識を持つ探偵・明智五郎を中村さんが演じ、明智の助手となる小林苺に小芝風花、明智に捜査を邪魔される捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉、上遠野の部下・高橋達臣に佐藤寛太、苺の友人で助手“二号”の桃子に富田望生。明智に生み出された殺人鬼“マグダラのマリア”に小池栄子、マリアファミリーの林檎に志田未来、伊藤に武田真治、明智の弟・六郎に草川さんといったキャスト。特別編として放送されているのは、Huluオリジナルストーリーとして展開されている(秘)裏メニュー。今回は、もしもあの時に、アレルギーのことを気づいてあげていれば…乳製品アレルギーが原因でいじめを受けていた娘の小春(横溝菜帆)を理解していなかったと悔いる上遠野(北村有起哉)。一年前のクリスマスイブ、別れた妻の急な出張で娘の小春を預かることになった上遠野は、高橋の力を借りてクリームたっぷりのクリスマスケーキを作ろうと思い立つのだが…。上遠野の優しく不器用な父の姿を覗き見ることができる(秘)裏メニュー「上遠野警部の(秘)裏メニュー」。明智とは年の離れた弟・六郎は、明智とは正反対の性格で母親譲りの味音痴。自分に甘く嫌なことからはとことん逃げるタイプ。ある日、明智の事務所に遊びに来た六郎は、明智が懇意にしている料亭の板前が作ってくれたという松花堂弁当を勝手に食べてしまう。明智に怒られることを恐れた六郎は、苺と桃子に助けを求めるが…。自分の行動に責任が持てない甘えん坊の六郎が、ほんの少し成長する姿を覗き見ることができる「六郎の(秘)裏メニュー」の2作を明智のナビゲートでお届けする。「美食探偵 明智五郎 特別編」第三夜は6月7日(日)22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年06月07日