東京都は16日、東京都内所在の私立中学校の「平成28年度の初年度(入学年度)納付金」(以下、「初年度納付金」)の状況について発表した。対象は都内私立中学校182校(休校中等の学校、特区事業認定校及び特別支援学校を除く)で、初年度納付金は授業料、入学金、施設費及びその他毎年度納付する費用。東京都によると、対象校のうち、初年度納付金(総額)の値上げをした学校は21校(11.5%)、値下げをした学校は0校、据え置いた学校は161校(88.5%)。初年度納付金(総額)の平均額は939,084円で、前年度に比べて2,405円(0.3%)増加した。初年度納付金(総額)の最高額は玉川学園中学部(IBクラス)で1,867,000円、次いで成蹊(国際学級)の1,445,000円、早稲田大学高等学院中学部の1,414,000円、玉川学園中学部(一般クラス)の1,377,000円、東京女学館(国際学級)の1,362,000円が続いた。一方、初年度納付金(総額)の最低額は八王子実践の548,000円、次いでサレジオの578,000円、清明学園の598,000円、開智日本橋学園(LC・ACクラス)の638,000円、国本女子の684,000円が低かった。初年度納付金(費目別)の高い学校、低い学校
2015年12月17日年長児ママにとっては、子どもの保育園ライフもあと半年。小学校のことを意識する機会が増えてきたのではないでしょうか?中でも働くママにとって気になるのが「学童」のこと。一般的に公立の学童保育は保育園に比べて預かり時間が短めだったり、そろそろママの時短勤務が終わったり、働きづらくなることも少なくないようです。わが家にもちょうど年長の娘がいますが、来春からどうするか、なんとなく方針が決まりました。学童保育にはどんな種類がある?学童保育は大きく「公立学童」(学童クラブなどと呼ばれる)と「民間学童」とに分けられます。「公立学童」は小学校や児童館に併設されていることが多く、親が働いている子どもなどが放課後や長期の休みに利用できる施設です。定員や利用条件があり、利用料金は月額数千円程度が一般的。運営時間は午後6:00頃までのところが多いです。これまで公立学童は小1~小3の児童が対象でしたが、平成27年度から国の指針で小6にまで拡大されました(※ただし、あくまで指針であり、実際の対応は地域によって違います)。また、最近では学童保育と全児童対策事業の一体化も進んでいます。私が住む神奈川県川崎市もそうで、市内のすべての小学校の敷地内に「わくわくプラザ」という施設があります。親の就労状況などに関わらず、その学校の小1~小6の全児童が誰でも利用でき、定員もありません。定期的な利用の申し込みもできますが、当日の朝にその日どうするか決めるスポット的な利用もOK。宿題をしたり、校庭などで遊んだりして過ごします。わくわくプラザの場合、運営時間は月曜~金曜は授業終了時から午後6:00まで。土曜日や夏休みは午前8:30~午後6:00まで。お弁当は持参です。利用料は無料で、希望すればおやつ(※有料)も用意してもらえます。また、仕事などの理由で午後6:00までに迎えに来るのが難しい家庭のために、月額2,500円(※何回利用しても同額)で午後7:00まで預かってもらえる制度もあります。この施設のメリットはなんといっても無料なこと、そして、定員がないので待機児童になる心配がないこと。また、学校内なので移動の不安もありません。反面、利用者が多くなると、どうしてもきめ細やかな対応は難しくなってしまうでしょう。実際に通わせていないので、あくまでイメージですが、保育というよりは、放課後の居場所・遊び場という感じが強いような気がしています。プログラムは充実、でもお金はかかる民間学童私自身、ずっとわくわくプラザを利用するつもりでしたが、今年に入ってから同じクラスのママたちが続々と民間学童の見学をしているので、「あれ、ほかも検討したほうがいいのかな?」という気になり、誘われるようにいくつか見学しました。民間学童は多彩です。趣向を凝らしたプログラムが組まれていたり、スポーツや英語など特定の分野に力を入れていたり…。季節ごとのイベントも多く、さまざまな体験ができるので、習い事感覚で通わせる人もいます。食事やおやつの用意もお願いでき、送迎サービスや入退室をメールで報告してくれるなど親に嬉しいサービスも充実。預かり時間も長めで、なかには21:00や22:00まで預かってくれるところもあります。ただ、そのぶん、価格はぐっとあがります。私が見学にいった中で最も良心的な価格だったローカルな民間学童でも月額約30,000円。それ以外の施設は、だいたい月額50,000円前後でした(送迎や食事、延長保育の有無などでだいぶ料金は変わります)。しかし、それほど高くても民間学童は人気があり、なかには数年前から予約が埋まってしまう施設もあるとか。気になるところがあれば、早めのリサーチがよさそうです。とりあえず予約完了、あとは子どもの様子を見て私自身はどうしたかというと、ちょうどこの夏、近所に英語に力を入れている民間学童が新設されたので、娘の仲良しのお友だちと一緒に仮申し込みをしました。体験レッスンも楽しそうでしたし、できれば英語は話せるようになってほしいという勝手な私の思いもあり。ただ、さすがに毎日通わせるのは金額的にも、子どもの体力的にも負担になりそうなので、週2~3回の利用を予定。わくわくプラザと併用するつもりです。そうはいっても実際に小学校に通いはじめると、新しいお友だちもできて、「行きたい」「行きたくない」など本人の意思も出てくるのでしょう。環境の変化に応じて、都度、見直しは必要なのかなと思っています。(古屋江美子)
2015年10月20日沙織さん(仮名)は子どもが私立幼稚園を卒園するのを機に、将来の教育資金準備を始めようと考えました。小学校は公立へ進学することになり、私立幼稚園ほど費用がかからなくなるため、その分を積み立てして、大学進学等の費用に備えようと考えたのです。学資保険加入、5歳からでは遅い?「教育資金積み立てなら学資保険」と考えた沙織さんは、さっそく何人かのママ友に、学資保険はどこがいいと思うかたずねてみました。ところが、ママ友のほとんどが、「今からだと加入できないかもしれないよ。」とか、「今から学資保険はもう遅いんじゃない?」などというのです。そんなことは考えてもみなかった沙織さんは驚きました。「夫も子どもも特に持病などはないのに、どうして入れないの?」沙織さんは、ママ友の一人、優子さん(仮名)に、つい詰め寄るように聞いてしまいました。優子さんは困ったように、「これからでも入れる学資保険は、探せばいくつもあると思うけど、」と前置きした上で、「学資保険は必要となる時期が決まっているでしょ?高校進学時とか、大学進学時とかだよね。だから、これから学資保険に入ると、0歳の時から加入している人より短期間で積み立てしないといけなくなるから、保険料が高くなったり、返戻率(※1)が悪くなったり、商品によっては全く加入できなかったりすることもあるのよ。」と話し出しました。これから加入して納得できるかがカギ「例えば、5年で100万円貯めるのと3年で100万円貯めるのだったら、月々の積立額は5年かけて貯める方が少なくてすむし、預金なら利息も普通は5年預けている方がたくさんつくでしょ。それと同じ。」優子さんは続けます。「だから、これから学資保険に入っても、0歳の時から入っている人と比べると、毎月の保険料は高くて支払いは大変なのに、満期になって戻ってくるお金は0歳で加入した人より少なくなってしまうので、せっかく加入しても何か“損”をしたような気持ちになってしまう可能性があるから、みんなはそれを心配して、おすすめしなかったんじゃないかな。」と、とりなしました。「そうだったのね、知らなかったわ。うかつだったのね、私……。」「それに、」と優子さんはさらに続けます。「毎月保険料を支払うたびに、“あ~あ、0歳の時に入っていればよかったな~”、と思ってしまうと、ストレスがたまりそうでしょ?その結果続ける気力がなくなって、途中でやめてしまったりしたら、学資保険の中途解約はほぼ元本割れしてしまうから……。」「せっかくの教育資金がマイナスになってしまうのね。確かにそういうこともあるかも。」がっかりする沙織さんを励ますように、「でも、」と優子さんは続けます。「学資保険には教育費の積み立てだけじゃなく、親(保護者)に何かあった時、その後の保険料支払いは免除され、満期金は確保されるという、保険としての機能(※2)があるから、今からでも学資保険に入る値打ちは十分あると思うよ。」さらに優子さんは、「それに、よく調べれば、これからでもそこそこ納得できる返戻率の学資保険もいくつかあると思うよ。」と、つけ足しました。「えっ、本当?」沙織さんの顔がぱっと明るくなります。優子さんはうなずきながら続けます。「確かに学資保険のなかには、5、6歳で加入すると、支払った保険料総額と、満期までに受け取れる返戻金総額がほとんど変わらない、つまり返戻率がほぼ100%に近いものもあるけれど、5歳の時に加入して、返戻率が105%ぐらいになる学資保険ならいくつかあったと思うよ(※3)。そりゃあもちろん、その学資保険に、0歳の時から加入するのと比べてしまうと見劣りはするけれど、105%ぐらいあれば定期預金に比べればだいぶいい(※3)し、いずれにしても何らかの方法で教育資金準備をはじめないといけないことを考えると、納得できる範囲の返戻率のような気がしない?」これからでも返戻率は上げられる?「なるほどね、確かにどっちにしても教育資金の準備は始めないといけないわね。それで、その学資保険はどこのだったか教えてくれる?」沙織さんは勢い込んでたずねます。「そこまでは覚えていないけど、インターネットで複数の学資保険を比較できるサイトがあるから、そこで調べればすぐわかると思うよ。沙織さんの場合は、0歳で加入した時の返戻率と、5歳で加入した時の返戻率とをシミュレーションで比較してみて、これなら今から加入しても納得できる、と思える学資保険を探してみればいいんじゃないかな。納得できれば、解約しないで続けられるんじゃない?」「確かにそうね!一度探してみることにするわ!」沙織さんの声ははずんでいます。優子さんもにっこりしてさらに続けました。「実は、これからでも返戻率をあげる方法はあるのよ。0歳の時に加入した場合の返戻率と同じにすることは無理かもしれないけど、保険料の支払方法を年払いにしたり、高校進学時等のお祝い金を受け取らずに据え置いたりすれば、返戻率は上げられるよ。ほかにも、保険料を払い込む期間を一時払い、全期前納払いや短期払い(※4)にする方法などもあるし、納得できそうな学資保険がみつかったら、一度、複数の保険を比較できる保険ショップで相談してみるのもいいと思うよ。返戻率のことだけじゃなくて、例えば、お祝い金の受け取り時期は商品によって微妙に違ったりするけれど、どれが自分にあった商品なのかなどのアドバイスをしてくれると思う。ほかに、もしクレジットカードで支払いができれば、カードによってはポイントがつく場合もあるわよ。」「なるほど!!」※1 返戻率とは、受け取れる満期金・お祝い金の総額を、支払った保険料総額で割ったもの。返戻率が高いほど、支払った保険料と比べてより多くの満期金、お祝い金が受け取れる。なお、返戻率100%未満はいわゆる元本割れの状態。※2 保険料支払免除が特則になっている学資保険もあります。※3 2015年7月7日現在。※4 短期払いとは、保険期間よりも短い期間で保険料を払い終えることをいいます。払込期間が短いほど保険料の払込総額は少なくなりますが、毎回支払う保険料は高くなります。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年08月24日子どもが生まれると、考えなければいけないのが教育資金。文部科学省の統計によると、幼稚園から大学まですべて公立でも901.7万円、すべて私立で、理系の大学に進学した場合は2095.0万円も必要になるんです!「そんなお金、いったいどう準備したらいいの?」って不安になっちゃいますよね。そんなママに必見の情報が!なんと、投資で教育資金を用意する新制度が来年スタートするんです。■ついに“ジュニアNISA”が始まる!新制度とは、2016年4月にスタートする“ジュニアNISA”。最近CMでよく聞く“NISA”の子ども版です。NISA(少額投資非課税制度)は、専用の口座から株や投資信託を購入すると、非課税期間内の売買益や配当金にかかる税金20%が免除される仕組み。昨年1月に導入され、ことし3月末時点で879万件のNISA口座が開設されています。ジュニアNISAはその子ども版です。といっても、実際に投資をするのは子どもではありません。子どもに資産運用を学ぶ機会を与えるねらいもありますが、実際には子ども名義で開設した口座で、両親やおじいちゃん・おばあちゃんが運用することになります。「でも、投資とか資産運用って難しそうだしリスクも怖いし、ちょっとハードルが高い……」なんて考えていてはもったいない!賢く使えば貯蓄よりも学資保険よりも大きなリターンが期待できる、まさに新世代のための資金運用制度なんです。■運用益にかかる税20%が非課税にジュニアNISAの基本的な仕組みはNISAと同じです。0歳から18歳以下の子どもが対象で、1年間の限度額は80万円。この80万円を1つの枠として、この枠内の売買益が非課税になるのは1回のみですが、内訳は自由。つまり、80万円相当の株を1銘柄買ってもよし、20万円相当の株を4銘柄でもOK。非課税期間は5年間です。ただし、教育資金づくりを想定しているため、名義人の子どもが18歳になるまでは資金の払い出しに制限があります。たとえば1年目に株を80万円分買い、5年後に100万円で売った場合、利益の20万円には20%の税金=4万円が課されるはずですよね。でも、ジュニアNISA口座なら非課税なので、20万円まるまる手元に残るというわけです(金融機関の手数料は別途かかります)。また、同じ銘柄を5年間持ち続けると、その期間の配当金が非課税になります。投資ですから元本割れリスクへの覚悟は必要ですが、リスクが比較的少ない投資信託の商品を選ぶ方法もあります。なにより、税金20%が非課税になるというのは魅力的!これまで教育資金といえば学資保険など貯蓄性の高い保険が一般的でしたが、これからは、子どもの教育資金も“運用”で積極的に殖やして準備する時代に突入したのです。■難産の末に誕生した本家の制度NISAのモデルは、1999年にイギリスで導入された“ISA”。2011年には子ども版・ジュニアISAが生まれましたが、その誕生までには紆余曲折がありました。当時、すでにイギリスでは教育資金づくりのための公的制度「チャイルド・トラスト・ファンド(CTF)」がありました。子ども1人当たり政府から支給される合計500ポンド(約95,000円=2004年当時)の給付金に親や祖父母が資金を追加してCTF専用口座で運用し、運用益を非課税にするものです。しかし、購入できる金融商品の選択肢が少ないことや自由度の低さ、手数料の高さからCTFは不評。財政難で給付金が削減・停止されるに至り、『The Telegragh』では“お金を預けてはいけない5つのファンド”の1つに挙げています。そうした失敗を乗り越えて生まれた資産運用制度がジュニアISAというわけです。それをモデルに日本でスタートするジュニアNISAは、教育資金づくりの一手段として大きな可能性を秘めています。制度としても、利用するわたしたちも、試行錯誤を重ねてみんなでジュニアNISAを育てていければ、子どもたちの将来大きな武器になり得ます。せっかくの新世代の資金運用、賢く情報を集めておおいに活用したいものです。(文/よりみちこ)【参考】※NISA(少額投資非課税制度)が始まりました!―金融庁※普及が進む英国ジュニアISAの現状と我が国への示唆―野村資本市場研究所※The five worst places to keep your money―The Telegragh
2015年06月18日ポニーキャニオンの女性向けライトノベルシリーズ・ぽにきゅんBOOKSより、『ACTORS -私立天翔学園活動記録-』が3日(水)に発売開始。『ACTORS』はエグジットチューンズが展開する"人気男性声優×ボカロ曲"をコンセプトとする人気CDシリーズで、今回初のノベライズ刊行となっている。価格は650円+税。『ACTORS -私立天翔学園活動記録-』は、TVアニメが好評だった『美男高校地球防衛部LOVE!』のノベライズ『美男高校地球防衛部LOVE!NOVEL!』に続く、ぽにきゅんBOOKS第2弾。原作:電電太鼓、著者: 竹屋そうすけ、イラスト: めかといったファンにはお馴染みのメンバーを迎え、CDシリーズの世界観を損なうことなくノベライズされている。小説のストーリーはCD『EXIT TUNES PRESENTS ACTORS』をベースに、これまで描かれていなかった会話劇や登場人物たちの心情、物語の舞台である学園特区スライヴセントラルの設定などが細かく描写されており、『ACTORS』ワールドを補完するうえでも今回の小説は重要なアイテムのひとつとなる。もちろん、CD、小説どちらからそのワールドに触れても問題なく物語を楽しむことができるように構成されているという。<『ACTORS -私立天翔学園活動記録-』あらすじ>人口50万人のうち16万人もの学生がいる学園特区スライヴセントラル。この特区の中にある第七学区・私立天翔学園では、生徒たちが自主性をモットーに自由に青春を謳歌していた。そんな中、二年生の光司陽太と地理教師の臼杵鷲帆が、転入と赴任という形で新たに仲間入りする。普通の高校にはないような刺激に満ち溢れる学園生活。陽太は毎日が新鮮で楽しい日々を送っているが、一方で鷲帆はふとしたことで知った、学園特区に秘められた謎を追っていく……。キラキラの冒険が待ち受ける青春群像劇が、今幕を上げる――。なお、6月14日(東京・Zepp DiverCity)、6月20日(大阪・なんばHatch)、6月21日(名古屋・Zepp Nagoya)と3日間に渡り、「ACTORSスペシャルイベント~天翔学園修学旅行~」の開催も決定している。各日、昼の部、夜の部の二部公演で、蒼井翔太、木村昴、佐藤拓也、竹内良太、速水奨、保志総一朗、増田俊樹、浅沼晋太郎、豊永利行、小野友樹らが出演予定(出演者は各会場・昼夜で変更される予定もあり)。詳しくはこちらを参照してもらいたい。(C)2015 電電太鼓・竹屋そうすけ/ポニーキャニオン(C)EXIT TUNES
2015年06月02日4月26日に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2015」内で「私立恵比寿中学『超演奏してみた』ステージ!」が行われました。このライヴは、サークルKサンクスのスペシャルサポーターである私立恵比寿中学が、サークルKサンクスのリニューアルしたおにぎりのお披露目もかねて行ったもの。開演前から、ステージ前にはたくさんのファンが押し寄せていました。登場曲「ebiture」に合わせて、私立恵比寿中学がステージに登場。ひとりずつ個性いっぱいの自己紹介で、魅力をアピールしつつ、いよいよライヴスタートです。「えびぞりダイアモンド!!」、「ザ・ティッシュ~止まらない青春~」とエネルギッシュなパフォーマンスを見せる中、「ちちんぷいぷい」では、ファンに向かって何かを投げ始めるメンバー。なんとそれはサークルKサンクスのおにぎりクーポン付ストレスリリーサーでした。ファンは投げられたリリーサーの獲得に必死で、フロアはますます熱く盛り上がって行きます。そこで、サークルKサンクス「+K(ぷらすケー)」カードのマスコット「ぷらクマくん」がステージに登場。リニューアルされたというおにぎりを紹介することに。が、残念ながら言葉がしゃべれない「ぷらクマくん」。代わりにメンバーが通訳を務めることになりました。「ぷらクマくん」からこそこそ話を聞いた中山莉子さんの、「サークルKサンクスのおにぎりがすごく進化したそうです」とのコメントに続いて、星名美怜さんからは、「パッケージと具材にこだわって、すごいそうです」と伝えてくれました。さらに、「ご飯の塩分を抑えて甘みが出るようにした」という秘密も披露。おにぎりの告知の後は、在日米陸軍軍楽隊「サムライ・オブ・ロック」とのコラボステージを展開。その日のために、今日初披露となったオリジナルの迷彩柄の衣装もぴったりマッチ。もちろん「梅」「ハイタテキ!」といった楽曲も、生のブラスでゴージャスになり、ファンを熱狂させました。最後は、世界中で話題となったファレル・ウィリアムスの「HAPPY」で締めくくり、会場全体がひとつになったのを感じました。ステージを終えたメンバーは、それぞれお気に入りのおにぎりをアピールしてくれました。おいしさをカラダで表現してくださいという記者からの無茶ぶりにも、松野莉奈さんと小林歌穂さんがカラダを張って全力で応え、思わず爆笑に包まれるシーンも。また、どんなおにぎりがあったらいいと思うか? という質問には、星名美怜さんから「ラーメン!」という、なかなかハードルの高い回答なども出ましたが、同席していたサークルKサンクス関係者が開発を検討することを約束。私立恵比寿中学のメンバーによるコラボおにぎり発売も近い将来あるかも。さらにおいしくなったサークルKサンクスのおにぎりに注目ですね。・サークルKサンクス 公式サイト
2015年05月07日マイナビニュース会員の未就学児がいるパパ&ママ122名に私立小学校についてのアンケートを実施。「子どもを私立小学校に入学させたいと思いますか」と聞くと、「はい」という回答は9.8%にとどまった。それぞれ、理由を聞いていくと……??○「私立小学校に入学させたい」派の意見・「高学歴の方が将来の収入が増えると思うので」(23歳女性/その他/事務系専門職)・「一定のステータスが保証された子供が来るから」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「いい教育を受けさせてあげたいので」(28歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「家庭環境が同じ人が多い」(33歳男性/金融・証券/事務系専門職)○「私立小学校に入学させたくない」派の意見・「お受験よりももっとさせたいことがあるから」(37歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「お金がかかるし、働いているので遠くの学校に行かせるのが心配」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「公立小学校に行かせて世の中にはいろんな人間がいることを体感させたほうがいいと思うから」(37歳女性/その他)・「私立に行くなら、中学から検討したいので」(31歳男性/医薬品・化粧品/技術職)・「小学校は私立でなくてもいいなと思う。私自身は私立に通っていたせいで、近所に友達がいなかった」(33歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)入学させたい派はママが多く、教育のよさや将来の保証を考えている人が目立った。パパからは、「家庭環境が同じ人が多い」という意見も。しかしながら入学させたくない派からは「公立小学校に行かせて世の中にはいろんな人間がいることを体感させたほうがいいと思うから」という回答も寄せられており、メリットデメリットの感じ方は人それぞれのようだ。また、「私立小学校に入学させたくない」派の回答には、経済的な面を理由に挙げる人が多かった。※画像は本文と関係ありません調査時期: 2014年12月3日~2014年12月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性97名 女性103名(パパ&ママ限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年12月12日「私立を目指す家庭の教育資金特集」の最終回である今回は、受験・教育費のよくある質問に、竹下さんから回答を頂いた。「その質問、実は我が家も同じ!」が見つかるかも!?■質問1 年収がどれくらいあれば私立に行っても大丈夫?私立中学受験を目指す家庭なら、子どもひとりで年収600万円がボーダーラインと言えるでしょう。もちろん、私立の学費は学校により差があるので一概には言えません。ただし、私立は一般的な御家庭よりも年収の高い御子息が通うことが多いので、子どもや親の服装、こづかい、旅行などのレジャー費、寄付金、スポーツの強い学校の場合の応援費等、入学してみないとわからない負担もあります。 貯蓄0円から私立を目指すための3ステップ でも書いた通り、家計に占める教育費の割合は年収の15%以下が理想です。年収の15%は、年収800万円で年120万円、600万円で90万円、500万円で75万円です。■質問2 塾にかかる費用の相場を教えて下さい塾の費用は、1週間に何回通わせるのか、補習塾なのか進学塾なのかによってもマチマチです。中学受験の有名進学塾の例では、4年生で年50万円、5年生で80万円、6年生で120万円というところもあります。とりあえず4年生から通って、「これくらいの授業料ならなんとかなる」と思っていると、年々負担が重くなって家計が回らなくなるので、6年生までの総額をしっかり把握し、前もってお金の算段をつけておくことが大事です。以下は有名進学塾の費用の内訳です。具体的な費用の内訳(ある有名進学塾の例)4年生:月々4万円弱。この他に夏期講習と冬期講習で12万円5年生:月々5万円弱。この他に夏期講習と冬期講習で12万円6年生:月々5万円強。この他に夏期講習が18万円、冬期講習3万円この他にゴールデンウィーク特訓、志望校別特訓などで約20万円(「“私立”を目指す家庭の教育資金の育てかた」より抜粋)「夏期講習や特訓などは行かなくてもいいのでは?」と思われるかもしれませんが、「この講習を受けないと、講習明けから他の子の進度についていけなくなる」といったロジックで参加しないわけにはいかなくなっています。基本的には全部の講習に参加する想定で準備をしておいたほうが無難です。■質問3 教育費の準備は、いつ頃から始めたらいい? 早ければ早いほど吉です。理由は二つあります。一つ目の理由は、積立期間を長くとれればとれるほど時間を味方にできるので、1回の積立額は少なくて済むからです。たとえば100万円を、積立期間6年で貯める場合、月額の積立額はおよそ1万4千円。これが積立期間4年になると、月額の積立額は2万円以上となります。(金利0%で計算した場合)。時間を長くかけて積立をすることで、こんなにも毎月の負担は減らすことができるのです。二つ目の理由は、私立受験の場合、教育費を貯められる期間はとても短いからです。小学校受験なら年中の11月からお受験対策の幼児教室の費用が本格的にかかってきます。中学受験の場合は、10歳になるまでにどれだけ貯められるかが勝負です。10歳を過ぎると、進学塾の費用がかさみ、6年生になると私立中学の学費並の月謝を払っているご家庭が大半となります。 教育費は「待ったなし」にかかってくるものです。早め早めに用意したいものですね。■質問4 家を買うか、子どもを私立にやるかで夫と揉めています限られた収入の中、どちらも大きな出費なので、頭を抱えるのも当然です。そんな時はまず、家を何のために買うのか、その理由を整理してみましょう。子どもに個室を与えるためといった理由であれば、その子供があと何年で独立するのか計算するのがオススメです。中学受験のタイミングで悩んでいるのだとしたら、子どもは最短で6年(中学3年+高校3年で家を出るケースもありえます。あるいは、何のために私立に行かせるのか、子どもも含めて家族で話し合ってみることが、結局は一番の早道であることも少なくありません。私立でなければダメな理由が見つかれば、その重要性を冷静に判断することで優先順位も明らかになります。一番避けたいのは、家を買った後で、公立に進学する予定だった子どもが想定外に私立に行くことです。住宅購入時には、まとまった貯蓄を取り崩すので家計はピンチになる危険性も。家を買う決断を優先する際は、子どもの進路が確定してからの購入が無難です。
2014年10月05日貯蓄0円から私立を目指すための3ステップ では、教育費づくりの大きな流れを把握した。では、その基礎となる「教育費の額」の計算はどうするの? これについては、シミュレーションシートを作成するのが一番だ。少し細かい作業になるが、ここが「教育費の肝」。がんばってクリアしよう! ■志望校の学費を調べて入力するまずは、以下のシートを見て欲しい。「教育費のシミュレーションをする」イコール「このシートを完成させる」ことである。最初に子供の年齢を書きこむ。子どもの年齢は年度表記で書き込む。たとえば2009年11月生まれの子も2010年2月生まれの子も、2014年度であれば5歳と書く。次に検索エンジンで「第一志望校の名前+学費」を打ち込むと、その学校の学費が紹介されているサイトに辿りつく。ここで必要なのは、ザックリとした数字。実際に受験する学校が確定したら、学校説明会などに足を運び、正確な学費を把握しよう。学費とは別枠で、塾・習い事・部活にかかる費用を織り込んでおく。とりわけ私立小学校・私立中学校を受験する場合は、塾の費用負担も高いので、しっかり調べておこう。■各学年で過不足を計算し、累計額をチェックする学費・習い事、塾の費用(A)を入力したら、次は「年収の15%」(B)をいれ、教育費の合計との差額を計算する(C)。教育資金としてすでに用意している預貯金等があれば、最初の年にそれを加算する。学資保険に関しては、給付金・満期保険金が支払われるタイミングで給付額を加算する(D)。年収については、本来であれば昇給率を加味するのだが、今のご時世、昇給率ゼロもしくは、厳しめに見積もった額をインプットしておく方が賢明かもしれない。■各年の過不足の累計額を算出する現在から、1年後、2年後…それぞれの都市の過不足の累計額を計算する。ここが常にプラスであれば、資金計画としては合格! どこかでマイナスになるタイミングがあった場合は、どうやってそれをカバーするかを考える。 累計額がマイナスをカバーする着眼点1)受験タイミングを遅らせる(小学校受験→中学受験 あるいは 中学受験→高校受験)2)受験校を変更する。(学費を無理なく払える学校を見つける)3)既存の習い事をやめる(受講回数・時間を減らす)4)家計の見直しをし、貯蓄を増やして赤字補てんをする5)妻が働くことで世帯の年収を上げる6)資産運用や副業などで収入を増やす7)(子どもにとっての)祖父母から教育資金贈与を受ける(「“私立”を目指す家庭の教育資金の育てかた」より抜粋)教育資金づくりというと、眉間にしわを寄せてコツコツ積み立てるイメージかもしれない。「でも、このシミュレーションシートを作り、将来の出費を早い段階で把握することで、キャリアプランの修整や貯まる仕組みづくりを取り入れて乗り越えられるケースも多いということを覚えておいて下さい」と、竹下さん。「でも、やっぱり大変…。我が家は無理かも」と思った人も大丈夫! 次回は「教育資金づくりが楽しくなる“仕掛け”を作る!」です。
2014年10月03日竹下さくらさんは言う。「私学教育を視野にいれる上で特に重要なことは、教育費の全体像をつかみ、配分を考え、計画的に挑むことに尽きます」。 データで検証。「私学」「公立」のお値段 で教育費の全体像はつかんだ。次なるステップは、何をすべき? ここからは実際のケースをもとに話を進めよう。■ケーススタディ娘が小学校3年生のタイミングで、娘から頼まれ、あわてて私立受験の準備に入ったAさん。シミユレーションをしてみると、これまでの家計管理方法を変えず、これまで通りお金を使っていたら、私立中学に入学した途端に家計が破綻することが判明。そこで娘の希望をかなえるためにAさん夫婦が取り組んだことは、次の3つのステップだった。■ステップ1 収入を「教育口座」「貯める口座」「使う口座」の3つにわける私立中学に進学する場合、高額な学費負担が入学した年から社会人まで続くことになる。そこで目指したいのは、「高校までは、基本的には普段の家計収入の中から教育費を払う」ということ。そのため収入から「教育費口座」「貯める口座」のお金を払い、残ったお金で生活する習慣を持つ必要がある。「教育費口座」の目安は、年収の15%。「これまで実際に相談を受けてきたケースを分析した結果、教育費が年収の15%を超えると、奨学金や教育ローンを使って凌がざるケースが多かったからです」。ただし、住居費が年収の25%を上回る場合、教育費を世帯年収の15%にすると、生活が苦しくなるおそれがある。1年間の住居費が年収の25%を超える場合は、「年収の40%-住居費の年収割合」を教育費の目安としよう。■ステップ2 将来の教育費をリアルに把握する次のステップでは、娘さんが進学した場合にかかる教育費を、シミユレーションシートを使って確認をする(シミユレーションシートの作成方法は次回)。私立の場合、施設利用料金など、公立中学にはかからない費用が発生する。そうした金額も早めに把握するのは、とても大事。また、何年後、どれだけの過不足が生じるのかを把握できると、それまでにいくら貯めていけばいいのかの計画を立てることができる。■ステップ3 行動計画を立てるお金の流れが描けたら、行動計画を立てていく。Aさんの場合、学校に払う費用は年収の15%の範囲内で推移することがわかった。ただ、第一志望校が語学教育に力を入れている学校だったので、本人の希望により、留学資金と部活動の費用を貯めていくことに集中しようということになった。そこで親子で話し合い、習い事を整理した。月給やボーナスなどの収入が入ったら、その15%と、娘さんのこども手当(現在の児童手当)の全額を教育資金口座に入金。それらを差し引いた残りのお金で生活していくことにした。教育費口座からの支出を限定しておくことも大切だ。Aさんは以下の3つの出費以外は、どんなに苦しくても、教育費口座のお金を使うことがないようにしようと親子で話し合い、今でもそれを守っているそうだ。教育費口座からの支出は限定する1)学校への支払い(入学金、部活動費、留学資金等含む)2)塾への支払3)その他参考書や模試、受験費用など教育関連費の支払い(親が本当に必要だと思うものに限る)(「"私立"を目指す家庭の教育資金の育てかた」より抜粋)「“我が家の教育費”を計算してみようかな・・」と思った人は次回は「教育費の流れを掴むシミユレーションシート」です。
2014年10月02日イマドキの“お受験”最新新常識5つ では、「中学まで公立」で迎える“高校受験の現状”を知った。その現状を知り、「中学受験をして私立という選択もあり!?」と考え始めた親御さんのために、「私立」と「公立」の教育費を比較してみよう。■小学校でかかる費用小学校を受験するケースは、少数派かもしれない。でも、ウーマンエキサイトママ世代は未就学児のママも多いので、一応、費用をチェックしておこう。私立小学校の学校教育費の内訳を見てみたところ授業料は45万円で、無料の公立小学校に比べてかなりの高額となる。また、寄付などを含めた学校納付金も20.4万円で1万円に満たない公立小学校とは大差がある。注目すべきは、学校外活動費。平均して1年あたり56万円と、公立小学校の2倍以上。これらの内訳は、学習塾費と芸術文化活動の額が大きい。私学の小学校に通わせる御家庭は、お稽古事に通わせたり、エスカレーター式に進める学校でも学習塾に通わせたりなど、“子どもにかけられるお金の基礎体力”が格段に違うようだ。「私学を甘くみない方がいい」という話は、実はこんな点なのかもしれない。■中学校でかかる費用私立中学校に進学させると、1年あたりの費用は約130万円で、公立中学校に進学するケースの3倍弱の負担となる。学校教育費100万円の内訳をみると、授業料は44万円で、無料の公立中学校に比べてかなり高額となっている。また、寄付などを含めた学校納付金も27万円で、1.4万円で済む公立中学校とは大差となっている。首都圏では、片道1時間かかる学校に通わせることも比較的ナチュラルなことのため、通学関係費も、公立中学校に比べて10万近く多い負担となっている。ただ、このデータからは読み取れないが学校外活動費のうち、「学習塾費」は私立129,954円に対して、公立は175,222円。公立中学校に進むと塾代がかさむようだ。■高校でかかる費用私立高校に進学させると、1年あたりの費用は約100万円で、公立高校に進学するケースの2倍強の負担となる。その主な理由は、公立に比べて、「学校教育費」の負担が大きいこと。学校外活動費は、公立高校より私立高校が9万円ほど多い。 前回 で、「私立にいれた方が結果的に安上がりになるケースもある」と書いたが、それは一部の私立と、公立コースを比較した結果。このデータの出典は「文部科学省平成24年度子供の学習費調査」であり、全国の平均なので、結果は必ずしも一致しない。そこに着目するよりも、公立中学の「学校外活動費」の28万円に比べ、公立高校は15万と13万円超えも少ないことに注目して欲しい。公立高校の方が「学校外活動費」が少ない理由は「学習塾費」が少ないから。それだけ、公立中学校の「学習塾費」の負担が大きいことの裏付けとなる。「公立中学だと塾代が大変。私立中学の受験もアリ!?」と思った人は次回は「貯蓄0円から私立を目指すための3ステップ」です。
2014年10月01日首都圏の有名私立小学校・幼稚園受験指導を中心に幼児教室を運営するジャック幼児教育研究所はこのほど、「2013年度 合格特集」を公開した。同サイトは、今秋実施された私立小学校入試の総括として解説されたWebページ。今年の受験の傾向を分析し、「なぜその問題が出題されたのか」「学校が子どもや家庭を見ているポイントは何か」を解説する。また学校別の入試概要、合格した保護者のインタビューなどさまざまな角度から、今年の私立小学校の受験傾向を分析するという。詳細は「2013年度合格特集合格するには理由がある―」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月29日東京都私学財団はこのほど、2013年4月入学分を対象とした「私立高等学校等入学支度金」の貸付事業を実施すると発表した。同事業は、2013年4月に都内の私立高等学校等に入学する生徒の保護者負担を軽減するため、学校が保護者に入学支度金を無利息で貸すというもの。貸付条件は、2013年4月に入学支度金制度のある都内の「私立高等学校」「私立中等教育学校後期課程」「私立特別支援学校の高等部」「私立高等専門学校」「私立専修学校高等課程(3年制)」のいずれかに入学すること、保護者が都内に居住していることとなる。入学金など入学時に学校に支払うすべての費用が対象となるが、その費用が20万円以上であることが求められる。貸付額は1人当たり一律20万円(無利息)。申込は、合格決定後、入学時に必要な費用を支払う前に入学する学校に直接行う。貸付金は、在学期間中に月賦あるいは半年賦など、学校が指定する方法にて返還する。問い合わせは、入学希望の学校、同財団または東京都生活文化局私学部私学振興課まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日帝国データバンクは19日、全国の私立大学482校に関する経営実態調査の結果を発表した。同調査は、全国の私立大学605校のうち、同社企業概要データベース「COSMOS2」から抽出された学校法人の私立大学482校(短期大学を除く)について分析したもの。それによると、2011年度の収入高(452校)について規模別に見た場合、「10億~50億未満」が最も多く207校(45.8%)。次いで、「50億~100億円未満」が106校(23.5%)、「100億~500億円未満」が95校(21.0%校)、「500~1,000億円未満」が19校(4.2%)となった。また、「1,000億円」を超えたのは6校(1.3%)で、内訳は創立「50~100年未満」が3校、「100年以上」が3校だった。創立別に見ると、創立「100年以上」は141校(31.2%)で3割以上。一方、「10年未満」の大学は6校(1.3%)にとどまった。また、創立10年未満で収入高「10億~50億円未満」の大学が1校存在したのに対し、創立100年以上で「10億円未満」となった大学も2校あった。2009年度~2011年度の増収・減収を比較したところ、「2009年度~2010年度」には減収の大学が215校(47.6%)だったのに対し、「2010年度~2011年度」には227校(50.2%)に増加。半数の大学が減収となったことが分かった。損益が判明している359校について見ると、2011年度の黒字大学は213校(59.3%)、赤字大学は146校(40.7%)となった。2009年度~2011年度の3期間に関しては、赤字大学146校のうち、「3期連続赤字」は6割弱の86校(58.9%)、「2期連続赤字」は15校(10.3%)、2011年度に「赤字転落」となったのは45校(12.5%)だった。また、「創立100年以上」の大学でも17校が「3期連続赤字」を計上したことが判明した。地域別の大学数について調べたところ、最も多かったのは「関東」で187校(38.8%)。以下、「近畿」が97校(20.1%)、「中部」が61校(12.7%)、「九州」が45校(9.3%)、「東北」が25校(5.2%)、「中国」が23校(4.8%)、「北陸」が20校(4.1%)、「北海道」が18校(3.7%)、「四国」が6校(1.2%)と続いた。この結果から、関東、近畿、中部地域の大学が345校(71.6%)となり、全体の7割強を占めること分かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日親にとって気になるのが子どもの教育費です。学校教育費(授業料、給食費等)にかかるお金は、幼稚園から高校まですべて公立の場合は223万円、すべて私立では1,150万円と言われています。学校以外でも学ぶ機会を与えたいと塾に通わせれば、さらなる出費を覚悟しなければなりません。■学校教育費以外にかかる学習費平成22年度、文部科学省が行った「子どもの学習費調査」によると、塾や家庭教師、参考書代など、学校教育費以外にかかったお金(補助学習費)は、公立小学校1年生で83,881円、2年生で42,974円、3年生で51,102円、4年生で84,005円、5年生で87,566円、6年生で161,123円でした。中学に進学するとその負担はさらに大きくなり、公立中学校のケースでは1年生で162,725円、2年生で206,211円、3年生で320,740円。年齢とともに増加していく傾向が伺われました。■年収によって差が生じる「学習塾・家庭教師費」学校以外にかかる補助学習費の中でも、「学習塾・家庭教師費」にかけられるお金は世帯収入によって差が大きく生じています。たとえば公立小学校のケースでは、「世帯年収400万円未満」の場合、学習塾・家庭教師費を支出している世帯は全体の44%、支出者の平均額は年間7万3千円。一方「世帯年収1000万円以上」になると、学習塾・家庭教師費を支出している率は78%、支出者の平均額は年間21万9千円にも上ります。同様に公立中学校のケースでは世帯年収400万円未満の場合、支出率が76%、平均額が20万1千円であるのに対し、1000万円以上の世帯では支出率91%、平均額は31万2千円となっています。収入によって学習塾や家庭教師費を支出する割合が変動するだけでなく、その額にも差が生じているようです。■受験をする場合はどれぐらいかかるのしかしあくまでもこれらは平均値。単なる補習塾でなく受験目的の進学塾に通えば、この平均値をはるかに上回るほどの費用がかかります。例えば中学受験対策を行う大手進学塾でかかる費用の目安は、月謝、テスト代、春・夏・冬の特別講習費を含めると、小学4年生で約40万円~50万円、小学5年生で約60万円~70万円、小学6年生で約90万円~100万円ほど。また高校受験の対策を行う進学塾では、中学1年生で約40万円~50万円、中学2年生で50万円~60万円、中学3年生で70万円~100万円ほど。中には月謝は低めでテスト代が高かったり、月謝が高めでも特別講習費が安かったりするケースはありますが、総額はだいたいこの辺りに落ち着いてくるようです。一般的に、進学実績のあるところほど塾代は高い傾向にあります。世の中、デフレ時代ではありますが、教育分野とりわけ受験塾においては「低価格」の波はまだ押し寄せていないよう。塾に通った先に見えるもの、学校を卒業した先にあるもの……。費用を投じる前に親子で十分話し合うことが必要なのかもしれません。■執筆者 プロフィール森眞奈美(もりまなみ)サンダーバード国際経営大学院にて国際経営学修士号取得後、米国系再保険会社に入社。退社後ライター業をしながら、AFPを取得。現在は「保険」、「クレジットカード・電子マネー」、「ライフプランニング」などマネーに関するコラムを雑誌やWebで執筆中。
2012年07月28日ベネッセコーポレーションの通信講座「進研ゼミ」では、私立中学受験を志望する小学生とその保護者を対象に、5月27日(日)に東京国際フォーラムB2F展示ホールにて進学フェア「Benesse進学フェア」を実施する。開場時間は10:00~16:30、参加はベネッセ進学フェアサイトより申し込みが必要。当日会場受付あり、講演会の予約申し込みの締め切りは4月25日(水)。「パンフレットなど学校の情報を一気に多数入手できる」、「時期が早い」、「学校別ブースで各校関係者から生の情報を聞ける」という魅力から、例年多くの集客がある。当日は私立中高一貫校160校関係者と、小学生&保護者1万名が一堂に集結する見込みだ。リーマンショック以降の私立中学志願者減の傾向に加え、午前・午後入試により受験生は学校を選びやすい環境になりつつある。加えて昨年の震災の影響で、偏差値以外に自宅から通いやすい近場であることが重視されることも増えた。「無理なく、かつ行きたい学校」という視点での受験校選びの傾向となり、こうした多数の私立中学校が集まる進学フェアへの関心がさらに高まると予測される。なお、会場では先着3,000組に来場者無料プレゼントが贈呈される。内容は2012年度版私立中学校・高等学校「受験年鑑東京圏版」、在校生の本音満載「“学校自慢”冊子」、学校見学での携帯用「学校選び手帳2012」。また、今年度の進学フェアの試みとして元宇宙飛行士の山崎直子氏など、大人たちの進路職業選択の体験談なども提供。子どもの学びのモチベーションを刺激するプログラムが用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日