予定通りにいかないと怒る夫。妻は逃げ出すことができるのか?夫と息子と3人で暮らす専業主婦の妻・麻沙美さん。旦那さんの怖すぎる性格に、毎日怯えて暮らしていました。それは「自分の予定は少しでもズレたくない」こと。ズレると途端に性格が変わるのです。普段は穏やかで優しいパパ。しかし、少し予定からズレた行動をすると途端に暴言や大声を出されるそうで…。子どもが生まれてからは「予定通り」なんて到底難しく、怒らせないように必死に過ごす日々。逃げたい。でもお金も仕事もない、逃げられない。妻と子どもの運命は…。■前回のあらすじ付き合っているときから幸弘のキレやすい性格はわかっていたものの、父親も同様だったため違和感を飲み込んで結婚に至った麻沙美。男の人はこんなもの、自分が我慢すればいいと思っていたのだが…。幸弘は、私の友人に会うときも、自分の友人といるときもいつも穏やかで優しく、完璧な夫でした。他人に対しては予定を崩されてもその場で怒ることはせず、必ず後でふたりになってからひどく文句を言うのです。今回も、突然子連れ参加になった武志さん夫妻に嫌な顔ひとつせず、お子さんの面倒を見ていました。しかし―…。帰りの車内は口調も変わり、ずっと愚痴ばかり言っていました。反論すると急に車のスピードを上げ、カーブを曲がり急ブレーキをかけてきて…。一歩間違えば命の危険もある行為に、心臓がバクバクしました。彼の言葉に逆らってはいけないのです…。次回に続く(全16話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年11月11日私たちは結婚6年目の夫婦。子どもは6歳と2歳の2人で、結婚当初から子どもは3人欲しいと夫婦で話していました。2人目が2歳になり、そろそろ3人目をと考えた矢先、妊娠が判明。私はとてもうれしく思い夫に報告しましたが、予想外の言葉が返ってきたのです。3人目を妊娠!夫からは予想外の反応結婚当初から、子どもは3人欲しいと計画していました。できれば2歳差で……と考えていましたが、2人目はなかなかできず、不妊治療を実施。結局4歳差になりましたが、人工授精で無事授かりました。今ではその子も2歳。「そろそろ3人目が欲しいな~」と考え、夫にも「3人目、そろそろどうかな?」と相談。「いいんじゃない?」と言っていたので、タイミングを計っていました。すると、すぐに3人目を妊娠。2人目がなかなかできなかった経緯もあり、私は驚きを隠せませんでした。このときは妊娠検査薬での判明でしたが、反応線もくっきりと出ていたので、すぐに仕事中の夫へメールで連絡。「きっと、夫も喜んでくれるだろうな~」と思っていました。しばらくして返答があったので見てみると、「え? ほんとに?」とのこと。「本当だよ~」と、検査薬の写真も送りました。夫からは「まじか……ちょっと受け入れられん」との連絡。私はまさかの返答に目を疑いました。なんと、夫は3人目を望んでなかったのです。3人目に対する夫の反応、そして家出へ帰宅した夫にどういうことなのかと聞いたところ、「子どもは2人でいいと思っていた」「2人目は不妊治療までしたから、3人目はできないと思っていた」「今以上に自分の自由時間がなくなるのがしんどい」「できればおろして欲しい」と言うではありませんか。私は開いた口がふさがりませんでした。夫婦で同意して3人目を授かったと思っていたのに、夫はタイミングを計るときには本心を言わず、いざ妊娠したとなると「自分の時間が欲しい」さらには「おろして欲しい」と。「もうこの人とはやっていけない」そう思った私は、実家へ初の家出を決意しました。夫には「がっかりしました。離婚も考えています」とだけメールを送り、子ども2人を連れて実家での生活をスタートさせました。その後、病院へ受診し胎嚢を確認。心拍はまだ確認できませんでしたが、「この子は自分ひとりで育てる!」と考えていました。家出後の夫の反応は?そして流産に…家出後、夫からは「話し合いをしたい」「帰ってきてください」と、簡潔な連絡が来ていましたが、私は無視。すると、4日目に長文のメールが来たのです。「〇〇の気持ちも考えず、自分の思うままに発言してごめんなさい。でも本心といえば本心でした。俺は今のこの4人での生活が幸せで、お金、時間ともに今の状態がベストと考えています。正直、〇〇がひとりで出かけたときの自分は子ども2人の相手で精いっぱい。これが3人に増えると思うと自信がありません。仕事も忙しく、今以上に家族時間を確保することも難しいです。だけど、自分の言い分ばかりを押し付けてしまったこと、本当に反省しています。話し合いたいです。帰ってきてください」夫からのメールには、ほかにも「3人目を欲しがっている私の気持ちを知っていたからこそ、自分の気持ちが言えなかった」「仕事でかなり疲弊していて、3人育児を考えると不安しかなかった」など、彼の本心が書かれていました。たしかに夫の仕事は忙しく、かなりのブラック体質の職場で、辞めてしまおうか……とも考えていた矢先の出来事。疲れていたことには違いありませんでした。私も徐々に冷静さを取り戻し、「話し合いをするか……」と自宅へ戻ることに。そして、1週間ぶりに夫と対面。土下座で謝罪し、「3人目も大切に育てます」と言う夫に「ひとまず許そうか」と思い、離婚はしないことになりました。すると翌日、大量に出血……。すぐに病院へ行き、子宮内がからっぽになっているのを確認。流産でした。夫に流産していたことを伝えると、「そうか……」とひと言のみ。とても複雑な心境で、私にどう声をかけていいかわからなかったそうです。とても悲しい結末になりましたが、今はまだ生まれるタイミングではないと、赤ちゃん自ら私のもとを去ったように感じました。まとめその後、夫とは3人目をどうするのか、話し合いを続けています。夫は今も消極的で、仕事の件もあり不安が強いのだそう。現在、私は36歳。年齢を考えると、3人目の出産はできれば早いうちにというのが本音です。しかし、夫のことは基本的には愛しているので、彼が欲しいと思うタイミングを待とうと今は思っています。お空へ戻ってしまった、3人目。夫も以前は3人欲しいと言っていたので、いつか会えることを願い、今の家族を大切にしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/ささきなみ(37歳)体力の衰えを感じ、年齢に抗うなにかを始めようと摸索中のアラフォーです。趣味はキャンプ。自然の中で飲むお酒を楽しみに日々を頑張っています。健康や夫婦生活についてなど、アラフォー世代の気になる体験談を執筆中です。
2023年11月10日夫の予定通りの人生から、妻は逃げ出すことができるのか?夫と息子と3人で暮らす専業主婦の麻沙美さん。旦那さんにはあるこだわりがあるようで…。それは「自分の予定は少しでもズレたくない」こと。ズレると途端に性格が変わるそうなのです。普段は優しくていいパパ。しかし、少し予定からズレた行動をすると途端に暴言や大声を出されるそうで…。夫婦ふたりのときはまだ耐えられたけれど、子どもが生まれてからは「予定通り」なんて到底難しく、麻沙美さんは日々怯えて暮らしていました。逃げたい。でもお金も仕事もない、逃げられない。妻と子どもの運命は…。■前回のあらすじ夕飯が少し遅れただけでも、予定通りにいかないと人格が豹変する夫。それに怯えて暮らす麻沙美と子どもは震えて耐えるしかない。しかし麻沙美はある決意をしていたのだった。結婚前から、幸弘の突然怒るクセは現れていました。しかし、長年父が暴れるのを見てきた私は、怖くても「男の人はこういうものなんだ」としか思わなかったのです。私は男の人とまともにお付き合いするのは幸弘が初めてで、父と幸弘、ふたりが似た性格だったことで「男の人」への価値観が固まってしまっていたのかもしれません。プロポーズされたときに迷いはありましたが…あの時間さえやりすごせば優しい彼と平和な毎日を過ごせる。怒らせなければいい…あの頃は本気でそう思っていました。でもそれはとても難しいことだったと、結婚後何度も思いました…。次回に続く(全16話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年11月10日夫の機嫌を取っていた人生から、妻は逃げ出すことができるのか?夫と息子と3人で暮らす麻沙美さん。夫の希望で結婚後は専業主婦として夫を支えていた麻沙美さんですが、旦那さんのあることに困っていて…。なんと「自分の予定が少しでもズレると性格が豹変する」そうなのです。普段は優しくていいパパだけれど、ひとつミスをすると途端に暴言や大声を出されたりするそうで…。夫婦ふたりのときはまだ耐えられたけれど、子どもが生まれてからはその「予定通り」というハードルが上がっていきます。逃げたい。でもお金も仕事もない、逃げられない。妻と子どもの運命は…。夫の幸弘は、普段のお出かけでもたくさん調べてプランを出してくれますし、私たちを楽しいところに連れて行ってくれます。そのときはいいパパなのです。しかし―…。一度予定からズレると、夫は人が変わったように私を責め立て、モノに当たることも。これがいつ私や息子に向かうかと思うと、怖くてたまりません。私にはお金も仕事も自由もない。でも…あと少しで、私たちは逃げ出します。次回に続く(全16話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2023年11月09日「子どもにお金をかけたくない夫」のひどすぎる行動の数々に妻の怒りが爆発…こんな夫、もういらない。夫とまだ幼い息子と3人で暮らすワーママの礼美さん。夫は、自分のお金が子どもに使われることが許せないらしく…産後、人が変わったかのようにベビーベッドやおむつ代、さらには出産費用にまでケチをつけるようになります。エアコンを使うことさえ「もったいない」と怒るくせに、自分は冷房ガンガンでゲームをし、仕事も降格しお金がないと訴えるのにもかかわらず、高級車をローンで購入する夫。身勝手で親の責任感なんて欠片も持ち合わせていない夫に、ついに妻は離婚決めます。もうこんな夫は、パパはいらない。目が覚めた妻が取った行動は―…!■前回のあらすじようやく礼美が買ったマンションから出ていった夫。だが、そのあとには家電どころかベビーベッドさえ残っていなかった。離婚して3年経ったある日、いきなり元夫が待ち伏せして現れる。悪い予感しかしない礼美は身構えるが…。私は息子とともに引っ越して保育園も変えていました。なので、元夫がどうやって居場所を突き止められたのかは…わかりません。しかしこうして危害を加えられそうになったことで、以前の証拠も合わせて接近禁止の申し立てをすることにしました。たまたま近くを散歩していたという上司の栄さんは…そういった関係ではありません。しかし息子を含めてよく出かけている仲です。これからどうなるかはわかりませんが…正直、男の人をまた信じようと今はまだ思えません。今はただ…息子が楽しい毎日となるように、そのために精一杯のことをやるだけです。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。 こちらもおすすめ!「食費4万ってかかり過ぎじゃない?」夫と子ども2人と一緒に幸せに暮らしていた妻。ある日夫が車が欲しいと言い出し、お金のことを考えて躊躇したけれど夫が必死に懇願したため結局車を購入することに…。しかし…妻に何が…!? 「わが家の食費は2万円!?」1話目はこちら>>
2023年11月08日■前回のあらすじ「子どもにお金をかけたくない夫」のひどすぎる行動の数々に妻の怒りが爆発…こんな夫、もういらない。夫とまだ幼い息子と3人で暮らすワーママの礼美さん。夫は、自分のお金が子どもに使われることが許せないらしく…産後、人が変わったかのようにベビーベッドやおむつ代、さらには出産費用にまでケチをつけるようになります。アコンを使うことさえ「もったいない」と怒るくせに、自分は冷房ガンガンでゲームをし、仕事も降格しお金がないと訴えるのにもかかわらず、高級車をローンで購入する夫。身勝手で親の責任感なんて欠片も持ち合わせていない夫に、ついに妻は離婚決めます。自分名義の家から出ていくように言う礼美に、「ふざけるな」と憤り暴れ始める夫。礼美は事前に準備していた荷物と子どもを連れて家から逃げ出し、すべての証拠とともに離婚を進めていくのだが…。両親にも、「そんな酷いやつにはきちんとお金を払わせるべきだ」「お金だけでも償わせるべきだ」と言われました。でも、彼と数年一緒にいて、どれだけ「自分のお金」に執着のある人だかはわかっていたつもりです。慰謝料と養育費を法的に払わせることは可能ですが、「俺の金で生活しているくせに」と言ってくる恐怖に怯えて生活するのは、まっぴらでした。私は私のお金で、息子を育てていく。そうして離婚が決まってからはスムーズに話が進み、家も引き渡されたのですが…。家の中はひどい有様でした。壁は傷つけられ、家具・家電はなくなり、掃除もされず…。本当にどうしようもない人だったのだなと、自分の見る目のなさを悔いるだけでした。修理費や家具家電の盗難を訴えることもできましたが…子どもの命をなんとも思わないような人とはもう関わりたくありませんでした。そして3年経った頃…。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年11月07日生まれつき耳が聞こえない難聴のユカコさん。一般採用で入った大企業に人事として入社。その後結婚し、難病をもつ長女・なっちゃんが生まれました。ユカコさんは育児に悩んだりもしましたが、「自分にできることをしたい」と勤めていた会社を退職し、難聴児の言葉の教育をサポートする会社を立ち上げ活躍されています。難聴者であるユカコさんのYouTubeチャンネルでは、生活や子育て、難病の娘さんのことなど、障害のある暮らしについてご家族のリアルな姿を動画でご紹介されています。今回は、おなかの赤ちゃんに難病があるとわかったときのこと、難病の長女なっちゃんが大きな手術を幼いながら頑張り、ご家族でリハビリを乗り越えて車いすを返却する様子をご紹介します。動画を観た方からは「自然と涙が」「感動しました」「涙が止まりません」などの声が続出。 ユカコさんはいったいどのようにして、ご自身が難聴を抱えながら、難病の子どもを育てているのでしょうか。その答えは、家族の在り方にありそうです。 生まれつき難聴の私が難病児を出産。「この子を育てられない」と号泣したあの日。 聞き取りやすい言葉と発音ですらすらとお話しをされるユカコさん。じつは、生まれつき耳の聞こえない重度の難聴者です。ユカコさんは話す相手の口の動きを見て、言葉を読んでコミュニケーションを取っています。 幼稚園から中学校まで一般の学校で過ごし、希望の高校・大学へと進学。大学ではお友だちと遊んだり、海外旅行をしたり、とにかくチャレンジを続け満喫した4年間だったそうです。その後は一般採用にて、大企業に人事として入社。お友だちとのキャンプで出会ったテツさんと結婚し、長女・なっちゃんを出産しました。 なっちゃんを妊娠中、妊娠後期になって、おなかの赤ちゃんの病気が発覚。長女なっちゃんは50万人に1人の骨の病気を持って生まれてきました。 最初は「難聴の私にどうして難病の子どもが生まれたんだろう……」と受け入れることができませんでした。 テツさんに泣きながら相談したところ「そっか、わかった。ユカコのやりたい方向で考えよう」と言ってくれました。そして、ユカコさんのお母さんは「育てられなくてもいいよ。障害児を育てるのは2人目やから、私が頑張って面倒を見てあげる」と力強い言葉をくれました。 ユカコさんには赤ちゃんの泣き声も聞こえないため、難病を抱えるなっちゃんのお世話は精神的にも肉体的にも非常に大変だったそうです。 テツさんやご家族のサポートもあり、徐々に受け入れられることができるようになったユカコさん。改めて難病児・障害児のことを考えてみると、教育の選択肢がとにかく少ないことに気がつきました。 「難聴のことなら自分にできることがある!」と思い、2018年に会社を辞め、難聴児の言葉の教育を中心とした団体・株式会社デフサポを立ち上げました。 難病のわが子が過酷な手術を……元気いっぱいすくすくと大きく成長していくなっちゃん。しかし、病気の影響で、成長するにつれて両足の長さに差がでてきたため、短い方の足の骨を伸ばす手術をすることに。ユカコさん夫婦は、全国各地の医師を探しまわり、どうにか手術をしてくれる先生を見つけました。 手術後は痛がってずっと泣き続けるなっちゃん。「すごくかわいそうだった……。とにかく頑張ったなぁ。」とユカコさんは振り返ります。ユカコさんとテツさんが交代で病院に行くため、次女のかんちゃんも寂しい思いをしながら頑張っていたそうです。 術後1カ月半ほどが経ち、器具がついた状態で退院。入院していたときに比べて、なっちゃんの表情は徐々に明るくなっていったそうです。 退院後は、テツさんが常に後ろから支えながら、川や山などの自然の中にも積極的にでかけたそうですよ。 とにかく大変だったとご夫婦で口をそろえておっしゃっていたのが、退院後のリハビリです。リハビリには毎日2時間ほどかかり、「仕事もある中で体力も時間も減って忙しすぎて記憶がない」とのこと。 『とても大変な日々だったけれど、将来なっちゃんにとってプラスになるなら』という気持ちで乗り越えたというお2人。 「一番頑張ったのはなっちゃん。そしてかんちゃんも頑張ったね。私たちはあの2人に比べたら全然……」と笑顔でおっしゃっていたのが印象的でした。 今なっちゃんの元気な様子を見て、「頑張ってよかったな」と心から思っているそうです。 ついに、車いすを卒業! 1年後、器具が取れて、ギブス生活を過ごしたなっちゃん。今ではランドセルを背負って元気に自分の足で学校へ通えるまでになりました。 そして今日は1年ほど使った車いすを返却の日。子どもたちの手でピカピカに綺麗に拭いていきます。 ユカコさんは耳が聞こえないため、子どもたちの口を読みながら会話をしています。そしてテツさんがさり気なくサポートし、常に子どもたちを褒めながら掃除を進めていきます。 最後に一度乗ってみるなっちゃん。座ってみると車いすが小さく見え、成長したのがわかります。「『車いす、いっぱい貸してくれてありがとうございました』と言って返そうね」と伝えるユカコさん。 きちんと自分の言葉で「ながいことかしてくれてありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えることができました。 なっちゃんの足がなおり、ジャンプできるようになった姿を見て、職員さんも驚いていましたよ。 退院後、1年以上お世話になった車いす。その期間はご家族4人が力を合わせて頑張った期間でもあります。手術後痛くて泣き叫んでいたなっちゃんがここまで成長した姿を見ると、胸が熱くなりますね。 動画を観た方たちからは、「なっちゃんも家族のみんなもがんばったから車いすにありがとうってお別れが言えたんだよね。 お世話になったものに素直に感謝する心を教えるテツ&ユカコご夫婦はホントにステキ」 「つらい思い出があるだろうにちゃんと『長いこと貸してくれてありがとう』って言えることに本当に感動しました! 涙出ちゃう……。これからもっともっと楽しいことが待ってるよ! がんばった分、素敵なことがたくさん2人の子どもたちに降り注ぎますように! もちろんご両親にも!!」「お父さんも普段からお子さんとちゃんとお話ししてるんだなっていうのがよくわかります。常に褒め続けているし2人の動きよくみていらっしゃる。本当に素敵なご家族です」「つらい時期を乗り越えて、車椅子を返却したときの気持ちを思うと涙がでます。 本当に良かったですね!」と感動の声がたくさん届いているようです。 ◇ ◇ ◇ お世話になった車いすを子どもたちの手で掃除をして、感謝の気持ちとともに返したユカコさんご家族。辛い日々を乗り越え、「ありがとうございました」と伝えながら自分で車いすを返却したなっちゃんは本当に強い……! なっちゃんの将来のことを想い、日本全国お医者さんを探し回って大きな決断をし、サポートし続けたユカコさんの芯の強さにも脱帽です。 決して明るいことだけではなかった日々。その都度ご夫婦で気持ちを共有して乗り越えてこられたのが動画から伝わってきます。他の動画を拝見していても、とにかくユカコさんの笑顔・子どもたちへのやさしい声かけ、テツさんのサポートが印象的……! ぜひユカコさんご一家の絆を動画でもご覧くださいね。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=『新しい家族のカタチ』について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 著者:ライター 福島絵梨子
2023年11月07日「子どもにお金をかけたくない夫」の行き過ぎた行動に妻の怒りが爆発…こんな夫、もういらない。夫とまだ幼い息子と3人で暮らすワーママの礼美さん。夫は、自分のお金が使われることが許せない人だったようで…産後、人が変わったかのようにベビーベッドやおむつ代、さらには出産費用にまでケチをつけてきます。お子様ランチは「もったいない」と怒るくせに、自分は高級ステーキを食べ、仕事も降格しお金がないと訴えるのにもかかわらず、高級車をローンで購入する夫。熱中夜に自分は冷房をガンガン使うくせに、妻と子どもの寝室の冷房は切るような男。身勝手で親の責任感なんて欠片も持ち合わせていない夫に、妻は離婚を考え始めます。もうこんな夫は、パパはいらない。ついに目が覚めた妻は―…。■前回のあらすじ熱帯夜に子どものいる部屋のエアコンを切ったことに抗議すると、すべての生活費に小遣いも払えと逆ギレする夫。黙っていると言い返せないと煽ってくるが、礼美は離婚届を突きつけて家から出ていくように言う。「出ていきなさい、ここは私の家よ」と。夫はいつも生活費の配分などと大きな口を叩いていましたが、実際に家のローンを組んでいたのは私。住居の権利は私にありましたが、あの夫が素直に出ていくはずもなく…。それも見越していた私は、事前にいつでも家を出られるようその日のうちに準備をしていました。そのため、夫が暴力で訴えてきた瞬間に、息子を連れて家を出ることができました。そして弁護士に提出したのは、その日彼が語った「子どもの命を軽んじる発言」の数々。量が少ないためどこまで戦えるかはわかりませんでしたが、録音データや脅迫めいたメッセージの記録は、証拠として使えるようでした。もう、ここからは離婚に向けて止まるつもりはありませんでした。しかし―…。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年11月06日「価値観の違い」は、離婚の原因としてよく聞くものの一つ。離婚の決定打となったという夫婦間の「違い」について、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、3つご紹介します。1:住宅ローンに関する考え方の違い「元夫とは、結婚5年目で破局しました。1番の理由は、お金や貯金に関する考え方の違いです。元夫は『住宅ローンは借金のうちに入らない』という考え方で、身の丈以上のローンを組んで家を買いたがりました。しかし私はその考え方には反対で、そもそも住宅ローンを組みたくないし、組むとしても返済に余裕をもった額しか借りたくありませんでした。この違いが原因で、結婚しているときも何度も大喧嘩になりましたね。すぐにでも家を買いたい夫と、お金を貯めてから家を買うのでも遅くないと考える私で、正面衝突でした。住宅ローンへの考え方だけでなく、お金全般への価値観も違うところが多く、結局はそれが原因で不協和音が大きくなり、離婚に至りました」(35歳女性/専門職)住宅ローンを組んで家を買う場合には、長期にわたって責任と負担が継続します。ここの価値観が異なると、住まい選びでも意見が衝突しやすくなるので、夫婦仲に亀裂が入りやすいでしょう。2:子づくりへの考え方の違い「元夫とは結婚2年でスピード離婚しました。理由は、子づくりへの価値観の違いです。結婚したら若いうちに最低でも二人は産んでおきたいと考える私と、結婚してもしばらく子どもはいらないと考える夫との間で、新婚当初から喧嘩ばかり。そのうちにレスにもなってしまいました。夫婦として同じ方向を向かなくなっただけでなく、ただの同居人のような感じになって…。そうしているうちにも私は歳をとってどんどん出産リミットが近づくと焦りだし、私から夫に離婚を切り出して別れることになりました。夫婦間で子づくりへの意見が合わないと、致命傷だなと痛感しました。結婚前にもっとちゃんと相手の意見を確認しておけばよかったです」(33歳女性/サービス)出産や育児に対する考え方が大きく異なると、夫婦でぶつかる場面も多くなるでしょう。話し合いをして歩み寄りができればベターですが、どちらも譲れないほど価値観が相反してしまうと、一緒に暮らしていくのが難しくなっても無理はありません。3:「浮気」の定義の違い「元夫とは“浮気”の定義が違うせいで、結婚しているあいだはずっと喧嘩ばかりでした。私は夫が女友だちと二人きりでお酒の入る食事をしたら、浮気をしているのと同じだと思うタイプ。しかし夫は『肉体関係がなければ浮気ではない』と言い張り、結婚後も私以外の女性と二人きりで食事に行くのをやめませんでした。もちろん法律的な不貞の話となれば肉体関係の有無が重要なのでしょうが、私は、妻が嫌がるのをわかっていて女性と会うのをやめない夫の態度が疑問で…。『パートナーが嫌がることはしない』というのは円満な関係を続けていくためには絶対に必要だと思うので、そこを理解してくれない夫に対してどんどん気持ちが冷めましたし、腹が立って仕方なくて、大げんかの末に離婚することになりました」(32歳女性/ネイリスト)異性との関係も、夫婦が崩壊するきっかけになりやすいもの。不倫をしているわけではなくても、パートナーの交友関係がどうしても受け入れられない場合は、別れる選択をするしかないのかもしれませんね。ひとくちに「価値観の違い」と言っても、その内容はさまざまです。「どうしても許せない」と感じることには個人差があります。夫婦間で致命的となる価値観の違いが発覚すれば、家庭崩壊へと突き進んでしまっても仕方ないのでしょう。そうならないために、結婚前に相手の価値観をよくチェックしておくに越したことはありません。©siro46/Adobe Stock ©ponta1414/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月05日1人目の子を出産した10年前、私の育児に関しての知識は先輩ママから聞くか、育児書から得たものだけでした。特に授乳は、最初にぶつかった大きな壁です。試行錯誤しながら子どもを育てていく中で、育児書通りにいかないことも多くて……。母乳って自然に出ないの?私が初めて妊娠した10年前、育児の知識はあまりありませんでした。育児書や先輩ママに聞いたりしていても大変というイメージはなく、赤ちゃんが生まれるのが楽しみ!と悠長に構えていました。 その後、出産を終え、入院中に初めて知ったことは「母乳って自然に出るものではないんだ」ということ……。授乳練習ではなかなかうまく飲ませてあげることができずに、育児用ミルクをあげる毎日。おっぱいは張っているのに飲ませてあげられないことに悲しくなってしまい、産院のスタッフさんに弱音を吐いてしまうこともありました。 望んでいることは何?退院したあとも母乳育児は思うように軌道に乗らず、気分が落ち込む日々。そんなとき、不安になっている私に気がついてくれたのは夫でした。娘が寝ているタイミングでじっくり話をし、「何が不安なのか、今どう思っているのか」を時間をかけて聞いてくれたのです。そして夫は「自分たちが一番望んでいるのは、子どもの成長だよね。母乳でも育児用ミルクでも、大きくなったときに比べる子はいないよ」と言ってくれたのです。 元気が一番!と気づいた夫の言葉を聞いて、その通りだと思いました。いつからか母乳育児にとらわれすぎて、私は周りを見る余裕を失っていたのです。気持ちが落ち着いたからか、生後3カ月になるころには母乳育児の生活が送れるようになりました。 「私たち夫婦にとっての幸せは、子どもが元気に成長してくれること」。今でもその言葉を胸に、子育てに臨んでいます。 現在10歳になった子どもは、風邪もひかずに元気に成長しています。初めての育児は慌ててしまうこともありますが、1つずつ家族で乗り越えていけたらと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:高山ななみ
2023年11月05日「子どもにお金をかけたくない夫」の行き過ぎた行動に妻の怒りが爆発…こんな夫、もういらない。夫とまだ幼い息子と3人で暮らすワーママの礼美さん。夫は、自分のお金が使われることが許せない人だったようで…産後、人が変わったかのようにベビーベッドやおむつ代、さらには出産費用にまでケチをつけてきます。お子様ランチは「もったいない」と怒るくせに、自分は高級ステーキを食べ、仕事も降格しお金がないと訴えるのにもかかわらず、高級車をローンで購入する夫。熱中夜に自分は冷房をガンガン使うくせに、妻と子どもの寝室の冷房は切るような男。身勝手で親の責任感なんて欠片も持ち合わせていない夫に、妻は離婚を考え始めます。もうこんな夫は、パパはいらない。ついに目が覚めた妻は―…。■前回のあらすじ熱中症の危険もすべてわかったうえで、子どものいる部屋のエアコンを切ったという夫。もしものことがあっても「それは自然淘汰だ」と言ってのける夫に、妻はついに離婚をつきつける。離婚しようと言っているのに、「俺の生活費全部払え」?お金もなくて節約を強いてくる人なのに「金目当て」?この人は何を言っているのでしょうか。私の話なんて聞いていないんでしょうね…。大声と音を出して怯えさせれば、私が言う事を聞くと思っているのです。もうそんなもので揺らぐ時期は超えました。離婚届は、昼間役所でもらった際に私の分は記入済みです。もう二度と顔も見たくありませんでした。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年11月05日4つ違いの夫とは友だちの紹介で知り合い、2年付き合ってから結婚しました。夫婦生活は平凡でしたが、2児にも恵まれてそれなりに幸せな日々を送っていました。しかし、夫が徐々に趣味に費やす時間が増えていき……。そんな私のお話を紹介します。休日は夫の趣味時間が優先私たち夫婦は、ともに正社員で残業も多く、平日は子どもの面倒を見るほうが都合を付けて帰社するというルールを決め、家事や子育てを分担していました。幸い、夫は料理を作るのが得意だったため、子どもの夕飯なども任せることができました。どちらも働いているのだから、家事や子育てもお互いに協力するというのは当たり前という考えでした。しかし、結婚生活も5年を過ぎたころから、休日になると夫の趣味である釣りに割く時間が増えていきました。まだ子どもも小さかったので、休日は家族でどこかに出かけたい気持ちでいた私でしたが、早朝から釣りに出かける夫を止めることもできず、仕方なく休日は家事と子どもの遊び相手をするのが私の担当となっていきました。子どもに手がかからなくなって休日以外の過ごし方について、夫に不満があるわけではなかったのですが、やはり私も休日くらいは家事や子育てから開放されてみたい気持ちが募っていきました。子どもが大きくなって友だちと遊んだり、ひとりの時間を過ごせるようになってから、「私も自分の時間を過ごしたい」と、夫に相談しました。夫は、「これまで休日は自分の好きなことをしてきたので、自分は何も言えない。子どもたちに手がかからなくなったのだから自由にしたら?」と言ってくれました。私は、これまでの鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように、まずはひとりランチや買い物、ドライブやフラワーアレンジメント教室に通うなど、好きな時間を謳歌することができました。子どもたちも、それぞれ友だちと遊んだり、アルバイトを始めたりと、休日を謳歌(おうか)しているようでした。家族時間のルールしかし、家族がそれぞれ自分の好きな時間を過ごせるのはいいのですが、休日に家族全員で顔を合わせる時間がほとんどなくなっていたことに気付きました。自由時間が確保できる半面、家族時間がなくなっていたことは少し寂しくもあり、何のための家族なのか疑問に思うようになりました。そこで、月に1回、2回くらいは、「家族時間を作ろう」と提案しました。子どもたちは「別に要らない」と言っていましたが、私の懇願でスケジュールが合うときは時間を作ってくれるようになりました。まとめ休日の家族時間のルールを作ってから、最初は子どもたちも夫もあまり乗り気ではなかったのですが、最近では「おいしいレストランができたらしいよ。皆で行ってみる?」と情報を集めてきてくれ、「ここの温泉旅館が最高らしいよ」と、家族旅行の提案もしてくれるようになりました。最近では、子どもや夫のほうが家族時間を大切にしてくれ、私のほうが趣味に時間を割くのにひと苦労の休日です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/満田弥生著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年11月05日今回ウーマンエキサイト編集部ライター独自の目線とあらすじを交えてご紹介するコミックは「子どものためにタバコをやめて欲しい私の最終手段」です。現在妊娠中のひかりは、夫と2人暮らし。妊娠前は気にならなかった夫の喫煙。お腹の子どもに悪影響があると思うと酷く気になるように…。■お腹の子に悪影響 タバコを止めて!また吸ってる…。妊娠中のひかりにタバコを止めてほしいと懇願されるも夫はなかなか止めることができません。「子どもに悪影響」「ベランダで吸うことで近所にも迷惑」と悲痛なあかり…。■父親になるのに!真剣になってくれない…一度、自らタバコをやめると宣言したのに意思が弱い夫。これからこの人がお腹の赤ちゃんの父親になるのかと思うと、ひかりは情けなくて泣けてくるのでした…。この後夫なりに禁煙方法を考えてはいたのですが…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからは、ネタバレになるかも!?ライターが気になった場面をピックアップ!■悩ましい禁煙の壁 どう向き合う?大人になってからこれまでの長い習慣を変えるというのは難しいのかもしれません。この夫が言うようにストレスが溜まるというのも分からないではありません。しかし、妊娠中の受動喫煙も赤ちゃんにとって害になるため、一番身近にいる夫にはなんとしても止めてもらわないと困ります。妊娠中のつわりにも悪影響です…。ここからは、夫の心境の変化をチラッとお見せします…!ひかりが泣いてしまい、驚いた夫は禁煙方法を考えてきたようです。それなのに…。子どもが生まれたにもかかわらず、実は隠れて吸っていたことが判明しました…!タバコを注意すること自体、ひかりにとってはもううんざり。家事や育児には協力的な夫。子どものことを考えるなら、タバコはきれいさっぱりやめてほしい…。それなら方法を変えるしかない!と、ひかりはある作戦に出るのでした。その作戦とは…!?読み終えた感想としては、禁煙のやる気を育てるのに良い方法なのかもしれないと思いました。もしかしたら勉強しない子どもにもこの手を使っている親御さんがいるかも…?!自分に合った禁煙方法がきっとあるはずです。喫煙者が孤立しないよう、夫婦で、家族で一緒に考えていかなければならない大切なことのように思います。禁煙で悩んでいる人のヒントになるかしれませんよ…!▼漫画「子どものためにタバコをやめて欲しい私の最終手段」
2023年11月04日「子どもにお金をかけたくない夫」の行き過ぎた行動に妻の怒りが爆発…こんな夫、もういらない。夫とまだ幼い息子と3人で暮らすワーママの礼美さん。夫は、自分のお金が使われることが許せない人だったようで…産後、人が変わったかのようにベビーベッドやおむつ代、さらには出産費用にまでケチをつけてきます。お子様ランチは「もったいない」と怒るくせに、自分は高級ステーキを食べ、仕事も降格しお金がないと訴えるのにもかかわらず、高級車をローンで購入する夫。熱中夜に自分は冷房をガンガン使うくせに、妻と子どもの寝室の冷房は切るような男。身勝手で親の責任感なんて欠片も持ち合わせていない夫に、妻は離婚を考え始めます。もうこんな夫は、パパはいらない。ついに目が覚めた妻は―…。■前回のあらすじ熱帯夜に勝手に冷房を消した夫。幸い大事にはいたらなかったものの、熱中症の危険もあるのに冷房を切った夫に、妻の我慢も限界に。抗議する礼美に、夫は気合いが足りないと言い捨てて…。夫には、確認の気持ちで聞きました。今さら、改心したような言葉が聞けるとは思っていませんでした。すべてわかったうえでやったことなのか。息子のことはどう思っているのか。最後までヘラヘラと話す男に、怒りしか湧きませんでした。なんでこんな男と一緒に暮らしていたんだろう?離婚に向けて、あとは進むだけです。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年11月04日5歳の娘、1歳の息子、夫と私の家族4人で休日の公園へ遊びに行ったときのことです。最初は4人で楽しく遊んでいたのですが、次第にパパが休憩モードに入っていくのが横目に見えました。そしてついに夫はベンチに座ってスマホをポチポチ。そんなパパに娘が叫んだ言葉が衝撃的で……。気配を消して休む夫にイライラ…休日に家族4人で出かけた大きな公園。最初こそはしゃぐ子どもたちと一緒に夫も遊んでいました。しかし1時間も経つと、夫は疲れたのか無口に。そして隙を見つけてはベンチに座り、勝手に休憩。少しして戻ってきてくれれば良いのですが、夫は娘が呼びに行かないと戻ってきません。 そして次第にベンチから動かなくなり、ついに完全にひとり休憩タイムに。そんな夫を見て私はイライラ。夫が休んだら私は子ども2人を相手にしなければいけないし、そもそも私だって休みたいのです。けれど、子どもたちの相手が優先だと思い、見て見ぬふりをしていました。 遠くから娘が叫んだ言葉にパパ赤面少し遊んでいると娘が「あれ? パパは?」と言います。見るとさっきのベンチにいません。どこかに移動したのかな?と思い、娘に「ちょっと探してきてみたら?」と提案しました。 娘はてくてくと公園内を歩いていき、少し歩いたところで日陰のベンチに移動した夫を発見。すると娘は公園中に響く大きな声で「パパいたー! まーたスマホ見てるー!!」と叫びました。 娘の言葉に思わず吹き出してしまった私。夫はベンチから娘の元へ駆け寄り、「見てない見てない!」と大慌て。恥ずかしさから顔を赤くして「声が大きいよ!」と娘に言っていました。 言うまでもなく、その日パパはスマホを封印。公園から帰るまで子どもたちと思い切り遊んでいました。毎日仕事で疲れている中、休日に子どもたちの相手をするのは大変だろうとは思います。しかしそれは私も同じ。娘の言葉はパパの行動を変えるのに効果てきめんでした。 イラスト/森田家著者:山口花
2023年11月04日「子どもにお金をかけたくない夫」の行き過ぎた行動に妻の怒りが爆発…こんな夫、もういらない。夫の雅也さんと幼い息子と3人で暮らすワーママの礼美さん。夫は、自分のお金が子どもに使われることが許せない人だったようで…産後、人が変わったかのようにベビーベッドやおむつ代、さらには出産費用にまでケチをつけてきます。お子様ランチは「もったいない」と怒るくせに、自分は高級ステーキを食べ、仕事も降格しお金がないと訴えるのにもかかわらず、高級車をローンで購入する夫。身勝手で親の責任感なんて欠片も持ち合わせていない夫に、妻は離婚を考え始めます。さらに子どもに被害が及びはじめたことで、妻は我慢の限界に。もうこんな夫は、パパはいらない。妻が夫から離れるまでのお話です。■前回のあらすじ礼美と子どもにはありえない節約を強要するのに、夫は好き勝手にお金を使っていて…。そんなある夏の暑い夜、礼美は冷房を入れて子どもと寝ていたのだが、酷い暑さで夜中に起きてしまう。隣で寝ていた子どもは暑さに苦しんでいて…。私のせいだ、と思いました。私が、ずっと夫と向き合うことも、夫に立ち向かうことも面倒くさがっていたから。結果、こうして俊に被害が及んでしまった。私が我慢すればいいと思っていました。夫はお金に卑しい人ではあったけれど、私は自分の稼いだお金は家族のものだと思っていたため、私が多く払うことで俊に不自由ない生活をさせることができればと…。でも、俊が傷つくことになるなら話は別です。私は、ある決意をして夫の前に立ちました。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年11月03日結婚前からどことなくマウントを取りたがった姑。結婚してからも何かにつけて嫌みを言ってきたり、義兄弟の奥さんに対してもひどい仕打ちをしていました。しかし、彼女が亡くなる直前、その罰が当たるようなことが起こります。その出来事とは……!?結婚前からどことなく嫌な予感が私と夫は共通の友人の紹介で出会いました。お互い波長が合うと思い、年齢的にも結婚を急いでいたので話はとんとん拍子に進みました。出会って1カ月でプロポーズを受け、そのさらに翌月には挙式という、自分たちもびっくりのスピードで進みました。ただそのとき、1つ気にかかっていたのが姑のこと。両家の顔合わせのときに姑自ら「お互い平服で」と言ったのに、自分は見るからに格式高い服装で現れました。さらに家柄の自慢をするなど、あまり良い印象は受けませんでした。あとで実母から聞いた話では、私のことを「あんなどこぞの馬の骨を……」などと話していたというのです。しかし当時私はそのことは知らず、夫のことは好きでしたし、どの家庭もそんなものだと思い結婚を決めました。夫に訴えるも、味方になってくれない結婚後も、何かにつけ私にも実母にも嫌みを言ってマウントを取る姑。夫にそのことを言っても「自分は実際に見ていないから」と信用してくれず、姑の味方はしないものの私を守ってくれることはありませんでした。たちが悪いのは、姑は必ず夫のいないところでわからないよう巧妙に嫌がらせをしてくること。しかし、嫌みを言われるだけの自分はまだましで、義兄弟の奥さんに至っては、ありもしないうわさを流されたり、親戚が集まったときにずっと立ち仕事をさせられた上に1人だけ席が用意されなかったりなど、昔から聞くような陰湿な嫌がらせを受けていたそうです。嫁に嫌がらせをし続けた姑に罰が?その姑が晩年、病気を患いました。発見が遅れたため、痛みがなかなか引かずに苦しんでいたようです。ある日、電話で姑と話していたとき、「自分がみんなに嫌がらせをしていたからこんなに痛いのかしら……」と漏らしました。彼女の口から初めて聞いた、さんげとも取れるような言葉でした。その後、別の病気にかかったのですが、これまた病院へ行くのが遅れ、それが原因で亡くなってしまいました。まとめ姑の病気は、彼女の年齢ではよくあることかもしれません。しかし彼女を見ていて、悪いことをすると結局自分に返ってくるものだと思いました。最後の最後に、彼女にも悪いことをしている自覚があったと思うと、ほんの少しだけ救われる気持ちでした。そして自分は「どんなことがあっても決して他人を苦しめるようなことはしない」と、強く誓いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/亜麗草著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年11月03日「子どもにお金をかけたくない夫」の行き過ぎた行動に妻の怒りが爆発…夫と離婚はできるのか?夫の雅也さんと幼い息子と3人で暮らすワーママの礼美さん。夫は産後自分のお金が子どもに使われることにありえないほど過敏になってしまいます。ベビーベッドやおむつ代、さらには出産費用にまでケチをつけてきて…。お子様ランチは「もったいない」と怒るくせに、自分は高級ステーキを食べる夫。仕事も降格しお金がないと訴えるのにもかかわらず、高級車をローンで購入し…。身勝手で親の責任感を持ち合わせていない夫から、妻は離れたほうがいいのかと考えはじめます。さらに子どもの命を危険に晒し始めて…!もうこんな夫は、パパはいらない。妻が夫から離れるまでのお話です。■前回のあらすじ妻と子どもがシャワーを使っている最中にお湯を切ったことを謝りもしない夫。礼美と子どもには無理矢理な節約をさせるくせに、夫はクーラーもテレビも電気も夜通しつけっぱなしで寝ていて…。それを見た礼美は…。夫はずっと「俺の金」と言いますが、実際に生活費の半分以上は私が負担しています。夫の理論で言うならば、私のほうが自分のお金を勝手に使われているのですが…夫からすると、「生活費」として私のお金と混ざった時点で、「俺の金」となるようでした。夫に文句を言うと、大声で怒鳴られて言い訳されるのが通常でした。言っても直らないし、息子に怖い思いをさせたくないこともあり、いつも私はあまり追求しないのですが…さすがに見過ごせない事態が起きてしまうのです。私は、このことを一生許しません。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年11月02日わが家では、あまり夫婦ベッタリという状況を作っていません。新婚時代はベッタリでしたが、それが窮屈に感じるようになってしまったからです。長く円満に夫婦を続けるにはどうすればいいのか、いろいろと考えた結果をお伝えします。夫婦のトラブルを回避するには恋愛結婚だった私たち夫婦は、新婚時代、とてもラブラブだったと思います。休日はデートをするのが当たり前で、他人の前でもイチャイチャするような夫婦だったのです。それが当然だと思っていましたし、いつまでもそんな夫婦でいられると思っていました。ところが、私が妊娠したことによってその関係性は崩れてしまったのです。つわりがひどくて夫にあたるようになってしまいました。ひとりにしてほしいと思うことが多くなり、夫婦喧嘩も絶えないような状態になってしまったのです。距離を置いてみることにそんな私たちを見かねて、私の母が上京してきてくれました。産後もしばらくは家にいて家事や育児を手伝ってくれたため、私のイライラ感も多少は緩和されるようになってきました。夫は私の母が家にいることで気をつかうことも多く、休日はひとりで映画鑑賞やショッピングを楽しんでいたようです。こんなふうに夫婦の距離を置いてみたことによって、お互いにイライラ感がなくなってきたと思います。ひとりの時間を大切にする母が実家に帰ったあとも、引き続きひとりの時間を大切にするようになりました。もちろん、夫は子どもの世話もしますし、家事の手伝いもしてくれます。お互いにストレスフリーになるには、お互いの時間を作り、趣味も多少は楽しむ時間が必要です。そんなわけで、毎週末は交代で家事や育児をするようにしました。私の場合、ひとりの時間を1時間でも作るようになってからは、趣味の音楽鑑賞を楽しんだり喫茶店でボーッと過ごしたりすることが多くなりました。こういう時間は至福です。ストレスもなくなります。夫への愛情は新婚時代よりもなくなってしまったものの、家族として子どもとの関わり方がじょうずにできているように思えているところです。いつまでも夫婦円満で過ごすには、とにかくストレスになることは避けて、喧嘩をしないようにすることが大事だと思っています。不思議なくらい、子どもが生まれてからは夫婦喧嘩がなくなりました。まとめ同じ趣味や価値観を持っている夫婦なら、いつまでもベッタリと仲良く過ごすことができるかもしれません。しかし、実際には子どもが生まれたり親の介護をしたりというように、生活環境が変わっていつまでも同じままではいられなくなる場合も。いつまでも夫婦円満でいるには、お互いのひとり時間も大切だと感じています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/すっちーみっちー著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年11月02日結婚当初から、私たち夫婦は2人以上子どもが欲しいねと話していました。夫婦共に子どもが好きでしたし、夫は2人きょうだい、私は3人きょうだいだったため、きょうだいがいる家庭が当たり前だと思っていたのです。そんな私たち夫婦の共通認識に変化が起きたきっかけは、1人目の妊活でした。1人目の妊活夫は既婚の友人が多く、私との結婚前から友人の妊活話を聞くことがあったようです。そのなかで、友人が奥さんから「今日排卵日だからよろしくね」と言われてセックスするというエピソードを、「俺はそんなふうにプレッシャーをかけられるのは絶対に嫌だ」と話していました。 そんな夫の気持ちを尊重して約1年間は基礎体温と排卵検査薬から排卵日を予想し、排卵日前後にそれとなく私から誘っていました。 人生で一番つらい日々妊活を始めて最初の半年は特にストレスもなく過ごすことができていましたが、次第に夫は誘う私の手を眠いと言って払い除けるようになっていきました。そんな日もあるかと最初は気にしなかったものの、「勘弁してよ」「何? そんなにしたいの?」「んー(寝たフリ)」などと拒まれることが増え、次第に私は夫を誘うことが怖くなっていきました。 しかし夫との子どもが欲しかった私は何度も誘い、何度も拒否され……。女性としての自信を失い、愛されていないのでは? と思い悩む日々を送っていました。 子どもが欲しいと語る夫への提案拒まれる悲しさを夫に話すとその月は応じてくれましたが、私が言ったから仕方なくしているんじゃないかと思い、悲しみが消えることはありませんでした。それでも共通の友人に子どもが欲しいと語る夫。そんな夫に私が提案したのは不妊治療でした。 最初は反対していた夫でしたが、検査の結果私に問題はなく、夫が乏精子症と診断されたことから不妊治療へ協力的に。結局タイミング法や人工授精では授かることができず、体外受精で第一子を授かることができましたが、あんなにつらい思いをするのであれば、もう子どもは1人でいいと考えるようになりました。 妊娠、出産、そして2人目妊活へ夫は妊娠中も産後も私の体を気づかってくれ、穏やかに過ごすことができました。そして育児に積極的に参加する夫の姿を見るうちに、もう1人子どもが欲しいと思うように。しかし、妊活のつらい記憶からなかなか踏み出せずにいました。 そんなときに見つけたのが、生理日から排卵日を予測してくれる携帯のアプリです。夫にもアプリをダウンロードしてもらうことで、私が生理日を入力すると妊娠しやすい時期を夫に共有できるようになりました。そして、私からは誘わずに夫のタイミングで誘ってもらうことで2人目妊活に踏み出すことができたのです。 夫に拒まれ続けたつらい記憶から2人目妊活に踏み出せずにいましたが、アプリのおかげで数年ぶりに夫から誘われ、2人目妊活を始めることができました。夫も自分の態度のせいで私につらい思いをさせてしまった罪悪感から、2人目妊活を言い出せなかったそうです。授かることができるかはわかりませんが、ストレスを溜めず、ゆったりとした気持ちで過ごしていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。
2023年11月02日「子どもにお金をかけたくない夫」と離婚します―…!夫の雅也さんと幼い息子と暮らすワーママの礼美さん。夫は産後「子どもに関わるお金」にありえないほど過敏になり、文句を言うようになっていきます。ベビーベッドやおむつ代、さらには出産費用にまでケチをつけてきて…。お子様ランチは「もったいない」と怒るくせに、自分は高級ステーキを食べる夫。身勝手で親の責任感を持ち合わせていない夫に、妻はもう愛情はありません。子どものために離婚すべきではないと思っていたけれど、さらに子どもに危機が訪れて…!もうこんな夫は、パパはいらない。妻が夫から離れるまでのお話です。■前回のあらすじ降格して給料が下がり、礼美に家計の負担を多く押し付けていた夫が、急に高級車を買ってくる。その上、ローン返済のために礼美に強く節約を迫るのだった。とうとう子どもとお風呂に入っているときに、お湯を消されてしまい…。冷水を浴びてしまった俊でしたが、すぐに湯船で温まったことで幸いにも風邪を引くことはありませんでした。しかし、私たちがお風呂に入っているのをわかったうえでガスの電源を切った夫に、私は我慢の限界でした。夫がお金に卑しいのはもう諦めていました。私が多く払って平和に過ごせるならそれでいい。でも、子どもに危害を加えるなら話は別です。初めて本気で反論した私に、夫は少し驚いていました。そして私たちにあれだけ節約を強いておいて、自分は使いたい放題する夫…。私たちのことを、なんだと思っているのでしょうか…。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年11月01日離婚時の子どもの年齢は「20歳以上」がおよそ25%はじめに、離婚したときの子どもの年齢を聞きました。「離婚時のお子さんの年齢を教えてください ※複数人いる場合は一番年齢が低い子どもの年齢」と質問したところ、「20歳以上(24.6%)」と回答した人が最も多く、次いで「幼児(1歳以上~6歳未満)(23.5%)」「小学生(6歳以上~12歳未満)(23.1%)」「中学生(12歳以上~15歳未満)(10.6%)」「高校生(15歳以上~18歳未満)(8.7%)」と続きました。成人した子どもは親離れしていることが多く、親としての役割が一段落し比較的離婚しやすい時期と言えるかもしれません。また、子どもが物心がつく前の幼児期に離婚した人や、小学生のときに離婚した人もそれぞれ約2割いることが明らかになりました。離婚時に争点となったのは「養育費」と「親権」が多数前述の調査で、約25%が子どもが20歳以上になってから離婚したことが明らかになりました。続いて、離婚の際に話し合いでは合意に至らず、裁判で争ったことはあったか尋ねました。「離婚の話し合い(協議離婚)では合意できず、争ったことはありましたか?」と聞いたところ、およそ3割が「はい(29.0%)」と回答しました。争ったことがあると回答した人に、「離婚時に争点となったことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「養育費(59.5%)」との回答が最多に。次いで「親権(56.4%)」「面会交流(32.3%)」「慰謝料(26.5%)」「財産分与(23.7%)」と続きました。養育費と親権について論争になった人が多いことがわかりました。どちらも離婚の際に明確にしておくべきことであり、離婚する双方にとって非常に重要な内容です。そのため互いが譲れず、裁判にもつれ込むことが多いのかもしれません。子どもに関する取り決めは「口頭」がおよそ3割!どのように伝えた?ここまでの調査で、協議離婚では合意できず裁判で争った人がおよそ3割いることがわかりました。続いて、子どもに関する取り決めはどのように行ったのか聞いています。「離婚の際、お子さんに関する取り決めはどのように行いましたか?」については、「口頭(29.1%)」と回答した人が最も多く、次いで「行っていない(28.7%)」「調停証書(19.5%)」「離婚協議書(13.0%)」「非公式の書面(6.6%)」と続きました。口頭で行った人と、そもそも行っていないという人がそれぞれおよそ3割いることが明らかになりました。子どもに関する内容はデリケートな問題であり、互いがきちんと納得していなければ離婚後のトラブルの原因になりかねません。トラブルを回避するためには、きちんと公式の書面に残すことが重要ではないでしょうか。では、子どもにはどのように離婚を伝えたのでしょうか。具体的に聞いています。■お子さんにはどのように離婚を伝えましたか?具体的に教えてください・子どもが5歳だったが、離婚するのでお父さんとは会えなくなるとはっきり伝えた(50代/女性/東京都)・まだ小さかったため特に説明はしていない (50代/女性/東京都)・大学生だったので率直に話した(50代/男性/大阪府)・小学生低学年で詳しいことは理解できないと思い、別々に暮らすことになったが会いたい時に会えるよと伝えた(50代/男性/愛知県)子どもが小さい時期は、まだ理解ができないとして「離婚を伝えなかった」という回答が複数見られました。一方、子どもが大きい場合は、「離婚することを率直に伝えた」という回答が多く見られました。では、離婚を子どもに伝えた人は、離婚後の生活について子どもに希望や意見を聞いたのでしょうか。「離婚後の生活についてお子さんの希望や意見を聞きましたか?」と尋ねたところ、4割以上が「はい(43.1%)」と回答しました。離婚を理解できる年齢の子どもには、意見を聞く人が多いかもしれません。子どもが「どちらの親とどこで住みたいか」などの意思を尊重したいと考える親が多いと推測できます。面会交流の頻度はどのくらい?具体的な内容とは?ここまでの調査で、4割以上が離婚後の生活について子どもの意見を聞いたことがわかりました。また、子どもの年齢によっては、そもそも離婚することを話さなかった人が多いことも明らかになっています。次に、離婚後の面会交流について聞きました。「離婚後、面会交流の頻度を教えて下さい ※おおよその回数をお答えください」との問いでは、「1年に1回程度未満(45.4%)」との回答が最も多く、次いで「1ヶ月に1回程度(17.1%)」「3ヶ月~半年に1回程度(10.1%)」「1週間に数回以上(7.9%)」「2ヶ月に1回程度(4.6%)」「1週間に1回程度(4.5%)」「1年に1回程度(4.5%)」と続きました。1年に1回未満という人が4割以上という結果がでました。それ以外については、面会の頻度にばらつきがあるようです。面会交流の頻度は、離婚の原因が何であったかが影響していると推測できます。そこで、親権を獲得した人と親権を獲得できなかった人の両方に対して、面会交流の内容を聞いています。■面会交流の内容を具体的に教えてください・テーマパークや食事、おじいちゃんとおばあちゃんに会いに連れていってもらっていた(40代/女性/三重県)・メールで連絡して日程を調整して映画を見たり、食事をしていた(40代/男性/三重県)・家族全員で家で食事したり、外食したりしてます。誕生日やお祝い毎も家族全員で集まります(50代/女性/大阪府)・3ヶ月に一度映画やショッピング。大きくなってからは一緒に旅行にも行った(50代/男性/大分県)上記のような回答が寄せられた一方で、「一回も会ったことがない」「全く会わせていない」という回答も複数見られました。面会交流の頻度や内容は、どちらが親権を持っているかによっても差があると推測できます。離婚後の子どもの「良い変化」「マイナスの変化」は?ここまでの調査で、面会交流の頻度はどちらが親権を持っているかによって差があることがわかりました。次に、離婚後の子どもに何か変化があったか尋ねました。「離婚後、お子さんに変化がありましたか?」と質問したところ、「親が感じられる変化はなかった(40.8%)」と回答した人が最も多いという結果に。次いで「どちらともいえないが変化はあった(24.0%)」「マイナスの変化があった(10.7%)」「よい変化があった(9.3%)」「ややマイナスの変化があった(7.7%)」と続きました。6割以上の子どもが、離婚後に何らかの変化があったことがわかりました。では、どのような変化があったのか聞いてみましょう。■離婚後にお子さんに見られた変化とは?・引きこもりになった(40代/女性/大阪府)・性格が明るくなり不登校もなくなりました(40代/女性/和歌山県)・私が元気になったと喜んでくれた(50代/女性/岩手県)・時々、寂しそうで元気がなかった(50代/女性/大阪府)上記のような回答が寄せられました。子どもの良い変化を目の当たりにすると、離婚して良かったと思うのではないでしょうか。逆にマイナスの変化には、胸を痛める人が多いかもしれません。良い変化にしろマイナスの変化にしろ、離婚は子どもに何らかの影響を及ぼすことも多く、離婚をした後の子どもの変化を見守ることが大切ではないでしょうか。【調査概要】「離婚時の子どもの取り決め」に関する調査【調査期間】2023年9月29日(金)【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査【調査人数】1,003人【調査対象】調査回答時に「離婚経験者 ※子どもがいる人」と回答したモニター【モニター提供元】ゼネラルリサーチ【出典元】リライフテクノロジー(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅【夫の本音】いい加減にしろっ! 我慢の限界を迎えた夫が離婚を考えた瞬間✅【妻の本音】一緒にいる意味ありますか? 私が離婚を考えた瞬間✅離婚の平均年齢は意外にも早い!?熟年夫婦よりも30~40代で離婚の可能性が高まる
2023年11月01日職場で人気者だった男性。プロポーズされたときには、ただただうれしくてOKしてしまいました。ですが、結婚した後にわかったのは、夫がかなりいいかげんな人だったということ。そんな私のお話を紹介します。理想の結婚相手?私と彼は、特に交際をしていたわけではありませんでした。職場の同僚という関係で、特別な感情はなかったのです。彼からいきなりプロポーズされたときにも、戸惑いのほうが強くてすぐには返事ができませんでした。そこで、私は職場の人たちに相談することに。皆、口々にうらやましいと言ってくれました。幼いころに父親を亡くした彼は、母親と幼い兄弟を支えてきました。でも、そんな苦労は職場ではみじんも出さなかったのです。いつも笑顔で、周囲に気をつかう人でした。結婚するならこういう人がいいなと思う、まさに理想の男性だったのです。交際0日というのは少しちゅうちょしましたが、私は彼からのプロポーズを受けることにしました。結婚後知った彼の多趣味結婚後、私は彼が多趣味なことを初めて知りました。釣りにバイク、プラモデル集めにゲームとありとあらゆる趣味を持っていたのです。そのため、給料のほとんどが趣味に使われてしまったのです。さらに彼の母親は焼き鳥屋を経営していて、毎月のようにお小遣いを渡していたのです。職場での印象とは、まったく違いました。高価な物を買うときにも、私には一切相談してくれません。何度も生活費を入れてくれるように頼んだのですが、彼はまったく応じてはくれませんでした。結局、私の給料だけで家計を支えていくしかなかったのです。新しい洋服も買えず、安い化粧品ばかり使う日々でした。それでも、私が頑張ればいいのだと思い、懸命に働いたのです。夫が変わってくれると信じて私が頑張って働いて、節約している姿を見たら彼も変わってくれると信じていました。ですが、彼は何も変わりませんでした。それどころか、さらに趣味を増やしてきたのです。そこで、私は決めました。仕事を辞めることにしたのです。私が働いて節約しているから、彼はそこに甘えているのだと思ったのです。そして、その考えは見事に当たりました。生活に困窮した彼は、趣味を徐々に減らしていきました。欲しい物があったときにも事前に相談してくれるようになったので、私としてはホッとしています。まとめ彼との結婚は、正直言って後悔の連続でした。良い人だからといって、金銭感覚までしっかりしているとは限りません。結婚前には、どんな趣味を持っているのか、毎月いくら使っているのか確認するべきだったと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/早川範子著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年11月01日私は、「子どもにお金をかけたくない夫」と離婚します―…!夫の雅也さんと幼い息子と暮らすワーママの礼美さん。夫は妊娠・出産したころから「子どもに関わるお金」に過敏になり、ベビーベッドやおむつ代、出産費用にもケチをつけてくるようになります。お子様ランチは「もったいない」と言いながら、自分は高級ステーキを食べるような夫。身勝手で親の責任感を持ち合わせていない夫に、妻の愛情はなくなっていきます。こんな親でも、子どものためには離婚すべきではないのか? これは、妻が苦悩しながらそんな夫と離れるまでのお話です。■前回のあらすじ仕事を降格され家にいることが多くなった夫。しかし家事を手伝うわけでもなく、子どもと遊ぶこともない。そして急にご機嫌で帰ってきたと思ったら、「車買ってきた」と言い出して…!夫が買ってきたのは、車に詳しくない私でさえ知っている高級車。実際どのぐらいの金額なのかは、怖くて聞けませんでした…。正直よくローンが通ったなと思いましたし、これからの返済が可能なのか不安でした。それからひと月もすると、夫は異常なまでに節約にこだわるように。やはりローン返済が苦しいのでしょうか…電気・ガス・水道など、私と息子の使い方に口をはさむようになりました。私も生活費払ってるんだけど…。ここから夫は、その異常性に拍車がかかっていったのです。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年10月31日ママたちが子育てやパパとの関係で悩んだりするように、もちろんパパだって子育てやママとの関係に悩むことがあります。「パパが育児に対して悩みを持つというのは、育児に関わりたい気持ちがあるからこそ」と、大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生は言います。しかし、育児を頑張りたい気持ちはあっても、「またママを怒らせてしまった……」と悩んでいるパパは少なくないようです。そこで今回は、パパたちが抱える育児の悩み、そして夫婦関係をより良くしていくためのアドバイスをいただきました。「何をすればいい?」と聞くたびに怒られます。悩み1. 妻が忙しくてイライラしがちなので「手伝うよ」と声をかけていますが、そうすると余計にイライラしてしまい、「自分で考えて」としか言ってくれません。(生後4カ月) 小崎先生:そもそも「手伝う」っておかしくない…?パパはお手伝いさんですか?まず、育児は本来ママとパパ2人でおこなうもの。悪気はないとは思いますが、パパの「手伝う」というスタンスは当事者意識が低い現われなのかもしれません。ママがそのことにカチンときてしまう場合もあります。 私が顧問を務める「ファザーリング・ジャパン」で、ママたちがイラッとしてしまう育児関連の禁句ワードを3つあげています。それは「手伝おうか」「育児参加」「家族サービス」という3つ。過去にこれらのワードを口にして「ママに怒られてしまった……」というパパはいませんか? 育児はパパもおこなって当然で、参加しないという選択は本来ないですよね。育児はママがやるもので、自分はサブポジションと思い込んでいるパパは案外多いんです。まずはその意識からパパたちには変えていってもらいたいですね。 また、生後4カ月の赤ちゃんは、生活リズムを整える時期。起床、食事、お昼寝、お風呂をほぼ毎日同じ時間にすることが大切となってくるため、リズムが乱れないように調整することなどが必要になります。パパは子どもの生活リズムを整えていけるように、家事を積極的におこないましょう。 さらに、授乳の間隔が決まり、1日5〜6回くらいになります。おっぱいやミルクの間隔が開きはじめる時期なので、パパができる育児は交代できるといいですね。育児は直接母乳をあげること以外、パパは全部できます。はじめはわからなくて当然なので、ぜひ自分から育児や家事をやってみてください。 頼まれたことを「後からやる」と言うと怒られます。悩み2.子どもをお風呂に入れるとき、「ご飯食べてから入れるね」と言ったら「もういいよ私がやるから!」と妻が激怒してしまいました。(2歳) 小崎先生:今やってほしいのにはワケがあるんです!パパも仕事から帰ってきて、ゆっくりとご飯を食べたい気持ちをママだってわかっています。でも、ママは子どもの生活リズムを意識して育児をしているんです。時間は無限にあるわけではありません。 私は育児については「今ココ」という考え方を大切にしてほしいと考えています。子どもにとって関わるべきベストなタイミングってあるんです。お風呂に入る時間が遅くなってしまったら、寝る時間もズレてしまいますし、夜更かしのせいで翌朝子どもの機嫌が悪くなって大変……なんてことも起こります。 ママは今やるべきだから、パパに頼んでいるのに、後回しにされたらいらだってしまいますよね。パパにはぜひ、先のことも見て生活リズムを意識した関わりをできるようにしてほしいですね。 今は、パパの育休がずいぶん取りやすくなったので、まだ取得していない方は、育休をとって、育児に向き合う時間を作ってみてください。食事の時間がズレると食べが悪くなる、お風呂に入る時間が遅くなると体温が下がるまでに時間がかかってしまい寝つきが悪くなるなど、いろいろな育児の経験を通してきっとパパも自然と子どもの生活リズムを意識できるようになりますよ。 子どもをいつも優先してとは言いません。もちろん疲れているときもあるでしょう。しかし、育児の経験を通して、今すぐにやるべきこと、後でも大丈夫なことを判断できるようになると、ママの不満も減っていくのではないでしょうか。 家事が終わって休んでいると怒られます。悩み3.夜、食器洗いを終えて「あー疲れた」とソファで横になってテレビを観始めたら、子どものお世話をしていた妻が不機嫌になってしまいました。(2歳1カ月) 小崎先生:休みたいのはママも同じ!他にもやることがあるのでは…!?パパは自分を家事育児のサポート役だと勘違いをしてしまっていませんか? 家事も育児も本来ママとパパ2人でおこなうもの。もちろん家事が終わって一息つきたい気持ちもわかります。でも、ママたちは夕食後も残った家事や育児に追われ続けているんです。終わりはないんですね。 例えば、子どもの歯磨きをする、寝かしつけをする、翌日の登園の準備をする、洗濯を回す、朝食の仕込みをする家庭もあるでしょう。休憩したいのはママだって一緒なのに、1つ家事をやっただけのパパが休んでいたら、モヤモヤしてしまうのも無理はないでしょう。 残っている家事があれば、一緒に終わらせる。具体的に何をしたらよいのかイメージできない場合は、ママに何をすべきか聞いて一緒にやりましょう。夜の家事は、お互い疲れていてとくに大変ですよね。あらかじめ、家事や育児を2人でシェアして、分担を決めてもらうのもひとつです。 パパは食器洗いをしたら、子どもの寝かしつけをするなどとあらかじめ決めておけば、やるべきことがあるのにママ任せで自分だけ休憩しているなんてことがなくなるでしょう。また、ママもパパが自分の役割をきちんと果たしてくれていれば、少しくらい休憩してもイライラしないのではないでしょうか。 育児の楽しさを知らないパパはもったいない!ママたちをイラッとさせてしまう要因は、自分は育児を手伝う側だと勘違いしてしまっているパパが多いから。当事者意識が少ないため、ママから言われたことしかできない、必要な育児に気がつけないんだと思うんです。はじめは失敗してもいいから、パパも主体的に育児をしてほしいです。 そして、ママたちが望んでいることは、育児のしんどさや楽しさをパパもわかってくれること、共感してくれることだと思うんです。でも相手の気持ちに共感をするには、パパだってきちんと育児を経験していることが必要不可欠ですよね。「楽しいこと」と「しんどいこと」の2つを夫婦で共感し合い、一緒に乗り越えていく。それが家族としての喜びにつながりますし、きっと夫婦の絆も深まっていきますよ。(小崎先生)監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年10月31日私が結婚した人は、「子どもにお金をかけたくない人」でした…。夫の雅也さんと息子と暮らすワーママの礼美さん。夫は妻が妊娠した頃から「子どもに関わるお金」に過敏になっていきます。それまではそんな人じゃなかったのに、ベビーベッドやおむつ代、出産費用にもケチをつけてきて…。母乳が出ない妻に対して、「タダなのに出ないなんて母親失格」とまで言うのです。子どもにはお金を使わないけれど、自分には糸目なくお金を使う夫に、妻の愛情はなくなっていきます。日々、ひどい言葉を浴びせ続けるモラハラ夫。これは、妻がそんな夫と離れるまでのお話です。■前回のあらすじ出産祝いにかけつけてくれた後輩たちの優しさに居場所を感じる礼美。ところが帰宅した夫は、後輩たちの出産祝いが現金ではないことに不満を言う。そのさもしい根性に嫌気がさして、涙が出る礼美だが、まだこのときは言い返せずにいた。夫の雅也は昔から会社に対し愚痴を言うことが多く、あまり仕事が長続きしていませんでした。夫はいつでも「他人のせい」で、自分を高く評価しない会社や上司が悪いと言って、くだを巻くのです。そのため、降格にはあまり驚きませんでしたし、私が職場復帰していたことで金銭面も問題ありませんでした。私が夫よりも収入が多いこと、また子どもにかかるお金は私がすべて負担していることから、雅也が払うお金は自分の分だけだったのですが…。もはや言い返すのも面倒で、私は夫の生活費の減額も受け入れました。そして何もせずつまらなそうに毎日を送っていた夫が、突然ご機嫌で帰ってきたのですが…買ってきたって、何を? え、車…?そんなお金、どこにあったの…?次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年10月30日子どもを保育園に送っているから、子どものお便りに目を通したからと満足しているパパはいませんか? パパは育児を「やっているつもり」と思っていても、ママからすれば「中途半端」「全然やっていない」と思ってしまうことは少なくないようです。そして、このようなパパの行動はママのストレスになってしまうことが多いと語るのは、父親の育児参加のスペシャリスト、大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生。そこで今回は、ママが不満をいだきがちな、パパの「やりがちなNG育児」を3つ取り上げ、パパとママの気持ちのズレや認識の違いがなぜ生まれるのかについて解説をいただきました。【ママの不満1】子どもの行事の把握はママ任せ保育園や幼稚園や習い事の行事予定などが書かれたお便り、地域からのお便り、予防接種や健康診断のお知らせなど子ども関連のお便りは育児に欠かせない情報が詰まっています。 しかし「保育園からプリントもらってきたよ」「ポストにお便り入っていたよ」とママに伝え、さらっと目を通しダイニングテーブルの上に置いて完了! というパパは少なくないと思います。 その結果、行事の日に間違えて出張を入れてしまったり、出かける間際になって「持ち物ある?」とママに確認したりするパパも。育児をするために必要な情報把握もきちんとしてほしいと思うママは多いのではないでしょうか。 小崎先生パパの中で、子どもの行事の対応はママがやるものだという意識があるのではないでしょうか。そういったパパたちには、保育園や幼稚園の行事担当をしてもらうと良いかもしれません。 この担当というのは、ただ行事へ参加するだけではありません。子どもの持ち物の準備も含みます。パパも自分が担当になれば、当事者意識を持てるでしょう。そうすれば自然と、その他のお便りの内容をきちんと把握するようになっていくのではないでしょうか。 なお、育児はやることがたくさんあるので、子どもの行事に限らず夫婦で役割分担をするのはひとつのやり方としておすすめです。ただし、その際には完璧に分担をしすぎないことが大切です。なぜなら、日々の育児は振り分けられないことや突発的に生じるものがたくさんあるから。分担を決めていたとしても、いつでも柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。日頃からお互いが歩み寄り、積極的に協力し合える関係をつくっていけるといいですね。 【ママの不満2】子どもの朝の身支度はママ任せ保育園や幼稚園の送迎をするパパは増えていますが、共働きの場合、パパだけでなくママも朝は忙しいのに、なぜか出発前、パパは自分の身支度をしてママが子どもの身支度をしているということはありませんか? 例えば、ママは子どもにご飯を食べさせたり、着替えさせたりしているのに、ゆったりと食事をして、自分の身支度だけ済ませて、「もういける?」なんてママに言ってしまっているパパ。子どもの身の回りの準備をママにすべて任せようとしたり、他人事のような言い方をしたりするパパに対して、不満を抱いてしまうママは少なくないようです……。 小崎先生パパが朝、保育園や幼稚園の送りをしている場合、ママはまだ家にいてゆっくりできるのだからラクなどと勘違いをしているのかもしれませんね。実際はママだって自分が職場に行くために身支度をしたり、朝食を食べたり、お皿洗いをしたりとやることはたくさんあるでしょう。なかには朝のうちに夕飯の下準備をしているという方もいるのでは。朝の時間は分担したり協力したりして乗り越えたいですよね。 やることがわかっていないパパの場合は、夫婦で一度、朝やることリストを書き出してみるのはどうでしょうか。実際に書き出してみると、これだけたくさんのことをママが担当してくれていたのかとパパに気づいてもらうことができます。 そのうえで、朝ご飯の準備はママ、子どもを着替えさせるのはパパなどと担当を決めれば、パパも子どもの朝の身支度が主体的にできるようになるのではないでしょうか。「家事・育児シェア」見える化シートなどを作成している自治体もあるので、参考にしてみるといいかもしれませんね。 参考:『「家事・育児シェア」見える化シート』,福井市総務部未来づくり推進局女性活躍推進課 【ママの不満3】子どもが体調不良のときのお迎えはママ任せ保育園や幼稚園の送迎を進んでやってくれるパパは増えているのですが、子どもが「熱を出しました。迎えにきてください」のような急な対応は、共働きであってもママがお迎えという家庭は多いようです。会社の状況、働き方にもよると思いますが、急なお迎えこそ対応してほしいのにと、緊急連絡先の1番目が自分であることに、モヤモヤするママたちもいるのではないでしょうか。 小崎先生本来育児はママがするものといった思い込みがあり、普段の送迎だけで十分自分は育児をしているのだと満足してしまっているパパも多いのではないでしょうか。また、ママが時短勤務の場合、ママの方が仕事がラクだとパパが思い込んでいる可能性も。でも残業ができない時短勤務のママたちは仕事の時間が削られるのが惜しく、普段残業でカバーできるパパに行ってほしいと思っているかもしれませんね。 ママとパパの仕事の内容や業務は単純に比べられるものではありませんし、ましてやママの仕事の方がラクなんてことはないですよね。だからこそ、夫婦でのすり合わせが重要になります。 お互いが納得いくよう、保育園などに連絡先を伝える前にしっかり話し合っておくことが大切です。もちろん、最初に連絡がくるのはママであっても、夫婦で連絡を取り合って、できる方がやると決めるのも良いと思います。あるいは、お互いの仕事の状況に合わせて、今月はママが忙しい時期だからパパ、来月はパパの会社の繁忙期だからママなどと事前に決めておくのもいいですね。 突然の早退を会社に言い出しにくい雰囲気がある場合は、あらかじめ上司にうちは共働きだから、子どものお迎えで急に抜けたり早退したりする場合があると相談しておくことも必要だと思います。また、受診や看病などで休まなければいけなくなった場合は有給休暇を利用する方が多いと思いますが、もしものために有給休暇を残しておきたい、すでに使い切ってしまったなんて場合には、「子の看護休暇制度」(一定の条件を満たせば子ども1人につき5日の休暇を取得できる制度)を活用するという方法もあります。 3つのネットワークをうまく活用してみてパパとママどちらも対応ができないといった場合も想定し、さまざまなネットワークを利用して子育てを乗り越えていってほしいです。そのネットワークには、親族ネットワーク(祖父母、きょうだい、叔父叔母など)、友だちネットワーク(ママ友やパパ友)、社会のネットワークなどがあります。 社会のネットワークとして、自治体がおこなうファミリーサポート(自治体によっては子どもの熱や病気に対応していないところもあるため事前確認が必要です)や病児保育、病児後保育の一時預かりといったものが活用できます。また、その他にも、自宅に病児保育を専門とした保育スタッフやベビーシッターを派遣してくれるサービスも。地域によって利用できる内容が異なるため、事前によく調べておくといいですね。 子どもの病気やけがは起こりうるもの。リスクマネジメントとして、日頃から夫婦で緊急時のスケジュール管理をしたり、手助けをしてくれるネットワークを用意しておいたりすると、ママもパパも安心できるのではないでしょうか。 ※保護者以外が降園時の引き渡しを担当する場合は、事前に保育園や幼稚園に、引き渡し先として連絡をしておく必要があります。 子育てを共にやっていくという気持ちを大切に多くのパパは頑張って育児をしていると思いますが、3つのケースでお伝えしたように、ママ任せな部分があるなかで「やっているつもり」になっている場合もあると考えます。まずパパには、育児は2人で共にやっていくという意識を持ってほしいと思います。そのうえで、ママが何をしているのかをパパは観察して、日頃やってくれている育児に気が付いたら積極的におこないましょう。 一方でママは、パパに対する不満が爆発してしまわないように、最初は大変かもしれませんがママからパパに要望を伝えることが大切です。経験が少ないパパの場合は、やるべき育児に気がついていないことも多いはず。ママがやったほうが早いし、スムーズに生活が進んでいくかもしれません。でも育児はこれからも長く続いていきます。パパに任せられることが増えれば、結果としてママの負担は軽くなるでしょう。小さな不満もそのままにせず、夫婦で声を掛け合って協力できる文化をつくっていってほしいと思います。(小崎先生)監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年10月30日私が結婚した人は、「子どもにお金をかけたくない人」でした…。夫の雅也さんと息子と暮らすワーママの礼美さん。夫は妻が妊娠した頃から「子どもに関わるお金」に過敏になっていきます。ベビーベッド、おむつ代、それだけではなく出産費用にも「高い」とケチをつけてきて…。お金の話しかせず、子どものことなど全く省みない夫。けれど、自分のために使うお金は糸目をつけなくて…。ひどい言葉を浴びせ続けるモラハラ夫。これは、妻がそんな夫と離れるまでのお話です。■前回のあらすじ子どもにかかるお金にはすべてケチをつける夫。さらにはミルクを買おうとする礼美に、「母乳が出ないなんて母親失格」と責めてきて…。あまりにひどい言葉に、礼美は言い返せず涙するのだった。私は小さいながらも部署のマネジメントをする立場でした。産休・育休中は部下に代理をお願いしていたのですが、やはり仕事のことを話すのは楽しくて…。子どもが1歳になるまでは育休を取ろうと思っていましたが、早めの職場復帰をすることに。正直、夫に言われた「母乳が出ないなんて母親失格」という言葉が突き刺さっていて、少しでも誰かの役に立ちたかったのです。夫は部下がくれた出産祝いも、現金じゃないことを残念がっていました。本当に卑しくて悲しくなってしまいます。でもこの人は息子の父親…。愛情はもうないけれど、家族としてやっていけないか…そう考えていたのですが…。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年10月29日子どもが寝たあと、夫婦でたわいもない話をしていました。夫がため息をつきながらスマホを見ているので、何かなと思って聞いたところ……。衝撃の回答でした。 ため息の原因は何かと思ったら…子どもが寝たあと、夫と話していたときのことでした。ため息をつきながら、スマホのアルバムを見ていた夫。何を見ているのかなと思ったら、出会ったばかりのころの私の写真。まだ20代の若くて初々しい私たちが写っていました。 それを見た夫が「昔の方がかわいかったなー」と私の顔を見て一言。あまりの衝撃に固まってしまいました……。日々の家事や育児に追われ、老けたなと自覚はしていましたが、はっきり言われて凹みました。 それからは、老けていると思われないようにスキンケアやメイクを見直しました。いつか夫に「かわいくなったね」と言われるよう頑張るつもりです。 ◇ ◇ ◇ 子どもが小さいときはお風呂上がりもバタバタしたりと、自分のケアがおろそかになりがちですよね。突然「昔の方が〜」と言われても……ですが、良いきっかけと捉えて美活を始めるのもいいですね! 作画/さくら著者:園田みるきー2児を育てる30代の母。体験記事を中心に執筆活動を行っている。
2023年10月29日結婚した人は…子どもに一切お金をかけたくない男でした…。夫の雅也さんと1歳の息子と暮らすワーママの礼美さん。夫は妻が妊娠した頃から「子どもに関わるお金のこと」に過敏になっていきます。ベビーベッド、おむつ代、それだけではなく出産費用にも「高い」とケチをつける夫…。「お前が勝手に産んだのに」ひどい言葉を浴びせて妻に我慢をさせ続けるケチすぎる夫。これは、そんなモラハラ夫に、妻が立ち向かって離れるまでのお話です。■前回のあらすじ妊娠・出産にやたらとお金がかかると文句をいう礼美の夫・雅也。ほぼ妻の貯金で買ったものなのにケチをつけ、最後には「お前が勝手に産んだくせに」と不満げにしていて…。一度も息子を見ない夫に、礼美は涙があふれる。子どもに関する支出にありえないほど敏感な夫。結局ベビーベッドもベビーカーも、おむつも何もかもを自分の独身時代の貯金でまかなっていました。それなのに夫は「誰のお金で生活できてると思ってんの?」とひたすらに私を責めて…。育休中の生活は、たしかに夫のほうが生活費の負担は大きくなっているけれど、私だって払っているのに…。母乳は出産直後からあまり出ず、試行錯誤しましたが気持ちとは裏腹に息子の体重が増えなくなってしまい…早いうちにミルクに切り替えました。夫が文句を言うだろうことはわかっていたのですが…やはり面と向かって「母親失格」と言われると、泣いてしまいました。私はあの人のなんなんだろう。どうしてそんな言葉がかけられるんだろう。でも、子どもは生まれたばかり。すぐに離婚へは踏み切れなかったのです。次回に続く(全14話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ オニハハ。
2023年10月28日モラハラ、DVはもってのほかだけど、仕事で出世の兆しなし、脱いだ靴下はそのまま、食器も洗わない、もちろん子育てにも協力しない…。そんなダメ夫をイケてるパパに変えたいと思いませんか? あなたの夫がこれで変わる?かもしれない「ダメ夫改造マニュ…