松田翔太が主演を務める映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』が、2016年9月3日(土)より全国の劇場で公開される。同年4月よりMBS、TBSのドラマイズム枠で放送がスタートした連続ドラマの劇場版となる。原作は、2006年26号から2009年47号まで『モーニング』に連載されていた、漫画・すぎむらしんいち、脚本・リチャード・ウーによる青年漫画作品。東京にいる密入国外国人約15万人が自分たちを守るために作り上げた秘密組織「異邦都庁(通称:裏都庁)」。そこに存在するのは、金融庁の関与しない銀行、厚労省の認可しない病院、そして異邦警察「ディアスポリス」。本作は、そんなアンダーグランドな世界・裏都庁で働く警察署長であり、世界各国の言語に精通した国籍不詳の男・久保塚早紀(松田翔太)の活躍を描いた作品だ。主演の松田翔太以外にも、久保塚の部下として働く鈴木博隆を演じる浜野謙太、裏都庁ナンバー2の「助役」アー役の柳沢慎吾、伝説の殺し屋「黒長臂(ハッチョンベイ)」役の中村達也、謎の“男”「大津」約の福島リラと、個性派キャストが脇を固める。映画版の監督を務めるのは、熊切和嘉。『鬼畜大宴会』でのデビュー以来、監督作品がベルリン・ヴェネチアをはじめ世界中の映画祭に招待されており、近作『私の男』は第36回モスクワ国際映画祭で最優秀作品賞と最優秀男優賞(浅野忠信)をW受賞。ヒロインの二階堂ふみも第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、現在最も次回作を期待されている監督の一人だ。【作品情報】映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』公開時期:2016年9月3日(土)※ドラマ版はMBS、TBS“ドラマイズム”枠にて4月放送スタートキャスト:松田翔太、浜野謙太、須賀健太、NOZOMU、安藤サクラ、柳沢慎吾ほか監督:熊切和嘉©リチャード・ウー,すぎむらしんいち・講談社/「ディアスポリス」製作委員会
2016年04月26日元フィギュアスケート選手の安藤美姫が、29日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『幸せ追求バラエティ 金曜日の聞きたい女たち』(毎週金曜19:00~19:57)に出演する。この番組は、スタジオに集結した"イケてる"独身男たちに、大久保佳代子、いとうあさこ、小島瑠璃子といった、幸せをつかめていない女たちが、さまざまな疑問をぶつけていくというもの。レギュラー2回目となるこの日の放送に安藤は参戦し、持論を展開してイケてる男たちとトークバトルを繰り広げるが、安藤の天然キャラによってスタジオは爆笑に包まれる。イケてる男には、俳優、モデル、医者、アパレル、バーテンダー、弁護士、現役東大生などが集結。イケてる男の職業を紹介する「イケてるギョーカイファイル」のコーナーでは、イケメンのフィットネストレーナーが「まだ間に合う! この夏、モテボディを作る簡単エクササイズ!」などのトレーニングを、スタジオで実践する。
2016年04月26日宮藤官九郎と水田伸生がタッグを組み、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥を主演に迎えて贈る日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」。安藤サクラや島崎遥香、吉田鋼太郎ら豪華共演陣でも話題の本作に、4人組ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーで俳優としても活躍する“TAKUMI”こと北村匠海が第3話よりレギュラー出演することが分かった。2002年に行われた教育改正、完全週休2日制、授業内容、時間数削減、絶対評価導入…「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれのアラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも懸命に立ち向かう、笑いあり涙ありのヒューマンドラマである本作。これまで第2話までが放送されており、5月1日(日)放送の第3話では、岡田さん演じる正和が、パワハラを受けたと主張する山岸(太賀)と対面。山岸は労災認定を要求し、正和は自分が謝罪して始末書を書けば事態は収まると分かりつつも、納得できずにいた。一方、松坂さん演じる山路は、教育実習生の佐倉(吉岡里帆)から、山路が受け持つ4年2組の児童・エレンが同じクラスの彩香にいじめられていると聞かされて…。居酒屋「鳥の民」には、上司の早川(手塚とおる)と宮下(安藤サクラ)に、無理やり書いた始末書を提出する正和と、山路が、佐倉や同僚教師とともに訪れ、その席に、すっかり常連となった柳楽さん演じるまりぶが乗りこんできて…。豪華共演陣とリアルな描写で人気を博す本作に、北村さんの出演が決定。北村さんは、2013年に「DISH//」のメインボーカルとしてメジャーデビューし、武道館単独公演も成功させるなどアーティスト活動でも華々しい経歴を持ちながら、2008年に『DIVE!!』で映画デビューして以来、俳優業でも活躍。“登竜門”として名高い「JR SKISKI」のCMではヒロイン2人から想いを寄せられる男子役として大抜擢。今年は『信長協奏曲』『セーラー服と機関銃-卒業-』『あやしい彼女』『ディストラクション・ベイビーズ』と出演作が目白押しの、大ブレイク寸前の若手俳優だ。北村さんは「またしても新たな役柄に挑戦ではあるのですが、とても楽しく演技に取り組む日々です。映画『あやしい彼女』の出演時にドンピシャのヒントを沢山いただいた水田監督をはじめ、素敵な先輩方、スタッフの皆さんのあたたかさに包まれながら、北村匠海『ゆとりですがなにか』の世界に生きております。そして、水田監督と宮藤官九郎さんがタッグを組んだ作品に参加できてとても嬉しいです!自分らしく精一杯参加させていただいてます、ぜひご覧ください!」と喜びのコメントを寄せた。この出演にSNS上では、「みてろよ絶対半年以内に北村匠海ブレイクくるからな~~~」「2016年に入ってまだ半年もたってないとゆーのに…俳優 北村匠海 としての成長に感動。いろんな匠海が拝めて幸せや」「ゆとりですがなにかに北村匠海くんがレギュラー出演するのか!まじでうれしすぎる水田監督繋がりじゃん」と、ファン歓喜の反響が起こっている。「ゆとりですがなにか」は毎週日曜日22時30分より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月25日プロフィギュアスケーターの安藤美姫(28)が、19日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『解決!ナイナイアンサー』(20:54~)に出演し、交際中のハビエル・フェルナンデス(25)の演技に感動したことを打ち明けた。2013年にシングルマザーとして出産を経験し、その年のシーズンで第一線から退くことを表明した安藤。「現役辞めたかった」と当時を振り返り、20歳過ぎた頃から「スケーターとして生きるのではなく、その後の人生のために『何が必要で何が幸せなのか』」を考えるようになったという。かねてより子どもを欲しいと思っていた安藤にとって、妊娠は「すごくうれしかったし、それが幸せ」だったことから、出産に迷いはなかった。フェルナンデスが羽生結弦を逆転で破って連覇を果たした世界選手権では仕事で現地入りし、両者を応援しながらも、フェルナンデスの演技を通して「初めて感動した」という。現役時代、自身が「感動を与えていた」という実感はなかったが、フェルナンデスがケガを乗り越えていく姿を間近で見ていた安藤にとって特別な演技だったようで、「こんなに感動するスポーツなんだ」「スケートやっていてよかった」と興奮気味に語った。安藤が出演したのは、古閑美保やいとうあさこらとの「家飲み」企画。手際よく料理を作りながら、フェルナンデスに筑前煮などの日本料理を振る舞っていることや、「Good mornig my love」「My Princess」と愛情表現されていることなどを、幸せそうに明かしていた。
2016年04月20日旅とグルメをテーマに出演者たちが様々な場所でロケするバラエティ「火曜サプライズ 人気俳優大集合2時間SP」が19日(火)今夜放送される。今回から始まる新企画の「3分歩けばウマいものに当たる!」には女優の松岡茉優が登場。この企画は“グルメ天国と言われる日本ならどこからでも3分歩けばウマい店があるはず”…ということで、ある場所を起点に不動産業界で言われる徒歩3分(半径240メートル)以内でおいしいお店を探すというもの。今回の起点は京王井の頭線・神泉駅。新たなグルメタウンとして注目されるエリアを、松岡さんとウエンツ瑛士がロケ。駅から徒歩2分の場所にある意外な食材を使った創作料理の店「カフェ・ブリュ」では料理を試食。どんな食材が使われているかを当てるほか、最高峰のイベリコ豚“ベジョータ”を使った専門店や醤油につけて食べる“房総ホルモン”の店などを巡る。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一気に注目され、昨年はドラマ「She」の主演を務め今年は大河ドラマ「真田丸」へ出演。4月29日(金)には出演している映画『ちはやふる下の句』の公開も控えている松岡さん。ロケでは意外な私生活や過去の恋愛について語ってくれるという。そして番組の名物企画である“アポなしロケ”にはドラマ「ゆとりですがなにか」から、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラが集結!今回は「目白でアポなしロケ」ということで、4人がウエンツ瑛士と共に目白の街を探索。アポなし史上最多人数でのロケは果たして成功するのか。その結果にも注目だ。ドラマ「ゆとりですがなにか」は、岡田さん、松坂さん、柳楽さん演じる“ゆとり世代”の若者を中心に“ゆとり世代”は本当に“ゆとり”なのかというテーマを、宮藤官九郎の脚本で描いていくドラマ。毎週日曜22時30分から日本テレビにて放送中。「火曜サプライズ 人気俳優大集合2時間SP」は19日(火)19:00~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年04月19日日本最大級のファッション&音楽イベント「GirlsAward2016 SPRING/SUMMER」(以下、GirlsAward)が4月9日(土)、国立代々木競技場第一体育館にて開幕。MEN’S NON-NOステージに、坂口健太郎、柳俊太郎ら俳優活動にも力を入れるモデルたちが登場した。“渋谷からアジアへ。そして世界へ。”のコンセプトで行われるGirlsAwardsは、2010年に第一回目「GirlsAward2010 SPRING/SUMMER」を開催して以来、年2回国立代々木競技場第一体育館を拠点とし、今回で第13回目の開催となる。オープニングゲストには武井咲が登場し、会場を沸かせた。MEN’S NON-NOステージには安藤サクラ&井浦新の『白河夜船』に出演する高橋義明を筆頭にモデルたち。中には『劇場版 仮面ティーチャー』を始め<a href="">『クローズEXPLODE』</a><a href="">『渇き。』</a><a href="">『ストレイヤーズ・クロニクル』</a>に出演する柳俊太郎や、数々の話題作品に出演し連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でも活躍する坂口健太郎、『仮面ライダー1号』スペクター役の山本涼介、<a href="">『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』</a>や高梨臨とのW主演「FLASHBACK」を始め、「学校のカイダン」「She」「ランチのアッコちゃん」「いつかティファニーで朝食を」に出演する成田凌がチェック柄を取り入れたスタイルでランウェイを歩き、会場にいる女子を魅了した。ステージ終了後にはMCの山里亮太と高橋みなみとのトークが繰り広げられ、坂口さんは「心地よい緊張感で、みなさんの熱量も感じられてすごく楽しかった」とふり返った。(text:cinemacafe.net)
2016年04月09日女優の安藤サクラが、主演映画<a href="">『百円の恋』</a>の上映会&トークイベントで急遽“ハイタッチ会”を開催し、真っ赤に腫れ上がった手のひらの写真を公開した。映画『百円の恋』は、実家にひきこもって自堕落な日々を送る32歳の斎藤一子が、妹とのケンカをきっかけにやけくそで家を出て一人暮らしを始め、深夜に働きだした百円ショップで中年ボクサーと出会い、どうしてもうまくいかない日々の中で衝動的に自らボクシングを始めるというストーリー。安藤さんは同作で、第39回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞。その受賞を記念した凱旋上映として2日に東京・テアトル新宿にて上映会&トークイベントが実施された。安藤さんは4日(月)、そのイベントの模様をTwitterでふり返り、集まったファンとともに撮影した写真や動画を公開して「とってもうれしかった」「こころより感謝申し上げます。 ありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。また、「なんだかたまらなくて、名残惜しくて、お見送りしたくなって、ロビー出て咄嗟にはじめてしまった」と、イベント終了後に急遽ハイタッチ会を行ったことを明かし、多くのファンとのハイタッチで腫れ上がった手のひらの写真を公開。「急な事にもかかわらずあたたかく見守って下さったテアトル新宿の皆様、有難うございました。 この真っ赤な右手は宝物です」と喜んだ。(花)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年04月04日俳優の岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が1日、東京・汐留の日本テレビで行われた同局グループの入社式にサプライズで登場し、3人が共演する新ドラマ『ゆとりですがなにか』(17日スタート、毎週日曜22:30~23:25)にあわせ、ゆとり世代の新入社員たちに熱いエールを送った。撮影の多忙を縫って駆けつけた3人が姿を見せると、大きな歓声と拍手に包まれた会場からは、女性新入社員の「カッコいい…」の声もちらほら。3人の自己紹介の後、司会者から「一番ゆとりっぽいのは誰?」との質問が挙がり、「いっせいのせ!」でお互いを指さす展開となった。結果は、本人を含む3人全員が岡田を選択。すかさず松坂が「(岡田は)優しさにあふれている。ゆとり世代と言うと、ネガティブなイメージがつきまといがちだが、よく言えば、思いやりがあるんです」とフォローを入れ、岡田は感謝しきりで頭を下げていた。その後、ゆとり世代の特徴に該当するかどうかが分かるアンケートコーナーも実施。「私は褒められて伸びるタイプである?」の問いに、3人は「そうではない」と回答し、これについて柳楽は「だけど褒められたい。本作の現場で褒められることを増やしていきたい」と意気込みを。松坂が「悔しさをバネにやってきたところはある」と振り返った。そんな中、岡田は「褒められて伸びるタイプではない理由」を「基本的に人を信用していない(からかもしれない)」と冗談交じりに本音を吐露。「褒める人ってウソっぽく感じる。ウソをついてまで褒めなくていいよと思う(笑)」と誰もが共感するだろう等身大の言葉で語り、松坂と柳楽は、うなずきながらも「ネガティブだね(笑)」とツッコミを入れていた。最後に3人は「将来、僕をキャスティングしてください!」とちゃめっ気たっぷりに猛プッシュ。岡田は「めげずに、先を信じて頑張ってください。僕も(それを信じて)一生懸命走っています。将来、皆さんとお仕事でご一緒できることを楽しみにしています」と激励し、このサプライズを締めた。同ドラマは、人生の岐路に立つ、ゆとり世代のアラサー男子が、恋に仕事に友情に奮闘していくさまを描いた社会派ドラマ。脚本は宮藤官九郎で、安藤サクラ、吉田鋼太郎らが脇を固める。主題歌は人気バンド・感覚ピエロの「拝啓、いつかの君へ」に決定した。
2016年04月01日ミュウミュウ(MIU MIU)が3月22日、ショートフィルムプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES /女性たちの物語」の最新作『SEED』の上映会とカクテルパーティーを東京・新宿のパークハイアット東京(PARK HYATT TOKYO)にて開催した。「MIU MIU WOMEN’S TALES /女性たちの物語」は、国際的に活躍する女性監督たちが21世紀の女性らしさを表現したムービーを展開するショートフィルムシリーズ。第11弾となる最新作『SEED』では、監督をカンヌ国際映画祭で複数の受賞歴を持つ河瀬直美が、音楽をサカナクションが手掛けた。幻想的な世界が色鮮やかに描き出されている。パークハイアット東京のTHE BALLROOMで開催された上映会には、監督の河瀬直美や主演の安藤サクラを始め、女優の田中麗奈、モデルの萬波ユカ、emma、松井愛莉、三吉彩花や映画関係者やセレブリティー、インフルエンサー、ファッション関連のメディア関係者など多数のゲストが参加した。
2016年03月29日V6の岡田准一が、映画『追憶』(2017年公開予定)に主演することが18日、わかった。『駅 STATION』『鉄道員』『ホタル』など、日本映画史に残る作品を送り出した監督・降旗康男&撮影・木村大作タッグの最新作となる。岡田が演じるのは、富山県警捜査一課の四方篤。刑事である四方の前に遺体となって現れる旧友・川端悟を柄本佑、その事件の容疑者となって現れる旧友・田所啓太を小栗旬が演じる。少年時代をすごした3人が、刑事・被害者・容疑者という形で25年ぶりに再会し、過去と対峙する物語だ。また、共演に長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆が並ぶ。岡田は「映画界の至宝の方々とお仕事ができることを光栄に思います。素晴らしいキャストの皆様と、一つ一つを大切につむぎながら、降旗監督と木村大作さんの背中を追いかけていきたいと思います。お二人のエネルギーに影響を受けながら、映画を愛する方々の愛をしっかり見てきます。作品の完成を楽しみにしていて下さい」と、映画界への思いを語った。小栗は「こういった作品に声をかけていただけるとは思っていなかったので、ただ単純にとにかく存在していて良かったなと思います」と恐縮のコメントを残す。2001年のNHKドラマスペシャル『大化改新』で共演経験のある岡田については、「若き日々よりいつかまた一緒に仕事をしようと語っていた岡田さんとこういう形でお会い出来るのもとても大きな縁を感じます」と、喜びを語った。■降旗康男(監督)コメント木村大作さんとは、9年ぶりのタッグということで古巣に戻った気持ちです。歳も歳(81歳)なので、いつもこれが最後の作品になるかもしれないと思って臨んでいる中、今回また木村さんと一緒に組めて良かったです。岡田准一さんとは初めてですが、人間に内在する"陰"を演じきれる日本映画界では数少ない主演俳優だと思っているので、その"陰"をうまく引き出したいと思います。■木村大作(撮影)コメント降旗監督とは15作目になりますが、監督からは今までにやったことない事を求められていますし、今回は主役に岡田准一という俳優を新たに迎えるので「新しい旅のはじまり」だと思っています。岡田准一さんは、俳優にとって一番大切な"目"を持っていると思います。彼の横顔の伏し目に潜む"陰"を撮りたいです。また、撮影にあたり北陸の地の"厳しさ、寂しさ、美しさ"を詩情豊かに映し、都会で生きる人々をドキュメンタリー風に生々しく撮ることでその対比を上手く表現していきたいと思っています。
2016年03月18日高倉健主演『鉄道員』『ホタル』など日本映画史に残る名作を多数世に送り出してきた“監督・降旗康男&撮影・木村大作”の黄金コンビが9年ぶりにタッグを組み、主演に岡田准一、共演に小栗旬、長澤まさみ、安藤サクラほか豪華キャスト陣を迎えて贈る映画『追憶』の製作が決定。2017年公開を目指し、昨日3月17日にクランクインを迎えた。富山県警捜査一課の四方篤(岡田准一)は、富山湾を臨む氷見漁港に佇んでいた。そこで刺殺体となって発見された男は、かつて共に少年時代を過ごした旧友だった。1992年、冬の能登半島――。13歳の四方篤は、親に捨てられた同じような境遇の田所啓太、川端悟と共に、軽食喫茶「ゆきわりそう」を営む仁科涼子(安藤サクラ)・山形光男(吉岡秀隆)を慕い、家族のような日々を送っていた。しかしある事件をきっかけに、幸せだった日々は突然終わりを告げ、少年たちは離れ離れになった。あれから25年、刑事となった四方篤は、あの日2度と会わないと誓った旧友・川端悟(柄本佑)と、無残にも遺体となった姿で再会を果たす。そして捜査が進むにつれ浮かび上がった容疑者は、田所啓太(小栗旬)だった。幼少期を共に過ごした少年たちが1つの事件をきっかけに、刑事、容疑者、被害者という形で25年ぶりに再会し、封印したはずの忌まわしい過去と対峙することになる。そして、その先にある事件の真実の裏に隠された衝撃の秘密が明かされていく…。『鉄道員』で第23回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した降旗監督がメガホンを取り、『劔岳点の記』で第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した木村氏が撮影を担当し、妻夫木聡主演『憑神』以来約9年ぶりにタッグを組む本作。脚本は、高倉健の遺作となった『あなたへ』で、夫婦の繊細な心の機微を紡ぎ出した脚本家・青島武と映画監督・瀧本智行による完全オリジナルストーリー。ミステリーの中に過去と現在の登場人物たちの心情が行き交い、切なさを超えた深い感動が待つヒューマンドラマが描かれる。日本映画界の名匠揃いの本作で主演を務めるのは、第38回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞(『永遠の0』)と最優秀助演男優賞(『蜩ノ記』)のダブル受賞を果たし、現在『エヴェレスト 神々の山嶺』が公開中の岡田さん。共演には、主演作『信長協奏曲』の大ヒットが記憶に新しい小栗さんをはじめ、アニメ「僕だけがいない街」で声優に初挑戦した柄本佑、NHK大河ドラマ「真田丸」でヒロインを演じる長澤さん、ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」での迫真の演技が話題となった木村文乃、第39回日本アカデミー賞にて『百円の恋』で最優秀主演女優賞を受賞した安藤さん、そして『64 -ロクヨン-』『海賊とよばれた男』と注目作に立て続けて出演する吉岡秀隆など、日本を代表する豪華俳優陣が集結。岡田さんは「映画界の至宝の方々とお仕事ができることを光栄に思います。素晴らしいキャストの皆様と、一つ一つを大切につむぎながら、降旗監督と木村大作さんの背中を追いかけていきたいと思います。お二人のエネルギーに影響を受けながら、映画を愛する方々の愛をしっかり見てきます。作品の完成を楽しみにしていて下さい」と、熱い意気込みをコメント。また、岡田さんとは本作が初共演となる小栗さんは「こういった作品に声をかけていただけるとは思っていなかったので、ただ単純にとにかく存在していて良かったなと思います。若き日々よりいつかまた一緒に仕事をしようと語っていた岡田さんとこういう形でお会い出来るのもとても大きな縁を感じます。素晴らしいスタッフ、キャスト陣と心に語りかけられる作品作りを出来ることをいまから心待ちにしています」と、出演の喜びを寄せた。『追憶』は2017年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日岡田准一が、『あ・うん』『鉄道員』の降旗康男監督が手がける新作映画『追憶』に主演することが発表になった。降旗監督と数々の作品でタッグを組んできた木村大作が撮影を手がける。その他の情報本作は、青島武と瀧本智行が脚本を執筆したオリジナルで、幼少期をともに過ごした3人の少年が、ある殺人事件の容疑者、刑事、被害者というかたちで再会し、それぞれが自身の過去と対峙していく様を描いたもの。岡田が刑事・四方篤を、小栗旬が容疑者・田所啓太を、柄本佑が被害者・川端悟を演じるほか、長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆らが出演する。「映画界の至宝の方々とお仕事ができることを光栄に思います」という岡田は「素晴らしいキャストの皆様と、ひとつひとつを大切につむぎながら、降旗監督と木村大作さんの背中を追いかけていきたいと思います。おふたりのエネルギーに影響を受けながら、映画を愛する方々の愛をしっかり見てきます。作品の完成を楽しみにしていて下さい」と語り、小栗は「若き日々よりいつかまた一緒に仕事をしようと語っていた岡田さんとこういう形でお会い出来るのもとても大きな縁を感じます。素晴らしいスタッフ、キャスト陣と心に語りかけられる作品作りを出来ることを今から心待ちにしています」とコメントしている。名撮影監督・木村大作と9年ぶりに15度目のタッグを組む降旗監督は「古巣に戻った気持ちです。歳も歳(81歳)なので、いつもこれが最後の作品になるかもしれないと思って臨んでいる中、今回また木村さんと一緒に組めて良かったです。岡田准一さんとは初めてですが、人間に内在する“陰”を演じきれる日本映画界では数少ない主演俳優だと思っているので、その“陰”をうまく引き出したいと思います」と言い、これまで多くの名優をフィルムにおさめてきた木村は「岡田准一さんは、俳優にとって一番大切な“目”を持っていると思います。彼の横顔の伏し目に潜む“陰”を撮りたいです。また、撮影にあたり北陸の地の“厳しさ、寂しさ、美しさ”を詩情豊かに映し、都会で生きる人々をドキュメンタリー風に生々しく撮ることでその対比を上手く表現していきたいと思っています」と意気込みを語っている。撮影はすでにスタートしており、4月下旬にクランクアップ予定。2017年に全国公開される。『追憶』2017年全国東宝系にて公開
2016年03月18日宮藤官九郎と水田伸生がタッグを組み、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の人気キャストで贈る4月期放送のドラマ「ゆとりですがなにか」。先日ヒロインに安藤サクラが抜擢され、さらに話題を集めた本作だが、この度新たに「AKB48」の“ぱるる”こと島崎遥香が出演することが明らかになった。「飲み会?それって強制参加っすか?」「忙しくてメールチェックしてないんスよね、次からLINEでお願いしまーす」「道分かんなくて駅からタクっちゃいました」「うちら、ゆとりなんで」野心なし、競争意識なし、協調性なし、“ゆとり世代”…社会は彼らをそう名付けた。2002年に行われた教育改正。完全週休2日制。授業内容、時間数削減。絶対評価導入。「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの彼らは今年29歳。人生の岐路を迎える。高校が休みの土日は塾通い。大学3年生、就活しようとしたらリーマンショック。いきなりの就職氷河期。入社1年目の3月に東日本大震災。「みんな違ってみんな素敵」と教えられたはずが、気づけばここは「優勝劣敗の競争社会」果たして“ゆとり世代”は本当に“ゆとり”なのか…。脚本の宮藤さんをはじめ、メインキャストに入社7年目の主人公・坂間正和役の岡田さん、小学校教師・山路一豊役の松坂さん、11浪中の道上まりぶ役に柳楽さんがリアルな“ゆとり世代”を演じ、そして安藤さん、太賀、吉田鋼太郎という最強のチームで贈る本作は、“ゆとり第一世代” “真性ゆとり” と言われる現代の若者の生態を中心に、世の中の「モヤっとしたもの」をすくい上げ、笑いと涙で剣を刺すドラマに仕上がっている。『劇場霊』や『ホーンテッド・キャンパス』の公開を控え、女優としての活動の幅を広げる島崎さんが今回演じるのは、岡田さん演じる“ゆとり第一世代”のアラサーサラリーマンの妹・ゆとり役。その名のとおり、兄たち“ゆとり第一世代”を脅かす平成生まれの“真性ゆとり”である就活中の女子大生を演じる。そんなゆとりは、インターンは10社、実家である坂間酒造のFacebookを担当するなどウェブ系にも長けた“意識高い系”。会社にしがみついてみえる兄の生き方を「古い」「昭和くさい」と批判する、イマドキの合理的な考えを持って生きてきた。しかし社会はそんなに甘くはなく…就職、そして恋愛と、いくつもの荒波がゆとりを待ち受けるという。そんなゆとりを演じる島崎さんは「今回、こんなに素晴らしいキャストの皆さんの中にいれていただけて光栄です」と喜びを語り、「台本がとても面白く私自身もうすでにこのドラマのファンになっています。みなさん、お楽しみに!!」とメッセージを寄せた。勢ぞろいする実力派役俳優たちの中で、島崎さんが“女優”としてみせるコミカルかつ可憐な表情に注目したい。「ゆとりですがなにか」は4月17日(日)22時30分~日本テレビにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月15日3月4日(金)に発表された第39回日本アカデミー賞にて足立紳が最優秀脚本賞、安藤サクラが最優秀主演女優賞を受賞した『百円の恋』。このほど、本作の受賞を記念した凱旋上映がテアトル新宿で実施されることが決定した。斎藤一子(安藤さん)は32歳にもなって、働きもせず実家に引きこもり、自堕落な生活を送っていた。ひょんなことから妹の二三子と大ゲンカになり、家を出ていくと見栄を切ったものの、あてもお金もない一子は、100円ショップの深夜労働を始めた。ある日、<青木ボクシングジム>でストイックに練習をする一人の中年ボクサー・狩野(新井浩文)が100円にショップに訪れる。狩野から、「断られなさそうだから」という理由でデートに誘われた一子は、狩野の引退試合で初めてボクシングの試合を見る。強い羨望を抱いた一子は、悔しさと情けなさと怒りを、静かにぶつける様に、どんどんボクシングにのめり込んでいく。「百円程度の女」だった自分を奮い立たせるために。そこに見出したのは、仄かだが、確かな希望だった。2014年12月20日にテアトル新宿での公開以降、第88回アカデミー賞外国語映画部門の日本出品作品への選出をはじめ、国内外数々の映画賞に輝き異例のロングランヒットを記録した本作。先日発表された第39回日本アカデミー賞にて作品賞、監督賞(武正晴)、脚本賞(足立氏)、主演女優賞(安藤さん)、助演男優賞(新井さん)の5部門を受賞し、その中から最優秀脚本賞と最優秀主演女優の二冠に輝いた。公開から1年以上を経たこの快挙を祝し、テアトル新宿では3月26日(土)~4月8日(金)の期間、本作の凱旋上映が決定。2週間の上映期間中、武正監督、足立氏のほかスペシャルゲストを招いてのトークイベントや、観客が映画を見ながら応援する「応援上映」も予定されている。短期間での過酷な肉体改造に挑んだ安藤さんに大きな注目が集まる本作。劇場で鑑賞できるこの機会をぜひお見逃しなく。『百円の恋』は、3月26日(土)~4月8日(金)テアトル新宿にて上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年03月10日宮藤官九郎脚本のもと“ゆとり世代”の実態に迫る新日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」。既にキャストとして岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の出演が報じられている本作だが、このほど放送日が4月17日(日)に決定。新たなキャストとして、安藤サクラ、吉田鋼太郎、太賀らが出演することが明らかとなった。「飲み会?それって強制参加っすか?」「忙しくてメールチェックしてないんスよね、次からLINEでお願いしまーす」「道分かんなくて駅からタクっちゃいました」「うちら、ゆとりなんで」――野心なし、競争意識なし、協調性なし、“ゆとり世代”…社会は彼らをそう名付けた。2002年に行われた教育改正。完全週休2日制。授業内容、時間数削減。絶対評価導入。「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの彼らは今年29歳。人生の岐路を迎える。高校が休みの土日は塾通い。大学3年生、就活しようとしたらリーマンショック。いきなりの就職氷河期。入社1年目の3月に東日本大震災。「みんな違ってみんな素敵」と教えられたはずが、気づけばここは「優勝劣敗の競争社会」果たして“ゆとり世代”は本当に“ゆとり”なのか…。『ピンポン』『舞妓Haaaan!!!』など数々の映画・ドラマを手掛ける宮藤さんが脚本を務める本作。主要キャストに、入社7年目の主人公・坂間正和役の岡田さんをはじめ、小学校教師・山路一豊役の松坂さん、11浪中の道上まりぶ役に柳楽さんが顔を揃え、リアルな“ゆとり世代”を描いている。今回新たに共演に決定したのは、岡田さん演じる坂間が務める食品メーカーの同期社員・宮下茜役に、『百円の恋』で「日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞を受賞した安藤さんが、連ドラヒロインに初挑戦。また、ネットで指名して呼び出すと時間制で悩み相談にのってくれる“レンタルおじさん”・麻生厳役に、現在放送中の「東京センチメンタル」で主演を務めている吉田さん。さらに、正和の後輩で“平成うまれの真性ゆとり”、入社2年目の山岸ひろむ役に、『桐島、部活やめるってよ』など数々の映画・ドラマに引っ張りだこの太賀さんが配役されている。安藤さん演じる茜は、“ゆとり第一世代”でありながら、七転八倒の男子たちとは違い、仕事でも活躍し順調に昇進していくいわゆる“デキる女”。しかし、その一方で長年つきあっている恋人との関係や自分の未来に悩み、素直になれずさみしさを抱えているという、等身大の女性の顔も持つという役どころ。久しぶりのドラマ出演となった安藤さんは「少々緊張気味です。しかし撮影はもの凄く楽しく、宮藤さんの台詞は聞くのも言うのもわくわくします。共感したり、逆に“こんなんじゃねえよ!”と腹を立てたり、爆笑したり、色々な世代の方がこのドラマを観ながらいろんな気持ちになったらいいなと思っています」と宮藤さんとのタッグに喜びを示した。また吉田さん演じる麻生は、正和・山路・まりぶという3人の“ゆとり”男子が出会うきっかけとなる男。実はバツイチで、前妻との間に生まれた息子と同い年の女性と再婚しているという、なかなかの強烈なキャラクターを演じる吉田さんは、「本が大変面白く、早く次の回が出来ないかと待ち遠しい、素晴らしい出来になっております。岡田将生君、松坂桃李君、柳楽優弥君。みんな大好きな俳優さんたちで、公私ともに仲良くしていただき、かつ、大変尊敬している若手の俳優さんたちと三人いっぺんにご一緒できることも、意気込みにつながっております」と語っている。そして「その飲み会って強制っすか?」などと超合理的なゆとり発言を連発して周囲をザワつかせる真性ゆとりのひろむを演じる太賀さんは、「幼い頃から宮藤官九郎さんの作品に多大な影響を受けて育ちました。今回『ゆとりですがなにか』に参加出来る事は大変嬉しく、そして大変、身の引き締まる思いです」とコメントを寄せている。そのほか、高橋洋、吉岡里帆、手塚とおる、青木さやか、中田喜子ら個性豊かなキャストも勢ぞろい。様々なゆとり世代が出演する本作、キャストが口を揃えて話す宮藤さんの創り出す世界観にも期待したい。「ゆとりですがなにか」は、4月17日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月09日第39回日本アカデミー賞授賞式が3月4日(金)に開催。是枝裕和監督の『海街diary』が最優秀作品賞、監督賞を含む最多4冠を獲得。主演男優賞は二宮和也、主演女優賞は安藤サクラ、助演女優賞は2年連続となる黒木華、助演男優賞は本木雅弘が受賞した。『海街diary』は最多12部門で優秀賞を受賞しており、そのうち作品賞、監督賞に加え、撮影賞・照明賞(瀧本幹也・藤井稔恭/※この2部門は同一作品が受賞)でも最優秀賞を受賞。広瀬すずも新人俳優賞(※同部門は最優秀賞の選出はなし)を受賞している。長女を演じた綾瀬はるかの最優秀主演女優賞、次女、三女を演じた長澤まさみ、夏帆の最優秀助演女優賞獲得は残念ながらならなかったが、作品賞の受賞が決まると4姉妹全員が笑顔で是枝監督と共に壇上に並んだ。ひとつ前に発表された監督賞受賞の際には、是枝監督は「僕は、20年映画をやってきて、ここに呼んでいただけるようになったのはこの2年ほどで、ずっと他人事でTVで見て言いたい放題悪口を言ってました(笑)」と告白。続けて「またいつ呼ばれなくなるか分かんないし、おべっか言ってもしょうがないので正直に言います」と前置きし「今年は本国のアカデミー賞でもいろいろ問題があって、検討されるようですが、この(日本の)イベントも、まだまだいろんな改革をしなければいけないところがいっぱいあります。これまでは外から批判してきましたが、もういい歳ですから、一緒になって、より素敵なイベントにできるよう、自分も努力をしていきたいと思います」と愛のあるコメントで会場をわかせた。そして、今度は最優秀作品賞受賞で登壇すると、是枝監督は柔らかい笑みを浮かべ「最後に大きなご褒美が待ってました」と喜びを語った。“長女”綾瀬さんは「本当に嬉しい。みんなでひとつになって作った作品を多くの人に見ていただけたことが何よりありがたいです」と満面の笑み。“次女”長澤さんは、綾瀬さん、夏帆さんという同世代の女優、そして“妹”広瀬さんとの共演に触れ「この4人で姉妹ができてよかったです」と語る。“三女”夏帆さんは「ここにみんなで立てていることが嬉しいです」、そして末の妹の広瀬さんは「『海街diary』で家族になれたこと、全てがこれからお芝居を続けていく上で財産です。お姉ちゃんたちのような女優になれるよう、追いかけていきたいです」と笑顔を見せた。俳優部門では『母と暮せば』の二宮和也と黒木華がそろって最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞を受賞。最優秀主演女優賞には、低予算での製作、小規模公開ながらも大きな話題を呼んだ『百円の恋』の安藤サクラに輝いた。なお、『百円の恋』は足立伸が最優秀脚本賞も受賞しており、堂々の2冠を達成!そして『日本のいちばん長い日』と『天空の蜂』の2作で優秀助演男優賞受賞の本木雅弘は、この2作で票が割れることも予想されたが、見事に『日本のいちばん長い日』の昭和天皇役で最優秀賞受賞となった。本木さんは『シコふんじゃった。』(第16回)、『おくりびと』(第32回)での最優秀主演男優賞に続くアカデミー賞最優秀賞(※助演男優賞では初)受賞となった。壇上で本木さんは、出演を迷った際に義母の樹木希林の言葉に背中を押されたことを明かし「困った時の義母頼み。常に救いです。まだまだ長生きしてもらわないと」と語ったが、これに対し樹木(『あん』で優秀主演女優賞受賞)は「一家の主ですから、仕事してもらわないと。黙ってると何もしないから不安でした」と軽妙に返し、会場は笑いに包まれた。トロフィーを受け取った本木さんは改めて「原田監督にオファーをいただいて、そのささやかな入口から始まって、こんな素晴らしいことが起こるとは。2作とも、もがき、あがいた役作りでしたが、何とかやり切ることができました。50代を迎え、いい意味で肩の力が抜けていきそうな気配がします。これからもうまく時代の風をつかんで、楽しんで芝居をしていけたらと思います」と挨拶した。このほか、最優秀アニメーション作品賞は細田守監督の『バケモノの子』が獲得。また、『バクマン。』で初めて映画音楽を担当したサカナクションが、最優秀音楽賞を受賞した。『バクマン。』は編集賞でも最優秀賞を獲得しており、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」視聴者の投票による話題賞作品部門も受賞した。話題賞の俳優部門は『幕が上がる』に5人そろって主演した「ももいろクローバーZ」が受賞。新人俳優賞は有村架純、土屋太鳳、広瀬すず、藤野涼子、篠原篤、野田洋次郎、山崎賢人、山田涼介という旬な8人に贈られた。【第39回日本アカデミー賞受賞一覧】最優秀作品賞:『海街diary』最優秀監督賞:是枝裕和(『海街diary』)最優秀主演男優賞:二宮和也(『母と暮せば』)最優秀主演女優賞:安藤サクラ(『百円の恋』)最優秀助演男優賞:本木雅弘(『日本のいちばん長い日』)最優秀助演女優賞:黒木華(『母と暮せば』)最優秀脚本賞:足立紳(『百円の恋』)最優秀美術賞:花谷秀文(『海難1890』)最優秀撮影賞:瀧本幹也(『海街diary』)最優秀照明賞:藤井稔恭(『海街diary』)最優秀録音賞:松蔭信彦(『海難1890』)最優秀編集賞:大関泰幸(『バクマン。』)最優秀音楽賞:サカナクション(『バクマン。』)最優秀外国作品賞:『アメリカン・スナイパー』最優秀アニメーション作品賞:『バケモノの子』新人俳優賞:有村架純(『映画ビリギャル』)、土屋太鳳(『orange -オレンジ-)』、広瀬すず(『海街diary』)、藤野涼子(『ソロモンの偽証』)、篠原篤(『恋人たち』)、野田洋次郎(『トイレのピエタ』)、山崎賢人(『ヒロイン失格』、『orange -オレンジ-』)、山田涼介(『暗殺教室』)協会特別賞:松田和夫(衣裳)、ガル・エンタープライズ(予告編製作)協会栄誉賞:仲代達矢話題賞:<作品部門>『バクマン。』、話題賞:<俳優部門>:ももいろクローバーZ(『幕が上がる』)(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2016年03月05日第39回日本アカデミー賞において、安藤サクラが『百円の恋』で最優秀主演女優賞を獲得!本作は超低予算で制作され、わずかな館数での公開で始まったが、主演女優賞に加え、最優秀脚本賞(足立紳)にも輝き、今回の授賞式で大旋風を巻き起こした。優秀主演女優賞には『海街diary』での長女役が絶賛された綾瀬はるか、『ビリギャル』の有村架純、『あん』の樹木希林、『母と暮せば』の吉永小百合と若手からベテランまで多彩な顔ぶれが並んだが、予算規模も最小、撮影期間もわずか2週間の『百円の恋』で存在感を見せつけた安藤さんが最優秀賞を受賞した。安藤さんは2013年に「第86回キネマ旬報ベスト・テン」で史上初の、主演女優賞(『かぞくのくに』)、助演女優賞(『愛と誠』『その夜の侍』ほか)のW受賞を達成。昨年は実姉の安藤桃子がメガホンを握った『0.5ミリ』でも優秀主演女優賞を受賞したが、今年ついに最優秀賞主演女優賞受賞となった。安藤さんは本作の撮影を振り返り「2週間での撮影というのが悔しくて、みんな『やってやるぜ!』という気持ちでした」と述懐。映画では、30代になっても自堕落な生活を送っていたが、あるきっかけでボクシングに打ち込んでいく主人公・一子を演じている。オーディションでこの役を勝ち取った安藤さんは「彼女のようになりたかった」と語り、短期間での過酷な肉体改造についても赤裸々に語った。そして、プレゼンターの岡田准一から、最優秀賞受賞者として自身の名が読み上げられると、安藤さんは信じられないという表情を見せ「驚いてます!びっくりして…ジワジワと心臓が出てきちゃいそう!」と驚きを口にした。『百円の恋』は最優秀脚本賞(足立紳)も受賞。小規模公開の低予算作品の主要部門での2冠に会場は、称賛の拍手に包まれた。会場内の同作のテーブルには新井浩文(優秀助演男優賞)、武正晴監督(優秀監督賞)も同席していたが新井さんは脚本、主演女優部門での最優秀受賞について、テーブルで「絶対にない!」と語っていたそうで、最優秀脚本賞で名前を呼ばれた足立さんは「新井さんは『絶対にありませんから』と言ってたんですが、1ミリくらい期待していて…メッチャ嬉しいです」と喜びを口にした。安藤さんも、壇上でトロフィーを受け取ったのち、新井さんの発言に言及し「新井くんが『ないと思うけど、サクラが獲ったら、ウチ泣いちゃうよ』と言ってたのに、全然泣いてない!」と、壇上からツッコミ。改めて「思い出されるのは、数館から始まって口コミで上映館が増えて、みなさんに会いたくていろんなところに行かせていただいたこと。見ていただいた方のエネルギーや熱気を劇場に入った時に感じました。ジワジワとエネルギーが繋がって、こんなところにまで来られるようになった映画に参加できたことを嬉しく思います」と感激の面持ちで語った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年03月05日第39回日本アカデミー賞が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、『母と暮せば』で最優秀主演男優賞を受賞した嵐・二宮和也と、『百円の恋』で最優秀主演女優賞を受賞した女優・安藤サクラが授賞式終了後、報道陣の取材に応じた。受賞の感想を聞かれた二宮は「まだ現実味がない」と話し、「嬉しくて嬉しくてしょうがないんですけど、あれ、なんなんだ!? みたいな感じになっちゃいますね」と戸惑いながら喜んでいた。昨年最優秀主演男優賞を受賞した、ジャニーズ事務所の先輩・V6岡田准一について問われると、「『これをいただくのがゴールではない、ここからが始まりだから。俺も頑張ってきてるから、頑張れよ』と言ってもらいました」とコメント。ブロンズと一緒に写真を撮り、「落ち着いたら、新人俳優賞をとった山田(涼介)を含めて3人で会おうか」と誘われたことを明かした。前回の日本アカデミー賞は、自宅で酒を飲みながら見ていたという二宮だが、今回は授賞式の後「キャストのみんなで飲みに行く」と予定を告白。「(賞に)恥じないように、いい作品に出ていきたいと思います。本当に、いただいたことが奇跡にならないように、これからも一つ一つ頑張っていきたいと思います」としみじみと語った。一方の安藤も、受賞については「何が起こっているのかわからなくて、ガタガタガタガタ震える」「未だになぜ私が二宮くんとここに立ってるのかわからない」と驚きを語る。安藤が主演を務めた『百円の恋』は数館の上映から始まり、口コミで広がっていったため、「見てくださった方たちもきっと喜んでくださる、そういう映画に出られたこともすごく嬉しいです」と発言。「これから私は健康に気をつけて、賞をいただいたからには、悪いことはできない。これからもじわじわと、ピョンピョンと、えっちらおっちらやっていかねばならんなと思っています」と今後の抱負を示した。
2016年03月05日V6の岡田准一が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた第39回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、プレゼンターとして4回登壇した。この日は3回登壇の黒木華(助演女優賞、助演男優賞プレゼンター、協会特別賞プレゼンター)、是枝裕和監督(脚本賞、監督賞、作品賞)らがいたものの、一番登壇回数が多かったのは"プレゼンター・岡田准一"だった。岡田は前回の日本アカデミー賞で、「最優秀主演男優賞」「話題賞・俳優部門」(以上『永遠の0』)、「最優秀助演男優賞」(『蜩ノ記』)の3部門を受賞している。まず岡田が現れたのは助演女優賞で、前回の最優秀助演男優賞受賞者としてプレゼンターを務めた。受賞者たちに「この場所はすごく素晴らしい場所で、皆さんきっと今ドキドキしながら、いろんな感情を持って待たれていると思っています」と声をかけ、最優秀助演女優賞の1名を発表。黒木華(『母と暮せば』)にブロンズを渡した。2回目に現れたのは、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』リスナー投票の結果によって決まる「話題賞」。前回の話題賞・俳優部門受賞者として「僕自身、この賞をいただいたときにすごく光栄に思い、話題になるということはすごく大事だなと。今日受賞される皆さんもきっとそう思っているんじゃないかと思います」とコメントし、話題賞・俳優部門受賞のももいろクローバーZ(『幕が上がる』)、話題賞・作品部門受賞の『バクマン。』大根仁監督とかたく握手を結んだ。3回目は、前回の最優秀主演男優賞受賞者として新人俳優賞のプレゼンターとして登場し、若手の俳優たちにエール。ジャニーズ事務所の後輩であり、新人俳優賞を受賞した山田涼介(『暗殺教室』)を思わせるように「個人的に嬉しい登壇者もいますので」と発言すると、山田も頭を下げて応えていた。4回目に登場したのは、最優秀主演女優賞。前回の最優秀主演男優賞受賞者として、「女優さんというのは、現場で光のような存在に感じることがあります。『役柄に愛される』ことをさらっとされているのが印象的で、いつもすごいなと思っています」と女優陣をたたえ、最優秀主演女優賞に選ばれた安藤サクラ(『百円の恋』)の名前を読み上げた。この活躍ぶりに、ツイッターでは「またプレゼンター岡田」「深刻なプレゼンター不足?」「岡田くんずっといればいいのに」などと話題となっていた。
2016年03月05日女優の安藤サクラが4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた第39回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、『百円の恋』で最優秀主演女優賞を受賞した。登壇した安藤は「えっ……驚いてます」と目を丸くし、その衝撃を「じわじわ心臓が出てきちゃいそうな感じ」と表現。同作の支持が口コミで広がったことに触れ、「本当に観てくださった方のおかげですし、こうやってエネルギーがつながっていってこんなところに来られる。そんな映画に出会えてとにかくうれしい」と喜びを伝えた。自堕落な生活を送っていた32歳の主人公・一子(安藤)がボクシングに身を投じ、その魂と肉体が変化していく様を描く同作。700人以上の中から抜てきされた安藤は、中学時代にボクシングジムに通った経験はあったものの、約3カ月のトレーニングを経て、撮影に臨んだ。最優秀主演女優賞は、優秀主演女優賞を受賞した5人(『海街diary』の綾瀬はるか、『映画 ビリギャル』の有村架純、『百円の恋』の安藤サクラ、『あん』の樹木希林、『母と暮せば』の吉永小百合)の中から選ばれた。
2016年03月05日第39回日本アカデミー賞の授賞式が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、『海街diary』が作品賞、監督賞、照明賞、撮影賞の4部門で最優秀賞を受賞。是枝裕和監督と綾瀬はるから出演女優陣が登壇し、受賞の喜びを語った。『海街diary』は、鎌倉の一軒家で暮らす3人の姉妹と、腹違いの末っ子が家族になっていく姿を描いた作品。優秀主演女優に長女役の綾瀬はるか、優秀助演女優賞に次女役の長澤まさみと三女役の夏帆、新人俳優賞に四女役の広瀬すずと、姉妹そろっての受賞が話題となっていた。是枝監督は、「すごく長い時間をかけて撮影させていただいた、お金を出していただいたプロデューサーの方々にも本当に感謝しています」と関係者の貢献に言及。撮影は実在する鎌倉の民家を借りて1年を通して行われたため、「あの家がなかったら多分撮れなかった映画だと思います」と振り返った。一方の綾瀬は、「本当にうれしいです。みんなで一つになって作ったものを多くの方々に見ていただけたことが、何よりありがたいと思っています」と笑顔を見せ、続く姉妹たちも「同世代の女優さんと共演する機会はなかなか少ないなと思っていて、一緒に現場にいることで、自分の未熟さも感じられて、頑張らないとと勇気をもらえました」(長澤)、「ここにみんなで立てることが本当に嬉しいです」(夏帆)と喜びを伝えた。末っ子役の広瀬は感極まった様子で「この空間にいるのがすごく、鳥肌が立ちっぱなしなんですが」と前置き。「お姉さんたちのような女優さんになれるように、追いかけ続けられるように頑張ります」と今後の目標を話すと、司会を務めていた西田敏行も優しい声で「すずちゃん、頑張ってね」と声をかけていた。■最優秀賞受賞リスト作品賞…『海街diary』監督賞…是枝裕和(『海街diary』)主演男優賞…二宮和也(『母と暮せば』)主演女優賞…安藤サクラ(『百円の恋』)助演男優賞…(本木雅弘『日本のいちばん長い日』)助演女優賞…黒木華(『母と暮せば』)アニメーション作品賞…『バケモノの子』脚本賞…足立紳(『百円の恋』)音楽賞…サカナクション(『バクマン。』)編集賞…大関泰幸(『バクマン。』)録音賞…松陰信彦(『海難1890』)照明賞…藤井稔恭(『海街diary』)撮影賞…瀧本幹也(『海街diary』)美術賞…花谷秀文(『海難1890』)外国作品賞…『アメリカン・スナイパー』■これまでの最優秀作品賞第38回…『永遠の0』第37回…『舟を編む』第36回…『桐島、部活やめるってよ』第35回…『八日目の蝉』第34回…『告白』第33回…『沈まぬ太陽』第32回…『おくりびと』第31回…『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』第30回…『フラガール』第29回…『ALWAYS三丁目の夕日』第28回…『半落ち』第27回…『壬生義士伝』第26回…『たそがれ清兵衛』第25回…『千と千尋の神隠し』第24回…『雨あがる』第23回…『鉄道員(ぽっぽや)』第22回…『愛を乞うひと』第21回…『もののけ姫』第20回…『Shall we ダンス?』第19回…『午後の遺言状』第18回…『忠臣蔵外伝 四谷怪談』第17回…『学校』第16回…『シコふんじゃった。』第15回…『息子』第14回…『少年時代』第13回…『黒い雨』第12回…『敦煌』第11回…『マルサの女』第10回…『火宅の人』第9回…『花いちもんめ』第8回…『お葬式』第7回…『楢山節考』第6回…『蒲田行進曲』第5回…『駅 STATION』第4回…『ツィゴイネルワイゼン』第3回…『復讐するは我にあり』第2回…『事件』第1回…『幸福の黄色いハンカチ』
2016年03月05日第39回日本アカデミー賞において、安藤サクラが『百円の恋』で最優秀主演女優賞を獲得!本作は超低予算で制作され、わずかな館数での公開で始まったが、主演女優賞に加え、最優秀脚本賞(足立紳)にも輝き、今回の授賞式で大旋風を巻き起こした。優秀主演女優賞には『海街diary』での長女役が絶賛された綾瀬はるか、『ビリギャル』の有村架純、『あん』の樹木希林、『母と暮せば』の吉永小百合と若手からベテランまで多彩な顔ぶれが並んだが、予算規模も最小、撮影期間もわずか2週間の『百円の恋』で存在感を見せつけた安藤さんが最優秀賞を受賞した。安藤さんは2013年に「第86回キネマ旬報ベスト・テン」で史上初の、主演女優賞(『かぞくのくに』)、助演女優賞(『愛と誠』『その夜の侍』ほか)のW受賞を達成。昨年は実姉の安藤桃子がメガホンを握った『0.5ミリ』でも優秀主演女優賞を受賞したが、今年ついに最優秀賞主演女優賞受賞となった。安藤さんは本作の撮影を振り返り「2週間での撮影というのが悔しくて、みんな『やってやるぜ!』という気持ちでした」と述懐。映画では、30代になっても自堕落な生活を送っていたが、あるきっかけでボクシングに打ち込んでいく主人公・一子を演じている。オーディションでこの役を勝ち取った安藤さんは「彼女のようになりたかった」と語り、短期間での過酷な肉体改造についても赤裸々に語った。そして、プレゼンターの岡田准一から、最優秀賞受賞者として自身の名が読み上げられると、安藤さんは信じられないという表情を見せ「驚いてます!びっくりして…ジワジワと心臓が出てきちゃいそう!」と驚きを口にした。『百円の恋』は最優秀脚本賞(足立紳)も受賞。小規模公開の低予算作品の主要部門での2冠に会場は、称賛の拍手に包まれた。会場内の同作のテーブルには新井浩文(優秀助演男優賞)、武正晴監督(優秀監督賞)も同席していたが新井さんは脚本、主演女優部門での最優秀受賞について、テーブルで「絶対にない!」と語っていたそうで、最優秀脚本賞で名前を呼ばれた足立さんは「新井さんは『絶対にありませんから』と言ってたんですが、1ミリくらい期待していて…メッチャ嬉しいです」と喜びを口にした。安藤さんも、壇上でトロフィーを受け取ったのち、新井さんの発言に言及し「新井くんが『ないと思うけど、サクラが獲ったら、ウチ泣いちゃうよ』と言ってたのに、全然泣いてない!」と、壇上からツッコミ。改めて「思い出されるのは、数館から始まって口コミで上映館が増えて、みなさんに会いたくていろんなところに行かせていただいたこと。見ていただいた方のエネルギーや熱気を劇場に入った時に感じました。ジワジワとエネルギーが繋がって、こんなところにまで来られるようになった映画に参加できたことを嬉しく思います」と感激の面持ちで語った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年03月04日マグノリアベーカリー(MAGNOLIA BAKERY)が3月1日から4月15日まで、春限定の「サクラカップケーキ」を発売する。「サクラカップケーキ」(480円)は、ケーキ本体とクリームに桜の塩漬けを用いて香り豊かに仕上げたカップケーキ。桜色に仕上げられた甘さ控えめのクリームを使用しており、桜の香りと微かな塩気が春の気分を盛り上げてくれる。
2016年03月03日ミュウミュウ(MIU MIU)が2月16日、国際的に活躍する女性映画監督が手掛けるショートフィルムプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES(女性たちの物語)」の第11弾となる河瀬直美監督の『SEED』をニューヨークで初公開した。「MIU MIU WOMEN’S TALES」プロジェクトは、国際的に活躍する女性監督たちが21世紀の女性らしさを鋭い視点で称えた作品を展開するショートフィルムシリーズ。2011年にスタートし、これまでにそれぞれ異なるシネマチックな世界が描き出された10本のショートフィルムが公開されており、ヴェネツィア・デイズのプログラムやニューヨークコレクションでも上映されている。第11弾となる同フィルムは、カンヌ国際映画祭で複数の受賞歴を持つ日本人監督の河瀬直美によって制作されたもの。主人公には国内外の映画賞を多数受賞している安藤サクラを起用した。安藤サクラはフィルムの中で、野生的な大自然が息づく奈良から東京の混沌とした人混みへ旅に出るひとりの少女を演じている。音楽はサカナクションが手掛けた。ニューヨークでの初公開に続き、9月に開催されるヴェネツィア映画祭のヴェネツィア・デイズ部門Giornate degli Autoriにおいても公開を予定している。なお、同プロジェクトのアーカイブは、独占インタビューや撮影風景とともにミュウミュウの公式ホームページ()にて閲覧可能となっている。動画引用元: (ミュウミュウオフィシャルYouTube:
2016年02月17日サクラサクホールディングスとサクラサクマーケティング(サクラサクグループ)は2月4日、SEOや、リスティング広告やコンテンツ・ライティングなどWebマーケティングにおける各種分析ツール、最新情報、ノウハウなどを無償で提供するサイト「サクラサクLABO-β版」を開設した。同サイトで提供するツールは、以下の8種類。・Yahoo!&Google順位変動調査ツール: 同社独自という調査方法で検索エンジンの変動状況を数値化しリアルタイム配信する・ツール被リンク(バックリンク)分析ツール: 自社サイトへのリンク(バックリンク)を分析・チェックする・HTML&ソースコード分析ツール: 指定したURLのSEOにおける主要タグ(title、canonical、alternateなど)の値を返し、分析・チェックする・共起語&関連語検索調査ツール: 指定したキーワードに対する関連キーワードや、合わせてよく利用されるキーワードなど抽出する・リダイレクト&ステータスコードチェックツール: 指定したURLのステータスコードの値を返し、HTTPSや多段リダイレクトにも対応する・Google否認(disavowツール)ファイル生成ツール: disavowツールにドメイン単位で否認する際のアップ・ファイルを生成する・スマホキャプチャツール: スマートフォンでのサイトの見え方を表示してキャプチャする・スマホSERPsキャプチャーツール: スマートフォンでのGoogleの検索結果(SERPs)を表示してキャプチャする同社では同サイトを通じ、各種SEOにおける無料診断やペナルティ分析、コンサルティング相談などを随時受け付けているとのことだ。
2016年02月05日俳優の西田敏行、女優の宮沢りえが18日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた、「第39回日本アカデミー賞」の優秀賞発表記者会見に出席した。日本アカデミー賞協会が主催する『第39回日本アカデミー賞』は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。なお、優秀賞の中から最優秀賞を決定する授賞式を、3月4日21時から日本テレビ系で放送する。また、授賞式の司会には、昨年に続いて西田敏行が務めるほか、『紙の月』で第38回最優秀主演女優賞に輝いた宮沢りえが担当する。昨年に続いての大役となった西田は「去年の授賞式も大変楽しく務めさせてもらいました。今年も素晴らしいお相手を皆様から選んでいだたきまして大変うれしく思います。楽しい司会を務めたいと思っています」と意欲。一方の宮沢は2003年以来、12年振りの司会役で「アカデミー賞の主演女優賞という素晴らしい賞をいただくと、司会という大役がもれなくついてきますが、背筋が伸びる感じです。西田さんがご一緒なのでとても安心ですし、楽しみたいと思っています」と意気込んだ。その宮沢は昨年の授賞式を舞台公演のため欠席したが、「昨年は受賞の瞬間に立ち会えなくてとても残念でしたが、舞台中に報告を受けて飛び上がるほど嬉しかったし、共演者の方々から褒めていただきました。今年はその瞬間に立ち会うことができるので、とても嬉しく思っています」と待ち遠しい様子だった。○『第39回日本アカデミー賞』の主な受賞作品・受賞者(50音順)優秀作品賞『海街diary』『海難1890』『日本のいちばん長い日』『母と暮せば』『百円の恋』優秀アニメーション作品賞『心が叫びたがってるんだ。』『百日紅~Miss HOKUSAI』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』『バケモノの子』『ラブライブ!The School Idol Movie』優秀監督賞大根仁『バクマン。』是枝裕和『海街diary』武正晴『百円の恋』田中光敏『海難1890』原田眞人『日本のいちばん長い日』優秀主演男優賞内野聖陽『海難1890』大泉洋『駆込み女と駆出し男』佐藤浩市『起終点駅 ターミナル』二宮和也『母と暮せば』役所広司『日本のいちばん長い日』優秀助演男優賞浅野忠信『母と暮せば』新井浩文『百円の恋』伊藤淳史『映画 ビリギャル』染谷将太『バクマン。』本木雅弘『天空の蜂』本木雅弘『日本のいちばん長い日』優秀主演女優賞綾瀬はるか『海街diary』有村架純『映画 ビリギャル』安藤サクラ『百円の恋』樹木希林『あん』吉永小百合『母と暮せば』優秀助演女優賞夏帆『海街diary』黒木華『母と暮せば』長澤まさみ『海街diary』満島ひかり『駆込み女と駆出し男』吉田羊『映画 ビリギャル』新人俳優賞有村架純『映画 ビリギャル』土屋太鳳『orange‐オレンジ‐』広瀬すず『海街diary』藤野涼子『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』篠原篤『恋人たち』野田洋次郎『トイレのピエタ』山崎賢人『orange‐オレンジ‐』『ヒロイン失格』山田涼介『映画 暗殺教室』※作品名は対象作品
2016年01月19日あきんどスシローは1月8日~2月14日、ネスレ「キットカット」を使用した「キット、サクラサクよ。パフェ」(税別240円)を全国の「スシロー」店舗で期間限定販売する。キットカットは、受験生へ激励の意味を込めて贈ったり、恋愛やスポーツのシーンにおいても大切な人に応援の気持ちを伝えたりするコミュニケーションツールとして親しまれている。今回発売するパフェには、チョコレートムースの上に大きなチョコレートアイスをのせ、キットカットといちごをトッピングした。キットカットは、デザートの素材として使いやすいよう開発された「キットカット フォーカフェ」を使用しているため、よりサクッとした食感が楽しめるとのこと。
2016年01月06日10月22日(木)、六本木ヒルズアリーナにて第28回東京国際映画祭レッドカーペットイベントが開催。国内外からの豪華俳優陣の登場に、会場は黄色い声で埋め尽くされた。開幕冒頭から、特別招待作品『サヨナラの代わりに』の主演を務めるヒラリー・スワンクが登場。胸元のパープルの飾りが映える白いギャザードレス姿のヒラリーに、会場中から歓声がわいていた。さらに、来日女優としては『黄金のアデーレ名画の帰還』で主演を務めたヘレン・ミレンの登場に、会場からは大声で名前を呼ぶ声が飛び交う。花の刺繍が施され、胸元から肩を露出したベージュのドレス姿のヘレンは、落ち着いた美しさで会場を魅了していた。日本の女優陣は、色はシンプルながらも少し個性的なデザインのドレスが目を引いた。『の・ようなもののようなもの』の松山ケンイチやでんでんと一緒に登場した北川景子は、黒を基調としていながらもビビットのイエローのラインが入ったドレス姿を披露。松山さんと一緒に、多くの来場者にサインで応じていた。コンペティション出品の『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』からは、監督の中村義洋と共に竹内結子、橋本愛が登場。竹内さんは、肩に結び目のついた一枚布のようなシンプルなダークネイビーのドレス姿、橋本さんは大ぶりなギャザーが施されたブラックのドレスと、どちらも個性的な印象ながらもシックな雰囲気を放っていた。同じくコンペティション出品作品である『FOUJITA』の中谷美紀は、ショートハイネックのホワイトドレスに、シンプルなヘッドドレス姿で登場。「何しゃべればいいんでしたっけ?」ととぼけるオダギリジョーに会場からは笑いが起き、中谷さんは落ち着いた語りで作品の魅力を語り、フランス語が披露される一幕もあった。ほかにも『シーズンズ2万年の地球旅行』でナレーションを務めた木村文乃は、ホワイトのロングドレス、クロージングを飾る『起終点駅ターミナル』の本田翼はクリーム色の着物姿を披露し、どちらも落ち着いた魅力を放っていた。さらにイベントでは、初のドキュメンタリー『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』が出品された「Perfume」の3人や、『劇場霊』の島崎遥香、『0.5ミリ』の安藤サクラなどの女性陣が会場を沸かせていた。第28回東京国際映画祭は、10月31日(土)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日シネマヴェーラ渋谷で開催中の特集企画“カンヌ凱旋記念 黒沢清レトロスペクティブ”で23日に、『ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト』の上映が行われ、本作に出演した柄本佑がトークイベントに登壇。10月1日(木)より公開される監督の新作『岸辺の旅』について熱く語った。その他の写真父・柄本明は『ドッペルゲンガー』や『岸辺の旅』に、妻の安藤サクラは『贖罪』に出演。姉は『リアル~完全なる首長竜の日~』に製作スタッフとして参加するなど、黒沢監督作品とは深い縁がある柄本一家。柄本は「柄本家は全員、黒沢監督のファン」だといい、「だからうちの姉が製作部で『リアル…』の現場に入るって聞いたときには、家族で『いいなぁ』とうらやましがった」と明かした。現場での黒沢監督は、俳優にはっきりとした指示を出さず、丁寧な物言いで「こんな風にしてみてもいいですけれども、別にやらなくても良いです」というような演出の仕方をすると説明。監督から「『勝手にしやがれ』という映画でジャン=ポール・ベルモンドがこんな風に走っていくんですよね」と指示を出された際、「そういう風に引き合いに出すので、僕も何か出さないと、と思って『撃たれてはいませんけどね』と返しました」と撮影でのエピソードを次々に披露し、場内からは笑い声が上がった。そして話題は今年のカンヌ映画祭“ある視点”部門で日本人初の“監督賞”に輝いた『岸辺の旅』へ。関係者でぎゅうぎゅう詰めの試写室でいち早く本作を観たという柄本。「プレッシャーを感じながらだったので、まだ冷静に観られてはいないのですが…」と前置きしながら、「オープニングからなんだか泣けたんです。途中で曲がかかるときにも涙腺が緩みましたが、冒頭からぐっとくるというのは初めてでしたね」と話し、「いつも黒沢監督の映画には、現実の中の異世界を感じるんですが、今作は真逆で、異世界の人が普通にいるというか、それがすごく不思議で、幽霊がそもそも異質なものだからなのか、ほかの黒沢監督の作品の中でも普通すぎるほど普通で、それに逆に緊張感を感じました」と語った。特集企画“カンヌ凱旋記念 黒沢清レトロスペクティブ”10月9日(金)までシネマヴェーラ渋谷にて開催中『岸辺の旅』10月1日(木)テアトル新宿ほか全国ロードショー
2015年09月24日鬼才・石井隆監督による映画『GONIN サーガ』の完成披露試写会が17日(木)都内で行われ、主演の東出昌大、共演の桐谷健太、柄本佑、土屋アンナ、安藤政信、福島リラ、そして石井監督が舞台挨拶に立った。佐藤浩市、本木雅弘らオールスターキャスト出演のハードボイルド映画『GONIN』、19年ぶりの続編。指定暴力団五誠会系大越組襲撃から19年後を舞台に、襲撃事件で殺された大越組の若頭・久松の遺児・勇人(東出さん)、その幼馴染で大越組長の遺児・大輔(桐谷さん)、襲撃事件を追う富田と名乗るルポライター(柄本さん)、そして五誠会に囲われる元アイドルの麻美(土屋さん)らが、尊厳と復讐のために血の雨を降らせる。劇中で東出さんから“ジュニア”と呼ばれていた桐谷さんは「現場では“勇人”“ジュニア”と呼び合っていたので、撮影後の番宣では(東出さんから)“クンかサンのどちらで呼べばいいですか?”と言われた」と東出さんの礼儀正しい性格を明かしながら「相変わらず優しくてチャーミング。身長が高いだけじゃないぞー」といじりつつ褒め称えていた。また前作から19年後が映画の舞台になっていることにちなみ、19年前の自分自身の様子を聞かれた桐谷さんは「16、17歳くらいで、役者になってやるという意識が強かった。目立とうと思って、スカートをはいていましたね。シースルーのスケスケシャツを素肌の上に着て、学校にも行っていた」と斬新すぎる当時のファッション・センスを回想。さらに「なんで自分が雑誌の表紙にならないんだ?と思って、自分で雑誌の表紙を作ったり、ラジオも友達と作っていました」と若気の至りを明かしていた。また石井監督映画の大ファンという安藤さんは「オファーが来たときはフリーで事務所に入らずにブラブラしている時で」と話し始めると、石井監督が「南極にいたんでしょ?」と不可解なツッコミをしてニヤリ。石井監督が安藤さんをウィキペディアで調べた際に、“南極にいる”と書かれていたそうだが、安藤さんは「監督はそれを鵜呑みにしたらしいけれど、俺は普通に自宅にいた」と苦笑い。すかさず柄本さんが「安藤さんは南極に行ったことはあるんですか?」と聞くと、「ない、ない(どうして書かれたのか)俺の方が聞きたいよ」とウィキペディア情報を否定していた。映画『GONIN サーガ』は、9月26日より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月17日