松田翔太の最新主演作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の特報映像が解禁となり、同時に今月21日(土)より開催される「第10回東京フィルメックス」に本作が特別招待作品として出品されることも明らかになった。松田翔太、高良健吾、安藤サクラという、次世代の日本映画界を担うフレッシュな俳優陣が顔を揃え、希望と自由を求めて疾走する若者たちの姿から現代を鮮やかに切り取った本作。孤児院で兄弟のように育ち、いまは解体現場で働くケンタ(松田さん)とジュン(高良さん)は、自分たちを取り巻く環境、どうにもならない人生への行き場のない苛立ちを抱え、その現状を突き破るべく2人で旅に出る。それは、戻る場所のない旅路。その途中で、彼らはカヨちゃん(安藤さん)と出会い、行動を共にすることに。今回、解禁となった特報は、彼らの現状そのままの悲しい独白から始まる。「世の中には二種類の人がいる。一つは人生を自分で選べる人、もう一つは選べない人――」。彼らは旅路の果てに、“答え”を探し当てることができるのか?また、東京フィルメックスへの出品にあわせて、11月24日(火)の本作上映後、大森立嗣監督、松田翔太、高良健吾、安藤サクラによるQ&Aが行われることも決定!本作は2010年初夏に公開されることが発表されているが、これだけ早い段階でこうしたプロモーションが実施されるのは、松田さんを始めとする出演陣の並々ならぬ意気込みの現われとも言える。ちなみに本作の予告編は、今週末の6日(土)より公開される、松田さんの父、故・松田優作のドキュメンタリー映画『SOUL RED 松田優作』の上映前でかけられ、観客の目に触れる最初の機会となる。まずはこちらの特報で、旬のキャスト陣の迫真の演技をチェック!『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は2010年初夏、全国にて公開。こちらの特報は、シネマカフェ内の『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』作品情報ページにてご覧いただけます。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年初夏、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太&高良健吾が競演!孤児院育ちの荒削りな若者演じる青春ムービーが来春公開
2009年11月06日いま最も勢いに乗る、若手注目俳優、松田翔太と高良健吾が、血よりも濃い絆で繋がった“兄弟”役で競演!初監督作品『ゲルマニウムの夜』(’05)が第59回ロカルノ国際映画祭のコンペ部門に出品され、鮮烈なデビューを飾った大森立嗣の最新作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が2010年に公開される。現代日本社会を生きる等身大の若者役に挑戦するふたりのタッグに注目が集まる。松田さんが演じるのは、孤児院で育ち解体現場で働きながらも、安い賃金や過酷な労働に行き場のない苛立ちを抱えている青年、ケンタ。また、ケンタと兄弟のように育ったジュンを、『蛇にピアス』や『南極料理人』、『ソラニン』など出演作が相次ぐ注目俳優の高良さんが熱演。好転の兆しの見えない生活に耐えかねたケンタとジュンはある日、一つの決断をするに至る。かすかな希望を携えて、ふたりの旅が始まる――。松田さんは、「自分を意識せずに作品の中に生きられたことをスタッフに感謝してます。俳優になる前からずっと、このスタッフと仕事がしたかったので、夢が叶って嬉しいです。有言実行のスタッフだったので、僕も勝負が必要でした」とコメント。ほかにも、カヨちゃん役に、奥田瑛二の次女で資生堂「TSUBAKI」のCM出演や『愛のむきだし』など多くの個性的な作品に出演して注目を集める新人・安藤サクラが演じるほか、柄本明、小林薫などベテラン俳優陣が脇を固める。本作は、大森監督のオリジナル脚本によって誕生した、本格派青春映画。11月21日(土)より開催される第10回東京フィルメックスにて特別招待作品で上映されたのち、2010年初夏、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開される。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年初春、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会
2009年09月14日