穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。妊娠中期以降は、大きなトラブルもなく順調に経過し、パッと見でも妊婦だとわかるくらいおなかも目立ってきました。そして、ついに里帰りの日を迎え、家族が増える喜びを実感するみかんさん夫婦。結婚してから長い間離れるのは初めてですが、さびしい気持ちを埋められるようにと夫から手紙をプレゼントされ、みかんさんはほっこりした気持ちで里帰りをしたのでした。久しぶりの実家生活には少し不安もありましたが、実際には両親ともに忙しく、ひとりの時間を満喫できていました。空いた時間には、助産師さんが情報を発信している動画を見て普通分娩の流れを把握しておくなど、イメージトレーニングも欠かしません。そしてついに迎えた臨月。なんと、内診ですでに子宮口が2センチ開いていると言われ、体の準備も着々と進んでいき……!? 今度こそおしるしってやつ…? 出産予定日に合わせてやって来る夫との再会を楽しみにしながら、みかんさんの残り少ないマタニティライフは続きます。ある日、トイレで出血を確認してビックリしたみかんさんでしたが、内診の影響で出血することもあると言われたことを思い出します。そのころには、おなかの張りを強く感じたり、赤ちゃんがお尻のほうに少しだけ降りてきている感じもしたりと、体の変化も大きくなっていました。そんなとき、また出血を確認。今度こそ「おしるしかも」と思ったみかんさんは、入院準備のことも気になり始めます。 とはいえ、さすがにおしるしがあってからすぐ生まれるとは思っていなかったみかんさんは、いつもどおり過ごしていました。しかし両親とともに食卓を囲んでいたとき、「パンッ」という音とともにジュワッとする感覚に襲われるのでした。 出産予定日より早く生まれる可能性があることを告げられていたものの、初産の場合はなおさら実感がわきにくいかもしれませんね。出産の始まり方は人それぞれなので、家族に状況を共有しながら、いざというときにサポートしてもらえるよう備えておきたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年07月10日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。おなかの中の赤ちゃんが男の子だとわかり、夫婦の勘は外れてしまいましたが、一気に家族が増えるということが現実味を帯びてきました。そして、このタイミングでみかんさんは夫から育休の取得をしようと思っていると告げられます。夫婦でチームとなって最初から育児に取り組みたいという自分の思いが通じたことに、とてもうれしくなったのでした。ついこの間、分娩方法や出産場所について考えていたと思ったら、あっという間に妊娠後期に入り、里帰りの日がやってきました。結婚してから初めて、長い間離れ離れになるみかんさんに、夫は手紙をプレゼントしてくれました。想定外のうれしいサプライズの手紙は、陣痛の合間に読もうと決めて大切にしまいます。迎えに来てくれていた両親とも無事に合流し、久しぶりの実家生活がスタートして……!? 赤ちゃんとの対面はすぐそこ…! 久しぶりの実家暮らしで当初は心配もあったみかんさんでしたが、両親ともに介護や仕事で忙しく過ごしていて、案外ひとりの時間を楽しんでいました。みかんさんは、助産師さんが情報を発信している動画を見て、普通分娩のいい面や陣痛から出産までのメカニズムを知ることで「ここまで来たら産むしかない!」という気持ちを高めていました。そんな風に過ごしているうちに、とうとう迎えた臨月。内診をした際、医師から「もう子宮口2センチ開いてるよ」と言われ、「なんの兆候もないのに子宮口が開いているなんてあるの……?」とビックリしたみかんさん。それを母親に伝えると、さまざまなケースを想定して、みかんさんよりも母親が焦り始めてしまい、苦笑いしてしまうのでした。 初めて迎える出産で、「すでに子宮口が開いている」と言われると、ビックリしてしまう人もいるかもしれませんね。出産予定日よりも早く生まれる可能性は誰にでもあるので、いざというときに備え、入院準備はもちろんのこと、家族や自身の心の準備も万全にして過ごしたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年07月09日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。妊娠中期になり、眠気が強くなってきたみかんさん。夜ガッツリ寝ても昼寝が必要なくらいで、もっとちゃんと家事や仕事をしたいと思っているのに、体がダルくて動けない日々が続いていました。そんな中、ついに赤ちゃんの性別がわかる健診の日を迎えたのでした。医師から告げられた赤ちゃんの性別は「男の子」でした。夫婦で「女の子」だと思っていた勘は外れてしまいましたが、性別がわかり、家族が増えることが現実味を帯びてきました。さらに、このタイミングで夫から育休を取得しようと思っていると報告を受け、一緒に育児に関わってほしいという自分の気持ちが伝わっていたことにうれし涙があふれます。そして、あっという間に里帰りの日がやってきて……!? 本当に家族が増えるんだね… 妊娠中期も後半に入り、相変わらず眠気やダルさはあるものの、大きなトラブルもなく順調におなかも大きくなってきました。そしてあっという間に産休と里帰りの時期となり、「本当に家族が増えるんだね」と、あらためて実感するみかんさん夫婦。 そして、新幹線に乗り込むみかんさんに、夫が「プレゼント」といって手紙を差し出します。初めて夫からもらった手紙は、陣痛に耐えているときにじっくり読むことにして、大切にしまって実家に向かうみかんさん。駅まで迎えにきていた両親と無事に合流し、実家で始まる生活に備えるのでした。 SNSですぐに連絡が取れる時代に、手紙を送るサプライズは素敵ですね。妊娠をきっかけに、苦手な家事を進んでおこなってくれたり、みかんさんの思いを受け止めて育休を取得してくれたりと、大切な家族のために変わろうと努力してくれた夫。このようにしっかりと向き合える夫婦なら、初めての育児でも大変さや喜びも分かち合えるのではないでしょうか。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年07月08日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。妊娠をきっかけに、体の変化や生活の制限を感じ始めていたみかんさん。しかし夫は、誘われればごはんを食べに出かけたり、お酒も飲めたりと、大きな変化はありません。そんな姿を見ていると、どうしても自分だけが我慢しているような気持ちになってしまい、夫にも同じ苦しみを味わってほしいという黒い感情も芽生えてしまうのでした。妊娠中期にさしかかると、夜ガッツリ寝ているはずなのに、日中も強い眠気に襲われてしまい、昼休みの昼寝が日課になっていました。家事も仕事もちゃんとしたいと思いつつ、常に無気力でダルく、思ったように体が動いてくれません。そんな日々を過ごしている中、ついに性別がわかるかもしれない妊娠20週目の健診がやってきました。みかんさん夫婦の予想は女の子ですが、果たして結果は……!? ちゃんと伝わってたんだ…! 医師から告げられた赤ちゃんの性別は「男の子」。夫婦の予想は外れてしまいましたが、性別がわかったことで名前や育児用品の準備も進めようという気持ちが強くなりました。そんなみかんさんの様子を見て、夫が話し始めました。みかんさんから言われた言葉についてずっと考えていたこと……。そして、会社に育休の交渉をして、一緒に親になるためにかけがえのない時間をともに過ごしたいと思っているということ……。妊娠をどこか他人事のように思っていると感じていた夫から予想外の言葉を聞いて、自分の気持ちがちゃんと伝わっていたことがうれしくて、思わず涙してしまったみかんさん。里帰り出産を決めていたので、夫には出産予定日の翌月から育休を取得してもらうことになりました。 赤ちゃんの性別がわかると、一気に現実味を帯びてきますね。そして、今だからこそ経験できる時間を共有し、一緒に親になろうと言ってくれた言葉には本当に励まされます。「ひとりではない」と思えるだけで、乗り越えられることもあるでしょう。一緒にママとパパになる初めての育児。かけがえのない時間を過ごしてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年07月07日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。夫には育休を取得してもらい、最初から育児に関わってほしいと思っていたみかんさんでしたが、夫にその話をすると渋い顔をされてしまいました。その他にも、何も考えずに無痛分娩をすすめられるなど、節々でギャップを感じてしまいます。今からこんな調子でこれからの出産や育児が少し不安になりますが、つわりも終わり胎動も感じるなど、妊婦らしい体の変化も出始めました。妊娠をきっかけに、自分は体の変化や生活の制限も出てきているのに、夫の生活は何も変わっていない……。上司とごはんに行くと言う夫を見て、自分だけが我慢しているという思いが強くなってしまったみかんさん。もちろん、それは仕方がないことだと頭ではわかっています。夫なりに妊娠生活を支えてくれているのも実感しているのですが、自分と同じように苦しんでほしいと言う黒い感情も芽生えてしまうのです。さらに妊娠中期に入ると、体の変化も顕著になってきて……!? 本当は仕事も家事ももっとちゃんとやりたいのに… ※検診→正しくは「健診」 妊娠中期に入ると、眠気との闘いが待っていました。夜ガッツリ寝ていても、昼休みには必ず昼寝をしてしまうような生活が続きます。在宅で仕事ができている分、他の妊婦さんよりも負担は軽いと思いつつ、無気力で常にダルさを感じていて、仕事にも身が入りません。本当はもっと家事も仕事もちゃんとやりたいのに……。そうして迎えた妊娠20週目の健診。赤ちゃんの体勢にもよりますが、いよいよ楽しみにしていた性別がわかるかもしれません。みかんさんは、なんとなくおなかの赤ちゃんが女の子だと思っていることを夫に伝えると、夫も同じように女の子のような気がしていると話すのでした。 体の変化もどんどん大きくなってくる妊娠中期。ギリギリまで働こうと思っている人にとって、眠気や無気力、ダルさで仕事に集中できないこともあるかもしれません。自身の体調を第一に、もし支障が出てしまう場合は、会社や上司に相談のうえ無理のない働き方をしたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年07月06日妊娠していると分かったら、嬉しい反面、金銭的部分で不安に感じる方もいるのではないでしょうか?なかには、妊娠を機に貯金を始めた方もいるようです。そこで今回は、実際に寄せられた「妊娠時の貯金額」をご紹介します。妊娠はどのようにして発覚しましたか?生理が遅れていても、私はあまり気にしないタイプでした。しかし、ある日突然味覚が変わり、酸っぱいものが食べたくなるように。そこで「もしかして妊娠?」と思い、妊娠検査薬を試してみたところ、陽性反応が出て妊娠が発覚しました。妊娠が発覚した時点での貯金額妊娠する前は正直に言うと、私は全く貯金をしていませんでした。しかし、妊娠が発覚した時点で焦りを感じ、将来のためにも貯金を始めることに。最初は20万円前後の貯金額でしたが、出産までの期間を節約生活に励みながら過ごし、出産前には約100万円の貯金をすることができました。現在も貯金を続けながら、将来に備えた生活を送っています。貯金はこれからも続けていきたいと思っています。(23歳/パート)将来を見据えて……全く貯金をしていなかったものの、妊娠が分かってから将来のために貯金を始めたというエピソード。将来のことを考えて、積極的に貯金を始めるとよいかもしれませんね。今回は「妊娠時の貯金額」のエピソードをお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月06日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。赤ちゃんの心拍が確認できて、母子健康手帳ももらい、少しは安心して過ごせるようになったみかんさん。夫は早くも性別を気にしている様子。しかし、その前に「どこで産むか」「どんな分娩方法にするか」など、決めなくてはいけないこともたくさんあるのに、夫のどこか他人事のような反応にモヤモヤしてしまいます。いざ妊娠すると出産までに考えておかなくてはいけないことが山積みです。しかし、思っていた以上に夫とのギャップを感じてしまうみかんさん。出産がゴールではなく、その先には育児も待っています。今からこんな状態で大丈夫なのかと少し不安になってしまうのでした。結局、里帰り出産をする方向で産院を探すことにしましたが、周辺の状況から和痛や無痛での分娩はあきらめることに……。そして妊娠中期に差し掛かると、おなかも膨らんできて胎動も感じるようになります。そんな中、夫から上司と食事に行くことになったと言われ、体も生活も何も変わらない夫を見て、自分ばかり我慢しているような気持ちになってしまい……!? 夫なりに支えてくれているのはわかるけど… 分娩方法や出産場所など、決めなくてはいけないことを少しずつ話し合っていき、出産に向けて準備を進めているみかんさん夫婦。それと同時にどんどん体も変化していき、自分の体なのに自分の体ではないような不思議な感じがしているみかんさん。夫もおなかに向かって話しかけてくれたり、重い物を持ってくれたり、嫌な家事もこなしてくれたりと、たくさん支えてくれているのはわかります。しかし、上司から誘われたからと気軽に食事に行くことができて、お酒も飲める……。体や生活に何も変化がない夫の姿を見て、みかんさんは自分ばかりが我慢しているような気持ちになってしまいます。上司からの誘いが断れないこともわかっているし、妊娠をきっかけに男性の体に大きな変化が起こらないことも頭ではわかっているものの、心のどこかで同じ苦しみを味わってほしいという黒い感情を抱いてしまい、自己嫌悪に陥っていたのでした。 体の変化とともにできることも限られてくるようになると、余計にいつもどおりの生活を送る夫の言動が気になってしまうのかもしれませんね。夫もまだパパになる準備をしている段階なので、ママの気持ちを察するのに時間がかかることも。みなさんは、夫に対する黒い感情を抱いてしまったとき、どのように気持ちを切り替えたらいいと思いますか? 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年07月05日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。祈るような気持ちで診察を受けたみかんさん。医師の「ちゃんと赤ちゃんいますよ」という言葉を聞いて、これまでの緊張が解けて思わず涙があふれてきます。でも、まだ妊娠初期の不安定な時期。何が起こるかわからないし、「たとえ何かあったとしても、薬などでは防ぎようがないこともある」ということでした。その後も出血が続いたものの、結局原因がわからないまま数日で出血は止まりました。「今日も大丈夫だった」と、祈るような気持ちで出血の有無を確認する日々を過ごし、ついにみかんさん夫婦は母子健康手帳とマタニティマークを受け取ったのでした。赤ちゃんの心拍が確認できて、母子健康手帳ももらい、少しは安心して過ごせるようになったみかんさん。しかし、「夫婦」というチームで、最初から一緒に育児に取り組みたいと思っていたみかんさんでしたが、夫に育休取得を提案すると何とも渋い表情をされてしまいました。どうやら里帰り出産が当たり前だと考えていたようです。また、分娩方法についても簡単に「無痛にしたら?」と言われましたが、分娩方法によって産む場所の選択肢が変わるということもピンときていない様子。みかんさんは、出産をまるで他人事のように考えている夫の態度にモヤモヤしてしまい……!? 一緒に育児に取り組める時間を大事にしたい 里帰り出産をするのか、育休を取得するのかなど、いざ妊娠すると出産までに考えておかなくてはいけないことが山積みです。それぞれ具体的に話をしていく中で、思っていた以上に夫とのギャップを感じてしまうみかんさん。出産がゴールではなく、その先には育児も待っています。今からこんな状態で大丈夫なのかと少し不安になってしまうのでした。 結局、里帰り出産をする方向で産院を探すことにしましたが、周辺の状況から和痛や無痛での分娩はあきらめることに……。それでも、いいニュースはありました。つらかったつわりがついに終わりを迎えたのです。食事もようやくおいしく食べられるようになり、時おり胎動も感じるようになったのでした。みなさんの中にも、夫が考えていることや抱えている気持ちにギャップを感じたことがあるという人もいるのではないでしょうか。一緒に考えてほしいことや不安なことは、みかんさんのように言葉にして伝えることも大切かもしれません。体の変化を実感しながら、限られたマタニティライフを楽しむみかんさん。胎動を感じるようになると、おなかに向かって話しかけたり反応を待ってみたり、まだ見ぬわが子とのコミュニケーションもより楽しくなりそうですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年07月04日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、夫の気遣いエピソードを紹介します。初めての妊娠生活で、体を思うように動かせない女性。夫がいろいろと、気を遣ってくれているようですが…。初めての妊娠夫の気遣いゴミ捨てをお願いすると…ゴミが落下してしまい…夫が逆ギレ!?仕事を増やさないで!家事をしてくれる夫のフォローをしたのに、怒られてしまいました。気を遣ってくれる夫ですが、やり方に問題があったら意味がないですよね…。作画:iwao.原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年06月23日穏やかな妊娠期をイメージしていたみかんさんでしたが、実際はそんなわけにもいかず、育休や里帰り出産についてなど考えることは山積みです。そんなみかんさんの、妊娠が判明する少し前から始まる妊娠記録です。夫婦喧嘩の最中、体の不調を感じて妊娠検査薬で調べてみると「陽性」。次第につわりや出血の症状に見舞われます。妊娠初期、突然の出血に「もしかしたら」という思いもありましたが、祈るような気持ちで病院へ向かうと、エコーで赤ちゃんの元気な姿が確認できました。結局、原因はわからないままでしたが、出血も数日後には止まって無事に妊娠10週に突入。母子健康手帳とマタニティマークをもらい、妊娠しているという実感がわいてきました。しかし、それと同時に考え始めないといけないこともあって……!? 夫婦というチームで育児がしたい ※検診→正しくは「健診」となります。 赤ちゃんの心拍が確認できて、母子健康手帳ももらい、少しは安心して過ごせるようになったみかんさん。夫は早くも性別を気にしている様子。しかし、その前に「どこで産むか」「どんな分娩方法にするか」など、決めなくてはいけないこともたくさんあります。夫は「無痛でいいじゃん!」と軽く提案してきますが、そもそも無痛出産はどこでも対応してくれるわけではありません。まずは産む場所から決める必要があることを伝えると、夫は「里帰りしたらいいじゃん」と、里帰りしないほうが不思議といった様子で、まるで他人事のような反応にモヤモヤしてしまいます。 実はみかんさん、夫には育休を取得してもらって、夫婦というチームで最初から育児をするのもアリじゃないかと考えていました。それを提案してみると、夫は険しい表情に……。どうやら、みかんさんの提案を全面的に叶えることは難しそうです。自分は保育園に入れられるまでは仕事を休まないといけないことがほぼ決まっているのに……。 安定期を目前にして、出産についてより具体的に考え始めなくてはいけないことも増えますよね。最初から育児に関わってほしいと思っていたみかんさんと、里帰りを提案する夫。メリット・デメリットはもちろん、考え方もそれぞれだと思いますが、大事なのは夫婦で納得したうえで決めること。それぞれが抱える不安や心配事をクリアにできる話し合いができるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年06月20日穏やかな妊娠期をイメージしていたみかんさんでしたが、実際は夫へのイライラを抱えながら、育休や里帰り出産についてなど考えることは山積み。妊娠が判明する少し前から始まる、みかんさんの妊娠記録です。夫婦喧嘩の最中、体の不調から妊娠を疑ったみかんさんは、妊娠検査薬で調べてみると「陽性」。夫は喜んでくれたものの、次第につわりや出血の症状に見舞われます。妊娠がわかって大喜びの夫とは対照的に、ちゃんと育ってくれるのかどうか、喜びよりも心配が大きいみかんさん。つわりで体調が安定せず、つらい日々を過ごしていたある日、生理のような出血がありました。「もしかしたら……」と、悪い事態ばかり考えてしまい、不安でたまりません。すぐに病院に電話をして、翌日受診すると……!? 毎日トイレに行くたびに不安… 祈るような気持ちで診察を受けたみかんさん。医師の「ちゃんと赤ちゃんいますよ」という言葉を聞いて、これまでの緊張が解けて思わず涙があふれてきます。でも、まだ妊娠初期の不安定な時期。何が起こるかわからないし、「たとえ何かあったとしても、薬などでは防ぎようがないこともある」ということでした。そして、「今はとにかくできるだけストレスを溜めず過ごすように」と言われて帰ってきたみかんさん。夫は「お疲れ様」と、やさしく迎えてくれました。 その後も出血が続いたものの、結局原因がわからないまま数日で出血は止まりました。「今日も大丈夫だった」と、祈るような気持ちで出血の有無を確認する日々を過ごし、ついにみかんさん夫婦は母子健康手帳とマタニティマークを受け取ったのでした。 まだ自分が妊娠しているという実感がわきにくい妊娠初期は、ちょっとした体の変化もすごく不安になってしまいますよね。心身ともにナイーブな時期ですが、赤ちゃんが元気に育っていることが何よりの喜び。母子健康手帳を手にすると、あらためて幸せを実感する人も多いのではないでしょうか。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年06月19日穏やかな妊娠期をイメージしていたみかんさん。しかし、実際は夫へのイライラを抱えながら、育休のことや里帰り出産など考えることは山積み。妊娠が判明する少し前から始まる、みかんさんの妊娠記録です。夫婦喧嘩の最中、体の不調から妊娠を疑ったみかんさんは、妊娠検査薬で調べてみると「陽性」。喧嘩中の夫に検査薬を見せることに。喧嘩中に陽性反応が出た妊娠検査薬を差し出して、夫がどんな反応をするのかと思っていましたが、感染症の検査結果と勘違いするという予想外の展開。でも、うれしいサプライズをきっかけに長引いていた喧嘩が終わり、無事に仲直りもできたみかんさん夫婦。早くも性別が気になったり、周りに報告したくなっていて、喜びを爆発させている夫とは対照的に、考えることがたくさんあって不安も多いみかんさん。その後、病院で無事に妊娠を確認できましたが……!? ついにお互いの両親へ報告 ※現在、医療現場では「未熟児」という呼び方はされておらず、「低出生体重児」が正式名称となります。 病院で妊娠していることを確認し、ホッとしたのもつかの間……。ほぼ同時につわりが始まったみかんさん。何かが無性に食べたくなったり、吐いてしまったりと、体調が安定せずつらい日々を過ごします。つわりはつらかったものの、妊娠の経過は順調だったため、ついにお互いの両親へ電話で報告をしました。妊娠・出産でさまざまなトラブルを経験していたみかんさんのお母さんは、喜びよりも心配が大きい様子でした。 そんなある日、生理のような出血があることに気づきます。「もしかしたら」という可能性は常に頭にはあったけれど、実際にイレギュラーな場面に遭遇すると、動揺を隠せません。なんとか病院へ電話をして、翌日の午前中に受診することを決めたみかんさん。もうダメかも……とネガティブに考えてしまい、不安でたまりません。夫が「きっと大丈夫だ」と励ましてくれる声に、「うん」と答えるのが精一杯でした。 つわりは人によって症状も期間も違うので、ただ耐えるしかないのがつらいですね。ただし、状況によっては治療が必要な場合もあるため、つらい症状が続く場合は医師に相談しましょう。体の変化も初めてのことばかりで、体の異常が見られたらなおさら不安だと思いますが、まずはすぐに受診し、周りを頼りながら不安を一つひとつ取り除いていきたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年06月18日穏やかな妊娠期をイメージしていたみかんさん。しかし、実際は夫へのイライラを抱えながら、育休のことや里帰り出産など考えることは山積み。妊娠が判明する少し前から始まる、みかんさんの妊娠記録です。夫婦喧嘩をきっかけに続いていた険悪なムードの中、トイレで出血に気づいたみかんさん。翌日は出血がいつもより少なく、さらにその次の日には出血が止まっていました。「これはもしかして妊娠……?」と思い、さっそく妊娠検査薬を試すと……。なんと「陽性」を示すマークが! 意を決して喧嘩中の夫に差し出したもちみかんさん。すると、夫の反応は……!? 正直なところ今は喜びより不安が大きい 陽性反応が出た妊娠検査薬を差し出して、夫がどんな反応をするのかと思っていましたが、感染症の検査結果と勘違いするという予想外の展開でした。でも、うれしいサプライズをきっかけに長引いていた喧嘩が終わり、無事に仲直りもできました。 「性別はどっちかなぁ」「早く周りに言いたいなぁ」と、夫はうれしそうに話していますが、まだ病院に行っていないみかんさんは、ちゃんと育ってくれるのかという不安が大きいことを夫に告げます。「大丈夫だ」と夫は言いますが、みかんさんはそこまで楽観的になれず、何があるかわからないので安定期までは周りに話さないようにお願いしておきました。 「安定期」と一般的に言われる時期までは、まだ2カ月以上もあります。妊娠中に食べてはいけないもの、初期に注意すべきこと。産院選びから分娩方法まで、考えなくてはいけないことが山ほどあります。不安や心配は尽きないけれど、「とにかく今は自分たちの元へやってきてくれた命に素直に感謝しよう」と思うのでした。 命を授かることは本当に素敵なことですが、それによって生活は大きく変わっていくもの。考えることや視点も変わっていき、不安も出てくるところだと思いますが、まずはみかんさんのように今この瞬間の幸せを嚙みしめて、これから始まる新たなステージでの原動力にしたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年06月17日穏やかな妊娠期をイメージしていたみかんさん。しかし、実際は夫へのイライラを抱えながら、育休のことや里帰り出産など考えることは山積み。妊娠が判明する少し前から始まる、みかんさんの妊娠記録です。普段はあまりケンカをしないもちみかんさん夫婦。珍しくあることでケンカをしてしまい、険悪ムードのまま1週間くらい経過してしまいました。このままではよくないと思いつつ、仲直りのきっかけが見つかりません。そんなとき、いつもの生理とは明らかに違った様子に、いつもの早とちりかもしれないと思いつつ、妊娠検査薬を使ってみたら……!? いつもの早とちりかもしれないけど… ケンカをひきずって険悪ムードが続いていたもちみかんさん夫婦。お互い、相手の出方を見ているうちに1週間ほど経過していました。そんなとき、トイレで出血に気づいたみかんさん。そうか、生理だからイライラしていたのか……と思っていましたが、翌日は出血がいつもより少なく、さらにその次の日には出血が止まっていました。これはもしかして妊娠……?? でもストレスかもしれない。とはいえ、まだ生理予定日から数日経っただけ……いつもの早とちりかもしれないけど、とりあえず過度な期待はせずに妊娠検査薬を使ってみることに。 しばらくして、手元にある妊娠検査薬には、ハッキリと「陽性」を示す線が浮き上がっていました。「フライングなのに本当に出るんだ! 」。驚きとうれしさが入り混じった、なんともいえない不思議な感情に包まれます。早く夫に伝えなくちゃ! そう思った矢先、そういえばケンカ中だったことを思い出します……。でも、おなかの赤ちゃんに罪はないし、自分たちのケンカに巻き込むのもちょっと違う。気まずいけれど、意を決して夫の元へ向かい、無言で妊娠検査薬を差し出したみかんさん。それを見て、夫は驚きの表情を浮かべたのでした。 普段あまりケンカをしないカップルだと、いざケンカになったときに仲直りの方法がわからないというのは、「あるある」かもしれませんね。この出来事をきっかけに、早く仲直りができるといいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年06月16日皆さんは妊娠中にトラブルに巻き込まれたことはありますか?今回は「不安な妊婦さんの心強い味方」を紹介します!イラスト:@浜井れんこん妊娠の報告に嫌みを言ってくる院長主人公は個人病院で働き始めて5ヶ月ほどで妊娠が判明。そのことを院長に報告をしたところ「働き出して間もないのに…」とチクチクと嫌みを言われてしまいました。何も言い返せず主人公は謝るしかなかったのですが…。責められているところに現れたのは…出典:CoordiSnapそこへ院長の奥様が登場!「身重な彼女にそんなことしか言えないの!?」と、院長先生をビシッと叱ってくれました。さらに奥様は妊婦さんが働きやすいように職場の環境を改善までしてくれたのです。主人公は奥様に涙ながらに感謝をしたのでした。妊婦さんも働きやすい職場に妊婦さんの味方になってくれる奥様のような存在は、すごくありがたいですね。奥様の優しさに心が温かくなるエピソードでした!※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年06月05日皆さんは、恋人に予想外の反応をされたことはありますか?今回は、恋人に妊娠報告したときのエピソードを紹介します。妊娠がわかり…主人公は緊張しつつも、妊娠したことを彼氏に報告。彼氏は驚きつつも「2人の子だし一緒に育てていきたい」と言い、主人公は安堵しました。しかし彼氏は続けて「俺の気持ちとしては産んでほしい」と意味深な発言をしたのです。父親が反対するかも?彼氏曰く、姉が妊娠したときに父親が反対したとのこと。主人公は不安に思いつつも、彼氏のことを信じることにしました。親の言いなり…彼女が妊娠したというのに、親の言いなりで子どもを諦めようとする彼氏には驚いてしまいますね。周りに流されず、大事なことは自分の意志で決めるべきだと感じたエピソードでした。作画:はな黒原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年05月31日事前に学校や家族から体のことを教えられたとしても、初めて生理になったときは不安になったり上手く対応できないこともありますよね。初めて生理になった時、みなさんはどうでしたか?そこで今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気tiktokより、オリジナル漫画「みんなの初潮はどうだった?」をご紹介します。初めての生理に不安になり……この投稿をInstagramで見るMOREDOOR|カラダの悩み / 性教育 / LGBTQ+ ...(@moredoor_official)がシェアした投稿この漫画に読者からは……『早い年齢から生理がきてしまうと驚いてしまうのも無理ない』『大人のケアが大事なのは変わらない』『最初は不安だから、こういう風になんでも大きな心で受け入れてくれる人がいてくれるだけで安心する』など実にさまざまな意見をいただきました。また、多くの方が「自分も親のサポートに助けられた」とコメントを挙げられていました。早めに伝えてあげること……今回のように本人が生理についてなんとなく知っていても、初めて来てしまったときにどうして良いかわからないという方も多いかもしれません。いつ生理が来てもパニックにならないよう、小さな頃から性教育と合わせて生理用品の準備をしておくのもいいですね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)■作画:まきうちまきえ
2023年05月15日妊娠中、つわりで大変なときもそのつらさを理解し、サポートしてくれた夫。初めての出産に対する不安を抱えていたときも、寄り添ってくれました。「夫は妊娠出産の大変さを理解してくれている」。そう思っていたのですが……。 私たちのバースプラン赤ちゃんは2人揃って迎えてあげたいと決めており、立ち会い出産を希望。里帰りを終え、出産予定日よりも少し前に陣痛が始まりました。しかしお産は進まず、夫は一度仕事へ戻ることになりました。ようやく進み始めたものの、夫はまだ遠方で仕事中のため、すぐには駆け付けることができません。 本格的な痛みが伴う陣痛が始まってから6時間が経ったころ、「もし陣痛が耐えられそうにないなら、希望は叶わなくなるかもしれないけれど、破水を促せば子宮口が開きやすく、もっと出産をラクに進められるよ」と助産師さんに言われました。しかし、「赤ちゃんの状態が大丈夫なら、可能な限り夫の希望を叶えてあげたい」⋯⋯そう思いながら、その後も必死に痛みと闘っていました。 出産後、夫からまさかの発言助産師さんの助言を頂いてから3時間後、夫が無事到着。それと同時に破水を促し、すぐに子宮口全開大となり、無時出産となりました。なんとか立ち会い出産を叶えることができ、夫婦そろって涙を流しながら喜びました。夫の顔を見ながら、「陣痛は苦しかったけれど、頑張って本当によかった」心からそう感じていました。 しかし、幸せな時間が流れていたのも束の間! 落ち着いたころに、夫がびっくりな発言をしたのです。「割とスムーズでラクな出産になって本当によかったね」。⋯⋯開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。「ラクな出産」。悪気はなかったにしろ、夫の発言に私はとてもモヤっとした気持ちになりました。そして悲しくもなりました。 夫に物申す!夫の言い分は…?夫は私が陣痛で苦しむ姿を一切見ることなく、病院に到着してすぐの出産だったため、スムーズでラクな出産に思えたようです。さらに出産については、自分にできることはないと思い、出産の流れについても事前に調べることもしなかったようでした。 そこで私は、「2人の夢を叶えるため助産師さんの助言後も陣痛に耐えたこと。本格的な陣痛がどれほどの痛みで、それに耐えることのつらさがいかなるものであったか。さらにラクな出産というものは、そもそもないのだ」ということを説明しました。夫はしっかり話を聞いて理解し、自身の発言を反省してくれていました。 このことから、私たちは産後のトラブルや育児に関して可能な限り、共有するようにしました。仕事が忙しいため、すべてを把握してもらうことは難しいですが、夫が理解しようと関心を向けてくれただけで私はうれしかったですし、心が救われました。慣れない育児は大変でしたが、夫の存在には救われました。それでも2人目の出産は、陣痛から付き添ってもらおうと心に決めています。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2023年05月07日皆さんは、妊娠が分かったときの相手の反応を覚えていますか?今回は、妊娠が発覚したときの彼とのエピソードを漫画で紹介します。彼の言葉を信じたいですが、なんだか不安が残ってしまいますね。この後、無事に出産を迎えることはできるのでしょうか。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年05月02日学校や家族から体のことを教えられたとしても、初めて生理になったときは驚いたり不安になったりすることもありますよね。初めて生理になった時、みなさんはどうでしたか?そこで今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気tiktokより、オリジナル漫画「みんなの初潮はどうだった?」をご紹介します。初めての生理に不安になり……この投稿をInstagramで見るMOREDOOR|カラダの悩み / 性教育 / LGBTQ+ ...(@moredoor_official)がシェアした投稿この漫画に読者からは……『親に言いづらくて1年隠し通した』『最初の血が茶色すぎて生理って赤じゃないの?って焦った』『生理きてほしくないけど来ないと不安』など実にさまざまな意見をいただきました。すぐに親や家族に伝えたという方もいれば、なかなか家族に伝えられずに何年も言えなかったという方も……。意外に多かったのが「色が思っていたのとは違っていた」ため、初めは生理だと思わなかったというパターンでした。早めに伝えてあげること……今回のように本人が生理についてなんとなく知っていても、いざなってしまった時にどうして良いかわからないという方も多いかもしれません。「まだまだ先かな……」と思わずに、小さな頃から性教育と合わせて、生理のことやいざ生理になった時の対応について話しておくと安心してその時を迎えられるかもしれませんね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)■作画:まきうちまきえ
2023年04月27日発達障害のある子どもの「見通し不安」は日常や学校生活でも発達障害があるお子さんやそのご家族の中には「急な予定変更が苦手で、癇癪を起こしてしまう」「見通しが立たないと強い不安を覚え、パニックになってしまう」など「見通し不安」でお悩みの方も多いのではないでしょうか。発達ナビのQ&Aコーナーでも「見通し不安」に関する相談や疑問が数多く寄せられています。「見通し通りにいかないとパニックになります。これはASDの特性?」「『〇〇されたらどうしよう。××と言われたらどうしよう』などと何かを始める前から不安が強い子どもにどう接したらいいのでしょうか」「行事があるごとに『見通し不安』になる息子、学校にどう相談したらいい?」「見通しが立たなくなると、衝動的に廊下に飛び出してしまうことがあります。学業に支障をきたすので、困っています」このコラムでは、見通し不安にまつわるギモンから、見通しが立たないことによるお悩みや困りごとなど専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。【Q&A】「見通し不安」はどう対応したらいい?学校にサポートを求めるべき?発達ナビのQ&Aコーナーでは、子育てに関する疑問や知りたいことを質問するとほかの発達ナビ会員の方々が実体験などをもとに答えてくれます。見通し不安に関する質問とその回答をご紹介します。(質問)ADHDとASDがあります。自分がある程度立てた見通し通りにいかないとパニクるのですが、これはASDの特性ですか?それとも誰にもある事ですか?こちらの質問には以下のような回答が寄せられました。(回答)ADHD、発達障害当事者です。わかりますよ~パニックになりますよね。私の場合は、実際にパニック発作が起きてしまったり(脂汗だらだら、体が熱くなって呼吸もしづらく、頭がぐわんぐわんして吐きそうになる…など)、頭が真っ白になってフリーズしたり、誰かと一緒にいるときにそのような状況になると口汚く当たり散らしたり(完全に八つ当たり)してしまいます。(略)主治医によると、上記のようなパニックを起こさないよう予防するのはとても難しく、パニックを起こしてしまったことへの後悔に気を取られたり、変なこだわりが出てきてしまって対処がしづらくなってしまうので、「起こしてしまったものはしょうがない。その後のフォローをしっかりすれば周りも理解してくれるし、対処に集中できる。」とのアドバイスをいただきました。(略)質問)私の息子は4月から保育園と発達教室が進級した関係で変わりました。4月からの環境もガラリと変わったせいか、いまだに保育園と教室へ行くのを拒否します。朝起きたら、行かない嫌い行きたくないの一点張りで支度も満足にできません。(略)本人を背負って車にとりあえず乗ってもらっても脱走する恐れがありロックはもちろんかけているのですが後部座席からボンボンフロントガラス目掛けて物を手当たり次第投げ散らかしてきたりもします。(略)無理やり行きたくない場所へ連れて行かれる、と意地になっているのかもしれません。環境に適応するのは時間がかかると覚悟はしていますが、「あとどれくらい」とかの見通しが立たない中で若干、焦ってもいます。何か成功例などありましたら、是非お聞きしたいです。宜しくお願いします。こちらの質問には以下のような回答が寄せられました。(回答)4月からとなると、そろそろ慣れて欲しいという気持ちになりますよねなお、お子さんおいくつですか?イヤイヤ期も関係しないかなというのが気になった点です。もし、知的の要素もあるならば、イヤイヤ期が2歳ではなく、4-5歳ででる場合もあります。その場合は、ひとまず寄り添いそうつつ、毎日のルーチンに慣れて行くように生活の型を作っていくと少しずつ収まっていくのかなと思います。(略)ウチの長男は、不安感が強くて保育所時代は本当に大変でした。。見通しを立てることと、毎日出来るだけ生活を崩さないようにしても、保育所のちょっとした出来事や行事などで気持ちが崩れやすかったりしました。お子さんが癇癪を起こすのにも、年齢がいくにつれて収まる可能性があるかと思いますが、お子さんなりの理由があると思います。もし、日常的な生活で判りにくいならば、ペアレントトレーニングなどを受けることで、ご自身のお子さんの観察の仕方、接し方なとを知るのも1つの方法かと思います。私自身は、ペアレントトレーニングや自分自身のアンガーマネジメントをすることで、かなり対処がしやすくなりました。(略)見通し不安に関するギモンと体験談をもとにした回答をご紹介いたしました。聞いてみたい質問があればぜひQ&Aコーナーに投稿してみてください!【小児科医に聞く】どうして「見通し不安」になるの?対応のコツや学校への配慮の求め方ここまで発達ナビのQ&Aコーナーに寄せられたギモンを中心にご紹介しました。ここでは、小児科医の藤井明子先生に見通し不安になる原因や、家庭や学校での対応のコツについてお答えいただきます。(質問)発達障害のあるわが子は、見通しが立たない状況に不安になり固まってしまったり、癇癪を起こすことがよくあります。どうして「見通し不安」になるのでしょうか。成長していけばなくなるのでしょうか。(回答)A.発達障害の特性の一つに、先を見通して、その状況に応じて臨機応変に対応するのが苦手ということがあります。また、特定の感覚の過敏さのために、特定の行動パターンや環境へこだわりを認めることもあります。行動パターンや環境の変化に、対応するのが難しいことで、不安を生じます。感覚の過敏さへの対策をすることで、こだわりが和らぎ、パターンの変化にも、柔軟な対応ができるようになっていくこともあります。そのためには、事前に見通しを立てた声かけと、生じうる変化について、前もって知らせておくのも大切です。Upload By 発達障害のキホン(質問)息子は「予定通り」にこだわりがあります。普段生活しているうえで少しでも予定通りからはずれてしまうとパニックを起こしてしまいます。ルーティンはどこまで許容していいものなのでしょうか。(回答)A.どこまで許容していいかの線引きはお子さんの特性や、状況によって違ってきます。日々のルーティンも、環境の変化によって変えざるをえないときもあります。年度替りで、園の先生やクラスの場所が変わったり、引越しで登園時間が変わったりなどで、ルーティンを変えざるをえないこともあります。その場合には、ルーティンの10分の1ずつというスモールステップで、少しずつ変化させてならしていくことをおすすめしています。Upload By 発達障害のキホン(質問)来年度、入学式を控えています。不安になりがちな娘が初めての場所で、慣れない行事に参加することが今から不安です。事前に準備しておけることなどはありますか。(回答)A.入学式だけでなく、運動会、お遊戯会など、普段と違うイベントで、不安を感じられるお子さん、親御さんの相談はよくあります。入学式の場合には、学校の先生に事前に相談し、入学式の会場や、座る場所、式の長さなどを聞き、工夫できることはないか、先生と一緒に考えられると良いと思います。事前に会場を見るだけで、本番の参加は全く問題なくできるというお子さんもいました。お子さんの特性に合わせて、座る場所も隅の落ち着きやすい場所、式の全てに参加が難しければ、途中で退出するなどの工夫ができないかなど、相談してみましょう。Upload By 発達障害のキホン(質問)運動会や遠足、宿泊学習など、楽しみにするお子さんもいると思うのですが、うちの子はそういった学校行事がある度にとても不安になってしまいます。たびたびなので対応にも悩んでいます。学校にはどのように相談したらよいでしょうか。(回答)A.まずは、不安な気持ちを言葉で表せるお子さんは、不安な気持ちを言葉で出したことを、否定せずに受け止めましょう。親御さんに、気持ちを受け止めてもらったことで、不安な気持ちがありながらも、参加してみようと意欲がでるお子さんもいます。そして、参加ができたら、不安があったけれど、参加できたことに注目して、声をかけましょう。学校へは、お子さんにどのような工夫をしたら、不安が軽減できるのかを相談すると良いでしょう。行事のプログラムを、視覚的に見える形にしておき、プログラムが進むごとにシールを貼って、進捗状況を分かるようにする。参加時間を短くしてもらう。不安が強すぎる場合には、補助の先生や、親御さんが一緒にいることができるようにする。お子さんによってできる工夫はさまざまかと思います。Upload By 発達障害のキホン見通し不安にまつわるコラム発達ナビに掲載されている見通し不安にまつわるコラムをご紹介します。不安が強いお子さんの対応で大切なのは「事前の声かけ」「気持ちを受け止めること」発達障害のあるお子さんでお悩みの方も多い「見通し不安」。特性により臨機応変が苦手であったり、感覚の過敏さなどからこだわりを生じ、変化に対応するのが苦手であるなどから不安につながることがあります。「見通し不安」が強いお子さんには、事前に見通しを立てた声かけと、生じうる変化について、前もって知らせておくことが大切です。園や学校の行事など普段と違う状況で不安になるお子さんも少なくはありません。お子さんが不安な気持ちを言葉で表した場合、まずは不安な気持ちを言葉で出したことを、否定せずに受け止めましょう。受け止めてもらえたことで、「やってみよう」と思えることもあります。お子さんの特性や状況によって、できること、対応したほうがよいことはさまざまではありますが、事前に園や学校に相談することで対応ができることがあります。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年04月27日妊娠が判明してから、出産するのに必要な自分の体力や筋力に不安を感じました。そこで、毎日1時間の散歩を習慣にすることに。その習慣のおかげで、出産時や産後に助けられたことがありました。 妊娠判明後、体力・筋力が不安に…妊娠する前、ろくに運動をしてこず、出かける予定がないと外にも出ないほどインドア派だった私……。妊娠が判明して出産する瞬間を考えたとき、自分の体力や筋力が一気に不安になり、妊娠中でも継続しておこなうことができる運動を考えていました。 妊娠中は激しい運動もできないし、私はつわりがひどくただでさえ動くのがしんどいことが多く⋯⋯。ヨガやストレッチといった屋内でできる運動をしようかとも思いましたが、体が硬く断念。ハード過ぎずすぐに休憩できる運動を考え、毎日1時間以上散歩することに。1日の散歩にかける時間は、合計すると1時間から2時間ほどでした。 散歩を始めたことで生活習慣が整った今までは昼過ぎに起きてダラダラしてごはんを食べてまた寝て……といった生活をしていました。しかし、子どもが生まれてからのことを考えるとそんな生活も続けていられないなと思ったので、朝に散歩することに。毎朝太陽を浴びながら運動することで体もスッキリし、とても気持ちがいいことがわかって、最初は「赤ちゃんのため……」とおこなっていたことがだんだん楽しくなったのです。それからは進んで散歩に行くことができ、いつもと違う道を通ってみたりして、新しい趣味ができたように感じました。 出産にも役に立った…!?毎日の散歩を続け、いざ出産!となったとき、やっぱり出産は壮絶なものだと実感……。体力は想像していた何倍も必要としたので、毎日散歩をしていたけれど、全然足りない!と感じました。でも、きっと毎日散歩をしていなかったらそんなことを出産中に考える余裕もなかったのかなと、あとで思うように。また、子どもが外に出かけられるようになってからは、一緒に遊ぶのも毎日外に出かけるのもまったくおっくうではなくなっていたので、出産後もとても助かりました。 毎日の散歩で、体力・筋力をつけて生活習慣を見直すことはもちろん、今さらながら外に出る楽しさも知ることができました。これからも子どもと一緒にいろいろなところへ出かけられると思うと、楽しみが尽きません。 監修/助産師 松田玲子作画/加藤みちか著者:橋本 楓0歳女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年04月27日息子を出産したときのこと。初めての出産にドキドキしながら夫と子どもの誕生を楽しみに待っていました。生まれる気配は感じませんでしたが、出産予定日まであと5日となった日の未明に突然破水! すぐに産婦人科へ向かいました。陣痛室へ通されたものの、まだ子宮口は開いておらず、ベッドに横たわりながら夫とたわいのない話をしていたのですが…… 出産予定日前に破水して産婦人科へ! 夜中に破水していたので私と夫は急いで病院へ。子宮口1cmだったので、陣痛室で待機することに。少しすると隣の陣痛室にも妊婦さんが到着。数分後に「死ぬ~! 何とかしろ~!」と大声が聞こえ、私と夫はびっくり。「頑張って!」と励ます男性の声と「頑張ってる! 見てわからないの?」と激怒する妊婦さんに私は「こんな壮絶なお産が待っているのか……」と不安になりました。 妊婦さんの怒鳴り声から13時間、私にも陣痛が訪れてようやく分娩台へ移動することに。分娩台は陣痛室の隣にあるため、先ほどの妊婦さんの声がよく聞こえてきます。隣の部屋から聞こえてくる妊婦さんの声から壮絶なお産がイメージされました。「まだ隣の妊婦さんの声が聞こえてくる。怖いよ……。早く産んじゃいたい!」と思っていたためか、分娩台に移動してまもなく息子が誕生。助産師さんからは「落ち着いていて、初産だと思えない」と言われました。夫はわが子の動画を撮りながらとてもうれしそう。しかしその動画にも、妊婦さんの叫び声が入っていました。 結局14時間も隣の妊婦さんの叫び声を聞いていたのですが、今振り返るとあの妊婦さんの声があったからこそ、逆に私は落ち着いて出産できたのかもしれません。夫が撮った出産の動画を見返すたびに「こんなことがあったな~」と特別な思い出になっています。 作画/CHIHIRO著者:望月陽
2023年04月26日近年、初産年齢が上昇しているといわれている日本。いずれ子どもを産みたいと考えている方や、妊活をしている方、妊娠・出産に対して不安がある方もいるでしょう。今回は、妊娠・出産について寄せられた質問に、産婦人科専門医の筆者がお答えしていきます。Q.今の医療で何歳まで妊娠できますか?Q.今の医療で何歳まで妊娠できますか? 彼とも相談しているのですが、仕事でまだ子どもを育てられる余裕がなく、でもいつかはほしいと思っています仕事と妊娠のどちらを優先するか、という問題は悩みのひとつでしょう。閉経しない限りは妊娠できると思っている方もいらっしゃいますが、残念ながらそうではありません。妊娠・出産の適齢期は20代から30代前半とされています。現在の最高齢でいうと、インドで体外受精により妊娠し、帝王切開術で双子を出産した70代の女性がいます。また、自然妊娠の場合は50代後半で妊娠した女性が最高齢とされています。しかしながら、日本産婦人科学会が発表した2020年のデータによると、40歳以上の女性が不妊治療で出産まで至る割合は、治療を受けたすべての女性に対して10%にも満たないことが報告されています。流産率が高まったり、染色体異常のリスクが増えることを考えても、高齢になると簡単に妊娠・出産できるというわけではないといえるでしょう。Q.出産後の月経期間をどう過ごせばいいですか?Q.出産から1か月後に月経が始まってしまいました。授乳中なのに、痛みも強いし痛み止めも飲めないしでつらいです!月経期間をどう過ごせばいいですか?産後に月経が再開する時期は、かなり個人差があります。断乳後に月経が再開する方が多いですが、ご質問者様のようにかなり早期に再開される方もいらっしゃいます。産後1か月で授乳中の場合は、低用量ピルは使用しない方がいいでしょう。また、子宮内黄体ホルモン放出システム「ミレーナ」は、出産後6週間以上経過している場合に使用できることになっています。ただし、乳汁中へ成分の移行が報告されているため、授乳回数が多い時期は第一選択にはならないでしょう。それ以外の方法として、「ロキソニン」や「カロナール」などの鎮痛剤は、国立成育医療研究センターの情報でも授乳中に使用しても安全であるとされています(※1)。また、授乳中でも安全に使用できる漢方薬があるので、婦人科で相談してみるのがおすすめです。Q.堕胎すると妊娠しにくくなりますか?人工妊娠中絶手術を受けることで、将来妊娠しにくくなるのではと心配される方は多いです。しかし、中絶手術を受けた後の妊娠には影響しないことがほとんどであると考えられています。中絶手術のときに子宮穿孔(せんこう)や子宮内感染などの合併症が起こったり、術後にアッシャーマン症候群と呼ばれる癒着が起こってしまった場合は、今後の妊娠に影響するリスクがあります。ただし、合併症が起こる率がすごく高いわけではないため、過度な心配は不要でしょう。Q.子宮外妊娠で右の卵管がないのですが、妊娠しにくいですか?右の卵管を摘出した場合でも、左の卵管が正常に残っている場合は問題とならないことがほとんどです。しかしながら、子宮外妊娠の原因として、クラミジアや淋菌による骨盤内感染症による癒着であったり、子宮内膜症による癒着がある場合は妊娠しにくい可能性があります。元々子宮外妊娠を起こす原因として、骨盤内や卵管での癒着が要因となっている場合があります。絶対に妊娠できないというわけではないですが、妊娠しづらいと感じる場合は産婦人科で相談するのがおすすめです。Q.不妊治療をしているのですが、サプリ選びが難しいですQ.不妊治療をしているのですが、サプリ選びが難しいです。ビタミンDと葉酸を摂れといわれているのですが、どのサプリにしたらいいかわからず悩んでいますビタミンD不足と不妊症との関連性についてはよく知られているところなので、補充するのがおすすめです。葉酸は神経管閉鎖障害や産科合併症のリスクを下げられる可能性があると考えられています。また、30代から40代女性の多くが、ビタミンやミネラルの摂取量が十分でないともいわれています。どのようなサプリメントを摂ればいいのか迷う方は、手始めにビタミンやミネラルを総合的に補充できるものがおすすめです。プラスアルファを求める方は、コエンザイムQ10やレスベラトロールなどの抗酸化作用をもつ成分を摂取するのもいいでしょう。妊娠しやすい体作りは、将来の健康のためにもプラスになります。サプリメントだけではなく、これを機に食生活も見直してみるのもいいですね。【参考】※1 国立成育医療研究センター.授乳中に安全に使用できると考えられる薬©︎Milatas/maroke/gettyimagesママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の身体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は13万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこTwitter : 産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年04月25日都内に新居を構える新婚の夫婦は、このたび待望の赤ちゃんを授かりました。初めての出産でどこの病院で出産するか迷っている妻に、夫はとある病院をなぜか熱望。今回は出産に関する男女の気持ちの違いについてお届けします。病院選び熱望する夫どこかに行きたがる理由ラーメンが目的!?病院の評判よりラーメン納得いかない……夫がここを選んだのは、なんとラーメン屋が近いからという驚愕の理由でした。お昼時になるといつもどこかに行くことを不振に思い聞いてみると、予想外すぎる返答でしたね。それでも、もう少し妊婦さんに寄り添ってほしいところではあります。
2023年04月21日妊娠や出産は人生の中でも大きな変化。わからないことや初めての体験も多く不安になってしまいますよね。そこでMOREDOORでは、先輩ママさんへ「どんな出産だったか」「こうしたら良かったと思うことは何か」とヒアリングを実施!今回は、切迫早産で入院し34週で出産したOさんの例をご紹介します。ーーー切迫早産とは、「早産となる危険性が高いと考えられる状態、つまり早産の一歩手前の状態のこと」です(日本産科婦人科学会HPより引用)。監修産婦人科医:つづきレディスクリニック、吉岡範人。1978年生まれ。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間ブリティッシュコロンビア大学へ留学しがん研究に従事。2019年につづきレディスクリニックの院長に就任。現在は産婦人科×医療脱毛で産婦人科における医療脱毛、産婦人科×訪問診療で女性がん患者さんに特化した訪問診療、産婦人科×スポーツ医学で女性スポーツ選手のサポートなどで活躍。さらに産婦人科医としてフェムテックの業界にも参入中。Oさんの出産時の状況■出産したときの家族構成:夫、私■出産にかかった時間:1時間Oさんの出産レポ自覚症状のないまま定期健診で切迫早産と判明し、そのまま車椅子にのり即入院。1ヶ月程なんとか乗り切り、34週で出産しました。夜中に破水したものの朝までぐっすり眠り、今日中に産まれると思っていたので気合いを入れて朝ごはんを食べました。すると、看護師さんに「もう食べないよ!早く移動しないと生まれるよ!」と、とても食いしん坊な人のように注意されてしまいました。痛みに強かったのか、あまり陣痛を感じませんでした。出産時におこったハプニング初めての分娩台で緊張していましたが、先生や助産師さんがとても応援してくださいました。皆さんの声援がすごくて、だんだんと分娩台の上で自分がお祭りの中にいるような空気を感じてしまい、陣痛は痛かったけど思わず笑いが止まらなくなってしまいました。パートナーのサポートはどうでしたか?軽い陣痛のときにまだ家で待機をしていた夫に、今日中に何とか生まれるかなと連絡をしていました。その連絡の30分後には本陣痛があり「今すぐ来て!!」と呼び出し。しかし、結局立ち会いに間に合わず、サポートどころではありませんでした。早産だったために早く産んでしまったことに対しての負い目と、それでもやっと会えた我が子との対面の喜びで感情がぐちゃぐちゃで複雑な気持ちでした。小さいながらに元気に産まれてきてくれて本当にありがとうと思います。Oさんがもっとこうすれば良かった!と今だから思うことは動画を撮っておけば良かったです。お腹が日に日に大きくなるところや、パパとのやりとり、胎動でおなかがぐにょぐにょ動いたり、産まれてからも毎日違う顔を見せてくれます。写真もですが、動画でたくさん残しておけば良かったなと思います。Oさんからこれから出産する方へメッセージたくさんの楽しみとそれ以上の不安があるかと思います。ですが、赤ちゃんは強いです!生命力は本当にすごいです!なので、リラックスしてください。ママの安心が赤ちゃんの何よりの栄養なので、笑顔で楽しく妊婦生活も出産も頑張ってください!案ずるより産むが易し妊娠生活が味わえるのも今だけ。あまり不安になり過ぎず、リラックスして過ごせると良いですね。ぜひ周りの人の助けをもらいながら、「頑張って」と言う先輩ママたちの声も参考にしてみてくださいね。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※監修医:つづきレディスクリニック院長、吉岡範人(MOREDOOR編集部)
2023年04月20日初めての妊娠、出産に不安はつきもの。無事に出産まで終えたとしても、今度は子育てという壁が立ちはだかります。しかし、心強い存在がいれば、その不安もやわらぐもの。第1子の出産を控えている、おもち(@atama_shippo_)さんにとって、それは夫でした。自分と同じくらい…いや、もしかしたらそれ以上に、夫が我が子との対面を楽しみにしていることが、ある行動から伝わってきたといいます。おもちさんが、生まれてくる我が子のため、事前に準備しておいたベビーチェアを見ると、そこには…。出産を心待ちにしている旦那、かわいい、、、準備万端やないかい pic.twitter.com/SyaeBI91af — おもち初マタ40w4d (@atama_shippo_) April 11, 2023 ぬいぐるみを赤ちゃんに見立てているのか、そこには準備万端のベビーチェアが!おもちさんの夫は、はやる気持ちが抑えきれなかったのかもしれません。ベビーチェアを見て「かわいい」と癒されたという、おもちさん。1人そわそわと準備を整える夫の姿を想像すると、こちらの頬まで緩んでしまいそうになります。【ネットの声】・あれ?すでに1人目のお子さんが寝ていますね。・お子さんが生まれたら、ずっと付きっきりになるパターンですね。楽しみですね~!・もしかしたら、このぬいぐるみで抱っことかの練習をしているのかな!夫という身近なパートナーが我が子の誕生を、前のめり気味に楽しみにしてくれるのは、とても嬉しく感じられるもの。ぬいぐるみの位置に、実際の赤ちゃんが座る日を、おもちさんも夫も心待ちにしていることでしょう。今から幸せそうなおもちさん家族の姿が目に浮かぶようですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月13日愛カツ編集部に寄せられた体験談を紹介します。今回は妊娠後、夫に浮気疑惑を抱き始めた女性の話です。初めての妊娠は不安なことばかりです。しかし、頼りの夫は連日の残業で家に帰ってきません。理想とかけ離れた新婚生活に妻は我慢の限界のようで…!?妊娠5ヶ月目、夫は今日も残業妻の不安は思わぬ方向へ妊婦健診の待合室で出会ったナギさんナギさんからの提案本当に残業しているのか…ナギさんに相談することで安く探偵を雇うことができた妻、少し元気が湧いてきたようです。悩みを誰かに話してみると解決の糸口が見つかることもあります。忙しすぎる夫にかけられた妻の疑いが晴らされる日は来るように祈っています。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年04月06日なかなか周りに相談しづらい生理のこと。初めての生理を迎えて、周りに相談できず不安に思ったり、悩んだりした経験があるという方も多いのでは。そこで今回は、累計再生数2,557万回突破したMOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画【初めての生理あるある】をご紹介します。突然の出血に不安になって……保健の先生の所へ向かい……この漫画に読者からは……『目の前に急に血が出てくるとびっくりするよね……』『私は初潮が妹より遅くてなんだか恥ずかしかったのを覚えています』『私も周りより早く来て、死んじゃう!と思った記憶があります(笑)母や姉に笑われました……』など実にさまざまな声をいただきました!初めての生理への驚き、そして初潮の時期への不安など、女の子ならではの悩みが数多く集まりました。生理などこれから体験することについての教育が進められ、周りが理解し、相談しやすい環境を作ることも必要なのかもしれません。「初めて」に不安はつきもの……初めての生理……。経験のないものに対して驚き、不安になるのも無理はありません。これからは「初めて」のことについて理解していく環境づくりがより進んでいくと良いですね。みなさんはこの漫画を読んで、どのように感じましたか?(MOREDOOR編集部)■作画:原ぱらこ
2023年03月24日初めての手術の場合、怖くて不安な気持ちが募ることってありますよね。そんなとき、彼氏から励みになる言葉をもらえたら……?今回は、MOREDOORに寄せられた体験談をご紹介します。初めての手術を前に……投稿者さんが彼と付き合って半年くらいたったころ、簡単な手術をしなくてはならなくなり……?勇気をくれた彼氏の言葉この言動に読者からは……?『彼女の不安な気持ちを理解して寄り添ってくれた彼氏に拍手!!!』(アルバイト)『不安な時に忙しい時期にもかかわらず時間を作ってくれてそばにいてくれる彼氏優しすぎる!!』(学生)『こんな優しい彼がいたらどんなことでも乗り越えられそうって思える♪』(イラストレーター)と大きな反響の声をいただきました。たしかにこんな彼氏がいてくれたら、不安な気持ちも和らぎますよね!自分のことより相手を思う心自分も忙しい中、投稿者さんが安心できるようにと気遣ってくれた彼氏。皆さんなら、不安を抱えるパートナーにどんな言葉をかけますか?イラスト:なぁ様(MOREDOOR編集部)
2023年02月13日