優しく包み込むような温かなオーラを持つ、宝塚歌劇団花組トップスター・蘭寿とむ。歌、ダンス、演技の3拍子が揃った蘭寿のサヨナラ公演が、2月7日(金)、兵庫・宝塚大劇場にて開幕する。演目は、ミュージカル『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』とショー『TAKARAZUKA∞夢眩』の2本立て。創立80周年の年に宝塚音楽学校に入学し、20年間タカラヅカひと筋で生きてきた蘭寿に、ラストステージにかける想いを訊いた。宝塚歌劇花組『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』チケット情報『ラスト・タイクーン』は、アメリカの作家フィッツジェラルドの未完の大作をベースにした物語。1930年代のハリウッド映画界を舞台に、大物プロデューサーの栄光と挫折や、亡き先妻と瓜ふたつの女性とのロマンスを描いたミュージカル。「強引にも周りをまとめて映画を作り上げていく大物プロデューサーを演じます。映画に魅せられて面白い映画を作ろうと集まってきた人たちは、タカラヅカの舞台に立ちたいと思って集まってきた私たちに重なるものがあり、共感できる部分が多いです。その気持ちを反映しながら、役を作り込んでいます」本作は演出家・生田大和の大劇場デビュー作でもある。生田の熱意と愛情を感じながら、日々稽古を重ねていると話す。「稽古をしながらも台詞を変えたり、新場面が増えたり、すごく熱意を感じます。私としては、遠慮なくぶつかっていけるのがとても嬉しいです。それに、「迷わず歩んだ、ただひとつの道を」というような、私のタカラヅカ人生と重ね合わせた歌詞や場面を作ってくださり、生田先生の愛情を感じます」。ショーでは「花組の男役の魅力を最大限に見せたい」と意気込む。「幕開きからかなりアップテンポで、花組のパワーがいきなり炸裂します(笑)。前半ではリズミカルでスピーディな場面を展開しつつ、ラストは男役全員で大階段での黒燕尾を。大好きな黒燕尾で、思い残すことなく踊りきりたいです」。20年間の集大成だからこそ、感傷に浸る暇はない。「本当に最後まで挑戦だなと思います。“これぞ蘭寿とむ!”というものを残したいですし、花組が最高に活気づいた状態でバトンタッチしたい。そして、ずっと応援してくださり、支えてくださった方々への感謝の気持ちを舞台で返したいと思います」。公演は宝塚大劇場にて2月7日(金)から3月17日(月)まで上演。東京宝塚劇場では4月10日(木)から5月11日(日)まで上演され、3月9日(日)より一般発売を開始。取材・文:黒石悦子
2014年02月03日イタリアオペラを原作にした究極のラブストーリー『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』が、宝塚歌劇花組公演として上演。ショー『Mr.Swing!』とともに、8月16日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。まず目に飛び込むのが、天使の羽根をイメージした壮大な舞台装置。舞台に幻想的な雰囲気を作り出している。宝塚歌劇花組公演『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』/『Mr.Swing!』- のチケット情報本作は、男役トップスター蘭寿(らんじゅ)とむが「念願だった」という“大恋愛物”。フランス大革命期のパリに生きた実在の詩人アンドレア・シェニエと、貴族の令嬢マッダレーナ、マッダレーナに想いを寄せる革命の闘士ジェラール。時代の波に翻弄されるこの3人の生き様と関係を軸に、物語が展開していく。蘭寿演じるシェニエは、貴族が相手だろうと自分の身に危険が迫ろうと、自分の信念を一切曲げない、熱く強い意思を持った人物。人々が平等に生きられる社会になることを願って、詩を書き続ける。そんなシェニエの詩を読んで生きる希望を見出し、シェニエに惹かれていくのが蘭乃(らんの)はな演じるマッダレーナ。手紙だけでやりとりをしていたふたりが出逢い、一気に愛が燃え上がっていく様は見どころのひとつだ。ハンブルクバレエ団現役ソリスト・大石裕香の振付による、情感豊かなデュエットダンスがより一層温かな空気を作り上げている。内に熱い想いを秘めて革命闘士として生きるジェラールを演じるのは、組替えして初の大劇場公演となる明日海(あすみ)りお。想い描いた“平等な社会”への理想と辿り着いた先の現実との違いに対する葛藤、そして、シェニエとマッダレーナが惹かれ合っていることへの嫉妬と、複雑な感情を繊細に表現する。第二幕のショー『Mr.Swing!』は、幕開きから熱くてパワフル。公演前に蘭寿が「イントロダクションだけでも満足していただけるはず」と言っていたように、スーツにソフト帽を被った男役たちがズラリと並んで魅せるダンスに心奪われ、思わず目が釘付けに。熱狂的なリズムでテンポよくグイグイと観客を引きこみ、野球少年風に扮したコミカルな場面、幻想的なエスニックの場面、妖艶なデュエットダンス、シックな黒燕尾…と、緩急つけた多彩なシーンが繰り広げられていく。蘭寿のキレのあるシャープなダンスをはじめ、“ダンスの花組”の魅力がたっぷりと味わえるステージに仕上がっている。兵庫公演は9月23日(月・祝)まで上演中。また、10月11日(金) ~ 11月17日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは9月8日(日)より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2013年08月22日お部屋に花を飾っただけで、一気に空気が華やいだり、居心地のよい空間に変わったりした経験はありませんか。たった一輪の花でも、大きな存在感でもって心を癒してくれますよね。そんな美しい花を、生活に取り入れるヒントを得られそうなイベントが行われます。それは、5月23日(木)から28日(火)まで、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催されるマミフラワーデザインスクール講師による作品展、マミフラワーデザイン展 2013「花、ディスカヴァリー」です。マミフラワーデザインスクールは、総長であるマミ川崎さんがアメリカ留学時代に触れた「暮らしの中で触れ合う自然な花の使い方」を日本に普及しようと1962年に設立した日本初のフラワーデザイン学校。それから半世紀以上にわたり、植物との触れ合いを通して日々の暮らしの中で楽しさを見つけ、豊かな心を育むことを理念に揚げてきたそう。そこにマミフラワーデザインスクール主宰の川崎景太さんがアーティスティックな感性をプラスすることで世界から注目される学校になったそうだから、このデザイン展も要注目ですよね。今回は、タイトルを「花、ディスカヴァリー」と題し、「金属」「土・石」「木・竹」「紙」の4つの素材をテーマにそれぞれの素材特徴を追求した作品が展示されます。花からは遠いイメージの素材もあるので、どんな作品なのか気になります。会期中は、マミフラワーデザインスクール校長であり花文化研究者の川崎景介さんが、会場を回りながら各作品のポイントを分かりやすく解説する「ギャラリートーク」も合わせて開催されるので、作品をじっくり堪能できそう。さらに毎日、マミフラワーデザインスクール本部講師が日々の生活に花を取り入れて楽しむヒントを披露する「花のミニデモンストレーション」や手軽に作れて持ち帰ることができる「花のワークショップ」、「人気作品投票イベント」が行われます。投票に参加すると、マミフラワーデザインスクールでのレッスンが割引になる等の投票者特権もあるから、お気に入りの作品を見つけて投票してみては?(詳細は こちら )そして、このデザイン展のハイライトは、2014年ソチ冬季オリンピック出場を目指す日本代表を応援するために、マミフラワー発祥の地でもある東京都大田区の町工場が中心となって作った初の国産「下町ボブスレー」を、川崎景太さんがアーティスティックにアレンジするという異色のコラボ作品。ボブスレーと花がどんな風にコラボしているのか、初お披露目となる作品だけにこれも注目したいですね。5月24日には、特別企画として、7月20日に封切りされる映画『シャニダールの花』の監督、石井岳龍さんと、川崎景介さんのトークショーも行われます。人間と花の関係性を通して、世界の新たな見方を大胆に表現したこの映画の歴史背景や文化に触れるトークを聞けば、新たな花の見方が発見できるかも。このデザイン展では、会期を前期・中期・後期と分け、各々100点以上、計300点以上もの作品に触れられるとのこと。たくさんの花、そして作品を見れば、その美しさに心癒されるだけでなく、植物を暮らしの中に取り入れデザインすることの楽しさやヒントが得られそう。ぜひ足を運んでみては?・マミフラワーデザインスクール 公式サイト ・マミフラワーデザイン展 2013 「花、ディスカヴァリー」 公式サイト 【イベント概要】期間 : 2013年5月23日(木)~28日(火)開場時間 : 前期 23日10:00~20:00、24日10:00~18:00中期 25日10:00~20:00、26日10:00~18:00 後期 27日10:00~20:00、28日10:00~17:00 会場 : 東京・松屋銀座店8 階イベントスクエア
2013年05月22日今年こそは結婚相手をみつけて、寿退社を狙いたいと思っているけれど、なぜかイイ男に出会えない!と悩んでいる女子の皆さん。今回は「理想の男性と出会うための心構え」をお教えします。■1.もっと自分を好きになろういい恋をするための基本ですね。ダメンズに遊ばれたり、失恋をしたり、恋が実らないことが続くと、「私なんて・・」と投げやりになってしまうこともあるでしょう。とはいえ、そんなふうに自分を痛めつけていたって、幸せは手に入りません。新年を迎えた今だからこそ、気持ちを入れ替えて、自分を愛せるように努力をしてみましょう。■2.ダメンズを見抜く目を養おうダメンズに引っかからないようにするためにも、「ひとりの男性だけ」を見つめるのは、やめましょう。友達や知り合いを交えて、彼が周りの人にどう振る舞うのかをじっくり観察してください。「女性に優しくするように、ウェイターにも思いやりのある態度で接しているか」をみるのも、ポイントですよ。■3.たまには彼を追わせよう「好きな人ができたら、思わせぶりな態度とって、男に追わせる」ことも大切。もちろん、計算ばかりの恋は疲れてしまいますが、それでも恋の始まりに「駆け引き」は外せないアイテム。ふたりを引き寄せるための「スパイス」として、賢く試してみましょう。■4.ベッドルームから離れよう出会ってから初めてセックスをするまでの期間は、人によってまちまちかと思いますが、ベッドの中だけでデートの大半が終わってしまうような付き合い方はやめましょう。最初のころは燃え上がるセックスも、回数を重ねるごとに新鮮味もありがたみもなくなってきます。髪も洋服も乱れたあなたの姿を、彼が見飽きてしまったらもうそれまで。■5.出会いを渇望するのをやめよう男探しに疲れを感じたら、少し恋愛から距離をおいてみて。力を抜いた途端に、運命の相手が現れるかもしれません。「彼」との出会いにむけて、自分とじっくりと向き合うことも大切です。自分にはどんな男性が向いているのか、リラックスして考えてみましょう。■6.男目線を意識してみよう「男に媚びるのはイヤだ。」などと言っていると、いつまでたっても出会いには恵まれません。髪を切ったり、メイクをしたり、シェイビングをしたり、おしゃれをして、社交の場に足を運びましょう。自分を着飾ることは、自分を好きになるための第一歩。自信をつけることで、自然にモテオーラが出始めるのです。■7.知性を身につけよう「イイ男というのは、知的で自信に満ち溢れる女性を好みます。日頃から新聞を読んだり、ネットやテレビで情報収集をしておくことが大切」なのだそうです。見た目の華やかさで男性を引き寄せたら、次に問われるのが「知性」。会話をしているだけで楽しいと思わせたら、ふたりの距離は急速に縮まるはず。■8.決断を急ぐのをやめよう将来のパートナーは、たくさん時間をとってじっくりと選んでみましょう。複数の選択肢を用意して、比較することで、「こんなはずじゃなかったのに」と後悔するリスクを軽減できる」そうです。結婚後、何十年もひとりの男性と連れ添うことを考えれば、独身の間ぐらいは、彼氏だけにべったりとせずに、自由にいろんな恋を楽しんでみるのもアリなのかもしれませんね。■9.いつも笑顔でいよう「笑顔はあなたの人生をハッピーにするだけでなく、理想の男性に出会うチャンスを増やします。」メラビアンの法則でも「見た目や表情の重要性」が強調されているように、どんな出会いにも「笑顔」は外せない要素なのです。眉と口角をあげ、優しく穏やかな表情で毎日を過ごしましょう。■おわりに恋はキレイをつくるために外せないアイテム。すてきな出会いにむけて、今日からすこし心持ちを変えてみるといいかもしれませんね。今年もたくさん恋ができますように!参考リンク:(magforwomen)
2013年05月18日大人気少女漫画「花より男子」。この花男に、恐ろしく嫌な女が登場するのはご存じでしょうか。彼女の名前は「中島海」。漫画全37巻中、2巻しか登場しないにも関わらず、その存在感は美作以上・・・西門をして「天然という名の悪意」と言わしめる超面倒な女なのです。現実世界にいたら・・・と思うと恐ろしすぎるこんな女の子の見分け方をお教えします。■1.誰からも好かれる「いい子ちゃん」いつも笑顔で、周りを明るくする「太陽のような」海ちゃん。入院していた病院でも人気者で、周りにはいつもたくさんの人が。つくしの弟の進も初対面でデレデレに。一見、常に人のために行動する天使のような女の子に思えますが、ホントは違います。いい人ぶって人のモノを奪い取る「悪女」です。■2.「〇〇ちゃんのために」が口癖可哀想な人が好き。不幸な人を助ける自分に酔うのが海ちゃん。失恋した時や怪我した時。キラキラしながら近づいて来たら海ちゃん女子の可能性有り。そんな女子をやさしく受け入れていると、恋人を取られちゃいますよ。とにかくこういう女には、自分の大切な人を近づけないのが正解です。■3.自分の立場をわきまえないつくしの彼氏である道明寺を毎日お見舞いに行く海ちゃん。西門・美作に注意されても「ひとりでいる道明寺くんを放っておけないの。」と悪びれず。自分の立場をわきまえず、困っている人を助けたい(そしていい人と思われたい)という気持ちだけで突き進む。イノシシの様な女ですね!■4.責任転嫁が得意人からの注意や助言を素直に受け止められない海ちゃん。自分のことを「無邪気なつもりで無神経」と怒る桜子に対しては「可哀想な人」。嘘を見抜き、自分を拒絶じた道明寺に対しては「普通のことが通じない人」。と、都合よく解釈。悪いのはいつも相手。自分の過ちを認めることができません。■5.想像力が乏しい自分自身が傷ついた経験が乏しいためか、人の痛みを理解することができない海ちゃん。「自分の彼氏に、他の女の子が親しく近づいて来たらどう思うだろう?」人の気持ちを想像し、自分だったらどう感じるか。想像することができないません。私利私欲のために演じている部分もあるかもしれませんが、人の痛みに共感する力が、極端に弱いと言えるでしょう。■6.悪気はまったくないとはいえ、海ちゃんにはつくしを傷つける気なんて全くない。「よかれと思って」「道明寺くんを喜ばせるために」そんな言葉を吐きながら、悪気なく人を傷つける。まさに「天然と言う名の悪意」です。いい子ぶって友達の彼氏に近づき、悩み相談にのっているうちに「好きになっちゃった・・」なんて、ありがちですよね。いやいや、考えただけで身震いがしてしまいます。■7.自分のエゴのために人を動かす「つくしちゃんが来ると道明寺くん、イライラするみたいだし・・・」道明寺の体調を気遣い、つくしにお見舞いにこないでほしいと言う海ちゃん。道明寺を独占したいという自分のエゴを満たすためなら、つくし(彼女)を動かすこともいとわない。このシーンにはらわたが煮えくり返った女子も多いはず。うーん、これで「悪気がない」と言われても信用ならぬ・・ですね。■さいごに「あっぱれ!」と叫びたくなってしまうほどの嫌な女っぷりの海ちゃん。早い段階で海ちゃん系女子であるかを見抜き、それ以上深い仲にならないことが重要。また、くれぐれも彼氏を紹介しないようにしましょう。(小嶋もも/ハウコレ)
2013年04月18日宝塚歌劇団花組の東京公演『オーシャンズ11』が3月29日に東京宝塚劇場で開幕する。同日、公開舞台稽古が行われ、花組トップスター蘭寿とむ、娘役トップスター蘭乃はなが会見を行った。宝塚歌劇団花組『オーシャンズ11』チケット情報『オーシャンズ11』は2001年にアメリカ、2002年に日本で公開された映画。宝塚歌劇団では2011年に星組が世界初のミュージカル化をし、その好評を経ての今回の花組での上演だ。物語は天才詐欺師ダニー・オーシャンが10人の仲間たちとともに、妻・テスの恋人であるホテル王ベネディクトの経営するカジノの金庫破りに挑むというアクションドラマ。映画ではジョージ・クルーニーが演じたダニーに蘭寿、ブラッド・ピットが演じたラスティ・ライアンに専科から特別出演する北翔海莉が扮するのをはじめ、花組のスターたちがハリウッドスターに劣らぬ個性を炸裂させていて、楽しい仕上がりになっている。宝塚らしくショーシーンもふんだんに盛り込まれて、見どころも満載だ。会見では蘭寿が「桜が満開の良い時期に初日を迎えられて嬉しく思っています。自分自身の役作りとしては、映画のジョージ・クルーニーがものすごく格好良かったので、自分も大人で頭がきれ、でもテスには弱いというあたりを出せたら。全体としてもイリュージョンが変わっていたり、客席降りがあったりとエンターテインメント性が(初演より)もっと高くなっています。花組ならではの『オーシャンズ11』を皆さんに楽しんでいただければ」と見どころをアピール。また、この日は宝塚音楽学校で101期生合格発表があったということで、「私は合格発表の日、一番前で陣取って発表を待っていたんです。(合格者の番号が書かれた紙が)張り出された瞬間、隣にいた紺野まひるちゃんと手を取りあって大騒ぎして喜んだらそれがニュースに流れまして、学校に内緒で受験していたので、びっくりした担任の先生から『今あなたテレビに映ってるけど、どういうことかしら?』と電話がきました(笑)」というエピソードを披露、そして「宝塚は来年100周年を迎えます。彼女たちが次の宝塚を担っていく人たちだと思うので、“宝塚の舞台が大好き”という気持ちを一番大切に持って、頑張っていただきたい」と101期生にエールを贈っていた。公演は5月5日(日)まで同劇場にて。チケットは発売中。
2013年03月29日「セカンドバージン」などで注目を集めたNHK“ドラマ10”の枠で、この春新たに放送スタートとなる新ドラマ「第二楽章」の制作が決定し、このほどNHK連ドラ初主演となる羽田美智子を始め、板谷由夏、谷原章介、田中圭ら豪華キャストが明らかとなった。かつては共に夢を追い、そして競い合い、そして親友であった2人のバイオリニスト。やがて、奈津美は妊娠により第一線を退き、片や茉莉は花形ポジションを勝ち取り、現在もオーケストラのコンサートマスターとして活躍していた。音信不通になっていた2人だったが、17年の歳月を経て再会。そして気づいてしまう…。茉莉は思う、「彼女の夫となった人」をどんなに深く思っていたか…。そして、「彼女の成功と栄光」がどんなに羨ましかったのかと奈津美は思い知る…。若さだけでは乗り切れない、人生の“第二楽章”を描き出すこの愛のドラマ。主演の羽田さんは、コンサートマスターとして活躍するも、かつての思い人を親友に奪われてしまった茉莉。そして、妊娠して戦線離脱し母になることを選びながらも、脚光を浴びる親友を羨ましく思う奈津美を板谷さんが演じる。そして、その2人の間で揺れ動く男・遠藤一登を谷原さんが演じる。そのほかにも、役名は明らかにされていないが、田中圭や大後寿々花ら個性豊かな実力派がキャスト陣に名を連ねている。本作の抜擢に、羽田さんと板谷さんからはこんなコメントが。「自分の人生に満足してるはずの大人の女性が、手に入れられなかった他人の人生に嫉妬する。友情、愛情…。成長期ではない成熟期のリアルな女心を演じていきたいと思ってます」(羽田さん)、「数か月、奈津美として生きること、これからいろんな意味で冒険が始まりますが、見ていただいた方が自分の人生を少しだけでも優しく考えるきっかけになればいいなぁと思います」。2人の女性が紆余曲折を経て、優しい第二楽章を歩み出す本作は、クランクインは2月22日(金)より都内および近郊ロケより開始する予定だ。NHKドラマ10「第二楽章」は、4月16日(火)~6月11日(火)にて午後10:00より全9話の放送を予定。(text:cinemacafe.net)
2013年02月21日2011年に宝塚星組で上演され、好評を得た『オーシャンズ11』が花組で再演。2月8日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。宝塚歌劇花組『オーシャンズ11』のチケット情報原作は、天才詐欺師ダニー・オーシャンと10人の仲間たちが、ラスヴェガス最大のカジノの金庫破りに挑む犯罪アクション映画。主演のジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツら豪華スターの共演でも知られるヒット作だ。服役中のダニー・オーシャンは、仮釈放になると同時に、ラスヴェガスへと向かう。愛する妻テスをホテル王ベネディクトから取り戻す、壮大な計画を実行するために……。第1幕はトップスター蘭寿(らんじゅ)とむ演じるダニーと、北翔海莉(ほくしょう・かいり)演じるラスティーによる仲間探しや、ベネディクトの企みを中心に展開。第2幕はカジノに潜入し、金庫破りの計画を実行する、コミカルかつ緊張感のあるシーンが続く。初演同様、イリュージョンも取り入れた、華やかでスリルあふれるステージは、観客をグイグイと引き込む要素が満載。蘭寿を中心とする、黒スーツをまとった男役のクールなダンスにうっとりし、11人のメンバーがズラリと並んで颯爽と去っていく後ろ姿には男の色気を感じ……。そんな男役の魅力をたっぷりと堪能しつつ、望海風斗(のぞみ・ふうと)演じるベネディクトの鼻を明かすチームプレイに爽快感を覚える。蘭寿は、持ち味である柔らかく落ち着いた雰囲気を漂わせながら、クールでアダルトに“チョイ悪”なダニーを演じる。透明感が魅力の娘役トップスター蘭乃はなは、歌手でダニーに離婚を要求している妻テス役。ベネディクトとダニーの間で揺れ動く気持ち、知性のある女性を繊細に表現している。さらに、ダニーの親友ラスティー役の北翔は、芸達者ぶりをいかんなく発揮。ときには爆笑が起こるほどの演技で楽しませてくれる。蘭寿と北翔がふたり並べば、抜群のコンビネーション。安定感のあるふたりのもと、演技力の高い元詐欺師ソールを演じる悠真倫(ゆうま・りん)、ヨーヨーの達人イエンを演じる華形ひかるほか、個性あふれる“イレブン”たちがそれぞれの魅力をアピールしながら演じていく。また、ベネディクトを演じる望海も、冷徹な悪人を表情豊かに好演している。壮大にショーアップされたラスヴェガスの華やかさと、宝塚歌劇の煌びやかなステージがピタッとはまった『オーシャンズ11』。花組の豊かな男の色気と痛快なステージングに引き込まれるはずだ。兵庫公演は3月11日(月)まで上演中。また、3月29日(金) ~ 5月5日(日・祝)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは2月24日(日)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは一般発売に先駆けて、インターネット先行抽選(プレリザーブ)を2月18日(月)11時まで受付中。取材・文:黒石悦子
2013年02月13日花図鑑サイト「みんなの花図鑑」を運営する花の製作委員会は21日、「花に関するアンケート調査」結果を発表した。同調査は、12月3日~17日に実施。「みんなの花図鑑」アンケート画面にて、10代~80代の男女1,018サンプル(男性:405人、女性:613人)の回答を取得した。「クリスマスのプレゼントにもらいたい花」を聞いたところ、年代が高くなるにつれて、「シクラメン」の人気が高い結果となった。20代以下ではクリスマスにシクラメンをもらいたいと答えたのが9%だったのに対し、60代以上の人は42%の人がクリスマスにシクラメンをもらいたいと回答。また、若い世代になるにつれてクリスマスローズの人気が高くなる結果となった。「プレゼントされて一番うれしかった花」では、「バラ」が1位に。約4人に1人が一番うれしかったと回答した。以下、「ラン」「コチョウラン」と続く。「パートナーとの仲がとても良い」と答えた人ほど「花が好き」な人が多い結果に。パートナーとの仲が「とても良い」人のうち、花がとても好きな人の割合は69%だったのに対し、パートナーとの仲が「あまり良くない」「非常に良くない」と回答した人のうち、花がとても好きな人は43%だった。また、「パートナーとの仲がとても良い」「そこそこ良い」と答えた人のうち、22%~26%は年に2~3回以上花をパートナーに贈っている。「仲があまり良くない」「非常に良くない」と答えた人で花を年2~3回以上贈っている人は、8%~17%。また、「仲が悪い」と回答した人ほど、花を贈った経験がないことが明らかとなった。調査では、パートナーとの仲が良い人ほど、パートナーに花を贈る頻度が高いと分析している。その他、調査結果の詳細は「花に関するアンケート」結果レポートで参照できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日花の製作委員会は19日より、花図鑑サイト「みんなの花図鑑」において、新たに“花カレンダー”の提供を開始した。同サイトは3,000種以上の花が掲載された国内最大級の花図鑑サイト。新たに加わった“花カレンダー”は、毎月毎日の花の情報が一目でわかるコンテンツとなっている。カレンダーの中には、各テーマに沿った花の画像や花言葉などが表示され、季節の花の旬な情報をすぐに知ることができる。「誕生花カレンダー」では、毎日の誕生日の花(誕生花)がカレンダー上でチェックでき、自分や家族、友達などの誕生花や花言葉を知ることができる。また、花の画像をクリックすることで、その花の詳細な図鑑情報が表示される。「みんなの投稿カレンダー」は、その日に投稿された花の写真のうち、一番人気のあった投稿写真がカレンダー上に表示される。その日に撮影された花もリアルタイムに一覧表示され、当日どんな花が咲いていたのかを知ることができる。「旬の花カレンダー」では、その月に咲いている花をランダムに表示。今月咲いている旬の花をすぐに確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日3つの花々のエキスで身体の内側から健やかにナガセビューティケァ(長瀬産業の100%子会社)は、“くちなしエキス”、“桜の花エキス”、“紅花エキス”の3つの花々のエキスで、身体の内側から健やかな状態に保ち、輝く美しさをサポートする美容食品、「ナガセトリアンヌ」を、2013年2月より新発売する。*画像はニュースリリースより美パワーを閉じ込めた“紅”と“桜”のピンクの粒が「美活」をサポート「ナガセトリアンヌ」は、つややかな透明感のための“くちなしエキス”、糖化に着目した“桜の花エキス”と、毎日のスムーズな流れをサポートする“紅花エキス”のトリプルアプローチが、女性の美しさを内側から元気づけ、ふっくら、つややかな美しさをサポートする美容食品。美パワーを閉じ込めた“紅”(くちなしエキス、紅花エキス、大豆エキス、ローズマリーエキスなど)と“桜”(桜の花エキス、N-アセチルグルコサミン、セラミドなど)の2種のピンクの粒が身体の内から「美活」をサポートするという。元の記事を読む
2012年12月13日だんなの収入に頼らないたくましい女性像が垣間見える以前であれば、会社に入社してから数年後に寿退社、という流れもありました。しかし近年では育児後に復帰する女性も増えており、多くの女性が生涯現役というわけです。仕事を続けるにあたり、社会人1年目にしておけばよかったと後悔していることもあるのでは?573名のマイナビ会員の女性にうかがいました。>>男性編も見るQ.社会人1年目にしておけばよかった、と後悔していることを教えてください(複数回答)1位仕事関連の勉強18.9%2位預貯金16.8%3位語学の勉強16.6%3位資格取得16.6%5位社内の人との交流16.2%■仕事関連の勉強・「年数がたつと、なかなか聞けないから」(31歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「エクセルをもっと勉強しておけばよかった」(25歳/情報・IT/技術職)・「中堅になってくると役に立つ」(30歳/医療・福祉/事務系専門職)■預貯金・「しっかり貯金しておいて、結婚資金や旅行の資金にためておけばよかったと思う」(25歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)・「もっとはやくから定期預金を組んでおけばよかったと後悔しています」(23歳/警備・メンテナンス/事務系専門職)・「当時は実家暮らしだったので、もうちょっとできたかなと思う」(27歳/生保・損保/営業職)■語学の勉強・「あの時もっとしっかりと語学をマスターしておいたら人生が変わったかも」(28歳/その他)・「今、あせっているから」(35歳/情報・IT/事務系専門職)・「まだ脳がやわらかいうちに、英語の知識を蓄えておけばよかった」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■資格取得・「資格があれば強いので」(29歳/金融・証券/営業職)・「仕事を任されて忙しくなってしまうと、資格取得のための勉強時間がなかなか作れないから」(25歳/情報・IT/技術職)・「やっぱり必要な場面が出てきます」(23歳/小売店/販売職・サービス系)■社内の人との交流・「もっといろんな職場の人と交流をすればよかった」(29歳/金融・証券/事務系専門職)・「入社1年目はいろんな所から声がかかるけど、入社後しばらくたつと全然声をかけてもらえないので」(30歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「いずれ仕事でも役立つから」(32歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)■番外編:恋愛も旅行もたくさんしたかった!・合コン「若いうちにいろんな人と出会っていたら、視野も広がって人生が変わっていたかもしれない」(28歳/金融・証券/営業職)・結婚「若いうちにしておくべき」(30歳/運輸・倉庫/営業職)・旅行「休みがとりやすいときにいろんな場所に行きたかった」(29歳/自動車関連/営業職)総評1位は「仕事関連の勉強」でした。具体的に「エクセルを勉強しておけばよかった」なんてコメントも。ある程度のポジションになると人に聞きづらくなる一方で、基礎的な勉強が意外に役立つとの意見は参考になります。何事も、基本が大事ということでしょうか。2位は「預貯金」でした。最近は「2馬力」なんて言葉も聞かれます。男性に頼らずに、自らしっかりと将来の金銭的な設計を考える女性が増えたということなのでしょうね。3位は「語学の勉強」でした。今、必死に勉強しているという人からは、若いころの柔軟な頭だったら、今よりも効率良く覚えられたはず、なんて意見も。語学を勉強しようかどうしようか迷っている若手には、貴重なアドバイスですね。ランキング外には、プライベートに関するコメントが多く見られました。どうやら若いときは仕事もプライベートも時間に余裕があった、と考えている人が多いようです。もしかしたら、若くて体力が有り余っていたからそのように感じたのかもしれませんが……。(文・OFFICE-SANGA杉山忠義)調査時期:2012年9月19日~2012年9月23日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性573名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】社会人になってもっとも上達したテクニックランキング【女性編】入社して最初に注意されたことランキング【女性編】新人のころにしてしまった苦い失敗ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月27日今現在、恋人がいて幸せだという人も、恋人募集中! という人も、同じ独身女性の恋愛観や結婚観は気になるものだ。今回はマイナビニュース会員のうち独身女性300名に、現在恋人がいるかどうか、また何歳までに結婚したいか聞いてみた。Q.恋人はいますか?はい 46.0%いいえ 53.3%Q.結婚したいですか?はい 69.3%いいえ 26.7%Q.何歳までに結婚したいですか? その理由も教えてください。■20代のうちに結婚したい・「28歳: 29歳だと焦ってると思われそう」(24歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「28歳: 子どもの成長のことを考えると、できれば早く結婚したいと思う」(24歳女性/学校・教育関連/専門職)・「29歳: 20代と30代では着られるウエディングドレスに差があることを友人の結婚式で悟ったが、やっぱりかわいいのが着たい」(25歳女性/小売店/販売職・サービス系)■30代のうちに結婚したい・「30歳: 30過ぎたら独身の楽しさを覚えて結婚願望がなくなりそう」(23歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)・「31歳: 社会的に、結婚しなきゃ負け犬という風潮があるから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「35歳: 貯金もある程度たまって、寿退社できる頃だから」(27歳女性/食品・飲料/事務系専門職)■40代のうちに結婚したい・「40歳: 特に焦ってないから」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「40歳: 親を安心させるため」(31歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「40歳: ときに1人だと寂しくなる時もある」(37歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)■総評「恋人がいる」と答えた人は46.0%で、半数以上の53.3%に現在恋人がいないことが分かった。「結婚したいですか?」という質問に対し「はい」という回答は69.3%で、幸せのかたちは人それぞれとはいえ女性の26.7%が「結婚したくない」と思っていることには驚きだ。「何歳までに結婚したいですか?」という質問では「30~35歳」という回答が最も多く、男性編の回答とほぼ同じ結果となった。理由はさまざまだが、30代までは自分のやりたいことがしたいという人や、結婚によって社会的な地位を確立したい、親を安心させたいという意見などが寄せられた。なかには「負け犬」と呼ばれることを恐れ、外部の圧力から結婚を焦る人もいた。仕事に一区切りつけ、出産や育児のことを具体的に考えだすのもこの年代のようだ。2番目に多かったのは「20代」で、理由は「早く子どもが欲しい」というものが圧倒的だった。最近は20代の”ママタレ”や”ギャルママ”などが注目を集めているが、そうしたことの影響もあってか若いうちに子どもを望む声が多かった。また20代女性の中には、自分の母親が結婚した歳を基準にしている人もいるようだ。「40代」と答えた人は少なかったが「すぐにでも結婚したい」という人もいれば「焦ってはいない」という人もいた。近年では女性の晩婚化が進み、高齢出産も珍しくないものとなったが、今回のアンケートからも女性の結婚を希望する年齢が昔と比べ上がってきていることが分かった。「結婚適齢期」や「出産リミット」などいろいろ言う人もいるが、結婚にベストなタイミングや年齢は人それぞれ。焦らずすてきなパートナーを見つけ、自分らしい人生を送りたいものだ。調査時期: 2012年9月19日~2012年9月20日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日体調不良による降板から結婚へ体調不良から番組を降板、休養していた丸岡いずみキャスターが、映画コメンテーターとして活躍する有村昆氏と結婚していたことが23日分かった。丸岡キャスターは、北海道文化放送のアナウンサーからフリーアナウンサーなどを経て、日本テレビ報道局に中途入社、その後記者兼キャスターとして活躍し、「情報ライブミヤネ屋」で宮根誠司キャスターとの独特の掛け合いから大人気の存在に。さらに当時38歳でありながら、年を感じさせない美しさをみせていたことから、その美貌が評判となり“奇跡の38歳”などとも呼ばれていた。人気キャスターとして活躍し、2010年4月にスタートした、同局の夕方ニュース番組である「news every.」のレギュラーにも抜擢され、さらに注目を集めていたが、そんななか2011年8月30日の放送から、体調不良で休養に。同年9月末で正式に降板となっていた。新たな一歩をスタート突然の休養、交番であったこともあり、多くのファンから心配の声や復帰を望む声が上がっていたが、丸岡キャスターはそれ以降、表舞台に姿をみせることはなく、実家のある徳島で静養していると伝えられていた。有村氏とは今年4月に交際を開始し、8月28日に婚姻届を提出、ゴールインとなっていたそうだ。静養中も彼女の心の支えとなっていたようで、彼が2週間に1回に近い、頻繁なペースで徳島へと通うかたちで、遠距離恋愛の日々を重ねていたという。この幸せをつかむことができたためか、丸岡キャスターは現在、体調も回復し、都内で新婚生活を送っているという。9月30日付で日本テレビを寿退社するとも伝えられており、1人の女性として幸せな、新たな一歩を歩み出しているようだ。元の記事を読む
2012年09月24日花の製作委員会は5日、3,000種以上の花が掲載された花図鑑サイト「みんなの花図鑑」(PC版)をリニューアルした。同サイト内の「花の名前を教えあう」では、花の名前を知りたいユーザー等からの投稿写真を一覧でタイムライン表示。名前を教えあうなどのコミュニケーションをとりやすくしたという。「メール投稿」では、スマートフォンや携帯電話で撮影した写真をメールに添付し、特定の宛先に送信するだけで、花の写真を投稿できるようにした。アプリをダウンロードする必要はないとのこと。散歩中や旅先で見かけた花の名前を知りたいときなどは、メールの件名を空欄にして送信すると、サイト上に「花の名前募集中」と表示される。「開花情報を見る」では、お気に入りの植物園や公園を登録すると、その場所の開花状況がメールで送られてくる。登録地点は3カ所まで。今後は紅葉情報の配信も行うという。今回は「みんなの花図鑑」(PC版)のみのリニューアルだが、追ってスマートフォン専用サイトも更新を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日大和ハウス工業のグループ会社である大和リゾートは、9月3日、オリジナル商品「ダイワロイヤルホテルズ寿(ことほ)ぐおせち」の販売を開始する。価格は15,000円から100万円まで全15種類。12月5日まで予約を受付し、10月31日までは早期割引キャンペーンを実施する。今年は例年よりもバリエーションを増やし、全15種類のおせち料理を用意。目玉商品は、伝統工芸士・水口進氏が作る造幣局品位刻印付きの純金の器がついた、100万円のおせち「寿慶裕(じゅけいゆう)」(限定8個)だ。料理は、フレンチの巨匠である石鍋裕氏と長門慶次氏が手がける、世界三大珍味(フォアグラ、キャビア、トリュフ)、三重県産伊勢エビ、ブルターニュ産オマールエビ、北海道産鮭児、フランス産シャラン鴨など、世界の高級食材を盛り込んだ内容になっているという。また、ハローキティとコラボレーションした「ハローキティおせち」(18,000円)、中国料理レストラン「Wakiya」のオーナーシェフ・脇屋友詞氏が総指揮をとった「厳選フカヒレ麺セット入り中華おせち」(100,000円)といったおせちのほか、ダイワロイヤルホテルズの料理長監修による伝統的な和風おせち「華路」(25,000円)、少人数向けの「花草子」(15,000円)などがある。なお、おせち料理は、専門ホームページからも予約が可能。おせち料理とセットで注文できる、鍋物等のセットメニュー「おせちプラスワン」も18種類用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日「ぴあ」調査による8月10日、11日公開の映画・満足度ランキングは、老年医療の専門家である和田秀樹が監督を務めた『「わたし」の人生〈みち〉 我が命のタンゴ』がトップに輝いた。2位に神木隆之介主演の青春群像劇『桐島、部活やめるってよ』が、3位アイドルグループ“スマイレージ”のメンバーが出演した井口昇監督による『怪談新耳袋 異形』が入った。その他の写真1位の『「わたし」の人生…』は、実際のエピソードを基に、介護の問題とそのあり方、希望を描いた作品。出口調査では「看護師として介護施設で働いているので、現実と比べ合わせて考えさせられた」「介護の深刻な問題をタンゴと一緒に描くことで奥行きが生まれ、良い映画になっていた」「わかりやすくゆったりとした気持ちで観られるが、考えさせられる作品でもあった」など、40代以上の観客から高い支持を集めた。2位の『桐島…』は、朝井リョウの同名小説を吉田大八監督が映画化。神木のほか、橋本愛、大後寿々花ら若手俳優が出演している。アンケート調査では「高校生の世界がリアルに描かれていて、原作と比べてすごくおもしろい」「ストーリー構成と観終わった後の感じがいい。思春期特有の感覚を上手く表現していた」「高校生の自分が体験しているリアルが映画の中にもあった」「学生時代の懐かしさや、複雑な人間関係を思い出せてくれる作品だった」など、特に10代、20代から好評だった。(本ランキングは、2012年8月10日(金)、11日(土)に公開された新作映画5本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年08月13日第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのベストセラー小説を映画化した『桐島、部活やめるってよ』が8月11日(土)、全国で封切られた。東京・新宿バルト9で本編上映後に初日舞台挨拶が行われ、主演の神木隆之介を始め、共演する橋本愛、大後寿々花、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優、落合モトキ、浅香航大、前田朋哉、鈴木伸之、太賀、そして吉田大八監督という総勢13人の“チーム桐島”が登壇。観客がスタンディングオベーションで出迎えると、早速橋本さんは号泣!「感動しております。人生の中で思い出に残る1日です」(神木さん)、「こんな光景見たのは人生初です。ちょっと戸惑ってしまいましたが、最高に幸せ」(橋本さん)。しかし、この後さらに登壇者を感動させる出来事が…。朝井リョウのベストセラー小説を、吉田監督(『クヒオ大佐』、『パーマネント野ばら』)が映画化。田舎町の高校を舞台に、バレー部のキャプテン・桐島が突然退部するという“事件”に、生徒たちが翻ろうされる数日間を桐島不在のまま、映画部部員の映画オタク・涼也(神木さん)、物静かなバトミントン部部員のかすみ(橋本さん)ら複数の視点で切り取っていく。キャスト陣が思い思いに、公開初日を迎えた思いを語り終えると、今度は「インフルエンザになってしまい欠席した」という本作の佐藤貴博プロデューサーから、一人一人に向けた手紙が朗読され「佐藤さんはこの作品を人一倍愛してくれている。(手紙から)愛情を感じました」(神木さん)。橋本さんの目からは、再び涙がこぼれ落ち「何なんですか、これ…」とぼう然とした表情だった。すると今度は劇場内の照明が落ち、真っ暗な状態に…。神木さんらがパニックになり、再び照明が灯ると、なんと“ゾンビ”の大群が姿を現した。実は劇中、涼也が所属する映画部はゾンビ映画を撮影しているという設定で、映画のクライマックスにはゾンビたちが重要な役割を果たしている。その大団円を舞台上で再現した演出に、登壇者は目を白黒。しかもゾンビ軍団の中には、インフルエンザで欠席していたはずの佐藤プロデューサーの姿もあり、神木さんらを驚き&困惑&爆笑させた。そんな感動サプライズの嵐に、神木さんは「今日はビックリすることばかりですね。こんな楽しく感動した舞台挨拶は初めて。みなさんと楽しい時間を共有できたのも幸せです」と感激しきり。一方、吉田監督は「どうなんですかね…、これ。いやあ参りました」と苦笑しながらも、初日の喜びを噛みしめていた。『桐島、部活やめるってよ』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年08月13日芸能界における幼なじみ。こちらのそんな指摘に神木隆之介はチラリと隣りの大後寿々花を見やり「そうなんです。珍しいでしょ?」とニッコリと笑う。共に1993年生まれで役者としてのデビューの時期もわずか1年違い。ドラマ「あいくるしい」や映画『遠くの空に消えた』など、これまでもたびたび共演してきた2人がまもなく公開される『桐島、部活やめるってよ』で高校のクラスメイトという間柄を演じている。この春、高校を卒業した2人だが、撮影が行われたのは在学時。彼らの生の息吹が映画に焼きつけられていると言える。高校生活ならではの葛藤、気持ちの変化原作は朝井リョウが大学在学中に著した同名処女小説。バレー部のキャプテンで人気者の桐島がバレー部を退部したといううわさが校内を駆け巡る。彼の周囲の人間がこのうわさに翻弄されていく過程で若者たちの心の内が鮮やかに浮かび上がっていく。「脚本を読んで、高校生活独特の複雑な気持ちや葛藤、心の些細な動きが文面からだけでもひしひしと伝わってきた」と神木さん。大後さんも「本当に何気ない高校生活を描いているんですが、学生にとっては本当に共感できる物語だなと思いました」と頷く。多くの若い俳優陣が出演しているが、吉田大八監督の下で撮影の1か月ほど前からワークショップを実施。劇中のクラス内のグループや所属する部活ごとに分かれて行動し、さらに監督からは自分の役柄の生い立ちや性格といった“裏設定”をレポートとして提出するように指示されたという。原作小説をヒントに自分の役を作り上げていく者もいれば、神木さんのように「全くゼロから前田涼也という役の歩んできた道をオリジナルから考えて作った」という者もいた。「前田はヘタレで臆病者なのですが、実はすごく我慢強くて熱いものを内に秘めていて意志も人一倍強い子だと思います。それは脚本を読んだときやレポートを書いたとき、それから演じているときも強く感じていました」。大後さんが演じた沢島亜矢は吹奏楽部の部長。決して目立つ存在ではないが、前田同様に芯の強さを持った女の子であり、自らに重なる部分もあったようだ。「女子がまとまって騒いでてもそれを遠目に見てるタイプです。でも、すごく純粋で好きな男の子の方を思わず見ちゃうところなんかはかわいいですよね。心の中で思っていることはたくさんあるけど、勇気がなくて言えないところは私と似てます(笑)。沢島が感情を高ぶらせるシーンは、まさに私自身と重ねて言葉にならない思いを感じながら演じました。それから吹奏楽のシーンは音楽の力にすごく助けられましたね」。2人の間で役作りは必要なかった?冒頭で2人の劇中での関係をクラスメイトと書いたが、前田と沢島は決して仲が良いわけではない。そんな2人がそれぞれの“事情”を抱えて少しずつ交差していく。幼い頃から互いを知り尽くしている神木さんと大後さんが、恋愛感情も友情もない何とも微妙な前田と沢島の関係性を作り上げているところがおもしろい。神木さんは「あのシーンについて、2人で事前に演技について話をすることは全くなかったんですよ。ね?」とイタズラっぽい笑みを浮かべる。「噛み合わない前田と沢島だけど、どこかで互いに分かり合える部分を持っていると思うんです。だからこそ前田の沢島に対する最後の言葉が出てきたんだろうな、と。大後さんとは何度も共演して、互いにお芝居の仕方だけでなくひとりの人間としての中身もよく知っている。それがあったからこそ、あのどこかで繋がっている2人の関係性をきちんと表現することができたんじゃないかなと思うんです。逆に、例えば橋本(愛)さんのことは僕はほとんど知らなくて、一緒のシーンがある最終日まで『おはよう』しか会話を交わしたことがなかった。実際にぎこちなくて、映画の中の前田とかすみ(橋本)の関係そのままなんです(苦笑)。芝居をしていても互いに距離感が掴めずにズレをすごく感じる。撮影後にようやく喋れるようになったのですが、そういう意味でこの映画はキャスト同士の距離感が絶妙だったと思います」。安心感がある。心地よい幼なじみの関係幼なじみにして、同じ俳優としての道を歩んできた同志でもある2人。この機会に改めて互いの性格や魅力についてマジメに語ってもらおう。神木さん、ずばり大後さんはどんな人?「すごく頭がいいです。とにかく回転が速い!周りに気を遣えるし、しっかりしています、近寄りがたいくらいに(笑)。それが、芝居となるとフワーっと優しく包み込んでくれるんです。僕のイメージでは、黄緑色の薄いカーテンに包まれるような心地いい感じ(笑)。あの感じはいつも共演しながら『すごいな』と思って尊敬してます」。そんな神木さんの言葉に大後さんは頬を赤らめながら、神木さんが共演者にもたらす「安心感」を語ってくれた。「神木さんとは本当に小っちゃい頃から一緒なので、私もリラックスして気負いなく現場にいられます。どんな芝居をしても受け止めてくれる安心感があるんです。普段の神木さんは…すごく優しいですよ(笑)。本当にそのひと言に尽きます。お芝居のことでもそれ以外のことでも、私が考え込んでいるときにその空気を察してフッと温かいひと言をかけてくれる。それがすごく嬉しくて、悩んでたことも『そんなに悩まなくていいんだな』って思えたり。ひと言で私を変えてしまうくらいすごく影響を与えてくれます」。これからも幾度となく共演することになるであろう2人だが、この作品に閉じ込められている感情は間違いなくあのとき、あの場所でしか表現することができなかったものである。懐かしさを感じるもよし、胸の痛みにのた打ち回るもよし、モヤモヤとした何とも言葉にできない、だが限りなく美しい感情を2人の姿を通じて感じてほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年08月08日ある日突然、学校のスターである「桐島」というひとりの人物が部活を辞めるといううわさに振り回される周囲の高校生たちの人間模様を瑞々しく描いた、新たなる青春映画『桐島、部活やめるってよ』。主演の神木隆之介や橋本愛、大後寿々花を始め、600人を越えるオーディションを勝ち抜いた若き原石たちの活躍する本作で、映画デビュー作ながら一際存在感を放つ新進俳優、東出昌大の“男泣き”映像をシネマカフェが先行入手!数々の映画賞を受賞した『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』など、群像劇を得意とする吉田大八監督の真骨頂とも言うべき本作。姿を見せない「桐島」という人物を中心に、学校内でのグループの棲み分けや将来への葛藤、違和感、そして淡い恋心など、10代ならではの感情をまるで本物の学校を覗き見しているかのように、リアルかつ重層的に描き出している。監督独自の選択眼によって、600人以上が参加するワークショップ形式のオーディションで選ばれた若きキャストたちは、経歴もキャラクターもバラバラ。高知県で行われた1か月以上に及ぶ合宿生活で臨んだ撮影現場には、映画同様の“ガチ”の青春が渦巻いていたとか。シネマカフェに到着した東出さんのインタビュー映像は、昨年12月、まさにその撮影のオールアップを迎えた後で撮られたもの。吉田監督自らが最も時間と労力をかけて選び抜いた人物とあって、劇中でも一際スター性を感じさせる彼。モデルとしてパリコレクションなど海外でも活躍している、まさに原石であるが、初めての映画、それも倍率の最も高かった役どころということに対してプレッシャーもさぞかし大きかったのだろう。全ての撮影を終えて解放されたのか、堪えていた涙があふれるのも構わず、本作に賭けていた思いを口にする。こちらの映像のほかに、若きキャストたちの素顔や本音を垣間見れるメイキング映像をそのまま映し出した映像や、彼らがキャラクターとしてインタビューに答える“フェイクインタビュー”の映像で構成された5種類のスペシャルテレビスポットが、WOWOWのみで既に先行放送されている。映画『桐島、部活やめるってよ』公式サイトでも公開予定なので、ぜひほかの映像も合わせてチェック!『桐島、部活やめるってよ』は8月11日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年07月31日宝塚歌劇花組の新作は、パイロットであり、『星の王子さま』の作家としても知られるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの半生を題材にしたミュージカル『サン=テグジュペリ』。ショー『CONGA(コンガ)!!』との2本立てで、7月末より兵庫と東京で上演される。情熱的な妻・コンスエロとの愛、パイロット仲間たちとの絆を軸に、『星の王子さま』の世界を絡めて描かれるファンタジックな物語。公演を前に、トップスター・蘭寿とむに話を訊いた。宝塚歌劇花組宝塚大劇場公演『サン=テグジュペリ』-「星の王子さま」になった操縦士-/『CONGA!!』チケット情報世界的にも有名で、多くの人が触れてきたであろう『星の王子さま』。サン=テグジュペリを演じるにあたり、何度も読み返したという蘭寿は「子どもの頃はこんなに政治への思いが絡んでいたりとか、妻への思いを1輪のバラに例えていたりとか、まったくわかっていなかったですね。改めて読むと、一言に込められている思いの深さに驚きました」と語る。そして、パイロットとして空を飛び続けながら、そんな作品を生み出したサン=テグジュペリについては「とても純粋」と捉えている。「空を飛ぶことにかける情熱もそうですし、コンスエロへの思いも、激しいけれどすごく真っ直ぐで。妻を守りたいのに飛び立たなくてはいけない彼の苦しさを、愛情としてうまく表現していきたいと思います」。本作では『星の王子さま』の世界を絡めて見せるだけに、「夢を壊してはならない」というプレッシャーも感じていると蘭寿は言う。「子どもから大人まで、いろんなイメージれている作品だと思いますし、実際に物語の登場人物として演じるシーンもありますので、イメージを崩さないようにしたいですね。あのピュアな世界観をきっちりと出していきたいと思っています」。一方、ショー『CONGA(コンガ)!!』では“ダンスの花組”の魅力が生きる、エネルギッシュなステージが観られそうだ。「演出の藤井(大介)先生が、蘭寿とむと言えば“黒塗りラテン”だなって(笑)。曲もダンスもかっこよくて、プロローグから押せ押せで展開していきます」。蘭寿がトップスターに就任してから約1年。今では落ち着いて組を見渡せるようになった。「自分の出していきたい色を考えつつ、今持っているものを突き詰めていきたいと思います。そういう意味ではどちらの作品も新しい挑戦だと思いますので、花組のパワー全開でやっていきたいと思います」。公演は7月27日(金)から8月27日(月)まで兵庫・宝塚大劇場にて、9月14日(金)から10月14日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。チケットは兵庫公演は発売中、東京公演は8月12日(日)10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは8月1日(水)11時から6日(月)11時まで東京公演のインターネット先行抽選・プレリザーブを受け付ける。取材・文:黒石悦子
2012年07月20日フジテレビ先輩社員と結婚ファッション雑誌「ピチレモン」の専属モデルとして活躍した経験があり、女優・タレント活動なども行っていたことから、元アイドルからの転身として入社当初から話題になった女子アナの、平井理央アナウンサーが、所属するフジテレビのバラエティー番組ディレクターと結婚したことが明らかとなった。現在、スポーツニュース番組「すぽると!」などを担当し、活躍している平井アナ。元アイドルとして、女子アナのなかでも際立つアイドル的存在感を放ってきた彼女だけに、この職場結婚の報道はおおいに驚きをもって受け止められている。9月で寿退社過去には資生堂「マキアージュ」のフジテレビ限定CMにも出演するなど、その美しさ、明るさで、出演する番組に華を添えてきた平井アナ。美人美脚アナとしても人気で、かえってその超ミニ姿でのスポーツ選手へのインタビューなどが物議を醸してしまうことまであった。しかしそれだけフジテレビがセクシー衣装で登場させたくなるほどの容姿端麗、美人人気アナの結婚だけに、気になるのはその今後だが、フジテレビを通しての本人発表によると、「二人で心を合わせて温かい家庭を築いていけたら」と考えているそうで「一度立ち止まって考えてみようと退社を決意いたしました」とされている。入社から7年、来週から始まるロンドンオリンピックの中継キャスターと「すぽると!」を最後の仕事とし、9月をもって寿退社するそうだ。彼女の出演を楽しみにしていたファンには残念な知らせとなったが、今後ひとりの女性として新たな道を、輝かしく歩んでいってくれるだろう。まずは祝福をもって受け止めたい。元の記事を読む
2012年07月19日映画『桐島、部活やめるってよ』の完成披露試写会が6月25日(月)に都内劇場で開催され、神木隆之介、橋本愛、大後寿々花、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優、落合モトキ、浅香航大、前野朋哉、鈴木伸之、太賀、吉田大八監督の総勢13名が舞台挨拶に登壇。さらに特別ゲストとしてサッカー日本代表の槙野智章(浦和レッズ)と吉田麻也(VVVフェンロ)も来場し、大ヒット祈願のパフォーマンスを繰り広げた。現役早大生作家として第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウの同名小説を『腑抜けども、悲しみに愛を見せろ』、『クヒオ大佐』の吉田監督が映画化。バレー部のキャプテンで高校の人気者の桐島が突如、部活をやめたというウワサが校内を駆け巡り、恋人や友人、果ては関係のないはずの者たちまでがこのウワサに翻弄されていく。タイトルにちなんで、監督とキャスト一同は、8月11日(土)の映画公開日までの期間限定で「○○をやめる」という願掛けを発表!吉田監督は食事のときによく食べるというキムチを断つことを宣言した。神木さんは、夏到来を前に「冷房を断ってうちわを使います!」とエコな願掛け。モデルから俳優に転身し、本作で初めて演技に挑戦した東出さんは「苦手意識を持つことをやめます」と誓った。やはり一番多かったのは食べ物にちなんだ答え。「パンが子供の頃から大好きなんですが、パンの“やや食べ過ぎ”をやめます」(大後さん)、「しょっぱいものが好きなのでイカの塩辛を8月11日まで食べません」(松岡さん)、「ワサビが食べられないんですが、恥ずかしいので“サビ抜き”をやめます」(浅香さん)、「この夏はスイカなしでいきます」(鈴木さん)、「居酒屋でホッケの骨をしゃぶるのをやめます」(落合さん)など、好物や嗜好に合わせてそれぞれに“封印”を誓った。ほかには「メガネをやめてこれを機にコンタクトにします」(前野さん)、「大好きな深夜アニメをリアルタイムで見るのをやめて早く寝ます」(山本さん)、「起きたら夜という堕落した生活をやめます」(太賀さん)、「泣き虫で、撮影中もみんながクランクアップするたびに泣いてたんですが初日まで泣き虫やめます」(清水さん)とユニークな願掛けも。橋本さんは「橋本、やめることないってよ」と何もやめないことを宣言。その代わりに「映画のヒットのために死ぬほど宣伝がんばります!全国を飛び回ります」と誓い喝采を浴びていた。スペシャルゲストとして登場した槙野選手と吉田選手もそれぞれ映画のヒットと日本代表の躍進を祈って願掛け。吉田選手は「あごヒゲを伸ばすのをやめて爽やかになります」と宣言。一方の槙野選手は「試合前にロッカーでテンション上げすぎて、声が枯れて試合中に指示が出せなかったりするので(苦笑)、テンションを上げすぎないように…踊ったりするのをやめます」と誓った。ちなみに吉田選手は以前から山本さんの大ファンであることを公言しており、自身のブログでも何度も言及してきた。映画の中の山本さんについて「僕も高校のときにこういうコがいたらもっと青春が華やかだったと思いました」とその素晴らしさを熱弁。さらに槙野選手から「さっき控室で山本さんに『17歳の頃から応援してます!“こいつは来るぞ”と思ってました』って言ってました」と暴露され、照れ笑いを浮かべていた。また槙野選手と言えば、プレーもさることながら得点後のパフォーマンスでファンを楽しませてくれることでも有名。映画を観て「誇りを持ってそれぞれが立ち向かっていく姿に高校時代を思い出した」と語り、その思いをパフォーマンスとして形に。キャスト陣、そして観客までも巻き込んで、映画のヒットを願ってのパフォーマンスを伝授し、会場を大いに盛り上げた。『桐島、部活やめるってよ』は8月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年06月25日『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督が、小説すばる新人賞を受賞したベストセラー小説を映画化した『桐島、部活やめるってよ』の無料試写会が7月3日(火)に早稲田大学で実施されることが決定した。その他の写真『桐島、部活やめるってよ』は、成績優秀で彼女は校内一の人気者というバレー部のキャプテン桐島が、ある日突然、部活を辞めたことで、歪みはじめる人間関係を描いた青春映画。神木隆之介を主演に迎え、橋本愛、大後寿々花らが出演する。今回の試写会は、原作者の朝井リョウ、吉田監督、プロデューサーの枝見洋子氏が早稲田大学出身であることから実現。当日は上映後に、吉田監督と枝見氏、映像作家としても知られる安藤紘平教授が登壇し、Q&Aが行なわれる予定だ。参加希望者は事前受付不要で、当日、直接会場に来場すれば、定員 1100人まで無料で入場できる。学生だけでなく、一般の観客も参加できるため、当日は多くの観客が足を運ぶことが予想される。映画『桐島、部活やめるってよ』公開記念特別試写会&Q&A日時:7月3日(火)16:00開場/17:00開映※上映後Q&Aあり19:00~19:40会場:早稲田大学大隈大講堂(定員1100名)登壇者:吉田大八監督、枝見洋子プロデューサー、安藤紘平教授対象:学生・教職員・一般(事前受付不要/当日直接会場へ)『桐島、部活やめるってよ』8月11日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年06月08日宝塚花組公演『復活-恋が終わり、愛が残った-』と『カノン』が1月1日、兵庫・宝塚大劇場でスタート。新たな年の幕開けを華々しく飾った。宝塚歌劇花組公演『復活-恋が終わり、愛が残った-』のチケット情報第1部のミュージカル『復活-恋が終わり、愛が残った-』は、ロシアの作家・トルストイの『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』と並ぶ傑作と評価されており、1962年に春日野八千代、那智わたるによる『カチューシャ物語』として上演されたもの。舞台は19世紀末の帝政ロシア。社交界の花形で貴族の娘との婚約も決まっているネフリュードフ(蘭寿とむ)が、かつて愛した使用人カチューシャ(蘭乃はな)と再会するところから始まる、“本当の愛”をめぐる物語だ。切なくも互いに思い合う優しさに満ちた作品に仕上がっている。蘭寿演じるネフリュードフは“静”のイメージで、感情をグッと抑えて見守る大人の男。偶然にも陪審員と被告人の形で再会したカチューシャに、自分のすべてを捧げる決意を固める。そんな真っ直ぐな男を蘭寿は落ち着いた演技で魅せていく。相手役の蘭乃は、使用人として働いた当時の健気な姿と、深く傷ついて荒んでしまった現在の姿を、声色や態度を明確に変えて表現。その心の痛みが伝わるほどに演じ分けられ、演技の幅の広さが感じられる。思い合うからこそ離れるふたり。そのすれ違いが切なく、しかしこんな愛もあるのだと納得させられた。男役二番手の壮一帆が扮するのはネフリュードフの友人シェンボックで、蘭寿とは反対の“陽”を表現する役柄。しっとりと落ち着いた雰囲気の舞台で、軟派な役柄の壮がひとり明るい空気を作る。シェンボックが登場することによって微笑みがもれるような安心感のある存在で、重要なポジションを柔軟に演じている。第2部の『カノン』は、バラエティ豊かなシーンが次々と押し寄せるショー。蘭寿、蘭乃、壮の3人が登場する神秘的なプロローグから一転し、パッと華やかな総踊りへと移る演出にグッと引き込まれる。そこから、ドラマ仕立てのシーン、アダルトなタンゴやジャズ、スパニッシュ、見惚れてしまうほどのデュエットなど、ドラマチックなシーンがめくるめく展開に。スマートなダンスが得意な花組の魅力がたっぷり詰まっている。1年の幕開けにピッタリの優雅で華やかなステージをぜひ堪能して欲しい。兵庫公演は1月30日(月)まで上演。チケットは発売中。また、2月10日(金)から3月18日(日)まで、東京宝塚劇場でも上演される。東京公演のチケットは1月15日(日)より一般発売開始。チケットぴあでは1月11日(水)まで先行抽選販売(プレリザーブ)を受付中。取材・文:黒石悦子
2012年01月06日雲南マリアホスピタルと中国人寿保険が提携雲南省昆明市にある雲南マリアホスピタルは中国人寿保険昆明支社との戦略的協力関係を結び、女性が手術を安心して受けられる体制を整えた。手術後の感染症・合併症に患者負担無料で対応今回の提携により、マリアホスピタルで「一人っ子政策」のための避妊手術を受けた女性が90日以内に手術により感染症や合併症を起こした場合には、保険料をマリアホスピタルが負担し患者が無料で中国人寿保険の医療保険を受けることができるようになる。保険金は10000~125000元と各種用意しているそうだ。月1回女性のための講義を開催マリアホスピタルでは毎月1回、保険の知識や健康管理などについて保険の専門家と婦人科専門家による講義を行い、多くの女性が自分で自分を守れるようにと努めているそうだ。
2010年11月20日人気若手俳優の大東俊介が、携帯放送局BeeTV配信のドラマ「虹の向こうへ」で北乃きい、佐野和真らと共演。看護士を目指す男性役で主人公の“憧れのお兄さん”という役どころを演じることに。本作は、音信不通になった先輩と再会するため上京した主人公と彼女を取り巻く若者たちの出会いや別れ、葛藤などが綴られる青春群像劇。1話およそ10分、全15話で構成されている。主人公の七海を演じるのは北乃きい。音信不通になった高校の先輩・秋山と再会するために彼と同じ大学に入学し上京するが、久々に会った秋山は様変わりしていた。雨の中で打ちひしがれる七海に傘を差し伸べるのが、大東さん演じる達郎。実は、七海と達郎は子供の頃、同じ近所に暮らしていたことがあり、七海にとって達郎は、大好きな憧れのお兄さん。この偶然の再会を機に、七海は達郎やその妹の理菜に相談を持ちかけ、頼るようになる。やがて秋山が起こしたある“事件”、そして秋山の恋人・眞由子やその妹・葵の存在や事件のつながりが少しずつ明らかになっていく。大東さん扮する達郎は入院中の妹の治療費を稼ぐために仕事をしながら、看護士を目指して勉強を続けるポジティブな青年。かつて母親に捨てられた過去を持つが、劇中ではその失踪した母親から突然、手紙が届き、愛憎のはざまで揺れ動く達郎の複雑な心理描写も。映画『クローズZERO』シリーズやドラマ「タンブリング」(TBS)、NHKの連続テレビ小説「ウェルかめ」、さらには舞台でも活躍し、ここ数年で様々な役柄を演じてきた大東さんだが、本作でまた新たな表情を見せてくれそう。ほかに秋山役に細田よしひこ、七海と同じ大学1年生の耕太役に佐野和真、さらに小島藤子、水沢奈子ら期待の若手俳優陣がキャストに名を連ねており、北乃さんを含め、少し年下の共演陣との掛け合いも楽しみなところ。「虹の向こうへ」は11月1日(月)よりBeeTVにて配信開始(毎週月曜日更新)。「虹の向こうへ」公式サイト■関連作品:クローズZERO II 2009年4月11日より全国東宝系にて公開© 2009高橋ヒロシ/「クローズZERO?」製作委員会クローズZERO 2007年10月27日より全国東宝系にて公開© 2007高橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会女の子ものがたり 2009年8月29日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009西原理恵子・小学館/「女の子ものがたり」製作委員会■関連記事:高岡蒼甫インタビュー「恐い人だと思っていましたって言われること、あります(笑)」黒木メイサ インタビュー「人との関わりの中で作っていく楽しさがやっと分かってきた」三浦春馬&佐藤健がN.Y.の中心で鍋をつつく?5日間の旅を収めたDVD発売!西原理恵子、深津絵里を「さすが叩き上げ!」『女の子ものがたり』初日舞台挨拶『女の子ものがたり』高校生になった大後寿々花が演じる「子供から大人に変わる瞬間」
2010年10月27日俳優の松山ケンイチが19日、東京・丸の内ピカデリー1で主演映画『カムイ外伝』の初日舞台挨拶を行い、「僕にとって重要な、必要な作品になりました」と充実の笑顔を見せた。本作を通じて知り合ったヒロイン役の小雪との熱愛が今年4月から報じられ、それに関して直接的なコメントはしていないものの、「重要な作品になった」とこれまでの本作のイベントで繰り返し言い、この日も「僕にとって重要な、必要な作品になりました」と意味深に言葉に力を込めた。さらに司会者から原作者の漫画家、白土三平氏が「生身のカムイを見たよう」と松山さんを評したコメントが紹介されると、「一番のほめ言葉です。僕がケガをして撮影を半年間中断させてしまったので、この日を迎えられて本当に嬉しい」と照れくさそうな笑顔を浮かべ、公私の(?)充実ぶりをうかがわせた。松山さんとの間に、共演の伊藤英明を挟んで立つ形となった小雪さんは、初のアクション挑戦をふり返り「右も左もわからず、ただただスタッフのみなさんのお力を借りてやらせていただいた。年を重ねてできないことにチャレンジして、克服するのは感慨深いものがあります。いい経験になりました」と満足げ。だが、司会者から今後もアクションに挑む?と聞かれると「楽しかったけど、考えながらやらせていただきます」と苦笑いだった。2人とは対照的に、伊藤さんは「僕はぶっちゃけ大変じゃなかった。松山くんは心身ともに大変そうでしたが僕は大変そうな顔をしていました。沖縄のおいしい料理とお酒を毎晩いただいて、撮影は充実していました」と飄々とした調子。壮絶なアクションシーンについての質問にも「沖縄の砂浜で撮ったんですが、いや暑かった。でも撮り終えないと崔さん(洋一監督)に殺されると思い、恐怖と闘いながらやりました」と冗談交じりに崔監督の鬼采配ぶりを吐露。それを裏付けるように、崔監督と初タッグとなった佐藤浩市も、「現場で監督の怒鳴り声が聞こえない日はないという、うわさにたがわない温厚で柔和な方でした」とユーモアたっぷりに“証言”。小林薫も「撮影で使った魚は本物で、スズキを200匹鹿児島から空輸したんですが、そのスズキさんに怒鳴っていました。『演技しろ!さっきはできていたじゃないか!』って。初めて見ましたね」と悪ノリ。崔監督は「言ってません」と釈明しながら、前日にカナダ・トロント映画祭から帰国したばかりとあって、本作が特別上映された様子を「カムイの術のところで場内が割れた。笑いとどよめきで。カナダ人はどういう人たちなんだろうと思った」と観客の反応の良さを面白おかしく報告。松山さんと2度目の共演となった大後寿々花は「今回の松山さんの顔つきが前と全然違いました」と現場の緊張感を伝えていた。松山さんと崔監督はこの日から23日まで全国27か所、31回の舞台あいさつ行脚をスタートさせた。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:カムイ外伝 2009年9月19日より丸の内ピカデリー2ほか全国にて公開© 2009「カムイ外伝」製作委員会■関連記事:松ケン&小雪、熱愛コメントはなくも類似メッセージを呼びかけ【どちらを観る?】愛か自由か?松ケン『カムイ外伝』VS小栗旬『TAJOMARU』松山ケンイチ『カムイ外伝』インタビュー 孤高のヒーロー誕生の陰にあった挫折、恐怖ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!松山ケンイチ、忍術で壁渡りも何のその?崔洋一「カムイは彼しかいない!」
2009年09月19日続々と著作の映画化やTVアニメ化が決まっている漫画家・西原理恵子。中でも彼女の自叙伝的な作品を原作とした『女の子ものがたり』が8月29日(土)に公開を迎えた。都内劇場では主演の深津絵里を始め、大後寿々花、福士誠治、波瑠、高山侑子に森岡利行監督、そして西原さんを迎えて舞台挨拶が行われた。主人公の漫画家・菜都美を演じた深津さんは「とにかく原作に出会えたことが幸せで、しかも映画に参加できたのはラッキーで恵まれていたと思います。演じる上では原作の素晴らしさを損なわないように気をつけました。西原先生のご自宅にもお邪魔して、どんな生活をして、どのようにして漫画を描いているかを見学させてもらいました」とふり返った。「女優としての今後の目標は?」という質問には「決めてしまうと窮屈になるので、マイペースで、自分の足で踏みしめながら頑張りたいと思います」と笑顔で語った。大後さんは、3世代にわたって登場する菜都美(=なつみ)の学生時代を演じたが「3世代の幼少時代を演じたことはあったんですが、真ん中の世代を演じるのは初めてだったのですごく悩みましたが、原作のなつみと監督がイメージするなつみを合わせながら演じました。西原先生の絵を初めて観たときは、色使いがきれいだし、最近の漫画とは描き方が全く違うので、すごくびっくりしました。画を描くシーンはやり直しができないので、緊張で震えました」と撮影を思い出しながら語った。菜都美を担当する新米編集者・財前役の福士さんは作品について「男の子の僕も涙しました」とコメント。さらに、深津さんの印象を尋ねられると「とても素晴らしい女優さんで、一緒にお芝居していて楽しかったです。『あ、深津さんがダラダラしてる』なんて思いながら芝居してました(笑)」と嬉しそうに明かした。女の子同士のケンカを超えた本気の取っ組み合いも描かれる本作。なつみの親友・きみこ役の波瑠さんは、「(大後さんとの)ケンカのシーンは、前日にリハーサルをしたのですが、そのときから辛い気持ちになってしまって、痛いのと悲しいのとで頭がグチャグチャになりました。監督からは『本気で頭殴っていいからな』と言われたのですが、本気のお芝居だったので大変でした。ケンカのシーンの撮影の後は、芝居とは違う涙が出てきました。すごく思い出になりました」と感慨深そうにふり返った。同じく親友のみさ役の高山さんも、「自分でもお気に入りの作品になりました。撮影の後も3人でご飯を食べたり、一緒に遊んだり、お互いの学校の話をして楽しかったです。一緒にいる時間が長かったので、クランクアップしたときはすごく寂しくなりました」と、名残惜しそうに語った。そして、一同をまとめ上げた森岡監督。脚本家としても活動する監督だが、原作にはない脚色について聞かれると、「自分が書いたドラマの視聴率が悪かったりすると落ち込みます。でも、誰か1人でも応援してくれる人がいれば頑張れるので、そういった気持ちを込めて追加しました。また、西原先生の『上京ものがたり』の先の世界を描きたくて書きました」と本作に賭ける思いを口にした。これに対し、西原さん本人は「原作を何年前に描いたのかすら忘れてしまったのですが(笑)、また新しい視点で観ることができて幸せでした。原作は、みっともない青春を描きたくて描きましたが、女優さんたちが頑張ってくれたのですごく良かったと思います」とコメント。「女優さんにはなかなか話してくれない方が多かったのですが、深津さんはたくさん話しかけてくれました。若いのにしっかりしていて、『さすが叩き上げの方だなあ』と思いました。初の汚れ役をありがとうございました(笑)」と深津さんの女優根性を称賛すると、会場は笑いに包まれた。さらに、劇場に集まった観客200人には夏らしいひまわりの花がプレゼントされ、映画のラストシーンで描かれる“ひまわり畑”が劇場に再現。会場一体となって記念撮影が行われ、和やかなムードのまま終了した。『女の子ものがたり』は渋谷シネクイント、シネカノン有楽町2丁目、角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:女の子ものがたり 2009年8月29日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009西原理恵子・小学館/「女の子ものがたり」製作委員会■関連記事:『女の子ものがたり』高校生になった大後寿々花が演じる「子供から大人に変わる瞬間」「明るくて変な子なんですよ、みさも私も(笑)」『女の子ものがたり』高山侑子の素顔持田香織が熱唱も、だんだん足が開いてしまう?“女子力”の低さに苦笑波瑠、大後寿々花と本気で取っ組み合い!?「あんなに感情的になったのは初めて」女子の友情は最強!『女の子ものがたり』ノベライズ版を3名様にプレゼント
2009年08月31日「人のために優しくなれる女優になりたい」──大人顔負けのセリフをさらりと語るのは、弱冠16歳にして数多くの映画やドラマに出演する大後寿々花。今年だけでも『おっぱいバレー』や『カムイ外伝』など、話題作への出演が続く売れっ子女優だ。本作『女の子ものがたり』は「毎日かあさん」のテレビアニメ化、「いけちゃんとぼく」の実写映画化が記憶に新しい漫画家・西原理恵子の自叙伝的漫画が原作。西原の分身とも言えるヒロインの菜都美(なつみ)を深津絵里、その高校時代を大後寿々花が演じている。「その場で自分が感じ取ったまま動いてみよう、と」子役として多くの役を演じてきた彼女だが「子供から大人に変わる瞬間を演じるのは初めてだった」と、これまでとは一味違う挑戦があったと話す。「小学生、高校生、現在──なつみは3世代に分かれていて、私はその真ん中の時代を演じました。大人になっていく変化を演じるのは初めてでしたが、原作のなつみと、映画のなつみの両方を大切にすることで、その繋がりをうまく演じられるのかなと思いました」。11歳のときに出演した『SAYURI』でハリウッドデビューを果たしているだけあって、役に対するアプローチも子役の域を優に超えている。そんな彼女があえて深く考えずに演じたシーンがあると言う。それはずっと仲良くしてきた3人に訪れる、別れの瞬間。女の子の喧嘩とは思えない取っ組み合いの大喧嘩が描かれる、何とも印象的な一幕だ。3人それぞれの感情も高まる緊張感あるシーンで、きみこ役の波瑠はあまりにも感情移入し過ぎて撮影が終わるまでほかの2人と距離を置いたというほど。だが、大後さんはその逆。考えずに挑んだその理由は?「なつみはきいちゃんから“この街から出て行け”なんて言われるとは想像していなかった。だから、その場で自分が感じ取ったまま動いてみようと思ったんです。最初は男の子の喧嘩みたいにお腹を蹴ったりするシーンが多くて、前日にはスタントの人を交えてリハーサルをしたりしました。でも、女の子の喧嘩はもっとこうなんじゃない?ああなんじゃない?と、現場で意見を出し合ってシーンが変わっていきました」。脚本を読んだときから、とても大切なシーンになると思ったと言う。また、3人の感情を高めるために監督は、現場でそのシーンに合った音楽を流すことがあり「音楽でイメージをつかむという演出は初めてだったけれど、音楽を聴いていると自然に涙が出てきたりして…言葉に表せないものを感じることができました」。新しい感覚を手にしたと語る。「大抵は“大丈夫”と言って隠してしまう性格」楽しいことも、辛いことも、情けないことも、全てを受け入れてくれる友達の存在は何にも代え難い宝物。大後寿々花もなつみを演じながら「この3人の、自分をさらけ出せる関係が羨ましい!」と思ったそう。「なつみが泣きながら“何も知らないことは恥ずかしいことなんだよ…”って自分のことを話すシーンがとても印象的で。というのは私自身、友達に相談をしたり、友だちの前で泣いたりしたことはあるけれど、大抵は“大丈夫”と言って隠してしまう性格なんです。だから、なつみを通じて感情をさらけ出したことが思い出深いんです」。ちょっぴり遠慮がちなその性格も彼女の個性のひとつ。けれど、今回の現場では「撮影をしていくうちにどんどん仲良くなっていくのが嬉しくて。私が一番年下なので、しばらくは敬語でしたけど(笑)」。やはり彼女らしい。新しい友情を得た16歳の女優が今後どんな一面を見せてくれるのか楽しみで仕方ないが、まずはいくつもの変化をもたらしたという『女の子ものがたり』の大後寿々花を見てほしい。(text:Rie Shintani/photo:Yoshio Kumagai)「シネマカフェsweet」『女の子ものがたり』特集 interviewvol.1 波瑠vol.2 高山侑子vol.3 大後寿々花■関連作品:女の子ものがたり 2009年8月29日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009西原理恵子・小学館/「女の子ものがたり」製作委員会■関連記事:「明るくて変な子なんですよ、みさも私も(笑)」『女の子ものがたり』高山侑子の素顔持田香織が熱唱も、だんだん足が開いてしまう?“女子力”の低さに苦笑波瑠、大後寿々花と本気で取っ組み合い!?「あんなに感情的になったのは初めて」女子の友情は最強!『女の子ものがたり』ノベライズ版を3名様にプレゼント大後寿々花ら女友達3人、浴衣姿で『女の子ものがたり』×「毎日かあさん」コラボ
2009年08月25日