みなさんは夫婦間で「理不尽だ!」と感じたことはありますか?もしかしたら、「そんなのしょっちゅう感じてる」という方も少なくないかもしれません。結婚生活には我慢と忍耐が大切とはよく言いますが、考えてみたら自分ばかりが我慢しているような気がする……という女性も多いでしょう。そこで今回は、女性たちが夫婦間で理不尽だと思うことについて調査してみました。●(1)共働きなのに家事・育児は妻『うちは共働きなのに、家事は私が一切を担っています 。夫は一人暮らし経験もなく、30歳まで実家暮らしで結婚したため、料理も掃除も洗濯もできず、すべて私任せ。子どもはいないものの、私だって正社員でフルタイム勤務。夫よりは少し早く帰れるものの、残業だってあります。それなのに家事をすべて一人でやらなければならないって、どう考えても理不尽ですよね』(30代女性/営業)『旦那がやってくれる家事といえば、ゴミ出しとお風呂掃除だけ。育児に関しても“手伝う”という感覚で、私がやって当然という感じ 。保育園への送迎も子どもが熱を出したといえば迎えに行くのも休むのもいつも私。私だって時短とはいえ働いているんだから、もっと負担を減らしてほしいです』(20代女性/事務)共働きなら家事や育児は分担するのが当たり前……という常識は、男性にとって常識ではないのでしょうか。「なんでいつも私ばっかり!」という妻のイライラやストレスが爆発してからでは手遅れ。旦那さんたちには、働く妻をねぎらい、家事や育児は「手伝う」のではなく「一緒にやる」という感覚を持って実行してほしいものです。●(2)収入格差があるのに生活費は折半『夫婦で正社員ですが、夫の年収は600万くらい、私の年収は250万くらいです。こんなに収入に格差があるのに、結婚してからも同棲していたころと同じように財布は別、生活費はすべて折半 です。家賃も食費も水道光熱費もすべてきっちり折半。当然、私が自分のために自由に使えるお金はとても少ないです。これって理不尽すぎませんか?夫に言っても、「その分、俺は将来に備えて貯金してるんだからいいでしょ」と返されます……』(30代女性/販売)生活費は収入に見合った額で出し合うようにしたいですよね。私も夫婦間で収入に大きな差があるのでそう思います。でも、その分貯金していると言われてしまうと、「なら仕方ないか……」と思ってしまうんです。とはいえ、完全に折半にするのはキツい、もう少し自由に使えるお小遣いがほしいという場合は、夫婦でしっかり話し合ったほうがいいでしょう。きっちり折半ではなく、負担する割合を減らしてもらってください。結婚しているのに一方だけが経済的につらい思いをするなんておかしいことです。度が過ぎると経済的DVになってしまいますよ。●(3)夫の実家にばかり行かされる『夫も私も一人っ子。私だって夏休みや正月休みなどは自分の実家に帰ってゆっくりしたいのに、いつも夫の実家に行くことになります。文句を言っても、夫には「結婚ってそういうものだから 」で片付けられてしまいます。義両親は優しいし嫌いじゃないですが、やっぱり何日もいたらとても気を使います。せっかくの休みなのにぜんぜん気持ちも体も休まりません。嫁に行ったらそういうもの、という感覚がそもそもおかしいと思う。うちの両親だって、本当は婿に来てほしいと言っていたのに……』(30代女性/主婦)世の中的に、帰省と言えば夫の実家へ行くもの、という感覚が強いものですよね。子どもを連れて自分の実家によく帰るという友人は、旦那さんと姑さんから、「実家に帰りすぎ。結婚したら夫の実家に行くものでしょ 」と怒られたそうです。でも、嫁に行ったからといって夫の実家ばかりを優先させなければならないのは、やはり何か時代錯誤のような気もしますよね。どちらの実家も大切にして、平等に関わって行きたいのに、理不尽です。----------いかがでしたか?女性のみなさんは、納得できるものがあったのではないでしょうか。女性ばかりが我慢している、というわけでもないですが、妻たちはこのようなことに理不尽さを感じているのだということを、男性陣にも知ってもらえたらなと思います。特に(1)は毎日の生活の中で疲労がどんどん蓄積されていってしまうことなので、早急に改善してほしいです。奥様が体調を崩してしまっては、元も子もありませんよ。●文/パピマミ編集部●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年07月11日家事の分担やお金の使い方など、一緒に生活するにあたり何かしらのルールを夫婦間で設けている家庭がほとんどかと思います。ルールが破られることなく円満に生活を送ることができれば何の問題もないのでしょうが、長年一緒に過ごしている以上、うっかりしていたり忘れてしまってルールを破ってしまうこともあるでしょう。ルールを破らないように、抑止力を持たせるために「浮気をしたら100万円を払ってね」といったルールを設けているご家庭もあるようです。この「浮気をしたら100万円」というルールですが、もしも一方が浮気をした場合は支払う必要があるのでしょうか?解説していきたいと思います。*画像はイメージです:■「婚姻契約」の効力について民法は、夫婦間の契約は、婚姻中、いつでも取り消すことができる、と定めています。他人間で交わした通常の契約には、このような定めはありません。つまり、夫婦間の契約の拘束力は、他の契約に比べて弱いものということができます。しかし、だからといって、契約に効力がないというわけではありません。原則として、契約を交わせば、どちらかが取り消さない限りは、夫婦間の契約は原則として有効です。また、法律上は「婚姻中」いつでも取り消すことができる、とされていますが、判例には、離婚に至らなくても夫婦関係が破たんしてしまった後は、取消が認められないとしているものがあります。破綻してしまえば、たとえ戸籍上は夫婦となっていても、実質的には他人同士と考えて、契約に対する拘束力も同様に考える趣旨といえます。 ■「浮気したら100万円」ルールは有効か?「浮気したら100万円支払う」というルールは、社会道徳に反しているような内容ではありません。ペナルティの「100万円」も特に法外な金額とはいえないでしょう。このように「浮気をしたら」という条件が成就することによって契約の効力が発生する契約は、「停止条件付契約」といわれるもので、一応は、有効と考えられます。ただ、「浮気」という言葉は抽象的なもので、どこまでの意味を含むのかについては、いざというときに夫婦間で争いとなる可能性もあります。例えば「性交渉をしたら」「キスをしたら」など、ある程度具体的に内容を詰めておく必要があるでしょう(但し、内容を詰める段階で夫婦間に軋轢が生じる可能性も否定できません)。 ■ルールを定めることの懸念浮気・不貞の中には、いわゆる火遊び程度の軽いものから、「家族を捨てた」ともいえる悪質なもの(長期間に及ぶ、生活費を入れない、婚外子が生まれる)まであります。不貞による離婚については、その内容によって、高額の慰謝料を請求できる場合も少なくありません。しかし、このような契約を結んでしまうと、どんなに悪質な事案でも、100万円しか受け取ることができない可能性も否定できません。個人的には、このようなルールを定めるのであれば、(1)婚姻契約で定める「100万円」が慰謝料とは異なるペナルティの意味を有するもので、浮気された方は別途慰謝料を請求できる、あるいは、(2)最低100万円を支払う、などと、場合によっては、もっと高額の請求をしうる余地を残しておくべきだろうと考えます。ただ、結婚しようという時点で、このような約束を求めると、かえって相手からの信頼を損なう場合もあり得ます。いずれにせよ、安易なルール作りは、かえって将来的な責任追及の機会を失う可能性もあることに、ご注意いただきたいと思います。 *この記事は2015年2月に公開されたものを再編集したものです。*著者:弁護士 寺林智栄(ともえ法律事務所。法テラス、琥珀法律事務所を経て、2014年10月22日、ともえ法律事務所を開業。安心できる日常生活を守るお手伝いをすべく、頑張ります。)【画像】*わたなべ りょう / PIXTA(ピクスタ)
2016年12月01日間もなくやってくる11月22日は「いい夫婦の日」ですね。日本の夫婦の皆さん仲が良く「いい夫婦」であれば、こんなに良いことはありませんが、悲しいことに、この仕事をしていると、夫婦円満とはなんと難しいことか、という想いが日に日に強くなっていきます。夫婦間のトラブルにも様々なものがあり、なかなかタイプ別に見ることは難しいと言わざるを得ません。ですが、あえて分類してみると、性格の不一致やお金のトラブルが多いように感じます。今回は、性格の不一致、お金のトラブルを夫婦間で生じないようにさせるためにどんなことが必要か、考えたいと思います。*画像はイメージです:■「夫婦といえども他人」という自覚を持つ性格の不一致の中でも特に多いのが、一方が他方のすることが気に入らなくて、ことあるごとに口汚く罵ったり、いちいち細かいことに口を出したりして、言われている方が限界を超えてしまうというケースです。罵っている方は、自分が相手の嫌がることをしているということに、離婚を切り出されるまで全く気付かない、あるいは、切り出されても、切り出した方が悪いと考えることが往々にしてあります。こういう問題は、結婚したことによって、一方が、“相手と自分が全く同じ価値観を共有したような錯覚に陥ってしまう”、あるいは“何でも自分の思い通りになって当たり前と勘違いする”ことによって生じることが多いのではないかと思います。また、言われる方も、波風を立たせるのが嫌で、言われるがままになってしまうため、相手をつけあがらせてしまうということもあります。夫婦と言えども元は赤の他人。そうそう自分の思うとおりになるわけではありません。夫婦はお互いにこのような自覚を持つことが必要でしょう。また、言われる側は、嫌だと思ったら、都度、自分の気持ちを相手に冷静に伝えるということも必要ではないかと思います。 ■お金の管理方法を結婚時に決めておく結婚後のお金のトラブルも、例えば単なる金銭感覚の違いから、一方に明らかな浪費癖があるケースまで、実に様々です。また、よくありがちなのが、夫が給料の管理を妻に任せていた結果、自分の預金をすっからかんにされて知らない口座に移されていたというものです。先ほどの性格の問題もそうですが、金銭感覚も人によって様々で夫婦とて一致するとは限りません。ですので、夫婦間のお金の管理方法は、結婚時にきちんと決めておくこと、子が生まれた時など節目節目に話し合うことが必要でしょう。例えば、生活費は、お互いに月いくらずつ出してどの口座に入れておくか、貯蓄用の口座はどうするのか、ということです。他人行儀に思えるかもしれませんが、本来であれば、書面にしておくのが一番いいのではないかと思います。 ここまで書いておいてなんですが、夫婦間のトラブルを防ぐ決定的な秘訣はないというのが私の感想です。もしそんなものがあるのでしたら、この世から離婚などというものはなくなっていることでしょう。机上のアドバイスではどうにもならない問題があるからこそ、夫婦と言えるのかもしれません。 *著者:弁護士 寺林智栄(ともえ法律事務所。法テラス、琥珀法律事務所を経て、2014年10月22日、ともえ法律事務所を開業。安心できる日常生活を守るお手伝いをすべく、頑張ります。)【画像】イメージです*xiangtao / PIXTA(ピクスタ)
2016年11月20日法務省の調査では、未成年の子供がいる夫婦の離婚において、6割程度しか親子の面会交流や養育費の分担などについて、事前に取り決めがされていなかったと報告されています。法務省では、離婚をする際に取り決めがなかったことが後々のトラブルになることを防ぐため、今年の10月から、合意書作成の手引きの配布を、全国の市区町村ではじめています。国のこのような取り組みからもわかるように、夫婦が円滑に離婚をするために大切な事は、「決めておかなければならないことをしっかり決めておく」というシンプルなものです。しかし、これを疎かにしていると、円滑な離婚ができないなどの問題が発生します。今回は、面会交流や養育費をはじめとした、決めておくべき5つのことをまとめたので、離婚を考えている方は参考にしてみてください。*画像はイメージです:■親権者・監護権者について夫婦間に未成年の子がいる場合、その子の親権者を夫婦どちらかに決めない限り、離婚をすることはできません(民法819条)。そのため、夫婦間の協議で、未成年の子をどちらが引き取って、離婚後に面倒をみていくのかを決める必要があります。 ■子供との面接交渉について面接交渉とは、子供を養育していない方の親(非親権者)が、離婚後に子と面会等をするものです。具体的には、毎月2回、1回あたり2時間ずつ子と面接する、面接する場所と時間については親権者との間で事前に協議する、年に2回は子の写真を送ってもらう、ということを決めておきます。なお、面接交渉は、上記の親権者の決定とは違い、離婚時において必ず決めなければいけないわけではありません。もっとも、離婚後は、非親権者は、親権者との間で、子の面接交渉について協議する機会があるとは限りませんので、離婚時において、子との面接交渉の具体的内容について決めておいたほうがよいでしょう。 ■養育費について養育費とは、未成年の子を養育していくために必要な費用のことです。離婚後に子を養育・監護する親は、新親権者に対して、原則として子が成年に達するまでの間にかかる養育費を請求することができます。なお、養育費については、離婚時に必ず決めておかなければいけないことではなく、離婚後であっても、いつでも請求することができます。もっとも、面接交渉のところでも説明したように、離婚後においては、養育費について双方の親が協議する機会があるとは限りませんので、スムーズに離婚をするためには、離婚時に、養育費の額やその支払時期を決めておく必要があります。なお、養育費の額については、裁判所が養育費決定の際に参考にしている表(養育費・婚姻費用算定表)がありますので、養育費をいくら請求すればよいのか分からないという方は、とりあえずは、この表を参考にすればよいでしょう。また、養育費を受け取る方の親としては、相手による養育費の支払いが滞った場合に備えて、公正証書(強制執行認諾約款付公正証書)を作成しておいたほうがよいでしょう。公正証書を作成しておけば、相手による養育費の支払いが滞った場合、裁判を経ることなく、相手の財産(不動産、預金、給与等)に対して、強制執行手続をとることができるからです。 ■財産分与について夫婦間に財産(不動産、預貯金、株券等)がある場合、スムーズに離婚をするためには、離婚後にその財産を夫婦間でどのように分けるのかを、離婚時に決めておく必要があります。そして、財産の分与を受けるほうの配偶者としては、相手による財産分与の支払いが滞った場合に備えて、養育費と同様、公正証書を作成しておいたほうがよいでしょう。なお、離婚後であっても、財産分与を請求することはできますが、財産分与請求権は離婚から2年で時効消滅してしまいますので、注意が必要となります。 ■離婚後の氏(名字)について夫婦が離婚をすると、結婚によって氏(名字)を変えた夫または妻は、法律上当然に、結婚前の氏に戻ります(「復氏」と言います)。しかし、子の戸籍は当然には変更されず、従前の戸籍のままなので、子の氏は変更されません。そのため、子の氏と、親権者となって子の面倒をみている親の氏が異なる、といった不自然な事態が発生します。上記のような事態を避けるためには、離婚後に、裁判所に対して、「子の氏の変更許可申立て」をする必要があります。なお、離婚によって復氏をした夫または妻は、離婚した日から3か月以内に役所に届け出れば、婚姻時の氏を使用することができますので(「婚氏続称制度」と言います。)、この制度を利用することによっても、親権者と子の氏が異なるという事態を避けることができます。 *この記事は2014年8月に掲載されたものを再編集しています。*著者:弁護士 理崎智英(高島総合法律事務所。離婚、男女問題、遺産相続、借金問題(破産、民事再生等)を多数取り扱っている。)【画像】イメージです*【Tig.】Tokyo image groups / PIXTA(ピクスタ)
2016年11月13日寝苦しい夏の夜。エアコンの設定温度をどれくらいにするかで意見が合わず、夫婦ゲンカになることはありませんか?2015年に家電メーカーの三菱電機が行った調査では、エアコンの設定温度の違いでイラッとしたことがあると回答した夫婦は50.7%と約半数を占めました。普段から仲がよい夫婦で46.5%、不仲夫婦ではなんと81.3%にものぼっています。これは驚異的な数字ですね。多くの家庭で夜な夜な繰り広げられる“エアコン戦争”。皆さんどういった悩みを抱え、どのように対処しているのでしょうか。●最も多い戦いは“暑がりの夫”VS“寒がりの妻”『夫は暑がり。私はエアコンが大の苦手です。寝ている間に寒くて目が覚めると、夫が設定温度を22度とかにしてるんです。そりゃないよと思って27度くらいに上げると、そのうち夫が起きてまた22度に下げる。リモコンのピッピッて音もうるさいし、何より夫が暑いってボヤいたり舌打ちしたりするのが本当にイラつく 』(30代女性/結婚歴7年)『今のエアコンって風が直接体に当たらないモードもあるのに、それを使ってくれない。強風がガンガンあたってないとイヤなんだそうです。おかげで朝起きたときは喉がガラガラ。必ず夏風邪をひきます。そんなに暑いなら少しは痩せたらいいのに……』(30代女性/結婚歴15年)温度や運転モードなどをめぐってのトラブルは数多く聞かれましたが、中にはこんな声も。『エアコンをつけ始める時期が異常です。5月の連休明けには夫が冷房を入れます 。ちなみに暖房は3月末くらいまでダラダラつけてるから、わが家ではほとんど一年中エアコンがついてることになる。おかげで電気代がバカになりません。その分ちゃんと稼いできて!』(20代女性/結婚歴4年)男性側からの意見もありました。『一日仕事して、クタクタになって帰ってきて、やっと寝られると思ったときに寝室がモワーっと暑い。寝苦しくて睡眠不足になり、翌日の仕事に支障が出るので困っている 。もう少し気を遣ってほしい』(40代男性/結婚歴10年)仕事にまで差し支えがあるとなると、放っておくことはできませんね。●トラブルの原因は、男女の体の違いにあった!このように、もはや夏の風物詩ともいえる夫婦間のエアコン戦争。一般的に男性は暑がりで、女性は寒がりであるという傾向があるようです。一説によると男女間の体感温度は3〜5度も差があるとのこと。いったいどうしてなのでしょうか?その原因は、男女の筋肉量の違い にあります。人間は筋肉を使って熱を産生するようにできています。このため、男性と比べて筋肉量の少ない女性は熱を生み出しにくく、寒がりになるのです。また、女性の体は男性の体よりも臓器が複雑にできており、骨盤内にうっ血が起きやすくなっています。このことも女性が冷え性に陥りがちな原因とされています。●『入浴時間をあわせる』『冷却シートを使う』さまざまな対処法ただでさえ暑くてイライラする夏の夜。できれば不毛な争いは避け、平和に過ごしたいものですね。皆さんどのような対処法をとっているのでしょうか。『なるべく同じ時間帯で入浴するようにしています。同じペースで湯冷めしていくため、体感温度の差が少なくなりました』(20代女性/結婚歴6年)『布団マットに冷却シートを敷いています 。猛暑日などは帰宅前に妻に連絡し、シートを冷蔵庫に入れておいてもらっています。キンキンに冷えた状態で入眠できるので、設定温度を下げなくても心地よく寝られるようになりました』(30代男性/結婚歴11年)『パソコンとかテレビとかから出る熱って意外と多いんですよね。寝室には余計な家電をおかないようにしました。しかたなく置いてあるものはできるだけ早めに電源を切ります。省エネにもなって一石二鳥ですよ』(30代女性/結婚歴5年)さまざまな工夫で乗り越えているようですが、結婚歴の長い女性からはこんな話を聞くことができました。『いろいろ試しましたが、面倒だったり長続きしなかったりで結局ダメでした。夏場は別室で寝るようになって20年。お互い40半ばを過ぎると、なんとなく体感温度が一致してきたんです。そこからケンカしなくなりましたね。母からは「更年期なんじゃないの?」って言われましたけど(笑)』(40代女性/結婚歴24年)もしかしたらこれが、究極の解決策なのかもしれませんね。----------いかがでしたか?今回は真夏のエアコン戦争のエピソードと対策法をご紹介しました。別室で寝るのは最後の手段。いま一度、できる対策法を考えてみてもいいかもしれませんよ。●文章/パピマミ編集部
2016年07月26日「今年の夏はどうしようか?」と、実家への帰省の話も出てくるころでしょう。帰省時に増えてしまいがちなのが、夫婦げんか。人ごみや渋滞など、けんかの引き金となる原因が山ほど潜んでいますよね。せっかくの家族での帰省、「子どもの前では、なるべくケンカをしないようにしよう」と注意していても、夫の言動についイラッとしてしまい、気づいたら子どもの前で大ゲンカ…なんてことも。子どもの前で言い争いをまったくしないことは難しいかもしれないけれど、子どものストレスになるような夫婦げんかは避けておきたい。そこで今回は、「子どもの前でしてはいけない夫婦げんか」について、エキサイトお悩み相談室の 松田たけお(まつだたけお)先生 に聞きました。■子どもの前で“してはいけない“夫婦げんか5つ・大声で怒鳴ったり、相手を一方的に罵倒したりするけんか子どもは母親との心理的な結びつきが強いもの。夫が妻を一方的に責めると、子どもは自分が責められているような感覚になります。その結果、自己肯定感の低い子に育ってしまう場合もあるようです。また、怒鳴られた妻側に相談相手がいない場合、弱い立場の子どもへ八つ当たりをしてしまうというケースも考えられます。そのことが子どもにとってはストレスになるのはもちろん、恐怖体験のようなトラウマになってしまう可能性もあります。・物を投げたり、手を挙げたり。われを忘れるほどの感情的なけんか精神的な恐怖はもちろん、身体的な恐怖からくるストレスは、引きこもりや家出などを誘発する原因のひとつです。このようなケースが重なると、子どものトラウマとして、無意識下で大きな影響を与えます。度重なるストレスにより、子ども自体がうつや精神疾患を発症してしまうケースもあるのです。・子どもの将来についてのけんかたとえ原因が子どもの将来についてのことであっても、“両親のけんか”を子どもがどう捉えるかは別の視点で考えなければなりません。親の否定的なキーワードに敏感に反応する子もいます。我が子を思って発した言葉が、じつは子どもにとって存在価値さえ奪いかねないこともあります。子どもの将来についてのけんかは子どもの前では行わない、否定的なキーワードを使わない、などの注意が必要です。・離婚や浮気が原因のけんか離婚は夫婦にとっても高いストレスになるように、相手の浮気や離婚が話題の夫婦げんかは、子どもにとっても「家族が崩壊するかもしれない」不安を増長させるストレスです。「子どもの前で浮気や離婚の話題を口にするなんて!」と、思うかもしれません。しかし、誰にも相談できないと、つい身近な子どもにグチってしまうということも。このときのストレスは、子どもの青年期の恋愛や成人してからの夫婦関係に影響を与えます。子どものままでいたい、大人になっても相手への執着的甘えから脱却できないなど、相手との距離感をうまくとれない大人へと成長してしまう可能性もあります。離婚は仕方のないことかもしれませんが、浮気や離婚の相談は早めに専門家に任せ、自分自身のストレス軽減を図ることをおすすめします。・相手を無視する「愛情」の反対は「無関心」とも言われます。子どもにとって、夫婦間での愛情を感じられない無言の圧力ほどストレスになるものはありません。ただならぬ状況だけは感じつつも、理由がわからない。そのような状況が続くと、子どもが親の代わりに関心を引くように、病気や不登校、非行に走ることもあります。良い悪いは別にして、これらの行為は子どもなりのストレスを解消する手段なのです。昔から、子は鎹(かすがい)と言います。鎹(かすがい)とは、柱と柱をつなぐ日本における昔ながらの建築用の金具の名称です。家庭における「父親という柱」と「母親という柱」を、本人にその意識はなくとも、しっかりと影でつなぎとめる役目をしているのが子どもです。そんな大切な役目を果たしてくれている子どもに過度なストレスを与えないよう、まずは「ご両親がストレスをためない」ことが大切です。ご主人に言えないこと、友人に相談しづらいことなどがあれば、お悩み相談室で相談してみるのもいいかもしれません。・取材協力:エキサイトお悩み相談室 松田たけお(まつだたけお)先生
2016年07月14日子どものしつけや教育方針、習いごとに至るまで、夫婦間で意見が食いちがうことは多々あるはず。本当はケンカなんてしたくないのに、子どものことになるとついついヒートアップ、なんてことも。そこで今回は、エキサイトお悩み相談室の 宇野夏騎(うのなつき)先生 に「夫婦間における子どものしつけや教育方針のちがい」について聞いてみました。Q:子どもの教育方針、夫と意見が異なった場合にとる最善の方法は?もともと血のつながりのない、一番近い関係として結ばれた二人。生いたちや教育方針のちがう環境で育ったのですから、子どもの教育方針が異なるのも当たり前なのかもしれません。夫婦間での教育方法の差を埋めていくには、日ごろから二人で話しあうことが絶対的に必要です。子どもの将来のことだけを考えて話しあうようにしましょう。ご自分のエゴや相手への不満な点を子どもの教育方針とすることなく、子どもへの夢や適正を見極め、“子どものためを考えた将来に向けての教育方針”を話しあうことをおすすめします。そして、時折子どもにも「パパの行動についてどう思う?」と聞いてみましょう。子どもの視点で夫がどのように見られているのか、把握することも大切な要素です。また、日ごろのできごとや子どもの行動も夫に伝えるようにしましょう。とても大変なことですが、ママという存在は、夫と子どもの両方をコントロールする重要な役割を担っているのです。Q:夫のしつけが『甘い』と感じたときの対処法は?子どもと日常の接点が少ない夫の場合、少ない時間のなかで少しでも関係性を築きたいという想いから“甘えさせる”という行動を起こしがちです。度が過ぎない程度であれば、そのまま黙って観察していていいでしょう。ママの許容範囲を超える“甘やかし”をしている場合は、子どもの目に触れないところで夫にその旨を伝えてください。「あなたの気持ちはわかるけど、子どものために良くないよ」という言葉を添えてあげると、現状を理解してくれるでしょう。Q:逆に、夫のしつけが『キツイ』と感じたときの対処法は?日ごろ子どもたちとの接点が少ない夫は、現在の事実と結果だけで判断してしまう傾向があります。思い通りにならない子どもの行動や学校での成績など、腹立たしく思うこともあるはずです。ママから見て「キツイなぁ」と感じたときは、子どもの前で擁護するのではなく、あとで話をするようにしましょう。ママは代弁者としての立場で「子どもが怖がっているよ。あなたが逆の立場で言われたら嫌でしょう? あなたの気持ちはよくわかるのよ。あの子の良いところをほめながら、悪いところや改善して欲しいところは質問するようにして、自分から気づかせるように話してみて」と、伝えてみましょう。何より大切なことは、夫の気持も理解したうえで、子どもにとって伸びる怒り方をすすめてみることです。Q:子どもが原因の夫婦ゲンカを避けるには? どんな夫婦喧嘩も同じですが、お互いの意見や希望、不平不満を最後まで“聞く=相手の気持ちを受けとめる”という姿勢で臨むことが大切です。横槍や意見、文句をグッと我慢して話を“聞く”という姿勢で臨みながら、お互いの希望や意見をメモすることも効果があると思います。それぞれの意見や希望を書きとめたメモを二人で見直して、同じ意見や希望、子どもの適正や将来について共通点を理解することで、お互いの気持ちを理解するようにしましょう。また、ほかの家の夫の教育方法がどうなのかを知ってもらうために、仲の良いママたちに集まってもらい、夫同士がコミュケーションをとれる会を企画するのも効果的です。ママも“ひとりのすてきな女性”!どんな環境でも、子どもと過ごす時間が一番長いママの立場や役割は大変大きいと思います。子育てに関する細かい話や悩みも、仕事で帰りの遅い夫へは状況報告しかできず、ママが感じるストレスは想像以上に大きいものです。ましてや男女均等雇用法のなか、ママも仕事を抱えながら育児や教育の大半まで考えなければなりません。家族のなかで、じつはママが一番の大黒柱なのかもしれません。少ない時間のなかでも、ママ自身の時間を持つこと、気持ちを共有できる友人や知人に話を聞いてもらうことで「本では学べない子育ての経験ができる」と思います。カルチャースクールに通ったり、自分の時間を有効に使ったりすることで、ママであるとともに、ひとりのすてきな女性として意識して過ごしてみましょう。夫や子どもからも、輝いているすてきなママに見られるはずです。意識すれば、いつまでも魅力的でいられるのは女性の持っている魔法のひとつ。いつまでも家族にとって、大きな役割を持っているすてきなママでいてくださいね。たくさんの役割を持つ「ママ」という存在。子どもと夫の間で大きなストレスを抱えながらも、家族全員の幸せを願い、守る、まさに女神そのものですね。たくさんの顔を持つママだからこそ、小さな悩みもひとりで抱えこまず、まずは相談してみてください。●取材協力:エキサイトお悩み相談室 宇野夏騎(うのなつき)先生
2016年06月02日「義理の実家と上手に付きあえない…」という既婚女性の悩みをよく耳にしますが、じつはこの義実家との関係が原因で起こる「夫婦トラブル」も多いといいます。妻にとっては「もとは他人」の義実家も、夫にとっては生まれたときからの家族。そのちがいが、夫婦間に溝をつくってしまうケースも少なくはないようです。そこで、実際に起きた「義実家が原因の夫婦トラブル」を例に、それを回避するための方法について考えてみたいと思います。■夫には、自分の味方でいてほしい!「結婚当初から、何かにつけて義母は私のすることが気に入らないようで、顔を見るたびに嫌みを言われ続けていました。さすがに耐えきれなくなって夫にそのことを打ちあけると、『お袋は俺たちのことを思ってアドバイスしてくれているんだから、素直に聞かなきゃ』と義母に味方したんです。そのひと言を聞いて、それまで抱えていたストレスが爆発。感情的に夫を責めた結果、夫も怒りだし、大ゲンカに発展しました」(Kさん・30代主婦)頼みの綱である夫が、自分の味方をしてくれないという状況はつらいです…。ただ、夫と義母はずっと家族として生活してきたわけですから、考え方や価値観が似ているのは当然。そのため、「お義母さんが嫌みを言ってくるので、我慢できない」と伝えてしまうと、夫は母親の悪口を言われたように感じます。夫に自分の味方をしてもらいたいのであれば、まずは「義母を立てる」ことを忘れないようにしたいですね。たとえば、「お義母さんともっと仲良くなりたいけど、どうしたら良いかわからない」、「お義母さんが求めているような、良い嫁になりたいけど難しい」というように、前向きな「相談」という形で伝えることができれば、夫は「自分の母親を大切に思ってくれている」と感じ、少なくとも夫婦ゲンカに発展することは避けられるはずです。■余計な口出しは控えるべき?「以前、義姉が転職を考えていて、弟である私の夫、そして義理の両親たちはそれを反対していました。私は義姉と仲が良く、転職への強い思いも聞いていたので、義姉の味方をしたのですが、それが失敗でした。結局、家族の説得により義姉は転職をやめ、私と夫の関係は険悪に。結婚して家族になったとは言え、そこは口出しすべきではなかったと反省しました」(Iさん・30代アパレルメーカー勤務)Iさんは義理のお姉さんを応援したい一心だったようですが、それによって夫との関係が悪化したそうです。嫁とはいえ家族の一員なのですから、「余計な口出し」とは私は思いません。ただ、Iさんのように積極的に義実家内の問題に首を突っこむことで、最終的に自分の立場が悪くなってしまうケースもあります。こういった場合は、義姉の相談に乗ってあげる、夫婦2人のときに夫に義姉の思いを伝えるなど、陰でサポートするかたちの方が、角が立たなくて良いかもしれません。「義理の実家とどう付きあっていくべきか」というのは、既婚女性にとって悩みのタネ。しかし、もっとも大切にした方がいいのは、やはり夫婦の関係です。夫婦の絆さえしっかりしていれば、義実家と何かあったときも乗りこえられるはず。義実家についてアレコレ考える前に、まずは夫婦の問題として物事をとらえるように心がけること。これが、夫婦トラブルを回避するための一番のコツではないでしょうか。
2016年06月01日飲みすぎは良くないものの、「ときにはお酒を楽しみたい」という女性も多いはず。しかし、結婚生活においては、「お酒」についての考え方や習慣の違いがトラブルを招くことも。夫婦の「お酒」をめぐるトラブルには、どんなパターンがあるのでしょうか?■パターンその1:晩酌が当たり前の家庭VSお酒はほとんど飲まない家庭「夕食時には、晩酌が当たり前」という家庭で育ったEさん。結婚後も晩酌したくなる日があるそうですが、「お酒をほとんど飲まない」家庭で育った夫には「晩酌」の習慣がないので言い出せず。長い間、我慢していたとのこと。次第にそれがストレスになり、夫がいないときを見計らって飲むようになりました。結局それがバレて、大ゲンカになってしまったそうです。最終的には夫婦で「お酒」についてよく話し合い、現在はときどき晩酌を楽しんでいるというEさん。夫が怒っていたのは、「隠れて」飲んでいたからだったようです。「飲む人」と「飲まない人」の組み合わせには、特に注意が必要ですね。■パターンその2:夫の晩酌が長すぎる…家でお酒を飲む習慣のない家庭で育ったKさんは、現在、専業主婦として子育ての真っ最中。そんなKさんには、どうしても苦痛なことがあります。それは、夫の晩酌が長くて、ダイニングとキッチンの片付けがなかなか終わらないこと。「酒量はそれほど多くないんです、ただとにかく長くて。」晩酌が深夜までおよぶ日も。新婚当初は、旦那の晩酌が終わるのを待って、片づけてから寝ていました。しかし今はもう放っておいて、先に寝るようにしているとか。それでも、朝起きたときに食器やグラスが放置されていて、イラッとしてしまうそうです。酒好きの筆者には、夫の気持ちもわかるのですが、「飲みたいなら、片づけまでやって!」と、ちょっと厳しく言った方が良いかもしれません。毎晩のことだと、夫の体も心配ですしね。■パターンその3:「酒を飲む女」を嫌がる夫「姑がお酒をまったく飲まない人で、夫は女性が飲むことに抵抗があるようです」こう話してくれたのは、エステティシャンとしてフルタイムで働くSさん。家では飲まないからと外食時にお酒を注文しようとすると、夫が不機嫌になるのだとか。結婚前は一緒に飲んだりしていたのに、結婚した途端にこうなったそう。「彼女なら良くて、妻だとダメ」という夫の理不尽な考え方に、Sさんは嫌気が差している様子。しっかり話し合う機会を設けた方が良いかもしれませんね。「お酒」に関する2人の習慣・考え方のズレは、恋人としてときどき会っているときには発覚しづらいもの。ちょっとした違いが大きな溝になってしまう前に、改めてじっくり話し合ってみるといいかもしれませんね。(森川ほしの OFFICE-SANGA)
2016年03月07日日本法規情報株式会社の調査で、夫婦間のモラハラを経験した夫婦は5割もいることがわかっています。離婚を意識していない夫婦に「結婚生活において相手の言動を自分の責任と思い込み、自分を責めたことがあるか」と質問したところ、「なぜ、私は夫(もしくは妻)を怒らせてしまうのだろうと思ったことがある」との回答が52%だったというのです。つまり、モラハラによる離婚は決して他人事ではないということ。そこで『モラ夫のトリセツ: モラハラ夫と幸せに暮らす、秘密のテクニック』(合同フォレスト)の著者・夫婦関係修復専門はあとふるアドバイザーの麻野祐香さんに、モラハラの傾向から対策までを詳しくお聞きしてきました。(ちなみに「モラ夫」とは、モラルハラスメントを行う夫の通称として、麻野さんが著書の中で使われている言葉です)■モラハラ被害に遭いやすい人の特徴まず気になるのは、「モラハラは治るのか?」ということではないでしょうか。「私は治らないと思っています。ただ、改善していくとは思っています」そして大切なのは、モラハラをする人側としてではなく、モラハラを受ける人側の問題として、状況の改善を目指していくことだとか。モラハラ被害に遭いやすい人の共通点をお聞きしたところ、「責任感が強い人、母性愛が強い人、やさしい人、我慢強い人」という答えが返ってきました。相手に責められたときに、「自分が悪いのではないか」「がまんしないといけないのではないか」と思ってしまう人が多いそうなのです。■モラハラを受けている自覚をすべしでは、数多く存在する「モラハラの習性」に、ひとつでも当てはまったら要注意だというのは本当なのでしょうか?これについては「自分の状況を、『もしかしてモラハラなのではないか?』と気がついた時点で、『モラハラを克服しよう』という心構えを持った方がいいと思います」と麻野さん。実際に、麻野さんのところにモラハラを疑ってカウンセリングを受けにくる人で、モラハラ被害者に当てはまらない人は、ほぼいないそうです。彼女らの多くは、ひとしきり自分の体験を話した後に、麻野さんから「それはモラハラですね」という言葉が出ると、ホッとするといいます。自分の状態をはっきりと明言してもらうことで、安心するわけですね。「それまではひとりで『モラハラなんじゃないか』と悩んでいた方が、私のサロンに来て、自分の現在の状況をモラハラだとはっきりさせることで、『自分は悪くないんだ』とわかってホッとするのだと思います」また、「ご夫婦で相談に来られる方もいらっしゃいますが、モラハラの見本のような方も少なくありません」と麻野さん。夫婦でカウンセリングを受けること自体はとても前向きですが、いったんカウンセリングがはじまると、カウンセラーである麻野さんに、「聞いてくださいよ、こんなバカなことをいう女なんて他にいないでしょ」なんて主張するご主人もいるのだそうです。■モラハラされても自信をなくさないでは、実際にモラハラを受けた場合、どのように状況を克服していけばいいのでしょうか。まず大切なのは、精神的にダメージを受けるような言葉を投げつけられても「スルー」すること。感情的に対処しないこと、笑顔を忘れないこと、モラ夫への反論は9割ほめて1割本音で……などなど、いろいろな対処法があるそうです。とくに大事なことは、どのような状況においても、自分が傷つかず、自信を失わず、「自分が幸せになる舵取りをする」と決断することにあるのではないかと感じました。「お客様のなかで、本当に自分に自信がなくて、なにをしても『私なんか……』と引きこもり状態になってしまった方がいらっしゃいました。とにかく、『あなたは悪くないんですよ、よくやっていますよ』ということを繰り返しお伝えし、笑うことと、ポジティブに考えることを、毎日メールでお伝えしていったところ、物事をポジティブに考えることを取り戻され、お仕事にも出られるようになりました」参考までに、その方の結婚年数と、カウンセリングを受けてモラハラを克服するまでにかかった年数をお聞きしたところ、結婚年数は6年、カウンセリングにかった年数は2年だったそうです。ただしモラハラを克服するプロセスは、回復と再発の繰り返し。だからこそ、少しずつ自分を取り戻していくことが必要なのでしょう。■未来のモラハラ被害者をなくすにはところで恋愛期には、なかなか相手の本性が見えないものだと思います。結婚して後悔しないために、未婚の女性にあてたメッセージを麻野さんにお願いしたところ、「私が愛して尽くせば、この人は変わってくれると思うのは間違いです」という言葉をいただきました。だとすれば、おつきあいの段階で、モラハラの匂いを感じ取ることも必要なのかもしれません。また、「結婚して子どもが生まれると自由がきかなくなるので、経済的・精神的に相手に依存した結婚はしない方がいいかもしれませんね」とのことでした。まずは自立した女性になるべし、ということでしょうか。*とはいえ結婚生活において、よくも悪くも相手から影響を受けることは避けられません。ですから、気をつけるべきは、悪い影響。大事なのは、モラ夫からの「洗脳」で自分を愛せなくなる前に、まず自分で自分を認め、愛してあげることだと麻野さんは説いてくださいました。(文/石渡紀美)【取材協力】※麻野祐香・・・夫婦関係修復専門 はあとふるアドバイザー。NPO法人日本家族問題相談連盟認定カウンセラー。フラワーエッセンスカウンセラー。アロマセラピスト。リフレクソロジスト。レイキヒーラー。1996年にリラクゼーションサロン「ベルガモット」を立ち上げる。オーナーセラピストとして活動。オーナーセラピスト時代に、お客様の悩み相談を数多くうけ、心理カウンセリングの勉強をし、資格取得をする。現在までのカウンセリング人数は800人を超える。サロン経営で培ったカウンセリング技術を生かして、2007年に「夫婦関係修復カウンセリング」「モラルハラスメントカウンセリング」を専門とするSmile Plusを立ち上げる。「別れたくないけど、どうしたらいいのか」そんなジレンマに苦しむ、女性の心に寄り添うカウンセラーとして活躍中。【参考】※カウンセリングルームSmile Plus※麻野祐香(2015)『モラ夫のトリセツ: モラハラ夫と幸せに暮らす、秘密のテクニック』合同フォレスト
2016年02月14日MMD研究所はこのほど、「夫婦間のコミュニケーションに関する調査」を実施し結果を発表した。調査は11月13日~16日、スマートフォンを持つ20~59歳の既婚男女434名を対象にインターネットで行われた。○配偶者とのコミュニケーションは「電話」が最多調査対象者434名のうち、配偶者も携帯電話端末を所有する432名を対象に、配偶者とコミュニケーションを取る際に利用するツールを尋ねた結果、多い順に「電話(73.4%)」「LINE(57.6%)」「キャリアメール(25.5%)」の順となった。○配偶者とのコミュニケーションは一日平均2.4回次に、一日平均どれくらいの頻度でコミュニケーションを取るのか聞いたところ、全体では一日平均2.4回となった。これを男女別(男性212名、女性220名)に見てみると、男性は一日平均2.7回、女性は2.1回で、男性が上回る結果となった。○約3割が「配偶者とうれしいメッセージのやりとり」を経験これまでにスマートフォンやWebサービスを利用して配偶者からうれしいメッセージやプレゼントを受け取ったこと、または配偶者に送ったことがあるか尋ねたところ、約3割の人が「ある(31.5%)」と回答。具体的に聞くと、「LINEスタンプをプレゼントしあった」(20代男性)、「けんかをしてしまったときに、普段は言わない感謝の言葉を予想外のサプライズメッセージでもらった」(20代女性)、「悲しいことがあったとき、家族だから遠慮することないと言ってくれた」(40代女性)、「出張中に子どものお疲れさまMovieをもらった」(30代男性)など、うれしいエピソードが多数寄せられた。
2015年11月20日これまで多くの方から夫婦間に起こる問題や悩みの相談を受けてきました。中には離婚を決断したご夫婦もいます。離婚に至った理由は千差万別で、離婚した夫婦が100組いれば、100通りの理由があります。しかし、離婚を決意させた原因はいくつかに大別することができます。婚姻関係を長く続けていれば、多かれ少なかれ、どこの夫婦にも起こり得ることですが、それに気付いて改善できるか否かで、離婚するかしないかが変わってきます。1.嫉妬深い・疑い深い家庭を、夫婦関係を、壊したくないがために、相手の浮気や心変わりを心配するのは当たり前です。それを警戒するばかりに、度が過ぎた嫉妬や何気ない挙動にまで疑念を抱く場合があります。家庭や夫婦関係を守りたいのであれば、時には「知らぬふり」や「見ぬふり」も必要となります。嫉妬や疑心暗鬼のあまりヒステリックになるほど、相手の気持ちは離れて行ってしまいます。こうなると、離婚に至るまでの時間はそう長く掛かりません。2.相手を尊敬しない・軽んじてしまう夫婦のどちらかに、相手を見下すような言動や、軽蔑するような傾向が多少でも見受けられる場合も危険です。相手を尊敬・尊重する気風に欠けている夫婦も、離婚する確率が高いと言わざるを得ません。社会の最小単位が家庭、人間関係の一番身近なケースが夫婦です。一般社会と同じく、相手を敬う気持ち、相手を大切に思う気持ちは、そのまま自分に返ってきます。相手を敬うことさえできなければ、夫婦でいる意味もありません。3.話を聞かない・コミュニケーションが足らない夫婦関係を長く続けていると、「以心伝心」や「言わずもがな」で、会話の時間が少なくなってきます。しかし、それは錯覚、単なる思い込みに過ぎません。さる調査によると、夫婦間の会話時間の多寡が離婚の可能性に比例するとか。相手と積極的にコミュニケーションしようと思う気持ちが無ければ、会話する時間はおのずと短くなります。コミュニケーションの不足により、情報の共有ができない夫婦は離婚の危機を招くことになります。一度できてしまった溝を埋めるには相当の努力が必要となります。溝が浅いうちに関係を修復するには、自分の言動を反省し、改善の努力が必要となる場合もあります。この努力ができないのであれば、関係は全く好転しません。もちろん、時間もこれを解決してくれません。また、関係改善の努力を怠るのであれば、離婚までの道のりはそう遠くなく、加速度的に、意外なほど早く、その時を迎えるようになります。○執筆者プロフィール : 坂田 陽子(さかた ようこ)福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛問題や夫婦問題に関するカウンセリングを開始する。寄せられる相談件数は年間1万件以上にも上る。多くの案件を解決した経験から独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。これらの経験を活かし、結婚相談所「ブライダルジャパン」と、出逢いのための社会人サークル「東京アクティビティ」を手掛ける。最近では、後進育成のための「恋愛アナリスト・婚活アナリスト実践養成講座」も主宰している。
2014年12月09日ピノ・アソシエイツはこのほど、カップルや夫婦間で女性特有の生理リズムを共有することができるアプリ「ペアリズム」(「ペアリズムW(女性用)~女性の生理予測アプリ~」「ペアリズムM(男性用)~彼女の生理予測アプリ~」)の無料提供を開始した。対応機種はAndroid4.0以降のスマートフォン。「Google playストア」にてダウンロードできる。女性の身体はとてもデリケートで、生理の1~2週間前から女性ホルモンの分泌バランスが変化しさまざまな不調が現れる。小林製薬による「2012年PMS(月経前症候群)に関する男女の意識調査」によると、約9割の女性がPMSを経験したことがあり、その大半がストレスを感じているとのこと。一方で、男性のPMSに関する認知度は約1割にとどまり、男女間で差があるという。同商品は、生理の影響による心身のコンディションの変動を自己管理できる機能とパートナーの男性と共有できる機能を搭載。女性用アプリと男性用アプリのペアで構成され、機能、デザイン、コンテンツが男女それぞれに合わせた仕様になっている。女性がパートナーの男性とペアリング(パートナー登録)をすると、女性用アプリの登録内容や予測情報を共有できるようになる。これにより、生理日や排卵日などの予測をはじめ、女性にしか分からない月経周期のリズムをパートナーの男性側でも把握することが可能に。また、心身のリズムを「リズムカラー」で表現し、カップルや夫婦の関係性の改善や、妊娠を望んでいる場合のコミュニケーション(妊活)の円滑化などにも役立つという。イベントや記念日を共有できるカレンダー機能、基礎体温グラフ、月経や女性ホルモンについての専門医による解説もついている。なお女性用アプリは、ペアリングをせずに使用することもできる。
2014年11月26日きょう11月22日は“いい夫婦の日”。コミュニケーションのひとつとして今や欠かせないツールとなっているアプリ『LINE』でも、夫婦間の会話に使えるスタンプが数多く登場するなど、イマドキ夫婦の必須アイテムになっているんだとか。田辺誠一“画伯”のスタンプなど注目LINEスタンプを大特集もともと夫婦にまつわるスタンプはあったけれど、今年5月からは誰でもスタンプを製作して販売できる「クリエイターズスタンプ」がスタートして、数やバリエーションが増加。手軽に使えるスタンプだからこそ、「普段照れて伝えにくい感謝の気持ちを伝えることができたり、夫婦喧嘩のあとの微妙な空気をスタンプによって和ませたり。スタンプを送りあうことをきっかけに、コミュニケーションの量が増えるのではないでしょうか」(LINEスタンプ企画担当者)。微笑ましいものから思わずドキッとするものまで、いろいろな内容を取り揃えるLINEスタンプ。「仕事帰り、終電の中で“これから帰る”と味気なくテキストを送るよりも、ダッシュしているキャラクターのスタンプを送る。愚痴や本音を言い合える夫婦だからこそ、少しのスタンプの工夫で、夫婦関係をより良好にすることが出来ると思います」(同)。そんな多くの“夫婦スタンプ”の中でも、ほんわかしたタッチで描かれたスタンプが人気の様子。LINEが発表した「夫婦間で使えるスタンプランキング」ベスト20にも、かわいらしい絵のスタンプがズラリ。「ゴミ出しありがと」といった日常のささいなやりとりがスタンプになった「ママからパパへ日常スタンプ」(wacca works)や、「たのむ…こづかいあげてくれ」など夫側の気持ちをピックアップした「ママきいて!!」(KID-MAMA)などがランクイン。言いにくい言葉もかわいらしい絵でフォローできるのがポイントといえそう。夫婦なんだから言葉にしなくてもわかっているはず、というのは大間違い。普段恥ずかしくて言えない感謝の気持ちや、ちょっとした不満も相手に伝えてこそ夫婦というもの。言葉では伝えづらいことも代弁してくれるLINEスタンプを使って、夫婦の絆をより深めてみては?
2014年11月22日お料理コンシェルジュアプリ「Ohganic」を提供する東京エレクトロン デバイスはこのほど、夫婦生活を営む一般生活者の最新の家事事情と食行動について調査すべく、30代~40代の子育て夫婦600名(男女300名ずつ)を対象に「家事と夫婦生活」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査期間は11月6日~10日。○夫婦間での家事の分担割合、56.7%が「ほとんど妻」調査ではまず、「夫婦間での家事の分担割合」について調査したところ、56.7%が「ほとんど妻(妻8~9割、夫1~2割)」と回答した。次いで「妻の方が多い(妻6~7割、夫3~4割)」が19.8%、「すべて妻(妻10割)」が17.5%と続き、94.0%が「妻のほうが多い」という結果となった。○手抜きNGの家事は断トツ「料理」『掃除』『洗濯』『料理』の三大家事のうち、最も手を抜きたくない(抜いてほしくない)家事は何かと尋ねたところ、「料理(55.5%)」が断トツ1位となった。続いて、料理をすると答えた490名を対象に、料理をする時のストレスについて聞いたところ、「献立を考えるのが面倒なこと(38.8%)」や「献立のレパートリーが少ないこと(30.3%)」、「料理が苦手なこと(15.2%)」などが上位を占めた。○献立決めは「検索」よりも「提案」された方がラク次に、夕食を作ると答えた442名に対し、献立を考える際に参考にするものを聞いたところ、「インターネットのレシピサイトやアプリ(55.3%)」が最も多く、次いで「レシピ本や雑誌(28.8%)」「テレビ番組(22.4%)」と続いた。続いて、献立決めの際にインターネットやアプリを利用していると答えた271名のうち、73.4%が「レシピを検索すること自体が面倒」と回答。さらに、同対象者の86.7%が「献立を『探す』よりも『提案』されたほうがラク」だと感じていることが明らかとなった。○現在の生活に満足している人、69.2%最後に、本調査対象者全員に「あなたは、現在の生活にどの程度満足していますか?」と尋ねたところ、「満足している(69.2%)」「満足していない(30.8%)」となった。また、1週間のうち「家族全員がそろって夕食をとれている頻度」に基づいて生活満足度を調査した結果、「週に4日以上」では73.2%、「週に1日以上3日以下」では69.0%、「週に1日未満」では47.5%が「満足している」と回答。家族そろっての食事ができている夫婦ほど、生活満足度が高い傾向にあることがわかった。
2014年11月22日夫婦によって睡眠環境は異なります。多くの夫婦は一緒に寝ているのでしょうか?それとも別々?多くの夫婦がどうやって寝ているのか、なかなか聞けないところですよね。今回は、夫婦の睡眠事情についてご紹介します。約9割の夫婦は一緒の睡眠環境で寝ている!女性向けサイトで、いまどきの夫婦の寝室事情を調査することを目的として、「旦那様と一緒に寝ているかどうか」を調査したそうです。その結果、『一緒に寝ている』と答えた人は87%。約9割の夫婦が、一緒の寝室で寝ているそうです。別々の寝室で寝ている夫婦は、13%で全体の1割程度という結果がでています。しかし、これは結婚年数によっても変化するようです。夫婦は結婚○年目から別々に寝始める?!次は、結婚年数ごとの結果をみてみたいと思います。結婚1年目だと96%の夫婦が一緒に寝ているとのこと。しかし、6~10年になると80%までその割合は下がります。さらに、11~20年になると65%にまで下がります。結婚5年目あたりから一気に一緒に寝る割合が下がっていき、10年を超えるとそこからさらに15%下がる傾向にあることがわかりました。結婚年数が経つにつれて、寝室やベッドを分ける夫婦が増える傾向にあります。睡眠環境を別々にしたい理由別々で寝ている夫婦にもさまざまな理由があるようです。まずはイビキ問題。相手のイビキがうるさくて眠れない、ということも多いようです。また、ひとりの時間を確保したいという人もいます。さらに大きく影響するのが子どもの問題です。夫婦で寝ていたが、子どもが生まれたことで別々で眠るようになった、という家庭もあるようです。また、生活リズムが違うと、一緒に眠ることも難しくなります。睡眠環境が違うからといって、家庭に問題があるわけではありません。夫婦にとって最適な睡眠環境を選ぶようにしましょう。【参考】朝日新聞『【引越し侍/エイチーム】夫婦が別々で寝始めるタイミングは、結婚○年目だった!?~誰と寝ている?ベッドのサイズは?いまどき夫婦の寝室を徹底調査!~』Photo by Vladimir Pustovit
2014年10月07日最近ちょっと疲れている。あるいは新鮮さがなくなってご無沙汰……。さまざまな理由で夫婦間の営みが行われない「セックスレス」が増えているという。今回マイナビニュースでは、既婚者224人に緊急アンケートを実施。セックスレスの実態に迫った。○約半数の夫婦が「半年以上ご無沙汰」まずは「夫婦の営み(セックス)は定期的にありますか?」と尋ねたところ、36.2%が「はい(定期的にある)」と回答。「いいえ(不定期)」と回答した人(63.8%)の方が多く、定期的に夜の営みを行っている夫婦は3組に1組程度にとどまっている実態が明らかになった。続いて「はい(定期的にある)」と回答した人にその頻度を尋ねたところ、「週1回」が最も多く28.4%、次いで「週2~3回」が24.7%となった。「毎日」という回答は3.7%にとどまっている。一方、「いいえ(不定期)」と回答した人に対して、最後に営みがあったのはいつか質問したところ、「1カ月以内」が32.9%と最多であったが、「一年以上」という回答も30.8%にのぼる。「半年前」と回答した16.8%と合わせると、約半数近い夫婦が半年以上も性行為を行っていないことがわかった。○セックスレスでも愛はあるの?体の関係の冷えは、夫婦仲にどの程度の影響を与えているのだろうか。今回のアンケート回答者のうち、「自分たちはセックスレスだ」と考えている人たちにその理由を尋ねたところ、次のような回答が挙がった。・「お互い忙しい。仕事の時間帯がずれている」(42歳男性/建設・土木/営業職)・「子供が生まれたから」(29歳女性/ソフトウェア/技術職)・「たまにしたいと思っても、奥さんに断られるから」(50歳以上男性/電機/技術職)生活時間のすれ違いや、子供が生まれることによって、夜の営みの回数が減ってしまうようだ。このような状況でも相手への愛は残っているのか尋ねたところ、73.3%もの人が「愛はある」と回答しており、「愛もない」の26.7%を大きく突き放した。もしかしたら、相手に対して「家族愛」を感じているからこそ、セックスレスになってしまうのかもしれない。セックスレスと夫婦愛とはまた違った尺度があるようだ。○不倫しても夫婦の営みに悩みはない!?配偶者と夜の営みがなければ、それ以外の異性と深い関係になることも考えられる。そこで、「配偶者以外の異性と定期的に営み(不倫)をした経験がありますか?」と質問した結果、わずかだが3.6%の人が「ある」と回答。その相手をたずねると、「会社の同僚」、「会社の先輩」、「ネットで知り合った人」といった答えが挙げられた。このほか、夫婦の営みに対する悩みの有無についても調査したところ、約2割の人が「悩みがある」と答えており、次のような回答が挙げられた。・「マンネリ化している」(28歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「あまりにしていないので、切り出しにくくなった」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「なかなかアブノーマルなプレイをしてくれないことです」(30歳女性/その他)ちなみに、前述の不倫経験者のほとんどは、夫婦間の営みへの悩みは「ない」と回答している。既に夫婦関係を割り切っているのか、はたまたあっちもこっちもOK!ということなのか……?少子化対策が叫ばれる今、夫婦の性交渉の頻度が増えることだけでは解決できない問題があるのかもしれない。みなさんはどう思うだろうか。
2014年06月18日「スクラート胃痛対策プロジェクト」(ライオン)は、11月22日の”いい夫婦の日”に先駆け、胃痛の経験がある既婚男女500人に「夫婦仲とストレス・胃痛の関係性に関する意識調査」を実施し結果を発表した。調査期間は10月12日~14日、一都三県に住む、20代後半~40代の現在または過去に胃痛を経験したことのある既婚男女500人にインターネットにて調査を行った。調査ではまず「自分たちはいい夫婦と思うか」を聞いたところ、86.6%が「いい夫婦である」と回答。一方で85.0%が、いい夫婦でいるためには「我慢や忍耐が必要」であるとも回答し、74.2%は、いい夫婦でいるために「相手に言いたいことを我慢している」ことがわかった。言いたいことを我慢している割合は、女性67.2%に対して男性81.2%と男性の方が高かった。また、我慢している人371人に相手にこれだけは言わないように我慢している一言を聞いたところ、男性「もっとちゃんと掃除してよ(22.7%)」、女性「もっと稼いでよ(34.5%)」が最も多い結果だった。夫は妻の家事に対して、妻は夫の収入面に対して、「言わないように」我慢していることがわかったという。「夫婦間でストレスを感じたことがあるか」聞いたところ、57.6%が「ある」と回答し、その理由として、男性は「妻に不満はあるが、けんかになるのが嫌で何も言えないから(39.7%)」、女性も同様に「夫に不満はあるが、けんかになるのが嫌で何も言えないから(32.7%)」が最も多かった。共にけんかを避けるために、不満を言わないようにしていることが浮き彫りになった。また、周りの夫婦に比べて自分たちはいい夫婦だと思っている人(433人)の約4割(38.1%、165人)は「夫婦間のストレス」が原因で胃痛になったことがあると回答し、その4割(37.0%)は、複数回経験していることがわかった。胃痛がある人が、胃痛を発症しやすいタイミングは、「食事前の空腹時(43.9%)」が最も多いことから、特に空腹時に言いたいことを我慢することでストレスを感じると、胃痛になりやすいと推測されると調査では分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日オリックス銀行はインターネットを通じて、夫婦間における家計管理に関する意識の違いについて調査を実施した。調査は7月4日・5日の2日間、全国の20歳以上の既婚男女計2,115名(男性961名、女性1,154名)を対象に行った。最初に、夫婦間のプレゼント費用について尋ねたところ、妻の44.3%が夫へのプレゼントは家計の預貯金から捻出していると回答。一方、夫の66.3%は自分の小遣いやへそくりから、妻へのプレゼント費用を出していることが分かった。また、「夫・妻へのプレゼントにお金を費やしますか?」という質問では、年代によってプレゼント代が異なる結果が出た。20代夫の9割近くは妻へのプレゼントにお金をかけているが、60代になると5割程度まで減少している。妻も同様で、年齢を重ねるごとにプレゼント代は減っているようだ。次にプレゼントの金額について調査したところ、プレゼントに費やす金額は夫の方が高いという結果が出た。夫が家計管理している場合、さらにその金額は増えるようだ。夫と妻が共同で家計管理している場合は特にその差が大きく、夫からのプレゼント代が5万8,442円なのに対し、妻からのプレゼントは1万5,275円にとどまった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日クロス・マーケティングはこのほど、首都圏一都三県に在住する20~49歳の男女900人に「夫婦のお財布のヒモと家事分担」に関する調査を実施した。調査期間は2月17日~19日。家庭での家計管理タイプについては「(妻から夫への)お小遣い制」が全体の4割を占め、最も高い結果となった。共働き家庭では、「項目別分担タイプ(31.0%)」が「お小遣い制(26.5%)」を上回った。また、月に自由に使える金額と満足度については、家計管理法によって月に自由に使える金額の平均に差がみられる。「共同財布タイプ」が最も高く、5万5,407円。一方、「お小遣い制」は3万786円であった。しかし満足度については、「お小遣い制」でも48.6%と半数近くが満足しているという結果となった。さらに自由に使えるお金の使い道については、男性は「食事代」「趣味」「飲み代」、女性は「洋服代」「美容費」に多く使われている。また、希望の使い道には、「趣味(29.8%)」、「貯金(22.8%)」、「洋服代(12.0%)」がトップ3となった。現状の使い道と希望を比較すると、男女共に貯蓄志向が強いことがうかがえる。家事の分担についても調査したところ、全体で約半数の家庭で家事を分担していることが明らかになった。また傾向として家事を分担することが多いのは、「共同財布タイプ」「項目別分担タイプ」および「共働き」家庭であった。分担内容としては、夫は「お風呂掃除」「ゴミ捨て」、妻が「料理」「洗濯」「トイレの掃除」が多かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日リクルートが運営するブライダル総研はこのほど、「夫婦関係に満足しているか」などを聞いた「夫婦関係調査2012」の結果を発表した。調査は全国20~60代の既婚者2,000人を対象に、インターネットアンケートによって実施された。「夫婦関係に満足しているか」という質問事項に対し、既婚者全体の73.1%が満足と回答。男女別では男性76.8%、女性69.4%と、昨年調査に引き続き、妻よりも夫のほうが満足している割合が高い。性・年代別では、最も満足している割合が高いのは男女とも「20代(男性85.5%、女性79.0%)」であり、反対に最も低いのは男女とも「40代(男性71.0%、女性62.0%)」だった。昨年の結果と比べると、男性は「夫婦関係に満足している(+4.4pt)」、「大切な、かけがえのない絆がある(+3.8pt)」、「自分を犠牲にしてでも配偶者を幸せにしたい(+3.8pt)」など、多くの項目で「そう思う」と回答している。一方、女性は「自分を犠牲にしてでも配偶者を幸せにしたい(+2.0pt)」、「夫婦関係に満足している(+1.6pt)」、「配偶者のことを信頼している(+1.6pt)」は増加したものの、「この先離婚することはない(-1.8pt)」、「配偶者のことを愛している(-1.6pt)」は減少。全体として、夫と妻の気持ちの動きに違いが見られる結果になったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日